本明細書において使用される略語は、化学および生物学分野における通常の意味を有する。本明細書に記載される化学構造および式は、化学分野において公知の化学原子価の標準規則にしたがって作成される。
置換基が、左から右へと書かれた従来の化学式によって記載されている場合、置換基は、右から左へと構造を書くことから得られる化学的に同一の置換基を同様に包含する、例えば、−CH2O−は、−OCH2−と等価である。
「アルキル」という用語は、それ自体でまたは別の置換基の一部として、特に記載しない限り、完全に飽和、一価または多価不飽和であり得る、直鎖状(すなわち、非分枝鎖状)または分枝鎖状炭素鎖(または炭素)、またはそれらの組合せを意味し、示される炭素原子数を有する一価、二価および多価基を含み得る(すなわち、C1〜C10は、1〜10個の炭素を意味する)。アルキルは、非環化鎖である。飽和炭化水素基の例としては、限定はされないが、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、(シクロヘキシル)メチル、それらの同族体および異性体、例えば、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチルなどの基が挙げられる。不飽和アルキル基は、1つまたは複数の二重結合または三重結合を有するものである。不飽和アルキル基の例としては、限定はされないが、ビニル、2−プロペニル、クロチル、2−イソペンテニル、2−(ブタジエニル)、2,4−ペンタジエニル、3−(1,4−ペンタジエニル)、エチニル、1−および3−プロピニル、3−ブチニル、ならびにより高次の同族体および異性体が挙げられる。
「アルキレン」という用語は、それ自体でまたは別の置換基の一部として、特に記載しない限り、例示されるように、アルキルから誘導される二価基を意味するが、−CH2CH2CH2CH2−に限定されない。典型的に、アルキル(またはアルキレン)基は、1〜24個の炭素原子を有し、10個以下の炭素原子を有する基が、本明細書において好ましい。「低級アルキル」または「低級アルキレン」は、短鎖アルキルまたはアルキレン基であり、一般に、8個以下の炭素原子を有する。「アルケニレン」という用語は、それ自体でまたは別の置換基の一部として、特に記載しない限り、アルケンから誘導される二価基を意味する。
「ヘテロアルキル」という用語は、それ自体でまたは別の用語と組み合わせて、特に記載しない限り、少なくとも1個の炭素原子およびO、N、およびSからなる群から選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含む、安定した直鎖または分枝鎖、またはそれらの組合せを意味し、ここで、窒素および硫黄原子は、任意選択的に酸化されてもよく、窒素ヘテロ原子は任意選択的に四級化されてもよい。ヘテロ原子O、N、P、およびSは、ヘテロアルキル基の任意の内部位置にまたはアルキル基が分子の残りの部分に結合される位置に配置され得る。ヘテロアルキルは、非環化鎖である。例としては、限定はされないが:−CH2−CH2−O−CH3、−CH2−CH2−NH−CH3、−CH2−CH2−N(CH3)−CH3、−CH2−S−CH2−CH3、−CH2−CH2、−S(O)−CH3、−CH2−CH2−S(O)2−CH3、−CH=CH−O−CH3、−Si(CH3)3、−CH2−CH=N−OCH3、−CH=CH−N(CH3)−CH3、−O−CH3、−O−CH2−CH3、および−CNが挙げられる。例えば、−CH2−NH−OCH3および−CH2−O−Si(CH3)3など、最大で2個または3個のヘテロ原子が連続していてもよい。
同様に、「ヘテロアルキレン」という用語は、それ自体でまたは別の置換基の一部として、特に記載しない限り、例示されるように、ヘテロアルキルから誘導される二価基を意味するが、−CH2−CH2−S−CH2−CH2−および−CH2−S−CH2−CH2−NH−CH2−に限定されない。ヘテロアルキレン基では、ヘテロ原子はまた、鎖末端のいずれかまたは両方を占有し得る(例えば、アルキレンオキシ、アルキレンジオキシ、アルキレンアミノ、アルキレンジアミノなど)。さらにまた、アルキレンおよびヘテロアルキレン連結基では、連結基の配向が、連結の基の式が書かれた方向によって示唆されない。上述されるように、本明細書において使用される際のヘテロアルキル基としては、−C(O)R’、−C(O)NR’、−NR’R’’、−OR’、−SR’、および/または−SO2R’などの、ヘテロ原子を介して分子の残りの部分に結合される基が挙げられる。「ヘテロアルキル」が記載された後、−NR’R’’などの特定のヘテロアルキル基の記載が続く場合、ヘテロアルキルおよび−NR’R’’という用語は、重複でもまたは互いに排他的でもないことが理解されよう。むしろ、特定のヘテロアルキル基は、分かりやすさを増すために記載される。したがって、「ヘテロアルキル」という用語は、本明細書において、−NR’R’’などの特定のヘテロアルキル基を除くものと解釈されるべきではない。
「シクロアルキル」および「ヘテロシクロアルキル」という用語は、それ自体でまたは他の用語と組み合わせて、特に記載しない限り、それぞれ「アルキル」および「ヘテロアルキル」の環状形態を意味する。シクロアルキルおよびヘテロアルキルは、芳香族でない。さらに、ヘテロシクロアルキルでは、ヘテロ原子は、複素環が分子の残りの部分に結合される位置を占有し得る。シクロアルキルの例としては、限定はされないが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、1−シクロヘキセニル、3−シクロヘキセニル、シクロヘプチルなどが挙げられる。ヘテロシクロアルキルの例としては、限定はされないが、1−(1,2,5,6−テトラヒドロピリジル)、1−ピペリジニル、2−ピペリジニル、3−ピペリジニル、4−モルホリニル、3−モルホリニル、テトラヒドロフラン−2−イル、テトラヒドロフラン−3−イル、テトラヒドロチエン−2−イル、テトラヒドロチエン−3−イル、1−ピペラジニル、2−ピペラジニルなどが挙げられる。
「シクロアルキレン」および「ヘテロシクロアルキレン」は、単独でまたは別の置換基の一部として、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルからそれぞれ誘導される二価基を意味する。
「ハロ」または「ハロゲン」という用語は、それ自体でまたは別の置換基の一部として、特に記載しない限り、フッ素、塩素、臭素、またはヨウ素原子を意味する。さらに、「ハロアルキル」などの用語は、モノハロアルキルおよびポリハロアルキルを含むことを意味する。例えば、「ハロ(C1〜C4)アルキル」という用語は、限定はされないが、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、4−クロロブチル、3−ブロモプロピルなどを含む。
「アシル」という用語は、特に記載しない限り、−C(O)R(ここで、Rが、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、または置換もしくは非置換ヘテロアリールである)を意味する。
「アリール」という用語は、特に記載しない限り、縮合されるか(すなわち、縮合環アリール)または共有結合される単環または多環(好ましくは、1〜3つの環)であり得る、多価不飽和、芳香族、炭化水素置換基を意味する。縮合環アリールは、縮合環の少なくとも1つがアリール環である縮合多環を指す。
「ヘテロアリール」という用語は、N、O、またはSなどの少なくとも1個のヘテロ原子を含有するアリール基(または環)を指し、ここで、窒素および硫黄原子は、任意選択的に酸化され、窒素原子は、任意選択的に四級化される。したがって、「ヘテロアリール」という用語は、縮合環ヘテロアリール基(すなわち、縮合環の少なくとも1つがヘテロ芳香環である縮合多環)を含む。5,6−縮合環ヘテロアリーレンは、一方の環が5員を有し、他方の環が6員を有し、少なくとも1つの環がヘテロアリール環である、縮合した2つの環を指す。同様に、6,6−縮合環ヘテロアリーレンは、一方の環が6員を有し、他方の環が6員を有し、少なくとも1つの環がヘテロアリール環である、縮合した2つの環を指す。6,5−縮合環ヘテロアリーレンは、一方の環が6員を有し、他方の環が5員を有し、少なくとも1つの環がヘテロアリール環である、縮合した2つの環を指す。ヘテロアリール基は、炭素またはヘテロ原子を介して分子の残りの部分に結合され得る。アリールおよびヘテロアリール基の非限定的な例としては、フェニル、ナフチル、ピロリル、ピラゾリル、ピリダジニル、トリアジニル、ピリミジニル、イミダゾリル、ピラジニル、プリニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、フリル、チエニル、ピリジル、ピリミジル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾフラン、イソベンゾフラニル、インドリル、イソインドリル、ベンゾチオフェニル、イソキノリル、キノキサリニル、キノリル、1−ナフチル、2−ナフチル、4−ビフェニル、1−ピロリル、2−ピロリル、3−ピロリル、3−ピラゾリル、2−イミダゾリル、4−イミダゾリル、ピラジニル、2−オキサゾリル、4−オキサゾリル、2−フェニル−4−オキサゾリル、5−オキサゾリル、3−イソオキサゾリル、4−イソオキサゾリル、5−イソオキサゾリル、2−チアゾリル、4−チアゾリル、5−チアゾリル、2−フリル、3−フリル、2−チエニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−ピリミジル、4−ピリミジル、5−ベンゾチアゾリル、プリニル、2−ベンズイミダゾリル、5−インドリル、1−イソキノリル、5−イソキノリル、2−キノキサリニル、5−キノキサリニル、3−キノリル、および6−キノリルが挙げられる。上記のアリールおよびヘテロアリール環系のそれぞれの置換基は、後述される許容できる置換基の群から選択される。「アリーレン」および「ヘテロアリーレン」は、単独でまたは別の置換基の一部として、アリールおよびヘテロアリールのそれぞれから誘導される二価基を意味する。ヘテロアリール基置換基は、環ヘテロ原子窒素に−O−結合され得る。
「縮合環アリール−ヘテロシクロアルキル」は、ヘテロシクロアルキルに縮合されたアリールである。「縮合環ヘテロアリール−ヘテロシクロアルキル」は、ヘテロシクロアルキルに縮合されたヘテロアリールである。「縮合環ヘテロシクロアルキル−シクロアルキル」は、シクロアルキルに縮合されたヘテロシクロアルキルである。「縮合環ヘテロシクロアルキル−ヘテロシクロアルキル」は、別のヘテロシクロアルキルに縮合されたヘテロシクロアルキルである。縮合環アリール−ヘテロシクロアルキル、縮合環ヘテロアリール−ヘテロシクロアルキル、縮合環ヘテロシクロアルキル−シクロアルキル、または縮合環ヘテロシクロアルキル−ヘテロシクロアルキルはそれぞれ、独立して、非置換であるか、または本明細書に記載される置換基の1つまたは複数で置換され得る。縮合環アリール−ヘテロシクロアルキル、縮合環ヘテロアリール−ヘテロシクロアルキル、縮合環ヘテロシクロアルキル−シクロアルキル、または縮合環ヘテロシクロアルキル−ヘテロシクロアルキルはそれぞれ、独立して、縮合環のそれぞれのサイズに応じて命名され得る。したがって、例えば、6,5アリール−ヘテロシクロアルキル縮合環は、5員ヘテロシクロアルキルに縮合された6員アリール部分を表す。縮合環アリール−ヘテロシクロアルキル、縮合環ヘテロアリール−ヘテロシクロアルキル、縮合環ヘテロシクロアルキル−シクロアルキル、または縮合環ヘテロシクロアルキル−ヘテロシクロアルキルのアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、またはシクロアルキルとさらに縮合されて、したがって、2つ、3つ、またはそれ以上の環を有する縮合環構造を形成することができる。縮合環アリール−ヘテロシクロアルキルの一例は、イソインドリンであり;縮合環シクロアルキル−ヘテロアリール−ヘテロシクロアルキルの一例は、1,2,3,4,7,8,9,10−オクタヒドロピリミド[1,2−b]インダゾールである。
スピロ環式環は、隣接する環が単一の原子を介して結合された2つ以上の環である。スピロ環式環中の個々の環は、同一であるかまたは異なり得る。スピロ環式環中の個々の環は、置換または非置換であってもよく、一連のスピロ環式環中の他の個々の環と異なる置換基を有し得る。スピロ環式環中の個々の環の可能な置換基は、スピロ環式環の一部でない場合、同じ環中の可能な置換基(例えばシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキル環の置換基)である。スピロ環式環は、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキレン、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキルまたは置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキレンであってもよく、スピロ環式環基中の個々の環は、1つのタイプの全ての環(例えば全ての環は、置換ヘテロシクロアルキレンであり、ここで、各環が、同じかまたは異なる置換ヘテロシクロアルキレンであり得る)を含む、直前のリストのいずれかであり得る。スピロ環式環系に言及するとき、複素環式スピロ環式環は、少なくとも1つの環が複素環であり、各環が異なる環であり得るスピロ環式環を意味する。スピロ環式環系に言及するとき、置換スピロ環式環は、少なくとも1つの環が置換され、各置換基が任意選択的に異なり得ることを意味する。
本明細書において使用される際の「オキソ」という用語は、炭素原子に二重結合された酸素を意味する。
上記の用語(例えば、「アルキル」、「ヘテロアルキル」、「アリール」、および「ヘテロアリール」)のそれぞれが、示される基の置換および非置換形態の両方を含む。それぞれのタイプの基の好ましい置換基が以下に示される。
アルキルおよびヘテロアルキル基の置換基(アルキレン、アルケニル、ヘテロアルキレン、ヘテロアルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルケニル、およびヘテロシクロアルケニルと呼ばれることが多い基を含む)は、0から(2m’+1)(ここで、m’が、このような基中の炭素原子の総数である)の範囲の数の、限定はされないが、−OR’、=O、=NR’、=N−OR’、−NR’R’’、−SR’、−ハロゲン、−SiR’R’’R’’’、−OC(O)R’、−C(O)R’、−CO2R’、−CONR’R’’、−OC(O)NR’R’’、−NR’’C(O)R’、−NR’−C(O)NR’’R’’’、−NR’’C(O)2R’、−NR−C(NR’R’’)=NR’’’、−S(O)R’、−S(O)2R’、−S(O)2NR’R’’、−NRSO2R’、−NR’NR’’R’’’、−ONR’R’’、−NR’C(O)NR’’NR’’’R’’’’、−CN、−NO2、−NR’SO2R’’、−NR’C(O)R’’、−NR’C(O)−OR’’、−NR’OR’’から選択される様々な基の1つまたは複数であり得る。R、R’、R’’、R’’’、およびR’’’’がそれぞれ、好ましくは、独立して、水素、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール(例えば、1〜3つのハロゲンで置換されるアリール)、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アルキル、アルコキシ、またはチオアルコキシ基、またはアリールアルキル基を指す。本明細書に記載される化合物が、2つ以上のR基を含む場合、例えば、R基のそれぞれは、独立して、これらの基の2つ以上が存在するとき各R’、R’’、R’’’、およびR’’’’基であるように選択される。R’およびR’’が、同じ窒素原子に結合される場合、それらは、窒素原子と組み合わされて、4員、5員、6員、または7員環を形成し得る。例えば、−NR’R’’としては、限定はされないが、1−ピロリジニルおよび4−モルホリニルが挙げられる。置換基の上記の説明から、当業者は、「アルキル」という用語が、ハロアルキル(例えば、−CF3および−CH2CF3)およびアシル(例えば、−C(O)CH3、−C(O)CF3、−C(O)CH2OCH3など)などの、水素基以外の基に結合された炭素原子を含む基を含むことを意味することを理解するであろう。
アルキル基について説明される置換基と同様に、アリールおよびヘテロアリール基の置換基は様々であり、0から芳香環系上の開放原子価の総数の範囲の数で、例えば:−OR’、−NR’R’’、−SR’、−ハロゲン、−SiR’R’’R’’’、−OC(O)R’、−C(O)R’、−CO2R’、−CONR’R’’、−OC(O)NR’R’’、−NR’’C(O)R’、−NR’−C(O)NR’’R’’’、−NR’’C(O)2R’、−NR−C(NR’R’’)=NR’’’、−S(O)R’、−S(O)2R’、−S(O)2NR’R’’、−NRSO2R’、−N(R’)N(R’’R’’’)、−ONR’R’’、−NR’C(O)N(R’’)N(R’’’R’’’’)、−CN、−NO2、−R’、−N3、−CH(Ph)2、フルオロ(C1〜C4)アルコキシ、およびフルオロ(C1〜C4)アルキル、−NR’SO2R’’、−NR’C(O)R’’、−NR’C(O)−OR’’、−NR’OR’’から選択され;ここで、R’、R’’、R’’’、およびR’’’’が、好ましくは、独立して、水素、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、および置換もしくは非置換ヘテロアリールから選択される。本明細書に記載される化合物が、2つ以上のR基を含む場合、例えば、R基のそれぞれは、独立して、これらの基の2つ以上が存在するとき各R’、R’’、R’’’、およびR’’’’基であるように選択される。
環の置換基(例えばシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキレン、ヘテロシクロアルキレン、アリーレン、またはヘテロアリーレン)は、環の特定の原子上ではなく環上の置換基(一般的に浮遊置換基(floating substituent)と呼ばれる)として示され得る。このような場合、置換基は、(化学原子価の規則にしたがって)環原子のいずれかに結合されてもよく、縮合環またはスピロ環式環の場合、縮合環またはスピロ環式環の1員と結合されるものとして示される置換基(単環上の浮遊置換基)は、縮合環またはスピロ環式環のいずれか上の置換基(多環上の浮遊置換基)であり得る。置換基が、特定の原子ではなく、環に結合される場合(浮遊置換基)、置換基の下付き文字は、2以上の整数であり、複数の置換基が、同じ原子、同じ環、異なる原子、異なる縮合環、異なるスピロ環式環上にあってもよく、各置換基が、任意選択的に異なり得る。分子の残りの部分に対する環の結合点が、単一の原子に限定されない場合(浮遊置換基)、結合点は、環の任意の原子であってもよく、縮合環またはスピロ環式環の場合、化学原子価の規則にしたがって、縮合環またはスピロ環式環のいずれかの任意の原子であり得る。環、縮合環、またはスピロ環式環が、1つまたは複数の環ヘテロ原子を含有し、環、縮合環、またはスピロ環式環が、1つまたは複数の浮遊置換基を有して示される場合(限定はされないが、分子の残りの部分に対する結合点を含む)、浮遊置換基は、ヘテロ原子に結合され得る。環ヘテロ原子が、浮遊置換基を有する構造または式中の1つまたは複数の水素に結合されて示される場合(例えば、環原子に対する2つの結合および水素に対する第3の結合を有する環窒素)、ヘテロ原子が浮遊置換基に結合されるとき、置換基は、化学原子価の規則にしたがって、水素を置換することが理解されるであろう。
2つ以上の置換基が、任意選択的に結合されて、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、またはヘテロシクロアルキル基を形成し得る。このようないわゆる環形成置換基は、典型的に、必ずしもではないが、環状基本構造に結合されることが分かっている。環形成置換基は、基本構造の隣接する構成要素に結合され得る。例えば、環状基本構造の隣接する構成要素に結合された2つの環形成置換基は、縮合環構造を形成する。環形成置換基は、基本構造の単一の構成要素に結合され得る。例えば、環状基本構造の単一の構成要素に結合された2つの環形成置換基は、スピロ環式構造を形成する。環形成置換基は、基本構造の隣接していない構成要素に結合され得る。
アリールまたはヘテロアリール環の隣接する原子上の置換基のうちの2つが、任意選択的に、式−T−C(O)−(CRR’)q−U−(式中、TおよびUが、独立して、−NR−、−O−、−CRR’−、または単結合であり、qが、0〜3の整数である)の環を形成し得る。あるいは、アリールまたはヘテロアリール環の隣接する原子上の置換基のうちのの2つが、式−A−(CH2)r−B−(式中、AおよびBが、独立して、−CRR’−、−O−、−NR−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−S(O)2NR’−、または単結合であり、rが、1〜4の整数である)の置換基で任意選択的に置換され得る。このように形成される新たな環の単結合の1つが、二重結合で任意選択的に置換され得る。あるいは、アリールまたはヘテロアリール環の隣接する原子上の置換基のうちのの2つが、式−(CRR’)s−X’−(C’’R’’R’’’)d−(式中、sおよびdが、独立して、0〜3の整数であり、X’が、−O−、−NR’−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、または−S(O)2NR’−である)の置換基で任意選択的に置換され得る。置換基R、R’、R’’、およびR’’’が、好ましくは、独立して、水素、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、および置換もしくは非置換ヘテロアリールから選択される。
本明細書において使用される際、「ヘテロ原子」または「環ヘテロ原子」という用語は、酸素(O)、窒素(N)、硫黄(S)、リン(P)、ホウ素(B)、ヒ素(As)、およびケイ素(Si)を含むことを意味する。
本明細書において使用される際の「置換基」は、以下の部分から選択される基を意味する:
(A)オキソ、ハロゲン、−CF3、−CN、−OH、−NH2、−COOH、−CONH2、−NO2、−SH、−SO2Cl、−SO3H、−SO4H、−SO2NH2、−NHNH2、−ONH2、−NHC(O)NHNH2、−NHC(O)NH2、−NHSO2H、−NHC=(O)H、−NHC(O)−OH、−NHOH、−OCF3、−OCHF2、非置換アルキル、非置換ヘテロアルキル、非置換シクロアルキル、非置換ヘテロシクロアルキル、非置換アリール、非置換ヘテロアリール、および
(B)以下のものから選択される少なくとも1つの置換基で置換される、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリール:
(i)オキソ、ハロゲン、−CF3、−CN、−OH、−NH2、−COOH、−CONH2、−NO2、−SH、−SO2Cl、−SO3H、−SO4H、−SO2NH2、−NHNH2、−ONH2、−NHC(O)NHNH2、−NHC(O)NH2、−NHSO2H、−NHC=(O)H、−NHC(O)−OH、−NHOH、−OCF3、−OCHF2、非置換アルキル、非置換ヘテロアルキル、非置換シクロアルキル、非置換ヘテロシクロアルキル、非置換アリール、非置換ヘテロアリール、および
(ii)以下のものから選択される少なくとも1つの置換基で置換される、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、およびヘテロアリール:
(a)オキソ、ハロゲン、−CF3、−CN、−OH、−NH2、−COOH、−CONH2、−NO2、−SH、−SO2Cl、−SO3H、−SO4H、−SO2NH2、−NHNH2、−ONH2、−NHC(O)NHNH2、−NHC(O)NH2、−NHSO2H、−NHC=(O)H、−NHC(O)−OH、−NHOH、−OCF3、−OCHF2、非置換アルキル、非置換ヘテロアルキル、非置換シクロアルキル、非置換ヘテロシクロアルキル、非置換アリール、非置換ヘテロアリール、および
(b)以下のものから選択される少なくとも1つの置換基で置換される、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリール:オキソ、ハロゲン、−CF3、−CN、−OH、−NH2、−COOH、−CONH2、−NO2、−SH、−SO2Cl、−SO3H、−SO4H、−SO2NH2、−NHNH2、−ONH2、−NHC(O)NHNH2、−NHC(O)NH2、−NHSO2H、−NHC=(O)H、−NHC(O)−OH、−NHOH、−OCF3、−OCHF2、非置換アルキル、非置換ヘテロアルキル、非置換シクロアルキル、非置換ヘテロシクロアルキル、非置換アリール、および非置換ヘテロアリール。
本明細書において使用される際の「サイズ限定置換基(substituent)」または「サイズ限定置換基(substituent group)」は、「置換基(substituent group)」について上述される置換基であって、各置換もしくは非置換アルキルが、置換もしくは非置換C1〜C20アルキルであり、各置換もしくは非置換ヘテロアルキルが、置換もしくは非置換2〜20員ヘテロアルキルであり、各置換もしくは非置換シクロアルキルが、置換もしくは非置換C3〜C8シクロアルキルであり、各置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキルが、置換もしくは非置換3〜8員ヘテロシクロアルキルである置換基の全てから選択される基を意味する。
本明細書において使用される際の「低級置換基(substituent)」または「低級置換基(substituent group)」は、「置換基」について上述される置換基であって、各置換もしくは非置換アルキルが、置換もしくは非置換C1〜C8アルキルであり、各置換もしくは非置換ヘテロアルキルが、置換もしくは非置換2〜8員ヘテロアルキルであり、各置換もしくは非置換シクロアルキルが、置換もしくは非置換C3〜C7シクロアルキルであり、各置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキルが、置換もしくは非置換3〜7員ヘテロシクロアルキルである置換基の全てから選択される基を意味する。
本明細書の化合物中に記載される各置換基は、少なくとも1つの置換基で置換され得る。より詳細には、本明細書の化合物中に記載される各置換アルキル、置換ヘテロアルキル、置換シクロアルキル、置換ヘテロシクロアルキル、置換アリール、置換ヘテロアリール、置換アルキレン、置換ヘテロアルキレン、置換シクロアルキレン、置換ヘテロシクロアルキレン、置換アリーレン、および/または置換ヘテロアリーレンは、少なくとも1つの置換基で置換され得る。これらの基の少なくとも1つまたは全ては、少なくとも1つのサイズ限定置換基で置換され得る。これらの基の少なくとも1つまたは全ては、少なくとも1つの低級置換基で置換され得る。
各置換もしくは非置換アルキルは、置換もしくは非置換C1〜C20アルキルであってもよく、各置換もしくは非置換ヘテロアルキルは、置換もしくは非置換2〜20員ヘテロアルキルであってもよく、各置換もしくは非置換シクロアルキルは、置換もしくは非置換C3〜C8シクロアルキルであってもよく、および/または各置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキルは、置換もしくは非置換3〜8員ヘテロシクロアルキルであってもよい。各置換もしくは非置換アルキレンは、置換もしくは非置換C1〜C20アルキレンであってもよく、各置換もしくは非置換ヘテロアルキレンは、置換もしくは非置換2〜20員ヘテロアルキレンであってもよく、各置換もしくは非置換シクロアルキレンは、置換もしくは非置換C3〜C8シクロアルキレンであってもよく、および/または各置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキレンは、置換もしくは非置換3〜8員ヘテロシクロアルキレンであってもよい。
各置換もしくは非置換アルキルは、置換もしくは非置換C1〜C8アルキルであってもよく、各置換もしくは非置換ヘテロアルキルは、置換もしくは非置換2〜8員ヘテロアルキルであってもよく、各置換もしくは非置換シクロアルキルは、置換もしくは非置換C3〜C7シクロアルキルであってもよく、および/または各置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキルは、置換もしくは非置換3〜7員ヘテロシクロアルキルであってもよい。各置換もしくは非置換アルキレンは、置換もしくは非置換C1〜C8アルキレンであってもよく、各置換もしくは非置換ヘテロアルキレンは、置換もしくは非置換2〜8員ヘテロアルキレンであってもよく、各置換もしくは非置換シクロアルキレンは、置換もしくは非置換C3〜C7シクロアルキレンであってもよく、および/または各置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキレンは、置換もしくは非置換3〜7員ヘテロシクロアルキレンであってもよい。
本明細書の特定の化合物は、不斉炭素原子(光学中心またはキラル中心)または二重結合;鏡像異性体、ラセミ体、ジアステレオマー、互変異性体、幾何異性体、絶対立体化学の観点から、(R)−または(S)−としてあるいはアミノ酸について(D)−または(L)−として定義され得る立体異性体の形態を有し、個々の異性体は、本明細書に記載される化合物の範囲内に包含される。本明細書に記載される化合物は、不安定過ぎて合成および/または単離することができないと当該技術分野において知られているものを含まない。本明細書に記載される化合物は、ラセミ形態および光学的に純粋な形態の化合物も含むことを意味する。光学的に活性な(R)−および(S)−、または(D)−および(L)−異性体は、キラルシントンまたはキラル試薬(エナンチオ選択的合成)を用いて調製され得、または分別結晶(キラル分割剤を用いて安定した酸または塩基付加塩を容易に形成する化合物の場合)、キラル高速液体クロマトグラフィー(HPLC)またはキラル試薬(エステルまたはアミドなど)による付加物の生成などの従来の技術を用いて分割され得る。このような生成物は、順相または逆相クロマトグラフィーによってより容易に分離され得、次に、加水分解されて、分割された生成物およびキラル試薬に戻り得る。本明細書に記載される化合物が、オレフィン結合または幾何学的非対称の他の中心を含む場合、特に記載されない限り、化合物は、EおよびZ幾何異性体の両方を含むことが意図される。
本明細書において使用される際、「異性体」という用語は、同じ数および種類の原子、ひいては同じ分子量を有するが、原子の構造配置または構造が異なる化合物を指す。
本明細書において使用される際の「互変異性体」という用語は、平衡状態で存在し、1つの異性体から別の異性体に容易に転化される2つ以上の構造異性体のうちの1つを指す。
本明細書に記載される特定の化合物が、互変異性体で存在してもよく、化合物の全てのこのような互変異性体が、本明細書に記載される化合物の範囲内であるとみなされ得ることが当業者に明らかである。
特に記載しない限り、本明細書に示される構造は、構造の全ての立体化学形態、すなわち、各不斉中心についてRおよびS配置も含むことを意味する。したがって、当業者によって安定していると一般に認識される、本発明の化合物の単一の立体化学異性体ならびに鏡像異性体およびジアステレオマー混合物が、本明細書に記載される化合物の範囲内である。
特に記載しない限り、本明細書に示される構造は、1つまたは複数の同位体が濃縮された原子の存在のみが異なる化合物も含むことを意味する。例えば、重水素または三重水素による水素の置換、または13C−または14C−濃縮炭素による炭素の置換を除いて本発明の構造を有する化合物は、本明細書に記載される化合物の範囲内である。
本明細書に記載される化合物はまた、このような化合物を構成する原子の1つまたは複数において天然には存在しない割合の原子同位体を含み得る。例えば、化合物は、例えば三重水素(3H)、ヨウ素−125(125I)、または炭素−14(14C)などの放射性同位体で放射性標識され得る。本明細書に記載される化合物の全ての同位体形態が、放射性があるか否かにかかわらず、本明細書に記載される化合物の範囲内に包含される。
記号「
」は、分子または化学式の残りの部分に対する化学部分の結合点を示す。
ある部分がR置換基で置換される場合、この基は、「R置換された」と称され得る。ある部分がR置換されている場合、この部分は、少なくとも1つのR置換基で置換され、各R置換基は任意選択的に異なる。特定R基が、化学種(式(I)など)の説明中に存在する場合、ローマ数字記号が、該当する特定のR基の各出現を区別するのに使用され得る。例えば、複数のR13置換基が存在する場合、各R13置換基は、R13.1、R13.2、R13.3、R13.4などとして区別されてもよく、ここで、R13.1、R13.2、R13.3C、R13.4などのそれぞれが、R13の定義の範囲内でおよび任意選択的に異なって定義される。
本明細書に記載される化合物の説明は、当業者に公知の化学結合の原理によって限定される。したがって、基が、いくつかの置換基の1つまたは複数で置換され得る場合、このような置換は、化学結合の原理に適合するように、および本質的に不安定でなく、および/または水性、中性、およびいくつかの公知の生理学的条件などの周囲条件下で不安定である可能性が高いと当業者に知られている化合物を生じるように選択される。例えば、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリールは、当業者に公知の化学結合の原理にしたがって、環ヘテロ原子を介して分子の残りの部分に結合され、それによって、本質的に不安定な化合物を回避する。
「薬学的に許容できる塩」という用語は、本明細書に記載される化合物に見られる特定の置換基に応じて、比較的非毒性の酸または塩基で調製される活性化合物の塩を含むことを意味する。本明細書に記載される化合物が、比較的酸性の官能基を含む場合、塩基付加塩は、中性形態のこのような化合物を、十分な量の所望の塩基と、そのまままたは好適な不活性溶媒中で接触させることによって得られる。薬学的に許容できる塩基付加塩の例としては、ナトリウム、カリウム、カルシウム、アンモニウム、有機アミノ、またはマグネシウム塩、または同様の塩が挙げられる。本明細書に記載される化合物が、比較的塩基性の官能基を含む場合、酸付加塩は、中性形態のこのような化合物を、十分な量の所望の酸と、そのまままたは好適な不活性溶媒中で接触させることによって得られる。薬学的に許容できる酸付加塩の例としては、塩酸、臭化水素酸、硝酸、リン酸、リン酸一水素、リン酸二水素、硫酸、硫酸一水素、ヨウ化水素酸、または亜リン酸などのような無機酸から誘導される塩、ならびに酢酸、プロピオン酸、イソ酪酸、マレイン酸、マロン酸、安息香酸、コハク酸、スベリン酸、フマル酸、乳酸、マンデル酸、フタル酸、ベンゼンスルホン酸、p−トリルスルホン酸、クエン酸、酒石酸、シュウ酸、メタンスルホン酸などのような比較的非毒性の有機酸から誘導される塩が挙げられる。アルギネートなどのアミノ酸の塩、およびグルクロン酸またはガラクツロン酸などのような有機酸の塩も含まれる(例えば、Berge et al.,“Pharmaceutical Salts”,Journal of Pharmaceutical Science,1977,66,1−19を参照)。本明細書に記載されるある特定の化合物は、化合物を塩基または酸付加塩のいずれかへと転化させる塩基性および酸性官能基の両方を含有する。
したがって、本明細書に記載される化合物は、薬学的に許容できる酸などによる、塩として存在し得る。本明細書に記載される化合物は、このような塩を含む。このような塩の例としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、硝酸塩、マレイン酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩(例えば、(+)−酒石酸塩、(−)−酒石酸塩、またはラセミ混合物を含むそれらの混合物)、コハク酸塩、安息香酸塩、およびグルタミン酸などのアミノ酸による塩が挙げられる。これらの塩は、当業者に公知の方法によって調製され得る。
中性形態の化合物は、好ましくは、塩を、塩基または酸と接触させ、親化合物を従来の方法で単離することによって再生成される。化合物の親形態は、極性溶媒への溶解度などの特定の物理的特性が様々な塩形態と異なる。
