JP2017227477A - 表示制御装置及び表示制御方法 - Google Patents

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登志雄 川岸
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Abstract

【課題】渋滞等がある場合に地図の縮尺の変更にユーザの操作が不要な技術を提供することを目的とする。【解決手段】表示制御装置1は、取得部12と制御部14とを備える。取得部12は、渋滞及び交通規制の少なくともいずれか1つに関する範囲である交通範囲を含む交通情報と、車両の現在位置とを取得する。制御部14は、取得部12で取得された交通情報に含まれる交通範囲と、取得部12で取得された現在位置とに関する予め定められた条件が満たされる場合に、交通情報に基づいて、表示部41に表示される地図の縮尺を自動的に制御する自動縮尺制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、車両とともに移動可能な表示部に、地図を表示させる表示制御装置及び表示制御方法に関する。
一般的なナビゲーション装置は、市街地などについては比較的小さな縮尺の地図だけでなく比較的大きな縮尺の地図も表示用に記憶しているが、記憶容量を削減する観点などから、過疎地などについては比較的小さな縮尺の地図だけを表示用に記憶している。このため、比較的大きな縮尺で地図を詳細表示つまり狭域表示している際に、地図を過疎地などに移動させると、移動後の地図を移動前の地図と同じ縮尺で表示できない場合がある。そこで、縮尺を自動的に変更することにより、移動後の地図を、なるべく移動前の縮尺に近い縮尺で表示するナビゲーション装置が知られている。
しかしながら、上記の場合を除けば原則として、縮尺の変更にはユーザの操作が必要であることから、運転者が一人で運転中に適切な縮尺に変更することは困難であった。
この問題を解決するため、例えば特許文献1には、車速、最終目的地もしくは中途目的地までの残距離、走行している道路の道路種類、またはこれらの組み合わせに基づいて、ナビゲーション装置で表示される地図の縮尺を自動的に変更する技術が提案されている。
特開2008−216205号公報
ところで、車両が渋滞及び交通規制の近くに到達した場合、概略表示つまり広域表示のままでは、渋滞等からの抜け道、渋滞等が解消するのを待つための休憩所への道、または、それらの道への分岐地点が分かり難い。しかしながら、従来技術では、刻々と変化する渋滞及び交通規制に基づいて地図の縮尺を自動的に制御しないことから、地図の縮尺の変更にユーザの操作が必要であり、ユーザにとって負担であるという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、渋滞等がある場合に地図の縮尺の変更にユーザの操作が不要な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る表示制御装置は、車両とともに移動可能な表示部に、地図を表示させる表示制御装置であって、渋滞及び交通規制の少なくともいずれか1つに関する範囲である交通範囲を含む交通情報と、車両の現在位置とを取得する取得部と、取得部で取得された交通情報に含まれる交通範囲と、取得部で取得された現在位置とに関する予め定められた条件が満たされる場合に、交通情報に基づいて、表示部に表示される地図の縮尺を自動的に制御する自動縮尺制御を行う制御部とを備える。
本発明によれば、取得された交通情報に含まれる交通範囲と、取得された現在位置とに関する予め定められた条件が満たされる場合に、交通情報に基づいて、表示部に表示される地図の縮尺を自動的に制御する自動縮尺制御を行う。これにより、渋滞等がある場合に、ユーザは自ら操作を行わなくても適切な縮尺の地図を見ることができる。
実施の形態1に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る表示制御装置に記憶されるテーブルの一例を示す図である。 実施の形態1に係る表示制御装置の表示制御の一例を示す図である。 実施の形態1に係る表示制御装置の処理を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る表示制御装置に記憶されるテーブルの一例を示す図である。 実施の形態2に係る表示制御装置の処理を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係る表示制御装置に記憶されるテーブルの一例を示す図である。 実施の形態3に係る表示制御装置の表示制御の一例を示す図である。 実施の形態3に係る表示制御装置の処理を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態4に係る表示制御装置と無線通信を行うセンサの配置例を示す図である。 実施の形態4に係る表示制御装置で取得された検知結果の一例を示す図である。 実施の形態4に係る表示制御装置の処理を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る表示制御装置の表示制御の一例を示す図である。 変形例に係る表示制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 変形例に係る表示制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 変形例に係るサーバの構成を示すブロック図である。 変形例に係る携帯端末の構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。なお、この表示制御装置は、ナビゲーション装置に備えられてもよいが、これに限ったものではない。
図1の表示制御装置1は、車両とともに移動可能な表示部41に、地図を表示させる。表示部41には、例えば、液晶表示装置、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、及び、タッチパネルに設けられた表示装置などが適用される。なお、図1では、表示部41は、表示制御装置1の外部に設けられているが、表示制御装置1に備えられてもよい。以下、表示部41とともに移動し、着目の対象となる車両を「自車両」と記載して説明する。
図1の表示制御装置1は、地図データベース11と、取得部12と、記憶部13と、これらを統括的に制御する制御部14とを備える。
地図データベース11は、地図情報を記憶している。この地図情報には、例えば地図表示情報、経路探索情報、道路種別などが含まれる。地図表示情報は、複数種類の縮尺の地図を選択的に表示するための情報を含む。道路種別は、道路の種別を示す情報であり、例えば一般道路、高速道路、市街地の道路、過疎地の道路などを含む。
取得部12は、位置取得部12aと、交通情報取得部12bと、道路種別取得部12cとを含む。
位置取得部12aは、自車両の現在位置を取得する。なお、位置取得部12aには、例えば、GPS(Global Positioning System)受信機などのGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機が適用される。
交通情報取得部12bは、渋滞及び交通規制に関する範囲である交通範囲を含む交通情報を取得する。ただし交通範囲は、これに限ったものではなく、渋滞及び交通規制のいずれか1つに関する範囲であってもよい。なお、交通情報取得部12bには、例えば、VICS(Vehicle Information and Communication System)(登録商標)からの無線信号を受信する無線通信装置、及び、携帯電話の基地局を介してインターネットなどの通信ネットワークにアクセス可能な広域無線通信装置などが適用される。
道路種別取得部12cは、自車両が位置する道路の種別を示す道路種別を取得する。本実施の形態1では、道路種別取得部12cは、位置取得部12aで取得された現在位置に対応する道路の道路種別を、地図データベース11から取得する。
本実施の形態1に係る取得部12は、位置取得部12a、交通情報取得部12b及び道路種別取得部12cを含むので、交通情報と、自車両の現在位置と、自車両が位置する道路の道路種別とを取得することが可能となっている。
記憶部13は、交通情報及び道路種別と、複数の縮尺とを予め対応付けたテーブルを記憶している。
図2は、記憶部13に記憶されたテーブルの一例を示す図である。図2の例では、一般道路、高速道路、渋滞、交通規制のそれぞれに、13種類の縮尺のいずれかが対応付けられている。図2の例では、一般道路に対応付けられた縮尺(1/2.5万)は、高速道路に対応付けられた縮尺(1/40万)よりも大きい値に設定され、渋滞、交通規制に対応付けられた縮尺(1/6250、1/1.25万)は、一般道路、高速道路に対応付けられた縮尺よりも大きい値に設定されている。ただし、一般道路、高速道路、渋滞、交通規制に対応付けられた縮尺の値及び大小関係は、この例に限ったものではない。
図1の制御部14は、縮尺制御部14aと、表示制御部14bとを含む。
取得部12で取得された交通情報に含まれる交通範囲と、取得部12で取得された現在位置とに関する予め定められた条件が満たされる場合に、縮尺制御部14aは、図2のテーブルから当該交通情報に対応付けられた縮尺を取得し、当該縮尺の地図表示情報を地図データベース11から取得する。そして、表示制御部14bは、縮尺制御部14aで取得された縮尺の地図表示情報を表示部41に表示させる。
このように構成された縮尺制御部14aは、予め定められた条件が満たされる場合に、交通情報に基づいて、表示部41に表示される地図の縮尺を自動的に制御する自動縮尺制御を行うことが可能である。
本実施の形態1では、予め定められた条件として、取得部12で取得された交通情報に含まれる交通範囲と、取得部12で取得された現在位置との間の距離が、予め定められた閾値以下であるという条件が適用されている。このため、交通範囲と現在位置との間の距離が予め定められた閾値以下であり、かつ、交通情報が渋滞に関する情報である場合には、縮尺制御部14aは、図2のテーブルに従って、表示部41に表示される地図の縮尺を1/6250にする。この結果、図3(a)に示すように、表示部41は、縮尺が1/6250である狭域地図を表示する。なお、図3(a)では、自車両の位置が三角マークで示され、抜け道が実線で示され、渋滞中の道路にはその道路の真ん中に破線を付している。なお図示しないが、交通範囲と現在位置との間の距離が予め定められた閾値以下であり、かつ、交通情報が交通規制に関する情報である場合には、縮尺制御部14aは、図2のテーブルに従って、表示部41に表示される地図の縮尺を1/1.25万にする。
また、縮尺制御部14aは、上述の予め定められた条件が満たされない場合に、取得部12で取得された道路種別に基づいて、表示部41に表示される地図の縮尺を自動的に制御する。つまり、交通範囲と現在位置との間の距離が予め定められた閾値よりも大きく、かつ、道路種別が一般道路である場合には、縮尺制御部14aは、図2のテーブルに従って、表示部41に表示される地図の縮尺を1/2.5万にする。この結果、図3(b)に示すように、表示部41は、縮尺が1/2.5万である地図を表示する。同様に、交通範囲と現在位置との間の距離が予め定められた閾値よりも大きく、かつ、道路種別が高速道路である場合には、縮尺制御部14aは、図2のテーブルに従って、表示部41に表示される地図の縮尺を1/40万にする。この結果、図3(c)に示すように、表示部41は、縮尺が1/40万である広域地図を表示する。
図4は、本実施の形態1に係る表示制御装置1の処理を示すフローチャートである。
まずステップS1にて、縮尺制御部14aは、取得部12で取得された交通情報に含まれる交通範囲と、取得部12で取得された現在位置との間の距離が、予め定められた閾値以下であるか否かを判定する。当該距離が当該閾値以下であると判定した場合には処理がステップS2に進み、当該距離が当該閾値以下でないと判定した場合には処理がステップS3に進む。なお、ここでは、取得部12が交通情報を取得していることを前提として説明したが、取得部12が交通情報を取得していなかった場合には、上記距離が上記閾値以下でないと判定される場合と同様に、処理がステップS3に進む。
ステップS1からステップS2に進んだ場合、縮尺制御部14aは、交通情報に基づいて、表示部41に表示される地図の縮尺を自動的に制御する。その後、ステップS4に進む。
ステップS1からステップS3に進んだ場合、縮尺制御部14aは、取得部12で取得された道路種別に基づいて、表示部41に表示される地図の縮尺を自動的に制御する。その後、ステップS4に進む。
ステップS4にて、表示制御部14bは、表示部41が縮尺制御部14aで制御された縮尺で地図を表示するように、表示部41の表示を制御する。その後、図4の処理が終了する。
<実施の形態1のまとめ>
以上のような本実施の形態1に係る表示制御装置1によれば、交通範囲と現在位置とに関する予め定められた条件が満たされる場合に、交通情報に基づいて、表示部41に表示される地図の縮尺を自動的に制御する。これにより、自車両が渋滞及び交通規制に到達した場合、または、自車両が渋滞及び交通規制の近くに到達した場合に、自動的に地図を詳細表示することができる。よって、運転者は、自ら縮尺を変更する操作を行わなくても、適切な縮尺の地図、例えば休憩所への道、または、側道などの抜け道などが分かり易い地図を見ることができる。
また本実施の形態1によれば、予め定められた条件は、取得部12で取得された交通情報に含まれる交通範囲と、取得部12で取得された現在位置との間の距離が、予め定められた閾値以下であることである。このような条件によれば、自車両が渋滞及び交通規制の到達する前に、運転者は適切な縮尺の地図を見ることができる。
また本実施の形態1によれば、取得部12で取得された道路種別に基づいて、表示部41に表示される地図の縮尺を自動的に制御する。これにより、運転者は、自ら変更操作を行わなくても、道路種別に対して適切な縮尺の地図を見ることができる。
<実施の形態1の変形例>
実施の形態1では、縮尺制御部14aは、一般道路及び高速道路のいずれか1つを含む道路種別に基づいて、地図の縮尺を自動的に制御した。しかしこれに限ったものではなく、縮尺制御部14aは、一般道路及び高速道路の代わりに市街地道路及び過疎地道路のいずれか1つを含む道路種別に基づいて、地図の縮尺を自動的に制御してもよい。または、これらの組み合わせのそれぞれに予め縮尺を対応付けておくことで、縮尺制御部14aは、一般道路及び高速道路のいずれか1つを含み、かつ、市街地道路及び過疎地道路のいずれか1つを含む道路種別に基づいて、地図の縮尺を自動的に制御してもよい。
また実施の形態1では、縮尺制御部14aは、上述の予め定められた条件が満たされない場合に、道路種別に基づいて地図の縮尺を自動的に制御した。しかしこれに限ったものではなく、縮尺制御部14aは、上述の予め定められた条件が満たされる場合にも、道路種別に基づいて地図の縮尺を自動的に制御してもよい。このような制御として、例えば、縮尺制御部14aが、交通情報に基づく縮尺と道路種別に基づく縮尺とに対して、重み付けなどの計算を行うことによって得られる縮尺を、表示部41に表示される地図の縮尺に用いることなどが想定される。
<実施の形態2>
図5は、本発明の実施の形態2に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。以下、本実施の形態2で説明する構成要素のうち、実施の形態1と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
本実施の形態2では、取得部12が、道路種別取得部12cの代わりに、走行速度取得部12dを含んでいる。走行速度取得部12dは、自車両の車両情報を管理するECU(Electronic Control Unit)などの車両情報管理装置46と接続されており、車両情報管理装置46で管理されている自車両の走行速度を取得する。
本実施の形態2に係る取得部12は、位置取得部12a、交通情報取得部12b及び走行速度取得部12dを含むので、自車両の走行速度を取得することが可能となっている。なお、取得部12で取得された走行速度は、縮尺制御部14aによって「高速度」、「中速度」、「低速度」のいずれかに分類されるものとする。
記憶部13は、交通情報及び走行速度と、複数の縮尺とを予め対応付けたテーブルを記憶している。
図6は、記憶部13に記憶されたテーブルの一例を示す図である。図6の例では、高速度、中速度、低速度、渋滞、交通規制のそれぞれに、13種類の縮尺のいずれかが対応付けられている。図6の例では、低速度に対応付けられた縮尺(1/6250)は、中速度に対応付けられた縮尺(1/2.5万)より大きい値に設定され、中速度に対応付けられた縮尺は、高速度に対応付けられた縮尺(1/40万)より大きい値に設定されている。ただし、高速度、中速度、低速度に対応付けられた縮尺の値及び大小関係は、この例に限ったものではない。
図5の本実施の形態2に係る縮尺制御部14aは、実施の形態1と同様に、上述の予め定められた条件が満される場合に、交通情報に基づいて自動縮尺制御を行う。ただし、本実施の形態2に係る縮尺制御部14aは、上述の予め定められた条件が満たされない場合に、取得部12で取得された走行速度に基づいて、表示部41に表示される地図の縮尺を自動的に制御する。
以上の結果、交通範囲と現在位置との間の距離が予め定められた閾値よりも大きく、かつ、走行速度が低速度である場合には、図3(a)と同様に、表示部41は、縮尺が1/6250である狭域地図を表示する。交通範囲と現在位置との間の距離が予め定められた閾値よりも大きく、かつ、走行速度が中速度である場合には、図3(b)と同様に、表示部41は、縮尺が1/2.5万である地図を表示する。交通範囲と現在位置との間の距離が予め定められた閾値よりも大きく、かつ、走行速度が高速度である場合には、図3(c)と同様に、表示部41は、縮尺が1/40万である広域地図を表示する。
図7は、本実施の形態2に係る表示制御装置1の処理を示すフローチャートである。図7の処理は、図4の処理においてステップS3をステップS3aに変更したものである。このステップS3aにて、縮尺制御部14aは、取得部12で取得された走行速度に基づいて、表示部41に表示される地図の縮尺を自動的に制御する。その後、ステップS4に進む。
<実施の形態2のまとめ>
以上のような本実施の形態2に係る表示制御装置1によれば、取得部12で取得された走行速度に基づいて、表示部41に表示される地図の縮尺を自動的に制御する。これにより、運転者は、自ら変更操作を行わなくても、走行速度に対して適切な縮尺の地図を見ることができる。
<実施の形態2の変形例>
実施の形態2では、縮尺制御部14aは、上述の予め定められた条件が満たされない場合に、走行速度に基づいて地図の縮尺を自動的に制御した。しかしこれに限ったものではなく、縮尺制御部14aは、上述の予め定められた条件が満たされる場合にも、走行速度に基づいて地図の縮尺を自動的に制御してもよい。このような制御として、例えば、縮尺制御部14aが、交通情報に基づく縮尺と走行速度に基づく縮尺とに対して、重み付けなどの計算を行うことによって得られる縮尺を、表示部41に表示される地図の縮尺に用いることなどが想定される。
<実施の形態3>
図8は、本発明の実施の形態3に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。以下、本実施の形態3で説明する構成要素のうち、実施の形態1と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
本実施の形態3では、取得部12が、道路種別取得部12cの代わりに、目的地取得部12eを含んでいる。目的地取得部12eは、ユーザの操作から自車両の目的地を取得する。この目的地取得部12eには、例えば、ハードボタン、タッチパネル、及び、音声入力装置などが適用される。出発地は、経路を探索する際に位置取得部12aで取得された自車両の現在位置であってもよいし、目的地と同様にユーザの操作によって指定された地点であってもよい。
本実施の形態3に係る取得部12は、位置取得部12a、交通情報取得部12b及び目的地取得部12eを含むので、自車両の出発地及び目的地を取得することが可能となっている。
また本実施の形態3に係る制御部14は、図1の構成要素に加えて、経路管理部14cをさらに含んでいる。経路管理部14cは、地図データベース11の経路探索情報に基づいて、取得部12で取得された出発地から、取得部12で取得された目的地までの経路を探索し、探索した経路を管理する。
記憶部13は、交通情報、出発地及び目的地と、複数の縮尺とを予め対応付けたテーブルを記憶している。
図9は、記憶部13に記憶されたテーブルの一例を示す図である。図9の例では、出発地、目的地、渋滞、交通規制、「その他」のそれぞれに、13種類の縮尺のいずれかが対応付けられている。図9の例では、出発地、目的地のそれぞれに対応付けられた縮尺(1/6250)は、「その他」に対応付けられた縮尺(1/1.25万)より大きい値に設定されている。ただし、出発地、目的地、「その他」に対応付けられた縮尺の値及び大小関係は、この例に限ったものではない。
図8の本実施の形態3に係る縮尺制御部14aは、実施の形態1と同様に、上述の予め定められた条件が満される場合に、交通情報に基づいて自動縮尺制御を行う。ただし、本実施の形態3に係る縮尺制御部14aは、上述の予め定められた条件が満たされず、かつ、取得部12で取得された出発地及び目的地のいずれかと、取得部12で取得された現在位置との間の距離が、予め定められた閾値以下である場合に、表示部41に表示される地図の縮尺に、予め定められた縮尺(1/6250)を用いる。
以上の結果、交通範囲と現在位置との間の距離が予め定められた閾値よりも大きく、かつ、出発地及び目的地のいずれかと現在位置との間の距離が予め定められた閾値以下である場合には、図10(a)及び図10(b)に示すように、表示部41は、縮尺が1/6250である狭域地図を表示する。交通範囲と現在位置との間の距離が予め定められた閾値よりも大きく、かつ、出発地及び目的地の両方と現在位置との間の距離が予め定められた閾値よりも大きい場合には、図10(c)に示すように、表示部41は、縮尺が1/1.25万である地図を表示する。なお、図10(a)〜図10(c)では、経路管理部14cで探索された経路が実線で示されている。
図11は、本実施の形態3に係る表示制御装置1の処理を示すフローチャートである。図11の処理は、図4の処理においてステップS3をステップS3b、S3c,S3dに変更したものである。
ステップS3bにて、縮尺制御部14aは、取得部12で取得された出発地及び目的地のいずれかと、取得部12で取得された現在位置との間の距離が、予め定められた閾値以下であるか否かを判定する。当該距離が当該閾値以下であると判定した場合には処理がステップS3cに進み、当該距離が当該閾値以下でないと判定した場合には処理がステップS3dに進む。
ステップS3cにて、縮尺制御部14aは、表示部41に表示される地図の縮尺に、予め定められた縮尺(1/6250)を用いる。その後、ステップS4に進む。
ステップS3dにて、縮尺制御部14aは、表示部41に表示される地図の縮尺に、ステップS3cの予め定められた縮尺と異なる別の予め定められた縮尺(1/1.25万)を用いる。その後、ステップS4に進む。
<実施の形態3のまとめ>
以上のような本実施の形態3に係る表示制御装置1によれば、取得部12で取得された出発地及び目的地のいずれかと、取得部12で取得された現在位置との間の距離が、予め定められた閾値以下である場合に、表示部41に表示される地図の縮尺に、予め定められた縮尺を用いる。これにより、運転者は、自ら変更操作を行わなくても、自車両が出発地及び目的地のいずれかに近い場合に狭域地図を見ることができる。
<実施の形態3の変形例>
実施の形態3では、縮尺制御部14aは、上述の予め定められた条件が満たされない場合に、表示部41に表示される地図の縮尺に、出発地等について予め定められた縮尺を用いた。しかしこれに限ったものではなく、縮尺制御部14aは、上述の予め定められた条件が満たされた場合にも、表示部41に表示される地図の縮尺に、出発地等について予め定められた縮尺を用いてもよい。このような制御として、例えば、縮尺制御部14aが、交通情報に基づく縮尺と、出発地等について予め定められた縮尺とに対して、重み付けなどの計算を行うことによって得られる縮尺を、表示部41に表示される地図の縮尺に用いることなどが想定される。
<実施の形態4>
図12は、本発明の実施の形態4に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。以下、本実施の形態4で説明する構成要素のうち、実施の形態1と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
本実施の形態4では、取得部12は、図1の構成要素に加えて、ユーザ取得部12fと、操作取得部12gとをさらに含んでいる。
ここで、ユーザ取得部12fには、例えばBluetooth(登録商標)通信で規定されたBLE(Bluetooth low energy)などの無線通信が可能な近接無線通信装置が適用されている。
ユーザ取得部12fは、図13に示すように自車両の各シートに取り付けられたセンサ48a〜48eと無線通信を行う。センサ48a〜48eは、シートに印加された荷重に基づいて、当該シートに人が座っているか否かを検知し、ユーザ取得部12fは、無線通信を介してセンサ48a〜48eの検知結果を取得する。
ユーザ取得部12fは、センサ48a〜48eのデバイスアドレスと座席位置との対応テーブルを有しており、無線通信によって取得したセンサ48a〜48eの検知結果を対応テーブルに記録する。
図14は、検知結果が記録された対応テーブルの一例を示す図である。ユーザ取得部12fは、当該対応テーブルに基づいて、センサ48a〜48eで検知された人の合計を、乗車人数として算出する。図14の例では、運転席においてのみ人が検知されているので、ユーザ取得部12fは、一人という乗車人数を取得する。このように、本実施の形態4では、ユーザ取得部12fは、自車両の各シートに取り付けられたセンサから、無線通信を用いて乗車人数を取得する。
