JP2018009586A - 駆動力伝達装置及び駆動力伝達システム - Google Patents

駆動力伝達装置及び駆動力伝達システム Download PDF

Info

Publication number
JP2018009586A
JP2018009586A JP2016136625A JP2016136625A JP2018009586A JP 2018009586 A JP2018009586 A JP 2018009586A JP 2016136625 A JP2016136625 A JP 2016136625A JP 2016136625 A JP2016136625 A JP 2016136625A JP 2018009586 A JP2018009586 A JP 2018009586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driving force
input
force transmission
inner ring
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016136625A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6685191B2 (ja
Inventor
野田 公一
Koichi Noda
公一 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Jitsugyo Co Ltd
Original Assignee
Ebara Jitsugyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Jitsugyo Co Ltd filed Critical Ebara Jitsugyo Co Ltd
Priority to JP2016136625A priority Critical patent/JP6685191B2/ja
Publication of JP2018009586A publication Critical patent/JP2018009586A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6685191B2 publication Critical patent/JP6685191B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構造で安価に形成することができ、効率良く回転数を切り替えることが可能な駆動力伝達装置及び駆動力伝達システムを提供する。【解決手段】駆動力伝達装置1は、第1駆動源3からの入力と第2駆動源4からの入力を切り替えることによって異なる速度で回転体2を回転させる駆動力伝達装置1であって、第1駆動源3の駆動力が入力されて回転する第1入力部5と、第2駆動源4の駆動力が入力されて回転する第2入力部6と、第1駆動源3又は第2駆動源4の駆動力を回転体2に出力する出力部7と、第1入力部5からの駆動力を出力部7に伝達する第1切替部50と、第2入力部6からの駆動力を出力部7に伝達する第2切替部60と、第1入力部5及び第2入力部6をそれぞれ回転可能に支持する支持部9と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、駆動源が発生した駆動力を回転体に伝達する駆動力伝達装置及び駆動力伝達システムに関する。
従来、回転体の回転数を変更する方法として、例えば、モータの回転数をインバーターによって制御する方法が開示されている(特許文献1)。しかしながら、インバーターによる回転数制御は、回転数の変化率が小さい場合に用いられるものであって、回転数の変化率が大きい場合には、通常のインバーターによる制御を使用することはなかった。
特開平8−126376号公報
また、サーボモータの駆動力により減速機を介して回転体を回転させるシステムにおいて、回転体の速度に応じてインバーターを用いて、サーボモータを制御する方法が考えられる。しかしながら、サーボモータは高額であり、さらにインバーターとサーボモータのための2つの制御装置が必要となるため、より高額なシステムとなってしまう。
本発明は上記課題を解決し、簡単な構造で安価に形成することができ、効率良く回転数を切り替えることが可能な駆動力伝達装置及び駆動力伝達システムを提供することを目的とする。
本発明にかかる駆動力伝達装置は、
第1駆動源からの入力と第2駆動源からの入力を切り替えることによって異なる速度で回転体を回転させる駆動力伝達装置であって、
前記第1駆動源の駆動力が入力されて回転する第1入力部と、
前記第2駆動源の駆動力が入力されて回転する第2入力部と、
前記第1駆動源又は前記第2駆動源の駆動力を前記回転体に出力する出力部と、
前記第1入力部からの駆動力を前記出力部に伝達する第1切替部と、
前記第2入力部からの駆動力を前記出力部に伝達する第2切替部と、
前記第1入力部及び前記第2入力部をそれぞれ回転可能に支持する支持部と、
を備える
ことを特徴とする。
本発明にかかる駆動力伝達装置では、
前記第1切替部は、
第1内輪と、
第1外輪と、
前記第1内輪の外周側の両端及び前記第1外輪の内周側の両端に組み付けられる第1切替用ベアリングと、
前記第1内輪と前記第1外輪との動力の伝達を接続又は切離する複数の第1カムと、
