JP2019194536A - 走行支援装置及び走行支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な駐車可能地点を案内可能な技術を提供することを目的とする。【解決手段】走行支援装置1は、取得部11と制御部12とを備える。取得部11は、第1目的地を取得する。制御部12は、第1目的地に関する予め定められた第1条件が満たされる場合に、第1目的地の徒歩圏内に位置する駐車可能地点のうち、人が駐車可能地点から第1目的地まで徒歩で移動するのに要する徒歩時間が予め定められた第2条件を満たす地点を、第2目的地として出力部31に案内させる制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、地図データを用いて車両の走行を支援する走行支援装置及び走行支援方法に関する。
ナビゲーション装置などのように、地図データを用いて車両の走行を支援する走行支援装置について様々な技術が提案されている。例えば、特許文献1には、車両がなるべく到着希望時刻に目的地に到着できる経路を案内する技術が提案されている。
特開2003−166838号公報
例えば、車両の目的地が駐車可能エリアを有していない場合などには、車両のユーザは、当該目的地と異なる駐車可能地点に車両を停めて、徒歩で当該駐車可能地点から当該目的地に向かうことが想定される。この場合、目的地の代わりに駐車可能地点を案内することが好ましいが、不適切な駐車可能地点を案内してしまうことがあるという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、適切な駐車可能地点を案内可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る走行支援装置は、地図データを用いて車両の走行を支援する走行支援装置であって、第1目的地を取得する取得部と、第1目的地に関する予め定められた第1条件が満たされる場合に、第1目的地の徒歩圏内に位置する駐車可能地点のうち、人が駐車可能地点から第1目的地まで徒歩で移動するのに要する徒歩時間が予め定められた第2条件を満たす地点を、第2目的地として出力部に案内させる制御を行う制御部とを備える。
本発明によれば、第1目的地に関する予め定められた第1条件が満たされる場合に、第1目的地の徒歩圏内に位置する駐車可能地点のうち、人が駐車可能地点から第1目的地まで徒歩で移動するのに要する徒歩時間が予め定められた第2条件を満たす地点を、第2目的地として出力部に案内させる制御を行う。このような構成によれば、適切な駐車可能地点を案内することができる。
実施の形態1に係る走行支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る走行支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る走行支援装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る走行支援装置の表示例を示す図である。 その他の変形例に係る走行支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係る走行支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係るサーバの構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係る通信端末の構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1に係る走行支援装置は、地図データを用いて車両の走行を支援する。以下、走行支援装置が搭載され、着目の対象となる車両を「自車両」と記載して説明する。
図1は、本実施の形態1に係る走行支援装置1の構成を示すブロック図である。図1の走行支援装置1は、出力部31と有線または無線によって接続され、出力部31を制御可能となっている。出力部31は、走行支援装置1の制御によって、自車両の室内に各種情報を出力する。出力部31は、例えば、各種情報を表示する液晶ディスプレイ及びヘッドアップディスプレイ(HUD)などの表示部、並びに、各種情報を音声出力するスピーカなどの音声出力部などを含む。なお実施の形態1では、出力部31は、走行支援装置1の外部に設けられているが、後述する実施の形態2のように走行支援装置1内に備えられてもよい。
図1の走行支援装置1は、取得部11と、制御部12とを備える。
