JP2016003890A - カーナビゲーションシステム、経路探索装置、カーナビゲーション装置、経路探索方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

カーナビゲーションシステム、経路探索装置、カーナビゲーション装置、経路探索方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車両から収集されるプローブ情報に基づいて、ユーザの車両走行パターンに沿った目的地を特定し、経路探索を行うことができるカーナビゲーションシステムを提供する。
【解決手段】カーナビゲーションシステムは、カーナビゲーション装置2と、経路探索装置1とを備える。カーナビゲーション装置2は、車両Cの位置及び時刻の情報を間欠的に送信する。経路探索装置1は、カーナビゲーション装置2から送信された情報を受信し、蓄積する情報蓄積部と、受信した現在の車両の位置及び時刻の情報、及び前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、目的地を特定する目的地特定部と、該目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を探索する経路探索部とを備える。経路探索装置1は、探索して得た経路情報を前記カーナビゲーション装置2へ送信する。カーナビゲーション装置2は、経路情報を受信し、受信した経路情報に基づいて車両Cを目的地へ案内する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の走行経路を案内するカーナビゲーションシステム、経路探索装置、カーナビゲーション装置、経路探索方法及びコンピュータプログラムに関する。
GPSにて車両の位置を検出し、検出された現在地から指定された目的地へ至る経路を探索して車両を目的地へ案内するカーナビゲーションシステムが実用化されている。例えば、カーナビゲーションシステムは、車両に搭載された通信機能を有するカーナビゲーション装置と、車両外の経路探索装置とを備える。カーナビゲーション装置は、目的地及び車両の位置の情報を経路探索装置へ送信し、経路探索を要求する。経路探索装置は、要求に応じて目的地へ至る経路を探索し、探索して得た経路情報をカーナビゲーション装置へ送信する。カーナビゲーション装置は、経路探索装置から送信された経路情報を受信し、受信した経路情報に基づいて、地図上に目的地へ至る経路を表示し、車両を目的地へ案内する。
特許文献1には、走行する複数の車両からプローブ情報を収集し、収集されたプローブ情報を利用して、出発地から目的地へ至る経路を探索する経路探索装置が開示されている。プローブ情報は、例えば、車両の位置、車速、加速度、走行方向等の情報を含む。特許文献1に係る経路探索装置は、車両から収集したプローブ情報に基づいて、経路を構成する道路リンク毎の燃費を特定し、各道路リンクの燃費コストを補正し、補正された燃費コストを用いて、総燃費コストが最小になる経路を探索する。
特開2011−237306号公報
従来技術においては、プローブ情報を用いて経路探索を行うことが行われているが、プローブ情報を用いて、ユーザの車両走行パターンに基づく目的地及び経路の提示は行われていない。
本願発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両から収集されるプローブ情報に基づいて、ユーザの車両走行パターンに沿った目的地を特定し、経路探索を行うことができるカーナビゲーションシステム、経路探索装置、カーナビゲーション装置、経路探索方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明の一態様に係るカーナビゲーションシステムは、車両の位置及び時刻の情報を間欠的に送信するカーナビゲーション装置と、該カーナビゲーション装置から間欠的に送信された情報を受信する受信部を有し、該受信部にて受信した情報に基づいて車両を目的地へ案内する経路を探索し、探索して得た経路情報を前記カーナビゲーション装置へ送信する経路探索装置とを備え、前記カーナビゲーション装置は、該経路探索装置から送信された経路情報を受信し、受信した経路情報に基づいて車両を目的地へ案内するカーナビゲーションシステムであって、前記経路探索装置は、前記受信部にて受信した情報を蓄積する情報蓄積部と、前記受信部にて受信した情報、及び前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、目的地を特定する目的地特定部と、該目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を探索する経路探索部とを備える。
本発明の一態様に係る経路探索装置は、外部装置から間欠的に送信された車両の位置及び時刻の情報を受信する受信部を有し、該受信部にて受信した情報に基づいて車両を目的地へ案内する経路を探索し、探索して得た経路情報を前記外部装置へ送信する経路探索装置であって、前記受信部にて受信した情報を蓄積する情報蓄積部と、前記受信部にて受信した情報、及び前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、目的地を特定する目的地特定部と、該目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を探索する経路探索部とを備える。
本発明の一態様に係るカーナビゲーション装置は、車両の位置及び時刻の情報を間欠的に取得する取得部と、取得した情報に基づいて車両を目的地へ案内する経路を探索し、探索して得た経路情報に基づいて車両を案内するカーナビゲーション装置であって、前記取得部にて取得した情報を蓄積する情報蓄積部と、前記取得部にて取得した情報、及び前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、目的地を特定する目的地特定部と、該目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を探索する経路探索部とを備える。
本発明の一態様に係る経路探索方法は、車両の位置及び時刻の情報を間欠的に取得し、取得した情報に基づいて車両を目的地へ案内する経路を探索し、探索して得た経路情報に基づいて車両を案内する経路探索方法であって、取得した車両の位置及び時刻の情報を蓄積し、取得した車両の位置及び時刻の情報、及び蓄積した情報に基づいて、目的地を特定し、特定した目的地へ至る経路を探索する。
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、車両の位置及び時刻の情報に基づいて車両を目的地へ案内する経路を探索させるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、過去に走行した車両の位置及び時刻の情報を蓄積した情報蓄積部から該情報を読み出し、読み出した情報に基づいて、出発地から目的地へ至る過去の複数の走行経路及び該走行経路を車両が走行した時間を特定する特定部と、該特定部が特定した複数の走行経路及び時間、並びに現在の車両の位置及び時刻の情報を比較することによって、前記複数の走行経路の中から該位置及び時刻に対応する走行経路を特定する対応経路特定部と該対応経路特定部にて特定された走行経路の目的地を特定する目的地特定部と該目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を探索する経路探索部として機能させる。
上記発明によれば、車両から収集されるプローブ情報に基づいて、ユーザの車両走行パターンに沿った目的地を特定し、経路探索を行うことができるカーナビゲーションシステム、経路探索装置、カーナビゲーション装置、経路探索方法及びコンピュータプログラムを提供することが可能になる。
本発明の実施形態1に係るカーナビゲーションシステムの一構成例を示す概念図である。 本発明の実施形態1に係る経路探索装置の一構成例を示すブロック図である。 プローブ情報DBのレコードレイアウト例を示す概念図である。 走行経路DBのレコードレイアウト例を示す概念図である。 本発明の実施形態1に係るカーナビゲーション装置の一構成例を示すブロック図である。 プローブ情報の送信に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 プローブ情報及び走行経路の収集に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 目的地の設定及び経路探索に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態2における天気情報の提供に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態3における帰路の交通状況に係る情報の提供に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態4における立ち寄り地情報の提供に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態5の経路探索に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態6の経路探索に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態7にカーナビゲーション装置の一構成例を示すブロック図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
