JP2017226409A - 折畳み可能な車両用荷物保持部 - Google Patents

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    • B60R7/02Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps in separate luggage compartment

Abstract

【課題】荷物保持部を簡単に容器状態に起立できると共に、容器状態を確実に保てるようにする。
【解決手段】折畳み状態で収容部13を覆うと共に、対向する一対の辺側を中心にそれぞれ揺動可能に支持され、起立可能な一対の天板部14と、一対の天板部の両端部にそれぞれ折畳み可能に連結され、一対の天板部を起立させたときに互いに対向する位置に起立されて一対の天板部と共に逆四角錐台状の荷物保持部を形成する一対の側板部15とを設ける。側板部に、一対の天板部に一辺がそれぞれ折畳み可能に連結される、略三角形状の一対の第1三角形側板15aと、二辺が該一対の第1三角形側板の他辺にそれぞれ折畳み可能に連結され、底辺が側板部の底辺を構成する第2三角形側板15bとを設け、天板部及び側板部の起立状態において、一対の側板部は上辺が下辺よりも大きく、及び/又は一対の天板部は上辺が下辺よりも大きいようにする。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動車の荷室内等で使用される、折畳み可能な車両用荷物保持部に関する。
この種の荷室内等で使用される折畳み可能な車両用荷物保持部において、例えば特許文献1のように、カーペット本体に矩形に切り欠いた孔を形成し、この孔の対向位置に取り付けた区画壁の両側縁部を可撓性材料によってそれぞれ連結してボックス状の容器を構成する折畳み可能な車両用荷物保持部は知られている。
実開昭60−52139号公報
しかしながら、従来の折畳み可能な車両用荷物保持部では、可撓性材料を使用しており、折畳みに便利で収納には適しているが、区画壁を起立させてボックス状の容器としたときに、その強度が低い。このため、車両の加速時、減速時、方向変更時等に荷物に荷重が加わり、荷物を十分に保持できないという問題がある。
一方で、可撓性材料の部分も区画壁で構成すると、四辺の区画壁の起立状態を保つために隣り合う区画壁同士をフック等で留めなければならず、容器状に組み立てるのが面倒である。
また、荷室内にネットを張って荷物を収容する方法もあるが、荷物の出し入れがしにくく、その容量も小さいという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、荷物保持部を簡単に容器状態に起立できると共に、容器状態を確実に保てるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、折畳み可能な車両用荷物保持部において、
芯材及び該芯材に貼り付けられたカーペット材又は柔軟性を有する材料を有し、荷室内のフロアボードに脱着可能又は該フロアボードに一体の荷物保持部本体と、
上記芯材における荷物が載置される収容部と、
折畳み状態で上記収容部を覆うと共に、対向する一対の辺側を中心にそれぞれ揺動可能に支持され、起立可能な一対の天板部と、
上記一対の天板部の両端部にそれぞれ折畳み可能に連結され、上記一対の天板部を起立させたときに互いに対向する位置に起立されて上記一対の天板部と共に逆四角錐台状の上記車両用荷物保持部を形成する一対の側板部とを備え、
上記側板部は、
上記一対の天板部に一辺がそれぞれ折畳み可能に連結される、略三角形状の一対の第1三角形側板と、
二辺が該一対の第1三角形側板の他辺にそれぞれ折畳み可能に連結され、底辺が上記側板部の底辺を構成する第2三角形側板とを備えており、
上記天板部及び上記側板部の起立状態において、上記一対の側板部は上辺が下辺よりも大きく、及び/又は上記一対の天板部は上辺が下辺よりも大きい。
上記の構成によると、荷物保持部の起立状態において、一対の側板部及び一対の天板部における少なくとも一方の上辺が下辺よりも大きく、上方に向かって広がるように傾斜しているので、一対の側板部及び一対の天板部自身の重さで容器状態を維持しやすく、内部に荷物を収容したときに、荷物が移動しても一対の側板部及び一対の天板部が倒れにくい。なお、「逆四角錐台状」というのは、四角錐台を逆さまにしたような形状で、上方に向かって徐々に広がり、上方が解放された容器状態を意味する。この逆四角錐台状にすることで、直方体状のものに比べて内部容量を増やすことができる。天板及び側板のいずれにおいても上辺が下辺よりも大きくなっているのが望ましいが、天板及び側板のいずれか一方のみが上辺が下辺よりも大きくなっていても効果がある。
また、荷物保持部本体をフロアボードに脱着可能に構成したときには、不要なときには取り外してもよい。また必要なときに任意の位置に取り付けることができて便利である。一方、荷物保持本体をフロアボードに一体に構成する場合には、より剛性を確保しやすい。
以上説明したように、本発明によれば、折畳み状態で収容部を覆うと共に、対向する一対の辺側を中心にそれぞれ揺動可能に支持された起立可能な一対の天板部と、この一対の天板部の両端部にそれぞれ折畳み可能に連結され、一対の天板部を起立させたときに互いに対向する位置に起立されて一対の天板部と共に逆四角錐台状の荷物保持部を形成する一対の側板部とを設けたことにより、荷物保持部を簡単に容器状態に起立できると共に、容器状態を確実に保つことができる。
図1は、実施形態1に係る荷物保持部が折畳み状態のフロアボードが収容された荷室を示す斜視図である。 図2は、実施形態1に係る荷物保持部が起立状態のフロアボードが収容された荷室を示す斜視図である。 図3は、荷物保持部を折畳んだ状態を拡大して示す斜視図である。 図4は、起立状態の荷物保持部を拡大して示す斜視図である。 図5は、図3のV−V線断面図である。 図6は、図3のVI−VI線断面図である。 図7は、図4のVII−VII線断面図である。 図8は、図4のVIII−VIII線断面図である。 図9は、折畳み状態の荷物保持部を拡大して示す斜視図である。 図10は、図9のX−X線断面図である。 図11は、図9のXI−XI線断面図である。 図12は、図9のXII−XII線断面図である。 図13は、起立途中の荷物保持部を拡大して示す斜視図である。 図14は、図13のXIV−XIV線断面図である。 図15は、図13のXV−XV線断面図である。 図16は、図13のXVI−XVI線断面図である。 図17は、起立状態の荷物保持部を拡大して示す斜視図である。 図18は、図17のXVIII−XVIII線断面図である。 図19は、図17のXIX−XIX線断面図である。 図20は、図17のXX−XX線断面図である。 図21は、実施形態2に係る荷物保持部を折畳んだ状態を拡大して示す斜視である。 図22は、実施形態2に係る起立状態の荷物保持部を拡大して示す斜視図である。 図23は、図21のXXIII−XXIII線断面図である。 図24は、図21のXXIV−XXIV線断面図である。 図25は、図22のXXV−XXV線断面図である。 図26は、図22のXXVI−XXVI線断面図である。 図27は、実施形態2の変形例に係る折畳み状態の荷物保持部を拡大して示す斜視図である。 図28は、図27のXXVIII−XXVIII線断面図である。 図29は、図27のXXIX−XXIX線断面図である。 図30は、実施形態2の変形例に係る起立状態の荷物保持部を拡大して示す斜視図である。 図31は、図30のXXXI−XXXI線断面図である。 図32は、図30のXXXII−XXXII線断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1に係る折畳み可能な車両用荷物保持部10が折畳み状態のフロアボード4が収容された荷室1を示し、図2は、荷物保持部10が逆四角錐台状に起立された状態の図1相等図である。このフロアボード4は、例えば、自動車の荷室1の荷室リッド2を開いたフロア3に着脱自在に収容されている。図示しないが、フロアボード4をめくると、例えば金属製のフロア3に収容されたスペアタイヤを取り出せるようになっている。なお、フロアボード4は、脱着自在なものでもよいし、固定式のものでもよい。自動車としては、セダン、SUV、ステーションワゴンなど特に限定されない。
例えば図5に示すように、フロアボード4は、樹脂成形品等よりなる芯材11と、この芯材11に貼り付けられたカーペット材12とを有するフロアボード本体5を備えている。例えば、カーペット材12は、芯材11に接着剤等で貼り付けられている。
芯材11は、例えば厚さ12mm程度の樹脂成形品等の比較的剛性が高く軽量な部材よりなり、荷室1に嵌め込み可能な概ね板状である。芯材11には、他の領域よりも一段低く凹んだ収容部13が形成されている。例えば、収容部13は、平面視で矩形状であり、正方形でもよい。収容部13の底面は、芯材11が露出していてもよく、荷物の保護、騒音防止等のためにカーペット材12等の布材で覆われていてもよい。
フロアボード4は、収容部13の部分に折畳み可能な荷物保持部10を備えている。具体的には、図3、図5及び図6に示すように、この収容部13は、通常、起立可能な略矩形板状の天板部14で覆われている。本実施形態では、天板部14は、対向する一対の辺(収容部13の前辺及び後辺に対応する)を中心にそれぞれ揺動可能に支持され、起立可能な第1天板部14a及び第2天板部14bよりなる。第1天板部14a及び第2天板部14bは、例えば、芯材11と同じ材質の硬質芯材を有し、この硬質芯材の表面側がカーペット材12で覆われており、荷物保持部10の折畳み状態で平坦な天板部14を形成する。天板部14の表面は、周囲と同じカーペット材12で覆われているので、見映えがよい。なお、カーペット材12は、柔軟性を有する材料であれば、それに限定されず、他の布状部材でもよい。また、第1天板部14aの上辺には、例えば、指をかけるために円弧状に切り欠かれた指掛け部14cが設けられている。
また、例えば図3に破線で示すように、第2天板部14bと収容部13の側面とには、それぞれ互い違いに突出する隙間緩和部13aが形成されており、第2天板部14bと収容部13の側面との間の隙間が平面視で、直線状に連続しないようにしてジグザグ形状としている。これにより、荷物保持部10の折畳み状態でカーペット材12が沈み込まないようになっている。なお、ジグザグ形状の間隔等は特に限定されない。
そして、第1天板部14a及び第2天板部14bの両端部には、一対の側板部15がそれぞれ折畳み可能に連結されている。これら一対の側板部15は、例えば天板部14と同じ硬質芯材で形成され、これら硬質芯材を薄く形成した柔軟性のあるヒンジ16で天板部14と一体に連結されている。一対の側板部15もカーペット材12で覆う場合には、ヒンジ16もカーペット材12で覆ってもよいし、覆わなくてもよい。
側板部15は、第1天板部14a及び第2天板部14bに一辺がそれぞれ折畳み可能に連結される、略三角形状の一対の第1三角形側板15aを備えている。本実施形態では、第1三角形側板15aは、略三角形の板で構成されているが、図示するように角部が切断されたような台形状でもよい。これら一対の第1三角形側板15aの斜辺にそれぞれ折畳み可能に第2三角形側板15bが連結されている。第2三角形側板15bは、例えば、先端が平坦な概ね二等辺三角形の板よりなり、その底辺が起立時の側板部15の底辺を構成するようになっている。
図4に示すように、第1三角形側板15aと上記第2三角形側板15bとの間の接続部(ヒンジ16)には、指詰め防止用の面取り15cが設けられている。この面取り15cは、第1三角形側板15aと第2三角形側板15bとの間の接続部において少なくとも上端の指がかかる部分に設けられていればよい。これにより、起立作業時の指詰めが効果的に防止される。一方、接続部の下端側は、面取り15cが設けられておらず、そのことで、側板15の起立状態が保持される。この面取り15cが設けられていない部分は、上下中間部分であってもよい。
一対の側板部15は、第1天板部14a及び第2天板部14bを起立させたときに互いに対向する位置に起立されて天板部14と共に逆四角錐台状の荷物保持部10を形成するようになっている。具体的には、図7に示すように、一対の側板部15は、起立時に下辺の幅W1よりも上辺の幅W2が大きくなっている(W2>W1)。また図8に示すように、第1天板部14a及び第2天板部14bは、起立時に下辺の幅W3よりも上辺の幅W4が大きくなっている(W4>W3)。これにより、起立状態では、荷物保持部10は、逆四角錐台形状となる。
また、図10、図12等に示すように、例えば、第2天板部14bの基端部の左右側面に左右にほぼ水平に突出する、支持用軸部としての支持ピン13bを形成し、この支持ピン13bが嵌まり込む支持溝13cを対応する収容部13の側面に形成する。それにより、図9〜図20に順を追って示すように、支持ピン13bが支持溝13c内をスライド移動し、この支持ピン13bを中心に第2天板部14bが回転する。このため、特に第2天板部14bの開閉動作が安定するので、荷物保持部10全体の開閉動作も滑らかになる。一方、第1天板部14aは、図11、図15及び図19に示すように、収容部13の周縁にカーペット材12を介して(或いは他の方法で)折畳み可能に支持されている。
次に、本実施形態にかかる折畳み可能な荷物保持部10を有するフロアボード4の使用手順について説明する。
図1及び図3に示す折畳み状態では、一対の側板部15は、図5及び図6に示すように、天板部14の下方にあり、天板部14の自重で押えられ、平坦な状態が維持される。天板部14の表面は、カーペット材12で覆われており、その表面と、その周辺の表面との高さがほぼ等しく、見映えがよい上に、荷室1内での荷物の出し入れ時に荷物が引っ掛かりにくくなっている。さらに、フロアボード4の厚さをできるだけ薄く保つことができるので、車両設計上有利である。図10、図12等に示すように、支持ピン13bは、支持溝13cの車両後側(収容部13側)に位置している。
次いで、図13のように天板部14を引き上げるときには、指掛け部14cに指をかけて上方へ引っ張る。すると、第1天板部14aに連結された第1三角形側板15aが引っ張られ、結果として反対側の第2天板部14bも徐々に起立する。第1天板部14aを引き起こすだけで反対側の第2天板部14bも完全に起立するのが望ましい。図13、図14及び図16に示すように、支持ピン13bは、支持溝13cの前側(収容部13と反対側、奥側)へ滑らかに移動する。
このように、第1天板部14aを引き上げるように開くと、それに連結された一対の側板部15及び第2天板部14bも開いて協働して逆四角錐台状の荷物保持部10が形成される。このとき、図18、図20等に示すように、支持ピン13bは、支持溝13cの車両後側(収容部13側)に戻る。なお、支持ピン13bの動きは、必ずしも本実施形態のように起立時に支持溝13cの後側に戻らなくてもよい。但し、戻った方がカーペット材12の見映えはよい。また、一対の側板部15及び天板部14自身の重さで容器状態を維持しやすく、内部に荷物を収容したときに、荷物が移動しても一対の側板部15及び天板部14が倒れにくい。このため、荷物保持部10が簡単に容器状態となると共に、容器状態が保持される。
逆に閉じるときには、図4に矢印で示すように一対の側板部15を同時に内側に押し倒すとよい。一方で、片方の側板部15にのみ予期せぬ力が加わっても、閉じにくくなっている。一対の側板部15は、従来のような可撓性材料ではなく、硬質芯材を備えるので、収容した荷物からの力がかかっても倒れにくい。また、荷物等の荷重が上方から加わっても、可撓性材料に比べて倒れにくい。
したがって、本実施形態にかかる折畳み可能な荷物保持部10を有するフロアボード4においては、荷物保持部10を簡単に容器状態に起立できると共に、容器状態を確実に保てるようにすることができる。
また、操作が極めて簡単で、片手による1ステップの操作で開くことができるようにすることもでき、その開き状態を維持できる。
(実施形態2)
図21〜図26は本発明の実施形態2に係る荷物保持部110を示し、この荷物保持部110がフロアボード4に対して脱着可能である点で上記実施形態1と異なる。なお、本実施形態では、図1〜図20と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
荷物保持部110の芯材11で構成された荷物保持部本体110aは、図23、図24等に示すように、その底面に設けた面ファスナー117でフロアボード4の表面に着脱可能に構成されている。すなわち、アフターマーケットの乗用車等の荷室1内に後付けで荷物保持部110を取り付けることができて便利である。
上記実施形態1と同様に天板部114は、一対の天板部114a,114bよりなり、側板部115は、一対の第1三角形側板115a及び第2三角形側板115bよりなる。一対の天板部114a,114bは、柔軟性を有する布状部材112で覆われている。この布状部材112は、カーペット材12と同じでもよいし、別の材料でできていてもよい。但し、カーペット材12と同じ材質で同じ色彩であれば、見映えがよい。
図22、図25、図26等に示すように、本実施形態では、一対の第2三角形側板115bがそれぞれ収容部113にヒンジ部115cで結合され、一対の天板部114a,114bは、収容部113とはヒンジ結合されておらず、側板部115を介して揺動可能に支持されている。ヒンジ部115cは、薄肉で収容部113の芯材11にヒンジ結合されていてもよいし、布状部材112で結合されていてもよい。一対の天板部114a,114bは、収容部113に対して、布状部材112で連結されていると、荷物が外にはみ出ず、荷物保持部110の起立状態も安定する。
本実施形態においても、図25に示すように、一対の側板部115は、起立時に下辺の幅W1よりも上辺の幅W2が大きくなっている(W2>W1)。また図26に示すように、第1天板部114a及び第2天板部114bは、起立時に下辺の幅W3よりも上辺の幅W4が大きくなっている(W4>W3)。これにより、起立状態では、荷物保持部110は、逆四角錐台形状となる。
したがって、本実施形態にかかる折畳み可能な荷物保持部110においても、荷物保持部110を簡単に容器状態に起立できると共に、容器状態を確実に保てるようにすることができるだけでなく、必要なときに任意の位置に取り付けることができて便利である。
−変形例−
図27〜図32は本発明の実施形態2の変形例に係る荷物保持部110’を示し、収容部113にヒンジ結合される部分が異なる点で上記実施形態2と異なる。
本変形例でも上記実施形態1と同様に天板部114’は、一対の天板部114a’,114b’よりなり、側板部115’は、一対の第1三角形側板115a’及び第2三角形側板115b’よりなる。図30、図31、図32等に示すように、本変形例では、一対の第2三角形側板115b’は、収容部113にヒンジ結合されておらず、一対の天板部114a’,114b’は、それぞれ収容部113とヒンジ部114c’で連結されている。ヒンジ部114c’は、薄肉で収容部113の芯材11にヒンジ結合されていてもよい。
本変形例においても、図31に示すように、一対の側板部115’は、起立時に下辺の幅W1よりも上辺の幅W2が大きくなっている(W2>W1)。また図32に示すように、第1天板部114a’及び第2天板部114b’は、起立時に下辺の幅W3よりも上辺の幅W4が大きくなっている(W4>W3)。これにより、起立状態では、荷物保持部110’は、逆四角錐台形状となる。
詳しくは図示しないが、布状部材112は、布状部材112が引っ張られて撓むことを防止できる方向にスリットを設けておくことで、天板部114‘の開閉がスムーズに行われるようにしてもよい。
したがって、本変形例においても、上記実施形態2と同様に、後付けで荷物保持部110’を取り付けることができて便利である。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、天板及び側板のいずれにおいても上辺が下辺よりも大きくなっているようにした(W2>W1かつW4>W3)が、天板及び側板のいずれか一方のみが上辺が下辺よりも大きくなっていても(W2>W1及びW4>W3のいずれか一方のみ)、同様の効果がある。但し、天板及び側板のいずれにおいても上辺が下辺よりも大きくなっている方がより本発明の効果が発揮される。
また、上記各実施形態では、ヒンジ16を芯材11の薄肉で形成したが、ヒンジ16を芯材の薄肉で構成すれば(これは全てのヒンジ部で適用される)、天板部及び側板部の少なくとも一部を一体成形できるメリットがある。また、ヒンジ16をカーペット材12や柔軟性のある布状部材で構成することもできる。ヒンジ16の構成は、これらに限定されず、テープなどの可撓性材料でもよい。布状部材は、特に限定されないが、柔軟性及び耐久性を有する樹脂シート等よりなり、少なくとも互いの連結部の左右外側面が覆われていればよい。
また、図示しないが、第1天板部又は第2天板部と収容部の側壁との連結部のカーペット材12と反対側の面が補助的な補助布状部材で連結されていてもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 荷室
2 荷室リッド
3 フロア
4 フロアボード
5 フロアボード本体
10 荷物保持部
11 芯材
12 カーペット材
13 収容部
13a 隙間緩和部
13b 支持ピン(支持用軸部)
13c 支持溝
14 天板部
14a 第1天板部
14b 第2天板部
14c 指掛け部
15 側板部
15a 第1三角形側板
15b 第2三角形側板
15c 面取り
16 ヒンジ
110 荷物保持部
110’ 荷物保持部
110a 荷物保持部本体
112 布状部材
113 収容部
114,114’ 天板部
114a,114b 天板部
114a’,114b’ 天板部
114c’ ヒンジ部
115,115’ 側板部
115a 第1三角形側板
115b 第2三角形側板
115b’ 第2三角形側板
115c ヒンジ部
117 面ファスナー

Claims (9)

  1. 折畳み可能な車両用荷物保持部において、
    芯材及び該芯材に貼り付けられたカーペット材又は柔軟性を有する材料を有し、荷室内のフロアボードに脱着可能又は該フロアボードに一体の荷物保持部本体と、
    上記芯材における荷物が載置される収容部と、
    折畳み状態で上記収容部を覆うと共に、対向する一対の辺側を中心にそれぞれ揺動可能に支持され、起立可能な一対の天板部と、
    上記一対の天板部の両端部にそれぞれ折畳み可能に連結され、上記一対の天板部を起立させたときに互いに対向する位置に起立されて上記一対の天板部と共に逆四角錐台状の上記車両用荷物保持部を形成する一対の側板部とを備え、
    上記側板部は、
    上記一対の天板部に一辺がそれぞれ折畳み可能に連結される、略三角形状の一対の第1三角形側板と、
    二辺が該一対の第1三角形側板の他辺にそれぞれ折畳み可能に連結され、底辺が上記側板部の底辺を構成する第2三角形側板とを備えており、
    上記天板部及び上記側板部の起立状態において、上記一対の側板部は上辺が下辺よりも大きく、及び/又は上記一対の天板部は上辺が下辺よりも大きい
    ことを特徴とする折畳み可能な車両用荷物保持部。
  2. 請求項1に記載の折畳み可能な車両用荷物保持部において、
    上記荷物保持部本体は上記フロアボードに一体であり、
    上記収容部は、上記芯材における他の領域よりも一段低く凹んで成形され、
    一方の上記天板部の下端部は、上記収容部にヒンジ結合され、他方の上記天板部の下端部は、開閉時に移動するように構成されている
    ことを特徴とする折畳み可能な車両用荷物保持部。
  3. 請求項1に記載の折畳み可能な車両用荷物保持部において、
    上記荷物保持部本体は上記フロアボードに一体であり、
    上記収容部は、上記芯材における他の領域よりも一段低く凹んで形成され、
    一方の上記天板部の下端側には、支持用軸部が突出して形成され、該支持用軸部が上記収容部に設けたガイド溝に挿入され、
    一方の上記天板部は、上記支持用軸部を中心に回転及びスライド可能に支持されており、
    他方の上記天板部の下端側は、上記収容部にヒンジ結合されている
    ことを特徴とする折畳み可能な車両用荷物保持部。
  4. 請求項3に記載の折畳み可能な車両用荷物保持部において、
    上記天板部と上記収容部の側面とには、それぞれ互い違いに突出する隙間緩和部が形成されており、上記天板部と上記収容部の側面との間の隙間が直線状に連続しないようにしている
    ことを特徴とする折畳み可能な車両用荷物保持部。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の折畳み可能な車両用荷物保持部において、
    上記荷物保持部本体は、上記芯材の底面に設けた面ファスナーで上記フロアボードに着脱可能に構成されている
    ことを特徴とする折畳み可能な車両用荷物保持部。
  6. 請求項5に記載の折畳み可能な車両用荷物保持部において、
    一対の上記第2三角形側板がそれぞれ上記収容部にヒンジ結合され、
    上記一対の天板部は、上記収容部とはヒンジ結合されていない
    ことを特徴とする折畳み可能な車両用荷物保持部。
  7. 請求項5に記載の折畳み可能な車両用荷物保持部において、
    一対の上記第2三角形側板は、上記収容部にヒンジ結合されておらず、
    上記一対の天板部は、それぞれ上記収容部とヒンジ部で連結されている
    ことを特徴とする折畳み可能な車両用荷物保持部。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載の折畳み可能な車両用荷物保持部において、
    上記第1三角形側板と上記第2三角形側板との間の接続部には、指詰め防止用の面取りが設けられている
    ことを特徴とする折畳み可能な車両用荷物保持部。
  9. 請求項8に記載の折畳み可能な車両用荷物保持部において、
    上記面取りは、上記第1三角形側板と上記第2三角形側板との間の接続部における少なくとも上側に設けられている
    ことを特徴とする折畳み可能な車両用荷物保持部。
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