JP2017527162A - スイッチングジッタを低減する装置及び方法 - Google Patents

スイッチングジッタを低減する装置及び方法 Download PDF

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Abstract

チャネル物理層(C−PHY)スイッチングジッタを低減する装置及び方法が記載されている。装置は、対応する各ワイヤ上の少なくとも3つのデータ信号のスイッチングパターンを検出し、そのスイッチングパターンに基づいて、これら少なくとも3つのデータ信号の遅延を適応的に変化させるパターン依存遅延回路を含むことができる。その装置は、さらに、そのパターン依存遅延回路に結合され、それら少なくとも3つのデータ信号を送信する送信機を含むことができる。

Description

本願は、2014年7月8日に出願された「APPARATUS AND METHODS FOR REDUCING SWITCHING JITTER」と題する米国特許出願第14/325837号を優先権主張し、その全てについては参照により本開示に援用される。
本開示は、概して、電子回路に関する。より詳細には、本開示は、非限定的に、データ回路におけるスイッチングジッタを低減する装置及び方法に関する。
モバイルインダストリープロセッサインタフェース(MIPI)アライアンスのチャネル物理層(C−PHY)は、ディスプレイやカメラを含む周辺機器に接続するための限られた帯域幅でのチャネルにおいて高いスループットパフォーマンスを提供する、高速なシリアルインタフェース仕様である。C−PHYは、3つのワイヤセット(set of three wires)にわたって、シンボル当たりで高いビット数(例えば、1シンボル当たり2.28ビット)を搬送する3フェーズシンボル符号化に基づいている。C−PHYは、ワイヤの3つの状態、例えば、低、中及び高を用いてデータを符号化及び復号化することで、データレートを上げることができる。C−PHYは、また、ジッタ追跡の利点を提供することができる。例えば、クロックは、データトランザクションの全ての周期に組み込まれているので、たった周期から周期への(cycle-to-cycle)ジッタでも受信機に影響を与えることができる。しかし、C−PHYは、本来的には、異なるスイッチングステージのうちのスイッチングに関連した固有のジッタを示す。
本開示の実施形態は、下記に与える詳細な説明及び本開示の種々の実施形態の添付の図面からより十分に理解される。しかし、それらは、本開示を特定の実施形態に限定するものと受け取るべきでなく、説明及び理解のためだけのものである。
図1は、本開示の観点を組み込み、種々の実施形態に従う、スイッチングジッタを低減する例示のシステムアーキテクチャ図である。 図2は、本開示の観点を組み込み、種々の実施形態に従う、種々のスイッチングパターンの概略図である。 図3は、本開示の観点を組み込み、種々の実施形態に従う、スイッチングジッタを低減する例示のデバイスの概略図である。 図4は、本開示の観点を組み込み、種々の実施形態に従う、例示の装置のよって実行可能な例示のスイッチングジッタ低減処理のフロー図である。 図5は、本開示の観点を組み込み、種々の実施形態に従う、送信機でのスイッチングジッタ低減に関連した例示の波形を示すプロットセットである。 図6は、本開示の観点を組み込み、種々の実施形態に従う、チャネルでのスイッチングジッタ低減に関連した例示の波形を示すプロットセットである。 図7は、種々の実施形態に従う、開示された実施形態を実装するのに好適な例示のコンピュータデバイスを示すブロック図である。
実施形態は、スイッチングジッタを低減する装置及び方法を記載する。一つの実施形態においては、装置は、対応する各ワイヤ上での少なくとも3つのデータ信号のスイッチングパターンを検出し、その検出されたスイッチングパターンに基づいて、これら少なくとも3つのデータ信号の遅延を適応的に変化させるパターン依存遅延回路を含むことができる。その装置は、さらに、そのパターン依存遅延回路に結合され、それら少なくとも3つのデータ信号を送信する送信機を含むことができる。他の技術的効果は、ここに説明される種々の実施形態から明らかとなるものである。
次の説明においては、多数の詳細が、本開示の実施形態のより完全な説明を提供するために述べられる。しかし、当業者にとっては、本開示の実施形態は、これら特定の詳細がなくとも実装されることができることは明らかであるものである。他の具体例において、周知の構造及びデバイスは、詳細にではなく、ブロック図の形式で示される。本開示の実施形態を分かりにくくするのを避けるためである。
実施形態の対応する図面において、信号は線で表されることに留意する。いくつかの線はより太く、より構成する信号パスを示す、及び/又は一つ以上の端での矢印を有し、主な情報フロー方向を示す。そのような指示は、限定することを意図していない。むしろ、それらの線は、一つ以上の例示の実施形態に関連して用いられて、回路又は論理ユニットの理解をより簡単に促進する。設計の必要性又はプリファレンスによって示されるように、任意の表された信号は、一方向に伝搬する一つ以上の信号を現に含むことができ、任意の好適なタイプの信号スキームで実装されることができる。
明細書全体及び特許請求の範囲において、文言「接続された(connected)」は、何ら中間デバイスを有することなく、接続されているものの間の直接的な電気接続を意味する。文言「結合された(coupled)」は、接続されているものの間の直接的な電気接続又は、一つ以上のパッシブ又はアクティブな中間デバイスを通じた間接的な接続を意味する。文言「回路(circuit)」は、互いに協働するように配され、所望の機能を提供する一つ以上のパッシブ及び/又はアクティブなコンポーネントを意味する。文言「信号」は、少なくとも一つの電流信号、電圧信号又はデータ/クロック信号を意味する。「一つ(a、an及びthe)」の意味は、複数の参照を含む。「おける(in)」の意味は、「おける(in)」及び「上(on)」を含む。
文言「実質的に(substantially)」、「近接した(close)」、「大体(approximately)」、「近い(near)」及び「約(about)」は、概して、目標値の+/−20%以内にあることを示す。文言「スケーリング(scaling)」は、概して、一つのプロセス技術から他のプロセス技術へ設計(概念及びレイアウト)を変換すること示す。文言「スケーリング(scaling)」は、また、概して、レイアウト及びデバイスを同じ技術ノード内にダウンサイジングすることも示す。文言「スケーリング(scaling)」は、また、他のパラメータ、例えば、電力供給レベルに対する信号周波数を調整する(例えば、遅くする)ことを示す。
