JP5212661B2 - 画像形成装置及びトナー濃度検出装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、トナーを使用した画像形成装置及びこれに使用するトナー濃度検出装置(トナー濃度センサ)に関する。ここに、画像形成装置には、複写機やプリンタ、ファクシミリのような印刷機能を有する単機能機、或いは、プリント機能や読取機能や通信機能等の複数の機能を併有する複合機など、印刷機能を有する様々の装置・機器が含まれる。
トナーを使用した電子写真方式の画像形成装置では、例えばカラー印刷方式であると、画像プロセス部でトナー担持体にトナー像を一次転写し、次いで、所定方向に搬送されるシート体(記録媒体)にトナー担持体を接触させることで画像をシート体に二次転写し、次いで、シート体に転写された画像を定着部で定着させている。そして、電子写真方式の画像形成装置では、二次転写前にトナー濃度測定を行い、このトナー濃度をトナー像の形成条件に反映させるフィードバック制御が行っている。
トナー濃度の測定は反射型の濃度検出装置が使用されており、LED等の発光素子から光をトナーに照射して反射光をフォトダイオード等の受光素子で受光し、受光した光を電気エネルギーに変換し、その強さに基づいて濃度を演算している。すなわち、光の反射率がトナーの濃度によって変化する現象を利用している。
カラー対応の画像形成装置の場合、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の4色のトナーが使用されるが、イエロー、マゼンタ、シアンのカラートナーは拡散反射成分が多いため、濃度測定には拡散反射光が用いられ、黒トナーは光を完全吸収するため正反射光を利用している。
そして、特許文献1には、複数カラーのトナー像の濃度を検知する手段として、複数の発光素子を、複数カラーのトナーの分光反射率に応じて予め設定された複数種類の波長を発光する構成として、検出するトナーの色に合わせて発光させる発光素子を変えることにより、個々の色ごとに高感度で濃度測定することが開示されている。
他方、特許文献2には、黒トナーの濃度を検出する正反射光用の発光素子と、カラートナーの濃度検出のための拡散反射(乱反射)用の発光素子との2つの発光素子を有する濃度検出装置において、発光素子で光を照射するに当たっては光量の安定にある程度の時間がかかるという点を考慮して、正反射光用の発光素子と拡散反射用の発光素子との発光タイミングを工夫することにより、トナー像の濃度を高精度かつ高速で測定することが開示されている。
特開平10−333416号公報 特開2002−148887号公報
さて、反射型の装置でトナー濃度を検出する場合、発光素子から照射されてトナー担持体に向けて入射する光の入射角度と、トナー像から受光素子に向けて反射する光の反射角とは、いずれも狭ければ狭いほど(小さければ小さいほど)検出感度が高くなる。
また、トナー担持体としての中間転写ベルトは弾性基材の表面に透光膜を蒸着した構成になっているものがあり、この場合は、光は透光膜の表面でいったん屈折し、それから基材の表面で反射するので、中間転写ベルトの分光反射率は透光膜の厚さや入射角によって相違する。
しかるに、上記の特許文献1,2を初めとして従来技術は、中間転写ベルトにおける透光膜の厚さ等によって分光反射率が異なることは考慮されておらず、正反射光も拡散反射光も同一の分光反射率となるように設定されていた。すなわち、トナーに対して正反射する光も拡散反射する光も、中間転写ベルトに対しては正反射するようになっていた。
しかし、トナーに対して拡散反射する光が中間転写ベルトに正反射して受光素子に入光すると、トナー濃度を正確に検知できない。そこで従来は、トナー濃度を拡散反射によって検出するための発光素子は、中間転写ベルトによる正反射光が受光素子に入らないように、その光軸を受光素子の光軸に対して離しており、このため一つの発光素子と受光素子とを離して配置する必要があった。その結果、一つの発光素子について中間転写ベルトへの光の入射角と反射角とが大きくなって、トナー濃度の検出感度(精度)が低くなる問題があった。
また、複数の発光素子のうち他の発光素子はその光が中間転写ベルトに正反射するように設定する必要があるが、すると、複数の発光素子を互いに離して配置せねばならず、そのため濃度検出装置が大型化してしまうという問題もある。
本願発明は、このような現状を改善することを課題とする。
本願発明の画像形成装置は、基材の表面に透光膜を設けたトナー担持体と、前記トナー担持体にトナー像を形成するトナー像形成部と、前記トナー担持体上のトナー濃度を検出するトナー濃度検出装置とを備えている。
前記トナー濃度検出装置は、前記トナー担持体に光を照射可能な複数の発光素子と、前記発光素子から照射された光の反射光を受光する受光素子とを有し、前記発光素子からトナー担持体に照射した光の前記受光素子で受光した光の反射強度に基づいてトナー濃度を検出し、前記複数の発光素子のうちの第1発光素子が照射する光の波長が、前記トナー担持体に直接に照射したときの前記受光素子で受光した光の反射率が所定値以上となる波長であって、前記受光素子で受光される光が、前記透光膜における干渉によって強められた光となるように設定された波長であり、前記第1光素子とは異なる第2発光素子が照射する光の波長が、前記透光膜における干渉によって弱められる、前記第1発光素子とは異なる波長であって、トナーに照射したときの反射率より前記トナー担持体に直接に照射したときの反射率の方が小さくなる波長である。ここでいう「所定値以上」とは、例えば、最大分光反射率の2分の1以上を選択できる。
本願発明は画像形成装置のトナー濃度検出装置も含んでいる。このトナー濃度検出装置は、基材の表面に透光膜を設けたトナー担持体に光を照射して反射光に基づいてトナー濃度を検出するものであり、前記トナー担持体に光を照射可能な複数の発光素子と、前記発光素子から照射された光の反射光を受光する受光素子とを有しており、前記複数の発光素子のうち第1発光素子が照射する光は、前記トナー担持体に直接に照射したときの前記受光素子で受光した光の反射率が所定値以上となる波長であって、前記受光素子で受光される光が、前記透光膜における干渉によって強められた光となるように設定された波長になっており、前記第1発光素子とは異なる第2発光素子が照射する光は、前記透光膜における干渉によって弱められる、前記第1発光素子における波長とは異なる波長であって、トナーに照射したときの反射率より前記トナー担持体に直接に照射したときの反射率の方が小さくなる波長になっている。
本願発明によると、複数の発光素子は、照射光がトナー担持体に対して大きく正反射するものと、照射光がトナー担持体に対してあまり又は全く正反射しないものとに区分されるため、複数の発光素子を近接させることができると共に、受光素子と複数の発光素子との間隔も従来より狭めることができる。その結果、トナー濃度検出装置の全体をコンパクト化できると共に、各発光素子と受光素子との入射角・反射角を小さくしてトナー濃度検出装置の検知感度(精度)を向上できる。
本願発明において、前記第2発光素子による光の波長は、前記受光素子で受光される光が、前記透光膜における干渉によって弱められた光となるように設定された波長であってもよく、また、前記第1発光素子による光の波長は、前記受光素子で受光される光が、前記透光膜における干渉によって強められた光となるように設定された波長であってもよい。
また、前記第1発光素子による光は、トナー担持体に直接に照射したときトナー担持体の分光反射率の最大値の95%以上の値で正反射する波長に設定されており、前記第2発光素子による光は、トナーに照射した場合は拡散反射するがトナー担持体に照射しても殆ど又は全く反射しない波長に設定されていてもよい。このように設定することにより、トナー濃度を高精度で検出することができる。
本願発明において、複数の発光素子はそれぞれ発光チップを有しており、前記複数の発光チップが共通の基板に配置されている構成にしてもよく、このように構成すると、複数の発光チップをより一層近付けることができるため、コンパクト化と検出感度向上とにより一層貢献できる。
実施形態に係るプリンタの概略断面図である。 第1実施形態に係るトナー濃度検出装置のおおまかな図で、(A)は概略斜視図、(B)は分離斜視図である。 図2(A)のIII-III 視方向から見た使用状態断面図(中間転写ベルトの周回方向と直交した方向から見た断面図)である(ハッチングは省略している。)。 中間転写ベルトの部分拡大断面図である。 透光膜の厚さと分光反射率と波長との関係を示すグラフである。 レジストパターンの検知結果を示すグラフである。 トナー濃度と受光素子の出力値との関係を示すグラフである。 第2実施形態に係るトナー濃度検出装置の部分断面図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本願発明はプリンタに適用している。まず図1に示す全体の概要から説明する。
(1).プリンタの概要
図1に示すように、プリンタは、上下2段の給紙カセット1,2、給紙カセット1,2の上方に配置された画像プロセス部3、画像プロセス部3の上方に形成された排紙トレイ4、用紙Pを給紙カセット1,2から排紙トレイ4に向けて搬送する搬送路(給送部)5を有している。排紙トレイ4はプリンタの外面を構成する本体ケース6の上面に露出しており、本体ケース6の上面には操作部7も設けている。
プリンタはフルカラー対応であり、そこで、画像プロセス部3はイエローY,マゼンタM,シアンC,ブラックKの4つの色に対応して、4つの作像ユニット8Y,8M,8C,8Kと、4つのトナー貯蔵ユニット9Y,9M,9C,9Kを備えている。4つの作像ユニット8Y,8M,8C,8Kは、イエロー作像ユニット8Yが搬送路5から最も離れてブラック作像ユニット8Kが搬送路5に近づくように並んでおり、これら作像ユニット8Y,8M,8C,8Kから中間転写ベルト10にトナー画像が一次転写される。
中間転写ベルト10は、搬送路5に近接して配置された駆動ローラ11とイエロー作像部8Yの外側に配置した従動ローラ12とに巻き掛けされており、中間転写ベルト10に担持されたトナー像は用紙Pに二次転写される。用紙Pは二次転写ローラ13で中間転写ベルト10に押圧される。
各作像部8Y,8M,8C,8Kは、感光体ドラム15、帯電ローラ16、現像器17などを備えており、感光体ドラム15からトナー像が中間転写ベルト10に転写される。搬送路5は一対のガイド体20で構成されており、給紙トレイ1,2に堆積した用紙Pはピックアップローラ21で1枚ずつ搬送路5に繰り出される。搬送路5のうち両給紙カセット1,2よりも下流側でかつ二次転写ローラ14よりも上流側の部位には、タイミングローラ23の対が配置されている。トナー像を中間転写ベルト10から二次転写された用紙Pは定着ローラ25と加圧ローラ26とで挟圧され、ここでトナー像が定着されてから排紙ローラ27で排紙トレイ4に排出される。
(2).要部の構造
中間転写ベルト10の周回路のうち、その周回方向に向かって駆動ローラ11のやや手前側の部位にトナー濃度検出装置29を配置している。この点を図2以下の図面も参照して説明する。なお、トナー濃度検出装置29は中間転写ベルト10の幅方向に沿って複数個(例えば2個)配置しているが、配置位置や個数は任意に設定できる。
図2,3に示すように、トナー濃度検出装置29は、1枚のプリント基板30を備えおり、このプリント基板30に、第1及び第2の発光素子31,32と、これら発光素子31,32の反射光を受けて電気エネルギに変換するメイン受光素子33とが装着されている。第1及び第2の発光素子31,32とメイン受光素子33とは一列に並んでおり、かつ、両発光素子31,32は互いに近接して並んでいる。発光素子31,32は例えばLEDであり、メイン受光素子33は例えばフォトダイオードである。
素子31〜33の群は不透明素材から成るホルダー34で覆われている。ホルダー34には発光素子31,33が入り込む凹所35と受光素子33が入り込む凹所36とが形成されており、両凹所35,36には上下に貫通した透光穴37が連通している。ホルダー34の上面にはレンズ38を固着している。
プリント基板30には、両発光素子31,32に隣接したサブ受光素子40が配置されている。このサブ受光素子40は、両発光素子31,32から照射した光の光量を検知するためのものであり、サブ受光素子40で受光した光量とメイン受光素子33で受光した光量とを比較することにより、照射光のうちどれだけの割合が受光素子33に入光したかを知ることができる。
図3,4に示すように、中間転写ベルト10は、PPS樹脂フィルムのような基材39とその表面に一体に設けた透光膜39aとを有する複層構造になっている。透光膜39aは例えばSiO2 からなっており、蒸着によって均一な厚さに設定されている。図4に示すように、光は透光膜39aに入射し、基材39の表面で反射して出射する。この場合の分光反射率は透光膜39aの厚さTと入射角θとによって変動する。
(3).まとめ
図5は透光膜39aの厚さと分光反射率との関係を示したものであり、干渉により反射光が強められ、或いは弱められる現象により、透光膜39aの厚さが220nmのときには、波長が650nmのときに分光反射率は最大になって波長が1250nmのときに分光反射率は最低になっている。他方、透光膜39aの厚さが180nmのときには、波長が525nmのときに分光反射率は最大になって波長が1050nmのときに分光反射率は最低になっている。この図5から、透光膜39aの厚さによって分光反射率が相違することを理解できる。逆に見ると、分光反射率と波長との関係は透光膜39aの厚さに大きく依存していることが判る。
さて、第1発光素子31はトナー濃度の検出のみでなく、中間転写ベルト10の表面状態の検出にも利用される。すなわち、第1発光素子31を発光させて、トナーTが載っていない中間転写ベルト10を一周させ、受光素子33で反射光を検知して出力変動を検知する。出力変動の許容値は一般に10%以内である。
そして、透光膜39aの厚さTのバラツキの許容値を±10nmとすると、透光膜39aの厚さにバラツキがあっても反射率は10%以内であるため、第1発光素子31の波長は、最大発光波長に対して分光反射率が5%以内である必要がある。従って、T=220nmの場合には、第1発光素子31の発光波長は590〜690の間に設定することになる。ここで、各発光素子の発光波長はピーク波長を示している。
他方、第2発光素子32の光は、中間転写ベルト10にトナーTが付着しているときの反射率よりもトナーTが付着していないときの反射率が小さくなる波長であるため、透光膜39aの厚さが220nmの場合は、トナーTの最低分光反射率を0.015とすると、第2発光素子32の発光波長はおおよそ1170〜1400nmの範囲内に納める必要がある。但し、この場合は、トナーTの反射率によって範囲が変動するため、使用するトナーの反射率によって範囲を設定することになる。
図6は、第1発光素子31を用いてレジストパターンを検出した場合の時間と出力値との関係を表示したものである。第1発光素子31の照射光は中間転写ベルト10での反射率が大きい波長であるため、透光膜39aの表面にトナーTがあると、当該トナーTに光が吸収されたりトナーTによって乱反射したりすることにより、受光素子33に入射する光量は著しく減少する。図6には出力が大きく低下した谷部があるが、レジストパターンの存在によってグラフに谷部が生じている。従って、中間転写ベルト10のどの部位にトナーTが付着しているかを検知できる。
黒トナーの濃度検出は第1発光素子31で行う。黒トナーは光を吸収するため、図7に示すように、濃度が上がるに連れて反射率は低くなって受光素子33の出力は弱くなる。かかる関係に基づき、黒トナーの濃度が検出される。
他方、カラートナーの濃度検出は第2発光素子32で行う。カラートナーが付着していない中間転写ベルト10に第2発光素子32の光を照射しても、中間転写ベルト10から反射して受光素子33に入光する光量は非常に少ない。他方、カラートナーは拡散反射性が強いため、第2発光素子32から光をカラートナーに照射すると、図7のグラフのとおり、反射光の光量は濃度に比例して多くなる。このような関係に基づいてカラートナーの濃度が検出される。
図8に示す第2実施形態では、第1発光素子31と第2発光素子32とを一体化している。すなわち、第1発光素子31として機能する第1発光チップ31′と、第2発光素子31として機能する第2発光チップ31′とを1枚の基板41に配置している(全体を樹脂等で封止してもよい。)。
この構成では第1発光チップ31′と第2発光チップ31′とを一層近づけることができるため、より一層コンパクト化できる。また、トナー担持体への入射角を小さくできるため、濃度の検出感度もより一層向上できる。なお、第1発光チップ31′と第2発光チップ32′とはプリント基板30にマウントしてもよい。
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、トナー担持体は中間転写ベルトに限らないのであり、感光体ドラムであってもよい。また、3つ以上の発光素子を有することも可能である。
本願発明は、プリンタや複合機等のトナー方式画像形成装置に適用して有用性を発揮する。従って産業上利用できる。
3 画像プロセス部
10 中間転写ベルト
11 駆動ローラ
13 二次転写ローラ
29 トナー濃度検出装置
31 第1発光素子
32 第2発光素子
31′,32′ 発光チップ
33 メイン受光素子
34 ホルダー
38 レンズ
39 基材
39a 透光膜
T トナー

Claims (5)

  1. 基材の表面に透光膜を設けたトナー担持体と、
    前記トナー担持体にトナー像を形成するトナー像形成部と、
    前記トナー担持体上のトナー濃度を検出するトナー濃度検出装置とを備えた画像形成装置であって、
    前記トナー濃度検出装置は、
    前記トナー担持体に光を照射可能な複数の発光素子と、前記発光素子から照射された光の反射光を受光する受光素子とを有し、
    前記発光素子からトナー担持体に照射した光の前記受光素子で受光した光の反射強度に基づいてトナー濃度を検出し、
    前記複数の発光素子のうちの第1発光素子が照射する光の波長が、前記トナー担持体に直接に照射したときの前記受光素子で受光した光の反射率が所定値以上となる波長であって、前記受光素子で受光される光が、前記透光膜における干渉によって強められた光となるように設定された波長であり、
    前記第1光素子とは異なる第2発光素子が照射する光の波長が、前記透光膜における干渉によって弱められる、前記第1発光素子とは異なる波長であって、トナーに照射したときの反射率より前記トナー担持体に直接に照射したときの反射率の方が小さくなる波長である、
    画像形成装置。
  2. 前記第1発光素子による光は、トナー担持体に直接に照射したときトナー担持体の分光反射率の最大値の95%以上の値で正反射する波長に設定されており、前記第2発光素子による光は、トナーに照射した場合は拡散反射するがトナー担持体に照射しても殆ど又は全く反射しない波長に設定されている、
    請求項1に記載した画像形成装置。
  3. 前記複数の発光素子はそれぞれ発光チップを有しており、前記複数の発光チップを共通の基板に配置している、
    請求項1又は2に記載した画像形成装置。
  4. 基材の表面に透光膜を設けたトナー担持体に光を照射して反射光に基づいてトナー濃度を検出するトナー濃度検出装置であって、
    前記トナー担持体に光を照射可能な複数の発光素子と、前記発光素子から照射された光の反射光を受光する受光素子とを有しており、
    前記複数の発光素子のうち第1発光素子が照射する光は、前記トナー担持体に直接に照射したときの前記受光素子で受光した光の反射率が所定値以上となる波長であって、前記受光素子で受光される光が、前記透光膜における干渉によって強められた光となるように設定された波長になっており、
    前記第1発光素子とは異なる第2発光素子が照射する光は、前記透光膜における干渉によって弱められる、前記第1発光素子における波長とは異なる波長であって、トナーに照射したときの反射率より前記トナー担持体に直接に照射したときの反射率の方が小さくなる波長になっている、
    画像形成装置のトナー濃度検出装置。
  5. 前記複数の発光素子はそれぞれ発光チップを有しており、前記複数の発光チップが共通の基板に配置されている、
    請求項4に記載した画像形成装置のトナー濃度検出装置。
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