JP2017508976A - マイクロピラニ真空計 - Google Patents

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Abstract

低熱伝導率の支持要素を用いるマイクロピラニ計真空計を記載する。マイクロピラニ計または真空センサは、ガスを加熱するとともに、ガスの圧力に対応する信号を生成するように作動する加熱素子と、加熱素子を受けるように構成され、第1の熱伝導率を有するプラットフォームと、基板に接続されるとともに、基板内に配設された開口内で、加熱素子と一緒にプラットフォームを支持するように構成された支持要素であって、第1の熱伝導率よりも低い第2の熱伝導率を有する支持要素と、を備えることができる。マイクロピラニ計を備える多重モード圧力検知も記載する。

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、「マイクロピラニ真空計」と題し、2014年3月25日に出願された、代理人整理番号086400−0200(MKS−237US)の、米国出願第14/224,927号に基づくとともに、これらの出願に優先権を主張する。これらの出願の各々の内容全てをここに参照して援用する。
真空計は、数多くの用途に有用である。多くの産業において、ある種の処理は、約1000Torrから10−9Torr未満のような広範囲の圧力での圧力測定を必要とする。例えば、半導体および電子装置の製造工程は、一般的に超高真空から大気圧まで、精度の高い圧力測定を必要とする。
真空計のあるタイプは、真空度が測定されるシステムに接続された管の中に懸架された金属フィラメント(通常プラチナ)を備える。接続は、通常、磨りガラスジョイントまたはフランジ式金属コネクタの何れかによってなされ、ガスケットまたはOリングによって封止される。フィラメントは、較正後に、圧力の測定値が取得され得る電気回路へ接続される。このような計器は、その最初の開発者にちなんで、一般的に「ピラニ」計と呼ばれている。ピラニ計の動作は、懸架されたヒータから、ガスを通って、ヒートシンクへ到る熱伝達に基づく。ガスを通じた熱伝導は、ガスの圧力に応じたものとなる。こうして、ガスを通じた熱伝導の測定は、その圧力の算出を可能にする。ガスを通じた熱伝達に加えて、熱伝達の仕組みには、他に(1)機械的支持を通じた伝導、(2)ガスによる対流、および(3)放射の3つがある。
図1A〜Cは、先行技術のマイクロピラニセンサ100の例を示す。このセンサ100の心臓部は、曲折する電気フィラメントヒータ102であり、図1A中の構造の中央に示されている。このフィラメント102は、薄型絶縁膜104(例えばSiN)の下の空孔(図示なし)に埋め込まれている。この薄型膜104は、電気的にも熱的にも絶縁性のものである。この膜104は、基板106に接続されている。図1(B)は、ヒートシンク材料のキャップ112を受けることができる、接合材108の層の追加を示す。
図1を継続して参照すると、電気的絶縁を用いると、ヒータ102からの漏れ電流を除去することができる。熱的絶縁により、膜104の平面内での伝導に起因して発生する寄生熱損失が低減される。このSiN絶縁膜の欠点は、(i)真空ではかなりの熱を基板へ伝導すること(ii)ガス分子交換を通じた熱転写を制限すること、および(iii)フィラメント領域では不均一な温度分布を示すことである。
本開示による本技術は、マイクロピラニ計の他の構造および部品に関して低い熱伝導率を有する支持構造または構造を利用することにより、多様な優位性をもたらすことができる。
本開示によるマイクロピラニ真空計またはセンサの一例は、ガスを加熱するとともに、ガスの圧力に対応する信号を生成するように作動する加熱素子と、加熱素子を受けるように構成され、第1の熱伝導率を有するプラットフォームと、基板に接続されるとともに基板内に配設された開口内で、加熱素子と一緒にプラットフォームを支持するように構成された支持要素であって、第1の熱伝導率よりも低い第2の熱伝導率を有する支持要素と、を備えることができる。
マイクロピラニセンサは、如何なる順序または組み合わせで、以下の特徴を備えまたは有してもよい。
