JP2017223875A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017223875A
JP2017223875A JP2016120306A JP2016120306A JP2017223875A JP 2017223875 A JP2017223875 A JP 2017223875A JP 2016120306 A JP2016120306 A JP 2016120306A JP 2016120306 A JP2016120306 A JP 2016120306A JP 2017223875 A JP2017223875 A JP 2017223875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
sensor
intermediate transfer
transfer belt
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016120306A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6528953B2 (ja
Inventor
昭典 松野
Akinori Matsuno
昭典 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2016120306A priority Critical patent/JP6528953B2/ja
Priority to CN201710441629.3A priority patent/CN107526265B/zh
Priority to US15/623,858 priority patent/US10054887B2/en
Publication of JP2017223875A publication Critical patent/JP2017223875A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6528953B2 publication Critical patent/JP6528953B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1605Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5054Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the characteristics of an intermediate image carrying member or the characteristics of an image on an intermediate image carrying member, e.g. intermediate transfer belt or drum, conveyor belt

Abstract

【課題】センサー本体とレンズとの位置関係の変化を防止し、IDセンサーの検知精度を向上させることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】光走査装置は、中間転写ベルトに対面するように配置されたIDセンサー40と、IDセンサー40が設けられた基板50とを備え、IDセンサー40は、基板50に一体化され、中間転写ベルトに向けて光を出射すると共に、中間転写ベルトで正反射した光と拡散反射した光とを個別に受光するセンサー本体41と、センサー本体41と中間転写ベルトとの間に配置され、センサー本体41からの出射光とセンサー本体41への入射光とを制御するレンズ42と、レンズ42を保持する保持部材43とを備え、保持部材43は、基板50に対して直接的に溶着固定されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数の像担持体を用いてカラー画像を形成する画像形成装置に関する。
従来から、複数の像担持体を用いてカラー画像を形成する画像形成装置が知られている。この種の画像形成装置は、複数の像担持体上に形成されたトナー像を中間転写ベルト上に転写し、中間転写ベルト上に転写されたトナー像を転写材上に転写することによってカラー画像を形成する。
この種の画像形成装置では、中間転写ベルト上に一定の濃度でトナー像を形成する必要がある。そのために、中間転写ベルト上のトナー像の濃度を検知するためにIDセンサーが用いられる。IDセンサーは、中間転写ベルトに向けて検査光を出射し、中間転写ベルトで反射した検査光の受光量に基づいて、中間転写ベルト上のトナー像の濃度を検知する。特許文献1及び特許文献2には、IDセンサーを備えた画像形成装置が記載されている。
特開2009−58918号公報 特開2010−122552号公報
ところで、この種の画像形成装置では、図11に示すように、IDセンサー80が基板81に設けられている。図12に示すように、IDセンサー80のうち、発光部91と受光部92とを有するセンサー本体82が基板81に一体化され、センサー本体82からの出射光とセンサー本体82への入射光とを制御するレンズ83が、基板81に取り付けられる保持部材84に保持される。また、図11では、保持部材84と共にセンサー本体82を内部に収容する箱体を形成する蓋部材85が、保持部材84とは反対側から基板81に取り付けられている。
