JP2018002992A - カセイアルカリ、塩素、過酸化水素を使用した風呂用洗浄剤 - Google Patents

カセイアルカリ、塩素、過酸化水素を使用した風呂用洗浄剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2018002992A
JP2018002992A JP2016138953A JP2016138953A JP2018002992A JP 2018002992 A JP2018002992 A JP 2018002992A JP 2016138953 A JP2016138953 A JP 2016138953A JP 2016138953 A JP2016138953 A JP 2016138953A JP 2018002992 A JP2018002992 A JP 2018002992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
cleaning agent
cleaning
stage
minutes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016138953A
Other languages
English (en)
Inventor
長谷川 宏
Hiroshi Hasegawa
宏 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2016138953A priority Critical patent/JP2018002992A/ja
Publication of JP2018002992A publication Critical patent/JP2018002992A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

【課題】 浴槽を洗浄する場合は、過酸化水素水または、苛性ソーダ、あるいは塩酸または硫酸を含有する洗浄剤を浴槽水に添加し、洗浄する方法がある。しかしながら、この洗浄方法では洗浄後、浴槽内に雑菌やレジオネラ菌が残留することがある。【解決手段】本発明による洗浄方法は、第一段階にカセイソーダまたはカセイカリ、第二段階に過酸化水素、第三段階に次亜塩素酸ソーダもしくは二酸化塩素水を相ついて追加使用した風呂用洗浄剤であって、浴槽水を、一定時間循環することにより、残留するレジオネラ菌などの雑菌を簡素に分解、除去する方法である。

Description

本発明は、レジオネラ菌を完全かつ安全に除去する目的を果たすべく、一般公衆浴場及び家庭浴場で用いる洗浄剤関するものである。
通常、浴槽水系に付着している有機質の汚物を洗浄することで、浴槽水系の衛生面を確保するのが一般的である洗浄方法としては、カセイソーダまたはカセイカリの水溶液、さらにアニオン界面活性剤またはノニオン界面活性剤を追加添加した配合洗浄剤を浴槽水に添加し、一定時間滞留するか、循環し、浴槽水系に付着している汚物を剥離し、水ゆすぎを実施して、洗浄を完了する方法が最も一般的である。
また、浴槽水系に付着している炭酸カルシウムなど、無機質と有機質の混合した汚物を洗浄する方法としては、塩酸または硫酸を適量含有するものに、さらにアニオン界面活性剤またはノニオン界面活性剤を適量含有する洗浄剤を浴槽水に添加し、一定時間滞留するか、循環し、浴槽水系に付着している処理対象の汚物を浴槽水中に溶解もしくは剥離し、水ゆすぎを実施して、洗浄を完了する方法も多く採用されている。
また、時には、カセイアルカリ、アニオン界面活性剤またはノニオン界面活性剤、過酸化水素を単族で洗浄剤として使用する場合もある。
一方、最新の洗浄技術としては、本特許の出願人が発明したもので、添付した特許文献、特開2010−22951があり、その内容は、第一段階の洗浄剤としてカセイソーダまたはカセイカリ、さらに過酸化水素の分解触媒となる過マンガン酸カリなどの重金属触媒を添加した配合薬剤を浴槽水に添加したるあと、循環することで設備内における付着物の上に触媒を固着せしめたる後、第二段階の洗浄剤として過酸化水素水を追加添し、循環した後、水ゆすぎして洗浄を完了する方法がある。
第一段階の洗浄剤としてカセイソーダまたはカセイカリを1〜10%(以下すべて重量比%)アニオン界面活性剤またはノニオン界面活性剤を0.1〜2%を含有する洗浄剤配合し、これを浴槽水に2〜10%添加し、5〜10分滞留するか、既設の循環ポンプで5から10分間循環して汚物を剥離する。
そのあと、第二段階の洗浄剤として、35%過酸化水素水溶液を5〜30%含有する溶液を第一段階の処理後の浴槽水に追加添加し、5〜10分滞留するか、既設の循環ポンプを使用して5から10分循環する。
さらに、第三段階の殺菌を兼ねた洗浄剤としてカセイソーダまたはカセイカリを1〜10%、次亜塩素酸ソーダまたは二酸化塩素を1〜10%配合した薬剤を、第二段階の処理後の浴槽水に追加添加し、5〜10分滞留するか、既設の循環ポンプを使用して5から10分循環し、水ゆすぎして洗浄殺菌作業を完了する洗浄技術である。
特開平08−040704 公報
特開平10−168425 公報
特開2001−322902 公報

