JP2017228198A - 半自動トレーラとコンテナターミナルシステム - Google Patents

半自動トレーラとコンテナターミナルシステム Download PDF

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Abstract

【課題】磁気テープなどを埋設することなく自由なルートで自律走行ができ、かつ蔵置コンテナの間でも自己位置を把握し、コマンドや状態信号等の送受信ができる半自動トレーラとコンテナターミナルシステムを提供する。【解決手段】半自動トレーラ10は、トレーラ車体に取付けられた自律走行ユニットを備える。自律走行ユニットは、遠隔操縦可能な操縦ユニット、レーザレンジファインダ、カメラ、車載通信機、及び位置推定装置を有する。位置推定装置は、レーザレンジファインダにより周囲の3次元形状を検出し、自己位置を推定する。コンテナターミナルシステム100は、トランスファークレーン3の上部に取り付けられたGPS装置26及び通信アンテナ28と、運行支援装置30とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、自律走行と遠隔操縦が可能な半自動トレーラとこれを用いたコンテナターミナルシステムに関する。
「コンテナターミナル」とは、コンテナの一時的な保管や輸送のための積み降ろし基地をいう。ここで「コンテナ」とは、貨物輸送用に使われる大型容器である。
コンテナターミナルは、コンテナ船が接岸してコンテナを積み卸しする専用の岸壁、コンテナを運搬し保管するコンテナヤード、および荷役設備で構成される。
「コンテナヤード」とは、コンテナを荷役し一時集積しておく場所をいう。荷役設備は、例えば、ガントリークレーン、トランスファークレーン、ストラドルキャリアなどである。
従来、コンテナターミナルでは、ターミナル管理システム(例えばコンピュータシステム)が、コンテナヤード内のすべての蔵置コンテナ(コンテナヤード内に積載されたコンテナ)の位置を把握している。またターミナル管理システムは、トランスファークレーンや構内トレーラに対して荷役と搬送元及び搬送先の指示を行っている。
しかし、従来のコンテナターミナルシステムでは、人が構内トレーラや荷役設備の運転操作を行っており、その自動化が望まれていた。
この要望を満たすため、例えば無人搬送台車を導入し、コンテナヤード内のコンテナ搬送を自動化するコンテナターミナルシステムが提案されている(例えば特許文献1〜3)。
無人搬送台車は、磁気テープ、マーカ、RFIDタグ等で指定された所定のルートをターミナル管理システムにより制御し自動運転を行うものである。
また、本発明に関連する技術として、特許文献4が開示されている。
特許第5793323号公報 特開2015−193483号公報 国際公開第2012/020464号 特開2002−37453号公報
上述した従来のコンテナターミナルシステムには、以下の問題点があった。
(1)従来の無人搬送台車(以下、「AGV」)は、従来のトレーラ(有人運転:以下、「有人トレーラ」)に比べて速度が遅く(例えば約20km/h)、かつ高価(例えば1台5千万円以上)である。そのため、従来の有人トレーラをAGVに置き替えるには、従来の有人トレーラ以上の台数を導入する必要があり、高コストとなる。
(2)また、AGVの走行経路に磁気テープなどを埋設する必要があり、かつ指定された所定のルート(走行経路)でしか自動運転できない。そのため、従来の有人トレーラが稼働中の既設のコンテナターミナルへの導入が困難であった。
(3)コンテナヤード内に積載された蔵置コンテナの間ではGPSが受信できず、自己位置が把握できない。
また、蔵置コンテナの間では構内無線通信が受信できず、ターミナル管理システムとの間でコマンドや状態信号等の送受信ができないことがある。
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち本発明の目的は、磁気テープなどを埋設することなく自由なルートで自律走行ができ、かつ蔵置コンテナの間でも自己位置を把握し、コマンドや状態信号等の送受信ができる半自動トレーラとコンテナターミナルシステムを提供することにある。
本発明によれば、コンテナを積載してコンテナヤード内を走行可能なトレーラ車体に取付けられた自律走行ユニットを備え、