第1の熱伝導率は、加熱素子の熱伝導率以上であってよい。第2の熱伝導率は、第1の熱伝導率よりも、少なくとも1桁低くてもよい。第2の熱伝導率は、第1の熱伝導率よりも、少なくとも2桁低くてもよい。第2の熱伝導率は、0.2W/mK以下であってよい。他の材料が本開示の範囲内であることはもちろんであるが、支持要素は、例示の実施形態において、パリレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、酸化ケイ素、および/または窒化ケイ素を含むものであってよい。支持要素は切れ目のない膜を備え、切れ目のない膜として形成してもよい。支持要素は穿孔またはパターニングされていてもよい。加熱素子は、ニッケル、チタニウム、またはプラチナを含むものであってよい。加熱素子は0.003/°C以上の抵抗の温度係数を有する材料を含むものであってよい。プラットフォームは、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、サファイヤ、ダイヤモンド、または酸化アルミニウムを含むものであってよい。加熱素子は、プラットフォーム内に配設され、ガスには直接曝されないものであってよい。プラットフォームは、支持要素内に配設され、ガスには直接曝されないものであってよい。マイクロピラニセンサは、基板に接続されるとともに支持要素を覆うキャップをさらに備え、キャップは、キャップの壁とプラットフォームを支持する支持要素との間の間隙によって容量を形成するように構成され、間隙は所望サイズであり、間隙は、所望サイズの平均自由行程を、容量内でガス分子に与えるものであってよい。マイクロピラニ真空センサは、1X10−6Torrを含む圧力測定のダイナミックレンジを有するものであってよい。
このような計器は、例えば圧力センサの他のタイプを有する多重モード圧力計など、他の装置に含めたり、その一部としてもよい。
一例において、本開示による組み合わせ式圧力計または二重モード真空センサは、(A)圧力測定の第1のダイナミックレンジを有する第1の真空センサであって、(i)ガスを加熱するとともに、ガスの圧力に対応する信号を生成するように作動する加熱素子と、(ii)加熱素子を受けるように構成され、第1の熱伝導率を有するプラットフォームと、(iii)基板に接続されるとともに、基板内に配設された開口内で、加熱素子と一緒にプラットフォームを支持するように構成された支持要素であって、第1の熱伝導率よりも低い第2の熱伝導率を有する支持要素と、を有するマイクロピラニ真空センサを備える、第1の真空センサを備えてもよい。組み合わせ式圧力計または二重モード真空センサは、(B)圧力測定の第2のダイナミックレンジを有する第2の真空センサを備えてもよい。
多重モード圧力ゲージは、如何なる順序または組み合わせで、以下の特徴を備えまたは有してもよい。
第1の係数の熱伝導率は、加熱素子の係数の熱伝導率以上であってよい。第2の係数の熱伝導率は、第1の係数の熱伝導率よりも、少なくとも1桁低くてもよい。第1の係数の熱伝導率は、加熱素子の係数の熱伝導率と等しくてもよい。第2の係数の熱伝導率は、0.2W/mK以下であってもよい。支持要素は、パリレン、ポリアミド、ポリイミド、またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を含むものであってよい。支持要素は切れ目のない膜を含むものであってよい。支持要素は穿孔またはパターニングされているものであってよい。加熱素子は、ニッケル、チタニウム、またはプラチナ含むものであってよい。加熱素子は0.003/°C以上の抵抗の温度係数を有する材料を含むものであってよい。プラットフォームは、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、サファイヤ、ダイヤモンド、または酸化アルミニウムを含むものであってよい。加熱素子は、プラットフォーム内に配設され、ガスには直接曝されないものであってよい。プラットフォームは、支持要素内に配設され、ガスには直接曝されないものであってよい。二重モード真空センサは、基板に接続されるとともに支持要素を覆うキャップをさらに備え、キャップは、キャップの壁とプラットフォームを支持する支持要素との間の間隙によって容量を形成するように構成され、間隙は所望サイズであり、間隙は、所望サイズの平均自由行程を、容量内でガス分子に与えるものであってよい。マイクロピラニ真空センサは、1X10−6Torrを含む圧力測定のダイナミックレンジを有するものであってよい。第2のセンサは、マイクロピラニ真空センサを備えるものであってよい。第2のセンサは、静電容量型圧力計を備える。第2のセンサは、ピエゾ抵抗圧力計を備えるものであってよい。第2のセンサは、共振圧力センサを備えるものであってよい。付加的なセンサを備えてもよい。
