JP6174274B2 - クレーンシステム及び処理方法 - Google Patents
クレーンシステム及び処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6174274B2 JP6174274B2 JP2016562171A JP2016562171A JP6174274B2 JP 6174274 B2 JP6174274 B2 JP 6174274B2 JP 2016562171 A JP2016562171 A JP 2016562171A JP 2016562171 A JP2016562171 A JP 2016562171A JP 6174274 B2 JP6174274 B2 JP 6174274B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bus bar
- crane
- spreader
- distance
- storage block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003672 processing method Methods 0.000 title claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 80
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 37
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 19
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 19
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 11
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000004590 computer program Methods 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C15/00—Safety gear
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C19/00—Cranes comprising trolleys or crabs running on fixed or movable bridges or gantries
- B66C19/007—Cranes comprising trolleys or crabs running on fixed or movable bridges or gantries for containers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C15/00—Safety gear
- B66C15/04—Safety gear for preventing collisions, e.g. between cranes or trolleys operating on the same track
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C19/00—Cranes comprising trolleys or crabs running on fixed or movable bridges or gantries
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
特許文献1には、関連する技術として、スプレッダとコンテナとの衝突を防止する技術が記載されている。
本発明は、クレーンがコンテナを蔵置ブロックに配置する際に、コンテナやスプレッダがバスバーに衝突するのを防止することができるクレーンシステムを提供する。
<第一の実施形態>
本発明の第一の実施形態によるRTGクレーンを含むクレーンシステムについて説明する。
まず、本発明の第一の実施形態によるクレーンの一例であるRTG(Rubber Tired Gantry)クレーンの構成について説明する。
図1に示す本発明の第一の実施形態によるクレーンシステム1は、蔵置ブロック101と、RTGクレーン100と、バスバー191と、を備える。
蔵置ブロック101は、複数のコンテナCをRTGクレーン100の走行方向に沿って蔵置可能な列を少なくとも1列有する。図1の場合、蔵置ブロック101は、列101a〜列101gの7つの列により蔵置ブロック101が構成されている。
RTGクレーン100は、蔵置ブロック101における列の延長方向に走行可能である。RTGクレーン100は、コンテナを地上に設けられた領域を示す蔵置ブロック101内に配置する。
バスバー191は、蔵置ブロック101の幅方向一方の端に、列の延長方向に沿って設けられている。バスバー191は、後述するように、RTGクレーン100と接触してRTGクレーン100に給電を行う導電性の一対の接触部193、194と、一対の接触部193、194を支持する支持部197とで構成されている。
