JP2017222308A - 車両のメータ表示制御方法とメータ表示制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この車両のメータ表示制御方法において、第2運転モードを許可できない条件を、ドライバー操作による対応行動によって解消されるドライバー条件と、ドライバー操作による対応行動を取っても解消されないシステム条件と、に分ける。
第1運転モードから第2運転モードへ移行できない理由をメータ表示するとき、システム条件によるメータ表示を、ドライバー条件によるメータ表示よりも優先して表示する。
実施例1におけるメータ表示制御方法とメータ表示制御装置は、運転モードとして、「EV通常モード」と「EV拡大モード」を有し、EVスイッチへの操作により「EV拡大モード」を積極的に選択することが可能なハイブリッド車両に適用したものである。即ち、実施例1は、ハイブリッド車両において、エンジンを停止するEV領域の拡大要求を「EVスイッチ」への操作により行い、第1運転モードを「EV通常モード」とし、第2運転モードを「EV拡大モード」とする例である。
以下、実施例1のメータ表示制御方法とメータ表示制御装置の構成を、「全体システム構成」、「メータ表示制御処理構成」に分けて説明する。
図1は、実施例1のメータ表示制御方法とメータ表示制御装置が適用されたハイブリッド車両の全体システムを示す。以下、図1に基づき、全体システム構成を説明する。
図2は、実施例1の統合コントローラ3(HCM)にて実行されるメータ表示制御処理の流れを示すフローチャートである。以下、メータ表示制御処理構成をあらわす図2の各ステップについて説明する。なお、メータ表示制御での演算処理は、一定周期毎(例えば、10msec)に実行される。
即ち、ドライバーによるEVスイッチ12へのスイッチ押し操作にもかかわらず、「EV拡大モード」へ移行できないため、メータ表示コントローラ7にブザー15を鳴らす要求を送信する。
エンジン1が冷機状態のときは、図4に示すように、“暖機中のため現在EVモードは使用できません。”とメッセージ表示する。
高電圧バッテリ11のバッテリSOCが少ないときは、図4に示すように、“バッテリ残量が少ないため現在EVモードは使用できません。”とメッセージ表示する。
「EV拡大モード」への作動条件外のときは、図4に示すように、“作動条件外のためEVモードは使用できません。”とメッセージ表示する。
車速VSPが高いときは、図4に示すように、“車速が高いためEVモードは使用できません。”とメッセージ表示する。
アクセル踏込量(アクセル開度APO)が大きいときは、図4に示すように、“アクセル踏込量が大きいためEVモードは使用できません。”とメッセージ表示する。
O/DスイッチをOFFにしているときは、図4に示すように、“O/D OFFのためEVモードは使用できません。”とメッセージ表示する。
Lレンジを選択しているときは、図4に示すように、“LレンジのためEVモードは使用できません。”とメッセージ表示する。
実施例1の作用を、「メータ表示制御処理作用」、「メータ表示制御作用」、「メータ表示制御の特徴作用」に分けて説明する。
以下、図2のフローチャートに基づき、メータ表示制御処理作用を説明する。
「EV拡大モード」の実行中に、EVスイッチ12が1回押されると、図2のフローチャートにおいて、ステップS101→ステップS102→ステップS103→終了へと進む。ステップS103では、実行中である「EV拡大モード」がスイッチ操作に基づいて解除され、「EV拡大モード」から「EV通常モード」へ移行される。
まず、実施例1のメータ表示制御において、EVスイッチ12の押し操作をしたものの「EV拡大モード」へ移行できないときのメータ表示制御作用を、図6〜図8に基づいて説明する。
時刻T1で「EV拡大モード」への移行許可条件(システム条件)が禁止状態でEVスイッチ12が押されたので、メータ表示コントローラ7に対して禁止メッセージ出力要求(システム条件)とブザー要求を送信する。時刻T2で禁止メッセージ出力要求(システム条件)を所定時間送信したので、EV拡大モード禁止メッセージ出力要求を取り下げる。
時刻T1でEV拡大モード移行許可条件(ドライバー条件)が禁止状態でEVスイッチ12が押されたので、メータ表示コントローラ7に対して禁止メッセージ出力要求(ドライバー条件)とブザー要求を送信する。時刻T2で禁止メッセージ出力要求(ドライバー条件)を所定時間送信したので、EV拡大モード禁止メッセージ出力要求を取り下げる。
時刻T1でEV拡大モード移行許可条件(システム条件)とEV拡大モード移行許可条件(ドライバー条件)が共に禁止状態でEVスイッチ12が押されたので、メータ表示コントローラ7に対して禁止メッセージ出力要求(システム条件)とブザー要求を送信する。時刻T2で禁止メッセージ出力要求(システム条件)を所定時間送信したので、EV拡大モード禁止メッセージ出力要求を取り下げる。つまり、システム条件とドライバー条件が共に禁止状態でEVスイッチ12が押されたときには、システム条件による禁止メッセージが優先して表示される。
時刻T1でEV拡大モード移行許可条件(システム条件)とEV拡大モード移行許可条件(ドライバー)が共に許可状態でEVスイッチ12が押されたので、「EV拡大モード」に移行する。時刻T2で禁止メッセージ出力要求(システム条件)が禁止になったので、「EV拡大モード」を解除する。また、メータ表示コントローラ7に対して禁止メッセージ出力要求(システム条件)を送信する。時刻T3で禁止メッセージ出力要求(システム条件)を所定時間送信したので、EV拡大モード禁止メッセージ出力要求を取り下げる。
時刻T1でEV拡大モード移行許可条件(システム条件)とEV拡大モード移行許可条件(ドライバー条件)が共に許可状態でEVスイッチ12が押されたので、「EV拡大モード」に移行する。時刻T2で禁止メッセージ出力要求(ドライバ条件)が禁止になったので、「EV拡大モード」を解除する。また、メータ表示コントローラ7に対して禁止メッセージ出力要求(ドライバ条件)を送信する。時刻T3で禁止メッセージ出力要求(ドライバ条件)を所定時間送信したので、EV拡大モード禁止メッセージ出力要求を取り下げる。
時刻T1でEV拡大モード移行許可条件(システム条件)とEV拡大モード移行許可条件(ドライバー条件)が共に許可状態でEVスイッチ12が押されたので、「EV拡大モード」を実行する。時刻T2でEV拡大モード移行許可条件(システム条件)と禁止メッセージ出力要求(ドライバー条件)が共に禁止になったので、「EV拡大モード」を解除する。また、メータ表示コントローラ7に対して禁止メッセージ出力要求(システム条件)を送信する。時刻T3で禁止メッセージ出力要求(システム条件)を所定時間送信したので、EV拡大モード禁止メッセージ出力要求を取り下げる。つまり、システム条件とドライバー条件が共に禁止状態になったことで「EV拡大モード」を自動解除するときには、システム条件による禁止メッセージが優先して表示される。
実施例1では、ハイブリッド車両のメータ表示制御において、「EV拡大モード」を許可できない条件を、ドライバー操作による対応行動によって解消されるドライバー条件と、ドライバー操作による対応行動を取っても解消されないシステム条件と、に分ける。「EV通常モード」からEV拡大モードへ移行できない理由をメータ表示するとき、システム条件によるメータ表示を、ドライバー条件によるメータ表示よりも優先して表示する。
例えば、EVスイッチ12へ押し操作をしたとき、システム条件とドライバー条件が共に未成立であると、図8に示すように、システム条件が未成立であるかどうかを判断するだけで、システム条件による理由がメータ表示される。
従って、「EV通常モード」から「EV拡大モード」へ移行できない理由をメータ表示するとき、予め分けられたシステム条件が未成立であることを判断するだけで、システム条件によるメータ表示が、ドライバー条件によるメータ表示に優先される。
例えば、EVスイッチ12をスイッチ操作したにもかかわらず、「EV通常モード」から「EV拡大モード」へ移行できない理由があるとき、その理由をメータ表示するだけとする。この場合、運転中であって自車前方に存在する他車等を注視しているドライバーの場合、「EV拡大モード」へ移行しない理由の表示を見逃すことがある。
これに対し、「EV拡大モード」へ移行できない理由のメータ表示に加え、ブザー15を鳴らしてドライバーの聴覚に訴えることで、ドライバーの認識性が向上する。
即ち、「EV拡大モード」が解除された場合には、「EV通常モード」への移行に伴ってエンジン1を始動することで、エンジン始動音により、ドライバーは「EV拡大モード」が解除されたことを認識することが可能である。
従って、「EV拡大モード」の実行中、「EV拡大モード」を許可する条件が成立しなくなると、ブザー15が鳴ることによる煩わしさをドライバーに与えない。
例えば、メータ表示としては、単にシステム条件やドライバー条件が不成立であることを示すことも可能である。しかし、この場合、ドライバーは、「EV拡大モード」へ移行できない理由や「EV拡大モード」を解除する理由を、具体的に認識できない。また、表示時間についても瞬間的な表示とすることも可能である。しかし、この場合、ドライバーが瞬間的に表示された理由を見逃すと、「EV拡大モード」へ移行できない理由や「EV拡大モード」を解除する理由が何であるのか認識できない。
これに対し、メータ表示を、具体的な理由によるメッセージ表示とし、メッセージ表示を表示開始から所定時間継続することで、ドライバーに対する具体的な理由の認識性が確保される。
実施例1におけるハイブリッド車両のメータ表示制御方法とメータ表示制御装置にあっては、下記に列挙する効果が得られる。
第2運転モード(EV拡大モード)を許可できない条件を、ドライバー操作による対応行動によって解消されるドライバー条件と、ドライバー操作による対応行動を取っても解消されないシステム条件と、に分ける。
第1運転モード(EV通常モード)から第2運転モード(EV拡大モード)へ移行できない理由をメータ表示するとき、システム条件によるメータ表示を、ドライバー条件によるメータ表示よりも優先して表示する(図2)。
このため、エンジンの燃料消費を抑える第2運転モード(EV拡大モード)へ移行できないとき、システム条件によるメータ表示を優先することで、ドライバーへ与える違和感を防止する車両(ハイブリッド車両)のメータ表示制御方法を提供することができる。
このため、(1)の効果に加え、エンジン停止モード(EV拡大モード)へ移行できない理由をメータ表示するとき、予め分けられたシステム条件が未成立であることを判断するだけで、システム条件によるメータ表示を優先することができる。
「EV通常モード」の選択中、スイッチ操作により「EV拡大モード」に切り替えることが可能なEVスイッチ12を備える。
「EV通常モード」の選択中、EVスイッチ12がスイッチ操作されたとき、「EV拡大モード」へ移行できない理由があると、ブザー15を鳴らすと共に、「EV拡大モード」へ移行できない理由をメータ表示する(図2)。
このため、(1)又は(2)の効果に加え、ハイブリッド車両において、「EV拡大モード」へ移行できない理由をメータ表示するとき、メータ表示に加え、ブザー15を鳴らしてドライバーの聴覚に訴えることで、ドライバーへの認識性を向上させることができる。
このため、(3)の効果に加え、「EV拡大モード」の実行中、「EV拡大モード」を許可する条件が成立しなくなって「EV拡大モード」を解除するとき、ブザー15が鳴ることによりドライバーに与える煩わしさを解消することができる。
このため、(3)又は(4)の効果に加え、メータ表示を、具体的な理由によるメッセージ表示とし、メッセージ表示を表示開始から所定時間継続することで、ドライバーに対する具体的な理由の認識性を確保することができる。
この車両(ハイブリッド車両)において、第2運転モード(EV拡大モード)を許可できない情報をメータ表示する制御を行うメータ表示コントローラ7を設ける。
メータ表示コントローラ7は、第2運転モード(EV拡大モード)を許可できない条件を、ドライバー操作による対応行動によって解消されるドライバー条件と、ドライバー操作による対応行動を取っても解消されないシステム条件と、に分ける。
第1運転モード(EV通常モード)から第2運転モード(EV拡大モード)へ移行できない理由をメータ表示するとき、システム条件によるメータ表示を、ドライバー条件によるメータ表示よりも優先して表示する制御処理を実行する(図1)。
このため、エンジンの燃料消費を抑える第2運転モード(EV拡大モード)へ移行できないとき、システム条件によるメータ表示を優先することで、ドライバーへ与える違和感を防止する車両(ハイブリッド車両)のメータ表示制御装置を提供することができる。
図12は、実施例2のメータ表示制御方法とメータ表示制御装置が適用されたエンジン車の全体システムを示す。以下、図12に基づき、全体システム構成を説明する。
図13は、実施例2のエンジンコントローラ25(ECM)にて実行されるメータ表示制御処理の流れを示すフローチャートである。以下、メータ表示制御処理構成をあらわす図13の各ステップについて説明する。なお、メータ表示制御での演算処理は、一定周期毎(例えば、10msec)に実行される。
実施例2の作用を、「メータ表示制御処理作用」、「メータ表示制御作用」、「メータ表示制御の特徴作用」に分けて説明する。
以下、図13のフローチャートに基づき、メータ表示制御処理作用を説明する。
アイドルストップ制御実行中は、図13のフローチャートにおいて、ステップS201→終了へと進む流れが繰り返され、エンジン21を停止する「アイドルストップ制御モード」が維持される。
実施例2のメータ表示制御において、システム条件とドライバー条件の少なくとも一方の条件が未成立であることにより「アイドルストップ制御モード」へ移行できないときのメータ表示制御作用を、図14〜図16に基づいて説明する。
時刻T1でアイドルストップ移行許可条件(システム)が禁止になったので、「アイドルストップ制御モード」を解除する。METERに対して禁止メッセージ出力要求(システム条件)を送信する。時刻T2で禁止メッセージ出力要求(システム条件)を所定時間送信したので、禁止メッセージ出力要求を取り下げる。
時刻T1でアイドルストップ移行許可条件(ドライバー)が禁止になったので、「アイドルストップ制御モード」を解除する。METERに対して禁止メッセージ出力要求(ドライバ条件)を送信する。時刻T2で禁止メッセージ出力要求(ドライバ条件)を所定時間送信したので、禁止メッセージ出力要求を取り下げる。
時刻T1でアイドルストップ移行許可条件(システム)、アイドルストップ移行許可条件(ドライバー)が禁止になったので、「アイドルストップ制御モード」を解除する。METERに対しては優先度の高い禁止メッセージ出力要求(システム条件)を送信する。時刻T2で禁止メッセージ出力要求(システム条件)を所定時間送信したので、禁止メッセージ出力要求を取り下げる。
実施例2では、車両は、第1運転モードを「エンジン運転モード」とし、第2運転モードを、所定の条件が成立するとエンジン21を自動停止させる「アイドルストップ制御モード」とするエンジン車である。
「エンジン運転モード」の選択中、「アイドルストップ制御モード」への移行を許可できないシステム条件による理由があると、システム条件による理由をメータ表示する。
例えば、アイドルストップ制御機能を備えたエンジン車の場合、通常通りのブレーキ操作などにより停車したとき、エンジン21がアイドルストップにより自動停止しないと、ドライバーに違和感を与える。つまり、通常通りのブレーキ操作などにより停車したとき、アイドルストップへの移行を許可できないシステム条件による理由がないと、エンジン21がアイドルストップにより自動停止する。しかし、アイドルストップへの移行を許可できないシステム条件による理由があると、停車してもエンジン21が停止することなく、運転状態のままになる。
これに対し、「エンジン運転モード」の選択中、「アイドルストップ制御モード」への移行を許可できないシステム条件による理由があると、「アイドルストップ制御モード」へ移行できない理由がメータ表示される。このため、ドライバーは、次に停車するときにエンジン21がアイドルストップにより自動停止しないシステム条件による理由を、予め認識することができる。
従って、「アイドルストップ制御モード」への移行を許可できないシステム条件による理由を予めドライバーに認識させることで、通常通りの操作による停車シーンにおいて、エンジン21が自動停止しなくても、ドライバーに与える違和感が解消される。
実施例2におけるエンジン車のメータ表示制御方法とメータ表示制御装置にあっては、実施例1の(1),(2),(6)の効果に加え、下記の効果が得られる。
「エンジン運転モード」の選択中、エンジンストップ制御モード(アイドルストップ制御モード)への移行を許可できないシステム条件による理由があると、システム条件による理由をメータ表示する(図13)。
このため、エンジンストップ制御モード(アイドルストップ制御モード)へ移行する所定の条件が成立するシーンにおいて、システム条件によりエンジン21が自動停止しなくても、ドライバーに与える違和感を解消することができる。
2 モータ/ジェネレータ(MG)
3 統合コントローラ(HCM)
4 エンジンコントローラ(ECM)
5 駆動用インバータ
6 バッテリコントローラ(LBC)
7 メータ表示コントローラ(METER)
8 CAN通信線
9 高電圧リレー
10 平滑用コンデンサ
11 高電圧バッテリ
12 EVスイッチ
13 インジゲータ
14 ディスプレイ
15 ブザー
21 エンジン
22 モータ/ジェネレータ(MG)
23 再始動用12Vバッテリ
24 電装部品用12Vバッテリ
25 エンジンコントローラ(ECM)
26 インバータ
27 メータ表示コントローラ(METER)
28 CAN通信線
29 車両電装部品
30 再始動用リレー
31 平滑用コンデンサ
32 バッテリセンサ
33 バッテリセンサ
34 ドアスイッチ
35 シートベルトバックルスイッチ
36 ブレーキスイッチ
37 ディスプレイ
Claims (7)
- 駆動源にエンジンを備え、運転モードとして、第1運転モードと、前記第1運転モードよりも前記エンジンの燃料消費を抑える第2運転モードと、を有する車両のメータ表示制御方法において、
前記第2運転モードを許可できない条件を、ドライバー操作による対応行動によって解消されるドライバー条件と、ドライバー操作による対応行動を取っても解消されないシステム条件と、に分け、
前記第1運転モードから前記第2運転モードへ移行できない理由をメータ表示するとき、前記システム条件によるメータ表示を、前記ドライバー条件によるメータ表示よりも優先して表示する
ことを特徴とする車両のメータ表示制御方法。 - 請求項1に記載された車両のメータ表示制御方法において、
前記第1運転モードから前記第2運転モードへ移行できない理由をメータ表示するとき、前記第2運転モードへの移行を許可するシステム条件が未成立であるかどうかを判断し、システム条件が未成立であると判断されると、システム条件による理由をメータ表示する
ことを特徴とする車両のメータ表示制御方法。 - 請求項1又は請求項2に記載された車両のメータ表示制御方法において、
前記車両は、運転モードとして、前記第1運転モードであるEV通常モードと、前記第2運転モードであり、前記EV通常モードよりもEV運転領域を拡大したEV拡大モードと、を有するハイブリッド車両であり、
前記EV通常モードの選択中、スイッチ操作により前記EV拡大モードに切り替えることが可能なEVスイッチを備え、
前記EV通常モードの選択中、前記EVスイッチがスイッチ操作されたとき、前記EV拡大モードへ移行できない理由があると、ブザーを鳴らすと共に、前記EV拡大モードへ移行できない理由をメータ表示する
ことを特徴とする車両のメータ表示制御方法。 - 請求項3に記載された車両のメータ表示制御方法において、
前記EV拡大モードの実行中、前記EV拡大モードを許可する条件が成立しなくなると、前記ブザーを鳴らすことなく、前記EV拡大モードを解除する理由をメータ表示し、前記EV拡大モードを解除して前記EV通常モードへ移行する
ことを特徴とする車両のメータ表示制御方法。 - 請求項3又は請求項4に記載された車両のメータ表示制御方法において、
前記EV拡大モードへ移行できない理由と前記EV拡大モードを解除する理由をメータ表示するとき、具体的な理由によるメッセージ表示とし、前記メッセージ表示を表示開始から所定時間継続する
ことを特徴とする車両のメータ表示制御方法。 - 請求項1又は請求項2に記載された車両のメータ表示制御方法において、
前記車両は、運転モードとして、前記第1運転モードであるエンジン運転モードと、前記第2運転モードであり、所定の条件が成立すると前記エンジンを自動停止させるエンジンストップ制御モードと、を有するエンジン搭載車であり、
前記エンジン運転モードの選択中、前記エンジンストップ制御モードへの移行を許可できないシステム条件による理由があると、システム条件による理由をメータ表示する
ことを特徴とする車両のメータ表示制御方法。 - 駆動源にエンジンを備え、運転モードとして、第1運転モードと、前記第1運転モードよりも前記エンジンの燃料消費を抑える第2運転モードと、を有する車両において、
前記第2運転モードへの移行を許可できない情報をメータ表示する制御を行うメータ表示コントローラを設け、
前記メータ表示コントローラは、前記第2運転モードを許可できない条件を、ドライバー操作による対応行動によって解消されるドライバー条件と、ドライバー操作による対応行動を取っても解消されないシステム条件と、に分け、
前記第1運転モードから前記第2運転モードへ移行できない理由をメータ表示するとき、前記システム条件によるメータ表示を、前記ドライバー条件によるメータ表示よりも優先して表示する制御処理を実行する
ことを特徴とする車両のメータ表示制御装置。
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