マイクロピラニ真空センサの典型的な製造方法は、プラットフォーム材料の第1の層を基板の第1の側の上に堆積させる工程と、熱素子材料をプラットフォーム材料の第1の層の上に堆積させる工程と、プラットフォーム材料の第2の層を加熱素子材料とプラットフォーム材料の第1の層との両方の上に堆積させる工程と、加熱素子材料を支持するプラットフォームを形成する工程と、基板の少なくとも一部分とプラットフォームの少なくとも一部分とを覆うように、プラットフォーム材料よりも係数が低い熱伝導率を有する支持要素材料の第1の層を堆積させる工程と、基板に開口を設け、プラットフォームおよび支持要素材料の第1の層の一部分を露出させる、プラットフォームに隣接する基板材料を除去する工程と、を備え、基板の第2の側の上とプラットフォームおよび支持要素材料の第1の層の露出部分の上とに、材料の第2の層を堆積させる工程をさらに備えてもよい。
マイクロピラニ真空センサの製造方法は、如何なる順序または組み合わせで、以下の特徴または工程を備えまたは有してもよい。
方法は、保護または絶縁の層を有する基板を、第1及び第2の側の上に設ける工程をさらに備えてもよい。保護層は、酸化ケイ素または窒化ケイ素を含むものであってもよい。方法は、プラットフォームの表面の全範囲(または一部分)を覆うように支持要素材料の第1の層を堆積する工程、を備えてもよい。支持要素材料は、例えば、パリレン、ポリアミド、ポリイミド、またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を含むものであってもよい。方法は、プラットフォームに隣接する基板材料を除去し、裏面エッチングの工程を備える工程を備えてもよい。方法は、支持要素材料の第1の層を堆積させ、プラットフォームの露出領域をパターニングする工程を備えてもよい。プラットフォーム材料は、加熱素子材料よりも高い熱伝導率を有してもよい。
これらは、本開示の他の部品、工程、特徴、利益、および利点同様に、以下の実施形態の詳細な説明、添付の図面、および請求項の検討から明確になるだろう。
図1Aは、先行技術のピラニ計の一例を示す図を含む。 図1Bは、先行技術のピラニ計の一例を示す図を含む。 図1Cは、先行技術のピラニ計の一例を示す図を含む。 図2Aは、本開示に係るマイクロピラニ計の一例を示す図を含む。 図2Bは、本開示に係るマイクロピラニ計の一例を示す図を含む。 図3は、本開示に係るマイクロピラニ計の製造工程の一例を描写したものである。 図4Aは、本開示に係るある特定のマイクロピラニ計の理論および模擬実験性能特性を示すグラフを含む。 図4Bは、本開示に係るある特定のマイクロピラニ計の理論および模擬実験性能特性を示すグラフを含む。 図4Cは、本開示に係るある特定のマイクロピラニ計の理論および模擬実験性能特性を示すグラフを含む。 図5は、本開示に係るマイクロピラニ計とともに用いて好適な信号調整/駆動回路の一例を示す。 図6Aは、本開示に係る異なる間隙距離を有するマイクロピラニセンサまたはゲージの理論および模擬実験性能特性を示すグラフを含む。 図6Bは、本開示に係る異なる間隙距離を有するマイクロピラニセンサまたはゲージの理論および模擬実験性能特性を示すグラフを含む。
図面は実施形態の例を開示する。これらは実施形態全てを規定するものではない。これらに加え、またはこれらに代えて、他の実施形態を用いてもよい。スペースの節約またはより効果的な説明のため、明らかまたは不要な詳細を省略することがある。逆に、実施形態によっては、開示した詳細が全くない状態で実施してもよいものがある。異なる図中に同一の番号が見られる場合は、同一または同様の部品または工程を意味する。
開示の態様は、以下の説明を添付図面とともに通読すればより完全に理解できるが、図面はその性質として一例であり、限定を加えるものとは見なさない。複数枚の図面の比率は必ずしも一定ではなく、開示の原則に重点が置かれることがある。
本図面中には特定の実施形態が描写されているが、当業者であれば、これら実施形態は一例として描かれていること、および、ここに示すもの変形例、ならびにここに記載の他の実施形態を、本開示の範囲内で、想定及び実行してもよいことを理解するだろう。