前記自律走行ユニットは、前記トレーラ車体を自律走行させる遠隔操縦可能な操縦ユニットと、
周囲の3次元形状を検出するレーザレンジファインダと、
蔵置コンテナのコンテナ位置を記憶し、受信可能なときに受信して更新する車載通信機と、
自己位置を推定する位置推定装置と、を有する、半自動トレーラが提供される。
前記車載通信機は、周囲の模擬地図を受信可能なときに受信して記憶し、
前記位置推定装置は、前記3次元形状から周囲の3次元地図を作製し、これと前記模擬地図とのマッチングにより自己位置を推定する。
前記位置推定装置は、前記3次元形状から前記コンテナのエッジを検出して前記3次元地図を作製する。
周囲の2次元画像を撮像するカメラを有し、
前記車載通信機は、前記コンテナ位置と前記蔵置コンテナに付されたコンテナ番号を受信し、
前記カメラは、走行中に前記コンテナ番号を撮像し、
前記位置推定装置は、前記コンテナ位置と前記コンテナ番号とから自己位置を推定する。
前記車載通信機は、トランスファークレーンのクレーン位置を受信し、
前記レーザレンジファインダは、前記トランスファークレーンまでの距離を検出し、
前記位置推定装置は、前記クレーン位置と前記距離とから自己位置を推定する。
また本発明によれば、上記の半自動トレーラと、
トランスファークレーンの上部に取り付けられたGPS装置及び通信アンテナと、
前記通信アンテナを介して前記半自動トレーラに前記コンテナ位置を送信可能な運行支援装置と、を備えた、コンテナターミナルシステムが提供される。
前記運行支援装置は、模擬地図を送信する。
前記運行支援装置は、前記コンテナ位置とコンテナ番号を送信する。
前記トランスファークレーンの脚部に取り付けられたレーザ反射板を備え、
前記運行支援装置は、クレーン位置を送信し、
前記レーザレンジファインダは、前記レーザ反射板までの距離を検出する。
上記本発明によれば、トレーラ車体に取付けられた自律走行ユニットがレーザレンジファインダを備えるので、周囲の3次元形状を検出することができる。従って、本発明の半自動トレーラは、磁気テープなどを埋設することなく自由なルートで自律走行ができ、かつ蔵置コンテナの間でも自己位置を推定し把握することができる。
また、トレーラ車体は、コンテナを積載してコンテナヤード内を走行可能な既存のトレーラの車体を活用できるので、既存のターミナルシステムとの親和性が高い。
さらに、本発明のコンテナターミナルシステムは、トランスファークレーンの上部に取り付けられたGPS装置及び通信アンテナと、通信アンテナを介して半自動トレーラにコンテナ位置を送信可能な運行支援装置と、を備える。従って、本発明のコンテナターミナルシステムは、蔵置コンテナの間でも、半自動トレーラとコマンドや状態信号等の送受信ができる。
本発明による半自動トレーラの全体構成図である。 位置推定装置の具体例を示す模式図である。 位置推定装置の具体例を示す第2の模式図である。 位置推定装置の具体例を示す第3の模式図である。 本発明によるコンテナターミナルシステムの全体構成図である。 本発明のコンテナターミナルシステムのバンプール等の横持ち搬送への適用例を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明による半自動トレーラ10の全体構成図である。
この図において、本発明の半自動トレーラ10は、トレーラ車体12に取付けられた自律走行ユニット14を備える。
トレーラ車体12は、コンテナ1を積載してコンテナヤード内を走行可能に構成されている。トレーラ車体12は、好ましくは、上述した従来の有人トレーラと同じ車体であり、既存の有人トレーラと同等の走行速度を有する。
自律走行ユニット14は、操縦ユニット16、レーザレンジファインダ18、カメラ20、車載通信機22、及び位置推定装置24を有する。
操縦ユニット16は、トレーラ車体12を自律走行させ、かつ遠隔操縦可能に構成されている。
操縦ユニット16は、車速センサ16a、操舵用アクチュエータ16b、ブレーキとアクセルを操作する走行用アクチュエータ16c、及び制御装置17を備える。
この構成により、半自動トレーラ10は、車速センサ16aで速度を検出し、制御装置17からの指令信号により、操舵用アクチュエータ16bでハンドルを操舵し、走行用アクチュエータ16cで速度を制御する。
また、運行支援オペレータ30a(図5参照)からの指令により、半自動トレーラ10は、制御装置17を介して遠隔操縦可能に構成されている。
レーザレンジファインダ18は、周囲の3次元形状を検出する。
レーザレンジファインダ18は、レーザ光を用いて進行方向における地形の凹凸や障害物を検出し、周囲の3次元形状から半自動トレーラ10の進行方向前方の蔵置コンテナ2の位置を検出する。
蔵置コンテナ2とは、コンテナヤード内に積載されたコンテナ1である。以下、特に区別する場合を除き、蔵置コンテナ2を含めてコンテナ1と呼ぶ。
カメラ20は、周囲の2次元画像を撮像する。
カメラ20は、好ましくはステレオカメラであり、進行方向における地形の凹凸や障害物を2つのカメラで検出し、蔵置コンテナ2の位置を検出する。
車載通信機22は、蔵置コンテナ2のコンテナ位置を受信可能に構成されており、コンテナ位置を記憶し、受信可能なときに受信して更新する。
車載通信機22は、運行支援装置30(図5参照)と通信して、運行支援装置30からの支援情報aを受信し、半自動トレーラ10の作業情報bを発信する。
位置推定装置24は、自己位置を推定する。自己位置の推定は、レーザレンジファインダ18又はカメラ20の検出データの一方又は両方を用いる。
図2は、位置推定装置24の具体例を示す模式図である。
既存のターミナル管理システム9(図5参照)は、コンテナヤード内の蔵置コンテナ2の位置をすべて把握しているため、現時点でのあるべき姿の模擬地図を生成することができる。
車載通信機22は、既存のターミナル管理システム9から運行支援装置30を介して周囲の模擬地図を受信可能なときに受信して記憶する。
位置推定装置24は、レーザレンジファインダ18で検出した周囲の3次元形状から周囲の3次元地図を作製し、これと受信した模擬地図とのマッチングにより自己位置を推定する。
図2に示すように、位置推定装置24は、周囲の3次元形状から蔵置コンテナ2のエッジ2aを検出して3次元地図を作製することが好ましい。
レーザレンジファインダ18で検出した複数点群のマッチングの手法としては、ICP(Iterative Closest Point)アルゴリズムなどが一般的である。
また、3次元地図の生成はデータ量が膨大となるため、リアルタイム処理が困難であるが、計測対象物が蔵置コンテナ2であることに着目し、蔵置コンテナ2の角情報(エッジ)を特徴量として抽出し、面のデータは処理対象としないようにする。なお、半自動トレーラ10は、さらに高速化を図るために2次元レーザレンジファインダを用いてもよい。
上述した構成により、半自動トレーラ10は、周囲の3次元形状を検出することができ、磁気テープなどを埋設することなく自由なルートで自律走行ができ、かつ蔵置コンテナ2の間でも自己位置を推定し把握することができる。
また、トレーラ車体12は、コンテナ1を積載してコンテナヤード内を走行可能な既存のトレーラの車体を活用できるので、既存のターミナル管理システム9との親和性が高い。
図3は、位置推定装置24の具体例を示す第2の模式図である。
コンテナ番号は、コンテナ1の識別番号であり、コンテナ1の各面に記載(例えばペイント)されている。
既存のターミナル管理システム9は、コンテナヤード内の蔵置コンテナ2の位置(コンテナ位置:アドレス)をすべて記憶している。
図3において、車載通信機22は、ターミナル管理システム9(図5)から運行支援装置30(図5)を介してコンテナ位置と蔵置コンテナ2に付されたコンテナ番号を記憶し、受信可能なときに受信して更新する。
カメラ20は、走行中にコンテナ番号を撮像する。
位置推定装置24は、コンテナ位置とコンテナ番号とから自己位置を推定する。
カメラ20は、蔵置コンテナ2の間を走行時に、蔵置コンテナ2を撮像して、走行中に蔵置コンテナ2のコンテナ番号を読み取る。位置推定装置24は、画像処理によりコンテナ番号を認識し、読み取った位置とターミナル管理システム9で管理されているコンテナ位置(アドレス)を照合することで、現在位置を把握する。
なお、コンテナ番号の読み取り装置は、例えば、特許文献4に開示されている。
上述した構成により、半自動トレーラ10は、コンテナ位置とコンテナ番号とから自己位置を推定することができる。
図4は、位置推定装置24の具体例を示す第3の模式図である。
車載通信機22は、ターミナル管理システム9から運行支援装置30を介してトランスファークレーン3のクレーン位置を受信する。
トランスファークレーン3はその脚部にレーザ反射板4が取り付けられていることが好ましい。レーザレンジファインダ18は、トランスファークレーン3、すなわちレーザ反射板4までの距離(以下、検出距離)を検出する。
