JP2017222437A - エレベーター昇降路足場装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】足場板が水平方向に移動することを規制することができるエレベーター昇降路足場装置を得る。
【解決手段】足場板4を支持する足場板支持部材5と、ガイドレール2に設けられた目板3の頂部に載せられ、足場板支持部材5を支持する吊り部材6Aと、ガイドレール2に対する足場板支持部材5の水平方向への移動を規制する移動規制部材7Aとを備え、吊り部材6Aは、足場板支持部材5の高さ方向の位置が変更可能となるように足場板支持部材5を支持する。
【選択図】図1

Description

この発明は、昇降路に設置されるエレベーター昇降路足場装置に関する。
従来、ガイドレールの背面に設けられる押え金具と、押え金具とともにガイドレールを挟むレールクリップと、押え金具に設けられた腕体と、腕体に支持される足場板とを備え、レールクリップがガイドレールに押し付けられることによって発生する摩擦力により、押え金具がガイドレールに支持され、足場板の昇降路における高さ方向の位置が維持されるエレベーター昇降路足場装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−285753号公報
しかしながら、押え金具が摩擦力によってガイドレールに支持されているので、摩擦力よりも大きな力が足場板に下方へ加えられた場合に足場板が下方へ移動してしまう。そこで、ガイドレールの目板にチェーンブロックを支持させて、チェーンブロックに足場板を支持させるエレベーター昇降路足場装置が考えられる。しかしながら、足場板をチェーンブロックに支持させた場合に、足場板が水平方向に移動して、足場板が振れてしまうおそれがあるという問題点があった。
この発明は、足場板が水平方向に移動することを規制することができるエレベーター昇降路足場装置を提供するものである。
この発明に係るエレベーター昇降路足場装置は、足場板を支持する足場板支持部材と、ガイドレールに設けられた目板の頂面またはガイドレールの頂面に載せられ、足場板支持部材を支持する吊り部材と、ガイドレールに対する足場板支持部材の水平方向への移動を規制する移動規制部材とを備えている。
この発明に係るエレベーター昇降路足場装置によれば、足場板を支持する足場板支持部材と、ガイドレールに設けられ、足場板支持部材を支持する吊り部材と、ガイドレールに対する足場板支持部材の水平方向への移動を規制する移動規制部材とを備えているので、足場板が水平方向に移動することを規制することができる。
この発明の実施の形態1に係るエレベーター昇降路足場装置を示す正面図である。 図1のエレベーター昇降路足場装置を示す平面図である。 図1の足場板および足場板支持部材を示す平面図である。 図1の足場板の長手方向端部を示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベーター昇降路足場装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態3に係るエレベーター昇降路足場装置の足場板、足場板支持部材および移動規制部材を示す平面図である。 図6のVII−VII線に沿った矢視断面図である。 この発明の実施の形態4に係るエレベーター昇降路足場装置の足場板、足場板支持部材および移動規制部材を示す平面図である。 図8のIX−IX線に沿った矢視断面図である。 この発明の実施の形態5に係るエレベーター昇降路足場装置の移動規制部材がガイドレールに取り付けられている様子を示す正面図である。 図10の移動規制部材を示す平面図である。 この発明の実施の形態6に係るエレベーター昇降路足場装置の移動規制部材を示す平面図である。 図12の移動規制部材が変形した状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態7に係るエレベーター昇降路足場装置の移動規制部材を示す分解斜視図である。 図14の移動規制部材が組み立てられた状態を示す図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベーター昇降路足場装置を示す正面図、図2は図1のエレベーター昇降路足場装置を示す平面図である。図において、昇降路1には、一対のガイドレール2が昇降路1の幅方向に離れて配置されている。昇降路1の幅方向とは、乗場から昇降路1を視た場合の横幅方向、言い換えれば、間口方向である。
それぞれのガイドレール2は、昇降路1の高さ方向に沿って並べられた複数のガイドレール片21を有している。高さ方向に並ぶ一対のガイドレール片21の間には、目板3が固定されている。一対のガイドレール片21が目板3に固定されることによって、一対のガイドレール片21が互いに固定される。
この例では、ガイドレール2は、昇降路1を昇降するかごを高さ方向に案内する。つまり、ガイドレール2は、かご用ガイドレールとなっている。なお、ガイドレール2は、かご用ガイドレールに限らず、例えば、つり合いおもり用ガイドレールであってもよい。
ガイドレール2は、昇降路1の壁に対向する平板部22と、平板部22から他方のガイドレール2に向かって突出する案内板23とを有している。目板3は、平板部22の裏面にボルトおよびナットを用いて固定されている。平板部22の裏面とは、平板部22における昇降路1の壁に対向する面である。
エレベーター昇降路足場装置は、複数の足場板4と、足場板4を支持する足場板支持部材5と、一対のガイドレール2に設けられた目板3に載せられ、足場板支持部材5を支持する吊り部材6Aと、足場板支持部材5に設けられ、ガイドレール2に対する足場板支持部材5の水平方向への移動を規制する移動規制部材7Aとを備えている。
図3は図1の足場板4および足場板支持部材5を示す平面図である。足場板支持部材5は、ガイドレール2の背面側に配置されガイドレール2の幅方向に延び互いに平行に配置された一対の単管パイプ51と、一対の単管パイプ51の長手方向両端部に渡って設けられた一対の単管パイプ52と、単管パイプ51と単管パイプ52とを接続する直交クランプ53とを有している。一対の単管パイプ51および一対の単管パイプ52は、上方から視た場合にロ字形状に配置されている。単管パイプ51は、長尺部材となっている。
図4は図1の足場板4の長手方向端部を示す正面図である。足場板4は、ガイドレール2の幅方向に延びる板本体41と、板本体41の長手方向両端部に設けられ、足場板支持部材5に上方から嵌められる爪部42とを有している。爪部42は単管パイプ52に上方から載せられている。
図1および図2に示すように、吊り部材6Aは、目板3の頂面に載せられる支持板61と、支持板61に取り付けられ、支持板61とともにガイドレール2の平板部22を厚さ方向に挟む一対のレールクリップ62と、支持板61に設けられる枠部63と、枠部63に支持される4個のチェーン64とを有している。
支持板61は、ガイドレール2の背面に面接触した状態で目板3の頂面に載せられている。支持板61とレールクリップ62がガイドレール2の平板部22を挟むことによって、支持板61がガイドレール2に固定される。レールクリップ62は、支持板61にボルトおよびナットを用いて固定される。一対のレールクリップ62は、ガイドレール2を幅方向に挟んでいる。
枠部63は、ガイドレール2の背面側に配置されガイドレール2の幅方向に延び互いに平行に配置された一対の単管パイプ631と、一対の単管パイプ631の長手方向両端部に渡って設けられた一対の単管パイプ632と、単管パイプ631と単管パイプ632とを接続する直交クランプ633とを有している。一対の単管パイプ631および一対の単管パイプ632は、上方から視た場合にロ字形状に配置されている。単管パイプ631は、支持板61にボルトおよびナットを用いて固定されている。
それぞれのチェーン64の上端部は、単管パイプ631の長手方向端部に接続されている。それぞれのチェーン64の下端部は、単管パイプ51の長手方向端部に接続されている。チェーン64の高さ方向の寸法が変化することによって、足場板支持部材5の高さ方向の位置が変化する。言い換えれば、吊り部材6Aは、足場板支持部材5の高さ方向の位置が変更可能となるように足場板支持部材5を支持する。
移動規制部材7Aは、単管パイプ51に取り付けられている。移動規制部材7Aは、単管パイプ51に固定された裏板部71Aと、裏板部71Aに取り付けられ、裏板部71Aとともにガイドレール2の平板部22を厚さ方向に挟む一対のレールクリップ72とを有している。裏板部71Aとレールクリップ72とが平板部22を厚さ方向に挟むので、移動規制部材7Aがガイドレール2に対して厚さ方向に移動することが規制される。また、一対のレールクリップ72は、ガイドレール2を幅方向に挟んでいる。これにより、移動規制部材7Aがガイドレール2に対して幅方向に移動することが規制される。その結果、足場板支持部材5が水平方向に移動することが規制される。なお、裏板部71Aとレールクリップ72とが平板部22を厚さ方向に挟まない構成であってもよい。この場合であっても、一対の裏板部71Aが一対の裏板部71Aの背面に配置されているので、移動規制部材7Aがガイドレール2に対して厚さ方向に移動することが規制される。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るエレベーター昇降路足場装置によれば、足場板4を支持する足場板支持部材5と、ガイドレール2に設けられた目板3の頂面に載せられ、足場板支持部材5を支持する吊り部材6Aと、ガイドレール2に対する足場板支持部材5の水平方向への移動を規制する移動規制部材7Aとを備えているので、足場板4が水平方向に移動することを規制することができる。その結果、足場板4に乗った作業者は、保守点検作業を容易に行うことができる。また、目板3の頂面に吊り部材6Aが載せられるので、足場板4が下方に移動することを防止することができる。
また、吊り部材6Aは、足場板支持部材5の高さ方向の位置が変更可能となるように足場板支持部材5を支持するので、目板3に対して足場板4の高さ方向の位置を調節することができる。これにより、目板3の高さ方向の位置によらずに、足場板4の高さ位置を任意の位置に調節することができる。その結果、足場板4の高さ位置を、例えば、乗場床に合わせることができる。
また、足場板支持部材5は、ガイドレール2の背面側に配置されガイドレール2の幅方向に延びる単管パイプ51を有し、移動規制部材7Aは、単管パイプ51に設けられガイドレール2を幅方向に挟むので、足場板4を足場板支持部材5から取り外した場合には、かごが足場板支持部材5の内側を通りながら昇降することができる。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2に係るエレベーター昇降路足場装置を示す正面図である。エレベーター昇降路足場装置は、複数の足場板4と、足場板4を支持する足場板支持部材5と、一対のガイドレール2に設けられた目板3に載せられ、足場板支持部材5を支持する吊り部材6Bと、ガイドレール2に対する足場板支持部材5の水平方向への移動を規制する移動規制部材7Aとを備えている。足場板4、足場板支持部材5、移動規制部材7Aは、実施の形態1と同様である。
吊り部材6Bは、目板3の頂面に載せられた支持板61と、支持板61に取り付けられ、支持板61とともにガイドレール2の平板部22を厚さ方向に挟むレールクリップ62と、支持板61に設けられる枠部63と、枠部63に支持され、高さ方向に延びる4本の単管パイプ65と、単管パイプ65に設けられ、枠部63に対して単管パイプ65を固定するボルト66とを有している。単管パイプ65の上端部には、複数の貫通孔651が形成されている。複数の貫通孔651は、高さ方向に並べて配置されている。ボルト66は、貫通孔651に挿入される。ボルト66が挿入される貫通孔651を変更することによって、枠部63に対する単管パイプ65の高さ方向の位置が変更される。支持板61、レールクリップ62および枠部63は、実施の形態1と同様である。
それぞれの単管パイプ65の上端部は、単管パイプ631の長手方向端部に接続されている。それぞれの単管パイプ65の下端部は、単管パイプ51の長手方向端部に接続されている。枠部63に対する単管パイプ65の高さ方向の位置が変更されることによって、足場板支持部材5の高さ方向の位置が変化する。言い換えれば、吊り部材6Bは、足場板支持部材5の高さ方向の位置が変更可能となるように足場板支持部材5を支持する。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係るエレベーター昇降路足場装置によれば、吊り部材6Bは、足場板支持部材5の高さ方向の位置が変更可能となるように足場板支持部材5を支持するので、目板3に対して足場板4の高さ方向の位置を調節することができる。その結果、目板3の高さ方向の位置によらずに、足場板4の高さ位置を任意の位置に調節することができる。その結果、足場板4の高さ位置を、例えば、乗場床に合わせることができる。
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3に係るエレベーター昇降路足場装置の足場板、足場板支持部材および移動規制部材を示す平面図、図7は図6のVII−VII線に沿った矢視断面図である。移動規制部材7Bは、単管パイプ51に取り付けられている。移動規制部材7Bは、ガイドレール2の案内板23を幅方向に挟むとともに、ガイドレール2における他方のガイドレール2を向く面に対向するガイド部73と、ガイド部73に設けられたねじ部74と、ねじ部74に嵌められるナット75とを有している。
単管パイプ51には、ねじ部74が挿入される貫通孔511が形成されている。ねじ部74が貫通孔511に挿入された状態で、ナット75がねじ部74に取り付けられることによって、移動規制部材7Bが足場板支持部材5に支持される。その他の構成は、実施の形態1または実施の形態2と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態3に係るエレベーター昇降路足場装置によれば、移動規制部材7Bは、ガイドレール2を幅方向に挟むとともに、ガイドレール2における他方のガイドレール2を向く面に対向するので、ガイドレール2の背面側に配置する必要がなくなる。その結果、ガイドレール2の背面にレールブラケットが配置されている場合であっても、移動規制部材7Bを設置することができる。
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4に係るエレベーター昇降路足場装置の足場板、足場板支持部材および移動規制部材を示す平面図、図9は図8のIX−IX線に沿った矢視断面図である。移動規制部材7Cは、単管パイプ51に取り付けられている。移動規制部材7Cは、ガイドレール2を幅方向に挟む一対のボルト76と、それぞれのボルト76に取り付けられるナット75とを有している。
それぞれの単管パイプ51には、ボルト76が挿入される一対の貫通孔511が形成されている。ボルト76が貫通孔511に挿入された状態で、ナット75がボルト76に取り付けられることによって、移動規制部材7Cが足場板支持部材5に支持される。その他の構成は、実施の形態1または実施の形態2と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態4に係るエレベーター昇降路足場装置によれば、移動規制部材7Cは、ガイドレール2の平板部22を幅方向に挟む一対のボルト76と、それぞれのボルト76に取り付けられるナット75とを有しているので、移動規制部材7Cを足場板支持部材5に簡単に取り付けることができる。
実施の形態5.
図10はこの発明の実施の形態5に係るエレベーター昇降路足場装置の移動規制部材がガイドレールに取り付けられている様子を示す正面図、図11は図10の移動規制部材を示す平面図である。移動規制部材7Dの裏板部71Bは、ガイドレール2の平板部22の背面に設けられる裏板本体711と、ガイドレール2の平板部22の幅方向一端部を挟む一端部挟み部712を有している。レールクリップ72は、裏板本体711とともにガイドレール2の平板部22の幅方向他端部を挟んでいる。一端部挟み部712とレールクリップ72との間にガイドレールの平板部22が配置されている。レールクリップ72は、ボルト76およびナット75を用いて裏板部71Bに取り付けられている。
裏板本体711には、レールクリップ72を裏板部71Bに取り付けるためのボルト76が挿入される複数の長穴713が形成されている。長穴713は、幅方向について一端部挟み部712から離れるにつれて上方に向かうように水平面に対して傾斜している。ボルト76の頭部とナット75とによってレールクリップ72が裏板部71Bに押し付けられている場合には、レールクリップ72は裏板部71Bに対して固定される。一方、ボルト76の頭部とナット75とによるレールクリップ72の裏板部71Bへの押し付けが解除されている場合には、ボルト76が長穴713に沿って移動可能となる。ボルト76が長穴713に沿って移動することによって、レールクリップ72が長穴713に沿って移動する。レールクリップ72が長穴713に沿って移動することによって、レールクリップ72と一端部挟み部712との間の寸法が変更される。
また、ボルト76の頭部とナット75とによるレールクリップ72の裏板部71Bへの押し付けが解除されている場合には、裏板部71B、ボルト76およびナット75の自重によって、レールクリップ72が平板部22の幅方向他端部に当たるまで長穴713に沿ってレールクリップ72が移動する。
なお、図示していないが、吊り部材の支持板も、移動規制部材7Dの裏板部71Bと同様の構成となっている。その他の構成は、実施の形態1または実施の形態2と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態5に係るエレベーター昇降路足場装置によれば、裏板部71Bには、レールクリップ72を裏板部71Bに取り付けるためのボルト76が挿入される長穴713が形成され、長穴713は、裏板部71Bの幅方向について一端部挟み部712から離れるにつれて上方に向かうように水平面に対して傾斜しているので、レールクリップ72が裏板部71Bに固定されていない場合に、レールクリップ72がガイドレール2の平板部22の幅方向端部に接触するまで、レールクリップ72が自重により移動する。これにより、レールクリップ72を平板部22の幅方向他端部に容易に接触させることができる。その結果、裏板部71Bがガイドレール2に固定された場合に、ガイドレール2に対する裏板部71Bの幅方向への移動をより強く規制することができる。また、レールクリップ72が長穴713に沿って移動することによって、平板部22の幅方向の寸法が異なる複数のガイドレール2に対して、同一の移動規制部材7Dを取り付けることができる。
実施の形態6.
図12はこの発明の実施の形態6に係るエレベーター昇降路足場装置の移動規制部材を示す平面図、図13は図12の移動規制部材が変形した状態を示す平面図である。移動規制部材7Eは、蝶番77と、蝶番77に設けられた一対の爪部78とを有している。一対の爪部78は、蝶番77が変形することによって、ガイドレール2を幅方向に挟んでガイドレール2に取り付けられる取付位置と、ガイドレール2から取り外し可能となる解除位置との間で変位する。移動規制部材7Eは、単管パイプ51に支持されることによって、爪部78の位置が取付位置に維持されるようになっている。
なお、図示していないが、吊り部材の支持板も、移動規制部材7Eと同様の構成となっている。その他の構成は、実施の形態1または実施の形態2と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態6に係るエレベーター昇降路足場装置によれば、移動規制部材7Eは、蝶番77と、蝶番77に設けられた一対の爪部78とを有しているので、移動規制部材7Eをガイドレール2に容易に取り付けることができる。
実施の形態7.
図14はこの発明の実施の形態7に係るエレベーター昇降路足場装置の移動規制部材を示す分解斜視図、図15は図14の移動規制部材が組み立てられた状態を示す図である。移動規制部材7Fは、ガイドレール2の幅方向における一方に対向する第1規制部791と、第1規制部791に設けられ、ガイドレール2の幅方向における他方に対向する第2規制部792とを有している。第1規制部791には、第2規制部792が挿入される溝793が形成されている。また、第2規制部792には、第1規制部791が挿入される溝794が形成されている。溝793に第2規制部792が挿入され、また、溝794に第1規制部791が挿入されることによって、第2規制部792が第1規制部791に対して固定される。
第1規制部791は、ガイドレール2を厚さ方向に挟むようになっている。第2規制部792は、第2規制部792が第1規制部791に取り付けられることによって、第1規制部791とともにガイドレール2を厚さ方向に挟むようになっている。また、第2規制部792が第1規制部791に取り付けられることによって、移動規制部材7Fは、ガイドレール2に対する水平方向の移動が規制される。その他の構成は、実施の形態1または実施の形態2と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態7に係るエレベーター昇降路足場装置によれば、移動規制部材7Fは、ガイドレール2の幅方向における一方に対向する第1規制部791と、第1規制部791に設けられ、ガイドレール2の幅方向における他方に対向する第2規制部792とを有しているので、移動規制部材7Fをガイドレール2に容易に取り付けることができる。
なお、各上記実施の形態では、目板の頂面に吊り部材が載せられるエレベーター昇降路足場装置の構成について説明したが、かご用ガイドレールの頂面またはつり合いおもりの頂面に吊り部材6Aまたは吊り部材6Bが載せられるエレベーター昇降路足場装置であってもよい。
また、各上記実施の形態では、手摺を備えていないエレベーター昇降路足場装置の構成について説明したが、手摺を備えたエレベーター昇降路足場装置であってもよい。この場合、手摺が足場板支持部材に含まれて、この手摺に移動規制部材7A〜7Fが設けられてもよい。これにより、手摺および足場板の水平方向への移動を規制することができる。
また、各上記実施の形態では、吊り部材6Aまたは吊り部材6Bが枠部63を有する構成について説明したが、吊り部材6Aまたは吊り部材6Bが枠部63を有さない構成であってもよい。この場合、支持板61にチェーン64の一端部が接続される。
1 昇降路、2 ガイドレール、3 目板、4 足場板、5 足場板支持部材、6A、6B 吊り部材、7A、7B、7C、7D、7E、7F 移動規制部材、21 ガイドレール片、22 平板部、23 案内板、41 板本体、42 爪部、51 単管パイプ、52 単管パイプ、53 直交クランプ、61 支持板、62 レールクリップ、63 枠部、64 チェーン、65 単管パイプ、66 ボルト、71A、71B 裏板部、72 レールクリップ、73 ガイド部、74 ねじ部、75 ナット、76 ボルト、77 蝶番、78 爪部、511 貫通孔、631 単管パイプ、632 単管パイプ、633 直交クランプ、651 貫通孔、711 裏板本体、712 一端部挟み部、713長穴、791 第1規制部、792 第2規制部、793 溝、794 溝。

Claims (3)

  1. 足場板を支持する足場板支持部材と、
    ガイドレールに設けられた目板の頂面または前記ガイドレールの頂面に載せられ、前記足場板支持部材を支持する吊り部材と、
    前記ガイドレールに対する前記足場板支持部材の水平方向への移動を規制する移動規制部材と
    を備えているエレベーター昇降路足場装置。
  2. 前記吊り部材は、前記足場板支持部材の高さ方向の位置が変更可能となるように前記足場板支持部材を支持する請求項1に記載のエレベーター昇降路足場装置。
  3. 前記足場板支持部材は、前記ガイドレールの背面側に配置され前記ガイドレールの幅方向に延びる長尺部材を有し、
    前記移動規制部材は、前記長尺部材に設けられ前記ガイドレールを幅方向に挟む請求項1または請求項2に記載のエレベーター昇降路足場装置。
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