JP2018001223A - タンデムプレスライン用ワーク搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 振動騒音の低減を図りつつ、ワーク搬送時のワークの姿勢の自由度を向上させることができると共に、ワークの搬送速度の向上延いてはサイクルタイムの短縮、生産効率の向上に貢献可能なタンデムプレスライン用ワーク搬送装置を提供する。【解決手段】 本発明に係るワーク搬送装置は、ワークを解放可能に支持するワーク支持機構を備えた搬送テーブル300と、搬送テーブル300に回動可能に一端側が連結される第1及び第2のアーム110,120と、第1のアーム110の他端側が連結される第1の移動部100と、第2のアーム120の他端側が連結される第2の移動部200と、搬送テーブル300と第1のアーム110或いは第2のアーム120のなす角を制御することにより搬送テーブル300の姿勢を制御する姿勢制御手段と、を含んで構成され、第1の移動部100と第2の移動部200が移動機構によりワーク搬送方向に移動可能に構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、タンデム配置されたプレス機械(プレスマシン)のワーク搬送装置に関する。
タンデムプレスライン(複数のプレスマシンを直列に複数並べた生産ライン)の材料(ワーク)搬送装置として、ローダー(プレスマシンへのワーク搬入装置)、アンローダー(プレスマシンからのワーク搬出装置)や汎用ロボット、また専用に開発された各種ロボットが存在している。
タンデムに配置されたプレスマシン間のワーク搬送は、当初プレスマシン間に中間ステージが設けられて、各プレスマシンの前後に設備されたローダー、アンローダーや汎用ロボットにて搬送を行い生産していた。
近年、生産タクトの高速化や設備コストの削減により中間ステージ(前工程のプレスマシンからアンローダーにより搬出されたワークを一時的に載置し、そのワークを後工程のプレスマシンのローダーが取りに行くといったステージ:特許文献1の図7、図8等参照)が廃止され、プレスマシン間を直接搬送する専用機が開発されている(特許文献1〜4等参照)。
特開平06−63669号公報 特開2004−261819号公報 特開2004−344899号公報 特開2006−346699号公報
しかし、特許文献1〜4の従来のワーク搬送装置において、ワークサイズが大きい(搬送方向長さが長い)場合に対応するためなど、プレスマシン間の寸法が大きくなると(ワーク搬送距離が長くなると)、専用搬送装置が巨大化し、アドバンス・リターンに加え、リフト・ダウンでは、搬送アームや装置全体を上下させるため、サーボモータの大出力化が必要不可欠となり、あわせて搬送装置自体も複雑化するおそれがあるといった実情がある。
搬送装置の大型化の一要因としては、搬送装置の支点をプレスマシン間の中央に配置して、アーム等の伸縮でプレス間を搬送しているため、アーム等を短くできないことが挙げられる(特許文献2、3、4等参照)。
また、アーム等によるプレスマシン間の製品の水平方向の移動とは別にリフト・ダウンの駆動装置が必要となり、アーム部や装置全体を上下に移動させる必要があることなども要因として挙げられる(特許文献4等参照)。
このようなサーボモータの大出力化や装置の複雑化・大型化は、重量の嵩む可動部を支える必要があるなど、装置の強度や剛性も高める必要があり、高コスト化するといった実情があると共に、可動部のイナーシャが大きいため、高速化すると共振を招くため限界が低く高速搬送には適さないといった実情がある。更に、高速化に伴い振動騒音が大きくなるといった実情がある。
更に、図15に示すように、ワーク搬送装置の大型化により、プレスマシン間のスペースの大部分をワーク搬送装置が占めてしまうため、金型交換等のメンテナンスの際の作業スペースの確保が難しく、接近性(アクセシビリティ)も悪くなるといった実情がある。
リニア駆動のプレス間搬送装置も開発されているが、搬送装置にリフト・ダウン用のリニア装置やクランプ装置が組み込まれており複雑かつ質量の増大化のため、イナーシャが大きく発熱等の問題で速度が上げられず高速生産には不向きであるといった実情がある。
本発明は、かかる実情に鑑みなされたもので、タンデムプレスラインに用いられるワーク搬送装置であって、比較的簡単かつ低コストで、かつ、軽量・コンパクトな構成を実現することにより、振動騒音の低減を図りつつ、ワーク搬送時のワークの姿勢の自由度を向上させることができると共に、ワークの搬送速度の向上延いてはサイクルタイムの短縮、生産効率の向上に貢献可能なタンデムプレスライン用ワーク搬送装置を提供することを目的とする。
このため、本発明に係るタンデムプレスライン用ワーク搬送装置は、
タンデムプレスラインに用いられるワーク搬送装置であって、
ワークを解放可能に支持するワーク支持機構を備えた搬送テーブルと、