図1に示すように、走行部131と走行部132とは、RTGクレーン100の進行方向に交差する方向に離間した位置に設けられている。なお、図1では、トロリ151の操作方向を基準に、トロリ151からバスバー191がある方向を前(図1において「F」)、それと反対方向を後(図1において「B」)とする。また、図1では、トロリ151の操作方向を基準に、トロリ151からバスバー191がある方向を向いたときの左方向を左(図1において「L」)、トロリ151からバスバー191がある方向を向いたときの右方向を右(図1において「R」)とする。
走行部131と走行部132は、列の延長方向に走行可能である。
クレーン本体110は、走行部131と走行部132に支持される。
トロリ151は、クレーン本体110に、幅方向に走行可能に支持される。
スプレッダ152は、トロリ151に上下昇降可能に吊り下げられるとともに、コンテナCを把持可能な機構である。
検出部は、スプレッダ152の幅方向一方であってバスバー191に対向する側に取り付けられ、検出部からバスバー191までの距離を検出する。
また、図1には、前後左右の向きが示されている。この向きは、運転席180からの向きである。
但し、本実施形態において、移動体はRTGクレーンに限らず、進行方向が変化する際に移動体の形状が変化する様々な移動体とすることができる。
但し、RTGクレーン100は、発電機や蓄電池を備えていてもよい。または、RTGクレーン100が、エンジンを備えていてもよいし、エンジンと蓄電池とを含むハイブリッドの動力源を備えていてもよい。
また、移動体制御装置の設置場所は、例えば、移動体制御装置が運転席180に設けられていてもよいし、RTGクレーン100から離れた外部に設けられてRTGクレーン100と通信を行うようにしてもよい。
但し、位置情報取得装置160は、GNSS受信機を含むものに限らない。例えば、RTGクレーン100の外部にRTGクレーン100を監視して位置を検出するシステムを設置しておき、位置情報取得装置160が、当該システムと無線通信を行って、クレーン本体110の左前、右後それぞれの位置情報を取得するようにしてもよい。
また、位置情報取得装置160が位置情報を取得する位置は、図1に示す位置に限らず、前後方向、左右方向のいずれともずれている2箇所以上の位置であればよい。例えば、位置情報取得装置160が位置情報を取得する位置が、梁部111の端よりも内側に設定されていてもよい。
エンコーダ170は、走行部131、走行部132それぞれに設けられ、走行部131、走行部132それぞれの走行速度を測定する。具体的には、エンコーダ170は、タイヤ133の回転速度を測定して走行部131の走行速度に換算する。また、エンコーダ170は、タイヤ134の回転速度を測定して走行部132の走行速度に換算する。
エンコーダ170が取得する走行部131、走行部132それぞれの走行速度は、走行部131、走行部132それぞれの進行度合いを示す情報の例に該当する。
トロリ151は、梁部111に、当該梁部111に沿って移動可能に設けられている。スプレッダ152は、コンテナCを把持する。吊下ロープ153は、トロリ151からスプレッダ152を吊下げる。巻上機154は、トロリ151に設けられ、吊下ロープ153の巻上および巻出を行う。巻上機154が吊下ロープ153を巻き上げることで、スプレッダ152が上昇する。また、巻上機154が吊下ロープ153を巻き出すことで、スプレッダ152が下降する。
ここで、RTGクレーン100の走行レーンの水はけを良くするために、走行レーンが図1の前後方向に傾斜している場合など、タイヤ133と134とを同じ回転速度で回転させても重力の影響によりRTGクレーン100が直進しない場合がある。そこで、RTGクレーン100は、衝突防止制御装置にてRTGクレーン100自らの自動直進制御を行うなど、運転員による運転を補助するために、タイヤ133および134の回転速度の補正を行う。
または、RTGクレーン100が運転席180を備えず無人で運用され、RTGクレーン100が自動走行するようにしてもよい。
RTGクレーン100がコンテナCをバスバー付近の蔵置ブロック101に配置する際に、コンテナCがバスバーに衝突する可能性がある。
本発明のクレーンシステム1は、RTGクレーン100がコンテナCを蔵置ブロック101に配置する際に、コンテナCやスプレッダ152がバスバーに衝突するのを防止するものである。
図2に示すバスバー191は、支持部197と、一対の接触部193、194と、を備える。バスバー191が備える一対の接触部193、194は、支持部197の垂直面に付設され、RTGクレーン100が備える電力受電部141に接触することで、RTGクレーン100に電力を供給する。
図3に示す本発明の第一の実施形態によるRTGクレーン100が備える衝突防止制御装置200は、走行制御部201と、トロリ制御部202と、スプレッダ制御部203と、距離算出部204と、距離判定部205と、報知部206と、記憶部207と、を備える。