特筆されない限り、順序の形容詞「第一(first)」、「第二(second)」及び「第三(third)」等は、類似のオブジェクトの異なるインスタンスが参照されたことのみを示し、そのように記載されたオブジェクトが、所与のシーケンスで、一時的に、空間的に、順序で、その他やり方であると示唆することを意図していない。
実施形態を目的として、トランジスタは、金属酸化物半導体(MOS)トランジスタであり、これは、ドレイン、ソース、ゲート及びバルク端子を含む。トランジスタは、また、トリゲート(Tri-Gate)及びフィンフェット(FinFet)トランジスタ、ゲートオールアラウンドシリンドリカルトランジスタ(Gate All Around Cylindrical Transistor)又はカーボンナノチューブ又はスピントロニクスデバイス等の、トランジスタの機能を実装する他のデバイスを含む。ソース及びドレイン端子は、同一性の端子であることができ、ここでは相互変換可能に用いられることができる。当業者は、他のトランジスタ、例えば、バイポーラジャンクション(bipolar junction)トランジスタ(BJT)が本願の範囲を逸脱することなく用いられることができると理解するものである。文言「MN」は、N型のトランジスタ(例えば、NMOS、NPN BJT等)を示し、文言「MP」は、P型のトランジスタ(例えば、PMOS、PNP BJT等)を示す。
図1は、本開示の観点を組み込み、種々の実施形態に従う、スイッチングジッタを低減するコンピューティングシステム100を示す。一つの実施形態においては、コンピューティングシステム100は、送信機114(Tx)を有するデバイス110と、受信機122(Rx)を有するデバイス120と、デバイス110と120との間のポイントからポイントへのレーン相互接続を形成す3つの送信ラインTL1〜TL3(TL)と、を含む。実施形態においては、デバイス110は、複数の三つの信号A、B及びCをそれぞれ受信し、それら三つの信号の遅延バージョンをTx114に通過させることができるパターン依存遅延回路112(PDDC)を含むことができる。PDDC112によって提供された遅延は、それら三つの信号の検出されたスイッチパターンに依存することができる。
種々の実施形態において、Tx114は、送信ラインTL1、TL2及びTL3にわたって、三つの信号A、B及びC(例えば、PDDC112から受信するような、三つの信号A、B及びCの遅延バージョン)をRx122にそれぞれ送信することができる。Rx122の入力での三つのTL(つまり、TL1、TL2及びTL3)の電圧レベルは、それぞれV、V及びVである。ここで、電圧レベルV、V及びVは、また、それぞれ、相互変換可能に信号A、B及びCとして呼ばれるものである。
実施形態において、コンピューティングシステム600は、チャネルレート制限がファクタであるモバイル用途に好適な、高速で、レート効率のよいPHYを定義するC−PHY仕様に互換性があることができる。実施形態において、3フェーズシンボル符号化技術がデバイス110及び120で用いられて、3つのワイヤ送信ラインTL1〜TL3にわたって、シンボル当たり大体2.28ビットを搬送することができる。実施形態において、Tx114及びRx122は1秒当たり2.5ギガシンボルのレートで通信することができる。ここでの実施形態は、C−PHYシグナリングに関連して説明されているが、実施形態は、3つ以上の送信ライン及び3つ以上の論理状態を採用する任意の好適な通信プロトコルで用いられることができるのは明らかである。
いくつかの実施形態においては、デバイス110は、カメラ又はディスプレイを含むことができ、デバイス120は、ホストモバイルデバイスであることができる。実施形態において、デバイス110は、マスタであり、デバイス120は、マスタとスレーブとの同期接続にあるスレーブであることができる。デバイス110は、高速データ信号を提供することができ、主なデータソースであることができ、デバイス120は、そこからデータ信号を受信することができる(例えば、メインデータシンク)。
デバイス110からデバイス120へのデータ通信の方向は順方向として示されることができる。いくつかの実施形態においては、デバイス110と120との間のポイントからポイントへのレーン相互接続は、両方向レーンであることができる。デバイス110と120との間のポイントからポイントへのレーン相互接続は、例えば、デバイス110からデバイス120への、高速データトラフィックのための高速シグナリングモードを提供することができる。さらに、デバイス110と120との間のポイントからポイントまでのレーン相互接続は、例えば、デバイス120からデバイス110への制御信号の送信などの、制御目的のための低出力シグナリングモードを提供する。いくつかの実施形態においては、デバイス110と120との間のポイントからポイントへのレーン相互接続は、単一方向レーンであり、順方向での通信のみをサポートする。
実施形態において、PDDC112は、信号をTx114に送信する前に、パターン依存遅延(PDD)ライン技術を用いて、3つの信号A、B及びCに関連付けられた固有のスイッチジッタを低減するのに用いられることができる。このようにして、デバイス110でのスイッチングジッタは低減されることができる。結果として、アイマージン(eye margin)は、デバイス120で改善されることができる。
図2は、本開示の観点を組み込み、種々の実施形態に従う、スイッチングパターン210、212、220、222、230、240、242、250及び252を示す概念図である。任意の他の図の要素と同じ符号(又は名称)を有する図2の要素は、説明されたものと同様なやり方で動作する、又は機能することができるが、そのようには限定されない。実施形態を分かりにくくしないようにするため、以前に述べられた要素及び特徴は繰り返されない可能性がある。