次に実施形態の例を検討する。これらに加えまたは代えて、他の実施形態が用いられまたは実施され得る。スペースの節約またはより効果的な説明のため、明らかまたは不要な詳細を省略することがある。逆に、実施形態によっては、開示した詳細が全くない状態で実施してもよいものもある。
前述のように、ピラニ計の動作は、懸架したヒータからガスを通ってヒートシンクへ到る熱伝達に基づくものである。ガスを通じた熱伝導は、その圧力に応じたものである。こうして、ガスを通じた熱伝導の測定は、その圧力の算出を可能とする。ガスを通じた熱伝達に加えて、熱伝達の仕組みには、他に(1)機械的支持を通じた伝導、(2)ガスによる対流、および(3)放射、の3つがある。これらの中で、放射は、マイクロスケールセンサでは無視できるものと考えることができ、対流も10Torr未満では無視できるものと考えることができる。
本開示に係るマイクロピラニ計の実施形態は、(i)固形支持を通じた熱伝達の抑制/低減または最小化、および/または(ii)ガスを通じた熱伝達の増加/最大化を可能とする。典型的な実施形態において、パリレンのような低熱伝導性の材料で作られる支持要素と窒化アルミニウムのような高熱伝導性の材料とが、加熱フィラメントを受容または包含するプラットフォームとして用いられ、説明した優位性をもたらす。勿論、本開示の範囲内で他の好適な材料を用いてもよい。実施形態は、広いセンサのダイナミックレンジを提供し、および/または、低圧力の感度を提供する。
図2A〜Bは、本開示に係るマイクロピラニ計(またはセンサ)ヒータ102の一例を示す図を含む。例えばフィラメントヒータ202である電気加熱素子は、図2A中の構造の中央近くに図示されている。このフィラメント202は、熱伝導率材料で作られた薄型プラットフォーム204の内に埋め込まれまたは保持されることができる。プラットフォーム204は、膜または支持要素206上に配置され、支持要素206は、基板208に接続されるとともに、基板208に形成された空孔(図示なし)に対して、加熱素子202と一緒にプラットフォーム204を保持する。好適には、支持要素206は、電気的かつ熱的に絶縁性である。加熱素子202は、好適な原料より形成され、原料の例には、ニッケル、チタニウム、プラチナ、シリコン、またはポリシリコンなどがあるが、これらには限定されない。
図2Bは、接合材212によって基板208に接続されたヒートシンク材料層のキャップ210の追加を含む、センサ200の側面図を示す。支持要素206とキャップ210との間に形成された空孔として示す間隙の距離214も示されている。
本技術によるマイクロピラニ計の典型的な実施形態は、プラットフォームとして形成される、高熱伝導性かつ電気的に絶縁かつ機械的に堅固な原料(例えば窒化アルミニウム(AIN)等)で覆われる熱線フィラメントを備えてもよい。窒化アルミニウム(AIN)は、SiNの熱伝導率が16W/m.K−1であるのに対し、175W/m.K−1の熱伝導率を有するという代表的な材料である。AINは、加熱フィラメントを包み込むことに用いられ得る。加熱フィラメントおよびプラットフォームの両方が、パレリンで作られた取り囲む支持要素(または膜)によって支持されるとすることができ、パレリンは非常に低い熱伝導率(0.084 W/m.K−1)を有する。パリレン(または任意の低熱伝導性材料)の利用は、支持層を通って伝達する伝導熱の抑制に役立ち得る。フィラメントのカプセル材として(例えばプラットフォームに)AIN(または任意の高熱伝導率材料)を利用することは、(空孔内で)プラットフォームに隣接するガスとのガス分子交換を通じた熱伝達を向上させることができる。高熱伝導性に加えて、カプセル材の原料を、機械的かつ化学的に堅固なものとし、高反応性のガスの種類によって引き起こされるものを含む、広範囲の測定環境における破損または腐食からフィラメントを保護することが好ましい。