塩形態に加えて、本明細書に記載される化合物は、プロドラッグ形態で提供され得る。本明細書に記載される化合物のプロドラッグは、生理学的条件下で容易に化学変化または酵素的変化を起こして、本明細書に記載される化合物を提供する化合物を含む。さらに、プロドラッグは、エクスビボ環境中で、化学的または生化学的方法によって本明細書に記載される化合物に転化され得る。例えば、プロドラッグは、好適な酵素または化学試薬を含む経皮パッチリザーバに入れられると、本明細書に記載される化合物にゆっくりと転化され得る。
本明細書に記載される特定の化合物またはそれらの酸もしくは塩基付加塩は、非溶媒和形態ならびに水和形態を含む溶媒和形態で存在し得る。一般に、溶媒和形態は、非溶媒和形態と等価であり、本明細書に記載される化合物の範囲内に包含される。本明細書に記載される特定の化合物およびそれらの酸または塩基付加塩は、複数の結晶形態または非晶質形態で存在し得る。これらの形態はまた、溶媒和、または水和され得る。
本明細書において使用される際、「塩」という用語は、本明細書に記載される化合物の酸塩または塩基塩を指す。許容できる塩の例示的な例は、鉱酸(塩酸、臭化水素酸、リン酸などの)塩、有機酸(酢酸、プロピオン酸、グルタミン酸、クエン酸などの)塩、第四級アンモニウム(ヨウ化メチル、ヨウ化エチルなどの)塩である。
「類似体(analog)」、または「類似体(analogue)」は、化学および生物学における普通の通常の意味にしたがって使用され、組成が異なる、例えば、異なる元素の原子による1個の原子の置換、または特定の官能基の存在、または別の官能基による1つの官能基の置換、または参照化合物の1つまたは複数のキラル中心の絶対立体化学が異なる以外は別の化合物(すなわち、いわゆる「参照」化合物)と構造的に類似した化合物を指す。したがって、類似体は、参照化合物に対して構造または起源ではなく、機能および外観が類似または同等の化合物である。
「治療すること」、または「治療」という用語は、軽減;緩和;症状の低減または損傷、病変または病態を、患者によって許容できるようにすること;変性または減退の速度を遅くすること;変性の最終点をより良好にすること;患者の物理的または精神的状態を改善することなどの任意の客観的または主観的パラメータを含む、損傷、疾病、病変または病態の治療または改善における任意の成功の兆候を指す。症状の治療または改善は、身体検査、神経精神医学的試験、および/または精神鑑定の結果を含む客観的または主観的パラメータに基づくことができる。「治療すること」という用語およびその活用形は、損傷、病変、病態、または疾病の予防を含む。
「有効量」は、記載される目的を達成する(例えばそれが投与される目的の効果を達成し、疾病を治療し、酵素活性を低減し、または疾病または病態の1つまたは複数の症状を低減する)のに十分な量である。「有効量」の一例は、本明細書において「治療的に有効な量」と呼ばれる、疾病の1つまたは複数の症状の治療、予防、または低減に寄与するのに十分な量である。1つまたは複数の症状の「低減」(およびこの語句と文法的に等価の用語)は、症状の重症度または頻度を減少させること、または症状をなくすことを意味する。薬剤の「予防的に有効な量」は、被験体に投与されるとき、意図される予防効果、例えば、損傷、疾病、病変または病態の発症(または再発)を防ぐかまたは遅らせ、または損傷、疾病、病変、もしくは病態、またはそれらの症状の発症(または再発)の可能性を低下させる効果を有する薬剤の量である。完全な予防効果は、1回の用量の投与によって必ずしも生じるとは限らず、一連の用量の投与後に初めて生じ得る。したがって、予防的に有効な量は、1回または複数回の投与で、投与され得る。正確な量は、治療の目的に応じて決まり、公知の技術を用いて当業者によって確認可能である(例えば、Lieberman,Pharmaceutical Dosage Forms(vols.1−3,1992);Lloyd,The Art,Science and Technology of Pharmaceutical Compounding(1999);Pickar,Dosage Calculations(1999);およびRemington:The Science and Practice of Pharmacy,20th Edition,2003,Gennaro,Ed.,Lippincott,Williams & Wilkinsを参照)。
本明細書に記載される任意の化合物では、治療的に有効な量は、細胞培養アッセイから最初に決定され得る。目的とする濃度は、本明細書に記載される方法または当該技術分野において公知の方法を用いて測定されるように、本明細書に記載される方法を行うことが可能な活性化合物の濃度である。
当該技術分野において周知であるように、ヒトに使用するための治療的に有効な量はまた、動物モデルから決定され得る。例えば、ヒトの用量は、動物において有効であることが分かっている濃度を達成するように配合され得る。ヒトへの投与量は、化合物の有効性を監視し、上述されるように投与量を上方または下方に調整することによって調整され得る。上記の方法および相対成長スケーリング(allometric scaling)などの他の方法に基づいて、ヒトにおいて最大の有効性を得るように用量を調整することは、十分に当業者の能力の範囲内である。
投与量は、患者の要件および用いられる化合物に応じて変動され得る。患者に投与される用量は、本明細書に記載される化合物の文脈において、時間の経過とともに患者における有益な治療反応をもたらすのに十分であるべきである。用量のサイズはまた、何らかの有害な副作用の存在、性質、および程度によって決定されることになる。特定の状況に適切な投与量の決定は、施術者の技能の範囲内である。一般に、治療は、化合物の適量より少ない投与量で開始される。その後、投与量は、状況下で最適な効果に達するまで少しずつ増加される。
投与量および間隔は、治療される特定の臨床的適応に有効な投与される化合物のレベルを得るように個別に調整され得る。これにより、個体の病態の重症度に見合った治療計画が提供される。
本明細書に提供される教示を用いて、実質的な毒性を引き起こさず、特定の患者に現れる臨床症状を治療するのになお有効である有効な予防的または治療的な治療計画が立てられ得る。この計画は、化合物の効力、相対的バイオアベイラビリティ、患者の体重、有害な副作用の存在および重症度、好ましい投与方法および選択される薬剤の毒性プロファイルなどの要因を考慮することによる、活性化合物の注意深い選択を含むべきである。
「対照」または「対照実験」は、その普通の通常の意味にしたがって使用され、実験の手順、試薬、または変数の省略を除いて、並列実験として実験の被験体または試薬が処理される実験を指す。場合によっては、対照は、実験効果を評価する比較基準として使用される。対照は、本明細書に記載されるように化合物の非存在下でのタンパク質の活性の測定であり得る。
「接触させること」は、その普通の通常の意味にしたがって使用され、少なくとも2つの異なる種(例えば生体分子または細胞を含む化合物)が、反応するか、相互作用するか、または物理的に接触するのに十分に近位になるようにするプロセスを指す。しかしながら、得られた反応生成物は、加えられた試薬間の反応から、または反応混合物中で生成され得る、加えられた試薬の1つまたは複数からの中間体から直接生成され得ることが理解されるべきである。
「接触させること」という用語は、2つの種を反応させ、相互作用させ、または物理的に接触させることを含んでもよく、ここで、2つの種は、本明細書に記載される化合物およびタンパク質または酵素であり得る。接触させることは、本明細書に記載される化合物を、シグナル伝達経路に関与するタンパク質または酵素と相互作用させることを含み得る。
本明細書において定義される際、「阻害」、「阻害する」、「阻害すること」などの用語は、阻害剤の非存在下での同じペプチドまたはタンパク質の活性、濃度、量または機能と比べて、ペプチドまたはタンパク質の活性、濃度、量(すなわち、レベル)、または機能に負の影響を与える(例えば、減少させる)ことを指す。阻害はまた、疾病または疾病の症状の低減を指し得る。阻害は、本明細書に記載される特定のAβ−ペプチドアロフォームの濃度の減少を指し得る。したがって、阻害は、少なくとも一部には、部分的にもしくは完全に刺激を遮断し、活性化を減少させ、防止し、もしくは遅らせ、または不活性化し、脱感作し、またはシグナル伝達もしくは酵素活性もしくはタンパク質の量を下方制御することを含む。
本明細書において定義される際、「活性化」、「活性化する」、「活性化すること」などの用語は、活性化剤の非存在下でのタンパク質の活性、濃度または機能と比べて、ペプチドまたはタンパク質の活性、濃度、量(すなわち、レベル)、または機能に正の影響を与える(例えば、増加させる)ことを指す。活性化は、γ−セクレターゼタンパク質の活性、濃度または機能を増加させることを指し得る。活性化は、γ−セクレターゼタンパク質の活性、濃度または機能を増加させ、それによって、別のペプチドまたはタンパク質(例えば、本明細書に記載される特定のAβ−ペプチドアロフォーム)のレベルを調節することを含み得る。
本明細書において使用される際の「処理能力」という用語は、触媒工程間の基質の放出を伴わないタンパク質による連続した触媒作用を指す。
「モジュレータ」という用語は、標的分子のレベルまたは標的分子の機能を増加または減少させる組成物を指す。モジュレータは、標的タンパク質のレベルを増加させ得る。モジュレータは、本明細書に記載されるAβ−ペプチドアロフォームのレベルを減少させ得る。
「調節する」という用語は、その普通の通常の意味にしたがって使用され、1つまたは複数の特性を変化または変動させる行為を指す。「調節」は、1つまたは複数の特性を変化または変動させるプロセスを指す。例えば、標的タンパク質のモジュレータは、標的分子の特性もしくは機能または標的分子の量を増加または減少させることによって変化する。疾病のモジュレータは、標的疾病の症状、原因、または特徴を低減する。
Aβレベルに関する「調節する」または「調節すること」という用語は、Aβペプチドの少なくとも1つの種(例えばAβ43、Aβ42、Aβ40、Aβ39、Aβ38、Aβ37、Aβ34など)の量(またはレベル)の検出可能な増加または減少を指す。調節するは、Aβペプチドの異なる種の相対量(またはレベル)(Aβ42対Aβ40の比率など)の検出可能な増加または減少も指す。調節するは、特定の形態(モノマー、オリゴマー、または繊維形態;溶液中または血小板中で凝集されて;特定の形態でなど)におけるAβの量、または相対量の検出可能な増加または減少も指す。調節するはさらに、特定の位置(細胞内、膜結合もしくは細胞外局在、または特定の組織もしくは体液中など)における特定のAβ種の量、または相対量の検出可能な増加または減少を指す。調節は、Aβ42またはAβ40のレベルの検出可能な減少を指し得る。調節は、Aβ37またはAβ38のレベルの検出可能な増加を指し得る。Aβレベルの調節は、例えば、基準レベルに対する、Aβ種、またはAβの特定の形態の量、または相対量の少なくとも10%、20%、30%、40%、50%、75%、90%以上などの、少なくとも5%の増加または減少によって明らかであり得る。調節は、基準レベルに対する統計的に有意な差である増加または減少であり得る。
「原線維形成性(fibrillogenic)」、「原線維形成性Aβペプチド」などの用語は、通常および慣例的な意味で、当該技術分野において公知であるように、老人斑の形態のアミロイド原線維への、通常血中を循環している可溶性Aβペプチドの形態の変化を指す。したがって、原線維形成性Aβペプチド、例えば、Aβ40およびAβ42のレベルを調節する(例えば、減少させる)ための、およびより短い原線維形成性Aβペプチド(例えばAβ38およびAβ37)のレベルを同時に調節する(例えば、増加させる)ための化合物および方法が提供される。
化合物の「選択的」または「選択性」などは、分子標的を区別する化合物の能力を指す。化合物の「特定の」、「特異的に」、「特異性」などは、細胞内の他のタンパク質に対して最小限の作用を有するかまたは全く作用を有さない、特定のタンパク質標的の活性化などの、特定の作用を引き起こす化合物の能力を指す。
本明細書において使用される際の「異常なAβペプチドレベルに関連する疾患」という語句は、増加したレベルのAβペプチドによって引き起こされるかまたはそれによって特徴付けられる疾病または病態を指す。このような疾患はさらに、特定のAβ−ペプチドアロフォーム(例えば、Aβ42またはAβ40などの「より長いAβ−ペプチドアロフォーム」)の存在によって特徴付けられ得る。あるいは、このような疾患は、特定のAβ−ペプチドアロフォーム(例えば、Aβ37またはAβ38などの「より短いAβ−ペプチドアロフォーム」)の非存在によって特徴付けられ得る。異常なAβペプチドレベルに関連する例示的な疾患としては、限定はされないが、アルツハイマー病、家族性アルツハイマー病、ダウン症、クロイツフェルト・ヤコブ病、前頭側頭認知症、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、パーキンソン病、またはアミロイド症に関連する脳出血、封入体筋炎、ピック病、後頭葉皮質萎縮症、原発性進行性失語症、進行性核上まひ、またはコンゴレッド親和性脳アミロイド血管症が挙げられる。
「Aβ−ペプチド」、「アミロイド−βペプチド」、「アミロイド−β」、および「Aβ」という用語は、本明細書において同義的に、およびそれらの普通の通常の意味にしたがって使用される。Aβ−ペプチドは、ヒトまたは他の種に由来するペプチドであって、(a)アミロイド生成性であるAPP−CTFのプロセシングまたは切断から得られるもの、(b)β−アミロイド斑のペプチド成分の1つであるもの、(c)Aβの42−アミノ酸配列(GenBank受託番号P05067)であるもの、(d)(a)、(b)または(c)に記載されるペプチドの断片であるもの、および/または(e)(a)、(b)、(c)または(d)に対する1つまたは複数の付加、欠失または置換を含むものを指す。Aβは、当該技術分野において、βAP、AβP、A4またはβA4とも呼ばれる。APP−CTFのタンパク質分解から得られるAβペプチドは、一般に、約4.2kDタンパク質であり、不均一性を示す、カルボキシ末端端点に応じて、典型的に、39〜43アミノ酸長である。しかしながら、39未満のアミノ酸を含有するAβペプチド、例えば、Aβ38、Aβ37、およびAβ34も存在し得る。
Aβペプチドは、APPが、β−セクレターゼ(BACE)および1つまたは複数のγ−セクレターゼ活性によって切断されるアミロイド生成性APPプロセシング経路において産生され得る。Aβペプチドとしては、限定はされないが、APP770の672位で開始するものおよびAPP770の682位で開始するもの(例えば、GenBank受託番号P05067を参照)が挙げられる。一般に、本明細書において使用される際、「Aβ」は、アミノ酸残基が指定されない限り、例えば、1〜43(Aβ43)、1〜42(Aβ42)、1〜40(Aβ40)、1〜39(Aβ39)、1〜38(Aβ38)、1〜37(Aβ37)、1〜34(Aβ34)などのあらゆるAβペプチドを含む。さらに、11〜43、11〜42、11〜40、11〜39、11〜38、11〜37、11〜34などのアミノ末端が切断されたAβペプチドが存在する。様々な長さの様々なAβペプチドが、本明細書においてAβの「種」と呼ばれる。
「アミロイド前駆体タンパク質」または「APP」という用語は、1つまたは複数のプロセシングまたは切断反応によってタンパク質分解的にプロセシングまたは切断されて、Aβを産生し得るタンパク質を指す。APPは、特定のアイソフォーム中のアミノ酸の数によって典型的に区別され得る、代替的なスプライシングによって生成される全てのアイソフォームを含む。例えば、APPは、APP695、APP751、およびAPP770を包含する。APPの他のアイソフォームとしては、例えば、APP714、L−APP752、L−APP733、L−APP696、L−APP677、APP563、およびAPP365が挙げられる。
APPは、ADおよび他のアミロイド症の病態を有する家族に見られる突然変異を含む全てのアイソフォームも含む。例えば、これらの突然変異は、全て当該技術分野において公知であるような、スウェーデン型突然変異(Swedish double mutation);ロンドン型突然変異(London mutation)、インディアナ型突然変異(Indiana mutation)、オーストリア型突然変異(Austrian mutation)、イラン型突然変異(Iranian mutation)、フランス型突然変異(French mutation)、ドイツ型突然変異(German mutation)、フロリダ型突然変異(Florida mutation)、オーストラリア型突然変異(Australian mutation)、フランドル型突然変異(Flemish mutation)、オランダ型突然変異(Dutch mutation)、北極型突然変異(Arctic mutation)、イタリア型突然変異(Italian mutation)、およびアイオワ型突然変異(Iowa mutation)、およびアミロイド症−オランダ型突然変異(amyloidsis−Dutch type mutation)を含む。
本明細書において使用される際の「Aβ−ペプチドアロフォーム」は、例えば、Aβ36、Aβ37、Aβ38、Aβ40、またはAβ42を含む異なるサイズの特定のAβ−ペプチドを指す。各Aβ−ペプチドアロフォームはまた、特定の二次または三次構造を有し得る。
「薬学的に許容できる賦形剤」および「薬学的に許容できる担体」は、被験体への活性薬剤の投与および被験体による吸収を補助する物質を指し、患者に対する有意な有害な毒性効果を引き起こさずに、本明細書に記載される化合物の組成物に含まれ得る。薬学的に許容できる賦形剤の非限定的な例としては、水、NaCl、通常の生理食塩水、乳酸加リンゲル液、通常のスクロース、通常のグルコース、結合剤、充填剤、崩壊剤、潤滑剤、コーティング、甘味料、着香料、食塩水(リンゲル液など)、アルコール、油、ゼラチン、ラクトース、アミロースまたはデンプンなどの炭水化物、脂肪酸エステル、ヒドロキシメチセルロース、ポリビニルピロリジン、および着色剤などが挙げられる。このような製剤は、滅菌され得、必要に応じて、本明細書に記載される化合物と有害に反応しない、潤滑剤、防腐剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、浸透圧に影響を与える塩、緩衝液、着色剤、および/または芳香物質などの補助剤と混合され得る。当業者は、他の医薬品賦形剤が、本明細書に記載される化合物と組み合わせて有用であることを理解するであろう。
「製剤」という用語は、他の担体の有無にかかわらず活性成分が担体に取り囲まれ、ひいては担体に結合されたカプセルを提供する担体としての封入材料を含む活性化合物の製剤を含むことが意図される。同様に、カシェ剤およびトローチ剤が含まれる。錠剤、粉剤、カプセル剤、丸剤、カシェ剤、およびトローチ剤が、経口投与に好適な固体剤形として使用され得る。
本明細書において使用される際、「投与すること」という用語は、被験体への経口投与、坐薬、局所接触、静脈内、非経口、腹腔内、筋肉内、病巣内、髄腔内、経鼻または皮下投与、または徐放デバイス、例えば、ミニ浸透圧ポンプの植込みとしての投与を指す。投与は、非経口および経粘膜(例えば、口腔、舌下、口蓋、歯肉、経鼻、膣内、直腸または経皮)を含む任意の経路によるものである。非経口投与としては、例えば、静脈内、筋肉内、細動脈内、皮内、皮下、腹腔内、心室内、および頭蓋内が挙げられる。他の送達方法としては、限定はされないが、リポソーム製剤、静脈内注射、または経皮パッチの使用が挙げられる。
本明細書に開示される組成物は、パッチ、マイクロニードル、アプリケータスティック、溶液、懸濁液、乳剤、ゲル、クリーム、軟膏、ペースト、ゼリー、塗料、粉剤、およびエアゾールとして製剤化される、局所経路によって経皮的に送達され得る。経口製剤としては、患者による摂取に好適な、錠剤、丸剤、粉剤、糖衣錠、カプセル剤、液剤、トローチ剤、カシェ剤、ゲル、シロップ、スラリー、懸濁液などが挙げられる。固体形態製剤としては、粉剤、錠剤、丸剤、カプセル剤、カシェ剤、坐薬、および分散性顆粒剤が挙げられる。液体形態製剤としては、溶液、懸濁液、および乳剤、例えば、水または水/プロピレングリコール溶液が挙げられる。本明細書に記載される医薬組成物は、持続放出性および/または快適性を提供するための成分をさらに含み得る。このような成分としては、高分子量、アニオン性粘液模倣(mucomimetic)ポリマー、ゲル化多糖および微粉化された薬剤担体基材が挙げられる。これらの成分は、米国特許第4,911,920号明細書;同第5,403,841号明細書;同第5,212,162号明細書;および同第4,861,760号明細書により詳細に説明されている。これらの特許の全内容は、あらゆる目的のために全体が参照により本明細書に援用される。本明細書に開示される組成物は、体内での持続放出のための微小球としても送達され得る。例えば、微小球は、皮下に持続放出する、薬剤含有微小球の皮内注射によって(Rao,J.Biomater Sci.Polym.Ed.7:623−645,1995を参照);生分解性および注射用ゲル製剤として(例えば、Gao Pharm.Res.12:857−863,1995を参照);または、経口投与用の微小球として(例えば、Eyles,J.Pharm.Pharmacol.49:669−674,1997を参照)投与され得る。本明細書に記載される化合物の組成物の製剤は、細胞膜と融合するかまたは取り込まれるリポソームの使用によって(すなわち、細胞の表面膜タンパク質受容体に結合して、エンドサイトーシスをもたらす、リポソームに付着された受容体リガンドを用いることによって)送達され得る。リポソームを用いることにより、特に、リポソーム表面が、標的細胞に特異的な受容体リガンドを担持する場合、または特定の器官を優先的に目的とする場合、インビボで標的細胞への本明細書に記載される化合物の組成物の送達に注力することができる(例えば、Al−Muhammed,J.Microencapsul.13:293−306,1996;Chonn,Curr.Opin.Biotechnol.6:698−708,1995;Ostro、Am.J.Hosp.Pharm.46:1576−1587,1989を参照)。組成物はまた、ナノ粒子として送達され得る。
医薬組成物は、活性成分(例えば本明細書に記載される化合物)が、治療的に有効な量、すなわち、その意図される目的を達成するのに有効な量で含まれる組成物を含み得る。特定の用途に有効な実際の量は、特に、治療される病態に応じて決まる。疾病を治療するための方法において投与される場合、このような組成物は、所望の結果(例えば、標的分子の活性を調節し、および/または疾病の症状を低減し、なくし、またはその進行を遅らせる)を得るのに有効な活性成分の量を含有する。
哺乳動物に投与される投与量および頻度(単回投与または複数回投与)は、様々な要因、例えば、哺乳動物が別の疾病に罹患しているか否か、およびその投与経路;レシピエントのサイズ、年齢、性別、健康、体重、ボディー・マス・インデックス、および食生活;治療される疾病の症状の性質および程度、併用治療の種類、治療される疾病に起因する合併症または他の健康関連問題に応じて変化し得る。他の治療計画または薬剤が、本明細書に記載される方法および化合物とともに使用され得る。確定された投与量(例えば、頻度および持続時間)の調整および操作は、十分に当業者の能力の範囲内である。
本明細書に記載される化合物および複合体は、疾病を治療するのに有用であることが知られている他の活性薬剤(例えば、異常なAβペプチドレベルに関連する疾患を治療するための薬剤)または単独で有効でないことがあるが、活性薬剤の有効性に寄与し得る補助剤と、互いに組み合わせて使用され得る。
「同時投与する」とは、本明細書に記載される組成物が、1つまたは複数のさらなる治療の投与と同時に、その直前に、またはその直後に投与されることを意味する。本明細書に記載される化合物は、患者に単独で投与され得、または同時投与され得る。同時投与は、化合物の個別にまたは組み合わせた(2つ以上の化合物または薬剤)同時または連続投与を含むことを意味する。したがって、製剤はまた、必要に応じて、他の活性物質(例えば、異常なAβペプチドレベルに関連する疾患を治療するための薬剤)と組み合わされ得る。
同時投与は、第2の活性薬剤(例えば、異常なAβペプチドレベルに関連する疾患を治療するための薬剤)の0.5、1、2、4、6、8、10、12、16、20、または24時間以内に1つの活性薬剤(例えば、本明細書に記載される化合物)を投与することを含む。同時投与は、第2の活性薬剤の0.5、1、2、4、6、8、10、12、16、20、または24時間以内に1つの活性薬剤を投与することを含む。同時投与としては、同時に、ほぼ同時に(例えば、互いに約1、5、10、15、20、または30分以内に)、または互いに連続して2つの活性薬剤を投与することを含む。同時投与は、同時製剤化(co−formulation)、すなわち、両方の活性薬剤を含む単一の医薬組成物を調製することによって行われ得る。活性薬剤は、別々に製剤化され得る。活性薬剤および/または補助剤は、互いに連結または共役され得る。本明細書に記載される化合物は、アルツハイマー病または家族性アルツハイマー病の治療と組み合わされ得る。本明細書に記載される化合物は、クロイツフェルト・ヤコブ病の治療と組み合わされ得る。本明細書に記載される化合物は、前頭側頭認知症の治療と組み合わされ得る。本明細書に記載される化合物は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療と組み合わされ得る。本明細書に記載される化合物は、ハンチントン病の治療と組み合わされ得る。本明細書に記載される化合物は、パーキンソン病の治療と組み合わされ得る。本明細書に記載される化合物は、アミロイド症に関連する脳出血の治療と組み合わされ得る。
「関連する」または「に関連する」という用語は、疾病に関連する物質または物質の活性もしくは機能の文脈において、疾病が、(全体的または部分的に)物質または物質の活性もしくは機能によって引き起こされる、疾病の症状が、(全体的または部分的に)物質または物質の活性もしくは機能によって引き起こされる、または化合物の副作用(例えば、毒性)が、(全体的または部分的に)物質または物質の活性もしくは機能によって引き起こされることを意味する。
「患者」、「被験体」、「それを必要とする患者」、および「それを必要とする被験体」は、本明細書において同義的に使用され、本明細書に提供される医薬組成物の投与によって治療され得る疾病または病態に罹患しているかまたは罹患しやすい生体を指す。非限定的な例としては、ヒト、他の哺乳動物、ウシ、ラット、マウス、イヌ、サル、ヤギ、ヒツジ、ウシ、シカ、および他の非哺乳動物が挙げられる。患者は、ヒトであり得る。
「疾病」または「病態」は、本明細書に提供される化合物または方法で治療することが可能な患者または被験体の状態または健康状態を指す。本明細書において使用される際の疾病は、本明細書に記載される異常なAβペプチドレベルに関連する疾患を指し得る。
I.化合物
式(A):
(式中、
L1が、C(O)、C(R1)(R2)、置換もしくは非置換−C2〜6アルキレン−、および置換もしくは非置換−C3〜6シクロアルキレンからなる群から選択され;
Zが、ハロ、CN、OH、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、C1〜3ハロアルキル、C1〜3ハロアルコキシ、アミノ、C1〜3アルキルアミノ、ジ(C1〜3アルキル)アミノ、置換もしくは非置換C3〜6シクロアルキル、置換もしくは非置換C4〜6ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロアリール、および式(Z−1):
の基からなる群から選択され;
またはL1が存在せず、Zが、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、および置換もしくは非置換ヘテロアリールからなる群から選択され;
R1およびR2が、独立して、水素、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、COOR1A、−CONR1AR1Bであり、または任意選択的に一緒に結合されて、置換もしくは非置換シクロアルキルを形成し;
R3が、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR3A、−NR3AR3B、−COOR3A、−CONR3AR3B、−、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、または置換もしくは非置換ヘテロアリールであり;
R4が、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR4A、−NR4AR4B、−COOR4A、−CONR4AR4B、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、または置換もしくは非置換ヘテロアリールであり;
またはR3およびR4が、任意選択的に一緒に結合されて、置換もしくは非置換シクロアルキルを形成し;
R5が、独立して、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR5A、−NR5AR5B、−COOR5A、−CONR5AR5B、−SR5A、−OCF3、−OCHF2、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアルキルであり;
R6およびR7が、独立して、置換もしくは非置換C1〜C5アルキルであり;
R1A、R1B、R3A、R3B、R4A、R4B、R5A、およびR5Bが、独立して、水素、−OH、−NH2、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリールであり、またはR1AおよびR1B、R3AおよびR3B、R4AおよびR4B、またはR5AおよびR5Bが、独立して、任意選択的に一緒に結合されて、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアリールを独立して形成し;
R8が、水素、置換もしくは非置換アルキル、および置換もしくは非置換ヘテロアルキルからなる群から選択され;
z1が、0、1、2、3、4、または5の整数である)
の化合物が、本明細書に提供される。
ある実施形態において、L1のC2〜6アルキレン基またはC3〜6シクロアルキレン基が、独立して、ハロ、CN、OH、C1〜3アルキル、C1〜3アルコキシ、C1〜3ハロアルキル、C1〜3ハロアルコキシ、アミノ、C1〜3アルキルアミノ、およびジ(C1〜3アルキル)アミノから独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意選択的に置換される。
ある実施形態において、式(A)の化合物は、式(I):
の化合物である。
ある実施形態において、L1が、C(O)またはC(R1)(R2)であり;R1およびR2が、独立して、水素、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキルであり、または任意選択的に一緒に結合されて、置換もしくは非置換シクロアルキルを形成し;R3が、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR3A、−NR3AR3B、−COOR3A、−CONR3AR3B、−、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、または置換もしくは非置換ヘテロアリールであり;R4が、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR4A、−NR4AR4B、−COOR4A、−CONR4AR4B、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、または置換もしくは非置換ヘテロアリールであり;R5が、独立して、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR5A、−NR5AR5B、−COOR5A、−CONR5AR5B、−SR5A、−OCF3、−OCHF2、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアルキルであり;R6およびR7が、独立して、置換もしくは非置換C1〜C5アルキルであり;R3A、R3B、R4A、R4B、R5A、およびR5Bが、独立して、水素、−OH、−NH2、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリールであり、またはR3AおよびR3B、R4AおよびR4B、またはR5AおよびR5Bが、独立して、任意選択的に一緒に結合されて、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアリールを独立して形成し;z1が、0、1、2、3、4、または5の整数である。
ある実施形態において、L1が、C(O)、C(R1)(R2)、−C2〜6アルキレン−、および−C3〜6シクロアルキレン−からなる群から選択され、ここで、C2〜6アルキレン基が、ハロ、CN、OH、C1〜3アルキル、C1〜3アルコキシ、C1〜3ハロアルキル、C1〜3ハロアルコキシ、アミノ、C1〜3アルキルアミノ、およびジ(C1〜3アルキル)アミノから独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意選択的に置換される。
ある実施形態において、L1が、C(O)、C(R1)(R2)、−C2〜6アルキレン−、および−C3〜6シクロアルキレン−からなる群から選択され、ここで、C2〜6アルキレン基が、ハロ、CN、OH、C1〜3アルキルおよびC1〜3アルコキシから独立して選択される1つまたは2つの置換基で任意選択的に置換される。
ある実施形態において、L1が、C(O)、C(R1)(R2)、−エチレン−、−2−メチルエチレン−、−プロピレン−、および−シクロプロピレン−からなる群から選択される。
ある実施形態において、Zが、ハロ、CN、OH、C1〜6アルキル、置換もしくは非置換C3〜6シクロアルキル、置換もしくは非置換C4〜6ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロアリール、および式(Z−1):
の基からなる群から選択され;
またはL1が存在せず、Zが、置換もしくは非置換シクロアルキル、および置換もしくは非置換ヘテロアリールからなる群から選択される。
ある実施形態において、Zが、ハロ、OH、C1〜6アルキル、および下式(Z−1)〜(Z−18):
の環式基からなる群から選択され;
またはL1が存在せず、Zが、式(Z−2)、(Z−3)、(Z−4)、および下式(Z−19)および(Z−20):
の環式基からなる群から選択され;
ここで、式(Z−2)〜(Z−20)のいずれか1つが、非置換であるかまたは置換される。
ある実施形態において、Zが、ハロ、OH、C1〜6アルキル、および下式(Z−1)、(Z−2)、(Z−5)および(Z−6):
の環式基からなる群から選択され;
またはL1が存在せず、Zが、式(Z−2)、および下式(Z−3)、(Z−4)および(Z−19):
の環式基からなる群から選択され;
ここで、式(Z−2)、(Z−3)、(Z−4)、(Z−5)、(Z−6)、および(Z−19)のいずれか1つが、非置換であるかまたは置換される。
ある実施形態において、Zが、フルオロ、OH、メトキシ、メチル、エチル、イソプロピル、tert−ブチル、フェニル、フルオロフェニル、クロロフェニル、メトキシフェニル、(トリフルオロメチル)フェニル、ジフルオロフェニル、メチルフェニル、ビス(トリフルオロメチル)フェニル、4−フルオロ−3−メトキシフェニル、4−フルオロ−2−メトキシフェニル、4−フルオロ−3−メチルフェニル、4−フルオロ−2−メチルフェニル、トリフルオロフェニル、4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル、4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル、2−クロロ−4−フルオロフェニル、シクロヘキシル、ピリジニル、フルオロピリジニル、ベンゾ[d]オキサゾリル、ナフチル、フルオロナフチル、シクロプロピル、シクロペンチル、ヒドロキシフェニル、アミノフェニル、4−トリフルオロメチル−3−(メトキシ)フェニル、4−トリフルオロメチル−3−(フルオロ)フェニル、オキサゾール−2−イル、ピラゾール−5−イル、オキサゾール−5−イル、オキサゾール−4−イル、イソオキサゾール−5−イル、イソオキサゾール−3−イル、1,3,4−オキサジアゾール−2−イル、1,2,4−オキサジアゾール−5−イル、イソオキサゾール−3−オン−5−イル、2−フルオロ−3−クロロフェニル、2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル、3−フルオロ−2−メチルフェニル、ジフルオロピリジニル、ジフルオロフェニル、2−フルオロ−5−メチルフェニル、および3−クロロ−5−フルオロフェニルからなる群から選択される。
またはL1が存在せず、Zが、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、4,4,−ジフルオロシクロヘキシル、4−トリフルオロメチルシクロヘキシル、2−エチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−イソインドリル、3,3−ジフルオロシクロペンチル、3,3−ジフルオロシクロヘキシル、3−トリフルオロメチルシクロヘキシル、6−フルオロ−1H−インドール−3−イル、および6−フルオロ−1−メチル−1H−インドール−3−イルからなる群から選択される。
ある実施形態において、Zが、フルオロ、OH、メトキシ、メチル、エチル、イソプロピル、tert−ブチル、フェニル、フルオロフェニル、クロロフェニル、メトキシフェニル、(トリフルオロメチル)フェニル、ジフルオロフェニル、メチルフェニル、ビス(トリフルオロメチル)フェニル、4−フルオロ−3−メトキシフェニル、4−フルオロ−2−メトキシフェニル、4−フルオロ−3−メチルフェニル、4−フルオロ−2−メチルフェニル、トリフルオロフェニル、4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル、4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル、2−クロロ−4−フルオロフェニル、シクロヘキシル、ピリジニル、フルオロピリジニル、およびベンゾ[d]オキサゾリルからなる群から選択され;
またはL1が存在せず、Zが、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、4,4,−ジフルオロシクロヘキシル、4−トリフルオロメチルシクロヘキシル、および2−エチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−イソインドリルからなる群から選択される。
ある実施形態において、L1がC(R1)(R2)である。
ある実施形態において、R1が、水素および置換もしくは非置換アルキルからなる群から選択され;R2が、水素、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、およびCONR1AR1Bからなる群から選択され;
またはR1およびR2が、任意選択的に一緒に結合されて、置換もしくは非置換シクロアルキルを形成する。
ある実施形態において、R1が、水素およびメチルからなる群から選択され;R2が、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ヒドロキシメチル、メトキシメチル、フルオロメチル、3,3,3−トリフルオロエチル、トリフルオロメチル、2−メチル−2−ヒドロキシエチル、N,N−ジメチルアミノカルボニル、およびN−ピロリジノカルボニルからなる群から選択され;
またはR1およびR2が、一緒に結合されて、シクロプロピル環を形成する。
ある実施形態において、R1およびR2が、独立して、水素または置換もしくは非置換アルキルである。
ある実施形態において、R1が、水素および置換もしくは非置換アルキルからなる群から選択される。
ある実施形態において、R1が、水素またはメチルである。
ある実施形態において、R2が、置換もしくは非置換アルキルである。
ある実施形態において、R2が、置換もしくは非置換アルキルである。
ある実施形態において、R2が、非置換C1〜C5アルキルである。
ある実施形態において、R2が、置換C1〜C5アルキルである。
ある実施形態において、R2がメチルである。
ある実施形態において、R2が、−CH2OR2Aまたは−C(CH3)2OR2Aであり;R2Aが、水素または置換もしくは非置換アルキルである。
ある実施形態において、R1が水素であり、R2が、(S)立体化学を有する炭素に結合される。
ある実施形態において、R1およびR2が、一緒に結合されて、置換もしくは非置換C3シクロアルキルを形成する。
ある実施形態において、R3が、水素、置換もしくは非置換アルキル、および置換もしくは非置換ヘテロアルキルからなる群から選択され;R4が、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR4A、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキルからなる群から選択され;
またはR3およびR4が、任意選択的に一緒に結合されて、置換もしくは非置換シクロアルキルを形成する。
ある実施形態において、R3が、水素、メチル、エチル、およびメトキシからなる群から選択され;R4が、水素、メチル、エチル、イソプロピル、メトキシ、−CN、Cl、F、および−CF3からなる群から選択され;
またはR3およびR4が、任意選択的に一緒に結合されて、シクロペンチルおよびシクロヘキシルからなる群から選択される環式環を形成する。
ある実施形態において、R3が、水素およびメチルからなる群から選択され;R4が、水素、メチル、エチル、イソプロピル、およびメトキシからなる群から選択され;
またはR3およびR4が、任意選択的に一緒に結合されて、シクロペンチル環を形成する。
ある実施形態において、R3が、水素、ハロゲン、−CN、−CF3、−OR3A、−NR3AR3B、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアルキルであり、ここで、R3AおよびR3Bが、独立して、水素、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換アリールである。
ある実施形態において、R3が、水素、置換もしくは非置換アルキル、および置換もしくは非置換ヘテロアルキルからなる群から選択される。
ある実施形態において、R3が、水素、または置換もしくは非置換アルキルである。
ある実施形態において、R3が水素である。
ある実施形態において、R3が、置換もしくは非置換アルキルである。
ある実施形態において、R3が、水素、メチル、エチル、およびメトキシからなる群から選択される。
ある実施形態において、R3が、水素およびメチルからなる群から選択される。
ある実施形態において、R3がメチルである。
ある実施形態において、R4が、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR4A、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキルである。
ある実施形態において、R4が、水素、メチル、エチル、イソプロピル、メトキシ、−CN、Cl、F、および−CF3からなる群から選択される。
ある実施形態において、R4が、水素、メチル、エチル、イソプロピル、およびメトキシである。
ある実施形態において、R4が、水素または置換もしくは非置換アルキルである。
ある実施形態において、R4が水素である。
ある実施形態において、R4が、置換もしくは非置換アルキルである。
ある実施形態において、R4がメチルである。
ある実施形態において、R5が、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR5A、−NR5AR5B、および置換もしくは非置換アルキルからなる群から選択され;R5AおよびR5Bがそれぞれ、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜C5アルキル、または置換もしくは非置換アリールである。
ある実施形態において、R5が、ハロゲン、−CF3、−OR5A、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアルキルであり;R5Aが、水素、置換もしくは非置換C1〜C5アルキル、または置換もしくは非置換アリールである。
ある実施形態において、R5が、フルオロ、クロロ、CN、メトキシ、メチル、トリフルオロメチル、OH、およびNH2からなる群から選択される。
ある実施形態において、R5が、フルオロ、クロロ、CN、メトキシ、メチル、トリフルオロメチルからなる群から選択される。
ある実施形態において、z1が、0、1、2、または3である。
ある実施形態において、z1が、0、1、または2である。
ある実施形態において、R5が、ハロゲン、−CF3、−OCH3、またはメチルであり;z1が、1、2、または3である。
ある実施形態において、R5がハロゲンであり;z1が、1、2、または3である。
ある実施形態において、R5が、ハロゲン、−CF3、または−OR5Aであり、パラ位で置換され、ここで、R5Aが、水素、置換もしくは非置換C1〜C5アルキル、または置換もしくは非置換アリールである。
ある実施形態において、R6がメチルである。
ある実施形態において、R7がメチルである。
ある実施形態において、R8が、メチル、エチル、フルオロエチル、およびメトキシエチルからなる群から選択される。
ある実施形態において、R8が、メチルおよびエチルからなる群から選択される。
ある実施形態において、L1が、C(O)、C(R1)(R2)、CH2C(R1)(R2)、またはC(R1)(R2)CH2である。あるこのような実施形態において、R1およびR2が、独立して、水素、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキルであり、または任意選択的に一緒に結合されて、置換もしくは非置換シクロアルキルを形成する。あるこのような実施形態において、R3が、水素、ハロゲン、−N3、−CF3、−CCl3、−CBr3、−CI3、−CN、−OR3A、−NR3AR3B、−COOR3A、−CONR3AR3B、−NO2、−SR3A、−S(O)n3、−S(O)n3R3A、−OCF3、−OCHF2、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、または置換もしくは非置換ヘテロアリールである。あるこのような実施形態において、R4が、水素、ハロゲン、−N3、−CF3、−CCl3、−CBr3、−CI3、−CN、−OR4A、−NR4AR4B、−COOR4A、−CONR4AR4B、−NO2、−SR4A、−S(O)n4、−S(O)n4R4A、−OCF3、−OCHF2、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、または置換もしくは非置換ヘテロアリールである。あるこのような実施形態において、R5が、独立して、水素、ハロゲン、−N3、−CF3、−CCl3、−CBr3、−CI3、−CN、−OR5A、−NR5AR5B、−COOR5A、−CONR5AR5B、−NO2、−SR5A、−S(O)n5R5A、−OCF3、−OCHF2、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアルキルである。あるこのような実施形態において、R6およびR7が、独立して、置換もしくは非置換C1〜C5アルキルである。あるこのような実施形態において、R3A、R3B、R4A、R4B、R5A、およびR5Bが、独立して、水素、−CF3、−CN、−OH、−NH2、−COOH、−CONH2、−NO2、−SH、−SO2、−S(O)2Cl、−S(O)3H、−S(O)4H、−S(O)2NH2、−NHNH2、−ONH2、−NHC(O)NHNH2、−NHC(O)NH2、−NHS(O)2H、−NHC(O)H、−NHC(O)−OH、−NHOH、−OCF3、−OCHF2、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリールであり、またはR3AおよびR3B、R4AおよびR4B、またはR5AおよびR5Bが、独立して、任意選択的に一緒に結合されて、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアリールを独立して形成する。あるこのような実施形態において、記号n3、n4、およびn5が、独立して、1、2、3、または4の整数である。あるこのような実施形態において、記号z1は、0、1、2、3、4、または5の整数である。
ある実施形態において、L1が、C(O)、C(R1)(R2)、CH2C(R1)(R2)、またはC(R1)(R2)CH2である。あるこのような実施形態において、R1およびR2が、独立して、水素、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキルであり、または任意選択的に一緒に結合されて、置換もしくは非置換シクロアルキルを形成する。あるこのような実施形態において、R3が、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR3A、−NR3AR3B、−COOR3A、−CONR3AR3B、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、または置換もしくは非置換ヘテロアリールである。あるこのような実施形態において、R4が、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR4A、−NR4AR4B、−COOR4A、−CONR4AR4B、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、または置換もしくは非置換ヘテロアリールである。あるこのような実施形態において、R5が、独立して、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR5A、−NR5AR5B、−COOR5A、−CONR5AR5B、−SR5A、OCF3、−OCHF2、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアルキルである。あるこのような実施形態において、R6およびR7が、独立して、置換もしくは非置換C1〜C5アルキルである。R3A、R3B、R4A、R4B、R5A、およびR5Bが、独立して、水素、−OH、−NH2、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリールであり、またはR3AおよびR3B、R4AおよびR4B、またはR5AおよびR5Bが、独立して、任意選択的に一緒に結合されて、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアリールを独立して形成する。あるこのような実施形態において、記号z1は、0、1、2、3、4、または5の整数である。
ある実施形態において、L1が、C(O)またはC(R1)(R2)である。ある実施形態において、L1がC(O)である。ある実施形態において、L1が、C(R1)(R2)であり得る。L1がC(R1)(R2)である場合、R1およびR2が、独立して、水素、置換もしくは非置換アルキルであり得、または任意選択的に一緒に結合して、置換もしくは非置換シクロアルキルを形成する。結合されると、R1およびR2が、置換もしくは非置換C3〜C6シクロアルキルを形成することができる。R1およびR2が、一緒に結合して、置換C3〜C6シクロアルキルを形成することができる。R1およびR2が、一緒に結合して、非置換C3〜C6シクロアルキルを形成することができる。R1およびR2が、結合して、置換もしくは非置換C3シクロアルキルを形成することができる。R1およびR2が、結合して、置換C3シクロアルキルを形成することができる。R1およびR2が、結合して、非置換C3シクロアルキルを形成することができる。
ある実施形態において、R1が、水素、置換もしくは非置換アルキルまたは置換もしくは非置換ヘテロアルキルであり得る。ある実施形態において、R1が、水素または置換もしくは非置換アルキルである。ある実施形態において、R1が水素である。ある実施形態において、R1が、置換もしくは非置換アルキルである。ある実施形態において、R1が置換アルキルである。ある実施形態において、R1が非置換アルキルである。ある実施形態において、R1が、置換もしくは非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R1が、置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R1が、非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R1がメチルである。ある実施形態において、R1がエチルである。
ある実施形態において、R1が、水素または置換もしくは非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R1が置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R1が非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R1が、置換もしくは非置換2〜6員ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R1が、置換2〜6員ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R1が、非置換2〜6員ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R1が、−CH2OR1Aまたは−C(CH3)2OR1Aである。あるこのような実施形態において、R1Aが、水素、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換アリールである。ある実施形態において、R1が−CH2OCH3である。ある実施形態において、R1が−C(CH3)2OHである。
ある実施形態において、R2が、水素、置換もしくは非置換アルキルまたは置換もしくは非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R2が、水素または置換もしくは非置換アルキルである。ある実施形態において、R2が水素である。ある実施形態において、R2が、置換もしくは非置換アルキルである。ある実施形態において、R2が置換アルキルである。R2が非置換アルキルである。ある実施形態において、R2が、置換もしくは非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R2が、置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R2が、非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R2がメチルである。ある実施形態において、R2がエチルである。
ある実施形態において、R2が、水素または置換もしくは非置換ヘテロアルキルである。R2が置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R2が非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R2が、置換もしくは非置換2〜6員ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R2が、置換2〜6員ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R2が、非置換2〜6員ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R2が、−CH2OR2Aまたは−C(CH3)2OR2Aであり、ここで、R2Aが、水素、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換アリールである。ある実施形態において、R2が−CH2OCH3である。ある実施形態において、R2が−C(CH3)2OHである。
ある実施形態において、R1が水素であり、R2が、置換もしくは非置換アルキルまたは置換もしくは非置換ヘテロアルキルであり得る。ある実施形態において、R1が水素であり、R2が非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R1が水素であり、R2が、−CH2OR2Aまたは−C(CH3)2OR2Aであり、ここで、R2Aが、水素または置換もしくは非置換アルキルである。ある実施形態において、R1が水素であり、R2が−CH3OHである。ある実施形態において、R1が水素であり、R2が−CH3OCH3である。ある実施形態において、R1が水素であり、R2が−C(CH3)2OHである。ある実施形態において、R1が水素である場合、R2が、(S)立体化学を有する炭素に結合される。ある実施形態において、R1が水素である場合、R2が、(R)立体化学を有する炭素に結合される。ある実施形態において、R1およびR2が水素である(すなわち、L1がCH2である)。あるこのような実施形態において、L1が、CH2(CR1R2)または(CR1R2)CH2であり、ここで、R1およびR2が本明細書に記載されるとおりである。あるこのような実施形態において、L1が、CH2(CR1R2)または(CR1R2)CH2であり、ここで、R1およびR2が水素である(すなわち、L1がCH2CH2である)。
ある実施形態において、R1が水素であり、R2が、置換もしくは非置換アルキルである。ある実施形態において、R1が水素であり、R2が置換アルキルである。R1が水素であり、R2が非置換アルキルである。ある実施形態において、R1が水素であり、R2が、置換もしくは非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R1が水素であり、R2が、置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R1が水素であり、R2が、非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R1が水素であり、R2がメチルである。ある実施形態において、R1が水素であり、R2がエチルである。ある実施形態において、R1が水素である場合、R2が、(S)立体化学を有する炭素に結合される。ある実施形態において、R1が水素である場合、R2が、(R)立体化学を有する炭素に結合される。
ある実施形態において、R1がメチルであり、R2が非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R1がメチルであり、R2が、−CH2OR2Aまたは−C(CH3)2OR2Aであり、ここで、R2Aが、水素または置換もしくは非置換アルキルである。ある実施形態において、R1がメチルであり、R2が−CH3OHである。ある実施形態において、R1がメチルであり、R2が−CH3OCH3である。ある実施形態において、R1がメチルであり、R2が−C(CH3)2OHである。
ある実施形態において、R1がメチルであり、R2が、置換もしくは非置換アルキルである。ある実施形態において、R1がメチルであり、R2が置換アルキルである。ある実施形態において、R1がメチルであり、R2が非置換アルキルである。ある実施形態において、R1がメチルであり、R2が、置換もしくは非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R1がメチルであり、R2が、置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R1がメチルであり、R2が、非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R1が水素であり、R2がメチルである。
ある実施形態において、R1およびR2が、独立して、水素、非置換ヘテロアルキル、または置換もしくは非置換アルキルである。ある実施形態において、R1およびR2が、独立して、水素、非置換ヘテロアルキル、または非置換アルキルである。
ある実施形態において、R2が、(S)立体化学を有する炭素に結合される。ある実施形態において、R2が、(R)立体化学を有する炭素に結合される。
ある実施形態において、R1およびR2が、独立して、水素、ハロゲン、−N3、−CF3、−CCl3、−CBr3、−CI3、−CN、−CHO、−OH、−NH2、−COOH、−CONH2、−NO2、−SH、−SO2、−SO2Cl、−SO3H、−SO4H、−SO2NH2、−NHNH2、−ONH2、−NHC(O)NHNH2、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C8アルキル)、置換もしくは非置換ヘテロアルキル(例えば2〜8員ヘテロアルキル)、置換もしくは非置換シクロアルキル(例えばC3〜C8シクロアルキル)、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル(例えば3〜6員ヘテロシクロアルキル)、置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)、または置換もしくは非置換ヘテロアリール(例えば5または6員ヘテロアリール)である。
ある実施形態において、R1およびR2が、独立して、水素、−CF3、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C8アルキル)、置換もしくは非置換ヘテロアルキル(例えば2〜8員ヘテロアルキル)、置換もしくは非置換シクロアルキル(例えばC3〜C8シクロアルキル)、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル(例えば3〜6員ヘテロシクロアルキル)、置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)、または置換もしくは非置換ヘテロアリール(例えば5または6員ヘテロアリール)である。
ある実施形態において、R3が、独立して、水素、ハロゲン、−N3、−CF3、−CCl3、−CBr3、−CI3、−CN、−CHO、−OR3A、−NR3AR3B、−COOR3A、−CONR3AR3B、−NO2、−SR3A、−SO2、−SO3H、−SO4H、−SO2NR3AR3B、−NHNR3AR3B、−ONR3AR3B、−NHC(O)NHNR3AR3B、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C8アルキル)、置換もしくは非置換ヘテロアルキル(例えば2〜8員ヘテロアルキル)、置換もしくは非置換シクロアルキル(例えばC3〜C8シクロアルキル)、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル(例えば3〜6員ヘテロシクロアルキル)、置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)、または置換もしくは非置換ヘテロアリール(例えば5または6員ヘテロアリール)である。あるこのような実施形態において、R3AおよびR3Bが、独立して、水素、−OH、−NH2、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C5アルキル)、置換もしくは非置換ヘテロアルキル(例えば2〜6員ヘテロアリール)、または置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)である。R3AおよびR3Bが、独立して、水素、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C5アルキル)、または置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)であり得る。
ある実施形態において、R3が、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR3A、−NR3AR3B、−COOR3A、−CONR3AR3B、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R3が、水素、ハロゲン、−CF3、−OR3A、−NR3AR3B、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R3が、水素または置換もしくは非置換アルキルである。ある実施形態において、R3が水素である。ある実施形態において、R3が、置換もしくは非置換アルキルである。ある実施形態において、R3が置換アルキルである。ある実施形態において、R3が非置換アルキルである。ある実施形態において、R3が、置換もしくは非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R3が、置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R3が、非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R3がメチルである。ある実施形態において、R3がエチルである。
ある実施形態において、R3が、置換もしくは非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R3が置換ヘテロアルキルである。R3が非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R3が、置換もしくは非置換2〜6員ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R3が、置換2〜6員ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R3が、非置換2〜6員ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R3が、−OCH3または−OCH2CH3である。
ある実施形態において、R3が、置換もしくは非置換シクロアルキル(例えばC3〜C6シクロアルキル)、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル(例えば3〜6員ヘテロシクロアルキル)、置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)、または置換もしくは非置換ヘテロアリール(例えば5または6員ヘテロアリール)である。
ある実施形態において、R4が、独立して、水素、ハロゲン、−N3、−CF3、−CCl3、−CBr3、−CI3、−CN、−CHO、−OR4A、−NR4AR4B、−COOR4A、−CONR4AR4B、−NO2、−SR4A、−SO2、−SO3H、−SO4H、−SO2NR4AR4B、−NHNR4AR4B、−ONR4AR4B、−NHC(O)NHNR4AR4B、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C8アルキル)、置換もしくは非置換ヘテロアルキル(例えば2〜8員ヘテロアルキル)、置換もしくは非置換シクロアルキル(例えばC3〜C8シクロアルキル)、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル(例えば3〜6員ヘテロシクロアルキル)、置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)、または置換もしくは非置換ヘテロアリール(例えば5または6員ヘテロアリール)である。あるこのような実施形態において、R4AおよびR4Bが、独立して、水素、−OH、−NH2、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C5アルキル)、置換もしくは非置換ヘテロアルキル(例えば2〜6員ヘテロアリール)、または置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)である。あるこのような実施形態において、R4AおよびR4Bが、独立して、水素、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C5アルキル)、または置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)であり得る。
ある実施形態において、R4が、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR4A、−NR4AR4B、−COOR4A、−CONR4AR4B、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R4が、水素、ハロゲン、−CF3、−OR4A、−NR4AR4B、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R4が、水素または置換もしくは非置換アルキルである。ある実施形態において、R4が水素である。R4が、置換もしくは非置換アルキルである。ある実施形態において、R4が置換アルキルである。ある実施形態において、R4が非置換アルキルである。R4が、置換もしくは非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R4が、置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R4が、非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R4がメチルである。ある実施形態において、R4がエチルである。
ある実施形態において、R4が、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR4A、−NR4AR4B、−COOR4A、−CONR4AR4B、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R4が、水素または置換もしくは非置換アルキルである。ある実施形態において、R4が水素である。ある実施形態において、R4が、置換もしくは非置換アルキルである。ある実施形態において、R4が置換アルキルである。ある実施形態において、R4が非置換アルキルである。ある実施形態において、R4が、置換もしくは非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R4が、置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R4が、非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R4がメチルである。R4がエチルである。
ある実施形態において、R4が、置換もしくは非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R4が置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R4が非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R4が、置換もしくは非置換2〜6員ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R4が、置換2〜6員ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R4が、非置換2〜6員ヘテロアルキルである。ある実施形態において、R4が、−OCH3または−OCH2CH3である。
ある実施形態において、R4が、置換もしくは非置換シクロアルキル(例えばC3〜C6シクロアルキル)、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル(例えば3〜6員ヘテロシクロアルキル)、置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)、または置換もしくは非置換ヘテロアリール(例えば5または6員ヘテロアリール)である。
ある実施形態において、R4が、水素、ハロゲン、−CN、−OR4A、または−CF3である。R4が、水素、ハロゲン、−CN、−OR4A、または−CF3であってもよく、ここで、R4Aが、水素または置換もしくは非置換C1〜C5アルキルである。
