JP2018001657A - プリンタ - Google Patents

プリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP2018001657A
JP2018001657A JP2016133781A JP2016133781A JP2018001657A JP 2018001657 A JP2018001657 A JP 2018001657A JP 2016133781 A JP2016133781 A JP 2016133781A JP 2016133781 A JP2016133781 A JP 2016133781A JP 2018001657 A JP2018001657 A JP 2018001657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
scanning direction
main scanning
recording medium
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016133781A
Other languages
English (en)
Inventor
靖幸 森
Yasuyuki Mori
靖幸 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Systems Japan Co Ltd
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Systems Japan Co Ltd
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Systems Japan Co Ltd, Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Systems Japan Co Ltd
Priority to JP2016133781A priority Critical patent/JP2018001657A/ja
Publication of JP2018001657A publication Critical patent/JP2018001657A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Abstract

【課題】記録媒体の幅寸法の違いにかかわらず、容易な作業によって、記録媒体に対するサーマルヘッドの当接力を主走査方向全域にわたって均等にすること。【解決手段】プラテン206に対向配置されたサーマルヘッド209を間にしてプラテン206とは反対側に位置付けられた付勢部材501を保持した状態で主走査方向に沿って移動可能な単一の保持部材409に設けられた第2の係合部材508と、保持部材409の移動軌跡に沿って設けられたガイドレール505に設けられた複数の第1の係合部材507のうちのいずれかと、を係合させることにより主走査方向における保持部材409の位置を固定する位置固定機構408を備えたプリンタを構成した。【選択図】図5

Description

この発明は、サーマルヘッドをプラテンに対して付勢する付勢機構を備えたプリンタに関する。
従来、サーマルヘッドとプラテンとの間に記録媒体を狭持した状態で記録動作をおこなうプリンタにおいて、記録媒体の幅寸法の違いにかかわらず、サーマルヘッドとプラテンとを、サーマルヘッドの記録範囲の全域にわたって均等な力で当接させるようにした技術があった。
具体的には、従来、たとえば、主走査方向を長手方向とするガイド溝内の任意の位置に移動可能な付勢部材を備えたガイド部材をサーマルヘッドを間にしてプラテンとは反対側に設け、記録媒体の幅寸法に応じて付勢部材をガイド溝に沿って移動させるようにした技術があった(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
また、具体的には、従来、たとえば、サーマヘッドをプラテン側に付勢する付勢部材を支持するカラーを、主走査方向を長手方向として架設されたシャフトに沿って記録媒体の幅寸法に応じた任意の位置に摺動させ、固定するようにした技術があった(たとえば、下記特許文献2を参照。)。
また、具体的には、従来、たとえば、プラテンとの対向方向に揺動可能に設けられたサーマルヘッドを、サーマルヘッドのプラテンとは反対側から付勢する付勢部材を、記録面と略平行な扇形の範囲内において移動させるようにした技術があった(たとえば、下記特許文献3を参照。)。
特開平10−181148号公報 実開平04−069158号公報 実開平06−029849号公報
しかしながら、上述した特許文献に記載された従来の技術は、記録媒体の幅寸法の違いにかかわらず、サーマルヘッドとプラテンとの当接力がサーマルヘッドの記録範囲の全域にわたって均等になる位置に調整する作業が煩わしいという問題があった。具体的には、付勢部材の位置を任意の位置に移動させることが可能であるために、当該付勢部材を幅寸法が異なる記録媒体ごとに最適な位置に位置付けることが難しいという問題があった。また、上述した特許文献に記載された従来の技術は、移動させた後の付勢部材を固定する作業をおこなわなければならず、煩わしいという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、記録媒体の幅寸法の違いにかかわらず、容易な作業によって、記録媒体に対するサーマルヘッドの当接力を主走査方向全域にわたって均等にすることができるプリンタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかるプリンタは、主走査方向に沿って配置された複数の発熱素子を備えたサーマルヘッドと、記録媒体の搬送経路を間にして、前記サーマルヘッドの主走査方向全域にわたって当該サーマルヘッドに対向配置されたプラテンと、前記サーマルヘッドを前記プラテン側に付勢する付勢部材を前記サーマルヘッドを間にして前記プラテンとは反対側に位置付け、主走査方向に沿って移動可能な単一の保持部材と、前記保持部材の移動軌跡上の所定の位置に設けられた複数の第1の係合部材と、前記保持部材に設けられて当該複数の第1の係合部材のうちのいずれかと係合することにより主走査方向における前記保持部材の位置を固定する第2の係合部材と、を備えた位置固定機構と、を備え、前記第1の係合部材が、当該第1の係合部材と係合した前記第2の係合部材によって前記保持部材の位置が固定された状態で前記付勢部材によって前記サーマルヘッドに付勢力が加えられる位置が、主走査方向において前記記録媒体の中央位置となるように、前記記録媒体の主走査方向における寸法に応じて複数設けられていることを特徴とする。
また、この発明にかかるプリンタは、上記の発明において、前記第1の係合部材が、凹形状をなし、前記第2の係合部材が、前記第1の係合部材と係合する方向に突出する凸部を備え、当該凸部は前記第1の係合部材に係合する方向に付勢されていることを特徴とする。
また、この発明にかかるプリンタは、上記の発明において、前記第2の係合部材は、加えられた外力に応じて変形し当該外力から解放された場合に元の形状に復帰する弾性を有し、当該弾性によって前記第1の係合部材に係合する方向に付勢されていることを特徴とする。
また、この発明にかかるプリンタは、上記の発明において、前記サーマルヘッドと前記プラテンとの対向方向において当該サーマルヘッドを間にして前記プラテンとは反対側の所定の領域を、少なくとも前記保持部材の移動範囲の全域にわたって前記プリンタにおける正面側から覆うガイド部材を備え、前記位置固定機構が、前記サーマルヘッドと前記プラテンとの対向方向において前記サーマルヘッドを間にして前記プラテンとは反対側であって、かつ、前記記録媒体の搬送方向に沿って前記ガイド部材に対向する位置に設けられ、前記第1の係合部材が設けられたガイドレールを備え、前記保持部材が、前記第2の係合部材の弾性によって前記ガイド部材と前記ガイドレールとの間に狭持されていることを特徴とする。
また、この発明にかかるプリンタは、上記の発明において、前記保持部材が、主走査方向における前記保持部材の中心位置を示す中心案内表示を備え、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とが、前記中心案内表示が記録対象とする前記記録媒体の主走査方向における中央位置に位置づけられている状態において係合し、前記ガイド部材が、前記第2の係合部材が係合している前記第1の係合部材を、前記中心案内表示と中央位置とが一致する前記記録媒体の種類によって案内する位置案内表示を備えたことを特徴とする。
この発明にかかるプリンタによれば、記録媒体の幅寸法の違いにかかわらず、容易な作業によって、記録媒体に対するサーマルヘッドの当接力を主走査方向全域にわたって均等にすることができるという効果を奏する。
この発明にかかる実施の形態のプリンタの外観を示す説明図である。 図1に示したプリンタのカバー部材を開位置に位置付けた状態を示す説明図である。 図2に示したプリンタを矢印X方向に沿って見た状態を示す説明図である。 この発明にかかる実施の形態のプリンタの内部の構成を示す説明図である。 図4を一部拡大して示す説明図である。 位置固定機構の一部を拡大して示す説明図である。 位置固定機構を示す説明図である。 保持部材を拡大して示す説明図(その1)である。 保持部材を拡大して示す説明図(その2)である。 保持部材を拡大して示す説明図(その3)である。 保持部材を拡大して示す説明図(その4)である。 保持部材を拡大して示す説明図(その5)である。 図1に示したプリンタのトップカバーを開位置に位置付けた状態を示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるプリンタの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(プリンタの外観)
まず、この発明にかかる実施の形態のプリンタの外観について説明する。図1は、この発明にかかる実施の形態のプリンタの外観を示す説明図である。図1においては、使用状態におけるプリンタの外観を示している。
図1において、プリンタ100は、プリンタ本体(図4を参照)を収容する筐体101を備えている。筐体101は、ハウジング102とカバー部材103とによって構成されている。ハウジング102は、一方(上方)に向けて開口する第1の開口(図2を参照)を備えた箱形形状をなす。
筐体101の正面側のハウジング102には、用紙搬送スイッチ104およびランプ105が設けられている。ランプ105は、点灯の有無、点灯パターンあるいは点灯する色などによってプリンタ100の状態などを報知する。
カバー部材103は、第1の開口とは反対側の他方(下方)に向けてする第2の開口(図2を参照)を備えた箱形形状をなす。カバー部材103は、プリンタ100の背面側において、ハウジング102に対して回動可能に連結され、第2の開口を前記第1の開口に対向させる閉位置と、第2の開口を開放する開位置との間で相対的に回動する。
筐体101は、ハウジング102に対するカバー部材103の位置を閉位置にロックするロック機構を備えている。閉位置に位置付けられているカバー部材103は、カバー部材103に設けられた操作部106を操作してロックを解除することによって開位置に位置付けることができる。
プリンタ100は、使用に際して、第1の開口を上方に向けた状態、すなわち、ハウジング102をカバー部材103よりも下側に位置付けた状態で設置される。プリンタ100の正面には、カバー部材103が閉位置に位置付けられている状態において、ハウジング102とカバー部材103との間であって筐体101の正面に形成される用紙排出口107が設けられている。
また、カバー部材103は、カバー部材本体108とトップカバー109とによって構成されている。トップカバー109は、カバー部材103において第2の開口とは反対側に設けられた第3の開口(図13を参照)を、開放可能に閉塞する。トップカバー109は、カバー部材本体108に対して回動可能に連結され、第3の開口を閉塞する閉位置と、第3の開口を開放する開位置と、の間において回動する。カバー部材本体108およびトップカバー109には、ウインドウ110が設けられており、ウインドウ110を介して筐体101内部を視認することができる。
図2は、図1に示したプリンタ100のカバー部材103を開位置に位置付けた状態を示す説明図である。図3は、図2に示したプリンタ100を矢印X方向に沿って見た状態を示す説明図である。図2において、プリンタ100は、ハウジング102に対してカバー部材103を回動させ、カバー部材103を開位置に位置づけた状態において外部に開放される記録媒体保持部201を備えている。記録媒体保持部201は、ロール状に巻回された状態の記録媒体を、外周側の端部から引き出すことが可能な状態で保持する。
記録媒体保持部201は、ロール状に巻回された状態の記録媒体の内周側に形成される円筒状の空間(芯)に挿入されるシャフト202を備えている。シャフト202は、ロール状に巻回された状態の記録媒体の芯に挿入され、芯の回転に対して空転することによって、当該記録媒体を軸心周りに回転可能に支持する。シャフト202は、ハウジング102に設けられた一対の支持部203によって、両端が支持されている。一対の支持部203は、シャフト202を、ハウジング102に対して着脱可能に支持する。
ハウジング102には、記録媒体保持部201よりも用紙排出口107(正面)側に、下側用紙ガイド205およびプラテン206が設けられている。下側用紙ガイド205は、記録媒体保持部201から記録媒体搬送経路(図4を参照)に搬送する記録媒体の位置を当該記録媒体の下側から案内し、当該記録媒体を下側から支持する。
プリンタ100は、記録媒体搬送経路における記録媒体の有無を検出する光電センサを備えている。光電センサは、投光部が投光した光の受光部における受光の有無によって記録媒体搬送経路における記録媒体の有無を検出する。下側用紙ガイド205には、光電センサの投光部211が設けられている。
プラテン206は、円柱形状をなし、主走査方向に平行な軸心周りに回転可能に設けられている。プラテン206は、所定の輪列206aを介して、図示を省略するプラテン用モータなどの駆動源に連結され、プラテン用モータから伝達された駆動力を受けて回転する。
カバー部材103には、上側用紙ガイド208およびサーマルヘッド209が設けられている。上側用紙ガイド208は、カバー部材103が閉位置に位置づけられている状態において、記録媒体保持部201から記録媒体搬送経路に搬送する記録媒体の位置を、当該記録媒体の上側から案内する。上側用紙ガイド208は、カバー部材103に対して回動可能に設けられている。
上側用紙ガイド208は、カバー部材103が開位置に位置づけられている状態において、サーマルヘッド209による記録位置よりも記録媒体保持部201側においてインクリボンを覆う案内位置と、リボンユニットを外部に開放するリボン開位置と、の間において回動する。カバー部材103を開位置に位置づけ、上側用紙ガイド208をリボン開位置に位置づけた状態では、第2の開口210を介して、図示を省略するインクリボンに対する操作をおこなうことができる。
上側用紙ガイド208には、投光部211が投光した光を受光する受光部207が設けられている。投光部211と受光部207とは、カバー部材103が閉位置に位置づけられている状態において、記録媒体搬送経路を間にして対向する。これにより、投光部211と受光部207との間に形成される光路が、記録媒体搬送経路と交差するように設けられている。
サーマルヘッド209は、サーマル方式の記録をおこなう。サーマルヘッド209は、主走査方向(記録媒体の幅方向)に沿ってライン状に配列された複数の発熱素子(発熱抵抗体)および発熱抵抗体を駆動するドライバICを備えている。ドライバICは、図示を省略する電源から、サーマルヘッド209における各発熱素子に対応する電極配線に選択的に通電することによって通電された電極配線に対応する発熱素子を発熱させる。サーマルヘッド209は、発熱素子において発生した熱をインクリボンに伝達してインクを溶融し、記録媒体に転写することによって、記録媒体に文字、記号、各種の画像などを記録することができる。
上側用紙ガイド208、サーマルヘッド209およびリボンユニットは、カバー部材103に設けられているため、カバー部材103の回動にともなって変位する。上側用紙ガイド208およびサーマルヘッド209は、カバー部材103が開位置に位置付けられている状態では下側用紙ガイド205およびプラテン206から離間した位置に位置付けられ、カバー部材103が閉位置に位置付けられている状態では記録媒体搬送経路を間にして下側用紙ガイド205およびプラテン206に対向する。
カバー部材103には、カバー部材103が閉位置に位置づけられている状態においてサーマルヘッド209をプラテン206側に付勢する保持部材位置固定機構(図2を参照)が設けられている。保持部材位置固定機構は、カバー部材103の内側であって、正面側に設けられている。
(プリンタ100の内部の構成)
つぎに、プリンタ100の内部の構成について説明する。図4は、この発明にかかる実施の形態のプリンタ100の内部の構成を示す説明図である。図4においては、この発明にかかる実施の形態のプリンタ100を、図1におけるA−A線で切断した断面を示している。
図4において、プリンタ100は、筐体101内に収容されるプリンタ本体401を備えている。プリンタ本体401は、記録媒体保持部201から記録部402を経由して用紙排出口107に至る記録媒体搬送経路403を備えている。上記の上側用紙ガイド208は記録媒体搬送経路403の上側に設けられ、下側用紙ガイド205は記録媒体搬送経路403の下側に設けられている。
記録部402は、上記のサーマルヘッド209とプラテン206とによって構成されている。記録部402は、記録媒体保持部201から記録媒体搬送経路403中に引き出された記録媒体に対して、文字などを記録する記録動作をおこなう。
サーマルヘッド209は、カバー部材103が閉位置に位置づけられている状態において、記録媒体搬送経路403を間にしてプラテン206の外周面に対向する。プラテン206の外周面は、主走査方向の全域にわたってサーマルヘッド209に対向している。プラテン206は、記録媒体搬送経路403中を搬送される記録媒体を、当該記録媒体搬送経路403を間にしてサーマルヘッド209とは反対側(下側)から支持する。
保持部材位置固定機構408は、保持部材409を備え、サーマルヘッド209を間にしてプラテン206とは反対側に設けられている。保持部材409は、付勢部材501(図5を参照)を保持し、主走査方向に沿って移動可能に設けられている。付勢部材501は、カバー部材103が閉位置に位置づけられている状態において、サーマルヘッド209をプラテン206側に付勢する付勢力を作用させる。
また、保持部材位置固定機構408は、主走査方向を長手方向とするガイドレール部材410を備えている。ガイドレール部材410は、保持部材409に保持された付勢部材による付勢力を受けるスライド面411を備えている。スライド面411は、サーマルヘッド209のプラテン206とは反対側の面に対向し、主走査方向に沿って、保持部材409の往復動範囲の全域にわたってサーマルヘッド209に対向している。
(保持部材位置固定機構408の構成)
図5は、図4を一部拡大して示す説明図である。図5においては、図4に示した保持部材位置固定機構408の周辺を拡大して示している。図6は、保持部材位置固定機構408の一部を拡大して示す説明図である。図6においては、ガイドレール部材410の一部と保持部材409とを示している。図7は、保持部材位置固定機構408を示す説明図である。図7においては、保持部材位置固定機構408を、主走査方向に平行であって、プラテン206との対向方向に平行な面で切断した断面を示している。図8〜図12は、保持部材409を拡大して示す説明図である。
図5〜図12において、保持部材409は、付勢部材501を保持するスプリング保持部502を備えている。この実施の形態において、付勢部材501は、コイル型の圧縮スプリング503とスライドピン504とによって構成されている。スライドピン504は、圧縮スプリング503の内周に挿入される軸部1001と、軸部1001におけるスライド面411側の端部に設けられた摺動部1002と、を備えている。圧縮スプリング503におけるスライド面411側の端部は、摺動部1002におけるサーマルヘッド209側の面に当接している。
摺動部1002は、スライド面411に対向する部分が、スライド面411に平行な平面とされている。スライドピン504は、スライド性の良好な材料によって形成することができる。具体的には、スライドピン504は、たとえば、POM(ポリオキシメチレン樹脂)によって形成することができる。
また、保持部材409も、スライドピン504と同様にPOMを用いて形成することができる。保持部材409やスライドピン504は、たとえば、金属材料を用いて形成してもよい。保持部材409やスライドピン504を金属材料を用いて形成することにより、保持部材409やスライドピン504の耐久性の向上を図ることができる。
スプリング保持部502は、内径が圧縮スプリング503の外径よりも大きい円筒形状をなし、プラテン206側の端部に底板601を備えている。底板601は、圧縮スプリング503のサーマルヘッド209側の端部を支持する。ガイドレール部材410のスライド面411は、サーマルヘッド209のプラテン206とは反対側において底板601に対して所定の間隔を空けて対向している。
底板601におけるプラテン206側の面は、サーマルヘッド209におけるプラテン206とは反対側の面に当接しており、底板601とスライド面411との間隔は、伸長状態の圧縮スプリング503の軸心方向の寸法よりも小さい。これにより、圧縮スプリング503は、常に、底板601とスライド面411との間において圧縮した状態とされており、圧縮した状態の圧縮スプリング503の付勢力により、摺動部1002はスライド面411に当接する方向に付勢され、底板601はサーマルヘッド209に当接する方向に付勢されている。
スライドピン504は、スライド面411側の平坦な面をスライド面411に当接させている。スライドピン504におけるスライド面411側の面を平坦な平面とすることにより、圧縮スプリング503の付勢力を安定させ、保持部材409の位置を安定化することができる。これにより、サーマルヘッド209を、サーマルヘッド209における主走査方向の全域にわたって安定して付勢することができる。
スプリング保持部502におけるスライド面411側の端部とスライド面411との間(図5における符号500を参照)には空間が設けられている。これにより、保持部材409は、圧縮スプリング503が伸縮する方向に外力が加えられた場合に、当該空間の分、圧縮スプリング503を伸縮させ、スライド面411側に移動することができる。
圧縮スプリング503を伸縮させて保持部材409をスライド面411側に移動させた状態、すなわち、保持部材409をスライド面411に押しつけた状態においては、圧縮スプリング503によるサーマルヘッド209をプラテン206側に付勢する付勢力が解除される。保持部材409は、保持部材409をスライド面411に押しつけた状態において、主走査方向に沿って移動させることができる。
ガイドレール部材410は、ガイドレール505を備えている。ガイドレール505は、スライド面411の面方向と直交し、主走査方向に平行なガイド面506を備えている。保持部材409は、主走査方向に平行なガイド面506に沿って往復移動し、主走査方向における位置にかかわらず、副走査方向に沿って常にガイド面506に正対している。
ガイド面506には、複数の第1の係合部材507が設けられている。複数の第1の係合部材507は、保持部材409の移動軌跡上の所定の位置に設けられ、ガイド面506と保持部材409との対向方向、すなわち、副走査方向に沿ってガイド面506から保持部材409側に突出するリブ状の凸部602によって形成されている。
第1の係合部材507は、1つずつが、2つの突起602によって実現され、主走査方向において所定の間隔を空けて複数配置されている。それぞれが1つの第1の係合部材507をなす2つの突起602は、当該2つの突起602の主走査方向における中心が、プリンタ100が記録対象とする記録媒体の幅寸法(主走査方向の寸法)の中心に位置するように設けられている。
保持部材409は、ガイド面506に向けて突出する第2の係合部材508を備えている。第2の係合部材508は、副走査方向に沿って、ガイド面506に向けて突出する凸部を備え、自身の弾性によって、第1の係合部材507材に係合する方向に付勢されている。また、第2の係合部材508は、保持部材409の主走査方向における中心位置において、ガイド面506に向けて突出している。
第2の係合部材508の主走査方向における寸法は、それぞれが1つの第1の係合部材507をなす2つの突起602の主走査方向における間隔と同等、あるいは、当該間隔よりも小さくなるように設けられている。これにより、それぞれが1つの第1の係合部材507をなす2つの突起602の間に第2の係合部材508を嵌め込むことができ、主走査方向における保持部材409の位置を固定することができる。
スプリング保持部502の外表面からの第2の係合部材508の突出寸法は、副走査方向におけるスプリング保持部502の外表面とガイド面506との距離よりも小さい。また、スプリング保持部502の外表面からの第2の係合部材508の突出寸法は、副走査方向におけるスプリング保持部502の外表面と第1の係合部材507の先端との距離よりも大きい。
第2の係合部材508は、外力が加えられた場合に、副走査方向においてガイドレール505の平面から離反する方向に変形し、加えられた外力から解放された場合に元の形状に復帰する弾性を有している。第2の係合部材508は、主走査方向に沿った往復動に際して、副走査方向において第1の係合部材507と対向する位置に位置づけられた場合に当該第1の係合部材507を回避して変形する。
これにより、保持部材409は、第2の係合部材508が第1の係合部材507を乗り越えるようにして、主走査方向に往復動することができる。第2の係合部材508は、複数の第1の係合部材507のうちのいずれかと係合することにより、主走査方向における保持部材409の位置を固定する。
保持部材位置固定機構408は、副走査方向において、保持部材409を間にしてガイドレール505とは反対側に設けられたガイド部材509を備えている。ガイド部材509は、板形状をなし、サーマルヘッド209とプラテン206との対向方向において当該サーマルヘッド209を間にしてプラテン206とは反対側の所定の領域を、プリンタ100における正面側から覆っている。
また、ガイド部材509は、サーマルヘッド209とプラテン206との対向方向において当該サーマルヘッド209を間にしてプラテン206とは反対側の所定の領域を、少なくとも保持部材409の移動範囲の全域にわたって覆っている。これにより、保持部材409においてサーマルヘッド209を間にしてプラテン206とは反対側の部分は、ガイド部材509によって覆われており、プリンタ100の正面側からは視認できない。
保持部材409において、副走査方向においてガイド部材509と対向する位置には、スライドシュー510が設けられている。スライドシュー510は、カバー部材103を閉位置に位置づけた状態におけるサーマルヘッド209とプラテン206との対向方向に平行な方向を長手方向とする角柱形状をなす。
スライドシュー510は、保持部材409における周囲の部分からガイド部材509側に突出している。保持部材409は、スライドシュー510の部分においてガイド部材509と当接している。スライドシュー510は、プリンタ100における背面側からガイド部材509に当接している。
このように、保持部材409が保持部材409とは別の部材と当接する面積を少なくすることにより、保持部材409の往復動に際しての摩擦抵抗を少なくし、保持部材409を円滑に往復動させることができる。ガイド部材509が設けられているため、スライドシュー510はプリンタ100の正面側から視認することはできない。
スライドシュー510は、カバー部材103を閉位置に位置づけた状態におけるサーマルヘッド209とプラテン206との対向方向に直交する方向を長手方向とする角柱形状であってもよい。この場合、スライドシュー510は、プラテン206との対向方向に沿って複数設けられていてもよい。
保持部材409において、ガイド部材509によって覆われていない部分には、操作用の溝603が設けられている。操作用の溝603は、ガイド部材509によって覆われていないため、プリンタ100の正面側から視認することができる。操作用の溝603は、保持部材409におけるプラテン206側の端部を、奥側ほど狭くなるように切り欠くことによって形成されている。
操作用の溝603の最奥部(溝の先端)603aは、保持部材409の主走査方向における中心となる位置に設けられている。この実施の形態において、操作用の溝603は、保持部材409の主走査方向における中心位置を示す中心案内表示を実現する。操作用の溝603の外縁には、保持部材409の主走査方向における中心位置を周囲から強調して示すように、周囲とは異なる色でマーキングされていてもよい。これにより、保持部材409の主走査方向における中心位置を、利用者に対して容易かつ確実に案内することができる。
マーキングは、ペイントであってもよく、シールを貼り付けることによって実現してもよい。保持部材409の一部を切り欠くことによって操作用の溝603を構成することにより、当該操作用の溝603によって中心位置を案内する機能と、操作を受け付ける機能と、を両立させることができる。
保持部材409を主走査方向に移動させる際には、操作用の溝603に、工具のドライバーや筆記具の先端などを引っ掛け、この状態で圧縮スプリング503を収縮させる。そして、圧縮スプリング503を収縮された状態のままドライバーや筆記具を主走査方向に移動させる。そして、目的の位置にある第1の係合部材507に第2の係合部材508を係合させる。これにより、保持部材409を主走査方向に移動させ、かつ、所望する位置において位置を固定することができる。
上記のように、第1の係合部材507はそれぞれ記録対象とする記録媒体の幅寸法の中心に位置するように設けられており、第2の係合部材508は保持部材409の主走査方向における中心位置に設けられているため、第1の係合部材507と第2の係合部材508とは、中心案内表示が記録対象とする記録媒体の主走査方向における中央位置に位置づけられている状態において係合する。
保持部材409は、保持部材409をガイド部材509の上端面に係止するフック604を備えている。保持部材409は、自重により下方に付勢されており、これにより、フック604がガイド部材509の上端面に係止されて保持部材409の上下方向の位置を固定することができる。
図13は、図1に示したプリンタ100のトップカバー109を開位置に位置付けた状態を示す説明図である。図13において、ガイド部材509は、トップカバー109を開位置に位置づけることによって外部に解放される。ガイド部材509には、保持部材409の位置を示す位置案内表示1301が設けられている。
位置案内表示1301は、プリンタ100が記録対象とする記録媒体の幅寸法(主走査方向の寸法)の中心に位置するように設けられている。すなわち、位置案内表示1301は、主走査方向において、第1の係合部材507と同じ位置に設けられている。位置案内表示1301は、第2の係合部材508が係合している第1の係合部材507を、中心案内表示と中央位置とが一致する記録媒体の種類によって案内する。
以上説明したように、この発明にかかる実施の形態のプリンタ100は、主走査方向に沿って配置された複数の発熱素子を備えたサーマルヘッド209と、記録媒体の搬送経路403を間にして、サーマルヘッド209の主走査方向全域にわたって当該サーマルヘッド209に対向配置されたプラテン206と、サーマルヘッド209をプラテン206側に付勢する付勢部材501をサーマルヘッド209を間にしてプラテン206とは反対側に位置付け、主走査方向に沿って移動可能な単一の保持部材409と、保持部材409の移動軌跡上の所定の位置に設けられた複数の第1の係合部材507と、保持部材409に設けられて当該複数の第1の係合部材507のうちのいずれかと係合することにより主走査方向における保持部材409の位置を固定する第2の係合部材508と、を備えた保持部材位置固定機構408と、を備えている。
そして、この発明にかかる実施の形態のプリンタ100は、第1の係合部材507が、当該第1の係合部材507と係合した第2の係合部材508によって保持部材409の位置が固定された状態で付勢部材501によってサーマルヘッド209に付勢力が加えられる位置が、主走査方向において記録媒体の中央位置となるように、記録媒体の主走査方向における寸法に応じて複数設けられていることを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態のプリンタ100によれば、記録媒体の主走査方向における寸法、すなわち、記録媒体の幅寸法に応じて、単一の保持部材409を主走査方向に移動させるだけで、付勢部材501によってサーマルヘッド209に付勢力が加えられる位置を容易に調整することができる。
また、この発明にかかる実施の形態のプリンタ100によれば、第1の係合部材507が、各記録媒体の幅寸法における中央位置で第2の係合部材508と係合するように複数設けられているため、記録媒体の幅寸法に応じて、第2の係合部材508が係合する第1の係合部材507を選択することにより、記録媒体の幅寸法の違いにかかわらず、記録媒体に対するサーマルヘッド209の当接力が主走査方向における位置に応じてばらつくことを防止し、当該当接力を主走査方向全域にわたって均等にすることができる。
このように、この発明にかかる実施の形態のプリンタ100によれば、記録媒体の幅寸法の違いにかかわらず、容易な作業によって、記録媒体に対するサーマルヘッド209の当接力を主走査方向全域にわたって均等にすることができる。
また、作業者には、この発明にかかる実施の形態のプリンタ100によれば、第1の係合部材507を構成する2つの突起602のうちの一方の突起602を乗り越えて、第1の係合部材507と第2の係合部材508とが係合した場合に、作業者に対して「カチ」というクリック感を伝えることができる。
クリック感は、第1の係合部材507と第2の係合部材508とが係合していない状態から第1の係合部材507を構成する2つの突起602のうちの一方の突起602を乗り越えて、第1の係合部材507と第2の係合部材508とが係合した状態に変化する際に、撓んだ状態に変形した第2の係合部材508が弾性によって元の形状に復帰する一連の変化によって生じる。
また、この発明にかかる実施の形態のプリンタ100は、第1の係合部材507材が、凹形状をなし、第2の係合部材508材が、第1の係合部材507材と係合する方向に突出する凸部を備え、当該凸部は第1の係合部材507材に係合する方向に付勢されていることを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態のプリンタ100によれば、簡易な構成によって、記録媒体の幅寸法の違いにかかわらず、容易な作業によって、記録媒体に対するサーマルヘッド209の当接力を主走査方向全域にわたって均等にすることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のプリンタ100は、第2の係合部材508材が、加えられた外力に応じて変形し当該外力から解放された場合に元の形状に復帰する弾性を有し、当該弾性によって第1の係合部材507材に係合する方向に付勢されていることを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態のプリンタ100によれば、部品点数を抑えた簡易な構成によって、記録媒体の幅寸法の違いにかかわらず、容易な作業によって、記録媒体に対するサーマルヘッド209の当接力を主走査方向全域にわたって均等にすることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のプリンタ100は、サーマルヘッド209とプラテン206との対向方向において当該サーマルヘッド209を間にしてプラテン206とは反対側の所定の領域を、少なくとも保持部材409の移動範囲の全域にわたってプリンタ100における正面側から覆うガイド部材509を備えている。
そして、この発明にかかる実施の形態のプリンタ100は、保持部材位置固定機構408が、サーマルヘッド209とプラテン206との対向方向においてサーマルヘッド209を間にしてプラテン206とは反対側であって、かつ、記録媒体の搬送方向に沿ってガイド部材509に対向する位置に設けられ、第1の係合部材507材が設けられたガイドレール505を備え、保持部材409が、第2の係合部材508材の弾性によってガイド部材509とガイドレール505との間に狭持されていることを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態のプリンタ100によれば、専用の部材を設けることなく、移動可能に設けられた保持部材409の位置を安定させることができる。これにより、記録媒体に対するサーマルヘッド209の当接力が主走査方向における位置に応じてばらつくことを防止し、当該当接力を主走査方向全域にわたって均等にすることができる。さらに、保持部材409の位置の調整に際して、当該保持部材409が不用意に落下することを防止することができるので、当該調整にかかる作業性の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のプリンタ100は、保持部材409が、主走査方向における保持部材409の中心位置を示す中心案内表示を備え、第1の係合部材507と第2の係合部材508とは、中心案内表示が記録対象とする記録媒体の主走査方向における中央位置に位置づけられている状態において係合し、ガイド部材509が、第2の係合部材508が係合している第1の係合部材507を、中心案内表示と中央位置とが一致する記録媒体の種類によって案内する位置案内表示1301を備えたことを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態のプリンタ100によれば、記録対象とする記録媒体の幅寸法の中央位置において第1の係合部材507と係合する第2の係合部材508の位置を、中心案内表示と中央位置とが一致する記録媒体の種類によって案内することにより、主走査方向における保持部材409の位置を分かりやすく案内することができる。
以上のように、この発明にかかるプリンタは、サーマルヘッドをプラテンに対して付勢する付勢機構を備えたプリンタに有用であり、特に、幅方向の寸法の異なる複数種類の記録媒体に対する記録動作をおこなうプリンタに適している。
100 プリンタ
209 サーマルヘッド
206 プラテン
409 保持部材
503 圧縮スプリング
504 スライドピン
505ガイドレール
507 第1の係合部材
508 第2の係合部材
509 ガイド部材
510 スライドシュー
603 操作用の溝
1002 摺動部
1301 位置案内表示

Claims (5)

  1. 主走査方向に沿って配置された複数の発熱素子を備えたサーマルヘッドと、
    記録媒体の搬送経路を間にして、前記サーマルヘッドの主走査方向全域にわたって当該サーマルヘッドに対向配置されたプラテンと、
    前記サーマルヘッドを前記プラテン側に付勢する付勢部材を前記サーマルヘッドを間にして前記プラテンとは反対側に位置付け、主走査方向に沿って移動可能な単一の保持部材と、
    前記保持部材の移動軌跡上の所定の位置に設けられた複数の第1の係合部材と、前記保持部材に設けられて当該複数の第1の係合部材のうちのいずれかと係合することにより主走査方向における前記保持部材の位置を固定する第2の係合部材と、を備えた位置固定機構と、
    を備え、
    前記第1の係合部材は、当該第1の係合部材と係合した前記第2の係合部材によって前記保持部材の位置が固定された状態で前記付勢部材によって前記サーマルヘッドに付勢力が加えられる位置が、主走査方向において前記記録媒体の中央位置となるように、前記記録媒体の主走査方向における寸法に応じて複数設けられていることを特徴とするプリンタ。
  2. 前記第1の係合部材は、凹形状をなし、
    前記第2の係合部材は、前記第1の係合部材と係合する方向に突出する凸部を備え、当該凸部は前記第1の係合部材に係合する方向に付勢されていることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記第2の係合部材は、加えられた外力に応じて変形し当該外力から解放された場合に元の形状に復帰する弾性を有し、当該弾性によって前記第1の係合部材に係合する方向に付勢されていることを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
  4. 前記サーマルヘッドと前記プラテンとの対向方向において当該サーマルヘッドを間にして前記プラテンとは反対側の所定の領域を、少なくとも前記保持部材の移動範囲の全域にわたって前記プリンタにおける正面側から覆うガイド部材を備え、
    前記位置固定機構は、前記サーマルヘッドと前記プラテンとの対向方向において前記サーマルヘッドを間にして前記プラテンとは反対側であって、かつ、前記記録媒体の搬送方向に沿って前記ガイド部材に対向する位置に設けられ、前記第1の係合部材が設けられたガイドレールを備え、
    前記保持部材は、前記第2の係合部材の弾性によって前記ガイド部材と前記ガイドレールとの間に狭持されていることを特徴とする請求項3に記載のプリンタ。
  5. 前記保持部材は、主走査方向における前記保持部材の中心位置を示す中心案内表示を備え、
    前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とは、前記中心案内表示が記録対象とする前記記録媒体の主走査方向における中央位置に位置づけられている状態において係合し、
    前記ガイド部材は、前記第2の係合部材が係合している前記第1の係合部材を、前記中心案内表示と中央位置とが一致する前記記録媒体の種類によって案内する位置案内表示を備えたことを特徴とする請求項4に記載のプリンタ。
JP2016133781A 2016-07-05 2016-07-05 プリンタ Pending JP2018001657A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016133781A JP2018001657A (ja) 2016-07-05 2016-07-05 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016133781A JP2018001657A (ja) 2016-07-05 2016-07-05 プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018001657A true JP2018001657A (ja) 2018-01-11

Family

ID=60947144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016133781A Pending JP2018001657A (ja) 2016-07-05 2016-07-05 プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018001657A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110315856A (zh) * 2018-03-30 2019-10-11 兄弟工业株式会社 打印装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110315856A (zh) * 2018-03-30 2019-10-11 兄弟工业株式会社 打印装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4862610B2 (ja) 携帯用小型印字装置
US6361231B1 (en) Printer having a medium transportation path open/close mechanism
EP2079592B1 (en) Cartridge and printer
EP2535198A1 (en) Platen gap adjustment mechanism and printer
JP2018001657A (ja) プリンタ
JP4871946B2 (ja) プリンタ
JPH08229884A (ja) 切断機構及び印字装置
JP6116377B2 (ja) プリンタ
EP2314457B1 (en) Printing apparatus
JP6753932B2 (ja) プリンタ
JP7067988B2 (ja) プリンタ
EP3162581A1 (en) Label printer
JP6023666B2 (ja) 長尺シート体保持装置およびプリンタ
JP5736205B2 (ja) プリンタ
JP7090476B2 (ja) プリンタ
JP4968347B2 (ja) プリンタおよび紙押さえ機構
JP3622856B2 (ja) プリンタ
JP2015136908A (ja) 切断装置及び印字装置
JP4347866B2 (ja) サーマルプリンタ
JP6389415B2 (ja) プリンタ
US20230150160A1 (en) Cutter unit and printer
JP2008030355A (ja) 画像形成装置および用紙送り機構
JP2008194868A (ja) 印刷装置用のカートリッジ
US20230035842A1 (en) Handheld printing apparatus
JP7030617B2 (ja) プリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200317

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200929