JP2017523230A5 - - Google Patents

Claims (22)

1. パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、リノール酸、α−リノレン酸、γ−リノレン酸、エイコサペンタエン酸（ＥＰＡ）、ドコサヘキサエン酸（ＤＨＡ）、アゼライン酸およびミリスチン酸から選択される２種までの脂肪酸と、パルミトイルエタノールアミドとを含有することを特徴とする混合物。
2. 前記２種までの脂肪酸の少なくとも一方は飽和であることを特徴とする請求項１に記載の混合物。
3. １種の脂肪酸と、パルミトイルエタノールアミドとを含むことを特徴とする請求項１または２に記載の混合物。
4. ２種の脂肪酸と、パルミトイルエタノールアミドとを含むことを特徴とする請求項１または２に記載の混合物。
5. 前記脂肪酸は、混合物の総重量の１５％と５５％との間に含まれる質量で前記混合物中に存在することを特徴とする請求項３に記載の混合物。
6. 前記パルミトイルエタノールアミドは、混合物の総重量の４５％と８５％との間に含まれる質量で前記混合物中に存在することを特徴とする請求項３に記載の混合物。
7. 前記２種の脂肪酸は、０．２５と２．３３との間に含まれる、互いに対する質量比で前記混合物中に存在することを特徴とする請求項４に記載の混合物。
8. 前記２種の脂肪酸は、０．２５と１．５との間に含まれる、パルミトイルエタノールアミドに対する質量比で前記混合物中に存在することを特徴とする請求項４に記載の混合物。
9. 前記パルミトイルエタノールアミドは、混合物の総重量の２５％と７０％との間に含まれる質量で前記混合物中に存在することを特徴とする請求項４に記載の混合物。
10. 前記２種の脂肪酸は、混合物の総重量の３０％と７５％との間に含まれる質量で前記混合物中に存在することを特徴とする請求項４に記載の混合物。
11. 請求項１から１０のいずれかに記載の混合物と、少なくとも１種の薬学的に許容可能な賦形剤とを含むことを特徴とする組成物。
12. 経口形態、局所形態、経直腸形態、経膣形態、経眼形態、または非経口形態に製剤されていることを特徴とする請求項１１に記載の組成物。
13. 前記経口形態は、錠剤、カプセル、顆粒、油状膠球剤、溶液、懸濁液、エアゾールから選択されることを特徴とする請求項１２に記載の組成物。
14. 前記局所形態は、クリーム、軟膏、ゲル、膏薬、溶液、懸濁液、洗眼剤、噴霧剤、滴薬または粉末から選択されることを特徴とする請求項１２に記載の組成物。
15. 前記非経口形態は、水緩衝溶液または油性懸濁液であることを特徴とする請求項１２に記載の組成物。
16. 前記経直腸形態は、座剤、クリーム、または浣腸であることを特徴とする請求項１２に記載の組成物。
17. 前記経膣形態は、ペッサリー、クリーム、または膣灌水器であり、あるいはカニューレにより投与されることを特徴とする請求項１２に記載の組成物。
18. 前記経眼形態は、洗眼剤、クリーム、または浴であることを特徴とする請求項１２に記載の組成物。
19. 請求項１から１０のいずれかに記載の混合物が、組成物の総重量に基づいて、１５％と７０％との間に含まれる重量で前記組成物中に存在することを特徴とする請求項１１から１８のいずれかに記載の組成物。
20. 炎症性およびアレルギー性病変の治療に使用するための、請求項１から１０のいずれかに記載の混合物。
21. 炎症性およびアレルギー性病変の治療に使用するための、請求項１１から１９のいずれかに記載の組成物。
22. 少なくとも４週間にわたって、１日当たり１回から４回で毎日投与され、前記投与量は、患者の体重１ｋｇ当たり０．１〜５０ｍｇの組成物であることを特徴とする請求項１１に記載の組成物。