JP2017228449A - 同軸ケーブル、多芯ケーブル及び同軸ケーブルの接続部 - Google Patents

同軸ケーブル、多芯ケーブル及び同軸ケーブルの接続部 Download PDF

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Abstract

【課題】更なる細径化(例えば外径0.5mm以下)及び軽量化が可能であり、更なる細径化をしても優れた可撓性を有する同軸ケーブル、多芯ケーブル及び同軸ケーブルの接続部を提供する。
【解決手段】同軸ケーブル10は、複数本の導体を撚り合せた中心導体1と、中心導体1の外周に設けられた絶縁層2と、絶縁層2の外周に設けられた絶縁層2と接着されていない中間層3と、中間層3の外周に接着層を介して設けられた最外層としてのシールド層4とを備え、シールド層4は、中間層3の外周に接着層44を介してらせん巻きされた樹脂テープ41と、樹脂テープ41の外表面に施された厚さ5μm以下の金属層42と、金属層42の外表面に施された錫メッキ層又は銀メッキ層43とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、同軸ケーブル、多芯ケーブル及び同軸ケーブルの接続部に関する。
医療用ケーブルには、プローブケーブル(例えば、超音波診断用)、カテーテルケーブル、内視鏡ケーブル等があるが、各々、信号線として同軸ケーブルが用いられている。例えば、192本の同軸ケーブルを集合し、その集合体の外周にシースを設けた超音波診断用プローブケーブルなどがある。
同軸ケーブルは、一般的に、内部導体、絶縁体層、外部導体層、及びジャケット層から構成されているが、ジャケット層を設けない同軸ケーブルも知られている(特許文献1参照)。
特開平8−45363号公報
近年、医療機器の小型化に伴って、医療用ケーブルでは、更なる細径化が求められており、それに付随して、同軸ケーブルにも更なる細径化が求められている(例えば外径0.5mm以下の同軸ケーブル)。
しかし、特許文献1に記載の同軸ケーブルでは、外部導体として螺旋状に巻回した線状導体、編組、銅箔やアルミ箔などの金属箔からなる帯状導体を使用しているため、更なる細径化及び軽量化をすることが難しく、また、更なる細径化をすると可撓性が不十分となるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、更なる細径化(例えば外径0.5mm以下)及び軽量化が可能であり、更なる細径化をしても優れた可撓性を有する同軸ケーブル、多芯ケーブル及び同軸ケーブルの接続部を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、下記の同軸ケーブル、多芯ケーブル及び同軸ケーブルの接続部を提供する。
[1]中心導体と、前記中心導体の外周に設けられた絶縁層と、前記絶縁層の外周に設けられた前記絶縁層と接着されていない中間層と、前記中間層の外周に接着層を介して設けられた最外層としてのシールド層とを備え、前記シールド層は、前記中間層の外周に前記接着層を介してらせん巻きされた樹脂テープと、前記樹脂テープの外表面に施された厚さ5μm以下の金属層と、前記金属層の外表面に施された錫メッキ層又は銀メッキ層とを備えることを特徴とする同軸ケーブル。
[2]前記絶縁層は、充実絶縁層であることを特徴とする前記[1]に記載の同軸ケーブル。
[3]前記絶縁層は、発泡絶縁層であり、前記発泡絶縁層と前記中間層の間に、前記発泡絶縁層と接着されているが前記中間層とは接着されていない補強層を備えることを特徴とする前記[1]に記載の同軸ケーブル。
[4]前記中間層は、らせん巻きされたポリエステルテープからなることを特徴とする前記[1]〜[3]のいずれか1つに記載の同軸ケーブル。
[5]前記樹脂テープは、ポリエステルテープであることを特徴とする前記[1]〜[4]のいずれか1つに記載の同軸ケーブル。
[6]前記金属層は、銅蒸着層であることを特徴とする前記[1]〜[5]のいずれか1つに記載の同軸ケーブル。
[7]前記補強層は、らせん巻きされたポリエステルテープからなることを特徴とする前記[3]に記載の同軸ケーブル。
