JP2017521904A - 再構成可能な周波数ディバイダ - Google Patents

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Abstract

再構成可能な周波数ディバイダ回路の態様が提供される。再構成可能な周波数ディバイダは、入力信号を受信するように構成された周波数ディバイダを含むことができる。周波数ディバイダはまた、周波数ディバイダによって生じさせられた分割された信号を受信するように構成された遅延回路を含むことができる。周波数ディバイダはまた、遅延回路によって生じさせられた遅延された信号に基づいて、出力信号を生じさせるように構成された周波数逓倍器を含むことができ、ここにおいて、遅延回路は出力信号を受信するように構成される。

Description

関連出願の相互参照
[0001] 本出願は、2014年5月28日に出願された、「RECONFIGURABLE FRACTIONAL DIVIDER」と題された、米国仮出願番号第62/004,095号、および2014年9月16日に出願された、「RECONFIGURABLE FRACTIONAL DIVIDER」と題された、米国特許出願第14/488,248号の利益を主張し、それらは、参照によりその全体が本明細書に明示的に組み込まれている。
[0002] 本明細書に開示された様々な例示的な実施形態は、一般に電子回路に関する。とりわけ、様々な実施形態は、周波数信号に関する論理回路に関する。
[0003] 様々な電子デバイスは、様々な回路に関する所望の周波数を生成するための電圧制御発振器(voltage-controlled oscillators)(VCO)のような発振器を使用する。たとえば、ワイヤレスデバイスは、特定の搬送波上での送信および受信のためのデータを変調するために使用されるターゲット周波数を生成するために、VCOを用いることができる。
[0004] いくつかの事例では、ワイヤレスデバイスは、水晶発振器(crystal oscillator)によって生成された高周波クロック信号(high-frequency clock signal)のような入力周波数信号をターゲット周波数に修正するために、1つまたは複数の周波数ディバイダを使用する。特定の周波数で出力信号を生じさせるための所望の除数(divisor)を使用するために、デバイスは、様々な論理ディバイダ回路をカスケード(cascade)できる。3分周回路(divide-by-3 circuit)のような、いくつかの論理ブロック(logical block)は、出力信号を安定させることを手助けするフィードバックループを内部に含む。しかしながら、ダブラ(x2 逓倍器)(doubler (x2 multiplier))のような、いくつかの論理回路は、内部のフィードバックなしに構築される。「1.5分周」回路(“divide by 1.5” circuit)を生じさせるために同時に使用されるときに、ダブラは、その他の論理コンポーネントをもつフィードバックループ内に含まれない可能性がある。論理回路における他のコンポーネントのフィードバックループの外側のダブラの使用は、ダブラにおける変動が直接的に出力信号に影響する可能性があるため、出力信号における望まない変動を引き起こす可能性がある。
[0005] 前述のことを鑑みると、安定した周波数ディバイダを使用することが、望ましいであろう。とりわけ、出力信号を安定させるためのフィードバックを受信するディバイダおよび逓倍回路を使用することが、望ましいであろう。
[0006] 改良された周波数ディバイダ回路への現在の必要性を踏まえ、様々な例示的な実施形態の概要が提示される。下記の概要において、いくつかの単純化および省略が行われている可能性があり、そのことは、様々な例示的な実施形態のいくつかの態様を強調および紹介するよう意図されているが、本発明の範囲を限定するようには意図されていない。当業者が本発明の概念をつくるおよび使用することを可能にするために適切な好ましい例示的な実施形態の詳細な説明が、以下に続く。
[0007] 再構成可能な周波数ディバイダ回路の態様が提供される。再構成可能な周波数ディバイダは、入力信号を受信するように構成された周波数ディバイダを含むことができる。周波数ディバイダはまた、周波数ディバイダによって生じさせられた分割された信号(a divided signal)を受信するように構成された遅延回路も含むことができる。周波数ディバイダは、遅延回路によって生じさせられた遅延された信号(delayed signal)に基づいて、出力信号を生じさせるように構成された周波数逓倍器も含むことができ、ここにおいて、遅延回路は、出力信号を受信するように構成される。
[0008] 様々な例示的な実施形態が、このように、改良された周波数ディバイダ回路を可能にすることは明白であろう。とりわけ、逓倍回路をディバイダ回路のフィードバックループに組み込むことによって、周波数ディバイダ回路は、出力信号を安定させることができる。さらに、制御回路および調整可能なキャパシタの使用は、周波数ディバイダ回路を使用する周波数合成器(frequency synthesizer)の周波数同調範囲(frequency tuning range)を増やすことができる。
[0009] 様々な例示的な実施形態をよりよく理解するために、添付の図面を参照する。
[0010] 図1は、ワイヤレス通信システムと通信するワイヤレスデバイスを例示する。 [0011] 図2は、ターゲット周波数のための周波数合成器を用いる例示的なワイヤレストランシーバを例示する。 [0012] 図3は、入力周波数のための例示的なディバイダシステムを例示する。 [0013] 図4は、入力周波数のための例示的なディバイダ回路を例示する。 [0014] 図5は、直交出力周波数のための別の例示的なディバイダシステムを例示する。 [0015] 図6は、直交出力周波数のための例示的なディバイダ回路を例示する。 [0016] 図7Aは、2逓倍回路(multiply-by-2 circuit)のための、ディバイダシステムにおける例示的な逓倍回路を例示する。 [0017] 図7Bは、ディバイダシステムにおける、別の例示的な逓倍回路を例示する。 [0018] 図8は、ディバイダ回路の様々なステージに関するタイミング図を例示する。 [0019] 図9は、周波数ディバイダを使用して出力周波数を生じさせるための例示的な方法を例示する。
詳細な説明
[0020] 添付された図面に関連して以下に記載される詳細な説明は、本発明の様々な例示的な実施形態の説明として意図され、本発明が実施され得るのはそれら実施形態だけであることを表すようには意図されない。詳細な説明は、本発明の完全な理解を提供する目的で特定の詳細を含む。しかしながら、本発明がこれらの特定の詳細なしに実施され得ることは、当業者にとって明らかであろう。いくつかの事例では、周知の構造およびコンポーネントは、本発明の概念を不明確にすることを避けるために、ブロック図の形式で示される。頭字語および他の記述的な専門用語(descriptive terminology)は、単に利便性および明確性のためだけに使用されている可能性があり、本発明の範囲を限定するようには意図されていない。
[0021] 添付された図面に関連して以下に記載される詳細な説明は、様々な構成(configurations)の説明として意図されており、本明細書に説明される概念が実施され得るのはそれら構成のみであることを表すようには意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供する目的で特定の詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの特定の詳細なしに実施され得ることは、当業者にとって明らかであろう。いくつかの事例では、周知の構造およびコンポーネントは、そのような概念を不明確にすることを避けるために、ブロック図の形式で示される。「例示的(exemplary)」という用語は、本明細書において、「例(example)、事例(instance)、または実例(illustration)としての役割を果たすこと」を意味するように使用される。「例示的」であるとして本明細書に説明される何れの設計も、必ずしも他の設計よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。
[0022] 電気通信システムのいくつかの態様が、様々な装置および方法に関連して、これから提示される。これらの装置および方法は、以下の詳細な説明において説明され、添付の図面において、様々なブロック、モジュール、コンポーネント、回路、ステップ、処理、アルゴリズム等(集合的には「要素」と呼ばれる)によって例示されることになる。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用してインプリメントされ得る。そのような要素がハードウェアとしてインプリメントされるかソフトウェアとしてインプリメントされるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられる設計制約に依存する。
[0023] 例として、要素、または要素の任意の一部、あるいは要素の任意の組み合わせは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いてインプリメントされ得る。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理、離散ハードウェア回路、および本開示全体を通じて説明される様々な機能性を果たす(perform the various functionality)ように構成された他の好適なハードウェアを含む。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行し得る。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはその他の呼称に関係なく、ソフトウェアは、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、ファンクション(functions)等を意味するように広く解釈されるべきである。
[0024] それ故に、1つまたは複数の例示的な実施形態において、説明される機能(functions)は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにおいてインプリメントされ得る。ソフトウェアにおいてインプリメントされる場合、それら機能は、コンピュータ可読媒体上で、1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る、またはそれ上に記憶され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスク(CD)ROM(CD−ROM)、あるいは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいはデータ構造または命令の形式で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されることができ、かつコンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体を備えることができる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書で使用される場合、CD、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多目的ディスク(DVD)、およびフロッピー(登録商標)ディスクを含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、一方、ディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0025] 「例示的(exemplary)」という単語は、本明細書において、例、事例、または実例としての役割を果たすことを意味するように使用される。「例示的」であるとして本明細書に説明される何れの実施形態も、必ずしも他の実施形態よりも好ましいまたは有利であるとして解釈されるべきではない。同様に、装置、回路、または方法の「実施形態(embodiment)」という用語は、本発明の全ての実施形態が、説明された動作のモード、利益、利点、プロセス、機能性、特徴、構造、またはコンポーネントを含むことを必要としない。
[0026] 「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、または任意のそれらの変形は、2つ以上の要素の間の、直接的または間接的な、任意の接続または結合を意味し、互いに「接続された」または「結合された」2つの要素の間の1つまたは複数の中間にある要素の存在を包含(encompass)することができる。それら要素の間の接続または結合は、物理的、論理的、あるいはそれらの組み合わせである可能性がある。本明細書で使用される場合、いくつかの非制限的および非包括的な例として、1つまたは複数のワイヤ、ケーブルおよび/またはプリントされた(printed)電気的接続の使用によって、ならびに、無線周波数領域、マイクロウェーブ領域、および光学(可視と不可視との両方の)領域における波長をもつ電磁エネルギーのような電磁エネルギーの使用によって、2つの要素は互いに「接続されている」または「結合されている」と考えられることができる。
[0027] 「第1の」、「第2の」などのような指定を使用する、本明細書における要素への何れの言及も、一般に、それら要素の順序または数を限定しない。むしろ、これらの指定は、2つ以上の要素または要素の事例の間で区別する便利な方法として、本明細書で使用される。したがって、第1および第2の要素への言及は、2つの要素のみが用いられることができるということ、または第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
[0028] 本明細書で使用される場合、「備える」、「備えている」、「含む」、および/または「含んでいる」という用語は、本明細書で使用されるときに、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/またはコンポーネントの存在を特定するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、コンポーネント、および/またはそれらのグループの存在または追加を排除(preclude)しない。
[0029] 最適化された再構成可能な周波数ディバイダに関する回路の様々な態様が、これから提示される。しかしながら、当業者が容易に認識できるように、そのような態様は他の回路の構成およびデバイスへ拡張され得る。結果的に、周波数ディバイダの配置に関する特定のアプリケーション、あるいは同期されたワイヤレスデバイス内の任意のコンポーネント、構造、特徴、機能性、またはプロセスへの全ての言及は、そのような態様はアプリケーションの広い差異(a wide differential of applications)を有し得るという了解の下で、単に電子ハードウェアの例示的な態様を例示するよう意図される。
[0030] 携帯電話、携帯情報端末(personal digital assistant)(PDA)、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、手のひらサイズのコンピュータ、タブレットコンピュータ、セットトップボックス、ナビゲーションデバイス、ワークステーション、ゲームコンソール、メディアプレーヤ、または任意の他の好適なデバイスのような、インストールされた周波数ディバイダをもつハードウェアの様々な実施形態が、使用され得る。
[0031] 図1は、異なるワイヤレス通信システムと通信するワイヤレスデバイスを例示する。図1は、異なるワイヤレス通信システム120、122と通信するワイヤレスデバイス110を例示するダイアグラム100である。ワイヤレスデバイス110は、特定の周波数における搬送波を介した通信のために周波数ディバイダを使用でき、周波数合成器と周波数ディバイダの他の使用は当業者に知られている。
[0032] ワイヤレスシステム120、122は、各々、符号分割多元接続(CDMA)システム、移動体通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))システム、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システム、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システム、または何らかの他のワイヤレスシステムであり得る。CDMAシステムは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、CDMA 1Xまたはcdma2000、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)、またはCDMAの何らかの他のバージョンをインプルメントし得る。TD−SCDMAはまた、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)時分割複信(TDD)1.28Mcpsオプション、または低チップレート(Low Chip Rate (LCR))とも呼ばれる。LTEは、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)との両方をサポートする。たとえば、ワイヤレスシステム120は、GSMシステムであり得、ワイヤレスシステム122は、WCDMAシステムであり得る。別の例として、ワイヤレスシステム120は、LTEシステムであり得、ワイヤレスシステム122は、CDMAシステムであり得る。
[0033] 簡潔化のために、ダイアグラム100は、1つの基地局130および1つのシステムコントローラ140を含むワイヤレスシステム120と、1つの基地局132および1つのシステムコントローラ142を含むワイヤレスシステム122とを示す。概して、各ワイヤレスシステム120、122は、任意の数の基地局および任意のセットのネットワークエンティティを含み得る。各基地局130、132は、基地局のカバレージ内のワイヤレスデバイスのための通信をサポートし得る。基地局130、132はまた、ノードB、発展したノードB(eNB)、アクセスポイント、ベーストランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または何らかの他の好適な専門用語で呼ばれ得る。ワイヤレスデバイス110はまた、ユーザ機器(UE)、移動体デバイス(mobile device)、リモートデバイス(remote device)、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、局、移動局、加入者局、移動加入者局、端末、移動体端末、リモート端末、ワイヤレス端末、アクセスターミナル、クライアント、移動体クライアント、移動体ユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、ハンドセット、ユーザエージェント、または何らかの他の好適な専門用語で呼ばれ得る。ワイヤレスデバイス110は、セルラ電話、スマートフォン、タブレット、ワイヤレスモデム、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、スマートブック、ネットブック、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、または何らかの他の同様に機能するデバイスであり得る。
[0034] ワイヤレスデバイス110は、ワイヤレスシステム120および/または122と通信することが可能であり得る。ワイヤレスデバイス110はまた、ブロードキャスト局134のようなブロードキャスト局から信号を受信することが可能であり得る。ワイヤレスデバイス110はまた、1つまたは複数の全地球航法衛星システム(GNSS)において、衛星150のような衛星から信号を受信することが可能であり得る。ワイヤレスデバイス110は、GSM、WCDMA、cdma2000、LTE、802.11等のようなワイヤレス通信のための1つまたは複数の無線技術をサポートし得る。「無線技術」、「無線アクセス技術」、「無線インターフェース(air interface)」、および「標準(standard)」という用語は、互換的に使用され得る。
[0035] ワイヤレスデバイス110は、ダウンリンクおよびアップリンクを介してワイヤレスシステムにおいて基地局と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は、基地局からワイヤレスデバイスへの通信リンクを指し(refers to)、アップリンク(または逆方向リンク)は、ワイヤレスデバイスから基地局への通信リンクを指す。ワイヤレスシステムは、TDDおよび/またはFDDを利用し得る。TDDに関して、ダウンリンクおよびアップリンクは、同じ周波数を共有し得、ダウンリンク送信およびアップリンク送信は、異なる時間期間において同じ周波数上で送られ得る。FDDに関して、ダウンリンクおよびアップリンクには、別々の周波数が割り当てられる。ダウンリンク送信は、1つの周波数上で送られ得、アップリンク送信は、別の周波数上で送られ得る。TDDをサポートするいくつかの例示的な無線技術は、GSM、LTE、およびTD−SCDMAを含む。FDDをサポートするいくつかの例示的な無線技術は、WCDMA、cdma2000、およびLTEを含む。
[0036] 図2は、ワイヤレスデバイス110のような例示的なワイヤレスデバイスのブロック図200である。ワイヤレスデバイスは、データプロセッサ/コントローラ210、トランシーバ222、およびアンテナ290を含む。データプロセッサ/コントローラ210は、処理システムと呼ばれ得る。処理システムは、データプロセッサ/コントローラ210、またはデータプロセッサ/コントローラ210とメモリ216との両方を含み得る。トランシーバ222は、双方向通信をサポートする送信機220および受信機250を含む。送信機220および/または受信機250は、スーパーヘテロダインアーキテクチャまたはダイレクトコンバージョンアーキテクチャでインプルメントされ得る。スーパーヘテロダインアーキテクチャにおいて、信号は、マルチプルなステージにおいてRFとベースバンドとの間で、たとえば、1つのステージにおいてはRFから中間周波数(IF)へ、そして受信機のために別のステージにおいてはIFからベースバンドへ、周波数コンバートされる。ダイレクトコンバージョンアーキテクチャ、それは、ゼロIFアーキテクチャとも呼ばれる、において、信号は、1つのステージにおいてRFとベースバンドとの間で周波数コンバートされる。スーパーヘテロダインおよびダイレクトコンバージョンアーキテクチャは、異なる回路ブロックを使用し得る、および/または、異なる要件を有し得る。図2に示される例示的な設計において、送信機220および受信機250は、ダイレクトコンバージョンアーキテクチャを用いてインプリメントされる。
[0037] 送信路において、データプロセッサ/コントローラ210は、送信されるべきデータを処理(たとえば、符号化および変調)し得、デジタル・アナログ変換器(DAC)230にそのデータを提供し得る。DAC230は、デジタル入力信号をアナログ出力信号にコンバートする。アナログ出力信号は、送信(TX)ベースバンド(ローパス)フィルタ232に提供され、それは、DAC230による先のデジタル・アナログ変換によって引き起こされた画像を取り除く(remove)ために、アナログ出力信号をフィルタし得る。増幅器(amp)234は、TXベースバンドフィルタ232からの信号を増幅し得、増幅されたベースバンド信号を提供し得る。アップコンバータ(ミキサ)236は、TX LO信号生成器276からのTX LO信号と増幅されたベースバンド信号を受信し得る。アップコンバータ236は、増幅されたベースバンド信号をTX LO信号でアップコンバートし得、アップコンバートされた信号を提供し得る。フィルタ238は、周波数アップコンバーションによって引き起こされた画像を取り除くために、アップコンバートされた信号をフィルタし得る。電力増幅器(PA)240は、フィルタ238からのフィルタされたRF信号を増幅して所望の出力電力レベルを取得し、そして出力RF信号を提供し得る。出力RF信号は、デュープレクサ/スイッチプレクサ(duplexer/switchplexer)264を経てルーティングされ得る。
[0038] FDDに関して、送信機220と受信機250は、デュープレクサ264に結合され得、それは送信機220のためのTXフィルタおよび受信機250のための受信(RX)フィルタを含み得る。TXフィルタは、送信帯域で信号コンポーネントをパスし、受信帯域で信号コンポーネントを減衰させる(attenuate)ために、出力RF信号をフィルタし得る。TDDに関して、送信機220および受信機250は、スイッチプレクサ264に結合され得る。スイッチプレクサ264は、アップリンク時間間隔の間、送信機220からアンテナ290に、出力RF信号をパスし得る。FDDとTDDとの両方に関して、デュープレクサ/スイッチプレクサ264は、ワイヤレスチャネルを介した送信のために、出力RF信号をアンテナ290に提供し得る。
[0039] 受信路において、アンテナ290は、基地局および/または他の送信局によって送信された信号を受信し得、受信されたRF信号を提供し得る。受信されたRF信号は、デュープレクサ/スイッチプレクサ264を経てルーティングされ得る。FDDに関して、デュープレクサ264内のRXフィルタは、受信帯域で信号コンポーネントをパスし送信帯域で信号コンポーネントを減衰させるために、受信されたRF信号をフィルタし得る。TDDに関して、スイッチプレクサ264は、ダウンリンク時間間隔の間、アンテナ290から受信されたRF信号を受信機250にパスし得る。FDDとTDDとの両方に関して、デュープレクサ/スイッチプレクサ264は、受信されたRF信号を受信機250に提供し得る。
[0040] その受信機250内において、受信されたRF信号は、入力RF信号を取得するために、低雑音増幅器(LNA)252によって増幅され得、フィルタ254によってフィルタされ得る。ダウンコンバータ(ミキサ)256は、その入力RF信号およびRX LO信号生成器286からのRX LO信号を受信し得る。ダウンコンバータ256は、そのRX LO信号で入力RF信号をダウンコンバートし得、ダウンコンバートされた信号を提供し得る。ダウンコンバートされた信号は、アナログ入力信号を取得するために、増幅器258によって増幅され得、さらにRXベースバンド(ローパス)フィルタ260によってフィルタされ得る。そのアナログ入力信号は、アナログ・デジタル変換器(ADC)262に提供される。ADC262は、アナログ入力信号をデジタル出力信号にコンバートする。デジタル出力信号は、データプロセッサ/コントローラ210に提供される。
[0041] TX周波数合成器270は、TX位相ロックループ(PLL)272とVCO274を含み得る。VCO274は、所望の周波数でTX VCO信号を生成し得る。TX PLL272は、データプロセッサ/コントローラ210からタイミング情報を受信し、VCO274のための制御信号を生成し得る。制御信号は、TX VCO信号に関する所望の周波数を取得するために、VCO274の位相および/または周波数を調整し得る。TX周波数合成器270は、TX VCO信号をTX LO信号生成器276に提供する。TX LO信号生成器は、TX周波数合成器270から受信されたTX VCO信号に基づいて、TX LO信号を生成し得る。
[0042] RX周波数合成器280は、RX PLL282およびVCO284を含み得る。VCO284は、所望の周波数でRX VCO信号を生成し得る。RX PLL282は、データプロセッサ/コントローラ210からタイミング情報を受信し、VCO 284に関する制御信号を生成し得る。制御信号は、RX VCO信号に関する所望の周波数を取得するために、VCO284の位相および/または周波数を調整し得る。RX周波数合成器280は、RX VCO信号をRX LO信号生成器286に提供する。RX LO信号生成器は、RX周波数合成器280から受信されたRX VCO信号に基づいて、RX LO信号を生成し得る。
[0043] LO信号生成器276、286は、各々、周波数ディバイダ、バッファ等を含み得る。LO信号生成器276、286は、それぞれ、それらがTX周波数合成器270およびRX周波数合成器280によって提供された周波数を分割する場合、周波数ディバイダと呼ばれ得る。PLL272、282は、各々、位相/周波数検出器、ループフィルタ、チャージポンプ(charge pump)、周波数ディバイダ等を含み得る。各VCO信号および各LO信号は、特定の基本周波数をもつ周期的な信号(a periodic signal)であり得る。LO生成器276、286からのTX LO信号およびRX LO信号は、TDDに関しては同じ周波数を、FDDに関しては異なる周波数を有し得る。VCO274、284からのTX VCO信号およびRX VCO信号は、同じ周波数(たとえば、TDDに関して)、あるいは異なる周波数(たとえば、FDDまたはTDDに関して)を有し得る。
[0044] 送信機220および受信機250における信号の調整(conditioning)は、増幅器、フィルタ、アップコンバータ、ダウンコンバータ等の1つまたは複数のステージによって行われる。これらの回路は、図2に示される構成とは異なって配置され得る。さらに、図2に示されない他の回路もまた、送信機220および受信機250における信号を調整(condition)するために使用され得る。たとえば、インピーダンス整合回路は、PA240の出力、LNA252の入力、アンテナ290とデュープレクサ/スイッチプレクサ264との間等に位置し得る(located at)。図2におけるいくつかの回路はまた、省略され得る。たとえば、フィルタ238および/またはフィルタ254は、省略され得る。トランシーバ222の全てまたは一部は、1つまたは複数のアナログ集積回路(IC)、RF IC(RFIC)、混合信号IC等上でインプリメントされ得る。たとえば、送信機220におけるTXベースバンドフィルタ232からPA240、受信機250におけるLNA252からRXベースバンドフィルタ260、PLL272、282、VCO274、284、およびLO信号生成器276、286は、RFIC上でインプルメントされ得る。PA240と場合によっては他の回路はまた、別々のICまたは回路モジュール上でインプリメントされ得る。
[0045] データプロセッサ/コントローラ210は、ワイヤレスデバイスに関する様々な機能を行い得る。たとえば、データプロセッサ/コントローラ210は、送信機220を介して送信される、および受信機250を介して受信されるデータのための処理を行い得る。データプロセッサ/コントローラ210は、送信機220および受信機250内の様々な回路の動作を制御し得る。メモリ212および/またはメモリ216は、データプロセッサ/コントローラ210のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。メモリは、データプロセッサ/コントローラ210の内部にあり得る(たとえば、メモリ212)、またはデータプロセッサ/コントローラ210の外部にあり得る(たとえば、メモリ216)。メモリは、コンピュータ可読媒体と呼ばれ得る。発振器214は、特定の周波数でVCO信号を生成し得る。クロック発振器218は、発振器214からVCO信号を受信し得、データプロセッサ/コントローラ210内の様々なモジュールに関するクロック信号を生成し得る。データプロセッサ/コントローラ210は、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)および/または他のIC上でインプリメントされ得る。
[0046] 図3は、入力周波数のための例示的なディバイダシステムを例示する。ディバイダシステム300は、たとえば、それぞれのVCO274、284から受信された信号からターゲット周波数信号を生じさせるために、TX周波数合成器270および/またはRX周波数合成器280によって使用されることができる。ディバイダシステム300は、ディバイダ301、制御回路303、逓倍回路305、および遅延回路307を含むことができる。いくつかの実施形態において、ディバイダシステム300は、追加的なディバイダおよび/または逓倍回路のような、追加的な論理回路を含むことができる。ディバイダシステム300は、入力周波数信号を受信し、周波数がその入力信号の分数(fraction)である出力信号を生じさせることができる;その分数は、それぞれのディバイダ回路301および逓倍回路305において使用される数字(numerals)に基づいて決定されることができる。
[0047] ディバイダ回路301は、制御回路303および遅延回路307に関する分割された信号を生じさせるための、入力周波数信号および制御信号311を受信する整数ディバイダ回路(an integer divider circuit)であることができる。いくつかの実施形態において、ディバイダ回路301は、プロセッサ/コントローラ210から制御信号311を受信することができる。ディバイダ回路301は、整数ディバイダ、すなわち、「N分周(divide-by-N)」(DIV/N)回路であって、ここで、N=1、2、...であることができる。いくつかの実施形態において、ディバイダ回路301は、奇数ディバイダ(an odd divider)(例えば、N=3、5、7、11)である。ディバイダ回路301は、周波数がその入力周波数の分数(fd=fi/N)である分割された信号を生じさせることができる。
[0048] 逓倍回路305は、外部の回路に送られる出力周波数を生じさせるための、制御回路303および/または遅延回路307からの入力周波数を受信する整数逓倍回路であることができる;その出力周波数もまた、遅延回路307にフィードバックループの一部として送られる。逓倍回路305は、整数逓倍器、すなわち、「Y逓倍(multiply-by-Y)」(xY)回路であって、ここで、Y=1、2、...であることができる。いくつかの実施形態において、逓倍回路305は、偶数逓倍器(an even multiplier)(例えば、Y=2、4、6、8)である。逓倍回路305は、周波数が入力周波数の倍数(a multiple)(fo=fi*Y)である逓倍された信号(a multiplied signal)を生じさせることができる。
[0049] 遅延回路307は、ディバイダ301および/または逓倍器305から入力信号を受信し、逓倍回路305に関する同等の遅延された信号を生じさせる論理回路であることができる。遅延回路307は、入力周波数信号の位相回転(phase rotation)のために、ディバイダ回路300および/またはワイヤレスデバイス200によって、使用されることができる。いくつかの実施形態において、図4に関連して検討されるように、ディバイダ301と逓倍器305との両方からの入力信号が、遅延回路307との逓倍回路305と間のフィードバックループにおいて使用される。
[0050] 制御回路303は、出力信号の周波数を修正するために使用されるその分数の除数(fractional divisor)を再構成するために、ディバイダシステム300によって使用されることができる。制御回路303は、ディバイダ回路301の出力を、逓倍回路305の入力に接続する1つまたは複数のスイッチを含むことができる。いくつかの実施形態において、制御回路303は、ディバイダ回路301からの出力信号を、制御回路303を介して、逓倍回路305の入力に接続するために、プロセッサ/コントローラ210からの除数制御信号313を受信することができる。1つの状態では、ディバイダシステム300は、分割された信号を備える出力信号(すなわち、fo=fd=fi/N)を生じさせることができる。もう一方の状態では、ディバイダシステム300は、ディバイダ回路301および逓倍回路305との両方の出力である出力信号(すなわち、fo=fi*(Y/N))を生じさせることができる。
[0051] 図4は、入力周波数のための例示的なディバイダ回路を例示する。ディバイダ回路400は、図3のディバイダシステム300の例示的な回路インプリメンテーションであることができ、周波数が、受信された入力信号の周波数の分数である出力信号を生じさせるために、使用されることができる。ディバイダ回路400は、ディバイダ回路401、バッファ回路403、制御回路405、遅延回路407、および逓倍回路409を含むことができる。下記においてさらに詳細に検討されるように、例示的な実施形態において、3分周回路を備えるディバイダ回路401と、2逓倍回路(すなわち、ダブラ)を備える逓倍器409と、「オフ」の位置にある(being in an “off” position)制御回路405におけるスイッチ451a−bと、から、除数は3/2であるので、ディバイダ回路400は、「1.5分周」回路である。他の実施形態は、異なる除数(たとえば、5/2、7/2、3/4等)を生じさせるために異なるディバイダおよび/または逓倍回路401、409を使用できる。
[0052] ディバイダ回路401は、入力周波数を修正するための1つまたは複数の論理コンポーネントを含む論理回路であることができる。例示的な実施形態において、たとえば、ディバイダ回路401は、分割された出力信号を生じさせるための3つの順次的なフリップフロップ(three sequential flip-flops)として接続された6つの差動インバータ411a−fを含む、3分周回路である。いくつかの実施形態において、ディバイダ回路401は、インバータ411a−fのうちの1つまたは複数をイネーブルまたはディセーブルするためのスイッチを動作させるための制御信号、たとえば、図3で描写された制御信号311を、受信することができる。インバータ411a−fのうちの1つまたは複数をイネーブルまたはディセーブルすることは、分割された信号を生じさせる時に使用される除数を、変更する(alter)ことができる。いくつかの実施形態において、ディバイダ回路401は、それのコンポーネントの間の内部のフィードバックループを作成する(create)ことができる。たとえば、例示的な実施形態において、ディバイダ回路401は、インバータ411c、411fの出力がインバータ411a、dのための入力として使用されるように、インバータ411a−f間のフィードバックループを用いる。
[0053] バッファ回路403は、制御回路405および遅延回路407に送信される前に、ディバイダ回路401によって生じさせられた分割された信号を、バッファすることができる。いくつかの実施形態において、バッファ回路403は、ディバイダ回路401のコンポーネントである。バッファ回路403は、入力としてディバイダ回路401からa1−a6の出力を受信する6つの並列バッファ431a−fを含む。他の実施形態は、多かれ少なかれ、バッファを、ディバイダ回路401からの出力の数に基づいたバッファの数で、含み得る。バッファ431a−fのうちのいくつかは、それらの出力信号を遅延回路407に送り、一方で、残りのバッファのうちのいくつかは、それらの出力信号を制御回路405に送ることができる。
[0054] 制御回路405は、ディバイダ回路400の全部の除数を修正するために使用されるスイッチング回路を含むことができる。制御回路405は、ディバイダ回路401からの入力を、バッファ回路403を介して、逓倍回路409へと、接続することができる。例示的な実施形態において、たとえば、制御回路405は、2つのスイッチング回路451a−bを含み、それらは、逓倍回路409の出力と接続する一方で、バッファ451c、fの出力x3およびx6と接続する。制御回路405は、除数制御信号313を受信することができ、それは、スイッチング回路451a−bにあるスイッチの状態を制御することができる。スイッチング回路451a−bは、接地(ground)に接続されたスイッチを有するので、スイッチング回路451a−bにあるスイッチが閉じているときに、逓倍回路の出力は、接地に接続されている。その結果、ディバイダ回路400は、ディバイダ回路401および遅延回路407を介した分割された信号として出力信号を生じさせ;例示的な実施形態において、たとえば、除数は、3であろう。スイッチング回路451a−bにあるスイッチが開いているときに、ディバイダ回路400の出力は、逓倍回路409の出力であり;そのような例においては、例示的な実施形態に関する除数は、3/2であろう。
[0055] 異なる除数の使用は、ディバイダ回路400のための入力信号を生じさせるVCOの、必要とされる動作範囲(the required operating range)を変更することができる。たとえば、3分周回路のみを使用するVCOは、525.5−675MHzの分割された出力周波数を生じさせるために、8.44−10.8GHzの動作周波数の範囲を必要とするであろう。それに反して、再構成可能な1.5分周または3分周回路を使用するVCOは、451.25−675MHzの分割された出力周波数を生じさせるために、5.42−8.1GHzの動作周波数の範囲を使用することができる。VCOの動作範囲はより低く、かつ出力周波数の範囲はより大きい為、必要とされる出力周波数の範囲が、より低い周波数に調整されることができるので、より安定した(stable)または効率的なVCOが用いられることができる。
[0056] 遅延回路407は、ディバイダ回路401からの1つまたは複数の入力信号を受信する1つまたは複数のバッファ含み、1つまたは複数の遅延された信号を生じさせることができる。例示的な実施形態において、たとえば、遅延回路407は、4つのバッファステージを含み、各バッファステージは、複数のバッファ471a−hを含んでいる。いくつかの実施形態において、バッファ471a−hのうちの1つまたは複数は、インバータであることができる。例示的な実施形態において、たとえば、バッファ471f、hは、インバータである。いくつかの実施形態において、バッファ471a−hは、複数のインバータを含むことができる。たとえば、バッファ471a−dは2つのインバータを備え、一方で、バッファ471e、gは3つのインバータを含む。いくつかの実施形態において、それらインバータのうちの1つまたは複数は、調整可能な抵抗器を使用して制御される。遅延回路407における1つまたは複数のインバータの使用は、特定の入力信号を他のものに比べて遅延させるために使用されることができる。たとえば、例示的な実施形態において、Qおよび
Figure 2017521904
(Qb)コンポーネント信号を生じさせるための2つのバッファステージは、各々、Iおよび
Figure 2017521904
(Ib)コンポーネント信号を生じさせるために使用されるバッファステージよりも2つ多いインバータを使用する。
[0057] 逓倍回路409に関連して検討されるように、遅延回路407は、差動増幅器473を介して、逓倍回路409をもつフィードバックループを含む。差動増幅器473は、入力として、逓倍回路409から差動出力信号(例示的な実施形態においてはvoutmおよびvoutp)を受信する。差動増幅器473の出力は、1つまたは複数のバッファステージのための入力として使用される。例示的な実施形態において、それらバッファステージのうちの2つ(たとえば、バッファ471e、g)は、入力として差動増幅器によって生じさせられたフィードバック信号を受信する。
[0058] 逓倍回路409は、周波数が受信された信号の倍数である出力信号を生じさせるために1つまたは複数の入力信号を修正する論理回路であることができる。いくつかの実施形態において、その出力信号は、差分信号(a differential signal)を備える。逓倍回路409は、スイッチ491a−dおよびインバータバッファ493a−dを含むことができる。例示的な実施形態において、逓倍回路409は、バッファ回路403および遅延回路407を介してディバイダ回路401によって生じさせられたIおよびQコンポーネント信号に基づいて、出力信号を順次的に(sequentially)生じさせる、2逓倍回路(「ダブラ」)を備える。スイッチ491a−dは、出力信号を生じさせるために、ゲートにおいて、それぞれのポジティブおよびネガティブ信号(positive and negative signals)を受信する2つの並列のFET回路を各々備える。逓倍回路409の出力は、インバータバッファ493a−dを介して、他のコンポーネントに送信されることができる。
[0059] 逓倍回路409の出力は差動増幅器473を介して、遅延回路407にフィードバックされるので、逓倍回路409は、遅延回路407のフィードバックループに組み込まれることできる。逓倍回路409における変動(variations)またはグリッチ(glitches)が直接的に出力信号に影響しないので、遅延回路407をもつフィードバックループに逓倍器409を組み込みこむことは、たとえば、出力信号を安定させることができる。さらに、スイッチ491a−dを経た複数のIおよびQ信号からのフィードバックは、IおよびQ信号の各々の間の相関(correlation)を高めるので、個々のIおよびQコンポーネント信号間の相関は、より大きくなることができる。
[0060] いくつかの実施形態において、各バッファ431a−fは、調整可能なキャパシタを含むことができる。そのような例においては、各調整可能なキャパシタは、出力信号の周波数の範囲に同調をとる(tune)ために、スイッチ(制御信号311を介して制御される)を介して接続されることができる。いくつかの実施形態において、調整可能なキャパシタの接続/切断は、各エンドポイントにおいて、出力周波数の範囲を修正することができる。たとえば、回路は、5.4−8.1GHzという本来の(an original)動作範囲を有し得る。たとえば、調整可能なキャパシタが接続されているときに、4.3と8.1GHzとの間という、より低い出力範囲を有するために、出力周波数は、範囲の各端においておおよそ20%変更されることができ、一方で、調整可能なキャパシタが接続されていないときに、出力周波数は、5.4GHzと9.7GHzの間の出力範囲を有することができる。これは、4.3−9.7GHzという全体的な出力周波数の範囲という結果をもたらすことができる。
[0061] 図5は、直交出力周波数のための別の例示的なディバイダシステムを例示する。ディバイダシステム500は、たとえば、IおよびQコンポーネント信号を生成するためにTX/RX周波数合成器270、280によって、用いられることができる。ディバイダシステム300と同様に、ディバイダシステム500は、別々のIおよびQ直交コンポーネント信号を生じさせるために、追加的な逓倍回路509を用いる。ディバイダシステム500は、ディバイダ回路501、遅延回路503および507、逓倍回路505および509、ならびに出力バッファ511を含む。いくつかの実施形態において、ディバイダシステム500のための除数を再構成するために、各逓倍回路505、509の前には制御回路が含まれることができる。
[0062] 各逓倍回路505、509は、遅延回路をもつフィードバックループに組み込まれる。例示的な実施形態において、たとえば、逓倍回路509は、遅延回路507をもつ1つのフィードバックループにある一方で、逓倍回路505は、遅延回路503をもつ1つのフィードバックループにある。ディバイダシステム300におけるフィードバックと同様に、それらフィードバックループは、それぞれの逓倍回路505、509の出力を安定させることができる。
[0063] 図6は、直交出力周波数に関する例示的なディバイダ回路を例示する。ディバイダ回路600は、ディバイダシステム500の例示的な回路インプリメンテーションであることができる。例示的な実施形態において、たとえば、ディバイダ回路600は、周波数が入力周波数信号の分数であるIおよびQコンポーネント出力信号を生じさせる、直交1.5分周回路(a quadrature divide-by-1.5 circuit)である。ディバイダ回路600は、ディバイダ回路601、バッファ回路603、第1の遅延回路607、第1の逓倍回路609、第2の遅延回路620、第2の逓倍回路640、および出力バッファ回路660を含むことができる。いくつかの実施形態において、ディバイダ回路600はまた、ディバイダ回路600のための除数を再構成するための1つまたは複数の制御回路を含むことができる。
[0064] ディバイダ回路601は、ディバイダ回路401に対応することができ、インバータ611a−fを含むことができる。例示的な実施形態において、ディバイダ回路601は、3分周ディバイダであり、バッファ回路603のための複数の出力信号を生じさせる。バッファ回路603は、バッファ回路403に対応することができ、ディバイダ回路601の各出力に関するバッファ631a−fを含むことができる。いくつかの実施形態において、バッファ631a−fの各々は、出力信号の周波数の範囲を調整するための調整可能なキャパシタを含むことができる。
[0065] 遅延回路607は、遅延回路407に対応することができ、バッファ671a−hおよび差動増幅器673を含むことができる。逓倍回路609は、逓倍回路409に対応することができ、1つまたは複数のスイッチ691a−dを含むことができ、それが受信する1つまたは複数の入力信号を修正するために使用されることができる。例示的な実施形態において、たとえば、逓倍回路609は、2逓倍回路であることができ、差動出力信号を生じさせることができる。差動出力信号は、フィードバックループの一部として、遅延回路607に送り返されることができる。差分信号はまた、1つまたは複数のバッファ信号のための入力として、遅延回路620に送られることができる。