本発明の一態様に係るカーナビゲーションシステムは、
(1)車両の位置及び時刻の情報を間欠的に送信するカーナビゲーション装置と、該カーナビゲーション装置から間欠的に送信された情報を受信する受信部を有し、該受信部にて受信した情報に基づいて車両を目的地へ案内する経路を探索し、探索して得た経路情報を前記カーナビゲーション装置へ送信する経路探索装置とを備え、前記カーナビゲーション装置は、該経路探索装置から送信された経路情報を受信し、受信した経路情報に基づいて車両を目的地へ案内するカーナビゲーションシステムであって、前記経路探索装置は、前記受信部にて受信した情報を蓄積する情報蓄積部と、前記受信部にて受信した情報、及び前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、目的地を特定する目的地特定部と、該目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を探索する経路探索部とを備える。
本態様にあっては、経路探索装置は、車両から間欠的に送信される該車両の位置及び時刻の情報を受信部にて受信し、受信した情報を情報蓄積部に蓄積する。情報蓄積部に蓄積された情報は、走行する車両の位置及び時刻を含んでおり、ユーザの車両走行パターンを表している。目的地特定部は、受信部にて受信した情報と、情報蓄積部が蓄積している情報とに基づいて、目的地を特定する。受信部にて受信した情報は、現在の車両の位置及び時刻を示す情報であり、現在の車両の位置及び時刻と、過去の車両走行パターンとを照らし合わせることによって、ユーザの車両走行パターンに沿った目的地を特定することが可能である。そして、経路探索部は特定された目的地へ至る経路を探索する。経路探索装置は、探索して得た経路情報をカーナビゲーション装置へ送信し、カーナビゲーション装置は、経路探索装置から送信された経路情報を受信し、受信した経路情報に基づいて車両を目的地へ案内する。
このように、本態様によれば、ユーザの過去の車両走行パターンに沿った目的地を特定して経路を探索し、車両を該目的地へ案内することが可能である。
(2)前記経路探索装置は、前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、出発地から目的地へ至る過去の複数の走行経路及び該走行経路を車両が走行した時間を特定する特定部と、該特定部が特定した複数の走行経路及び時間、並びに前記受信部が受信した車両の位置及び時刻の情報を比較することによって、前記複数の走行経路の中から該位置及び時刻に対応する走行経路を特定する対応経路特定部とを備え、前記目的地特定部は、前記対応経路特定部にて特定された走行経路の目的地を特定する構成が好ましい。
本態様にあっては、経路探索装置の特定部は、情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、出発地から目的地へ至る過去の複数の走行経路と、該走行経路を車両が走行した時間とを特定する。対応経路特定部は、特定された複数の走行経路及び走行した時間と、現在の車両の位置及び時刻とを比較することによって、現在の車両の位置及び時刻に対応した過去の走行経路を特定する。目的地特定部は、特定された過去の走行経路の目的地を、現在の車両の目的地として特定する。
このように、現在の車両と同様の位置及び時刻にあった車両が過去に走行し、到達したことがある目的地を特定し、該目的地を現在の車両の目的地とすることが可能である。
(3)前記経路探索装置は、前記目的地特定部が特定した目的地を示す情報を前記カーナビゲーション装置へ送信する目的地情報送信部を備え、前記カーナビゲーション装置は、前記経路探索装置から送信された目的地を示す情報を受信する目的地情報受信部と、該目的地情報受信部が受信した情報が示す目的地の設定を受け付ける設定受付部と、該設定受付部が目的地の設定を受け付けた場合、目的地の設定情報を前記経路探索装置へ送信する設定情報送信部とを備え、前記経路探索装置は、前記カーナビゲーション装置から送信された設定情報を受信する設定情報受信部を備え、前記経路探索部は前記設定情報受信部にて設定情報を受信した場合、受信した設定情報に係る目的地へ至る経路を探索する構成が好ましい。
本態様にあっては、経路探索装置が特定した目的地の設定をユーザがカーナビゲーション装置側で行い、経路探索装置はユーザによって設定された目的地へ至る経路を探索する。
従って、ユーザは提示された目的地をカーナビゲーション装置側で選択するのみで、所望の目的地を設定することができ、設定された目的地へ車両を案内することができる。
(4)前記経路探索装置は、複数の時間帯それぞれの天気予報情報を取得する天気情報取得部と、前記対応経路特定部にて特定された走行経路の出発地及び目的地を、それぞれ目的地及び出発地とする走行経路及び該走行経路を車両が走行した時間を特定する帰路特定部と、該帰路特定部にて特定した時間及び前記天気情報取得部にて取得した天気予報情報に基づいて、該時間における天気予報情報を特定する天気特定部と、該天気特定部にて特定された天気予報情報を前記カーナビゲーション装置へ送信する天気情報送信部とを備える構成が好ましい。
本態様にあっては、経路探索装置は、設定された目的地から現在地へ至る走行経路の帰路走行時における天気予報情報を特定し、特定された天気予報情報をカーナビゲーション装置へ送信する。
従って、カーナビゲーション装置は、帰路走行時における天気予報情報をユーザに通知することが可能になる。
(5)前記経路探索装置は、経路を構成する複数の経路部分を車両が移動するために必要な平均移動時間を複数の時間帯毎に記憶する移動時間記憶部と、前記対応経路特定部にて特定された走行経路の出発地及び目的地を、それぞれ目的地及び出発地とする走行経路及び該走行経路を車両が走行した時間を特定する帰路特定部と、該帰路特定部にて特定した時間及び前記移動時間記憶部が記憶する平均移動時間に基づいて、前記帰路特定部が特定した走行経路における平均移動時間を特定する移動時間特定部と、該移動時間特定部が特定した平均移動時間に係る情報を前記カーナビゲーション装置へ送信する移動時間情報送信部とを備える構成が好ましい。
本態様にあっては、経路探索装置は、設定された目的地から現在地へ至る走行経路の帰路走行時における平均移動時間を特定し、特定された平均移動時間に係る情報をカーナビゲーション装置へ送信する。
従って、カーナビゲーション装置は、帰路走行時における平均移動時間に係る情報、つまり、道路の混み具合をユーザに通知することが可能になる。
(6)前記経路探索装置は、複数の車両に設けられた前記カーナビゲーション装置から間欠的に送信される各車両の位置及び時刻の情報を前記受信部にて受信するようにしてあり、更に、前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、出発地からの距離が所定距離以上の走行経路の目的地が所定数以上集中している位置を特定する位置特定部と、該位置特定部にて特定された位置を示す情報を前記カーナビゲーション装置へ送信する位置情報送信部とを備える構成が好ましい。
本態様にあっては、位置特定部は、出発地から所定距離以上の走行経路の目的地が所定数以上集中している位置を特定する。つまり遠方から多くのユーザが訪れる位置を特定する。そして、経路探索装置は、特定された位置を示す情報をカーナビゲーション装置へ送信する。
従って、カーナビゲーション装置は、遠方から多くのユーザが訪れる位置に係る情報をユーザに通知することが可能になる。
(7)前記経路探索部が経路を探索した一の車両の出発地と、前記位置特定部にて特定された位置との距離が所定距離以上であるか否かを判定する判定部を備え、前記位置情報送信部は、前記判定部が所定距離以上であると判定した場合、前記位置特定部にて特定された位置を示す情報を前記一の車両の前記カーナビゲーション装置へ送信する構成が好ましい。
本態様にあっては、経路探索装置は、一の車両の出発地と、前記位置特定部にて特定された位置との距離が所定距離以上である場合、特定された位置に係る情報をカーナビゲーション装置へ送信する。一の車両の出発地は例えばユーザの自宅である。該出発地と、特定された位置とが近距離である場合、該位置に係る情報は前記ユーザにとって地元のありふれた情報であるため、このような場合、前記位置に係る情報はカーナビゲーション装置に送信されない。
