JP2007148030A - トナー補給装置 - Google Patents
トナー補給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007148030A JP2007148030A JP2005342617A JP2005342617A JP2007148030A JP 2007148030 A JP2007148030 A JP 2007148030A JP 2005342617 A JP2005342617 A JP 2005342617A JP 2005342617 A JP2005342617 A JP 2005342617A JP 2007148030 A JP2007148030 A JP 2007148030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- detection
- unit
- developing device
- developing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
【課題】トナー残量を精度良く検出し、トナー補給時における画像形成部のトナー残量が少なくなりすぎないようにすることにある.
【解決手段】現像器13に対して外部からトナーを補給するためのカラープリンタ1のトナー補給装置16であって、第1検出手段20aと、第2検出手段と、補正手段20bと、トナー補給部22とを有する。第1検出手段20aは現像器13内部のトナー量を検出する。第2検出手段は第1検出手段20aよりも高い検出精度でかつ第1検出手段20aよりも長い間隔の検出タイミングで現像器13内部のトナー量を検出する。補正手段20bは第2検出手段の検出結果に基づいて第1検出手段20aによる検出結果を補正する。トナー補給部22は補正手段20bによる補正結果に基づいて現像器13にトナーを補給する。
【選択図】図1
【解決手段】現像器13に対して外部からトナーを補給するためのカラープリンタ1のトナー補給装置16であって、第1検出手段20aと、第2検出手段と、補正手段20bと、トナー補給部22とを有する。第1検出手段20aは現像器13内部のトナー量を検出する。第2検出手段は第1検出手段20aよりも高い検出精度でかつ第1検出手段20aよりも長い間隔の検出タイミングで現像器13内部のトナー量を検出する。補正手段20bは第2検出手段の検出結果に基づいて第1検出手段20aによる検出結果を補正する。トナー補給部22は補正手段20bによる補正結果に基づいて現像器13にトナーを補給する。
【選択図】図1
Description
本発明は、トナー補給装置、特に、外部からトナーを補給する方式の画像形成装置のトナー補給装置に関する。
画像形成装置は、トナー画像を形成する画像形成部や画像形成部で形成されたトナー画像を定着する定着部などを有している。そして、画像形成部内に存在するトナー量が減少すると、画像形成部の外部に設けられたトナー収容部からトナーを補給する方式の画像形成装置が提供されている(特許文献1参照)。
特開平11−202604号公報
特許文献1に記載の画像形成装置では、画像形成を行った画像のドットをカウントしてトナー残量の理論値を検出し、その検出結果に基づいてトナー補給を行うようにしている。このとき、トナー補給後の画像形成部内のトナー量を一定とするために、トナーを補給する量を制御している。しかし、ドットをカウントすることによって検出したトナー残量は、印字の条件(環境条件等)によって実際のトナー残量とずれが生じる場合がある。このために、トナーの補給時における実際の画像形成部のトナー残量が理論値よりも少ない場合がある。トナー補給時における画像形成部のトナー残量が少なすぎると、画像形成部内でトナーが帯電過多になる可能性があり、新たに補給するトナーとの帯電差が大きくなる。この場合には、かぶり等の問題が生じる可能性がある。
本発明の課題は、トナー残量を精度良く検出し、トナー補給時における画像形成部のトナー残量が少なくなりすぎないようにすることにある。
請求項1に係るトナー補給装置は、現像器に対して外部からトナーを補給するための画像形成装置のトナー補給装置であって、第1検出手段と、第2検出手段と、補正手段と、補給手段とを有する。第1検出手段は現像器内部のトナー量を検出する。第2検出手段は第1検出手段よりも高い検出精度でかつ第1検出手段よりも長い間隔の検出タイミングで現像器内部のトナー量を検出する。補正手段は第2検出手段の検出結果に基づいて第1検出手段による検出結果を補正する。補給手段は補正手段による補正結果に基づいて現像器にトナーを補給する。
このトナー補給装置では、現像器内のトナー残量が第1検出手段によって所定の間隔で検出される。また、第2検出手段によって、第1検出手段よりも長い間隔の検出タイミングでかつ第1検出手段よりも高精度で現像器内部のトナー残量が検出される。そして、この第2検出手段の検出結果によって、第1検出手段の検出結果が補正される。この補正されたトナー残量に基づいて、トナーが補給される。
ここで、トナー残量の検出精度を高くするためには、頻繁に第2検出手段によってトナー残量を検出すればよい。しかし、一般に精度の高い検出には、そのための時間が必要である。そこで、本請求項に係る発明では、比較的精度の低い第1検出手段によってトナー残量を検出するとともに、この第1検出手段による検出間隔よりも長い間隔でかつ高い精度で第2検出手段によってトナー残量を検出し、第1検出手段による検出結果を補正するようにしている。このため、簡単かつ迅速に精度の高いトナー残量の検出が行え、適切なトナー補給を行うことができる。
請求項2に係るトナー補給装置は、請求項1に記載のトナー補給装置であって、第2検出手段は、現像器内に光を照射する発光部と、現像器内を通過した発光部からの光を受光する受光部とを有し、受光部の受光結果によって現像器内部に存在するトナー量を検出する。
このトナー補給装置では、発光部が現像器外から現像器内に向かって光を照射し、発光部からの光を受光部によって受光する。受光部の受光結果によって現像器内のトナー残量を検出する。
ここでは、実際に現像器内のトナー残量を検出しているためにドットカウントによるトナー残量の検出に比べて精度が高くなる。
請求項3に係るトナー補給装置は、請求項2に記載のトナー補給装置であって、受光部は、発光部からの光を現像器内に配置された反射部に反射された発光部からの光を受光する。
ここでは、発光部及び受光部の配置を変更しやすくなる。
請求項4に係るトナー補給装置は、請求項1から3のいずれかに記載のトナー補給装置であって、第1検出手段は、現像器内部のトナー量を画像形成された画像のドットをカウントすることで検出する。
このトナー補給装置では、第1検出手段は画像形成された画像のドットをカウントし、トナー補給時からの形成された画像のドットカウントを累積することで消費したトナー量を検出する。これにより得られたトナー消費量をトナー補給時のトナー量から差し引くことで、現像器内のトナー残量を検出する。
ここでは、トナー残量の検出を短時間で行うことができる。
請求項5に係るトナー補給装置は、請求項2から4のいずれかに記載のトナー補給装置であって、画像形成装置には回転可能な回転支持枠が設けられており、複数の現像器は回転支持枠に支持されており、第2検出手段は、一組の発行部と受光部とによって、回転支持枠に支持され所定の回転位置に位置する複数の現像器のそれぞれについて内部のトナー量を検出する。
このトナー補給装置では、複数の現像器が回転しながらそれぞれの現像器にトナーを補給する。そして、一組の発光部と受光部によってそれぞれの現像器のトナー残量を検出する。
ここでは、一組の発光部と受光部とによって複数の現像器のトナー残量を検出することができるため安価になる。
請求項6に係るトナー補給装置は、現像器に対して外部からトナーを補給するための画像形成装置のトナー補給装置であって、第1検出手段と、第2検出手段と、補正手段と、補給手段とを有する。第1検出手段は現像器内のトナー量の理論値を検出する。第2検出手段は現像器内のトナー量の実測値を検出する。補正手段は第2検出手段の検出結果に基づいて第1検出手段による検出結果を補正する。補給手段は補正手段による補正結果に基づいて現像器にトナーを補給する。
このトナー補給装置では、第1検出手段によってトナー量の理論値を検出し、第2検出手段によってトナー量の実測値を検出する。補正手段は実測値に基づいて理論値を補正する。補正手段によって補正された補正結果に基づいてトナー補給を行う。ここで、理論値は、理論的にトナーが残っている量を示す値である。例えば、画像形成を行った画像のドットを累積することで消費したトナーの量を検出し、トナー補給時に現像器内に存在するトナー量から消費したトナーの量を差し引くことで理論的に得られる値である。また、実測値は、実際にトナー残量を検出することで得られるトナー残量である。例えば、光学式、圧電式、透磁率測定式などのセンサによって実際に現像器内のトナー量を測定することで検出される値である。
ここでは、理論値と実測値との差が大きくなるのを防止でき、適切なトナー補給を行うことができる。
請求項7に係るトナー補給装置は、現像器に対して外部からトナーを補給するための画像形成装置のトナー補給装置であって、第1検出手段と、第2検出手段と、補給手段とを有する。第1検出手段は現像器内部のトナー量を検出する。第2検出手段は第1検出手段よりも高い検出精度でかつ第1検出手段よりも長い間隔の検出タイミングで現像器内部のトナー量を検出する。補給手段は第1検出手段の検出結果に基づいて定められたタイミングに、第1検出手段の検出結果と第2検出手段の検出結果とによって定められた量のトナーを現像器に補給する。
このトナー補給装置では、第1検出手段によって現像器内のトナー量を検出し、第1検出手段よりも長いタイミングの検出間隔で第2検出手段が現像器内のトナー量を検出する。補給手段は、第1検出手段の検出結果によって補給タイミングが決められ、第1検出手段と第2検出手段との検出結果からトナー補給量を定めて補給する。具体的には、第2検出手段で検出できる部分は第2検出手段によって検出を行い、第2検出手段によって検出できない部分(例えば、センサが届かない部分)は第1検出手段によって検出する。両方の検出結果を勘案してトナー補給量が定められる。
ここでは、第1検出手段と第2検出手段との検出結果に基づいてトナー補給量が決定されるために、第1検出手段のみによってトナー補給量を定める場合と比較して精度良くトナーを補給できる。
請求項8に係るトナー補給装置は、現像器に対して外部からトナーを補給するための画像形成装置のトナー補給装置であって、第1検出手段と、第2検出手段と、補正手段と、補給手段とを有する。第1検出手段は現像器内部のトナー量を検出する。第2検出手段は第1検出手段よりも高い検出精度でかつ第1検出手段よりも長い間隔の検出タイミングで現像器内部のトナー量を検出する。補正手段は第1検出手段の検出結果に基づいて、第2検出手段による検出を行い、第2検出手段の検出結果に基づいて第1検出手段による検出結果を補正する。補給手段は補正手段による補正結果に基づいて現像器にトナーを補給する。
このトナー補給装置では、第1検出手段の検出結果に基づいて第2検出手段によって検出を行い、第2検出手段の検出結果に基づいて第1検出手段の検出結果を補正する。第1検出手段の検出結果に基づいて現像器にトナーを補給する。
ここでは、簡単かつ迅速に精度の高いトナー残量の検出が行え、適切なトナー補給を行うことができる。
本発明は、トナー残量を精度良く検出し、トナー補給時における画像形成部のトナー残量が少なくなりすぎないようにできる。
[構成]
図1は本発明の一実施形態が採用された画像形成装置であるカラープリンタ1を示す。なお、この図1は各構成要素の配置を示すための模式図であり、各部の詳細は省略して示している。
図1は本発明の一実施形態が採用された画像形成装置であるカラープリンタ1を示す。なお、この図1は各構成要素の配置を示すための模式図であり、各部の詳細は省略して示している。
このカラープリンタ1は、図示しないコンピュータなどに接続されており、コンピュータ等から送られてくる画像情報に基づいてカラー画像を用紙に印刷可能な装置である。
カラープリンタ1は、画像情報に基づいてトナー画像を形成する画像形成部2と、画像形成部2で形成されたトナー画像を用紙に定着する定着部4と、画像形成部2と定着部4とに用紙を搬送する用紙搬送部5と、用紙搬送部5に給紙する給紙部6と、トナー画像が定着された用紙を排出する排出部7と、画像形成部2にトナーを補給するトナー補給部22(図2参照)とを有している。
画像形成部2は、トナー画像を形成するための部分であって、表面に静電潜像が形成される感光体ドラム11と、トナー画像を形成するための4つの現像器13と、画像情報に基づいて感光体ドラム11表面を走査露光するレーザユニット12とを備える。
感光体ドラム11は、4つの現像器13に隣接するように設けられ、その回転軸は図1の紙面に対して垂直に延びるように設けられている。感光体ドラム11の上部には、感光体ドラム11の表面を一様に帯電するための帯電ローラが設けられている。
4つの現像器13は、円柱を円周方向に4等分したような形状であって、回転枠28に支持されて、全体が回転自在となっている。また、現像器13は内部に現像ローラ14を有しており、この現像ローラ14によって感光体ドラム11にトナーを供給する。4つの現像器13には、それぞれ、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つの色のトナーが収納されている。
レーザユニット12は、レーザ光を感光体ドラム11に照射するためのものであって、感光体ドラム11の上方で、かつ4つの現像器13とは感光体ドラム11を挟んで逆側に配置されている。
定着部4は、画像形成部2で形成された画像を用紙に定着するための部分であって、加圧ローラと加熱ローラとを有している。
用紙搬送部5は、画像形成部2や定着部4に用紙を搬送するための部分であって、給紙部6から排出部7まで連続している。
給紙部6は、印刷を行うための用紙が収納されている部分であって、給紙カセットや用紙搬送部5に用紙を給紙するためのローラ等を有している。また、給紙部6は、このカラープリンタ1の下側に配置されている。
排出部7は、画像が定着された用紙が用紙搬送部5を通って排出される部分であり、このカラープリンタ1の上面に配置されている。
トナー補給部22は、現像器13にトナーを補給するための部分であって、内部に補給用のトナーを収納するトナー収容部15と、トナー収容部15のトナーを現像器13に補給するトナー補給装置16(図2参照)とを備えている。
トナー収容部15は、それぞれの色のトナーが収納された箱状のコンテナが4つ並べられて構成されている。
トナー補給装置16は、図2の制御ブロック図で示すように、画像形成部2等に接続された制御部20と、現像器13内のトナー残量を実測する発光部23及び受光部24と、制御部20に接続されたトナー供給装置3とを有する。
制御部20は、CPU,ROM等を含むマイクロコンピュータであり、直近のトナー補給時からの画像形成を行った画像のドットを累積して現像器13内に残留するトナーの残量の理論値を検出する第1検出手段20aと、受光部24の受光量に応じてトナー残量の理論値を補正する補正手段20bとを有する。
発光部23及び受光部24(第2検出手段)は、図3に示すように、画像形成部2の近傍に配置されている。ここで、図3は発光部23と受光部24の位置を示しており、発光部23及び受光部24はカラープリンタ1のフレームに取り付けられ、クリーニング部材27及び鏡25はそれぞれの現像器13の内部に配置されている。なお、図3では発光部23などの位置を理解しやすいようにカラープリンタ1のフレームと現像器13は省略して記載している。また、制御部20のドットカウントによる現像器13内のトナー残量の検出結果に基づいて決定された検出時期に、以下のような検出動作を行う。すなわち、発光部23が現像器13に対して発光し、この光は現像器13内に配置された発光部側ガイド部材25aによって受光部24側に屈折させられ、受光部側ガイド部材25bに進入する。受光部側ガイド部材25bに進入した光は受光部側ガイド部材25bによって受光部24に向かうように屈折されて受光部24で受光される。この受光部24で受光した受光量に基づいて、制御部20は現像器13内のトナー残量を検出する。
図4は受光部24での信号検出状態を示す図である。ここで、図4のLは発光部23の光が受光部24に達していない状態を示し、Hは発光部23の光が受光部24に達している状態を示す。従って、Lの期間が長いほど現像器13内のトナー残量が多く、Hの期間が長いほど現像器13内のトナー残量が少ないことになる。このLの期間とHの期間との比率によって現像器中のトナー量を検出できる。なお、制御部20の画像のドットカウントを算出してトナー残量を検出する方法は、線画像やベタ画像などの印字条件や使用環境などによりトナーの帯電性能が変化による現像性の変化により印字の濃度が異なるために理論値からの誤差が生じやすい。このため、発光部23及び受光部24によって実際の現像器中のトナー量を検出する方がトナー残量の検出精度が良い。しかしながら、実際の現像器中のトナー量を検出する方法は、後述するように現像器内のトナーをかき混ぜて均一化された状態で検出しないと検出値に誤差が生じるために検出に時間がかかる。例えば、ロータリー現像方式のように、現像位置でのみ現像器が駆動される場合、通常の現像では現像器の駆動時間が短く、実際の現像器中のトナー量を測定することができない(例えば、1分間に10枚分のカラー画像が形成できる場合には、1枚分のカラー画像の形成には6秒かかる。シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色で現像する場合、現像器の切り替えの時間も必要であるために、現像に使用する時間は1色につき約1秒程度しかなく実際のトナー量を安定して測定できない)。
ここで、現像器13内には一対のガイド部材25の汚れをクリーニングするための2つのクリーニング部材27が対向して配置されている。このクリーニング部材27は、一定周期で鏡25をクリーニングするように回転している。クリーニング部材27の回転に伴って発光部23が発光した光が一定周期で遮られるので、トナーが全く存在しない状態であってもLの状態が一定期間存在する。また、このクリーニング部材27が回転する際に2つのクリーニング部材27の間に存在するトナーがかき混ぜられる。このためにトナー量がクリーニング部材27よりも垂直方向上側まで存在している場合であっても発光部の光を透過する。
トナー供給装置3は、現像器13にトナーを供給するためのものであって、トナーを搬送するためのトナー搬送部と、トナーを供給するためのトナー供給部とを有する。制御部20によって補正された理論値に基づいて、トナー補給が可能なようにトナー供給部を移動させ、現像器13内にトナーを供給する。
[動作]
図5に、このカラープリンタ1のトナー補給動作のフローチャートを示す。
図5に、このカラープリンタ1のトナー補給動作のフローチャートを示す。
このカラープリンタ1では、コンピュータ等から送られてくる画像情報に基づいて画像形成部2がカラー画像を形成し、用紙搬送部5によって給紙部6から搬送された用紙にそのカラー画像を形成する。カラー画像が形成された用紙は、用紙搬送部5によって定着部4に搬送され、定着部4で用紙にカラー画像が定着される。カラー画像が定着された用紙は、用紙搬送部5によって定着部4から排出部7に搬送される。
画像形成部2によって画像形成動作がなされると、制御部20は画像形成動作によって画像形成された画像のドットをカウントし、直前のトナー補給時からのドットカウントを累積し、トナー補給時のトナー量からこの累積した値を差し引くことでトナー残量の理論値を検出する(第1検出手段20aによる検出)(S1)。ここで、あらかじめ定められた第2検出手段による検出時期か判断される(S2)。例えば、印刷枚数20枚毎や、ドットカウントの累積がA4用紙換算で印字率100%毎に行うようにする。あらかじめ定められた第2検出手段による検出時期の場合(S2のYES)には、受光部24の受光量によってトナー残量を検出する。すなわち、発光部23に現像器13内に光を照射し、受光部24が現像器13内の鏡に反射された光を受光し、受光部24の受光量に応じてトナー残量の実測値を検出する(第2検出手段)(S3)。その後、この実測値に基づいてトナー残量の理論値を補正する(S4)(補正手段)。理論値を補正した後及び第2検出手段による検出時期ではないと判断した後(S2のNO)には、トナー残量の理論値が一定以下かを判断する(S5)。ここで、トナー残量の理論値があらかじめ定められた一定量よりも多い場合(S5のNO)には、次の画像形成まで待機し(S8)、一定量よりも少ない場合(S5のYES)には、トナー補給部22によって現像器13内にトナーを補給する(S6)。トナー補給(S6)を行った後、理論値をあらかじめ定めた初期値(現像器13内のトナーが減少していない状態の値)と同じ値にリセットする(S7)。その後、次の画像形成動作まで待機する(S8)。
ここでは、定期的にトナー残量の理論値を実測値に基づいて補正するために、理論値と実測値の誤差が少なくなる。このために、トナー残量の検出精度が良くなる。さらに、トナーが少なくなりすぎてからトナーを補給することによるかぶり等の問題が発生するのを防止できる。
[他の実施形態]
上記実施形態は、カラープリンタ1を用いたが本発明はこれに限らず、複写機や複合機であっても良い。また、上記実施形態では、実測値によって定期的に補正された理論値に基づいて補正したが、第1検出手段の検出結果に基づいてトナー補給時期を決定して、第1検出手段と第2検出手段との検出結果に基づいてトナー補給の際に補給するトナー量を定めても良い。具体的には、第2検出手段による検出が可能な場合には第2検出手段で検出した検出結果を参照し、第2検出手段によって検出することが困難な場合には第1検出手段によって検出した検出結果を参照してトナー補給量を定める。この場合、第2検出手段で検出できる部分は実測しているために検出結果と実際との間の誤差が小さいので、第1検出手段でのみ検出した検出結果に基づいてトナー補給量を定める場合よりもトナー補給量が精度良く決定できる。また、上記実施形態では、定期的に理論値を実測値に基づいて補正したが、第1検出手段の検出結果に基づいて第2検出手段による検出を行い、第2検出手段の検出結果に基づいて第1検出手段の補正を行っても良い。
上記実施形態は、カラープリンタ1を用いたが本発明はこれに限らず、複写機や複合機であっても良い。また、上記実施形態では、実測値によって定期的に補正された理論値に基づいて補正したが、第1検出手段の検出結果に基づいてトナー補給時期を決定して、第1検出手段と第2検出手段との検出結果に基づいてトナー補給の際に補給するトナー量を定めても良い。具体的には、第2検出手段による検出が可能な場合には第2検出手段で検出した検出結果を参照し、第2検出手段によって検出することが困難な場合には第1検出手段によって検出した検出結果を参照してトナー補給量を定める。この場合、第2検出手段で検出できる部分は実測しているために検出結果と実際との間の誤差が小さいので、第1検出手段でのみ検出した検出結果に基づいてトナー補給量を定める場合よりもトナー補給量が精度良く決定できる。また、上記実施形態では、定期的に理論値を実測値に基づいて補正したが、第1検出手段の検出結果に基づいて第2検出手段による検出を行い、第2検出手段の検出結果に基づいて第1検出手段の補正を行っても良い。
1 カラープリンタ
2 画像形成部
3 トナー供給装置
4 定着部
5 用紙搬送部
6 給紙部
7 排出部
16 トナー補給装置
20 制御部
20a 第1検出手段
20b 補正手段
21 トナー残量検出手段
22 トナー補給部
23 発光部
24 受光部
2 画像形成部
3 トナー供給装置
4 定着部
5 用紙搬送部
6 給紙部
7 排出部
16 トナー補給装置
20 制御部
20a 第1検出手段
20b 補正手段
21 トナー残量検出手段
22 トナー補給部
23 発光部
24 受光部
Claims (8)
- 現像器に対して外部からトナーを補給するための画像形成装置のトナー補給装置であって、
前記現像器内部のトナー量を検出する第1検出手段と、
前記第1検出手段よりも高い検出精度でかつ前記第1検出手段よりも長い間隔の検出タイミングで前記現像器内部のトナー量を検出する第2検出手段と、
前記第2検出手段の検出結果に基づいて前記第1検出手段による検出結果を補正する補正手段と、
前記補正手段による補正結果に基づいて前記現像器にトナーを補給する補給手段と、
を備えたトナー補給装置。 - 前記第2検出手段は、
前記現像器内に光を照射する発光部と、
前記現像器内を通過した前記発光部からの光を受光する受光部とを有し、
前記受光部の受光結果によって前記現像器内部に存在するトナー量を検出する、
請求項1に記載のトナー補給装置。 - 前記現像器内に配置され、前記発行部からの光を反射して前記受光部に導く反射部をさらに備えており、
前記受光部は、前記発光部からの光を前記現像器内に配置された反射部に反射して受光する、
請求項2に記載のトナー補給装置。 - 前記第1検出手段は、前記現像器内部のトナー量を画像のドットをカウントすることによって検出する、請求項1から3のいずれかに記載のトナー補給装置。
- 前記画像形成装置には回転可能な回転支持枠が設けられており、
複数の前記現像器は前記回転支持枠に支持されており、
前記第2検出手段は、一組の前記発光部と前記受光部とによって、前記回転支持枠に支持され所定の回転位置に位置する複数の前記現像器のそれぞれについて内部のトナー量を検出する、
請求項2から4のいずれかに記載のトナー補給装置。 - 現像器に対して外部からトナーを補給するための画像形成装置のトナー補給装置であって、
前記現像器内のトナー量の理論値を検出する第1検出手段と、
前記現像器内のトナー量の実測値を検出する第2検出手段と、
前記第2検出手段の検出結果に基づいて前記第1検出手段による検出結果を補正する補正手段と、
前記補正手段による補正結果に基づいて前記現像器にトナーを補給する補給手段と、
を備えたトナー補給装置。 - 現像器に対して外部からトナーを補給するための画像形成装置のトナー補給装置であって、
前記現像器内部のトナー量を検出する第1検出手段と、
前記第1検出手段よりも高い検出精度でかつ前記第1検出手段よりも長い間隔の検出タイミングで前記現像器内部のトナー量を検出する第2検出手段と、
前記第1検出手段の検出結果に基づいて定められたタイミングに、前記第1検出手段の検出結果と前記第2検出手段の検出結果とによって定められた量のトナーを前記現像器に補給する補給手段と、
を備えたトナー補給装置。 - 現像器に対して外部からトナーを補給するための画像形成装置のトナー補給装置であって、
前記現像器内部のトナー量を検出する第1検出手段と、
前記第1検出手段よりも高い検出精度でかつ前記第1検出手段よりも長い間隔の検出タイミングで前記現像器内部のトナー量を検出する第2検出手段と、
前記第1検出手段の検出結果に基づいて前記第2検出手段による検出を行い、前記第2検出手段の検出結果に基づいて前記第1検出手段による検出結果を補正する補正手段と、
前記補正手段による補正結果に基づいて前記現像器にトナーを補給する補給手段と、
を備えたトナー補給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005342617A JP2007148030A (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | トナー補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005342617A JP2007148030A (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | トナー補給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007148030A true JP2007148030A (ja) | 2007-06-14 |
Family
ID=38209499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005342617A Pending JP2007148030A (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | トナー補給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007148030A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009037225A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-02-19 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
2005
- 2005-11-28 JP JP2005342617A patent/JP2007148030A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009037225A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-02-19 | Canon Inc | 画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7260335B2 (en) | Image-information detecting device and image forming apparatus | |
US8472070B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5258850B2 (ja) | 画像形成装置 | |
KR101636266B1 (ko) | 화상형성장치 및 그 칼라 레지스트레이션 방법 | |
KR102006840B1 (ko) | 화상형성장치 및 그 제어방법 | |
US8260181B2 (en) | Image forming apparatus that detects positional deviation between images formed by different image forming units | |
JP2005173088A (ja) | 画像形成装置、トナー量算出方法及びそのプログラム | |
JP5488450B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009080157A (ja) | 画像形成装置 | |
US10962901B2 (en) | Image forming apparatus and control method of image forming apparatus | |
JP2010002537A (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム | |
US8995850B2 (en) | Image forming apparatus with cartridge-replacement indicator | |
JP4339365B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004198838A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004198837A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5888093B2 (ja) | 画像形成装置および搬送装置 | |
US8792795B2 (en) | Image forming apparatus that forms and senses marks and method for controlling image forming apparatus | |
JP2007148030A (ja) | トナー補給装置 | |
US7925196B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2007206244A (ja) | 現像剤収容部の現像剤残量検出装置、現像剤補給装置及び報知装置 | |
JP2008122813A (ja) | 画像形成装置およびその濃度検出方法 | |
JP2001215784A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6156072B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3973818B2 (ja) | 画像形成装置、トナー付着量検出手段 | |
JP2011027939A (ja) | 画像形成装置 |