スプレッダ制御部203は、巻上機154を制御し、トロリ151に上下昇降可能に吊り下げられるとともに、コンテナCを支持可能なスプレッダ152の上下方向の位置を制御する。スプレッダ制御部203は、スプレッダ152からバスバー191までの蔵置ブロック101の幅方向の距離が所定の距離よりも短いと判定した判定結果を距離判定部205から入力すると、巻き下げを強制的に停止する。
距離算出部204は、垂直真下方向と検出部190のレーザ光または超音波の放射方向とが成す角度(スキャン角度)と、検出部190が検出したバスバー191の頂部までの距離とに基づいて、スプレッダ152からバスバー191までの蔵置ブロック101の幅方向の距離を算出する。
距離判定部205は、距離算出部204が算出したスプレッダ152からバスバー191までの蔵置ブロック101の幅方向の距離が所定の距離よりも短いか否かを判定する。距離判定部205は、距離算出部204が算出したスプレッダ152からバスバー191までの蔵置ブロック101の幅方向の距離が所定の距離よりも短いと判定した場合、判定結果をトロリ制御部202、スプレッダ制御部203及び報知部206に出力する。
報知部206は、距離判定部205は、距離算出部204が算出したスプレッダ152からバスバー191までの蔵置ブロック101の幅方向の距離が所定の距離よりも短いと判定した場合、運転手に警報を報知する。
記憶部207は、衝突防止制御装置200が行う種々の処理に必要な情報を記憶する。
図4に示す検出部190(190a、190b)のそれぞれは、スプレッダ152における蔵置ブロック101の列方向の両端であってバスバー191に対向する側に設置されている。
検出部190(190a、190b)のそれぞれがスプレッダ152の両端に設置されている場合、距離算出部204は、スプレッダ152の両端のそれぞれからバスバー191までの蔵置ブロック101の幅方向の距離を算出し、距離の短い方がスプレッダ152からバスバー191までの最短距離となる。
また、図5に示す検出部190は、スプレッダ152における蔵置ブロック101の列方向の中央に設置されている。検出部190がスプレッダ152の中央に設置されている場合、図6に示すように一対の揺れセンサ155がトロリ151に備えられる。距離算出部204は、スプレッダ152の中央からバスバー191までの蔵置ブロック101の幅方向の距離を算出する。また、一対の揺れセンサ155は、スプレッダ152からトロリ151に対して上方にレーザ光を照射し照射位置のずれに基づいて水平方向のねじれを検出する。距離算出部204は、スプレッダ152の中央からバスバー191までの蔵置ブロック101の幅方向の距離と、一対の揺れセンサ155が検出したスキューとに基づいて、スプレッダ152の両端のそれぞれからバスバー191までの蔵置ブロック101の幅方向の距離を算出し、スプレッダ152からバスバー191までの最短距離を算出する。
なお、図4と図5には、後述する照明部210の例も図示されている。
図7には、図1に対して定義した左方向から右方向を見た時の第一の実施形態によるクレーンシステム1と、検出部190とバスバー191の周辺の様子とが示されている。図7に示す検出部190は、例えば、二次元レーザセンサや二次元超音波センサであり、スプレッダ152の幅方向一方であってバスバー191に対向する側に取り付けられ、蔵置ブロック101の幅方向にスキャンする。そして、検出部190は、検出部190からバスバー191の頂部までの距離dと、垂直真下方向と検出部190のレーザ光または超音波の放射方向とが成す角度θとを特定する。距離算出部204は、検出部190からバスバー191の頂部までの距離dと角度θとを取得する。距離算出部204は、バスバー191の頂部までの距離dと角度θとに基づいて、検出部190からバスバー191までの蔵置ブロック101の幅方向の距離xをd×sinθの式を用いて算出する。
図4で示したように、検出部190(190a、190b)のそれぞれがスプレッダ152の両端に設置されている場合、距離算出部204は、検出部190aと検出部190bのそれぞれに対して算出した距離xのうち短い方をスプレッダ152からバスバー191までの最短距離として算出する。
また、図6で示したように、検出部190がスプレッダ152の中央に設置されている場合、距離算出部204は、算出した距離xから、蔵置ブロック101の列方向のスプレッダ152の半分の長さlとスプレッダ152の蔵置ブロック101の列方向に対するねじれ角αとから算出したl×sinαを減じて、x−l×sinαと算出する。
図8に示す本発明の第一の実施形態による衝突防止制御装置200が備える走行制御部201は、蔵置ブロック101の列の延長方向に走行可能な走行部131と走行部132とを制御し、基準線に沿って走行するように制御する。例えば、走行制御部201は、基準線に沿って配置された磁石の磁力を検出し、走行部131および走行部132が検出した磁力に沿って走行するように制御する。また、走行制御部201は、RTGクレーン100自らの自動直進制御を行うなど、運転員による運転を補助するために、タイヤ133および134の回転速度に対する補正を行う。そして、走行制御部201は、所定位置に置かれる前のコンテナCが置かれている蔵置ブロック101内の列方向の所定の位置までRTGクレーン100を移動させる(ステップS1)。なお、走行制御部201は、RTGクレーン100が運転席180を備えず無人で運用され、RTGクレーン100が自動走行するように制御するものであってもよい。
