JP2006235702A - 搬送車両の走行位置検出装置 - Google Patents

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尚 豊原
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Abstract

【課題】 走行開始位置の設定を自動的に行うことにより、オペレータの労力を大幅に軽減させることのできるヤードクレーンの走行位置検出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 コンテナヤードの路面に設けられた走行経路に沿って走行する搬送車両の走行位置検出装置において、GPS衛星から位置情報を取得するGPS受信機36を備え、走行開始時において、GPS受信機36により取得された位置情報を初期位置に設定することにより、正確な初期位置を自動的に設定する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自走運転を行う搬送車両の走行位置検出装置に係り、特に、箱型形状のコンテナが多数載置されるコンテナヤードなどにおいて、コンテナを搬送するクレーンなどの走行位置検出を行う走行位置検出装置に関する。
従来、搬送車両などの自走運転を実現させる技術が各種提案されている。
例えば、特開2001−84036号公報(特許文献1)には、所定の軌道上を走行する移動車両において、軌道上にタグ(標識)を配置し、タグ間の走行においては、タイヤを駆動するモータの回転量から走行位置を求め、タグ上においては、タグが保有している個別の位置情報により、走行位置を補正して、自走運転を実現させる運転方法が開示されている。
特開2001−84036号公報
ところで、上記特許文献1の発明では、タグによって走行位置を判断しているため、移動車両の走行開始時において、移動車両がタグ上にない場合には、初期位置を検出することができないという問題があった。このため、移動車両の走行開始時には、常に、オペレータが初期位置を手入力などしなければならず、労力や時間を費やしていた。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、走行開始時における位置設定を自動的に行うことにより、オペレータの労力を大幅に軽減させることのできる搬送車両の走行位置検出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、路面に設けられた走行経路に沿って走行する搬送車両の走行位置検出装置であって、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)衛星から位置情報を取得するGPS受信機と、走行開始時において、前記GPS受信機により取得された位置情報を初期位置に設定する初期設定手段とを具備する搬送車両の走行位置検出装置を提供する。
上記構成によれば、GPS受信機によりGPS衛星から現在位置情報が取得され、取得されたこの位置情報が初期設定手段により初期位置に設定される。これにより、搬送車両の走行開始時において、初期位置として正確な位置情報を自動的に設定することが可能となる。
本発明は、コンテナヤードの路面に設けられたオートステア用磁気ガイドラインに沿って走行するクレーンの走行位置検出装置であって、GPS衛星から位置情報を取得するGPS受信機と、前記オートステア用磁気ガイドラインを検出するオートステアセンサと、走行開始時において、前記GPS受信機により取得された位置情報を初期位置に設定するとともに、この設定後においては、前記オートステアセンサの検出出力に基づいて走行制御を行う走行制御装置とを具備するクレーンの走行位置検出装置を提供する。
上記構成によれば、GPS受信機によりGPS衛星から位置情報が取得され、取得されたこの位置情報が走行制御装置により初期位置に設定される。その後、オートステアセンサによりコンテナヤードの路面に設けられたオートステア用磁気ガイドラインが検出され、この検出結果に基づいて、走行制御装置により自動走行が実現されることとなる。これにより、初期位置として正確な位置情報を自動的に設定することが可能となり、且つ、その後においても、オートステア用磁気ガイドラインに沿った自動走行が実現されるため、人が介在することなく、完全な自走運転を実現させることが可能となる。
