JP2018009467A - 可変動弁機構 - Google Patents

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Atsuhisa Tamano
篤央 玉野
横山 友
Tomo Yokoyama
友 横山
寿行 矢野
Hisayuki Yano
寿行 矢野
悠太 西村
Yuta Nishimura
悠太 西村
聡一郎 菅
Soichiro Suga
聡一郎 菅
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Abstract

【課題】カムユニット4の外周に設けたガイド溝44にシフトピン51を係合させて、軸線X方向にスライドさせる可変動弁機構において、カムユニット4をコンパクト化する。【解決手段】ガイド溝44を、周方向の一側から他側に向かってカム軸方向の一側から他側に向かう斜行部位45aを有する第1の溝部45と、反対にカム軸方向の他側から一側に向かう斜行部位46aを有する第2の溝部46と、によって構成する。斜行部位45a,46aの交差する部位の周方向の一側に近接させて、シフトピン51を案内するガイドプレート47を配設し、その周方向の一端部(基端部47a)をガイド溝44の中央からカム軸方向の一側にオフセットさせて、ガイド溝44の底部に軸支させる。ガイドプレート47の一端部よりも周方向の他側において第1の溝部45に、シフトピン51を押し出すように周方向の一側に向かって徐々に浅くなる浅溝区間(導出区間45b)を形成する。【選択図】図5

Description

本発明は、例えばエンジンの動弁系などに用いられる可変動弁機構に関し、特に、カムシャフトに外挿したカムユニットを軸方向(カム軸方向)にスライドさせて、複数のカムのうちのいずれかを選択するようにしたカム切替方式のものに関する。
従来よりエンジンの吸気バルブや排気バルブのリフト特性を変更可能な可変動弁機構としては、バルブタイミングを連続的に変更可能なVVT(Variable Valve Timing)が広く用いられている。また、例えば特許文献1に記載されているように、複数のカムが設けられたカムキャリア(カムユニット)をカムシャフトに外挿し、その軸方向(カム軸方向)にスライドさせることにより、いずれかのカムを選択するようにしたカム切替方式のものも公知である。
前記従来例の可変動弁機構においては、カムキャリアの外周に螺旋状のガイド溝を設けて、その外方からサーボ機構の係合要素(以下、シフトピンという)を係合させるようにしている。こうすると、カムシャフトと一体にカムキャリアが回転するときに、相対的にはそのガイド溝に沿ってシフトピンが移動するようになり、このことによって実際には、そのガイド溝とシフトピンとの係合が維持されるように、カムキャリアがカム軸方向にスライドする。
詳しくは図8に示すように、前記従来例のガイド溝Gは、カムキャリアCの外周においてそれぞれ周方向に延びるように形成された第1および第2の2つの溝部g1,g2が合流し、全体としてY字状に形成されている。そして、この図8の左側にカムキャリアCを移動させるときには、図の左側の第1の溝部g1にシフトピンPを挿入し、この第1の溝部g1に沿ってシフトピンPを相対的には図の右側に移動させるようにする。
特開2010−520395号公報
ところで、エンジンの動弁系にはコンパクト化の要請があるところ、前記従来例のカムキャリアCではY字状のガイド溝Gの幅が大きくなり易いことが、コンパクト化の障害になっていた。すなわち、図9には展開図で示すように、Y字状のガイド溝Gは、第1および第2の溝部g1,g2によってそれぞれカムを切り替えるためのスライド量をSとし、シフトピンPの直径をDとすると、少なくとも2×S+Dの幅が必要になるからである。
また、前記従来例では、カムキャリアCを左側に移動させるために、第1の溝部g1に係合させるシフトピンPと、カムキャリアCを右側に移動させるために、第2の溝部g2と係合させるシフトピンPとが別々に必要になるので、2個のサーボ機構が必要であったり、或いは1個のサーボ機構で2つのシフトピンPを動作させるために、その構造が複雑になったりして、コストアップを招くという難もある。
そこで、本発明の目的は、エンジンなどの可変動弁機構においてコストアップを抑制しながら、カムユニットのコンパクト化を図ることにある。
本発明は、円筒状のカムユニットをカムシャフトに外挿し、その外周に設けたガイド溝に外方からシフトピンを係合させて、カムシャフトの回転に伴いその軸方向(カム軸方向)にスライドさせることにより、当該カムユニットに設けられた複数のカムのうちのいずれかを選択可能とした可変動弁機構を対象とする。また、前記カムシャフトの回転によって前記カムユニットは、その周方向の一側から他側に回転するものとする。
そして、前記ガイド溝には、前記カムユニットの外周において周方向に延びるとともに、周方向の一側から他側に向かってカム軸方向の一側から他側に向かう斜行部位を有する第1の溝部と、同様に周方向に延びるとともに、その一側から他側に向かってカム軸方向の他側から一側に向かう斜行部位を有する第2の溝部とを備えて、これら第1および第2の溝部を互いに斜行部位において交差させる。
また、その交差する部位の周方向の一側に近接させて、前記シフトピンをカム軸方向に案内するガイドプレートを周方向に延びるように配設し、その他端側の部分がカム軸方向に揺動するように、一端部を前記ガイド溝の底部に軸支する。さらに、この一端部をガイド溝の中央からカム軸方向の一側にオフセットさせるとともに、当該一端部よりも周方向の他側において前記第1の溝部には、係合するシフトピンを押し出すように周方向の一側に向かって徐々に浅くなる浅溝区間を形成する。
前記のように構成された可変動弁機構では、カムユニット外周のガイド溝における第1の溝部にシフトピンが係合した場合、このカムシャフトの回転に伴いシフトピンが第1の溝部の斜行部位を周方向の他側から一側まで通過する際に、カム軸方向については他側から一側に向かうようになる。そして、このときに実際には、シフトピンに対して相対的にカムユニットがカム軸方向の一側から他側に向かってスライドすることになる。
そうして第1の溝部の斜行部位を通過する際にシフトピンは、第2の溝部と交差する部位の近傍でガイドプレートと接触し、その一側面に沿ってカム軸方向の一側に案内される。そして、そのガイドプレートの一端部よりも手前(即ち周方向の他側)においてシフトピンは、第1の溝部に形成されている浅溝区間から押し出されるので、ガイドプレートの一端部と干渉することはない。
同様に第2の溝部に係合した場合、シフトピンはカムユニットの回転に伴い斜行部位を周方向の他側から一側まで通過する際に、カム軸方向については一側から他側に向かうようになり、これにより実際にはカムユニットが、カム軸方向の他側から一側に向かってスライドする。そうして第2の溝部の斜行部位を通過する際にシフトピンは、第1の溝部と交差する部位の近傍からガイドプレートの他側面に沿ってカム軸方向の他側に案内される。
ここで、前記ガイドプレートの一端部が、ガイド溝の中央からカム軸方向の一側にオフセットしているので、その他側にはシフトピンの通過する溝幅を確保しやすい。つまり、ガイドプレートの一端部をカム軸方向の一側にオフセットさせることによって、ガイド溝の溝幅を拡げることなく、そのカム軸方向の他側にはシフトピンの通過する溝幅を確保することが可能になる。
このように第1および第2の溝部が斜行部位において交差したX字状のガイド溝によって、シフトピンをカム軸方向の一側または他側に向かうように案内し、これによりカムユニットをカム軸方向の一側および他側にスライドさせることができる。このときにシフトピンは、カムユニットの外周においてカム軸方向に相対移動し、その一側および他側に往復することになるので、そのために必要なガイド溝の幅(カム軸方向の長さ)は、カムユニットのスライド量をSとし、シフトピンの直径をDとすれば、概ねS+Dとなる。
よって、上述したように少なくとも2×S+Dの長さが必要な従来例に比べて、ガイド溝の幅を狭くすることができる。しかも、そのガイド溝の底部に軸支するガイドプレートの一端部をカム軸方向の一側にオフセットさせているので、カム軸方向の他側にはシフトピンの通過する溝幅を確保しながら、ガイド溝の幅をさらに狭くすることが可能になって、カムユニットのコンパクト化が図られる。
また、前記のようにカムユニットをカム軸方向の一側に移動させるときと、反対の他側に移動させるときとでは、ガイド溝における第1および第2の溝部のいずれかにシフトピンを係合させればよく、このシフトピンは1つでよいので、2つのシフトピンが必要な従来例(特許文献1)に比べて、コストの低減が図られる。
ところで、そのようにシフトピンをガイド溝に係合させて、カムユニットをカム軸方向にスライドさせ、カムを切り替えるようにした場合に、このシフトピンが電磁ソレノイドによって動作されるものであれば、それが浅溝区間においてガイド溝から押し出されるときに、電磁ソレノイドに生じる誘導電流が変化することにより、カムの切り替えを判定することができる。
しかしながら、前記構成のように1つのシフトピンをX字状のガイド溝と係合させて、カムユニットをカム軸方向の一側および他側の双方にスライドさせるようにした場合は、前記の誘導電流の変化によってシフトピンがガイド溝から押し出されたことは判定できるものの、第1および第2のいずれの溝部から押し出されたか、即ちカムがどちらに切り替えられたのか判定することが難しい。
この点について好ましいのは、前記構成のように第1の溝部には、シフトピンを押し出すための浅溝区間をガイドプレートの一端部よりも周方向の一側に形成する一方、第2の溝部には、ガイドプレートの一端部よりも周方向の一側にシフトピンを押し出すための浅溝区間を形成することである。こうすれば、シフトピンが第1および第2の溝部の浅溝区間においてそれぞれ押し出されるときに、カムシャフトの周方向の位置の差が大きくなることから、両者を区別して判定することが可能になる。
すなわち、シフトピンをガイド溝の第1の溝部に係合させて、カムユニットをスライドさせるときに比べて、第2の溝部に係合させてカムユニットをスライドさせるときの方が、シフトピンのガイド溝から押し出されるタイミングが遅角側になるので、このことによってカムユニットがカム軸方向の一側または他側のいずれにスライドしたか、即ちカムがどちらに切り替えられたか区別して判定することができる。
以上、説明したように本発明に係る可変動弁機構は、ガイド溝を構成する第1または第2の溝部のいずれかにシフトピンを係合させて、カムユニットをカム軸方向の一側および他側に往復スライドさせるようにしたので、従来例のY字状のガイド溝のように大きな溝幅(カム軸方向の長さ)を必要としない。しかも、ガイドプレートの一端部がガイド溝の中央からカム軸方向の一側にオフセットしているので、他側にはシフトピンの通過する溝幅を確保しながら、ガイド溝の幅を狭くすることができる。これにより、カムユニットのコンパクト化が図られる。また、同じシフトピンでカムユニットを一側および他側の双方にスライドさせることができるので、コストアップを抑制できる。
本発明の実施の形態に係る可変動弁機構を装備したエンジンの動弁系の概略構成図である。 所定気筒における吸気側の動弁系を拡大して示す斜視図である。 吸気カムシャフトに外挿されたカムユニットの横断面図である。 ガイド溝、ガイドプレートおよびロック機構を示すカムユニットの縦断面図である。 (a)はカム切替機構の要部を模式的に示す拡大図であり、(b)はガイド溝の展開図である シフトピンがガイド溝の第2の溝部に係合するときについて示す図5(b)相当図である。 シフトピンがガイド溝の第1の溝部に係合するときの図6相当図である。 従来例のカムキャリアに設けられたY字状のガイド溝を示す斜視図である。 従来例のガイド溝に必要な幅を表した展開図である。
以下、本発明をエンジンの動弁系に適用した実施の形態について、図面を参照して説明する。本実施の形態のエンジン1は、一例として直列4気筒のガソリンエンジン1であって、図1には模式的に示すように第1〜第4の4つの気筒3(#1〜#4)がシリンダブロック(図示せず)の長手方向、即ちエンジン1の前後方向(矢印で示す図1の左右方向)に並んでいる。
図1には上方から見て示すように、エンジン1の上部(シリンダヘッド)にはカムハウジング2が配設されて、吸気バルブ10および排気バルブ11の動弁系を収容している。すなわち、図1には破線で示すように、エンジン1の前後方向に一列に並んで設けられた4つの気筒3のそれぞれに、2つの吸気バルブ10および2つの排気バルブ11が設けられており、それらが吸気カムシャフト12および排気カムシャフト13によって駆動されるようになっている。
それら吸気カムシャフト12および排気カムシャフト13の前端(図1の左端)部にはそれぞれ、バルブタイミングを連続的に変更可能なVVT(Variable Valve Timing)14が設けられている。さらに、吸気カムシャフト12には気筒3毎に、吸気バルブ10を駆動するカム41,42(図2を参照)を切り替えて、そのリフト特性を変更するカム切替機構(本発明の可変動弁機構)が設けられている。
一例として第2気筒3(#2)について図2に拡大して示すように、各気筒3毎の2つの吸気バルブ10にそれぞれ対応して、プロフィールの異なる2つのカム41,42が設けられており、そのいずれかがロッカアーム15を介して吸気バルブ10を駆動するようになっている。2つのカム41,42は、吸気カムシャフト12の軸線Xの方向(カム軸方向)に隣接して設けられ、図2では左側(一側)のカム41が相対的にカムロブの小さな低リフトカム41であり、右側(他側)のカム42が相対的にカムロブの大きな高リフトカム42である。
これら低リフトカム41および高リフトカム42のベース円は同径であり、互いに連続する円弧面として形成されている。図2においては、低リフトカム41に切り替えられた状態を示しており、そのベース円区間にロッカアーム15のローラ15aが当接して、吸気バルブ10のバルブスプリング10aの反力によって押し付けられている。このようにベース円区間にロッカアーム15のローラ15aが当接している状態では、吸気バルブ10はリフトしていない。
そして、矢印Rの向きに吸気カムシャフト12が回転することによって、図示はしないが、低リフトカム41のカムロブがローラ15aを押圧し、ロッカアーム15を押し下げるようになる。これによりロッカアーム15は、カムロブのプロフィールに従って吸気バルブ10を駆動することになり、バルブスプリング10aの反力に抗して吸気バルブ10が、図2に仮想線で示すようにリフトする。
−カム切替機構の全体構成−
本実施の形態では、前記のようにロッカアーム15を介して吸気バルブ10をリフトさせるカムを、前記の低リフトカム41または高リフトカム42のいずれかに切り替えるようになっている。すなわち、前記図2の他、図3および図4にも示すように、2つのカム41,42は一体としてリング状に形成され、円筒状のスリーブ43の軸線X方向の端部に嵌合されて、カムユニット4を構成している。そして、そのカムユニット4(スリーブ43)が吸気カムシャフト12にスライド可能に外挿されている。
図3には、軸線Xに直交する横断面で示すように、カムユニット4のスリーブ43の内周にはスプラインの内歯が形成され、吸気カムシャフト12の外周に形成されたスプラインの外歯と噛み合っている。つまり、カムユニット4(スリーブ43)は吸気カムシャフト12に対しスプライン結合されていて、これと一体に回転するとともに、軸線Xの方向にはスライドする。図4に表れているようにカムユニット4は、低リフトカム41の選択される低リフト位置と、高リフトカム42の選択される高リフト位置との間でスライドする。
そのようにカムユニット4をスライドさせるために、当該カムユニット4の外周には、以下に述べるようにシフトピン51の係合されるガイド溝44が設けられている。前記図3の他、図5(a)には拡大して、また、同図(b)には展開図で示すように、ガイド溝44は、カムユニット4の周方向(図5(b)の上下方向)に延びていて、その幅方向(軸線X方向であり、以下、溝幅方向ともいう)に狭い部位が設けられて、概略X字状をなしている。
そして、そのガイド溝44にシフトピン51を係合させることができるよう、吸気カムシャフト12の上方には、図2に表れているように各気筒3毎にアクチュエータ5が配設され、例えば軸線X方向に延びるステー52によってカムハウジング2に支持されている。このアクチュエータ5は、電磁ソレノイドによってシフトピン51を進退駆動するものであり、そのオン状態ではシフトピン51が進出してガイド溝44に係合する。
すなわち、シフトピン51が進出してガイド溝44の溝幅方向一側または他側の側面に係合することによって、図6、7も参照して以下に説明するように、吸気カムシャフト12の回転に伴い、カムユニット4の外周面において相対的にはシフトピン51が周方向に移動しながら、ガイド溝44の溝幅方向にも(即ち斜めに)移動するようになる。このとき実際にはカムユニット4が回転しながら軸線X方向にスライドする。
−ガイド溝およびガイドプレート−
詳しくは図5(b)に示すようにガイド溝44は、カムユニット4の外周において周方向に延びるとともに、その一側から他側に向かって(即ち図2には矢印Rとして示すカムユニット4の回転する向きに)溝幅方向の一側から他側に(各図の左側から右側に)向かう斜行部位45aを有する第1の溝部45を備えている。また、ガイド溝44は、同様に周方向に延びるとともに、周方向の一側から他側に向かって溝幅方向の他側から一側に向かう斜行部位46aを有する第2の溝部46も備えている。
それら2つの溝部45,46は一体的に一つのガイド溝44を構成するとともに、それぞれの斜行部位45a,46aにおいて交差して概略X字状をなしている。そして、同図に示すように、このようなガイド溝44における溝幅方向の一側面、即ち第2の溝部46にシフトピン51が係合すると、吸気カムシャフト12の回転に伴いシフトピン51は、第2の溝部46に沿って相対移動するようになる。
すなわち、吸気カムシャフト12の回転に伴いカムユニット4は周方向の一側から他側に回転するので、図5(b)や図6(a)に示すようにシフトピン51は図の下側に相対移動して、斜行部位46aに至る。そして、その斜行部位46aを下側に向かう際に、図6(b)、(c)に示すようにシフトピン51は、軸線X方向の一側から他側に(図の左側から右側に)向かうようになり、これにより実際にはカムユニット4を図の左側に押圧してスライドさせる。
反対に、ガイド溝44の溝幅方向の他側面、即ち第1の溝部45にシフトピン51が係合すれば、吸気カムシャフト12の回転に伴いシフトピン51は、図7(a)に示すように第1の溝部45に沿って図の下側に相対移動するようになる。そして、斜行部位45aを通過する際にシフトピン51は、図7(b)、(c)に示すように軸線X方向の他側から一側に(図の右側から左側に)移動し、これにより実際にはカムユニット4を図の右側に押圧してスライドさせる。
そうして第1および第2の溝部45,46(それらの斜行部位45a,46a)が交差する部位の周方向の一側に近接して、シフトピン51を軸線X方向に案内するガイドプレート47が配設されている。前記図3に表れているようにガイドプレート47は、ガイド溝44の底面に概ね沿うように湾曲しながら周方向に延びていて、その周方向の一側の端部、即ち基端部47aが支軸48によって、カムユニット4のスリーブ43に回転可能に支持されている。
このように基端部47aが軸支されているガイドプレート47は、周方向の他側(先端側)の部分がガイド溝44の溝幅方向に傾斜するように、基端部47aの周りに揺動する。例えば図6に表れているようにガイドプレート47の先端側(図の上側)が溝幅方向の一側(図の左側)に傾斜していると、前記したようにガイド溝44の第2の溝部46に沿って移動するシフトピン51は、第1の溝部45と交差する部位を通過した後に、ガイドプレート47の他側面(右側面)に沿って溝幅方向の他側(図の右側)へ案内されるようになる。
ここで、前記図5〜7に表れているようにガイドプレート47の基端部47aは、本実施の形態ではガイド溝44の溝幅方向の中央から一側(図の左側)にオフセットして配置されている。このため、基端部47aが支軸48の嵌挿されている分、大きくなっていても、溝幅方向において基端部47aの他側面とガイド溝44の他側面との間には比較的大きな間隔があり、前記図6(c)に示すようにシフトピン51が通過可能になっている。
一方、図7に表れているようにガイドプレート47の先端側(図の上側)が溝幅方向の他側(図の右側)に傾斜していると、同図(a)に示すようにガイド溝44の第1の溝部45に沿って移動するシフトピン51は、第2の溝部46と交差する部位を通過した後に、同図(b)に示すようにガイドプレート47の一側面(左側面)に沿って、溝幅方向の一側(図の左側)へ案内されるようになる。
この場合は、前記のようにガイドプレート47の基端部47aが溝幅方向の一側(図の左側)にオフセットしているため、ガイド溝44の一側面との間にはシフトピン51の通過できる間隔(溝幅)は残されていない。そこで、本実施の形態ではガイドプレート47の基端部47aの手前(周方向の他側)にシフトピン51の導出区間45b(図5(b)などに斜線を入れて示す)を設けて、第1の溝部45からシフトピン51を押し出すようにしている。
すなわち、前記の図3に表れているように、ガイド溝44の第1の溝部45の深さは、ガイドプレート47の近傍において徐々に変化している。ガイドプレート47の先端側が位置しているのは第1の溝部45の斜行部位45aであり、その周方向一側(図3の右側)に連続する区間では第1の溝部45の深さが、周方向の一側に向かって(即ちガイドプレート47の基端部47aに向かって)徐々に浅くなっている。
このように徐々に浅くなる区間が、シフトピン51の先端を徐々に第1の溝部45から押し出す導出区間45b(浅溝区間)であり、ここにおいてシフトピン51は第1の溝部45から押し出され、アクチュエータ5内に後退するようになる。図5などに表れているように第1の溝部45の導出区間45bは、ガイドプレート47の基端部47aよりも周方向の他側(図5〜7の上側)に形成されているので、ここでシフトピン51を押し出せば、ガイドプレート47の基端部47aと干渉することはない。
そうして第1の溝部45の導出区間45bが、ガイドプレート47の基端部47aよりも周方向の他側(図5〜7の上側)に設けられているのに対して、第2の溝部46の導出区間46bは、ガイドプレート47の基端部47aよりも周方向の一側(図5〜7の下側)に形成されている。すなわち、前記したようにガイドプレート47の基端部47aとガイド溝44の他側面との間には、シフトピン51の通過できる溝幅が残されており、ここに導出区間46bが形成されている。
詳細は図示しないが、この導出区間46bも前記第1の溝部45の導出区間45bと同じく、第2の溝部46の斜行部位46aの周方向一側に連続して形成され、その溝の深さが周方向の一側に向かって徐々に浅くなっている。このため、アクチュエータ5をオフにしておけば、シフトピン51の先端が導出区間46bにおいて徐々に第2の溝部46から押し出され、アクチュエータ5内に後退するようになる。
−カム切替機構の動作−
次に、主に図6、7を参照して、上述したカム切替機構の動作によるカム41,42の切り替えについて説明する。なお、説明の便宜上、各図の左側であるガイド溝44の溝幅方向一側(軸線X方向の一側)を単に左側と呼び、各図の右側であるガイド溝44の溝幅方向他側(軸線X方向の他側)を単に右側と呼ぶことにする。
まず、エンジン1の運転中に、図2を参照して上述したように低リフトカム41が選択されているときには、これによりロッカアーム15を介して駆動される吸気バルブ10のリフト量および作用角が相対的に小さなものとなっている。そして、高リフトカム42に切り替えるためにアクチュエータ5をオンすると、シフトピン51が進出して、図6(a)に示すようにガイド溝44の左側面、言い換えると第2の溝部46に係合する。
そして、吸気カムシャフト12およびカムユニット4の回転に伴いシフトピン51は、図6に表れているように第2の溝部46に沿って移動し、その斜行部位46aを通過する際にガイドプレート47を介して、カムユニット4を左側にスライドさせる。これによりカムユニット4が高リフト位置にスライドすると、ローラ15aの押し付けられる高リフトカム42によって、ロッカアーム15が押し下げられるようになり、吸気バルブ10は大きなリフト量および作用角で動作する。
そうしてカムユニット4が低リフト位置から高リフト位置にスライドする間、ロッカアーム15のローラ15aは、低リフトカム21および高リフトカム42のベース円区間に押し付けられている。また、そのようなカムユニット4のスライドの間、図6(b)に表れているようにシフトピン51はガイドプレート47の右側面に沿って移動し、その後、図6(c)に示すようにガイドプレート47の基端部47aとガイド溝44(第2の溝部46)の右側面との間を通過する。
ここには、第2の溝部46の深さが周方向の一側に向かって徐々に浅くなる導出区間46bが形成されているので、アクチュエータ5をオフにしていればシフトピン51は、導出区間46bにおいて徐々にガイド溝44から押し出される。このようにシフトピン51が押し出されるときには、アクチュエータ5の電磁ソレノイドにおいて誘導電流が発生するので、これに基づいてカムユニット4のスライド、即ち高リフトカム42への切り替えが完了したことを判定できる。
次に、そのようにして高リフトカム42が選択されているときに、アクチュエータ5がオンされると、進出したシフトピン51はガイド溝44の右側面、即ち第1の溝部45と係合することになる。そして、図7に表れているようにシフトピン51は、第1の溝部45に沿って移動し、その斜行部位45aを通過する際にガイドプレート47を介して、カムユニット4を右側に押圧し、低リフト位置までスライドさせる。
このときにシフトピン51は、図7(b)に表れているようにガイドプレート47の左側面に沿って移動するようになるが、このガイドプレート47の中間部から基端部47aの手前まで、第1の溝部45には導出区間45bが形成されているので、図7(c)に示すようにシフトピン51は導出区間45bにおいて第1の溝部45から押し出されるようになる。よって、シフトピン51がガイドプレート47の基端部47aと干渉するおそれはない。
また、そうして導出区間45bにおいて押し出されるシフトピン51がアクチュエータ5内に後退するときには、電磁ソレノイドにおいて誘導電流が発生するので、これに基づいてカムユニット4のスライド、即ち低リフトカム41への切り替えが完了したことを判定できる。このようにして低リフトカム41に切り替われば、吸気バルブ10は再び小さなリフト量および作用角で動作するようになる。
−ロック機構−
なお、本実施の形態では、上述したようにカム41,42を切り替えたときのカムユニット4の位置(低リフト位置、高リフト位置)を保持するためのロック機構6が設けられている。すなわち、前記の図4に表れているようにカムユニット4のスリーブ43の内周面には、軸線X方向(図4の左右方向)の中央付近に2つの環状溝43c,43dが並んで形成され、その間に残存するように形成される環状突部43eが軸線X方向のほぼ中央に位置している。
そして、カムユニット4が前記低リフト位置または高リフト位置にあるときに、前記の環状溝43c,43dにそれぞれ係合するように、吸気カムシャフト12には、その外周において出没可能にロック部材61が配設されている。例えばロック部材61はロックボールであり、吸気カムシャフト12の外周面に開口する断面円形状の孔部12aに収容されて、コイルスプリング62によって外方に押圧されている。つまり、ロック部材61は、吸気カムシャフト12の孔部12aから径方向外方に対向するスリーブ43の内周面に向かって押し付けられている。
この構成により、図4の上段に示すようにカムユニット4が軸線X方向他側(図4の右側)の低リフト位置にあるときには、ロック部材61が環状溝43cに係合する一方、図4の下段に示すようにカムユニット4が軸線X方向一側(図4の左側)の高リフト位置にあるときには、ロック部材61が環状溝43dに係合する。また、図6を参照して前述したようにカムユニット4が低リフト位置から高リフト位置にスライドするとき、ロック機構6においてはロック部材61が環状突部43eを乗り越えることになる。
すなわち、カムユニット4のスライドに伴いロック部材61は、まず、環状突部43eに押し下げられ、コイルスプリング62のばね力に抗して下方に移動して、環状溝43cから離脱する。そして、図示しないが、カムユニット4が低リフト位置および高リフト位置の中央位置を通過するときに、ロック部材61が環状突部43eを乗り越えて、その後はコイルスプリング62のばね力によって環状溝43dに嵌り込んでゆく。これにより、カムユニット4はさらにスライドするようになる。
以上、説明したように本実施の形態に係る可変動弁機構によると、低リフトカム41および高リフトカム42を有するカムユニット4を吸気カムシャフト12に外挿し、このカムユニット4の外周に設けたガイド溝44にシフトピン51を係合させることによって軸線X方向の一側、他側にスライドさせるようにしている。これにより、低リフトカム41、高リフトカム42のいずれかを選択して、吸気バルブ10のリフト特性を低リフトまたは高リフトに切り替えることができる。
そうしてシフトピン51を係合させるガイド溝44は、第1および第2の溝部45,46が互いに斜行部位45a,46aにおいて交差してX字状をなしている。このため、ガイド溝44にシフトピン51を係合させて、前記のようにカムユニット4を軸線X方向の一側および他側に往復スライドさせるとき、当該カムユニット4の外周において相対的にはシフトピン51がガイド溝44の溝幅方向(軸線X方向)の他側および一側に往復するようになる。
このことから、図5(a)に表れているようにカムユニット4のスライド量(高リフトカム42および低リフトカム41の間隔)をSとし、シフトピンの直径をDとすれば、カムユニット4の外周において必要なガイド溝44の溝幅は、概ねS+Dでよく、従来公知のY字状のガイド溝G(図8を参照)の幅(2×S+D)に比べて狭くなる。よって、カムユニット4のコンパクト化が図られる。
しかも、本実施の形態では、ガイド溝44に配設するガイドプレート47の基端部47aを、溝幅方向の中央から一側(図5〜7の左側)にオフセットさせているので、反対の他側(同右側)にはガイド溝44の他側面との間にシフトピン51の通過する間隔(溝幅)を確保しながら、ガイド溝44全体の溝幅をさらに狭くすることができ、その分、さらにコンパクト化が図られている。
また、前記のようにカムユニット4を軸線X方向の一側および他側に移動させるときには、ガイド溝44の幅方向にシフトピン51が往復するだけなので、このシフトピン51は1つでよく、2つのシフトピンが必要なもの(図8、9を参照して上述した従来例)に比べてコストダウンも図られる。その上さらに、その1つのシフトピン51がガイド溝44から押し出されるときに、アクチュエータ5の電磁ソレノイドに生じる誘導電流の変化によって、カム41,42の切り替えを区別して判定することができる。
すなわち、シフトピン51がガイド溝44(第1または第2の溝部45,46の導出区間45b,46b)から押し出され、アクチュエータ5内に後退するときには、電磁ソレノイドに生じる誘導電流が変化するので、これによりカムユニット4のスライドの完了を判定することができる。本実施の形態では、上述したように第1の溝部45の導出区間45bをガイドプレート47の基端部47aよりも周方向の他側に形成し、一方、第2の溝部46の導出区間46bは基端部47aよりも周方向の一側に形成している。
このように第1の溝部45の導出区間45bが、第2の溝部46の導出区間46bよりもカムユニット4の周方向一側に設けられているので、シフトピン51が押し出されるタイミングが遅角側になる。つまり、高リフトカム42への切り替えの際には、低リフトカム41への切り替えに比べて、前記のように電磁ソレノイドの誘導電流が変化するタイミングが遅角側になるので、エンジン1のクランク角センサからの信号に基づいて、両者を区別して判定することができる。
−他の実施形態−
上述した実施の形態はあくまで例示に過ぎず、本発明の構成は勿論、用途などについても限定することを意図しない。例えば前記実施の形態では、カムユニット4のスリーブ43の外周にガイド溝44を形成しているが、これに限らず、スリーブ43とは別体の円筒状部材の外周にガイド溝44を形成して、この円筒状部材をスリーブ43の一側または他側の端部に連結してもよい。この場合は、低リフトカム41、高リフトカム42およびスリーブ43に加えて、前記円筒状部材も含めてカムユニット4が構成される。
また、前記実施の形態では第1および第2の溝部45,46によって一体的にガイド溝44を構成し、ガイドプレート47の基端部47aは溝幅方向の一側(エンジン1の前側)にオフセットさせているが、これにも限定されず、ガイドプレート47の基端部47aは溝幅方向の他側(エンジン1の後側)にオフセットさせてもよい。
さらに、前記実施の形態では、エンジン1のDOHCタイプの動弁系において吸気バルブ10のリフト特性を切り替えるカム切替機構について説明しているが、これにも限定されず、排気バルブ11のリフト特性を切り替えるカム切替機構にも本発明を適用することができる。また、DOHCタイプの動弁系にも限定されず、本発明は、例えばSOHCタイプの動弁系にも適用可能である。
本発明は、カム切替方式の可変動弁機構において、カムユニットをコンパクトに構成できるので、例えば自動車に搭載されるエンジンに適用して効果が高い。
1 エンジン
4 カムユニット
41、42 複数のカム
44 ガイド溝
45 第1の溝部
45a 斜行部位
45b 導出部(浅溝区間)
46 第2の溝部
46a 斜行部位
47 ガイドプレート
47a 基端部(一端部)
5 アクチュエータ
51 シフトピン
12 吸気カムシャフト
X 吸気カムシャフトの軸線(カム軸方向)
R カムユニットの回転する方向(周方向)

Claims (1)

  1. 円筒状のカムユニットをカムシャフトに外挿し、その外周に設けたガイド溝に外方からシフトピンを係合させて、カムシャフトの回転に伴いカム軸方向にスライドさせることにより、当該カムユニットに設けられた複数のカムのうちのいずれかを選択可能とした可変動弁機構であって、
    前記カムシャフトの回転により前記カムユニットは、その周方向の一側から他側に回転するものであり、
    前記ガイド溝は、
    前記カムユニットの外周において周方向に延びるとともに、周方向の一側から他側に向かってカム軸方向の一側から他側に向かう斜行部位を有する第1の溝部と、
    前記カムユニットの外周において周方向に延びるとともに、周方向の一側から他側に向かってカム軸方向の他側から一側に向かう斜行部位を有する第2の溝部と、を備えており、
    前記第1および第2の溝部が互いに斜行部位において交差するとともに、この交差する部位の周方向の一側に近接して、前記シフトピンをカム軸方向に案内するガイドプレートが配設され、
    前記ガイドプレートは周方向に延びていて、その他側の部分がカム軸方向に揺動するように、周方向の一端部において前記ガイド溝の底部に軸支されるとともに、この一端部がガイド溝の中央からカム軸方向の一側にオフセットされており、
    前記ガイドプレートの一端部よりも周方向の他側において前記第1の溝部には、係合するシフトピンを押し出すように周方向の一側に向かって徐々に浅くなる浅溝区間が形成されていることを特徴とする可変動弁機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110005495A (zh) * 2019-05-09 2019-07-12 杰锋汽车动力系统股份有限公司 内燃机三级可变气门升程结构
CN112761751A (zh) * 2020-12-03 2021-05-07 杰锋汽车动力系统股份有限公司 一种内燃机可变气门升程机构

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