前記搬送テーブルに、ワーク搬送方向に沿った略垂直な面内にて第1の枢軸を介して回動可能に一端側が連結される第1のアームと、
前記搬送テーブルに、ワーク搬送方向に沿った略垂直な面内にて第2の枢軸を介して回動可能に一端側が連結される第2のアームと、
前記第1のアームの他端側が枢軸を介して回動自在に連結される第1の移動部と、
前記第2のアームの他端側が枢軸を介して回動自在に連結される第2の移動部と、
前記搬送テーブルと前記第1のアーム或いは前記第2のアームのなす角、第1のアームと第1の移動部のなす角、或いは第2のアームと第2の移動部のなす角の少なくとも一つを制御することにより搬送テーブルの姿勢を制御する姿勢制御手段と、
を含んで構成され、
前記第1の移動部と、前記第2の移動部と、が、移動機構によりワーク搬送方向に移動可能に構成され、
前記第1の移動部と、前記第2の移動部と、の間隔を変更することで搬送テーブルをリフト・ダウンすると共に、
前記第1の移動部及び前記第2の移動部を同一のワーク搬送方向に移動させることで搬送テーブルをワーク搬送方向に移動させてワークを搬送する
ことを特徴とする。
本発明において、
前記姿勢制御手段が、
前記第1のアームと略一体的なギヤであって、前記搬送テーブルと、前記第1のアームと、を連結する枢軸に回動可能に支持される第1のギヤと、
前記第1のギヤと噛合されると共に前記第2のアームと略一体的なギヤであって、前記搬送テーブルと、前記第2のアームと、を連結する枢軸に回動可能に支持される第2のギヤと、
を含んで構成されることを特徴とすることができる。
本発明において、
下金型を挟んで両側に配設され、それぞれの搬送テーブルが、ワーク支持機構を備えワーク搬送方向幅方向に延在されるクロスバーユニットにより連結されていることを特徴とすることができる。
本発明において、
前記それぞれの搬送テーブルが、前記クロスバーユニットを略垂直軸廻りに揺動可能に支持すると共に、前記クロスバーユニットをその長手方向に移動可能に支持することを特徴とすることができる。
本発明によれば、比較的簡単かつ低コストで、かつ、軽量・コンパクトな構成を実現することにより、振動騒音の低減を図りつつ、ワーク搬送時のワークの姿勢の自由度を向上させることができると共に、ワークの搬送速度の向上延いてはサイクルタイムの短縮、生産効率の向上に貢献可能なタンデムプレスライン用ワーク搬送装置を提供することができる。
本発明に係る実施の形態に係る実施例1のワーク搬送装置が利用されるタンデムプレスラインの一構成例を示す正面図(ワーク搬送方向と直交する水平方向(幅方向)から見た図)である。 (A)は同上実施例1のワーク搬送装置の全体構成を示す低リフト時(ダウン時)の正面図(ワーク搬送方向と直交する水平方向(幅方向)から見た図)であり、(B)は高リフト時(アップ時)の正面図である。 (A)は実施例2に係るワーク搬送装置の全体構成を示す正面図であり、(B)は各アームa、bをワーク搬送方向から見た断面図であり、(C)は(A)の搬送テーブル部分を両上側枢軸を通る水平面にて切断した断面図である。 実施例2に係るワーク搬送装置がワーク(クロスバーユニット)を任意角度に傾けて(傾斜させて、チルトさせて、ピッチングさせて)搬送する様子を示す正面図である。 (A)は実施例2に係るワーク搬送装置がワーク(クロスバーユニット)を任意角度に傾けて(傾斜させて、チルトさせて、ピッチングさせて)搬送する様子を示す側面図(ワーク搬送方向から見た図)であり、(B)は(A)の平面図である。 (A)は実施例2に係るワーク搬送装置のアームaをワーク搬送方向から見た断面図であり、(B)は同ワーク搬送装置のアームbをワーク搬送方向から見た断面図である。 実施例3に係るワーク搬送装置の全体構成を示す正面図(ワーク搬送方向と直交する水平方向(幅方向)から見た図)である。 実施例3に係るワーク搬送装置の全体構成を示す側面図(ワーク搬送方向から見た図)である。 (A)は実施例3に係る左右一対のワーク搬送装置のワーク搬送方向における位置を異ならせた場合(ワークをヨーイングさせた場合)の平面図であり、(B)は(A)の左側面図であり、(C)は(A)の右側面図である。 実施例3に係るワーク搬送装置の一部を断面にて示す部分断面図(ワーク搬送方向と直交する水平方向(幅方向)から見た図)である。 (A)は実施例3に係る左右一対のワーク搬送装置の高さ方向(上下方向)における位置(高さ)を異ならせた場合(ワークをローリングさせた場合)の側面図(ワーク搬送方向から見た図)であり、(B)は(A)の右側面図である。 (A)は実施例3に係る左右一対のワーク搬送装置の高さ方向(上下方向)における位置(高さ)を異ならせる(ワークをローリングさせる)と共にワーク(クロスバーユニット)をチルトさせた(ピッチングさせた)場合の側面図(ワーク搬送方向から見た図)であり、(B)は(A)の右側面図である。 (A)は実施例3に係る左右一対のワーク搬送装置のワーク搬送方向における位置を異ならせる(ワークをヨーイングさせる)と共に、高さ方向(上下方向)における位置(高さ)を異ならせ(ワークをローリングさせ)、更にワーク(クロスバーユニット)をチルトさせた(ピッチングさせた)場合の平面図であり、(B)は(A)の左側面図であり、(C)は(A)の右側面図である。 本発明に係るワーク搬送装置に利用される移動機構の一例であるリニアサーボモータの構成例を示す斜視図及び断面図である。 従来のタンデムプレスライン用ワーク搬送装置(アーム方式)の一構成例を示す正面図(ワーク搬送方向と直交する水平方向(幅方向)から見た図)である。