前記複数の第1カムが所定の角度で傾斜するように付勢する環状の第1スプリングと、
を有し、
前記第2切替部は、
第2内輪と、
第2外輪と、
前記第2内輪の外周側の両端及び前記第2外輪の内周側の両端に組み付けられる第2切替用ベアリングと、
前記第2内輪と前記第2外輪との動力の伝達を接続又は切離する複数の第2カムと、
前記複数の第2カムが所定の角度で傾斜するように付勢する環状の第2スプリングと、
を有する
ことを特徴とする。
本発明にかかる駆動力伝達装置では、
前記第1内輪は、前記第1入力部に連結され、
前記第1外輪は、前記出力部に連結され、
前記第2内輪は、前記第2入力部に連結され、
前記第2外輪は、前記出力部に連結される
ことを特徴とする。
本発明にかかる駆動力伝達装置は、
前記第1内輪と前記第2内輪の内周側で、前記第1入力部と前記第2入力部を相対回転可能に連結するスリーブを有する
ことを特徴とする。
本発明にかかる駆動力伝達装置では、
前記第1外輪は、前記第1入力部に連結され、
前記第1内輪は、前記出力部に連結され、
前記第2外輪は、前記第2入力部に連結され、
前記第2内輪は、前記出力部に連結される
ことを特徴とする。
本発明にかかる駆動力伝達システムは、
前記駆動力伝達装置と、
駆動力を発生する前記第1駆動源と、
駆動力を発生する前記第2駆動源と、
前記第1駆動源又は前記第2駆動源によって駆動される前記回転体と、
を備え、
前記駆動力伝達装置は、前記第1駆動源によって前記回転体が駆動される状態と、前記第2駆動源によって前記回転体が前記第1駆動源とは異なる速度で駆動される状態と、を切り替える
ことを特徴とする。
本発明にかかる駆動力伝達装置及び駆動力伝達システムによれば、簡単な構造で安価に形成することができ、効率良く回転数を切り替えることが可能となる。
第1実施形態の駆動力伝達装置及び駆動力伝達システムの一部を示す。 図1のII−II断面を含む第1実施形態の駆動力伝達システムを示す。 第1実施形態の駆動力伝達装置1の第1カム周辺の構造を示す。 第1実施形態の駆動力伝達装置1の第1カムの作動状態を示す。 第1実施形態の駆動力伝達装置1の第2カムの非作動状態を示す。 第1モータが作動状態の時の第1実施形態の駆動力伝達装置の動力伝達を示す。 第2モータが作動状態の時の第1実施形態の駆動力伝達装置の動力伝達を示す。 第1実施形態の駆動力伝達システムの組み付け方法を示す。 第2実施形態の駆動力伝達装置及び駆動力伝達システムを示す。 第2実施形態の駆動力伝達装置の第1カムの作動状態を示す。 第2実施形態の駆動力伝達装置の第2カムの非作動状態を示す。 第1モータが作動状態の時の第2実施形態の駆動力伝達装置の動力 第2モータが作動状態の時の第2実施形態の駆動力伝達装置の動力伝達を示す。 第3実施形態の駆動力伝達装置及び駆動力伝達システムを示す。 第4実施形態の駆動力伝達装置及び駆動力伝達システムを示す。
以下、図面を参照して本発明にかかる駆動力伝達システム10の実施形態を説明する。
図1は、第1実施形態の駆動力伝達装置1及び駆動力伝達システム10の一部を示す。図2は、図1のII−II断面を含む第1実施形態の駆動力伝達システム10を示す。
第1実施形態の回転体2の駆動力伝達システム10は、駆動力伝達装置1と、回転体2と、第1駆動源としての第1モータ3と、第2駆動源としての第2モータ4と、を備える。駆動力伝達装置1は、第1モータ3及び第2モータ4の駆動力を回転体2に伝達する。第1モータ3及び駆動力伝達装置1は、回転体2が10〜20rpm程度で回転するように設定されると好ましい。第2モータ4及び駆動力伝達装置1は、回転体2が5〜20rph程度で回転するように設定されると好ましい。回転体2としては、空調機に用いるデシカントローター等のローターが好ましい。
第1モータ3と第2モータ4は、同時に駆動しないことが好ましい。したがって、駆動力伝達装置1は、第1モータ3の駆動力のみを回転体2に伝達する状態と、第2モータ4の駆動力のみを回転体2に伝達する状態と、を切り替える。
第1モータ3の回転数は、第2モータ4の回転数と異なる。以下の実施形態では、第1モータ3は、第2モータ4より高速に回転するものとする。したがって、回転体2は、第1モータ3の駆動力が駆動力伝達装置1によって伝達された場合の方が、第2モータ4の駆動力が駆動力伝達装置1によって伝達された場合よりも、高速に回転する。
駆動力伝達装置1は、第1モータ3の駆動力が入力されて回転する第1入力部5と、第2モータ4の駆動力が入力されて回転する第2入力部6と、第1モータ3及び第2モータ4の駆動力を回転体2に出力する出力部7と、第1入力部5からの駆動力を出力部7に伝達する第1切替部としての第1カムクラッチ50と、第2入力部6からの駆動力を出力部7に伝達する第2切替部としての第2カムクラッチ60と、第1入力部5と第2入力部6を相対回転可能に連結するスリーブ8と、第1入力部5及び第2入力部6をそれぞれ回転可能に支持する支持部9と、を有する。
第1入力部5は、第1モータ3の駆動力が入力する側の第1基端部5aと、支持部9に支持される第1中間部5bと、スリーブ8に支持される第1先端部5cと、を有し、軸Cを中心に回転する。本実施形態では、第1基端部5aは、第1モータ3から駆動力が入力される。第1中間部5bは、第1基端部5aより径が細く、第1基端部5a側で支持部9のケース91に入力用ベアリング92を介して軸Cを中心に回転可能に支持され、第1先端部5c側で第1カムクラッチ50に連結される。第1先端部5cは、第1中間部5bより径が細く、外周でスリーブ8に対して相対回転可能に連結される。