ある実施形態において、R3およびR4が、独立して、水素、ハロゲン、−N3、−CF3、−CCl3、−CBr3、−CI3、−CN、−CHO、−OH、−NH2、−COOH、−CONH2、−NO2、−SH、−SO2、−SO2Cl、−SO3H、−SO4H、−SO2NH2、−NHNH2、−ONH2、−NHC(O)NHNH2、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C8アルキル)、置換もしくは非置換ヘテロアルキル(例えば2〜8員ヘテロアルキル)、置換もしくは非置換シクロアルキル(例えばC3〜C8シクロアルキル)、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル(例えば3〜6員ヘテロシクロアルキル)、置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)、または置換もしくは非置換ヘテロアリール(例えば5または6員ヘテロアリール)であり、または任意選択的に一緒に結合されて、置換もしくは非置換シクロアルキル(例えばC3〜C8シクロアルキル)、ヘテロシクロアルキル(例えば3〜6員ヘテロシクロアルキル)、アリール(例えばフェニル)、またはヘテロアリール(例えば5または6員ヘテロアリール)を形成する。
ある実施形態において、R3およびR4が、独立して、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OH、−NH2、−COOH、−CONH2、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C8アルキル)、置換もしくは非置換ヘテロアルキル(例えば2〜8員ヘテロアルキル)、置換もしくは非置換シクロアルキル(例えばC3〜C8シクロアルキル)、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル(例えば3〜6員ヘテロシクロアルキル)、置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)、または置換もしくは非置換ヘテロアリール(例えば5または6員ヘテロアリール)であり、または任意選択的に一緒に結合されて、置換もしくは非置換シクロアルキル(例えばC3〜C8シクロアルキル)、ヘテロシクロアルキル(例えば3〜6員ヘテロシクロアルキル)、アリール(例えばフェニル)、またはヘテロアリール(例えば5または6員ヘテロアリール)を形成する。
ある実施形態において、R3およびR4が、独立して、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OH、−NH2、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C8アルキル)、または置換もしくは非置換ヘテロアルキル(例えば2〜8員ヘテロアルキル)である。ある実施形態において、R3が水素である場合、R4がメチルである。ある実施形態において、R3が水素である場合、R4がエチルである。ある実施形態において、R3およびR4が水素である。ある実施形態において、R3およびR4がメチルである。ある実施形態において、R3およびR4がエチルである。
ある実施形態において、各R5が、独立して、置換もしくは非置換アルキルである。ある実施形態において、各R5が、独立して、置換アルキルである。ある実施形態において、各R5が、独立して、非置換アルキルである。ある実施形態において、各R5が、独立して、置換もしくは非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、各R5が、独立して、置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、各R5が、独立して、非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、各R5が、独立して、メチルである。ある実施形態において、各R5が、独立して、エチルである。ある実施形態において、各R5が、独立して、プロピルである。
ある実施形態において、各R5が、独立して、置換もしくは非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、各R5が、独立して、置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、各R5が、独立して、非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、各R5が、独立して、置換もしくは非置換2〜6員ヘテロアルキルである。ある実施形態において、各R5が、独立して、置換2〜6員ヘテロアルキルである。ある実施形態において、各R5が、独立して、非置換2〜6員ヘテロアルキルである。
ある実施形態において、各R5が、独立して、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR5A、−COOR5A、−NR5AR5B、CONR5AR5B、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアルキルである。ある実施形態において、各R5が、独立して、ハロゲン、−CF3、−OR5A、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアルキルである。あるこのような実施形態において、R5AおよびR5Bが、独立して、水素、置換もしくは非置換C1〜C5アルキル、または置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)である。
ある実施形態において、各R5が、独立して、ハロゲン、−CF3、−OH、−NH2、−OCH3、またはメチルである。ある実施形態において、各R5が、独立して、ハロゲン、−CF3、−OCH3、またはメチルであり、ここで、z1が、1、2、または3である。ある実施形態において、z1が1である。ある実施形態において、z1が2である。ある実施形態において、z1が3である。ある実施形態において、各R5が、独立して、ハロゲンである。ある実施形態において、各R5が−Clである。ある実施形態において、各R5が−Fである。ある実施形態において、各R5が−Brである。ある実施形態において、各R5が−Iである。ある実施形態において、z1が、1、2、または3である場合、各R5が、独立して、ハロゲンである。ある実施形態において、各R5が、ハロゲン、−CF3、または−OR5Aであり、ここで、R5が、パラ位で置換される。ある実施形態において、各R5が、ハロゲン、−CF3、または−OR5Aであり、ここで、R5が、パラ位でのみ置換される。
ある実施形態において、各R5が、独立して、水素、ハロゲン、−N3、−CF3、−CCl3、−CBr3、−CI3、−CN、−CHO、−OH、−NH2、−COOH、−CONH2、−NO2、−SH、−SO2、−SO2Cl、−SO3H、−SO4H、−SO2NH2、−NHNH2、−ONH2、−NHC(O)NHNH2、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C8アルキル)、置換もしくは非置換ヘテロアルキル(例えば2〜8員ヘテロアルキル)、置換もしくは非置換シクロアルキル(例えばC3〜C8シクロアルキル)、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル(例えば3〜6員ヘテロシクロアルキル)、置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)、または置換もしくは非置換ヘテロアリール(例えば5または6員ヘテロアリール)である。
ある実施形態において、各R5が、独立して、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OH、−NH2、−COOH、−CONH2、−NO2、−SH、−SO2NH2、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C8アルキル)、置換もしくは非置換ヘテロアルキル(例えば2〜8員ヘテロアルキル)、置換もしくは非置換シクロアルキル(例えばC3〜C8シクロアルキル)、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル(例えば3〜6員ヘテロシクロアルキル)、置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)、または置換もしくは非置換ヘテロアリール(例えば5または6員ヘテロアリール)である。
ある実施形態において、各R5が、独立して、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR5A、−NR5AR5B、−CONH2、−SH、−SO2NH2、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C8アルキル)、置換もしくは非置換ヘテロアルキル(例えば2〜8員ヘテロアルキル)、置換もしくは非置換シクロアルキル(例えばC3〜C8シクロアルキル)、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル(例えば3〜6員ヘテロシクロアルキル)、置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)、または置換もしくは非置換ヘテロアリール(例えば5または6員ヘテロアリール)である。あるこのような実施形態において、R5AおよびR5Bが、独立して、水素、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置換アリールである。
ある実施形態において、各R6およびR7が、独立して、置換もしくは非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R6およびR7が、独立して、置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R6およびR7が、独立して、非置換C1〜C5アルキルである。ある実施形態において、R6およびR7が、独立して、メチル、エチル、またはプロピルである。ある実施形態において、R6およびR7がメチルである。ある実施形態において、R6およびR7がエチルである。ある実施形態において、R6およびR7がプロピルである。
ある実施形態において、R1A、R2A、R3A、R3B、R4A、R4B、R5A、およびR5Bが、独立して、水素、ハロゲン、−N3、−CF3、−CCl3、−CBr3、−CI3、−CN、−CHO、−OH、−NH2、−COOH、−CONH2、−NO2、−SH、−SO2、−SO2Cl、−SO3H、−SO4H、−SO2NH2、−NHNH2、−ONH2、−NHC(O)NHNH2、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C8アルキル)、置換もしくは非置換ヘテロアルキル(例えば2〜8員ヘテロアルキル)、置換もしくは非置換シクロアルキル(例えばC3〜C8シクロアルキル)、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル(例えば3〜6員ヘテロシクロアルキル)、置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)、または置換もしくは非置換ヘテロアリール(例えば5または6員ヘテロアリール)である。
ある実施形態において、R1A、R2A、R3A、R3B、R4A、R4B、R5A、およびR5Bが、独立して、水素、−OH、−NH2、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C8アルキル)、置換もしくは非置換ヘテロアルキル(例えば2〜8員ヘテロアルキル)、置換もしくは非置換シクロアルキル(例えばC3〜C8シクロアルキル)、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル(例えば3〜6員ヘテロシクロアルキル)、置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)、または置換もしくは非置換ヘテロアリール(例えば5または6員ヘテロアリール)である。ある実施形態において、R1A、R2A、R3A、R3B、R4A、R4B、R5A、およびR5Bが、独立して、水素、置換もしくは非置換アルキル(例えばC1〜C8アルキル)、置換もしくは非置換ヘテロアルキル(例えば2〜8員ヘテロアルキル)、置換もしくは非置換シクロアルキル(例えばC3〜C8シクロアルキル)、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル(例えば3〜6員ヘテロシクロアルキル)、置換もしくは非置換アリール(例えばフェニル)、または置換もしくは非置換ヘテロアリール(例えば5または6員ヘテロアリール)である。
ある実施形態において、式(A)または式(I)の化合物は、
から選択される化合物、またはその薬学的に許容できる塩である。
ある実施形態において、式(A)または式(I)の化合物は、式:
で表されるか、またはその薬学的に許容できる塩であり得る。
ある実施形態において、式(A)または式(I)の化合物は、式:
で表されるか、またはその薬学的に許容できる塩であり得る。
ある実施形態において、式(A)または式(I)の化合物は、式:
で表されるか、またはその薬学的に許容できる塩であり得る。
ある実施形態において、式(A)または式(I)の化合物は、式:
で表されるか、またはその薬学的に許容できる塩であり得る。
ある実施形態において、式(A)または式(I)の化合物は、式:
で表されるか、またはその薬学的に許容できる塩であり得る。
ある実施形態において、式(A)または式(I)の化合物は、式:
で表されるか、またはその薬学的に許容できる塩であり得、式中、
が、上記の構造中の
である。
ある実施形態において、式(A)または式(I)の化合物は、式:
で表されるか、またはその薬学的に許容できる塩であり得、式中、
が、上記の構造中の
である。
ある実施形態において、式(A)または式(I)の化合物は、式:
で表されるか、またはその薬学的に許容できる塩であり得、式中、
が、上記の構造中の
である。
ある実施形態において、式(A)または式(I)の化合物は、式:
で表されるか、またはその薬学的に許容できる塩であり得、式中、
が、上記の構造中の
である。
ある実施形態において、式(A)の化合物は、
またはその薬学的に許容できる塩からなる群から選択される。
ある実施形態において、式(A)の化合物は、下式:
で表されるか、またはその薬学的に許容できる塩であり;式中、
が、上記の構造中の
である。
ある実施形態において、式(A)の化合物は、
またはその薬学的に許容できる塩からなる群から選択される。
式(II):
(式中、
Aが、置換もしくは非置換縮合環アリール−ヘテロシクロアルキル;および置換もしくは非置換縮合環ヘテロアリール−ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され;
R3が、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR3A、−NR3AR3B、−COOR3A、−CONR3AR3B、−OR3A、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、または置換もしくは非置換ヘテロアリールであり;
R4が、水素、ハロゲン、−CF3、−CN、−OR4A、−NR4AR4B、−COOR4A、−CONR4AR4B、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、または置換もしくは非置換ヘテロアリールであり;
またはR3およびR4が、任意選択的に一緒に結合されて、置換もしくは非置換シクロアルキルを形成し;
R6およびR7が、独立して、置換もしくは非置換C1〜C5アルキルであり;
R3A、R3B、R4A、およびR4Bが、独立して、水素、−OH、−NH2、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換ヘテロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリールであり、またはR1AおよびR1B、R3AおよびR3B、R4AおよびR4B、またはR5AおよびR5Bが、独立して、任意選択的に一緒に結合されて、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、または置換もしくは非置換ヘテロアリールを独立して形成する)
の化合物が、本明細書に提供される。
ある実施形態において、Aが、置換もしくは非置換縮合環6,5−アリール−ヘテロシクロアルキル;および置換もしくは非置換縮合環6,5,6−シクロアルキル−ヘテロアリール−ヘテロシクロアルキルからなる群から選択される。
ある実施形態において、Aが、置換もしくは非置換イソインドリン−2−イルおよび置換もしくは非置換1,2,3,4,7,8,9,10−オクタヒドロピリミド[1,2−b]インダゾリルからなる群から選択される。
ある実施形態において、Aが、1−メチル−イソインドリン−2−イル、5−フルオロ−1−メチル−イソインドリン−2−イル、3−メチル−1−イミン−イソインドリン−2−イル、3−エチル−1−イミン−イソインドリン−2−イル、および1,2,3,4,7,8,9,10−オクタヒドロピリミド[1,2−b]インダゾリルからなる群から選択される。
ある実施形態において、R3が水素である。
ある実施形態において、R4が、水素および置換もしくは非置換アルキルからなる群から選択される。
ある実施形態において、R4が、水素およびメチルからなる群から選択される。
ある実施形態において、R6がメチルである。
ある実施形態において、R7がメチルである。
ある実施形態において、式(II)の化合物は、
またはその薬学的に許容できる塩からなる群から選択される。
本明細書に記載される化合物は、本明細書に記載されるようにプロドラッグを形成し得る。
本明細書に提供される化合物は、当業者によって理解される方法を用いて調製され得る。例えば、本明細書に提供される化合物は、実施例1〜103に記載される方法を用いて調製され得る。本開示の化合物を調製するための他の方法は、提供される反応スキームおよび実施例を考慮して、当業者に容易に明らかになるであろう。当業者は、文献および本開示を考慮して、それらの方法によってこれらの化合物を調製する能力を十分に備えている。例えば、ある実施形態において、本明細書に提供される化合物はまた、スキーム1〜4に示されるように調製され得る。
II.医薬組成物
本明細書に記載される化合物と、薬学的に許容できる賦形剤とを含む医薬組成物も、本明細書に提供される。
1.製剤
医薬組成物は、様々な投薬製剤中で調製され、投与され得る。本明細書に記載される化合物は、経口で、直腸に、または注入によって(例えば、静脈内に、筋肉内に、皮内に、皮下に、十二指腸内に、または腹腔内に)投与され得る。
本明細書に記載される化合物から医薬組成物を調製するために、薬学的に許容できる担体は、固体または液体のいずれかであり得る。固体形態製剤としては、粉剤、錠剤、丸剤、カプセル剤、カシェ剤、坐薬、および分散性顆粒剤が挙げられる。固体担体は、希釈剤、着香剤、結合剤、防腐剤、錠剤崩壊剤、または封入材料としても作用し得る1つまたは複数の物質であり得る。
粉剤において、担体は、微粉化された活性成分との混合物中の微粉化された固体であり得る。錠剤において、活性成分は、好適な割合で必要な結合特性を有する担体と混合され、所望の形状およびサイズに圧密化され得る。
粉剤および錠剤は、好ましくは、5%〜70%の活性化合物を含有する。好適な担体は、炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、糖、ラクトース、ペクチン、デキストリン、デンプン、ゼラチン、トラガカント、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、低融点ワックス、カカオ脂などである。「製剤」という用語は、他の担体の有無にかかわらず活性成分が担体に取り囲まれ、ひいては担体に結合されたカプセルを提供する担体としての封入材料を含む活性化合物の製剤を含むことが意図される。同様に、カシェ剤およびトローチ剤が含まれる。錠剤、粉剤、カプセル剤、丸剤、カシェ剤、およびトローチ剤が、経口投与に好適な固体剤形として使用され得る。
坐薬を調製するために、脂肪酸グリセリドまたはカカオ脂の混合物などの低融点ワックスが、まず溶融され、活性成分は、撹拌などによって、坐薬中で均一に分散される。次に、溶融された均一な混合物が、好都合なサイズの型に注がれ、冷却され、それによって固化する。
液体形態製剤としては、溶液、懸濁液、および乳剤、例えば、水または水/プロピレングリコール溶液が挙げられる。注射剤では、液体製剤は、ポリエチレングリコール水溶液中の溶液中で製剤化され得る。
経口使用に好適な水溶液は、活性成分を水に溶解させ、必要に応じて、好適な着色剤、着香料、安定剤、および増粘剤を加えることによって調製され得る。経口使用に好適な水性懸濁液は、天然または合成ゴム、樹脂、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、および他の周知の懸濁化剤などの粘着性材料とともに、微粉化された活性成分を水中で分散させることによって作製され得る。
使用の直前に、経口投与用の液体形態製剤に転化されることが意図される固体形態製剤も含まれる。このような液体形態としては、溶液、懸濁液、および乳剤が挙げられる。これらの製剤は、活性成分に加えて、着色剤、着香料、安定剤、緩衝液、人工および天然甘味料、分散剤、増粘剤、可溶化剤などを含有し得る。
医薬品製剤は、好ましくは、単位剤形である。このような形態において、製剤は、適切な量の活性成分を含む単位用量に分割される。単位剤形は、バイアルまたはアンプル中の包装された錠剤、カプセル剤、および粉剤などの個別の量の製剤を含む包装された製剤であり得る。また、単位剤形は、カプセル剤、錠剤、カシェ剤、またはトローチ剤自体であり得、または単位剤形は、適切な数の、包装された形態のこれらのいずれかであり得る。
単位用量製剤中の活性成分の量は、特定の用途および活性成分の効力に応じて、0.1mg〜10000mgで変化または調整され得る。組成物は、必要に応じて、他の適合する治療剤も含有し得る。
いくつかの化合物は、水への限られた溶解度を有することがあるため、組成物中の界面活性剤または他の適切な共溶媒を必要とし得る。このような共溶媒としては、ポリソルベート20、60、および80;Pluronic F−68、F−84、およびP−103;シクロデキストリン;およびポリオキシル35ヒマシ油が挙げられる。このような共溶媒は、典型的に、約0.01重量%〜約2重量%のレベルで用いられる。製剤を分配する際の変動性を減少させ、製剤の懸濁液または乳剤の成分の物理的な分離を減少させ、および/または他の形で製剤を改善するために、単純な水溶液の粘度より高い粘度が望ましいことがある。このような粘度上昇剤としては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸およびその塩、ヒアルロン酸およびその塩、ならびに上記のものの組合せが挙げられる。このような薬剤は、典型的に、約0.01重量%〜約2重量%のレベルで用いられる。
医薬組成物は、持続放出性および/または快適性を提供するための成分をさらに含み得る。このような成分としては、高分子量、アニオン性粘液模倣ポリマー、ゲル化多糖、および微粉化された薬剤担体基材が挙げられる。これらの成分は、米国特許第4,911,920号明細書;同第5,403,841号明細書;同第5,212,162号明細書;および同第4,861,760号明細書により詳細に説明されている。これらの特許の全内容は、あらゆる目的のために全体が参照により本明細書に援用される。
医薬組成物は、静脈内使用を意図したものであり得る。薬学的に許容できる賦形剤は、pHを、静脈内使用に望ましい範囲に調整するための緩衝液を含み得る。リン酸塩、ホウ酸塩、および硫酸塩などの無機酸の塩を含む多くの緩衝液が公知である。
2.有効な投与量
医薬組成物は、活性成分が、治療的に有効な量、すなわち、その意図される目的を達成するのに有効な量で含まれる組成物を含み得る。特定の用途に有効な実際の量は、特に、治療される病態に応じて決まる。
投与される化合物の投与量および頻度(単回投与または複数回投与)は、投与経路;レシピエントのサイズ、年齢、性別、健康、体重、ボディー・マス・インデックス、および食生活;治療される疾病の症状の性質および程度;他の疾病または他の健康関連問題の存在;併用治療の種類;および何らかの疾病または治療計画に起因する合併症を含む様々な要因に応じて変化し得る。他の治療計画または薬剤が、本明細書に開示される方法および化合物とともに使用され得る。
本明細書に記載される化合物またはそれらの組合せでは、治療的に有効な量は、細胞培養アッセイから最初に決定され得る。ヒトに使用するための治療的に有効な量は、動物モデルから決定され得る。例えば、ヒトの用量は、動物において有効であることが分かっている濃度を達成するように配合され得る。ヒトへの投与量は、上述されるように、上方または下方に調整され得る。
投与量は、被験体の要件および用いられる化合物に応じて変動され得る。被験体に投与される用量は、本明細書に示される医薬組成物の文脈において、時間の経過とともに被験体における有益な治療反応をもたらすのに十分であるべきである。用量のサイズはまた、何らかの有害な副作用の存在、性質、および程度によって決定されることになる。一般に、治療は、化合物の適量より少ない投与量で開始される。その後、投与量は、状況下で最適な効果に達するまで少しずつ増加される。
投与量および間隔は、治療される特定の臨床的適応に有効な投与される化合物のレベルを得るように個別に調整され得る。これにより、個体の病態の重症度に見合った治療計画が提供される。
本明細書に提供される教示を用いて、実質的な毒性を引き起こさず、特定の患者に現れる臨床症状を治療するのに全体的になお有効である有効な予防的または治療的な治療計画が立てられ得る。この計画は、化合物の効力、相対的バイオアベイラビリティ、患者の体重、有害な副作用の存在および重症度、好ましい投与方法、および選択される薬剤の毒性プロファイルなどの要因を考慮することによる、活性化合物の注意深い選択を含むべきである。
3.毒性
特定の化合物についての毒性と治療効果との比率は、その治療指数であり、LD50(集団の50%に致死性がある化合物の量)とED50(集団の50%に有効な化合物の量)との比率として表され得る。高い治療指標を示す化合物が好ましい。細胞培養アッセイおよび/または動物試験から得られる治療指数データが、ヒトに使用するための範囲の投与量を配合するのに使用され得る。このような化合物の投与量は、好ましくは、ほとんどまたは全く毒性を有さないED50を含む血漿濃度の範囲内にある。投与量は、用いられる剤形および用いられる投与経路に応じて、この範囲内で変化し得る。例えば、Fingl et al.,In:THE PHARMACOLOGICAL BASIS OF THERAPEUTICS,Ch.1,p.l,1975を参照されたい。正確な配合、投与経路、および投与量は、患者の病態および化合物を使用する特定の方法を考慮して、個々の医師によって選択され得る。
非経口用途が、必要とされるかまたは所望される場合、医薬組成物に含まれる化合物の特に好適な混合物は、注射剤、滅菌溶液、油性溶液もしくは水溶液、ならびに懸濁液、乳剤、または坐薬を含む埋め込み物であり得る。特に、非経口投与用の担体としては、デキストロース、生理食塩水、純水、エタノール、グリセロール、プロピレングリコール、ピーナッツ油、ゴマ油、ポリオキシエチレン−ブロックポリマーなどの水溶液が挙げられる。アンプルが、好都合な単位剤形である。本明細書に示される医薬組成物に使用するのに好適な薬剤混合物は、例えば、Pharmaceutical Sciences(17th Ed.,Mack Pub.Co.,Easton,PA)および国際公開第96/05309号に記載されているものを含んでもよく、これらの両方の教示内容が、参照により本明細書に援用される。
III.治療および予防の方法
それを必要とする被験体の異常なAβペプチドレベルに関連する疾患の1つまたは複数の症状を治療する方法が、本明細書にさらに提供される。一態様において、治療的に有効な量の本明細書に記載される化合物、またはその薬学的に許容できる塩を被験体に投与することによって、それを必要とする被験体の異常なAβペプチドレベルに関連する疾患の1つまたは複数の症状を治療する方法である。
それを必要とする被験体の異常なAβペプチドレベルに関連する疾患を治療する方法が、本明細書にさらに提供される。一態様において、治療的に有効な量の本明細書に記載される化合物を被験体に投与することによって、それを必要とする被験体の異常なAβペプチドレベルに関連する疾患を治療する方法である。
被験体は、ヒトであり得る。
Aβペプチドは、Aβ42Aβ−ペプチドアロフォームまたはAβ40Aβ−ペプチドアロフォームであり得る。Aβペプチドは、Aβ42Aβ−ペプチドアロフォームであり得る。Aβペプチドは、Aβ40Aβ−ペプチドアロフォームであり得る。
それを必要とする被験体の異常なAβペプチドレベルに関連する疾患を予防する方法も、本明細書に提供される。一態様において、予防的に有効な量の本明細書に記載される化合物を被験体に投与することによって、それを必要とする被験体の異常なAβペプチドレベルに関連する疾患を予防する方法である。被験体は、ヒトであり得る。Aβペプチドは、Aβ42Aβ−ペプチドアロフォームまたはAβ40Aβ−ペプチドアロフォームであり得る。Aβペプチドは、Aβ42Aβ−ペプチドアロフォームであり得る。Aβペプチドは、Aβ40Aβ−ペプチドアロフォームであり得る。被験体は、異常なAβペプチドレベルに関連する疾患が予防されるかあるいは寛解状態を保持されるかどうかを決定するために、治療の間、監視され得る。
異常なAβペプチドレベルに関連する疾患は、アルツハイマー病であり得る。異常なAβペプチドレベルに関連する疾患は、家族性アルツハイマー病であり得る。異常なAβペプチドレベルに関連する疾患は、ダウン症であり得る。異常なAβペプチドレベルに関連する疾患は、クロイツフェルト・ヤコブ病であり得る。異常なAβペプチドレベルに関連する疾患は、前頭側頭認知症であり得る。異常なAβペプチドレベルに関連する疾患は、筋萎縮性側索硬化症であり得る。異常なAβペプチドレベルに関連する疾患は、ハンチントン病であり得る。異常なAβペプチドレベルに関連する疾患は、パーキンソン病であり得る。異常なAβペプチドレベルに関連する疾患は、アミロイド症に関連する脳出血であり得る。異常なAβペプチドレベルに関連する疾患は、アルツハイマー病または家族性アルツハイマー病であり得る。
ある実施形態において、本出願は、それを必要とする被験体の神経疾患の症状を治療する方法であって、治療的に有効な量の本明細書に記載される化合物、またはその薬学的に許容できる塩を被験体に投与する工程を含む方法を提供する。
ある実施形態において、本出願は、それを必要とする被験体の神経疾患を治療する方法であって、治療的に有効な量の本明細書に記載される化合物、またはその薬学的に許容できる塩を被験体に投与する工程を含む方法を提供する。
ある実施形態において、神経疾患は、神経変性疾患である。ある実施形態において、神経変性疾患は、パーキンソン病(PD)、ハンチントン病(HD)、運動ニューロン病(MND)、およびプリオン病からなる群から選択される。
ある実施形態において、神経疾患は、脳アミロイド血管症、血管性認知障害(VCI)、認知症、レビー小体認知症、前頭側頭認知症(FTD)、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、多発性硬化症、海馬硬化症、ビンスワンガー病、およびクロイツフェルト・ヤコブ病からなる群から選択される。
ある実施形態において、神経疾患は、エイズ認知症およびHIV−1による神経毒性;筋萎縮性側索硬化症、脳虚血(cerebral ischaemia)、脳血管虚血、脳虚血(brain ischemia)、脳性まひ;脳腫瘍;化学療法による脳損傷;シスプラチンによる神経毒性、クロイツフェルト・ヤコブ病および「狂牛」病に関連するその新たな変異型;糖尿病性神経障害;ダウン症;溺水;てんかんおよび外傷後てんかん;フリードライヒ運動失調症;前頭側頭認知症;ハレルフォルデン・スパッツ病;ハンチントン病;レヴィー小体病;脳卒中、虚血性脳卒中;筋肉の退化;メタノールによる神経毒性;(無菌性および結核性)髄膜炎;運動ニューロン病;多発性硬化症;多系統萎縮症;新生物形成;パーキンソン病;周産期仮死;ピック病;進行性核上性まひ;放射線治療による脳損傷;老年性認知症;統合失調症;うつ病、大うつ病性障害、クモ膜下出血/脳血管けいれん;脳神経外科を含む外科手術による外傷;神経外科手術による外傷、一過性虚血発作(TIA);外傷性脳損傷(TBI);外傷性脊髄損傷;血管性認知症;ウイルス性髄膜炎;脳炎、およびウイルス性脳炎からなる群から選択される。
本明細書に記載される化合物は、経口で、安全に、遺伝学的に定義されたADならびに一般集団中でリスクのある者の両方においてADの発症前の数十年間にわたって投与され得る。
IV.細胞内のAβ−ペプチドアロフォームレベルを減少させる方法
細胞内のAβ−ペプチドアロフォームのレベルを減少させる方法も、本明細書に提供される。一態様において、細胞を、本明細書に記載される化合物と接触させ、化合物に、γ−セクレターゼタンパク質の活性または処理能力を調節させることによって、細胞内のAβ−ペプチドアロフォームのレベルを減少させる方法である。調節により、Aβ−ペプチドアロフォームのレベルが減少される。Aβ−ペプチドアロフォームは、Aβ42またはAβ40であり得る。Aβ−ペプチドアロフォームは、Aβ42であり得る。Aβ−ペプチドアロフォームは、Aβ40であり得る。本方法は、Aβ38またはAβ37のレベルを増加させる工程も含み得る。ある実施形態において、本方法は、インビトロの方法である。ある実施形態において、本方法は、インビボの方法である。
化学合成。
実験の詳細:
特に断りのない限り、試薬および溶媒は、商業的供給業者から入手したまま使用した。核磁気共鳴スペクトルは、Bruker AV 300分光計またはBruker AV 500分光計で得られた。スペクトルは、ppm(δ)で示され、結合定数、Jは、ヘルツで報告される。テトラメチルシランを、陽子スペクトルのための内部標準として使用した。フラッシュクロマトグラフィーには、多くの場合、Isco Combiflash Companion MPLCシステムまたはIsco Combiflash Rf MPLCシステムを用いた。質量スペクトルデータを、Waters Aquityシステム、Agilent 1200システム、またはVarian 1200Lシステムを用いて取得した。
中間体1(化合物A7)
一般的な手順A:1−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)エタノン(A7)の調製。A7の調製は、以下のスキーム5に記載される化学合成スキームにしたがうことができる。
工程1.6−ブロモ−2−メトキシピリジン−3−アミン(A2)。ナトリウムメトキシド(53.5g、0.991mol)を、窒素下で、室温で1,4−ジオキサン(250mL)中の市販の2,6−ジブロモピリジン−3−アミン(A1、24.97g、99.1mmol)の溶液に加えた。得られた混合物を、18時間にわたって100℃に加熱した。反応混合物を最初に室温に冷まし、次に、0℃にさらに冷却し、飽和塩化アンモニウム水溶液(700mL)の注意深い添加によってクエンチした。混合物を15分間撹拌し、酢酸エチル(700mL;300mL)で抽出した。組み合わされた有機層を塩水(400mL)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、ろ過し、溶媒を減圧下で除去したところ、6−ブロモ−2−メトキシピリジン−3−アミン(A2)が紫色の固体(19.62g、97%)として得られ、それはさらに精製せずに使用するのに好適であった:多モードMS(M+H)203;1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 6.86(d,J=7.5Hz、1H)、6.76(d,J=7.5Hz、1H)、3.98(s,3H)、3.74(br s,2H)。