[8]前記[1]〜[7]のいずれか1つに記載の同軸ケーブルを1本以上備えたケーブルコアと、前記ケーブルコアの外周に設けられたシースとを有することを特徴とする多芯ケーブル。
[9]超音波診断用プローブケーブルであることを特徴とする前記[8]に記載の多芯ケーブル。
[10]並列配置され、かつケーブル端末が段剥ぎされ前記シールド層から前記中心導体及び前記絶縁層が露出された前記[1]〜[7]のいずれか1つに記載の同軸ケーブル複数本と、露出された前記中心導体及び前記シールド層が電気的に接続される電極部を有するプリント基板とを備えることを特徴とする同軸ケーブルの接続部。
本発明によれば、更なる細径化(例えば外径0.5mm以下)及び軽量化が可能であり、更なる細径化をしても優れた可撓性を有する同軸ケーブル、多芯ケーブル及び同軸ケーブルの接続部を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る同軸ケーブルの構造を示す横断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る同軸ケーブルのシールド層の構造を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る同軸ケーブルの構造を示す横断面図である。 本発明の実施の形態に係る多芯ケーブルの構造を示す横断面図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係る同軸ケーブルの接続部の構造を示す上面図であり、(b)は、(a)におけるA−A線断面図である。
〔同軸ケーブル〕
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る同軸ケーブルの構造を示す横断面図であり、図2は、本発明の第1の実施の形態に係る同軸ケーブルのシールド層の構造を示す断面図である。
図1に示される本発明の第1の実施の形態に係る発泡同軸ケーブル10は、中心導体1と、中心導体1の外周に設けられた絶縁層2と、絶縁層2の外周に設けられた絶縁層2と接着されていない中間層3と、中間層3の外周に接着層を介して設けられた最外層としてのシールド層4とを備え、シールド層4は、中間層3の外周に接着層44を介してらせん巻きされた樹脂テープ41と、樹脂テープ41の外表面に施された厚さ5μm以下の金属層42と、金属層42の外表面に施された錫メッキ層又は銀メッキ層43とを備える。
(中心導体1)
中心導体1は、単線からなるものであってもよいが、絶縁層2との間の空隙率を高める観点から複数本の導体を撚り合わせた撚線からなることが好ましい。撚り合わせる導体の本数は、特に限定されるものではないが、絶縁層2との間の空隙率を高める観点から3本又は7本であることが好ましい。図1では、7本の導体を撚り合せている。
中心導体1は、例えば銅合金からなる。銀めっき等のめっきが施されていても良い。中心導体1は細径であることが好ましく、具体的には42〜50AWG(American Wire Gauge)であることが好ましく、46〜50AWGであることがより好ましく、48〜50AWGであることがさらに好ましい。
(絶縁層2)
本実施の形態において、絶縁層2は充実絶縁層である。絶縁層2は、中心導体1の直上に設けられた押出被覆層であることが好ましい。
絶縁層2は、例えば、フッ素樹脂からなる。フッ素樹脂としては、例えばテトラフルオロエチレン・エチレン共重合体(ETFE)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)が好適である。
絶縁層2の厚みは、ケーブルの細径化を目的とした場合、0.1mm以下であることが好ましい。
(中間層3)
中間層3は、絶縁層2の外周に設けられているが、絶縁層2と接着されていない。当該構成により、ケーブル端末の三段剥ぎ加工が容易となる。
中間層3は、絶縁体からなることが好ましく、例えば、ポリエステル系樹脂、オレフィン系樹脂、フッ素樹脂、ポリイミド樹脂からなる。中間層3は、テープをらせん状に巻き付けて形成されることが好ましく、特にらせん巻きされたポリエステルテープからなることが好ましい。テープは、ラップ部分があるように巻き付けられていることが好ましい。