第2入力部6は、第2モータ4の駆動力が入力する側の第2基端部6aと、支持部9に支持される第2中間部6bと、スリーブ8に支持される第2先端部6cと、を有し、軸Cを中心に回転する。本実施形態では、第2基端部6aは、第2モータ4から駆動力が入力される。第2中間部6bは、第2基端部6aより径が細く、第2基端部6a側で支持部9のケース91に入力用ベアリング92を介して軸Cを中心に回転可能に支持され、第2先端部6c側で第2カムクラッチ60に連結される。第2先端部6cは、第1中間部5bより径が細く、外周でスリーブ8に対して相対回転可能に連結される。
出力部7は、第1カムクラッチ50及び第2カムクラッチ60から伝達された駆動力を回転体2に出力する。出力部7は、第1カムクラッチ50及び第2カムクラッチ60から駆動力が伝達されるクラッチ連結部71と、クラッチ連結部71と一体に回転する円板部72と、円板部72から回転体2に駆動力を伝達する伝達部73と、を有する。本実施形態では、クラッチ連結部71は、円筒状に形成される。円板部72は、クラッチ連結部71の外周に溶接等で一体に取り付けられるスプロケット又はプーリ等から構成される。伝達部73は、チェーン又はベルト等から構成される。
第1カムクラッチ50は、第1入力部5に連結された第1内輪51と、出力部7に連結された第1外輪52と、第1内輪51の外周側の両端及び第1外輪52の内周側の両端に組み付けられる第1カムクラッチ用ベアリング53と、第1内輪51から第1外輪52への動力の伝達を接続又は切離する複数の第1カム54と、複数の第1カム54が所定の角度で傾斜するように付勢する環状の第1スプリング55と、を有する。
第1内輪51は、その内周に第1入力部5の外周が嵌め込まれる。そして、第1入力部5と第1内輪51は一体に回転する。第1外輪52は、クラッチ連結部71の内周に嵌め込まれる。そして、第1外輪52とクラッチ連結部71は一体に回転する。
第2カムクラッチ60は、第2入力部6に連結された第2内輪61と、出力部7に連結された第2外輪62と、第2内輪61の外周側の両端及び第2外輪62の内周側の両端に組み付けられる第2カムクラッチ用ベアリング63と、第2内輪61から第2外輪62への動力の伝達を接続又は切離する複数の第2カム64と、複数の第2カム64が所定の角度で傾斜するように付勢する環状の第2スプリング65と、を有する。
第2内輪61は、その内周に第2入力部6の外周が嵌め込まれる。そして、第2入力部6と第2内輪61は一体に回転する。第2外輪62は、クラッチ連結部71の内周に嵌め込まれる。そして、第2外輪62とクラッチ連結部71は一体に回転する。
スリーブ8は、第1入力部5と第2入力部6をそれぞれ相対回転可能に支持する。したがって、第1入力部5が回転してもスリーブ8は回転せず、第2入力部6が回転してもスリーブ8は回転しない。スリーブ8は、第1入力部5と第2入力部6の回転中心が軸Cと重なるように第1入力部5と第2入力部6を支持する。スリーブ8を用いることで、第1入力部5と第2入力部6の回転中心と軸Cが一直線上になり、カムクラッチの偏芯による動作不能を防止することが可能となる。
駆動力伝達装置1は、図2に示すように設置されると、設置スペースが小さくなり、好ましい。なお、伝達部73にテンションを与えるテンションローラーTは、用いなくてもよい。
図3は、第1実施形態の駆動力伝達装置1の第1カム54周辺の構造を示す。
第1カム54は、図1に示した軸Cに対して直交する断面内で、上方が角が丸みをおびた略三角形状に形成され、下方が略円形状に形成される。第1カム54は、第1内輪51と第1内輪接触部54aで接触し、第1外輪52と第1外輪接触部54bで接触する。図1に示した軸Cに対して直交する断面内で、第1内輪接触部54aと第1外輪接触部54bを通る線Aは、第1内輪51と第1外輪52の中心軸を通る線Bに対して傾斜する。すなわち、線Aと線Bは、所定の角度ずれた状態となる。
第1カム54は、軸方向の両端に第1内輪51側が切り欠かれた段部54cが形成される。段部54cには、第1スプリング55の外周側が当接する。そして、第1スプリング55は、第1カム54を図3の矢印Fで示す方向に付勢する。
次に、駆動力伝達装置1の作動について説明する。ここでは、第1モータ3が駆動状態、第2モータ4が非駆動状態の場合について説明する。
図4は、第1実施形態の駆動力伝達装置1の第1カム54の作動状態を示す。
第1モータ3が駆動すると、駆動力伝達装置1の第1入力部5が回転し、第1内輪51が回転する。第1内輪51が図4に示した黒塗り矢印D1の方向に回転すると、第1カム54は即座に回転し、第1内輪51及び第1外輪52と噛み合う。したがって、第1内輪51、第1カム54、第1外輪52及び出力部7のクラッチ連結部71は、一体に黒塗り矢印D2の方向に回転する。
図5は、第1実施形態の駆動力伝達装置1の第2カム64の非作動状態を示す。
図4の状態で出力部7のクラッチ連結部71が回転すると、図5に示す白塗り矢印の方向に第2外輪62が回転する。第2外輪62が図5に示した白塗り矢印D3の方向に回転すると、第2カム64は即座に回転し、第2外輪62から離間する。したがって、第2外輪62が空転し、第2内輪61は回転しない。
図6は、第1モータ3が作動状態の時の第1実施形態の駆動力伝達装置1の動力伝達を示す。