工程2.N−(6−ブロモ−2−メトキシピリジン−3−イル)ホルムアミド(A3)。無水酢酸(30.4g、28.1mL、298mmol)を、10分間にわたって添加漏斗を介して、窒素下で、0℃でギ酸(34.3g、28.1mL、746mmol)に滴下して加えた。氷浴を除去し、反応物を放置して室温に温めた。4時間撹拌した後、混合物を0℃に再度冷却し、15分間撹拌した。THF(125mL)中の6−ブロモ−2−メトキシピリジン−3−アミン(A2、20.18g、99.4mmol)の溶液を、1時間にわたって滴下して加え、得られた混合物を0℃で30分間撹拌し、その後、氷浴を除去し、反応物を室温で18時間撹拌した。反応混合物を1:1の氷/水(500mL)に注ぎ、30分間撹拌し、ろ過した。固体を18時間にわたって高真空下でさらに乾燥させたところ、N−(6−ブロモ−2−メトキシピリジン−3−イル)ホルムアミド(A3)が赤褐色の固体(21.2g、92%)として得られ、それはさらに精製せずに使用するのに好適であった:多モードMS(M+H)232;1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.49(d,J=8.0Hz、1H)、8.48(s,1H)、7.60(br s,1H)、7.07(d,J=8.0Hz、1H)、4.03(s,3H)。
工程3.N−(6−ブロモ−2−メトキシピリジン−3−イル)−N−(2−オキソプロピル)ホルムアミド(A4)。炭酸セシウム(199.94g、614mmol)およびヨウ化カリウム(2.91g、17.5mmol)を、窒素下で、0℃でN,N−ジメチルホルムアミド(270mL)中のN−(6−ブロモ−2−メトキシピリジン−3−イル)ホルムアミド(A3、40.51g、175mmol)の溶液に加えた。得られた混合物に、35分間にわたってシリンジポンプ(約1mL/分)を介して2−クロロアセトン(40.55g、34.9mL、438mmol)を滴下して加え、その後、氷浴を除去し、混合物を室温に温め、3.5時間撹拌した。得られた紫色の懸濁液を1:1の氷/水(1000mL)に注意深く注ぎ、25分間激しく撹拌し、次にろ過した。固体を、15分間にわたって減圧下で空気乾燥させ、50℃で、高真空下で一晩さらに乾燥させたところ、N−(6−ブロモ−2−メトキシピリジン−3−イル)−N−(2−オキソプロピル)ホルムアミド(A4)が藤色の固体(45.82g、91%)として得られ、それはさらに精製せずに使用するのに好適であった:1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.22(s,1H)、7.48(d,J=8.0Hz、1H)、7.13(d,J=8.0Hz、1H)、4.47(s,2H)、3.99(s,3H)、2.17(s,3H)。
工程4.6−ブロモ−2−メトキシ−3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン(A5)。酢酸アンモニウム(33.56g、435mmol)を、室温で酢酸(200mL)中のN−(6−ブロモ−2−メトキシピリジン−3−イル)−N−(2−オキソプロピル)ホルムアミド(A4、25.00g、87.1mmol)の撹拌溶液に加えた。添加後、混合物を6時間にわたって130℃に加熱した。室温に冷ました後、混合物を、60℃で、減圧下で濃縮して、酢酸の大部分を除去した。得られた残渣を酢酸エチル(600mL)で希釈し、次に、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液でpH>7になるまでゆっくりと中和した。層を分離し、水相を酢酸エチル(2×400mL)で抽出した。組み合わされた有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。得られた残渣を、ヘプタン/メタノール/酢酸エチル(20分間にわたって、100%のヘプタンから4%のメタノール/酢酸エチルの勾配)で溶離される、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、6−ブロモ−2−メトキシ−3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン(A5、16.94g、73%)が淡褐色の固体として得られた:多モードMS(M+H)268;1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.72(d,J=1.5Hz、1H)、7.39(d,J=8.0Hz、1H)、7.16(d,J=8.0Hz、1H)、6.92(m,1H)、4.03(s,3H)、2.29(s,3H)。
工程5.6−(1−エトキシビニル)−2−メトキシ−3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン(A6)。室温で1,4−ジオキサン(530mL)中の6−ブロモ−2−メトキシ−3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン(A5、16.94g、63.2mmol)およびトリブチル(1−エトキシビニル)スタンナン(25.10g、69.5mmol)の溶液を、5分間にわたって窒素でパージし、その後、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(2.22g、3.16mmol)を加え、混合物を、さらに2分間にわたって窒素でパージした。褐色の懸濁液を18時間にわたって100℃に加熱し、次に、室温に冷ました。混合物に、約50gのシリカゲルを加え、次に、得られた懸濁液を減圧下で濃縮した。得られた固体を、ヘプタン/メタノール/酢酸エチル(20分間にわたって、100%のヘプタンから4%のメタノール/酢酸エチルの勾配)で溶離される、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、6−(1−エトキシビニル)−2−メトキシ−3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン(A6)がオレンジ色の固体(16.12g、98%)として得られ、それはさらに精製せずに使用するのに好適であった:多モードMS(M+H)260;1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.78(s,1H)、7.52(d,J=8.0Hz、1H)、7.37(d,J=8.0Hz、1H)、6.96(m,1H)、5.47(d,J=2.0Hz、1H)、4.38(d,J=2.0Hz、1H)、4.04(s,3H)、3.98(q,J=7.0Hz、2H)、2.30(s,3H)、1.44(t,J=7.0Hz、3H)。
工程6.1−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)エタノン(A7)。塩酸水溶液(2N、115mL、230mmol)を、室温でアセトン(450mL)中の6−(1−エトキシビニル)−2−メトキシ−3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン(A6、16.12g、62.2mmol)の溶液に加え、その後、混合物を18時間撹拌した。有機溶媒を減圧下で除去し、混合物を水(300mL)で希釈し、1:1のヘキサン/酢酸エチル(200mL)で抽出した。水層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液でpH>9になるまで注意深く中和した。得られた混合物を酢酸エチル(1×500mL;2×300mL)で抽出した。組み合わされた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、濃縮したところ、1−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)エタノン(A7)が淡黄色の固体(14.18g、98%)として得られ、それはさらに精製せずに使用するのに好適であった:多モードMS(M+H)232;1H NMR(300MHz、CDCl3)δ 7.91(d,J=1.5Hz、1H)、7.76(d,J=8.0Hz、1H)、7.67(d,J=8.0Hz、1H)、7.04(m,1H)、4.18(s,3H)、2.71(s,3H)、2.31(d,J=0.9Hz、3H)。
実施例1(B3−化合物1)
一般的な手順B:3−アミノピリダジン類似体の調製。本明細書に開示される3−アミノピリダジン化合物の調製は、以下のスキーム6に記載されるように提供され得る。
(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン(B3−)の調製は、後述されるように提供され得る。化合物1
工程1.6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−オール(B1)。水酸化カリウム(水中20%(w/v)の溶液)を、pH=7になるまで0℃(氷/水浴)で水(20mL)中のピルビン酸(1.25g、14.27mmol)の溶液に滴下して加えた。次に、メタノール(40mL)中の1−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)エタノン(A7、3.00g、12.97mmol)の溶液を加えた後、粉末状の水酸化カリウム(909mg、16.21mmol)を加え、反応物を、撹拌しながら、一晩、室温に温めた(注記:氷/水浴を除去してはならない)。朝に、メタノールを減圧下で除去し(注記:水浴を加熱してはならない)、水を加えた(100mL)。次に、酢酸を、pH=5になるまで少しずつ加えた後、ヒドラジン一水和物(0.94mL、19.46mmol)を加え、反応物を油浴に入れ、撹拌しながら、一晩、100℃に加熱した。朝に、反応物を室温に冷まし、次に、飽和炭酸水素ナトリウムをpH=8になるまで加えた。有機物をクロロホルム(3×150mL)で抽出し、組み合わされた有機相を無水硫酸マグネシウム上で乾燥させ、ろ過し、濃縮した。得られた残渣を、CMA(80%のクロロホルム;18%のメタノール;2%の水酸化アンモニウム)/塩化メチレン(40分間にわたって、10%から15%のCMA/塩化メチレンの勾配)で溶離される、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−オール(B1、0.98g、25%)が淡黄色として得られた:APCI MS(M+H)298;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 13.23(s,1H)、8.20(d,J=1.2Hz、1H)、7.96(d,J=1.2Hz、1H)、7.95(d,J=8.1Hz、1H)、7.73(d,J=8.1Hz、1H)7.29(s,1H)、4.07(s,3H)、2.17(m,6H)。
工程2.3−クロロ−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン(B2)。オキシ塩化リン(V)(5.60mL、61.21mmol)を、1,2−ジクロロメタン(60mL)中の6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−オール(B1、0.91g、3.06mmol)の溶液に加えた。反応物を油浴に入れ、3時間にわたって撹拌しながら80℃に加熱した。次に、反応混合物を1:1の氷/水(200mL)に注ぎ、2Nの水酸化ナトリウムをpH=7になるまで加えた。層を分離し、水相をクロロホルム(3×150mL)で抽出した。組み合わされた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム(100mL)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、ろ過し、濃縮したところ、3−クロロ−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン(B2)が白色の固体(830mg、86%)として得られ、それはさらに精製せずに使用するのに好適であった:APCI MS(M+H)316;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.54(s,1H)、8.22(d,J=8.1Hz、1H)、8.07(d,J=8.1Hz、1H)8.04(s,1H)、7.36(s,1H)、4.12(s,3H)、2.55−2.45(m,3H)、2.18(m,3H)。
工程3.(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン(B3−化合物1)。酢酸パラジウム(131mg、0.58mmol)、BINAP(726mg、1.16mmol)および炭酸セシウム(2.47g、7.57mmol)を、窒素下で、無水トルエン(160mL)中の3−クロロ−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン(B2、1.84g、5.82mmol)の溶液に加えた。次に、(S)−1−(4−フルオロフェニル)エタンアミン(2.02g、14.56mmol)を加え、反応物を油浴に移し、一晩、100℃に加熱した。次に、反応混合物を冷却させ、反応混合物を減圧下で濃縮した。得られたスラリーをクロロホルム(200mL)に溶解させ、固体をろ過し、クロロホルム(50mL)で洗浄した。ろ液を減圧下で濃縮し、メタノール/クロロホルム(40分間にわたって、1%から1.5%のメタノール/クロロホルムの勾配)で溶離される、シリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン(B3−化合物1)がオフホワイトの固体(1.70g、70%)として得られた。
APCI MS(M+H)419;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.01(s,1H)、7.99(d,J=8.1Hz、1H)、7.93(d,J=1.2Hz、1H)、7.91(d,J=8.1Hz、1H)、7.48(dd,J=5.7、3.0Hz、2H)、7.27(s,1H)、7.12(t,J=8.7Hz、2H)、6.84(d,J=7.5Hz、1H)、5.49(q,J=7.2Hz、1H)、4.05(s,3H)、2.30(s,3H)、2.16(s,3H)、1.56(d,J=6.9Hz、3H);mp:96−104℃。[α]20 D −93.0°(c 0.50、MeOH)。
ピリダジン類似体。環Cにおいてピリダジンを組み込む本明細書に開示される化合物、およびその類似体を、一般的な手順Bにしたがって合成し、以下のように特性評価した。
実施例2(化合物2)
(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミン(化合物2):
APCI MS(M+H)405;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.14(d,J=9.3Hz、1H)、7.98(d,J=8.1Hz、1H)、7.93(s,1H)、7.93(d,J=8.1Hz、1H)、7.73(d,J=7.8Hz、1H)、7.44(dd,J=8.5、5.5Hz、2H)、7.27(s,1H)、7.14(t,J=8.8Hz、2H)、6.99(d,J=9.6Hz、1H)、5.23(m,1H)、4.03(s,3H)、2.15(s,3H)、1.49(d,J=6.6Hz、3H);mp:96−102℃。
実施例3(化合物4)
(R)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン(化合物4):
APCI MS(M+H)419;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.01(d,J=0.9Hz、1H)、7.99(d,J=8.1Hz、1H)、7.93(s,1H)、7.91(d,J=8.1Hz、1H)、7.48(dd,J=8.7、5.7Hz、2H)、7.26(s,1H)、7.12(t,J=8.8Hz、2H)、6.83(d,J=7.5Hz、1H)、5.48(m,1H)、4.05(s,3H)、2.30(s,3H)、2.16(s,3H)、1.56(d,J=6.9Hz、3H);mp:85−90℃。
実施例4(化合物3)
N−(4−フルオロベンジル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン(化合物3):
APCI MS(M+H)405;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.04(s,1H)、8.01(d,J=7.8Hz、1H)、7.96(s,1H)、7.92(d,J=8.1Hz、1H)、7.42(dd,J=8.5、6.0Hz、2H)、7.30(m,2H)、7.13(t,J=8.7Hz、2H)、4.73(d,J=6.0Hz、2H)、4.06(s,3H)、2.26(s,3H)、2.16(s,3H)。
実施例5(C3−化合物5)
一般的な手順C.4−エチル−3−アミノピリダジン類似体の調製。本明細書に開示される4−エチル−3−アミノピリダジン化合物の調製は、スキーム7に記載されるように提供され得る。
(S)−4−エチル−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミン(C4−化合物5)の調製は、後述されるように提供され得る。
工程1および2.4−エチル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−オール(C2)。
磁気撹拌を備えた50mLの丸底フラスコに、α−ケト酪酸(486mg、4.77mmol)およびメタノール(2.0mL)を充填した。0℃で反応混合物に、水酸化カリウム[水中20%(w/w)]をpH=8になるまで加えた(3.0mL)。次に、メタノール(10mL)中の1−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)エタノン(A7、1.00g、4.32mmol)の溶液を加えた後、固体水酸化カリウム(48mg、0.86mmol)を加え、反応物を、一晩、室温に温めた。反応混合物を、23℃の水浴を用いて減圧下でほぼ乾固するまで濃縮し、水(20mL)に再度溶解させた。水相を酢酸エチル(2×20mL)で抽出し、組み合わされた有機物を減圧下で濃縮したところ、760mg(76%の回収率)のA7が黄色の粗固体として得られた。C1(LCMSによって確認される)を含有する水相を冷凍庫内で貯蔵した。回収された出発材料(A7、760mg)を、上記の同じ手順(α−ケト酪酸、369mg、3.61mmol)を用いて、再度試験にかけた。591mg(77%の回収率)のA7を黄色の粗固体として回収し、水相を冷凍庫内で貯蔵した。回収された出発材料(A7、591mg)を、最後に再度試験にかけた(α−ケト酪酸、287mg、2.81mmol)。出発材料A7(383mg、64%の回収率)を黄色の粗固体として回収した。全ての3つの水相を組み合わせて、酢酸(6.0mL)でpH=5に調整した。ヒドラジン一水和物(0.74mL、15mmol;使用されるα−ケト酪酸の総量を基準にして)を一度に加え、反応混合物を、一晩、100℃に加熱した。白色の沈殿物が形成され、反応物を室温に冷ました。沈殿物を真空ろ過によって収集し、水(50mL)で洗浄し、4時間にわたって58℃で、真空オーブン中で乾燥させたところ、4−エチル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−オール(C2、524mg、39%)が褐色の固体として得られた:ESI MS(M+H)312;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 13.2(s,1H)、8.12(s,1H)、7.96−7.95(m,2H)、7.73(d,J=8.0Hz、1H)、7.28(s,1H)、4.06(s,3H)、2.59−2.54(m,2H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.19(t,J=7.5Hz、3H)。
工程3.3−クロロ−4−エチル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン(C3)。磁気撹拌子および冷却器を備えた50mLの丸底フラスコに、4−エチル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−オール(C2、524mg、1.68mmol)および1,2−ジクロロエタン(5.0mL)を充填した。このフラスコに、オキシ塩化リン(V)(0.24mL、2.5mmol)を一度に加えた。次に、反応混合物を、5時間にわたって加熱還流させた(LCMSによって監視される)。反応混合物を室温に冷まし、氷/水の1:1混合物(50mL)および塩化メチレン(50mL)に注いだ。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液でpH=8になるまで調整し、1時間撹拌した。水相を分離し、塩化メチレン(2×50mL)で抽出した。組み合わされた有機相をMgSO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮したところ、3−クロロ−4−エチル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン(C3、497mg、90%)が白色の固体として得られた:ESI MS(M+H)330;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.48(s,1H)、8.21(d,J=8.0Hz、1H)、8.08(d,J=8.0Hz、1H)、8.03(d,J=0.5Hz、1H)、7.35(s,1H)、4.12(s,3H)、2.85(q,J=7.5Hz、2H)、2.18(d,J=0.5Hz、3H)、1.30(t,J=7.5Hz、3H)。
工程4.(S)−4−エチル−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミン(C4−化合物5)。窒素雰囲気下で磁気撹拌子を備えた、オーブン乾燥された20mLのマイクロ波バイアルに、3−クロロ−4−エチル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン(C3、125mg、0.379mmol)、(S)−1−(4−フルオロフェニル)エタンアミン(0.13mL、0.95mmol)、Cs2CO3(161mg、0.493mmol)、Pd(OAc)2(9mg、0.04mmol)、およびrac−BINAP(51mg、0.075mmol)を充填した。反応容器を、排出(evac)/補充(refill)サイクル(1回)を用いて窒素でパージした。トルエン(8mL)を加え、反応混合物を、5〜10分間にわたってアルゴンでスパージすることによってさらに脱気した。次に、反応混合物を3時間にわたって100℃に加熱した。反応の完了後(LCMSによって監視される)、反応混合物を室温に冷まし、減圧下で濃縮したところ、粗残渣が得られた。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ、50〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)、続いて第2のカラム(0〜10%のメタノール/塩化メチレン)によって精製したところ、(S)−4−エチル−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミン(C4−化合物5、95mg、56%)が非晶質の白色の固体として得られた。ESI MS(M+H)433;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.00−7.98(m,2H)、7.92−7.90(m,2H)、7.48−7.45(m,2H)、7.26(t,J=1.0Hz、1H)、7.11(t,J=9.0Hz、2H)、6.85(d,J=7.5Hz、1H)、5.46(m,1H)、4.05(s,3H)、2.85(q,J=7.5Hz、2H)、2.18(d,J=0.5Hz、3H)、1.56(d,J=7.0Hz、3H)、1.30(t,J=7.5Hz、3H);mp範囲:90−98℃;[α]20 D −98.2°(c 0.14、MeOH)。
4−エチル−3−アミノピリダジン類似体。環Cにおいて4−エチル−3−アミノピリダジンを組み込む本明細書に開示される化合物、およびその類似体を、一般的な手順Cにしたがって合成し、以下のように特性評価した:
実施例7
(S)−4−エチル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−N−(1−フェニルエチル)ピリダジン−3−アミン:
ESI MS(M+H)415;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 7.99−7.98(m,2H)、7.92−7.90(m,2H)、7.43(d,J=7.5Hz、2H)、7.30(t,J=7.5Hz、2H)、7.26(s,1H)、7.18(t,J=7.5Hz、1H)、6.84(d,J=7.5Hz、1H)、5.52(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.68(q,J=7.5Hz、2H)、2.16(s,3H)、1.56(d,J=7.0Hz、3H)、1.27(t,J=7.5Hz、3H);mp範囲:86−94℃;[α]20 D −58.9°(c 0.13、MeOH)。
実施例8
4−エチル−N−(4−フルオロベンジル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミン:
ESI MS(M+H)419;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.02−8.00(m,2H)、7.93−7.92(m,2H)、7.41(q,J=3.0、5.5Hz、2H)、7.32(t,J=6.0Hz、1H)、7.27(t,J=1.0Hz、1H)7.13(t,J=9.0Hz、2H)、4.74(d,J=6.0Hz、2H)、4.06(s,3H)、2.60(q,J=7.5Hz、2H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.26(t,J=7.5Hz、3H);mp範囲:86−99℃。
実施例9
(R)−4−エチル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−N−(1−フェニルエチル)ピリダジン−3−アミン:
ESI MS(M+H)415;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 7.99−7.98(m,2H)、7.92−7.90(m,2H)、7.44(d,J=7.5Hz、2H)、7.30−7.26(m,3H)、7.18(t,J=6.5Hz、1H)、6.84(d,J=7.5Hz、1H)、5.52(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.68(q,J=7.8Hz、2H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.57(d,J=7.0Hz、3H)、1.27(t,J=7.5Hz、3H);mp範囲:88−87℃;[α]20 D +91.0°(c 0.16、MeOH)。
実施例10
(R)−4−エチル−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミン:
ESI MS(M+H)433;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.01−7.98(m,2H)、7.93−7.90(m,2H)、7.49−7.44(m,2H)、7.27(t,J=1.2Hz、1H)、7.12(t,J=9.0Hz、2H)、6.89(d,J=7.5Hz、1H)、5.50(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.67(q,J=7.8Hz、2H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.56(d,J=7.0Hz、3H)、1.27(t,J=7.5Hz、3H);mp範囲:93−104℃;[α]20 D +109.0°(c 0.10、MeOH)。
実施例11(D4−化合物11)
一般的な手順D:4−イソプロピル−3−アミノピリダジン類似体の調製。本明細書に開示される4−イソプロピル−3−アミノピリダジン化合物の調製は、スキーム8に記載されるように提供され得る。
(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−4−イソプロピル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミン(D4−化合物11)の調製は、後述されるように提供され得る:
工程1および2.4−イソプロピル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−オール(D2)。磁気撹拌を備えた50mLの丸底フラスコに、3−メチル−2−オキソブタン酸(554mg、4.77mmol)およびメタノール(2.0mL)を充填した。0℃で反応混合物に、水酸化カリウム[水中20%(w/w)]をpH=8になるまで加えた(3.0mL)。次に、メタノール(10mL)中の1−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)エタノン(A7、1.00g、4.32mmol)の溶液を加えた後、固体水酸化カリウム(48mg、0.86mmol)を加え、反応物を、一晩、室温に温めた。反応混合物を、23℃の水浴を用いて減圧下でほぼ乾固するまで濃縮し、水(20mL)に再度溶解させた。水相を酢酸エチル(2×20mL)で抽出し、組み合わされた有機物を減圧下で濃縮したところ、568mg(57%の回収率)のA7が黄色の粗固体として得られた。D1(LCMSによって確認される)を含有する水相を次の工程に使用した。水相を、酢酸(2.0mL)でpH=5になるまで調整した。ヒドラジン一水和物(0.32mL、6.5mmol;使用される3−メチル−2−オキソブタン酸の総量を基準にして)を一度に加え、反応混合物を、一晩、100℃に加熱した。白色の沈殿物が形成され、反応混合物を室温に冷ました。沈殿物を真空ろ過によって収集し、水(50mL)で洗浄したところ、4−イソプロピル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−オール(D2)がオフホワイトの固体として得られた。水性のろ液を、飽和NaHCO3水溶液でpH=7になるまで調整したところ、第2の生成物(D2)が黄色の固体として得られ、それを真空ろ過によって収集した。両方の固体を、4時間にわたって58℃で、オーブン中で乾燥させ、組み合わせたところ、(D2、451mg、32%)が淡黄色の固体として得られた:ESI MS(M+H)326;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 13.2(s,1H)、8.08(d,J=1.0Hz、1H)、7.97−7.95(m,2H)、7.74(d,J=8.0Hz、1H)、7.29(t,J=1.5Hz、1H)、4.06(s,3H)、3.11−3.06(m,1H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.22(d,J=6.5Hz、6H)。
工程3.3−クロロ−4−イソプロピル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン(D3)。磁気撹拌子および冷却器を備えた50mLの丸底フラスコに、4−エチル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−オール(D2、451mg、1.39mmol)および1,2−ジクロロエタン(4.0mL)を充填した。このフラスコに、オキシ塩化リン(V)(0.4mL、2mmol)を一度に加えた。次に、反応混合物を、5時間にわたって加熱還流させた(LCMSによって監視される)。反応混合物を室温に冷まし、氷/水の1:1混合物(50mL)および塩化メチレン(50mL)に注いだ。pHを、固体NaHCO3でpH=8になるまで調整し、1時間撹拌した。水相を分離し、塩化メチレン(2×50mL)で抽出した。組み合わされた有機相をMgSO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮したところ、3−クロロ−4−イソプロピル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1H−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン(D3、401mg、84%)が白色の固体として得られた:ESI MS(M+H)344;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.44(s,1H)、8.21(d,J=8.0Hz、1H)、8.10−8.07(m,2H)、7.36(s,1H)、4.12(s,3H)、3.31−3.24(m,1H)、2.18(s,3H)、1.34(d,J=7.0Hz、6H)。
工程4.(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−4−イソプロピル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミン(D4−化合物11)。窒素雰囲気下で磁気撹拌子を備えた、オーブン乾燥された20mLのマイクロ波バイアルに、3−クロロ−4−エチル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン(D3、125mg、0.364mmol)、(S)−1−(4−フルオロフェニル)エタンアミン(0.12mL、0.91mmol)、Cs2CO3(154mg、0.473mmol)、Pd(OAc)2(9mg、0.04mmol)、およびrac−BINAP(51mg、0.075mmol)を充填した。反応容器を、排出/補充サイクル(1回)を用いて窒素でパージした。トルエン(8mL)を加え、反応混合物を、5〜10分間にわたってアルゴンでスパージすることによってさらに脱気した。次に、反応混合物を、一晩、100℃に加熱した。反応の完了後(LCMSによって監視される)、反応混合物を室温に冷まし、減圧下で濃縮したところ、粗残渣が得られた。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ、50〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製したところ、オフホワイトの固体が得られた。固体を塩化メチレン(20mL)に溶解させ、0.5MのHClで抽出した。水相を塩化メチレン(20mL)で洗浄し、次に、固体NaHCO3でpH=8になるまで調整した。水相を塩化メチレン(2×20mL)で抽出した。組み合わされた有機相をMgSO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮したところ、(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−4−イソプロピル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミン(D4−化合物11、78mg、48%)が非晶質の白色の固体として得られた。ESI MS(M+H)447;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.01(s,1H)、7.98(d,J=8.0Hz、1H)、7.92(d,J=8.0Hz、2H)、7.47(q,J=3.0、6.0Hz、2H)、7.26(s,1H)、7.12(t,J=9.0Hz、2H)、6.91(d,J=7.5Hz、1H)、5.52(sym m,1H)、4.05(s,3H)、3.26−3.21(m,1H)、2.16(d,J=0.5Hz、3H)、1.56(d,J=7.0Hz、3H)、1.27(dd,J=6.5、9.0Hz、6H);mp範囲:99−111℃;[α]20 D −84.8°(c 0.16、MeOH)。
4−イソプロピル−3−アミノピリダジン類似体。環Cにおいて4−イソプロピル−3−アミノピリダジンを組み込む本明細書に開示される化合物、およびその類似体を、一般的な手順Dにしたがって合成し、以下のように特性評価した:
実施例13
N−(4−フルオロベンジル)−4−イソプロピル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミン:
ESI MS(M+H)433;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.03(s,1H)、8.00(d,J=8.0Hz、1H)、7.94−7.92(m,2H)、7.42−7.39(m,3H)、7.27(t,J=1.0Hz、1H)7.13(t,J=9.0Hz、2H)、4.74(d,J=6.0Hz、2H)、4.06(s,3H)、3.10−3.04(m,1H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.26(d,J=6.5Hz、6H);mp:245−246℃。
実施例14
(S)−4−イソプロピル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−N−(1−フェニルエチル)ピリダジン−3−アミン。
ESI MS(M+H)429;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.01(s,1H)、7.98(d,J=8.0Hz、1H)、7.92−7.91(m,2H)、7.44(d,J=7.5Hz、2H)、7.30(t,J=7.5Hz、2H)、7.26(s,1H)、7.18(t,J=7.5Hz、1H)、6.90(d,J=7.5Hz、1H)、5.54(sym m,1H)、4.05(s,3H)、3.28−3.22(m,1H)、2.16(s,3H)、1.57(d,J=7.0Hz、3H)、1.27(dd,J=6.5、9.0Hz、6H);mp範囲:83−94℃;[α]20 D −87.2°(c 0.18、MeOH)。
実施例15(E3−化合物15)
一般的な手順E:4,5−ジメチル−3−アミノピリダジン類似体の調製。本明細書に開示される4,5−ジメチル−3−アミノピリダジン化合物の調製は、スキーム9に記載されるように提供され得る。
(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4,5−ジメチルピリダジン−3−アミン(E3−化合物15)の調製は、後述されるように提供され得る:
工程1.2−メトキシ−3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(E1)。1,4−ジオキサン(25mL)中の6−ブロモ−2−メトキシ−3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン(A5、2.0g、7.5mmol)およびビスピナコラトジボロン(2.3g、9.0mmol)の溶液に、KOAc(1.8g、18mmol)およびPdCl2(dppf)・CH2Cl2(310mg、0.37mmol)を加えた。混合物を、10分間にわたって窒素ガスで脱気し、85℃で4.75時間撹拌した。反応混合物を室温に冷まし、減圧下で濃縮したところ、2−メトキシ−3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(E1、2.5g、粗生成物)が暗褐色の残渣として得られ、それを次の工程に直接使用した:ESI MS(M+H)234(ボロン酸の質量)。
工程2.3−クロロ−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4,5−ジメチルピリダジン(E2)。1,2−ジメトキシエタン(20mL)中の2−メトキシ−3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(E1、2.4g、7.5mmol)および3,6−ジクロロ−4,5−ジメチルピリダジン(1.6g、9.0mmol)の溶液に、1MのNa2CO3水溶液(13mL)およびPdCl2(dppf)・CH2Cl2(610mg、0.75mmol)を加えた。混合物を、10分間にわたって窒素でスパージし、85℃で3時間撹拌した。室温に冷ました後、反応混合物を塩化メチレン(125mL)で希釈し、ろ過して、固体を除去した。有機層を水(25mL)で洗浄し、次に、水層を塩化メチレン(35mL)で抽出した。組み合わされた有機層をNa2SO4上で乾燥させ、デカントし、減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ、5〜100%の酢酸エチル/塩化メチレン)によって精製したところ、3−クロロ−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4,5−ジメチルピリダジン(E2、1.3g、53%)がオフホワイトの固体として得られた:ESI MS(M+H)330;1H NMR(300MHz、CD3OD)δ 8.03(d,J=1.2Hz、1H)、7.99(d,J=7.8Hz、1H)、7.61(d,J=7.8Hz、1H)、7.27−7.26(m,1H)、4.05(s,3H)、2.55(s,3H)、2.54(s,3H)、2.26(d,J=1.2Hz、3H)。
工程3.(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4,5−ジメチルピリダジン−3−アミン(E3)。オーブン乾燥された20mLのマイクロ波バイアル中のトルエン(8mL)を、窒素でパージした。これに、連続した窒素スパージおよび磁気撹拌しながら、Pd(OAc)2(8.5mg、0.038mmol)およびrac−BINAP(35mg、0.057mmol)を加えた。数分後、Cs2CO3(160mg、0.49mmol)、3−クロロ−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4,5−ジメチルピリダジン(E2、125mg、0.379mmol)および(S)−1−(4−フルオロフェニル)エタンアミン(67μL、0.49mmol)を加えた。反応容器に蓋をし、次に、反応混合物を、4.75時間にわたって110℃に加熱した。反応の完了後(LCMSによって監視される)、反応混合物を室温に冷まし、酢酸エチル(15mL)で希釈し、ろ紙に通してろ過した。ろ液をさらなる酢酸エチル(80mL)で希釈し、水(80mL)で洗浄し、次に、0.5NのHCl(80mL)で抽出した。酸性の水層を、固体炭酸水素ナトリウムでpH=8になるまで塩基性化し、酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。組み合わされた有機層をNa2SO4上で乾燥させ、デカントし、減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ、0〜100%の酢酸エチル/メタノール)、続いて第2のカラム(5〜100%の酢酸エチル/塩化メチレン)によって精製した。材料を凍結乾燥させたところ(アセトニトリル/水)、(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4,5−ジメチルピリダジン−3−アミン(E3、37mg、23%)が非晶質の白色の固体として得られた。ESI MS(M+H)433;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 7.94−7.91(m,2H)、7.49−7.43(m,3H)、7.28(t,J=1.2Hz、1H)、7.14−7.08(m,2H)、6.60(d,J=7.8Hz、1H)、5.45(sym m,1H)、3.92(s,3H)、2.34(s,3H)、2.21(s,3H)、2.16(d,J=0.9Hz、3H)、1.54(d,J=7.2Hz、3H);mp範囲:85−95℃;[α]20 D −251.6°(c 0.11、MeOH)。
4,5−ジメチル−3−アミノピリダジン類似体。環Cにおいて4,5−ジメチル−3−アミノピリダジンを組み込む本明細書に開示される化合物、およびその類似体を、一般的な手順Eにしたがって合成し、以下のように特性評価した:
実施例17
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4,5−ジメチル−N−(1−フェニルエチル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)415;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 7.93−7.90(m,2H)、7.47−7.42(m,3H)、7.31−7.27(m,3H)、7.19−7.16(m,1H)、6.55(d,J=7.5Hz、1H)、5.47(sym m,1H)、3.93(s,3H)、2.34(s,3H)、2.22(s,3H)、2.16(s,3H)、1.55(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:77−83℃;[α]20 D −84.0°(c 0.13、MeOH)。
実施例18
N−(4−フルオロベンジル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4,5−ジメチルピリダジン−3−アミン:
ESI MS(M+H)419;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 7.94−7.92(m,2H)、7.50(d,J=8.0Hz、1H)、7.41−7.38(m,2H)、7.29−7.28(m,1H)、7.14−7.10(m,2H)、7.06−7.04(m,1H)、4.71(d,J=5.5Hz、2H)、3.94(s,3H)、2.36(s,3H)、2.17(s,6H);mp範囲:72−78℃。
実施例19
一般的な手順F:アルキル化3−アミノピリダジン類似体の調製。本明細書に開示されるアルキル化3−アミノピリダジン化合物の調製は、スキーム10に記載されるように提供され得る。
(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−N,4−ジメチルピリダジン−3−アミンの調製は、後述されるように提供され得る:
工程1.(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−N,4−ジメチルピリダジン−3−アミン。N,N−ジメチルホルムアミド(4mL)中の(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン(B3−化合物1、220mg、0.52mmol)の溶液を窒素雰囲気下に置き、0℃の氷水浴中で冷却した。これに、水素化ナトリウム(鉱油中で分散されて60%、25mg、0.63mmol)を加え、反応混合物を0℃で0.5時間撹拌した。この後、ヨードメタン(36μL、0.58mmol)を加え、氷浴を除去した。1.25時間後、反応混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、水(50mL)、5%のLiCl水溶液(50mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、デカントし、減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ、20〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製し、一晩45℃で、減圧下で乾燥させたところ、(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−N,4−ジメチルピリダジン−3−アミン(化合物19、60mg、26%)が非晶質の淡黄色の固体として得られた。ESI MS(M+H)433;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.21(s,1H)、8.13(d,J=8.1Hz、1H)、8.01−7.98(m,2H)、7.41−7.36(m,2H)、7.31(s,1H)、7.21−7.14(m,2H)、5.15(q,J=6.9Hz、1H)、4.09(s,3H)、2.73(s,3H)、2.47(s,3H)、2.18(s,3H)、1.59(d,J=6.9Hz、3H);mp範囲:65−70℃;[α]20 D −175.4°(c 0.12、MeOH)。
アルキル化3−アミノピリダジン類似体。環Cにおいてアルキル化−3−アミノピリダジンを組み込む本明細書に開示される化合物、およびその類似体を、一般的な手順Fにしたがって合成し、以下のように特性評価した。:
実施例20
(S)−N−エチル−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン:
ESI MS(M+H)447;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.25(s,1H)、8.16(d,J=8.0Hz、1H)、8.02−7.98(m,2H)、7.45−7.42(m,2H)、7.32(s,1H)、7.19−7.15(m,2H)、4.92(q,J=6.5Hz、1H)、4.10(s,3H)、3.41−3.36(m,1H)、3.08−3.03(m,1H)、2.36(s,3H)、2.18(s,3H)、1.51(d,J=7.0Hz、3H)、0.92(t,J=7.0Hz、3H);mp範囲:55−60℃;[α]20 D −142.2°(c 0.14、MeOH)。
実施例21
(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)プロピル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−N,4−ジメチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)447;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.17(d,J=0.50Hz、1H)、8.11(d,J=8.00Hz、1H)、7.99−7.97(m,2H)、7.39−7.36(m,2H)、7.31−7.30(m,1H)、7.17−7.13(m,2H)、4.99(t,J=7.5Hz、1H)、4.09(s,3H)、2.80(s,3H)、2.46(d,J=0.50Hz、3H)、2.17(d,J=1.0Hz、3H)、2.16−2.02(m,2H)、0.89(t,J=7.5Hz、3H);mp範囲:57−64℃;[α]20 D −240.6°(c 0.11、MeOH)。
実施例22(G3−化合物22)
一般的な手順G:デスメチル−3−アミノピリダジン類似体の調製。本明細書に開示されるデスメチル−3−アミノピリダジン化合物の調製は、スキーム11に記載されるように提供され得る。
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−N−(1−フェニルエチル)ピリダジン−3−アミン(G3−化合物22)の調製は、後述されるように提供され得る:
工程1.(S)−6−クロロ−N−(1−フェニルエチル)ピリダジン−3−アミン(E2)。NMP(1mL)中の3,6−ジクロロピリダジン(G1、300mg、2.01mmol)および(S)−1−フェニルエタンアミン(0.25mL、2.01mmol)の溶液に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.64g、0.88mL、4.95mmol)を加えた。混合物を撹拌し、全ての固体が溶解されるまで超音波で分解し、次に、密閉されたマイクロ波バイアル中で、マイクロ波照射を用いて180℃で加熱した。反応混合物を放置して室温に冷まし、塩化メチレンを用いて丸底フラスコに移した。塩化メチレンならびに残留DIPEAおよびNMPの一部を減圧下で除去し、得られた残渣を同様の規模の別の反応から得られた粗材料と組み合わせた。組み合わされた混合物を、シリカゲル上に湿式充填した(塩化メチレン)。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ、0〜40%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製したところ、G2(234mg、24%)が薄いピンク色の固体として得られた:ESI MS(M+H)234;1H NMR(300MHz、CDCl3)δ 7.35−7.20(m,5H)、7.08(d,J=9.3Hz、1H)、6.45(d,J=9.3Hz、1H)、5.30(m,1H)、4.82(sym m,1H)、1.60(d,J=6.7Hz、3H)。
工程2.(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−N−(1−フェニルエチル)ピリダジン−3−アミン(G3−化合物22)。1,2−ジメトキシエタン(7mL)中の2−メトキシ−3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(E1、394mg、1.25mmol)およびG2(234mg、1.00mmol)の懸濁液を、5分間にわたって窒素でパージした。得られた混合物に、1MのNa2CO3水溶液(1.75mL)およびPdCl2(dppf)・CH2Cl2(82mg、0.10mmol)を加えた。混合物を、5分間にわたって窒素でパージし、85℃で7時間撹拌した。室温に冷ました後、反応混合物を塩化メチレン(125mL)で希釈した。有機層を水(25mL)で洗浄し、次に、水層を塩化メチレン(35mL)で抽出した。組み合わされた有機層をMgSO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ、0〜100%の酢酸エチル/塩化メチレン)によって精製したところ、G3−化合物22(87mg、22%)がオフホワイトの固体として得られた:ESI MS(M+H)387;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.13(d,J=9.5Hz、1H)、7.98(d,J=8.0Hz、1H)、7.93−7.91(m,2H)、7.70(d,J=7.5Hz、1H)、7.41(d,J=7.0Hz、2H)、7.34−7.31(m,2H)、7.27−7.26(m,1H)、7.23−7.19(m,1H)、6.99(d,J=9.5Hz、1H)、4.24(sym m,1H)、4.03(s,3H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.51(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:107−115℃;[α]20 D −114.5°(c 0.12、MeOH)。
実施例23(H2−化合物23)
一般的な手順H:デスメチル3−アミノピリダジン類似体の調製。本明細書に開示されるデスメチル3−アミノピリダジン化合物の調製は、スキーム12に記載されるように提供され得る。
N−(2−(4−フルオロフェニル)プロパン−2−イル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミン(H1−化合物23)の調製は、後述されるように提供され得る:
工程1.6−クロロ−N−(2−(4−フルオロフェニル)プロパン−2−イル)ピリダジン−3−アミン(H1)。NMP(1mL)中の3,6−ジクロロピリダジン(G1、196mg、1.32mmol)および2−(4−フルオロフェニル)プロパン−2−アミン塩酸塩(250mg、1.32mmol)の溶液に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.58mL、3.3mmol)を加えた。混合物を、全ての固体が溶解されるまで超音波で分解し、次に、2時間にわたって密閉されたマイクロ波バイアル中で、マイクロ波照射を用いて200℃で加熱した。反応混合物を放置して室温に冷まし、塩化メチレンを用いて丸底フラスコに移した。塩化メチレンならびに残留DIPEAおよびNMPの一部を減圧下で除去し、得られた残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ、0〜50%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製したところ、H1(23mg、7%)が褐色の固体として得られ、それをさらに精製せずに次の工程に持ち越した:ESI MS(M+H)266。
工程2.N−(2−(4−フルオロフェニル)プロパン−2−イル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミン(H2−化合物23)。1,2−ジメトキシエタン(0.5mL)中の2−メトキシ−3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(E1、47mg、0.15mmol)、H1(47mg、0.18mmol)およびPdCl2(dppf)・CH2Cl2(16mg、0.02mmol)の懸濁液を、10分間にわたって窒素でスパージした。得られた混合物に、1MのNa2CO3水溶液(0.33mL)を加えた。混合物を、30分間にわたってアルゴンでスパージし、90℃で2.5時間撹拌した。周囲温度に冷ました後、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ、50〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)、続いて第2のカラム(シリカ、0〜10%のメタノール/塩化メチレン)によって精製したところ、H2−化合物23(3.0mg、4%)が白色の固体として得られた:ESI MS(M+H)419;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.10(d,J=9.5Hz、1H)、7.94−7.89(m,3H)、7.57(s,1H)、7.44−7.42(m,2H)、7.26(s,1H)、7.09(t,J=9.0Hz、2H)、6.96(d,J=9.5Hz、1H)、4.02(s,3H)、2.15(d,J=1.0Hz、3H)、1.73(s,6H);mp範囲:89−101℃。
実施例24A(I1−化合物24A)
6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミン
6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミンの調製は、スキーム13Aに記載されるように提供され得る:
工程1.6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミン。1,2−ジメトキシエタン(4.0mL)中の2−メトキシ−3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(E1、500mg、1.59mmol)および6−クロロピリダジン−3−アミン(206mg、1.59mmol)の溶液に、1MのNa2CO3水溶液(2.7mL)およびPdCl2(dppf)・CH2Cl2(130mg、0.159mmol)を加えた。混合物を、10分間にわたって窒素でスパージし、85℃で18時間撹拌した。室温に冷ました後、反応混合物を塩化メチレン(40mL)で希釈した。有機層を水(30mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、デカントし、減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ、0〜10%のメタノール/塩化メチレン)によって精製したところ、I1(127mg、28%)が灰色の固体として得られた:ESI MS(M+H)283;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.15(d,J=9.5Hz、1H)、8.02(d,J=8.0Hz、1H)、7.94−7.92(m,2H)、7.27(s,1H)、6.91(d,J=9.0Hz、1H)、6.72(s,2H)、4.05(s,3H)、2.17(d,J=0.5Hz、3H);mp:>250℃。
実施例24(I2−化合物24)
一般的な手順I:デスメチル3−アミノピリダジン類似体の調製。本明細書に開示されるデスメチル3−アミノピリダジン化合物の調製は、スキーム13Bに記載されるように提供され得る。
4−フルオロ−N−(6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−イル)ベンズアミド(I2−化合物24)の調製は、後述されるように提供され得る:
工程1.4−フルオロ−N−(6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−イル)ベンズアミド(I2−化合物24)。ピリジン(5mL)中のI1(105mg、0.372mmol)の懸濁液を、全ての材料が溶解されるまでヒートガンで加熱した。室温に冷ました後、4−フルオロベンゾイルクロリド(48μl、0.41mmol)を加えた。10分後、沈殿物が形成され、懸濁液を室温で撹拌した。2時間後、さらなる4−フルオロベンゾイルクロリド(96μl、0.82mmol)を加え、穏やかな還流が達成されるまで、懸濁液をヒートガンで加熱した。懸濁液を室温で一晩撹拌させた。反応混合物を塩化メチレンで希釈し、固体を真空ろ過によって収集した。得られた固体を高温ピリジン(3mL)中で研和し、温かいままで真空ろ過によって収集し、塩化メチレンですすいだ。固体を、50℃で、減圧下で乾燥させたところ、I2(62mg、41%)がオフホワイトの固体として得られた:ESI MS(M+H)405;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 11.73(s,1H)、9.39(s,1H)、8.65(d,J=9.5Hz、1H)、8.59(d,J=9.0Hz、1H)、8.32(d,J=8.0Hz、1H)、8.26(d,J=8.0Hz、1H)、8.21−8.17(m,2H)、7.85(s,1H)、7.43−7.38(m,2H)、4.14(s,3H)、2.37(s,3H);mp:>250℃。
調製される4−メトキシ−3−アミノピリダジン類似体(手順Hに記載されるものと類似の方法で合成される):
実施例25
(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−4−メトキシ−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)435;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 7.93(d,J=1.2Hz、1H)、7.88(d,J=7.8Hz、1H)、7.68(d,J=7.8Hz、1H)、7.53−7.44(m,2H)、7.30−7.22(m,2H)、7.19−7.10(m,2H)、6.84(s,1H)、4.66(sym m,1H)、3.95(s,3H)、3.74(s,3H)、2.15(d,J=0.9Hz、3H)、1.55(d,J=6.9Hz、3H);mp範囲:192−195℃;[α]20 D −132.9°(c 0.15、MeOH)。
デスメチル3−アミノピリダジン類似体。環Cにおいてデスメチル3−アミノピリダジンを組み込む本明細書に開示される化合物、およびその類似体を、一般的な手順G、H、およびIのいずれか1つにしたがって合成し、以下のように特性評価した:
実施例26
N−(4−フルオロベンジル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピリダジン−3−アミン:
ESI MS(M+H)391;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.17(d,J=9.3Hz、1H)、8.02(d,J=8.1Hz、1H)、7.95(d,J=8.1Hz、1H)、7.94(d,J=1.2Hz、1H)、7.77(m,1H)、7.45−7.40(m,2H)、7.28(s,1H)、7.20−7.14(m,2H)、7.01(d,J=9.3Hz、1H)、4.64(d,J=5.7Hz、2H)、4.04(s,3H)、2.16(s,3H);mp:170−172℃。
5−メチル−3−アミノピリダジン類似体。環Cにおいて5−メチル−3−アミノピリダジンを組み込む本明細書に開示される化合物、およびその類似体を、一般的な手順Hにしたがって合成し、以下のように特性評価した:
実施例27
(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−5−メチルピリダジン−3−アミン:
ESI MS(M+H)419;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 7.94−7.94(m,2H)、7.66(d,J=8.0Hz、1H)、7.51(d,J=8.0Hz、1H)、7.46−7.42(m,2H)、7.28−7.27(m,1H)、7.16−7.11(m,2H)、6.74(d,J=1.0Hz、1H)、5.22(sym m,1H)、3.95(s,3H)、2.47(s,3H)、2.16(d,J=0.5Hz、3H)、1.48(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:93−102℃;[α]20 D −118.6°(c 0.14、MeOH)。
実施例28
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−5−メチル−N−(1−フェニルエチル)ピリダジン−3−アミン:
ESI MS(M+H)401;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 7.93−7.91(m,2H)、7.67(d,J=8.0Hz、1H)、7.50(d,J=8.0Hz、1H)、7.42−7.40(m,2H)、7.33−7.30(m,2H)、7.28−7.27(m,1H)、7.22−7.19(m,1H)、6.74(s,1H)、5.21(sym m,1H)、3.95(s,3H)、2.47(s,3H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.49(d,J=7.0Hz、3H);mp:140−143℃;[α]20 D −102.0°(c 0.10、MeOH)。
実施例29(J5−化合物29)
一般的な手順J:4,5−縮合シクロペンチル−3−アミノピリダジン類似体の調製。本明細書に開示される4,5−縮合シクロペンチル−3−アミノピリダジン化合物の調製は、スキーム14に記載されるように提供され得る。
(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−4−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[d]ピリダジン−1−アミン(J5−化合物29)の調製は、後述されるように提供され得る:
工程1.6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[d]ピリダジン−1,4−ジオール(J2)。冷却器および磁気撹拌子を備えた50mLの丸底フラスコに、1−シクロペンテン−1,2−ジカルボン酸無水物(J1、1.00g、7.24mmol)、NaOAc(712mg、8.68mmol)、H2O(18mL)、およびAcOH(9.50mL、167mmol)を充填した。反応混合物に、ヒドラジン一水和物(0.42mL、8.7mmol)を一度に加え、混合物を、20時間にわたって還流状態で加熱した。この後、反応混合物を周囲温度に冷まし、中型フリット漏斗(medium fritted funnel)に通してろ過し、固体をH2O(2×20mL)で洗浄した。固体を、58℃で5時間にわたって真空オーブン中で乾燥させたところ、J2(827mg、75%)が褐色の固体として得られ、それをさらに精製せずに次の工程に持ち越した:ESI MS(M+H)153。
工程2.1,4−ジクロロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[d]ピリダジン(J3)。窒素雰囲気下で、冷却器、磁気撹拌子を備えた50mLの丸底フラスコに、J2(701mg、4.61mmol)およびオキシ塩化リン(4.3mL、46mmol)を充填した。次に、反応混合物を、3時間にわたって80℃に加熱した。この後、反応混合物を周囲温度に冷ました。次に、反応混合物を、氷冷飽和NaHCO3水溶液(50mL)と酢酸エチル(50mL)との混合物に注いだ。溶液をpH=8になるまで調整し、1時間撹拌した。この後、相を分け、酢酸エチル(50mL)で抽出した。有機相をMgSO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮したところ、J3(318mg、37%)が淡い金色の固体として得られた:ESI MS(M+H)189。
工程3.1−クロロ−4−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[d]ピリダジン(J4)。窒素雰囲気下で磁気撹拌子を備えた、オーブン乾燥された20mLのマイクロ波バイアルに、2−メトキシ−3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(C1、600mg、1.90mmol)、J3(300mg、1.58mmol)、PdCl2(dppf)・CH2Cl2(155mg、0.158mmol)、および1,2−ジメトキシエタン(8.0mL)を充填した。この溶液に、1.0MのNa2CO3水溶液(5.1mL)を加えた。反応混合物を、1時間にわたってアルゴンでパージし、5時間にわたって90℃に加熱した。この後、反応混合物を周囲温度に冷まし、塩化メチレン(20mL)で希釈し、Celite(登録商標)のプラグに通してろ過した。ろ液を収集し、減圧下で濃縮し、残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ、0〜50%の酢酸エチル/ヘキサン)、続いて別のカラム(シリカ、0〜10%のメタノール/塩化メチレン)によって精製したところ、J4(125mg、23%)が褐色の固体として得られた:ESI MS(M+H)342。
工程4.(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)エチル)−4−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[d]ピリダジン−1−アミン(J5−化合物29)。窒素雰囲気下で磁気撹拌子を備えた、オーブン乾燥された20mLのマイクロ波バイアルに、J4(125mg、0.379mmol)、(S)−1−(4−フルオロフェニル)エタンアミン(0.12mL、0.91mmol)、Cs2CO3、(155mg、0.476mmol)、Pd(OAc)2(9mg、0.04mmol)、およびrac−BINAP(45mg、0.073mmol)を充填した。反応容器を、排出/補充サイクル(1回)を用いて窒素でパージした。トルエン(8mL)を加え、反応混合物を、5〜10分間にわたってアルゴンでパージすることによってさらに脱気した。次に、反応混合物を、18時間にわたって100℃に加熱した。反応の完了後(LCMSによって監視される)、反応混合物を室温に冷まし、減圧下で濃縮したところ、粗残渣が得られた。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ、50〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製した。得られた残渣を塩化メチレン(20mL)に再度溶解させ、0.5MのHCl(20mL)で抽出し、水層を、NaHCO3を用いてpH≧8になるまで調整した。濁った溶液を塩化メチレン(2×20mL)で抽出し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。得られた固体を、MeCN/H2O中で凍結乾燥させたところ、J5−化合物29(46mg、28%)が非晶質の白色の固体として得られた。ESI MS(M+H)445;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 7.98−7.89(m,3H)、7.49−7.44(m,2H)、7.27(d,J=1.2Hz、1H)、7.12(t,J=9.0Hz、2H)、6.99(d,J=7.5Hz、1H)、5.49(sym m,1H)、3.99(s,3H)、3.44−3.39(m,2H)、2.88−2.84(m,2H)、2.16(d,J=0.9Hz、3H)、2.12−2.07(m,2H)、1.54(d,J=7.2Hz、3H);mp範囲:111−122℃;[α]20 D −126.0°(c 0.10、MeOH)。
4,5−縮合シクロペンチル−3−アミノピリダジン類似体。環Cにおいて4,5−縮合シクロペンチル−3−アミノピリダジンを組み込む本明細書に開示される化合物、およびその類似体を、一般的な手順Jにしたがって合成し、以下のように特性評価した:
実施例31(K2−化合物31)
一般的な手順K:4−メチル−3−アミノピリダジン類似体の調製。本明細書に開示される4−メチル−3−アミノピリダジン化合物の調製は、スキーム15に記載されるように提供され得る。
(S)−N−(1−(4−クロロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン(K1−化合物31)の調製は、後述されるように提供され得る。
工程1.(S)−N−(1−(4−クロロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン(K2−化合物31)。窒素雰囲気下で磁気撹拌子を備えた、オーブン乾燥された20mLのマイクロ波バイアルに、3−クロロ−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン(K1、125mg、0.396mmol)、(S)−1−(4−クロロフェニル)エタンアミン(0.14mL、0.99mmol)、Cs2CO3(168mg、0.515mmol)、Pd(OAc)2(9mg、0.04mmol)、およびrac−BINAP(50mg、0.075mmol)を充填した。反応容器を、排出/補充サイクル(1回)を用いて窒素でパージした。トルエン(8mL)を加え、反応混合物を、5〜10分間にわたってアルゴンでスパージすることによってさらに脱気した。次に、反応混合物を、一晩、100℃に加熱した。反応の完了後、反応混合物を室温に冷まし、減圧下で濃縮したところ、粗残渣が得られた。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ、50〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製したところ、黄色の残渣が得られた。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカ、0〜10%のメタノール/塩化メチレン)に再度かけたところ、K2(63mg、36%)が非晶質の白色の粉末として得られた。ESI MS(M+H)435;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.01(s,1H)、7.98(d,J=8.0Hz、1H)、7.92(d,J=1.5Hz、1H)、7.91(d,J=7.5Hz、1H)、7.46(d,J=8.5Hz、2H)、7.35(d,J=8.5Hz、2H)、7.26(s,1H)、6.83(d,J=7.5Hz、1H)、5.46(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.31(s,3H)、2.16(s,3H)、1.56(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:103−114℃。
4−メチル−3−アミノピリダジン類似体。環Cにおいて4−メチル−3−アミノピリダジンを組み込む本明細書に開示される化合物、およびその類似体を、一般的な手順Kにしたがって合成し、以下のように特性評価した:
実施例33
(S)−N−(1−(3−クロロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)435;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.02(s,1H)、7.99(d,J=8.0Hz、1H)、7.92(d,J=1.5Hz、1H)、7.91(d,J=7.5Hz、1H)、7.50(t,J=1.5Hz、1H)、7.41(d,J=8.0Hz、1H)、7.33(t,J=7.5Hz、1H)、7.26−7.24(m,2H)、6.85(d,J=7.5Hz、1H)、5.46(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.32(s,3H)、2.16(s,3H)、1.56(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:110−117℃。
実施例34
(S)−N−(1−(2−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)419;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.03(s,1H)、7.98(d,J=8.0Hz、1H)、7.92(d,J=1.0Hz、1H)、7.91(d,J=8.0Hz、1H)、7.46(dt,J=8.0、1.5Hz、1H)、7.27−7.22(m,2H)、7.17−7.14(m,1H)、7.11(dt,J=7.5、1.0Hz、1H)、6.85(d,J=7.5Hz、1H)、5.72(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.36(s,3H)、2.16(s,3H)、1.57(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:107−113℃。
実施例35
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(1−フェニルエチル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)401;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.00(d,J=0.5Hz、1H)、7.98(d,J=8.0Hz、1H)、7.92(d,J=1.0Hz、1H)、7.90(d,J=8.0Hz、1H)、7.44(t,J=7.0Hz、2H)、7.33−7.28(m,2H)、7.28(s,1H)、7.22−7.16(m,1H)、6.79(d,J=8.0Hz、1H)、5.51(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.31(d,J=0.5Hz、3H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.57(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:76−86℃。
実施例36
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−N−(1−(4−メトキシフェニル)エチル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)431;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.00(d,J=1.2Hz、1H)、7.99(d,J=7.8Hz、1H)、7.93(s,1H)、7.91(d,J=7.8Hz、1H)、7.36(d,J=8.7Hz、2H)、7.27(s,1H)、6.86(d,J=8.7Hz、2H)、6.74(d,J=7.8Hz、1H)、5.46(sym m,1H)、4.05(s,3H)、3.70(s,3H)、2.29(s,3H)、2.16(s,3H)、1.54(d,J=6.9Hz、3H);mp範囲:102−108℃。
実施例37
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(1−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)エチル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)469;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.02(s,1H)、7.98(d,J=8.0Hz、1H)、7.92(d,J=1.5Hz、1H)、7.90(d,J=8.0Hz、1H)7.66(s,4H)、7.26(s,1H)、6.93(d,J=7.5Hz、1H)、5.52(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.33(s,3H)、2.15(s,3H)、1.59(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:119−134℃。
実施例38
(S)−N−(1−(3−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)419;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.02(d,J=0.5Hz、1H)、7.92(d,J=1.0Hz、1H)、7.93−7.90(m,2H)、7.36−7.32(m,1H)、7.29−7.25(m,3H)、7.03−6.99(m,1H)、6.83(d,J=7.5Hz、1H)、5.50(sym m,1H)、4.06(s,3H)、2.32(s,3H)、2.16(s,3H)、1.57(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:112−120℃。
実施例39
(S)−N−(1−(3,4−ジフルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)437;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.03(d,J=0.9Hz、1H)、7.99(d,J=8.1Hz、1H)、7.93−7.90(m,2H)、7.54−7.46(m,1H)、7.40−7.26(m,3H)、6.85(d,J=7.5Hz、1H)、5.46(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.31(s,3H)、2.16(s,3H)、1.56(d,J=6.9Hz、3H);mp範囲:109−121℃。
実施例40
(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)プロピル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)433;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.00−7.98(m,2H)、7.92−7.89(m,2H)、7.50−7.47(m,2H)、7.26(s,1H)、7.12(t,J=9.0Hz、2H)、6.75(d,J=8.0Hz、1H)、5.26(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.30(s,3H)、2.16(s,3H)、2.03−1.96(m,1H)、1.86−1.80(m,1H)、1.49(t,J=7.0Hz、3H);mp範囲:102−109℃;[α]20 D −151.2°(c 0.11、MeOH)。
実施例41
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−N−(1−(2−メトキシフェニル)エチル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)431;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.02−7.89(m,4H)、7.23−7.26(m,2H)、7.21−7.15(m,1H)、7.00−6.98(m,1H)、6.88−6.82(m,1H)、6.71(d,J=9.0Hz、1H)、5.78(sym m,1H)、4.05(s,3H)、3.88(s,3H)、2.34(s,3H)、2.15(s,3H)、1.49(d,J=6.9Hz、3H);mp範囲:114−120℃;[α]20 D −19.5°(c 0.11、MeOH)。
実施例42
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(1−(p−トリル)エチル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)415;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.00−7.87(m,4H)、7.32(d,J=8.0Hz、2H)、7.27(d,J=0.9Hz、1H)、7.10(d,J=8.0Hz、2H)、6.77(d,J=7.5Hz、1H)、5.46(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.30(s,3H)、2.25(s,3H)、2.16(d,J=0.9Hz、3H)、1.54(d,J=6.9Hz、3H);mp範囲:84−92℃;[α]20 D −112.5°(c 0.21、メタノール)。
実施例43
(S)−N−(1−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)537;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.18(s,2H)、8.05(d,J=1.2Hz、1H)、7.99−7.89(m,4H)、7.27(t,J=1.2Hz、1H)、7.05(d,J=7.5Hz、1H)、5.62(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.35(s,3H)、2.16(s,3H)、1.62(d,J=7.2Hz、3H);mp範囲:122−130℃;[α]20 D −87.9°(c 0.13、MeOH)。
実施例44
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−N−(1−(3−メトキシフェニル)エチル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)431;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.00−7.98(m,2H)、7.92−7.90(m,2H)、7.26(s,1H)、7.21(t,J=8.0Hz、1H)、7.02(s,1H)、7.00(s,1H)、6.77−6.75(m,2H)、5.47(sym m,1H)、4.05(s,3H)、3.73(s.3H)、2.31(s,3H)、2.16(s,3H)、1.56(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:90−102℃;[α]20 D −151.2°(c 0.15、MeOH)。
実施例45
(S)−N−(1−(2,4−ジフルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)437;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.02(d,J=1.0Hz、1H)、7.98(d,J=8.0Hz、1H)、7.92(d,J=1.0Hz、1H)、7.91(d,J=8.0Hz、1H)、7.51−7.47(m,1H)、7.26(t,J=1.0Hz、1H)、7.22−7.17(m,1H)、7.00(td、J=2.5、8.5Hz、1H)、6.86(d,J=7.5Hz、1H)、5.66(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.33(s,3H)、2.16(s,3H)、1.56(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:119−136℃;[α]20 D −62.5°(c 0.12、MeOH)。
実施例46
(S)−N−(1−(3,5−ジフルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)437;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.04(d,J=0.9Hz、1H)、7.99(d,J=8.1Hz、1H)、7.93(s,1H)、7.92(d,J=8.1Hz、1H)、7.27(s,1H)、7.23−7.13(m,2H)、7.05(m,1H)、6.88(d,J=7.5Hz、1H)、5.46(sym m,1H)、4.06(s,3H)、2.33(d,J=0.6Hz、3H)、2.16(d,J=0.9Hz、3H)、1.56(d,J=7.2Hz、3H);mp範囲:80−90℃;[α]20 D −81.4°(c 0.09、メタノール)。
実施例47
(S)−N−(1−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)449;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.01−7.98(m,2H)、7.93−7.90(m,2H)、7.29−7.26(m,2H)、7.12−7.08(m,1H)、7.00−6.97(m,1H)、6.77(d,J=7.5Hz、1H)、5.49(sym m,1H)、4.05(s,3H)、3.84(s,3H)、2.31(s,3H)、2.16(s,3H)、1.57(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:105−111℃;[α]20 D −59.1°(c 0.13、MeOH)。
実施例48
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(1−(m−トリル)エチル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)415;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.00−7.97(m,2H)、7.92−7.90(m,2H)、7.26−7.22 3H)、7.20−7.16(m,1H)、7.00(d,J=7.5Hz、1H)、6.75(d,J=8.0Hz、1H)、5.47(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.31(d,J=0.5Hz、3H)、2.29(s,3H)、2.16(d,J=0.5Hz、3H)、1.55(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:100−106℃;[α]20 D −84.0°(c 0.12、MeOH)。
実施例49
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(1−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)エチル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)469;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.03(d,J=1.0Hz、1H)、7.98(d,J=8.5Hz、1H)、7.93−7.90(m,2H)、7.81(s,1H)、7.76(t,J=1.5Hz、1H)、7.56−7.54(m,2H)、7.26(d,J=1.0Hz、1H)、6.93(d,J=7.5Hz、1H)、5.55(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.33(d,J=0.5Hz、3H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.59(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:106−116℃;[α]20 D −19.5°(c 0.12、MeOH)。
実施例50
N−(4−フルオロフェネチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)419;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.06(d,J=8.1Hz、1H)、8.03(d,J=0.9Hz、1H)、7.95(d,J=8.1Hz、1H)、7.94(d,J=1.5Hz、1H)、7.33−7.28(m,3H)、7.17−7.10(m,2H)、6.74(m,1H)、4.07(s,3H)、3.78−3.69(対称 m,2H)、3.00−2.93(対称 m,2H)、2.17(d,J=0.9Hz、3H)、2.16(d,J=0.9Hz、3H);mp:204−206℃。
実施例51
(S)−N−(1−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)433;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.01−8.00(m,2H)、7.97−7.89(m,2H)、7.36−7.25(m,3H)、7.05(t,J=8.4Hz、1H)、6.80(d,J=7.5Hz、1H)、5.44(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.30(d,J=0.9Hz、3H)、2.21(d,J=1.5Hz、3H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.54(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:106−119℃;[α]20 D −95.3°(c 0.14、MeOH)。
実施例52
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(1−(3,4,5−トリフルオロフェニル)エチル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)455;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.04(s,1H)、7.99(d,J=8.0Hz、1H)、7.93−7.38(m,2H)、7.42−7.38(m,2H)、7.27(s,1H)、6.84−6.82(m,1H)、5.43(sym m,1H)、4.06(s,3H)、2.33(s,3H)、2.16(s,3H)、1.55(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:118−126℃;[α]20 D −92.2°(c 0.12、MeOH)。
実施例53
(S)−N−(1−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)487;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.03(s,1H)、7.98(d,J=8.0Hz、1H)、7.92−7.90(m,2H)、7.87−7.85(m,1H)、7.84−7.81(m,1H)、7.47−7.42(m,1H)、7.26(s,1H)、6.92(d,J=7.5Hz、1H)、5.30(sym m,1H)、4.06(s,3H)、2.32(s,3H)、2.16(s,3H)、1.58(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:55−60℃;[α]20 D −65.9°(c 0.12、MeOH)。
実施例54
(+/−)−N−(1−(4−フルオロフェニル)プロパン−2−イル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)433;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.03(d,J=8.0Hz、1H)、7.98(d,J=1.0Hz、1H)、7.94−7.92(m,2H)、7.32−7.29(m,2H)、7.27−7.26(m,1H)、7.11−7.07(m,2H)、6.25(d,J=8.0Hz、1H)、4.59(sym m,1H)、4.06(s,3H)、3.06−3.02(m,1H)、2.80−2.76(m,1H)、2.18(d,J=1.0Hz、3H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.23(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:85−93℃。
実施例55
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(1−(o−トリル)エチル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)415;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 7.99−7.97(m,2H)、7.92−7.89(m,2H)、7.46(d,J=8.0Hz、1H)、7.26(s,1H)、7.14−7.06(m,3H)、6.80(d,J=7.5Hz、1H)、5.62(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.46(s,3H)、2.32(s,3H)、2.16(s,3H)、1.51(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:111−120℃;[α]20 D −37.0°(c 0.10、MeOH)。
実施例56
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(1−(2−(トリフルオロメチル)フェニル)エチル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)469;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.01(d,J=1.0Hz、1H)、7.97(d,J=8.5Hz、1H)、7.93−7.87(m,3H)、7.70(d,J=8.0Hz、1H)、7.61(t,J=7.5Hz、1H)、7.42(t,J=7.5Hz、1H)、7.26(s,1H)、6.86(d,J=7.5Hz、1H)、5.77(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.35(s,3H)、2.15(d,J=1.0Hz、3H)、1.57(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:133−146℃;[α]20 D −2.2°(c 0.14、MeOH)。
実施例57
(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)−2−メチルプロピル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)447;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.00−7.98(m,2H)、7.92−7.89(m,2H)、7.54−7.49(m,2H)、7.27(t,J=1.2Hz、1H)、7.12(t,J=9.0Hz、2H)、6.75(d,J=7.5Hz、1H)、5.02(t,J=9.6Hz、1H)、4.04(s,3H)、2.29−2.26(m,4H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.09(d,J=6.6Hz、3H)、0.73(d,J=6.6Hz、3H);mp範囲:106−119℃;[α]20 D −203.4°(c 0.13、MeOH)。
実施例58
(S)−N−(1−シクロヘキシルエチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)407;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.03(d,J=8.0Hz、1H)、7.97(d,J=1.0Hz、1H)、7.94−7.92(m,2H)、7.27(s,1H)、6.05(d,J=8.5Hz、1H)、4.37−4.27(m,1H)、4.06(s,3H)、2.21(s,3H)、2.17(s,3H)、1.83−1.80(m,2H)、1.75−1.68(m,2H)、1.63−1.60(m,2H)、1.23−1.09(m,6H)、1.05−0.96(m,2H);mp範囲:88−100℃;[α]20 D −1.5°(c 0.14、MeOH)。
実施例59
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(1−(ピリジン−4−イル)エチル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)402;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.48(dd,J=5.0、1.5Hz、2H)、8.04(s,1H)、7.97(d,J=8.0Hz、1H)、7.93−7.89(m,2H)、7.42(d,J=6.0Hz、2H)、7.26(s,1H)、6.91(d,J=7.5Hz、1H)、5.44(sym m,1H)、4.06(s,3H)、2.35(s,3H)、2.16(s,3H)、1.58(d,J=7.5Hz、3H);mp範囲:122−135℃;[α]20 D +77.0°(c 0.11、MeOH)。
実施例60
N−(1−(4−フルオロフェニル)シクロプロピル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)431;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.03−7.91(m,4H)、7.50(s,1H)、7.28−7.24(m,3H)、7.06(t,J=9.0Hz、2H)、4.05(s,3H)、2.27(s,3H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.34−1.29(m,4H);mp範囲:190−202℃。
実施例61
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(3−メチルブタン−2−イル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)367;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.03(d,J=8.0Hz、1H)、7.98(s,1H)、7.94−7.92(m,2H)、7.27(s,1H)、6.04(d,J=8.0Hz、1H)、4.31−4.24(m,1H)、4.06(s,3H)、2.22(s,3H)、2.17(s,3H)、2.01−1.94(m,1H)、1.18(d,J=7.0Hz、3H)、0.95−0.92(m,6H);mp範囲:79−86℃;[α]20 D +29.7°(c 0.11、MeOH)。
実施例62
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−N−(1−メトキシプロパン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)369;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.04(d,J=8.0Hz、1H)、8.00(s,1H)、7.94−7.92(m,2H)、7.27(s,1H)、6.14(d,J=8.0Hz、1H)、4.63−4.58(m,1H)、4.07(s,3H)、3.57−3.53(m,1H)、3.37−3.30(m,1H)、3.29(s,3H)、2.20(s,3H)、2.17(s,3H)、1.25(d,J=6.5Hz、3H);mp範囲:61−70℃;[α]20 D −30.7°(c 0.08、MeOH)。
実施例63
(S)−N−(sec−ブチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)353;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.05−7.92(m,4H)、7.27(t,J=1.2Hz、1H)、6.12(d,J=8.1Hz、1H)、4.36−4.27(m,1H)、4.06(s,3H)、2.20(d,J=0.6Hz、3H)、2.17(d,J=0.9Hz、3H)、1.75−1.62(m,1H)、1.60−1.50(m,1H)、1.23(d,J=6.3Hz、3H)、0.92(t,J=7.5Hz、3H);mp範囲:76−92℃;[α]20 D +28.8°(c 0.14、MeOH)。
実施例64
(S)−2−((6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−イル)アミノ)プロパン−1−オール
ESI MS(M+H)355;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.05−7.92(m,4H)、7.28(s,1H)、6.03(d,J=7.2Hz、1H)、4.78(br s,1H)、4.44−4.36(m,1H)、4.06(s,3H)、3.62−3.57(m,1H)、3.45−3.40(m,1H)、2.20(s,3H)、2.17(s,3H)、1.23(d,J=6.3Hz、3H);mp範囲:245−254℃;[α]20 D −3.7°(c 0.11、MeOH)。
実施例65
N−イソプロピル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)339;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.05−7.92(m,4H)、7.27(t,J=1.2Hz、1H)、6.17(d,J=8.1Hz、1H)、4.52−4.41(m,1H)、4.06(s,3H)、2.20(d,J=0.6Hz、3H)、2.17(d,J=0.9Hz、3H)、1.27(d,J=6.6Hz、6H);mp:228−229℃。
実施例66
(R)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(3−メチルブタン−2−イル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)367;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.03(d,J=8.0Hz、1H)、7.98(s,1H)、7.93−7.92(m,2H)、7.27(s,1H)、6.04(d,J=8.5Hz、1H)、4.30−4.25(m,1H)、4.06(s,3H)、2.22(s,3H)、2.17(s,3H)、2.01−1.94(m,1H)、1.18(d,J=7.0Hz、3H)、0.95−0.92(m,6H);mp範囲:75−80℃;[α]20 D −38.1°(c 0.11、MeOH)。
実施例67
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(1−(ピリジン−2−イル)エチル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)402;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.55−8.53(m,1H)、8.05(d,J=1.0Hz、1H)、8.00−7.90(m,3H)、7.75−7.69(m,1H)、7.44−7.41(m,1H)、7.28−7.21(m,2H)、6.87(d,J=7.2Hz、1H)、5.49(sym m,1H)、4.06(s,3H)、2.34(s,3H)、2.16(d,J=0.60Hz、3H)、1.60(d,J=7.2Hz、3H);mp範囲:82−88℃;[α]20 D −51.0°(c 0.10、MeOH)。
実施例68