以下に、本発明に係るプレス機械のワーク搬送装置の一例を示す実施の形態について、添付の図面を参照しつつ説明する。なお、以下で説明する実施の形態により、本発明が限定されるものではない。
本実施の形態に係る実施例1のタンデムプレスライン用ワーク搬送装置(以下、単にワーク搬送装置とも称する)1は、図1に示すように、タンデム配置されたプレスマシン間に配置されて、プレスマシン間におけるワークの搬送を行う。また、ワーク置場からワークを取り出して最上流のプレスマシンに対してワークを供給したり、最下流のプレスマシンから加工済みのワークを搬出して加工済みワーク置場に渡すといった処理に利用される。
実施例1のワーク搬送装置1の構成例としては、図2(A)、図2(B)に示すように、
フィード用(アドバンス、リターン等のワーク搬送方向に沿った移動)に使用するリニアモータテーブル(移動部:可動子)100、200を2個で1組とし、リニアモータテーブル(移動部:可動子)100、200のそれぞれは、ワーク搬送方向に延在されるリニアモータユニット10(固定子:LMガイドレール11)に対して、ワーク搬送方向に移動可能であると共に、リニアモータテーブル100、200のそれぞれは対応するアーム110、120の一端側(下端側)を、下側枢軸110B、120Bを介して回転自在(揺動自在)に支持している。
各アーム110、120の他端側(上端側)は、上側枢軸110A,120Aを介して、ワークを解放可能に支持することができるワーク支持機構(伸縮可能なクランプ用アクチュエータ310の先端にバキュームカップ等が備えられた機構など)が備えられた搬送テーブル300に回動自在(揺動自在)に接続(連結)されて該搬送テーブル300を支持している。
ここで、リニアモータテーブル(可動子)100,200、リニアモータユニット(マグネットプレート)10(固定子:LMガイドレール11)などを備えたリニアサーボモータの構成例を、図14に示す。
かかるリニアサーボモータが、本発明に係る移動機構の一例に相当する。
なお、リニアモータテーブル(可動子)100,200は、それぞれ独立して駆動制御可能であり、リニアモータユニット10(LMガイドレール11)の長手方向に沿って、相互独立に移動することが可能に構成されている。
リニアモータテーブル(可動子)100(200)は、LMガイド101と略一体的に構成され、このLMガイド101が、装置フレーム(或いはフロア)側に略水平に固定的に設置されたLMガイドレール11に係合されることによって横方向への移動を規制されつつ直動案内されている。かかるLMガイド101とLMガイドレール11との係合により、クランプ用アクチュエータ310のワークを把持する際の反力等を受けても図3(B)の左右方向(ワーク搬送方向に略直交する幅方向)に倒れることがないようになっている。
ところで、リニアモータテーブル(可動子)100,200、リニアモータユニット(固定子)10を含んで構成されるワーク搬送装置1は、例えば、図5(A)、図5(B)等に示すように、ワーク搬送方向幅方向において、ワークや金型(下型)を挟んで両側に配設されていて、クロスバーユニット500が、これら対向する一対のワーク搬送装置1の搬送テーブル300に架け渡されるように設置(架設)されている。
そして、これら対向する一対のワーク搬送装置1が協働することで、クロスバーユニット500のワーク支持(保持)機構(バキュームカップ504等)を介してワークを支持して搬送するように構成されている。
なお、クロスバーユニット500は、図5(A),図5(B)に示すように、ワーク搬送方向と略直交する方向に延在される棒状のクロスバー501、把持(保持)ツール502を含んで構成され、把持ツール502は脚状のパイプ状要素503、バキュームカップ504等を含んで構成され、バキュームカップ504によりワークを吸着保持したり、吸着保持しているワークを解放することができるように構成されている。
かかる構成を有する実施例1のワーク搬送装置1によれば、図2(A)、図2(B)に示すように、2個のリニアモータテーブル100、200をリニアモータユニット10上で移動させることで、すなわち、例えば、両者を離間させることで搬送テーブル300及びクロスバーユニット500延いてはワークをダウンさせ、両者を接近させることで搬送テーブル300及びクロスバーユニット500延いてはワークをリフトすることが可能である。これにより、リフト用、ダウン用の個別の駆動ユニットを不要とすることができる。