中間層3の厚みは、例えば1〜7μmであり、好ましくは2〜6μmである。
(シールド層4)
シールド層4は、中間層3の外周に接着層(図1において図示省略、図2参照)を介して設けられた最外層である。すなわち、いわゆるジャケット層が最外層として設けられていない。
シールド層4は、図2に示されるように、中間層3の外周に接着層44を介してらせん巻きされた樹脂テープ41と、樹脂テープ41の外表面に施された厚さ5μm以下の金属層42と、金属層42の外表面に施された錫メッキ層又は銀メッキ層43とを備える。樹脂テープ41は、接着層44により中間層3に剥がれないように接着されている。
樹脂テープ41としては、例えば、ポリエステル系樹脂、オレフィン系樹脂、フッ素樹脂、ポリイミド樹脂からなるテープを使用することができるが、ポリエステルテープであることが特に好ましい。
接着層44としては、ホットメルト接着層を用いることが好ましい。ホットメルト接着層とは、加熱圧着による接着が可能なホットメルト接着剤からなる層である。例えば、ホットメルト接着剤付きのポリエステルテープ41が中間層3の外周にらせん状にラップ部分があるように巻き付けられ、加熱圧着される。
樹脂テープ41の厚みは、例えば1〜7μmであり、好ましくは2〜6μmである。ホットメルト接着剤の厚みは、例えば0.5〜2μmである。
金属層42は、特に限定されるものではないが、銅蒸着層であることが好適である。銅蒸着層は、樹脂テープ41上に直接、銅を蒸着させても良いし、銅蒸着フィルムを樹脂テープ41上に貼りつけても良い。
金属層42の厚みは、5μm以下であり、好ましくは0.1〜4μmであり、より好ましくは0.5〜3.5μmであり、更に好ましくは1〜3μmである。
錫メッキ層又は銀メッキ層43は、錫メッキ層であることがコストの点で好ましい。
錫メッキ層又は銀メッキ層43の厚みは、例えば0.1〜2μmであり、好ましくは0.5〜1μmである。
金属層42及び錫メッキ層又は銀メッキ層43が施された樹脂テープ41を中間層3の外周に巻き付けることが好ましいが、樹脂テープ41を中間層3の外周に巻き付けた後に金属層42及び錫メッキ層又は銀メッキ層43を樹脂テープ41上に施してもよい。或いは、金属層42が施された樹脂テープ41を中間層3の外周に巻き付けた後に、錫メッキ層又は銀メッキ層43を金属層42上に施してもよい。
<第2の実施の形態>
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る同軸ケーブルの構造を示す横断面図である。
図3に示される本発明の第2の実施の形態に係る同軸ケーブル20は、絶縁層12が発泡絶縁層であり、絶縁層12と中間層3の間に、絶縁層12と接着されているが中間層3とは接着されていない補強層5を備える点を除き、本発明の第1の実施の形態に係る同軸ケーブル10と同様の構成である。
(絶縁層12)
本実施の形態において、絶縁層12は発泡絶縁層である。絶縁層12は、中心導体1の直上に設けられた押出被覆層であることが好ましい。
発泡方式は、化学発泡方式、物理発泡方式のいずれであってもよいが、化学発泡方式であることが好ましい。具体的な発泡方法は、特に限定されるものではなく、公知の方法が適用できる。また、発泡度も特に限定されない。
絶縁層12は、例えば、フッ素樹脂からなる。フッ素樹脂としては、例えばテトラフルオロエチレン・エチレン共重合体(ETFE)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)が好適である。
絶縁層12の厚みは、ケーブルの細径化を目的とした場合、0.1mm以下であることが好ましい。
(補強層5)
補強層5は、絶縁層12の直上に設けられ、非発泡絶縁体からなることが好ましい。
補強層5は、テープを巻き付けて形成されることが好ましく、例えば、ポリエステルテープ、ポリエチレンテレフタレートテープ、ポリエーテルイミドテープ又はポリイミドテープを巻き付けることにより形成されたものであることが好ましい。ポリエステルテープであることが特に好ましい。テープは、ラップ部分があるように巻き付けていくことが好ましい。