従って、カーナビゲーション装置は、位置特定部にて特定される位置の内、ユーザにとって有用な位置に係る情報を選択的に通知することが可能になる。
(8)前記経路探索部は、前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、前記受信部が受信した情報が示す車両の位置から前記目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を含む過去の走行経路の内、該車両の走行回数が最多の経路を探索する構成が好ましい。
本態様にあっては、現在の車両の位置から目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を含む過去の走行経路の内、該車両の走行回数が最多の走行経路を探索する。
従って、ユーザが好んで利用する走行経路を用いて、車両を目的地へ案内することが可能である。
(9)前記経路探索装置は、複数の車両に設けられた前記カーナビゲーション装置から間欠的に送信される各車両の位置及び時刻の情報を前記受信部にて受信するようにしてあり、前記経路探索部は、前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、前記受信部が受信した情報が示す一の車両の位置から前記目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を含む他の車両の過去の走行経路の内、最多の車両が走行した経路を探索する構成が好ましい。
本態様にあっては、現在の車両の位置から目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を含む他の車両の過去の走行経路の内、最多の車両が走行している経路を探索する。
従って、多くのユーザが利用する走行経路を用いて、車両を目的地へ案内することが可能である。
本発明の一態様に係る経路探索装置は、
(10)外部装置から間欠的に送信された車両の位置及び時刻の情報を受信する受信部を有し、該受信部にて受信した情報に基づいて車両を目的地へ案内する経路を探索し、探索して得た経路情報を前記外部装置へ送信する経路探索装置であって、前記受信部にて受信した情報を蓄積する情報蓄積部と、前記受信部にて受信した情報、及び前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、目的地を特定する目的地特定部と、該目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を探索する経路探索部とを備える。
本態様にあっては、本態様(1)に係るカーナビゲーションシステムが備える経路探索装置と同様の作用効果を有し、ユーザの過去の車両走行パターンに沿った目的地を特定して経路を探索し、車両を該目的地へ案内することが可能である。
本発明の一態様に係るカーナビゲーション装置は、
(11)車両の位置及び時刻の情報を間欠的に取得する取得部と、取得した情報に基づいて車両を目的地へ案内する経路を探索し、探索して得た経路情報に基づいて車両を案内するカーナビゲーション装置であって、前記取得部にて取得した情報を蓄積する情報蓄積部と、前記取得部にて取得した情報、及び前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、目的地を特定する目的地特定部と、該目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を探索する経路探索部とを備える。
本態様にあっては、本態様(1)に係るカーナビゲーションシステムと同様の作用効果をカーナビゲーション装置が奏し、ユーザの過去の車両走行パターンに沿った目的地を特定して経路を探索し、車両を該目的地へ案内することが可能である。
本発明の一態様に係る経路探索方法は、
(12)車両の位置及び時刻の情報を間欠的に取得し、取得した情報に基づいて車両を目的地へ案内する経路を探索し、探索して得た経路情報に基づいて車両を案内する経路探索方法であって、取得した車両の位置及び時刻の情報を蓄積し、取得した車両の位置及び時刻の情報、及び蓄積した情報に基づいて、目的地を特定し、特定した目的地へ至る経路を探索する。
本態様にあっては、本態様(1)に係るカーナビゲーションシステムと同様の作用効果を経路探索方法において奏し、ユーザの過去の車両走行パターンに沿った目的地を特定して経路を探索し、車両を該目的地へ案内することが可能である。
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、
(13)コンピュータに、車両の位置及び時刻の情報に基づいて車両を目的地へ案内する経路を探索させるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、過去に走行した車両の位置及び時刻の情報を蓄積した情報蓄積部から該情報を読み出し、読み出した情報に基づいて、出発地から目的地へ至る過去の複数の走行経路及び該走行経路を車両が走行した時間を特定する特定部と、該特定部が特定した複数の走行経路及び時間、並びに現在の車両の位置及び時刻の情報を比較することによって、前記複数の走行経路の中から該位置及び時刻に対応する走行経路を特定する対応経路特定部と該対応経路特定部にて特定された走行経路の目的地を特定する目的地特定部と該目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を探索する経路探索部として機能させる。
本態様にあっては、本態様(1)及び(2)に係るカーナビゲーションシステムの経路探索装置と同様の作用効果をコンピュータにおいて奏し、ユーザの過去の車両走行パターンに沿った目的地を特定して経路を探索し、車両を該目的地へ案内することが可能である。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係るカーナビゲーションシステムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1に係るカーナビゲーションシステムの一構成例を示す概念図である。本実施形態1に係るカーナビゲーションシステムは、道路Rを走行する車両Cから収集されるプローブ情報に基づいて、ユーザの車両C走行パターンに沿った目的地を特定し、経路探索を行うことを可能にするシステムである。プローブ情報は、車両Cの位置、車速、時刻等の情報を含む。カーナビゲーションシステムは、通信網Nに接続された経路探索装置1と、複数の車両Cに搭載されたカーナビゲーション装置2とを備える。カーナビゲーション装置2には、車両Cの速度、加速度等を検出する検出器3が接続されており、カーナビゲーション装置2は、車両Cの位置情報、時刻情報、検出器3にて検出した車速情報等を含むプローブ情報を、通信網Nを介して経路探索装置1へ送信する。経路探索装置1は、該カーナビゲーション装置2から送信されたプローブ情報を受信し、蓄積する。経路探索装置1は、蓄積したプローブ情報に基づいて車両Cの目的地を特定し、該目的地へ至る経路を探索する。そして、経路探索装置1は、検索して得た経路情報をカーナビゲーション装置2へ送信する。カーナビゲーション装置2は、経路探索装置1から送信された経路情報を受信し、受信した経路情報に基づいて走行経路を表示し、車両Cの走行経路を案内する。また、通信網Nには、複数の時間帯それぞれの天気予報情報を記憶しており、外部からの要求に応じて天気予報情報を送信する天気情報提供装置4が接続されている。
図2は本発明の実施形態1に係る経路探索装置1の一構成例を示すブロック図である。経路探索装置1は、例えば、該経路探索装置1の各構成部の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)等の制御部11を備えたコンピュータである。制御部11には、バスを介して、ROM12、RAM13、通信部14、記憶部15、時計16及び表示装置17が接続されている。
ROM12は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等の不揮発性メモリであり、コンピュータの初期動作に必要な制御プログラムを記憶している。
RAM13は、DRAM(Dynamic RAM)、SRAM(Static RAM)等のメモリであり、制御部11の演算処理を実行する際にROM12及び記憶部15から読み出された制御プログラム及び後述のコンピュータプログラム51、又は制御部11の演算処理によって生ずる各種データを一時記憶する。
通信部14は、外部のカーナビゲーション装置2、天気情報提供装置4との間で各種情報を送受信するためのインタフェースであり、通信部14による各種情報の送受信は制御部11によって制御される。例えば、通信部14は、ユーザの行動パターンから車両Cの目的地を推定するための情報として、カーナビゲーション装置2から送信されるプローブ情報を受信する。また、通信部14は、天気情報提供装置4に天気予報情報を要求し、該天気情報提供装置4から送信された天気予報情報を受信する。更に、通信部14は、車両Cを目的地へ案内するための経路情報をカーナビゲーション装置2へ送信する。