第1カム54は、第1内輪51から第1外輪52への動力の伝達を接続する。その結果、図1に示した第1モータ3の駆動力が駆動力伝達装置1を介して図1に示した回転体2に伝達される。すなわち、図1に示した第1モータ3が回転すると、第1入力部5、第1内輪51、第1カム54、第1外輪52、クラッチ連結部71及び円板部72が回転し、伝達部73を移動させる。そして、伝達部73の移動により、図1に示した回転体2が回転する。
しかしながら、第2カム64は、第2外輪62から第2内輪61への動力の伝達を切断する。その結果、図1に示した第1モータ3の駆動力は駆動力伝達装置1を介して図1に示した第2モータ4へは伝達されない。すなわち、クラッチ連結部71の回転により、第2外輪62は回転するが、第2内輪61及び第2入力部6が回転することはない。
図7は、第2モータ4が作動状態の時の第1実施形態の駆動力伝達装置1の動力伝達を示す。
図4〜図6では、第1モータ3が駆動状態、第2モータ4が非駆動状態の場合について説明した。第1モータ3が非駆動状態、第2モータ4が駆動状態の場合については、図7に示すように、第1カムクラッチ50と第2カムクラッチ60の作動状態が、図6に示した作動状態とは逆になる。図6に示した第1カムクラッチ50と第2カムクラッチ60を反対にすればよいだけなので、具体的な説明は省略する。
このように、第1実施形態の駆動力伝達装置1によれば、簡単な構造で安価に装置を形成することができ、効率良く回転数を切り替えることが可能となる。また、第1カムクラッチ50と第2カムクラッチ60を用いることで、簡単な構造で第1内輪51と第1外輪52との動力の伝達を適切に接続又は切離することが可能となる。さらに、1つの軸上に第1入力部5と第2入力部6が設置されることとなり、装置を小型化することが可能となる。また、スリーブ8を用いることによって、第1入力部5と第2入力部6の中心軸Cを適切にあわせることが可能となる。
図8は、第1実施形態の駆動力伝達システム10の組み付け方法を示す。図8(a)は、第1入力部5及び第2入力部6を組み付ける前の状態を示す。図8(b)は、スリーブ8を組み付けた状態を示す。図8(c)は、第1入力部5及び第2入力部6を組み付けた後の状態を示す。なお、図8では、第1カムクラッチ50と第2カムクラッチ60の内部構造は省略する。
図8(a)に示すように、第1入力部5、第2入力部6、第1カムクラッチ50、第2カムクラッチ60、出力部7及び支持部9をそれぞれ準備する。支持部9では、ケース91に入力用ベアリング92を設置する。
続いて、図8(b)に示すように、スリーブ8を第1カムクラッチ50又は第2カムクラッチ60の内周に設置する。この時点で、スリーブ8は、第1カムクラッチ50及び第2カムクラッチ60の両方に接触するように設置しなくてもよい。
次に、図8(c)に示すように、第1入力部5の第1先端部5cと第1中間部5b及び第2入力部6の第2先端部6cと第2中間部6bをそれぞれ入力用ベアリング92に貫通させる。そして、第1入力部5の第1先端部5cと第1中間部5bの一部及び第2入力部6の第2先端部6cと第2中間部6bの一部をそれぞれ第1カムクラッチ50及び第2カムクラッチ60にそれぞれ挿入する。
最後に、第1入力部5の先端部5a及び第2入力部6の先端部6aをそれぞれスリーブ8に挿入する。この時、第1入力部5の基端部5aと中間部5bとの境界に形成された段部及び第2入力部6の基端部6aと中間部6bとの境界に形成された段部が入力用ベアリング92にそれぞれ接触すると、自然にスリーブ8が中央に位置するように、予め寸法を設定しておくと好ましい。
このように、第1実施形態の駆動力伝達システム10の組み付け方法によれば、第1入力部5と第2入力部6の中心軸Cを、容易且つ適切にあわせることが可能となる。したがって、生産性が向上し、低コストに製作することが可能となる。
図9は、第2実施形態の駆動力伝達装置1及び駆動力伝達システム10を示す。
図9に示す第2実施形態の回転体2の駆動力伝達システム10は、駆動力伝達装置1と、回転体2と、第1駆動源としての第1モータ3と、第2駆動源としての第2モータ4と、を備える。
駆動力伝達装置1は、第1モータ3及び第2モータ4の駆動力を回転体2に伝達する。第1モータ3と第2モータ4は、同時に駆動しないことが好ましい。したがって、駆動力伝達装置1は、第1モータ3の駆動力のみを回転体2に伝達する状態と、第2モータ4の駆動力のみを回転体2に伝達する状態と、を切り替える。
駆動力伝達装置1は、第1モータ3の駆動力が入力されて回転する第1入力部5と、第2モータ4の駆動力が入力されて回転する第2入力部6と、第1モータ3及び第2モータ4の駆動力を回転体2に出力する出力部7と、第1入力部5からの駆動力を出力部7に伝達する第1切替部としての第1カムクラッチ50と、第2入力部6からの駆動力を出力部7に伝達する第2切替部としての第2カムクラッチ60と、第1入力部5及び第2入力部6をそれぞれ回転可能に支持する支持部9と、を有する。
第1入力部5は、第1モータ3の駆動力が入力する側の第1基端部5aと、支持部9に支持される第1中間部5bと、第1カムクラッチ50を支持する第1先端部5cと、を有し、軸Cを中心に回転する。本実施形態では、第1基端部5aは、第1モータ3から駆動力が入力される。第1中間部5bは、第1基端部5aより径が細く、第1基端部5a側で支持部9のケース91に入力用ベアリング92を介して軸Cを中心に回転可能に支持される。第1先端部5cは、凹状に形成され、第1カムクラッチ50を収納する。
