JP2017227389A - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】多様な電力料金体系及び使用者による使用形態に柔軟に対応して、湯切れを防止しつつ安価な沸き上げ運転を行うことのできる貯湯式給湯機を提供する。【解決手段】貯湯式給湯機は、加熱手段で加熱された湯を貯湯タンクに蓄積する沸き上げ運転を制御する沸き上げ制御手段と、使用熱量を取得する手段と、一日の時間帯別の使用熱量に関する情報を記憶する手段と、記憶手段に記憶されている情報の履歴に基づいて、一日の時間帯を使用熱量が多い第1時間帯と使用熱量が第1時間帯よりも少ない第2時間帯に区分する手段と、電力料金の時間帯別情報に基づいて、電力料金が高い高料金時間帯と電力料金が高料金時間帯よりも低い低料金時間帯とを取得する手段と、を備える。そして、沸き上げ制御手段は、第2時間帯かつ低料金時間帯に属する時間帯を他の時間帯よりも優先して、沸き上げ運転を行うように構成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、貯湯式給湯機に関する。
従来、ヒートポンプなどの加熱手段により加熱された湯を貯湯タンクに貯え、貯湯タンクから取り出した湯を用いて、浴槽等の給湯先に給湯する貯湯式給湯機が広く用いられている。
例えば特許文献1には、ユーザの生活パターンに対応して、的確に過去の熱負荷実績の積算を行うことにより、熱負荷の予測を行うことが可能な貯湯式電気温水器の運転学習技術が開示されている。
特開2008−256270号公報
ところで、近年の家庭用電力の小売自由化に伴い、様々な電力料金体系が各社から登場することが予想される。例えば、将来における太陽光発電の普及によって日中の発電量が増加したような場合には、夜間の時間帯よりも昼間の時間帯の電力料金が安価に設定されることも考えられる。一般的に、貯湯式給湯機は、電力料金の単価が安価に設定されている時間帯に沸き上げ運転を行うことにより経済的メリットを得ることができる。このため、沸き上げ運転を行う時間帯は、電力料金体系に応じて柔軟に変化させることが望ましい。しかしながら、沸き上げ運転を行う時間帯は、使用者による給湯の使用パターンも考慮する必要がある。なぜなら、使用者による給湯の使用量が増大する時間帯の前に沸き上げ運転が行なわれていなければ、湯切れが発生するおそれがあるからである。したがって、今後想定される多様な電力料金体系及び使用者による使用形態に柔軟に対応して、湯切れを防止しつつ安価な沸き上げ運転を行うことが今後の課題とされる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、多様な電力料金体系及び使用者による使用形態に柔軟に対応して、湯切れを防止しつつ安価な沸き上げ運転を行うことのできる貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯機は、貯湯タンクと、水を加熱する加熱手段と、加熱手段で加熱された湯を貯湯タンクに蓄積する沸き上げ運転を制御する沸き上げ制御手段と、貯湯タンクから給湯される湯の熱量である使用熱量を取得する取得手段と、一日の時間帯別の使用熱量に関する情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されている情報の履歴に基づいて、一日の時間帯を使用熱量が多い第1時間帯と使用熱量が第1時間帯よりも少ない第2時間帯に区分する区分手段と、電力料金の時間帯別情報に基づいて、電力料金が高い高料金時間帯と電力料金が高料金時間帯よりも低い低料金時間帯とを取得する料金情報取得手段と、を更に備え、沸き上げ制御手段は、第2時間帯かつ低料金時間帯に属する時間帯を他の時間帯よりも優先して、沸き上げ運転を行うように構成されるものである。
本発明の貯湯式給湯機によれば、使用熱量が少なくかつ電力料金が低い時間帯の沸き上げ運転が優先される。これにより、多様な電力料金体系及び使用者による使用形態に柔軟に対応して、湯切れを防止しつつ安価な沸き上げ運転を行うことのできる貯湯式給湯機を提供することが可能となる。
実施の形態1の貯湯式給湯機を示す構成図である。 使用熱量の時間帯別実績と電力料金の時間帯別情報の一例を示している。 実施の形態1の貯湯式給湯機において、制御装置が使用熱量の時間帯別データを演算するためのルーチンを示すフローチャートである。 実施の形態1の貯湯式給湯機において、制御装置が沸き上げ運転を実行するためのルーチンを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の貯湯式給湯機を示す構成図である。図1に示すように、本実施の形態1の貯湯式給湯機50は、タンクユニット33と、ヒートポンプサイクルを利用するように構成されたヒートポンプユニット7とを備えている。ヒートポンプユニット7とタンクユニット33との間は、ヒートポンプ往き配管14、ヒートポンプ戻り配管15及び図示しない電気配線を介して接続されている。また、タンクユニット33には、貯湯式給湯機50の運転動作を制御する制御装置36が内蔵されている。制御装置36は、例えばマイクロコンピュータ等により構成されている。制御装置36は、ROM、RAM、不揮発性メモリ等を含む記憶手段としての記憶部と、記憶部に記憶されたプログラムに基づいて演算処理を実行する演算処理装置(CPU)と、演算処理装置に対して外部の信号を入出力する入出力ポートとを備える。タンクユニット33及びヒートポンプユニット7が備える各種の弁類、ポンプ類、センサ類は、制御装置36に電気配線を介して接続されている。制御装置36は、外部入出力装置35と相互に通信可能に接続されている。
外部入出力装置35は、貯湯式給湯機を操作するための各種操作指示を入力したり、貯湯式給湯機の状態を報知したりするためのものである。特に、貯湯式給湯機を設置した場合又は電力契約を変更した場合等は、使用者が外部入出力装置35から種々の情報を入力することができる。例えば、使用者は、契約している各電力会社の提供する電力単価の時間帯別の情報を入力することができる。また、使用者は、契約している電力料金プランの情報を入力することができる。この場合、外部入出力装置35は、電力料金の時間帯別情報を取得する料金情報取得手段として機能する。
一方、制御装置36は、有線または無線によってHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)70と接続されている。給湯機の操作情報又は動作状態などの各種情報は、HEMS70を介してインターネット100に出力して利用することができる。また、インターネット100からHEMS70を通じて、使用者が入力した電力料金プランの電力単価の時間帯別の情報を入手することができる。この場合、HEMS70は、電力料金の時間帯別情報を取得する料金情報取得手段として機能する。このようなシステムによれば、使用者が細かに電力料金単価を入力せずとも容易に時間帯別の電力料金情報を得ることができる。
次に、貯湯式給湯機50の各構成要素について説明する。ヒートポンプユニット7は、タンクユニット33から導かれた水を加熱する加熱手段として機能する。ヒートポンプユニット7は、圧縮機1、水冷媒熱交換器3、膨張弁4、空気熱交換器6を冷媒循環配管5にて環状に接続し、ヒートポンプサイクルを構成している。水冷媒熱交換器3は、冷媒とタンクユニット33から導かれた水との間で熱交換を行う。
タンクユニット33には、以下の各種部品及び配管などが内蔵されている。貯湯タンク8は、上側が高温で下側が低温になる温度成層を形成して湯水を貯留する。貯湯タンク8の下部に設けられた水導入口8aには、市水である低温水を供給する給水管路9の第三給水配管9cが接続されている。給水管路9については後述する。貯湯タンク8の上部には、温水導入出口8dが設けられている。温水導入出口8dには、貯湯タンク8に貯留した湯を給湯機外部へ供給するための給湯配管21が接続されている。貯湯タンク8には、ヒートポンプユニット7を用いて加熱された高温水がタンク上部から流入し、第三給水配管9cを介して低温水がタンク下部に流入することにより、貯湯タンク8内の上部と下部で温度差が生じるように湯水が貯留される。貯湯タンク8内の湯水の温度分布を検知するため、貯湯タンク8の表面には、高さの異なる位置に複数の温度センサが設置される。本実施の形態1では、貯湯タンク8の上部領域から下部領域に向かって5個の温度サーミスタ41,42,43,44,45が高さを変えて配置されている。制御装置36は、貯湯タンク8に取り付けられたこれらの温度サーミスタにより取得された温度分布に基づいて、貯湯タンク8内の残湯量、つまり貯湯タンク8内に蓄えられた沸き上げ熱量を把握する。
また、タンクユニット33内には、循環ポンプ12及びふろ用熱交換器20が内蔵されている。循環ポンプ12は、後述する各種配管に湯水を循環させるためのポンプである。ふろ用熱交換器20は、貯湯タンク8またはヒートポンプユニット7から供給される高温水を利用して、2次側の加熱対象流体を加熱するための熱交換器である。なお、本実施の形態1では、ふろ用熱交換器20の2次側の構成として、浴槽30内の湯水を循環させるふろ往き配管27及びふろ戻り配管28を例に挙げて説明する。ふろ用熱交換器20は、ふろ往き配管27及びふろ戻り配管28を介して浴槽30と接続され、これらにより循環経路が形成されている。ふろ戻り配管28の途中には、浴槽水を循環させるためのふろ循環ポンプ29と、浴槽30から出た浴槽水の温度を検知するためのふろ戻り温度サーミスタ38とが設置されている。ふろ往き配管27の途中には、ふろ用熱交換器20から出た熱交換後の浴槽水の温度を検知するためのふろ往き温度サーミスタ37が設置されている。
次に、タンクユニット33が備える弁類及び配管類について説明する。タンクユニット33は、三方弁11及び四方弁18を有している。三方弁11は、湯水が流入する2つの入口であるaポート及びbポートと、湯水が流出する1つの出口であるcポートとを有する流路切り替え手段であり、aポートもしくはbポートのどちらかから湯水が流入するように湯水の経路を切り替え可能に構成されている。四方弁18は、湯水が流入する2つの入口であるbポート及びcポートと、湯水が流出する2つの出口であるaポート及びdポートとを有している。四方弁18は、4つの経路、すなわち、a−b経路、a−c経路、b−d経路、c−d経路の間で流路形態を切り替え可能に構成されている。
また、タンクユニット33は、水導出口配管10と、送湯配管13と、第一バイパス配管16と、第二バイパス配管17と、熱源側回路を構成する温水導入配管20a及び温水導出配管20bとを有している。
水導出口配管10は、貯湯タンク8の水導出口8bと三方弁11のaポートとを接続する流路である。送湯配管13は、四方弁18のdポートと、貯湯タンク8の上部の温水導入出口8dとを接続する流路である。前述したヒートポンプ往き配管14は、三方弁11のcポートとヒートポンプユニット7の入口側とを接続する流路であり、ヒートポンプ戻り配管15は、ヒートポンプユニット7の出口側と四方弁18のcポートとを接続する流路である。ヒートポンプ往き配管14の途中に循環ポンプ12が配置されている。第一バイパス配管16は、四方弁18のaポートと、貯湯タンク8の高さ方向の中央部から下部の間に設けられた温水導入口8cとを接続する流路である。第二バイパス配管17は、ヒートポンプ往き配管14の途中に設けられた循環ポンプ12とヒートポンプユニット7の入り口側との間から分岐し、四方弁18のbポートに接続される流路である。温水導入配管20aは、送湯配管13の途中から分岐し、ふろ用熱交換器20の1次側入口に接続される流路である。温水導出配管20bは、ふろ用熱交換器20の1次側出口と三方弁11のbポートとを接続する流路である。
タンクユニット33は、さらに、第一給水配管9a、第二給水配管9b、給湯用混合弁22、ふろ用混合弁23、第一給湯配管24、及び第二給湯配管25を有している。第一給水配管9aの一端は水道等の水源に接続され、第一給水配管9aの他端には減圧弁31を介して第二給水配管9b及び第三給水配管9cが接続されている。第一給水配管9a、第二給水配管9b及び第三給水配管9cによって給水管路9が構成されている。第二給水配管9bは、途中から分岐して給湯用混合弁22及びふろ用混合弁23にそれぞれ接続されている。また、給湯配管21は、途中から分岐して給湯用混合弁22及びふろ用混合弁23にそれぞれ接続されている。第二給湯配管25の途中には、第二給湯配管25を開閉するふろ用電磁弁26が設けられている。
給湯用混合弁22及びふろ用混合弁23は、給湯配管21から供給される高温水と、第二給水配管9bから供給される低温水との流量比を調整する。これにより、使用者が設定した設定温度の湯を生成し、第一給湯配管24及び第二給湯配管25にそれぞれ流入させる。給湯用混合弁22で温度調整された湯は、第一給湯配管24から図示しないシャワー、カラン等の蛇口に供給される。一方、ふろ用混合弁23で温度調整された湯は、第二給湯配管25からふろ用電磁弁26、ふろ往き配管27、ふろ戻り配管28を経て浴槽30に供給される。
タンクユニット33は、貯湯タンク8から給湯される湯の使用熱量を取得する取得手段としての構成を備えている。より詳しくは、給湯配管21の途中には、温度検出手段としての温度サーミスタ40が配置されている。また、第一給水配管9aの途中には、温度検出手段としての温度サーミスタ39が配置されている。また、第一給湯配管24の途中には、流量検出手段としての流量センサ49が配置されている。また、第二給湯配管25の途中には流量検出手段としての流量センサ48が配置されている。また、ヒートポンプ往き温度サーミスタ46は、水冷媒熱交換器3で加熱される前の水の温度を検知するための温度センサであり、ヒートポンプ往き配管14に設けられている。また、ヒートポンプ戻り温度サーミスタ47は、水冷媒熱交換器3で加熱された高温水の温度を検知するための温度センサであり、ヒートポンプ戻り配管15に設けられている。
図1に示す貯湯式給湯機50の制御装置36は、沸き上げ運転を実行する沸き上げ制御手段としての機能を備えている。沸き上げ運転は、ヒートポンプユニット7を利用して貯湯タンク8内の水を沸き上げる運転のことである。この沸き上げ運転時には、ヒートポンプユニット7および循環ポンプ12を稼動させる。また、三方弁11は、aポートがcポートに連通し、bポートが閉状態となるように制御される。また、四方弁18は、cポートがdポートに連通し、aポート及びbポートが閉状態となるように制御される。沸き上げ運転では、循環ポンプ12により、貯湯タンク8の水導出口8bから導出された水が、水導出口配管10、三方弁11、ヒートポンプ往き配管14を通ってヒートポンプユニット7内の水冷媒熱交換器3に送られる。そして、ヒートポンプユニット7内の水冷媒熱交換器3で加熱された高温水が、ヒートポンプ戻り配管15、四方弁18、送湯配管13を通り、温水導入出口8dから貯湯タンク8に流入する。このような沸き上げ運転が実行されることで、貯湯タンク8の内部では、上層部から高温水が貯えられていき、この高温水層が徐々に厚くなる。
次に、実施の形態1の貯湯式給湯機50の特徴的動作について説明する。沸き上げ運転には2つの異なる要求が存在する。沸き上げ運転に求められる要求の一つは、電力料金体系からの要求である。すなわち、電力料金体系には、時間帯別に異なる単価が設定されているものがある。電力料金が安価な低料金時間帯と電力料金が低料金時間帯よりも高価な高料金時間帯が存在する電力料金体系のもとでは、低料金時間帯の範囲で沸き上げ運転を行うことが好ましい。
また、沸き上げ運転に求められるもう一つの要求は、使用者の給湯の使用形態からの要求である。給湯の使用状況は、使用者の生活パターンによって変化する。このため、使用者の給湯使用による湯切れを防止するためには、使用者の生活パターンを分析し、給湯を利用していない時間帯を選定して沸き上げ運転を行うことが好ましい。
そこで、実施の形態1の貯湯式給湯機50では、低料金時間帯でありかつ給湯を利用していない時間帯を優先して選定し、沸き上げ運転を行うこととしている。図2は、使用熱量の時間帯別実績と電力料金の時間帯別情報の一例を示している。以下、図2に示す給湯使用を一例に、実施の形態1の貯湯式給湯機50において実行される制御の具体的処理について説明する。
図3は、実施の形態1の貯湯式給湯機において、制御装置36が使用熱量の時間帯別データを演算するためのルーチンを示すフローチャートである。先ず図3を参照して、使用熱量の時間帯別データおよび一日の合計使用熱量を演算する具体的処理について説明する。なお、以下の説明では、外部入出力装置35により時間帯別の電力料金単価が使用者により入力された場合を例にして説明するが、HEMS70からインターネット100を経由して当該情報を入手した場合も同様である。
図3に示すルーチンのステップS1では、先ず、外部入出力装置35により入力された時間帯ごとの電力料金単価情報が制御装置36の記憶部に記憶される。この電気料金単価情報は一日のうちで電気料金単価が他の時間帯と比べて安い低料金時間帯と、低料金時間帯よりも高い高料金時間帯の情報を少なくとも有している。例えば図2に示す電力料金情報の例では、一日のうちの6〜18時迄が低料金時間帯に設定され、18時から翌朝6時迄が低料金時間帯よりも電力単価が高価な高料金時間帯に設定されている。このような料金プランは、例えば太陽光発電による発電量が増大して日中の電力が過剰となる場合に考えられる。
次のステップS2では、一日の開始時刻が設定される。ここでは、例えば、電気料金単価の切り替わりとなる6時が一日の開始時刻として設定される。そして、設定された開始時刻からの24時間が一日の使用熱量の積算時間として設定され、6時を迎えるごとに使用熱量の積算値がリセットされる。
次のステップS3では、6時以降の使用熱量が規定時間毎、例えば1分毎に計測される。ここでは、具体的には、温度サーミスタ39,40、及び流量センサ49によって検出される温度及び流量に基づいて、第一給湯配管24を介して給湯に使用される使用熱量が算出される。また、温度サーミスタ37,38,39,40、及び流量センサ48によって検出される温度及び流量に基づいて、第二給湯配管25を介して給湯に使用される使用熱量が算出される。そして、第一給湯配管24を介して給湯に使用される使用熱量と第二給湯配管25を介して給湯に使用される使用熱量の合計熱量が最終的な1分毎の使用熱量として算出される。次いで、算出された1分毎の使用熱量が2時間を単位時間帯として積算される。
次のステップS4では、一日である24時間が経過したか否かが判定される。その結果、未だ24時間が経過していないと判定された場合には、上記ステップS3の処理へと戻り、使用熱量の積算が継続される。一方、上記ステップS4において24時間が経過したと判定された場合には、次のステップへと移行して、一日24時間の使用熱量データが制御装置36に保存される。例えば、図2に示す例では、6〜8時の時間帯の使用熱量が1720kcal、12〜14時の時間帯の時間帯の使用熱量が430kcal、24〜2時の時間帯の使用熱量が1720kcal、そして4〜6時の時間帯の使用熱量が8600kcalとなっている。そして、合計の使用熱量は、12470kcal=14.5KWとなっている。
次に、実施の形態1の貯湯式給湯機において実行される沸き上げ運転の具体的処理について説明する。図4は、実施の形態1の貯湯式給湯機50において、制御装置36が沸き上げ運転を実行するためのルーチンを示すフローチャートである。図4に示すルーチンのステップS6では、先ず外部入出力装置35により入力された電力料金の時間帯別の単価情報が読み込まれる。図2に示す例では、6時から18時の時間帯が低料金時間帯に設定され、18時から翌6時までが高料金時間帯に設定されている。
次のステップS7では、過去の時間帯別の使用熱量に関する情報の履歴が制御装置36の記憶部から呼び出される。ここでは、具体的には、例えば、前日の時間帯別の使用熱量が使用される。また、予め定められた期間として例えば2週間の時間帯別の使用熱量の各平均値を時間帯別の使用熱量として使用してもよい。そして、翌日に必要とされる使用熱量が、呼び出された時間帯別の過去の使用熱量と同等であると想定して、翌日の使用熱量が特定される。
次のステップS8では、過去の使用熱量から想定される翌日の使用熱量が、使用熱量の大小によって区分される。例えば夜型の生活を送る使用者の場合、夜間の使用熱量が昼間よりも大きくなるため、生活パターンが使用熱量の大小となって現れる。ここでは、具体的には、時間帯別の翌日の使用熱量が、予め設定された基準熱量未満か否かによって、使用熱量が多い第1時間帯と使用熱量が第1時間帯よりも少ない第2時間帯とに区分される。この場合、制御装置36は、一日の使用熱量を第1時間帯と第2時間帯に区分する区分手段として機能する。なお、図2の例では、基準熱量が860kcalに設定されている。そして、使用熱量が860kcal未満となる2時から4時の第2時間帯及び8時から24時の第2時間帯が、給湯を利用しない時間帯Aとして区分されている。
次のステップS9では、給湯を利用しない時間帯Aでありかつ低料金時間帯である時間帯Bが特定される。そして、時間帯Bの一日の合計時間T1が算出される。なお、図2に示す例では、時間帯Bが8時から18時の時間帯であり、合計時間T1は10時間となる。
次のステップS10では、合計時間T1が必要沸き上げ時間T2以上か否かが判定される。必要沸き上げ時間T2は、一日の使用熱量を賄うための熱量を貯湯タンク8に蓄えるのに要する沸き上げ運転の実行時間である。ここでは、例えばヒートポンプユニット7の加熱能力を4.5KW、加熱効率を0.95とすると、一日の使用熱量14.5KW分を貯湯タンク8に蓄えるのに必要な必要沸き上げ時間T2は次式(1)のように演算される。
T2=14.5/(4.5×0.95)≒3.39(h)・・・(1)
ステップS10の判定の結果、合計時間T1が必要沸き上げ時間T2以上である場合には、次のステップへと移行する。次のステップS12では、合計時間T1において沸き上げ運転が行なわれる。次のステップS13では、温度サーミスタ41〜45によって検出される貯湯タンク内の温度に基づいて、沸き上げ運転によって貯湯タンク8内に蓄えられた沸き上げ熱量が算出される。そして、次のステップS14では、沸き上げ熱量の目標値である一日の使用熱量が貯湯タンク8内に蓄熱されたか否かが判定される。ここでは、具体的には、ステップS13において算出された沸き上げ熱量が一日の使用熱量に達したか否かが判定される。その結果、沸き上げ熱量が一日の使用熱量に到達していない場合には、ステップS13の処理が再度実行される。一方、沸き上げ熱量が一日の使用熱量に到達している場合には、次のステップS15に移行して、沸き上げ運転が終了される。
上記ステップS10の判定の結果、合計時間T1が必要沸き上げ時間T2未満である場合には、次のステップ16へと移行する。次のステップS16では、必要沸き上げ時間T2の不足を補うために、沸き上げ運転の条件が変更される。なお、沸き上げ運転では、給湯を利用しない時間帯である第2時間帯かつ高料金時間帯に属する時間帯よりも、給湯を利用する時間帯である第1時間帯かつ低料金時間帯に属する時間帯が優先されることが好ましい。そこで、ここでは、具体的には、時間帯Bと連続しかつ低料金時間帯である時間帯Cの一部が沸き上げ運転を行う時間帯となるように条件が変更される。なお、図2に示す例では、6時から8時の時間帯が時間帯Cとなっている。上記ステップS16の処理が実行されると、再びステップS9の処理へと移行して、時間帯Cの一部の時間を合計時間T1に加えることが行われる。そして、再び上記ステップS10の判定が行なわれ、合計時間T1が必要沸き上げ時間T2未満である場合には、再びステップS16へと移行する。このような動作が、合計時間T1が必要沸き上げ時間T2以上となるまで繰り返し行なわれる。
なお、上記ステップS16では、ヒートポンプユニット7の加熱能力の条件をより大きな値に変更することとしてもよい。このような動作は、特に時間帯Cを加えてもなお必要沸き上げ時間T2が不足する場合等に有効である。ただし、ヒートポンプユニット7の加熱能力を大きくすると、沸き上げ運転の運転音の増大又は加熱効率の低下が起きることがある。しかしながら、図2に示す例では、沸き上げ運転が昼間の時間帯に行なわれるので、夜間ほど運転音を気にする必要はない。また、加熱効率が低下したとしても、低料金時間帯において必要沸き上げ時間T2の不足分を補うことができるのであれば、経済的メリットを享受することができる。例えば、ヒートポンプユニット7の加熱能力を通常の4.5KWから6KWに変更し、加熱効率が0.95から0.9に低下した場合、必要沸き上げ時間T2は次式(2)のように演算される。この場合、合計時間T1が2.69(h)以上であればよいため、必要沸き上げ時間T2が合計時間T1内に収まる可能性を高めることが可能となる。
T2=14.5/(6×0.9)≒2.69(h)・・・(2)
このように、実施の形態1の貯湯式給湯機50によれば、使用熱量が少なくかつ電力料金が低い時間帯の沸き上げ運転が優先される。これにより、多様な電力料金体系及び使用者による使用形態に柔軟に対応して、湯切れを防止しつつ安価な沸き上げ運転を行うことのできる貯湯式給湯機を提供することが可能となる。
実施の形態1及び2の貯湯式給湯機50が備える制御装置36は、以下のように構成されてもよい。制御装置の各機能は、処理回路により実現されてもよい。制御装置の処理回路は、少なくとも1つのプロセッサと少なくとも1つのメモリとを備えてもよい。処理回路が少なくとも1つのプロセッサと少なくとも1つのメモリとを備える場合、制御装置の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。ソフトウェア及びファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述されてもよい。ソフトウェア及びファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリに格納されてもよい。少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのメモリに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置の各機能を実現してもよい。少なくとも1つのメモリは、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク等を含んでもよい。
制御装置の処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェアを備えてもよい。処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェアを備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものでもよい。制御装置の各部の機能がそれぞれ処理回路で実現されても良い。また、制御装置の各部の機能がまとめて処理回路で実現されても良い。制御装置の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、他の一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、制御装置の各機能を実現してもよい。
7 ヒートポンプユニット、8 貯湯タンク、33 タンクユニット、35 外部入出力装置、36 制御装置、37,38,39,40,41,42,43,44,45 温度サーミスタ、48,49 流量センサ、50 貯湯式給湯機、70 HEMS、100 インターネット

Claims (6)

  1. 貯湯タンクと、
    水を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段で加熱された湯を前記貯湯タンクに蓄える沸き上げ運転を制御する沸き上げ制御手段と、
    前記貯湯タンクから給湯される湯の熱量である使用熱量を取得する取得手段と、
    一日の時間帯別の前記使用熱量に関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記情報の履歴に基づいて、一日の時間帯を前記使用熱量が多い第1時間帯と前記使用熱量が前記第1時間帯よりも少ない第2時間帯に区分する区分手段と、
    電力料金の時間帯別情報に基づいて、電力料金が高い高料金時間帯と電力料金が前記高料金時間帯よりも低い低料金時間帯とを取得する料金情報取得手段と、を更に備え、
    前記沸き上げ制御手段は、
    前記第2時間帯かつ前記低料金時間帯に属する時間帯を他の時間帯よりも優先して、前記沸き上げ運転を行うように構成されていることを特徴とする貯湯式給湯機。
  2. 前記区分手段は、前記使用熱量の過去の履歴の平均値が基準熱量以上の時間帯を前記第1時間帯に区分し、前記平均値が前記基準熱量未満の時間帯を前記第2時間帯に区分するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記沸き上げ制御手段は、前記記憶手段に記憶されている前記情報の履歴に基づいて、一日に沸き上げる熱量である沸き上げ量の目標値を算出し、前記沸き上げ量が前記目標値となるように前記沸き上げ運転を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記沸き上げ制御手段は、前記第2時間帯かつ前記高料金時間帯に属する時間帯よりも前記低料金時間帯かつ前記第1時間帯に属する時間帯を優先して、前記沸き上げ運転を行うように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記沸き上げ制御手段は、前記第2時間帯かつ前記低料金時間帯に属する時間帯における前記沸き上げ運転において前記沸き上げ量が前記目標値に達しない場合に、前記第2時間帯かつ前記低料金時間帯に属する時間帯と連続し、かつ前記低料金時間帯に属する時間帯に前記沸き上げ運転を行うように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記沸き上げ制御手段は、前記第2時間帯かつ前記低料金時間帯に属する時間帯における前記沸き上げ運転において前記沸き上げ量が前記目標値に達しない場合に、前記加熱手段の加熱能力を高めた上で前記第2時間帯かつ前記低料金時間帯に属する時間帯における前記沸き上げ運転を行うように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の貯湯式給湯機。
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