基板81に保持部材84及び蓋部材85を取り付ける際は、例えば、図13に示すように、保持部材84の2つのピン(ボス)86を基板81の貫通孔81aに挿通させ、さらに、図14に示すように、2つのピン86を蓋部材85の貫通孔85aに挿通させる。そして、この状態で、各ピン86の先端部を溶かして、各ピン86を蓋部材85に溶着させる。これにより、保持部材84は蓋部材85に直接的に溶着固定される。この溶着固定によって、IDセンサー80が基板81に取り付けられる。
しかし、従来の画像形成装置は、保持部材84及び蓋部材85によって基板81を挟んでいるものの、保持部材84が基板81に固定されておらず、さらに、ピン86と貫通孔81aとの寸法公差に起因して、貫通孔81aの孔面とピン86との間に隙間(ガタ)がある。そのため、基板81に対して保持部材84の位置が変動し、それに伴って、基板81上のセンサー本体82と、保持部材84に保持されたレンズ83との位置関係が変化してしまう。従って、IDセンサー80では、受光部92における受光量が上述の位置関係の変化の影響を受け、検知精度に悪影響を及ぼしていた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、センサー本体とレンズとの位置関係の変化を防止し、IDセンサーの検知精度を向上させることができる画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、回転駆動される複数の像担持体と、前記複数の像担持体各々に当接可能に回転駆動される中間転写ベルトとを備え、前記複数の像担持体各々の表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト上に転写し、中間転写ベルト上に転写されたトナー像を転写材上に転写することによってカラー画像を形成する装置である。
そして、中間転写ベルトに対面するように配置されたIDセンサーと、IDセンサーが設けられた基板とを備え、IDセンサーは、基板に一体化され、中間転写ベルトに向けて光を出射すると共に、中間転写ベルトで正反射した光と拡散反射した光とを個別に受光するセンサー本体と、センサー本体と中間転写ベルトとの間に配置され、センサー本体からの出射光とセンサー本体への入射光とを制御するレンズと、レンズを保持する保持部材とを備え、保持部材は、基板に対して直接的に溶着固定されている。
本発明によれば、ケースが基板に対して直接的に溶着固定されているため、基板に対してケースの位置が変動することを防止でき、センサー本体とレンズとの位置関係の変化も防止することができる。従って、IDセンサーの検知精度へ悪影響を及ぼしていた前述の位置関係の変化を防止できるため、IDセンサーの検知精度を向上させることができる。
図1は、実施形態における画像形成装置の概略構成を示す全体図である。 図2は、画像形成装置におけるIDセンサー付近の拡大図である。 図3は、IDセンサーの分解斜視図である。 図4は、ケースを取り外した状態における基板の前面側の正面図である。 図5は、ケースを取り付けた状態における基板の前面側の正面図である。 図6は、第1挿通状態において基板を背面側から見た斜視図である。 図7は、第2挿通状態において基板を背面側から見た斜視図である。 図8は、従来の画像形成装置におけるカバーの固定方法の問題点を説明するための斜視図である。 図9は、従来の画像形成装置における基板の位置決め方法の問題点を説明するための斜視図である。 図10は、実施形態における画像形成装置における基板の位置決め方法を説明するための基板の正面図である。 図11は、従来の画像形成装置におけるIDセンサーの斜視図である。 図12は、従来の画像形成装置におけるIDセンサーの分解斜視図である。 図13は、従来の画像形成装置における保持部材のピンを基板の貫通孔に挿通させた状態の斜視図である。 図14は、従来の画像形成装置における保持部材のピンを蓋部材の貫通孔に挿通させた状態の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
<実施形態>
図1は、この発明の実施形態に係る画像形成装置1の概略構成図を示す。以下の説明において、前側、後側は、画像形成装置1の前側、後側(図1の紙面垂直方向の手前側、奥側)を意味し、左側、右側は、画像形成装置1を前側から見たときの左側、右側を意味するものとする。
画像形成装置1は、タンデム方式のカラープリンターであって、箱形のケーシング25によって覆われた画像形成装置本体2を有している。画像形成装置本体2内には画像形成部3が設けられている。この画像形成部3は、ネットワーク接続等がされたコンピューター等の外部機器から伝送されてくる画像データに基づき画像を記録紙P(転写材)に転写形成する。画像形成部3の下側には、レーザー光を出射する光走査装置4が配置され、画像形成部3の上側には、後述する各感光体ドラム11に当接可能に回転駆動される中間転写ベルト5が配置されている。中間転写ベルト5は、二次転写対向ローラー31とテンションローラー32とに巻き掛けられ、これらのローラー31,32の間に左右方向に張られている。光走査装置4の下側には、記録紙Pを貯留する用紙貯留部6が配置され、用紙貯留部6の左側には、手差し給紙部7が配置されている。中間転写ベルト5の右側且つ上側には、記録紙Pに転写形成された画像に定着処理を施す定着部8が配置されている。符号9は、画像形成装置本体2の上部に配置され、定着部8で定着処理が施された記録紙Pを排出する用紙排出部である。