実施形態において、データは、対応する各ワイヤ上で駆動された信号A、B及びCの3つの状態、例えば、低、中及び高を用いて符号化され、復号化されることができる。例えば、3つのワイヤのうちの2つは反対のレベルに駆動されることができ、3つ目のワイヤが中レベルに終結されるようにすることができる。クロックリカバリを簡潔にするため、クロックタイミングは各シンボルに符号化されることができ、ワイヤ上に駆動された電圧の組み合わせが各シンボルで変更されることを必要とする。
3つのワイヤがそれぞれ異なる電圧を搬送するとき、6つの可能性のあるワイヤ状態がある。ここで、ワイヤ状態は、レーンの3つのラインで駆動された信号レベルの組み合わせである。高速ユニットインターバル(UI)中は、6つの可能性のあるワイヤ状態のうちの一つがレーンに駆動され、レーンの3つのラインのそれぞれが、3つの信号レベル、例えば、低、中及び高の一つに駆動される。実施形態において、レーンの3つのラインのそれぞれが、所与の時間で異なる信号レベルに駆動されることができる。このため、3つのラインのそれぞれでの異なる信号レベルでの6つの可能性のあるワイヤ状態は同時にあり得る。任意の所与のワイヤ状態からは、次のワイヤ状態について5つの可能性のある移行があることができる。
図2に示されるように、本実施形態においては、信号A、B及びCについての開始ワイヤ状態は、それぞれ、高、中及び低である。例えば、信号A、B及びCの電圧は、それぞれ、3/4V、1/2V及び1/4Vである。ここで、Vは、電圧の単位を表すことができる。各ユニットインターバル(UI)においては、信号A、B及びCの電圧は、3/4V、1/2V及び1/4Vの間で切り替わることができる。
図1に関連して、PDDC112を用いないと、次のワイヤ状態への5つの可能性のある移行は、図2のパターン210、220、230、240及び250により示される。パターン210においては、次のワイヤ状態は、A、B及びCについて、それぞれ、高、低及び中である。パターン220においては、次のワイヤ状態は、A、B及びCについて、それぞれ、中、高及び低である。パターン230においては、次のワイヤ状態は、A、B及びCについて、それぞれ、低、中及び高である。パターン240においては、次のワイヤ状態は、A、B及びCについて、それぞれ、中、低及び高である。パターン250においては、次のワイヤ状態は、A、B及びCについて、それぞれ、低、高及び中である。
種々の実施形態においては、パターン212、222、232、242及び252が、PDDC112が用いられたときの次のワイヤ状態への5つの可能性のある移行を示している。分かるように、パターン210、220及び230は固有のスイッチングジッタには関連付けられていない。ゆえに、信号A、B及びCは、図1に関連して、任意の信号について何ら遅延を導入せずに、PDDC112を通過することができる。ゆえに、212、222及び232のパターンは、図1に関連して、PDDC112を通過した後でも、それぞれ、210、220及び230のパターンと実質的に同一のままである。
しかし、パターン240及び250は、示されているように、固有のスイッチングジッタに遭遇する。例えば、パターン240に関して、AB、BC及びCAスイッチングの不整合性が、性質上、AB、BC及びCAのスイッチング不確実性を導入する。信号を駆動するドライバがよりゆっくりしたスルーレートを有する場合、スイッチングジッタはさらに増幅される可能性がある。実施形態において、PDDC112は信号A、B及びCにパターン依存遅延を導入することで、スイッチングジッタを低減する。パターン240の場合においては、短い遅延(short delay)が信号Aに導入されることができ、通常の遅延(medium delay)が信号Bに導入されることができ、長い遅延(long delay)が信号Cに導入されることができる。パターン250の場合においては、スイッチングジッタが低減されることができるように、大きくなった長さに応じて適切な遅延が信号C、A及びBに導入されることができる。示されているように、PDDC112によって信号A、B及びCについて適切な遅延を導入した後は、スイッチングパターン242及び252は、実質的にそれぞれ低減されたスイッチングジッタを有する。
他の実施形態においては、信号A、B及びCについての開始ワイヤ状態は、図2に示されたものと異なっていることができるが、例えば、各信号がその前の電圧レベルとは異なる電圧レベルに切り替わるとき等、スイッチングジッタはいくつかのスイッチングパターンにおいて依然として存在する。詳細には、信号A、B及びCが(高、低、中)から(中、高、低)に、(高、低、中)から(低、中、高)に、(中、低、高)から(高、中、低)に、(中、低、高)から(低、高、中)に、(中、高、低)から(高、低、中)に、(中、高、低)から(低、中、高)に、(低、高、中)から(高、中、低)に、(低、高、中)から(中、低、高)に、(低、中、高)から(高、低、中)に、又は(低、中、高)から(中、高、低)に切り替わることができる。これらの場合において、例えば、図1に関連して、PDDC112によりパターン依存遅延を提供した後は、スイッチングジッタは低減されることができる。本開示における教示により強化されると、スイッチングジッタがデータをレーン(例えば、TL1〜TL3)に送信する前に低減されることができ、アイマージンがさらに、受信機に対してオープンになることができる。
図3は、本開示の観点を組み込んだ、種々の実施形態に従う、C−PHYスイッチングジッタを低減する例示のデバイスの概略図である。任意の他の図の要素と同じ符号(又は名称)を有する図3の要素は、説明されたものと同様なやり方で動作する、又は機能することができるが、そのようには限定されない。実施形態を分かりにくくしないようにするため、以前に述べられた要素及び特徴は繰り返されない可能性がある。
実施形態において、パターン依存遅延回路(PDDC)300は、信号A、B及びCに関連付けられたスイッチングパターンを検出するパターン検出器310を含むことができる。パターン検出器310は、信号A、B又はCのそれぞれに関連付けられた論理状態を検出することができる。例として、高、中及び低の論理状態は、それぞれ、3/4V、1/2V及び1/4Vの電圧に関連付けられている。ここで、Vは、電圧の単位を表すことができる。実施形態において、信号A、B又はCは、それぞれ、高、中、低等の少なくとも3つの異なる論理状態を有することができる。信号は、一つの論理状態から他の論理状態に切り替わることができる。