上記搬送車両の走行位置検出装置において、前記オートステア用磁気ガイドライン上に配置されている複数の識別部に対応する位置情報が格納されている記憶手段を更に備え、前記走行制御装置は、前記オートステアセンサにより前記識別部が検出される度に、前記識別部に対応する位置情報を前記記憶手段から取得し、取得した前記位置情報に基づいて現在位置を校正すると良い。
上記構成によれば、コンテナヤードに設けられているオートステア用磁気ガイドラインに上には、複数の識別部が敷設されており、さらに、これら各識別部の敷設位置情報が予め記憶手段に記憶されている。そして、搬送車両の走行中においては、オートステアセンサにより識別部が検出されるたびに、走行制御装置によって、その識別部の位置情報が記憶手段から取得され、取得された位置情報に基づいて現在位置が校正されるので、搬送車両の正確な現在位置を得ることができる。
本発明の搬送車両の走行位置検出装置において、前記オートステア用磁気ガイドライン上に、複数の識別部を一定間隔で敷設し、前記走行制御装置は、前記識別部が前記オートステアセンサにより検出される度に、前記識別部の敷設間隔に基づいて、現在位置を校正すると良い。
上記構成によれば、コンテナヤードに設けられているオートステア用磁気ガイドライン上には、識別部が一定間隔で敷設されている。そして、搬送車両の走行時においては、識別部が検出されるたびに、走行制御装置によって、その識別部の敷設間隔に基づいて、現在位置が校正されるので、搬送車両の正確な位置を得ることができる。
また、上記識別部は、前記オートステア用磁気ガイドラインの他の部位とは、異なる磁気特性(例えば、異なる磁極)を有していると良い。
例えば、従来は全体がN極を上方に向けた磁石が設置されているオートステア用磁気ガイドラインにおいて、S極を上方に向けた磁石を識別部として敷設する。これにより、搬送車両がS極にさしかかったときには、オートステアセンサにより検出される磁界が逆向きになることから、オートステアセンサによって識別部を容易に検出することができる。
また、前記識別部は、前記オートステア用磁気ガイドラインの他の部位とは、幅が異なるようにしても良い。
このように、識別部の幅を磁気ガイドラインの他の部位とは異ならせておくことにより、オートステアセンサにより検出される磁界の幅が異なることとなるので、識別部を容易に検出することが可能となる。
また、前記識別部は、磁気を有しないようにしても良い。
このように、磁気を有しない識別部とすることにより、オートステアセンサにより検出される磁界に切れ目が生ずることから、このことをもって、識別部の位置を検出することが可能となる。
本発明の搬送車両の走行位置検出装置によれば、走行開始位置の設定を自動的に行うので、オペレータの労力を大幅に軽減させることができるという効果を奏する。
以下に、本発明の一実施形態に係る搬送車両の走行位置検出装置をヤードクレーンに適用する場合について、図面を参照して説明する。
まず、本実施形態に係るヤードクレーンが荷役作業などを行うコンテナヤードについて、図1を参照して簡単に説明する。
図1は、コンテナヤードの一例を示す図である。図1に示されるように、コンテナヤードには複数のレーン18が設けられており、一つのレーン18に一台以上のヤードクレーン10が設置されている。このようなコンテナヤードにおいて、本実施形態に係るヤードクレーン10は各レーン18内を移動することで、ヤード上に積み上げられたコンテナCを無人搬送車19に積載したり、或いは、無人搬送車19に積載されているコンテナを積み降ろしたりする荷役作業を行う。
上記ヤードクレーン10は、図2に示されるように、タイヤ9を備えたタイヤ式走行装置11によって無軌道面上を走行する門形のクレーン走行機体10aを有している。クレーン走行機体10aの水平な上部梁12には、この上部梁12に沿って水平方向に移動する横行トロリ13が設けられている。
横行トロリ13には巻上装置14が搭載されており、巻上装置14が巻き上げ、繰り出しを行う吊ロープ15によってコンテナ用の吊具(スプレッダ)16が吊り下げられている。吊具16は吊荷であるコンテナCを係脱可能に保持することができるようになっている。
図2において、符号40で示す部材は路面上に設けられたオートステア用磁気ガイドライン(以下「ガイドライン」という。)であり、ヤードクレーン10において、符号32で示す部材は、上記ガイドライン40を検出するオートステアセンサである。オートステアセンサ32は、ガイドライン40の検出結果を後述する走行制御装置17へ出力する。