距離判定部205は、スプレッダ152からバスバー191までの蔵置ブロック101の幅方向の距離を距離算出部204から入力すると、入力した距離が所定の距離よりも短いか否かを判定する(ステップS9)。距離判定部205は、距離算出部204から入力した距離が所定の距離よりも短いと判定した場合(ステップS9、YES)、判定結果をトロリ制御部202、スプレッダ制御部203及び報知部206に出力する(ステップS10)。
スプレッダ制御部203は、距離判定部205からスプレッダ152からバスバー191までの蔵置ブロック101の幅方向の距離が所定の距離よりも短いと判定した判定結果を入力すると、巻き下げを強制的に停止する(ステップS11)。
報知部206は、距離判定部205は、距離算出部204が算出したスプレッダ152からバスバー191までの蔵置ブロック101の幅方向の距離が所定の距離よりも短いと判定した場合、運転手に警報を報知する(ステップS12)。
トロリ制御部202は、トロリ151における蔵置ブロック101の横方向の位置を制御し、スプレッダ152からバスバー191までの蔵置ブロック101の幅方向の距離が所定の距離よりも長くなるようにトロリ151を後ろ方向に移動させる制御を行う(ステップS13)。トロリ制御部202は、ステップS8の処理に戻す。
また、距離判定部205が距離算出部204から入力した距離が所定の距離よりも長いと判定した場合(ステップS9、NO)、スプレッダ制御部203は、現在吊られているコンテナCを巻き下げる。そして、スプレッダ制御部203は、コンテナCが地面に着床したか否かを判定する(ステップS14)。
スプレッダ制御部203は、コンテナCが地面に着床していないと判定した場合(ステップS14、NO)、ステップS8の処理に戻す。
また、スプレッダ制御部203は、コンテナCが地面に着床したと判定した場合(ステップS14、YES)、処理を終了する。
このようにすれば、クレーンシステム1は、RTGクレーン100がコンテナCを蔵置ブロック101に配置する際に、コンテナCやスプレッダ152がバスバーに衝突するのを防止することができる。
なお、第一の実施形態による検出部190は、カメラであってもよい。例えば、検出部190は、パターンマッチング法を用いて、画像の中からバスバー191を検出する。検出部190は、バスバー191の実際の形状と実際のサイズが予めわかっており、検出したバスバー191の画像が示す画素数と、バスバー191の実際のサイズとに基づいて、検出部190からバスバー191までの距離を検出するものであってもよい。
次に、本発明の第二の実施形態によるクレーンシステム1について説明する。
本発明の第二の実施形態によるクレーンシステム1と第一の実施形態によるクレーンシステム1との違いは、第一の実施形態によるクレーンシステム1が備える検出部190がレーザセンサや超音波センサであるのに対して、本発明の第二の実施形態によるクレーンシステム1が備える検出部190がカメラであることである。
検出部190は、スプレッダ152の幅方向一方であってバスバー191に対向する側に取り付けられ、バスバー191と幅方向に所定の距離離れて付設されたマークを検出する。
衝突防止制御装置200の処理フローにおいて第一の実施形態による衝突防止制御装置200の処理フローのステップS1からステップS5と同様の処理を行う。その後、スプレッダ152に設置された検出部190は、バスバー191の頂部のマークMを検出する(ステップS15)。例えば、検出部190は、スプレッダ152とバスバー191の相対距離に対応するマークMのパターンデータと撮影した画像データとを比較するパターンマッチング法を用いて、スプレッダ152とバスバー191の相対距離にあるマークMを検出する。また、検出部190は、コンテナ前端を検出部190に設置位置に基づく所定の位置として検出する。そして、検出部190は、検出したマークMの中心がコンテナ前端位置Pから何画素分ずれているかを特定する(ステップS16)。検出部190は、特定した画素数のずれを距離算出部204に出力する。
距離算出部204は、巻き上げ量が示す巻高さに対応する1画素当たりに相当する距離がわかっているため、現在の巻高さから画素を距離に換算する(ステップS17)。距離算出部204は、検出部190から入力した画素数のずれに1画素当たりに相当する距離を乗算してコンテナ前端位置Pからバスバー191までの距離を算出し、画素を検出部190からバスバー191までの蔵置ブロック101の幅方向の距離xを算出する(ステップS8)。
検出部190は、検出したマークMの中心がコンテナ前端位置から何画素分ずれているかを特定する。距離算出部204は、1画素当たりに相当する距離がわかっているため、画素数のずれに1画素当たりに相当する距離を乗算して検出部190からバスバー191までの蔵置ブロック101の幅方向の距離xを算出する。
このようにすれば、クレーンシステム1は、RTGクレーン100がコンテナCを蔵置ブロック101に配置する際に、コンテナCやスプレッダ152がバスバーに衝突するのを防止することができる。
次に、本発明の第三の実施形態によるクレーンシステム1について説明する。
本発明の第三の実施形態によるクレーンシステム1と第二の実施形態によるクレーンシステム1との違いは、第三の実施形態によるクレーンシステム1は、検出部190の隣に照明部210を備え、マークMを発光させる、例えば、微粒子ガラス塗布材とすることである。そして、検出部190は、発光したマークMを検出する。なお、バスバー191を発光させて、検出部190は、バスバー191を検出するものであってもよい。
こうすることで、夜間でもマークMやバスバー191を検出することができる。
次に、本発明の第四の実施形態によるクレーンシステム1について説明する。
本発明の第四の実施形態によるクレーンシステム1と第三の実施形態によるクレーンシステム1との違いは、第四の実施形態によるクレーンシステム1は、照明部210が赤外照明であり、検出部190の前面に赤外光透過フィルタを備えることである。照明部210がマークMやバスバー191に赤外光を照射する。そして、検出部190は、赤外光を検出することによりマークMやバスバー191を検出する。
こうすることで、夏至の時などに太陽光の直接反射により画像が明るくなり過ぎた(画像全体が白っぽくなった)場合であっても、マークMを検出することができる。
また、上述のマークMは、蔵置ブロックの列方向に配置されるコンテナのピッチに応じて設けられるものであってよい。
100 RTGクレーン
101 蔵置ブロック
110 クレーン本体
111 梁部
121、122 脚部
131、132 走行部
133、134 タイヤ
141 電力受電部
150 吊下機構
151 トロリ
152 スプレッダ
153 吊下ロープ
154 巻上機
155 揺れセンサ
160 位置情報取得装置
164、170 エンコーダ
180 運転席
190 検出部
191 バスバー
193、194 接触部
197 支持部
200 衝突防止制御装置
201 走行制御部
202 トロリ制御部
203 スプレッダ制御部
204 距離算出部
205 距離判定部
206 報知部
207 記憶部
210 照明部
C コンテナ
L11 線
Claims (8)
- 地上に設けられた領域であって複数のコンテナを蔵置可能な列領域を少なくとも1列有する蔵置ブロックの前記列領域の延長方向に走行する走行機構を有する走行部と、
前記走行部に支持されたクレーン本体と、
前記クレーン本体において前記蔵置ブロックの幅方向に走行可能に支持されたトロリと、
前記トロリに上下昇降可能に吊り下げられるとともにコンテナを把持可能なスプレッダと、
前記蔵置ブロックの幅方向一方の端に前記列領域の延長方向に沿って設けられて前記クレーン本体に給電を行うバスバーと、
前記バスバーに対向して前記スプレッダに取り付けられ、前記バスバー及び、前記バスバーから前記蔵置ブロックの幅方向に離間距離が一定となるように設けられたマークのうちの何れか一方を検出する検出部と、
を備えるクレーンシステム。 - 垂直真下方向と検出部のレーザ光または超音波の放射方向とが成す角度とバスバー頂部までの距離とに基づいて、前記スプレッダから前記バスバーまでの前記蔵置ブロックの幅方向の距離を算出する距離算出部、
を備える請求項1に記載のクレーンシステム。 - 前記検出部は、カメラであり、
前記検出部と前記マークとの相対距離に対応する前記マークのパターンデータと、前記検出部が撮影した画像データとを比較し、前記画像データにおいて一致したデータを前記マークとして検出し、前記マークの中心が示す画素に基づく画像内の前記マークの中心の位置に基づいて、前記スプレッダから前記バスバーまでの前記蔵置ブロックの幅方向の距離を算出する距離算出部、
を備える請求項1に記載のクレーンシステム。 - 前記マークは、光を反射させる反射材を含み、
前記検出部は、発光した当該マークを検出する、
請求項3に記載のクレーンシステム。 - 前記クレーンは、
前記バスバーまたは前記マークを照明する、照明部を備える、
請求項3または請求項4に記載のクレーンシステム。 - 前記照明部は、赤外光を照射し、
前記検出部は、赤外光を検出可能である、
請求項5に記載のクレーンシステム。 - 前記マークは、
前記列領域に配置される前記コンテナのピッチに応じて設けられている、
請求項1から請求項6の何れか一項に記載のクレーンシステム。 - 地上に設けられた領域であって複数のコンテナを蔵置可能な列領域を少なくとも1列有する蔵置ブロックの前記列領域の延長方向に走行する走行機構を有する走行部と、
前記走行部に支持されたクレーン本体と、
前記クレーン本体において前記蔵置ブロックの幅方向に走行可能に支持されたトロリと、
前記トロリに上下昇降可能に吊り下げられるとともにコンテナを把持可能なスプレッダと、
前記蔵置ブロックの幅方向一方の端に前記列領域の延長方向に沿って設けられて前記クレーン本体に給電を行うバスバーと、
前記バスバーに対向して前記スプレッダに取り付けられた検出部と、
