JP2017509213A - 情報処理装置、ネットワークノード、および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、ネットワークノード、および情報処理方法 Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態は、情報処理装置、ネットワークノード、および情報処理方法を提供する。情報処理装置は、逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュール、プリコーディングモジュール、および決定モジュールを含むことができる。IFFTモジュールは、N個の周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に実行して、N個の時間領域データストリームを獲得するように構成され、ここで、Nは正の整数である。プリコーディングモジュールは、N個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を実行して、プリコーディング処理結果を獲得するように構成される。決定モジュールは、プリコーディング処理結果に従って、M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要がある直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを決定するように構成され、ここで、MはNよりも大きい正の整数である。

Description

本発明は、通信の分野に関し、具体的には、情報処理装置、ネットワークノード、および情報処理方法に関する。
直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)システムは、良好な抗減衰性能を有し、したがって既存の無線通信システムで広く使用される。OFDMシステムの時間領域信号は、逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform、IFFT)演算を用いて生成される。多入力多出力(Multiple-Input Multiple-Output、MIMO)技術は、チャネル容量を著しく増大させることができ、したがって近代的な無線通信のために同様によく使用される技術である。多くの既存の通信システム、例えばロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、LTE)および802.11通信システムは、OFDMおよびMIMOの両方を使用する。この場合、データストリームの送信のための一般的な実装方式は、次の通りである。最初に各々のアンテナに対する周波数領域データストリームを取得するために各々の符号化および変調データストリームに対してプリコーディング処理を行い、次いで、各々のアンテナ上の時間領域信号を取得するために各々のアンテナに対する周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に行う。前述の実装ソリューションでは、行われる必要があるIFFT処理の回数は、送信アンテナの数量と等しい。特にLSMシステムにおいて、アンテナの数は急激に増加するので、行われる必要があるIFFT処理の回数も同様に急激に増加し、したがって、大量のハードウェアリソースを使用する必要があり、またはIFFTモジュールの合計実行時間を増加する必要があり、それによってシステムの運用効率を低下させる。
本発明の実施態様は、ハードウェアリソース消費量を減少させ、またはシステムの運用効率を改善することができる、情報処理装置、ネットワークノード、および情報処理方法を提供する。
第1の態様によれば、IFFTモジュール、プリコーディングモジュール、および決定モジュールを含む、情報処理装置が提供され、IFFTモジュールは、N個の周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に実行して、N個の時間領域データストリームを獲得するように構成され、ここで、Nは正の整数であり、プリコーディングモジュールは、N個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を実行して、プリコーディング処理結果を獲得するように構成され、決定モジュールは、情報送信装置が、M個のアンテナの各々のアンテナを使用することによって、各々のアンテナを介して送信される必要がある直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信するよう、プリコーディング処理結果に従って、M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを決定するように構成され、ここで、MはNよりも大きい正の整数である。
第1の態様に関連して、第1の態様の第1の可能な実装方式において、N個の時間領域データストリームは、S個のサブバンドを介して搬送され、ここで、Sは2以上の正の整数であり、Nは2以上の正の整数であり、サブバンドは、1つまたは複数の時間領域データストリームを搬送するように構成され、
プリコーディングモジュールは、S個のサブバンドの各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を別々に実行して、プリコーディング処理結果を獲得するようにさらに構成され、ここで、プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分を含み、
決定モジュールは、同じアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、S個のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分に対して加算処理を実行して、各々のアンテナに対応する加算処理結果を取得し、各々のアンテナに対応する加算処理結果に対して循環シフト処理を実行して、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを取得するようにさらに構成される。
第1の態様または第1の態様の前述の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第1の態様の別の可能な実装方式において、プリコーディングモジュールは、S個のサブバンドと一対一の関係にあるS個のプリコーディングサブモジュールを含み、決定モジュールは、M個のアンテナと一対一の関係にあるM個の決定サブモジュールを含み、
S個のプリコーディングサブモジュールの各々のプリコーディングサブモジュールは、対応するサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を実行して、プリコーディング処理結果を獲得するように構成され、ここで、プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分を含み、
M個の決定サブモジュールは、同じアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、S個のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分に対して加算処理を実行して、M個のアンテナに対応する加算処理結果を取得し、M個のアンテナに対応する加算処理結果に対して循環シフト処理を実行して、M個のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを取得するように構成される。
第1の態様および第1の態様の前述の実装方式に関連して、別の可能な実装方式において、IFFTモジュールは、
N個の周波数領域データストリームの任意の周波数領域データストリームのデータシンボルの数がIFFTの長さよりも小さいとき、周波数領域データストリームのデータシンボルの数がIFFTの長さと等しくなるよう、N個の周波数領域データストリームの周波数領域データストリームに対してゼロパディングを行い、ゼロパディングの後に周波数領域データストリームに対してIFFT処理を実行するようにさらに構成される。
第1の態様または第1の態様の前述の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第1の態様の別の可能な実装方式において、IFFTモジュールは、N個の周波数領域データストリームと一対一の関係にあるN個のIFFTサブモジュールを含み、ここで、
N個のIFFTモジュールの各々のIFFTサブモジュールは、N個の周波数領域データストリームにおける対応する周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に実行して、N個の時間領域データストリームにおける各々の時間領域データストリームを獲得するように構成される。
第1の態様または第1の態様の前述の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第1の態様の別の可能な実装方式において、Mは4N以上である。
第1の態様または第1の態様の前述の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第1の態様の別の可能な実装方式において、情報処理装置はベース・バンド・ユニット(BBU)であり、情報送信装置は無線リモートユニット(RRU)である。
第2の態様によれば、メモリおよびプロセッサを含む、情報処理装置が提供され、メモリは、プログムコードを格納し、プロセッサは、プログラムコードを呼び出して、次の処理、すなわち、N個の周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に実行して、N個の時間領域データストリームを獲得する手順であって、Nは正の整数である、手順と、N個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を実行して、プリコーディング処理結果を獲得する手順と、情報送信装置が、M個のアンテナの各々のアンテナを使用することによって、各々のアンテナを介して送信される必要がある直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信するよう、プリコーディング処理結果に従って、M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを決定する手順であって、MはNよりも大きい正の整数である、手順とを実行するように構成される。
第2の態様に関連して、第2の態様の第1の可能な実装方式において、N個の時間領域データストリームは、S個のサブバンドを介して搬送され、ここで、Sは2以上の正の整数であり、Nは2以上の正の整数であり、サブバンドは、1つまたは複数の時間領域データストリームを搬送するように構成され、
プロセッサは、プログラムコードを呼び出して、次の処理、すなわち、
S個のサブバンドの各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を別々に実行して、プリコーディング処理結果を獲得する手順であって、プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分を含む、手順と、
同じアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、S個のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分に対して加算処理を実行して、各々のアンテナに対応する加算処理結果を取得し、各々のアンテナに対応する加算処理結果に対して循環シフト処理を実行して、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを取得する手順とをさらに実行するように構成される。
第2の態様または第2の態様の前述の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第2の態様の別の可能な実装方式において、プロセッサは、プログラムコードを呼び出して、次の処理、すなわち、
N個の周波数領域データストリームの任意の周波数領域データストリームのデータシンボルの数がIFFTの長さよりも小さいとき、周波数領域データストリームのデータシンボルの数がIFFTの長さと等しくなるよう、周波数領域データストリームに対してゼロパディングを実行する手順と、
ゼロパディングの後に周波数領域データストリームに対してIFFT処理を実行する手順とをさらに実行するように構成される。
第2の態様または第2の態様の前述の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第2の態様の別の可能な実装方式において、Mは4N以上である。
第2の態様または第2の態様の前述の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第2の態様の別の可能な実装方式において、情報処理装置はベース・バンド・ユニット(BBU)であり、情報送信装置は無線リモートユニット(RRU)である。
第3の態様によれば、第1の態様もしくは第1の態様の実装方式のいずれか1つによる情報処理装置、または第2の態様もしくは第2の態様の実装方式のいずれか1つによる情報処理装置と、情報送信装置とを含む、ネットワークノードが提供され、ここで、
情報送信装置は、M個のアンテナの各々の各々のアンテナを使用することによって、M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要があり情報処理装置によって決定される直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信する。
第4の態様によれば、情報処理方法が提供され、情報処理方法は、
N個の周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に実行して、N個の時間領域データストリームを獲得するステップであって、Nは正の整数である、ステップと、
N個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を実行して、プリコーディング処理結果を獲得するステップと、
情報送信装置が、M個のアンテナの各々のアンテナを使用することによって、各々のアンテナを介して送信される必要がある直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信するよう、プリコーディング処理結果に従って、M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを決定するステップであって、MはNよりも大きい正の整数である、ステップとを含む。
第4の態様に関連して、第4の態様の第1の可能な実装方式において、N個の時間領域データストリームは、S個のサブバンドを介して搬送され、ここで、Sは2以上の正の整数であり、Nは2以上の正の整数であり、サブバンドは、1つまたは複数の時間領域データストリームを搬送するように構成され、
N個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を実行して、プリコーディング処理結果を獲得するステップは、S個のサブバンドの各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を別々に実行して、プリコーディング処理結果を獲得するステップであって、プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分を含む、ステップを含み、
プリコーディング処理結果に従って、M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを決定するステップは、同じアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、S個のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分に対して加算処理を実行して、各々のアンテナに対応する加算処理結果を取得し、各々のアンテナに対応する加算処理結果に対して循環シフト処理を実行して、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを取得するステップを含む。
第4の態様または第4の態様の前述の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第4の態様の別の可能な実装方式において、N個の周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に実行して、N個の時間領域データストリームを獲得するステップは、
N個の周波数領域データストリームの任意の周波数領域データストリームのデータシンボルの数がIFFTの長さよりも小さいとき、周波数領域データストリームのデータシンボルの数がIFFTの長さと等しくなるよう、周波数領域データストリームに対してゼロパディングを実行するステップと、
ゼロパディングの後に周波数領域データストリームに対してIFFT処理を実行するステップとを含む。
第4の態様または第4の態様の前述の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第4の態様の別の可能な実装方式において、Mは4N以上である。
したがって、本発明の実施形態において、最初に、時間領域データストリームを獲得するために周波数領域データストリームに対してIFFT処理が行われ、ここでは、周波数領域データストリームに対して行われるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しく、次に、各々のアンテナに対して空間領域信号を取得するために時間領域データストリームに対してプリコーディング処理が行われる。したがって、アンテナの数が周波数領域データストリームの数よりも多いシステムにおいて、例えばLSMシステムにおいて、行われる必要があるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しく、周波数領域データストリームの数はアンテナの数よりも少ない。したがって、ハードウェアリソース消費量を減少させることができ、またはIFFT処理の合計時間を減少させることができ、その結果システムの運用効率を改善することができる。
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下では、実施形態または先行技術を説明するために必要とされる添付の図面を簡単に紹介する。当然ながら、以下の説明における添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を示すにすぎず、当業者は、創造的な労力なしにこれらの添付の図面から他の図面をさらに導出することができるであろう。
本発明の一実施形態による情報処理装置の概略ブロック図である。 本発明の別の実施形態による情報処理装置の実装図である。 本発明の別の実施形態による情報処理装置の実装図である。 本発明の別の実施形態による情報処理装置の概略ブロック図である。 本発明の別の実施形態によるネットワークノードの概略ブロック図である。 本発明の別の実施形態による情報処理方法の概略フローチャートである。
以下、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確かつ十分に説明する。当然ながら、説明される実施形態は、本発明の実施形態の一部であってすべてではない。創造的な労力なしに本発明の実施形態に基づいて当業者によって取得されるすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲に含まれるべきである。
図1は、本発明の一実施形態による情報処理装置100の概略ブロック図である。任意選択で、装置100は基地局とすることができる。図1に示すように、装置100は、IFFTモジュール110、プリコーディングモジュール120、および決定モジュール130を含む。
IFFTモジュール110は、N個の時間領域データストリームを獲得するためにN個の周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に行うように構成され、ここで、Nは正の整数である。
プリコーディングモジュール120は、プリコーディング処理結果を獲得するためにN個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行うように構成される。
決定モジュール130は、情報送信装置が、M個のアンテナの各々のアンテナを使用することによって、各々のアンテナを介して送信される必要がある直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)シンボルを送信するように、M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを、プリコーディング処理結果に従って、決定するように構成され、ここで、MはNよりも大きい正の整数である。
本発明のこの実施形態において、N個のデータストリームを受信するとき、情報処理装置(例えば、情報処理装置の符号化および変調モジュール)は、N個の周波数領域データストリームを取得するために別々にN個のデータストリームに対して符号化および変調を行うことができる。次いで、IFFTモジュールは、N個の時間領域データストリームを獲得するためにN個の周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に行うことができる。プリコーディングモジュールは、プリコーディング処理結果を獲得するためにN個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行う。次いで、決定モジュールは、M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを、プリコーディング処理結果に従って、決定することができる。したがって、情報送信装置は、M個のアンテナの各々のアンテナを使用することによって、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを送信することができる。具体的には、情報送信装置は、各々のアンテナに対応するOFDMシンボルを無線周波数信号に変換し、次いで、対応するアンテナを介して無線周波数信号を送ることができる。
したがって、本発明のこの実施形態において、最初に、IFFTモジュールが、時間領域データストリームを獲得するために周波数領域データストリームに対してIFFT処理を行い、ここで、周波数領域データストリームに対して行われるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しく、次に、プリコーディングモジュールが、各々のアンテナに対して空間領域信号を取得するために時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行うことは、上記から知ることができる。
したがって、アンテナの数が周波数領域データストリームの数よりも多いシステムにおいて、例えばLSMシステムにおいて、IFFTモジュールによって行われる必要があるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しく、周波数領域データストリームの数はアンテナの数よりも少ない。したがって、ハードウェアリソース消費量を減少させることができ、またはIFFTモジュールの合計実行時間を減少させることができ、その結果システムの運用効率を改善することができる。
具体的には、IFFTモジュールはN個のIFFTサブモジュールを含むことができ、N個のIFFTサブモジュールの各々のIFFTサブモジュールは、一度、N個の周波数領域データストリーム中の対応する周波数領域データストリームに対してIFFT処理を行うことができる。任意選択で、IFFTサブモジュールは、ハードウェアを使用することによって実施することができる。同様に、周波数領域データストリームの数はアンテナの数よりも少なく、行われる必要があるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しいので、ハードウェアを使用することによって実施される必要があるIFFTサブモジュールの数は同様に少なく、それによってハードウェアリソース消費量を減少させる。任意選択で、複数のIFFTサブモジュールは、関数呼び出しを用いて、並列にIFFT処理を実施することができる。同様に、周波数領域データストリームの数はアンテナの数よりも少なく、行われる必要があるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しいので、並列に動作するIFFTサブモジュールの数は同様に少なく、それによってハードウェアリソース消費量を減少させる。あるいは、本発明のこの実施形態において、IFFTモジュールは、関数呼び出しを用いて、順番にIFFT処理を実施することができる。同様に、周波数領域データストリームの数はアンテナの数よりも少なく、行われる必要があるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しいので、IFFTモジュールの合計実行時間を減少させることができ、その結果システムの運用効率を改善することができる。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、情報処理装置100はベース・バンド・ユニット(Base Band Unit、BBU)であり、情報送信装置は無線リモートユニット(Radio Remote Unit、RRU)である。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、IFFTモジュールは、N個の周波数領域データストリームの任意の周波数領域データストリームのデータシンボルの数がIFFTの長さよりも小さいとき、周波数領域データストリームのデータシンボルの数がIFFTの長さと等しくなるように、N個の周波数領域データストリームの周波数領域データストリームに対してゼロパディングを行い、ゼロパディングの後に周波数領域データストリームに対してIFFT処理を行うように、具体的に構成することができる。
本発明のこの実施形態において、時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行うステップは、時間領域データストリームに対して、多入力多出力(Multiple-Input Multiple-Output、MIMO)に対応するプリコーディング処理、すなわち、単一ユーザMIMO(Single User-MIMO、SU-MIMO)に対応するプリコーディング処理または多ユーザMIMO(Multiple Users-MIMO、MU-MIMO)に対応するプリコーディング処理を行うステップとすることができる。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、IFFTモジュールは、N個の周波数領域データストリームと一対一の関係にある、N個のIFFTサブモジュールを含むことができ、決定モジュールは、M個のアンテナと一対一の関係にある、M個の決定サブモジュールを含むことができる。N個のIFFTモジュールの各々のIFFTサブモジュールは、N個の時間領域データストリームにおける各々の時間領域データストリームを獲得するために、N個の周波数領域データストリームにおける対応する周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に行うように構成することができる。プリコーディングモジュールは、プリコーディング処理結果を獲得するためにN個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行うように具体的に構成され、ここで、プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分を含む。M個の決定サブモジュールの各々の決定サブモジュールは、対応するアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを、対応するアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分に従って、獲得するように構成される。任意選択で、N個の時間領域データストリームがS個のサブバンドを介して搬送されるとき、プリコーディングモジュールは、S個のサブバンドと一対一の関係にある、S個のプリコーディングサブモジュールを含むことができる。S個のプリコーディングサブモジュールの各々のプリコーディングサブモジュールは、プリコーディング処理結果を獲得するために対応するサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行うように構成され、ここで、プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分を含む。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、Mは4N以上とすることができ、この条件下で、システムの運用効率を大きく改善することができる。もちろん、本発明の保護範囲は、MがNよりも大きいという条件が満たされる限り、この条件に限定されない。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、OFDMシンボルの有効な部分は、循環シフト以外のOFDMシンボルの部分を意味する。
本発明をより明確に理解するために、以下では、本発明の2つの実施形態、すなわち、実施形態Aおよび実施形態Bを詳細に説明する。
実施形態A
実施形態Aにおいて、プリコーディングモジュールは、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分を取得するために、1つのプリコーディングマトリックスを使用することによってN個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行うことができる。
例えば、図2に示すように、図2において、3つのデータストリームが存在し、符号化および変調は、3つの周波数領域データストリーム、すなわち、周波数領域データストリーム1、周波数領域データストリーム2、および周波数領域データストリーム3を取得するために3つのデータストリームに対して別々に行われ、ここで、周波数領域データストリーム1、周波数領域データストリーム2、および周波数領域データストリーム3は、同じサブバンドを介して搬送されると想定される。IFFTサブモジュール1、IFFTサブモジュール2、およびIFFTサブモジュール3は、それぞれ、周波数領域データストリーム1、周波数領域データストリーム2、および周波数領域データストリーム3に対してIFFT処理を行う。次いで、プリコーディングモジュールは、周波数領域データストリーム1を使用することによって取得される時間領域データストリーム、周波数領域データストリーム2を使用することによって取得される時間領域データストリーム、および周波数領域データストリーム3を使用することによって取得される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行い、ここで、プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分を含む。したがって、決定モジュールに含まれる各々の決定サブモジュールは、対応するアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを、対応するアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分に従って、獲得するように構成される。したがって、(図示されない)情報送信装置は、各々のアンテナを使用することによって、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを送信することができる。
具体的には、詳細な説明が特定の実施形態に関連して以下に提供される。この実施形態において、装置は全部で500個のアンテナを含み、サブフレームに対して全部で8個のデータストリームを転送すると想定される。OFDMシステムは、同じプリコーディングマトリックスPを使用する、全部で500個のサブキャリアを含み、ここで、IFFTの長さは512である。装置100は、次のステップを実行することができる。
ステップ1:符号化および変調モジュールは、8個のデータストリームに対応する周波数領域データストリームを獲得する。
符号化および変調モジュールは、対応する周波数領域データxn(k)を生成するために別々に8個のデータストリームに対して符号化および変調を行い、ここで、nはデータストリームの順序番号(n=1,2,…,8)であり、kは周波数領域データストリームのデータシンボルの順序番号(k=1,2,…,500)である。
ステップ2:8個のIFFTサブモジュールにおけるn番目のIFFTサブモジュールは、時間領域データストリームyn(i)を取得するために、ゼロパディングの後に8個の周波数領域データストリームのn番目の周波数領域データストリームxn(k)に対してIFFT処理を行う。
n番目のIFFTサブモジュールは、対応する時間領域データストリームyn(i)(n=1,2,…,8)(i=1,2,…,512)を取得するために、n番目の周波数領域データストリームxn(k)を512点までゼロで埋め、次いで、ゼロパディングの後にn番目の周波数領域データストリームxn(k)に対してIFFT処理を行う。特定のプロセスは、次の式1を使用することによって示すことができる。
yn(i)=IFFT{xn(251),xn(252),…,xn(500),0,0,…,0,xn(1),xn(2),…,xn(250)} n=1,2,…,8 (式1)
ステップ3:プリコーディングモジュールは、ステップ2で獲得された8個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行う。
Figure 2017509213
は、プリコーディングマトリックスP(ここで、マトリックスは256行8列のサイズを有する)に、時間領域データストリームyn(i)(n=1,2,3,4,5,6,7,8)からなるマトリックス
Figure 2017509213
を掛けることによって取得され、式中Sm(i)はアンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分を含み、m=1,2,…,500である。
ステップ4:決定モジュールにおけるm番目の決定モジュールは、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分に従って、決定する。
m番目の決定モジュールは、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分に対して循環シフト処理を行うことができ、具体的には、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを取得するように、循環シフトを適用することができる。
したがって、情報送信装置は、アンテナmを使用することによって、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを送信することができる。
実施形態B
実施形態Bにおいて、N個の周波数領域データストリームおよびN個の時間領域データストリームは、S個のサブバンドを介して搬送することができ、ここで、Sは2以上の正の整数であり、Nは2以上の正の整数である。1つの周波数領域データストリームおよび1つの周波数領域データストリームに基づいて獲得される時間領域データストリームは、1つのサブバンドを介して搬送され、それは、S個のサブバンドの各々のサブバンドがN個の周波数領域データストリームの異なる周波数領域データストリームおよびN個の時間領域データストリームの異なる時間領域データストリームを搬送することを意味する。例えば、周波数領域データストリーム1および周波数領域データストリーム2、ならびに周波数領域データストリーム1および周波数領域データストリーム2に基づいて取得される時間領域データストリーム1および時間領域データストリーム2は、サブバンド1を介して搬送され、周波数領域データストリーム3および周波数領域データストリーム4、ならびに周波数領域データストリーム3および周波数領域データストリーム4に基づいて取得される時間領域データストリーム3および時間領域データストリーム4は、サブバンド2を介して搬送される。プリコーディングモジュールは、プリコーディング処理結果を獲得するために、S個のサブバンドの各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を別々に行うことができ、ここで、プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分を含む。次いで、決定モジュールは、各々のアンテナに対応する加算処理結果を取得するために、同じアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、S個のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分に対して加算処理を行い、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを取得するために、各々のアンテナに対応する加算処理結果に対して循環シフト処理を行う。
具体的には、IFFTモジュールは、N個の周波数領域データストリームと一対一の関係にあるN個のIFFTサブモジュールを含むことができ、プリコーディングモジュールは、S個のサブバンドと一対一の関係にあるS個のプリコーディングサブモジュールを含むことができ、決定モジュールは、M個のアンテナと一対一の関係にあるM個の決定サブモジュールを含む。N個のIFFTサブモジュールの各々のIFFTサブモジュールは、N個の時間領域データストリームにおける各々の時間領域データストリームを獲得するために、N個の周波数領域データストリームにおける対応する周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に行うように構成される。S個のプリコーディングサブモジュールの各々のプリコーディングサブモジュールは、プリコーディング処理結果を獲得するために対応するサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行うように構成され、ここで、プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分を含む。M個の決定サブモジュールは、M個のアンテナに対応する加算処理結果を取得するために、同じアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、S個のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分に対して加算処理を行い、M個のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを取得するために、M個のアンテナに対応する加算処理結果に対して循環シフト処理を行うように構成される。
例えば、図3に示すように、図3において、3つのデータストリームが存在し、符号化および変調は、3つの周波数領域データストリーム、すなわち、周波数領域データストリーム1、周波数領域データストリーム2、および周波数領域データストリーム3を取得するために3つのデータストリームに対して別々に行われ、ここで、周波数領域データストリーム1および周波数領域データストリーム2は、サブバンド1を介して搬送され、周波数領域データストリーム3は、サブバンド2を介して搬送されると想定される。IFFTサブモジュール1、IFFTサブモジュール2、およびIFFTサブモジュール3は、それぞれ、周波数領域データストリーム1、周波数領域データストリーム2、および周波数領域データストリーム3に対してIFFT処理を行う。次いで、サブバンド1に対応するプリコーディングモジュールは、各々のアンテナを介して送信される必要がありサブバンド1に対応するOFDMシンボルの有効な部分を取得するために、周波数領域データストリーム1を使用することによって取得される時間領域データストリームおよび周波数領域データストリーム2を使用することによって取得される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行う。サブバンド2に対応するプリコーディングモジュールは、各々のアンテナを介して送信される必要がありサブバンド2に対応するOFDMシンボルの有効な部分を取得するために、周波数領域データストリーム3を使用することによって取得される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行う。次いで、各々の決定サブモジュールは、各々の決定サブモジュールに対応するアンテナに対応する加算処理結果を取得するために、各々の決定サブモジュールに対応するアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、2つのサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分に対して加算処理を行い、各々の決定サブモジュールに対応するアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを取得するために、各々の決定サブモジュールに対応するアンテナに対応する加算処理結果に対して循環シフト処理を行うように構成される。したがって、情報送信装置は、複数のアンテナにおける各々のアンテナを使用することによって、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを送信することができる。
具体的には、詳細な説明が特定の実施形態に関連して以下に提供される。この実施形態において、装置は全部で500個のアンテナを含み、サブフレームに対して全部で8個のデータストリームを転送すると想定される。OFDMシステムは、2つのサブバンドに分類され、対応するプリコーディングマトリックスはP(1)およびP(2)である、全部で500個のサブキャリアを含み、ここで、IFFTの長さは512である。装置100は、次のステップを実行することができる。
ステップ1:変調および符号化モジュールは、8個のデータストリームに対応する周波数領域データストリームを獲得する。
変調および符号化モジュールは、対応する周波数領域データxn(k)を生成するために別々に8個のデータストリームに対して符号化および変調を行い、ここで、nはデータストリームの順序番号(n=1,2,…,8)であり、kは周波数領域データストリームのデータシンボルの順序番号(k=1,2,…,500)である。周波数領域データストリームxn(k)(n=1,2,3,4)は、サブバンド1に割り当てられ、周波数領域データストリームxn(k)(n=5,6,7,8)は、サブバンド2に割り当てられる。
ステップ2:8個のIFFTサブモジュールにおけるn番目のIFFTサブモジュールは、時間領域データストリームyn(i)を取得するために、ゼロパディングの後に8個の周波数領域データストリームのn番目の周波数領域データストリームxn(k)に対してIFFT処理を行う。
n番目のIFFTサブモジュールは、対応する時間領域データストリームyn(i)(n=1,2,…,8)(i=1,2,…,512)を取得するために、n番目の周波数領域データストリームxn(k)を512点までゼロで埋め、次いで、ゼロパディングの後にn番目の周波数領域データストリームxn(k)に対してIFFT処理を行う。特定のプロセスは、次の式1を使用することによって示すことができる。
Figure 2017509213
yn(i)(n=1,2,3,4)は、サブバンド1を介して搬送され、yn(i)(n=5,6,7,8)は、サブバンド2を介して搬送される。
ステップ3:8個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行う。
サブバンド1に対応するプリコーディングサブモジュールは、プリコーディングマトリックスP(1)(ここで、マトリックスは256行4列のサイズを有する)に、サブバンド1を介して搬送される時間領域データストリームyn(i)(n=1,2,3,4)からなるマトリックス
Figure 2017509213
を掛けて、
Figure 2017509213
を取得し、式中Sm(i)は、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、サブバンド1を介して搬送される周波数領域データストリームを使用することによって獲得される、有効な部分を意味するために使用され、m=1,2,…,500である。
サブバンド2に対応するプリコーディングサブモジュールは、プリコーディングマトリックスP(2)(ここで、マトリックスは256行4列のサイズを有する)に、サブバンド2を介して搬送される時間領域データストリームyn(i)(n=5,6,7,8)からなるマトリックス
Figure 2017509213
を掛けて、
Figure 2017509213
を取得し、式中Sm(i)はアンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、サブバンド2を介して搬送される周波数領域データストリームを使用することによって獲得される、有効な部分を意味するために使用される。
ステップ4:決定モジュールにおけるm番目の決定モジュールは、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって獲得される、有効な部分に従って、決定する。
最初に、
Figure 2017509213
が合計され、すなわち、
Figure 2017509213
である。次いで、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを取得するためにSm(i)に循環シフトが適用される。
したがって、情報送信装置は、アンテナmを使用することによって、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを送信することができる。
したがって、アンテナの数が周波数領域データストリームの数よりも多いシステムにおいて、例えば、LSMシステムにおいて、IFFTモジュールによって行われる必要があるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しく、周波数領域データストリームの数はアンテナの数よりも少ない。したがって、ハードウェアリソース消費量を減少させることができ、またはIFFTモジュールの合計実行時間を減少させることができ、その結果システムの運用効率を改善することができる。さらに、本発明のこの実施形態において、N個の周波数領域データストリームおよびN個の周波数領域データストリームに基づいて行われるプリコーディング処理を用いて獲得されるN個の時間領域データストリームは、S個(ここで、Sは2以上である)のサブバンドを介して搬送することができる。チャネルステータスによりよく適合するように、異なるプリコーディングマトリックスは、異なるサブバンドの時間領域データストリームに対して使用することができ、例えば、プリコーディングマトリックス1はサブバンド1上の時間領域データストリームに対して使用され、プリコーディングマトリックス2はサブバンド2上の時間領域データストリームに対して使用される。
本発明のこの実施形態において、ハードウェアリソース消費量を減少させまたはIFFTモジュールの合計実行時間を減少させると同時に、システム性能を保証することができる。具体的には、これは次の方式で検証することができる。
Figure 2017509213
はサブバンドqのk番目のサブキャリア上のn番目のストリーム信号であり、ym(i)はn番目のアンテナ上のi番目の時間領域サンプリング点であり、
Figure 2017509213
はプリコーディングマトリックスの行mおよび列nにおける要素であると想定される。プリコーディング処理が最初に行われIFFT処理が先行技術に従って周波数領域データストリームに対してそれから行われる場合、
Figure 2017509213
である。IFFT処理が最初に行われプリコーディング処理が本発明に従って周波数領域データストリームに対してそれから行われる場合、
Figure 2017509213
である。
Figure 2017509213
すなわち、
Figure 2017509213
であるから、それは、IFFT処理が最初に行われプリコーディング処理がそれから行われるか、またはプリコーディング処理が最初に行われIFFT処理が周波数領域データストリームに対してそれから行われるかにかかわらず、同じ値が取得されることを意味する。したがって、本発明のこの実施形態における技術的解決策は、先行技術の技術的解決策によって達成されるものと同じシステム性能を達成することができる。
したがって、アンテナの数が周波数領域データストリームの数よりも多いシステムにおいて、例えば、LSMシステムにおいて、行われる必要があるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しく、周波数領域データストリームの数はアンテナの数よりも少ない。したがって、ハードウェアリソース消費量を減少させることができ、またはIFFTモジュールの合計実行時間を減少させることができ、その結果システムの運用効率を改善することができる。さらに、本発明は、先行技術によって達成されるものと同じシステム性能を達成することができる。
図4は、本発明の一実施形態による情報処理装置の概略ブロック図である。図4に示すように、装置200は、メモリ210およびプロセッサ220を含む。プログラムコードがメモリ210に格納される。プロセッサ220は、次の処理、すなわち、
N個の時間領域データストリームを獲得するためにN個の周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に行うステップであって、ここで、Nは正の整数である、ステップと、
プリコーディング処理結果を獲得するためにN個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行うステップと、
情報送信装置が、M個のアンテナの各々のアンテナを使用することによって、各々のアンテナを介して送信される必要がある直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)シンボルを送信するように、M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを、プリコーディング処理結果に従って、決定するステップであって、ここで、MはNよりも大きい正の整数である、ステップと、
を行うためにメモリ210に格納されたプログラムコードを呼び出すことができる。
したがって、本発明のこの実施形態において、最初に、時間領域データストリームを獲得するために周波数領域データストリームに対してIFFT処理が行われ、ここで、周波数領域データストリームに対して行われるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しく、次に、各々のアンテナのための空間領域信号を取得するために時間領域データストリームに対してプリコーディング処理が行われることは、上記から知ることができる。したがって、アンテナの数が周波数領域データストリームの数よりも多いシステムにおいて、例えば、LSMシステムにおいて、行われる必要があるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しく、周波数領域データストリームの数はアンテナの数よりも少ない。したがって、ハードウェアリソース消費量を減少させることができ、またはIFFT処理の合計時間を減少させることができ、その結果システムの運用効率を改善することができる。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、情報処理装置200はBBUであり、情報送信装置はRRUである。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、プロセッサ220は、次の処理、すなわち、N個の周波数領域データストリームの任意の周波数領域データストリームのデータシンボルの数がIFFTの長さよりも小さいとき、周波数領域データストリームのデータシンボルの数がIFFTの長さと等しくなるように、N個の周波数領域データストリームの周波数領域データストリームに対してゼロパディングを行うステップと、ゼロパディングの後に周波数領域データストリームに対してIFFT処理を行うステップとを具体的に行うために、メモリ210に格納されたプログラムコードを呼び出すように構成される。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、N個の時間領域データストリームはS個のサブバンドを介して搬送され、ここで、Sは2以上の正の整数であり、Nは2以上の正の整数であり、サブバンドは1つまたは複数の時間領域データストリームを搬送するように構成される。この場合、プロセッサ220は、次の処理、すなわち、プリコーディング処理結果を獲得するために、S個のサブバンドの各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を別々に行うステップであって、ここで、プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分を含む、ステップと、各々のアンテナに対応する加算処理結果を取得するために、同じアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、S個のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分に対して加算処理を行うステップ、および各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを取得するために、各々のアンテナに対応する加算処理結果に対して循環シフト処理を行うステップとを具体的に行うために、メモリ210に格納されたプログラムコードを呼び出すように構成される。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、Mは4N以上とすることができ、この条件下で、システムの運用効率を大きく改善することができる。もちろん、本発明の保護範囲は、MがNよりも大きいという条件が満たされる限り、この条件に限定されない。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、OFDMシンボルの有効な部分は、循環シフト以外のOFDMシンボルの部分を意味する。
本発明をより明確に理解するために、以下では、2つの実施形態、すなわち、実施形態Cおよび実施形態Dに関連してメモリ210に格納されたプログラムコードを、プロセッサ220によって、呼び出すことによって実行される対応する処理について説明する。
実施形態C
実施形態Cにおいて、プリコーディング処理は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分を取得するために、1つのプリコーディングマトリックスを使用することによってN個の時間領域データストリームに対して行うことができる。
具体的には、詳細な説明が特定の実施形態に関連して以下に提供される。この実施形態において、装置は全部で500個のアンテナを含み、サブフレームに対して全部で8個のデータストリームを転送すると想定される。OFDMシステムは、同じプリコーディングマトリックスPを使用する、全部で500個のサブキャリアを含み、ここで、IFFTの長さは512である。装置100は、次のステップを実行することができる。
ステップ1:8個のデータストリームに対応する周波数領域データストリームを獲得する。
符号化および変調は、対応する周波数領域データxn(k)を生成するために別々に8個のデータストリームに対して行われ、ここで、nはデータストリームの順序番号(n=1,2,…,8)であり、kは周波数領域データストリームのデータシンボルの順序番号(k=1,2,…,500)である。
ステップ2:時間領域データストリームyn(i)を取得するために、ゼロパディングの後に8個の周波数領域データストリームのn番目の周波数領域データストリームxn(k)に対してIFFT処理を行う。
n番目の周波数領域データストリームxn(k)が512点までゼロで埋められた後、対応する時間領域データストリームyn(i)(n=1,2,…,8)(i=1,2,…,512)を取得するために、IFFT処理はゼロパディングの後にn番目の周波数領域データストリームxn(k)に対して行われる。特定のプロセスは、次の式1を使用することによって示すことができる。
yn(i)=IFFT{xn(251),xn(252),…,xn(500),0,0,…,0,xn(1),xn(2),…,xn(250)} n=1,2,…,8 (式1)
ステップ3:ステップ2で獲得された8個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行う。
Figure 2017509213
は、プリコーディングマトリックスP(ここで、マトリックスは256行8列のサイズを有する)に、時間領域データストリームyn(i)(n=1,2,3,4,5,6,7,8)からなるマトリックス
Figure 2017509213
を掛けることによって取得され、式中Sm(i)はアンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分を含み、m=1,2,…,500である。
ステップ4:アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分に従って、決定する。
循環シフト処理は、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分に対して行うことができ、具体的には、循環シフトは、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを取得するように、適用することができる。
したがって、情報送信装置は、アンテナmを使用することによって、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを送信することができる。
実施形態D
実施形態Dにおいて、N個の周波数領域データストリームおよびN個の時間領域データストリームは、S個のサブバンドを介して搬送することができ、ここで、Sは2以上の正の整数であり、Nは2以上の正の整数である。1つの周波数領域データストリームおよび1つの周波数領域データストリームに基づいて獲得される時間領域データストリームは、1つのサブバンドを介して搬送され、それは、S個のサブバンドの各々のサブバンドがN個の周波数領域データストリームの異なる周波数領域データストリームおよびN個の時間領域データストリームの異なる時間領域データストリームを搬送することを意味する。プリコーディング処理は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分を取得するために、S個のプリコーディングマトリックスを使用することによってN個の時間領域データストリームに対して行うことができる。
具体的には、詳細な説明が特定の実施形態に関連して以下に提供される。この実施形態において、装置は全部で500個のアンテナを含み、サブフレームに対して全部で8個のデータストリームを転送すると想定される。OFDMシステムは、2つのサブバンドに分類され、対応するプリコーディングマトリックスはP(1)およびP(2)である、全部で500個のサブキャリアを含み、ここで、IFFTの長さは512である。装置100は、次のステップを実行することができる。
ステップ1:8個のデータストリームに対応する周波数領域データストリームを獲得する。
符号化および変調は、対応する周波数領域データxn(k)を生成するために別々に8個のデータストリームに対して行われ、ここで、nはデータストリームの順序番号(n=1,2,…,8)であり、kは周波数領域データストリームのデータシンボルの順序番号(k=1,2,…,500)である。周波数領域データストリームxn(k)(n=1,2,3,4)は、サブバンド1に割り当てられ、周波数領域データストリームxn(k)(n=5,6,7,8)は、サブバンド2に割り当てられる。
ステップ2:時間領域データストリームyn(i)を取得するために、ゼロパディングの後に8個の周波数領域データストリームのn番目の周波数領域データストリームxn(k)に対してIFFT処理を行う。
n番目の周波数領域データストリームxn(k)が512点までゼロで埋められた後、対応する時間領域データストリームyn(i)(n=1,2,…,8)(i=1,2,…,512)を取得するために、IFFT処理はゼロパディングの後にn番目の周波数領域データストリームxn(k)に対して行われる。特定のプロセスは、次の式1を使用することによって示すことができる。
Figure 2017509213
yn(i)(n=1,2,3,4)は、サブバンド1を介して搬送され、yn(i)(n=5,6,7,8)は、サブバンド2を介して搬送される。
ステップ3:8個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行う。
Figure 2017509213
は、プリコーディングマトリックスP(1)(ここで、マトリックスは256行4列のサイズを有する)に、サブバンド1を介して搬送される時間領域データストリームyn(i)(n=1,2,3,4)からなるマトリックス
Figure 2017509213
を掛けることによって取得され、式中Sm(i)は、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、サブバンド1を介して搬送される周波数領域データストリームを使用することによって獲得される、有効な部分を意味するために使用され、m=1,2,…,500である。
Figure 2017509213
は、プリコーディングマトリックスP(2)(ここで、マトリックスは256行4列のサイズを有する)に、サブバンド2を介して搬送される時間領域データストリームyn(i)(n=5,6,7,8)からなるマトリックス
Figure 2017509213
を掛けることによって取得され、式中Sm(i)は、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、サブバンド2を介して搬送される周波数領域データストリームを使用することによって獲得される、有効な部分を意味するために使用される。
ステップ4:アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって獲得される、有効な部分に従って、決定する。
最初に、
Figure 2017509213
が合計され、すなわち、
Figure 2017509213
である。次いで、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを取得するためにSm(i)に循環シフトが適用される。
したがって、情報送信装置は、アンテナmを使用することによって、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを送信することができる。
したがって、アンテナの数が周波数領域データストリームの数よりも多いシステムにおいて、例えば、LSMシステムにおいて、行われる必要があるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しく、周波数領域データストリームの数はアンテナの数よりも少ない。したがって、ハードウェアリソース消費量を減少させることができ、またはIFFT処理の合計時間を減少させることができ、その結果システムの運用効率を改善することができる。さらに、本発明のこの実施形態において、N個の周波数領域データストリームおよびN個の周波数領域データストリームに基づいて行われるプリコーディング処理を用いて獲得されるN個の時間領域データストリームは、S個(ここで、Sは2以上である)のサブバンドを介して搬送することができる。チャネルステータスによりよく適合するように、異なるプリコーディングマトリックスを異なるサブバンドの時間領域データストリームに対して使用することができ、例えば、プリコーディングマトリックス1はサブバンド1上の時間領域データストリームに対して使用され、プリコーディングマトリックス2はサブバンド2上の時間領域データストリームに対して使用される。
本発明のこの実施形態において、ハードウェアリソース消費量を減少させまたはIFFT処理の時間を減少させると同時に、システム性能を保証することができる。具体的には、これは次の方式で検証することができる。
Figure 2017509213
はサブバンドnのk番目のサブキャリア上のn番目のストリーム信号であり、ym(i)はi番目のアンテナ上のn番目の時間領域サンプリング点であり、
Figure 2017509213
はプリコーディングマトリックスの行mおよび列nにおける要素であると想定される。プリコーディング処理が最初に行われIFFT処理が先行技術に従って周波数領域データストリームに対してそれから行われる場合、
Figure 2017509213
である。IFFT処理が最初に行われプリコーディング処理が本発明に従って周波数領域データストリームに対してそれから行われる場合、
Figure 2017509213
である。
Figure 2017509213
すなわち、
Figure 2017509213
であるから、それは、IFFT処理が最初に行われプリコーディング処理がそれから行われるか、またはプリコーディング処理が最初に行われIFFT処理が周波数領域データストリームに対してそれから行われるかにかかわらず、同じ値が取得されることを意味する。したがって、本発明のこの実施形態における技術的解決策は、先行技術の技術的解決策によって達成されるものと同じシステム性能を達成することができる。
したがって、アンテナの数が周波数領域データストリームの数よりも多いシステムにおいて、例えば、LSMシステムにおいて、行われる必要があるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しく、周波数領域データストリームの数はアンテナの数よりも少ない。したがって、ハードウェアリソース消費量を減少させることができ、またはIFFT処理の合計時間を減少させることができ、その結果システムの運用効率を改善することができる。さらに、本発明は、先行技術によって達成されるものと同じシステム性能を達成することができる。
図5は、本発明の一実施形態によるネットワークノード300の概略ブロック図である。図5に示すように、ネットワークノード300は、情報処理装置310および情報送信装置320を含む。
情報送信装置310は、N個の時間領域データストリームを獲得するためにN個の周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に行い、ここで、Nは正の整数であり、プリコーディング処理結果を獲得するためにN個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行い、情報送信装置が、M個のアンテナの各々のアンテナを使用することによって、各々のアンテナを介して送信される必要がある直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信するように、M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを、プリコーディング処理結果に従って、決定し、ここで、MはNよりも大きい正の整数であるように構成される。
情報送信装置320は、M個のアンテナの各々の各々のアンテナを使用することによって、M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要があり情報処理装置310によって決定される直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信するように構成することができる。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、ネットワークノード300は基地局とすることができ、情報処理装置310はBBUとすることができ、情報送信装置320はRRUとすることができる。
ネットワークノード300に含まれる情報処理装置310は、簡潔さの目的のためここに再び説明されない、情報処理装置100または200に対応し得ることは理解されるべきである。
したがって、アンテナの数が周波数領域データストリームの数よりも多いシステムにおいて、例えば、LSMシステムにおいて、行われる必要があるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しく、周波数領域データストリームの数はアンテナの数よりも少ない。したがって、ハードウェアリソース消費量を減少させることができ、またはIFFT処理の合計時間を減少させることができ、その結果システムの運用効率を改善することができる。さらに、本発明は、先行技術によって達成されるものと同じシステム性能を達成することができる。
図6は、本発明の一実施形態による情報処理方法400の概略フローチャートである。図4に示すように、情報処理方法400は、以下を含む。
S410:N個の時間領域データストリームを獲得するためにN個の周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に行い、ここで、Nは正の整数である。
S420:プリコーディング処理結果を獲得するためにN個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行う。
S430:情報送信装置が、M個のアンテナの各々のアンテナを使用することによって、各々のアンテナを介して送信される必要がある直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信するように、M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを、プリコーディング処理結果に従って、決定し、ここで、MはNよりも大きい正の整数である。
したがって、本発明のこの実施形態において、最初に、時間領域データストリームを獲得するために周波数領域データストリームに対してIFFT処理が行われ、ここで、周波数領域データストリームに対して行われるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しく、次に、各々のアンテナに対して空間領域信号を取得するために時間領域データストリームに対してプリコーディング処理が行われることは、上記から知ることができる。したがって、アンテナの数が周波数領域データストリームの数よりも多いシステムにおいて、例えば、LSMシステムにおいて、行われる必要があるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しく、周波数領域データストリームの数はアンテナの数よりも少ない。したがって、ハードウェアリソース消費量を減少させることができ、またはIFFT処理の合計時間を減少させることができ、その結果システムの運用効率を改善することができる。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、S410で、N個の時間領域データストリームを獲得するためにN個の周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に行うステップは、N個の周波数領域データストリームの任意の周波数領域データストリームのデータシンボルの数がIFFTの長さよりも小さいとき、周波数領域データストリームのデータシンボルの数がIFFTの長さと等しくなるように、周波数領域データストリームに対してゼロパディングを行うステップと、ゼロパディングの後に周波数領域データストリームに対してIFFT処理を行うステップとを含む。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、N個の時間領域データストリームはS個のサブバンドを介して搬送され、ここで、Sは2以上の正の整数であり、Nは2以上の正の整数であり、サブバンドは1つまたは複数の時間領域データストリームを搬送するように構成される。同様に、S420で、プリコーディング処理結果を獲得するためにN個の時間慮域データストリームに対してプリコーディング処理を行うステップは、プリコーディング処理結果を獲得するために、S個のサブバンドの各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を別々に行うステップであって、ここで、プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分を含む、ステップを含むことができ、S430で、M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要がある直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを、プリコーディング処理結果に従って、決定するステップは、各々のアンテナに対応する加算処理結果を取得するために、同じアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、S個のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分に対して加算処理を行うステップと、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを取得するために、各々のアンテナに対応する加算処理結果に対して循環シフト処理を行うステップとを含むことができる。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、Mは4N以上とすることができ、この条件下で、システムの運用効率を大きく改善することができる。もちろん、本発明の保護範囲は、MがNよりも大きいという条件が満たされる限り、この条件に限定されない。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、OFDMシンボルの有効な部分は、循環シフト以外のOFDMシンボルの部分を意味する。
本発明をより明確に理解するために、以下は、2つの実施形態、すなわち、実施形態Eおよび実施形態Fに関連して、本発明のこの実施形態の情報処理方法400を説明する。
実施形態E
実施形態Eにおいて、プリコーディング処理は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分を取得するために、1つのプリコーディングマトリックスを使用することによってN個の時間領域データストリームに対して行うことができる。
具体的には、詳細な説明が特定の実施形態に関連して以下に提供される。この実施形態において、装置は全部で500個のアンテナを含み、サブフレームに対して全部で8個のデータストリームを転送すると想定される。OFDMシステムは、同じプリコーディングマトリックスPを使用する、全部で500個のサブキャリアを含み、ここで、IFFTの長さは512である。装置100は、次のステップを実行することができる。
ステップ1:8個のデータストリームに対応する周波数領域データストリームを獲得する。
符号化および変調は、対応する周波数領域データxn(k)を生成するために別々に8個のデータストリームに対して行われ、ここで、nはデータストリームの順序番号(n=1,2,…,8)であり、kは周波数領域データストリームのデータシンボルの順序番号(k=1,2,…,500)である。
ステップ2:時間領域データストリームyn(i)を取得するために、ゼロパディングの後に8個の周波数領域データストリームのn番目の周波数領域データストリームxn(k)に対してIFFT処理を行う。
n番目の周波数領域データストリームxn(k)が512点までゼロで埋められた後、対応する時間領域データストリームyn(i)(n=1,2,…,8)(i=1,2,…,512)を取得するために、IFFT処理はゼロパディングの後にn番目の周波数領域データストリームxn(k)に対して行われる。特定のプロセスは、次の式1を使用することによって示すことができる。
yn(i)=IFFT{xn(251),xn(252),…,xn(500),0,…,0,xn(1),xn(2),…,xn(250)} n=1,2,…,8 (式1)
ステップ3:ステップ2で獲得された8個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行う。
Figure 2017509213
は、プリコーディングマトリックスP(ここで、マトリックスは256行8列のサイズを有する)に、時間領域データストリームyn(i)(n=1,2,3,4,5,6,7,8)からなるマトリックス
Figure 2017509213
を掛けることによって取得され、式中Sm(i)はアンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分を含み、m=1,2,…,500である。
ステップ4:アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分に従って、決定する。
循環シフト処理は、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分に対して行うことができ、具体的には、循環シフトは、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを取得するように、適用することができる。
したがって、情報送信装置は、アンテナmを使用することによって、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを送信することができる。
実施形態F
この実施形態において、N個の周波数領域データストリームおよびN個の時間領域データストリームは、S個のサブバンドを介して搬送することができ、ここで、Sは2以上の正の整数であり、Nは2以上の正の整数である。1つの周波数領域データストリームおよび1つの周波数領域データストリームに基づいて獲得される時間領域データストリームは、1つのサブバンドを介して搬送され、それは、S個のサブバンドの各々のサブバンドがN個の周波数領域データストリームの異なる周波数領域データストリームおよびN個の時間領域データストリームの異なる時間領域データストリームを搬送することを意味する。プリコーディング処理は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分を取得するために、S個のプリコーディングマトリックスを使用することによってN個の時間領域データストリームに対して行うことができる。
具体的には、詳細な説明が特定の実施形態に関連して以下に提供される。この実施形態において、装置は全部で500個のアンテナを含み、サブフレームに対して全部で8個のデータストリームを転送すると想定される。OFDMシステムは、2つのサブバンドに分類され、対応するプリコーディングマトリックスはP(1)およびP(2)である、全部で500個のサブキャリアを含み、ここで、IFFTの長さは512である。装置100は、次のステップを実行することができる。
ステップ1:8個のデータストリームに対応する周波数領域データストリームを獲得する。
符号化および変調は、対応する周波数領域データxn(k)を生成するために別々に8個のデータストリームに対して行われ、ここで、nはデータストリームの順序番号(n=1,2,…,8)であり、kは周波数領域データストリームのデータシンボルの順序番号(k=1,2,…,500)である。周波数領域データストリームxn(k)(n=1,2,3,4)は、サブバンド1に割り当てられ、周波数領域データストリームxn(k)(n=5,6,7,8)は、サブバンド2に割り当てられる。
ステップ2:時間領域データストリームyn(i)を取得するために、ゼロパディングの後に8個の周波数領域データストリームのn番目の周波数領域データストリームxn(k)に対してIFFT処理を行う。
n番目の周波数領域データストリームxn(k)が512点までゼロで埋められた後、対応する時間領域データストリームyn(i)(n=1,2,…,8)(i=1,2,…,512)を取得するために、IFFT処理はゼロパディングの後にn番目の周波数領域データストリームxn(k)に対して行われる。特定のプロセスは、次の式1を使用することによって示すことができる。
Figure 2017509213
yn(i)(n=1,2,3,4)は、サブバンド1を介して搬送され、yn(i)(n=5,6,7,8)は、サブバンド2を介して搬送される。
ステップ3:8個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行う。
Figure 2017509213
は、プリコーディングマトリックスP(1)(ここで、マトリックスは256行4列のサイズを有する)に、サブバンド1を介して搬送される時間領域データストリームyn(i)(n=1,2,3,4)からなるマトリックス
Figure 2017509213
を掛けることによって取得され、式中Sm(i)はアンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、サブバンド1を介して搬送される周波数領域データストリームを使用することによって獲得される、有効な部分を意味するために使用され、m=1,2,…,500である。
Figure 2017509213
は、プリコーディングマトリックスP(2)(ここで、マトリックスは256行4列のサイズを有する)に、サブバンド2を介して搬送される時間領域データストリームyn(i)(n=5,6,7,8)からなるマトリックス
Figure 2017509213
を掛けることによって取得され、式中Sm(i)はアンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、サブバンド2を介して搬送される周波数領域データストリームを使用することによって獲得される、有効な部分を意味するために使用される。
ステップ4:アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって獲得される、有効な部分に従って、決定する。
最初に、
Figure 2017509213
が合計され、すなわち、
Figure 2017509213
である。次いで、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを取得するためにSm(i)に循環シフトが適用される。
したがって、情報送信装置は、アンテナmを使用することによって、アンテナmを介して送信される必要があるOFDMシンボルを送信することができる。
したがって、アンテナの数が周波数領域データストリームの数よりも多いシステムにおいて、例えば、LSMシステムにおいて、行われる必要があるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しく、周波数領域データストリームの数はアンテナの数よりも少ない。したがって、ハードウェアリソース消費量を減少させることができ、またはIFFT処理の合計時間を減少させることができ、その結果システムの運用効率を改善することができる。さらに、本発明のこの実施形態において、N個の周波数領域データストリームおよびN個の周波数領域データストリームに基づいて行われるプリコーディング処理を用いて獲得されるN個の時間領域データストリームは、S個(ここで、Sは2以上である)のサブバンドを介して搬送することができる。チャネルステータスによりよく適合するように、異なるプリコーディングマトリックスを異なるサブバンドの時間領域データストリームに対して使用することができ、例えば、プリコーディングマトリックス1はサブバンド1上の時間領域データストリームに対して使用され、プリコーディングマトリックス2はサブバンド2上の時間領域データストリームに対して使用される。
本発明のこの実施形態において、ハードウェアリソース消費量を減少させまたはIFFT処理の合計時間を減少させると同時に、システム性能を保証することができる。具体的には、これは次の方式で検証することができる。
Figure 2017509213
はサブバンドqのk番目のサブキャリア上のn番目のストリーム信号であり、ym(i)はn番目のアンテナ上のi番目の時間領域サンプリング点であり、
Figure 2017509213
はプリコーディングマトリックスの行mおよび列nにおける要素であると想定される。プリコーディング処理が最初に行われIFFT処理が先行技術に従って周波数領域データストリームに対してそれから行われる場合、
Figure 2017509213
である。IFFT処理が最初に行われプリコーディング処理が本発明に従って周波数領域データストリームに対してそれから行われる場合、
Figure 2017509213
である。
Figure 2017509213
すなわち、
Figure 2017509213
であるから、それは、IFFT処理が最初に行われプリコーディング処理がそれから行われるか、またはプリコーディング処理が最初に行われIFFT処理が周波数領域データストリームに対してそれから行われるかにかかわらず、同じ値が取得されることを意味する。したがって、本発明のこの実施形態における技術的解決策は、先行技術の技術的解決策によって達成されるものと同じシステム性能を達成することができる。
本発明のこの実施形態において、情報処理方法400が情報処理装置100または200によって実施され得ることに留意されたい。情報処理方法400および情報処理装置100または200の実施形態は、互いに組み合わせることができ、または互いに関連して説明することができる。
したがって、本発明のこの実施形態において、アンテナの数が周波数領域データストリームの数よりも多いシステムにおいて、例えば、LSMシステムにおいて、行われる必要があるIFFT処理の回数は周波数領域データストリームの数と等しく、周波数領域データストリームの数はアンテナの数よりも少ない。したがって、ハードウェアリソース消費量を減少させることができ、またはIFFT処理の合計時間を減少させることができ、その結果システムの運用効率を改善することができる。さらに、本発明は、先行技術によって達成されるものと同じシステム性能を達成することができる。
当業者は、本明細書で開示された実施形態で説明された実施例との組合せで、ユニットおよびアルゴリズムステップが電子的ハードウェアまたはコンピュータソフトウェアと電子的ハードウェアとの組合せによって実施され得ることを理解することができる。機能がハードウェアまたはソフトウェアによって行われるかどうかは、技術的解決策の特定用途および設計制約条件に依存する。当業者は、各々の特定用途に対して説明した機能を実施するために異なる方法を使用することができるが、そのような実装は本発明の範囲を越えるとみなされるべきではない。
便利かつ簡潔な説明を目的として、前述のシステム、装置およびユニットの詳細な作動プロセスについては、前述の方法実施形態における対応するプロセスを参照することができ、詳細はここに再び説明されないことは、当業者によって明確に理解され得る。
現在の用途で提供されるいくつかの実施形態において、開示されたシステム、装置、および方法は他の方式で実施され得ることは理解されるべきである。例えば、説明された装置実施形態は、単なる例示に過ぎない。例えば、ユニット分割は、単なる論理機能分割にすぎず、実際の実装において他の分割とすることができる。例えば、複数のユニットまたは構成要素は、別のシステムに組み合わされ、もしくは統合してもよく、またはいくつかの特徴は、省略され、もしくは行わなくてもよい。さらに、示したまたは論じた相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインタフェースを使用することによって実施され得る。装置またはユニット間の間接結合または通信接続は、電気的、機械的、または他の形式で実施され得る。
実施形態の装置におけるモジュールおよびサブモジュールが、機能を有する論理エンティティまたは物理エンティティをよりよく説明するために使用されるにすぎず、実施形態で定義された名称に限定されないことは、当業者によって理解され得る。実施形態の装置におけるモジュールおよびサブモジュールは、実施形態における説明に従って実施形態の装置中に分布することができ、または実施形態と異なる1つまたは複数の装置中に相応して変更または配置することができる。前述の実施形態におけるモジュールおよびサブモジュールは、実装の間に柔軟に分解しまたは組み合わせることができる。
さらに、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合することができ、または各ユニットは物理的に単独で存在することができ、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。
機能がソフトウェア機能ユニットの形式で実施され独立した製品として販売または使用されるとき、機能はコンピュータ可読記憶媒体に格納され得る。このような理解に基づいて、本質的に本発明の技術的解決策、または先行技術に寄与する部分、または技術的解決策の一部は、ソフトウェア製品の形式で実施され得る。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、本発明の実施形態で説明した方法のステップのすべてまたは一部を行うように(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスとすることができる)コンピュータデバイスに指示するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブル・ハード・ディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを格納し得る任意の媒体を含む。
前述の説明は、本発明の特定の実装方式にすぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明で開示された技術範囲内で当業者によって容易に想到され得る任意の変化形態または代替形態は、本発明の保護範囲に含まれるべきである。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うべきである。
100 情報処理装置
110 逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュール
120 プリコーディングモジュール
130 決定モジュール
200 情報処理装置
210 メモリ
220 プロセッサ
300 ネットワークノード
310 情報処理装置
320 情報送信装置
400 情報処理方法
第1の態様または第1の態様の前述の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第1の態様の別の可能な実装方式において、IFFTモジュールは、N個の周波数領域データストリームと一対一の関係にあるN個のIFFTサブモジュールを含み、ここで、
N個のIFFTサブモジュールの各々のIFFTサブモジュールは、N個の周波数領域データストリームにおける対応する周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に実行して、N個の時間領域データストリームにおける各々の時間領域データストリームを獲得するように構成される。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、IFFTモジュールは、N個の周波数領域データストリームと一対一の関係にある、N個のIFFTサブモジュールを含むことができ、決定モジュールは、M個のアンテナと一対一の関係にある、M個の決定サブモジュールを含むことができる。N個のIFFTサブモジュールの各々のIFFTサブモジュールは、N個の時間領域データストリームにおける各々の時間領域データストリームを獲得するために、N個の周波数領域データストリームにおける対応する周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に行うように構成することができる。プリコーディングモジュールは、プリコーディング処理結果を獲得するためにN個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行うように具体的に構成され、ここで、プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分を含む。M個の決定サブモジュールの各々の決定サブモジュールは、対応するアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを、対応するアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルの有効な部分に従って、獲得するように構成される。任意選択で、N個の時間領域データストリームがS個のサブバンドを介して搬送されるとき、プリコーディングモジュールは、S個のサブバンドと一対一の関係にある、S個のプリコーディングサブモジュールを含むことができる。S個のプリコーディングサブモジュールの各々のプリコーディングサブモジュールは、プリコーディング処理結果を獲得するために対応するサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行うように構成され、ここで、プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分を含む。
ステップ1:符号化および変調モジュールは、8個のデータストリームに対応する周波数領域データストリームを獲得する。
符号化および変調モジュールは、対応する周波数領域データxn(k)を生成するために別々に8個のデータストリームに対して符号化および変調を行い、ここで、nはデータストリームの順序番号(n=1,2,…,8)であり、kは周波数領域データストリームのデータシンボルの順序番号(k=1,2,…,500)である。周波数領域データストリームxn(k)(n=1,2,3,4)は、サブバンド1に割り当てられ、周波数領域データストリームxn(k)(n=5,6,7,8)は、サブバンド2に割り当てられる。
情報処理装置310は、N個の時間領域データストリームを獲得するためにN個の周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に行い、ここで、Nは正の整数であり、プリコーディング処理結果を獲得するためにN個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を行い、情報送信装置が、M個のアンテナの各々のアンテナを使用することによって、各々のアンテナを介して送信される必要がある直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信するように、M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを、プリコーディング処理結果に従って、決定し、ここで、MはNよりも大きい正の整数であるように構成される。
図6は、本発明の一実施形態による情報処理方法400の概略フローチャートである。図6に示すように、情報処理方法400は、以下を含む。

Claims (17)

  1. 情報処理装置であって、
    逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュールと、
    プリコーディングモジュールと、
    決定モジュールと
    を備え、
    前記IFFTモジュールは、N個の周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に実行して、N個の時間領域データストリームを獲得するように構成され、
    Nは正の整数であり、
    前記プリコーディングモジュールは、前記N個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を実行して、プリコーディング処理結果を獲得するように構成され、
    前記決定モジュールは、情報送信装置が、M個のアンテナの各々のアンテナを使用することによって、各々のアンテナを介して送信される必要がある直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信するよう、前記プリコーディング処理結果に従って、前記M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要がある前記OFDMシンボルを決定するように構成され、
    MはNよりも大きい正の整数である、情報処理装置。
  2. 前記N個の時間領域データストリームは、S個のサブバンドを介して搬送され、
    Sは2以上の正の整数であり、
    Nは2以上の正の整数であり、
    前記サブバンドは、1つまたは複数の時間領域データストリームを搬送するように構成され、
    前記プリコーディングモジュールは、前記S個のサブバンドの各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を別々に実行して、前記プリコーディング処理結果を獲得するようにさらに構成され、
    前記プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要がある前記OFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される前記時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分を含み、
    前記決定モジュールは、同じアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、前記S個のサブバンドを介して搬送される前記時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分に対して加算処理を実行して、各々のアンテナに対応する加算処理結果を取得し、各々のアンテナに対応する前記加算処理結果に対して循環シフト処理を実行して、各々のアンテナを介して送信される必要がある前記OFDMシンボルを取得するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記プリコーディングモジュールは、前記S個のサブバンドと一対一の関係にあるS個のプリコーディングサブモジュールを備え、
    前記決定モジュールは、前記M個のアンテナと一対一の関係にあるM個の決定サブモジュールを備え、
    前記S個のプリコーディングサブモジュールの各々のプリコーディングサブモジュールは、対応するサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を実行して、前記プリコーディング処理結果を獲得するように構成され、
    前記プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要がある前記OFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される前記時間領域データストリームを使用することによって取得される、前記有効な部分を含み、
    前記M個の決定サブモジュールは、同じアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、前記S個のサブバンドを介して搬送される前記時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分に対して加算処理を実行して、前記M個のアンテナに対応する加算処理結果を取得し、前記M個のアンテナに対応する前記加算処理結果に対して循環シフト処理を実行して、前記M個のアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルを取得するように構成される、請求項2に記載の装置。
  4. 前記IFFTモジュールは、
    前記N個の周波数領域データストリームの任意の周波数領域データストリームのデータシンボルの数がIFFTの長さよりも小さいとき、前記周波数領域データストリームのデータシンボルの前記数がIFFTの前記長さと等しくなるよう、前記周波数領域データストリームに対してゼロパディングを実行し、
    前記ゼロパディングの後に前記周波数領域データストリームに対してIFFT処理を実行するようにさらに構成される、請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記IFFTモジュールは、前記N個の周波数領域データストリームと一対一の関係にあるN個のIFFTサブモジュールを備え、
    前記N個のIFFTモジュールの各々のIFFTサブモジュールは、前記N個の周波数領域データストリームにおける対応する周波数領域データストリームに対してIFFT処理を別々に実行して、前記N個の時間領域データストリームにおける各々の時間領域データストリームを獲得するように構成される、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. Mは4N以上である、請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記情報処理装置はベース・バンド・ユニット(BBU)であり、
    前記情報送信装置は無線リモートユニット(RRU)である、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 情報処理装置であって、
    メモリと
    プロセッサと
    を備え、
    前記メモリは、プログラムコードを格納し、
    前記プロセッサは、前記プログラムコードを呼び出して、
    N個の周波数領域データストリームに対して逆高速フーリエ変換(IFFT)処理を別々に実行して、N個の時間領域データストリームを獲得する手順であって、Nは正の整数である、手順と、
    前記N個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を実行して、プリコーディング処理結果を獲得する手順と、
    情報送信装置が、M個のアンテナの各々のアンテナを使用することによって、各々のアンテナを介して送信される必要がある直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信するよう、前記プリコーディング処理結果に従って、前記M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要がある前記OFDMシンボルを決定する手順であって、MはNよりも大きい正の整数である、手順と
    を実行するように構成される、情報処理装置。
  9. 前記N個の時間領域データストリームは、S個のサブバンドを介して搬送され、
    Sは2以上の正の整数であり、
    Nは2以上の正の整数であり、
    前記サブバンドは、1つまたは複数の時間領域データストリームを搬送するように構成され、
    前記プロセッサは、前記プログラムコードを呼び出して、
    前記S個のサブバンドの各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を別々に実行して、前記プリコーディング処理結果を獲得する手順であって、前記プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要がある前記OFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される前記時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分を含む、手順と、
    同じアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、前記S個のサブバンドを介して搬送される前記時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分に対して加算処理を実行して、各々のアンテナに対応する加算処理結果を取得し、各々のアンテナに対応する前記加算処理結果に対して循環シフト処理を実行して、各々のアンテナを介して送信される必要がある前記OFDMシンボルを取得する手順と
    をさらに実行するように構成される、請求項8に記載の装置。
  10. 前記プロセッサは、前記プログラムコードを呼び出して、
    前記N個の周波数領域データストリームの任意の周波数領域データストリームのデータシンボルの数がIFFTの長さよりも小さいとき、前記周波数領域データストリームのデータシンボルの前記数がIFFTの前記長さと等しくなるよう、前記周波数領域データストリームに対してゼロパディングを実行する手順と、
    前記ゼロパディングの後に前記周波数領域データストリームに対してIFFT処理を実行する手順と
    をさらに実行するように構成される、請求項8または9に記載の装置。
  11. Mは4N以上である、請求項8から10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記情報処理装置はベース・バンド・ユニット(BBU)であり、
    前記情報送信装置は無線リモートユニット(RRU)である、請求項8から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. ネットワークノードであって、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置または請求項8から12のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
    情報送信装置と
    を備え、
    前記情報送信装置は、M個のアンテナの各々のアンテナを使用することによって、前記M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要があり前記情報処理装置によって決定される直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信する、ネットワークノード。
  14. 情報処理方法であって、
    N個の周波数領域データストリームに対して逆高速フーリエ変換(IFFT)処理を別々に実行して、N個の時間領域データストリームを獲得するステップであって、Nは正の整数である、ステップと、
    前記N個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を実行して、プリコーディング処理結果を獲得するステップと、
    情報送信装置が、M個のアンテナの各々のアンテナを使用することによって、各々のアンテナを介して送信される必要がある直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを送信するよう、前記プリコーディング処理結果に従って、前記M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要がある前記OFDMシンボルを決定するステップであって、MはNよりも大きい正の整数である、ステップと
    を含む方法。
  15. 前記N個の時間領域データストリームは、S個のサブバンドを介して搬送され、
    Sは2以上の正の整数であり、
    Nは2以上の正の整数であり、
    前記サブバンドは、1つまたは複数の時間領域データストリームを搬送するように構成され、
    前記N個の時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を実行して、プリコーディング処理結果を獲得する前記ステップは、前記S個のサブバンドの各々のサブバンドを介して搬送される時間領域データストリームに対してプリコーディング処理を別々に実行して、前記プリコーディング処理結果を獲得するステップであって、前記プリコーディング処理結果は、各々のアンテナを介して送信される必要がある前記OFDMシンボルのうち、各々のサブバンドを介して搬送される前記時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分を含む、ステップを含み、
    前記プリコーディング処理結果に従って、前記M個のアンテナの各々のアンテナを介して送信される必要がある前記OFDMシンボルを決定する前記ステップは、同じアンテナを介して送信される必要があるOFDMシンボルのうち、前記S個のサブバンドを介して搬送される前記時間領域データストリームを使用することによって取得される、有効な部分に対して加算処理を実行して、各々のアンテナに対応する加算処理結果を取得し、各々のアンテナに対応する前記加算処理結果に対して循環シフト処理を実行して、各々のアンテナを介して送信される必要がある前記OFDMシンボルを取得するステップを含む、請求項14に記載の方法。
  16. N個の周波数領域データストリームに対して逆高速フーリエ変換(IFFT)処理を別々に実行して、N個の時間領域データストリームを獲得する前記ステップは、
    前記N個の周波数領域データストリームの任意の周波数領域データストリームのデータシンボルの数がIFFTの長さよりも小さいとき、前記周波数領域データストリームのデータシンボルの前記数がIFFTの前記長さと等しくなるよう、前記周波数領域データストリームに対してゼロパディングを実行するステップと、
    前記ゼロパディングの後に前記周波数領域データストリームに対してIFFT処理を実行するステップと
    を含む、請求項14または15に記載の方法。
  17. Mは4N以上である、請求項14から16のいずれか一項に記載の方法。
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