図3は、本開示によるマイクロピラニ真空センサを製造する例示的方法300(またはそのための処理)を示す。工程(a)において、第1および第2の保護または絶縁層304を有する基板302が設けられる。工程(b)において、基板302の第1の側面上に、プラットフォーム材料の第1の層306が堆積される。工程(c)において、プラットフォーム材料の第1の層306の上に、加熱素子材料308が堆積される。工程(d)において、加熱素子材料308とプラットフォーム材料の第1の層306との両方の上に、プラットフォーム材料の第2の層310が堆積され、加熱素子材料を支持するプラットフォームが形成される。工程(e)において、少なくとも基板の一部分と少なくともプラットフォームの一部分とを覆うように支持要素材料の第1の層312を堆積する。ここで支持要素材料は、プラットフォーム材料よりも熱伝導率が低い。図示のように、選択的に開口314を支持要素内に生成または形成してもよい。開口314がない実施形態においては、支持要素材料がプラットフォームを被覆してもよく、そのような支持要素材料の被覆は、任意の所望の実用的深さ/高さであってよい。工程(f)において、プラットフォームに隣接する基板材料は、例えば深堀り反応性イオンエッチング(DRIE)のような好適な手法によって、基板の裏側から除去またはエッチングされ、ここでは、プラットフォームおよび支持要素材料の第1の層の部分が露出され、基板内に開口318が作られる。工程(f)としても示すように、基板の第2の側の上とプラットフォームおよび支持要素材料の第1の層の露出部分の上とに、選択的な支持要素材料の第2の層316を堆積してもよい。方法300には、当業者が理解するであろう、任意の好適な製造手法が採用され得る。前述のように、典型的な実施形態においては、窒化アルミニウム(AIN)がプラットフォームに利用され、および/または、パリレンが支持要素に利用されることができる。他の典型的材料もまた示される。
図4A〜Cは、本開示によるある特定のマイクロピラニ計の理論的および模擬実験的な性能特性を示すグラフ400を含む。グラフ400(図4A)は、圧力に対してプロットした熱伝導に関する、本開示によるマイクロピラニ計の理論性能を示す。放射に起因する熱伝導(または損失)は、「GRadiation」の線によって示され、一方、ガスおよび固形(計器構造)の熱伝導は「GGas」および「GSolid」によってそれぞれ示される。マイクロピラニ計の全体または複合の熱伝導は、「GTotal」によって示される。ダイナミックレンジおよび傾斜の感度も示される。グラフ400(図4B)は、パレリン製の支持要素を用いる本開示によるマイクロピラニ計の理論的な熱伝導性を、窒化ケイ素(SiN)製の膜を用いる先行技術のマイクロピラニ計と比較して示す。グラフ400(図4C)は、パレリン製の支持要素と窒化アルミニウム(AIN)製のプラットフォームとを利用する典型的な見込み実施形態の動作模擬実験を示す。G_solid_SiNでラベルされた実線は、膜全体がSiN製である場合に発生するだろう横方向の伝導性を示す。G_solid_Paryleneでラベルされた実線は、膜または支持要素がパレリン製で、かつ、加熱フィラメントがAIN製のプラットフォームの中に包含されている場合に発生する横方向の伝導性を示す。パリレンを用いることにより膜を通る熱伝達が低減することが分かる。その結果、SiN膜を用いるピラニ計と比較して、最低検知圧力は量がデルタP(ΔΡ)だけ低くなっている。
図5は、本開示によるマイクロピラニ計とともに用いて好適な、信号調整/駆動回路500の一例を示す。回路500は、図示のような入力と出力とを有し、例えば接合型電界効果トランジスタ(JFET)504および506である、2つの電界効果トランジスタと接続されるように構成された、増幅器502を備えることができる。回路500には、Vdd512、Vo514、およびグランド516電圧端子とともに、例えば図2の200のマイクロピラニセンサからの電圧信号を受信可能なソースレジスタ508と可変抵抗型抵抗器(例えば抵抗回路網)510とを含めることも可能である。
前述のように、本開示によるマイクロピラニ計を、一つ以上の他の圧力/真空センサ(例えば、他のマイクロピラニセンサまたは他のタイプの圧力センサ)または他の物理現象(例えば、光、音、電気および/または磁気特性など)を検知するセンサを有する、例えば多重モード圧力計などの他の装置内に含めるまたは一部としてもよい。多重マイクロピラニセンサを含むことにより、各々が、例えば図2の間隙距離214である異なる間隙距離を有する。間隙距離がセンサ内でのガス分子のための効果的な平均行程を規定することができるので、異なる間隙距離を有するマイクロピラニセンサを利用することは、真空/圧力の異なる対応範囲の測定を可能とし、その範囲は、例えば重複、連続、分離など、望むように選択/設計され得る。
図6A〜Bは、本開示による異なる間隙距離を有するマイクロピラニ計の実験的および模擬実験的な性能特性を示すグラフ600を含む。600(図6A)に、図示の間隙距離を有する3つの異なるマイクロピラニセンサについて、圧力(横座標)に対しプロットした測定熱伝導性(縦座標)を示す。グラフ600(図6B)は、異なる間隙距離の各々について、熱伝導性対圧力の4つのプロットを示す。
記載は典型的な実施形態についてのものであって、本開示によるマイクロピラニセンサの支持要素は、必ずしも切れ目のない膜/形状ではないことに留意されたい。例えば、反応性イオンエッチング(RIE)によるO2プラズマを用いて、このような支持要素に、穿孔やパターニングを施すことができる。そのように構成されたものは、横方向熱伝導のさらなる低減およびセンサの低圧力の感度の増加に役立つだろう。
したがって、本開示によるマイクロピラニセンサは多様な優位性を提供することが可能である。例えば、ピラニセンサの(例えば、10−6Torrに到るほどの)現在の限界を下回る圧力を測定するものであってもよい。本開示によるこのようなマイクロピラニセンサを、低電力消費型および/または感度向上型としてもよい。
(例えば)パリレンおよびAINを利用する本開示によるマイクロピラニセンサの実施形態は、半導体装置処理/製造で一般的に遭遇するフッ素および他の反応性ガス種、例えばいくつか例を挙げるとシラン、トリクロロシランおよびテトラメチルシランのようなシリコン含有化合物、四塩化ケイ素、および四フッ化ケイ素、に対する腐食耐性を提供する。したがって、本開示によるマイクロピラニセンサの実施形態は、ドライエッチング反応システムのような半導体処理に特に有用となり得る。
ここに記載の部品、工程、特徴、利益、および利点は、単なる例として示したものである。これらにも、またこれらに関する検討内容にも、保護範囲を限定する意図はなにもない。多くの他の実施形態も熟考される。これらは少数の、付加的な、および/または異なる部品、工程、特徴、目的、利益、および利点を有する実施形態を含む。これらは、部品および/または工程の配置が異なる、および/または、部品および/または工程の順序が異なる、実施形態も含む。
本開示を閲読すれば、本開示の実施形態を金属製品、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせにて、一つ以上のネットワーク上で実行可能であることを、当業者は理解するだろう。好適なソフトウェアには、データ収集および/またはデータ操作の実行を設計および/または制御する方法および手法(およびその部分)を実施するためのコンピュータ読取可能または機械読取可能な指示を含めることもできる。任意の好適な(機械依存型または機械独立型の)ソフトウェア言語を用いてもよい。さらに、本開示の実施形態を、例えば、無線RFまたはIR通信リンクを通じて送信されるか、またはインターネットからダウンロードされる多様な信号に含めたり、またはこれらの信号によって実行してもよい。
記述されていない限り、これに続く請求項を含む本明細書に記載の、全ての測定、値、割合、位置、強さ、大きさ、および他の仕様は概略であり、正確ではない。これらは、その関連する機能と整合するとともに、その関連する当該分野での通例と整合する、合理的範囲を有するように意図されている。
本開示中に引用した記事、特許、特許出願、および他の公開公報をすべて、ここに参照して援用する。
請求項中で「手段」という語句を用いる場合は、説明してきた対応構造および材料、ならびにその均等物を包含する意図であるとともに、そのように解釈されるべきである。同様に、請求項中で用いられる「工程」という語句は、説明してきた対応動作およびその均等物を抱合すると解釈される。これらの語句がない場合は、請求項は、これらの対応する構造、材料、または動作、またはこれらの均等物に限定されることを意図せず、またそのように解釈されるべきではないことを意味する。
請求項に記載されているかどうかにかかわらず、記述または図示した内容は、部品、工程、特徴、目的、利益、利点、または均等物のいずれも、公益に対し貢献することを意図せず、またそのように貢献すると解釈されるべきでもない。
保護範囲は、以下に続く請求項によってのみ限定される。特定の意味が記載されている場合を除き、その範囲は、本明細書とこれに続く審査経過を考慮して解釈する場合、請求項内で用いられる言語の通常の意味と同じくらい広く整合することを意図し、またそのように解釈されるとともに、すべての構造的および機能的均等物を抱合すると解釈されるべきである。

Claims (39)

  1. ガスを加熱するとともに、前記ガスの圧力に対応する信号を生成するように作動する加熱素子と、
    前記加熱素子を受けるように構成され、第1の熱伝導率を有するプラットフォームと、
    基板に接続されるとともに、前記基板内に配設された開口内で、前記加熱素子と一緒に前記プラットフォームを支持するように構成された支持要素であって、前記第1の熱伝導率よりも低い第2の熱伝導率を有する支持要素と、
    を備えるマイクロピラニ真空センサ。
  2. 前記第2の熱伝導率は、前記第1の熱伝導率よりも、少なくとも1桁低い、請求項1に記載のマイクロピラニセンサ。
  3. 前記第2の熱伝導率は、前記第1の熱伝導率よりも、少なくとも2桁低い、請求項1に記載のマイクロピラニセンサ。
  4. 前記第2の熱伝導率は、0.2W/mK以下である、請求項1に記載のマイクロピラニセンサ。
  5. 前記支持要素は、パリレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、酸化ケイ素、または窒化ケイ素を備える、請求項1に記載のマイクロピラニセンサ。
  6. 前記支持要素は切れ目のない膜を備える、請求項1に記載のマイクロピラニセンサ。
  7. 前記支持要素は穿孔またはパターニングされている、請求項1に記載のマイクロピラニセンサ。
  8. 前記加熱素子は、ニッケル、チタニウム、プラチナ、シリコン、またはポリシリコンを備える、請求項1に記載のマイクロピラニセンサ。
  9. 前記加熱素子は、0.003/°C以上の抵抗の温度係数を有する材料を備える、請求項1に記載のマイクロピラニセンサ。
  10. 前記プラットフォームは、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、サファイヤ、ダイヤモンド、または酸化アルミニウムを備える、請求項1に記載のマイクロピラニセンサ。
  11. 前記加熱素子は、前記プラットフォーム内に配設され、前記ガスには直接曝されない、請求項1に記載のマイクロピラニセンサ。
  12. 前記プラットフォームは、前記支持要素内に配設され、前記ガスには直接曝されない、請求項1に記載のマイクロピラニセンサ。
  13. 前記基板に接続されるとともに前記支持要素を覆うキャップをさらに備え、前記キャップは、前記キャップの壁と前記プラットフォームを支持する前記支持要素との間の間隙によって容量を形成するように構成され、前記間隙は所望サイズであり、前記間隙は、前記容量内で所望サイズの平均自由行程をガス分子に与える、請求項1に記載のマイクロピラニセンサ。
  14. 前記マイクロピラニ真空センサは、1X10−6Torrを含む圧力測定のダイナミックレンジを有する、請求項1に記載のマイクロピラニセンサ。
  15. (A)圧力測定の第1のダイナミックレンジを有する第1の真空センサであって、
    (i)ガスを加熱するとともに、前記ガスの圧力に対応する信号を生成するように作動する加熱素子と、
    (ii)前記加熱素子を受けるように構成され、第1の熱伝導率を有するプラットフォームと、
    (iii)基板に接続されるとともに、前記基板内に配設された開口内で、前記加熱素子と一緒に前記プラットフォームを支持するように構成された支持要素であって、前記第1の熱伝導率よりも低い第2の熱伝導率を有する支持要素と、
    を有するマイクロピラニ真空センサを備える、前記第1の真空センサと、
    (B)圧力測定の第2のダイナミックレンジを有する第2の真空センサと、
    を備える二重モード真空センサ。
  16. 前記第2の熱伝導率は、前記第1の熱伝導率よりも、少なくとも1桁低い、請求項15に記載の二重モード真空センサ。
  17. 前記第2の熱伝導率は、0.2W/mK以下である、請求項15に記載の二重モード真空センサ。
  18. 前記支持要素は、パリレン、ポリアミド、ポリイミド、またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を備える、請求項15に記載の二重モード真空センサ。