パターン検出器310は、対応する各ワイヤ上での少なくとも3つのデータ信号のスイッチングパターンを検出することができる。いくつかの実施形態においては、パターン検出器310は、対応する各ワイヤ上での、前の論理状態のメモリと、現在の論理状態の認識を有することができる。ゆえに、パターン検出器310は、データ信号の、前の論理状態および現在の論理状態に基づいて、スイッチングパターンを検出することができる。例として、図2に関連して、パターン検出器310は、信号A、B及びCの、前の論理状態(高、中、低)及び現在の論理状態(中、低、高)に基づいて、パターン240を検出することができる。
PDDC300は、また、遅延モジュール330を含むことができ、検出されたスイッチングパターンに基づいて、信号A、B及びCの遅延を変更する。いくつかの実施形態においては、パターン検出器310が、信号がそれぞれ、同じ期間中に状態移行を受けていると検出したときは、パターン検出器310は、信号A、B及びCの遅延を変更する遅延モジュール330に一つ以上の制御信号を送信することができる。例として、図2に関連して、パターン検出器310は、パターン250におけるそれぞれの信号が、状態移行を受けていることを検出することができる。例えば、信号Aは高から低に切り替わり、信号Bは中から高に切り替わり、信号Cは低から中に切り替わる。この場合、制御信号が遅延モジュール330を作動させて、それぞれの信号について異なる遅延を生じさせる。
実施形態において、DC331、333及び335等の、多数の遅延コントローラ(DC)を含むことができる。遅延モジュールは、また、CD331、333及び335にそれぞれ結合されたサンプラ332、334、336等の、多数のサンプラを含むことができる。実施形態において、CD331、333及び335は、それぞれ、サンプラ332、334及び336と対となっていることができ、対応する各ワイヤに遅延を生じさせる。例として、クロック320から共通クロック信号を受信することができ、例えば、パターン検出器310から受信した制御信号に基づいて、遅延をクロック信号に付加することができる。それに続いて、遅延されたクロック信号は、サンプラ332がやがて後ほどデータをサンプルするように制御する、つまり、信号Aに遅延を追加する。
実施形態において、PDDC300は、検出されたスイッチングパターンに基づいて、信号A、B及びCの遅延を適応的に変化させることができる。PDDC300は、図2に関連して、パターン240及び250等の、いくつかのスイッチングパターンに関連付けられたスイッチングジッタを低減することができる。いくつかの実施形態において、低減されたスイッチングジッタを備えたデータ信号は、さらに、Tx342、Tx344、Tx346等の送信機によって、受信機に送信されることができる。実施形態において、PDDC300は、C−PHYスイッチングジッタを低減するのに用いられることができる。そのような場合、Tx342、Tx344及びTx346は、MIPIのC−PHY準拠の送信機であることができる。
図4は、本開示の観点を組み込み、種々の実施形態に従う、例示の装置によって実行可能な例示のC−PHYスイッチングジッタ低減処理のフロー図である。示されるように、処理400は、図1〜3に開示された任意の構造を備えたデバイスによって行われることができ、本開示の一つ以上の実施形態を実装する。
実施形態において、処理400のブロック410では、対応する各ワイヤ上での複数のデータ信号のスイッチングパターンが、例えばパターン検出器310によって検出されることができる。実施形態においては、データ信号は、少なくとも異なる電圧レベルに表現されるように、少なくとも3つの論理状態を有することができ、従って、データ信号の論理状態は、電圧レベルに基づいて検出されることができる。実施形態において、複数のデータ信号の、前の論理状態と現在の論理状態とに基づいたスイッチングパターンが、例えば、図2に関連して説明されたように、検出されることができる。
次に、ブロック420では、複数のデータ信号の一つ以上についての遅延が、例えば、遅延モジュール330によって検出されたスイッチングパターンに基づいて、パターン依存遅延ライン技術を用いて導入されることができる。いくつかの実施形態においては、検出されたスイッチングパターンは、前の論理状態から異なる論理状態に切り替わるデータ信号を含む。この場合、適切な遅延が導入されて、検出されたスイッチングパターンに基づいたデータ信号はスイッチングジッタを低減する。例として、異なる遅延長さが異なる信号に導入されることができる。結果として、複数のデータ信号についてのスイッチングタイミングは、スイッチングジッタが低減されるような遅延に基づいて調整さえることができる。
次に、ブロック430において、複数のデータ信号が、例えば、Tx342、Tx344及びTx346によって送信されることができる。このようにして、送信側でのスイッチングジッタは低減されることができる。結果として、アイマージンは受信側で改善されることができる。
図5は、本開示の観点を組み込み、種々の実施形態に従う、送信機でのC−PHYスイッチングジッタに関連した例示の波形を示すプロットセットである。プロット510は、パターン依存遅延を適用することなく、送信機で測定された例示の波形を示す。一方、プロット520は、パターン依存遅延を適用した後の、送信機で測定された例示の波形を示す。
本実施形態においては、約3ピコファラッド(pf)の総パッドキャパシタンス(Cpad)及び1秒当たり2.5ギガサンプルの動作周波数が用いられてアイマージンを分析する。この場合において、チャネルマージンは、約0.2ユニットインターバル(UI)(例えば、約80ペタセカンド(ps))、送信機タイミング量(budget)は、約0.3UI(例えば、約120ps)である。示されているように、総マージンの0.15UI以上が、プロット510において固有のスイッチングジッタにより消費されている。一方で、プロット520においてスイッチングジッタ522は、送信機でのパターン依存遅延を適用した後、最小化されている。
図6は、本開示の観点を組み込み、種々の実施形態に従う、チャネルでのC−PHYスイッチングジッタ低減に関連した例示の波形を示すプロットセットである。実施形態において、プロット610及び620は、損失の多い(lossy)チャネルと通じて、受信機に到着したC−PHYシグナリングについて測定された波形を示す。C−PHYのためのチャネルの基本単位は、3つのワイヤセットである。