第2入力部6は、第2モータ4の駆動力が入力する側の第2基端部6aと、支持部9に支持される第2中間部6bと、第2カムクラッチ60を支持する第2先端部6cと、を有し、軸Cを中心に回転する。本実施形態では、第2基端部6aは、第2モータ4から駆動力が入力される。第2中間部6bは、第2基端部6aより径が細く、第2基端部6a側で支持部9のケース91に入力用ベアリング92を介して軸Cを中心に回転可能に支持される。第2先端部6cは、凹状に形成され、第2カムクラッチ60を収納する。
出力部7は、第1カムクラッチ50及び第2カムクラッチ60から伝達された駆動力を回転体2に出力する。出力部7は、第1カムクラッチ50及び第2カムクラッチ60から駆動力が伝達されるクラッチ連結部71と、クラッチ連結部71と一体に回転する円板部72と、円板部72から回転体2に駆動力を伝達する伝達部73と、を有する。本実施形態では、クラッチ連結部71は、シャフト状に形成され、支持部9のケース91に出力用ベアリング93を介して軸Cを中心に回転可能に支持される。円板部72は、クラッチ連結部71の外周に溶接等で一体に取り付けられるスプロケット又はプーリ等から構成される。伝達部73は、チェーン又はベルト等から構成される。
第1カムクラッチ50は、出力部7のクラッチ連結部71に連結された第1内輪51と、第1入力部5の第1先端部5cに連結された第1外輪52と、第1内輪51の外周側の両端及び第1外輪52の内周側の両端に組み付けられる第1カムクラッチ用ベアリング53と、第1内輪51から第1外輪52への動力の伝達を接続又は切離する複数の第1カム54と、複数の第1カム54が所定の角度で傾斜するように付勢する環状の第1スプリング55と、を有する。
第1内輪51は、その内周にクラッチ連結部71の外周が嵌め込まれる。そして、クラッチ連結部71及び円板部72と第1内輪51は一体に回転する。第1外輪52は、第1先端部5cの内周に嵌め込まれる。そして、第1外輪52と第1入力部5は一体に回転する。
第2カムクラッチ60は、出力部7のクラッチ連結部71に連結された第2内輪61と、第2入力部6の第2先端部6cに連結された第2外輪62と、第2内輪61の外周側の両端及び第2外輪62の内周側の両端に組み付けられる第2カムクラッチ用ベアリング63と、第2内輪61から第2外輪62への動力の伝達を接続又は切離する複数の第2カム64と、複数の第2カム64が所定の角度で傾斜するように付勢する環状の第2スプリング65と、を有する。
第2内輪61は、その内周にクラッチ連結部71の外周が嵌め込まれる。そして、クラッチ連結部71及び円板部72と第2内輪61は一体に回転する。第2外輪62は、第2先端部6cの内周に嵌め込まれる。そして、第2外輪62と第2入力部6は一体に回転する。
第1カムクラッチ50と第2カムクラッチ60の構造は、第1実施形態と同様である。しかしながら、第1実施形態は、第1カムクラッチ50と第2カムクラッチ60の第1内輪51及び第2内輪61から駆動力が入力され、第1外輪52及び第2外輪62へ駆動力が出力されるのに対し、第2実施形態は、第1カムクラッチ50と第2カムクラッチ60の第1外輪52及び第2外輪62から駆動力が入力され、第1内輪51及び第2内輪61へ駆動力が出力される。
次に、駆動力伝達装置1の作動について説明する。ここでは、第1モータ3が駆動状態、第2モータ4が非駆動状態の場合について説明する。
図10は、第2実施形態の駆動力伝達装置1の第1カム54の作動状態を示す。
第1モータ3が駆動すると、駆動力伝達装置1の第1入力部5が回転し、第1外輪52が回転する。第1外輪52が図10に示した黒塗り矢印E1の方向に回転すると、第1カム54は即座に回転し、第1外輪52及び第1内輪51と噛み合う。したがって、第1外輪52、第1カム54、第1内輪51及び出力部7のクラッチ連結部71は、一体に黒塗り矢印E2の方向に回転する。
図11は、第2実施形態の駆動力伝達装置1の第2カム64の非作動状態を示す。
図10の状態で出力部7のクラッチ連結部71が回転すると、図11に示す白塗り矢印E3の方向に第2内輪61が回転する。第2内輪61が図11に示した白塗り矢印E3の方向に回転すると、第2カム64は即座に回転し、第2外輪62から離間する。したがって、第2内輪61が空転し、第2外輪62は回転しない。
図12は、第1モータ3が作動状態の時の第2実施形態の駆動力伝達装置1の動力伝達を示す。
第1カム54は、第1外輪52から第1内輪51への動力の伝達を接続する。その結果、図9に示した第1モータ3の駆動力が駆動力伝達装置1を介して図9に示した回転体2に伝達される。すなわち、図9に示した第1モータ3が回転すると、第1入力部5、第1外輪52、第1カム54、第1内輪51、クラッチ連結部71及び円板部72が回転し、伝達部73を移動させる。そして、伝達部73の移動により、図9に示した回転体2が回転する。
しかしながら、第2カム64は、第2内輪61から第2外輪62への動力の伝達を切断する。その結果、図9に示した第1モータ3の駆動力は駆動力伝達装置1を介して図9に示した第2モータ4へは伝達されない。すなわち、クラッチ連結部71の回転により、第2内輪61は回転するが、第2外輪62及び第2入力部6が回転することはない。
図13は、第2モータ4が作動状態の時の第2実施形態の駆動力伝達装置1の動力伝達を示す。