  19. 前記支持要素は切れ目のない膜を備える、請求項15に記載の二重モード真空センサ。
  20. 前記支持要素は穿孔またはパターニングされている、請求項15に記載の二重モード真空センサ。
  21. 前記加熱素子は、ニッケル、チタニウム、プラチナ、シリコン、またはポリシリコンを備える、請求項15に記載の二重モード真空センサ。
  22. 前記加熱素子は0.003/°C以上の抵抗の温度係数を有する材料を備える、請求項15に記載の二重モード真空センサ。
  23. 前記プラットフォームは、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、サファイヤ、ダイヤモンド、または酸化アルミニウムを備える、請求項15に記載の二重モード真空センサ。
  24. 前記加熱素子は、前記プラットフォーム内に配設され、前記ガスには直接曝されない、請求項15に記載の二重モード真空センサ。
  25. 前記プラットフォームは、前記支持要素内に配設され、前記ガスには直接曝されない、請求項15に記載の二重モード真空センサ。
  26. 前記基板に接続されるとともに前記支持要素を覆うキャップをさらに備え、前記キャップは、前記キャップの壁と前記プラットフォームを支持する前記支持要素との間の間隙によって容量を形成するように構成され、前記間隙は所望サイズであり、前記間隙は、前記容量内で所望サイズの平均自由行程をガス分子に与える、請求項15に記載の二重モード真空センサ。
  27. 前記マイクロピラニ真空センサは、1X10−6Torrを含む圧力測定のダイナミックレンジを有する、請求項15に記載の二重モード真空センサ。
  28. 前記第2のセンサは、マイクロピラニ真空センサを備える、請求項15に記載の二重モード真空センサ。
  29. 前記第2のセンサは、静電容量型圧力計を備える、請求項15に記載の二重モード真空センサ。
  30. 前記第2のセンサは、ピエゾ抵抗圧力計を備える、請求項15に記載の二重モード真空センサ。
  31. 前記第2のセンサは、共振圧力センサを備える、請求項15に記載の二重モード真空センサ。
  32. プラットフォーム材料の第1の層を基板の第1の側の上に堆積させる工程と、
    加熱素子材料を前記プラットフォーム材料の第1の層の上に堆積させる工程と、
    プラットフォーム材料の第2の層を前記加熱素子材料とプラットフォーム材料の前記第1の層との両方の上に堆積させる工程と、
    前記加熱素子材料を支持するプラットフォームを形成する工程と、
    前記基板の少なくとも一部分と前記プラットフォームの少なくとも一部分とを覆うように、前記プラットフォーム材料よりも低い熱伝導率を有する支持要素材料の第1の層を堆積させる工程と、
    前記基板に開口を設け、前記プラットフォームおよび前記支持要素材料の第1の層の一部分を露出させる、前記プラットフォームに隣接する基板材料を除去する工程と、
    を備える、マイクロピラニ真空センサの製造方法。
  33. 前記基板の第2の側の上と前記プラットフォームおよび前記支持要素材料の第1の層の前記露出部分の上とに、材料の第2の層を堆積させる工程をさらに備える、請求項32に記載の方法。
  34. 保護層を有する基板を、第1及び第2の側の上に設ける工程をさらに備える、請求項32に記載の方法。
  35. 前記保護層は、酸化ケイ素または窒化ケイ素を備える、請求項34に記載の方法。
  36. 前記支持要素材料の第1の層を堆積する工程は、前記プラットフォームの表面の全範囲を覆うように前記材料を堆積させる工程を備える、請求項32に記載の方法。
  37. 前記支持要素材料は、パリレン、ポリアミド、ポリイミド、またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を備える、請求項32に記載の方法。
  38. 前記プラットフォームに隣接する基板材料を除去する工程は、裏面エッチングの工程を備える、請求項32に記載の方法。
  39. 前記支持要素材料の第1の層を堆積させる工程は、前記プラットフォームの露出領域をパターニングする工程を備える、請求項32に記載の方法。
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