JP2017515079A - プーリ組立体のための再使用可能なダストカップ - Google Patents

プーリ組立体のための再使用可能なダストカップ Download PDF

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Abstract

部材の開口部と封止係合するためのダストカップを開示する。ダストカップは、工具によって部材の開口部から取外し可能である。ダストカップは、本体と、弾性部分と、を有する。本体は、外周部、内面、外面及び外面に沿って配設された凹所を画成する。凹所は、工具の一部を受けるように形付けられている。弾性部分は、本体の外周部の周りに位置する。弾性部分は、本体部材の開口部と封止係合可能である。

Description

本発明は、広く、プーリ組立体の開口部に封止係合するダストカップに、より詳しくは、再使用可能なダストカップに、関する。
駆動プーリ(前側及び後側双方)のようなプーリ、遊動プーリ及びテンショナプーリは、自動車で使用され得る。特に、これらプーリは、駆動システムのベルトを駆動させるまたは張るために使用され得る。ベルト駆動システムは、駆動プーリ及び1以上の遊動プーリと、無端ベルトと、を有する。プーリそれぞれは、ベルト係合面を有するプーリシェルまたは本体を有し得る。無端ベルトは、プーリシェルそれぞれのベルト係合面の周りを続く。
プーリそれぞれは、同様に、プーリシェルの孔部内に位置し得る1以上の軸受を有し得る。しばしば、例えば塵埃、砂、塩類または泥のような汚染物質は、軸受内に入り得る。これら汚染物質は、摩擦を増大させ、軸受の寿命を低減させ得る。このため、ダストカップまたはカバーは、汚染物質がプーリの本体に入ることをほぼ防止するように設けられ得る。例えば、いくつかのタイプのダストカップは、プラスチックで構成され得る。しかしながら、これらタイプのプラスチックダストカップは、主として、切欠または他の開口部を有しており、これら切欠または開口部は、ゴミが軸受シェルの孔部に入ることを可能とする。
現在入手可能ないくつかの他のタイプのダストカバーは、鋼板のような金属材料で構成され得る。これらタイプの金属ダストカップは、汚染物質がプーリ本体の孔部に入ることをほぼ防止する。しかしながら、金属ダストカップは、比較的高い設置力を必要とし得、これらタイプのダストカップを設置しにくくする。さらに、これらタイプの金属ダストカップは、しばしば、取外し処理中にプーリ本体内に位置する軸受案内溝を損傷させ得るまたは軸受案内溝に穴を開け得る。最終的に、金属ダストカップは、主として、プーリ本体から取り外すと破壊される。
他のタイプのダストカップは、金属本体と、オーバーモールド(金属本体を覆う)ゴム層と、を有し得、鋼板保護として機能する。これらオーバーモールド式ダストカップは、オーバーモールドゴム層のない金属ダストカップと比較すると、設置が容易であり得る。しかしながら、これらオーバーモールド式ダストカップは、同様の欠点を有し得る。例えば、オーバーモールド式ダストカップは、再使用可能ではない。具体的には、これらオーバーモールド式ダストカップは、中央のゴム部分を有しており、このゴム部分には、オーバーモールド式ダストカップをプーリ本体から取り外している間に穴が開く。さらに、これらオーバーモールド式ダストカップは、搬送中に容易に損傷され得る。このため、オーバーモールド式ダストカップは、主として、プーリ本体とは別個に搬送される必要がある。したがって、上述した欠点を解消するプーリ組立体のための改良型ダストカップに関する必要性が存在する。
再使用可能なダストカップを開示する。一手法において、ダストカップは、回転可能部材の孔部を封止するために使用され得る。例えば、ダストカップは、補助駆動システムのためのプーリ組立体の孔部を封止するために使用され得る。
一形態において、部材の開口部と封止係合するためのダストカップを開示する。ダストカップは、工具によって部材の開口部から取外し可能である。ダストカップは、本体と、弾性部分と、を有する。本体は、外周部、内面、外面及び外面に沿って配設された凹所を画成する。凹所は、工具の一部を受けるように形付けられている。弾性部分は、本体の外周部の周りに位置する。弾性部分は、本体部材の開口部と封止係合可能である。
工具は、ダストカップを部材の開口部から取り外している間に操作者によって使用され得る。具体的には、ダストカップは、ダストカップの本体及び弾性部分への実質的な変形または損傷なく開口部から取り外され得る。このため、ダストカップは、複数回、手で設置され、その後、開口部から取り外され得る。すなわち、凹所は、ダストカップを再使用可能とすることができる。
別の形態において、回転可能組立体を開示する。回転可能組立体は、そこを貫通する孔部を有し、孔部が開口部を画成する回転可能部材と、ダストカップと、を有する。ダストカップは、工具によって部材の開口部から取外し可能である。ダストカップは、本体と、弾性部分と、を有する。本体は、外周部、内面、外面及び外面に沿って配設された凹所を画成する。凹所は、工具の一部を受けるように形付けられている。弾性部分は、本体の外周部の周りに位置する。弾性部分は、本体部材の開口部と封止係合可能である。
さらに別の形態において、部材の開口部と封止係合するためのダストカップを開示する。ダストカップは、部材の開口部から取外し可能である。ダストカップは、本体と、弾性部分と、を有する。本体は、外周部及び外面に沿って配設されたアパーチャを画成する。弾性部分は、本体の外周部の周りに位置し、外方延在突起を画成する。外方延在突起は、本体のアパーチャによって受けられ、把持面を形成する。弾性部分は、本体部材の開口部と封止係合されている。外方延在突起は、操作者が把持し得る表面を形成する。このため、ダストカップを開口部から取り外すと、外方延在突起は、操作者が把持して引っ張り上げ得るプルタブとして機能する。
一実施形態にかかる補助駆動システムを示す概略図である。 図1に示す補助駆動システムのような補助駆動システムで使用するための一実施形態にかかるプーリ組立体を示す拡大斜視図であって、プーリ組立体がダストカップを有する、拡大斜視図である。 図2に示すプーリ組立体を示す横断面図である。 図3に示すプーリ組立体の一部を示す拡大図である。 図2に示すダストカップを示す斜視図であって、弾性材料の一部を取り除いた、斜視図である。 図2に示すダストカップを示す別の斜視図である。 別の実施形態にかかるダストカップを示す側面断面図である。 図7に示す領域8を示す拡大図である。 図7に示すダストカップを示す斜視図である。 さらに別の実施形態にかかるダストカップを示す前面図である。 図10に示すダストカップを示す横断線11−11に沿って取った横断面図である。 図10に示すダストカップを示す斜視図である。
以下の詳細な説明は、本発明の概略的な原理を示しており、これら発明の例は、添付の図面に追加的に示されている。図面において、同様の参照符号は、同一のまたは機能的に類似する要素を示す。
ここで図1を参照すると、例えば自動車の内燃機関の補助駆動システム10が示されている。補助駆動システム10は、無端ベルト30を有し、この無端ベルトは、図1に示されていない複数の付属品を駆動させるために使用される。替わりに、付属品は、図1において、複数のプーリ組立体によって概略的に示されている。具体的には、図1は、クランクプーリ組立体12、ファン/水ポンププーリ組立体14、オルタネータプーリ組立体16、パワーステアリングプーリ組立体18、遊動プーリ組立体20及びテンショナプーリ組立体22の周りを引っ張られているベルト30を示す。
様々な付属品は、プーリ組立体14、16、18、20及び22を用いて駆動され、これらプーリ組立体は、それら自体がベルト30によって回転される。説明する目的で、オルタネータプーリ組立体16に以下で着目する。オルタネータプーリ組立体16を以下で説明するが、当業者が理解することは、(符号56として図2に示す)開示したダストカップを他のプーリ組立体12、18、20のいずれかで同様に利用され得ること、である。さらに、同様に留意すべきことは、本明細書で説明する実施形態が補助駆動システムのためのプーリ組立体の部品としてのダストカップを開示しているが、実際は実施形態が単なる例示であることを理解すること、である。当業者が迅速に理解することは、開示したダストカップをさまざまな他の用途で同様に使用し得、任意のタイプの部品に封止を形成するために使用し得ること、である。例えば、一実施形態において、開示したダストカップは、テンショナアームのような非回転可能部品で使用され得る。テンショナアームは、前後に振動するが、回転しない。実際には、当業者が理解することは、開示したダストカップが回転可能なまたは振動する構成部材で使用することに限定されず、静止した環境で同様に使用され得ること、である。
ここで図2及び図3を参照すると、オルタネータプーリ組立体16は、ベルト30(図1に示す)から付属品(例えばオルタネータ)の入力軸32まで入力トルクを選択的に伝達させるために使用され得る。図2及び図3に示す例示的な実施形態において、プーリ組立体16は、入力軸32と係合可能なハブ40と、スペーサ42と、ローラ軸受43と、針状ころ軸受44と、スラスト軸受45と、クラッチアクチュエータ48と、1以上の付勢部材50と、スリーブ52と、保持リング54と、ダストカップ56と、を有し、これらすべては、プーリ本体62の孔部60内に収容されている。ハブ40は、ハブを貫通する孔部58を画成し得る。ハブ40は、入力軸32と噛合し、それにより、ハブ40が入力軸32回りで自由に回転することを防止する。ハブ40は、例えば半月キー(図示略)のような、2つの回転素子間でトルク伝達を可能とするための任意の公知の手法を用いて、噛合され得る。
プーリ本体62は、ハブ40を囲み、プーリ孔部60は、プーリ本体62がハブ40回りで回転し得るように寸法付けられている。プーリ本体62は、回転軸A−A回りに回転可能である。プーリ本体62は、外周ベルト係合面70を有し得、この係合面は、ベルト30に係合する(図1)。ベルト係合面70は、V字状リブ及び溝部を有するような外形とされており、ベルト30にある対応するリブ及び溝部(図示略)と噛合する。図2がベルト係合面70に沿って位置するV字状リブを示しているが、歯、平坦型のまたは丸型のリブ及び溝部のような他の機能を同様に使用してベルト30に係合し得る。
スリーブ52は、スリーブを貫通する孔部80を有し得、この孔部は、段付き構造を有する。具体的には、孔部80は、第1セクション82及び第2セクション84を有し得、第1セクション82は、孔部80の第2セクション84と比較すると大径を有する。段部86は、孔部80の第1セクション82と第2セクション84との間の移行部を画成し得る。孔部80の第1セクション82は、付勢部材50の少なくとも一部を受けるように寸法付けられ得る。図2及び図3に示す非限定的な実施形態において、付勢部材50は、複数のビリビルワッシャ(Belleville washer)として図示されている。しかしながら、理解されることは、例えば波形状または螺旋状バネのような、軸方向に力を掛けるように構成された任意のタイプの付勢部材を同様に使用し得ること、である。
孔部80の第2セクション84は、ブラシ68及びダストカップ56を受けるように寸法付けられ得る。ブラシ68は、孔部80の第2セクション84内に圧入され得る。ダストカップ56は、スリーブ52の開口部88内に受けられ得る。具体的には、スリーブ52の開口部88は、スリーブ52の外面89に沿って位置する(図3)。スリーブ52の一部の拡大図である図4において最もよくわかるように、スリーブ52の開口部88は、内方にかつハブ40の軸A−Aに向けて延在する縁部90を画成し得る。
再び図2及び図3を参照すると、クラッチアクチュエータ48は、傾斜構造またはローラ傾斜構造を有し得、この構造は、クラッチアクチュエータ48の少なくとも一部の回転運動の結果として、軸方向に延在する(すなわち、オルタネータプーリ組立体16の回転軸A−Aに沿ってその他の構成部材から遠い位置まで平行移動可能な少なくとも1つの構成部材を有する)。軸方向の伸長は、主として、1つの構成部材の結果として生じ、この構成部材は、上昇するもしくは傾斜外観に沿って移動する、または、回転素子の上昇もしくは傾斜外観に沿う移動に応じて移動する。
図2及び図3の実施形態におけるクラッチアクチュエータ48は、上側傾斜構成部材94、下側傾斜構成部材98及びこれら間にある1以上のローラ素子100を有する。ローラ素子100は、筒体、球体、円錐状筒体などであり得る。上側傾斜構成部材94は、全体的に付勢部材50に隣接して位置する。下側傾斜構成部材98は、上側傾斜構成部材94とスラスト軸受45との間に位置し得る。上側及び下側は、本明細書において、紙面の向きに関して、図3に示すように、プーリ組立体16の構成部材の位置に対して使用されている。用語上側及び下側は、同様に、本願の他の図面に適用可能である。
図3及び図4を参照すると、ダストカップ56は、スリーブ52の開口部88を封止するために使用され得、それにより、汚染物質がプーリ本体62の内部に入ることをほぼまたは完全に防止する。このため、ダストカップ56は、針状ころ軸受44及びスラスト軸受45のようなプーリ本体62の孔部60内に収容されている構成部材を汚染物質からほぼ保護するために使用され得る。留意すべきことは、図3及び図4がスリーブ52の開口部88を封止するダストカップ56を示しているが、当業者がダストカップ56を同様にプーリ組立体16の他の開口部を封止するように寸法付け得ることを理解すること、である。例えば、別の実施形態において、ダストカップ56は、プーリ本体62の開口部110(図3参照)を封止するために使用され得、ダストカップ56は、保持リング54上に載置され得る。
図4から図6を参照すると、ダストカップ56は、本体部分120及び弾性部分122を有し得る。図4から図6に示す実施形態において、本体部分120は、プラスチックで構成され得る。しかしながら、以下で詳述される図7から図12に示す別の実施形態において、本体部分120は、金属材料で構成され得る。再び図4から図6を参照すると、ダストカップ56の本体部分120のプラスチックは、ダストカップ56をプーリ組立体16に設置する及びプーリ組立体から取り外すことによってダストカップ56を十分には塑性変形させないような十分な可撓性を有し得る。必要な可撓性を有するが限定されないいくつかの例におけるプラスチックは、最大約30%のガラス含有率のナイロン6/6、ナイロン4/6、または、融点がオーバーモールドされる弾性部材よりも高い任意のプラスチック材料を含む。
図5を参照すると、弾性部分122の一部は、ダストカップ56の本体部分120の外周部128を見せるために取り外されている。図示した例示的な実施形態において、ダストカップ56の外周部128は、ほぼ円形または円状である。図5及び図6双方を参照すると、ダストカップ56の本体部分120は、同様に、内面130、外面132、縁部134、係合機構136及び補強ボタン138を有し得る。
図4から図6を参照すると、ダストカップ56の内面130は、スリーブ52の開口部88を向き得または開口部によって受けられ得、ダストカップ56の外面132は、ダストカップ56をプーリ組立体16にいったん設置すると視認可能であり得る。縁部134は、ダストカップ56の内面130に向けて突出し、そのため、端面140を形成し、この端面は、ハブ40の端面142のほぼ反対側にあり得る。一実施形態において、係合機構136は、ダストカップ56の本体部分120の外面132に沿う中心位置に配設され得る。係合機構136は、内方に延在する溝部または凹所144を画成し、この溝部または凹所は、工具(図示略)の一部を受けるように構成されている。工具は、操作者によって使用され得、ダストカップ56をプーリ組立体16から取り外す。例えば、図5を参照すると、凹所144は、全体的に長手方向のスロットとして形付けられており、このスロットは、マイナスドライバー(図示略)の端部を受けるように構成されている。マイナスドライバーの端部を受けるように形付けられた長手方向のスロットとして凹所144を図面において図示しているが、当業者は、凹所144がさまざまな工具を受けるように形付けられ得ること、を迅速に理解する。例えば、別の実施形態において、凹所144は、プラスドライバーまたは六角棒スパナを受けるように形付けられ得る。
図4から図6を参照すると、ダストカップ56をいったん設置してスリーブ52の開口部88を封止すると、操作者は、その後、係合機構136を用いて開口部からダストカップ56を取り外し得る。具体的には、ダストカップ56をスリーブ52の開口部88から取り除くため、操作者は、ダストカップ56の凹所144内に工具(例えばマイナスドライバー)を挿入し得る。係合機構136は、ダストカップ56の本体部分120及び弾性部分122のいずれへの実質的な変形または損傷なくスリーブ52の開口部88からダストカップ56を取り外すことを可能とする。このため、ダストカップ56は、複数回、スリーブ52の開口部88へ設置されかつその後に開口部から取り外され得る。すなわち、係合機構136は、ダストカップ56を再使用可能とする。
補強ボタン138は、ダストカップ56の本体部分120の外面132に沿う凹所144の反対側に位置する。補強ボタン138は、ダストカップ56の本体部分120の凹所144に剛性及び構造的支持を提供し得る。一実施形態において、係合機構136または補強ボタン138は、ダストカップ56の本体部分120を形成するために使用されるプラスチック射出成形機械(図示略)のダイ内に挿入され得る。インサートは、係合機構136または補強ボタン138を形成するのに必要な成形機構を有し得る。インサートは、係合機構136をカスタマイズするために、ダイから取り外され、別のインサートと置換され得る。例えば、マイナスドライバーを受けるための長手方向の凹所を形成するインサートは、取り外され、六角棒スパナを受けるように形付けられた凹所を形成するインサートと置換され得る。
続いて図4から図6を参照すると、ダストカップ56の弾性部分122は、本体の外周部128を囲み、スリーブ52の開口部88と封止可能に係合するように構成されている。1つの非限定的な実施形態において、ダストカップ56の弾性部分122は、溶融加工可能な熱可塑性エラストマ(TPE)で構成され得る。1つの商業的に入手可能な例にかかるTPEは、商品名SANTOPRENE(登録商標)の下で販売されており、テキサス州ヒューストンのExxonMobil Chemical Companyによって入手可能である。
弾性変形可能な材料は、力をダストカップ56の弾性部分122に掛けると相対的に容易に弾性変形するように構成され得、これにより、操作者がダストカップ56をスリーブ52の開口部88内に手で設置することを可能とする。具体的には、設置している間、ダストカップ56の弾性部分122は、ダストカップ56を開口部88内に載置する前に、開口部88の縁部90の周りに弾性変形し得る。特に、弾性部分122の外周部152に沿って位置する封止ビード150は、弾性変形し、スリーブ52の開口部88の周囲に位置する縁部90に外嵌される。ダストカップ56の封止ビード150は、その後、設置後にスリーブ52の開口部88内に載置される。図4に示すように、封止ビード150は、スリーブ52の開口部88と封止係合している。ダストカップ56の弾性部分122は、同様に、封止ビード150に隣接して位置する縁部154を有し得る。縁部154は、スリーブ52の開口部88の周りに位置する縁部90に対して当接し、縁部90と封止係合する。このため、弾性部分122の封止ビード150及び縁部154双方は、汚染物質がスリーブ52の開口部88に入ることをほぼ防止し得る。
図4から図6が封止ビード150及び縁部154を有するダストカップ56の弾性部分122を示しているが、当業者が迅速に理解することは、弾性部分122が任意の数の封止のための機構及び構造を有し得ること、である。例えば、別の実施形態において、ダストカップ56の弾性部分122は、二重縁部構造を有し得、弾性部分122は、静的面と動的面との間を封止するために使用され得る。あるいは、ダストカップ56の弾性部分122は、二重縁部構造を有し得、2つの静的面に同時に当接して封止する。
図5及び図6を参照すると、一実施形態において、弾性部分122は、ダストカップ56の本体部分120にオーバーモールドされ得る。オーバーモールドは、溶融加工可能なエラストマを本体部分120のような硬質な構成部材に直接成形する処理である。当業者が迅速に理解することは、弾性部分122を本体部分120にオーバーモールドする場合に、その後、プラスチックからなる本体部分120が弾性部分122の融点よりも高い融点を有するべきであり、それにより、プラスチック材料がオーバーモールド処理中にほぼ溶融しないまたは熱分解しないこと、である。
本体部分120及び弾性部分122は、さまざまな手法を用いて互いに結合され得る。例えば、図示した実施形態において、弾性部分122は、ダストカップ56の本体部分120に化学的に結合されている。あるいはまたは化学的な結合に加え、ダストカップ56の弾性部分122は、同様に、1以上の把持機構(図示略)または抗回転機構(図示略)によって本体部分120に機械的に結合され得る。オーバーモールド処理を説明したが、当業者が理解することは、弾性部分122をダストカップ56の本体部分120に取り付けるために、他の手法を同様に使用し得ること、である。例えば、一実施形態において、ダストカップ56の本体部分120の外周部128は、溝部(図示略)を有し得、この溝部は、弾性部分122の一部を受ける。
ここで図7から図9を参照すると、別の実施形態にかかるダストカップ256が示されている。図2から図6に示す実施形態と同様に、ダストカップ256は、本体部分220及び弾性部分222を有し得る。本体部分220は、外周部228、内面230、外面232、縁部234及び係合機構236を画成する。縁部234は、ダストカップ256の内面230に向けて突出する。図8において最もよくわかるように、弾性部分222は、本体部分220の縁部234を受けるように形付けられた凹所240を有する。このため、弾性部分222は、機械的な結合を用いて、ダストカップ256の本体部分220に結合される。
図7から図9に示す実施形態において、ダストカップ256の本体部分220は、金属材料で構成され得る。特に、金属材料は、本体部分220が係合機構236を形成するために採用された金属成形加工中にひび割れないまたは破損しないのに十分な可鍛性を有し得る。必要な可鍛性を有するが限定されないいくつかの例における金属材料は、アメリカ鉄鋼協会(AISI)1008鋼板、AISI1010鋼板及び亜鉛メッキ鋼板を含む。
図2から図6に示す実施形態と同様に、係合機構236は、内方に延在する溝部または凹所244を画成し、この溝部または凹所は、工具(図示略)の一部を受けるように構成されている。しかしながら、当業者が迅速に理解することは、シート金属成形中に遭遇する制限に起因して、図2から図6に示すダストカップ56の凹所144と比較すると内方延在凹所244が主として短い高さを有するすなわち浅いこと、である。さらに、図9において最もよくわかるように、凹所244は、内側屈曲半径部246を必要とし得、この内側屈曲半径部は、ダストカップ256の本体部分220を形成するシート金属の厚さとほぼ同じである。
図7及び図9を参照すると、いくつかの実施形態において、ダストカップ256をプーリ組立体16(図2)から取り外すために特別なまたはカスタマイズされた工具(図示略)を操作者が必要とし得る。カスタマイズされた工具は、凹所244が例えばマイナスドライバーのようないくつかのタイプの従来の工具を受けるには浅過ぎ得るので、必要とされ得る。上述のように、ダストカップ256の凹所244は、シート材料成形の制限のため、いくつかのタイプの従来の工具を受けるには浅過ぎ得る。
図10から図12は、さらに別の実施形態にかかるダストカップ356を示す。ダストカップ356は、本体部分320及び弾性部分322を有し得る。1つの非限定的な実施形態において、本体部分320は、鋼板のような金属材料で構成され得る。本体部分320は、外周部328、内面330、外面332、縁部334及び中心に位置するアパーチャ338を画成する。縁部334は、ダストカップ356の本体部分320の内面330に向けて突出する。図11において最もよくわかるように、弾性部分322は、本体部分320の縁部334を受けるように形付けられた凹所340を有する。このため、弾性部分322は、機械的な結合を用いて、ダストカップ356の本体部分320に結合される。
ダストカップ356の弾性部分322は、外方延在突起336、内面350及び外面352を画成する。弾性部分322の外面352は、本体部分320の内面330のほぼ反対側にある。外方延在突起336は、弾性部分322の外面352に沿って配設されており、ダストカップ356の本体部分320内に位置するアパーチャ338によって受けられる。図11及び図12において最もよくわかるように、外方延在突起336は、ダストカップ356から突出し得、操作者が把持し得る表面を形成する。このため、ダストカップ356をプーリ組立体16(図2)から取り外すと、外方延在突起336は、操作者が把持して引っ張り上げるプルタブとして機能する。具体的には、操作者は、外方延在突起336をプーリ組立体16(図2)から離間する方向に引っ張り得、本体部分320及び弾性部分322に実質的な変形を引き起こすことなく、ダストカップ356をプーリ組立体16から取り外す。このため、ダストカップ356は、同様に、再使用可能である。
全体的に図1から図12を参照すると、開示したダストカップそれぞれは、特別な工具を必要とすることなく、プーリ組立体16のスリーブ52の開口部88内に手で設置され得る(すなわち、操作者が手でダストカップを設置し得る)。図2から図9に示す実施形態において、その後ダストカップをスリーブ52の開口部88から取り外すと、操作者は、ダストカップをプーリ組立体16から取り外すための工具を使用し得る。このため、ダストカップは、本体部分及び弾性部分への実質的な変形または損傷なく、取り外され得る。すなわち、開示したダストカップは、再使用可能である。図10から図12に示す実施形態において、開示したダストカップは、突起を引っ張ることによって、プーリ組立体16から取り外され得る。さらに、再使用可能であることに加えて、開示したダストカップは、主として、設置中に操作者によってかけられる相対的に低い力を必要とする(約89Nすなわち20パウンド)。このため、ダストカップは、設置中においても同様に、ほとんど変形されないまたは損傷されない。
最後に、図2から図6に示す実施形態において、開示したダストカップは、プラスチックで構成されている。プラスチックのダストカップは、搬送中にプーリ組立体16に設置され得る。ダストカップをプーリ組立体と共に搬送することにより、コストを低減し、その後の自動車へのプーリ組立体16の接続を簡素化し得る。
図面において図示しかつ上述した本発明の実施形態は、添付の特許請求の範囲内においてなされ得る例示的な複数の実施形態である。想定されることは、複数の他の構成にかかるダストカップを開示した手法を利用して形成し得ること、である。要するに、出願人の意図は、本発明から生じる特許の範囲が添付の特許請求の範囲によってのみ制限されること、である。
12 クランクプーリ組立体,プーリ組立体(回転可能部材)、14 ファン/水ポンププーリ組立体,プーリ組立体(回転可能部材)、16 オルタネータプーリ組立体,プーリ組立体(回転可能部材)、18 パワーステアリングプーリ組立体,プーリ組立体(回転可能部材)、20 遊動プーリ組立体,プーリ組立体(回転可能部材)、22 テンショナプーリ組立体,プーリ組立体(回転可能部材)、56,256,356 ダストカップ、60 プーリ孔部,孔部、110 開口部、120,220,320 本体部分、122,222,322 弾性部分、128,228,328 外周部、130,230,330 内面、132,232,332 外面、144,244 内方延在凹所,凹所、150 封止ビード、152 外周部、336 外方延在突起、338 アパーチャ

Claims (20)

  1. 部材の開口部と封止係合するためのダストカップであって、
    当該ダストカップが、工具によって前記部材の前記開口部から取外し可能であり、
    外周部、内面、外面及び前記外面に沿って配設された凹所を画成し、前記凹所が前記工具の一部を受けるように形付けられた、本体と、
    前記本体の前記外周部の周りに位置する弾性部分であって、前記部材の前記開口部と封止係合可能である、弾性部分と、
    を備えることを特徴とするダストカップ。
  2. 前記本体が、プラスチックで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のダストカップ。
  3. 前記凹所が、マイナスドライバー、プラスドライバー及び六角棒スパナのうちの1つの端部を受けることを特徴とする請求項2に記載のダストカップ。
  4. 当該ダストカップの前記本体が、前記凹所の反対側にある前記内面に沿って配設された補強ボタンを画成していることを特徴とする請求項2に記載のダストカップ。
  5. 前記プラスチックが、最大約30%のガラス含有率のナイロン6/6であることを特徴とする請求項2に記載のダストカップ。
  6. 当該ダストカップの前記弾性部分が、前記本体にオーバーモールドされていることを特徴とする請求項2に記載のダストカップ。
  7. 当該ダストカップの前記弾性部分が、当該弾性部分の外周部に沿って位置する封止ビードを画成していることを特徴とする請求項1に記載のダストカップ。
  8. 当該ダストカップの前記弾性部分が、前記封止ビードに隣接して位置する縁部を画成していることを特徴とする請求項7に記載のダストカップ。
  9. 当該ダストカップの前記本体が、金属材料で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のダストカップ。
  10. 前記金属材料が、アメリカ鉄鋼協会(AISI)1008鋼板、AISI1010鋼板及び亜鉛メッキ鋼板のうちの1つであることを特徴とする請求項9に記載のダストカップ。
  11. 前記弾性部分が、熱可塑性エラストマ(TPE)で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のダストカップ。
  12. 回転可能部材であって、当該回転可能部材を貫通する孔部を有し、前記孔部が開口部を画成する、回転可能部材と、
    工具によって当該部材の前記開口部から取外し可能なダストカップと、
    を備え、
    前記ダストカップが、
    外周部、内面、外面及び前記外面に沿って配設された凹所を画成する本体であって、前記凹所が前記工具の一部を受けるように形付けられた、本体と、
    前記本体の前記外周部の周りに位置する弾性部分であって、前記部材の前記開口部と封止係合された、弾性部分と、
    を備えることを特徴とする回転可能組立体。
  13. 前記本体が、プラスチックで構成されていることを特徴とする請求項12に記載の回転可能組立体。
  14. 前記凹所が、マイナスドライバー、プラスドライバー及び六角棒スパナのうちの1つの端部を受けることを特徴とする請求項13に記載の回転可能組立体。
  15. 前記ダストカップの前記弾性部分が、前記本体にオーバーモールドされていることを特徴とする請求項13に記載の回転可能組立体。
  16. 前記ダストカップの前記弾性部分が、当該弾性部分の外周部に沿って位置する封止ビードを画成し、
    前記封止ビードが、弾性変形可能であり、前記孔部の前記開口部の周りに位置する縁部に外嵌されていることを特徴とする請求項12に記載の回転可能組立体。
  17. 前記ダストカップの前記本体が、金属材料で構成されていることを特徴とする請求項12に記載の回転可能組立体。
  18. 前記弾性部分が、熱可塑性エラストマ(TPE)で構成されていることを特徴とする請求項12に記載の回転可能組立体。
  19. 部材の開口部と封止係合するためのダストカップであって、
    当該ダストカップが、前記部材の前記開口部から取外し可能であり、
    外周部及び前記外周部に沿って配設されたアパーチャを画成する本体と、
    前記本体の前記外周部の周りに位置し、外方延在突起を画成する弾性部分であって、前記外方延在突起が前記本体の前記アパーチャによって受けられ、把持面を形成し、当該弾性部分が前記部材の前記開口部と封止係合されている、弾性部分と、
    を備えることを特徴とするダストカップ。
  20. 前記ダストカップの前記本体が、金属材料で構成されていることを特徴とする請求項19に記載のダストカップ。
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