更に、タイヤ式走行装置11が備える複数のタイヤには、各タイヤの速度検出を行うための速度検出器35(図3参照)が設けられている。この速度検出器35は、各タイヤの速度を検出し、この検出結果を後述する走行制御装置17に出力する。速度検出器35としては、例えば、パルスジェネレータや、ロータリーエンコーダ等が挙げられる。速度検出器35は、各タイヤの回転軸に設けられていても良いし、各タイヤを回転駆動させる走行モータの回転軸に設けられていても良い。
また、ヤードクレーン10は、GPS受信機36(図5参照)を備えている。GPS受信機36は、GPS衛星から位置情報を取得し、取得した位置情報を後述の走行制御装置17へ出力する。
走行制御装置17は、上述のオートステアセンサ32からの信号、速度検出器35からの信号、GPS受信機からの信号に基づいて、ガイドライン40に沿った走行を実現させる。なお、詳細については、後述する。
次に、本実施形態に係るガイドライン40について、図3を参照して説明する。図3は、上記ガイドライン40とヤードクレーン10との位置関係を示した平面図である。
ガイドライン40は、例えば、その長手方向に沿って短いユニット状の磁石が多数並べられたものである。本実施形態において、これら磁石のうちのいくつかの磁石(識別部、校正用磁石)40aは、S極を上方に向けて配置され、他の磁石40bは、N極を上方に向けて配置されている。ここで、S極を上方に向けて配置される磁石40a同士は隣接しておらず、これらの間にはN極を上方に向けて配置される磁石40bが配置されている。
図4は、オートステアセンサ32の概略図である。オートステアセンサ32はガイドライン40と直行する方向(ヤードクレーン10の走行方向と略直交する方向)に複数の素子32aが並べられて構成されている。ガイドライン40に近接した素子32aは、磁石40a又は磁石40bの磁界41を感知して磁石40aまたは磁石40bの存在を検出する。
オートステアセンサ32は、素子32aの配列方向のうち、磁石40aまたは磁石40bを検出した複数の素子群の中間となる位置に、ガイドライン40が位置していると判定する。走行制御装置17は、このガイドライン40の位置情報に基づいて、ガイドライン40に対するヤードクレーン10のずれ量を得ることができるから、ヤードクレーン10の横行方向を制御してオートステアセンサ32の中間位置にガイドライン40が対向位置するようにする。このように制御を行うことで、ヤードクレーン10はガイドライン40に沿って走行する。
また、オートステアセンサ32の各素子32aは、磁界41の向き等から、検出した磁石が、N極を上方に向けて配置された磁石40bと、S極を上方に向けて配置された磁石40aとのうちのどちらであるかを判別することができるようになっている。
次に、上述したヤードクレーン10の制御系について、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態に係る走行位置検出装置の概略構成を示す図である。
図5に示すように、本実施形態に係る走行位置検出装置は、走行制御装置17、GPS受信機36、速度検出器35及びオートステアセンサ32を備えて構成されている。
ここで、GPS受信機36、速度検出器35、オートステアセンサ32は、上述した通りである。
走行制御装置17は、位置検出部(初期設定手段を含む)172、位置データ記憶部173、及び位置校正部174を備えて構成されている。この走行制御装置17は、例えば、図示しないCPU(中央演算装置)、ROM(Read Only
Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成されている。上述の各部の機能を実現するための一連の処理手順は、プログラムの形式でROM等に記録されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、後述する位置検出部172、及び位置校正部174などの各種機能を実現させる。また、上記位置データ記憶部173は、例えば、上記ROM、或いはROMなどの記憶装置の一部のメモリ領域である。
位置検出部172は、ヤードクレーン10の走行開始時において、上述したGPS受信機36からの位置情報を受信し、この位置情報を初期位置として設定するとともに、ヤードクレーン10の走行中においては、速度検出器35及びオートステアセンサ32からの検出信号に基づいて、当該クレーン10の走行位置を管理する。
