JP2018002496A - シリコン単結晶の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリコン単結晶の製造コストを最小限に抑制しつつウェーハ面内の酸素濃度を外周部に至るまで均一にできるシリコン単結晶の製造方法を提供する。【解決手段】CZ法により引き上げる際の単結晶Cの直径Dと、融液Mに印加する水平磁場強度Gと、引き上げる際の単結晶Cの結晶回転Vと、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性δと、の相関関係を、所定の製造条件について予め求め、前記ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性の限界値と、前記水平磁場強度の限界値と、前記引き上げる際の単結晶の結晶回転の限界値と、前記相関関係とから、引き上げる際の単結晶の最小の直径を求め、当該求められた最小の直径を目標直径としてシリコン単結晶を前記所定の製造条件の下で製造する。【選択図】 図1

Description

本発明は、シリコン単結晶の製造方法に関するものである。
水平磁場印加チョクラルスキー法(HMCZ法)において、坩堝内の融液の表面部では対流が起こり易くし、坩堝の底部では対流を抑制することにより、結晶成長軸方向の酸素濃度分布を均一にすることが提案されている(特許文献1)。
特開平9−188590号公報
ところで、ウェーハの外周端部から10mm程度以内の範囲(以下、外周部ともいう)における酸素濃度は、その他の中央部分に比べて低い。こうした外周部はデバイスプロセスにおける不良を発生させる要因となり得ることから、デバイスの歩留まりを高くするために、外周部に至るまで酸素濃度の均一化が求められている。
本発明が解決しようとする課題は、シリコン単結晶の製造コストを最小限に抑制しつつウェーハ面内の酸素濃度を外周部に至るまで均一にできるシリコン単結晶の製造方法を提供することである。
第1の観点による発明は、引き上げられる単結晶の直径、水平磁場強度及び単結晶の結晶回転と、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性との相関関係を、所定の製造条件について予め求めておき、許容されるウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性、水平磁場強度の限界値及び単結晶の結晶回転の限界値と、前記相関関係とから、引き上げるべき単結晶の直径を求め、当該求められた直径の単結晶を前記所定の製造条件の下で製造することによって、上記課題を解決する。
第2の観点による発明は、引き上げられる単結晶の直径と、水平磁場強度と、単結晶の結晶回転と、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性との相関関係を、所定の製造条件について予め求めておき、許容されるウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性と、引き上げられる単結晶の直径の限界値と、単結晶の結晶回転の限界値と、前記相関関係とから、印加すべき水平磁場強度を求め、当該求められた水平磁場強度と前記所定の製造条件の下で単結晶を製造することによって、上記課題を解決する。
第3の観点による発明は、引き上げられる単結晶の直径と、水平磁場強度と、単結晶の結晶回転と、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性との相関関係を、所定の製造条件について予め求めておき、許容されるウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性と、引き上げられる単結晶の限界値と、水平磁場強度の限界値と、前記相関関係とから、単結晶の結晶回転を求め、当該求められた結晶回転と前記所定の製造条件の下で単結晶を製造することによって、上記課題を解決する。
特に限定はされないが、上記第1乃至第3の観点による発明において、前記相関関係は、引き上げられる単結晶の直径をD(mm)、水平磁場強度をG(ガウス)、単結晶の結晶回転をV(rpm)、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性をδ(1017atoms/cm3)、a,b,c,dを定数としたときに、δ=aD+bG+cV+dなる式により定義し、予め前記定数a,b,c,dを求めておくことが望ましい。
第1の観点による発明によれば、水平磁場強度と、単結晶の結晶回転と、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性に、引き上げる単結晶の直径を加えた相関関係を予め求めておき、単結晶を製造する際においては、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性の限界値と、水平磁場強度の限界値と、単結晶の結晶回転の限界値と、相関関係とから、引き上げる単結晶の最小の直径を求める。これにより、引き上げられる単結晶の直径が最小となるので、シリコン単結晶の生産コストを最小限に抑制することができる。また、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性が限界値を維持するので、ウェーハ面内の酸素濃度を均一にすることができる。
第2の観点による発明によれば、水平磁場強度と、単結晶の結晶回転と、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性に、引き上げられる単結晶の直径を加えた相関関係を予め求めておき、単結晶を製造する際においては、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性の限界値と、引き上げられる単結晶の直径の限界値と、単結晶の結晶回転の限界値と、相関関係とから、印加すべき水平磁場強度を求める。これにより、引き上げられる単結晶の直径が最小となるので、シリコン単結晶の生産コストを最小限に抑制することができる。また、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性が限界値を維持するので、ウェーハ面内の酸素濃度を均一にすることができる。
第3の観点による発明によれば、水平磁場強度と、単結晶の結晶回転と、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性に、引き上げられる単結晶の直径を加えた相関関係を予め求めておき、単結晶を製造する際においては、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性の限界値と、引き上げられる単結晶の直径の限界値と、水平磁場強度の限界値と、相関関係とから、単結晶の結晶回転を求める。これにより、引き上げられる単結晶の直径が最小となるので、シリコン単結晶の生産コストを最小限に抑制することができる。また、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性が限界値を維持するので、ウェーハ面内の酸素濃度を均一にすることができる。
本発明のシリコン単結晶の製造方法が適用される製造装置の一例を示す断面図である。 図1に示す製造装置の水平磁場強度と、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性との関係の一例を示すグラフである。 図1に示す製造装置の単結晶の結晶回転と、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性との関係の一例をグラフである。 図1に示す製造装置により製造されたシリコン単結晶のウェーハの直径方向の位置と酸素濃度との関係の一例を示すグラフである。 図1に示す製造装置により引き上げられる単結晶の直径と、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性との関係の一例をグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態であるシリコン単結晶の製造方法が適用される製造装置の一例を示す断面図である。本実施形態の製造方法が適用されるシリコン単結晶の製造装置1(以下、単に製造装置1ともいう)は、円筒状の第1チャンバ11と、同じく円筒状の第2チャンバ12とを備え、これらは気密に接続されている。
第1チャンバ11の内部には、シリコン融液Mを収容する石英製の坩堝21と、この石英製の坩堝21を保護する黒鉛製の坩堝22とが、支持軸23で支持されるとともに、駆動機構24によって回転及び昇降が可能とされている。また、石英製の坩堝21と黒鉛製の坩堝22とを取り囲むように、環状のヒータ25と、同じく環状の、断熱材からなる保温筒26が配置されている。坩堝21の下方にヒータを追加してもよい。
第1チャンバ11の内部であって、石英製の坩堝21の上部には、円筒状の熱遮蔽部材27が設けられている。熱遮蔽部材27は、モリブデン、タングステンなどの対価金属又はカーボンからなり、シリコン融液Mからシリコン単結晶Cへの放射を遮断するとともに、第1チャンバ11内を流れるガスを整流する。熱遮蔽部材27は、保温筒26にブラケット28を用いて固定されている。この熱遮蔽部材27の下端に、シリコン融液Mの全面と対向するように遮熱部を設け、シリコン融液Mの表面からの輻射をカットするとともにシリコン融液Mの表面を保温するようにしてもよい。
第1チャンバ11の上部に接続された第2チャンバ12は、育成したシリコン単結晶Cを収容し、これを取り出すためのチャンバである。第2チャンバ12の上部には、シリコン単結晶をワイヤ31で回転させながら引上げる引上げ機構32が設けられている。引上げ機構32から垂下されたワイヤ31の下端のチャックには種結晶Sが装着される。第1チャンバ11の上部に設けられたガス導入口13から、アルゴンガス等の不活性ガスが導入される。この不活性ガスは、引上げ中のシリコン単結晶Cと熱遮蔽部材27との間を通過した後、熱遮蔽部材27の下端とシリコン融液Mの融液面との間を通過し、さらに石英製の坩堝21の上端へ立ち上がった後、ガス流出口14から排出される。
第1チャンバ11(非磁気シールド材からなる)の外側には、第1チャンバ11を取り囲むように、石英製の坩堝21内の融液Mに磁場を与える磁場発生装置41が配置されている。磁場発生装置41は、石英製の坩堝21に向けて、水平磁場を生じさせるものであり、電磁コイルで構成されている。磁場発生装置41は、坩堝21内の融液Mに生じた熱対流を制御することで、結晶成長を安定させ、結晶成長方向における不純物分布のミクロなバラツキを抑制する。特に大口径のシリコン単結晶を製造する場合にはその効果が大きい。なお、以下に示す磁場強度は、坩堝21内の融液Mの液面の中心位置で測定した値である。
本実施形態の製造装置1を用いて、CZ法によりシリコン単結晶を育成するには、まず、石英製の坩堝21内に、多結晶シリコンや必要に応じてドーパントからなるシリコン原料を充填し、ヒータ25をONして坩堝21内でシリコン原料を融解し、シリコン融液Mとする。続いて、磁場発生装置41をONして坩堝21への水平磁場の印加を開始しつつ、シリコン融液Mの温度を引き上げ開始温度となるように調温する。シリコン融液Mの温度と磁場強度が安定したら、ガス導入口13から不活性ガスを導入しガス排出口14から排出しながら、駆動機構24によって坩堝21を所定速度で回転させ、ワイヤ31に装着された種結晶Sをシリコン融液Mに浸漬する。そして、ワイヤ31も所定速度で回転させながら静かに引上げて種絞りを形成した後、所望の直径まで拡径し、略円柱形状の直胴部を有するシリコン単結晶Cを成長させる。
シリコン単結晶Cの引き上げにともない坩堝21の液面が下がり、磁場発生装置41から坩堝21へ水平磁場を印加を含めてホットゾーンの条件が変動する。この液面の変動を抑制するため、シリコン単結晶Cの引き上げ中における融液Mの液面の鉛直方向の高さは、駆動機構24によって一定となるように制御される。この駆動機構24の制御は、例えば、坩堝21の位置、CCDカメラなどで測定したシリコン融液Mの液面の位置、シリコン単結晶Cの引上げ長さ、第1チャンバ11内の温度、シリコン融液Mの表面温度、不活性ガス流量等の情報に応じて実行され、これにより坩堝21の上下方向の位置が駆動機構24によって移動する。
さて、例えば300mmウェーハを製造する場合、シリコン単結晶Cの引上げ直径は、ばらつきを考慮して300mmより僅かに大きい所定値に設定される。図4は、そのようにして製造されたシリコン単結晶Cのウェーハ状態における酸素濃度の分布特性の一例を示すグラフである。横軸は、ウェーハ中心を0とする直径方向の位置を示し、縦軸は酸素濃度(1017atoms/cm3)を示す。なお、本明細書にいう酸素濃度は、全てASTM F−121(1979)に規格されたFT−IR法(フーリエ変換赤外分光光度法)による測定値である。また本明細書にいうウェーハ外周部とは、ウェーハの外周端部から10mm内側までの領域である。以下の例では、ウェーハ外周部の酸素濃度の落込みとして、外周端部から5mmの事例を図2、3、5に示したが、これはウェーハ外周部の代表例として示したものであり、5mmの位置に限定するものではない。この例によると、ウェーハの外周部における酸素濃度は、他の部位に比べて0.5×1017atoms/cm3程度低くなっている。ウェーハの大径化にともなって水平磁場を印加し、坩堝21内の融液Mに生じた熱対流を制御することで引上げ直径の制御性を改善すると、熱対流による融液酸素の撹拌が行われ難く、酸素が蒸発した表層の融液が結晶外周部に取り込まれ、結晶外周部の酸素濃度が低下し易くなるからである。
したがって、磁場発生装置41による水平磁場強度を下げれば、ウェーハの外周部における酸素濃度の低下は抑制できる。しかしながら、磁場発生装置41による水平磁場強度を下げると、坩堝21内の融液Mに生じた熱対流の制御性が低下するので、引上げ速度の制御性が低下する。また、磁場発生装置41による水平磁場強度を下げると、坩堝21内の融液Mに生じた熱対流の制御性が低下するので、酸素濃度が上昇する。したがって、水平磁場強度を下げることにも、一定の限界値がある。
また、引き上げる際のシリコン単結晶Cの結晶回転(ワイヤ31による単結晶の回転速度)を大きくすれば、ウェーハの外周部における酸素濃度の低下は抑制できる。しかしながら、引き上げる際のシリコン単結晶Cの結晶回転を大きくすると、シリコン単結晶Cにくねりが発生する。また、引き上げる際のシリコン単結晶Cの結晶回転を大きくすると、酸素濃度が上昇する。したがって、引き上げる際のシリコン単結晶Cの結晶回転を大きくすることにも、一定の限界値がある。
なお、引き上げるシリコン単結晶の直径は、引上げ速度などの制御ばらつきに起因する直径のばらつきを考慮した最小値が設定されているが、この直径を大きくすれば、廃棄される量が多くなって製造歩留まりが低下する。また、製造装置1の坩堝21などの大きさの制約もある。したがって、引き上げる際のシリコン単結晶Cの直径を大きくすることにも、一定の限界値がある。
そこで、本発明者らは、水平磁場強度、シリコン単結晶Cの結晶回転及び直径のそれぞれが、結晶外周部の酸素濃度の分布特性に対してどのように影響しているか、その相関関係を検証した。
図2は、図1に示す所定の製造装置1を用いてシリコン単結晶Cを所定条件にて製造した場合における、水平磁場強度と、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性との関係の一例を示すグラフである。横軸は、磁場発生装置41による水平磁場強度(ガウス,G,右側が大、左側が小を示す。)を示し、縦軸は、ウェーハの外周端から中心に向かって5mmの位置(以下、In5ともいう)と、同じくウェーハの外周端から中心に向かって100mmの位置(以下、In10ともいう)のそれぞれにおける酸素濃度の差(Oi[In10]−Oi[In5],1017atoms/cm3)を示す。上述したとおり、水平磁場強度を下げれば酸素濃度の差はゼロに近づくことが解る。
図3は、図1に示す製造装置1を用いてシリコン単結晶Cを所定条件にて製造した場合における、単結晶の結晶回転(単結晶C自体の回転速度をいう)と、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性との関係の一例をグラフである。横軸は、単結晶の結晶回転(rpm,右側が大、左側が小を示す。)を示し、縦軸は、図2と同じく酸素濃度の差(Oi[In10]−Oi[In5],1017atoms/cm3)を示す。上述したとおり、結晶回転を大きくすれば酸素濃度の差はゼロに近づくことが解る。
図4は、上述したとおり300mmウェーハを製造した場合の、シリコン単結晶Cのウェーハ状態における酸素濃度の分布特性の一例を示すグラフである。図5は、図4に示す結果を用い、引上げ直径の外周部の酸素濃度の分布特性(酸素挙動)は、直径によらず変化はないと仮定した上で、増径した時の酸素濃度を推測したグラフである。横軸は引き上げる際に設定される単結晶の直径(mm,右側が大、左側が小を示す。)を示し、縦軸は、図2及び図3と同じく酸素濃度の差(Oi[In10]−Oi[In5],1017atoms/cm3)を示す。上述したとおり、引き上げる際の単結晶の直径を大きく設定すれば酸素濃度の差はゼロに近づくことが解る。
これら図2〜図5の結果から、結晶外周部の酸素濃度の分布特性(Oi[In10]−Oi[In5],1017atoms/cm3)は、水平磁場強度、シリコン単結晶Cの回転速度及び直径のそれぞれと相関関係があることが解ったので、本発明者らは、引き上げる際の単結晶の直径をD(mm)、水平磁場強度をG(ガウス)、引き上げる際の単結晶の結晶回転をV(rpm)、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性をδ(1017atoms/cm3)、a,b,c,dを定数としたときに、
[数1]
δ=aD+bG+cV+d…(式1)
なる式により相関関係を定義した。定数a,b,c,dは、水平磁場強度、シリコン単結晶の回転速度及び直径のそれぞれに対する重みに相当する。
そして、製造装置1毎の所定の製造条件の下で予め定数a,b,c,dを求めておき、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性δの限界値(許容値でもよい)と、水平磁場強度の限界値と、引き上げる際の単結晶の結晶回転の限界値とを上記式1に代入し、これにより求められるシリコン単結晶の直径D(=(δ−bG−cV−d)/a)を、引上げるシリコン単結晶の直径に設定する。
ここで、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性δの限界値(許容値)とは、製品としてのウェーハに許容される外周部の酸素濃度の分布値(落ち込み値)の最大値であり、デバイスなどに応じて設定される製品出荷基準などである。例えばOi[In10]−Oi[In5]=0.5×1017atoms/cm3である。また、水平磁場強度の限界値とは、上述したとおり引上げ速度の制御性や酸素濃度の増加を考慮した下限値であり、経験値やシミュレーションに基づいて製造装置1毎の製造条件毎に定められる。例えば2000G,3000G又は4000Gである。また、引き上げる際の単結晶の結晶回転の限界値とは、くねりや酸素濃度の増加を考慮した上限値であり、経験値やシミュレーションに基づいて製造装置1毎の製造条件毎に定められる。例えば8rpm,9rpm,10rpm,12rpm又は15rpmである。
図2〜図5に示す実例を回帰分析することにより、式1の定数a,b,c,dの一例を求めたところ、下記のとおりであった。
[数2]
δ=−0.0166D+0.0005G−0.4836V+8.1984…(式2)
上記式2において、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性δの限界値(許容値)を0.1×1017atoms/cm3、水平磁場強度の限界値を2500G、引き上げる際の単結晶の結晶回転の限界値を8rpmとして上記式2に代入すると、これにより求められるシリコン単結晶の直径Dは、330mmとなる。この直径Dを設定値としてシリコン単結晶を製造すれば、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性δが0.5×1017atoms/cm3以下であることを満足し、引上げ速度の制御性が良好で、酸素濃度の増加やくねりも抑制され、さらに規定直径のウェーハに加工する際に廃棄される外周部の量が最小となるインゴットを得ることができる。
上述した例においては、式2にウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性δの限界値、水平磁場強度の限界値、及び引き上げる際の単結晶の結晶回転の限界値を代入し、これによりシリコン単結晶の直径Dを求めたが、これに代えて、式2にウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性δの限界値、シリコン単結晶の直径の限界値、及び引き上げる際の単結晶の結晶回転の限界値を代入し、これにより水平磁場強度を求め、求められた水平磁場強度を設定してシリコン単結晶を製造してもよい。またこれに代えて、式2にウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性δの限界値、シリコン単結晶の直径の限界値、及び水平磁場強度の限界値を代入し、これにより引き上げる際の単結晶の結晶回転を求め、求められた結晶回転を設定してシリコン単結晶を製造してもよい。
1…シリコン単結晶の製造装置
11…第1チャンバ
12…第2チャンバ
13…ガス導入口
14…ガス排出口
21…石英製の坩堝
22…黒鉛製の坩堝
23…支持軸
24…駆動機構
25…ヒータ
26…保温筒
27…熱遮蔽部材
28…ブラケット
31…ワイヤ
32…引上げ機構
41…磁場発生装置
M…シリコン融液
C…シリコン単結晶
S…種結晶

Claims (4)

  1. CZ法により引き上げる際の単結晶の直径と、融液に印加する水平磁場強度と、引き上げる際の単結晶の結晶回転と、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性と、の相関関係を、所定の製造条件について予め求め、
    前記ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性の限界値と、前記水平磁場強度の限界値と、前記引き上げる際の単結晶の結晶回転の限界値と、前記相関関係とから、引き上げる際の単結晶の最小の直径を求め、
    当該求められた最小の直径を目標直径としてシリコン単結晶を前記所定の製造条件の下で製造するシリコン単結晶の製造方法。
  2. CZ法により引き上げる際の単結晶の直径と、融液に印加する水平磁場強度と、引き上げる際の単結晶の結晶回転と、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性と、の相関関係を、所定の製造条件について予め求め、
    前記ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性の限界値と、前記引き上げる際の単結晶の直径の限界値と、前記引き上げる際の単結晶の結晶回転の限界値と、前記相関関係とから、印加する水平磁場強度を求め、
    当該求められた水平磁場強度と前記所定の製造条件の下で単結晶を製造するシリコン単結晶の製造方法。
  3. CZ法により引き上げる際の単結晶の直径と、融液に印加する水平磁場強度と、引き上げる際の単結晶の結晶回転と、ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性と、の相関関係を、所定の製造条件について予め求め、
    前記ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性の限界値と、前記引き上げる際の単結晶の直径の限界値と、前記水平磁場強度の限界値と、前記相関関係とから、前記引き上げる際の単結晶の結晶回転を求め、
    当該求められた結晶回転と前記所定の製造条件の下で単結晶を製造するシリコン単結晶の製造方法。
  4. 前記引き上げる際の単結晶の直径をD(mm)、水平磁場強度をG(ガウス)、前記引き上げる際の単結晶の結晶回転をV(rpm)、前記ウェーハ外周部における酸素濃度の分布特性をδ(1017atoms/cm3)、a,b,c,dを定数としたときに、δ=aD+bG+cV+dなる式により前記相関関係を定義し、前記所定の製造条件の下で予め前記定数a,b,c,dを求めておく請求項1〜3のいずれか一項に記載のシリコン単結晶の製造方法。
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