時計16は年月日及び時刻を計時している。また時計16はカレンダー情報を有しており、制御部11は該時計16から現在の年月日、時刻及び曜日などの時間情報を取得することができる。
表示装置17は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパ等の表示デバイスである。
記憶部15は、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等の読み出しが可能なディスクドライブ、及び可搬式の記録媒体5からデータの読み出しが可能なCD−ROMドライブ等の装置である。記憶部15は、車両Cの目的地を特定し、該目的地へ至る経路を探索するためのコンピュータプログラム51を記憶している。コンピュータプログラム51は、コンピュータ読み取り可能に記録された可搬式メディアであるCD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、BD(Blu-ray Disc)(登録商標)等の記録媒体5を介すなどしてハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等に記録されている。なお、光ディスクは、記録媒体5の一例であり、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、外付けハードディスク、半導体メモリ等にコンピュータプログラム51をコンピュータ読み取り可能に記録しても良い。また、通信網Nに接続されている図示しない外部コンピュータから本実施形態に係るコンピュータプログラム51をダウンロードするようにしても良い。
また、記憶部15は、地図情報15a、平均移動時間DB(Data Base)15b、プローブ情報DB15c及び走行経路DB15dを記憶している。
制御部11は、コンピュータプログラム51が記録された記録媒体5又は記憶部15から、コンピュータプログラム51をRAM13に読み出し、実行することにより、コンピュータを経路探索装置1として機能させる。
地図情報15aは、車両Cが走行する道路R及び建物等を表す画像データである。
平均移動時間DB15bは、複数の道路リンクと、平日及び休日の複数の時間帯における各道路リンクそれぞれの平均移動時間とを対応付けて記憶している。平均移動時間は各道路リンクを移動するために必要な時間である。道路リンクは、隣接する2つの交差点の道路区間であり、車両Cが走行する道路Rを論理的に構成するものである。各道路リンクは、交差点に対応するノードによって接続され、道路R網を論理的に構成する。
図3はプローブ情報DB15cのレコードレイアウト例を示す概念図である。プローブ情報DB15cは、カーナビゲーション装置2から送信されたプローブ情報を格納するデータベースである。プローブ情報DB15cは、受信した複数のプローブ情報それぞれに付されたプローブ情報番号(NO)、車両Cを識別するための識別子、車両走行時の曜日、時刻、位置、車速、車両Cが走行する向き等の情報を対応付けて記憶している。
識別子は例えば「0001」等の数値で表される。曜日は、「日」、「月」、「火」…「土」の7曜で表される。なお、曜日の区分け方法は特に限定されるものでは無く、「平日」及び「休日」のように区分けしても良い。位置は、例えば緯度及び経度によって表される。向きは東西南北の4方を基準にした方位であり、その区分け方法は特に限定されず、8方向、16方向に区分けしても良い。
図4は走行経路DB15dのレコードレイアウト例を示す概念図である。走行経路DB15dは、車両Cが過去に走行した出発地から目的地へ至る走行経路に関する情報を格納するデータベースである。過去の走行経路は、車両Cのプローブ情報から求めることができる。走行経路DB15dは、過去の走行経路を分類するための分類番号、車両Cの識別子、出発地、目的地、経由地、車両走行時の曜日、出発時刻、到着時刻、走行データを対応付けて記憶している。
出発地、目的地、経由地は緯度及び経度によって表される。走行データは、対応する出発地から目的地へ至る走行経路を走行した車両Cから収集された一又は複数のプローブ情報を参照するためのプローブ情報番号である。
図5は本発明の実施形態1に係るカーナビゲーション装置2の一構成例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置2は、例えば、該カーナビゲーション装置2の各構成部の動作を制御するCPU等の制御部21を備えたコンピュータである。制御部21には、バスを介して、ROM22、RAM23、車載通信部24、記憶部25、表示部26、操作部27、時計28,位置検出部29及び取得部30が接続されている。制御部21、ROM22、RAM23、記憶部25及び時計28のハードウェア構成は経路探索装置1と同様である。
車載通信部24は、外部の経路探索装置1との間で各種情報を送受信するためのインタフェースであり、通信部14による各種情報の送受信は制御部11によって制御される。
表示部26は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパ等の表示デバイスである。
操作部27は、表示部26に対する指の接触による静電容量又は電気容量の変化によって、指の接触位置を検出するタッチセンサである。なお、タッチセンサは操作部27の一例であり、マウス、タッチペン等のポインティングデバイス、各種キーであっても良い。
位置検出部29は、GPS受信機を備える。GPS受信機は、人工衛星(GPS衛星)と共にGPSシステムを構成しており、人工衛星からの電波を受信し、自身の位置情報を取得する。
取得部30は、車両Cに搭載された検出器3から出力される検出値に係る情報が入力するインタフェースである。検出器3は、例えば車両Cの速度を検出する車速センサ、加速度等を検出する加速度センサ等を備え、取得部30は車速情報、加速度情報等を取得する。
なお、カーナビゲーション装置2は、専用機であっても良いし、アプリケーションソフトを実行することによってカーナビゲーション機能を実現するスマートフォン等の通信端末であっても良い。また、カーナビゲーション装置2は携帯型であっても良いし、車両Cに固定的に搭載されるものであっても良い。
図6はプローブ情報の送信に係る制御部21の処理手順を示すフローチャートである。カーナビゲーション装置2の制御部21は、位置検出部29にて車両Cの位置を検出する(ステップS11)。そして、制御部21は、車速及び加速度を検出する検出器3から車速情報及び加速度情報等を取得部30にて取得する(ステップS12)。次いで、制御部21は時計28にて計時を行う(ステップS13)。具体的には、制御部21は時計28から現在の時刻情報及び曜日情報を取得する。次いで、制御部21は車両Cの位置情報、車速情報、加速度情報、時刻及び曜日等の情報を含むプローブ情報を、車両Cの識別子と共に、車載通信部24にて経路探索装置1へ送信し(ステップS14)、処理を終える。なお、車両Cの識別子は記憶部25が記憶している。車両Cに搭載されたカーナビゲーション装置2は、プローブ情報を経路探索装置1へ送信する処理を間欠的に実行している。例えば、カーナビゲーション装置2は、数分の周期で定期的にプローブ情報を経路探索装置1へ送信している。
図7はプローブ情報及び走行経路の収集に係る制御部11の処理手順を示すフローチャートである。経路探索装置1の制御部11は、カーナビゲーション装置2から間欠的に送信されたプローブ情報を通信部14にて受信し(ステップS31)、受信したプローブ情報を記憶部15に記憶させる(ステップS32)。つまり、制御部11は、受信したプローブ情報をプローブ情報DB15cに格納する。具体的には、制御部11は、プローブ情報に含まれる曜日、時刻、車両Cの位置、車速、車両Cの走行方向等の情報を車両Cの識別子に対応付けて、プローブ情報DB15cに格納させる。ステップS31及びステップS32の処理によって、複数の車両Cのプローブ情報を収集することができる。プローブ情報の収集は常時行われる。
次いで、制御部11は、プローブ情報DB15cに登録されているプローブ情報に基づいて、車両Cが走行した過去の走行経路と、該走行経路の走行時間とを特定する(ステップS33)。走行経路は、車両Cが特定の出発地から、特定の目的地に至るまでの経路である。
出発地及び目的地は、車両Cが所定時間以上停止した位置である。具体的には、制御部11は、継続的に受信していたプローブ情報の受信が途絶えてから所定時間が経過した場合において、最後に受信したプローブ情報に含まれる位置を目的地として特定すれば良い。また、最後に受信したプローブ情報に含まれる時刻を到着時刻として特定する。
途絶えていたプローブ情報の受信が再開され、その後継続的にプローブ情報を受信した場合において、最初に受信したプローブ情報に含まれる位置を出発地として特定すれば良い。また、最初に受信したプローブ情報に含まれる時刻を出発時刻として特定する。
なお、プローブ情報の受信が途絶えた時間が所定時間未満であるときの車両Cの停止位置は、経由地として特定すれば良い。
更にまた、制御部11は、前記最初に受信したプローブ情報又は前記最後の受信したプローブ情報に含まれる曜日を、前記走行経路を車両Cが走行した曜日として特定する。
更にまた、制御部11は、前記出発時刻及び到着時刻間に、受信したプローブ情報のプローブ情報番号を、走行データとして特定する。
なお、説明の便宜上、プローブ情報を受信して記憶する都度、過去の走行経路の特定を行うように説明しているが、言うまでもなく所定時間間隔毎に走行経路の特定を行うように構成しても良い。つまり、車両Cが過去に走行した走行経路の特定及び記憶を前回行ってから、一定量のプローブ情報が新たに蓄積されてから、次回の走行経路の特定を行えば良い。
次いで、制御部11は、ステップS33で特定した走行経路及び走行時間に係る情報を記憶部15に記憶させ(ステップS34)、処理を終える。つまり、制御部11は、特定した走行経路に係る情報を走行経路DB15dに格納する。具体的には、制御部11は、走行経路を分類するための分類番号、車両Cの識別子、出発地、目的地、経由地、曜日、出発時刻、到着時刻及び走行データを走行経路DB15dに格納させる。
図8は目的地の設定及び経路探索に係る制御部11、12の処理手順を示すフローチャートである。車両Cのイグニッションスイッチがオンになり、カーナビゲーション装置2が起動した場合、以下の処理を実行する。カーナビゲーション装置2の制御部21は、位置検出部29にて車両Cの位置を検出する(ステップS51)。また、制御部21は時計28にて計時を行い、現在の時間情報及び曜日情報を取得する(ステップS52)。そして、制御部21は、車両Cの位置情報、時刻情報及び曜日情報、並びに車両Cの識別子を含み、目的地の設定を要求するための目的地要求情報を、車載通信部24にて経路探索装置1へ送信する(ステップS53)。なお、ステップS53で送信する目的地要求情報に含まれる位置情報及び時刻情報は一組である必要は無く、異なる複数の時点で検出された位置情報及び時刻情報を含めるように構成しても良い。
経路探索装置1の制御部11は、カーナビゲーション装置2から送信された目的地要求情報を通信部14にて受信する(ステップS54)。制御部11は、ステップS54で受信した目的地要求情報に含まれる時刻情報、位置情報、曜日情報、識別子等の情報に基づいて、走行経路DB15dに格納された走行経路の中から、該目的地要求情報に含まれる各情報に対応する走行経路を特定する(ステップS55)。つまり、制御部11は、車両Cの現在の走行経路に近似する走行経路を特定する。例えば、制御部11は、走行経路DB15dに格納されている走行経路のレコードの内、識別子及び曜日が一致しており、且つ位置情報及び時刻情報に近似の出発地及び出発時刻を含むレコードを特定すれば良い。
目的地要求情報に複数の位置情報が含まれている場合、制御部11は、走行経路DB15dに格納されている走行経路のレコードの内、識別子及び曜日が一致しており、且つ該複数の位置情報に近似する走行データを含む走行経路を特定すれば良い。
次いで、制御部11は、ステップS55にて特定した走行経路の目的地を、現在走行している車両Cの目的地の候補として特定する(ステップS56)。ステップS56で特定される目的地の候補は、一つであっても良いし、複数であっても良い。
そして、制御部11は、ステップS55で特定された走行経路が単一の常態走行経路であるか否かを判定する(ステップS57)。常態走行経路は、当該車両Cが当該時刻及び曜日に頻繁に走行している走行経路である。例えば、制御部11は、同一の識別子及び曜日情報、並びに類似の出発地及び出発時刻が対応付けられた全レコード数に対する、ステップS55で特定された走行経路のレコード数が所定値以上である場合、該走行経路を常態走行経路と判定する。
常態走行経路で無いと判定した場合(ステップS57:NO)、制御部11は、ステップS56で特定された目的地を示す目的地情報を、通信部14にてカーナビゲーション装置2へ送信する(ステップS58)。
カーナビゲーション装置2の制御部21は、経路探索装置1から送信された目的地情報を、車載通信部24にて受信する(ステップS59)。そして、制御部21は、受信した目的地情報に基づいて目的地の候補を表示部26に表示させ、目的地の設定を操作部27にて受け付ける(ステップS60)。目的地の候補が一つである場合、制御部21は、該目的地がユーザ所望の目的地であるか否かの確認を行うことができる。目的地の候補が複数である場合、制御部21は、複数の目的地の候補の中からユーザ所望の目的地の選択を受け付けることができる。
目的地の設定を受け付けた制御部21は、設定された目的地を示す目的地設定情報を、車載通信部24にて経路探索装置1へ送信する(ステップS61)。
経路探索装置1の制御部11は、カーナビゲーション装置2から送信された目的地情報を、通信部14にて受信する(ステップS62)。次いで、制御部11は、ステップS62にて受信した目的地情報と、車両Cの位置情報とに基づいて、該目的地へ至る走行経路を探索する(ステップS63)。また、ステップS57において常態走行経路であると判定した場合(ステップS57:YES)、制御部11は、目的地の確認及び選択を省略し、ステップS56で特定された目的地情報と、車両Cの位置情報とに基づいて、経路探索を行う。例えば、制御部11は、経路を構成する道路リンクそれぞれの平均移動時間、燃費、料金等のコストを積算して得た値が小さい経路を探索すれば良い。
次いで、制御部11は、ステップS63の経路探索によって得られた経路情報を、通信部14にてカーナビゲーション装置2へ送信する(ステップS64)。なお、経路情報を送信する際、現在の天気予報情報を経路情報と共にカーナビゲーション装置2へ送信するように構成しても良い。
カーナビゲーション装置2の制御部21は、経路探索装置1から送信された経路情報を車載通信部24にて受信する(ステップS65)。そして制御部21は、受信した経路情報に基づいて、表示部26に表示された地図上に経路を重畳表示させ、車両Cを目的地へ案内する処理を実行する(ステップS66)。
実施形態1に係るカーナビゲーションシステム、経路探索装置1、経路探索方法及びコンピュータプログラム51によれば、車両Cから収集されるプローブ情報に基づいて、ユーザの車両C走行パターンに沿った目的地を特定し、経路探索を行うことができる。
また、本実施形態1によれば、現在の車両Cと同様の位置及び時刻にあった車両Cが過去に走行し、到達したことがある目的地を特定し、該目的地を現在の車両Cの目的地とすることができる。
更に、本実施形態1は、ユーザの行動パターン、つまりユーザが運転する車両Cのプローブ情報に基づいて特定された目的地の候補をユーザに提示し、原則として最終的な目的地の設定をユーザが行うようにしてある。従って、ユーザが意図しない目的地へ至る走行経路が誤って設定されることを防ぐことができる。ユーザは提示された目的地の候補を選択するのみで、所望の目的地を設定することができ、設定された目的地へ車両Cを案内することができる。
更にまた、常態化された走行経路がある場合、例えば平日の朝8:00に自宅にある車両Cが、会社を目的地として走行することが常態化しているような場合、該常態化された走行経路の目的地を自動的に設定し、設定された目的地へ車両Cを案内することができる。従って、ユーザは、車両Cの目的地の選択、確認等の作業を行うこと無く、カーナビゲーション装置2は自動的に車両Cを目的地へ案内することができる。
(実施形態2)
実施形態2に係るカーナビゲーションシステム、カーナビゲーション装置2、経路探索装置1、経路探索方法及びコンピュータプログラム51は、目的地を設定した際、帰路走行時における天気予報をユーザに通知するものである。実施形態2に係る構成は帰路走行時における天気予報の通知に係る処理のみが実施形態1と異なるため、以下、主にかかる相違点を説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図9は実施形態2における天気情報の提供に係る制御部11、12の処理手順を示すフローチャートである。目的地の設定が行われた際、カーナビゲーション装置2の制御部11は、以下の処理を実行する。制御部11は、設定された目的地を示す目的地情報を車載通信部24にて経路探索装置1へ送信する(ステップS211)。
経路探索装置1の制御部11は、カーナビゲーション装置2から送信された目的地情報を通信部14にて受信する(ステップS212)。そして、制御部11は、複数の時間帯それぞれの天気予報情報を取得する(ステップS213)。具体的には、制御部11は、天気予報情報を天気情報提供装置4に要求し、要求に応じて天気情報提供装置4から送信された天気予報情報を通信部14にて受信する。
次いで、制御部11は、走行経路DB15dの情報から、ステップS55で特定した走行経路の出発地及び目的地を、それぞれ目的地及び出発地とする走行経路及び該走行経路と、該走行経路を車両Cが走行した時間を特定する(ステップS214)。つまり、制御部11は、帰路に相当する走行経路と、該走行経路を走行するときの時刻を特定する。
例えば、ステップS55で特定された往路の走行経路が、図4に示す分類番号1の走行経路である場合、その出発地「xx1,yy1」及び目的地「xx3,yy3」である。制御部11は、分類番号1の走行経路を走行した車両Cの識別子「0001」と同一の識別子「0001」が対応付けられており、往路の出発地「xx1,yy1」及び目的地「xx3,yy3」を、目的地「xx1,yy1」及び出発地「xx3,yy3」とする帰路の走行経路として、分類番号2の走行経路を特定する。分類番号2の走行経路に係る出発時刻は「18:00」、到着時刻は「18:30」である。
次いで、制御部11は、特定した帰路の走行経路を走行する時間と、ステップS213で取得した天気予報情報とに基づいて、該時間における天気予報情報を特定する(ステップS215)。帰路の走行経路を走行する時間は、例えば、出発時刻である。なお、帰路の走行経路を走行する時間は出発時刻に限定されるものでは無く、到着時刻を、帰路の走行経路を走行する時間としても良い。また、出発時刻及び到着時刻の中間の時刻を、帰路の走行経路を走行する時間としても良い。
そして、制御部11は、ステップS215で特定した帰路走行時の天気予報情報を、通信部14にて送信する(ステップS216)。
カーナビゲーション装置2の制御部21は、経路探索装置1から送信された天気予報情報を、車載通信部24にて受信する(ステップS217)。そして、制御部21は、受信した天気予報情報を表示部26に表示し(ステップS218)、処理を終える。つまり、制御部21は、帰路走行時における天気予報を表示部26に表示する。
実施形態2によれば、目的地の設定が行われた場合、目的地から現在地へ至る帰路走行時における天気予報をユーザに提供することができる。ユーザは帰路走行時における天気を確認し、所要の対応を取ることができる。
(実施形態3)
実施形態3に係るカーナビゲーションシステム、カーナビゲーション装置2、経路探索装置1、経路探索方法及びコンピュータプログラム51は、目的地を設定した際、帰路走行時における交通状況に係る情報をユーザに通知するものである。実施形態3に係る構成は帰路走行時における交通状況に係る情報の通知処理のみが実施形態1と異なるため、以下、主にかかる相違点を説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図10は実施形態3における帰路の交通状況に係る情報の提供に係る制御部11、12の処理手順を示すフローチャートである。カーナビゲーション装置2の制御部11は、設定された目的地を示す目的地情報を車載通信部24にて経路探索装置1へ送信する(ステップS311)。
経路探索装置1の制御部11は、カーナビゲーション装置2から送信された目的地情報を通信部14にて受信する(ステップS312)。そして、制御部11は、ステップS55で特定した走行経路の出発地及び目的地を、それぞれ目的地及び出発地とする走行経路及び該走行経路と、該走行経路を車両Cが走行した時間を特定する(ステップS313)。
次いで、制御部11は、特定した帰路の走行経路を走行する時間と、平均移動時間DB15bの情報とに基づいて、帰路走行時における該走行経路の平均移動時間を特定する(ステップS314)。
そして、制御部11は、ステップS314で特定した帰路の平均移動時間情報を通信部14にて送信する(ステップS315)。
次いで、制御部11は、経路探索装置1から送信された帰路の平均移動時間情報を、車載通信部24にて受信する(ステップS316)。そして、制御部11は、帰路の平均移動時間情報に基づいて、帰路の交通状況、つまり道路Rの予想混雑状況を表示部26に表示し(ステップS317)、処理を終える。
実施形態3によれば、目的地の設定が行われた場合、目的地から現在地へ至る帰路走行時における予想交通状況をユーザに提供することができる。ユーザは帰路における予想交通状況を確認し、所要の対応を取ることができる。
(実施形態4)
実施形態4に係るカーナビゲーションシステム、カーナビゲーション装置2、経路探索装置1、経路探索方法及びコンピュータプログラム51は、人気の立ち寄り地に係る情報を通知するものである。実施形態3に係る構成は人気の立ち寄り地に係る情報の通知に係る処理のみが実施形態1と異なるため、以下、主にかかる相違点を説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図11は実施形態4における立ち寄り地情報の提供に係る制御部11、12の処理手順を示すフローチャートである。カーナビゲーション装置2の制御部21は、位置検出部29にて車両Cの位置を検出する(ステップS411)。そして、制御部21は、記憶部25が記憶している自宅の位置情報と、ステップS411で検出した現在の車両Cの位置情報を、車載通信部24にて経路探索装置1へ送信する(ステップS412)。
経路探索装置1の制御部11は、カーナビゲーション装置2から送信された自宅及び車両Cの位置情報を通信部14にて受信する(ステップS413)。次いで、制御部11は、走行経路DB15dが蓄積した情報に基づいて、車両Cの位置の周辺であって、出発地からの距離が所定距離以上の走行経路の目的地が所定数以上集中している位置を人気立ち寄り地として特定する(ステップS414)。例えば、制御部11は、走行経路DB15dが蓄積している走行経路の内、出発地と目的地との距離が所定距離のレコードを抽出する。そして、制御部11は、抽出されたレコードに含まれる目的地をクラスタ分析等の手法を用いてクラスタリングし、所定半径距離内に所定数以上の目的地が集合している該目的地の位置を特定すれば良い。
次いで、制御部11は、ステップS414で特定された人気立ち寄り地と、ステップS413で受信した自宅の位置との距離を算出し(ステップS415)、算出された距離が所定距離以上であるか否かを判定する(ステップS416)。所定距離未満であると判定した場合(ステップS416:NO)、制御部11は処理を終える。立ち寄り地が自宅の近くある場合、当該ユーザにとって立ち寄り地情報は地元のありふれた情報であるため、情報の有用性は低い。このため、立ち寄り地がユーザの自宅に近い場合、立ち寄り地情報は送信しない。
ステップS414で特定された人気立ち寄り地と、ステップS413で受信した自宅の位置との距離が所定距離以上であると判定した場合(ステップS416:YES)、立ち寄り地を送信対象として決定する(ステップS417)。そして、制御部11は、走行経路DB15dの情報に基づいて、立ち寄り地での停車時間の平均値を特定し(ステップS418)、停車時間の平均値に基づいて、立ち寄り地の種類を推定する(ステップS419)。例えば、立ち寄り地の種類を、停車時間が30分未満であれば「簡単な買い物場所」、停車時間が30分以上、1時間未満であれば「食事場所」、停車時間が1時間以上、2時間未満であれば「買い物場所」、4時間以上であれば「行楽地」と分類する。
次いで、制御部11は、人気立ち寄り地の位置情報、種類等を示す立ち寄り地情報を、通信部14にてカーナビゲーション装置2へ送信する(ステップS420)。
カーナビゲーション装置2の制御部21は、経路探索装置1から送信された立ち寄り地情報を、車載通信部24にて受信する(ステップS421)。そして、制御部21は、受信した立ち寄り地情報を表示部26に表示し(ステップS422)、処理を終える。
実施形態4によれば、遠方から多くのユーザが訪れる地点の情報を、立ち寄り地情報としてユーザに提供することができる。
また、立ち寄り地がユーザの自宅から遠方にある場合にのみ、立ち寄り地情報を提供するように構成してあるため、ユーザにとって有用な立ち寄り地情報を選択的に提供することができる。
(実施形態5)
実施形態5に係るカーナビゲーションシステム、カーナビゲーション装置2、経路探索装置1、経路探索方法及びコンピュータプログラム51は、ユーザが好んで走行する走行経路を探索し、車両Cを目的地へ案内するものである。実施形態5に係る構成は走行経路の探索に係る処理のみが実施形態1と異なるため、以下、主にかかる相違点を説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図12は実施形態5の経路探索に係る制御部11、12の処理手順を示すフローチャートである。経路探索装置1の制御部11は、ステップS63の経路探索において、以下の処理を実行する。制御部11は、走行経路DB15dが蓄積した走行経路の情報に基づいて、現在の車両Cの位置から、設定された目的地へ至る経路を含む自車両Cの過去の走行経路を抽出する(ステップS511)。ステップS511では現在の時刻及び曜日に拘わらず、全ての走行経路を抽出しても良いし、現在の時刻及び曜日に対応する走行経路のみを抽出するように構成しても良い。
そして、制御部11は、過去の走行経路の内、前記自車両Cの走行回数が最多の走行経路を特定し(ステップS512)、経路探索に係る処理を終える。カーナビゲーション装置2は、経路探索によって得られた走行経路情報に基づいて、車両Cを目的地へ案内する処理を実行する。
実施形態5によれば、カーナビゲーション装置2は、ユーザ自身が良く利用する走行経路を用いて、車両Cを目的地へ案内する。つまり、ユーザの好みに合った経路を通じて目的地へ車両Cを案内することができる。
(実施形態6)
実施形態6に係るカーナビゲーションシステム、カーナビゲーション装置2、経路探索装置1、経路探索方法及びコンピュータプログラム51は、多くのユーザが走行する走行経路を探索し、車両Cを目的地へ案内するものである。実施形態6に係る構成は走行経路の探索に係る処理のみが実施形態1と異なるため、以下、主にかかる相違点を説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図13は実施形態6の経路探索に係る制御部11、12の処理手順を示すフローチャートである。経路探索装置1の制御部11は、ステップS63の経路探索において、以下の処理を実行する。制御部11は、走行経路DB15dが蓄積した走行経路の情報に基づいて、現在の車両Cの位置から、設定された目的地へ至る経路を含む過去の走行経路を抽出する(ステップS611)。ステップS611では現在の時刻及び曜日に拘わらず、全ての走行経路を抽出しても良いし、現在の時刻及び曜日に対応する走行経路のみを抽出するように構成しても良い。
そして、制御部11は、過去の走行経路の内、自車両Cを含め最多の他車両Cが走行した走行経路を特定し(ステップS612)、経路探索に係る処理を終える。なお、自車両Cを含めずに最多の車両Cが走行した走行経路を特定しても良い。カーナビゲーション装置2は、経路探索によって得られた走行経路情報に基づいて、車両Cを目的地へ案内する処理を実行する。
実施形態6によれば、カーナビゲーション装置2は、複数のユーザが良く利用する走行経路を用いて、車両Cを目的地へ案内する。つまり、複数のユーザが利用する効率的な経路を通じて目的地へ車両Cを案内することができる。
なお、本実施形態1〜6は車両Cから収集したプローブ情報を用いてユーザに提供することが可能な情報の一例であり、以下のような情報を提供することもできる。
例えば、経路探索装置1は、走行経路DB15dの情報に基づいて、目的地が集中している位置を特定することによって、駐車場の位置を推定することができる。経路探索装置1は、推定された位置情報をカーナビゲーション装置2へ送信することにより、カーナビゲーション装置2に表示されないような駐車場に係る情報をユーザに提供することができる。
また、経路探索装置1は、走行経路DB15dの情報に基づいて、ある道路Rを車両Cが走行している場合に、同一車線側の店に入っている車両Cと、反対車線の店に入っている車両Cとを特定し、反対車線の店に入っている車両Cの割合を算出することができる。経路探索装置1は、反対車線の店に入っている車両Cの割合が所定の閾値以上である場合、同一車線沿いに立ち寄る店が無い旨の情報をカーナビゲーション装置2へ送信することにより、該情報をユーザに提供することができる。
更に、経路探索装置1は、走行経路DB15dの情報に基づいて、走行する車両Cの数は少ないが、特定の時期及び時間帯において、多くの車両Cが流入及び流出している位置を、穴場スポットとして特定することができる。経路探索装置1は、穴場スポットの位置情報をカーナビゲーション装置2へ送信することにより、穴場スポットの位置情報をユーザに提供することができる。
更にまた、経路探索装置1は、目的地の特定及び経路探索を行った場合、該目的地へ向かう車両Cが相当数存在するもとの推定し、将来の交通状況を推定する等の各種処理を行っても良い。
また、経路探索装置1は、目的地の特定及び経路探索を行った場合、探索して得られた経路を車両Cが特定の車速で走行した場合の交通状況を推定し、混雑が予想される地域を特定しても良い。経路探索装置1は突発的に混雑が予想される地域を推定することができる。また、経路探索装置1は混雑が予想される地域を通りそうな人に警告を与えても良い。
一方、経路探索装置1は、走行経路DB15dに蓄積した情報に基づいて、各分類番号に対応する走行経路を地図に重畳させ、走行経路が重畳された地図情報を表示装置17に表示させる処理を実行する走行経路情報表示部を備えても良い。経路探索装置1の使用者は、走行経路DB15dに蓄積されている走行経路の情報を視覚的に確認することができる。
(実施形態7)
実施形態7に係るカーナビゲーション装置702、経路探索方法及びコンピュータプログラム751は、カーナビゲーション装置702自身が、実施形態1〜6と同様の処理手順によって、目的地の特定、経路探索を行うものである。多くのユーザが走行する走行経路を探索し、車両Cを目的地へ案内するものである。実施形態7に係る構成は、カーナビゲーション装置702の記憶部725の内容、制御部721の処理内容のみが実施形態1〜6と異なるため、以下、主にかかる相違点を説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図14は実施形態7にカーナビゲーション装置702の一構成例を示すブロック図である。実施形態7に係るカーナビゲーション装置702は、実施形態1で説明したカーナビゲーション装置702と同様の構成を有する。つまり、カーナビゲーション装置702は、例えば、該カーナビゲーション装置702の各構成部の動作を制御するCPU等の制御部721を備えたコンピュータである。制御部721には、バスを介して、ROM722、RAM723、車載通信部724、記憶部725、表示部726、操作部727、時計728,位置検出部729及び取得部730が接続されている。但し、実施形態7に係る記憶部は、地図情報725a、平均移動時間DB725b、プローブ情報DB725c、及び走行経路DB725d、並びに本実施形態に係るコンピュータプログラム751を記憶している。各情報及びDB並びにコンピュータプログラム751の内容は実施形態1に係る経路探索装置1の記憶部725が記憶しているものと同様である。
また、記憶部725は、実施形態1における記憶部15と同様、読み出しが可能なディスクドライブ、及び可搬式の記録媒体705からデータの読み出しが可能なCD−ROMドライブ等の装置である。コンピュータプログラム751は、可搬式メディアであるCD−ROM、DVD−ROM、BD等の記録媒体705にコンピュータ読み取り可能に記録されている。
制御部721は、コンピュータプログラム751が記録された記録媒体705又は記憶部725から、コンピュータプログラム751をRAM723に読み出し、実行することにより、コンピュータをカーナビゲーション装置702として機能させる。
カーナビゲーション装置702の制御部11は、図6のステップS11〜ステップS13の処理によって得られた、車両Cの位置情報、車速情報、加速度情報、時刻及び曜日等の情報を、自車両Cの識別子に対応付けてプローブ情報記憶部に記憶させる。他車両Cのプローブ情報は、プローブ情報を収集している外部のサーバ、路側に設けられた通信装置を介して取得しても良いし、車車間通信によって収集するように構成しても良い。車車間通信は、車載無線通信機を搭載した車両C同士で行う通信等である。なお、目的地の自動設定等、他車両Cのプローブ情報を必要としない処理のみを実行する場合、他車両Cのプローブ情報を収集しないように構成することもできる。
目的地の設定及び経路案内に係る処理等、他の処理内容は、情報の送受信を省いた点を除けば図8〜図13で説明した各種処理と同様であるため、詳細な説明を省略する。つまり、実施形態1〜6において経路探索装置1の制御部721が実行する処理を、本実施形態7に係る制御部721が実行する。
実施形態7に係るカーナビゲーション装置702、経路探索方法及びコンピュータプログラム751は、実施形態1〜6と同様の作用効果を奏する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 経路探索装置
2,702 カーナビゲーション装置
3 検出器
4 天気情報提供装置
5,705 記録媒体
11 制御部
12 ROM
13 RAM
14 通信部
15 記憶部
15a 地図情報
15b 平均移動時間DB
15c プローブ情報DB
15d 走行経路DB
16 時計
17 表示装置
21,721 制御部
22,722 ROM
23,723 RAM
24,724 車載通信部
25,725 記憶部
26,726 表示部
27,727 操作部
28,728 時計
29,729 位置検出部
30,730 取得部
51,751 コンピュータプログラム
C 車両
N 通信網
R 道路

Claims (13)

  1. 車両の位置及び時刻の情報を間欠的に送信するカーナビゲーション装置と、該カーナビゲーション装置から間欠的に送信された情報を受信する受信部を有し、該受信部にて受信した情報に基づいて車両を目的地へ案内する経路を探索し、探索して得た経路情報を前記カーナビゲーション装置へ送信する経路探索装置とを備え、前記カーナビゲーション装置は、該経路探索装置から送信された経路情報を受信し、受信した経路情報に基づいて車両を目的地へ案内するカーナビゲーションシステムであって、
    前記経路探索装置は、
    前記受信部にて受信した情報を蓄積する情報蓄積部と、
    前記受信部にて受信した情報、及び前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、目的地を特定する目的地特定部と、
    該目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を探索する経路探索部と
    を備えるカーナビゲーションシステム。
  2. 前記経路探索装置は、
    前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、出発地から目的地へ至る過去の複数の走行経路及び該走行経路を車両が走行した時間を特定する特定部と、
    該特定部が特定した複数の走行経路及び時間、並びに前記受信部が受信した車両の位置及び時刻の情報を比較することによって、前記複数の走行経路の中から該位置及び時刻に対応する走行経路を特定する対応経路特定部と
    を備え、
    前記目的地特定部は、
    前記対応経路特定部にて特定された走行経路の目的地を特定する
    請求項1に記載のカーナビゲーションシステム。
  3. 前記経路探索装置は、
    前記目的地特定部が特定した目的地を示す情報を前記カーナビゲーション装置へ送信する目的地情報送信部を備え、
    前記カーナビゲーション装置は、
    前記経路探索装置から送信された目的地を示す情報を受信する目的地情報受信部と、
    該目的地情報受信部が受信した情報が示す目的地の設定を受け付ける設定受付部と、
    該設定受付部が目的地の設定を受け付けた場合、目的地の設定情報を前記経路探索装置へ送信する設定情報送信部と
    を備え、
    前記経路探索装置は、
    前記カーナビゲーション装置から送信された設定情報を受信する設定情報受信部を備え、
    前記経路探索部は前記設定情報受信部にて設定情報を受信した場合、受信した設定情報に係る目的地へ至る経路を探索する
    請求項2に記載のカーナビゲーションシステム。
  4. 前記経路探索装置は、
    複数の時間帯それぞれの天気予報情報を取得する天気情報取得部と、
    前記対応経路特定部にて特定された走行経路の出発地及び目的地を、それぞれ目的地及び出発地とする走行経路及び該走行経路を車両が走行した時間を特定する帰路特定部と、
    該帰路特定部にて特定した時間及び前記天気情報取得部にて取得した天気予報情報に基づいて、該時間における天気予報情報を特定する天気特定部と、
    該天気特定部にて特定された天気予報情報を前記カーナビゲーション装置へ送信する天気情報送信部と
    を備える請求項2又は請求項3に記載のカーナビゲーションシステム。
  5. 前記経路探索装置は、
    経路を構成する複数の経路部分を車両が移動するために必要な平均移動時間を複数の時間帯毎に記憶する移動時間記憶部と、
    前記対応経路特定部にて特定された走行経路の出発地及び目的地を、それぞれ目的地及び出発地とする走行経路及び該走行経路を車両が走行した時間を特定する帰路特定部と、
    該帰路特定部にて特定した時間及び前記移動時間記憶部が記憶する平均移動時間に基づいて、前記帰路特定部が特定した走行経路における平均移動時間を特定する移動時間特定部と、
    該移動時間特定部が特定した平均移動時間に係る情報を前記カーナビゲーション装置へ送信する移動時間情報送信部と
    を備える請求項2〜請求項4のいずれか一つに記載のカーナビゲーションシステム。
  6. 前記経路探索装置は、
    複数の車両に設けられた前記カーナビゲーション装置から間欠的に送信される各車両の位置及び時刻の情報を前記受信部にて受信するようにしてあり、
    更に、
    前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、出発地からの距離が所定距離以上の走行経路の目的地が所定数以上集中している位置を特定する位置特定部と、
    該位置特定部にて特定された位置を示す情報を前記カーナビゲーション装置へ送信する位置情報送信部と
    を備える請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載のカーナビゲーションシステム。
  7. 前記経路探索部が経路を探索した一の車両の出発地と、前記位置特定部にて特定された位置との距離が所定距離以上であるか否かを判定する判定部を備え、
    前記位置情報送信部は、
    前記判定部が所定距離以上であると判定した場合、前記位置特定部にて特定された位置を示す情報を前記一の車両の前記カーナビゲーション装置へ送信する
    請求項6に記載のカーナビゲーションシステム。
  8. 前記経路探索部は、
    前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、前記受信部が受信した情報が示す車両の位置から前記目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を含む過去の走行経路の内、該車両の走行回数が最多の経路を探索する
    請求項1〜請求項7のいずれか一つに記載のカーナビゲーションシステム。
  9. 前記経路探索装置は、
    複数の車両に設けられた前記カーナビゲーション装置から間欠的に送信される各車両の位置及び時刻の情報を前記受信部にて受信するようにしてあり、
    前記経路探索部は、
    前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、前記受信部が受信した情報が示す一の車両の位置から前記目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を含む他の車両の過去の走行経路の内、最多の車両が走行した経路を探索する
    請求項1〜請求項8のいずれか一つに記載のカーナビゲーションシステム。
  10. 外部装置から間欠的に送信された車両の位置及び時刻の情報を受信する受信部を有し、該受信部にて受信した情報に基づいて車両を目的地へ案内する経路を探索し、探索して得た経路情報を前記外部装置へ送信する経路探索装置であって、
    前記受信部にて受信した情報を蓄積する情報蓄積部と、
    前記受信部にて受信した情報、及び前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、目的地を特定する目的地特定部と、
    該目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を探索する経路探索部と
    を備える経路探索装置。
  11. 車両の位置及び時刻の情報を間欠的に取得する取得部と、取得した情報に基づいて車両を目的地へ案内する経路を探索し、探索して得た経路情報に基づいて車両を案内するカーナビゲーション装置であって、
    前記取得部にて取得した情報を蓄積する情報蓄積部と、
    前記取得部にて取得した情報、及び前記情報蓄積部が蓄積した情報に基づいて、目的地を特定する目的地特定部と、
    該目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を探索する経路探索部と
    を備えるカーナビゲーション装置。
  12. 車両の位置及び時刻の情報を間欠的に取得し、取得した情報に基づいて車両を目的地へ案内する経路を探索し、探索して得た経路情報に基づいて車両を案内する経路探索方法であって、
    取得した車両の位置及び時刻の情報を蓄積し、
    取得した車両の位置及び時刻の情報、及び蓄積した情報に基づいて、目的地を特定し、
    特定した目的地へ至る経路を探索する
    経路探索方法。
  13. コンピュータに、車両の位置及び時刻の情報に基づいて車両を目的地へ案内する経路を探索させるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    過去に走行した車両の位置及び時刻の情報を蓄積した情報蓄積部から該情報を読み出し、読み出した情報に基づいて、出発地から目的地へ至る過去の複数の走行経路及び該走行経路を車両が走行した時間を特定する特定部と、
    該特定部が特定した複数の走行経路及び時間、並びに現在の車両の位置及び時刻の情報を比較することによって、前記複数の走行経路の中から該位置及び時刻に対応する走行経路を特定する対応経路特定部と
    該対応経路特定部にて特定された走行経路の目的地を特定する目的地特定部と
    該目的地特定部が特定した目的地へ至る経路を探索する経路探索部と
    して機能させるコンピュータプログラム。
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