取得部11は、自車両のユーザによって指定される、ユーザが到着したい地点などを、第1目的地として取得する。取得部11は、例えば、ユーザの手動操作が入力されるボタン及びタッチパネル、ユーザの音声操作が入力されるマイクなどの音声入力装置、並びに、これらのインターフェースなどである。
制御部12は、第1目的地に関する予め定められた第1条件が満たされるか否かを判定する。例えば、第1条件が、第1目的地が駐車可能エリアを有さないことである場合には、制御部12は、地図データに基づいて、第1目的地が駐車可能エリアを有さないか否かを判定する。
第1条件が満たされる場合、制御部12は、第1目的地の徒歩圏内に位置する駐車可能地点に関して、人が駐車可能地点から第1目的地まで徒歩で移動するのに要する徒歩時間を求める。徒歩圏は、例えば、第1目的地から2km以内の範囲である。駐車可能地点は、例えば地図データにおいて予め規定された、駐車場、及び、駐車が許されるエリアなどを含む。制御部12は、地図データに基づいて、駐車可能地点と第1目的地との間の距離を徒歩速度で割った時間を、徒歩時間として求める。
制御部12は、徒歩時間が、予め定められた第2条件を満たす駐車可能地点を、第2目的地として出力部31に案内させる制御を行う。例えば、第2条件が、徒歩時間が最も短い地点であることであり、かつ、地図データにおいて第1目的地の徒歩圏内の駐車可能地点が複数存在する場合には、制御部12は、複数の駐車可能地点のうち徒歩時間が最も短い地点を第2目的地として決定する。
<実施の形態1のまとめ>
以上のような本実施の形態1に係る走行支援装置1によれば、第1条件が満たされる場合に、第1目的地の徒歩圏内に位置する駐車可能地点のうち、人が駐車可能地点から第1目的地まで徒歩で移動するのに要する徒歩時間が第2条件を満たす地点を、第2目的地として出力部31に案内させる制御を行う。このような構成によれば、絞り込まれた適切な駐車可能地点を案内することができる。
<実施の形態2>
図2は、本実施の形態2に係る走行支援装置1の構成を示すブロック図である。以下、本実施の形態2に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
図2の走行支援装置1は、上述と同様の出力部31を備え、出力部31は表示部31aを備える。また、図2の走行支援装置1は、上述と同様の取得部11、制御部12、及び、出力部31だけでなく、GPS(Global Positioning System)受信部21、位置検出部22、入力部23、時刻検出部24、及び、地図記憶部25を備える。
GPS受信部21は、GPS衛星からの電波を受信し、受信した電波に基づきGPS信号を生成する。位置検出部22は、GPS受信部21で生成されたGPS信号に基づいて、自車両の位置を検出する。
入力部23は、第1目的地と、到着希望時刻と、経路探索の条件とを受け付ける。到着希望時刻は、例えば、ユーザによって指定される指定時刻である。なお、到着希望時刻は、現在時刻からユーザが第1目的地に到着したい時刻までの時間であってもよいし、ユーザが第1目的地に到着したい時刻であってもよい。経路探索の条件は、一般道路の走行を優先する経路を探索すること、高速道路の走行を優先する経路を探索すること、及び、燃費の低減を優先する経路を探索することなどである。これら経路探索の条件を用いた経路探索は公知であるため、以下ではその説明は省略する。
時刻検出部24は、図示しない時計機構から現在時刻を検出する。
地図記憶部25は、表示に用いられたり、目的地や経路などの探索に用いられたりする地図データを記憶する地図データベースである。地図データには、駐車可能地点が予め規定されている。なお、地図データは、地図記憶部25に予め記憶されたデータであってもよいし、走行支援装置1が走行支援装置1の外部と通信を行うことによって当該外部から取得したデータであってもよい。
取得部11は、出発地と、入力部23で受け付けた第1目的地及び到着希望時刻と、時刻検出部24で検出された現在時刻とを取得する。本実施の形態2では、出発地は、位置検出部22で検出された自車両の位置であるものとする。
制御部12は、第1目的地に関する第1条件が満たされるか否かを判定する。本実施の形態2では、第1条件は、第1目的地が駐車可能エリアを有さないことであるものとする。
第1条件が満たされる場合、制御部12は、第1目的地の徒歩圏内に位置する駐車可能地点に関して、駐車可能地点と第1目的地との間の距離を徒歩速度で割った時間を、徒歩時間として求める。なお、制御部12は、地図データに基づいて、駐車可能地点と第1目的地との間の直線距離を求めて、当該距離を徒歩速度で割った時間を、徒歩時間として求めてもよい。または、制御部12は、地図データに基づいて、駐車可能地点と第1目的地との間の、人が徒歩で移動可能な経路上の距離を求めて、当該距離を徒歩速度で割った時間を、徒歩時間として求めてもよい。徒歩速度は、全てのユーザに共通して設定された速度(例えば平均速度80m/min)であってもよいし、ユーザごとに設定された速度であってもよい。