実施例1のワーク搬送装置1においては、アーム110、120の下端側は、リニアモータテーブル100、200に対して、下側枢軸110B,120Bにより回転自在に枢支(ピン連結)され、アーム110、120の上端側は、上側枢軸110A,120Aを介して、搬送テーブル300に回転自在に枢支(ピン連結)されている。
しかし、このままでは、搬送テーブル300の傾斜や位置等の姿勢が不安定であるので、これを防止するために、上側枢軸110A,120Aに対して回転自在かつ同軸的に配設される同一歯数、同一モジュールのギヤ111、121が、アーム110、120の上端側に略一体的に固定されて相互に噛み合っている。
アーム110、120の上端側に固定されているギヤ111、121の噛み合いにより、リニアモータテーブル100、200を移動させてアーム110、120を上端枢軸110A,120Aの廻りに回動(揺動)させても、常に各アーム110、120の上端枢軸110A,120Aにより支持されている搬送テーブル300(平面300A)延いてはワークを、水平(平行)に保つことができることになる。
すなわち、ここでは、ギヤ111、121の噛み合いにより、前記搬送テーブル300と前記第1のアーム110(或いは前記第2のアーム120)のなす角が制御され、搬送テーブルの姿勢が制御されることになる。
なお、ギヤ111が本発明に係る第1のギヤの一例に相当し、ギヤ121が本発明に係る第2のギヤの一例に相当する。
また、アーム110、120の上端側に固定されて相互に噛合しているギヤ111、121が、本発明に係る姿勢制御手段の一例に相当している。
なお、搬送テーブル300の姿勢を制御できれば、搬送テーブル300を略水平に維持する場合に限定されるものではないため、第1のギヤ、第2のギヤは同一歯数に限定されるものではない。
すなわち、搬送テーブル300と、アーム110(第1のアーム)或いはアーム120(第2のアーム)のなす角を制御することで、搬送テーブルの姿勢を制御するものであれば、本発明に係る姿勢制御手段とすることができる。
ところで、図5(A)、図5(B)等に示すように、リニアモータテーブル100、200、アーム110、120、搬送テーブル300は、ワークや金型を挟んで両側に配設されていて、各搬送テーブル300にクロスバーユニット500が架設されているので、リニアモータテーブル100、200の間隔(相対距離)を制御することでクロスバーユニット500の上下動(ワークのリフト、ダウン動作)が可能となる。このため、従来のように装置全体を上下動させてワークをリフトしたり、ダウンするための大きな容量の駆動ユニットを不要とすることができる。
なお、搬送テーブル300を低位置(ダウン位置)から高位置(リフト位置)へ移行する場合(高位置から低位置へ移行する場合も同じ)には、2つのリニアモータテーブル100、200の双方を接近する方向に移動させて両者を接近させることで搬送テーブル300を低位置から高位置へ移行させることができるし、どちらか一方を停止させた状態で他方を移動させて搬送テーブル300を低位置から高位置へ移行させることができる。更には、2つのリニアモータ100、200の双方を同一方向に異なる速度で移動させて両者を接近させることで搬送テーブル300を低位置から高位置へ移行させることも可能である。
すなわち、実施例1のワーク搬送装置1によれば、2つのリニアモータテーブル100、200のワーク搬送方向における相対距離(間隔)を変更することで、搬送テーブル300の高さを適宜に変更することができる(図2(A)、(B)等参照)。
ここで、実施例1のワーク搬送装置1では、具体的な一例として、以下のようにしてワークを搬送する。
以下の説明は、ある一組のワーク搬送装置1のワーク搬送動作について説明しているが、実際には、ワーク搬送装置1は、タンデムプレスラインにおいては各プレスマシンA〜D間に備えられると共に、他にはタンデムプレスラインへのワーク搬入用(最上流部)及びタンデムプレスラインからのワーク搬出用(最下流部)に備えられる構成とすることができる。それぞれのワーク搬送装置1(図1の1a〜1d)が、以下と同様の動作を行い、ワークを上流工程(前工程)から下流工程(次工程)へ搬送する。
なお、図1では、プレスマシンDまでだが、それより多くの或いはそれより少ない台数のプレスマシンをタンデムに配置したプレスラインであっても適用可能である。
ステップ1では、まず、前工程(例えば、図1の位置P)にてワークを支持(保持)した後、バキュームカップ504によりワークを高い位置で支持した状態(リフトした状態)(図2(B),図5(B)参照)で、2個のリニアモータテーブル100、200を有するワーク搬送装置1(1a)の幅方向において対面するもの同士(クロスバーユニット500が架設されたもの同士)を一対(図5(A)、図5(B)参照)として、リニアモータユニット10上を移動させて現在位置(例えば、図1の位置P)から次の目的位置(例えば、図1の位置A)まで移動させる。
ステップ2では、その位置Aで、リニアモータテーブル100、200のワーク搬送方向の間隔を広げて搬送テーブル300及びクロスバーユニット500延いてはワークをダウンして(下げて)、下型(金型)の上にワークをセットし、バキュームカップ504を解放してワークの支持を解放した後、ワーク搬送装置1aは元の位置Pへ戻る。この戻る動作中、下型等との干渉を避ける必要がある場合には、リニアモータテーブル100、200のワーク搬送方向の間隔は狭められ、搬送テーブル300は所定高さにリフトされる。
ステップ3では、この状態(各ワーク搬送装置1がプレス加工の邪魔にならない位置に退避された状態)で、各プレスマシンA〜Dにてスライド(上型)が下降してプレス加工が行われる。
続くステップ4では、プレス加工が終了してスライドとの干渉のおそれが無くなったら、ワーク搬送装置1bは加工後のワークを取りに、位置Aへと向かう。そして、位置Aにてリニアモータテーブル100、200のワーク搬送方向の間隔を広げて搬送テーブル300及びクロスバーユニット500の高さをダウンすると共に、バキュームカップ504によりワークを吸着してワークを支持する。
なお、ワーク搬送装置1aは、位置Pにてワークストッカーから供給される次に搬送すべきワークを吸着保持し、後述するステップ5にてワーク搬送装置1bが位置Aからワークを搬出したら、位置Aへと向かう。そして、位置Aにてリニアモータテーブル100、200のワーク搬送方向の間隔を広げて搬送テーブル300及びクロスバーユニット500の高さをダウンして、下型(金型)の上にワークをセットし、バキュームカップ504を解放してワークの支持を解放したら、ワーク搬送装置1aは元の位置Pへ戻る。
ステップ5では、位置Aでワーク搬送装置1bがワークを吸着したら、リニアモータテーブル100、200のワーク搬送方向の間隔を狭め、搬送テーブル300及びワークを所定高さ(ワークと下型とが干渉しない高さ程度)までリフトして(図5(B)参照)、図1の位置Bへと向かう。
そして、上記ステップ1〜5の動作を各ワーク搬送装置1(1a〜1d)が繰り返すことで、ワークを前工程から次工程へと搬送する。
以上のようなステップを繰り返すことで、実施例1に係るワーク搬送装置1(1a〜1d)によって、タンデム配置された複数のプレスマシン内に並べられた型にワークが順に搬送されてプレス加工が施されることになる。
このように、実施例1に係るワーク搬送装置1によれば、リニアモータテーブル100、200、アーム110、120、搬送テーブル300、クロスバーユニット500という比較的軽量コンパクトな構成によりワークを搬送できるように構成したので、従来のような大きなサイズで重量が嵩むフィードバーを不要とすることができるため、これらを移動させるための大容量のアクチュエータも不要とすることができる。従って、比較的簡単かつ低コストで、かつ、軽量・コンパクトな構成を実現することができ、以って振動騒音の低減を図りつつ、ワーク搬送時のワークの姿勢(ここでは高さ)の自由度を向上させることができると共に、ワークの搬送速度の向上延いてはサイクルタイムの短縮、生産効率の向上等に貢献可能である。
実施例2は、上側枢軸110A、120Aに関して回動自在であるが、実施例1ではアーム110、120に固定されていたギヤ111、121のうちの片方(一方)(どちらでも可能であるが、例えば、アーム120(アームb)側のギヤ121(エコライズギヤb))を、サーボモータ210(ピッチング用)にて上側枢軸120A廻りに(ギヤ121(エコライズギヤb)の回転中心廻りに)、アーム120(アームb)に対して相対的に回転可能及び所定回転角度位置にて停止維持可能に構成して、設定した所定回転角度分だけ回動させることで、図4等に示すように、ワーク(材料)を任意角度に傾ける(傾斜させる、チルトさせる、ピッチングさせる)ことを可能にした。
これにより、ワークをダウンさせる際にも垂直に降ろすのではなく、各工程に対して、任意に、例えば、金型の向きに合わせて斜めに降ろすことなどが可能であるので、ピアス工程等では、ワーク(材料)を任意角度に傾斜させた状態にて降ろして、金型(下型)にセットすることができる(図5(B)参照)。
例えば、図3(A)〜(C)に示すように、アーム120(アームb)側のギヤ121(エコライズギヤb)を、サーボモータ210にて上側枢軸120A廻りに(ギヤ121(エコライズギヤb)の回転中心廻りに)、アーム120(アームb)に対して相対的に回転角度位置を制御可能に構成することで、図4に示すように、ワーク(材料)を任意角度に傾ける(傾斜させる:チルトさせる:ピッチングさせる)ことも可能である。
なお、サーボモータ210により、搬送テーブル300をアーム120(アームb)に対して相対的に回転させて、ワーク(材料)を任意角度に傾ける(傾斜させる、チルトさせる、ピッチングさせる)機構は、特に限定されるものではない。
すなわち、サーボモータ210による回転制御により、搬送テーブル300と第2のアーム120(或いは第1のアーム110)のなす角が制御され、搬送テーブル300延いてはクロスバーユニット500の姿勢が制御されるものであれば、姿勢制御手段に含まれるものである。
姿勢制御手段の一例について説明すると、図3(B)に示したように、サーボモータ210の本体を搬送テーブル300に固定し、サーボモータ210の回転出力軸がキー溝係合(或いはスプライン係合)等によりギヤ121(エコライズギヤb)に回転連結されている。アーム120(アームb)は、枢軸120A(支点ピンb)を介して回転自在に搬送テーブル300に支持されている。
これに対して、ギヤ121(エコライズギヤb)に噛合されているギヤ111(エコライズギヤa)は、アーム110(アームa)に一体的に取り付けられ、ギヤ111(エコライズギヤa)及びアーム110(アームa)は枢軸110A(支点ピンa)廻りに回転自在に搬送テーブル300に支持されている。
このため、サーボモータ210の回転出力軸を所定角度だけ回転させると、ギヤ121(エコライズギヤb)が枢軸120A(支点ピンb)廻りに所定角度だけ回転され、これと噛合しているギヤ111(エコライズギヤa)延いてはアーム110(アームa)は枢軸110A(支点ピンa)廻りに所定角度だけ回転されることになる。
従って、搬送テーブル300と第2のアーム120(或いは第1のアーム110)のなす角が制御され、搬送テーブル300延いてはクロスバーユニット500の姿勢が制御されることになる。すなわち、ワーク(材料)を任意角度に傾ける(傾斜させる、チルトさせる、ピッチングさせる)制御が可能となる。
なお、搬送テーブル300延いてはクロスバーユニット500の姿勢を水平に維持させたい場合には、ギヤ121(エコライズギヤb)と第2のアーム120とが一体的に連結されている場合と同様の動作となるように、第2のアーム120の動作に応じてサーボモータ210によりギヤ121(エコライズギヤb)の回転角度位置を制御することで水平姿勢を達成することができる。
ここで、エコライズギヤを省略し、サーボモータにより、搬送テーブル300と第2のアーム120(或いは第1のアーム110)のなす角を常時制御する場合における姿勢制御手段の一構成例について説明する。
図6(A)、図6(B)に示すように、サーボモータ210の本体を搬送テーブル300に固定し、サーボモータ210の回転出力軸がアーム120(アームb)に取り付けられ、アーム120(アームb)はサーボモータ210により枢軸120A(支点ピンb)廻りに回転駆動されるように構成されている。
この一方、アーム110(アームa)は枢軸110A(支点ピンa)廻りに回転自在に搬送テーブル300に支持されている。
このような構成により、サーボモータ210の回転出力軸を所定角度だけ回転させると、枢軸120A(支点ピンb)廻りにアーム120(アームb)は所定角度だけ回転され、これに応じてアーム110(アームa)は枢軸110A(支点ピンa)廻りに所定角度だけ回転されることになる。
このような動作を、リニアモータテーブル100及びリニアモータテーブル200の移動と連動させて行うことで、搬送テーブル300と第2のアーム120(或いは第1のアーム110)のなす角を任意に制御することができ、搬送テーブル延いてはクロスバーユニット500の姿勢を制御することができる。すなわち、エコライズギヤを省略してもワーク(材料)を水平に維持することができると共に、任意角度に傾ける(傾斜させる、チルトさせる)制御が可能となる。
実施例3に係るワーク搬送装置1は、図7、図8に示すように、搬送テーブル300に支持されているクロスバーユニット500を、ワーク搬送方向に直交する水平方向(幅方向:左右方向:クロスバー501の長手方向)に沿って搬送テーブル300に対して移動(水平移動)可能に構成した。
すなわち、搬送テーブル300に設置される左右移動用サーボモータ130の回転出力軸にピニオンギヤ131が取り付けられている一方、このピニオンギヤ131に噛合するラックギヤ132がクロスバーユニット500(クロスバー501)の長手方向に沿ってクロスバー501に設置されている。
従って、左右移動用サーボモータ130の回転出力軸を一方(他方)に回転させてピニオンギヤ131を回転させると、これと噛合するラックギヤ132延いてはクロスバーユニット500が左右方向の一方(他方)に移動されることになる。
左右移動用サーボモータ130、ピニオンギヤ131、ラックギヤ132等が水平移動機構の一例を構成する。
なお、長穴134はクロスバー501に開口されている。そして、対面配置されているピニオンギヤ131を接続するシャフト133と、クロスバー501と、がクロスバーユニット500の水平移動の際に干渉しないようにするために、長穴134の長手方向に移動自在に係合しているブラケット135を介して、シャフト133を、回転自在に、かつ、クロスバー501の長手方向に沿って移動自在に支持している。
これにより、ワークをワーク搬送方向に直交する水平方向(幅方向:左右方向)に移動(水平移動:オフセット)させることができ、ワークの搬送姿勢の自由度を高めることができる。従って、金型の形状などに適合させた姿勢でワークを搬送することができる。
更に、実施例3に係るワーク搬送装置1は、クロスバーユニット500を略垂直軸廻りに(略水平面内を)回動(揺動:ヨ―イング)させることができるように構成した。
具体的には、図8、図9、図10に示すように、搬送テーブル300に略垂直に垂直ピン(枢軸)140が立設され、この垂直ピン140の廻りに回動(揺動)自在に配設されている支持台141を介して、クロスバーユニット500は支持されている。
ここで、左右移動用サーボモータ130は支持台141に支持されているため、ピニオンギヤ131、ラックギヤ132により、クロスバーユニット500をその長手方向に沿って移動可能にしながら、クロスバーユニット500を略垂直軸廻りに回動(揺動)させることが可能となっている。
このような構成によれば、図9(A)〜図9(C)に示すように、クロスバーユニット500により連結されている一対のワーク搬送装置1のワーク搬送方向における位置(ワーク搬送方向における基準位置からの距離LA,LB)を相互に異ならせることができる。このとき、その傾斜の度合い(傾斜角:ヨ―イング角)に応じて、一対のワーク搬送装置1の垂直ピン140間の距離が変化するが、少なくとも一方の左右移動用サーボモータ130をフリーな状態とすることで、ピニオンギヤ131とラックギヤ132の噛合位置を変化させることで、このような垂直ピン140間の距離の変化を吸収することができる。
従って、実施例3に係るワーク搬送装置1によれば、ワークを略垂直軸廻りに回転(ヨ―イング)させた姿勢で搬送することができ、以ってワークの搬送姿勢の自由度を高めることができ、延いては金型の形状などに適合させた姿勢でワークを搬送することができる。
また、実施例3に係るワーク搬送装置1においては、クロスバーユニット500をピニオンギヤ131及びラックギヤ132により支持しているので、左右のワーク搬送装置1で高さを異ならせてもクロスバーユニット500を支持可能な自由度を有しているため、図11(A)、図11(B)に示すように、クロスバーユニット500により連結されている一対のワーク搬送装置1の高さ(HA、HB)を相互に異ならせることができる。
このとき、その傾斜の度合い(傾斜角:ローリング角)に応じて、一対のワーク搬送装置1間でのピニオンギヤ131及びラックギヤ132の噛合位置が変化するが、少なくとも一方の左右移動用サーボモータ130をフリーな状態とすることで、ピニオンギヤ131とラックギヤ132の噛合位置を変更させることができ、以ってこのような傾斜をクロスバーユニット500に与えても良好に支持を継続することができる。
従って、実施例3に係るワーク搬送装置1によれば、図11(A)、図11(B)に示したように、ワークを搬送方向中心軸廻りに回転(傾斜:ローリング)させた姿勢で搬送することができ、以ってワークの搬送姿勢の自由度を高めることができ、延いては金型の形状などに適合させた姿勢でワークを搬送することができる。
更に、実施例3に係るワーク搬送装置1においては、上述したように、クロスバーユニット500(クロスバー501)をその長手方向軸廻りに傾斜(チルト:ピッチング)させることができるため、上述したローリング動作と組み合わせて、図12(A)、図12(B)に示すような姿勢でワークを搬送することが可能である。
更に、実施例3に係るワーク搬送装置1では、上述したヨ―イング動作と組み合わせることで、図13(A)〜図13(C)に示すような姿勢でワークを搬送することが可能である。
すなわち、実施例3に係るワーク搬送装置1によれば、ワークをピッチング、ヨ―イング、ローリングさせた姿勢で搬送することができ、以ってワークの搬送姿勢の自由度を高めることができ、延いては金型の形状などに適合させた姿勢でワークを搬送することができる。
ここで、上述した実施例では、クロスバーユニット500が一対のワーク搬送装置1に架け渡され、このクロスバーユニット500が備えるワーク支持機構によりワークを支持する構成として説明したが。本発明はこれに限定されるものではなく、対面する一対のワーク搬送装置1をクロスバーユニット500で連結することなく、それぞれ独立に搬送テーブル300に直接的或いは間接的に、パイプ状要素503、バキュームカップ504等を含んで構成され把持(保持)ツール502を取り付けた構成とすることができる。
