JP2016013769A - 車両 - Google Patents

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満穂 島田
Mitsuho Shimada
満穂 島田
等 藤野
Hitoshi Fujino
等 藤野
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Abstract

【課題】荷室に荷物を載置した状態であっても補助シートを容易に使用することのできる車両を提供する。【解決手段】車両10は、車外から腰掛けることができる補助シート18を備えており、車両後部に設けられた荷室12の下方に、板材14によって荷室12と仕切られ、車両後方側の端部が車両外側に向かって開口した収容室13が形成されている。そして、収容室13に、補助シート18と、補助シート18を上記の開口を通じて車両外側へ移動させることが可能なスライド機構19とが収容されている。【選択図】図1

Description

本発明は、補助シートを備えた車両に関する。
従来、車室に備え付けられたシートとは別に、組み立て式の補助シートを荷室に備えた車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の車両では、車両後部に設けられた荷室の床面を複数の板材を並べることによって形成し、これら床面を形成している板材を移動させてシート形状に組み立てることにより補助シートを形成するようにしている。なお、この補助シートは、車外から腰掛けることができ、例えば靴の履き替えや休息等、様々な用途で使用することができる。
特開2006‐219017号公報
ところで、特許文献1に記載の車両では、補助シートを構成する板材によって荷室の床面が形成されているため、荷室に荷物が載置された状態、すなわち板材の上に荷物が載置された状態では、板材を移動させることが難しく補助シートの使用が困難になる。
本発明は、こうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、荷室に荷物を載置した状態であっても補助シートを容易に使用することのできる車両を提供することにある。
上記課題を解決するための車両は、車外から腰掛けることができる補助シートを備えており、車両後部に設けられた荷室の下方に、板材によって荷室と仕切られ、車両後方側の端部が車両外側に向かって開口した収容室が形成されている。そして、収容室に、補助シートと、補助シートを上記の開口を通じて車両外側へ移動させることが可能なスライド機構が収容されている。
上記構成によれば、補助シートを収容している収容室の上方が荷室になっており、収容室の車両後方側の端部が車両外側に向かって開口しているため、荷室に荷物を載置した状態であっても、スライド機構によって収容室の開口から車両外側に補助シートを移動させて補助シートを使用することができる。したがって、荷室に荷物を載置した状態であっても補助シートを容易に使用することができるようになる。
一実施形態としての車両の後部の構成を模式的に示す斜視図。 同実施形態にかかる荷室及び収容室の模式図。 図2の3−3線に沿った断面図。 図2の4−4線に沿った拡大断面図。 同実施形態にかかる補助シートを車体外側に移動させたときの状態を示す車両後部の斜視図。 同実施形態にかかる補助シートを車体外側に移動させたときの状態を示す補助シートの側面図。 同実施形態にかかる補助シートの背もたれ部を立てた状態を示す車両後部の斜視図。 同実施形態にかかる補助シートの座部を展開した状態を示す車両後部の斜視図。 同実施形態にかかる補助シートの座部を展開した状態を示す補助シートの側面図。 同実施形態にかかる補助シートの使用状態を示す車両後部の斜視図。 他の実施形態としての車両の補助シートの構成を模式的に示す補助シートの側面図。
以下、車両の一実施形態について、図1〜図10を参照して説明する。
図1に示すように、車両10には、車室内における車両10の後部に備え付けられたシート11の後方に位置する荷室12の下方に、収容室13が設けられている。なお、荷室12と収容室13とは荷室12の床面を形成する板材14によって仕切られている。
図2に示すように、板材14には、車幅方向(図2の左右方向)に並んで配設され、下方に突出した2つの支持部15が設けられている。これら支持部15は、収容室13の底面16に固定されている。
図2及び図3に示すように、支持部15の高さ方向の寸法、すなわち収容室13の底面16と板材14との間の距離lsは、収容室13の車両後方側に位置する背壁17の上面と板材14との間の距離lmよりも長い(ls>lm)。すなわち、板材14は、背壁17の上面よりも上方に位置している。
したがって、図1に示すように、車両10のバックドアが開けられた状態において、収容室13は、車両後方側の端部が車両外側に向かって開口した状態になる。この収容室13には、補助シート18と、補助シート18を車両前後方向にスライドさせるスライド機構19とが収容されている。
次に、補助シート18及びスライド機構19の構成について詳細に説明する。
図2及び図3に示すように、補助シート18は、背もたれ部21と座部23とを連結具22を介して連結したものである。
図3に示すように連結具22は、その一端が背もたれ部21の車両後方側の端部に固定され、他端が背もたれ部21の上に重ねられた座部の車両後方側の端部に固定されている。これにより、連結具22は、背もたれ部21に対して図3における反時計回りに座部23を回転させることができるように、背もたれ部21と座部23とを連結している。
なお、連結具22には、ストッパ機能が備えられており、図3における反時計回りに座部23が回転し、背もたれ部21と座部23とのなす角度が所定角度θになると、背もたれ部21に対して座部23がそれ以上回転しなくなる。
補助シート18は、背もたれ部21の上に座部23を重ねるように折りたたまれた状態で収容室13に収容されている。
補助シート18の背もたれ部21は、下方に突出した突出部20を介してスライド機構19のアーム部24に連結されている。より詳しくは、アーム部24の車両後方側の端部には、支持孔25が形成されており、この支持孔25に支持軸26が挿通されている。支持軸26は背もたれ部21の突出部20にも挿通されており、これにより支持軸26を中心としてアーム部24に対して背もたれ部21が回転可能に連結されている。
また、図4に示すように、アーム部24には、車両前後方向に複数配設されたローラー27を回転可能に支持するローラー支持部28が固定されている。なお、アーム部24の底面の高さは、背壁17の上面の高さよりも僅かに高い。
ローラー支持部28に設けられたローラー27は、車両前後方向(図4の左右方向)に延びるレール部29の溝30内に配設されている。レール部29は、背壁17から車両前方に延び、その溝30がローラー27の幅と略同幅である。これにより、溝30内でローラー27が転動し、スライド機構19では、ローラー支持部28とアーム部24とが車両前後方向に移動する。
上記のように、スライド機構19のアーム部24には、補助シート18の背もたれ部21が突出部20を介して連結されているため、このローラー支持部28とアーム部24の移動に伴い、補助シート18が車両前後方向にスライドする。
なお、図3に示すように、補助シート18は、背もたれ部21と座部23とが折りたたまれた状態の高さ方向の寸法laが、収容室の開口における高さ方向の寸法lb(=lm)よりも小さい(la<lb)。このため、補助シート18は折りたたまれた状態において収容室13の開口を通過することができる。
次に、図5〜図9を参照して、補助シート18の使用方法について説明する。
図5及び図6に示すように、補助シート18を使用する場合には、まずバックドアを開け、折りたたまれた補助シート18をスライド機構19のローラー支持部28が背壁17に当接するまで車両後方にスライドさせる。補助シート18は折りたたまれた状態で収容室13の開口を通過可能であるため、こうして補助シート18を車両後方にスライドさせると、同開口を通じて車両外側に補助シート18が移動する。
その後、図7に示すように、アーム部24に対して背もたれ部21を回転させて、背もたれ部21を立てる。なお、背もたれ部21と座部23とは折りたたまれた状態であるため、こうして背もたれ部21を立てるとこれに伴って座部23も立った状態になる。
そして、図8に示すように、連結具22を中心に背もたれ部21に対して座部23を回転させて補助シート18を展開する。
なお、図9に示すように、補助シート18を展開するときには、アーム部24に対して背もたれ部21が回転し、背もたれ部21の車両後方側の端部が下方に移動する。このため、背もたれ部21と座部23とを連結する連結具22が背壁17の上面よりも低い位置に移動するようになる。連結具22は、座部23の回転中心であるため、こうして連結具22の高さが背壁17の上面の高さ、すなわちリアバンパーの上面の高さよりも低くなると、座部23はリアバンパーの上面よりも地面に近い位置で展開されることになる。
また、アーム部24の車両前後方向における長さは、補助シート18を展開したときに、同補助シート18が、開いているバックドアの下方に位置するように設定されている。
そして、こうして補助シート18を展開することによって補助シート18が使用可能になり、図10に示すように、車外から使用者が補助シート18に着座できるようになる。
なお、図6に示すように、アーム部24の底面の高さは背壁17の上面の高さよりも僅かに高いだけであるため、こうして使用者が補助シート18に着座した状態では、アーム部24が背壁17の上面に当接してアーム部24が背壁17によって支持された状態になる。
また、上述した手順と逆の手順で補助シート18を折りたたみ、スライド機構19により車両前方にスライドさせることによって、補助シート18を収容室13に収容することができる。
次に、本実施形態の車両の作用について説明する。
本実施形態では、補助シート18を収容している収容室13の上方が荷室12になっており、収容室13の車両後方側の端部が車両外側に向かって開口している。そして、この収容室には、補助シート18と、補助シート18を車両外側に移動させることが可能なスライド機構19とが設けられている。このため、荷室12に荷物を載置した状態であっても、収容室13の開口を通じて収容室13から車両外側に補助シート18を移動させて補助シート18を使用することができる。
また、アーム部24の底面の高さは、背壁17の上面の高さよりも僅かに高いため、補助シート18を使用しているときに、アーム部24が背壁17によって支持される。これにより、補助シート18を使用しているときに作用する荷重が、剛性の高いリアバンパーにも作用するようになる。このため、補助シート18の使用時に作用する荷重が分散して補助シート18の耐久性が向上する。
また、補助シート18を車両外側に移動させたときに、補助シート18が、開いているバックドアの下方に位置するようにアーム部24の車両前後方向における長さが設定されているため、補助シート18の使用時に、バックドアを日よけや雨よけとして機能させることができる。
また、補助シート18を使用するときに、リアバンパーよりも地面に近い位置に座部23が展開されるため、高い位置にあるリアバンパーに直接腰掛ける場合に比べて、補助シート18に腰掛けやすくなる。
以上説明したこの実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)荷室12に荷物を載置した状態であっても補助シート18を容易に使用することができるようになる。
(2)補助シート18を使用しているときに、アーム部24が背壁17によって支持されるため、補助シート18の耐久性を高めることができる。
(3)補助シート18を使用するときに、座部23が地面に近い位置に展開されるため、高い位置にあるリアバンパーに直接腰掛ける場合に比べて、補助シート18への着座が容易になる。
(4)バックドアの下方に補助シート18が展開されるため、開いているバックドアを日よけや雨よけとして機能させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更して実施することができる。
・バックドアは、車両の上部に連結されて、その連結部分を中心に車両上方に回動する跳ね上げ式のものに限られない。例えば、車両の幅方向における一端を中心に回動する横開き式のバックドアであってもよい。こうした場合であっても上記(1)〜(3)の効果を得ることはできる。
・補助シート18の構成は上記実施形態のものに限られず、適宜変更が可能である。例えば、補助シートの構成を図11に示すように変更してもよい。なお、図11では、上記実施形態と同様の構成については、共通の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図11に示すように、補助シート40では、座部43がスライド機構19のアーム部24に回転不能に固定されている。座部43の車両前方側の端部には、連結具42の一端が固定され、連結具42の他端には、座部43の上に重ねられた背もたれ部41の車両前方側の端部が固定されている。
こうした補助シート40では、図11に示すように、スライド機構19によって補助シート40を車両外側に移動し、座部43に対して背もたれ部41を図11における時計回りに回転させて起こすことにより、シート形状に展開する。
こうした構成では、補助シート40の座部43は、背壁17の上面、すなわちリアバンパーの上面よりも高い位置に展開される。こうした構成によっても、荷室12に荷物を載置した状態で補助シート40を容易に使用することができるため、上記(1)及び(2)の効果と同様の効果を得ることはできる。
また、他の変更例として、補助シートを座部のみによって構成したり、補助シート18,40に背もたれ部及び座部以外の構成、例えば肘掛け部などを備えるようにしたりしてもよい。
・アーム部24の底面の高さを、補助シート18を使用しているときに、アーム部24の底面が背壁17の上面に当接しなくなるように、背壁17の上面の高さよりも高くしてもよい。こうした場合であっても上記(1)の効果を得ることはできる。
10…車両、11…シート、12…荷室、13…収容室、14…板材、15…支持部、16…底面、17…背壁、18…補助シート、19…スライド機構、20…突出部、21…背もたれ部、22…連結具、23…座部、24…アーム部、25…支持孔、26…支持軸、27…ローラー、28…ローラー支持部、29…レール部、30…溝、40…補助シート、41…背もたれ部、42…連結具、43…座部。

Claims (1)

  1. 車外から腰掛けることができる補助シートを備えた車両であり、
    車両後部に設けられた荷室の下方に、板材によって前記荷室と仕切られ、車両後方側の端部が車両外側に向かって開口した収容室が形成されており、
    前記収容室に、前記補助シートと、同補助シートを前記開口を通じて車両外側へ移動させることが可能なスライド機構とが収容されている
    ことを特徴とする車両。
JP2014136717A 2014-07-02 2014-07-02 車両 Pending JP2016013769A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019162074A1 (en) * 2018-02-21 2019-08-29 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Storage container for a vehicle

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