図10〜図12では、第1モータ3が駆動状態、第2モータ4が非駆動状態の場合について説明した。第1モータ3が非駆動状態、第2モータ4が駆動状態の場合については、図13に示すように、第1カムクラッチ50と第2カムクラッチ60の作動状態が、図12に示した作動状態とは逆になる。図12に示した第1カムクラッチ50と第2カムクラッチ60を反対にすればよいだけなので、具体的な説明は省略する。
このように、第2実施形態の駆動力伝達装置1によれば、簡単な構造で安価に装置を形成することができ、効率良く回転数を切り替えることが可能となる。また、第1カムクラッチ50と第2カムクラッチ60を用いることで、簡単な構造で第1内輪51と第1外輪52との動力の伝達を適切に接続又は切離することが可能となる。さらに、1つの軸上に第1入力部5、第2入力部6及び出力部7が設置されることとなり、装置を小型化することが可能となる。
図14は、第3実施形態の駆動力伝達装置1及び駆動力伝達システム10を示す。
図14に示す第3実施形態の駆動力伝達システム10は、出力部7を第1出力部7aと第2出力部7bに分けたものである。第1出力部7aは、第1入力部5及び第1カムクラッチ50を経て、第1モータ3の駆動力を出力する。第2出力部7bは、第2入力部6及び第2カムクラッチ60を経て第2モータ4の駆動力を出力する。なお、第1モータ3と第2モータ4は、第1出力部7aと第2出力部7bを紙面上で同じ方向に回転させるものとする。
第1カムクラッチ50と第2カムクラッチ60の構造は、第1実施形態及び第2実施形態と同様である。図4〜図6で説明した第1実施形態と同様に、第1モータ3が駆動状態、第2モータ4が非駆動状態の場合、第1モータ3が回転すると、第1入力部5、第1内輪51、第1カム54、第1外輪52、クラッチ連結部71及び円板部72が回転し、伝達部73を移動させる。そして、伝達部73の移動により、図1に示した回転体2が回転する。
しかしながら、図4〜図6で説明した第1実施形態と同様に、伝達部73の移動により、第2外輪62が回転すると、第2カム64は、第2外輪62から第2内輪61への動力の伝達を切断する。その結果、図14に示した第1モータ3の駆動力は駆動力伝達装置1を介して第2モータ4へは伝達されない。すなわち、伝達部73の移動により、第2外輪62は回転するが、第2内輪61及び第2入力部6が回転することはない。
第1モータ3が非駆動状態、第2モータ4が駆動状態の場合については、第1カムクラッチ50と第2カムクラッチ60の作動状態が、逆になるだけなので、具体的な説明は省略する。
なお、第3実施形態の駆動力伝達システム10は、伝達部73を第1伝達部73aと第2伝達部73bに分けてもよい。すなわち、2本のチェーン又はベルト等を回転体2に並列に巻き掛けてもよい。そして、第1モータ3によって第1伝達部73aが駆動され、第2モータ4によって第2伝達部73bが駆動されるように設置する。
このように、第3実施形態の駆動力伝達装置1によれば、単純な構造で、安価に装置を形成することが可能となる。
図15は、第4実施形態の駆動力伝達装置1及び駆動力伝達システム10を示す。
図15に示す第4実施形態の駆動力伝達システム10は、回転体2に対して、駆動力伝達装置1、第1モータ3、第2モータ4等を集約して配置する。例えば、回転体2を支持部9内に収納する場合、図15に示すように、回転体2及び伝達部73を除く各構成要素を所定の角部に集約して配置する。
このように、第4実施形態の駆動力伝達システム10によれば、単純な構造で、安価に装置を形成することに加え、スペースを有効に利用することが可能となる。
以上、本実施形態の駆動力伝達装置1は、第1モータ3からの入力と第2モータ4からの入力を切り替えることによって異なる速度で回転体2を回転させる駆動力伝達装置1であって、第1モータ3の駆動力が入力されて回転する第1入力部5と、第2モータ4の駆動力が入力されて回転する第2入力部6と、第1モータ3又は第2モータ4の駆動力を回転体2に出力する出力部7と、第1入力部5からの駆動力を出力部7に伝達する第1カムクラッチ50と、第2入力部6からの駆動力を出力部7に伝達する第2カムクラッチ60と、第1入力部5及び第2入力部6をそれぞれ回転可能に支持する支持部9と、を備える。したがって、駆動力伝達装置1を簡単な構造で安価に形成することができ、効率良く回転数を切り替えることが可能となる。
また、本実施形態の駆動力伝達装置1では、第1カムクラッチ50は、第1内輪51と、第1外輪52と、第1内輪51の外周側の両端及び第1外輪52の内周側の両端に組み付けられる第1切替用ベアリング53と、第1内輪51と第1外輪52との動力の伝達を接続又は切離する複数の第1カム54と、複数の第1カム54が所定の角度で傾斜するように付勢する環状の第1スプリング55と、を有し、第2カムクラッチ60は、第2内輪61と、第2外輪62と、第2内輪61の外周側の両端及び第2外輪62の内周側の両端に組み付けられる第2切替用ベアリング63と、第2内輪61と第2外輪62との動力の伝達を接続又は切離する複数の第2カム64と、複数の第2カム64が所定の角度で傾斜するように付勢する環状の第2スプリング65と、を有する。したがって、簡単な構造で第1内輪51と第1外輪52との動力の伝達を適切に接続又は切離することが可能となる。
また、本実施形態の駆動力伝達装置1では、第1内輪51は、第1入力部5に連結され、第1外輪52は、出力部7に連結され、第2内輪61は、第2入力部6に連結され、第2外輪62は、出力部7に連結される。したがって、1つの軸上に第1入力部5と第2入力部6が設置されることとなり、装置を小型化することが可能となる。