図12に戻って、このユーザ取得部12fは、自車両の運転者の携帯端末49と無線通信を行うことによって、当該運転者を識別するための運転者識別情報を携帯端末49から取得する。なお、ユーザ取得部12fは、複数の携帯端末を検知した場合には、例えば、RSSIが最も強い携帯端末を運転者の携帯端末49として特定してもよいし、例えば、センサ48a〜48eによる人の検知順と、ユーザ取得部12fによる携帯端末の検知順とを対応させることによって運転者の携帯端末49を特定してもよい。
操作取得部12gは、縮尺を指定するユーザの操作を取得する。この操作取得部12gには、例えば、ハードボタン、タッチパネル、及び、音声入力装置などが適用される。
本実施の形態4に係る取得部12は、ユーザ取得部12f及び操作取得部12gをさらに含むので、自車両の乗車人数、運転者識別情報、及び、縮尺を指定する操作をさらに取得することが可能となっている。
本実施の形態4に係る縮尺制御部14aは、取得部12で取得された乗車人数が複数の場合、上述の予め定められた条件が満たされるか否かに関わらず自動縮尺制御を行わずに、表示部41に表示される地図の縮尺に、取得部12で取得された操作によって指定された縮尺を用いる。
また、縮尺制御部14aは、取得部12で取得された運転者識別情報で識別される運転者が、記憶部13に予め登録された運転者である場合、上述の予め定められた条件が満たされるか否かに関わらず自動縮尺制御を行わずに、表示部41に表示される地図の縮尺に、運転者識別情報に予め対応付けられた縮尺を用いる。
図15は、本実施の形態4に係る表示制御装置1の処理を示すフローチャートである。
まずステップS11にて、制御部14が自車両のドアが閉まったことを確認すると、取得部12は、自車両の乗車人数を取得する。
ステップS12にて、縮尺制御部14aは、取得部12で取得された乗車人数が複数か否かを判定する。乗車人数が複数であると判定した場合には処理がステップS13に進み、乗車人数が一人であると判定した場合には処理がステップS14に進む。
ステップS12からステップS13に進んだ場合、取得部12は、縮尺を指定するユーザの操作を取得する。そして、縮尺制御部14aは、表示部41に表示される地図の縮尺に、取得部12で取得された操作によって指定された縮尺を用いる。その後、図15の処理が終了する。
ステップS12からステップS14に進んだ場合、取得部12は、運転者識別情報を取得する。
ステップS15にて、縮尺制御部14aは、取得部12で取得された運転者識別情報で識別される運転者が、予め登録された運転者であるか否かを判定する。運転者識別情報で識別される運転者が、予め登録された運転者であると判定した場合には処理がステップS16に進み、予め登録された運転者でないと判定した場合には処理がステップS17に進む。
ステップS15からステップS16に進んだ場合、縮尺制御部14aは、表示部41に表示される地図の縮尺に、運転者識別情報に予め対応付けられた縮尺を用いる。その後、図15の処理が終了する。
ステップS15からステップS17に進んだ場合、表示制御部14bは、図16に示すように、地図の縮尺を自動的に制御するテロップを表示部41に表示させる。
ステップS18にて、縮尺制御部14aは、実施の形態1で説明した図4の処理を行う。その後、図15の処理が終了する。
<実施の形態4のまとめ>
以上のような本実施の形態4に係る表示制御装置1によれば、取得部12で取得された乗車人数が複数の場合、自動縮尺制御を行わずに、表示部41に表示される地図の縮尺に、取得部12で取得された操作によって指定された縮尺を用いる。このような構成によれば、運転者以外に同乗者が乗車している場合には、例えば、運転者は同乗者に縮尺を切り替える操作を行うように頼むことによって、適切な縮尺の地図を見ることができる。一方、運転者しか乗車していない場合には、自動縮尺制御によって、適切な縮尺の地図を見ることができる。
また本実施の形態4によれば、運転者識別情報で識別される運転者が、記憶部13に予め登録された運転者である場合、自動縮尺制御を行わずに、表示部41に表示される地図の縮尺に、運転者識別情報に予め対応付けられた縮尺を用いる。このような構成によれば、運転開始時などに運転者の好みの縮尺で、地図を表示することができる。
なお、以上では、ユーザ取得部12fは、センサ48a〜48eと無線通信が可能な無線通信装置であるものとして説明した。しかしこれに限ったものではなく、ユーザ取得部12fは、CAN(Controller Area Network)などを用いてセンサ48a〜48eと有線通信が可能な有線通信装置であってもよい。
また、以上では、ユーザ取得部12fは、自車両の運転者の携帯端末49と無線通信を行うことによって、運転者識別情報を取得するものとして説明した。しかしこれに限ったものではなく、例えば、ユーザ取得部12fは、カメラなどを用いて、運転者の顔を画像認識することによって、運転者識別情報を取得してもよい。
また、以上では、実施の形態1に本実施の形態4を適用したが、実施の形態2または実施の形態3にも同様に適用してもよい。
<実施の形態1〜4の変形例>
実施の形態1〜4において、交通情報は、渋滞の度合を示す渋滞度を含んでもよい。そして、縮尺制御部14aは、交通情報に含まれる渋滞度に基づいて自動縮尺制御を行ってもよい。これにより、渋滞度が低い場合の縮尺と、渋滞度が高い場合の縮尺とを異なるようにすることができる。
また実施の形態1〜4において、交通情報は、通行禁止及び速度制限などの複数種類の交通規制のいずれかを含んでもよい。そして、縮尺制御部14aは、交通情報に含まれる交通規制の種類に基づいて自動縮尺制御を行ってもよい。これにより、例えば、交通規制が通行禁止である場合の縮尺と、交通規制が速度制限である場合の縮尺とを異なるようにすることができる。
また以上の説明では、縮尺制御部14aは、図2などのテーブルに従って、表示部41に表示される地図の縮尺を自動的に制御した。しかしこれに限ったものではなく、縮尺制御部14aは、テーブルの代わりに関数などを用いることによって、表示部41に表示される地図の縮尺を自動的に制御してもよい。
ここで、上述した表示制御装置1における取得部12及び制御部14を取得部12等と呼ぶ。取得部12等は、図17に示す処理回路81により実現される。すなわち、処理回路81は、交通情報と自車両の現在位置とを取得する取得部12と、取得部12で取得された交通情報に含まれる交通範囲と、取得部12で取得された現在位置とに関する予め定められた条件が満たされる場合に、交通情報に基づいて、表示部41に表示される地図の縮尺を自動的に制御する自動縮尺制御を行う制御部14と、を備える。処理回路81には、専用のハードウェアが適用されてもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサが適用されてもよい。プロセッサには、例えば、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、Digital Signal Processorなどが該当する。
処理回路81が専用のハードウェアである場合、処理回路81は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。取得部12等の各部の機能それぞれは、処理回路を分散させた回路で実現されてもよいし、各部の機能をまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
処理回路81がプロセッサである場合、取得部12等の機能は、ソフトウェア等との組み合わせにより実現される。なお、ソフトウェア等には、例えば、ソフトウェア、ファームウェア、または、ソフトウェア及びファームウェアが該当する。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリに格納される。図18に示すように、処理回路81に適用されるプロセッサ82は、メモリ83に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、表示制御装置1は、処理回路81により実行されるときに、交通情報と自車両の現在位置とを取得するステップと、取得された交通情報に含まれる交通範囲と、取得された現在位置とに関する予め定められた条件が満たされる場合に、交通情報に基づいて、表示部41に表示される地図の縮尺を自動的に制御する自動縮尺制御を行うステップと、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ83を備える。換言すれば、このプログラムは、取得部12等の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ83には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)及びそのドライブ装置等が該当する。
以上、取得部12等の各機能が、ハードウェア及びソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、取得部12等の一部を専用のハードウェアで実現し、別の一部をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。以上のように、処理回路81は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
また、以上で説明した表示制御装置1は、Portable Navigation Deviceなどのナビゲーション装置と、携帯電話、スマートフォン及びタブレットなどの携帯端末を含む通信端末と、これらにインストールされるアプリケーションの機能と、サーバとを適宜に組み合わせてシステムとして構築される表示制御システムにも適用することができる。この場合、以上で説明した表示制御装置の各機能あるいは各構成要素は、前記システムを構築する各機器に分散して配置されてもよいし、いずれかの機器に集中して配置されてもよい。
図19は、本変形例に係るサーバ51の構成を示すブロック図である。図19のサーバ51は、通信部51aと制御部51bとを備えており、自車両に搭載されたナビゲーション装置52は、通信部52aを備え、表示部52bと接続されている。
ナビゲーション装置52の通信部52aは、交通情報及び自車両の現在位置を取得し、取得した交通情報及び現在位置を、サーバ51の通信部51aに無線で送信する。サーバ51の制御部51bは、通信部51aで受信した交通情報及び現在位置に基づいて、上述の自動縮尺制御を行うための縮尺を含む制御信号を生成し、当該制御信号を通信部51aから通信部52aに無線で送信する。ナビゲーション装置52は、通信部52aで受信した制御信号に基づいて、表示部52bに表示される地図の縮尺を自動的に制御する。このような構成によっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
図20は、本変形例に係る携帯端末56の構成を示すブロック図である。図20の携帯端末56は、通信部56aと制御部56bとを備えており、自車両に搭載されたナビゲーション装置57は、通信部57aを備え、表示部57bと接続されている。
ナビゲーション装置57の通信部57aは、交通情報及び自車両の現在位置を取得し、取得した交通情報及び現在位置を、携帯端末56の通信部56aに無線で送信する。携帯端末56の制御部56bは、通信部56aで受信した交通情報及び現在位置に基づいて、上述の自動縮尺制御を行うための縮尺を含む制御信号を生成し、当該制御信号を通信部56aから通信部57aに無線で送信する。ナビゲーション装置57は、通信部57aで受信した制御信号に基づいて、表示部57bに表示される地図の縮尺を自動的に制御する。このような構成によっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態及び各変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態及び各変形例を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 表示制御装置、12 取得部、14 制御部、41 表示部、48a〜48e センサ。

Claims (9)

  1. 車両とともに移動可能な表示部に、地図を表示させる表示制御装置であって、
    渋滞及び交通規制の少なくともいずれか1つに関する範囲である交通範囲を含む交通情報と、前記車両の現在位置とを取得する取得部と、
    前記取得部で取得された前記交通情報に含まれる交通範囲と、前記取得部で取得された前記現在位置とに関する予め定められた条件が満たされる場合に、前記交通情報に基づいて、前記表示部に表示される前記地図の縮尺を自動的に制御する自動縮尺制御を行う制御部と
    を備える、表示制御装置。
  2. 請求項1に記載の表示制御装置であって、
    前記取得部は、縮尺を指定する操作と前記車両の乗車人数とをさらに取得し、
    前記制御部は、
    前記取得部で取得された前記乗車人数が複数の場合、前記予め定められた条件が満たされるか否かに関わらず前記自動縮尺制御を行わずに、前記表示部に表示される前記地図の縮尺に、前記取得部で取得された操作によって指定された縮尺を用いる、表示制御装置。
  3. 請求項2に記載の表示制御装置であって、
    前記取得部は、
    前記車両の各シートに取り付けられたセンサから、無線通信を用いて前記乗車人数を取得する、表示制御装置。
  4. 請求項1に記載の表示制御装置であって、
    前記取得部は、前記車両の運転者を識別するための運転者識別情報をさらに取得し、
    前記制御部は、
    前記取得部で取得された前記運転者識別情報で識別される運転者が、予め登録された運転者である場合、前記予め定められた条件が満たされるか否かに関わらず前記自動縮尺制御を行わずに、前記表示部に表示される前記地図の縮尺に、前記運転者識別情報に予め対応付けられた縮尺を用いる、表示制御装置。
  5. 請求項1に記載の表示制御装置であって、
    前記取得部は、前記車両が位置する道路の種別を示す道路種別をさらに取得し、
    前記制御部は、
    前記取得部で取得された前記道路種別に基づいて、前記表示部に表示される前記地図の縮尺を自動的に制御する、表示制御装置。
  6. 請求項1に記載の表示制御装置であって、
    前記取得部は、前記車両の走行速度をさらに取得し、
    前記制御部は、
    前記取得部で取得された前記走行速度に基づいて、前記表示部に表示される前記地図の縮尺を自動的に制御する、表示制御装置。
  7. 請求項1に記載の表示制御装置であって、
    前記取得部は、前記車両の出発地及び目的地さらに取得し、
    前記制御部は、
    前記取得部で取得された前記出発地及び前記目的地のいずれかと、前記取得部で取得された現在位置との間の距離が、予め定められた閾値以下である場合に、前記表示部に表示される前記地図の縮尺に、予め定められた縮尺を用いる、表示制御装置。
  8. 請求項1から請求項7のうちのいずれか1項に記載の表示制御装置であって、
    前記予め定められた条件は、
    前記取得部で取得された前記交通情報に含まれる交通範囲と、前記取得部で取得された現在位置との間の距離が、予め定められた閾値以下であることを含む、表示制御装置。
  9. 車両とともに移動可能な表示部に、地図を表示させる表示制御方法であって、
    渋滞及び交通規制の少なくともいずれか1つに関する範囲である交通範囲を含む交通情報と、前記車両の現在位置とを取得し、
    取得された前記交通情報に含まれる交通範囲と、取得された前記現在位置とに関する予め定められた条件が満たされる場合に、前記交通情報に基づいて、前記表示部に表示される前記地図の縮尺を自動的に制御する自動縮尺制御を行う、表示制御方法。
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