JP6293588B2 - 圧力センサおよび圧力センサの製造方法 - Google Patents

圧力センサおよび圧力センサの製造方法 Download PDF

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    • G01L21/12Vacuum gauges by measuring variations in the heat conductivity of the medium, the pressure of which is to be measured measuring changes in electric resistance of measuring members, e.g. of filaments; Vacuum gauges of the Pirani type

Description

本発明の種々の側面及び実施形態は、圧力センサおよび圧力センサの製造方法に関する。
気体の圧力を測定する装置として、ピラニ真空計が知られている。ピラニ真空計は、例えば、細い金属線からなるフィラメント(電気抵抗体)を備え、フィラメントと気体との熱交換によって生じたフィラメントの熱損失量に基づいて気体の圧力を測定するものである。また、近年のMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術の進歩により、ピラニ真空計の原理を利用した圧力センサの小型化も進んでいる。
特開2008−111778号公報 特開2009−300381号公報
ピラニ真空計の原理を利用した圧力センサをMEMS技術により製造する場合、基板上に金属膜を形成し、金属膜を所定のパターンにエッチングすることにより、気体との熱交換を行うための電気抵抗体となる金属細線が形成される。金属膜は、一般的に、常温スパッタリングにより基板上に形成される。
ところで、常温スパッタリングにより形成された金属膜は、成膜温度が低いために、基板上に到達した金属原子が結晶核に成長しにくい。そのため、常温スパッタリングにより形成された金属膜は、結晶が小さく、空隙が多い膜となる。そして、常温スパッタリングにより形成された金属膜をエッチングして形成された金属細線に電流を流すと、金属細線の中の空隙が成長し、抵抗値が変化する。
ピラニ真空計では、気体が奪った熱量に応じて電気抵抗体に生じた温度変化を、電気抵抗体の抵抗値の変化として検出し、電気抵抗体の抵抗値の変化から気体の圧力を求める。しかし、常温スパッタリングにより形成された金属膜から形成された金属細線を用いた場合には、金属配線に流す電流によって、金属細線の抵抗値が変化してしまう。そのため、気体が奪った熱量以外の要因でも電気抵抗体の抵抗値が変化してしまい、気体の圧力の測定精度が低下する。
本発明の一側面は、気体の圧力に応じて生じた電気抵抗体の温度変化を、前記電気抵抗体の抵抗値の変化として出力する圧力センサであって、凹部が形成されたベース基板と、前記凹部を跨ぐように前記ベース基板上に設けられた浮膜と、前記浮膜の表面に形成され、流れる電流によって前記浮膜を加熱するヒータと、前記浮膜の表面に形成された前記電気抵抗体であって、前記ヒータよりも少ない電流が流れ、流れる電流に対する電圧降下を、前記浮膜の温度に応じて変化させる温度センサとを備える。
本発明の種々の側面および実施形態によれば、気体の圧力を高い精度で測定可能な圧力センサおよびその製造方法が実現される。
図1は、第1の実施形態におけるセンサモジュールの一例を示す平面図である。 図2は、図1に示したセンサモジュールのA−A断面図である。 図3は、図1に示したセンサモジュールのB−B断面図である。 図4は、圧力の測定方法の一例を示す回路図である。 図5は、第1の実施形態におけるセンサモジュールの製造手順の一例を示すフローチャートである。 図6は、製造過程における浮膜の一例を示す断面図である。 図7は、製造過程における浮膜の一例を示す断面図である。 図8は、導体層のパターンの一例を示す平面図である。 図9は、レジストパターンの一例を示す平面図である。 図10は、第1の実施形態における浮膜の一例を示す平面図である。 図11は、第1の実施形態におけるベース基板の一例を示す平面図である。 図12は、図11に示したベース基板のC−C断面図である。 図13は、第2の実施形態におけるセンサモジュールの一例を示す平面図である。 図14は、図13に示したセンサモジュールのD−D断面図である。 図15は、図13に示したセンサモジュールのE−E断面図である。 図16は、図13に示したセンサモジュールのF−F断面図である。 図17は、第2の実施形態におけるセンサモジュールの製造手順の一例を示すフローチャートである。 図18は、製造過程における浮膜の一例を示す断面図である。 図19は、製造過程における浮膜の一例を示す断面図である。 図20は、製造過程における浮膜の一例を示す断面図である。 図21は、製造過程における浮膜の一例を示す断面図である。 図22は、製造過程における浮膜の一例を示す断面図である。 図23は、第2の実施形態における浮膜の一例を示す平面図である。 図24は、第2の実施形態における浮膜の一例を示す平面図である。 図25は、第2の実施形態におけるベース基板の一例を示す平面図である。
開示する圧力センサは、1つの実施形態において、気体の圧力に応じて生じた電気抵抗体の温度変化を、電気抵抗体の抵抗値の変化として出力する圧力センサであって、凹部が形成されたベース基板と、凹部を跨ぐようにベース基板上に設けられた浮膜と、浮膜の表面に形成され、流れる電流によって浮膜を加熱するヒータと、浮膜の表面に形成された電気抵抗体であって、ヒータよりも少ない電流が流れ、流れる電流に対する電圧降下を、浮膜の温度に応じて変化させる温度センサとを備える。
また、開示する圧力センサの1つの実施形態において、ヒータおよび温度センサは、いずれも、浮膜の同一の面に形成されてもよい。
また、開示する圧力センサの1つの実施形態において、ヒータは、浮膜の一方の面に形成され、温度センサは、浮膜においてヒータが形成された面の裏面に形成されてもよい。
また、開示する圧力センサの1つの実施形態において、温度センサに流れる電流は、ヒータに流れる電流の1/30倍以上、かつ、1/5倍以下の範囲内であってもよい。
また、開示する圧力センサの1つの実施形態において、浮膜には、絶縁性の材料により形成された層が含まれていてもよい。
また、開示する圧力センサの1つの実施形態において、浮膜は、ヒータが発した熱を浮膜内で均一化する機能を有していてもよい。
また、開示する圧力センサの1つの実施形態において、浮膜には、シリコンを含有する材料により形成された層が含まれていてもよく、ヒータが発した熱を浮膜内で均一化する機能は、シリコンを含有する材料により形成された層によって実現されてもよい。
また、開示する圧力センサの1つの実施形態において、ヒータは、プラチナ、ニッケル、クロム、またはタングステンの少なくともいずれかを含む材料により形成されてもよい。
また、開示する圧力センサの製造方法は、1つの実施形態において、気体の圧力に応じて生じた電気抵抗体の温度変化を、電気抵抗体の抵抗値の変化として出力する圧力センサの製造方法であって、浮膜の一方の面に、浮膜を加熱するヒータを形成する工程と、浮膜の他方の面に、電気抵抗体であって、ヒータよりも少ない電流が流れ、流れる電流に対する電圧降下を、浮膜の温度に応じて変化させる温度センサを形成する工程と、凹部が形成されたベース基板上に、ヒータおよび温度センサが形成された浮膜を、凹部を跨ぐようにベース基板上に配置する工程とを含む。
以下に、開示する圧力センサおよびその製造方法の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により開示される発明が限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
(第1の実施形態)
[センサモジュール10の構成]
図1は、第1の実施形態におけるセンサモジュール10の一例を示す平面図である。図2は、図1に示したセンサモジュール10のA−A断面図である。図3は、図1に示したセンサモジュール10のB−B断面図である。
センサモジュール10は、凹部13が形成されたベース基板11を有する。ベース基板11上には、電極パッド12a、電極パッド12b、および温度補償体30が形成されている。また、ベース基板11上には、ベース基板11の凹部13を跨ぐように、ヒータ21および温度センサ22が形成された浮膜20が設けられている。センサモジュール10は、圧力センサの一例である。
ベース基板11は、例えば図2および図3に示すように、保護層110、中間層111、および保護層112を有する。中間層111は、例えばシリコンにより形成される。保護層110および保護層112は、例えば窒化シリコンにより形成される。凹部13は、保護層110が設けられた面側において、ベース基板11の略中央付近に形成されている。
浮膜20は、例えば図2および図3に示すように、凹部13を跨ぐようにベース基板11上に設けられる。浮膜20は、保護層200、伝熱層201、絶縁層202、伝熱層203、および保護層204が積層されて形成されている。本実施形態において、保護層200および保護層204は、例えば窒化シリコンにより形成される。また、本実施形態において、伝熱層201および伝熱層203は、例えばシリコンにより形成される。また、本実施形態において、絶縁層202は、例えば酸化シリコンにより形成される。
保護層200の上面には、例えば図2および図3に示すように、導電性の部材により細線状に形成されたヒータ21および温度センサ22が設けられている。また、保護層200の上面には、例えば図2および図3に示すように、導電性の部材により形成された電極パッド23a、電極パッド23b、電極パッド24a、および電極パッド24bが設けられている。
本実施形態において、ヒータ21は、例えば図1に示すように、温度センサ22を囲むように、温度センサ22が設けられた浮膜20の面の外周に沿って配置されている。これにより、ヒータ21は、浮膜20全体をより均一に加熱することができる。なお、浮膜20全体を均一に加熱することができれば、浮膜20上のヒータ21の配線パターンは、図1に示す配線パターンに限られず、ミアンダ状、渦巻き状、ジグザグ状など、他の配線パターンであってもよい。
また、本実施形態において、ヒータ21は、例えばプラチナにより形成される。なお、ヒータ21は、例えばプラチナ、ニッケル、クロム、またはタングステンの少なくともいずれかを含有する材料により形成されていればよい。
本実施形態において、温度センサ22は、例えば図1に示すように、線状の温度センサ22が電極パッド23aから電極パッド24aの方向へ進むに従って、電極パッド23aから電極パッド24aへの方向とは異なる方向に複数回折れ曲がるように、例えばミアンダ状に形成されている。これにより、温度センサ22は、浮膜20に接触する面を増やすことができ、気体との熱交換による浮膜20の温度変化を精度よく検出することができる。なお、浮膜20全体の温度変化を検出することができれば、浮膜20上の温度センサ22の配線パターンは、図1に示す配線パターンに限られず、他の配線パターンであってもよい。
本実施形態において、温度センサ22は、例えばプラチナやニッケルなど、単位温度変化に対する電気抵抗の変化量である抵抗温度係数(TCR:Temperature Coefficient of Resistance)が高い材料により形成される。温度センサ22は、この他に、クロム、シリコン、モリブデン、ニッケル、チタン、タンタル、タングステン、もしくは導電合金、混合半導体材料、またはシリコンゲルマニウム(SiGe)単一結晶等の量子井戸材料により形成されてもよい。なお、温度センサ22と保護層200との間には、例えばクロムやチタン等により形成された接着層が設けられてもよい。
本実施形態において、ヒータ21、温度センサ22、電極パッド23a、電極パッド23b、電極パッド24a、および電極パッド24bは、例えば50度以下の温度条件下での常温スパッタリングにより、保護層200上に積層され、RIE(Reactive Ion Etching)やミリング等により、所定のパターンに成形される。
温度センサ22の一端は、浮膜20上の配線220を介して電極パッド23aに接続され、温度センサ22の他端は、浮膜20上の配線220を介して電極パッド23bに接続されている。また、ヒータ21の一端は、浮膜20上の配線210を介して電極パッド24aに接続され、ヒータ21の他端は、浮膜20上の配線210を介して電極パッド24bに接続されている。
浮膜20は、例えば図1および図2に示すように、配線210が設けられた浮膜20の部分と、配線220が設けられた浮膜20の部分とによって、ベース基板11上に支持される。ヒータ21および温度センサ22が設けられている浮膜20の部分は、凹部13上に配置されており、ベース基板11から離間している。そのため、ヒータ21および温度センサ22が設けられている浮膜20の部分とベース基板11との間の熱の移動量を低く抑えることができる。また、ヒータ21および温度センサ22が設けられている浮膜20の部分は気体に晒され、熱交換の大半が気体との間で行われる。
ヒータ21は、電極パッド24aおよび電極パッド24bを介して供給された電流に応じて発熱し、浮膜20を加熱する。本実施形態では、ヒータ21に数mA(例えば2.4mA)の電流を流してヒータ21を発熱させることにより、浮膜20を加熱する。本実施形態において、浮膜20内に設けられた伝熱層201は、熱伝導率が高いシリコンで形成されており、ヒータ21が浮膜20に加えた熱を、浮膜20全体に伝導させ、浮膜20の温度を均一化する機能を有する。
温度センサ22は、浮膜20の温度に応じた抵抗値を温度センサ22の電圧降下として出力する。本実施形態では、ヒータ21に流れる電流よりも少ない電流を温度センサ22に流し、温度センサ22の電圧降下から温度センサ22の抵抗値を求め、浮膜20の温度を求める。本実施形態では、ヒータ21に流れる電流の1/30倍以上、かつ、1/5倍以下の範囲内の電流(例えば0.1mA)を温度センサ22に流す。
ここで、ヒータ21によって加熱された浮膜20に気体が接触すると、気体との間で熱交換が行われ、浮膜20の温度が下がる。浮膜20の温度が下がると、浮膜20上の温度センサ22の温度も下がる。温度センサ22の抵抗値は、温度依存性があるため、温度センサ22の温度は、温度センサ22の抵抗値として測定することができる。そして、例えば図4に示すような測定回路を用いて、電流源40により温度センサ22に所定の電流(例えば0.1mA)を流せば、温度センサ22の抵抗値は、電圧計41によって温度センサ22の電圧降下として測定することができる。
気体の圧力が低い場合には、気体が浮膜20から奪う熱量が減少し、浮膜20および温度センサ22の温度の低下量が少ない。一方、気体の圧力が高い場合には、気体が浮膜20から奪う熱量が増加し、浮膜20および温度センサ22の温度の低下量が大きくなる。これにより、温度センサ22の温度に応じた抵抗値を測定することにより、気体の圧力を測定することができる。
ここで、ピラニ真空計では、細い金属線からなる電気抵抗体を加熱し、電気抵抗体と気体との熱交換によって生じた電気抵抗体の温度変化を、電気抵抗体の抵抗値の変化として測定し、気体の圧力を求める。そして、小型のピラニ真空計を製造する場合、気体との熱交換を行う電気抵抗体は、一般的に、常温スパッタリングにより基板上に形成される。
常温スパッタリングにより形成された電気抵抗体は、成膜温度が低いために、基板上に到達した原子が結晶核に成長しにくい。そのため、常温スパッタリングにより形成された電気抵抗体は、結晶が小さく、空隙が多い膜となる。
そのため、常温スパッタにより形成された電気抵抗体に電流を流すと、電気抵抗体の中の空隙が成長し、抵抗値が変化する。ピラニ真空計では、電気抵抗体を加熱する必要があるため、比較的大きな電流を電気抵抗体に流すが、電気抵抗体に流れる電流が多くなると、電気抵抗体の中の空隙の成長も増加し、抵抗値の変化量も増大する。
ピラニ真空計では、電気抵抗体の温度に対応する抵抗値から気体の圧力を求める。そのため、電気抵抗体の抵抗値が、電気抵抗体の中の空隙の成長に伴って変化してしまうと、気体の圧力に応じた抜熱量の測定精度が低下してしまい、気体の圧力の測定精度が低下してしまう。
そこで、本実施形態では、ピラニ真空計における電気抵抗体の機能を、加熱と温度測定の2つに分け、加熱の機能をヒータ21で実現し、温度測定の機能を温度センサ22で実現する。そして、ヒータ21には、加熱に必要な大きな電流(例えば2.4mA)を流し、温度センサ22には、抵抗値の測定が可能な程度の微小な電流(例えば0.1mA)を流す。
これにより、温度センサ22を常温スパッタにより形成した場合であっても、温度センサ22に流れる電流が少ないため、温度センサ22内の空隙の成長が少ない。そのため、温度センサ22に流す電流による抵抗値の変化量も少なく、より精度よく浮膜20の温度を測定することができる。これにより、小型でありながら、気体の圧力の測定精度が高いセンサモジュール10を提供することができる。
なお、センサモジュール10には、電極パッド12aと電極パッド12bとの間のベース基板11上に、例えば図1に示すように、温度補償体30が設けられる。温度補償体30は、ベース基板11の温度変化による影響を打ち消すために設けられる。温度補償体30は、浮膜20の近傍のベース基板11の表面に形成されている。温度補償体30は、温度センサ22と同じ材料により細線状に形成されている。温度補償体30は、ベース基板11の表面上に、例えばミアンダ状に形成されている。温度補償体30は、その表面が気体に晒されないようにパッシベーション層により覆われている。
[センサモジュール10の製造手順]
図5は、第1の実施形態におけるセンサモジュール10の製造手順の一例を示すフローチャートである。図6および図7は、製造過程における浮膜20の一例を示す断面図である。図8は、導体層205のパターンの一例を示す平面図である。図9は、レジストパターン209の一例を示す平面図である。
まず、伝熱層201と伝熱層203との間に絶縁層202が介在する基板の両面に、例えば図6に示すように、保護層200および保護層204を形成する(S100)。伝熱層201と伝熱層203との間に絶縁層202が介在する基板としては、例えばSOI(Silicon On Insulator)基板を用いることができる。また、本実施形態では、SOI基板の両面に、例えばスパッタリングにより窒化シリコンの保護層200および保護層204を形成する。
次に、保護層200上に、例えば常温スパッタリングにより、導電性材料の導体層205を形成する(S101)。そして、導体層205上に、ヒータ21、温度センサ22、電極パッド23a、電極パッド23b、電極パッド24a、および電極パッド24bの形状に対応するレジストパターンを形成する(S102)。