プロット610は、パターン依存遅延を適用することなく、チャネルで測定された例示の波形を示す。一方、プロット620は、パターン依存遅延を適用した後の、送信機で測定された例示の波形を示す。ゆえに、プロット610はPDDなしのベースラインリード(baseline read)である一方で、プロット620はスイッチングジッタ低減のための本開示の観点を組み込む。本実施形態において、プロット610及び620について使用された差分チャネル損失は、約−2.4デシベル(dB)である。
実施形態において、固有のスイッチングジッタは、性質上、チャネルを通じて増幅される可能性があり、アイマージンはチャネル損失がローパスフィルタとして動作されるため、アイマージンが実質的に悪化される可能性がある。このため、プロット610は、悪化したアイマージン612を示す。上記に述べられたようにいくつかの既知のパターンについてのスイッチングタイミングがPDDに基づいて調整された場合、送信機からのスイッチングジッタは、アイマージンが受信機で劇的に改善されることができるように最小化されることができる。つまり、プロット620は、改善されたアイマージン622によって示されるように、PDDを用いたプラットフォームマージン改善を示す。
図7は、種々の実施形態に従う、図1〜6に関連して説明された設計原理のいずれかで開示された実施形態を実装するのに好適な例示のコンピュータシステム700を示すブロック図である。一つの実施形態において、コンピュータシステム700は、コンピューティングタブレット、携帯電話又はスマートフォン、ワイヤレスイネイブルドe−リーダ、その他の無線モバイルデバイス等のモバイルコンピューティングデバイスを表す。所定のコンポーネントが一般的に示されており、そのようなデバイスの全てのコンポーネントがコンピューティングシステム700内に示されているわけではないと理解されるものである。
示されているように、コンピュータシステム700は、電源管理720と、多数のプロセッサ又はプロセッサコア710と、システムメモリ730と、プロセッサ読み取り可能で、プロセッサ実行可能な命令780を記憶した不揮発性メモリ(NVM)/ストレージ740と、スイッチングジッタを低減する少なくとも一つの構造を有するI/Oコントローラ750、これに類似する回路300又はPDDC112と、通信インタフェース760と、を含むことができる。本願においては、特許請求の範囲を含めて、「プロセッサ」及び「プロセッサコア」は、文脈で明示的にそうではないことを明示していない限り、同義語とみなされることができる。任意の他の図の要素と同じ符号(又は名称)を有する図7の要素は、説明されたものと同様なやり方で動作する、又は機能することができるが、そのようには限定されない。
一つの実施形態においては、プロセッサ710は、マイクロプロセッサ、アプリケーションプロセッサ、マイクロコントローラ、プログラマブル論理デバイス、その他の処理手段等の一つ以上の物理的デバイスを含むことができる。プロセッサ710により行われる処理動作は、アプリケーション及び/又はデバイス機能が実行されるオペレーティングプラットフォーム又はオペレーティングシステムの実行を含むことができる。処理動作は、人間のユーザ又は他のデバイスとの入出力(I/O)に関連した動作、電源管理に関連した動作及びコンピューティングシステム700を他のデバイに接続するのに関連した動作を含むことができる。処理動作は、また、音響I/O及び/又はディスプレイI/Oに関連した動作を含むことができる。
一つ以上のNVM/ストレージ740及び/又はシステムメモリ730は、有形の、非一時的なコンピュータ読み取り可能ストレージデバイス(ディスケット、ハードドライブ、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD−ROM)、ハードウェアストレージユニット、フラッシュメモリ、フェイズチェンジメモリ(PCM)、ソリッドステートドライブ(SSD)メモリ等)を含むことができる。NVM/ストレージ740及び/又はシステムメモリ730に記憶された命令780は、一つ以上のプロセッサ710によって実行可能であることができる。命令780は、図4に関連して示されるように、スイッチングジッタ低減動作を可能にする、又は不能にする特定の命令を含むことができる。
コンピュータシステム700は、また、I/Oコントローラ750を介してコンピュータシステム700に結合される入出力デバイス(図示せず)を含むことができる。I/Oコントローラ750は、そこを通じてユーザがシステムと相互作用することができる、コンピューティングシステム700に接続する追加的なデバイスのための接続ポイントを示す。例えば、I/Oコントローラ750を介してコンピュータシステム700に結合されることのできる種々のデバイスは、マイクロフォンデバイス、スピーカ若しくはステレオシステム、動作システム若しくは他のディスプレイデバイス、キーボード若しくはキーパッドデバイス、又はカードリーダ若しくは他のデバイス等の特定アプリケーションで用いるための他のI/Oデバイスを含むことができる。種々の実施形態においては、I/Oコントローラ750は、C−PHY仕様と互換性のある高速なシリアルインタフェースを含むことができ、それにより、ディスプレイやカメラを含む周辺機器に接続するための限られた帯域幅でのチャネルにおいて高いスループットパフォーマンスを提供することができる。これらの実施形態において、I/Oコントローラ750は、図1に関連したPDDC112又は図3に関連した回路300のような回路を含むことができる。このため、C−PHY固有のスイッチングジッタは、本開示で述べられたようなパターン依存遅延ライン技術を用いることで低減されることができる。
実施形態において、通信インタフェース760は、一つ以上のネットワークにわたって及び/又は他の好適なデバイスを用いてコンピューティングシステム700が通信するためのインタフェースを提供することができる。通信インタフェース760は、ネットワークアダプタ、一つ以上のアンテナ、無線インタフェース等の任意の好適なハードウェア及び/又はファームウェアを含むことができる。種々の実施形態において、通信インタフェース760は、コンピューティングシステム700のためのインタフェースを含み、ニアフィールドコミュニケーション(NFC)、光学通信、他のデバイスと直接的に(例えば、中間なしで)通信するその他の類似する技術を用いる。種々の実施形態においては、通信インタフェース760は、無線通信技術、例えば、ワイドバンドコードデイビジョンマルチプルアクセス(WCDMA)(登録商標)、グローバルシステムフォモバイルコミュニケーション(GSM)(登録商標)、ロングタームエボリューション(LTE)、WiFi、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、ジグビー(Zigbee)等と相互動作することができる。
図7の種々の要素は、一つ以上のバスを表すシステムバス770を介して互いに結合されていることができる。複数のバスの場合には、それらは、一つ以上のブリッジ(図示せず)によりブリッジされることができる。データは、I/Oコントローラ750を通じて、システムバス770を通過する、例えば、出力端子とプロセッサ710との間を通過することができる。
システムメモリ730は及びNVM/ストレージ740は、ワーキングコピー及び一つ以上のオペレーティングシステム、ファームウェアモジュール又はドライバ、アプリケーション等を実装するプログラミング命令の恒久的なコピーを記憶すると採用されるが、ここではまとめて命令780として示される。実施形態においては、命令780は、本開示で説明されたパターン依存遅延ライン技術を用いてC−PHYスイッチングジッタを低減する論理を含むことができる。プログラミング命令の恒久的なコピーは、工場内又はフィールド内で恒久的なストレージ、又は、例えば、コンパクトディスク(CD)又は(配布サーバから(図示せず))通信インタフェース760と通じた配布媒体(図示せず)に置かれることができる。
いくつかの実施形態においては、少なくとも一つのプロセッサ710は、I/Oコントローラ750とともにパッケージ化されることができる。いくつかの実施形態においては、少なくとも一つのプロセッサ710は、構造112/300を有するI/Oコントローラ750とともにパッケージ化されることができ、システムインパッケージ(SiP)を形成する。いくつかの実施形態においては、少なくとも一つのプロセッサ710は構造112/300を有するI/Oコントローラ750と同一のダイに統合されることができる。いくつかの実施形態においては、少なくとも一つのプロセッサ710は、構造112/300を有するI/Oコントローラ750と同一のダイに統合されることができ、システムオンチップ(SoC)を形成する。
種々の実施形態によれば、システム700の示された一つ以上のコンポーネント及び/又は他の要素は、キーボード、LCDスクリーン、不揮発性メモリポート、複数のアンテナ、グラフィクスプロセッサ、アプリケーションプロセッサ、スピーカ又は、カメラを含めた、その他の関連したモバイルデバイス要素を含むことができる。コンピュータシステム700の種々の要素の残りの構成要素は、知られており、したがって、さらに詳細には説明しない。
示された実施形態の上記の説明は、要約書に説明されたものを含めて、排他的であることや、開示されたまさにその形式に限られることを意図していない。特定の実施形態及び例は説明することを目的としてここでは記載されており、種々の修正が可能である。例えば、上記に説明された種々の実施形態における所定の要素の構成及び接続は、図1〜7に関連した教示から逸脱することなく修正されることができる。これらの及び他の修正は、上記の詳細な説明の観点からなされることができる。次に続く特許請求の範囲で用いられた文言は、明細書に開示された特定の実施形態に限られるように解釈されるべきではない。
明細書において、「ある実施形態(an emdobiment)」、「一つの実施形態(one embodiment)」、「いくつかの実施形態(some embodiments)」又は「他の実施形態(other embodiments)」への言及は、実施形態に関連して説明された特定の特徴、構造又は特性が少なくともいくつかの実施形態に含まれており、必ずしも全ての実施形態に含まれているわけではないことを意味する。「ある実施形態」、「一つの実施形態」又は「いくつかの実施形態」が多く登場するが、必ずしも全て同一の実施形態を示しているわけではない。コンポーネント、特徴、構造又は特性が「できる(may)」、「かもしれない(might)」又は「可能である(could)」が含まれているように、明細書で述べられている場合、その特定のコンポーネント、特徴、構造又は特性が含まれていることを要しない。明細書又は特許請求の範囲が「ある(a、an)」要素を言及する場合、それは、必ずしもたった一つの要素があることを意味しない。明細書又は特許請求の範囲が「追加的な(additional)」要素を言及した場合でも、追加的な要素が一つよりも多くあることを排除しない。
さらに、特定の特徴、構造、機能又は特性は、一つ以上の実施形態において任意の好適なやり方で組み合わせられることができる。例えば、第一実施形態は第二実施形態に、その二つの実施形態で関連付けられた特定の特徴、構造、機能又は特性が相互に排他的にでないものはどれについても組み合わせられることができる。
本開示は、特定の実施形態に関連して説明されたが、前述の説明に照らすと、そのような実施形態の多くの代替物、修正物及びバリーエーションは当業者には明らかなものである。例えば、他のメモリアーキテクチャ、例えば、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)が開示された実施形態を用いることができる。開示の実施形態は、添付の特許請求の範囲の範囲内となるように、そのような代替物、修正物及びバリーションの全てを包含することを意図している。
追加的に、周知の集積回路(IC)チップへの電力/グラウンド接続及び他のコンポーネントは、図示及び説明のため、表された図面に示されることもできるし、示されないこともでき、開示を分かりにくくしないようにしている。さらに、本開示を分かりにくくするの避けるため、また、ブロック図アレンジメントの実装に関しての詳細は、本開示が実装されるプラットフォームに高く依存するという事実から、アレンジメントはブロック図で示されることができる(つまり、そのような詳細が、当業者の範囲にとっては十分であるというべきである)。特定の詳細(例えば、回路)が、本開示の例示の実施形態を説明するために明記されているが、本開示は、これらの特定の詳細なしに、又はそのバリーエーションを有して実施されることができることが当業者には明らかであるべきである。ゆえに、本説明は、限定ではなく例示とみなされるものである。
次の例は、さらなる実施形態に関連する。例における詳細は、一つ以上の実施形態においてどこででも用いられることができる。また、ここに記載された装置の全ての任意の特徴は、方法又はプロセスに関して実装されることができる。
例1は、スイッチングジッタを低減する装置であって、パターン依存遅延回路を含むことができる。そのパターン依存遅延回路は、さらに、対応する各ワイヤ上での少なくとも3つのデータ信号のスイッチングパターンを検出するパターン検出器と、そのパターン検出器に結合され、検出されたそのスイッチングパターンに基づいて、その少なくとも3つのデータ信号の遅延を適応的に変化させる遅延モジュールと、を含むことができる。この装置は、さらに、そのパターン依存遅延回路に結合され、その少なくとも3つのデータ信号を送信する送信機と、を含むことができる。
例2は、例1の主題を含むことができ、さらに、その少なくとも3つのデータ信号の各データ信号は、少なくとも3つの論理状態に切り替わる、ことを特定することができる。
例3は、例2の主題を含むことができ、さらに、その少なくとも3つのデータ信号は、異なる論理状態にある、ことを特定することができる
例4は、例1〜3のいずれか一つの主題を含むことができ、さらに、そのパターン検出器は、その少なくとも3つのデータ信号の以前の論理状態及び現在の論理状態に基づいて、そのスイッチングパターンを検出する、ことを特定することができる
例5は、例1〜4のいずれか一つの主題を含むことができ、さらに、そのパターン検出器が、その少なくとも3つのデータ信号がそれぞれ、同じ期間中に状態移行を受けていると検出したときは、そのパターン検出器は、一つ以上の制御信号をその遅延モジュールに送信して、その少なくとも3つのデータ信号の遅延を変更する、ことを特定することができる。
例6は、例1〜5のいずれか一つの主題を含むことができ、さらに、その遅延モジュールは、その少なくとも3つのデータ信号の各々に対して、異なる遅延を引き起こすものである、ことを特定することができる。
例7は、例1〜6のいずれか一つの主題を含むことができ、さらに、その遅延モジュールは、複数の遅延コントローラと、複数のサンプラと、を含み、各遅延コントローラは、個別のサンプラと対となっており、その少なくとも3つのデータ信号の各データ信号の遅延を引き起こす、ことを特定することができる。
例8は、例1〜7のいずれか一つの主題を含むことができ、さらに、そのパターン依存遅延回路は、その送信機がその少なくとも3つのデータ信号を送信する前に、その少なくとも3つのデータ信号の遅延を適応的に変化させるものであり、その少なくとも3つのデータ信号に関連付けられたスイッチングジッタを低減する、ことを特定することができる。
例9は、例1〜8のいずれか一つの主題を含むことができ、さらに、そのパターン依存遅延回路は、チャネル物理層(C−PHY)スイッチングジッタを低減するものである、ことを特定することができる。
例10は、例1〜9のいずれか一つの主題を含むことができ、さらに、その送信機は、モバイルインダストリープロセッサインタフェース(MIPI)のチャネル物理層(C−PHY)準拠の送信機である、ことを特定することができる。
例11は、スイッチングジッタを低減するシステムであって、プロセッサと、そのプロセッサに結合され、そのプロセッサによって処理されたデータを出力するコントローラと、を含むことができる。このシステムは、さらに、そのコントローラに結合され、少なくとも3つのデータ信号を用いてそのデータを送信する送信機であって、この少なくとも3つのデータ信号の各データ信号は、少なくとも3つの論理状態に切り替わる、送信機と、その送信機に結合され、その少なくとも3つのデータ信号のスイッチングパターンを検出し、検出されたこのスイッチングパターンに基づいて、スイッチングジッタを適応的に低減するパターン依存遅延回路と、を含むことができる。
例12は、例11の主題を含むことができ、さらに、その送信機がその少なくとも3つのデータ信号を送信する前に、そのパターン依存遅延回路は、その少なくとも3つのデータ信号の遅延を変更することによって、C−PHYスイッチングジッタを低減するものである、ことを特定することができる。
例13は、例11又は12の主題を含むことができ、さらに、その送信機は、モバイルインダストリープロセッサインタフェース(MIPI)のチャネル物理層(C−PHY)準拠の送信機である、ことを特定することができる。
例14は、スイッチングジッタを低減する方法であって、対応する各ワイヤ上での複数のデータ信号のスイッチングパターンを検出する工程と、検出されたそのスイッチングパターンに基づいて、その複数のデータ信号の一つ又は複数の遅延を生じさせる工程と、その複数のデータ信号を送信する工程と、を含むことができる。
例15は、例14の主題を含むことができ、さらに、その検出する工程は、その複数のデータ信号の個々のデータ信号の論理状態を検出する工程を含み、この論理状態は、少なくとも3つの可能性のある論理状態の一つである、ことを特定することができる。
例16は、例14又は15の主題を含むことができ、さらに、その検出する工程は、その複数のデータ信号の以前の論理状態及び現在の論理状態に基づいて、そのスイッチングパターンを検出する工程を含む、ことを特定することができる。
例17は、例14〜16のいずれか一つの主題を含むことができ、さらに、その遅延を生じさせる工程は、その複数のデータ信号の各々が前の論理状態とは異なる論理状態にスイッチすることを検出するのに応じたものである、ことを特定することができる。
例18は、例14〜17のいずれか一つの主題を含むことができ、さらに、その生じさせる工程は、そのスイッチングパターンに基づいて、その複数のデータ信号の各々の遅延を変更する工程を含む、ことを特定することができる。
例19は、例14〜18のいずれ一つの主題を含むことができ、さらに、その生じさせる工程は、そのスイッチングパターンに基づいて、その複数のデータ信号の各々に異なる遅延を生じさせる工程を含む、ことを特定することができる。
例20は、例14〜19のいずれか一つの主題を含むことができ、さらに、その生じさせる工程は、C−PHYスイッチングジッタを低減する工程を含む、ことを特定することができる。
例21は、例20の主題を含むことができ、さらに、その生じさせる工程は、その遅延に基づいて、その複数のデータ信号についてのスイッチングタイミングを調整することによって、そのC−PHYスイッチングジッタを低減する、ことを特定することができる。
例22は、例14〜21のいずれか一つのの主題を含むことができ、さらに、その送信する工程は、MIPIのC−PHY準拠のその複数のデータ信号を送信する工程を含む、ことを特定することができる。
要約書が提供され、これにより、読者が技術的開示内容の性質及び要点を確認することができる。その要約書は、特許請求の範囲の範囲又は意味を限定するのには用いられないとの理解で提出されている。次の特許請求の範囲は、ここに発明の詳細な説明に援用されて、各請求項はそれぞれ別個の実施形態としてそれ自身存在する。

Claims (22)

  1. スイッチングジッタを低減する装置であって、
    パターン依存遅延回路と、
    送信機と、を含み、
    前記パターン依存遅延回路は、
    対応する各ワイヤ上での少なくとも3つのデータ信号から成るスイッチングパターンを検出するパターン検出器と、
    前記パターン検出器に結合され、検出された前記スイッチングパターンに基づいて、前記少なくとも3つのデータ信号の遅延を適応的に変化させる遅延モジュールと、を含み、
    前記送信機は、前記パターン依存遅延回路に結合され、前記少なくとも3つのデータ信号を送信する、装置。
  2. 前記少なくとも3つのデータ信号の各データ信号は、少なくとも3つの論理状態に切り替わる、請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも3つのデータ信号は、異なる論理状態にある、請求項2に記載の装置。
  4. 前記パターン検出器は、前記少なくとも3つのデータ信号の以前の論理状態及び現在の論理状態に基づいて、前記スイッチングパターンを検出する、請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記パターン検出器が、前記少なくとも3つのデータ信号がそれぞれ、同じ期間中に状態移行を受けていると検出したときは、前記パターン検出器は、一つ以上の制御信号を前記遅延モジュールに送信して、前記少なくとも3つのデータ信号の遅延を変更する、請求項1に記載の装置。
  6. 前記遅延モジュールは、前記少なくとも3つのデータ信号の各々に対して、異なる遅延を引き起こすものである、請求項1に記載の装置。
  7. 前記遅延モジュールは、複数の遅延コントローラと、複数のサンプラと、を含み、
    各遅延コントローラは、個別のサンプラと対となっており、前記少なくとも3つのデータ信号の各データ信号の遅延を引き起こす、請求項1に記載の装置。
  8. 前記パターン依存遅延回路は、前記送信機が前記少なくとも3つのデータ信号を送信する前に、前記少なくとも3つのデータ信号の遅延を適応的に変化させるものであり、前記少なくとも3つのデータ信号に関連付けられたスイッチングジッタを低減する、請求項1に記載の装置。
  9. 前記パターン依存遅延回路は、チャネル物理層(C−PHY)スイッチングジッタを低減するものである、請求項1に記載の装置。
  10. 前記送信機は、モバイルインダストリープロセッサインタフェース(MIPI)のチャネル物理層(C−PHY)準拠の送信機である、請求項1に記載の装置。
  11. スイッチングジッタを低減するシステムであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され、前記プロセッサによって処理されたデータを出力するコントローラと、
    前記コントローラに結合され、少なくとも3つのデータ信号を用いて前記データを送信する送信機であって、該少なくとも3つのデータ信号の各データ信号は、少なくとも3つの論理状態に切り替わる、送信機と、
    前記送信機に結合され、前記少なくとも3つのデータ信号のスイッチングパターンを検出し、検出された該スイッチングパターンに基づいて、スイッチングジッタを適応的に低減するパターン依存遅延回路と、
    を含むシステム。
  12. 前記送信機が前記少なくとも3つのデータ信号を送信する前に、前記パターン依存遅延回路は、前記少なくとも3つのデータ信号の遅延を変更することによって、チャネル物理層(C−PHY)スイッチングジッタを低減するものである、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記送信機は、モバイルインダストリープロセッサインタフェース(MIPI)のチャネル物理層(C−PHY)準拠の送信機である、請求項11又は12に記載のシステム。
  14. スイッチングジッタを低減する方法であって、
    対応する各ワイヤ上での複数のデータ信号から成るスイッチングパターンを検出する工程と、
    検出された前記スイッチングパターンに基づいて、前記複数のデータ信号の一つ又は複数の遅延を生じさせる工程と、
    前記複数のデータ信号を送信する工程と、を含む方法。
  15. 前記検出する工程は、前記複数のデータ信号の個々のデータ信号の論理状態を検出する工程を含み、該論理状態は、少なくとも3つの可能性のある論理状態の一つである、請求項14に記載の方法。
  16. 前記検出する工程は、前記複数のデータ信号の以前の論理状態及び現在の論理状態に基づいて、前記スイッチングパターンを検出する工程を含む、請求項14又は15に記載の方法。
  17. 前記遅延を生じさせる工程は、前記複数のデータ信号の各々が前の論理状態とは異なる論理状態にスイッチすることを検出するのに応じたものである、請求項14又は15に記載の方法。
  18. 前記生じさせる工程は、前記スイッチングパターンに基づいて、前記複数のデータ信号の各々の遅延を変更する工程を含む、請求項14に記載の方法。
  19. 前記生じさせる工程は、前記スイッチングパターンに基づいて、前記複数のデータ信号の各々に異なる遅延を生じさせる工程を含む、請求項14に記載の方法。
  20. 前記生じさせる工程は、チャネル物理層(C−PHY)スイッチングジッタを低減する工程を含む、請求項14に記載の方法。
  21. 前記生じさせる工程は、前記遅延に基づいて、前記複数のデータ信号についてのスイッチングタイミングを調整することによって、前記チャネル物理層(C−PHY)スイッチングジッタを低減する、請求項20に記載の方法。
  22. 前記送信する工程は、MIPIのチャネル物理層(C−PHY)準拠の前記複数のデータ信号を送信する工程を含む、請求項14に記載の方法。
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