制御部12は、駐車可能地点のうち徒歩時間が第2条件を満たす地点を、第2目的地として決定する。本実施の形態2では、第2条件は、人が第1目的地に到着する到着時刻が指定時刻に最も近い地点であることとする。以下、このような機能を有する制御部12の一例について説明する。
制御部12は、出発地、駐車可能地点、徒歩時間、現在時刻及び地図データに基づいて、人が第1目的地に到着する到着時刻を求める。具体的には、制御部12は、地図データに基づいて、出発地と駐車可能地点との間の距離を求め、当該距離を自車両の平均速度で割った時間と、上述した徒歩時間とを現在時刻に加えることによって、到着時刻を求める。
そして、制御部12は、地図データにおいて第1目的地の徒歩圏内に位置する駐車可能地点が複数存在する場合に、各駐車可能地点について当該到着時刻を求め、当該複数の駐車可能地点のうち到着時刻が指定時刻に最も近い地点を第2目的地として決定する。一方、制御部12は、地図データにおいて第1目的地の徒歩圏内に位置する駐車可能地点が1つしか存在しない場合に、当該駐車可能地点を第2目的地として決定する。
なお、第2目的地は、到着時刻が指定時刻に最も近い駐車可能地点であれば、第1目的地に最も近い駐車可能地点でなくてもよい。また、地図データにおいて第1目的地の徒歩圏内に位置する駐車可能地点が1つしか存在せず、かつ、当該駐車可能地点について求められた到着時刻が、到着希望時刻よりも予め定められた時間以上早い場合などには、制御部12は、当該駐車可能地点までの経路として、寄り道を含む経路を探索してもよい。
以上のように、第1条件が満たされる場合(本実施の形態2では第1目的地が駐車可能エリアを有さない場合)に、制御部12は、第2目的地を決定し、当該第2目的地を出力部31に案内させる制御を行う。一方、第1条件が満たされない場合(本実施の形態2では第1目的地が駐車可能エリアを有する場合)に、制御部12は、第1目的地を出力部31に案内させる制御を行う。以上のように、本実施の形態2に係る制御部12は、目的地検索機能と、経路探索機能とを有している。
<動作>
図3は、本実施の形態2に係る走行支援装置1の動作を示すフローチャートである。
ステップS1にて、取得部11は、位置検出部22で検出された自車両の位置と、入力部23で受け付けた第1目的地及び到着希望時刻と、時刻検出部24で検出された現在時刻とを取得する。
ステップS2にて、制御部12は、取得部11で取得された第1目的地が第1条件を満たすか否かを判定する。第1条件が満たされる場合には処理がステップS3に進み、第1条件が満たされない場合には処理がステップS5に進む。本実施の形態2では、第1目的地が駐車可能エリアを有さない場合には処理がステップS3に進み、第1目的地が駐車可能エリアを有する場合には処理がステップS5に進む。
ステップS3にて、制御部12は、第1目的地の徒歩圏内に位置する駐車可能地点に関して、人が駐車可能地点から第1目的地まで徒歩で移動するのに要する徒歩時間を求める。
ステップS4にて、制御部12は、駐車可能地点のうち徒歩時間が第2条件を満たす地点を、第2目的地として決定する。なお、第2目的地が求められる過程において、自車両の位置から当該第2目的地までの経路も探索される。その後、処理がステップS6に進む。
ステップS5にて、制御部12は、自車両の位置から第1目的地までの経路を探索する。その後、処理がステップS6に進む。
ステップS6にて、制御部12は、探索された経路を推奨経路として、表示部31aに表示させる制御を行う。なお、ステップS4を経てステップS6の処理が行われる場合には、制御部12は、徒歩時間を表示部31aに表示させる制御も行ってもよい。
ステップS7にて、入力部23は、ユーザが推奨経路の中から選択した経路を受け付け、取得部11は、入力部23で受け付けられた経路を取得する。これにより、ユーザは、表示部31aに表示された推奨経路の中から好みの経路を選択することができる。
ステップS8にて、制御部12は、取得部11で取得された経路を用いて、第1目的地または第2目的地までの案内を行う。なお本実施の形態2では、制御部12は、第2目的地を出力部31に案内させる制御を行う場合に、第2目的地から第1目的地までの徒歩で移動すべき経路を拡大して表示部31aに表示させる制御を行う。その後、図3の動作が終了する。
