JP2017517103A - 確実な抜去防護手段を備える接点保持部 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ピン形状の接点要素(100)の耐抜去保持のための保持部(10)であり、接点要素(100)を収容するための収容空間(22)を持つハウジング(20)と、収容空間(22)の内部に突出し、径方向に偏向され得るものであり、接点要素を挿入方向(E)と反対の抜去方向(Z)において固締するために接点要素の突部(110)のための軸方向制止部(32)を有する少なくとも1つの一次固締要素(30)とを備える保持部(10)であって、固締位置において一次固締要素(30)の径方向(R)の偏向を防止するために一次固締要素(30)の外側と少なくとも部分的に接触する二次固締要素(40)を備える保持部(10)に関する。

Description

本発明は、ピン形状の接点要素の耐抜去保持のための保持部であって、接点要素を収容するための収容空間を持つハウジングと、収容空間の内部に突出し、径方向に偏向され得る少なくとも1つの一次固締要素とを備える保持部に関する。一次固締要素は軸方向制止部を有し、それに接点要素の突部が載り得る結果、収容空間に収容される接点要素が挿入方向と反対の抜去方向において保持部に固締される。本発明はまた、本発明に係る保持部と、それに保持される耐抜去の接点要素とを備える接点ホルダにも関する。
ピン形状の接点要素は一般に、電圧又は電気信号を伝送するための細長い形態の電気接点、例えば、接点ピン、ケーブルの内部導体又は同等物を意味すると理解される。保持部に保持される耐抜去の接点要素は、抜去方向において引張力がかかっても保持部から抜去されることはない。
そのような保持部は、プラグコネクタの一部、例えば、プラグ、雄型パネルコネクタ、ソケット、カプラ、雌型パネルコネクタ又は同等物の絶縁部であり得るが、それにより、例えばケーブル端部に取り付けられる接点要素は、ケーブルに引張力がかかる場合でも、接点要素が保持部から外れることが確実に防止され得るような方式で保持部に保持される。
従来型の保持部は、締付部分で知られ、締付部分は、ケーブル又はケーブルの接点要素を締付部分間にフォースロック方式でしっかりと締め付けるように設計される。しかし、そのような締付構成は、ケーブルが高引張力を受ける場合に十分に確実ではない。同軸ケーブル、又は、外部導体、例えば編組導体を持つその他のケーブルは付加的に、概ね特に安定した外部導体を介してプラグコネクタの外部導体ハウジングに対して耐抜去方式で保持され得る。しかし、接点要素として1つ以上の比較的細い接点ピンのみを有するケーブルの耐抜去固定を達成することは特に困難である。
この後者の場合、抜去防護手段には軸方向制止部が設けられ得るが、引張力が抜去方向において接点要素に作用する場合にそれに接点要素の突部が載り、その結果、接点要素が軸方向において保持部から抜去されることが防止される(挿入方向及び挿入方向と反対の抜去方向の両方とも接点要素の軸方向に対して実質的に平行に通る)。保持部における接点要素の迅速且つユーザーフレンドリーな設置を可能にするために、抜去防護手段は径方向に偏向可能となるように設計され、その結果、設置中に接点要素の突部が難なく径方向に偏向した肩部を通過して収容空間に挿入され得る。
しかし、この抜去防護手段にも拘らず、接点要素は高引張力がかかると保持部から外れる場合があることがわかった。
前述の問題を考慮して、本発明の目的は、接点要素が特に迅速且つ容易に設置され得る、同時に、接点要素に作用する高引張力に耐え得る保持部を提供することである。
この課題は、請求項1に記載の保持部によって解決される。本発明に係る保持部の有益な更なる展開は、従属請求項に記載される。
本発明に係る保持部は、固締位置において一次固締要素の径方向の偏向を防止するために一次固締要素の外側と少なくとも部分的に径方向に接触する二次固締要素を特徴とする。収容空間への接点要素の挿入に引き続いて、二次固締要素は一次固締要素の外側に嵌められ得るが、それにより、二次固締要素は径方向において不動であり又は固定されており、その結果、内側で二次固締要素と接触する一次固締要素はもはや、外向きに偏向されることはなく、従って、如何なる状況でも接点要素を解放することはない。
本発明は、一次固締要素の径方向の偏向性が収容空間における接点要素の設置を容易にするが、他方では、一次固締要素が予圧を受けて接点要素を圧迫しても、一次固締要素が接点要素の突部から外れて故に接点要素を抜去方向において解放し得ることが不可能ではないという知見に基づいている。例えば、特に高い又は斜めにかかる引張力の作用でそのような弾性の一次固締要素の「てこ上げ」のリスクがある。このてこ上げは、本発明に係る保持部において、二次固締要素が一次固締要素を固締することよって防止される。
一次固締要素のその径方向の偏向に対する特に有効な固締が可能となるのは、一次固締要素が挿入方向に対して平行に延在する外側接触面を有し、外側接触面が固締位置において外側接触面に対して平行に通る二次固締要素の内側接触面と接触して配置されることによる。一次及び二次固締要素の2つの密接に接触する接触面は、少なくとも部分的に周方向において湾曲しており、また、例えば部分的に円筒状の面の形態であり、又は代替的に、それらは、挿入方向に対して平行に配向される平坦な(ガイド)面の形態に設計され得る。
二次固締要素は、一次固締要素に対して軸方向において変位可能であり得るが、その結果、収容空間に収容される接点要素の起こり得る軸方向の補償移動のための空間が二次固締要素の変位によって調整され得る。このために、二次固締要素は第1固締位置から第2固締位置に及び/又は第2固締位置から第1固締位置に軸方向において調整され得るが、それにより、両固締位置において二次固締要素はいずれの場合にも、一次固締要素の外側と少なくとも部分的に径方向に接触し、従って一次固締要素の径方向の偏向を防止する。二次固締要素のこの変位中に、軸方向において通る二次固締要素の内側接触面は、それが接触する一次固締要素の外側接触面に沿って摺動する。
他方、接点要素が、収容空間に挿入方向においてあまりにも深く押し込まれ、又は、前側で保持部から引き出されることを不可能にするために、二次固締要素は好ましくは、接点要素の突部のための追加軸方向制止部を有する。こうして接点要素は、抜去方向においてだけでなく、抜去方向と反対の挿入方向においても固締される。一次固締要素及び二次固締要素の制止部は、接点要素の突部又はいくつかの突部がこれらの間に収容され、接点要素の軸方向の位置に応じて一方又は他方の制止部に載り得るように互いに面する。
接点要素の軸方向の補償の可能性が所望の程度に調整されるようにするために、一次固締要素の軸方向制止部と二次固締要素の追加軸方向制止部との間の距離が第1固締位置においてよりも第2固締位置において大きければ有利である。第1固締位置では、この距離は例えば突部の軸方向の寸法に実質的に対応し得るが、それによりこの場合接点要素の軸方向の補償は可能でなく、その結果、接点要素は保持部に対して軸方向において実質的に不動に保持される。第2固締位置では、この距離は、突部の軸方向の寸法の1.5倍超、好ましくは2倍超の大きさであり、また特に好ましくは、突部の軸方向の寸法よりも1mm超、特に2mm超分大きい。この場合接点要素は、1mm超、特に2mm以上の軸方向の遊びで2つの方向において耐抜去状態になるように保持部に保持される。好ましくは、本発明に係る保持部は、二次固締要素を1つ以上の固締位置において固定するための固定機構を有する。また、二次固締要素がハウジングから外れることを防止する保持機構も配設され得る。
特に有効な一次固締要素は、収容空間に面する内面が収容空間の有効幅を挿入方向において少なくとも部分的に漸次縮小するように配向されることによって特徴付けられる。収容空間に接点要素を挿入する場合、一次固締要素は、内面に面する接点要素の突部を介して外向きに漸次圧迫され、突部が一次固締要素の背後にスナップ係合するまでそれが続く。縮小する内面には、挿入方向において、横断方向、特に挿入方向に対して概ね垂直な方向で径方向外向きに延在する軸方向制止部が連なり得る。一次固締要素の弛んだ状態において、収容空間の有効幅は、突部の領域の接点要素よりも小さく、その結果、接点要素は、一次固締要素が変位して避けた後にのみ、一次固締要素を通過して移動され得る。接点要素の挿入に引き続いて、一次固締要素の内壁は、少なくとも部分的に接点要素に密接して配置され得るが、その結果、フォームロック接続及びフォースロック接続の両方が接点要素と保持部との間に作成される。
好ましい態様において、二次固締要素は、挿入方向において収容空間を継続する側壁を持つキャップのような、ハウジングで軸方向において変位可能となるように保持される第2ハウジング部の一部である。キャップは好ましくは、キャップをハウジングに取り付けるための取付手段を有し、それにより、取り付けが第1固締位置から第2固締位置への及び第2固締位置から第1固締位置へのガイドされた軸方向の移動を可能にする。接点要素の前端は、キャップの前端を越えて突出し得る。代替的に又は付加的に、キャップは、接点要素が貫通するための貫通開口部を有し得る。
好ましくは、一次固締要素は、収容空間への接点要素の挿入中に、接点要素の突部を介して径方向外向きに予圧を受け、突部の背後にスナップ係合するように設計される板ばね部のような弾性的な弾力のあるタブ部を有する。
保持部の安定性を増大させるために、一次固締要素は、単一体に形成され、特にハウジングと一体に形成され得る。好ましくは、一次固締要素及び他のハウジング部分は、プラスチック等の非導電性材料製である。この場合、ハウジングは、ハウジングに接続される一次固締要素とともにプラスチック材料から一体に形成される。キャップも、キャップに接続される二次固締要素とともにプラスチック材料のような絶縁材料で一体に形成され得る。
別の特に重要な観点によれば、本発明は、接点要素の耐抜去保持のための保持部であって、接点要素を収容するための収容空間を持つハウジングと、収容空間の内部に突出し、径方向に偏向され得るものであり、軸方向制止部を有する少なくとも1つの一次固締要素とを備え、軸方向制止部に収容空間に収容される接点要素の突部が載り得る結果、接点要素が挿入方向と反対の抜去方向において固締される保持部に関する。上述の二次固締要素の代わりに又はそれに加えて、保持部は、同様に収容空間の内部に突出し、接点要素の突部のための軸方向固締制止部を持つ、追加固締要素の形態の追加一次固締手段を有し得る。接点要素に引張力が作用する場合、接点要素の突部は、一次固締要素の制止部及び追加固締要素の固締制止部の両方に当たり、従って抜去方向において二重に固締される。追加固締要素は、特に、剛性のものであり、径方向において弾力のあるものでも弾性のものでもない点で、一次固締要素とは異なる。
従って、接点要素に引張力が作用する場合、一次固締要素の場合以外で、追加固締要素が径方向外向きに跳ね返って接点要素を抜去方向において解放するリスクはない。同時に、接点要素を保持部に設置する場合、接点要素を収容空間に径方向内向きに突出する2つの制止部を通過して挿入方向において挿入することが可能であるが、それは、一次固締要素が接点要素の突部が両制止部を越えて摺動し得るほど径方向において十分に遠くまで偏向するからである。
このために、好ましくは、一次固締要素及び追加固締要素の両方とも、収容空間の有効幅を挿入方向において少なくとも部分的に漸次縮小する内面を有し、それにより、設置中に突部が可能な限り滑らかに制止部を越えて摺動することを可能にする。有利には、内面にはいずれの場合にも挿入方向において、略径方向外向きに延在する制止部又は固締制止部が連なり、その結果、接点要素の突部が一次固締要素の背後に又は追加固締要素の背後にスナップ係合し得る。
別の固締手段として、上記に説明の二次固締要素が配設され得るが、二次固締要素は、固締位置において一次固締要素の径方向の偏向を防止するために一次固締要素の外側と径方向に接触する。二次固締要素は、収容空間への接点要素の挿入に引き続いてハウジングに嵌められるキャップのような第2ハウジング部の一部であり得る。二次固締要素及び一次固締要素の別の特徴に関しては、上記の記載が参照される。
特に良好な固締効果の達成に関して、追加固締要素が挿入方向において実質的に一次固締要素の高さに配置されると有利であることが実証された。特に、一次固締要素の制止部は、追加固締要素の固締制止部と概ね同じ径方向面に配置され得る。この場合、環状のフランジのような接点要素の単一の周方向突部は、制止部及び固締制止部の両方に同時に固締され得る。また、この場合突部は、一次固締要素によって一次固締要素の軸方向制止部の背後及び固締制止部の背後の両方ともに同時に保持される。
代替的に又は付加的に、挿入方向において互いに離間したいくつかの弾性の一次固締要素及び/又は非弾性の追加固締要素が配設され得る。有利には、1つ以上の弾性の一次固締要素は、各追加固締要素に対向して配置される。この場合接点要素は、挿入方向において互いに離間した1つ超の突部、例えば2つ又は3つの突部を有し得る。
代替的に又は付加的に、例えば周方向において互いに離間した1つ超の弾性の一次固締要素及び/又は1つ超の非弾性の追加固締要素が同じ径方向面に配設され得る。
追加固締要素が一次固締要素と正反対に配置されれば、即ち、追加固締要素が一次固締要素から周方向において約180°離間していれば特に有利であるが、それは、この場合一次固締要素が接点要素を固締制止部の背後の凹部に特に有効に圧迫するからである。
別の観点によれば、本発明は、本発明に係る保持部と、その収容空間に耐抜去方式で保持されるピン形状の接点要素とを備える接点ホルダに関する。この場合、「ピン形状の接点要素」は、接点ピン、内部接点又は同等物のような細長い接点要素であると理解される。
接点要素は、実質的に回転対称、例えば概ね円筒状の形態であれば好ましいが、必ずしもそうでなくてもよい。接点要素の基部から開始して、1つ以上の径方向外向きに突出する突部が配設され得るが、それらは好ましくは、挿入方向に対して垂直に延在する前側面及び/又は後側面を有し、その結果、側面が同様に挿入方向に対して垂直に延在する制止部に平らに載り得る。本発明の好ましい態様において、突部は、接点要素の実質的に円筒状の基部を輪状の方式で包囲する環状のフランジの形態である。こうして、接点要素の回転位置に関係なく保持部の固締要素が突部の背後にスナップ係合することが保証される。代替的に、接点要素は1つ超の突部を有し得るが、その場合、突部各々に一次固締要素及び/又は追加固締要素が割り当てられ得る。
挿入方向を向く突部の側面は、好ましくは二次固締要素の軸方向制止部に面し、他方で、抜去方向を向く突部の側面は、好ましくは一次固締要素の軸方向制止部及び/又は追加固締要素の固締制止部に面する。
好ましくは、保持部は、互いに隣接して配置される2つ以上の収容空間を有し、いずれの場合にも1つの接点要素のための少なくとも1つの一次固締要素、二次固締要素及び/又は追加固締要素がいずれの場合にも付随する。こうして、二芯若しくは多芯ケーブル又はワイヤ束は例えば、保持部に結合され、保持部と耐抜去方式で接続され得る。特に好ましい態様において、保持部は、いずれの場合にも接点ピンが取り付けられる2つのツイストワイヤを持つ(おそらく遮蔽されていない)ツイストペアケーブルのケーブル端部を耐抜去方式で収容するように設計される絶縁部である。例えば、保持部は、例えばHSDカプラであるプラグコネクタの一部である。
以下の説明において本発明が添付の図面を参照して解説されるが、それには、説明で詳述されない本発明の重要な詳細に関して明示的な参照がなされる。
接点要素が内部に保持される状態の本発明に係る保持部の第1固締位置Iでの模式断面図である。 図1に示される保持部の第2固締位置IIでの模式断面図である。
図1は、本発明に係る保持部10の部分領域を、接点要素100が内部に収容される状態で、長手方向断面にて示す。そのため断面は、接点要素100が保持部10に挿入される挿入方向Eに対して平行に且つ反対方向の抜去方向Zに対して平行に通る。
保持部10は、接点要素100を収容するための収容空間22を持つハウジング20と、ハウジング22に取り付けられる第2ハウジング部45とを有する。第2ハウジング部45は、挿入方向Eにおいて収容空間22を継続する側壁48を形成する。
ハウジング20は、カプラのようなプラグコネクタの絶縁部であり、第2ハウジング部45は、カプラの前部を覆うキャップを形成する。
ハウジング20は、ハウジング20に接続される弾性設計の一次固締要素30を有し、第2ハウジング部45は、固締位置にある場合に一次固締要素30を弾性偏向に抗して固締するために第2ハウジング部45に接続される二次固締要素40を有する。
接点ピンの形態の接点要素100は、挿入方向Eにおいて延在するハウジング20の収容空間22に耐抜去方式で保持される。言い換えると、接点要素100は、抜去方向Zにおいて引張力をかけても収容空間22から抜去されることはない。これは、接点要素100の概ね円筒状の基部から径方向外向きに突出する突部110が一次固締要素30の軸方向制止部32に載ることによる。突部110が軸方向制止部32に当たることによって、接点要素100とハウジング20との間のフォームロック接続が作成される。
一次固締要素30の軸方向制止部32は、ハウジング20の側壁から接点要素100の方向において傾斜して突出するタブ部の挿入方向Eに向く前面によって形成される。タブ部の内面36は、接点要素100の方向で挿入方向Eにおいて接点領域39まで漸次傾斜し、接点領域39においてタブ部が接点要素100と密接に接触して配置される。この収容空間22の接点領域39に向かう漸次縮小により、タブ部は、接点要素100の収容空間22への挿入中に突部110によって外向きに漸次圧迫され、制止部32が突部110の背後に跳ね返るまでそれが続く。内壁36は、挿入方向Eに対して垂直に延在する制止部32に急に遷移し、その結果、接点要素に対して抜去方向Zにおいて力がかかる場合、タブ部が少なくとも中間程度のみの引張力で再偏向しないようになる。
既述のように、接点要素100の簡単な設置を可能にするために、一次固締要素30は、径方向Rにおいて偏向可能となるように設計される。しかし、接点要素100の挿入に引き続いて、突部110が制止部32の背後にスナップ式に嵌った後で、一次固締要素30の径方向の偏向が防止されることが重要であるが、それは、これが接点要素100を抜去方向Zにおいて解放してしまうからである。従って、図1及び2に示される固締位置において、一次固締要素30を径方向の偏向に抗して固締するために、固締位置の外側に二次固締要素40が配設される。
第2ハウジング部45と一体に形成される、好ましくはプラスチック製の二次固締要素40は、挿入方向Eに対して平行に延在して一次固締要素30に面する内側接触面44を有し、内側接触面44は、これに対して平行に延在する一次固締要素30の外側接触面34と接触して配置される。この2つの接触面34、44の構成は特に重要であるが、それは、これが、二次固締要素40の固締効果を維持しながら、挿入方向E又は挿入方向Eと反対の方向でのハウジング20に対する第2ハウジング部45のガイドされた変位を可能にするからである。
図1では、第2ハウジング部45がハウジング20の方向において深く押し込まれる第1固締位置Iが示される。この位置において、一次固締要素30の軸方向制止部32と二次固締要素の追加軸方向制止部42との間の距離Aは、2つの制止部32、42間に配置される突部110の軸方向の寸法よりもわずかに大きいだけである。従って、この位置では接点要素100は軸方向においてわずかな遊びを有するだけである。
図2に示される第2固締位置IIでは、第2ハウジング部45がハウジング20に対して挿入方向Eにおいて前方に深く押し込まれる。この位置において、制止部32、42間の距離Aは、制止部32、42間に配置される突部110の軸方向の寸法の約2倍の大きさであり、その結果、接点要素が軸方向の補償移動のための空間を有する。従って、両固締位置I、IIにおいて、挿入方向Eに対して平行に延在する一次固締要素及び二次固締要素の接触面34、44が互いに接触して配置されることが重要であり、その結果、二次固締要素の軸方向の位置に関係なく一次固締要素の径方向の偏向が不可能になる。
図1に示される二次固締要素40は、外向きに段状に延在するいくつかの部分を有する。固締位置において、一次固締要素30の外側接触面34は、外側段の内側接触面44と接触して配置され、突部110の外側は、中段の内面47と接触して配置され、接点要素100の基部の外側は、内側段の内面43と接触して配置され得る。これは、収容空間22の直径がいずれの場合にも接点要素100の直径に適合し、その結果、接点要素100の軸方向における特に安定したガイダンスが可能となることを意味する。
本発明の特に重要な観点によれば、弾性の一次固締要素30に加えて、ハウジング20は、非弾性の追加固締要素50を有する。追加固締要素50は、一次固締要素30の制止部32と同じ径方向断面に実質的に配置される軸方向固締制止部52を有する。特に、追加固締要素50は、収納空間22内で実質的に一次固締要素30の反対側に配置される。追加固締要素50はまた内面を有し、内面は、収納空間22の有効幅を挿入方向Eにおいて漸次縮小し、それに対して挿入中に突部110が摺動し、それにより、反対側の一次固締要素30を外向きに漸次圧迫し、突部110が2つの制止部32、52の背後にスナップ係合するまでそれが続き、それにより、その時点で予圧を受けて配置される一次固締要素30が内向きに跳ね返る。一次固締要素30と追加固締要素50との間の最狭位置における収納空間22の有効幅は、突部110の領域における接点要素100の直径よりも小さい。挿入方向Eにおける制止部32、52の背後で、収納空間22の直径は、対照的に、突部110の領域における接点要素100の直径に実質的に対応し得るが、その結果、制止部32、42間に配置される突部110の領域において、接点要素は、径方向の遊びを有しないため、安定した方式で軸方向において変位され得る。
第2ハウジング部45は、固定機構(図示せず)によって軸方向において変位可能となるようにハウジング20に固定される。
保持部10の収容空間22における接点要素100の引張力の作用に抗する特に確実な固締は、保持部が一次及び二次固締要素の両方並びに追加固締要素を含めばもたらされるが、それは、二次固締要素40が一次固締要素だけでなく間接的に非弾性の追加固締要素50も固締するからである。
しかし、代替的に、本発明では、一次固締要素及び二次固締要素のみ、又は、一次固締要素及び追加固締要素のみを有する保持部10が想定可能である。
本発明に係る接点ホルダを製造するための製造工程は以下のステップを含む。先ず、接点要素100が保持部10の収容空間22に挿入方向Eにおいて挿入され、そこで、一次固締要素30が径方向外向きに偏向され得るように、二次固締要素40は一次固締要素30上に未だ配置されない。結果として、突部110は、一次固締要素30の偏向により、一次固締要素30及び追加固締要素50の制止部32、52を越えて摺動し(タブ部が跳ね返り)、一次固締要素30が突部110の背後にスナップ係合するまでそれが続き、その結果、接点要素100は、抜去方向Zにおいて力がかかる場合に耐抜去方式で保持される。その後、二次固締要素40を持つ第2ハウジング部45が、図1及び2に示されるように、保持部10がその固締位置に来るようにハウジング20と接続される。この位置では、接点要素100はまた、挿入方向Eにおいてかかる引張力に抗して第2ハウジング部45の追加軸方向制止部42によって固締される。
本発明は、ピン形状の接点要素の耐抜去保持のための保持部であって、接点要素を収容するための収容空間を持つハウジングと、収容空間の内部に突出し、径方向に偏向され得る少なくとも1つの一次固締要素とを備える保持部に関する。一次固締要素は軸方向制止部を有し、それに接点要素の突部が載り得る結果、収容空間に収容される接点要素が挿入方向と反対の抜去方向において保持部に固締される。本発明はまた、本発明に係る保持部と、それに保持される耐抜去の接点要素とを備える接点ホルダにも関する。
ピン形状の接点要素は一般に、電圧又は電気信号を伝送するための細長い形態の電気接点、例えば、接点ピン、ケーブルの内部導体又は同等物を意味すると理解される。保持部に保持される耐抜去の接点要素は、抜去方向において引張力がかかっても保持部から抜去されることはない。
そのような保持部は、プラグコネクタの一部、例えば、プラグ、雄型パネルコネクタ、ソケット、カプラ、雌型パネルコネクタ又は同等物の絶縁部であり得るが、それにより、例えばケーブル端部に取り付けられる接点要素は、ケーブルに引張力がかかる場合でも、接点要素が保持部から外れることが確実に防止され得るような方式で保持部に保持される。
従来型の保持部は、締付部分で知られ、締付部分は、ケーブル又はケーブルの接点要素を締付部分間にフォースロック方式でしっかりと締め付けるように設計される。しかし、そのような締付構成は、ケーブルが高引張力を受ける場合に十分に確実ではない。同軸ケーブル、又は、外部導体、例えば編組導体を持つその他のケーブルは付加的に、概ね特に安定した外部導体を介してプラグコネクタの外部導体ハウジングに対して耐抜去方式で保持され得る。しかし、接点要素として1つ以上の比較的細い接点ピンのみを有するケーブルの耐抜去固定を達成することは特に困難である。
この後者の場合、抜去防護手段には軸方向制止部が設けられ得るが、引張力が抜去方向において接点要素に作用する場合にそれに接点要素の突部が載り、その結果、接点要素が軸方向において保持部から抜去されることが防止される(挿入方向及び挿入方向と反対の抜去方向の両方とも接点要素の軸方向に対して実質的に平行に通る)。保持部における接点要素の迅速且つユーザーフレンドリーな設置を可能にするために、抜去防護手段は径方向に偏向可能となるように設計され、その結果、設置中に接点要素の突部が難なく径方向に偏向した肩部を通過して収容空間に挿入され得る。
しかし、この抜去防護手段にも拘らず、接点要素は高引張力がかかると保持部から外れる場合があることがわかった。
特許文献1から、接点要素を収容するための収容空間を持つハウジングを備える、接点要素の耐抜去保持のための保持部が知られている。また、特許文献1による保持部は、接点要素を挿入方向と反対の抜去方向において固締するように設計される一次固締要素を有し、更に、特許文献1による保持部は、一次固締要素の径方向の偏向を防止するように設計される二次固締要素を有する。
特許文献2からまた、接点要素を収容するための収容空間を持つハウジングを備える、ピン形状の接点要素の耐抜去保持のための保持部が知られている。また、特許文献2による保持部は、接点要素を挿入方向と反対の抜去方向において固締するように設計される固締要素を有する。
特許文献3から、接点要素を収容するための収容空間を持つハウジングを備える、ピン形状の接点要素の耐抜去保持のための別の保持部が知られている。また、特許文献3による保持部は、接点要素を挿入方向と反対の抜去方向において固締するように設計される2つの閉塞要素を有する。
特許文献4から、接点要素を収容するための収容空間を持つハウジングを備える、接点要素を挿入方向と反対の抜去方向において固締するように設計される固締要素を有する、ピン形状の接点要素の耐抜去保持のための別の保持部が知られている。
欧州特許出願公開第1524730号明細書 欧州特許出願公開第2416454号明細書 米国特許出願公開第2002/0168896号明細書 英国特許出願公開第2422255号明細書
前述の問題を考慮して、本発明の目的は、接点要素が特に迅速且つ容易に設置され得る、同時に、接点要素に作用する高引張力に耐え得る保持部を提供することである。
この課題は、請求項1に記載の保持部によって解決される。本発明に係る保持部の有益な更なる展開は、従属請求項に記載される。
本発明に係る保持部は、固締位置において一次固締要素の径方向の偏向を防止するために一次固締要素の外側と少なくとも部分的に径方向に接触する二次固締要素を特徴とする。収容空間への接点要素の挿入に引き続いて、二次固締要素は一次固締要素の外側に嵌められ得るが、それにより、二次固締要素は径方向において不動であり又は固定されており、その結果、内側で二次固締要素と接触する一次固締要素はもはや、外向きに偏向されることはなく、従って、如何なる状況でも接点要素を解放することはない。
本発明は、一次固締要素の径方向の偏向性が収容空間における接点要素の設置を容易にするが、他方では、一次固締要素が予圧を受けて接点要素を圧迫しても、一次固締要素が接点要素の突部から外れて故に接点要素を抜去方向において解放し得ることが不可能ではないという知見に基づいている。例えば、特に高い又は斜めにかかる引張力の作用でそのような弾性の一次固締要素の「てこ上げ」のリスクがある。このてこ上げは、本発明に係る保持部において、二次固締要素が一次固締要素を固締することよって防止される。
一次固締要素のその径方向の偏向に対する特に有効な固締が可能となるのは、一次固締要素が挿入方向に対して平行に延在する外側接触面を有し、外側接触面が固締位置において外側接触面に対して平行に通る二次固締要素の内側接触面と接触して配置されることによる。一次及び二次固締要素の2つの密接に接触する接触面は、少なくとも部分的に周方向において湾曲しており、また、例えば部分的に円筒状の面の形態であり、又は代替的に、それらは、挿入方向に対して平行に配向される平坦な(ガイド)面の形態に設計され得る。
二次固締要素は、一次固締要素に対して軸方向において変位可能であり得るが、その結果、収容空間に収容される接点要素の起こり得る軸方向の補償移動のための空間が二次固締要素の変位によって調整され得る。このために、二次固締要素は第1固締位置から第2固締位置に及び/又は第2固締位置から第1固締位置に軸方向において調整され得るが、それにより、両固締位置において二次固締要素はいずれの場合にも、一次固締要素の外側と少なくとも部分的に径方向に接触し、従って一次固締要素の径方向の偏向を防止する。二次固締要素のこの変位中に、軸方向において通る二次固締要素の内側接触面は、それが接触する一次固締要素の外側接触面に沿って摺動する。
他方、接点要素が、収容空間に挿入方向においてあまりにも深く押し込まれ、又は、前側で保持部から引き出されることを不可能にするために、二次固締要素は好ましくは、接点要素の突部のための追加軸方向制止部を有する。こうして接点要素は、抜去方向においてだけでなく、抜去方向と反対の挿入方向においても固締される。一次固締要素及び二次固締要素の制止部は、接点要素の突部又はいくつかの突部がこれらの間に収容され、接点要素の軸方向の位置に応じて一方又は他方の制止部に載り得るように互いに面する。
接点要素の軸方向の補償の可能性が所望の程度に調整されるようにするために、一次固締要素の軸方向制止部と二次固締要素の追加軸方向制止部との間の距離が第1固締位置においてよりも第2固締位置において大きければ有利である。第1固締位置では、この距離は例えば突部の軸方向の寸法に実質的に対応し得るが、それによりこの場合接点要素の軸方向の補償は可能でなく、その結果、接点要素は保持部に対して軸方向において実質的に不動に保持される。第2固締位置では、この距離は、突部の軸方向の寸法の1.5倍超、好ましくは2倍超の大きさであり、また特に好ましくは、突部の軸方向の寸法よりも1mm超、特に2mm超分大きい。この場合接点要素は、1mm超、特に2mm以上の軸方向の遊びで2つの方向において耐抜去状態になるように保持部に保持される。好ましくは、本発明に係る保持部は、二次固締要素を1つ以上の固締位置において固定するための固定機構を有する。また、二次固締要素がハウジングから外れることを防止する保持機構も配設され得る。
特に有効な一次固締要素は、収容空間に面する内面が収容空間の有効幅を挿入方向において少なくとも部分的に漸次縮小するように配向されることによって特徴付けられる。収容空間に接点要素を挿入する場合、一次固締要素は、内面に面する接点要素の突部を介して外向きに漸次圧迫され、突部が一次固締要素の背後にスナップ係合するまでそれが続く。縮小する内面には、挿入方向において、横断方向、特に挿入方向に対して概ね垂直な方向で径方向外向きに延在する軸方向制止部が連なり得る。一次固締要素の弛んだ状態において、収容空間の有効幅は、突部の領域の接点要素よりも小さく、その結果、接点要素は、一次固締要素が変位して避けた後にのみ、一次固締要素を通過して移動され得る。接点要素の挿入に引き続いて、一次固締要素の内壁は、少なくとも部分的に接点要素に密接して配置され得るが、その結果、フォームロック接続及びフォースロック接続の両方が接点要素と保持部との間に作成される。
好ましい態様において、二次固締要素は、挿入方向において収容空間を継続する側壁を持つキャップのような、ハウジングで軸方向において変位可能となるように保持される第2ハウジング部の一部である。キャップは好ましくは、キャップをハウジングに取り付けるための取付手段を有し、それにより、取り付けが第1固締位置から第2固締位置への及び第2固締位置から第1固締位置へのガイドされた軸方向の移動を可能にする。接点要素の前端は、キャップの前端を越えて突出し得る。代替的に又は付加的に、キャップは、接点要素が貫通するための貫通開口部を有し得る。
好ましくは、一次固締要素は、収容空間への接点要素の挿入中に、接点要素の突部を介して径方向外向きに予圧を受け、突部の背後にスナップ係合するように設計される板ばね部のような弾性的な弾力のあるタブ部を有する。
保持部の安定性を増大させるために、一次固締要素は、単一体に形成され、特にハウジングと一体に形成され得る。好ましくは、一次固締要素及び他のハウジング部分は、プラスチック等の非導電性材料製である。この場合、ハウジングは、ハウジングに接続される一次固締要素とともにプラスチック材料から一体に形成される。キャップも、キャップに接続される二次固締要素とともにプラスチック材料のような絶縁材料で一体に形成され得る。
別の特に重要な観点によれば、本発明は、接点要素の耐抜去保持のための保持部であって、接点要素を収容するための収容空間を持つハウジングと、収容空間の内部に突出し、径方向に偏向され得るものであり、軸方向制止部を有する少なくとも1つの一次固締要素とを備え、軸方向制止部に収容空間に収容される接点要素の突部が載り得る結果、接点要素が挿入方向と反対の抜去方向において固締される保持部に関する。上述の二次固締要素の代わりに又はそれに加えて、保持部は、同様に収容空間の内部に突出し、接点要素の突部のための軸方向固締制止部を持つ、追加固締要素の形態の追加一次固締手段を有し得る。接点要素に引張力が作用する場合、接点要素の突部は、一次固締要素の制止部及び追加固締要素の固締制止部の両方に当たり、従って抜去方向において二重に固締される。追加固締要素は、特に、剛性のものであり、径方向において弾力のあるものでも弾性のものでもない点で、一次固締要素とは異なる。
従って、接点要素に引張力が作用する場合、一次固締要素の場合以外で、追加固締要素が径方向外向きに跳ね返って接点要素を抜去方向において解放するリスクはない。同時に、接点要素を保持部に設置する場合、接点要素を収容空間に径方向内向きに突出する2つの制止部を通過して挿入方向において挿入することが可能であるが、それは、一次固締要素が接点要素の突部が両制止部を越えて摺動し得るほど径方向において十分に遠くまで偏向するからである。
このために、好ましくは、一次固締要素及び追加固締要素の両方とも、収容空間の有効幅を挿入方向において少なくとも部分的に漸次縮小する内面を有し、それにより、設置中に突部が可能な限り滑らかに制止部を越えて摺動することを可能にする。有利には、内面にはいずれの場合にも挿入方向において、略径方向外向きに延在する制止部又は固締制止部が連なり、その結果、接点要素の突部が一次固締要素の背後に又は追加固締要素の背後にスナップ係合し得る。
別の固締手段として、上記に説明の二次固締要素が配設され得るが、二次固締要素は、固締位置において一次固締要素の径方向の偏向を防止するために一次固締要素の外側と径方向に接触する。二次固締要素は、収容空間への接点要素の挿入に引き続いてハウジングに嵌められるキャップのような第2ハウジング部の一部であり得る。二次固締要素及び一次固締要素の別の特徴に関しては、上記の記載が参照される。
特に良好な固締効果の達成に関して、追加固締要素が挿入方向において実質的に一次固締要素の高さに配置されると有利であることが実証された。特に、一次固締要素の制止部は、追加固締要素の固締制止部と概ね同じ径方向面に配置され得る。この場合、環状のフランジのような接点要素の単一の周方向突部は、制止部及び固締制止部の両方に同時に固締され得る。また、この場合突部は、一次固締要素によって一次固締要素の軸方向制止部の背後及び固締制止部の背後の両方ともに同時に保持される。
代替的に又は付加的に、挿入方向において互いに離間したいくつかの弾性の一次固締要素及び/又は非弾性の追加固締要素が配設され得る。有利には、1つ以上の弾性の一次固締要素は、各追加固締要素に対向して配置される。この場合接点要素は、挿入方向において互いに離間した1つ超の突部、例えば2つ又は3つの突部を有し得る。
代替的に又は付加的に、例えば周方向において互いに離間した1つ超の弾性の一次固締要素及び/又は1つ超の非弾性の追加固締要素が同じ径方向面に配設され得る。
追加固締要素が一次固締要素と正反対に配置されれば、即ち、追加固締要素が一次固締要素から周方向において約180°離間していれば特に有利であるが、それは、この場合一次固締要素が接点要素を固締制止部の背後の凹部に特に有効に圧迫するからである。
別の観点によれば、本発明は、本発明に係る保持部と、その収容空間に耐抜去方式で保持されるピン形状の接点要素とを備える接点ホルダに関する。この場合、「ピン形状の接点要素」は、接点ピン、内部接点又は同等物のような細長い接点要素であると理解される。
接点要素は、実質的に回転対称、例えば概ね円筒状の形態であれば好ましいが、必ずしもそうでなくてもよい。接点要素の基部から開始して、1つ以上の径方向外向きに突出する突部が配設され得るが、それらは好ましくは、挿入方向に対して垂直に延在する前側面及び/又は後側面を有し、その結果、側面が同様に挿入方向に対して垂直に延在する制止部に平らに載り得る。本発明の好ましい態様において、突部は、接点要素の実質的に円筒状の基部を輪状の方式で包囲する環状のフランジの形態である。こうして、接点要素の回転位置に関係なく保持部の固締要素が突部の背後にスナップ係合することが保証される。代替的に、接点要素は1つ超の突部を有し得るが、その場合、突部各々に一次固締要素及び/又は追加固締要素が割り当てられ得る。
挿入方向を向く突部の側面は、好ましくは二次固締要素の軸方向制止部に面し、他方で、抜去方向を向く突部の側面は、好ましくは一次固締要素の軸方向制止部及び/又は追加固締要素の固締制止部に面する。
好ましくは、保持部は、互いに隣接して配置される2つ以上の収容空間を有し、いずれの場合にも1つの接点要素のための少なくとも1つの一次固締要素、二次固締要素及び/又は追加固締要素がいずれの場合にも付随する。こうして、二芯若しくは多芯ケーブル又はワイヤ束は例えば、保持部に結合され、保持部と耐抜去方式で接続され得る。特に好ましい態様において、保持部は、いずれの場合にも接点ピンが取り付けられる2つのツイストワイヤを持つ(おそらく遮蔽されていない)ツイストペアケーブルのケーブル端部を耐抜去方式で収容するように設計される絶縁部である。例えば、保持部は、例えばHSDカプラであるプラグコネクタの一部である。
以下の説明において本発明が添付の図面を参照して解説されるが、それには、説明で詳述されない本発明の重要な詳細に関して明示的な参照がなされる。
接点要素が内部に保持される状態の本発明に係る保持部の第1固締位置Iでの模式断面図である。 図1に示される保持部の第2固締位置IIでの模式断面図である。
図1は、本発明に係る保持部10の部分領域を、接点要素100が内部に収容される状態で、長手方向断面にて示す。そのため断面は、接点要素100が保持部10に挿入される挿入方向Eに対して平行に且つ反対方向の抜去方向Zに対して平行に通る。
保持部10は、接点要素100を収容するための収容空間22を持つハウジング20と、ハウジング22に取り付けられる第2ハウジング部45とを有する。第2ハウジング部45は、挿入方向Eにおいて収容空間22を継続する側壁48を形成する。
ハウジング20は、カプラのようなプラグコネクタの絶縁部であり、第2ハウジング部45は、カプラの前部を覆うキャップを形成する。
ハウジング20は、ハウジング20に接続される弾性設計の一次固締要素30を有し、第2ハウジング部45は、固締位置にある場合に一次固締要素30を弾性偏向に抗して固締するために第2ハウジング部45に接続される二次固締要素40を有する。
接点ピンの形態の接点要素100は、挿入方向Eにおいて延在するハウジング20の収容空間22に耐抜去方式で保持される。言い換えると、接点要素100は、抜去方向Zにおいて引張力をかけても収容空間22から抜去されることはない。これは、接点要素100の概ね円筒状の基部から径方向外向きに突出する突部110が一次固締要素30の軸方向制止部32に載ることによる。突部110が軸方向制止部32に当たることによって、接点要素100とハウジング20との間のフォームロック接続が作成される。
一次固締要素30の軸方向制止部32は、ハウジング20の側壁から接点要素100の方向において傾斜して突出するタブ部の挿入方向Eに向く前面によって形成される。タブ部の内面36は、接点要素100の方向で挿入方向Eにおいて接点領域39まで漸次傾斜し、接点領域39においてタブ部が接点要素100と密接に接触して配置される。この収容空間22の接点領域39に向かう漸次縮小により、タブ部は、接点要素100の収容空間22への挿入中に突部110によって外向きに漸次圧迫され、制止部32が突部110の背後に跳ね返るまでそれが続く。内壁36は、挿入方向Eに対して垂直に延在する制止部32に急に遷移し、その結果、接点要素に対して抜去方向Zにおいて力がかかる場合、タブ部が少なくとも中間程度のみの引張力で再偏向しないようになる。
既述のように、接点要素100の簡単な設置を可能にするために、一次固締要素30は、径方向Rにおいて偏向可能となるように設計される。しかし、接点要素100の挿入に引き続いて、突部110が制止部32の背後にスナップ式に嵌った後で、一次固締要素30の径方向の偏向が防止されることが重要であるが、それは、これが接点要素100を抜去方向Zにおいて解放してしまうからである。従って、図1及び2に示される固締位置において、一次固締要素30を径方向の偏向に抗して固締するために、固締位置の外側に二次固締要素40が配設される。
第2ハウジング部45と一体に形成される、好ましくはプラスチック製の二次固締要素40は、挿入方向Eに対して平行に延在して一次固締要素30に面する内側接触面44を有し、内側接触面44は、これに対して平行に延在する一次固締要素30の外側接触面34と接触して配置される。この2つの接触面34、44の構成は特に重要であるが、それは、これが、二次固締要素40の固締効果を維持しながら、挿入方向E又は挿入方向Eと反対の方向でのハウジング20に対する第2ハウジング部45のガイドされた変位を可能にするからである。
図1では、第2ハウジング部45がハウジング20の方向において深く押し込まれる第1固締位置Iが示される。この位置において、一次固締要素30の軸方向制止部32と二次固締要素の追加軸方向制止部42との間の距離Aは、2つの制止部32、42間に配置される突部110の軸方向の寸法よりもわずかに大きいだけである。従って、この位置では接点要素100は軸方向においてわずかな遊びを有するだけである。
図2に示される第2固締位置IIでは、第2ハウジング部45がハウジング20に対して挿入方向Eにおいて前方に深く押し込まれる。この位置において、制止部32、42間の距離Aは、制止部32、42間に配置される突部110の軸方向の寸法の約2倍の大きさであり、その結果、接点要素が軸方向の補償移動のための空間を有する。従って、両固締位置I、IIにおいて、挿入方向Eに対して平行に延在する一次固締要素及び二次固締要素の接触面34、44が互いに接触して配置されることが重要であり、その結果、二次固締要素の軸方向の位置に関係なく一次固締要素の径方向の偏向が不可能になる。
図1に示される二次固締要素40は、外向きに段状に延在するいくつかの部分を有する。固締位置において、一次固締要素30の外側接触面34は、外側段の内側接触面44と接触して配置され、突部110の外側は、中段の内面47と接触して配置され、接点要素100の基部の外側は、内側段の内面43と接触して配置され得る。これは、収容空間22の直径がいずれの場合にも接点要素100の直径に適合し、その結果、接点要素100の軸方向における特に安定したガイダンスが可能となることを意味する。
本発明の特に重要な観点によれば、弾性の一次固締要素30に加えて、ハウジング20は、非弾性の追加固締要素50を有する。追加固締要素50は、一次固締要素30の制止部32と同じ径方向断面に実質的に配置される軸方向固締制止部52を有する。特に、追加固締要素50は、収納空間22内で実質的に一次固締要素30の反対側に配置される。追加固締要素50はまた内面を有し、内面は、収納空間22の有効幅を挿入方向Eにおいて漸次縮小し、それに対して挿入中に突部110が摺動し、それにより、反対側の一次固締要素30を外向きに漸次圧迫し、突部110が2つの制止部32、52の背後にスナップ係合するまでそれが続き、それにより、その時点で予圧を受けて配置される一次固締要素30が内向きに跳ね返る。一次固締要素30と追加固締要素50との間の最狭位置における収納空間22の有効幅は、突部110の領域における接点要素100の直径よりも小さい。挿入方向Eにおける制止部32、52の背後で、収納空間22の直径は、対照的に、突部110の領域における接点要素100の直径に実質的に対応し得るが、その結果、制止部32、42間に配置される突部110の領域において、接点要素は、径方向の遊びを有しないため、安定した方式で軸方向において変位され得る。
第2ハウジング部45は、固定機構(図示せず)によって軸方向において変位可能となるようにハウジング20に固定される。
保持部10の収容空間22における接点要素100の引張力の作用に抗する特に確実な固締は、保持部が一次及び二次固締要素の両方並びに追加固締要素を含めばもたらされるが、それは、二次固締要素40が一次固締要素だけでなく間接的に非弾性の追加固締要素50も固締するからである。
しかし、代替的に、本発明では、一次固締要素及び二次固締要素のみ、又は、一次固締要素及び追加固締要素のみを有する保持部10が想定可能である。
本発明に係る接点ホルダを製造するための製造工程は以下のステップを含む。先ず、接点要素100が保持部10の収容空間22に挿入方向Eにおいて挿入され、そこで、一次固締要素30が径方向外向きに偏向され得るように、二次固締要素40は一次固締要素30上に未だ配置されない。結果として、突部110は、一次固締要素30の偏向により、一次固締要素30及び追加固締要素50の制止部32、52を越えて摺動し(タブ部が跳ね返り)、一次固締要素30が突部110の背後にスナップ係合するまでそれが続き、その結果、接点要素100は、抜去方向Zにおいて力がかかる場合に耐抜去方式で保持される。その後、二次固締要素40を持つ第2ハウジング部45が、図1及び2に示されるように、保持部10がその固締位置に来るようにハウジング20と接続される。この位置では、接点要素100はまた、挿入方向Eにおいてかかる引張力に抗して第2ハウジング部45の追加軸方向制止部42によって固締される。

Claims (13)

  1. ピン形状の接点要素(100)の耐抜去保持のための保持部(10)であり、
    前記接点要素(100)を収容するための収容空間(22)を持つハウジング(20)と、
    前記収容空間(22)の内部に突出し、径方向に偏向され得るものであり、前記接点要素を挿入方向(E)と反対の抜去方向(Z)において固締するために前記接点要素の突部(110)のための軸方向制止部(32)を有する少なくとも1つの一次固締要素(30)とを備える保持部(10)であって、
    固締位置において前記一次固締要素(30)の径方向(R)の偏向を防止するために前記一次固締要素(30)の外側と少なくとも部分的に接触する二次固締要素(40)を備えることを特徴とする保持部(10)。
  2. 前記一次固締要素(30)は、挿入方向(E)に対して平行に延在する外側接触面(34)を有し、前記外側接触面(34)に対して平行に延在する前記二次固締要素(40)の内側接触面(44)が前記固締位置において前記外側接触面(34)と接触して配置されることを特徴とする請求項1に記載の保持部。
  3. 前記接点要素(100)の起こり得る軸方向の移動を調整するために、前記二次固締要素(40)は、第1固締位置(I)から第2固締位置(II)に及び/又は前記第2固締位置(II)から前記第1固締位置(I)に軸方向において調整され得るものであり、それらの位置において前記二次固締要素(40)が前記一次固締要素(30)の外側と少なくとも部分的に径方向(R)に接触して配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の保持部。
  4. 前記二次固締要素(40)は、前記接点要素(100)を挿入方向(E)において固締するために前記接点要素(100)の突部(110)のための追加軸方向制止部(42)を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の保持部。
  5. 前記一次固締要素(30)の前記軸方向制止部(32)と前記二次固締要素(40)の前記追加軸方向制止部(42)との間の距離(A)は、前記第1固締位置(I)においてよりも前記第2固締位置(II)において大きいことを特徴とする請求項3及び4に記載の保持部。
  6. 前記一次固締要素(30)は、前記収容空間(22)の有効幅を挿入方向(E)において少なくとも部分的に漸次縮小する内面(36)を有し、前記内面(36)には、挿入方向(E)において、横断方向、特に挿入方向に対して概ね垂直な方向で径方向外向きに延在する前記軸方向制止部(32)が連なることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の保持部。
  7. 前記二次固締要素(40)は、挿入方向(E)において前記収容空間(22)を継続する側壁を持つキャップ(45)のような、前記ハウジング(10)で軸方向において変位可能となるように保持される第2ハウジング部の一部であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の保持部。
  8. 前記一次固締要素(30)は、前記収容空間(22)への前記接点要素(100)の挿入中に、前記接点要素の前記突部(110)を介して径方向(R)外向きに予圧を受け、前記突部(110)の背後にスナップ係合するように設計される弾性的な弾力のあるタブ部を有することを特徴とする請求項1から7の少なくともいずれか一項に記載の保持部。
  9. 前記一次固締要素(30)は、単一体に形成され、特に、プラスチック材料製の、前記ハウジング(10)を持つ、特に前記ハウジング(10)を一体に持つ単一部品として形成されることを特徴とする請求項1から8の少なくともいずれか一項に記載の保持部。
  10. 前記収容空間(22)の内部に突出し、前記接点要素(100)を挿入方向(E)と反対の抜去方向(Z)において固締するために前記接点要素(100)の突部(110)のための軸方向固締制止部(52)を持つ追加固締要素(50)を備え、前記追加固締要素(50)は非弾性であることを特徴とする特に請求項1から9のいずれか一項に記載の保持部。
  11. 前記追加固締要素(50)は、挿入方向(E)において実質的に前記一次固締要素(30)の高さに配置され、前記一次固締要素(30)の前記制止部(32)が好ましくは前記追加固締要素(50)の前記固締制止部(52)と概ね同じ径方向面に配置されることを特徴とする請求項10に記載の保持部。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の保持部(10)と、その収容空間に耐抜去方式で保持されるピン形状の接点要素(100)とを備える接点ホルダ。
  13. 前記接点要素(100)の前記突部(110)は、実質的に環状のフランジとして設計され、その一方の側面が前記一次固締要素の前記軸方向制止部(32)及び/又は前記追加固締要素の前記固締制止部(52)に面し、及び/又は、その他方の側面が前記二次固締要素の前記追加軸方向制止部(42)に面することを特徴とする請求項12に記載の接点ホルダ。
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