JP5051449B2 - コンベヤ装置 - Google Patents
コンベヤ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5051449B2 JP5051449B2 JP2007307405A JP2007307405A JP5051449B2 JP 5051449 B2 JP5051449 B2 JP 5051449B2 JP 2007307405 A JP2007307405 A JP 2007307405A JP 2007307405 A JP2007307405 A JP 2007307405A JP 5051449 B2 JP5051449 B2 JP 5051449B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable rotating
- rotating members
- outer peripheral
- shaft
- centrifugal force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
従来の上記コンベヤ装置では、外径が略一定の円柱状の駆動ローラを駆動回転させることによって、その外周部に載置した物品を搬送できるように構成してある(例えば、特許文献1参照)。
また、駆動ローラの駆動回転を開始して、その駆動ローラに載置されている物品を一定搬送速度に達するまで加速できるように、一定搬送速度に達するまでは、大きなトルクを駆動ローラに伝達できるように、駆動ローラの回転速度を徐々に増速し、一定搬送速度に達した後は、略一定の回転速度で駆動ローラを回転させるように構成する場合は、物品を一定搬送速度で搬送しているときには必要としない大きな駆動力を備えた駆動装置を装備する必要はないものの、インバータなどの駆動ローラの回転速度を制御するための補助装置を別途装備する必要があり、この場合も、コンベヤ装置の製作コストが高くなる欠点がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、物品を一定搬送速度で搬送しているときには必要としない大きな駆動力を備えた駆動装置やインバータなどの補助装置を装備することなく、物品を一定搬送速度で搬送できる程度の小さな駆動力を備えた駆動装置で、物品を一定搬送速度に達するまで加速することができるようにすることを目的とする。
前記駆動ローラが、駆動回転する軸状部材と、その軸状部材に対して一体回転自在、かつ、回転軸芯に沿う方向に移動自在に同芯状に装着された一対の可動回転部材と、前記可動回転部材どうしが互いに離間するように弾性付勢する付勢部材とを備え、前記可動回転部材の夫々は、回転軸芯と略同芯の円錐面状の外周部に前記物品を載置するように形成され、かつ、その外周部の小径側における端部どうしを互いに対向させて前記軸状部材に装着してあり、前記軸状部材には、その回転速度に応じた遠心力で揺動自在な揺動部材を支持してあり、前記揺動部材に作用する遠心力で、前記可動回転部材どうしを前記付勢部材による弾性付勢力に抗して互いに近接移動させる移動機構を設けてある点にある。
駆動ローラが、駆動回転する軸状部材と、その軸状部材に対して一体回転自在に同芯状に装着された一対の可動回転部材とを備え、可動回転部材の夫々は、その外周部に物品を載置するように形成されているので、駆動ローラに載置した物品は、その物品のうちの、物品下面側において回転軸芯に沿う方向で対向している左右の物品角部の夫々が、可動回転部材の外周部に接触する姿勢で、各可動回転部材の外周部に亘って支持されることになる。
また、一対の可動回転部材は、その外周部を回転軸芯と略同芯の円錐面状に形成して、その外周部の小径側における端部どうしを互いに対向させて軸状部材に装着してあるので、駆動ローラに載置した物品は、左右の物品角部の夫々が、各可動回転部材における円錐面状の外周部のうちの外径が大きい外周部分、つまり、周速度が速くなる外周部分に接触する姿勢で支持されているほど、速い搬送速度で搬送できるが、一対の可動回転部材が軸状部材に対して回転軸芯に沿う方向に移動自在に同芯状に装着され、可動回転部材どうしが互いに離間するように弾性付勢する付勢部材を備えているので、駆動ローラに載置した物品の搬送速度は、付勢部材による弾性付勢力に抗して可動回転部材どうし近接移動させるほど速くなる。
そして、軸状部材には、その回転速度に応じた遠心力で揺動自在な揺動部材を支持してあり、その揺動部材に作用する遠心力で、可動回転部材どうしを付勢部材による弾性付勢力に抗して互いに近接移動させる移動機構を設けてあるので、駆動ローラに載置した物品の搬送速度は、揺動部材に作用する遠心力が小さくなる駆動ローラの回転速度が遅いほど遅く、揺動部材に作用する遠心力が大きくなる駆動ローラの回転速度が速いほど速くなる。
つまり、図6(a)に例示するように、駆動回転が停止している駆動ローラ3は、揺動部材19に遠心力が作用しないので、可動回転部材10どうしが付勢部材11による弾性付勢力で互いに離間移動しており、その駆動ローラ3に載置されている物品Aは、左右の物品角部A1の夫々が、可動回転部材10の外周部8のうちの、外径が小さい外周部分に接触している姿勢で支持されている。
そして、駆動ローラ3の駆動回転を開始すると、駆動回転の開始直後は、駆動ローラ3の回転負荷が大きいので、駆動ローラ3の回転速度が遅く、揺動部材19に作用する遠心力も小さいが、物品Aに作用する慣性力で駆動ローラ3の回転負荷が徐々に小さくなるので、駆動ローラ3の回転速度が徐々に速くなり、揺動部材19に作用する遠心力も徐々に大きくなって、可動回転部材10どうしが付勢部材11による弾性付勢力に抗して徐々に互いに近接移動し、図6(b)に例示するように、物品Aの左右の物品角部A1の夫々が、可動回転部材10の外周部8のうちの、外径が大きい外周部分に接触している姿勢で支持されるようになって、物品Aを一定搬送速度に達するまで加速できる。
従って、物品を一定搬送速度で搬送しているときには必要としない大きな駆動力を備えた駆動装置やインバータなどの補助装置を装備することなく、物品を一定搬送速度で搬送できる程度の小さな駆動力を備えた駆動装置で、物品を一定搬送速度に達するまで加速することができる。
前記移動機構は、前記可動回転部材毎に対応する揺動部材を前記遠心力で回転軸芯から離間する方向に揺動自在支持して、前記遠心力で揺動している揺動部材の揺動端側で前記可動回転部材夫々の傾斜ガイド面を押圧することにより、前記可動回転部材どうしを前記付勢部材による弾性付勢力に抗して互いに近接移動させるように構成してある点にある。
可動回転部材の夫々に、その外周部の大径側における端部に開口する中空部を形成してあり、その中空部の内側に、可動回転部材の外周部の大径側ほど回転軸芯から離間する傾斜ガイド面を回転軸芯側に向けて形成してあるので、可動回転部材夫々の傾斜ガイド面を押圧することにより、可動回転部材どうしを付勢部材による弾性付勢力に抗して互いに近接移動させることができる。
そして、可動回転部材夫々の傾斜ガイド面を押圧するにあたって、可動回転部材毎に対応する揺動部材を遠心力で回転軸芯から離間する方向に揺動自在支持して、遠心力で揺動している揺動部材の揺動端側で可動回転部材夫々の傾斜ガイド面を押圧する移動機構を設けてあるので、例えば、揺動部材をリンク機構などで可動回転部材の移動操作具に連係させて、揺動部材に作用する遠心力で、可動回転部材どうしを付勢部材による弾性付勢力に抗して互いに近接移動させるような移動機構を設けてある場合に比べて、構造の簡略化を図って、コンパクトに組み付けることができる。
図1,図2は、物品Aを載置搬送する本発明による駆動式のコンベヤ装置を示し、搬送方向に沿わせて設けてある左右一対のフレーム部1と、それらフレーム部1の間において搬送方向に直交する回転軸芯X周りで回転自在にベアリング2で軸支され、かつ、搬送方向に等間隔で並べてある複数の駆動ローラ3とを備えている。
1.本発明によるコンベヤ装置は、揺動部材に作用する遠心力で可動回転部材の回転軸芯方向端部を直に押圧して、一対の可動回転部材どうしを付勢部材による弾性付勢力に抗して互いに近接移動させる移動機構を設けてあっても良い。
2.本発明によるコンベヤ装置は、揺動部材をリンク機構やワイヤーなどで可動回転部材の移動操作具に連係させて、その揺動部材に作用する遠心力で、可動回転部材どうしを付勢部材による弾性付勢力に抗して互いに近接移動させるような移動機構を設けてあっても良い。
3.本発明によるコンベヤ装置は、一対の可動回転部材に共通の揺動部材を設け、その揺動部材に作用する遠心力で可動回転部材どうしを付勢部材による弾性付勢力に抗して互いに近接移動させる移動機構を設けてあっても良い。
8 外周部
9 軸状部材
10 可動回転部材
11 付勢部材
14 中空部
19 揺動部材
22 傾斜ガイド面
23 移動機構
A 物品
X 回転軸芯
Claims (2)
- 駆動ローラの外周部に載置した物品を、その駆動ローラの駆動回転で搬送するコンベヤ装置であって、
前記駆動ローラが、駆動回転する軸状部材と、その軸状部材に対して一体回転自在、かつ、回転軸芯に沿う方向に移動自在に同芯状に装着された一対の可動回転部材と、前記可動回転部材どうしが互いに離間するように弾性付勢する付勢部材とを備え、
前記可動回転部材の夫々は、回転軸芯と略同芯の円錐面状の外周部に前記物品を載置するように形成され、かつ、その外周部の小径側における端部どうしを互いに対向させて前記軸状部材に装着してあり、
前記軸状部材には、その回転速度に応じた遠心力で揺動自在な揺動部材を支持してあり、
前記揺動部材に作用する遠心力で、前記可動回転部材どうしを前記付勢部材による弾性付勢力に抗して互いに近接移動させる移動機構を設けてあるコンベヤ装置。 - 前記可動回転部材の夫々に、その外周部の大径側における端部に開口する中空部を形成してあり、その中空部の内側に、可動回転部材の外周部の大径側ほど回転軸芯から離間する傾斜ガイド面を回転軸芯側に向けて形成してあり、
前記移動機構は、前記可動回転部材毎に対応する揺動部材を前記遠心力で回転軸芯から離間する方向に揺動自在支持して、前記遠心力で揺動している揺動部材の揺動端側で前記可動回転部材夫々の傾斜ガイド面を押圧することにより、前記可動回転部材どうしを前記付勢部材による弾性付勢力に抗して互いに近接移動させるように構成してある請求項1記載のコンベヤ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007307405A JP5051449B2 (ja) | 2007-11-28 | 2007-11-28 | コンベヤ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007307405A JP5051449B2 (ja) | 2007-11-28 | 2007-11-28 | コンベヤ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009126706A JP2009126706A (ja) | 2009-06-11 |
JP5051449B2 true JP5051449B2 (ja) | 2012-10-17 |
Family
ID=40818008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007307405A Expired - Fee Related JP5051449B2 (ja) | 2007-11-28 | 2007-11-28 | コンベヤ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5051449B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200460566Y1 (ko) | 2007-09-10 | 2012-06-01 | 현대중공업 주식회사 | 협소구역 파이프 인서트 롤러 지그 |
KR101187355B1 (ko) | 2010-07-19 | 2012-10-02 | 황병호 | 컨베이어용 장구 드럼 |
-
2007
- 2007-11-28 JP JP2007307405A patent/JP5051449B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009126706A (ja) | 2009-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8043042B2 (en) | Industrial robot | |
KR101434811B1 (ko) | 회전체의 회전범위 규제기구 및 산업용 로봇 | |
JP2009029620A (ja) | ベルトジャンクションコンベヤ | |
JP5051449B2 (ja) | コンベヤ装置 | |
JP2018172212A (ja) | ローラ組立体、ローラユニット及びコンベア装置 | |
JP5137101B2 (ja) | コンベヤ装置 | |
JP4925145B2 (ja) | コンベアユニット及びこれを備えたコンベア装置 | |
JP4596412B2 (ja) | 駆動ユニット | |
JP2005212948A (ja) | コンベヤ装置 | |
JP2008302992A (ja) | ベルトコンベヤ | |
JP2016190739A (ja) | 仕分装置 | |
JP2006027860A (ja) | ローラコンベヤ | |
JP6685191B2 (ja) | 駆動力伝達装置及び駆動力伝達システム | |
JP3226054B2 (ja) | フリーフローコンベア | |
KR102207163B1 (ko) | 극판 이송 장치 | |
KR20130098747A (ko) | 물류 컨베이어의 저동력을 이용한 자유 롤러 | |
KR100995685B1 (ko) | 마그네틱 컨베이어 장치 | |
JP2008105854A (ja) | 容器搬送装置及びこの搬送装置を備えた容器検査装置 | |
JP2011064271A (ja) | ローダ装置及び部品の搬送方法 | |
JP6823137B2 (ja) | 仕分装置 | |
KR100456792B1 (ko) | 백래쉬가 억제된 벨트 장치 | |
JP6931848B2 (ja) | 移動装置 | |
JP2009000785A (ja) | 産業用ロボット | |
JPH074490A (ja) | 送りねじの移動式軸受装置 | |
JPH10310219A (ja) | ローラ装置およびコンベヤ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120628 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120711 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5051449 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |