JP2017500202A - パイプ片のための洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、水平方向に向けられた回転軸(3,4)回りに回転するドラム(5,6)を有し、ドラムの周囲に沿って互いに相並んで配設された複数の受入部(8,9)を備え、複数の受入部(8,9)内に、長手方向(L)に沿って方向づけられた長尺形材切断片(7)が挿入可能である、プレカット長尺形材切断片(7)のための洗浄装置であって、長尺形材切断片(7)のための受入口(11)と長尺形材切断片(7)のための放出口(12)とを備え、かつ受入口(11)と放出口(12)との間に延びる、長尺形材切断片(7)のための上部搬送路(To)を備え、上部搬送路(To)は、地面から離れた側で、回転軸(3,4)を通過する、洗浄装置において、放出口(12)の開口幅は、周方向において調整可能であることを特徴とする洗浄装置に関する。

Description

本発明は、請求項1の上位概念に従った洗浄装置、および請求項7の上位概念に従った、プレカット長尺形材切断片を洗浄するための装置に関する。
パイプ片を洗浄するための洗浄装置は、たとえば、EP0 638 370 A1から知られる。しかしながら、この洗浄装置の場合、特に、直径が小さいパイプは、受け取られてから非常に早くに放出される場合に、転がり落ちて、ひっかき傷をつけることがあるので、傷つきやすいパイプの外壁に傷がつく虞があるというのが欠点である。特に、このような洗浄装置は、いろいろな直径のパイプのために調整できるというわけではない。
AT334168から、ワイヤ束から長さが短くされたワイヤが1つにまとめられた状態を解きほぐすための装置が知られ、その場合、ワイヤ束は、羽根を有するドラムを経て、ガイド部の軸に案内され、そこから供給装置を経てメッシュ溶接機によって長尺ワイヤに溶接される。
長尺形材、特に、μmの範囲、およびそれ以下であり得るパイプを短くする場合、精度に関する高い要求があるが、それに加えて、傷をつけない取扱いについての高い要求、特に、プレカット長尺形材の外面についての取扱いについて高い要求が常に出される。特に、プレカット長尺形材は、後に、排気パイプなどとして利用され得るものであるが、この場合、該表面上に掻き傷が現れることはほぼ許されない。
したがって、本発明の課題は、長尺形材、特に、直径がいろいろ異なっている長尺形材切断片をできる限り傷をつけずに洗浄することを可能にする、プレカット長尺形材切断片の洗浄装置および洗浄方法を提供することである。
この課題は、装置に関しては、請求項1の特徴を有する、冒頭で挙げた洗浄装置によって達成される。
基本的には、パイプ片は、回転するドラムの受入部内に納められ、長尺形材切断片を洗浄するために、ドラムの受入部に水、空気などを通すことが知られている。その場合、長尺形材切断片は、ドラムの回転軸上方の上部搬送路に沿って、またはドラム回転軸下方の下部搬送路に沿って搬送されることが可能である。
ドラムの回転軸は、好ましくは、受入部内に置かれた長尺形材切断片をすべりにくくするために、地面に対して平行に配設される。
ドラムは、好ましくは、半径方向外側で、下方の地面に向けられた領域において、槽によって限定されている。受入口を通過して洗浄装置内に取込まれた長尺形材が、下部搬送路に沿って、受入口に対向して設けられた放出口に搬送されるとき、その長尺形材であるパイプは、槽の半径方向内側面に沿って回転してすべり、そのときひっかき傷をつけ得る。発明に従えば、パイプは、受入口から放出口まで上部搬送路上で搬送されるとき、搬送時に、パイプはただ単に受入部の半径方向内側面にとどまっており、受入部が、回転運動の頂点を越えた時、各受入部の、半径方向内部の、後方に延びる角部から、半径方向内部の、前方に延びる角部まで回転する。しかしながら、パイプには、回転運動中には、スリッププロセスとは異なり、ほとんどまたはまったく、ひっかき傷がつかない。
受入部は、長手方向に垂直な断面において、好ましくは、四角形に構成されてなる。側壁は、好ましくは、上部搬送路に沿って、搬送方向において半径方向外方を指している。
しかしながら、上部搬送路に沿った長尺形材切断片の搬送において問題となるのは、その後、受入部の、前方に延びる側壁が、一定の回転位置から半径方向外方に向かって離反し、受入部内のパイプ片が半径方向外方に転がることである。したがって、パイプ片が、ドラムの受入部から転がり出ないようにするために、回転軸上方のドラムを半径方向外方に向けて限定する、発明に従ったカバーが設けられる。
発明に従えば、周方向の放出口の開口幅は調整可能である。したがって、横断面において円形の長尺物は、さらなる加工に導かれるために受入部から抜け出るが、それが早すぎるということが防止される。放出口の開口幅を調整することによって、受入部からの脱落を防止することができる。
好ましくは、開口の幅とは、周方向における、放出口または受入口の広がりと解釈される。開口の幅は、長手全長に亘って、好ましくは、同一または実質的に同一であり、したがって、矩形または実質的に矩形である。
長尺形材切断片とは、ここでは、好ましくは、横断面において長手全長に亘り外周において円形形状と解釈されるものであり、好ましくは、パイプを意味する。特に、パイプは金属から成り、好ましくはステンレス鋼からなる。
本発明の特に好ましい実施形態において、ドラムの半径方向外側面は、回転軸回りに回転可能な、調整可能なカバーによって覆われ、該カバーの長手縁部の位置が放出口の高さを決定する。このカバーは、その湾曲部においては、洗浄ドラムの外周に一致する、切断パターンにおいて矩形の金属プレートとして構成することが可能である。しかしながら、他の材料、他の形態も可能である。
このカバーは、好ましくは、ドラムの回転軸回りに、周方向前後に角変位可能である。放出口の開口幅は、カバーの長手縁部の位置と、槽の長手方向縁部の位置によって決定される。カバーを回動させることにより、開口幅、すなわち、ドラムの周方向における開口間隙の高さを調整することが可能である。
好ましくは、開口幅は、長尺形材切断片の直径 プラス、好ましくは、該直径の5%、10%、15%または20%に対応する。洗浄工程中に洗浄される長尺形材切断片は、好ましくは、すべて、同一の、または実質的に同一の直径を有する。各長尺形材の直径は、長手方向全長に亘って、好ましくは同一である。
本発明の好ましい実施形態では、ドラムの回転方向は可逆的である。したがって、受入口と放出口との間に延び、地面とは反対の方向に向けられた、または地面の方に向けられた側の回転軸を通過する、上部搬送路および下部搬送路が開かれる。したがって、有利なことに、下部搬送路による従来の洗浄工程と、上部搬送路による発明に従った洗浄工程との間で切り換えることが可能である。
好都合なことに、上部および/または下部搬送路に沿って、受入部内に搬送される長尺形材切断片のための洗浄ステーションが配設される。この洗浄ステーションは、好ましくは、洗浄ステーションおよび/または乾燥ステーションである。洗浄ステーションは、特に、水が、受入部の全断面に亘って、長手方向において受入部を通過して、長尺形材切断片の長手方向全長に亘って、一様に切り屑を洗い落とすことにおいて際立っている。
本発明の好ましい実施形態では、受入部は、半径方向内方から外方に傾斜した側壁によって限定されており、この場合、該側壁は、回転方向が上部搬送路を開放するとき、半径方向内方から半径方向外方に、回転方向において傾斜している。したがって、両洗浄装置の2つの洗浄ドラムの回転軸を、地面に対して同じ高さに配設することが可能である洗浄装置の、第1の洗浄装置の受入部から出たパイプ切断片が、第2洗浄装置の受入部内に転がって入ることによって、プレカット長尺形材切断片を、1つの洗浄装置から、後続の洗浄装置に移すことが可能となる。
本発明の課題は、方法に関しては、請求項7の特徴を有する、プレカット長尺形材切断片を洗浄するための方法によって解決される。この方法は、上記の洗浄装置のいずれかで実施するのに特に適している。
発明に従えば、長尺形材切断片の直径は、洗浄装置に挿入される前に決定され、放出口の開口幅は、周方向寸法を基に調整される。開口幅は、好ましくは、測定された直径よりもわずかに大きい、好ましくは、5%、10%、または、15%または20%大きい。
好都合には、長尺形材切断片の直径は、長尺形材の長手方向全長に亘って、同じであり、洗浄工程の、異なる長尺形材切断片の直径も、互いに同じである。
好ましくは、洗浄装置に挿入される前の長尺形材切断片は、洗浄装置の洗浄ドラムの回転軸に沿うように方向づけられる。長尺形材切断片を洗浄ドラムに入れるときには、長尺形材切断片を受入口を介して挿入すると、長尺形材切断片は、自動的に受入部内に転がって入る。ドラムは、水平に方向づけられた回転軸回りに回転され、長尺形材切断片は、受入部から放出口を介して、好ましくは自動的に転がり出る。