(R)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(1−フェニルエチル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)401;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.01−7.89(m,4H)、7.46−7.32(m,2H)、7.30−7.26(m,3H)、7.21−7.16(m,1H)、6.83(d,J=7.5Hz、1H)、5.49(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.31(d,J=0.6Hz、3H)、2.16(d,J=0.6Hz、3H)、1.57(d,J=6.9Hz、3H);mp範囲:91−102℃;[α]20 D +102.5°(c 0.14、MeOH)。
実施例69
(S)−N−(1−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)433;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.00−7.89(m,4H)、7.48(dd,J=8.4、6.6Hz、1H)、7.27(s,1H)、7.01−6.90(m,2H)、6.85(d,J=7.5Hz、1H)、5.46(m,1H)、4.05(s,3H)、2.47(s,3H)、2.31(s,3H)、2.16(s,3H)、1.50(d,J=6.6Hz、3H);mp範囲:84−96℃;[α]20 D −20.8°(c 0.17、メタノール)。
実施例70
N−シクロプロピル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)337;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.06(d,J=8.1Hz、1H)、8.00−7.94(m,3H)、7.28(s,1H)、6.76(d,J=3.0Hz、1H)、4.06(s,3H)、2.97−2.90(m,1H)、2.17(d,J=0.6Hz、6H)、0.80−0.74(m,2H)、0.60−0.55(m,2H);mp範囲:97−118℃。
実施例71
(R)−2−(4−フルオロフェニル)−2−((6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−イル)アミノ)エタノール
ESI MS(M+H)435;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.03(d,J=0.9Hz、1H)、7.99(d,J=8.1Hz、1H)、7.93−7.90(m,2H)、7.50−7.45(m,2H)、7.27(s,1H)、7.12(t,J=9.0Hz、2H)、6.69(d,J=7.5Hz、1H)、5.38(q,J=7.2Hz、1H)、5.03(t,J=6.0Hz、1H)、4.05(s,3H)、3.84−3.67(m,2H)、2.33(d,J=0.6Hz、3H)、2.16(d,J=0.9Hz、3H);mp範囲:130−146℃;[α]20 D −62.7°(c 0.13、MeOH)。
実施例72
(+/−)−トランス−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(2−フェニルシクロプロピル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)413;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.05−8.02(m,2H)、7.94−7.92(m,2H)、7.32−7.27(m,3H)、7.22−7.17(m,3H)、6.95(d,J=3.5Hz、1H)、4.07(s,3H)、3.21−3.17(m,1H)、2.22(s,3H)、2.17(s,3H)、2.07−2.03(m,1H)、1.45−1.42(m,1H)、1.30−1.26(m,1H);mp:99−102℃。
実施例73
N−(3−(4−フルオロフェニル)プロピル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)433;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.03(d,J=8.5Hz、1H)、7.99(s,1H)、7.94−7.92(m,2H)、7.30−7.27(m,3H)、7.12−7.08(m,2H)、6.60−6.58(m,1H)、4.06(s,3H)、3.56−3.52(m,2H)、2.69(t,J=7.5Hz、2H)、2.19(s,3H)、2.17(s,3H)、2.00−1.93(m,2H);mp:204−206℃。
実施例74
(+/−)−N−(1−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)442;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.09(d,J=1.0Hz、1H)、7.99(d,J=8.0Hz、1H)、7.93−7.90(m,2H)、7.70−7.68(m,2H)、7.38−7.33(m,2H)、7.26(s,1H)、7.21(d,J=7.0Hz、1H)、5.74(sym m,1H)、4.07(s,3H)、2.33(s,3H)、2.16(s,3H)、1.77(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:126−133℃。
実施例75
(S)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(1−(2,4,6−トリフルオロフェニル)エチル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)455;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.05−7.97(m,2H)、7.94(d,J=1.2Hz、1H)、7.91(d,J=7.8Hz、1H)、7.28(t,J=1.2Hz、1H)、7.18−7.05(m,2H)、6.75(d,J=6.9Hz、1H)、5.66(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.27(d,J=0.6Hz、3H)、2.16(d,J=0.9Hz、3H)、1.66(d,J=7.2Hz、3H);mp範囲:82−92℃;[α]20 D −154.5°(c 0.18、メタノール)。
実施例76
(S)−N−(3,3−ジメチルブタン−2−イル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)381;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.04−7.92(m,4H)、7.28(s,1H)、5.67(d,J=9.3Hz、1H)、4.65−4.55(m,1H)、4.06(s,3H)、2.24(d,J=0.6Hz、3H)、2.17(d,J=0.9Hz、3H)、1.17(d,J=6.6Hz、3H)、0.95(s,9H);mp範囲:268−283℃;[α]20 D +55.4°(c 0.11、MeOH)。
実施例77
(S)−4−(1−((6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−イル)アミノ)エチル)ベンゾニトリル
ESI MS(M+H)426;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.03(d,J=0.9Hz、1H)、7.96(d,J=8.1Hz、1H)、7.93(d,J=1.2Hz、1H)、7.91(d,J=8.1Hz、1H)、7.97−7.76(m,2H)、7.63(d,J=8.1Hz、2H)、7.27(t,J=1.2Hz、1H)、6.97(d,J=7.2Hz、1H)、5.49(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.34(d,J=0.9Hz、3H)、2.15(d,J=0.9Hz、3H)、1.58(d,J=6.9Hz、3H);mp範囲:102−110℃;[α]20 D −145.3°(c 0.26、メタノール)。
実施例78
N−シクロペンチル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)365;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.04(d,J=7.8Hz、1H)、7.98(s,1H)、7.94−7.92(m,2H)、7.21(s,1H)、6.26(d,J=6.6Hz、1H)、4.57−4.45(m,1H)、4.06(s,3H)、2.21(s,3H)、2.17(d,J=0.9Hz、3H)、2.09−2.01(m,2H)、1.74−1.70(m,2H)、1.65−1.56(m,4H);mp範囲:97−109℃。
実施例79
(S)−N−(1−(4−フルオロフェニル)ブチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)447;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 7.99−7.97(m,2H)、7.93−7.90(m,2H)、7.50−7.47(m,2H)、7.26(s,1H)、7.14−7.09(m,2H)、6.77(d,J=8.0Hz、1H)、5.39−5.34(m,1H)、4.05(s,3H)、2.36(s,3H)、2.16(s,3H)、2.01−1.95(m,1H)、1.78−1.73(m,1H)、1.48−1.43(m,1H)、1.35−1.29(m,1H)、0.92(t,J=7.0Hz、3H);mp範囲:99−106℃;[α]20 D −134.6°(c 0.11、MeOH)。
実施例80
(S)−2−(4−フルオロフェニル)−2−((6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−イル)アミノ)エタノール
ESI MS(M+H)435;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.03(d,J=0.9Hz、1H)、7.99(d,J=8.1Hz、1H)、7.93−7.90(m,2H)、7.50−7.45(m,2H)、7.27(s,1H)、7.12(t,J=9.0Hz、2H)、6.68(d,J=7.5Hz、1H)、5.38(q,J=7.2Hz、1H)、5.02(t,J=6.0Hz、1H)、4.05(s,3H)、3.84−3.67(m,2H)、2.33(d,J=0.6Hz、3H)、2.16(d,J=0.9Hz、3H);mp範囲:129−142℃;[α]20 D +58.2°(c 0.10、MeOH)。
実施例81
N−シクロヘキシル−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)379;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.03(d,J=7.8Hz、1H)、7.98(s,1H)、7.94−7.92(m,2H)、7.27(t,J=0.9Hz、1H)、6.15(d,J=6.6Hz、1H)、4.18−4.09(m,1H)、4.05(s,3H)、2.19(d,J=0.6Hz、3H)、2.16(d,J=0.6Hz、3H)、2.06−1.95(m,2H)、1.82−1.73(m,2H)、1.70−1.62(m,1H)、1.43−1.29(m,4H)、1.23−1.16(m,1H);mp範囲:120−129℃。
実施例82
(S)−N−(1−(4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)487;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.02(d,J=0.9Hz、1H)、8.00−7.86(m,1H)、7.97(d,J=8.1Hz、1H)、7.93(d,J=1.2Hz、1H)、7.90(d,J=8.1Hz、1H)、7.58(dd,J=9.3、2.7Hz、1H)、7.52(dt,J=8.7、2.7Hz、1H)、7.27(t,J=1.2Hz、1H)、6.91(d,J=6.9Hz、1H)、5.72(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.35(d,J=0.6Hz、3H)、2.15(d,J=0.6Hz、3H)、1.56(d,J=6.9Hz、3H);mp範囲:86−98℃;[α]20 D −33.1°(c 0.32、メタノール)。
実施例83
N−((1R,2S)−2−(3,4−ジフルオロフェニル)シクロプロピル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)449;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.05−8.02(m,2H)、7.95−7.92(m,2H)、7.40−7.28(m,3H)、7.11−7.07(m,1H)、7.01(d,J=3.3Hz、1H)、4.06(s,3H)、3.18−3.12(m,1H)、2.21(d,J=0.6Hz、3H)、2.16(d,J=0.9Hz、3H)、2.08−2.01(m,1H)、1.51−1.44(m,1H)、1.36−1.29(m,1H);mp範囲:95−106℃;[α]20 D −56.3°(c 0.14、MeOH)。
実施例84
(S)−4−(1−((6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−イル)アミノ)プロピル)ベンゾニトリル
ESI MS(M+H)440;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.04−7.90(m,4H)、7.78(d,J=8.4Hz、2H)、7.65(d,J=8.4Hz、2H)、7.31(s,1H)、6.92(d,J=7.8Hz、1H)、5.30−5.23(m,1H)、4.05(s,3H)、2.33(s,3H)、2.17(s,3H)、2.05−1.93(m,1H)、1.90−1.79(m,1H)、0.98(t,J=7.2Hz、3H);mp範囲:74−81℃;[α]20 D −123.5°(c 0.09、MeOH)。
実施例85
N−(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)415;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.06−8.01(m,2H)、7.95−7.92(m,2H)、7.27(s,1H)、6.28(d,J=6.6Hz、1H)、4.39−4.30(m,1H)、4.06(s,3H)、2.21(d,J=0.9Hz、3H)、2.17(d,J=0.6Hz、3H)、2.08−1.90(m,6H)、1.76−1.65(m,2H);mp範囲:118−133℃。
実施例86
(S)−N−(1−(2−フルオロフェニル)ブチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)447;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.00−7.97(m,2H)、7.92−7.89(m,2H)、7.53−7.49(m,1H)、7.26−7.21(m,2H)、7.17−7.10(m,2H)、6.79(d,J=8.0Hz、1H)、5.67(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.34(s,3H)、2.15(s,3H)、2.03−1.96(m,1H)、1.78−1.73(m,1H)、1.55−1.48(m,1H)、1.40−1.34(m,1H)、0.94(t,J=7.0Hz、3H);mp範囲:87−97℃;[α]20 D −78.0°(c 0.12、MeOH)。
実施例87
(R)−N−(1−(4−フルオロフェニル)−2−メトキシエチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)449;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.02(d,J=1.0Hz、1H)、7.99(d,J=8.0Hz、1H)、7.93−7.90(m,2H)、7.53−7.50(m,2H)、7.26(s,1H)、7.16−7.12(m,2H)、6.80(d,J=7.5Hz、1H)、5.62(sym m,1H)、4.05(s,3H)、3.83−3.79(m,1H)、3.64−3.61(m,1H)、3.30(s,3H)、2.31(d,J=0.5Hz、3H)、2.16(d,J=0.5Hz、3H);mp範囲:87−95℃;[α]20 D −54.2°(c 0.14、MeOH)。
実施例88
(S)−N−(1−(2−フルオロフェニル)プロピル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)433;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.01(d,J=1.0Hz、1H)、7.98(d,J=8.0Hz、1H)、7.92−7.90(m,2H)、7.59−7.49(m,1H)、7.26−7.22(m,2H)、7.18−7.10(m,2H)、6.78(d,J=8.0Hz、1H)、5.55(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.34(d,J =1.0Hz、3H)、2.16(s,3H)、2.03−1.97(m,1H)、1.86−1.81(m,1H)、0.99(t,J=7.0Hz、3H);mp範囲:97−103℃;[α]20 D +106.8°(c 0.11、MeOH)。
実施例89
(S)−N−(1−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)453;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.03(d,J=0.9Hz、1H)、7.98(d,J=8.1Hz、1H)、7.93(d,J=1.2Hz、1H)、7.91(d,J=8.1Hz、1H)、7.55(dd,J=9.0、6.6Hz、1H)、7.42(dd,J=8.7、2.7Hz、1H)、7.27(t,J=1.2Hz、1H)、7.15(dt,J=8.4、2.7Hz、1H)、6.98(d,J=7.2Hz、1H)、5.67(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.36(d,J=0.9Hz、3H)、2.15(d,J=0.9Hz、3H)、1.54(d,J=6.9Hz、3H);mp範囲:92−104℃;[α]20 D +63.0°(c 0.18、メタノール)。
実施例90
(S)−N−(1−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)449;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.01(d,J=0.9Hz、1H)、7.97(d,J=8.1Hz、1H)、7.93(s,1H)、7.91(d,J=8.1Hz、1H)、7.30(dd,J=8.7、7.2Hz、1H)、7.27(t,J=1.2Hz、1H)、6.90(dd,J=11.4、2.4Hz、1H)、6.72(d,J=7.8Hz、1H)、6.67(dt,J=8.7、2.7Hz、1H)、5.70(sym m,1H)、4.05(s,3H)、3.89(s,3H)、2.34(d,J=0.6Hz、3H)、2.16(d,J=0.9Hz、3H)、1.48(d,J=6.9Hz、3H);mp範囲:86−98℃;[α]20 D −0.48°(c 0.21、メタノール)。
実施例91
(S)−N−(1−(2,3−ジフルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)437;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.03(d,J=1.0Hz、1H)、7.98(d,J=8.0Hz、1H)、7.93−7.90(m,2H)、7.29−7.23(m,3H)、7.14−7.10(m,1H)、6.93(d,J=7.5Hz、1H)、5.70(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.34(d,J=1.0Hz、3H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.59(d,J=7.5Hz、3H);mp範囲:118−125℃;[α]20 D −75.4°(c 0.12、MeOH)。
実施例92
(S)−N−(1−(5−フルオロピリジン−2−イル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)420;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.51(d,J=3.0Hz、1H)、8.04(d,J =1.0Hz、1H)、7.98(d,J=8.0Hz、1H)、7.93−7.90(m,2H)、7.67−7.62(m,1H)、7.51−7.48(m,1H)、7.27−7.26(m,1H)、6.84(d,J=7.0Hz、1H)、5.51(sym m,1H)、4.06(s,3H)、2.33(d,J=0.5Hz、3H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.59(d,J=7.0Hz、3H);mp範囲:170−185℃;[α]20 D −50.6°(c 0.14、MeOH)。
実施例93
(S)−2−(1−((6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−イル)アミノ)エチル)ベンゾニトリル
ESI MS(M+H)426;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.49(s,1H)、8.26(d,J=8.0Hz、1H)、8.08(d,J=8.0Hz、1H)、8.03(m,3H)、7.70−7.63(m,2H)、7.58−7.54(m,1H)、7.36(s,1H)、5.83−5.80(m,1H)、4.14(s,3H)、2.47(s,3H)、2.19(s,3H)、1.40(d,J=6.5Hz、3H);mp範囲:145−150℃;[α]20 D +9.0°(c 0.10、MeOH)。
実施例94
(S)−2−(6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−イル)−3−メチルイソインドリン−1−イミン
ESI MS(M+H)426;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 10.49(s,1H)、8.31(s,1H)、8.18(d,J=7.5Hz、1H)、8.02−7.95(m,3H)、7.68−7.53(m,3H)、7.32(s,1H)、5.06−5.04(m,1H)、4.12(s,3H)、2.18(s,3H)、2.07(s,3H)、1.55(d,J=6.0Hz、3H);mp範囲:>250℃。
実施例95
(S)−2−(1−((6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−イル)アミノ)プロピル)ベンゾニトリル
ESI MS(M+H)440;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.48(s,1H)、8.25(d,J=8.0Hz、1H)、8.09−8.02(m,4H)、7.66−7.62(m,2H)、7.56−7.53(m,1H)、7.35(s,1H)、5.93(m,1H)、4.14(s,3H)、2.19(s,3H)、2.50(s,3H)、2.06−1.95(m,1H)、1.89−1.81(m,1H)、0.58(t,J=7.5Hz、3H);mp範囲:144−149℃;[α]20 D +7.6°(c 0.13、MeOH)。
実施例96
(S)−3−エチル−2−(6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−イル)イソインドリン−1−イミン
ESI MS(M+H)440;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 10.44(s,1H)、8.31(d,J=1.0Hz、1H)、8.19(d,J=8.0Hz、1H)、8.02−7.95(m,3H)、7.66−7.63(m,2H)、7.57−7.55(m,1H)、7.32(d,J=1.0Hz、1H)、5.06(m,1H)、4.12(s,3H)、2.52(s,3H)、2.18(s,3H)、2.16−2.09(m,1H)、1.94−1.87(m,1H)、0.78(t,J=7.0Hz、3H);mp範囲:>250℃。
実施例97
N−(2,4−ジメチルペンタン−3−イル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)395;1H NMR(500MHz、CD3OD)δ 8.08(d,J=1.0Hz、1H)、8.02(d,J=8.0Hz、1H)、7.95(d,J=1.0Hz、1H)、7.85(d,J=8.0Hz、1H)、7.20(s,1H)、4.34(d,J=7.0Hz、1H)、4.13(s,3H)、2.30(d,J=1.0Hz、3H)、2.25(d,J=1.0Hz、3H)、2.08−2.01(m,2H)、0.98−0.85(m,12H)、N−Hは観察されなかった。
実施例98
6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(ペンタン−3−イル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)367;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.04−7.91(m,4H)、7.27(s,1H)、6.05(d,J=8.4Hz、1H)、4.31−4.19(m,1H)、4.05(s,3H)、2.21(s,3H)、2.16(d,J=0.6Hz、3H)、1.67−1.57(m,4H)、0.90(t,J=7.2Hz、6H);mp範囲:74−92℃。
実施例99
(シス/トランス)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチル−N−(4−(トリフルオロメチル)シクロヘキシル)ピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)447;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.06−8.02(m,2H)、7.95−7.92(m,2H)、7.28(t,J=1.2Hz、1H)、5.96(d,J=5.4Hz、1H)、4.37−4.29(m,1H)、4.06(s,3H)、2.43−2.38(m,1H)、2.27(d,J=0.9Hz、3H)、2.17(d,J=0.9Hz、3H)、2.10−1.95(m,2H)、1.79−1.68(m,6H);mp範囲:118−130℃。
実施例100
(S)−N−(1−(2,3−ジメチルフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)429;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.01−7.89(m,4H)、7.30−7.26(m,2H)、7.00(t,J=1.2Hz、2H)、6.81(d,J=7.2Hz、1H)、5.73−5.64(m,1H)、4.04(s,3H)、2.32(s,6H)、2.26(s,3H)、2.15(s,3H)、1.49(d,J=6.9Hz、3H);mp範囲:128−144℃;[α]20 D +32.5°(c 0.12、MeOH)。
実施例101
(S)−N−(1−(2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)487;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.05(d,J=0.9Hz、1H)、7.99−7.90(m,3H)、7.78(t,J=7.5Hz、1H)、7.63(t,J=7.2Hz、1H)、7.33(t,J=8.1Hz、1H)、7.27(s,1H)、7.02(d,J=4.2Hz、1H)、5.76−5.67(m,1H)、4.05(s,3H)、2.37(s,3H)、2.15(d,J=0.6Hz、3H)、1.60(d,J=6.9Hz、3H);mp範囲:117−129℃;[α]20 D −6.5°(c 0.11、MeOH)。
実施例102
(R)−1−(4−フルオロフェニル)−1−((6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−イル)アミノ)−2−メチルプロパン−2−オール
ESI MS(M+H)463;1H NMR(500MHz、DMSO−d6)δ 8.02(d,J=1.0Hz、1H)、7.98(d,J=8.0Hz、1H)、7.92(d,J=1.5Hz、1H)、7.90(d,J=8.0Hz、1H)、7.54−7.48(m,2H)、7.26(t,J=1.0Hz、1H)、7.12−7.06(m,2H)、6.19(d,J=8.0Hz、1H)、5.25(d,J=8.5Hz、1H)、4.98(s,1H)、4.05(s,3H)、2.34(d,J=0.5Hz、3H)、2.16(d,J=1.0Hz、3H)、1.32(s,3H)、1.02(s,3H);mp範囲:135−146℃;[α]20 D −111.4°(c 0.11、MeOH)。
実施例103
(R)−N−(1−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)エチル)−6−(6−メトキシ−5−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−2−イル)−4−メチルピリダジン−3−アミン
ESI MS(M+H)453;1H NMR(300MHz、DMSO−d6)δ 8.03(d,J=0.9Hz、1H)、7.98(d,J=8.1Hz、1H)、7.93(d,J=1.2Hz、1H)、7.91(d,J=8.1Hz、1H)、7.55(dd,J=8.7、6.3Hz、1H)、7.42(dd,J=9.0、2.7Hz、1H)、7.27(t,J=0.9Hz、1H)、7.15(dt,J=8.7、2.7Hz、1H)、6.98(d,J=6.9Hz、1H)、5.67(sym m,1H)、4.05(s,3H)、2.36(d,J=0.9Hz、3H)、2.15(d,J=0.9Hz、3H)、1.54(d,J=6.9Hz、3H);mp範囲:98−106℃;[α]20 D −59.3°(c 0.25、メタノール)。
実施例A
実施例5〜102の化合物に対して行われたAβ42アッセイの結果の表。アッセイは、Aβ42 IC50(nM)である。
実施例B.
マウス血漿および脳Aβ42レベルに対する化合物1の効果(処理の7日後)。マウス血漿および脳におけるAβ42レベルに対する処理の7日後の化合物1の効果が、図2A(血漿)および図2B(脳)に示される。図2Aでは、減少パーセントは、10、25、および50mg/kgの投与量についてそれぞれ76%、91%および96%であった。図2Bでは、減少パーセントは、10、25、および50mg/kgの投与量についてそれぞれ36%、69%および85%であった。
マウス血漿および脳Aβ40レベルに対する化合物1の効果(処理の7日後)。マウス血漿および脳におけるAβ40レベルに対する処理の7日後の化合物1の効果が、図3A(血漿)および図3B(脳)に示される。図3Aでは、減少パーセントは、10、25、および50mg/kgの投与量についてそれぞれ62%、81%および91%であった。図3Bでは、減少パーセントは、10、25、および50mg/kgの投与量についてそれぞれ46%、69%および82%であった。
実施例C.
雄スプラーグドーリーラットにおける化合物1のラット血漿濃度の有効性試験。図4は、雄スプラーグドーリーラットに対する化合物1の投与の時間経過を示す:静脈内投与(iv)(1mg/kg)または経口投与([p)(5mg/kg)。経口バイオアベイラビリティは、60.3%であった。クリアランスは、89mL/時/kgであった。T1/2(iv)は、5.9時間であった。
ラット血漿およびCSF Aβ42レベルに対する化合物1の効果(処理の9日後)。ラット血漿およびCSFにおけるAβ42レベルに対する処理の9日後の化合物1の効果が、図5A(血漿)および図5B(CSF)に示される。図5Aでは、血漿中濃度の減少は、5、25、および50mg/kgの投与量についてそれぞれ81%、93%および97%であった。図5Bでは、CSFレベルの減少は、5、25、および50mg/kgの投与量についてそれぞれ43%、73%および86%であった。
ラット血漿およびCSF Aβ40レベルに対する化合物1の効果(処理の9日後)。ラット血漿およびCSFにおけるAβ40レベルに対する処理の9日後の化合物1の効果が、図6A(血漿)および図6B(CSF)に示される。図6Aでは、血漿中濃度の減少は、5、25、および50mg/kgの投与量についてそれぞれ61%、89%および95%であった。図6Bでは、CSFレベルの減少は、5、25、および50mg/kgの投与量についてそれぞれ47%、75%および85%であった。
実施例D.
化合物1は、APP−CTFの蓄積を引き起こさない。図7に示されるように、化合物1の投与は、5、25または50mg/kgの投与用量でAPP−CTF(C末端断片)の蓄積を引き起こさない。flAPPおよびb−アクチンは、図中の対照種である。1.0%のSDSを用いて調製された脳抽出物に、SDS−PAGEを実施し、PVDF膜に移し、免疫ブロット法を、抗APPカルボキシル末端抗体を用いて行った。
実施例E.
化合物1は、全Aβペプチドのレベルを減少させない。図8に示されるように、化合物1は、全Aβペプチドのレベルを減少させない。図は、化合物1の濃度の対数に対する溶媒対照パーセント(Aβ40/Aβ42/Aβ合計)(左軸)および溶媒対照パーセント(Aβ38)を示す。
実施例F.
ヒトAPP751を過剰発現する安定したH4ヒトグリオーマ細胞、またはH4−APP751細胞を、NΔE構築物でトランスフェクトし、次に、さらに24時間にわたって様々な濃度のSGSM化合物1(レーン1〜6)またはDAPT(レーン7〜10)で処理し、図9に示す。細胞を、トランスフェクションの48時間後に採取し、ウエスタンブロット法分析に適用した。Myc抗体を用いて、N末端におけるMycで標識されたNΔEDおよびNICDを評価した。β−アクチンをローディング対照として用いた。化合物1は、Notchプロセシングを阻害しなかったが、γ−セクレターゼ阻害剤であるDAPTまたはGSIは、Notchプロセシングを著しく阻害する。
実施例G.
ヒトAPP751を過剰発現する安定的にトランスフェクトされたH4ヒトグリオーマ細胞(H4−APP751細胞)を、Notch NδED構築物でトランスフェクトし、次に、24時間にわたってビヒクル、または様々な用量のGSM(40nM、200nM、1000nM、および5000nM)で処理した。細胞を、トランスフェクションの48時間後に採取し、ウエスタンブロット法分析に供した。Myc抗体を用いて、N末端におけるMycで標識されたNδEDおよびNICDを評価した。本発明者らの試験におけるGSMが、試験された全ての濃度でNICDレベルを減少させなかった一方、対照化合物、γ−セクレターゼ阻害剤、DAPTは、同じ実験においてNOTCHプロセシングを著しく阻害した。
化合物34、45、46および対照DAPTについてのこれらの実験の結果が、図10に示される。化合物34、45、および46は、Notchプロセシングを阻害しないが、γ−セクレターゼ阻害剤であるDAPTまたはGSIは、Notchプロセシングを著しく阻害する。