位置データ記憶部173には、各磁石40aが配置されている複数の位置情報が記憶されている。位置校正部174は、上述したオートステアセンサ32により磁石40aが検出された場合に、検出された磁石40aに対応する位置情報を上記位置データ記憶部172から取得し、取得した位置データに基づいて、上記位置検出部172により管理されている走行位置を校正する。
次に、上述した本実施形態に係る走行位置検出装置によるヤードクレーン10の走行制御について説明する。
まず、ヤードクレーンの走行開始時(例えば、ヤードクレーンの起動時であり、イグニッションがオンであることが検知された場合など)において、GPS受信機36により現在の位置情報が取得され、この位置情報が走行制御装置17へ入力される。走行制御装置17内の位置検出部172は、当該クレーンの現在位置を示す走行位置検出値D1の初期値にGPS受信機36から受信した位置情報を初期値として設定する。
このようにして、走行位置検出値D1の初期値が設定されると、ヤードクレーン10の自動走行が開始される。
自動走行中においては、速度検出器35の検出信号が逐次、走行制御装置17に入力され、位置検出部172がこの検出信号に基づいて、上記走行位置検出値D1を更新することにより、当該クレーンの走行位置を管理する。
ここで、速度検出器35からは、ヤードクレーン10がレーン18(図1参照)の一端側から他端側に向かって移動した場合(この移動の向きを正方向とする)には、正の値の検出値が入力され、ヤードクレーン10が正方向とは反対方向に移動した場合(この移動の向きを負方向とする)には、負の値の検出値が入力されるようになっている。これにより、位置検出部172は、ヤードクレーン10が正方向に移動した場合には、走行位置検出値D1を増加させ、ヤードクレーン10が負方向に移動した場合には、走行位置検出値D1を減少させるので、ヤードクレーン10が正方向と負方向のどちらに移動しても、その移動量が走行位置検出値D1に反映されることとなる。
続いて、ヤードクレーン10が走行を続けることにより、オートステアセンサ32により、磁石40aが検出されると、走行制御装置17の位置校正部174は、位置データ記憶部173に記憶されている磁石40aの位置データのうち、現時点における走行位置検出値D1に最も近い位置情報を取得する。そして、位置検出部172により管理されている現時点における走行位置検出値D1を位置データ記憶部173から取得した位置情報に校正する。これにより、走行中においても、走行位置検出値D1を正確な値に校正することが可能となるので、正確な走行位置に基づく自走運転を実現させることができる。
以上述べてきたように、本実施形態の搬送車両の走行位置検出装置によれば、GPS受信機36によりGPS衛星から位置情報が取得され、取得されたこの位置情報が走行制御装置17内の位置検出部172により走行位置検出値D1の初期値に設定される。これにより、初期位置として正確な位置情報を自動的に設定することが可能となるので、オペレータなどの手を煩わせることなく、速やかに自動走行を開始することが可能となる。
次に、本実施形態の変形例について図6を参照して説明する。
本変形例では、ガイドライン40を構成する磁石の中の一部をS極を上方に向けた状態にして配置するのではなく、図6に示すように、ガイドライン40を構成する磁石の中のいくつかを、磁石40bよりも幅広の磁石40cとして、この磁石40cの設置位置を識別部とする。この場合は磁石40b、40cはすべてN極を上方に向けたままでよい。位置データ記憶部173には、コンテナヤードにおける磁石40cの位置を記憶させておく。
この変形例の場合、オートステアセンサ32が磁石40cに近接した場合は磁界を検出する素子32a(図4参照)の数が通常(磁石40bに近接している場合)よりも増えるので、このことをもって、オートステアセンサ32が磁石40cを磁石40bと区別して識別することができる。そして磁石40cが検出されたときに、位置校正部174が位置データ記憶部173に記憶された磁石40cの位置情報を参照して走行位置検出値D1を校正することで、上記の例と同様に正確な走行位置を得ることができる。
また、ガイドライン40を構成する磁石の中の一部をS極を上方に向けて配置された磁石40aとするのではなく、図7のように磁石40bよりも幅狭の磁石40dを設けて、この磁石40dの設置位置を識別部とするようにしてもよい。位置データ記憶部173には、コンテナヤードにおける磁石40dの位置を記憶させておく。