を備えたクレーンシステムにおける処理方法であって、
前記検出部は、前記バスバー及び、前記バスバーから前記蔵置ブロックの幅方向に離間距離が一定となるように設けられたマークのうちの何れか一方を検出する
ことを特徴とする処理方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2014/082263 WO2016088253A1 (ja) | 2014-12-05 | 2014-12-05 | クレーンシステム及び処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6174274B2 true JP6174274B2 (ja) | 2017-08-09 |
JPWO2016088253A1 JPWO2016088253A1 (ja) | 2017-08-24 |
Family
ID=56091225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016562171A Active JP6174274B2 (ja) | 2014-12-05 | 2014-12-05 | クレーンシステム及び処理方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6174274B2 (ja) |
KR (1) | KR101820894B1 (ja) |
CN (1) | CN107001009B (ja) |
WO (1) | WO2016088253A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111044011A (zh) * | 2018-10-15 | 2020-04-21 | 深圳班翟机器人有限公司 | 一种移动辅助系统和工程机械、移动方法 |
JP7183072B2 (ja) * | 2019-02-20 | 2022-12-05 | 住友重機械搬送システム株式会社 | クレーン、及びクレーンの吊具の振れ検出方法 |
CN113173505B (zh) * | 2021-05-11 | 2023-11-14 | 宁波梅东集装箱码头有限公司 | 龙门吊堆场自动开底堆放方法、系统、存储介质及龙门吊 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006232496A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | クレーンの巻下げ衝突防止装置 |
JP2012211008A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | クレーン装置 |
JP2013035637A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Tcm Corp | コンテナクレーンの荷役方法およびコンテナクレーン |
JP2014144836A (ja) * | 2013-01-28 | 2014-08-14 | Mitsubishi Heavy Industries Machinery Technology Corp | コンテナクレーン |
JP2014223990A (ja) * | 2013-05-17 | 2014-12-04 | Ihi運搬機械株式会社 | 衝突防止装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103482483B (zh) * | 2013-09-06 | 2015-06-17 | 郑州贝龙液压技术有限公司 | 电液驱动轮胎式龙门起重机 |
CN103803416A (zh) * | 2014-02-24 | 2014-05-21 | 润邦卡哥特科工业有限公司 | 一种防止集装箱卡车被吊起的自动检测保护系统及其应用 |
-
2014
- 2014-12-05 KR KR1020177016016A patent/KR101820894B1/ko active IP Right Grant
- 2014-12-05 WO PCT/JP2014/082263 patent/WO2016088253A1/ja active Application Filing
- 2014-12-05 JP JP2016562171A patent/JP6174274B2/ja active Active
- 2014-12-05 CN CN201480083856.8A patent/CN107001009B/zh active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006232496A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | クレーンの巻下げ衝突防止装置 |
JP2012211008A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | クレーン装置 |