位置推定装置24は、クレーン位置と検出距離とから自己位置を推定する。
すなわち、本発明では、コンテナヤード内のトランスファークレーン3のトレーラ走行路付近の脚部にレーザ反射板4を取り付け、半自動トレーラ10はレーザレンジファインダ18を用いてトランスファークレーン3までの検出距離を計測する。
トランスファークレーン3は全高が高くGPS信号が受信可能なため位置把握ができており、ターミナル管理システム9で位置情報を把握することができる。半自動トレーラ10はターミナル管理システム9からクレーン位置情報を取得し、計測した距離から自己位置を算出することができる。
図5は、本発明によるコンテナターミナルシステム100の全体構成図である。
この図において、5はコンテナ船、6はガントリークレーン、7はコンテナヤード、8は外来トレーラ(有人トレーラ)、9はターミナル管理システム、9aはターミナルオペレータである。
これらは、既設のコンテナターミナルに設けられている。
本発明のコンテナターミナルシステム100は、上述した半自動トレーラ10と、トランスファークレーン3の上部に取り付けられたGPS装置26及び通信アンテナ28と、運行支援装置30とを備える。なお、30aは運行支援オペレータであり、必要に応じて、半自動トレーラ10を遠隔操縦する。
運行支援装置30は、通信アンテナ28を介して半自動トレーラ10との間で送信可能及び受信可能に構成されている。
この構成により、運行支援装置30は、トランスファークレーン3の上部に設置された通信アンテナ28を介して、中継して通路上の半自動トレーラ10と通信を行うことができる。
運行支援装置30は、ターミナル管理システム9から支援情報aを受信し、半自動トレーラ10に通信アンテナ28を介して作業情報bを送信する。また、運行支援装置30は、半自動トレーラ10から通信アンテナ28を介して運行情報cを受信し、ターミナル管理システム9に搬送情報dを送信する。
支援情報aは、行先、作業指示、搬送先スロット番号、等の他、コンテナ位置、コンテナ番号、クレーン位置、及び模擬地図を含む。
作業情報bは、支援情報aの他に、行先情報、等を含む。すなわち、運行支援装置30は、半自動トレーラ10に通信アンテナ28を介して、コンテナ位置、コンテナ番号、クレーン位置、及び模擬地図を送信する。
運行情報cは、目的地到達情報、搬送完了情報、等を含む。
搬送情報dは、搬送完了情報を含む。
上述した構成により、本発明のコンテナターミナルシステム100は、蔵置コンテナ2の間でも、半自動トレーラ10とコマンドや状態信号等の送受信ができる。
本発明の半自動トレーラ10は、無線通信ができない状況でも自律走行ができる。
一方、本発明のコンテナターミナルシステム100は、無線通信ができない状況では、半自動トレーラ10の位置を把握できなくてもよい。
例えば、工場内の搬送台車の場合、マーカ等による所定コース上を移動し、全ての搬送台車の詳細な位置を管理システムが把握して交差点での交通整理も上位から指示する。しかし、本発明のシステムでは各トレーラ(半自動トレーラ10)がある程度の知能を持っているので、あらかじめ決めた交通ルールに各トレーラが従い走行する。
すなわち、ターミナルシステムによる集中管理ではなく、各トレーラが自律分散的に走行する。
また、本発明において、コンテナターミナルシステム100と半自動トレーラ10との間の通信は、可能な時に実施すればよい。なお、コンテナの積込/積降は、背の高いクレーンの下で行われるので、その間の通信は可能である。
また、コンテナターミナルシステム100から半自動トレーラ10への指示は、「どこからどこへ何を運べ」という作業指示のみであり、半自動トレーラ10は自律的に走行する。
図6は、本発明のコンテナターミナルシステム100のバンプール等の横持ち搬送への適用例を示す図である。
この図に示すように、バンプール等からコンテナターミナルへ横持ち作業を行う構内トレーラを半自動化する。これより、コンテナターミナルシステム100は、半自動トレーラ10の指定区間の自律走行の運行支援と、必要に応じて半自動トレーラ10の遠隔操縦をすることができる。
上述した本発明により、以下の効果が得られる。
(1)省人化
運転手は長時間労働から解放される。また、人材不足への対応、コスト低減ができる。
(2)作業品質の平準化