図4は、ステップS8にて、第2目的地を案内する場合の表示例を示す図である。図4には、自車両の位置41と、第1目的地42と、第2目的地43と、位置41と第2目的地43との間の経路44と、第2目的地43から第1目的地42までの徒歩で移動すべき経路45とが示されている。このうち、第1目的地42、第2目的地43、及び、経路45は、表示部31aの画面の一部46において拡大されて表示されている。
<実施の形態2のまとめ>
以上のような本実施の形態2に係る走行支援装置1によれば、第1条件が駐車可能エリアを有さない場合に、第1目的地の徒歩圏内に位置する駐車可能地点のうち、徒歩時間に基づく到着時刻が指定時刻に最も近い地点を、第2目的地として出力部31に案内させる制御を行う。このような構成によれば、絞り込まれた適切な駐車可能地点である第2目的地を案内することができる。
また本実施の形態2によれば、第1条件が満たされない場合(本実施の形態2では第1条件が駐車可能エリアを有する場合)に、第1目的地を出力部31に案内させる制御を行うので、適切な目的地を案内することができる。
<変形例1>
実施の形態2では、第1条件は、第1目的地が駐車可能エリアを有さないことであったが、これに限ったものではない。
例えば、第1条件は、第1目的地から予め定められた範囲内の道路の幅が予め定められた幅以下であることであってもよい。第1条件がこのように定められた構成では、制御部12は、地図データに基づいて、第1目的地から予め定められた範囲内の道路の幅が予め定められた幅以下であるか否かを判定する。なお、予め定められた範囲は、例えば徒歩圏よりも狭い範囲であり、予め定められた幅は、例えば自車両の横幅以上の幅である。
また例えば、走行支援装置1が、VICS(Vehicle Information and Communication System)(登録商標)からの道路状況を示す信号を受信可能に構成されている場合には、第1条件は、第1目的地から予め定められた範囲内に渋滞があること、または、第1目的地から予め定められた範囲内に通行禁止があることであってもよい。
<変形例2>
実施の形態2では、第2条件は、徒歩時間に基づく到着時刻が指定時刻に最も近い地点であることであったが、これに限ったものではない。実施の形態1で例示したように、例えば、第2条件は、徒歩時間が最も短い地点であることであってもよい。
また例えば、地図データに、駐車料金が予め規定されている場合には、第2条件は、徒歩時間に基づく到着時刻と指定時刻との差が予め定められた時間以下で、かつ駐車料金が最も低い地点であってもよい。また例えば、地図データに、駐車可能な車種が予め規定されている場合には、第2条件は、徒歩時間に基づく到着時刻と指定時刻との差が予め定められた時間以下で、かつ車両の車種を駐車可能な地点であることであってもよい。
<その他の変形例>
上述した図1の取得部11及び制御部12を、以下「取得部11等」と記す。取得部11等は、図5に示す処理回路81により実現される。すなわち、処理回路81は、第1目的地を取得する取得部11と、第1目的地に関する予め定められた第1条件が満たされる場合に、第1目的地の徒歩圏内に位置する駐車可能地点のうち、人が駐車可能地点から第1目的地まで徒歩で移動するのに要する徒歩時間が予め定められた第2条件を満たす地点を、第2目的地として出力部に案内させる制御を行う制御部12と、を備える。処理回路81には、専用のハードウェアが適用されてもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサが適用されてもよい。プロセッサには、例えば、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)などが該当する。
処理回路81が専用のハードウェアである場合、処理回路81は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。取得部11等の各部の機能それぞれは、処理回路を分散させた回路で実現されてもよいし、各部の機能をまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