発明に従えば、長尺形材切断片は、受入口と放出口との間を、上部搬送路に沿って搬送され、この場合、上部搬送路は、地面に向けられた側で回転軸を通過する。したがって、発明に従えば、受入室内に挿入される長尺形材切断片は、受入室の半径方向内側に置かれたままであり、搬送中はただ、受入部内で前方に転がるだけで、傷をつけないことが保証される。
好都合なことには、受入部内に挿入された長尺形材切断片は、受入部において、半径方向内方へと、受入部の、後に延びる側壁に沿って転がって、そして受入部の、後方に延びる半径方向内方の角部内へと転がっていく。長尺形材切断片は、放出口の領域においては、自動的に、調整可能なカバーの内側面に沿って半径方向外方へと転がる。搬送路に沿って搬送中にある長尺形材切断片が、カバーの長手縁部を通過したとき、長尺形材切断片は、放出部から自動的に転がり出る。これは、好ましいことに、受入部の、前方に延びる内壁が、放出口の下方縁部の高さで回転されるときである。
本発明を、2つの図の実施例に基づき説明する。
それぞれ、上部搬送路が利用されている、発明に従った2つの洗浄装置を示す。 いずれの洗浄装置においても下部搬送路が利用されるように、回転方向が変わる、図1の洗浄装置を示す。
図1は、互いに、相並んで配設され、それらの動作において、順に切り替えられていく発明に従った洗浄装置1,2を示している。各洗浄装置1,2は、回転方向Lの方向に向けられた回転軸3,4回りに回転可能なドラム6を有している。図1においては、ドラム6は、いずれも時計回りに回転している。ドラム6は、電動機(図示せず)を介して駆動されている。回転方向は可逆的である。
図1に示す2つの洗浄装置1,2は、長尺形材から、好ましくは、長尺の金属形材から、特に好ましくは、長尺の金属パイプから、特に、のこぎりで切断された長尺形材切断片のための洗浄ステーションとして企図されている。
プレカットパイプ片7は、切断工程の後、後処理が施され、特に、パイプ端部が手で掴まれたり、ブラシがけなどが行われる。一連の処理工程の最後には、または各処理工程間では、パイプ片7は、発明に従った洗浄装置1,2によって洗浄もされる。
2つのドラム1,2のそれぞれは、長さ方向Lが、数メートルまで延びていてもよい。両ドラム6は、それぞれの回転軸3,4を中心として構成されてなる。
図1における処理経路に沿った第1ドラムは、パイプ片7またはパイプ片7束のための20個の受入部8を有している。パイプ片7の搬送方向R1,Rにおいて第1ドラムに続く第2ドラム6も、20個の受入部を有している。
以下において、第1洗浄装置1についての説明は、対応する方法で、第2洗浄装置の動作にも該当する。
洗浄装置1は、受入口11と、回転軸3に関して反対側の放出口12とを備える。受入部12は、ドラムの実質的に長手全長に亘って形成されている。放出口12も、ドラムの長手全長に亘って形成されている。
パイプ片7は、図1において、それぞれ洗浄装置1に送られ、受入口11を介して、受入れ部8内に受入れられる。そのために、パイプ片7は、長手方向Lに平行に、たとえばコンベヤベルト(図示せず)を介して、洗浄装置1に搬送され、受入口11に到達すると、スロープを介して、重力の作用によって自動的にそれぞれが受入部8内に転がっていく。
洗浄装置1の回転運動は、計時される。受容部8が、受入口11を介して新たに満たされた後、洗浄装置1のドラムは全周の20分の1だけさらに回転し、すぐ次の空の受入部8が、すぐ次のパイプ片7を受入れるための準備がされている。図1は、第1洗浄装置1に挿入されている10本のパイプ片7を示している。パイプ片7はそれぞれ、受入部8内に置かれている。
洗浄装置1のドラムは、地面に向けられた側では、その周囲の約半分までが槽13によって限定されている。ドラムは、地面とは反対に向けられた側では、搬送方向R1に沿って前後にスライド可能な、または揺動可能なカバー14によって覆われる。スライド運動は、両側を向いた矢印によって表されている。カバー14は、槽13のように、ドラムの長手全長に亘って延びている。
カバー14は、ドラム1の周に沿って延び、その延びは、周方向における受入口11および放出口12の延びの合計だけ、全周の長さの半分よりも短い。カバー14は、長手方向Lに延びる、長手両側において直立して形成されており、したがって、受入口11は、矩形のスリットとして、放出口12も矩形のスリットとして形成される。いずれのスリットもその高さ、すなわちその延びは、カバー14が周方向に沿って前後に変位するので、周方向に沿って調整可能である。
発明に従った洗浄装置1は、特に、外壁が損傷を受けやすいステンレスパイプまたは一般的なパイプの洗浄に、または、外壁に傷があることが許容されない、たとえば排出管、椅子脚部または類似物などのパイプのクリーニングに適している。洗浄装置1を通過する搬送において、特に大切に扱われる。
図1の第1洗浄装置1において供給コンベア(図示せず)を介して供給されるパイプ片7は、互いに離間されて、対応の受入部8内にそれぞれ転がり入る。転がり工程中に、パイプ片外表面は傷つかず、少なくとも、パイプがたとえば、表面上方を押されていく場合でも、傷は明らかにわずかでしかない。図1のドラムが時計回りに回転することによって、パイプ片は、上部搬送路Toに沿って、受入口11から放出口12まで送られる。上部搬送路Toのおおよそ前半分である第1半分の部分の間は、パイプ片7は、受入部8が、上部搬送路Toの頂点Sに到達するまで、各受入部8の、下方の、地面に向けられた後方に延びる半径方向内部の角部にある。そこで、パイプ片7は、受入部8の半径方向内壁16が、周方向に沿って、正の傾きから負の傾きにシフトされた後に、受入部8の、後方に延びる内部角部から前方に延びる内部角部に転がる。受入部8の内壁16に沿った傷をつけないこのような転がり運動では、まったく傷が生じない。パイプ片7は、受入部8の半径方向内部の、前方に延びる角部において、受入部8が互いから区別される前方に延びる側壁17が、地面に対して半径方向外方に向けて離れる限り、上部搬送路Toの第2部分にとどまり、したがって、パイプ片7が、カバー14の半径方向内側面に当接するまで、パイプ片7は、前方に延びる側壁17沿って、半径方向外方まで転がる。下方槽13の長手縁部およびカバー14の長手縁部を通過して形成されている、放出口12を形成する放出スリットは、パイプの直径に、好ましくは、10%を加えた、好ましくは15%を加えたものに対応する高さを有している。上部搬送部Toの最後のところで、前方に延びる側壁17とカバー14とを通過して形成された半径方向外方の、前方に延びる縁部に配置されているパイプ片7は、受入部8の、前方に延びる側壁17が、槽13の長手縁部の高さに達した時に、受入部8から脱落する。
カバー14が搬送方向R1に十分に回転しない場合は、パイプ片7は、放出部8から転がり出るのが早すぎる場合があり、こうなるとパイプ片7の損傷を引き起こす可能性がある。
第1洗浄装置1における第1洗浄工程の後に、第2洗浄装置2のパイプ片7が供給される。パイプ片7は、上部搬送路Toに沿って搬送中に、まず洗浄され、次いで予備乾燥される。受入部8は、それぞれ、それらの前方両面が開いており、したがって、それらが回転中に予め定められた位置に到達した時、受入部8の1つを通過する水流を受入部8のそれぞれに通過させることが可能であり、この水流が、受入部8内に取り込まれたパイプ片7から金属チップなどを除去してくれる。洗浄装置(図示せず)は、好ましくは、受入口11と頂点Sとの間に配設される。好ましくは、頂点Sと放出口12との間には、第1予備乾燥装置(図示せず)が設けられ、この予備乾燥装置が、その前に配設された受入部8のそれぞれにエアーフローを吹き付ける。
このような構造は、第2洗浄装置2に適用される。
パイプ片7が第2洗浄装置2から転がり出た後、それらは、第2洗浄装置2のコンベヤ装置20上で先へ運ばれる。コンベヤ装置20に沿って、パイプ片7の高さに、長手方向Lに向けられるエアーノズルを設けることが可能であり、これらのノズルが、パイプ片7を最終乾燥させるために、300℃までの熱い空気を、パイプ片7内に通すように、かつパイプ片7に沿うように吹き付ける。
図2は、第2の動作モードにおける図1の二重洗浄装置12を示している。その場合、パイプ片7はそれぞれ、上部搬送路Toに沿ってではなく、回転軸3,4と地面との間に延びる下部搬送路Tuに沿って搬送される。これは、実質的に従来の洗浄プロセスに対応する。発明に従った洗浄装置1,2は、しかしながら、発明に従った洗浄工程と従来の洗浄工程との間で、切替えることを可能とする。その場合、一方の洗浄装置1,2は、上部搬送路Toを、他方の洗浄装置1,2は下部搬送路Tuを利用することが可能である。図2に従った従来の洗浄工程の場合、いくつかのパイプ片7にとっては、これらが槽13の内側面に沿ってすべりながら押され、転がるのではないということが短所となることがあり、したがって、この装置では、少なくとも、受容部8内にさらに金属チップがある場合には、パイプ片7の外壁上にひっかき傷がつくことがある。
1 洗浄装置
2 洗浄装置
3 回転軸
4 回転軸
5 ドラム
6 ドラム
7 パイプ片
8 受入部
9 受入部
11 受入口
12 放出口
13 槽
14 カバー
16 半径方向内壁
17 前方に延びる側壁
20 コンベヤ装置
L 長手方向
S 頂点
To 上部搬送路
Tu 下部搬送路
R 搬送方向
R1 搬送方向

Claims (9)

  1. 水平方向に向けられた回転軸(3,4)回りに回転するドラム(5,6)を有し、ドラムの周囲に沿って互いに相並んで配設された複数の受入部(8,9)を備え、複数の受入部(8,9)内に、長手方向(L)に沿って方向づけられた長尺形材切断片(7)が挿入可能である、プレカット長尺形材切断片(7)のための洗浄装置であって、長尺形材切断片(7)のための受入口(11)と長尺形材切断片(7)のための放出口(12)とを備え、かつ受入口(11)と放出口(12)との間に延びる、長尺形材切断片(7)のための上部搬送路(To)を備え、上部搬送路(To)は、地面から離れた側で、回転軸(3,4)を通過する、洗浄装置において、
    放出口(12)の開口幅は、周方向において調整可能であることを特徴とする洗浄装置。
  2. ドラム(5,6)の半径方向外側面は、回転軸(3,4)回りに回転可能な、調整可能なカバー(14)によって覆われ、該カバー(14)の長手縁部の位置が放出口(12)の高さを決定することを特徴とする、請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 放出口(12)は、開口スリットとして形成され、その下方縁部は、放出サイクル時には、受入部(8,9)の前方に延びる側壁(17)の半径方向外方縁部の高さに配設され、その上方縁部は、カバー(14)の長手縁部によって形成されることを特徴とする、請求項1または2に記載の洗浄装置。
  4. ドラム(5,6)の回転方向は可逆的であり、受入口(11)と放出口(12)との間に延び、したがって、地面の方に向けられた側の回転軸(3,4)を通過する、下部搬送路(Tu)が開かれることを特徴とする、請求項1、2または3に記載の洗浄装置。
  5. 上部および/または下部搬送路(To,Tu)に沿って、受入部(8,9)に搬送される長尺形材切断片(7)のための洗浄ステーションが配設されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  6. 受入部(8,9)は、回転方向が上部搬送路を開放するとき、半径方向内方から半径方向外方に、回転方向において傾斜している側壁(17)を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  7. プレカット長尺形材切断片(7)を洗浄するための方法であって、
    長尺形材切断片(7)が、長手方向(L)に沿って方向づけられることによって、長尺形材切断片(7)が受入口(11)を経て、ドラム(5,6)の周囲に沿って互いに相並んで配設されている受入部(8,9)内に挿入され、
    ドラム(5,6)は、水平に方向づけられた回転軸(3,4)回りに回転され、長尺形材切断片(7)は、放出口(12)を経て、受入部(8,9)から取り出され、長尺形材切断片(7)は、受入口(11)と放出口(12)との間で、回転軸(3,4)を地面から離れた側で通過する上部搬送路(To)に沿って搬送される洗浄方法において、
    長尺形材切断片(7)の直径は、挿入前に決定され、放出口(12)の開口幅は、周方向において調整されることを特徴とする洗浄方法。
  8. 受入部(8,9)内に挿入された長尺形材切断片(7)は、受入部(8,9)の半径方向内壁において半径方向内方に自動的に転がり、放出口(12)の範囲にある長尺形材切断片(7)は、調整可能なカバー(14)の内側で半径方向外方に自動的に転がることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. 長尺形材切断片(7)は、受入部(8,9)の、前方に延びる側壁(17)が放出口(12)の下方縁部の高さで回転されるとき、受入部(8,9)から自動的に転がり出ることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
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