また、本実施形態の駆動力伝達装置1は、第1内輪51と第2内輪61の内周側で、第1入力部5と第2入力部6を相対回転可能に連結するスリーブ8を有する。したがって、第1入力部5と第2入力部6の中心軸Cを適切にあわせることができ、カムクラッチの偏芯による動作不能を防止することが可能となる。
また、本実施形態の駆動力伝達装置1では、第1外輪52は、第1入力部5に連結され、第1内輪51は、出力部7に連結され、第2外輪62は、第2入力部6に連結され、第2内輪61は、出力部7に連結される。したがって、1つの軸上に第1入力部5、第2入力部6及び出力部7が設置されることとなり、装置を小型化することが可能となる。
本実施形態の駆動力伝達システム10は、前記駆動力伝達装置1と、駆動力を発生する第1モータ3と、駆動力を発生する第2モータ4と、第1モータ3又は第2モータ4によって駆動される回転体2と、を備え、駆動力伝達装置1は、第1モータ3によって回転体2が駆動される状態と、第2モータ4によって回転体2が第1モータ3とは異なる速度で駆動される状態と、を切り替える。したがって、駆動力伝達システム10を簡単な構造で安価に形成することができ、効率良く回転数を切り替えることが可能となる。
なお、この実施形態によって本発明は限定されるものではない。すなわち、実施形態の説明に当たって、例示のために特定の詳細な内容が多く含まれるが、当業者であれば、これらの詳細な内容に色々なバリエーションや変更を加えてもよい。
1…駆動力伝達装置
2…回転体
3…第1モータ(第1駆動源)
4…第2モータ(第2駆動源)
5…第1入力部
50…第1カムクラッチ(第1切替部)
51…第1内輪
52…第1外輪
53…第1カムクラッチ用ベアリング(第1切替用ベアリング)
54…第1カム
55…第1スプリング
6…第2入力部
60…第2カムクラッチ(第2切替部)
61…第2内輪
62…第2外輪
63…第2カムクラッチ用ベアリング(第2切替用ベアリング)
64…第2カム
65…第2スプリング
7…出力部
71…クラッチ連結部
72…円板部
73…伝達部
8…スリーブ
9…支持部
91…ケース
92…入力用ベアリング

Claims (6)

  1. 第1駆動源からの入力と第2駆動源からの入力を切り替えることによって異なる速度で回転体を回転させる駆動力伝達装置であって、
    前記第1駆動源の駆動力が入力されて回転する第1入力部と、
    前記第2駆動源の駆動力が入力されて回転する第2入力部と、
    前記第1駆動源又は前記第2駆動源の駆動力を前記回転体に出力する出力部と、
    前記第1入力部からの駆動力を前記出力部に伝達する第1切替部と、
    前記第2入力部からの駆動力を前記出力部に伝達する第2切替部と、
    前記第1入力部及び前記第2入力部をそれぞれ回転可能に支持する支持部と、
    を備える
    ことを特徴とする駆動力伝達装置。
  2. 前記第1切替部は、
    第1内輪と、
    第1外輪と、
    前記第1内輪の外周側の両端及び前記第1外輪の内周側の両端に組み付けられる第1切替用ベアリングと、
    前記第1内輪と前記第1外輪との動力の伝達を接続又は切離する複数の第1カムと、
    前記複数の第1カムが所定の角度で傾斜するように付勢する環状の第1スプリングと、
    を有し、
    前記第2切替部は、
    第2内輪と、
    第2外輪と、
    前記第2内輪の外周側の両端及び前記第2外輪の内周側の両端に組み付けられる第2切替用ベアリングと、
    前記第2内輪と前記第2外輪との動力の伝達を接続又は切離する複数の第2カムと、
    前記複数の第2カムが所定の角度で傾斜するように付勢する環状の第2スプリングと、
    を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動力伝達装置。
  3. 前記第1内輪は、前記第1入力部に連結され、
    前記第1外輪は、前記出力部に連結され、
    前記第2内輪は、前記第2入力部に連結され、
    前記第2外輪は、前記出力部に連結される
    ことを特徴とする請求項2に記載の駆動力伝達装置。
  4. 前記第1内輪と前記第2内輪の内周側で、前記第1入力部と前記第2入力部を相対回転可能に連結するスリーブを有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の駆動力伝達装置。
  5. 前記第1外輪は、前記第1入力部に連結され、
    前記第1内輪は、前記出力部に連結され、
    前記第2外輪は、前記第2入力部に連結され、
    前記第2内輪は、前記出力部に連結される
    ことを特徴とする請求項2に記載の駆動力伝達装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の駆動力伝達装置と、
    駆動力を発生する前記第1駆動源と、
    駆動力を発生する前記第2駆動源と、
    前記第1駆動源又は前記第2駆動源によって駆動される前記回転体と、
    を備え、
    前記駆動力伝達装置は、前記第1駆動源によって前記回転体が駆動される状態と、前記第2駆動源によって前記回転体が前記第1駆動源とは異なる速度で駆動される状態と、を切り替える
    ことを特徴とする駆動力伝達システム。
JP2016136625A 2016-07-11 2016-07-11 駆動力伝達装置及び駆動力伝達システム Active JP6685191B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016136625A JP6685191B2 (ja) 2016-07-11 2016-07-11 駆動力伝達装置及び駆動力伝達システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016136625A JP6685191B2 (ja) 2016-07-11 2016-07-11 駆動力伝達装置及び駆動力伝達システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018009586A true JP2018009586A (ja) 2018-01-18
JP6685191B2 JP6685191B2 (ja) 2020-04-22

Family

ID=60995118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016136625A Active JP6685191B2 (ja) 2016-07-11 2016-07-11 駆動力伝達装置及び駆動力伝達システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6685191B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53117886U (ja) * 1977-02-28 1978-09-19
JPH04370449A (ja) * 1991-06-14 1992-12-22 Fumio Kato 変速回転装置
JP2000177410A (ja) * 1998-12-11 2000-06-27 Fuji Heavy Ind Ltd 作業用車両
JP2007205409A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Tsubaki Emerson Co 一方向クラッチ
JP2016023680A (ja) * 2014-07-17 2016-02-08 Nskワーナー株式会社 一方向クラッチ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53117886U (ja) * 1977-02-28 1978-09-19
JPH04370449A (ja) * 1991-06-14 1992-12-22 Fumio Kato 変速回転装置
JP2000177410A (ja) * 1998-12-11 2000-06-27 Fuji Heavy Ind Ltd 作業用車両
JP2007205409A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Tsubaki Emerson Co 一方向クラッチ
JP2016023680A (ja) * 2014-07-17 2016-02-08 Nskワーナー株式会社 一方向クラッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6685191B2 (ja) 2020-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6176219B2 (ja) 駆動装置、及び、電動パワーステアリング装置
JP6727034B2 (ja) 歯車減速機
JP7134585B2 (ja) 動力伝達装置
WO2014034320A1 (ja) アクチュエータ
JP2018009586A (ja) 駆動力伝達装置及び駆動力伝達システム
JPWO2007043554A1 (ja) 発電装置
JP7263401B2 (ja) 動力伝達装置
JP5925671B2 (ja) エンジン駆動ヒートポンプ
JP2017053394A (ja) 動力伝達構造
CN102272479B (zh) 微牵引驱动装置
JP2010070099A (ja) 車両の駆動装置
JP2007309452A (ja) フライホイール
JP2006300338A (ja) 減速機
JP2008151327A (ja) 回転伝達装置
JP2023007745A (ja) 差動型遊星減速機およびロボット
JP6568749B2 (ja) 遊星ローラ式の動力伝達装置
JP5051449B2 (ja) コンベヤ装置
JP2016075369A (ja) 内接噛合遊星歯車機構
JP2008008450A (ja) 駆動力伝達制御装置
JP4784214B2 (ja) カメラ用交換レンズ
KR101316097B1 (ko) 동력 단속이 가능한 감속장치
JP4759489B2 (ja) 非接触動力伝達装置
JP2022081175A (ja) 遊星ローラトラクションドライブ装置
JP6617301B2 (ja) 移動輸送機構
JP4095100B2 (ja) 動力始動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6685191

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250