処理回路81がプロセッサである場合、取得部11等の機能は、ソフトウェア等との組み合わせにより実現される。なお、ソフトウェア等には、例えば、ソフトウェア、ファームウェア、または、ソフトウェア及びファームウェアが該当する。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリに格納される。図6に示すように、処理回路81に適用されるプロセッサ82は、メモリ83に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、走行支援装置1は、処理回路81により実行されるときに、第1目的地を取得するステップと、第1目的地に関する予め定められた第1条件が満たされる場合に、第1目的地の徒歩圏内に位置する駐車可能地点のうち、人が駐車可能地点から第1目的地まで徒歩で移動するのに要する徒歩時間が予め定められた第2条件を満たす地点を、第2目的地として出力部に案内させる制御を行うステップと、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ83を備える。換言すれば、このプログラムは、取得部11等の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ83は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、そのドライブ装置等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
以上、取得部11等の各機能が、ハードウェア及びソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、取得部11等の一部を専用のハードウェアで実現し、別の一部をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば、取得部11については専用のハードウェアとしての処理回路81、インターフェース及びレシーバなどでその機能を実現し、それ以外についてはプロセッサ82としての処理回路81がメモリ83に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、処理回路81は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
また、以上で説明した走行支援装置1は、PND(Portable Navigation Device)及びナビゲーション装置などの車両装置と、携帯電話、スマートフォン及びタブレットなどの携帯端末を含む通信端末と、車両装置及び通信端末の少なくともいずれか1つにインストールされるアプリケーションの機能と、サーバとを適宜に組み合わせてシステムとして構築される走行支援システムにも適用することができる。この場合、以上で説明した走行支援装置1の各機能あるいは各構成要素は、前記システムを構築する各機器に分散して配置されてもよいし、いずれかの機器に集中して配置されてもよい。例えば、表示制御装置は、図2のGPS受信部21、位置検出部22、入力部23、時刻検出部24、及び、地図記憶部25の少なくともいずれか1つをさらに備えてもよい。また例えば、サーバがナビゲーション装置の検索機能及び探索機能を備え、車両に搭載された車載装置が表示機能及び位置検出機能だけを備える構成であってもよい。
図7は、本変形例に係るサーバ91の構成を示すブロック図である。図7のサーバ91は、通信部91aと制御部91bとを備えており、車両92のナビゲーション装置93と無線通信を行うことが可能となっている。
取得部である通信部91aは、ナビゲーション装置93と無線通信を行うことにより、ナビゲーション装置93で取得された第1目的地を受信する。
制御部91bは、サーバ91の図示しないプロセッサなどが、サーバ91の図示しないメモリに記憶されたプログラムを実行することにより、図1の制御部12と同様の機能を有している。つまり、制御部91bは、通信部91aで受信された第1目的地に関する予め定められた第1条件が満たされる場合に、第1目的地の徒歩圏内に位置する駐車可能地点のうち、人が駐車可能地点から第1目的地まで徒歩で移動するのに要する徒歩時間が予め定められた第2条件を満たす地点を、第2目的地として求める。そして、制御部91bは、求めた第2目的地をナビゲーション装置93に案内させる制御を行うための制御信号を生成する。通信部91aは、制御部91bで生成された制御信号をナビゲーション装置93に送信する。このように構成されたサーバ91によれば、例えば、ナビゲーション装置93が、表示機能と、サーバ91との通信機能としか有さなくても、実施の形態1で説明した走行支援装置1と同様の効果を得ることができる。