特開2005−539100 公報
特開2010−254706 公報

特開2010−22951 公報
通常、浴槽水系に付着している有機質の汚物を洗浄する方法としては、カセイソーダまたはカセイカリの1〜10%、アニオン界面活性剤またはノニオン界面活性を0.1〜5%含有する洗浄剤を浴槽水に1〜10%添加し、5から10分滞留するか、循環し、浴槽水系に付着している汚物を剥離し、水ゆすぎを実施して、洗浄を完了する方法が一般的である。
浴槽水系に付着している炭酸カルシウムなど、無機質と有機質の混合した汚物を洗浄する方法としては、塩酸または硫酸を1〜10%さらにアニオン界面活性剤またはノニオン界面活性剤を0.1〜2%含有する洗浄剤を浴槽水に1〜10%添加し、5から10分滞留するか、循環し、浴槽水系に付着している処理対象の汚物を浴槽水中に溶解もしくは剥離し、水ゆすぎを実施して、洗浄を完了する方法がある。
上記の洗浄方法は、一般公衆浴場、及び家庭浴場の洗浄剤として多用されている。
最新の洗浄技術としては、本特許の出願人が発明したもので、添付したような特許文献、特開2010−22951があり、その内容は、第一段階の洗浄剤としてカセイソーダまたはカセイカリ、さらに過酸化水素の分解触媒となる過マンガン酸カリなどの重金属触媒を添加した配合薬剤を浴槽水に添加したるのち、滞留または循環することで設備内における付着物の上に触媒を固着せしめたる後、第二段階の洗浄剤として過酸化水素水を追加添し、循環した後、水ゆすぎして洗浄を完了する方法がある。
浴槽水系の付着物の洗浄方法としての従来の方法では洗浄後、浴槽内に雑菌が残留することがたびたびある。
特に最近問題とされるレジオネラ菌が残留する場合には、再洗浄を必要とするなど、過大な洗浄作業の負担が発生する。
そのため、レジオネラ菌などの雑菌をより完全にかつ簡素に除去する方法が望まれる。
本発明による洗浄剤は、レジオネラ菌を完全かつ安全に除去する目的を果たすべく、一般公衆浴場、及び家庭浴場の洗浄剤として提供されるものである。
浴槽水の汚物洗浄に際しては、浴槽水の水量を減らしたのち、洗浄作業に入ることが好ましい。
まず、第一段階の洗浄剤としてカセイソーダまたはカセイカリとアニオン界面活性剤またはノニオン界面を含有する洗浄剤配合し、これを浴槽水に添加加し、5〜10分滞留するか、既設の循環ポンプで5から10分し、循環して汚物を剥離する。
そのあと、第二段階の洗浄剤として、過酸化水素水溶液をする溶液を第一段階の処理後の浴槽水に追加添加し、循環する。
さらに、第三段階の洗浄剤としてカセイソーダまたはカセイカリの水溶液を添加し、循環する。水ゆすぎして洗浄殺菌作業を完了する。
[実施例1]の第二段階の処理後の浴槽水サンプル水においては、雑菌類は20個の集落、レジオネラ菌については集落を検出した。
さらに、第三段階の殺菌を兼ねた洗浄後、水ゆすぎ後のサンプル水におおいては、雑菌類の集落、レジオネラ菌の集落は検出されなかった。
また、添府した分析書のようにDNA法によるレジオネラ菌は検出されなかった。
[実施例1の第二段階の処理後の浴槽水サンプル水においては、雑菌類は15個の集落、レジオネラ菌については12個集落を検出した。
さらに、第三段階の殺菌を兼ねた洗浄後、水ゆすぎ後のサンプル水においては、雑菌類の集落、レジオネラ菌の集落を検出しなかった。
浴槽水の汚物洗浄に際しては、まず、浴槽水の水量を満水状態から30%程度に減らしたのち、洗浄作業に入ることが好ましい。
このことで、洗浄剤濃度を上げた条件で実施することができる。
まず、第一段階の洗浄剤としてカセイソーダまたはカセイカリを1〜10%(以下すべて重量比%)アニオン界面活性剤またはノニオン界面活性剤を0.1〜2%を含有する洗浄剤配合し、これを浴槽水に2〜10%添加し、5〜10分滞留するか、既設の循環ポンプで5から10分間循環して汚物を剥離する。
そのあと、第二段階の洗浄剤として、35%過酸化水素水溶液を5〜30%含有する溶液を第一段階の処理後の浴槽水に追加添加し、5〜10分滞留するか、既設の循環ポンプを使用して5から10分循環する。
さらに、第三段階の殺菌を兼ねた洗浄剤としてカセイソーダまたはカセイカリを1〜10%、次亜塩素酸ソーダまたは二酸化塩素を1〜10%配合した薬剤を、第二段階の処理後の浴槽水に追加添加し、5〜10分滞留するか、既設の循環ポンプを使用して5から10分循環し、水ゆすぎして洗浄殺菌作業を完了する洗浄技術である。
浴槽水の汚物洗浄に際しては、まず、浴槽水の水量を満水状態から30%程度に減らしたのち、洗浄作業に入る。
第一段階の洗浄剤としてカセイソーダを10%、(以下すべて重量比%)アニオン界面活性剤としてポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム0.2%を含有する洗浄剤配合し、これを浴槽水に10%添加し、8分間既設の循環ポンプで循環して汚物を剥離する。
そのあと、第二段階の洗浄剤として、35%過酸化水素水溶液を5%含有する溶液を第一段階の処理後の浴槽水に追加添加し、5分間循環する。
よく水洗した、500mlポリ容器に第二段階の処理後の浴槽水をサンプル水として500ml採り、菌類を分析する資料とする。
さらに、第三段階の殺菌を兼ねた洗浄剤としてカセイソーダを10%、次亜塩素酸ソーダを5%配合した薬剤を、第二段階の処理後の浴槽水に追加添加し、10分間循環し、水ゆすぎして洗浄殺菌作業を完了する。
その直後、浴槽水に水をはり、よく水洗した、500mlポリ容器にサンプル水500ml採り、菌類を分析する資料とする。
浴槽水の汚物洗浄に際しては、まず、浴槽水の水量を満水状態から30%程度に減らしたのち、洗浄作業に入る。
第一段階の洗浄剤としてカセイカリを8%、アニオン界面活性剤としてポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム0.2%を含有する洗浄剤配合し、これを浴槽水に10%添加し、8分間既設の循環ポンプで循環して汚物を剥離する。
そのあと、第二段階の洗浄剤として、35%過酸化水素水溶液を5%含有する溶液を第一段階の処理後の浴槽水に追加添加し、5分間循環する。
第二段階の汚物を含む浴槽水をよく水洗した、500mlポリ容器にサンプル水ちして500ml採り、菌類を分析する資料とする。
さらに、第三段階の殺菌を兼ねた洗浄剤としてカセイカリを5%、次亜塩素酸ソーダを5%配合した薬剤を、第二段階の処理後の浴槽水に追加添加し、10分間循環し、水ゆすぎして洗浄殺菌作業を完了する。
その直後、浴槽水に水をはり、サンプル水500ml採る。

Claims (1)

  1. 第一段階の洗浄剤としてカセイソーダまたはカセイカリを1〜10%(以下すべて重量比%)アニオン界面活性剤またはノニオン界面活性剤を0.1〜2%を含有する洗浄剤配合し、この浴槽水を10分間循環して汚物を剥離する。
    そのあと、第二段階の洗浄剤として、35%過酸化水素水溶液を5〜30%含有する溶液を第一段階の処理後の浴槽水に10〜50%追加添加し、10分循環する。
    さらに、第三段階の殺菌を兼ねた洗浄剤として、カセイソーダまたはカセイカリを1〜10%、次亜塩素酸ソーダまたは二酸化塩素を1〜10%配合した薬剤を、第二段階の処理後の浴槽水に追加添加し、5〜10分循環し、水ゆすぎして洗浄殺菌作業を完了する洗浄方法である。
JP2016138953A 2016-06-28 2016-06-28 カセイアルカリ、塩素、過酸化水素を使用した風呂用洗浄剤 Pending JP2018002992A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016138953A JP2018002992A (ja) 2016-06-28 2016-06-28 カセイアルカリ、塩素、過酸化水素を使用した風呂用洗浄剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016138953A JP2018002992A (ja) 2016-06-28 2016-06-28 カセイアルカリ、塩素、過酸化水素を使用した風呂用洗浄剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018002992A true JP2018002992A (ja) 2018-01-11

Family

ID=60945846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016138953A Pending JP2018002992A (ja) 2016-06-28 2016-06-28 カセイアルカリ、塩素、過酸化水素を使用した風呂用洗浄剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018002992A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114381930A (zh) * 2021-12-15 2022-04-22 佛山中纺联检验技术服务有限公司 一种面料的处理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114381930A (zh) * 2021-12-15 2022-04-22 佛山中纺联检验技术服务有限公司 一种面料的处理方法
CN114381930B (zh) * 2021-12-15 2024-02-20 中联品检(佛山)检验技术有限公司 一种面料的处理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2013175800A1 (ja) 微細気泡電解水生成装置および微細気泡電解水の生成方法
JP2016078010A (ja) 気泡電解水生成装置、洗浄装置、除菌消臭方法及び気泡電解水
JP2004510878A (ja) 洗剤および消毒剤
JP2018002992A (ja) カセイアルカリ、塩素、過酸化水素を使用した風呂用洗浄剤
JP2007145961A (ja) 除菌洗浄剤及びこれを用いた汚染物の除去方法
JPWO2007004274A1 (ja) 清掃対象物の清掃方法
JP4436659B2 (ja) 発泡性洗浄剤
JP4794844B2 (ja) 配管洗浄方法
CN102690736A (zh) 一种食品工业设备氧化预清洗剂及其制备方法
JP6562417B2 (ja) 洗浄組成物、および、洗濯槽の洗浄方法
JP2004532286A (ja) 界面活性剤/酸化剤の溶液および使用法
CN104479932A (zh) 一种洁厕多功能泡腾片
JPH05137689A (ja) 食器洗浄機
CN105419969A (zh) 一种工业重油污清洁剂的制备方法
JP2006198595A (ja) 電解水生成装置の医療分野への利用
CN105400605A (zh) 一种工业重油污清洁剂
JP4862127B2 (ja) 残り湯供給用ホースの殺菌洗浄方法及びその殺菌洗浄方法に使用するホース用薬剤と洗濯機の洗浄方法及びその洗浄方法に使用する洗濯機の洗浄用薬剤
JP2017209302A (ja) 自動洗浄機及び洗浄方法
JP2010022951A (ja) 四段階の工程で浴槽設備の有機性付着物を洗浄する方法
JP6725196B1 (ja) Cip洗浄方法
US7211552B1 (en) Enzymatic detergent
US20040101881A1 (en) Surfactant/oxidizing agent solution and methods of use
JPH0352791B2 (ja)
JP2018193528A (ja) カセイソーダ、2酸化塩素、塩酸を使用した木材用カビ除去剤
JP4051580B2 (ja) 二酸化マンガンスケ−ルの洗浄液

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160921