テープは、前述の樹脂テープ41と同様に、片側表面にホットメルト接着剤付きのテープを用いることが好ましく、これにより補強層5は絶縁層12に接着される。各基材からなるテープの厚みは、例えば2〜6μmであり、ホットメルト接着剤の厚みは、例えば0.5〜2μmである。
補強層5は、チューブ状であってもよく、例えば、フッ素樹脂、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)から選ばれる樹脂を押出成形することにより形成される。フッ素樹脂としては、例えば、テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体(ETFE)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)が好適である。押出被覆による補強層5の厚みは、8〜30μmであることが好ましい。
<用途>
上記本発明の実施の形態に係る同軸ケーブルは、医療用ケーブル等の多芯ケーブルに内蔵される同軸ケーブルとして好適であるが、その他のケーブルに適用することもできる。
<実施の形態の効果>
上記本発明の実施の形態によれば、前述の構成からなるシールド層を最外層として設け、ジャケット層を不要としたことで、更なる細径化(外径0.5mm以下、好ましくは外径0.4mm以下、より好ましくは外径0.3mm以下)及び軽量化が可能であり、更なる細径化をしても優れた可撓性を有する同軸ケーブル、並びに、当該同軸ケーブルを用いた多芯ケーブル及び同軸ケーブルの接続部の提供が可能となる。
〔多芯ケーブル〕
本発明の実施の形態に係る多芯ケーブルは、上記本発明の実施の形態に係る同軸ケーブルを1本以上備えたケーブルコアと、前記ケーブルコアの外周に設けられたシースとを有する。多芯ケーブルは、例えば、医療用ケーブルである。
図4は、本発明の実施の形態に係る多芯ケーブルの例示としての医療用ケーブルのひとつである超音波診断用プローブケーブルの構造を示す横断面図である。
上記本発明の実施の形態に係る同軸ケーブル(図4では同軸ケーブル10)を複数本束ねて(束ねて撚り合せても良い)、同軸ケーブルユニット101とし、その同軸ケーブルユニット101複数本(図4では7本)をPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等からなるバインドテープ102で束ねてケーブルコアとし、その周囲に銀めっき銅線などの金属線を複数本巻き付け、又は編組してなるシールド層103を設け、そのシールド層103の周囲にPFAやPVC(ポリ塩化ビニル)などからなるシース104を設けることでプローブケーブル100が得られる。同軸ケーブル10に替えて、同軸ケーブル20を用いても良い。同軸ケーブルユニット101は、束ねた複数本の同軸ケーブル10の外周に被覆層を有していることが好ましい。
プローブケーブル以外の医療用ケーブル、すなわち、カテーテルケーブル、内視鏡ケーブルについても、発泡同軸ケーブルの本数が異なる点を除けば基本的にプローブケーブル同様の構造を有している。なお、カテーテルケーブルにおいては、発泡同軸ケーブルが1本のみで構成される場合がある。また、電源線やその他の信号線が含まれる場合がある。
〔同軸ケーブルの接続部〕
図5(a)は、本発明の実施の形態に係る同軸ケーブルの接続部の構造を示す上面図であり、図5(b)は、図5(a)におけるA−A線断面図である。
本発明の実施の形態に係る同軸ケーブルの接続部200は、並列配置され、かつケーブル端末が段剥ぎされシールド層4から中心導体1及び絶縁層2が露出された上記本発明の実施の形態に係る同軸ケーブル(図5では同軸ケーブル10)複数本と、露出された中心導体1及びシールド層4が電気的に接続される電極部202,203を有するプリント基板201とを備える。勿論、同軸ケーブル10に替えて、同軸ケーブル20を用いても良い。
図5(a)、(b)に示されるように、本発明の実施の形態に係る同軸ケーブルの接続部200は、多芯ケーブルの各同軸ケーブル10の端末部を段剥きしてシールド層4から、絶縁層2、中心導体1を順次露出させ、露出させた中心導体1及びシールド層4を、プリント基板201に形成された対応する電極部(中心導体用電極部202、シールド層用電極部203)へ接続材204,205を介してそれぞれ電気的に接続する構造である。
上記の端末部露出構造は、例えば、レーザ照射や切削加工などによる切断及びストリップを含む段剥き加工を順次実施することによって形成される。
中心導体用電極部202とシールド層用電極部203は、中心導体1とシールド層4のそれぞれの配置及びサイズに対応してプリント基板201に形成される。中心導体用電極部202は、各同軸ケーブル1の中心導体1に対応する数(図5(a)では16個)の電極202aが電気的に分離されて形成され、シールド層用電極部203は、各同軸ケーブル1で共通の電極203aが1つ形成される。
中心導体1とシールド層4は、中心導体用電極部202とシールド層用電極部203上に位置合わせした後、それぞれが電極202aと電極203aに電気的に接続される。一般的に、これらの接続は、接続材204,205を介した接続がなされる。接続材204,205としては、接続物と被接続物とを接続できるものであればよく、例えば加熱によって溶融するはんだ材が用いられる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず種々に変形実施が可能である。
10,20:同軸ケーブル
1:中心導体、2,12:絶縁層、3:中間層、4:シールド層、5:補強層
41:樹脂テープ、42:金属層、43:錫メッキ層又は銀メッキ層、44:接着層
100:多芯ケーブル(プローブケーブル)、101:同軸ケーブルユニット
102:バインドテープ、103:シールド層、104:シース
200:同軸ケーブル接続部、201:プリント基板
202:中心導体用電極部、203:シールド層用電極部
202a,203a:電極、204,205:接続材

Claims (10)

  1. 中心導体と、前記中心導体の外周に設けられた絶縁層と、前記絶縁層の外周に設けられた前記絶縁層と接着されていない中間層と、前記中間層の外周に接着層を介して設けられた最外層としてのシールド層とを備え、
    前記シールド層は、前記中間層の外周に前記接着層を介してらせん巻きされた樹脂テープと、前記樹脂テープの外表面に施された厚さ5μm以下の金属層と、前記金属層の外表面に施された錫メッキ層又は銀メッキ層とを備えることを特徴とする同軸ケーブル。
  2. 前記絶縁層は、充実絶縁層であることを特徴とする請求項1に記載の同軸ケーブル。
  3. 前記絶縁層は、発泡絶縁層であり、前記発泡絶縁層と前記中間層の間に、前記発泡絶縁層と接着されているが前記中間層とは接着されていない補強層を備えることを特徴とする請求項1に記載の同軸ケーブル。
  4. 前記中間層は、らせん巻きされたポリエステルテープからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の同軸ケーブル。
  5. 前記樹脂テープは、ポリエステルテープであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の同軸ケーブル。
  6. 前記金属層は、銅蒸着層であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の同軸ケーブル。
  7. 前記補強層は、らせん巻きされたポリエステルテープからなることを特徴とする請求項3に記載の同軸ケーブル。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の同軸ケーブルを1本以上備えたケーブルコアと、前記ケーブルコアの外周に設けられたシースとを有することを特徴とする多芯ケーブル。
  9. 超音波診断用プローブケーブルであることを特徴とする請求項8に記載の多芯ケーブル。
  10. 並列配置され、かつケーブル端末が段剥ぎされ前記シールド層から前記中心導体及び前記絶縁層が露出された請求項1〜7のいずれか1項に記載の同軸ケーブル複数本と、露出された前記中心導体及び前記シールド層が電気的に接続される電極部を有するプリント基板とを備えることを特徴とする同軸ケーブルの接続部。
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