図8は、本変形例に係る通信端末96の構成を示すブロック図である。図8の通信端末96は、通信部91aと同様の通信部96aと、制御部91bと同様の制御部96bとを備えており、車両97のナビゲーション装置98と無線通信を行うことが可能となっている。なお、通信端末96には、例えば車両97の運転者が携帯する携帯電話、スマートフォン、及びタブレットなどの携帯端末が適用される。このように構成された通信端末96によれば、例えば、ナビゲーション装置98が、表示機能と、通信端末96との通信機能としか有さなくても、実施の形態1で説明した走行支援装置1と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態及び各変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態及び各変形例を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 走行支援装置、11 取得部、12 制御部、31 出力部、31a 表示部、42 第1目的地、43 第2目的地、45 経路。

Claims (9)

  1. 地図データを用いて車両の走行を支援する走行支援装置であって、
    第1目的地を取得する取得部と、
    前記第1目的地に関する予め定められた第1条件が満たされる場合に、前記第1目的地の徒歩圏内に位置する駐車可能地点のうち、人が駐車可能地点から前記第1目的地まで徒歩で移動するのに要する徒歩時間が予め定められた第2条件を満たす地点を、第2目的地として出力部に案内させる制御を行う制御部と
    を備える、走行支援装置。
  2. 請求項1に記載の走行支援装置であって、
    前記予め定められた第1条件は、
    前記第1目的地が駐車可能エリアを有さないこと、
    前記第1目的地から予め定められた範囲内に渋滞があること、
    前記第1目的地から予め定められた範囲内に通行禁止があること、及び、
    前記第1目的地から予め定められた範囲内の道路の幅が予め定められた幅以下であること、の少なくともいずれか1つを含む、走行支援装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の走行支援装置であって、
    前記取得部は、出発地と、指定時刻とをさらに取得し、
    前記制御部は、
    前記出発地、前記駐車可能地点、前記第1目的地、前記徒歩時間及び前記地図データに基づいて、人が前記第1目的地に到着する到着時刻を求め、
    前記予め定められた第2条件は、
    前記徒歩時間に基づく前記到着時刻が前記指定時刻に最も近い地点であること、
    前記徒歩時間に基づく前記到着時刻と前記指定時刻との差が予め定められた時間以下で、かつ駐車料金が最も低い地点であること、または、
    前記徒歩時間に基づく前記到着時刻と前記指定時刻との差が予め定められた時間以下で、かつ前記車両の車種を駐車可能な地点であること、を含む、走行支援装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の走行支援装置であって、
    前記予め定められた第2条件は、
    前記徒歩時間が最も短い地点であること、を含む、走行支援装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の走行支援装置であって、
    前記制御部は、
    前記第1条件が満たされない場合に、前記第1目的地を前記出力部に案内させる制御を行う、走行支援装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の走行支援装置であって、
    前記制御部は、
    前記駐車可能地点と前記第1目的地との間の直線距離に基づいて、前記徒歩時間を求める、走行支援装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の走行支援装置であって、
    前記制御部は、
    前記駐車可能地点と前記第1目的地との間の、人が徒歩で移動可能な経路上の距離に基づいて、前記徒歩時間を求める、走行支援装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の走行支援装置であって、
    前記出力部は、表示部を含み、
    前記制御部は、前記第2目的地を前記出力部に案内させる制御を行う場合に、前記第2目的地から前記第1目的地までの経路を拡大して前記表示部に表示させる制御を行う、走行支援装置。
  9. 地図データを用いて車両の走行を支援する走行支援方法であって、
    第1目的地を取得し、
    前記第1目的地に関する予め定められた第1条件が満たされる場合に、前記第1目的地の徒歩圏内に位置する駐車可能地点のうち、人が駐車可能地点から前記第1目的地まで徒歩で移動するのに要する徒歩時間が予め定められた第2条件を満たす地点を、第2目的地として出力部に案内させる制御を行う、走行支援方法。
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