画像形成部3は、中間転写ベルト5に沿って一列に配置された4つの画像形成ユニット10(マゼンダ、シアン、イエロー、ブラックの各色に対応した4つの画像形成ユニット)を備えている。これら画像形成ユニット10は、回転駆動される感光体ドラム11(像担持体)を有している。各感光体ドラム11の直下には、帯電器12が配置され、各感光体ドラム11の左側には、現像装置13が配置され、各感光体ドラム11の直上には、一次転写ローラー14が配置され、各感光体ドラム11の右側には、感光体ドラム11の周面をクリーニングするクリーニング部15が配置されている。
各感光体ドラム11は、帯電器12によって周面が一定に帯電され、当該帯電後の感光体ドラム11の周面に対して、所定の画像データに基づくレーザー光が光走査装置4から照射され、各感光体ドラム11の周面に静電潜像が形成される。かかる静電潜像に現像装置13から現像剤が供給されて、各感光体ドラム11の周面にイエロー、マゼンタ、シアン、又はブラックのトナー像が形成される。これらトナー像は、一次転写ローラー14に印加された転写バイアスにより中間転写ベルト5上に転写される。
定着部8の下側には、二次転写ローラー16と、二次転写ローラー16に対向する二次転写対向ローラー31とが配置されている。二次転写ローラー16は、中間転写ベルト5を介して二次転写対向ローラー31に当たるように、二次転写対向ローラー31の隣に配置されている。二次転写ローラー16は、中間転写ベルト5に当接している。用紙貯留部6又は手差し給紙部7から用紙搬送路17を通って搬送される記録紙Pは、二次転写ローラー16と中間転写ベルト5とによって挟持され、二次転写ローラー16に印加された転写バイアスにより中間転写ベルト5上のトナー像が転写される。記録紙Pにはカラー画像が形成される。なお、二次転写対向ローラー31の近傍には、中間転写ベルト5上のトナー濃度を検知するためのIDセンサー40が設けられている。IDセンサー40は基板50に設けられている。IDセンサー40についての詳細は後述する。
定着部8は、加熱ローラー18と加圧ローラー19とを備え、これら加熱ローラー18と加圧ローラー19とにより記録紙Pを挟持して加圧しながら加熱し、記録紙Pに転写されたトナー像を記録紙Pに定着させるようになっている。定着処理後の記録紙Pは、用紙排出部9に排出される。符号20は、両面印刷時に定着部8から排出された記録紙Pを反転させるための反転搬送路である。
−IDセンサーの構成−
IDセンサー40は、図2に示すように、中間転写ベルト5における二次転写対向ローラー31側の下側部分に対面するように、中間転写ベルト5の下方に配置されている。IDセンサー40は、略矩形状の基板50の上部に取り付けられている。基板50は、中間転写ベルト5の幅方向に延び、中間転写ベルト5における対面部分に対して垂直に立てられている。基板50は、ケーシング25に一体化された板状の支持部材51(例えば、金属板)に固定されている。支持部材51は、中間転写ベルト5の幅方向に延びている。
IDセンサー40は、図3に示すように、センサー本体41と、レンズ42と、ケース(保持部材)43と、カバー(蓋部材)44とを備えている。センサー本体41は、発光部45と、第1受光部46と、第2受光部47とを備えている。発光部45、第1受光部46及び第2受光部47は、基板50の同一面上に配置されて、基板50に一体化されている。第1受光部46、発光部45、及び第2受光部47の各々の光軸は、基板50の前面に略平行である。例えば、発光部45は発光ダイオード(LED)であり、各受光部46,47はフォトディテクター(PD)である。なお、基板50のうち、発光部45等が設けられた面を「前面」、その反対面を「背面」という。
基板50の前面では、中間転写ベルト5側(上側)にセンサー本体41が配置されている。図4に示すように、左側から、第1受光部46、発光部45、及び第2受光部47がこの順番で配置されている。発光部45は、第1受光部46側の斜め上方を光軸が向くように設けられている。第1受光部46及び第2受光部47は、発光部45側の斜め上方を光軸が向くように設けられている。このように設けることで、発光部45が中間転写ベルト5に向けて検査光(LED光)を出射すると、第1受光部46が中間転写ベルト5で正反射した検査光を受光し、第2受光部47が中間転写ベルト5で拡散反射した検査光を受光する。IDセンサー40は、第1受光部46によって検知された受光量と、第2受光部47によって検知された受光量との差に基づいて、中間転写ベルト5表面に形成されたトナー像の濃度を検知する。
レンズ42は、センサー本体41からの出射光とセンサー本体41への入射光とを制御する光学素子である。レンズ42は、発光部45の出射光を集光する第1集光部42aと、第1受光部46への入射光を集光する第2集光部42bと、第2受光部47への入射光を集光する第3集光部42cとが一体形成されている。レンズ42は、上方から見て略矩形状に形成されている。レンズ42は、上方から見た場合の長手方向が中間転写ベルト5の幅方向と略一致するように、中間転写ベルト5とセンサー本体41との間に配置されている。IDセンサー40では、レンズ42が中間転写ベルト5に対面している。レンズ42は、ケース43に保持されている。
ケース43は、図5に示すように、基板50の前面側から見て、下部が少し突出した略矩形状に形成されている。ケース43は、図3に示すように、前面部43aの周囲から周壁部43bが突出し、上面に開口が形成されている。ケース43は、上面の開口部分にレンズ42を嵌合させて保持する。レンズ42は、基板50の上端面の凹部の底面50bに対面する位置で保持される。ケース43は、基板50の前面のうち、センサー本体41が配置された上側中央部を覆うように基板50に取り付けられる。また、ケース43は、複数のピン55を備えている。各ピン55は、前面部43aに一体化され、前面部43aの内側から突出している。なお、基板50には、複数のピン55に対応して、ピン55と同数の貫通孔50aが形成されている。ピン55等については後述する。
カバー44は、基板50を挟んでケース43の反対側に配置され、ケース43と共にセンサー本体41を内部に収容する箱体を形成する部材である。カバー44は、図3に示すように、略矩形板状の本体部44aと、本体部44aの下部から突出する略矩形板状の突出部44bとを備えている。カバー44には、複数のピン55の一部に対応して、複数の貫通孔44cが形成されている。カバー44の高さ及び幅は、ケース43と略同じである。カバー44は、基板50の厚さ方向に見てケース43と重なるように、ケース43とは反対側から基板50に取り付けられる。カバー44は、レンズ42がケース43から抜け出すことを阻止すると共に、ケース43内(つまりIDセンサー40内)に異物(トナーや紙粉等)が侵入することを防止する蓋としての役割を果たす。
−IDセンサーの基板への取付方法−
上述したようにケース43は、複数のピン55を備えている。これらのピン55は、ケース43を溶着固定するための金属製のピン(ボス)である。複数のピン55は、ケース43を基板50に直接的に溶着固定するための複数の基板用ピン55aと、ケース43をカバー44に直接的に溶着固定するための複数のカバー用ピン55bとを含む。本実施形態では、基板用ピン55aが2本設けられ、カバー用ピン55bが3本設けられている。
IDセンサー40を基板50に取り付ける際は、図6に示すように、全てのピン55a,55bを基板50の貫通孔50aに挿通させて、ケース43を基板50の前面に当接させた第1挿通状態にする。図6は、第1挿通状態において基板50を背面側から見た斜視図である。3本のカバー用ピン55bは、互いを線で繋ぐと逆三角形をなすように配置されている。2本の基板用ピン55aは、同じ高さに配置され、前述の逆三角形の内側に位置している。第1挿通状態では、基板50の背面からの突出長が、基板用ピン55aよりもカバー用ピン55bの方が大きい。
本実施形態では、第1挿通状態で2本の基板用ピン55aの先端部が溶着用のヒータによって溶かされる。溶けた基板用ピン55aの先端部は、基板50に付着して固まる。これにより、各基板用ピン55aが基板50に溶着固定された状態になる。ケース43は基板50に直接的に溶着固定された第1固定状態となる。ケース43は、2箇所(2本の基板用ピン55a)で基板50に直接的に溶着固定される。なお、溶着を行う際、各基板用ピン55aが貫通孔50aの孔面の上端又は下端に当たるように、ケース43を上側又は下側に寄せてもよい。
続いて、図7に示すように、3本のカバー用ピン55bをカバー44の貫通孔44cに挿通させて、カバー44を基板50の背面に当接させた第2挿通状態にする。図7は、第2挿通状態において基板50を背面側から見た斜視図である。第2挿通状態では、3本のカバー用ピン55bはカバー44から突出し、カバー44が隙間なくケース43及びレンズ42に当接している。そして、第2挿通状態で3本のカバー用ピン55bの先端部が溶着用のヒータによって溶かされる。溶けたカバー用ピン55bの先端部は、カバー44に付着して固まる。これにより、各カバー用ピン55bがカバー44に溶着された状態になる。ケース43はカバー44に直接的に溶着固定された第2固定状態となる。ケース43は、3箇所(3本のカバー用ピン55b)でカバー44に直接的に溶着固定される。なお、この溶着を行う際、カバー44を上側又は下側に寄せてもよい。
以上により、IDセンサー40が基板50に取り付けられる。本実施形態によれば、ケース43が基板50に直接的に溶着固定されているため、基板50に対してケース43の位置が変動することを防止でき、センサー本体41とレンズ42との位置関係の変化も防止することができる。従って、IDセンサー40の検知精度へ悪影響を及ぼしていた前述の位置関係の変化を防止できるため、IDセンサー40の検知精度を向上させることができる。
なお、IDセンサー40では、発光部45や受光部46,47に性能のばらつきがある。そのため、IDセンサー40を基板50に取り付けた後に、発光部45を実際に発光させて各受光部46,47の受光感度を確認しながら、発光部45の光量や各受光部46,47の受光感度についての調整を行う。
また、本実施形態では、ケース43とカバー44とが3本のカバー用ピン55bで直接的に溶着固定される。ここで、従来の画像形成装置では、図8に示すように、保持部材84と蓋部材85とが2本のピン86で直接的に溶着固定されていた。そのため、蓋部材85が保持部材84や基板81に対し傾きやすく、保持部材84と蓋部材85との間に隙間ができる虞があった。隙間ができると、隙間から異物が、センサー本体82がある内部に侵入してしまう。それに対し、本実施形態では、ケース43とカバー44とが3本のカバー用ピン55bで直接的に溶着固定されるため、カバー44がケース43に対して傾きにくい。そのため、異物が侵入する隙間ができることを抑制することができる。なお、3本のカバー用ピン55bは同一直線上に配置されていないことが望ましい。