また、上述した実施例では、搬送テーブルと第2のアームとのなす角をサーボモータ等により制御することで、搬送テーブルの姿勢を制御するものとしたが、第1のアーム(アーム110)と第1の移動部(リニアモータテーブル100)のなす角或いは第2のアーム(アーム120)と第2の移動部(リニアモータテーブル200)のなす角をサーボモータにより制御することによっても、搬送テーブルの姿勢を制御することは可能であり、このような構成も本発明に含まれるものである。
以上で説明した実施の形態は、本発明を説明するための例示に過ぎず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々変更を加え得ることは可能である。
1 ワーク搬送装置
100 リニアモータテーブル(本発明に係る第1の移動部に相当)(可動子)
200 リニアモータテーブル(本発明に係る第2の移動部に相当)(可動子)
110 アーム(本発明に係る第1のアームに相当)
120 アーム(本発明に係る第2のアームに相当)
111 ギヤ(本発明に係る第1のギヤに相当)
121 ギヤ(本発明に係る第2のギヤに相当)
110A、120A 上側枢軸
110B,120B 下側枢軸
130 左右移動用サーボモータ
131 ピニオンギヤ
132 ラックギヤ
140 垂直ピン(枢軸)
210 サーボモータ(ピッチング用)
300 搬送テーブル
310 クランプ用アクチュエータ
500 クロスバーユニット
501 クロスバー
502 把持(保持)ツール
503 パイプ状要素
504 バキュームカップ

Claims (4)

  1. タンデムプレスラインに用いられるワーク搬送装置であって、
    ワークを解放可能に支持するワーク支持機構を備えた搬送テーブルと、
    前記搬送テーブルに、ワーク搬送方向に沿った略垂直な面内にて第1の枢軸を介して回動可能に一端側が連結される第1のアームと、
    前記搬送テーブルに、ワーク搬送方向に沿った略垂直な面内にて第2の枢軸を介して回動可能に一端側が連結される第2のアームと、
    前記第1のアームの他端側が枢軸を介して回動自在に連結される第1の移動部と、
    前記第2のアームの他端側が枢軸を介して回動自在に連結される第2の移動部と、
    前記搬送テーブルと前記第1のアーム或いは前記第2のアームのなす角、第1のアームと第1の移動部のなす角、或いは第2のアームと第2の移動部のなす角の少なくとも一つを制御することにより搬送テーブルの姿勢を制御する姿勢制御手段と、
    を含んで構成され、
    前記第1の移動部と、前記第2の移動部と、が、移動機構によりワーク搬送方向に移動可能に構成され、
    前記第1の移動部と、前記第2の移動部と、の間隔を変更することで搬送テーブルをリフト・ダウンすると共に、
    前記第1の移動部及び前記第2の移動部を同一のワーク搬送方向に移動させることで搬送テーブルをワーク搬送方向に移動させてワークを搬送する
    ことを特徴とするタンデムプレスライン用ワーク搬送装置。
  2. 前記姿勢制御手段が、
    前記第1のアームと略一体的なギヤであって、前記搬送テーブルと、前記第1のアームと、を連結する枢軸に回動可能に支持される第1のギヤと、
    前記第1のギヤと噛合されると共に前記第2のアームと略一体的なギヤであって、前記搬送テーブルと、前記第2のアームと、を連結する枢軸に回動可能に支持される第2のギヤと、
    を含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載のタンデムプレスライン用ワーク搬送装置。
  3. 下金型を挟んで両側に配設され、それぞれの搬送テーブルが、ワーク支持機構を備えワーク搬送方向幅方向に延在されるクロスバーユニットにより連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタンデムプレスライン用ワーク搬送装置。
  4. 前記それぞれの搬送テーブルが、前記クロスバーユニットを略垂直軸廻りに揺動可能に支持すると共に、前記クロスバーユニットをその長手方向に移動可能に支持することを特徴とする請求項3に記載のタンデムプレスライン用ワーク搬送装置。
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JPH11292479A (ja) * 1998-04-10 1999-10-26 Murata Mach Ltd 板材ローダ
JP2003290851A (ja) * 2002-03-29 2003-10-14 Komatsu Ltd プレス機械のワーク搬送装置
JP2011079004A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Aida Engineering Ltd ワーク搬送装置

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