[0066] 遅延回路620は、遅延回路607および407に対応することができ、逓倍回路509に関する遅延されたIおよびQ信号を生じさせるために、逓倍器609からの出力差分信号からコンポーネント信号を受信する1つまたは複数のバッファステージを含むことができる。遅延回路620は、バッファ621a−hおよび差動増幅器627を含むことができる。
[0067] 逓倍回路640は、逓倍回路609および409に対応することができ、コンポーネント信号fdmおよびfdpを備える別の差動出力信号を生じさせるために、1つまたは複数のスイッチ641a−dを含むことができる。これらの信号は、差動増幅器627への入力として、直接的に遅延回路620にフィードバックされる。いくつかの実施形態において、逓倍器640は、IおよびQコンポーネント信号に関する受動ミキサ(a passive mixer)として働く(act)ことができる。例示的な実施形態において、逓倍回路640は、コンポーネントQ信号の出力を遅延させるための直交遅延制御として使用される。そのような例において、逓倍回路609は、Iコンポーネント信号に対して、Qコンポーネント信号を、90度遅延させる外部のコンポーネントの必要性を除去(eliminate)する。出力バッファ回路660は、インバータ661a−hを含み、遅延回路620によって生じさせられた出力IおよびQコンポーネント信号を遅延させるために使用されることができる。
[0068] ディバイダ回路600は、3つの制御されたフィードバックループ:ディバイダ回路501、601における内部のフィードバックループと、遅延回路503、607および逓倍器505、609に関するフィードバックループと、遅延回路507、620および逓倍回路509、640に関するフィードバックループとを含むことができる。
[0069] 図7Aは、2逓倍回路のためのディバイダシステムにおける例示的な逓倍回路を例示する。図7Bは、ディバイダシステムにおける別の例示的な逓倍回路を例示する。逓倍回路609または640を2逓倍回路として使用するときに、ディバイダ回路600は、遅延回路720aおよび逓倍回路740aを用いることができる。いくつかの実施形態において、逓倍回路609または640を遅延回路として使用するときに、ディバイダ回路600は、遅延回路720bおよび逓倍回路740bを用いることができる。逓倍器609または640は、入力周波数が逓倍される必要がないときに、遅延回路として用いられることができる。そのような例において、逓倍器609および/または640は、入力と同じ周波数を有する出力周波数を生じさせるように構成されることができる。そのような例において、逓倍回路740bは、全ての出力信号を遅延回路720bにおける差動増幅器に送ることによって、全ての出力信号をフィードバックループに組み込む。
[0070] 図8は、ディバイダ回路の様々なステージに関するタイミング図を例示する。タイミング図800は、ディバイダ回路600における様々な信号に関する信号を例示する。タイミング図は、I信号801、Q信号803、
Figure 2017521904
(Ib)信号805、
Figure 2017521904
(Qb)信号807、混合されたIおよびI信号(IxQ)809、混合された
Figure 2017521904
(IbxQb)信号811、混合されたIコンポーネント(vmix_I、voutp)信号813、混合された
Figure 2017521904
コンポーネント(vmix_Ib、voutm)信号815、混合されたQコンポーネント(vmix_Q)信号817、混合された
Figure 2017521904
コンポーネント(vmix_Qb)819、fdp信号821、ならびにfdm信号823を含む。
[0071] 出力バッファ660の出力信号に対応する信号813−819によって見られるように、信号813−819は、3分周回路601および遅延回路607から出力されたIおよびQコンポーネント信号801、803の2倍の周波数を有する。信号813−819は、ディバイダ回路601への入力信号の2/3の周波数を有する。第2の逓倍器640が、それの出力周波数を2倍にしたとしても、遅延回路620へのそれのフィードバックは、逓倍回路640が出力信号813−819の周波数を修正することを防げた。
[0072] 図9は、周波数ディバイダを使用して出力周波数を生じさせるための例示的な方法を例示する。周波数合成器270、280は、たとえば、ターゲット周波数を生成するための除数を構成するときに、方法900を用いることができる。方法900は、ステップ901において開始し、ステップ903へ進むことができ、ここにおいて、それは入力信号を受信する。たとえば、ディバイダ回路400は、VCO274、284から入力信号を受信することができる。
[0073] ステップ905において、ディバイダ回路における1つまたは複数のコンポーネントは、制御信号を受信することができる。たとえば、バッファ回路403は、ディバイダ回路400の出力周波数の範囲を修正するために調整可能なキャパシタを作動させる(activate)ための制御信号を受信することができる。同様に、制御回路405は、逓倍回路409を含むか除外(excluding)することによって、ディバイダ回路400の除数を再構成するための除数制御信号313を受信することができる。
[0074] ステップ907において、ディバイダ回路は、どのような分割比(division ratio)を使用するかを決定することができる。たとえば、制御回路405は、除数制御信号を受信することができる。制御回路405は、たとえば逓倍器409の出力に接続されたスイッチの状態を制御することによって、所望の分割比を決定することができる。例示的な実施形態において、たとえば、制御回路405が、除数が1.5であるべきことを示す除数制御信号313を受信するときに、それはステップ909に進み、ここで、スイッチ451a−bは開いたままであり、かつ逓倍回路609の出力は接地に接続されていない。そのような例において、逓倍回路409は、安定させられた出力信号を生じさせるために、遅延回路407とともにフィードバックループに含まれることができる。
[0075] あるいは、制御回路405が、除数が3であるべきことを示す除数制御信号313を受信するときに、それはステップ911に進み、ここで、スイッチ451a−bは閉じており、逓倍回路409の出力は接地に接続されている。そのような例において、遅延回路407は、遅延回路407を経たフィードバックループに起因して安定されられた出力信号を生じさせる。
[0076] ステップ913において、ディバイダは、ステップ907において決定された分割比に基づいた周波数を有する出力信号を生じさせる。たとえば、出力信号は、逓倍回路409によって逓倍された信号を含むことまたは除外(exclude)することの何れかをすることができる。ディバイダ回路401はフィードバックループを含み、逓倍回路409を通した遅延回路407(delay circuit 407 through multiplier circuit 409)もまたフィードバックループを含むので、ステップ913で生じさせられた出力信号は、少なくとも2つのフィードバックループを経て安定させられる。一旦その出力信号が生じさせられると、方法900は、ステップ915において終了することができる。
[0077] したがって、本明細書における態様は、電子ハードウェアでの使用のための改良された周波数ディバイダを開示する。カスケーディングディバイダ(cascading divider)および/または逓倍ブロック(multiplier block)をフィードバック制御ループに組み込むことは、複雑なフィードバック設備(equipment)を加えることなく、より安定した出力信号を可能にする。さらに、ディバイダおよび/または逓倍ブロックの組み込みは、Qコンポーネント信号に関する、追加の、外部の遅延回路なしに、安定した直交出力信号を可能にする。調整可能なキャパシタおよび再調整可能な約率(divisor ratios)のような追加は、周波数合成器に関するより広い周波数同調範囲(a wider frequency tuning range)を可能にする。
[0078] 開示されたプロセス/フローチャートにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的なアプローチの例示であることが理解される。設計選好に基づいて、これらプロセス/フローチャートにおけるステップの特定の順序または階層が再配置され得ることが理解される。さらに、いくつかのステップは、組み合わされるか、または省略され得る。添付の方法の請求項は、サンプルの順序で様々なステップの要素を提示しており、提示された特定の順序または階層に限定されることを意味しない。
[0079] 先の説明は、当業者が、本明細書に説明された様々な態様を実施することを可能にするために提供される。これらの態様への様々な修正は、当業者にとって容易に明らかとなり、本明細書において定義された包括的な原理は、他の態様に適用され得る。このことから、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるように意図されておらず、特許請求の範囲の文言と一致する全範囲を付与されるべきであり、ここにおいて、単数形での要素への言及は、そのように明確に述べられない限りは「1つおよび1つのみ」を意味するように意図されておらず、むしろ「1つまたは複数」を意味するように意図されている。「例示的(exemplary)」という単語は、本明細書において、「例、事例、または実例としての役割を果たすこと」を意味するように使用される。「例示的」なものとして本明細書に説明された何れの態様も、必ずしも、他の態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。そうではないと明確に述べられていない限り、「いくつかの」という用語は、1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組み合わせ」のような組み合わせは、A、B、および/またはCの如何なる組み合わせも含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含み得る。特に、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組み合わせ」のような組み合わせは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとB、AとC、BとC、あるいは、AおよびBおよびC、であり得、ここで、何れのこのような組み合わせも、A、B、またはCの1つのメンバまたは複数のメンバを包含し得る(contain)。当業者に知られている、あるいは後に知られることになる本開示全体にわたって説明された様々な態様の要素に対する全ての構造的および機能的な同等物は、参照によって本明細書に明示的に組み込まれ、特許請求の範囲により包含されるように意図される。さらに、本明細書に開示されたものは、何れも、このような開示が特許請求の範囲において明確に記載されているかどうかに関わらず、公衆に捧げられるようには意図されていない。要素が「〜のための手段」という表現を使用して明確に記載されていない限り、何れの特許請求の範囲の要素も、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。

Claims (20)

  1. 入力信号を受信するように構成された周波数ディバイダと、
    前記周波数ディバイダによって生じさせられた分割された信号を受信するように構成された遅延回路と、
    前記遅延回路によって生じさせられた遅延された信号に基づいて出力信号を生じさせるように構成された周波数逓倍器と、
    を備え、
    ここにおいて、前記遅延回路は前記出力信号を受信する、
    再構成可能な周波数ディバイダ。
  2. 制御入力に基づいて前記出力信号の分割比を選択するように構成された制御回路、
    をさらに備え、
    前記分割比は前記周波数ディバイダと前記周波数逓倍器のうちの少なくとも1つによって定義される、
    請求項1に記載のディバイダ。
  3. 前記制御回路は、前記周波数ディバイダと前記周波数逓倍器との間に接続されている、請求項2に記載のディバイダ。
  4. 前記周波数ディバイダは、3分周回路を備える、請求項1に記載のディバイダ。
  5. 前記周波数逓倍器は、2逓倍回路を備える、請求項1に記載のディバイダ。
  6. 前記周波数ディバイダの出力と前記遅延回路および周波数逓倍器の入力との間のバッファ回路を、
    さらに備える、請求項1に記載のディバイダ。
  7. 前記バッファ回路は、
    前記周波数ディバイダの各出力と前記遅延回路の各入力との間の調整可能なキャパシタと、
    前記周波数ディバイダの各出力と前記周波数逓倍器の各入力との間の調整可能なキャパシタと、
    をさらに備える、請求項6に記載のディバイダ。
  8. 前記複数の調整可能なキャパシタは、前記出力信号の前記周波数を調整する、請求項7に記載のディバイダ。
  9. 前記出力信号は、
    Iコンポジット信号、および
    Qコンポジット信号
    を備える、直交信号を備える、
    請求項1に記載のディバイダ。
  10. 前記周波数逓倍器の前記出力を受信するように構成された第2の遅延回路と、
    前記第2の遅延回路によって生じさせられた第2の遅延された信号を受信し、
    前記遅延回路への逓倍された信号を生じさせる
    ように構成された第2の周波数逓倍器と、
    前記遅延回路からの第3の遅延された信号を受信し、
    第2の出力信号を生じさせる
    ように構成された出力バッファ回路と
    をさらに備える、請求項6に記載のディバイダ。
  11. 出力信号を生じさせる方法であって、
    周波数ディバイダによって、入力信号を受信することと、
    遅延回路によって、
    前記周波数ディバイダによって生じさせられた分割された信号と、
    前記出力信号と
    を受信することと、
    周波数逓倍器によって、前記遅延回路によって生じさせられた遅延された信号を受信することと、
    前記周波数逓倍器によって、前記出力信号を生じさせることと、
    を備える、
    方法。
  12. 制御回路から制御信号を受信すること
    さらに備え、
    ここにおいて、前記制御回路は、制御入力に基づいて分割比を選択し、
    前記分割比は、少なくとも、前記周波数ディバイダと前記周波数逓倍器のうちの1つによって定義される、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記制御回路は、前記周波数ディバイダと前記周波数逓倍器との間に接続されている、請求項12に記載の方法。
  14. 前記周波数ディバイダは、3分周回路を備える、請求項12に記載の方法。
  15. 前記周波数逓倍器は、2逓倍回路を備える、請求項12に記載の方法。
  16. バッファ回路によって、前記分割された信号を受信することと、
    前記バッファ回路によって、バッファされた信号を、
    前記遅延回路の入力、および、
    前記周波数逓倍器の入力
    へ送ることと、
    をさらに備える、請求項11に記載の方法。
  17. 前記バッファ回路は、
    前記周波数ディバイダの各出力と前記遅延回路の各入力との間の調整可能なキャパシタと、
    前記周波数ディバイダの各出力と前記周波数逓倍器の各入力との間の調整可能なキャパシタと、
    をさらに備える、請求項16に記載の方法。
  18. 前記複数の調整可能なキャパシタによって、前記出力信号の前記周波数を調整すること
    をさらに備える、請求項17に記載の方法。
  19. 前記出力信号は、
    Iコンポジット信号、および
    Qコンポジット信号
    を備える、直交信号を備える、
    請求項11に記載の方法。
  20. 第2の遅延回路によって、前記周波数逓倍器の前記出力を受信することと、
    第2の周波数逓倍器によって、前記第2の遅延回路によって生じさせられた第2の遅延された信号を受信することと、
    前記第2の周波数逓倍器によって、前記遅延回路への逓倍された信号を生じさせることと、
    出力バッファ回路によって、前記遅延回路からの第3の遅延された信号を受信することと、
    前記出力バッファ回路によって、第2の出力信号を生じさせることと、
    をさらに備える、請求項16に記載の方法。
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