JP2017222313A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】シートバックの外皮に擦り傷や破損が生じることなく、シートバックの前倒時にはバックルが自動的に収納位置に移動すること。【解決手段】シートクッション18とシートバック20とを連結する連結アーム56にピン86を設け、シートバック20の前倒によってピン86がバックル支持アーム72に当接することにより、バックル28が使用位置から収納位置に移動する構造にする。【選択図】図6

Description

本発明は、車両用シートに関し、更に詳細には、前倒可能なシートバックを有する車両用シートにおけるシートベルト用のバックルの収納構造に関する。
自動車等の車両に用いられるシートとして、前倒可能なシートバックを有し、シートバックの前倒によってシートバック自体がシートベルト用のバックルに当接し、シートバックが前倒時に、バックルが邪魔にならない収納位置に自動的に移動するものが知られている。
特開2010−162987号公報
上述のような車両用シートでは、シートバック自体、つまりシートバックの外皮にバックルが直接に当接するため、シートバックを繰り返し前倒させると、シートバックの外皮に擦り傷が生じ、美観を損ねるばかりでなく、外皮が破損する虞がある。
本発明が解決しようとする課題は、シートバックの外皮に擦り傷や破損が生じることなく、シートバックの前倒時にはバックルが自動的に収納位置に移動することである。
本発明による車両用シートは、フロア(40)に回動可能に取り付けられた前倒可能なシートバック(20)と、前記シートバック(20)に回動可能に取り付けられた一端を有する連結アーム(56)と、前記連結アーム(56)の他端に結合された後部を有するシートクッション(18)と、前記フロア(40)の前記シートクッション(18)の側方に対応する部分に起立した使用位置と当該使用位置から前倒した収納位置との間に回動可能に取り付けられた一端を有するバックル支持アーム(72)と、前記バックル支持アーム(72)の他端に取り付けられ、シートベルト(76)を着脱可能に接続されるバックル(28)と、前記連結アーム(56)に設けられ、前記シートバック(20)の前倒によって前記バックル支持アーム(72)と当接し、前記バックル(28)を前記使用位置から前記収納位置に移動させる突起(86)とを有する。
この構成によれば、バックル支持アーム(72)と突起(86)との当接により、バックル(28)は、シートバック(20)の外皮に接触することなく使用位置から収納位置に移動するから、この移動過程でバックル(28)がシートバック(20)の外皮に擦り傷を与えることがなく、長期間の使用においても、シートバック(20)の外皮に破損が生じることがない。
本発明による車両用シートは、好ましくは、前記連結アーム(56)及び前記バックル支持アーム(72)は金属製であり、前記連結アーム(56)を被覆する樹脂製のカバー(58)を更に有し、前記突起(86)は一端を前記連結アーム(56)に固定された金属製のピン(86)により構成され、当該ピン(86)は、前記カバー(58)に形成された貫通孔(88)或いは切欠き部(90)を通って前記カバー(58)の外方に突出しており、突出部分において前記バックル支持アーム(72)と当接する。
この構成によれば、ピン(86)とバックル支持アーム(72)との当接は金属同士の当接になり、長期間の使用においても、バックル支持アーム(72)とピン(86)との当接部に大きい傷が付いたり、当接部が早期に摩耗したりすることがなく、優れた耐久性が得られる。
本発明による車両用シートは、好ましくは、前記バックル(28)を前記使用位置に向かう回動方向に付勢するばね(84)を有する。
この構成によれば、ばね(84)のばね力によってバックル(28)が前記収納位置から前記使用位置に自動復帰する。
本発明による車両用シートは、好ましくは、前記シートクッション(18)は側部にクッション側凹部(52)を有し、当該クッション側凹部(52)に前記バックル(28)の少なくとも一部が配置されている。
この構成によれば、乗員の着座面が広く確保され、外観の見栄えもよくなる。
本発明による車両用シートは、好ましくは<前記シートクッション(18)は、前部をリンク(64)によって前記フロア(40)に接続され、前記シートバック(20)の前倒によって前進しつつ降下する。
この構成によれば、ダイブダウン方式の車両用シートにおいて、シートバック(20)の前倒に応じて突起(86)が前方に移動しつつバックル支持アーム(72)に当接し、この当接に伴ってバックル(28)が前記使用位置から前記収納位置に移動する。この移動において、バックル(28)がシートバック(20)の外皮に接触することがないから、シートバック(20)の外皮に擦り傷が付くことがない。
本発明による車両用シートは、好ましくは、前記シートバック(20)が起立した位置にある時には前記バックル(28)が前記収納位置に移動できず、前記シートバック(20)が前倒した位置にある時には前記シートクッション(18)の前進によって前記バックル(28)が前記収納位置に移動できるスペースが確保される構造である。
この構成によれば、クッション側凹部(52)等、バックル(28)の配置スペースを小さくでき、見栄えがよくなる。
本発明による車両用シートは、好ましくは、前記バックル(28)は前記使用位置ではシートベルト嵌合口(80)を有する上部の少なくとも一部が前記シートクッション(18)の上面より上方に位置する。
この構成によれば、車両用シートに着座した乗員がバックル(28)を見付け易く、シートベルト嵌合口(80)にタング(78)を差し込む操作が行い易くなる。
本発明による車両用シートは、好ましくは、左右に隣り合う車両用シートの前記バックルは互いに隣り合って近接する側に配置されている。
この構成によれば、バックルをシート幅方向にコンパクトに配置することができ、左右に隣り合う車両用シートの隙間を小さくして見栄えのよいものにすることができる。
本発明による車両用シートによれば、バックル支持アームと突起との当接により、バックルは、シートバックの外皮と接触することなく、使用位置から収納位置に移動するから、この移動過程でバックルがシートバックの外皮に擦り傷を与えることがなく、長期間の使用においても、シートバックの外皮に破損が生じることがない。
本発明の車両用シートの一つの実施形態の全体構成を示す斜視図 本実施形態による車両用シートの右側席を示す拡大斜視図 本実施形態による車両用シートの右側席のカバーを取り外した状態を示す拡大斜視図 本実施形態による車両用シートの要部を示す拡大斜視図 本実施形態による車両用シートのシートバックの起立状態を示す側面図 本実施形態による車両用シートのシートバックの起立−前倒の中間状態を示す側面図 本実施形態による車両用シートのシートバックの前倒状態を示す側面図 他の実施形態による車両用シートの要部を示す拡大斜視図
以下に、本発明による車両用シートの実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態の車両用シート10は、3列シートのワンボックスカーの2列目のシートに適用され、図1に示されているように、右側席12と中間席14と左側席16とを左右一列に有する。
右側席12は独立したシートクッション18及びシートバック20を有する。中間席14及び左側席16は共通のシートクッション22及びシートバック24を有する。中間席14の部分のシートバック24には回動操作によって収納可能なアームレスト26が設けられている。
右側席12のシートベルト用のバックル28はシートクッション18の左側後部に、中間席14のシートベルト用のバックル30はシートクッション22の右側後部に、左側席16のシートベルト用のバックル32はシートクッション22の中間席14との境界部の後部に各々配置されている。これにより、左右に隣り合う右側席12のバックル28と中間席14のバックル30とは互いに隣り合って近接する側に配置される。
バックル28及びバックル30の取付構造は、左右反転した同一構造である。以下に、バックル28を含む右側席12について、図2〜図7を参照して説明する。
車両のフロアパネル40には、図5〜図7に示されているように、左右一対の後部ブラケット42が固定されている。後部ブラケット42は左右方向に水平に延在する支持軸44によってシートバック20の一端(起立状態では下端)を支持軸44の中心軸線周りに回動可能に支持している。かくして、シートバック20は、フロアパネル40に回動可能に取り付けられた一端を有する前倒可能なシートバックをなす。
シートバック20の背面にはラッチ46が取り付けられている。ラッチ46は、車両のサイドパネル(不図示)に取り付けられたストライカ48に係脱可能に係合することにより、図5に示されているように、シートバック20を起立状態(着座可能状態)に保持する。
シートバック20は左側部の一端側に内側に凹んだバック側凹部50を有する。シートバック20には、図3に示されているように、バック側凹部50の部分に、左右方向に水平に延在する連結軸54によってプレス成形品(金属製)による折曲形状の連結アーム56の一端(上端)が連結軸54の中心軸線周りに回動可能に取り付けられている。連結軸54は、側面視で支持軸44とは異なった位置、詳細にはシートバック20の起立状態では支持軸44より上方の位置にある(図5参照)。連結アーム56の他端(前端)はシートクッション18の後部に固定(結合)されている。かくして、シートクッション18は連結アーム56の他端に結合された後部を有するシートクッションをなす。なお、連結アーム56によるシートクッション18とシートバック20との連結構造は、これらの右側部にも同様に設けられている。
連結アーム56には当該連結アーム56を被覆する化粧用の樹脂製のカバー58が取り付けられている。カバー58は、バック側凹部50及び後述するクッション側凹部52より外側方にはみ出すことなくバック側凹部50内及びクッション側凹部52内に配置されている。
図5〜図7に示されているように、フロアパネル40には左右一対の前部ブラケット60が固定されている。各前部ブラケット60には枢軸62によってリンク部材64の一端が左右方向に延在する水平軸線周りの回動可能に連結されている。リンク部材64の他端はシートクッション18の後部に枢軸66によって左右方向に延在する水平軸線周りの回動可能に連結されている。
これにより、格納時には、シートバック20の前倒に伴ってシートクッション18が前側に移動しながら降下するダイブダウン方式の車両用シート10が構成される。シートクッション18は、シートバック20が起立した位置にある時には後退位置に位置し、(図5参照)、シートバック20が前倒した位置にある時には前進位置に位置する(図7参照)。
フロアパネル40にはアンカー68が固定されている。アンカー68は支持軸70によって金属板によるバックル支持アーム72の一端(基端)を左右方向に延在する水平軸線周りの回動可能に支持している。バックル支持アーム72の他端(先端)にはバックル28が固定されている。バックル28の上部には、シートベルト76(図2、図3参照)に取り付けられているタング78(図2、図3参照)が抜き差し可能(着脱可能)に差し込まれるシートベルト嵌合口80が開口していると共に、解除ボタン82が取り付けられている。
シートクッション18は左側部の後部側に内側に凹んだクッション側凹部52を有する。バックル28はクッション側凹部52内に配置され、図2〜図5に示されているように、シートクッション18の側方に起立した使用位置と、図7に示されているように、シートクッション18の側方に前倒した収納位置との間に回動可能になっている。
クッション側凹部52は、シートバック20が起立した位置にある時には、シートクッション18が後退位置にあることにより、クッション側凹部52の前壁52Aがバックル28に近接した位置にあってバックル28を起立状態で配置するのに必要な前後方向のスペースを有しているだけで、バックル28を前倒状態で配置するのに必要な前後方向のスペースを有さない。クッション側凹部52は、シートバック20が前倒した位置にある時には、シートクッション18の前進位置への移動によって前壁52Aがバックル28より前方に離れる方向に移動することにより、バックル28を前倒状態で配置するのに必要な前後方向のスペースが確保される、最小必要限の前後方向長さのものである。
バックル28は、使用位置を含めて正面視でカバー58と重なる位置に配置され、図2〜図5に示されているように、シートベルト嵌合口80を有する上部の一部がシートクッション18の上面より上方に位置する。
支持軸70には、一端をアンカー68に係止され、他端をバックル支持アーム72に係止された捩りコイルばね84が取り付けられている。捩りコイルばね84はばね力によってバックル28が使用位置に向かう回動方向にバックル支持アーム72を付勢している。
連結アーム56にはかしめ等によって一端を連結アーム56に固定された金属製のピン86が設けられている。ピン86は、連結アーム56から側方に略水平に延在し、カバー58に形成された貫通孔88を通ってカバー58の外方に突出しており、突出部分においてバックル支持アーム72の上側の端面72Aに当接可能に対向している。ピン86は、シートバック20の前倒によってバックル支持アーム72の端面72Aに当接し、捩りコイルばね84のばね力に抗してバックル支持アーム72と共にバックル28を押し倒すようにして使用位置から収納位置に移動させる。
カバー58はバック側凹部50及びクッション側凹部52より側外方にはみ出すことなくバック側凹部50内及びクッション側凹部52内に配置され、バックル28がクッション側凹部52に配置され、しかも、バックル28は、正面視でカバー58と重なる位置に配置されているので、カバー58をシート幅方向にコンパクトに配置でき、右側席12の着座スペースを小さくすることなく右側席12を見栄えよくコンパクトに設計することができる。
また、左右に隣り合う右側席12のバックル28と中間席14のバックル30とは互いに隣り合って近接する側において配置されるから、バックル28及びバックル30をシート幅方向(左右方向)にコンパクトに配置でき、右側席12と中間席14との隙間を小さくして見栄えのよいものにすることができる。
つぎに、図5〜図7を参照して車両用シート10の格納操作に伴うバックル28の動作について説明する。
図5は、ラッチ46がストライカ48に係合し、シートバック20が起立した着座可能状態を示している。この状態の時には、バックル28は、捩りコイルばね84にばね力によって使用位置にある。使用位置では、シートベルト嵌合口80を有する上部の一部がシートクッション18の上面より上方に位置しているので、右側席12に着座した乗員がバックル28を見付け易く、シートベルト嵌合口80にタング78を差し込む操作を行い易くなる。また、バックル28の全体がシートクッション18の上面より上方に位置することはないので、見栄えがよく、バックル28が乗車の邪魔になることもない。
右側席12を格納する場合は、まず、ラッチ46とストライカ48との係合を外し、図6に示されているように、シートバック20の上側を前側に押す。これにより、シートバック20が支持軸44を回動中心として反時計廻り方向に回動、つまり前倒する。
シートバック20の前倒に伴って、連結軸54が支持軸44を中心とする円弧を描いて反時計廻り方向へ変位するから、連結アーム56及びカバー58とシートクッション18とが一体となってフロアパネル40に対して前進しつつ降下する。この移動によってピン86がバックル支持アーム72の端面72Aに当接し、バックル支持アーム72はピン86によって押されるようにして捩りコイルばね84にばね力に抗してバックル28を前側に押し倒す方向に回動する。換言すると、バックル支持アーム72がピン86に押されて支持軸70を中心として反時計廻り方向に回動する。
シートクッション18はシートバック20の前倒に伴って前側に移動するので、クッション側凹部52も前側に移動し、バックル28がクッション側凹部52の前壁と干渉することがない。これにより、クッション側凹部52の前後長が短くてよく、シートクッション18の側部にバックル28の配置のための大きい空洞ができることがないから、シートバック20が起立した状態においてバックル28の配置部の間隙が小さく、車両用シート10の美観が損なわれることがない。
図7に示されているように、シートバック20がシートクッション18上に重なる位置まで前倒されることにより、右側席12の格納が完了する。この時には、バックル28は上述のバックル支持アーム72の回動によって自動的にシートクッション18の側方に前倒した収納位置に位置する。
このように、バックル28は、シートバック20の外皮と接触することなく収納位置に位置するから、この移動過程でバックル28がシートバック20の外皮に擦り傷を与えることがなく、長期間の使用においても、シートバック20の外皮に破損が生じることがない。
また、金属製のバックル支持アーム72と当接するピン86が金属製であることにより、長期間の使用においても、バックル支持アーム72とピン86との当接部に大きい傷が付いたり、当接部が早期に摩耗したりすることがない。
また、バックル支持アーム72に対するピン86の設置位置の自由度が高いことによりピン86によってバックル支持アーム72を回動させる動作を容易に最適なものに設定することができる。
図7に示されているように、格納状態から右側席12を元の着座可能状態に戻す時には、前倒しているシートバック20の前側を持ち上げるようにして、シートバック20を、支持軸44を中心として時計廻り方向に回動(起立)させ、図5に示されているように、ラッチ46をストライカ48に係合させる。
この戻し動作においては、シートバック20が起立している時の位置に戻ることに応じてピン86が後退移動するので、バックル支持アーム72は、ピン86の後退移動に追随して捩りコイルばね84にばね力により元の位置に自動的に復帰する。これにより、バックル28を手操作によって使用位置に戻す必要がなく、使い勝手のよいものになる。
バックル28はクッション側凹部52内を回動移動するから、乗員の着座面を広く確保でき、外観の見栄えもよくできる。また、バックル28の配置のために、シートクッション18の形状が複雑になることがなく、シートクッション18の外皮の縫製作業性が悪くなることもない。
連結アーム56及びカバー58はバック側凹部50内を回動移動するから、乗員の着座面を広く確保でき、外観の見栄えもよくできる。また、バックル28の配置のために、シートバック20の形状が複雑になることがなく、シートバック20の外皮の縫製作業性が悪くなることもない。
以上、本発明を、その好適な実施形態について説明したが、当業者であれば容易に理解できるように、本発明はこのような実施形態により限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、図8に示されているように、カバー58に貫通孔88に代えて切欠部90が形成され、ピン86は切欠部90を通ってカバー58に突出していてもよい。また、バックル支持アーム72をゴム等の弾性材によって構成し、バックル支持アーム72の弾性変形によってバックル28が使用位置と格納位置との間に移動可能になっていてもよい。また、上記実施形態に示した構成要素は必ずしも全てが必須なものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
10 車両用シート
12 右側席
18 シートクッション
20 シートバック
22 シートクッション
28 バックル
40 フロアパネル
42 後部ブラケット
44 支持軸
50 バック側凹部
52 クッション側凹部
54 連結軸
56 連結アーム
58 カバー
60 前部ブラケット
64 リンク部材
68 アンカー
70 支持軸
72 バックル支持アーム
76 シートベルト
78 タング
80 シートベルト嵌合口
84 捩りコイルばね
86 ピン(突起)
88 貫通孔
90 切欠き部

Claims (8)

  1. フロアに回動可能に取り付けられた前倒可能なシートバックと、
    前記シートバックに回動可能に取り付けられた一端を有する連結アームと、
    前記連結アームの他端に結合された後部を有するシートクッションと、
    前記フロアの前記シートクッションの側方に対応する部分に起立した使用位置と当該使用位置から前倒した収納位置との間に回動可能に取り付けられた一端を有するバックル支持アームと、
    前記バックル支持アームの他端に取り付けられ、シートベルトを着脱可能に接続されるバックルと、
    前記連結アームに設けられ、前記シートバックの前倒によって前記バックル支持アームと当接し、前記バックルを前記使用位置から前記収納位置に移動させる突起とを有する車両用シート。
  2. 前記連結アームは金属製であり、当該連結アームを被覆する樹脂製のカバーを更に有し、
    前記突起は一端を前記連結アームに固定された金属製のピンにより構成され、当該ピンは、前記カバーに形成された貫通孔或いは切欠き部を通って前記カバーの外方に突出しており、突出部分において前記バックル支持アームと当接する請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記バックルを前記使用位置に向かう回動方向に付勢するばねを有する請求項1又は2に記載の車両用シート。
  4. 前記シートクッションは側部にクッション側凹部を有し、当該クッション側凹部に前記バックルの少なくとも一部が配置されている請求項1から3の何れか一項に記載の車両用シート。
  5. 前記シートクッションは、前部をリンクによって前記フロアに接続され、前記シートバックの前倒によって前進しつつ降下する請求項1から4の何れか一項に記載の車両用シート。
  6. 前記シートバックが起立した位置にある時には前記バックルが前記収納位置に移動できず、前記シートバックが前倒した位置にある時には前記シートクッションの前進によって前記バックルが前記収納位置に移動できるスペースが確保される構造である請求項5に記載の車両用シート。
  7. 前記バックルは前記使用位置ではシートベルト嵌合口を有する上部の少なくとも一部が前記シートクッションの上面より上方に位置する請求項1から6の何れか一項に記載の車両用シート。
  8. 左右に隣り合う車両用シートの前記バックルは互いに隣り合って近接する側に配置されている請求項1から7の何れか一項に記載の車両用シート。
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