−基板の位置決め方法−
上述したように、基板50は、ケーシング25に一体化された板状の支持部材51に固定される。ここで、IDセンサー40の検知精度を良くするためには、レンズ42の上面が中間転写ベルト5と平行になるように(つまり、基板50の上端面が中間転写ベルト5と平行になるように)、基板50が固定されることが望ましい。本実施形態では、このような固定を実現するために、基板50に一対の切り欠き61と長穴62とが形成されている。
まず、従来の基板81の位置決め方法について説明する。図9に示すように、基板81には一方の側面近傍に横方向に延びる長穴94が形成され、もう一方の側面近傍に丸穴95が形成されている。支持部材51に基板81を固定する際は、作業者は、長穴94と丸穴95との各々にネジ(ビス)を挿通させた状態で、基板81を下側に押して下寄せをして、ネジ止めをする。長穴94の下端の高さと丸穴95の下端の高さとは同じである。そのため、下寄せした状態でのネジ止めによって、基板81は上端面が水平な状態で固定される。なお、従来は、丸穴95にネジを入れることで、基板81の横方向の移動が規制され、基板81の横方向の位置決めがなされる。
しかし、このネジ止めは手作業である。そのため、ネジ止め後に下寄せができているか否かを確認できることが望ましい。ところが、従来は、長穴94及び丸穴95にネジが挿通された状態で、この確認を行うことができない。
それに対し、本実施形態では、図10に示すように、上述したように。基板50には、互いに対向する側面の各々から基板50の上端面に平行に延びる一対の切り欠き61が形成されている。一対の切り欠き61の下端の高さは互いに同じである。支持部材51に基板50を固定する際は、作業者は、各切り欠き61に円柱状のボス63(突起)を挿通させた状態で、基板50を下側に押して下寄せをし、一対の切り欠き61によって上下方向の基板50の移動を規制して、ネジ止めをする。これにより、基板50は上端面が水平な状態で固定される。
ネジ止め後に下寄せができているか否かを確認する際は、シクネスゲージを用いる。本実施形態では、基板50の側面側から切り欠き61にシクネスゲージを入れて、下寄せができているか否かを確認することができる。切り欠き61にシクネスゲージが入る場合は下寄せができておらず、ネジ止め作業をやり直す。
但し、従来の丸穴95を切り欠き61に変えると、基板50の横方向の位置決めができなくなる。そのため、基板50に、上下方向に延びる長穴62が形成されている。長穴62は、基板50の下側の一方の角部近傍に形成されている。上述の下寄せは、長穴62にもボス63を挿通させた状態で行われ、長穴62によって横方向の基板50の移動を規制して、長穴62もネジ止めされる。
《他の実施形態》
上記実施形態では、基板用ピン55aの本数が2本であったが、これに限ったものではなく、3本以上でもよい。また、基板用ピン55aの配置も、上記実施形態に限ったものではなく、他の配置を採用してもよい。
上記実施形態では、カバー用ピン55bの本数が3本であったが、これに限ったものではなく、2本でもよいし4本以上でもよい。また、カバー用ピン55bの配置も、上記実施形態に限ったものではなく、他の配置を採用してもよい。
上記実施形態では、基板50の位置決めに切り欠き61及び長穴62を用いたが、これに限ったものではなく、従来と同様に、長穴と丸穴とによって基板50の位置決めをしてもよい。
以上説明したように、本発明は、複数の像担持体を用いてカラー画像を形成する画像形成装置に有用である。
1 画像形成装置
5 中間転写ベルト
11 感光体ドラム(像担持体)
40 IDセンサー
41 センサー本体
42 レンズ
43 ケース(保持部材)
44 カバー(蓋部材)
50 基板

Claims (3)

  1. 回転駆動される複数の像担持体と、前記複数の像担持体各々に当接可能に回転駆動される中間転写ベルトとを備え、前記複数の像担持体各々の表面に形成されたトナー像を前記中間転写ベルト上に転写し、前記中間転写ベルト上に転写されたトナー像を転写材上に転写することによってカラー画像を形成する画像形成装置であって、
    前記中間転写ベルトに対面するように配置されたIDセンサーと、
    前記IDセンサーが設けられた基板とを備え、
    前記IDセンサーは、前記基板に一体化され、前記中間転写ベルトに向けて光を出射すると共に、前記中間転写ベルトで正反射した光と拡散反射した光とを個別に受光するセンサー本体と、前記センサー本体と前記中間転写ベルトとの間に配置され、前記センサー本体からの出射光と前記センサー本体への入射光とを制御するレンズと、前記レンズを保持する保持部材とを備え、
    前記保持部材は、前記基板に対して直接的に溶着固定されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記基板を挟んで前記保持部材の反対側に配置され、前記保持部材と共に前記センサー本体を内部に収容する箱体を形成する蓋部材をさらに備え、
    前記蓋部材は、前記保持部材に対して3箇所以上で直接的に溶着固定されていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記基板が立てられた状態で固定される支持部材をさらに備え、
    前記基板は、互いに対向する側面の各々から横方向に延びる一対の切り欠きと、上下方向に延びる長穴とを有し、
    前記一対の切り欠き及び前記長穴の各々に挿通されたボスによって、前記基板は前記支持部材に固定されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
JP2016120306A 2016-06-16 2016-06-16 画像形成装置 Active JP6528953B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016120306A JP6528953B2 (ja) 2016-06-16 2016-06-16 画像形成装置
CN201710441629.3A CN107526265B (zh) 2016-06-16 2017-06-13 图像形成装置
US15/623,858 US10054887B2 (en) 2016-06-16 2017-06-15 Image forming apparatus having an ID sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016120306A JP6528953B2 (ja) 2016-06-16 2016-06-16 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017223875A true JP2017223875A (ja) 2017-12-21
JP6528953B2 JP6528953B2 (ja) 2019-06-12

Family

ID=60659506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016120306A Active JP6528953B2 (ja) 2016-06-16 2016-06-16 画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10054887B2 (ja)
JP (1) JP6528953B2 (ja)
CN (1) CN107526265B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021047118A (ja) * 2019-09-19 2021-03-25 オムロン株式会社 トナー濃度センサおよび画像形成装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7327034B2 (ja) * 2019-09-19 2023-08-16 オムロン株式会社 トナー濃度センサおよび画像形成装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005091252A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Ricoh Co Ltd 光学センサ
JP2005175924A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Olympus Corp 撮像装置
JP2006317531A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Ricoh Co Ltd 光学検知装置及び画像形成装置
JP2007294679A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Alps Electric Co Ltd 磁気検出センサ
US20100079153A1 (en) * 2008-09-25 2010-04-01 Stoneridge Control Devices, Inc. Touch Sensor System and Method

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040251435A1 (en) * 2003-04-07 2004-12-16 Noboru Sawayama Optical sensor and image forming apparatus
JP2009058918A (ja) 2007-09-04 2009-03-19 Kyocera Mita Corp カラー画像形成装置
JP2010122552A (ja) 2008-11-21 2010-06-03 Kyocera Mita Corp カラー画像形成装置
JP5212661B2 (ja) * 2010-08-31 2013-06-19 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置及びトナー濃度検出装置
JP2013195066A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Omron Corp トナー濃度センサ及び画像成形装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005091252A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Ricoh Co Ltd 光学センサ
JP2005175924A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Olympus Corp 撮像装置
JP2006317531A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Ricoh Co Ltd 光学検知装置及び画像形成装置
JP2007294679A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Alps Electric Co Ltd 磁気検出センサ
US20100079153A1 (en) * 2008-09-25 2010-04-01 Stoneridge Control Devices, Inc. Touch Sensor System and Method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021047118A (ja) * 2019-09-19 2021-03-25 オムロン株式会社 トナー濃度センサおよび画像形成装置
JP7283326B2 (ja) 2019-09-19 2023-05-30 オムロン株式会社 トナー濃度センサおよび画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN107526265B (zh) 2020-08-07
CN107526265A (zh) 2017-12-29
JP6528953B2 (ja) 2019-06-12
US20170364013A1 (en) 2017-12-21
US10054887B2 (en) 2018-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9429513B2 (en) Sensor apparatus and image forming apparatus incorporating same
JP5999304B2 (ja) 光学センサ及び画像形成装置
WO2013121767A1 (ja) 光学センサ及び画像形成装置
JP2013170859A (ja) 光学センサ及び画像形成装置
JP6004812B2 (ja) 光学検知装置及び画像形成装置
JP2012131593A (ja) 光学センサ及び画像形成装置
JP4962761B2 (ja) 画像形成装置
US20130221205A1 (en) Light amount detector and image forming apparatus
US20110222892A1 (en) Density sensor and image forming apparatus including the same
JP2009204831A (ja) 画像形成装置
CN107526265B (zh) 图像形成装置
JP6409530B2 (ja) 光センサ装置、紙種判別装置及び画像形成装置
JP5786306B2 (ja) 光走査装置および画像形成装置
JP2010190685A (ja) 反射光量検知センサおよびそれを備えた画像形成装置
US9621756B2 (en) Optical scanning device, image forming apparatus including optical scanning device, and position adjustment method of synchronization detection sensor mounted in optical scanning device
JP2007047431A (ja) 現像剤補給容器及び画像形成装置
JP2013080176A (ja) 記録材判別装置及び画像形成装置
JP2012250443A (ja) 露光装置の製造方法
JP5239641B2 (ja) 画像形成装置
US7619205B2 (en) Image forming apparatus having photo sensors capable of detecting objects of different widths using photocouplers of the same configuration
JP2016138875A (ja) 光学センサ及び記録媒体判別装置及び画像形成装置
JP6652295B2 (ja) 測色装置及び画像形成装置
JP2008185960A (ja) 画像情報検知装置および画像形成装置
JP2022181145A (ja) 画像形成装置
JP2007148030A (ja) トナー補給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190417

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190430

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6528953

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150