次に、レジストパターンに覆われていない導体層205の部分を、アルゴンイオン等の照射によるミリングにより除去する(S103)。これにより、保護層200上には、例えば図7および図8に示すように、ヒータ21、温度センサ22、電極パッド23a、電極パッド23b、電極パッド24a、および電極パッド24bの形状の導体層205が形成される。
次に、例えば図9に示すように、ヒータ21および温度センサ22が配置される浮膜20の部分、電極パッド23a、電極パッド23b、電極パッド24a、および電極パッド24bが配置される部分を残すように、浮膜20上にレジストパターン209を形成する(S104)。
次に、レジストパターン209が形成された浮膜20内の保護層200、伝熱層201、絶縁層202、伝熱層203、および保護層204を、RIE等によりエッチングする(S105)。これにより、レジストパターン209に覆われていない浮膜20の部分が除去され、例えば図10に示すような浮膜20が形成される。図10は、第1の実施形態における浮膜の一例を示す平面図である。
次に、例えば図11に示すように、電極パッド12a、電極パッド12b、凹部13、および温度補償体30が表面に形成されたベース基板11を準備する。ベース基板11は、例えば図12の断面図に示すように、例えばシリコン等の中間層111の両面に、例えば窒化シリコン等の保護層110および保護層112が形成され、保護層110側に凹部13が形成されている。
そして、ステップS100〜S105までの工程により形成された浮膜20を、ベース基板11の凹部13を跨ぐように、ベース基板11に配置し、接合する(S106)。このとき、浮膜20において、ヒータ21および温度センサ22が形成されている面の裏面側が、ベース基板11の凹部13と対向する向きとなるように、浮膜20をベース基板11に接合する。これにより、図1〜図3に例示したセンサモジュール10が製造される。
以上、第1の実施形態について説明した。本実施形態のセンサモジュール10によれば、気体の圧力の測定精度を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態におけるセンサモジュール10では、ヒータ21と温度センサ22とを、浮膜20の異なる面に形成する点が第1の実施形態におけるセンサモジュール10とは異なる。なお、第2の実施形態のセンサモジュール10において、第1の実施形態におけるセンサモジュール10と同様の構成については、同一の符号を付し、以下に説明する点を除き、詳細な説明は省略する。
[センサモジュール10の構成]
図13は、第2の実施形態におけるセンサモジュール10の一例を示す平面図である。図14は、図13に示したセンサモジュール10のD−D断面図である。図15は、図13に示したセンサモジュール10のE−E断面図である。図16は、図13に示したセンサモジュール10のF−F断面図である。
センサモジュール10は、凹部13が形成されたベース基板11を有する。ベース基板11上には、複数の電極パッド12a〜12dおよび温度補償体30が形成されている。また、ベース基板11上には、ベース基板11の凹部13を跨ぐように、ヒータ21および温度センサ22が形成された浮膜20が設けられている。
浮膜20は、例えば図14〜図16に示すように、凹部13を跨ぐようにベース基板11上に設けられる。浮膜20は、保護層200、伝熱層201、絶縁層202、伝熱層203、および保護層204が積層されて形成されている。保護層200の上面には、例えば図14〜図16に示すように、温度センサ22、電極パッド23a、および電極パッド23bが設けられている。
本実施形態において、温度センサ22は、例えば図13〜図16に示すように、浮膜20の保護層200上に、例えばミアンダ状に形成される。これにより、温度センサ22は、浮膜20に接触する面を増やすことができ、気体との熱交換による浮膜20の温度変化を精度よく検出することができる。なお、本実施形態において、ヒータ21は、後述する図24に示すように、浮膜20の保護層204側の面に、例えばミアンダ状に形成される。これにより、ヒータ21は、浮膜20全体をより均一に加熱することができる。
本実施形態において、温度センサ22、電極パッド23a、および電極パッド23bは、例えば50度以下の温度条件下での常温スパッタにより、保護層200上に形成される。また、本実施形態において、ヒータ21、電極パッド24a、および電極パッド24bは、例えば50度以下の温度条件下での常温スパッタにより、保護層204上に形成される。