この場合は、オートステアセンサが磁石40dに近接した場合は磁界を検出する素子32a(図4参照)の数が通常よりも減少するので、このことをもって、オートステアセンサ32が磁石40dを磁石40bと区別して識別することができる。そして磁石40dが検出されたときに、位置校正部174が位置データ記憶部173を参照して走行位置検出値D1を校正することで、上記の例と同様に正確な走行位置を得ることができる。
さらに、ガイドラインを構成する磁石の中の一部をS極を上方に向けて配置するのではなく、ガイドラインの一部の磁石を除去してこの部位を識別部とするようにしてもよい。この場合は、オートステアセンサ32が識別部にさしかかると全ての素子32a(図4参照)が磁界を検出しなくなるので、このことをもってヤードクレーン10が識別部上にあると判定する。本変形例では位置データ記憶部173にコンテナヤードにおける前記識別部の位置を記憶させておき、識別部を識別したときに、位置校正部174が位置データ記憶部173に記憶された識別部の位置情報を参照して、この位置情報に基づいて走行位置検出値D1を校正することで、上記の例と同様に正確な走行位置を得ることができる。
また、上記のヤードクレーンの走行位置検出装置において、各識別部のコンテナヤードにおける位置を保持する位置データ記憶部173を設ける代わりに、識別部をガイドライン40の複数の部位に予め設定された距離間隔で設け、ヤードクレーン10が識別部を通過する度に、位置校正部174が、予め設定された敷設間隔に基づいて、上記走行位置検出値D1を校正するようにしても良い。これにより、位置データ記憶部173を設けなくても、ヤードクレーンの正確な位置を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、本発明の搬送車両の走行位置検出装置は、上述したヤードクレーンに限定されることなく、コンテナヤードに存在する各種クレーンに適用可能である他、その他の搬送車両などにも広く適用することができる。
また、搬送車両の走行中における位置検出手法については、上述した位置検出部172及び位置校正部174による運転方法に限られることなく、その他の周知の走行運転方法を適用することが可能である。
コンテナヤードの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る搬送車両の走行位置検出装置が適用されるヤードクレーンの構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係るコンテナヤードに設けられたオートステア用磁気ガイドラインとヤードクレーンとの位置関係を示した平面図である。 オートステアセンサの概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る走行位置検出装置の概略構成を示したブロック図である。 図3の変形例について示した図である。 図3の変形例について示した図である。
符号の説明
10 ヤードクレーン
17 走行制御装置
32 オートステアセンサ
35 速度検出器
36 GPS受信機
40 オートステア用磁気ガイドライン
40a 磁石(識別部、校正用磁石)
40b 磁石(N極)
40c 磁石(識別部、校正用磁石)
40d 磁石(識別部、校正用磁石)
172 位置検出部
173 位置データ記憶部
174 位置校正部

Claims (2)

  1. 路面に設けられた走行経路に沿って走行する搬送車両の走行位置検出装置であって、
    GPS衛星から位置情報を取得するGPS受信機と、
    走行開始時において、前記GPS受信機により取得された位置情報を初期位置に設定する初期設定手段と
    を具備する搬送車両の走行位置検出装置。
  2. コンテナヤードの路面に設けられたオートステア用磁気ガイドラインに沿って走行するクレーンの走行位置検出装置であって、
    GPS衛星から位置情報を取得するGPS受信機と、
    前記オートステア用磁気ガイドラインを検出するオートステアセンサと、
    走行開始時において、前記GPS受信機により取得された位置情報を初期位置に設定するとともに、この設定後においては、前記オートステアセンサの検出出力に基づいて走行制御を行う走行制御装置と
    を具備するクレーンの走行位置検出装置。
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