JP2018007364A - 電力管理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】逆潮流に関連して需要家間で生じる利益の不公平性が抑制されるようにする。【解決手段】複数の需要家施設を対象として電力管理を行う電力管理装置として、複数の需要家施設の各々が備える電力供給源からの逆潮流量について、逆潮流により需要家施設に対応する需要家が享受する利益の偏りが抑制されるように制御する逆潮流制御部を備えて構成する。【選択図】図4

Description

本発明は、電力管理装置及びプログラムに関する。
太陽電池で発電された電力と負荷で消費された消費電力との差分として算出される余剰電力量に基づいて電力系統に逆潮流する電力のばらつきを抑えるように蓄電池の充放電制御を行い、逆潮流する電力の平滑化を図るようにされた技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−188286号公報
一定範囲における複数の需要家を対象として電力管理を行うようにされた、HEMS(Home Energy Management System)やCEMS(Community Energy Management System)などといわれる電力管理システムが知られている。このような電力管理システムのもとで、需要家ごとに対応する需要家施設が太陽電池などの電力供給源から逆潮流を行うにあたっては以下のような問題がある。
つまり、電力管理システムにおける一部の需要家施設から多くの逆潮流が行われた場合には、この逆潮流によって電力系統の電圧が上昇してしまい、他の需要家施設による逆潮流量が極端に減少する、あるいは他の需要家施設による逆潮流が行えなくなる場合がある。つまり、複数の需要家施設間での逆潮流量に大きな偏りが生じる。
逆潮流は、例えば需要家による売電に相当することから、上記のように逆潮流量に大きな偏りが生じることは、需要家間での利益の公平性が保たれなくなるということにつながる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、逆潮流に関連して需要家間で生じる利益の不公平性が抑制されるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の一態様は、複数の需要家施設を対象として電力管理を行う電力管理装置であって、前記複数の需要家施設の各々が備える電力供給源からの逆潮流量について、逆潮流により前記需要家施設に対応する需要家が享受する利益の偏りが抑制されるように制御する逆潮流制御部を備える電力管理装置である。
本発明の一態様は、複数の需要家施設を対象として電力管理を行う電力管理装置としてのコンピュータを、前記複数の需要家施設の各々が備える電力供給源からの逆潮流量について、逆潮流により前記需要家施設に対応する需要家が享受する利益の偏りが抑制されるように制御する逆潮流制御部として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、逆潮流に関連して需要家間で生じる利益の不公平性が抑制されるという効果が得られる。
第1実施形態における電力管理システムの全体構成例を示す図である。 第1実施形態における需要家施設が備える電気設備の一例を示す図である。 第1実施形態における電力管理装置の構成例を示す図である。 第1実施形態における電力管理装置が逆潮流量の制御に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 第2実施形態における電力管理装置が需要家施設にて行われる逆潮流の制御のために実行する処理手順例を示すフローチャートである。 第3実施形態における電力管理装置が需要家施設にて行われる逆潮流の制御のために実行する処理手順例を示すフローチャートである。 第4実施形態における電力管理装置が需要家施設にて行われる逆潮流の制御のために実行する処理手順例を示すフローチャートである。 第5実施形態における電力管理装置が需要家施設にて行われる逆潮流の制御のために実行する処理手順例を示すフローチャートである。 第6実施形態における逆潮流の制御の例を説明する図である。
<第1実施形態>
[電力管理システムの構成例]
図1は、本発明の実施形態における電力管理システムの全体構成例を示している。本実施形態における電力管理システムは、例えば、所定の地域範囲における複数の需要家に対応する住宅、商業施設、産業施設などの需要家施設における電力を一括して管理するものである。このような電力管理システムは、例えばHEMS(Home Energy Management System)やCEMS(Community Energy Management System)などといわれるものに対応する。
本実施形態の電力管理システムは、図1において電力管理地域1として示す一定範囲の地域における複数の需要家施設10ごとに備えられる電気設備を対象として電力管理を行う。
需要家施設10は、例えば、住宅、商業施設、あるいは産業施設などに該当する。また、電力管理地域1が、例えば1つまたは複数の集合住宅に対応し、需要家施設10のそれぞれが集合住宅における各戸であるような態様でもよい。
同図に示す電力管理地域1における複数の需要家施設10においては、再生可能エネルギーである太陽電池を備える需要家施設10が含まれる。また、電力管理地域1における複数の需要家施設10においては、電気設備の1つとして蓄電池を備える需要家施設10が含まれる。
このような需要家施設10のうちには、太陽電池と蓄電池の両者を備える需要家施設10が有ってもよいし、太陽電池と蓄電池のいずれか一方を備える需要家施設10が有ってもよい。
なお、需要家施設10においては、太陽電池に加えて、あるいは太陽電池に代えて、ガスを使用して電力を生成する燃料電池などをはじめとする他の発電装置が備えられもよい。ただし、以降においては、説明を簡単にすることの便宜上、需要家施設10に備えられる発電装置が太陽電池である場合を例に挙げる。
電力管理地域1における各需要家施設10には、共通の配電網3と接続されることで、商用電源2が分岐して供給される。各需要家施設10は、配電網3から供給される電力を負荷に供給することができる。これにより、負荷としての各種の電気設備(機器)が稼働される。
また、太陽電池を備える需要家施設10は、太陽電池の発電電力を配電網3に出力させることができる。
また、蓄電池を備える需要家施設10においては、配電網3から電力供給を受けて蓄電池に蓄電(充電)させることができる。また、蓄電池と太陽電池を備える需要家施設10においては、太陽電池の発電電力を蓄電池に充電させることができる。
また、需要家施設の位置は、電力管理システムが管理する構成となっていれば、同様に管理されている他の需要家施設と同一地域に限定されなくともよい。すなわち、電力管理システムは、自身の管理下の需要家施設として登録され、ネットワーク300を利用して管理する情報の送受信が行うことができれば、異なる地域(例えば、北海道、本州、九州、四国などの各地域)において登録された複数の需要家施設の集合体でもよい。この場合、共通の配電網3は、需要家施設10の各々に接続される地域における電源線の集合体となる。
また、本実施形態の電力管理システムにおいては、電力管理装置200(需要電力予測装置の一例)が備えられる。電力管理装置200は、電力管理地域1に属する各需要家施設10における電気設備を対象として電力制御を実行する。このために、図1における電力管理装置200は、ネットワーク300を介して需要家施設10の各々と相互通信可能なように接続される。これにより、電力管理装置200は、各需要家施設10における電気設備を制御することができる。
また、本実施形態の電力管理システムにおいては、電圧検出装置400が備えられる。電圧検出装置400は、配電網3の電圧(配電網電圧)を検出する。電圧検出装置400により検出された配電網電圧は、電力管理装置200が電力管理地域1における電力管理に用いる。
[需要家施設における電気設備例]
次に、図2を参照して、1つの需要家施設10が備える電気設備の一例について説明する。
同図に示す需要家施設10は、電気設備として、太陽電池101、パワーコンディショナ102、蓄電池103、インバータ104、電力経路切替部105、負荷106及び施設別制御部107を備えている。
太陽電池101は、再生可能エネルギーを利用する発電装置の1つであり、光起電力効果により光エネルギーを電力に変換する。太陽電池101は、例えば需要家施設10の屋根などのように太陽光を効率的に受けられる場所に設置されることで、太陽光を電力に変換する。
パワーコンディショナ102(電力制御装置の一例)は、太陽電池101により発電される電力を制御して出力する。この際、パワーコンディショナ102は、太陽電池101から出力される直流の電力を交流に変換する。
蓄電池103は、充電のために入力される電力を蓄積し、また、蓄積した電力を放電して出力する。この蓄電池103には、例えばリチウムイオン電池などを採用することができる。
インバータ104は、複数の蓄電池103ごとに対応して備えられるもので、蓄電池103に充電するための電力の交流直流変換または蓄電池103から放電により出力される電力の直流交流変換を行う。つまり、インバータ104は、蓄電池103が入出力する電力の双方向変換を行う。
具体的に、蓄電池103に対する充電時には、商用電源2またはパワーコンディショナ102から電力経路切替部105を介して充電のための交流の電力がインバータ104に供給される。インバータ104は、このように供給される交流の電力を直流に変換し、蓄電池103に供給する。
また、蓄電池103の放電時には、蓄電池103から直流の電力が出力される。インバータ104は、このように蓄電池103から出力される直流の電力を交流に変換して電力経路切替部105に供給する。
電力経路切替部105は、施設別制御部107の制御に応じて電力経路の切り替えを行う。この際、施設別制御部107は、電力管理装置200の指示に応じて、電力経路切替部105を制御することができる。
上記の制御に応じて、電力経路切替部105は、同じ需要家施設10において、商用電源2を負荷106に供給するように電力経路を形成することができる。
また、電力経路切替部105は、同じ需要家施設10において、太陽電池101により発電された電力(発電電力)をパワーコンディショナ102から負荷106に供給するように電力経路を形成することができる。
また、電力経路切替部105は、同じ需要家施設10において、商用電源2と太陽電池101の一方または両方から供給される電力をインバータ104経由で蓄電池103に充電するように電力経路を形成することができる。
また、電力経路切替部105は、同じ需要家施設10において、蓄電池103から放電により出力させた電力を、インバータ104経由で負荷106に供給するように電力経路を形成することができる。
さらに、電力経路切替部105は、太陽電池101による発電電力を、例えば配電網3を経由して、他の需要家施設10における蓄電池に対して供給するように電力経路を形成することができる。
また、電力経路切替部105は、蓄電池103の放電により出力される電力を、他の需要家施設10における負荷106に供給するように電力経路を形成することができる。
負荷106は、需要家施設10において自己が動作するために電力を消費する機器や設備などを一括して示したものである。
施設別制御部107は、需要家施設10における電気設備(太陽電池101、パワーコンディショナ102、蓄電池103、インバータ104、電力経路切替部105、負荷106のすべてまたは一部)を制御する。
先に図1に示した電力管理装置200は、電力管理地域1に属する需要家施設10全体における電気設備を対象として電力制御を実行する。このために、電力管理装置200は、需要家施設10における施設別制御部107の各々と、ネットワーク300経由で相互通信可能なように接続される。これにより、施設別制御部107は、電力管理装置200の制御に応じて自己の管理下にある電気設備を制御することができる。
なお、例えば施設別制御部107を省略して、電力管理装置200が各需要家施設10における蓄電池103などの電気設備を直接制御するようにしてもよい。しかし、本実施形態のように、電力管理装置200と施設別制御部107を備えた構成とすることで、電力管理地域1全体と、需要家施設10とで制御を階層化することにより、電力管理装置200の制御の複雑化を回避することができる。
また、前述のように、電力管理地域1内の需要家施設10のうちの一部において、例えば太陽光発電システム(太陽電池101及びパワーコンディショナ102)や、蓄電池システム(蓄電池103及びインバータ104)を備えないものがあってもよい。
本実施形態の電力管理システムにおいて、太陽光発電システムを備える需要家施設10は、系統連系により、太陽電池101による発電電力をパワーコンディショナ102から配電網3に対して逆潮流させることができる。このような逆潮流は、例えば需要家施設10において負荷106などにより消費しきれない余剰の発電電力を他者(例えば、電力会社や他の需要家)に買い取ってもらうための売電として行われる。
ここで、例えば或る需要家施設10において、太陽電池101による発電電力が相当に大きくなったことに伴い、逆潮流量(例えば、逆潮流される電力)が相当に大きくなる可能性がある。このために、配電網3の電圧が上昇してしまい、他の需要家施設10では、逆潮流量(ここでは電力)が小さくなってしまったり、逆潮流が行えないといった状況となる場合がある。
前述のように、需要家施設10からの逆潮流は他者に対する売電であって、需要家に利益をもたらす。従って、上記のように、或る需要家施設10の逆潮流量が大きいために他の需要家施設10の逆潮流量が制限されることによっては、需要家間で利益的な不公平性が生じていることになる。
そこで、本実施形態の電力管理装置200は、需要家施設10からの逆潮流に関連して生じる需要家間での利益的な不公平性が抑制されるように、逆潮流に関する制御を行う。
[電力管理装置の構成例]
次に、図3を参照して、電力管理装置200の構成例について説明する。電力管理装置200は、ネットワークインターフェース部201、監視情報取得部202、逆潮流制御部203及び記憶部204を備える。
ネットワークインターフェース部201は、ネットワーク300経由で各需要家施設10の施設別制御部107と通信を実行する。
監視情報取得部202は、逆潮流制御部203が各需要家施設10を対象として逆潮流に関する制御を行うにあたって用いる情報(監視情報)を取得する。監視情報取得部202は、監視情報として電圧検出装置400が検出した配電網電圧を入力することができる。また、監視情報取得部202は、ネットワークインターフェース部201と接続されることで、ネットワーク300経由で、各需要家施設10における商品電力、太陽電池101の発電電力など情報を取得し、取得した情報を監視情報として利用することもできる。
逆潮流制御部203は、記複数の需要家施設10の各々が備える電力供給源(パワーコンディショナ102)からの逆潮流量について、逆潮流により需要家施設10に対応する需要家が享受する利益の偏りが抑制されるように制御する。
ここでの利益は、逆潮流を行うことに関連して得られる利益をいう。具体的に、需要家が享受する利益の1つとして、逆潮流による電力を電力会社等の他者が買い取る場合には、他者の買い取りにより得られる利益を挙げることができる。また、需要家が享受する利益の1つとして、需要家施設10間で電力を融通(受給)し合うようにされている場合には、他の需要家施設10に売電したことに応じて得られる利益を挙げることができる。また、これらの利益は、需要家に対する金銭的な付与とされてもよいし、例えば逆潮流に対する報酬としてのサービス(例えば、料金の割引、ポイントサービス制度におけるポイントの受け取り、娯楽施設の優待利用)などであってもよい。
記憶部204は、逆潮流制御部203が利用する各種の情報を記憶する。また、ここでの利益は、上記の金銭的な対価の授受に関するもののほか、逆潮流によって電力の有効活用が図られることによる自然環境への貢献などであってもよい。具体的には、逆潮流が自然環境への貢献であるとの観点により、所定の団体などから需要家に付与されるポイントなどが利益とされてもよい。また、需要家は、保護あるいは改善が図られた周囲の自然環境そのものを、自己の利益として享受することができる。
本実施形態において、需要家施設10における施設別制御部107は、太陽電池101による発電電力について需要家施設10内の電気設備により使用しきれずに余剰する電力を、パワーコンディショナ102から逆潮流させる。具体的には、例えば負荷106による電力の使用や蓄電池103への充電などを行ってもなお太陽電池101による発電電力が余剰する場合に、パワーコンディショナ102から配電網3への逆潮流が行われる。
そのうえで、本実施形態における電力管理装置200は、同時に逆潮流を行っている複数の需要家施設10ごとの逆潮流量について均一となるように制御を行う。このような制御によって、逆潮流に関する需要家間での利益についての不公平性を抑制することができる。
また、電力管理装置200は、均一とする逆潮流量について、配電網電圧に基づいて変更を行うように制御する。配電網3の電圧は、例えば法令等で許容上限値と許容下限値とが定められている。このような制御により、複数の需要家施設10から同時に逆潮流が行われる状況のもとで、配電網3の電圧を許容範囲内に保つことができる。
図4のフローチャートを参照して、本実施形態の電力管理装置200が、需要家施設10にて行われる逆潮流の制御のために実行する処理手順例について説明する。
電力管理装置200において、逆潮流制御部203は、例えば所定のタイミングにおいて、逆潮流制御に関する初期設定として、逆潮流量の初期値である初期逆潮流量を設定する(ステップS101)。ステップS101による初期設定を行うタイミングは、例えば1日(24時間)における所定の時刻とすることができる。また、初期逆潮流量の設定にあたっては、逆潮流制御部203は、過去における逆潮流量の実績についての履歴、各需要家施設10における太陽電池101の発電電力、蓄電池103の充電量(残容量)、消費電力などの履歴、配電網電圧の履歴などの少なくともいずれか1つを利用することができる。
逆潮流制御部203は、ステップS101にて設定された初期逆潮流量を、指示逆潮流量として各需要家施設10の施設別制御部107に送信する(ステップS102)。指示逆潮流量は、各需要家施設10におけるパワーコンディショナ102から逆潮流させる場合の逆潮流量(電力)を指示する情報である。
施設別制御部107は、受信された指示逆潮流量を記憶する。施設別制御部107は、パワーコンディショナ102により逆潮流量を行わせる場合に、記憶された指示逆潮流量が示す電力(逆潮流量)となるようにパワーコンディショナ102を制御する。このようにして、本実施形態においては、例えば余剰電力の発生により需要家施設10から逆潮流を行う場合には、いずれの需要家施設10からも、指示逆潮流量に応じた均一の電力による出力が行われる。
上記のように逆潮流量の指示が行われている状態のもとで、逆潮流制御部203は、電圧検出装置400によって検出されている配電網電圧を取得する(ステップS103)。ステップS103による配電網電圧の検出は、ステップS102による処理の後において、一定時間ごとに行われればよい。
次に、逆潮流制御部203は、ステップS103により取得した配電網電圧が上限閾値よりも高いか否かについて判定する(ステップS104)。上限閾値は、例えば配電網3の電圧について定められた許容上限値に対するマージンを考慮して設定された値であり、許容上限値よりも低い値である。
配電網電圧が上限閾値よりも高い場合(ステップS104−YES)、需要家施設10からの逆潮流によって配電網電圧が上昇し、許容上限値に近づいている状態である。そこで、この場合には、逆潮流制御部203は、現在設定されている指示逆潮流量を低く変更する(ステップS105)。ステップS105による指示逆潮流量の変更は、例えば現在の指示逆潮流量から一定値を減算したり、一定率減少させるといったものあればよい。このように指示逆潮流量を低く設定することで、電力管理システム全体における潮流量が低減され、配電網電圧を降下させることができる。
一方、配電網電圧が上限閾値以下である場合(ステップS104−NO)、逆潮流制御部203は、ステップS103により取得した配電網電圧が下限閾値よりも低いか否かについて判定する(ステップS106)。下限閾値は、例えば配電網3の電圧について定められた許容下限値に対するマージンを考慮して設定された値であり、許容下限値よりも高く、かつ、上限閾値よりも低い値である。
配電網電圧が下限閾値よりも低い場合(ステップS106−YES)、配電網電圧が低い傾向にあって、許容下限値に近い状態である。この状態であれば、現在において逆潮流を行っている需要家施設10ごとの逆潮流量をそれぞれ増加させてもよい。
そこで、この場合の逆潮流制御部203は、現在設定されている指示逆潮流量を高く変更する(ステップS107)。ステップS107による指示逆潮流量の変更は、例えば現在の指示逆潮流量に対して一定値を加算したり、一定率増加させるといったものあればよい。このように指示逆潮流量を高く設定することで、電力管理システム全体における潮流量が増加し、配電網電圧を上昇させることができる。
ステップS105により指示逆潮流量を低く変更した後、あるいはステップS107により指示逆潮流量を高く変更した後、逆潮流制御部203は、変更後の指示逆潮流量を各需要家施設10の施設別制御部107に送信する(ステップS108)。各需要家施設10において、施設別制御部107は、受信された指示逆潮流量により、これまで記憶されていた指示逆潮流量を更新する。このように更新が行われることで、以降において、逆潮流を行う需要家施設10のそれぞれからは、変更後の指示逆潮流量に応じた逆潮流量により均一に逆潮流が行われる。ステップS108の処理の後は、ステップS103に処理が戻される。
一方、配電網電圧が下限閾値以上である場合(ステップS106−NO)、配電網電圧は、上限閾値から下限閾値の範囲にある。この場合、特に指示逆潮流量を変更する必要はない。そこで、この場合には、ステップS103に処理が戻される。
[第1実施形態の変形例]
上記の説明では、需要家施設10において逆潮流を行う電力供給源は、太陽電池101に対応するパワーコンディショナ102であった。しかしながら、需要家施設10において逆潮流を行う電力供給源は、蓄電池103であってもよい。この場合、逆潮流制御部203は、指示逆潮流量による逆潮流が行われるように蓄電池103から放電される電力を制御すればよい。
<第2実施形態>
続いて、第2実施形態について説明する。先の第1実施形態では、複数の需要家施設10ごとの逆潮流量を均一とすることで公平性が得られるようにしていた。しかしながら、例えば、太陽電池101による発電電力は、設置環境や太陽電池101の規模などに応じて需要家施設10ごとに異なる。逆潮流は、電力会社の電力不足に対する補助であるとか、電力が不足している他の需要家施設10への融通として捉えることができる。この場合、発電電力が大きいほど電力不足に対する貢献度が高いといえる。このようなことを考慮した場合、太陽電池101による発電電力が大きくなることに応じて、逆潮流量も大きくなるように設定することで、貢献度に応じた逆潮流量とすることができる。このようにしても、需要家間の利益の不公平性を抑制できる。
そこで、本実施形態の電力管理装置200は、太陽電池101の発電電力に応じて各需要家施設10の逆潮流量を設定するように構成される。
図5のフローチャートを参照して、本実施形態の電力管理装置200が、需要家施設10にて行われる逆潮流の制御のために実行する処理手順例について説明する。同図に示す処理は、一定時間ごとに実行される。
指示逆潮流量の決定タイミングに至ると、電力管理装置200における監視情報取得部202は、現在においてパワーコンディショナ102から逆潮流を行っている需要家施設10ごとの太陽電池101の発電電力を取得する(ステップS201)。
このために、監視情報取得部202は、例えば各需要家施設10における施設別制御部107に対して、ブロードキャストで、発電電力問合せを送信する。発電電力問合せは、現在において逆潮流を行っているパワーコンディショナ102に対応する太陽電池101の発電電力を問い合わせるコマンドである。発電電力問合せを受信した施設別制御部107のうち、パワーコンディショナ102により逆潮流を行わせていない需要家施設10の施設別制御部107は応答を送信しない。一方、パワーコンディショナ102から逆潮流を行わせている需要家施設10の施設別制御部107からは、発電電力問合せに対する応答として、太陽電池101の発電電力を示す情報が電力管理装置200に送信される。このように送信された応答を受信することによって、監視情報取得部202は、現在においてパワーコンディショナ102から逆潮流を行っている需要家施設10ごとの太陽電池101の発電電力を取得できる。
次に、逆潮流制御部203は、ステップS201により取得した太陽電池101の発電電力に基づいて、逆潮流を行っている需要家施設10ごとの指示逆潮流量を設定する(ステップS202)。逆潮流制御部203は、太陽電池101の発電電力が大きくなることに応じて指示逆潮流量も大きくなるように設定を行う。
発電電力に応じた指示逆潮流量の設定にあたり、逆潮流制御部203は、例えば発電電力を利用した所定の演算により指示逆潮流量を算出するようにしてもよい。あるいは、逆潮流制御部203は、発電電力ごとに指示逆潮流量を対応付けた指示逆潮流量テーブルを記憶部204に記憶させておき、指示逆潮流量テーブルを参照して設定するようにしてもよい。
そのうえで、逆潮流制御部203は、ステップS202において、第1実施形態と同様に配電網電圧を取得し、取得した配電網電圧が一定範囲内となるように、需要家施設10ごとに設定した指示逆潮流量を補正してもよい。
逆潮流制御部203は、ステップS202により設定された需要家施設10ごとの指示逆潮流量を、それぞれ対応の施設別制御部107に送信する(ステップS203)。
<第3実施形態>
続いて、第3実施形態について説明する。第3実施形態の場合、需要家施設10において逆潮流のための電力を出力する電力供給源は、蓄電池103である。
ここで、需要家施設10ごとの蓄電池103における充電量は、蓄電池103の充電可能容量、使用状況に応じて異なる。この場合にも、第2実施形態と同様に、逆潮流を、電力会社の電力不足に対する補助、電力が不足している他の需要家施設10への融通などとして捉えると、充電量が大きいほど多くの電力を逆潮できるため、電力不足に対する貢献度が高いといえる。このようなことを考慮した場合、太陽電池101による発電電力が大きくなることに応じて、逆潮流量も大きくなるように設定することで、需要家施設10ごとに貢献度に応じた逆潮流量を設定することができ、需要家間の利益の不公平性を抑制できる。
そこで、本実施形態の電力管理装置200は、蓄電池103の充電量に応じて各需要家施設10の逆潮流量を設定するように構成される。
図6のフローチャートを参照して、本実施形態の電力管理装置200が、需要家施設10にて行われる逆潮流の制御のために実行する処理手順例について説明する。同図に示す処理は、一定時間ごとに実行される。
指示逆潮流量の決定タイミングに至ると、電力管理装置200における監視情報取得部202は、現在において蓄電池103から逆潮流を行っている需要家施設10ごとに、蓄電池103の充電量を取得する(ステップS301)。
このために、監視情報取得部202は、例えば各需要家施設10における施設別制御部107に対して、ブロードキャストで、充電量問合せを送信する。充電量問合せは、現在において逆潮流を行っている蓄電池103の充電量を問い合わせるコマンドである。充電量問合せを受信した施設別制御部107のうち、蓄電池103により逆潮流を行わせていない需要家施設10の施設別制御部107は応答を送信しない。一方、蓄電池103から逆潮流を行わせている需要家施設10の施設別制御部107からは、充電量問合せに対する応答として、蓄電池103の充電量を示す情報が電力管理装置200に送信される。このように送信された応答を受信することによって、監視情報取得部202は、現在において蓄電池103から逆潮流を行っている需要家施設10ごとの蓄電池103の充電量を取得できる。
次に、逆潮流制御部203は、ステップS301により取得した蓄電池103の充電量に基づいて、逆潮流を行っている需要家施設10ごとの指示逆潮流量を設定する(ステップS302)。逆潮流制御部203は、蓄電池103の充電量が大きいほど、指示逆潮流量も大きくなるように設定を行う。
充電量に応じた指示逆潮流量の設定にあたり、逆潮流制御部203は、例えば充電量を利用した所定の演算により指示逆潮流量を算出するようにしてもよい。あるいは、逆潮流制御部203は、充電量ごとに指示逆潮流量を対応付けた指示逆潮流量テーブルを記憶部204に記憶させておき、指示逆潮流量テーブルを参照して設定するようにしてもよい。
そのうえで、逆潮流制御部203は、ステップS302において、第1実施形態と同様に配電網電圧を取得し、取得した配電網電圧が一定範囲内となるように、需要家施設10ごとに設定した指示逆潮流量を補正してもよい。
逆潮流制御部203は、ステップS302により設定された需要家施設10ごとの指示逆潮流量を、それぞれ対応の施設別制御部107に送信する(ステップS303)。
<第4実施形態>
続いて、第4実施形態について説明する。需要家施設10ごとの電力使用量(消費電力)は、負荷106を構成する電子機器や、需要家の生活様式などに応じて異なる。電力使用量が多いということは、それだけ、電力会社あるいは電力管理システムの運営者などの電力使用料金を多く払っているということである。このことを考慮すれば、電力使用量が多いほど逆潮流量を多く設定すれば、電力使用料金に応じた優遇を需要家に与えることができ、需要家間の利益の不公平性を抑制できる。
そこで、本実施形態の電力管理装置200は、電力使用量に応じて各需要家施設10の逆潮流量を設定するように構成される。
図7のフローチャートを参照して、本実施形態の電力管理装置200が、需要家施設10にて行われる逆潮流の制御のために実行する処理手順例について説明する。同図に示す処理は、一定時間ごとに実行される。
また、本実施形態の場合、需要家施設10において逆潮流のための電力を出力する電力供給源は、パワーコンディショナ102と蓄電池103とのいずれでもよいが、以下の説明では、パワーコンディショナ102が電力供給源である場合を例に挙げる。
指示逆潮流量の決定タイミングに至ると、電力管理装置200における監視情報取得部202は、現在においてパワーコンディショナ102から逆潮流を行っている需要家施設10ごとに、需要家施設10における電力使用量を取得する(ステップS401)。
このために、監視情報取得部202は、例えば各需要家施設10における施設別制御部107に対して、ブロードキャストで、電力使用量問合せを送信する。電力使用量問合せは、現在において逆潮流を行っている需要家施設10における電力使用量を問い合わせるコマンドである。電力使用量問合せを受信した施設別制御部107のうち、逆潮流を行っていない需要家施設10の施設別制御部107は応答を送信しない。一方、逆潮流を行っている需要家施設10の施設別制御部107からは、電力使用量問合せに対する応答として、現在に応じた電力使用量を示す情報が電力管理装置200に送信される。このように送信された応答を受信することによって、監視情報取得部202は、現在において逆潮流を行っている需要家施設10ごとの電力使用量を取得できる。
次に、逆潮流制御部203は、ステップS401により取得した電力使用量に基づいて、逆潮流を行っている需要家施設10ごとの指示逆潮流量を設定する(ステップS402)。逆潮流制御部203は、電力使用量が大きいほど、指示逆潮流量も大きくなるように設定を行う。
電力使用量に応じた指示逆潮流量の設定にあたり、逆潮流制御部203は、例えば電力使用量を利用した所定の演算により指示逆潮流量を算出するようにしてもよい。あるいは、逆潮流制御部203は、電力使用量ごとに指示逆潮流量を対応付けた指示逆潮流量テーブルを記憶部204に記憶させておき、指示逆潮流量テーブルを参照して設定するようにしてもよい。
そのうえで、逆潮流制御部203は、ステップS402において、第1実施形態と同様に配電網電圧を取得し、取得した配電網電圧が一定範囲内となるように、需要家施設10ごとに設定した指示逆潮流量を補正してもよい。
逆潮流制御部203は、ステップS402により設定された需要家施設10ごとの指示逆潮流量を、それぞれ対応の施設別制御部107に送信する(ステップS403)。
なお、前述もしたように、本実施形態における逆潮流量の制御は、逆潮流のための電力供給源が蓄電池103である場合にも適用できる。
<第5実施形態>
続いて、第5実施形態について説明する。複数の需要家施設10ごとに異なる時間帯により逆潮流を行うようにされる。
例えば、1日において日照がある時間帯において太陽電池101が発電を行うことにより、電力管理地域1において逆潮流が可能となる需要家施設10が存在することになる。この場合において、複数の需要家施設10について逆潮流が可能な状態となっている場合、本実施形態の電力管理装置200は、逆潮流が可能な需要家施設10ごとに逆潮流を行う時間長を設定し、設定した時間長に応じた時間帯ごとに時分割で需要家施設10ごとに逆潮流を実行させる。この場合、例えば1日の単位期間における需要家施設10ごとの逆潮流量の積算(逆潮流による電力量)が均等となるようにすることで、需要家間での利益の不公平性を抑制できる。
本実施形態の場合、需要家施設10において逆潮流のための電力を出力する電力供給源は、パワーコンディショナ102と蓄電池103とのいずれでもよいが、以下の説明では、パワーコンディショナ102が電力供給源である場合を例に挙げる。
図8のフローチャートを参照して、本実施形態の電力管理装置200が、需要家施設10にて行われる逆潮流の制御のために実行する処理手順例について説明する。
本実施形態における電力管理装置200は、当日(現時刻を含む単位期間)における需要家施設10ごとの逆潮流の履歴を示す逆潮流履歴情報を記憶している。1つの需要家施設10に対応する逆潮流履歴情報は、逆潮流が行われた逆潮流時間帯(開始時刻及び終了時刻)と、逆潮流時間帯における逆潮流量(ここでは、逆潮流による電力量)とを含む。
電力管理装置200における逆潮流制御部203は、現在において逆潮流が可能な状態の需要家施設10ごとの積算逆潮流量を、逆潮流履歴情報を参照して算出する(ステップS501)。現在において逆潮流が可能な需要家施設10については、例えば、監視情報取得部202(逆潮流制御部203でもよい)が、各需要家施設10の施設別制御部107に対して逆潮流が可能な状態であるか否かについての問合せを行い、問合せに対する応答に基づいて判定することができる。
次に、逆潮流制御部203は、ステップS501により算出された積算逆潮流量に基づいて、逆潮流が可能な需要家施設10ごとに割り当てるべき時間長である逆潮流時間を決定する(ステップS502)。この場合、逆潮流制御部203は、例えば積算逆潮流量が少ない需要家施設10ほど、長い逆潮流時間を割り当てるようにする。
逆潮流制御部203は、ステップS502により決定した逆潮流時間により、順に需要家施設10から逆潮流が行われるように制御(時分割逆潮流制御)を行う(ステップS503)。
ステップS503により需要家施設10ごとの逆潮流を一巡させると、逆潮流制御部203は、今回のステップS503による需要家施設10ごとの逆潮流の実績が反映されるように、逆潮流履歴情報を更新する(ステップS504)。このような制御によって、例えば1日に対応する単位期間における需要家施設10ごとの積算逆潮流量が均一化されていくことになり、需要家間での利益の不公平性の抑制、緩和が図られる。
なお、本実施形態においては、例えばより簡易に、各需要家施設10の逆潮流時間を同じに設定し、各需要家施設10に逆潮流を行わせてもよい。
<第6実施形態>
続いて、第6実施形態について説明する。先の第5実施形態においては、複数の需要家施設10のあいだで複数の異なる時間帯の設定が割り当てられるように制御するにあたり、需要家施設10ごとに異なる逆潮流時間が設定されていた。これに対して、本実施形態においては、逆潮流について、複数の需要家施設10のあいだで複数の異なる時間帯の設定が割り当てられるように制御するにあたり、逆潮流が停止される期間を異ならせることが行われる。
図9(a)は、或る1日における電力管理地域1内の各需要家施設10の太陽電池101の発電に応じままに逆潮流を行った場合の逆潮流量の総量(総逆潮流量)を時間経過とともに示している。電力管理地域1において許容される許容総逆潮流量Lvは、例えば電力会社との契約あるいは自主的な取り決めによって予め規定されている。同図においては、超過時間帯Tovにおいて、総逆潮流量が許容総逆潮流量Lvを超過する状態が示されている。超過時間帯Tovは、例えば過去の需要家施設10ごとにおける逆潮流量の履歴と、当日の天気予報などに基づいて予測することができる。
上記のように総逆潮流量が許容総逆潮流量Lvを超過する場合には、総逆潮流量が許容総逆潮流量Lv以下となるように需要家施設10からの逆潮流量を抑制する必要がある。そこで、本実施形態では、超過時間帯Tovにおいて、複数の需要家施設10のあいだで複数パターンの異なる逆潮流停止時間を設定する。逆潮流停止時間とは、逆潮流を強制的に停止させる制御が行われる時間帯である。なお、以下においては、説明の理解を分かりやすくするため、各需要家施設10の太陽電池101による時刻ごとの発電量が同じである場合について説明する。
本実施形態の電力管理装置200において、逆潮流制御部203は、図6(b)、図6(c)及び図6(d)に示される3つの逆潮流停止時間のパターンを定める。
図6(b)に示される逆潮流停止時間Taと、図6(c)に示される逆潮流停止時間Tbと、図6(d)に示される逆潮流停止時間Tcは、超過時間帯Tovにおいてそれぞれが重複しないようにして設定されている。
また、図6(b)において逆潮流停止時間Ta以外の逆潮流が行われる期間による逆潮流量の総計(電力量)と、図6(c)において逆潮流停止時間Tb以外の逆潮流が行われる期間による逆潮流量の総計と、図6(d)において逆潮流停止時間Tc以外の逆潮流が行われる期間による逆潮流量の総計とは、ほぼ同じとなるようにされている。このため、逆潮流量がほぼピークとなる時間帯に含まれる逆潮流停止時間Tbについては、逆潮流量がほぼピークとなる時間帯から外れる逆潮流停止時間Ta、Tcよりも短く設定されている。
そのうえで、電力管理装置200の逆潮流制御部203は、電力管理地域1内の需要家施設10ごとに、逆潮流停止時間Ta、Tb、Tcのいずれかを適用する。そのうえで、逆潮流制御部203は、逆潮流停止時間Taを適用した需要家施設10における施設別制御部107に対して、逆潮流停止時間Taにおいて逆潮流を停止するように指示を行う。また、逆潮流制御部203は、逆潮流停止時間Tbを適用した需要家施設10における施設別制御部107に対して、逆潮流停止時間Tbにおいて逆潮流を停止するように指示を行う。また、逆潮流制御部203は、逆潮流停止時間Tcを適用した需要家施設10における施設別制御部107に対して、逆潮流停止時間Tcにおいて逆潮流を停止するように指示を行う。
各施設別制御部107は、電力管理装置200における逆潮流制御部203から指示に応じて、指定された逆潮流停止時間にてパワーコンディショナ102からの逆潮流が行われないように制御を行う。
このような制御によって、電力管理地域1内の総逆潮流量は、図6(e)に示されるように、許容総逆潮流量Lv以下となる。そのうえで、超過時間帯Tovにおける逆潮流量の総量は、需要家施設10のあいだでほぼ均一とすることができるため、逆潮流に関する需要家間での利益についての不公平性が抑制される。
なお、本実施形態において、複数の需要家施設に割り当てる逆潮流停止時間のパターン数は、図9に示したように3つに限定されるものではなく、適宜変更されてよい。
なお、先の第1実施形態から第5実施形態においては、現在に対応して得られる監視情報を利用して逆潮流に関する制御が行われている。しかしながら、電力管理装置200は、例えば過去の履歴に基づいて予測される監視情報を利用して、逆潮流のスケジュールを決定し、決定した逆潮流のスケジュールに従って各需要家施設10における逆潮流を制御するようにしてもよい。
なお、上記各実施形態において、需要家施設10が備える再生可能エネルギーに対応する発電装置(再生可能エネルギー対応発電装置)として、太陽電池101を例に挙げていた。しかしながら、需要家施設10が備える再生可能エネルギー対応発電装置は、例えば風力発電装置、地熱発電装置などをはじめとして特に限定されるものではない。
なお、上述の電力管理装置200としての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の電力管理装置200としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1 電力管理地域、2 商用電源、10 需要家施設、101 太陽電池、102 パワーコンディショナ、103 蓄電池、104 インバータ、105 電力経路切替部、106 負荷、107 施設別制御部、200 電力管理装置、201 ネットワークインターフェース部、202 監視情報取得部、203 逆潮流制御部、204 記憶部、400 電圧検出装置

Claims (7)

  1. 複数の需要家施設を対象として電力管理を行う電力管理装置であって、
    前記複数の需要家施設の各々が備える電力供給源からの逆潮流量について、逆潮流により前記需要家施設に対応する需要家が享受する利益の偏りが抑制されるように制御する逆潮流制御部
    を備える電力管理装置。
  2. 前記逆潮流制御部は、
    前記複数の需要家施設ごとの電力供給源のそれぞれから出力される逆潮流量が均一となるように制御する
    請求項1に記載の電力管理装置。
  3. 前記電力供給源は、再生可能エネルギー対応発電装置により発電される電力を制御して出力する電力制御装置であり、
    前記逆潮流制御部は、前記複数の需要家施設ごとの再生可能エネルギー対応発電装置により発電される電力に基づいて、前記電力制御装置のそれぞれから出力させる逆潮流量を決定する
    請求項1に記載の電力管理装置。
  4. 前記電力供給源は、蓄電池であり、
    前記逆潮流制御部は、前記複数の需要家施設ごとの蓄電池における充電量に基づいて、前記蓄電池のそれぞれから出力させる逆潮流量を決定する
    請求項1または3に記載の電力管理装置。
  5. 前記逆潮流制御部は、
    逆潮流された電力が供給される配電網の電圧に基づいて、逆潮流量の総量を制御する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の電力管理装置。
  6. 前記逆潮流制御部は、
    前記電力供給源からの逆潮流について、前記複数の需要家施設のあいだで複数の異なる時間帯の設定が割り当てられるように制御する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の電力管理装置。
  7. 複数の需要家施設を対象として電力管理を行う電力管理装置としてのコンピュータを、
    前記複数の需要家施設の各々が備える電力供給源からの逆潮流量について、逆潮流により前記需要家施設に対応する需要家が享受する利益の偏りが抑制されるように制御する逆潮流制御部
    として機能させるためのプログラム。
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