ヒューマンエラーを防止できる。また、タクトタイム(搬送時間)の一定化ができる。
(3)安全化
人的ミスによる事故を防止できる。また、荷役作業中の危険防止ができる。
上述した本発明のシステムは、以下の利点を有する。
(1)導入の容易化
本発明のコンテナターミナルシステム100は、段階的な導入が可能である。また、本発明のコンテナターミナルシステム100は、既存のシステムと運用との親和性が高い。さらに、半自動トレーラ10は、無人搬送台車(AGV:Automatic Guided Vehicle)と比較して低コストである。
(2)技術の先進性
最新の自動運転技術による世界初の先端ターミナルの実現ができる。
(3)将来の発展性
無人トランスファークレーンとの連携等、効率的な配車を可能とする全自動搬送システムへの発展が可能である。
なお本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
a 支援情報、b 作業情報、c 運行情報、d 搬送情報、1 コンテナ、
2 蔵置コンテナ、2a エッジ、3 トランスファークレーン、
4 レーザ反射板、5 コンテナ船、6 ガントリークレーン、
7 コンテナヤード、8 外来トレーラ(有人トレーラ)、
9 ターミナル管理システム、9a ターミナルオペレータ、
10 半自動トレーラ、12 トレーラ車体、14 自律走行ユニット、
16 操縦ユニット、16a 車速センサ、16b 操舵用アクチュエータ、
16c 走行用アクチュエータ、17 制御装置、
18 レーザレンジファインダ、20 カメラ、22 車載通信機、
24 位置推定装置、26 GPS装置、28 通信アンテナ、
30 運行支援装置、30a 運行支援オペレータ、
100 コンテナターミナルシステム

Claims (9)

  1. コンテナを積載してコンテナヤード内を走行可能なトレーラ車体に取付けられた自律走行ユニットを備え、
    前記自律走行ユニットは、前記トレーラ車体を自律走行させる遠隔操縦可能な操縦ユニットと、
    周囲の3次元形状を検出するレーザレンジファインダと、
    蔵置コンテナのコンテナ位置を記憶し、受信可能なときに受信して更新する車載通信機と、
    自己位置を推定する位置推定装置と、を有する、半自動トレーラ。
  2. 前記車載通信機は、周囲の模擬地図を受信可能なときに受信して記憶し、
    前記位置推定装置は、前記3次元形状から周囲の3次元地図を作製し、これと前記模擬地図とのマッチングにより自己位置を推定する、請求項1に記載の半自動トレーラ。
  3. 前記位置推定装置は、前記3次元形状から前記コンテナのエッジを検出して前記3次元地図を作製する、請求項2に記載の半自動トレーラ。
  4. 周囲の2次元画像を撮像するカメラを有し、
    前記車載通信機は、前記コンテナ位置と前記蔵置コンテナに付されたコンテナ番号を受信し、
    前記カメラは、走行中に前記コンテナ番号を撮像し、
    前記位置推定装置は、前記コンテナ位置と前記コンテナ番号とから自己位置を推定する、請求項1に記載の半自動トレーラ。
  5. 前記車載通信機は、トランスファークレーンのクレーン位置を受信し、
    前記レーザレンジファインダは、前記トランスファークレーンまでの距離を検出し、
    前記位置推定装置は、前記クレーン位置と前記距離とから自己位置を推定する、請求項1に記載の半自動トレーラ。
  6. 請求項1に記載の半自動トレーラと、
    トランスファークレーンの上部に取り付けられたGPS装置及び通信アンテナと、
    前記通信アンテナを介して前記半自動トレーラに前記コンテナ位置を送信可能な運行支援装置と、を備えた、コンテナターミナルシステム。
  7. 前記運行支援装置は、模擬地図を送信する、請求項6に記載のコンテナターミナルシステム。
  8. 前記運行支援装置は、前記コンテナ位置とコンテナ番号を送信する、請求項6に記載のコンテナターミナルシステム。
  9. 前記トランスファークレーンの脚部に取り付けられたレーザ反射板を備え、
    前記運行支援装置は、クレーン位置を送信し、
    前記レーザレンジファインダは、前記レーザ反射板までの距離を検出する、請求項6に記載のコンテナターミナルシステム。
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