温度センサ22の一端は、保護層200上に形成された配線220を介して電極パッド23aに接続され、温度センサ22の他端は、保護層200上に形成された配線220を介して電極パッド23bに接続されている。また、ヒータ21の一端は、保護層204上に形成された配線210を介して電極パッド24aに接続され、ヒータ21の他端は、保護層204上に形成された配線210を介して電極パッド24bに接続されている。
電極パッド24aは、例えば図16に示すように、導電性の接着剤等により電極パッド12cに接合されている。電極パッド24bは、例えば図16に示すように、導電性の接着剤等により電極パッド12dに接合されている。
浮膜20は、図13〜図16に示すように、配線210が設けられた浮膜20の部分と、配線220が設けられた浮膜20の部分とによって、ベース基板11上に支持される。ヒータ21および温度センサ22が設けられている浮膜20の部分は、凹部13上に配置されており、ベース基板11から離間している。そのため、ヒータ21および温度センサ22が設けられている浮膜20の部分とベース基板11との間の熱の移動量を低く抑えることができる。また、ヒータ21および温度センサ22が設けられている浮膜20の部分は気体に晒され、熱交換の大半が気体との間で行われる。
ヒータ21は、浮膜20の凹部13側の表面に形成されており、電極パッド24aおよび電極パッド24bを介して供給された電流に応じて発熱し、浮膜20を加熱する。温度センサ22は、浮膜20の温度に応じた抵抗値を、温度センサ22の電圧降下として出力する。
本実施形態のセンサモジュール10においても、第1の実施形態におけるセンサモジュール10と同様に、ヒータ21には、加熱に必要な大きな電流(例えば2.4mA)を流し、温度センサ22には、抵抗値の測定が可能な程度の微小な電流(例えば0.1mA)を流す。これにより、温度センサ22を常温スパッタにより形成した場合であっても、温度センサ22の抵抗値の変化量が少なく、より精度よく浮膜20の温度を測定することができる。これにより、小型でありながら、気体の圧力の測定精度が高いセンサモジュール10を提供することができる。
[センサモジュール10の製造手順]
図17は、第2の実施形態におけるセンサモジュール10の製造手順の一例を示すフローチャートである。図18〜図22は、製造過程における浮膜20の一例を示す断面図である。
なお、ステップS200〜S203までの工程は、図5を用いて説明した第1の実施形態におけるセンサモジュール10の製造手順と同様であるため、説明を省略する。ステップS200〜S203までの工程が実行されることにより、例えば図7に示した浮膜20が製造される。
次に、図7に示した浮膜20を反転させ、反転させた浮膜20を、例えば図18に示すように、サポート基板207上に配置する(S204)。なお、サポート基板207上にワックス等を塗布し、浮膜20をサポート基板207上に吸着させる等により、浮膜20の製造過程で、浮膜20がサポート基板207上で動かないようにすることが好ましい。
次に、ヒータ21が形成される浮膜20上の領域に対応する保護層204にレジストパターンを形成する(S205)。そして、レジストパターンで覆われていない保護層204の部分を、RIE等により除去する(S206)。そして、レジストパターンに沿って露出した伝熱層203の部分を、KOH(水酸化カリウム)等の薬液を用いたウエットエッチングにより除去する(S207)。これにより、レジストパターンで覆われていない保護層204の部分に沿って、保護層204および伝熱層203に開口が形成される。ステップS207の工程が終了した段階での浮膜20の断面は、例えば図19のようになる。
次に、ステップS207により形成された開口に、例えば常温スパッタリングにより、窒化シリコンの保護層204を形成する(S208)。そして、ステップS208において形成された保護層204上に、常温スパッタリングにより、導電性材料の導体層206を形成する(S209)。ステップS209の工程が終了した段階での浮膜20の断面は、例えば図20のようになる。
次に、ステップS209において形成された導体層206上に、ヒータ21、電極パッド24a、および電極パッド24bの形状に対応するレジストパターンを形成する(S210)。そして、レジストパターンで覆われていない導体層206の部分を、アルゴンイオン等の照射によるミリングにより除去する(S211)。ステップS211の工程が終了した段階での浮膜20の断面は、例えば図21のようになる。
次に、保護層204および導体層206上に、浮膜20の形状に対応するレジストパターン208を形成する(S212)。そして、レジストパターン208で覆われていない導体層206の部分の保護層204、伝熱層203、絶縁層202、伝熱層201、および保護層200を、RIE等により除去する(S213)。ステップS213の工程が終了した段階での浮膜20の断面は、例えば図22のようになる。図22は、図13のE−E断面に対応する浮膜20の断面を示している。
ステップS200〜S213までの工程が実行された後に、レジストパターン208およびサポート基板207が除去されると、例えば図23および図24に示すような浮膜20が製造される。図23は、温度センサ22が形成された面側の浮膜20の一例を示す平面図である。図24は、ヒータ21が形成された面側の浮膜20の一例を示す平面図である。
次に、例えば図25に示すように、電極パッド12a〜12d、凹部13、および温度補償体30が形成されたベース基板11を準備する。そして、ステップS200〜S213までの工程により形成された浮膜20を、ベース基板11の凹部13を跨ぐように、ベース基板11に配置し、接合する(S214)。このとき、ヒータ21が形成された面側が、ベース基板11の凹部13と対向する向きとなるように、浮膜20をベース基板11上に配置する。そして、電極パッド24aと電極パッド12cとを導電性の接着剤等により接合し、電極パッド24bと電極パッド12dを導電性の接着剤等により接合する。これにより、図13〜図16に例示したセンサモジュール10が製造される。
以上、第2の実施形態について説明した。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者には明らかである。また、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 センサモジュール
11 ベース基板
12 電極パッド
13 凹部
20 浮膜
21 ヒータ
210 配線
22 温度センサ
220 配線
23 電極パッド
24 電極パッド
30 温度補償体

Claims (7)

  1. 気体の圧力に応じて生じた電気抵抗体の温度変化を、前記電気抵抗体の抵抗値の変化として出力する圧力センサであって、
    凹部が形成されたベース基板と、
    前記凹部を跨ぐように前記ベース基板上に設けられた浮膜と、
    前記浮膜の表面に形成され、流れる電流によって前記浮膜を加熱するヒータと、
    前記浮膜の表面に形成された前記電気抵抗体であって、前記ヒータよりも少ない電流が流れ、流れる電流に対する電圧降下を、前記浮膜の温度に応じて変化させる温度センサと
    を備え
    前記ヒータは、前記浮膜の一方の面に形成され、
    前記温度センサは、前記浮膜において前記ヒータが形成された面の裏面に形成されることを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記温度センサに流れる電流は、前記ヒータに流れる電流の1/30倍以上、かつ、1/5倍以下の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記浮膜には、絶縁性の材料により形成された層が含まれることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
  4. 前記浮膜は、前記ヒータが発した熱を前記浮膜内で均一化する機能を有することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の圧力センサ。
  5. 前記浮膜には、シリコンを含有する材料により形成された層が含まれ、
    前記ヒータが発した熱を前記浮膜内で均一化する機能は、前記シリコンを含有する材料により形成された層によって実現されることを特徴とする請求項に記載の圧力センサ。
  6. 前記ヒータは、プラチナ、ニッケル、クロム、またはタングステンの少なくともいずれかを含む材料により形成されることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の圧力センサ。
  7. 気体の圧力に応じて生じた電気抵抗体の温度変化を、前記電気抵抗体の抵抗値の変化として出力する圧力センサの製造方法であって、
    浮膜の一方の面に、前記浮膜を加熱するヒータを形成する工程と、
    浮膜の他方の面に、前記電気抵抗体であって、前記ヒータよりも少ない電流が流れ、流れる電流に対する電圧降下を、前記浮膜の温度に応じて変化させる温度センサを形成する工程と、
    凹部が形成されたベース基板上に、前記ヒータおよび前記温度センサが形成された前記浮膜を、前記凹部を跨ぐようにベース基板上に配置する工程と
    を含むことを特徴とする圧力センサの製造方法。
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