JP2017224884A - イメージセンサモジュール、および、ドキュメントスキャナ - Google Patents

イメージセンサモジュール、および、ドキュメントスキャナ Download PDF

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康博 仁賀
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Abstract

【課題】エンボス文字の認識率を向上することができるイメージセンサモジュールを提供すること。【解決手段】イメージセンサモジュール101において、主走査方向に延びる線状光を読取対象物800に向けて出射する線状光源ユニット300と、主走査方向に並ぶ複数の受光部を有する受光センサ600と、上記読取対象物800からの光を上記受光センサ600に集光する正立等倍のレンズユニット400とを備えた。そして、読取対象面800aからレンズユニット400を通過する光の経路が、副走査方向yにおいて読取対象面800aの垂線を挟んで、線状光源ユニット300から読取対象面800aに至る線状光の経路とは反対側に位置するようにした。【選択図】図2

Description

本発明は、イメージセンサモジュール、および、ドキュメントスキャナに関する。
読み取り対象物に記載された内容を画像データとして読み取るために、イメージセンサモジュールが広く用いられている。イメージセンサモジュールは、例えばドキュメントスキャナに用いられ、副走査方向に相対移動する読み取り対象物の記載内容を画像データとして読み取るためのものである。
図11(a)は、従来のイメージセンサモジュールの一例を示している(例えば特許文献1参照)。同図に示されたイメージセンサモジュール110は、線状光源ユニット300と、レンズユニット400と、受光センサ600と、受光センサ600を支持する基板500と、これらを収容するケース200とを備えている。線状光源ユニット300は、主走査方向に延びる線状光を、斜め下方から読取対象物800に照射する。そして、読取対象物800の照射位置の真下に配置されたレンズユニット400は、受光センサ600の主走査方向に配列された複数の受光部に、反射光を結像させる。受光センサ600は、各受光部が受けた光を電気信号へと変換する。このようにして、イメージセンサモジュール110は、読取対象物800の読み取りを行う。
しかしながら、例えばクレジットカードなどのエンボス文字を読み取る場合に、文字を正確に読み取れない場合がある。エンボス文字とは、エンボス加工によって読取対象物800に打刻された文字であって、読み取り対象の面(以下では、「読取対象面」とする)から突出している文字(例えばクレジットカードのカードナンバーや名前などの文字)である。
図11(b)は、従来のイメージセンサモジュール110でエンボス文字が含まれる読取対象物800を読み取った場合の問題を説明するための図であって、読取対象物800のエンボス文字の部分であるエンボス部811に線状光を照射している状態を示している。読取対象物800に照射された線状光のうち、読取対象面800aで拡散反射した光(拡散光)の一部(読取対象面800aに対して直交する方向に反射される拡散光)がレンズユニット400に入射される。線状光源ユニット300が、読取対象面800aに対して例えば入射角が角度α’となるように線状光を照射した場合、反射角が角度α’となる方向に出射される正反射光は、他の拡散光より強くなる。受光センサ600は、正反射光より弱い拡散光を基準にして調整されている。
エンボス部811の平坦部分811aは、読取対象面800aに対して略平行なので、入射角が角度α’となるように線状光が照射されると、反射角が角度α’となる方向に出射される正反射光(図11(b)太線矢印参照)は、拡散光より強くなる。レンズユニット400には、拡散光の一部(図11(b)一点鎖線矢印参照)が入射され、この拡散光が受光センサ600に受光される。
読取対象面800aと平坦部分811aとを接続する曲面部分811bに線状光を照射した場合、曲面部分811bでの反射光の一部がレンズユニット400に入射される。例えば、図11(b)の破線矢印は、曲面部分811bの一部に対して入射角が角度β’となるように入射されて、反射角が角度β’となる方向に出射し、レンズユニット400に入射される線状光を示している。この反射光は正反射光なので、拡散光に比べると強い。また、曲面部分811bのその他の部分でも、拡散光の一部がレンズユニット400に入射される。この拡散光でも、平坦部分811aでの拡散光と同程度の強さとなるものがある。したがって、曲面部分811bでの反射光の影響で、エンボス文字の輪郭が正しく読み取れず、文字を正確に読み取れなくなる。
特開2014−165057号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、エンボス文字の認識率を向上することができるイメージセンサモジュールを提供することを主たる課題とする。
本発明の第1の側面によって提供されるイメージセンサモジュールは、主走査方向に延びる線状光を読取対象物に向けて出射する線状光源ユニットと、主走査方向に並ぶ複数の受光部を有する受光センサと、上記読取対象物からの光を上記受光センサに集光する正立等倍のレンズユニットとを備えており、上記読取対象物の読取対象の面である読取対象面から上記レンズユニットを通過する光の経路は、副走査方向において上記読取対象面の垂線を挟んで、上記線状光源ユニットから上記読取対象面に至る上記線状光の経路とは反対側に位置することを特徴とする。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記読取対象面から上記レンズユニットを通過する光の経路と上記読取対象面の垂線とがなす角度は、上記線状光源ユニットから上記読取対象面に至る上記線状光の経路と上記読取対象面の垂線とがなす角度である入射角と等しい。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記イメージセンサモジュールは、上記線状光源ユニットと上記読取対象物との間に配置される透光カバーをさらに備えている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記透光カバーは、板状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記透光カバーは、上記読取対象面に対して傾斜するように配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記傾斜の角度は、5°以上であり、且つ上記入射角以下である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記透光カバーは、上記読取対象面に対して平行となるように配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記透光カバーは、上記レンズユニットを通過する光の進行方向に直交するように配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記透光カバーは、上記線状光源ユニット側の面に、上記線状光源ユニットからの光の反射を抑制する反射抑制部を備えている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記イメージセンサモジュールは、上記受光センサを搭載する基板をさらに備えており、上記受光センサは、上記受光部の受光面が上記基板とは反対側を向くよう搭載されており、上記基板は、上記レンズユニットを通過する光の進行方向と直交するように配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記イメージセンサモジュールは、上記線状光源ユニット、上記基板および上記レンズユニットを収容するケースをさらに備えている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記ケースの、上記読取対象物の方を向く上面は、上記基板に対して、上記入射角だけ傾斜している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記ケースは、上記上面に繋がり且つ上記基板の厚さ方向に対して上記入射角だけ傾斜した側面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記ケースの、上記読取対象物とは反対側を向く底面は、上記基板と平行である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記線状光源ユニットは、可視光を発光するLEDチップと、主走査方向に延びる導光体とを備えている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記線状光源ユニットは、赤外光を発光するLEDチップを、さらに備えている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記線状光源ユニットは、上記導光体を保持する導光体ケースをさらに備えている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記導光体は、主走査方向の端面であり且つ光を入射される面である入射面、および、主走査方向に延び且つ光を出射する面である出射面を有しており、上記導光体ケースは、上記導光体を、上記入射面および上記出射面を露出させつつ収容する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記受光センサは、上記線状光の正反射光を基準にして調整されている。
本発明の第2の側面によって提供されるドキュメントスキャナは、本発明の第1の側面によって提供されるイメージセンサモジュールと、上記読取対象物を、上記イメージセンサモジュールに対して副走査方向に沿って搬送する搬送手段とを備えていることを特徴とする。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記ドキュメントスキャナは、上記イメージセンサモジュールおよび上記搬送手段を収納する筐体をさらに備えており、上記搬送手段の搬送方向は、上記筐体の底面と平行である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記ドキュメントスキャナは、上記イメージセンサモジュールおよび上記搬送手段を収納する筐体をさらに備えており、上記搬送手段の搬送方向と上記筐体の底面とがなす角度が、上記線状光の経路と上記読取対象面の垂線とがなす角度と等しい。
本発明の第3の側面によって提供されるドキュメントスキャナは、本発明の第1の側面によって提供される2台のイメージセンサモジュールと、上記読取対象物を、上記2台のイメージセンサモジュールに対して副走査方向に沿って搬送する搬送手段とを備え、一方のイメージセンサモジュールは、上記読取対象物の一方の面を読取対象面として読み取りを行い、他方のイメージセンサモジュールは、上記読取対象物の他方の面を読取対象面として読み取りを行うことを特徴とする。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
第1実施形態に係るイメージセンサモジュールを示す平面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 LEDユニットの一例を示す図である。 第1実施形態に係るドキュメントスキャナの一例を示す断面図である。 第1実施形態に係るイメージセンサモジュールにおいて、エンボス部に線状光を照射している状態を示す図である。 第2実施形態に係るイメージセンサモジュールを示す断面図である。 第3実施形態に係るイメージセンサモジュールを示す断面図である。 第4実施形態に係るイメージセンサモジュールを示す断面図である。 第5実施形態に係るイメージセンサモジュールを示す断面図である。 第5実施形態に係るドキュメントスキャナの一例を示す断面図である。 (a)は従来のイメージセンサモジュールを示す断面図であり、(b)は従来のイメージセンサモジュールを用いた場合に生じる不都合を説明する図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1および図2は、第1実施形態に係るイメージセンサモジュールを説明するための図である。図1は、第1実施形態に係るイメージセンサモジュールの平面図を示しており、図2は、図1のII−II線に沿う断面図を示している。なお、図1においては、透光カバー290および読取対象物800を取り除いた状態を示している。以下では、主走査方向をx、主走査方向xに直交する副走査方向をy、主走査方向xおよび副走査方向yに直交する直交方向をzとする。イメージセンサモジュール101は、例えばドキュメントスキャナなどに組み込まれて、副走査方向yに相対的に搬送される読取対象物800に対して、一度の走査により主走査方向xに沿う細長帯状の読取領域810を読み取るものである。図1および図2に示すように、イメージセンサモジュール101は、ケース200、線状光源ユニット300、レンズユニット400、基板500、受光センサ600、および、透光カバー290を備えている。
ケース200は、イメージセンサモジュール101の外形を構成し、その他の構成要素を収容している。ケース200は、例えば黒色樹脂からなる。ケース200は、主走査方向xに長く延びており、副走査方向yおよび直交方向zによって規定される断面形状が、概略五角形状とされている。ケース200は、上面200a、1組の長手方向側面200b,200c、1組の短手方向側面200d,200e、第1底面200fおよび第2底面200gを備えている。
上面200aは、読取対象物800の方を向く面(図2において上側の面)であり、主走査方向xおよび副走査方向yによって規定される平面と平行である。読取対象物800は、上面200aに対して平行に搬送される。長手方向側面200bは、上面200aの短手方向(副走査方向y)の一方端から読取対象物800とは反対側に起立している面(図2において左側の面)である。長手方向側面200cは、上面200aの短手方向(副走査方向y)の他方端から読取対象物800とは反対側に起立している面(図2において右側の面)である。長手方向側面200b,200cと上面200aとは、直交している。また、長手方向側面200b,200cは、主走査方向xおよび直交方向zによって規定される平面と平行である。長手方向側面200b,200cが、本発明の「側面」に相当する。短手方向側面200d,200eは、上面200aの長手方向(主走査方向x)両端からそれぞれ、読取対象物800とは反対側に起立している面(図1において下側の面および上側の面)である。短手方向側面200d,200eと上面200aとは、直交している。また、短手方向側面200d,200eは、副走査方向yおよび直交方向zによって規定される平面と平行である。
第2底面200gは、読取対象物800とは反対側を向く面(図2において右下側の面)であり、主走査方向xおよび副走査方向yによって規定される平面と平行である。すなわち、上面200aと第2底面200gとは、平行である。第1底面200fは、読取対象物800とは反対側を向く面(図2において下側の面)であり、第2底面200gに対して所定の角度の傾斜を有している。本実施形態では、所定の角度を、後述する入射角と同じ角度αとしている。したがって、上面200aと第1底面200fとがなす角度も角度αになっている。本実施形態では、副走査方向yを主走査方向xの軸(以下では、「x軸」とする)に対して、図2において時計回りに角度αだけ回転させた方向を示す方向y’、および、直交方向zをx軸に対して、図2において時計回りに角度αだけ回転させた方向を示す方向z’を定義している(図2参照)。第1底面200fは、主走査方向xおよび方向y’によって規定される平面と平行である。第1底面200fが、本発明の「底面」に相当する。
ケース200の寸法の一例を挙げると、主走査方向xにおける寸法が30〜250mm程度であり、副走査方向yにおける寸法が10〜40mm程度であり、直交方向zにおける寸法が10〜20mm程度である。図2に示すように、ケース200は、図2における上下方向に開口している。下方の開口は、第1底面200fに設けられており、基板500が嵌め込まれている。上方の開口は、上面200aに設けられており、透光カバー290が嵌め込まれている。また、ケース200の内部には、線状光源ユニット300およびレンズユニット400が収容されている。
線状光源ユニット300は、読取対象物800に対して主走査方向xに長く延びる線状光を照射するものである。線状光源ユニット300は、導光体360、導光体ケース380、および、LEDユニット320を有している。
導光体360は、全体として主走査方向xを長手方向とする細長状であり、本実施形態においては、断面略円形状である。導光体360の寸法の一例を挙げると、主走査方向x長さが25〜240mm程度、断面の直径が3〜5mm程度である。導光体360は、透明材料からなり、例えばポリメタクリル酸メチル樹脂(Poly methyl methacrylate、略称PMMA樹脂)などのアクリル樹脂からなる。導光体360は、主走査方向xにおける両端面であり、それぞれLEDユニット320に対して正対している入射面より、LEDユニット320からの光が入射される。導光体360は、入射された光を主走査方向xに導きつつ、その一部を読取領域810に向けて出射する。これにより、主走査方向xに長く延びる線状光が、導光体360より出射される。
導光体ケース380は、導光体360を保持するとともに、導光体360から光が不当に漏れてしまうことを防止するためのものである。導光体ケース380は、導光体360の出射方向の面(出射面)および入射面を露出させつつ、導光体360を収容しており、例えば白色樹脂からなる。導光体ケース380の断面形状は、図2に示すように、導光体360の断面形状に対応する形状とされている。導光体ケース380の主走査方向xにおける両端部(導光体360の入射面側の端部)には、LEDユニット320がそれぞれ取り付けられている。
LEDユニット320は、導光体360の入射面に入射させる光を発するユニットである。LEDユニット320は、線状光源ユニット300において、主走査方向xの両端部にそれぞれ配置されており、白色光を発する。なお、LEDユニット320を線状光源ユニット300の一方の端部にのみ配置して、導光体360の一方の端面からのみ光を入射する構成としてもよい。
図3は、LEDユニット320を示す図である。
図3に示すように、LEDユニット320は、リード340、LEDケース345、および、LEDチップ351,352,353を備えている。リード340は、LEDチップ351,352,353を支持するとともにこれらを発光させるための電力を供給する経路を構成している。リード340のうちLEDケース345からz’方向に突出する部分は、複数の端子341となっている。端子341は、LEDユニット320を基板500に取り付けるために用いられる。リード340は、たとえばCuなどの金属からなる。
LEDチップ351,352,353は、LEDユニット320の光源である。本実施形態においては、LEDチップ351は赤色光を発し、LEDチップ352は緑色光を発し、LEDチップ353は青色光を発する。各光が混合されて白色光が発せられる。LEDチップ351,352,353は、リード340のうち同一のアイランド部に搭載されている。LEDチップ351は、いわゆる1ワイヤタイプであり、LEDチップ352,353は、いわゆる2ワイヤタイプである。LEDチップ352,353に過大な逆電圧が印加されることを防止するために、2つのツェナーダイオード350が設けられている。LEDチップ351,352,353は、導光体360の入射面に対して、わずかな隙間を隔てて正対している。なお、3つのLEDチップ351,352,353の発光色は、上述した色に限定されない。また、LEDユニット320が備えるLEDチップの個数は、3個に限定されず、1,2個、あるいは4個以上であってもよい。また、LEDチップ351,352,353を搭載した白色LEDモジュールを用いるようにしてもよい。また、青色光を発するLEDチップ353を、当該LEDチップ353からの光によって励起されることにより黄色光を発する蛍光物質(または、赤色光を発する蛍光物質および緑色光を発する蛍光物質を混合したもの)を含む透光樹脂で封止した白色LEDモジュールを用いるようにしてもよい。
LEDケース345は、例えば白色の樹脂からなり、リード340の一部を覆っている。本実施形態においては、LEDケース345は、x方向視矩形状とされている。LEDケース345には、開口345aが形成されている。開口345aは、リード340の一部を露出している。リード340のうち開口345aから露出した部分には、LEDチップ351,352,353が搭載されている。開口345aはたとえば円形状であり、x方向視において導光体360の入射面に内包される。また、LEDケース345には、導光体ケース380を取り付けるための凹部または凸部などが適宜形成されている。LEDケース345は、LEDチップ351,352,353から側方に発せられた光を上方に向けて反射するためのものである。
2つのLEDユニット320が、LEDケース345の開口345aが導光体360の入射面に対向するようにして、導光体ケース380の主走査方向xにおける両端部に、それぞれ取り付けられている。また、各LEDユニット320は、端子341によって基板500に取り付けられている。LEDチップ351,352,353が発する光が混合されて、線状光源ユニット300は、白色光の線状光を読取対象物800に照射する。
なお、LEDユニット320は、白色光を発するものに限定されず、白色光に代えて単色の可視光を発するものとしてもよい。また、さらに、赤外光または紫外光を発するようにしてもよい。また、LEDユニット320の構成は、上述したものに限定されない。例えば、リード340を用いる代わりに、基板に配線パターンを形成して用いるようにしてもよい。
本実施形態では、線状光源ユニット300から照射される線状光の、読取対象物800の読取対象面800aに対する入射角は、角度α(例えば18°)としている(図2参照)。なお、線状光源ユニット300の構成は、上記したものに限定されない。
レンズユニット400は、図2に示すように、読取領域810の図中真下(z’方向)に配置されており、読取領域810からの光を受光センサ600に正立等倍で結像させるための光学部品である。本実施形態のレンズユニット400は、各々が正立等倍に結像させる複数のロッドレンズ410が、主走査方向xに配列された状態で、例えば樹脂製のレンズホルダ420に保持された構成とされている。レンズユニット400を通過する光の進行方向(z’方向)と、読取対象面800aの垂線とがなす角度は、線状光の入射角と同じ角度αとしている(図2一点鎖線矢印参照)。すなわち、読取対象面800aに対して角度αの入射角で入射される線状光の正反射光が、レンズユニット400を通過するように設計されている。
基板500は、長矩形状であり、例えばセラミックスあるいはガラスエポキシ樹脂などの絶縁材料からなる基材と、この基材上に形成された配線パターンを有している。基板500は、長手方向を主走査方向xとし、幅方向を方向y’とし、厚さ方向を方向z’とするようにして(すなわち、主走査方向xおよび方向y’によって規定される平面と平行となり、方向z’に直交するようにして)、ケース200の下方の開口を塞ぐように、例えば熱圧着によってケース200固定される。つまり、基板500は、第1底面200fと平行になっている。また、基板500の裏面(図2において下側の面)は、ケース200の第1底面200fと面一になっている。また、基板500には、イメージセンサモジュール101を上記スキャナなどに接続するためのコネクタが取り付けられている。
受光センサ600は、基板500に搭載されており、全体として主走査方向xに長く延びる例えば矩形状である。受光センサ600は、主走査方向xに配列された複数の受光部(図示略)を有している。各受光部の受光面は、基板500とは反対側を向くようなっている。受光センサ600は、上記複数の受光部が受けた光を電気信号へと変換する光電変換機能を有している。上記複数の受光部には、レンズユニット400によって読取対象物800から進行してきた光が結像される。受光センサ600は、線状光源ユニット300から照射される線状光の正反射光を基準にして調整されている。
透光カバー290は、ケース200の上方の開口の蓋として機能し、内部にほこり等が入らないようにして、線状光源ユニット300、レンズユニット400、基板500および受光センサ600を保護する。透光カバー290は、光を透過させる材質により形成されており、主走査方向xを長手方向とする細長い矩形の板状である。本実施形態においては、透光カバー290はガラス製である。なお、アクリル樹脂などの光を透過させる材質であってもよい。図2に示すように、透光カバー290は、ケース200の上方の開口に嵌め込まれている。ケース200の上方の開口には、主走査方向xおよび方向y’によって規定される平面と平行となる段差面200hが設けられている。透光カバー290は、長手方向を主走査方向xとし、幅方向を方向y’とし、厚さ方向を方向z’とするようにして(すなわち、主走査方向xおよび方向y’によって規定される平面と平行となり、方向z’に直交するようにして)、例えば接着剤などで、段差面200hに接着されている。つまり、透光カバー290は、上面200aに対して角度αだけ傾斜して配置されており、読取対象面800aに対しても、角度αだけ傾斜している。
なお、読取対象面800aに対する透光カバー290の傾斜角度は、角度αに限定されない。透光カバー290と読取対象面800aとが平行の場合、透光カバー290の内面(図2において下側の面)290aで反射した光がレンズユニット400に入射されやすくなる。したがって、読取対象面800aに対する透光カバー290の傾斜角度は、少なくとも5°以上とすることが望ましい。一方、角度αより大きくしてもよいが、イメージセンサモジュール101の方向z’の寸法を大きくする必要がある。したがって、当該傾斜角度は、5°以上で角度α以下であることが望ましい。なお、透光カバー290の内面290aで反射した光がレンズユニット400に入射されることを抑制するために、透光カバー290の内面290aに、例えばAR(Anti-Reflection)コートなどの、光の反射を抑制する反射抑制部を設けるようにしてもよい。また、ほこり等の侵入に対する他の対策が施されていれば、透光カバー290を設けないようにしてもよい。
図4は、イメージセンサモジュール101が用いられたドキュメントスキャナの一例を示している。同図に示されたドキュメントスキャナ900は、イメージセンサモジュール101、筐体910、複数の搬送ローラ920、および、制御部930を備えている。ドキュメントスキャナ900は、読取対象物800を副走査方向yに順次搬送することにより、読取対象物800の読取対象面800aに記載された内容を電子データとして読み取る。
筐体910は、イメージセンサモジュール101、複数の搬送ローラ920および制御部930を収容しており、例えば樹脂からなる。筐体910には、読取対象物800を挿入する挿入口および読取り処理を終えた読取対象物800を排出するための排出口が形成されている。イメージセンサモジュール101は、ケース200の第1底面200fを筐体910の底面910aに対して角度αだけ傾けて、第2底面200gが筐体910の底面910aに対して平行になるように配置される。これにより、ケース200の上面200aが筐体910の底面910aに対して平行になる。また、ケース200の長手方向側面200b,200cおよび短手方向側面200d,200eが筐体910の底面に直交するようにイメージセンサモジュール101を配置することでも、ケース200の上面200aを、筐体910の底面910aに対して平行にすることができる。これにより、読取対象物800を筐体910の底面910aに対して平行に搬送することで、読取対象物800を副走査方向yに搬送することができる。
搬送ローラ920は、2つずつが対になっている。そして、一対の搬送ローラ920が、イメージセンサモジュール101に対して副走査方向yの上流側および下流側に、それぞれ配置されている。複数の搬送ローラ920の少なくともいずれかは、図示しないモータなどによって駆動される。複数の搬送ローラ920は、発明の「搬送手段」に相当する。
制御部930は、ドキュメントスキャナ900の動作を制御するためのものであり、CPU、メモリ、インターフェースなどからなる。制御部930は、複数の搬送ローラ920の駆動制御を行う。また、制御部930は、搬送ローラ920の回転に同期しながら、イメージセンサモジュール101の読取り処理を制御し、イメージセンサモジュール101から読み取りデータを受信する。この読み取りデータに基いて、制御部930は、読取対象物800の読取対象面800aに記載された内容を電子データとして復元する。
なお、ドキュメントスキャナ900は、イメージセンサモジュール101が用いられる機器構成の一例である。例えば、2つのイメージセンサモジュール101を互いに対向配置して、読取対象物800の両面を同時に読み取る構成であってもよい。また、固定された読取対象物800に対して、イメージセンサモジュール101を移動させる構成であってもよい。
次に、イメージセンサモジュール101の作用について説明する。
本実施形態においては、線状光源ユニット300は、入射角が角度αとなるように、読取対象物800の読取対象面800aに対して線状光を照射する。レンズユニット400は、読取対象面800aでの正反射光が通過するように配置されている。すなわち、レンズユニット400を通過する光の進行方向(z’方向)と読取対象面800aの垂線とがなす角度が、線状光の入射角と同じ角度αになっている。そして、レンズユニット400は、正反射光を受光センサ600に正立等倍で結像させる。線状光源ユニット300からエンボス部811の平坦部分811aに線状光が照射された場合も、正反射光がレンズユニット400を通過して受光センサ600に受光される(図5一点鎖線矢印参照)。一方、エンボス部811の曲面部分811bに線状光が照射された場合は、正反射光はレンズユニット400に入射されない(例えば、図5破線矢印参照)。曲面部分811bでの拡散光の一部はレンズユニット400に入射されるが、正反射光に比べると極めて弱い光である。したがって、平坦部分811aと曲面部分811bとでは、受光センサ600での受光量が大きく異なるので、エンボス文字の輪郭を正しく読み取ることができ、エンボス文字の認識率を向上することができる。
また、本実施形態においては、ケース200の上方の開口に透光カバー290が配置されている。したがって、内部にほこり等が入ることを防ぐことができる。また、透光カバー290は、読取対象面800aに対して角度αだけ傾斜している。したがって、透光カバー290の内面290aで反射した光がレンズユニット400に入射されることを抑制することができる。また、イメージセンサモジュール101の方向z’の寸法が大きくなることを抑制することができる。
また、本実施形態においては、ケース200の第2底面200gを上面200aと平行としている。したがって、第2底面200gがドキュメントスキャナ900の筐体910の底面910aに対して平行になるように、イメージセンサモジュール101を配置することで、ケース200の上面200aを筐体910の底面910aに対して平行とすることができる。また、ケース200の各側面200b〜200eを上面200aに直交するようにしている。したがって、各側面200b〜200eがドキュメントスキャナ900の筐体910の底面910aに対して直交するように、イメージセンサモジュール101を配置することでも、ケース200の上面200aを筐体910の底面910aに対して平行とすることができる。
なお、本実施形態においては、レンズユニット400は、読取対象面800aでの正反射光が通過するように配置されているが、これに限られない。拡散光は正反射光の経路から離れるに従って弱くなっていくので、正反射光の経路に近い拡散光は十分強いものである。したがって、レンズユニット400は、正反射光の経路に近い拡散光が通過するようにしてもよい。例えば、正反射光から±5°程度以内の拡散光を用いることは許容される。ただし、エンボス文字の認識率をより向上するためには、レンズユニット400に正反射光を通過させることが望ましい。
図6〜図10は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記第1実施形態と同一または類似の要素には、上記第1実施形態と同一の符号を付している。
図6は、第2実施形態に係るイメージセンサモジュールを説明するための図である。図6に示すイメージセンサモジュール102は、透光カバー290が読取対象面800aに対して平行に配置されている点で、第1実施形態に係るイメージセンサモジュール101と異なる。この場合、透光カバー290の内面290aで反射した光がレンズユニット400に入射されやすくなるので、本実施形態では、透光カバー290の内面290a側に、例えばARコートなどの、光の反射を抑制する反射抑制部291を設けている。
本実施形態においても、レンズユニット400は読取対象面800aでの正反射光が通過するように配置されている。したがって、エンボス文字の輪郭を正しく読み取ることができ、エンボス文字の認識率を向上することができる。また、透光カバー290の表面(図6において上側の面)に読取対象物800を載置することができる。
図7は、第3実施形態に係るイメージセンサモジュールを説明するための図である。図7に示すイメージセンサモジュール103は、透光カバー290の形状が異なる点で、第1実施形態に係るイメージセンサモジュール101と異なる。透光カバー290は、内面290aが主走査方向xおよび方向y’によって規定される平面と平行となっており(読取対象面800aに対して角度αだけ傾斜しており)、外面(図7において上側の面)290bが主走査方向xおよび副走査方向yによって規定される平面と平行(読取対象面800aに対して平行)となっている。
本実施形態においても、レンズユニット400は読取対象面800aでの正反射光が通過するように配置されている。したがって、エンボス文字の輪郭を正しく読み取ることができ、エンボス文字の認識率を向上することができる。また、透光カバー290の内面290aで反射した光がレンズユニット400に入射されることを抑制することができ、かつ、透光カバー290の外面290bに読取対象物800を載置することができる。
図8は、第4実施形態に係るイメージセンサモジュールを説明するための図である。図8に示すイメージセンサモジュール104は、ケース200の上方の開口において、線状光源ユニット300の上方の一部を覆うように突き出した突出部200iを設け、突出部200iの上面を段差面200hとしている点で、第1実施形態に係るイメージセンサモジュール101と異なる。突出部200iは、線状光源ユニット300が出射する線状光の妨げにならないように設けられている。なお、本実施形態においては、ケース200において第2底面200gが設けられていないが、第2底面200gを設けるようにしてもよい。
本実施形態においても、レンズユニット400は読取対象面800aでの正反射光が通過するように配置されている。したがって、エンボス文字の輪郭を正しく読み取ることができ、エンボス文字の認識率を向上することができる。また、段差面200hが線状光源ユニット300の上方に設けられるので、段差面200hを形成するためにケース200を方向y’の長手方向側面200cの向き(図8におおいて右側)に大きくする必要がない。したがって、第4実施形態に係るイメージセンサモジュール104は、第1実施形態に係るイメージセンサモジュール101と比べて、方向y’の寸法を小さくすることができる。また、透光カバー290の方向y’の寸法も小さくすることができる。
図9は、第5実施形態に係るイメージセンサモジュールを説明するための図である。図9に示すイメージセンサモジュール105は、長手方向側面200b,200cが第1底面200fに対して直交し、第2底面200gが設けられていない点で、第1実施形態に係るイメージセンサモジュール101と異なる。なお、本実施形態においても、第2底面200gを設けるようにしてもよい。
図10は、イメージセンサモジュール105が用いられたドキュメントスキャナの一例を示している。ドキュメントスキャナ900’において、イメージセンサモジュール105は、ケース200の第1底面200fが筐体910の底面910aに対して平行になるように配置されている。これにより、ケース200の上面200aが筐体910の底面910aに対して角度αだけ傾いている。つまり、ドキュメントスキャナ900’においては、副走査方向yが、筐体910の底面910aに対して角度αだけ傾いた方向になっている。したがって、各搬送ローラ920は、読取対象物800を筐体910の底面910aに対して平行(方向y’)に搬送するのではなく、底面910aに対して角度αだけ傾いた方向(副走査方向y)に搬送するように配置されている。
本実施形態においても、レンズユニット400は読取対象面800aでの正反射光が通過するように配置されている。したがって、エンボス文字の輪郭を正しく読み取ることができ、エンボス文字の認識率を向上することができる。また、長手方向側面200b,200cを上面200aに対して直交させる必要がないので、ケース200の方向y’の寸法を小さくすることができる。したがって、第5実施形態に係るイメージセンサモジュール105は、第1実施形態に係るイメージセンサモジュール101と比べて、方向y’の寸法を小さくすることができる。
なお、イメージセンサモジュール105を、図4に示すドキュメントスキャナ900に用いてもよい。この場合、ケース200の上面200aが筐体910の底面910aに平行となるように、イメージセンサモジュール105を配置する必要がある。
上記第1ないし第5実施形態においては、線状光源ユニット300が、LEDユニット320から入射された光を導光体360が主走査方向xに導きつつ、その一部を読取領域810に向けて出射することで、主走査方向xに長く延びる線状光を出射する場合について説明したが、これに限られない。線状光源ユニット300は、主走査方向xに長く延びる線状光を出射するものであればよい。例えば、LEDチップを主走査方向xに複数配列し、各LEDチップから出射される光を、全体として、主走査方向xに長く延びる線状光として出射するようにしてもよい。また、光を出射する蛍光管を用いるようにしてもよい。
本発明に係るイメージセンサモジュールおよびドキュメントスキャナは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るイメージセンサモジュールおよびドキュメントスキャナの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
101〜105 イメージセンサモジュール
200 ケース
200a 上面
200b 長手方向側面
200c 長手方向側面
200d 短手方向側面
200e 短手方向側面
200f 第1底面
200g 第2底面
200h 段差面
200i 突出部
290,290’ 透光カバー
290a 内面
290b 外面
291 反射抑制部
300 線状光源ユニット
320 LEDユニット
340 リード
341 端子
345 LEDケース
345a 開口
351,352,353 LEDチップ
360 導光体
380 導光体ケース
400 レンズユニット
410 ロッドレンズ
420 レンズホルダ
500 基板
600 受光センサ
800 読取対象物
800a 読取対象面
810 読取領域
811 エンボス部
811a 平坦部分
811b 曲面部分
900,900’ ドキュメントスキャナ
910 筐体
910a 底面
920 搬送ローラ
930 制御部
x 主走査方向
y 副走査方向
z 直交方向
y’ 方向
z’ 方向

Claims (23)

  1. 主走査方向に延びる線状光を読取対象物に向けて出射する線状光源ユニットと、
    主走査方向に並ぶ複数の受光部を有する受光センサと、
    上記読取対象物からの光を上記受光センサに集光する正立等倍のレンズユニットと、
    を備えており、
    上記読取対象物の読取対象の面である読取対象面から上記レンズユニットを通過する光の経路は、副走査方向において上記読取対象面の垂線を挟んで、上記線状光源ユニットから上記読取対象面に至る上記線状光の経路とは反対側に位置する、
    ことを特徴とするイメージセンサモジュール。
  2. 上記読取対象面から上記レンズユニットを通過する光の経路と上記読取対象面の垂線とがなす角度は、上記線状光源ユニットから上記読取対象面に至る上記線状光の経路と上記読取対象面の垂線とがなす角度である入射角と等しい、請求項1に記載のイメージセンサモジュール。
  3. 上記線状光源ユニットと上記読取対象物との間に配置される透光カバーをさらに備えている、請求項2に記載のイメージセンサモジュール。
  4. 上記透光カバーは、板状である、請求項3に記載のイメージセンサモジュール。
  5. 上記透光カバーは、上記読取対象面に対して傾斜するように配置されている、請求項4に記載のイメージセンサモジュール。
  6. 上記傾斜の角度は、5°以上であり、且つ上記入射角以下である、請求項5に記載のイメージセンサモジュール。
  7. 上記透光カバーは、上記読取対象面に対して平行となるように配置されている、請求項4に記載のイメージセンサモジュール。
  8. 上記透光カバーは、上記レンズユニットを通過する光の進行方向に直交するように配置されている、請求項4に記載のイメージセンサモジュール。
  9. 上記透光カバーは、上記線状光源ユニット側の面に、上記線状光源ユニットからの光の反射を抑制する反射抑制部を備えている、請求項3ないし8のいずれかに記載のイメージセンサモジュール。
  10. 上記受光センサを搭載する基板をさらに備えており、
    上記受光センサは、上記受光部の受光面が上記基板とは反対側を向くよう搭載されており、
    上記基板は、上記レンズユニットを通過する光の進行方向と直交するように配置されている、
    請求項2ないし9のいずれかに記載のイメージセンサモジュール。
  11. 上記線状光源ユニット、上記基板および上記レンズユニットを収容するケースをさらに備えている、
    請求項10に記載のイメージセンサモジュール。
  12. 上記ケースの、上記読取対象物の方を向く上面は、上記基板に対して、上記入射角だけ傾斜している、
    請求項11に記載のイメージセンサモジュール。
  13. 上記ケースは、上記上面に繋がり且つ上記基板の厚さ方向に対して上記入射角だけ傾斜した側面を有する、
    請求項12に記載のイメージセンサモジュール。
  14. 上記ケースの、上記読取対象物とは反対側を向く底面は、上記基板と平行である、
    請求項11ないし13のいずれかに記載のイメージセンサモジュール。
  15. 上記線状光源ユニットは、
    可視光を発光するLEDチップと、
    主走査方向に延びる導光体と、
    を備えている、
    請求項1ないし14のいずれかに記載のイメージセンサモジュール。
  16. 上記線状光源ユニットは、赤外光を発光するLEDチップを、さらに備えている、
    請求項15に記載のイメージセンサモジュール。
  17. 上記線状光源ユニットは、上記導光体を保持する導光体ケースをさらに備えている、
    請求項15または16に記載のイメージセンサモジュール。
  18. 上記導光体は、主走査方向の端面であり且つ光を入射される面である入射面、および、主走査方向に延び且つ光を出射する面である出射面を有しており、
    上記導光体ケースは、上記導光体を、上記入射面および上記出射面を露出させつつ収容する、
    請求項17に記載のイメージセンサモジュール。
  19. 上記受光センサは、上記線状光の正反射光を基準にして調整されている、
    請求項1ないし18のいずれかに記載のイメージセンサモジュール。
  20. 請求項1ないし19のいずれかに記載のイメージセンサモジュールと、
    上記読取対象物を、上記イメージセンサモジュールに対して副走査方向に沿って搬送する搬送手段と、
    を備えていることを特徴とするドキュメントスキャナ。
  21. 上記イメージセンサモジュールおよび上記搬送手段を収納する筐体をさらに備えており、
    上記搬送手段の搬送方向は、上記筐体の底面と平行である、
    請求項20に記載のドキュメントスキャナ。
  22. 上記イメージセンサモジュールおよび上記搬送手段を収納する筐体をさらに備えており、
    上記搬送手段の搬送方向と上記筐体の底面とがなす角度が、上記線状光の経路と上記読取対象面の垂線とがなす角度と等しい、
    請求項20に記載のドキュメントスキャナ。
  23. 請求項1ないし19のいずれかに記載の、2台のイメージセンサモジュールと、
    上記読取対象物を、上記2台のイメージセンサモジュールに対して副走査方向に沿って搬送する搬送手段と、
    を備え、
    一方のイメージセンサモジュールは、上記読取対象物の一方の面を読取対象面として読み取りを行い、
    他方のイメージセンサモジュールは、上記読取対象物の他方の面を読取対象面として読み取りを行う、
    ことを特徴とするドキュメントスキャナ。
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