JP2013035637A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Tcm Corp | コンテナクレーンの荷役方法およびコンテナクレーン |
JP2014144836A (ja) * | 2013-01-28 | 2014-08-14 | Mitsubishi Heavy Industries Machinery Technology Corp | コンテナクレーン |
JP2014223990A (ja) * | 2013-05-17 | 2014-12-04 | Ihi運搬機械株式会社 | 衝突防止装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20170073705A (ko) | 2017-06-28 |
JPWO2016088253A1 (ja) | 2017-08-24 |
WO2016088253A8 (ja) | 2016-06-30 |
CN107001009B (zh) | 2018-04-03 |
KR101820894B1 (ko) | 2018-01-22 |
WO2016088253A1 (ja) | 2016-06-09 |
CN107001009A (zh) | 2017-08-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN201198441Y (zh) | 场地集装箱龙门吊纠偏与集卡激光对位及防吊装置 | |
CN103030063B (zh) | 用于确定集装箱吊架用的目标位置的方法和集装箱吊架 | |
JP6284741B2 (ja) | 後退支援装置 | |
CN110023711B (zh) | 起重机 | |
JP6174274B2 (ja) | クレーンシステム及び処理方法 | |
KR20140109990A (ko) | 3d 카메라를 사용한 차량 주변의 높이 윤곽 확인 | |
JP6800166B2 (ja) | 車両が走行できる空間を割り出すための装置、それに基づいた走行、並びに、車両 | |
JP6513544B2 (ja) | 荷役クレーンの衝突防止装置 | |
JP5950022B2 (ja) | コンテナ配置位置検出装置、クレーン制御システム | |
CN106946049A (zh) | 集装箱码头流动设备自动化行走方法 | |
JP2008303574A (ja) | 作業機械 | |
JP2015210661A (ja) | 鉱山用作業車両用の路面推定装置および路面推定システム | |
JP2016094094A (ja) | 車両床下検査装置 | |
CN204384730U (zh) | 集装箱码头rtg、rmg下集卡对位引导系统 | |
CN112334616B (zh) | 沥青滚平机及沥青滚平机的监视系统 | |
CN105271006A (zh) | 轮胎吊行走定位纠偏及集卡对位防吊起方法 | |
KR101461193B1 (ko) | 충돌방지장치를 구비한 크레인 후크 | |
JP2000344005A (ja) | 道路上の物体の周辺面表示装置 | |
JP6909752B2 (ja) | 作業機械の後退支援装置 | |
CN204198280U (zh) | 场地集装箱起重机的行走纠偏定位防撞系统 | |
JP5733524B2 (ja) | 駐車支援装置 | |
KR101229668B1 (ko) | 작업 차량의 위험 영역 표시 장치 | |
JP6309481B2 (ja) | クレーンの運転支援方法及びクレーンの運転支援装置 | |
CN106794970B (zh) | 移动控制装置、移动体、移动体系统、移动控制方法及程序 | |
JPS59200313A (ja) | 走行制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A529 | Written submission of copy of amendment under article 34 pct |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A5211 Effective date: 20170602 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170602 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20170602 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20170614 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170704 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170705 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6174274 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |