JP2017220425A - 電線配索用装置及びワイヤハーネスの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電線配索用装置1は、複数の電線22が組付けられたサブアッセンブリ20を配索するためのコネクタ保持部材11及びフォーク17が立設された布線用治具板5と、コネクタ保持部材11及びフォーク17が貫通する貫通穴8を有して布線用治具板5の一部の上方に重ねて配置される補助プレート7と、コネクタ保持部材11及びフォーク17における保持部位置と該保持部位置より下方の基部側位置との間で補助プレート7を上下動させる昇降機構30と、を備える。
【選択図】図1
Description
この様な布線板によれば、サブアッセンブリの配索時に、カバーボードが一部の電線保持具を覆うことにより、電線が電線保持具に引っかからなくなるので、作業性が向上する。
(1) 複数の電線が組付けられたハーネスアッセンブリを配索するための複数の電線保持具が立設された布線用治具板と、前記電線保持具が貫通する貫通穴を有して前記布線用治具板の少なくとも一部の上方に重ねて配置される補助プレートと、前記電線保持具における保持部位置と該保持部位置より下方の基部側位置との間で前記補助プレートを上下動させる昇降機構と、を備えることを特徴とする電線配索用装置。
そこで、ハーネスアッセンブリは、布線用治具板に仮置きされた際、電線保持具の基部側に絡まって引っ掛かるリスクが減少する。また、電線保持具の保持部からこぼれた電線を容易に回収することができる。従って、ハーネスアッセンブリを布線用治具板に配索する際の配索作業時間の短縮が可能となる。
更に、補助プレートを下降させることで、プロテクタやテープ等の外装品を電線へ取り付ける為の作業スペースを確保することができる。この際、補助プレートは、サブアッセンブリの電線に対して布線方向と交差する上下方向へ移動されるので、ハーネスアッセンブリに不所望のテンションを作用させることがない。従って、配索作業時に布線用治具板の上方で上下動する補助プレートは、ハーネスアッセンブリの寸法精度を低下させることがない。
従って、電線が電線保持具の基部側に絡まって引っ掛かったり、電線保持具の保持部からこぼれた電線の回収に手間取ったりするリスクが減少する。従って、ハーネスアッセンブリを布線用治具板に配索する際の配索作業時間の短縮が可能となる。
更に、プロテクタやテープ等の外装品の取り付け作業時(外装取付け工程)には、補助プレートがハーネスアッセンブリの電線に対して布線方向と交差する上下方向へ移動されるので、ハーネスアッセンブリに不所望のテンションを作用させることなく作業者の作業スペースを確保することができる。従って、配索作業時に布線用治具板の上方で上下動する補助プレートは、布線用治具板に配索されるハーネスアッセンブリの寸法精度を低下させることがない。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態に係る電線配索用装置1は、架台3の上端部に傾斜状態で取り付けられた布線用治具板5と、布線用治具板5の上方に重ねて配置された補助プレート7と、補助プレート7を布線用治具板5に対して上下動させる昇降機構30(図6参照)と、を備える。更に、架台3の手前側には、布線用治具板5上に仮置きされたサブアッセンブリ20の端部が床面に擦りつけられることを防止する電線受け部材2が設けられている。
なお、本実施形態ではハーネスアッセンブリとしてサブアッセンブリ20を例に説明するが、複数のサブアッセンブリを組み合わせて形成したメインハーネスを配索することもできることは勿論である。
更に、補助プレート7の表面には、サブアッセンブリ20を配索する際のガイドとなる布線経路6が図示されている。
Xリンク31は、布線用治具板5の上縁及び下縁に沿ってそれぞれ一組ずつ配設されている。Xリンク31の各リンクは、一端が布線用治具板5及び補助プレート7に設けた支持部33に回動自在に軸支され、他端が布線用治具板5及び補助プレート7に設けたスライド部材35のガイド溝に沿って摺動自在に支持されている。そこで、これらXリンク31に支持された補助プレート7は、布線用治具板5の板面5aに対して上下方向へ平行移動することができる。勿論、昇降機構はXリンク31を備えたものに限らず、補助プレート7を布線用治具板5の板面5aに対して上下方向へ平行移動することができれば、どのような昇降機構でもよい。例えば、図7に示すように、布線用治具板5に固定された複数の昇降シリンダ39のピストンロッド37の上端に補助プレート7を直接取り付け、ピストンロッド37を流体圧やばね力により伸縮して補助プレート7を上下移動させる昇降機構30Aを用いることもできる。
(配索工程)
先ず、図2に示すように、補助プレート7がコネクタ保持部材11及びフォーク17の保持部位置(コネクタ支持部15及び電線支持部19の近傍)まで上昇した状態で、サブアッセンブリ20が布線用治具板5に一旦仮置きされる。この際、コネクタ保持部材11やフォーク17に保持されない電線22は、図4に示すように、補助プレート7に支持されるので、コネクタ保持部材11やフォーク17の保持部位置より下方の脚部13,18の基部側に落ち込むことがない。
そこで、仮置きしたサブアッセンブリ20を布線用治具板5に配索する際の配索作業時間の短縮が可能となる。
次に、図1の(b)に示すように、補助プレート7がコネクタ保持部材11及びフォーク17の基部側位置(脚部13,18の基部位置)まで下降した状態で、プロテクタやテープT等の外装品の取り付けが行われる。この際、補助プレート7を下降させることで、図6の(b)及び図7の(b)に示すように、テープTを電線22へ巻き付ける為の作業スペースを確保することができる。
また、補助プレート7は、サブアッセンブリ20の電線22に対して布線方向と交差する上下方向へ移動されるので、サブアッセンブリ20に不所望のテンションを作用させることなく作業者の作業スペースを確保することができる。従って、配索作業時に布線用治具板5の上方で上下動する補助プレート7は、布線用治具板5に配索されるサブアッセンブリ20の寸法精度を低下させることがない。
本実施形態に係る電線配索用装置1及びワイヤハーネスの製造方法によれば、配索作業時(配索工程)には、布線用治具板5に対してコネクタ保持部材11及びフォーク17の保持部位置まで補助プレート7が上昇することで、サブアッセンブリ20が布線用治具板5に仮置きされた際、電線22がコネクタ保持部材11やフォーク17の保持部位置より下方の脚部13,18の基部側に落ち込むことがない(図4参照)。
従って、本実施形態に係る電線配索用装置1及びワイヤハーネスの製造方法によれば、サブアッセンブリ20を配索する際の作業性を向上させることができる。
この場合、昇降機構30,30Aは、布線用治具板5が取付けられた電線配索用装置1を移動させるコンベアの動きに連動して駆動されることが望ましい。昇降機構30,30Aをコンベアの動きに連動させることで、サブアッセンブリ20を配索する配索作業時に補助プレート7を自動的に上昇させ、外装取付やテープ巻等のその他の作業時には補助プレート7を自動的に下降させることができる。そこで、作業者は、配索作業時に昇降機構30,30Aを手動で操作する必要がなくなり、作業者の作業負担を減らすことができる。
[1] 複数の電線(22)が組付けられたハーネスアッセンブリ(サブアッセンブリ20)を配索するための複数の電線保持具(コネクタ保持部材11及びフォーク17)が立設された布線用治具板(5)と、
前記電線保持具が貫通する貫通穴(8)を有して前記布線用治具板の少なくとも一部の上方に重ねて配置される補助プレート(7)と、
前記電線保持具における保持部位置と該保持部位置より下方の基部側位置との間で前記補助プレートを上下動させる昇降機構(30,30A)と、
を備えることを特徴とする電線配索用装置(1)。
[2] 前記昇降機構(30,30A)が、前記布線用治具板を移動させるコンベアの動きに連動して駆動されることを特徴とする上記[1]に記載の電線配索用装置(1)。
[3] 複数の電線保持具(コネクタ保持部材11及びフォーク17)が立設された布線用治具板(5)の少なくとも一部の上方に重ねて配置され、前記電線保持具が貫通する貫通穴(8)を備えた補助プレート(7)を前記電線保持具の保持部位置まで上昇させた状態で、複数の電線(22)が組付けられたハーネスアッセンブリ(サブアッセンブリ20)を前記布線用治具板に配索する配索工程と、
前記補助プレートを前記電線保持具の基部側位置まで下降させた状態で、前記電線に外装品(テープT)を取り付ける外装取付け工程と、
を含むことを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
5…布線用治具板
7…補助プレート
8…貫通穴
11…コネクタ保持部材(電線保持具)
17…フォーク(電線保持具)
20…サブアッセンブリ(ハーネスアッセンブリ)
22…電線
30,30A…昇降機構
Claims (3)
- 複数の電線が組付けられたハーネスアッセンブリを配索するための複数の電線保持具が立設された布線用治具板と、
前記電線保持具が貫通する貫通穴を有して前記布線用治具板の少なくとも一部の上方に重ねて配置される補助プレートと、
前記電線保持具における保持部位置と該保持部位置より下方の基部側位置との間で前記補助プレートを上下動させる昇降機構と、
を備えることを特徴とする電線配索用装置。 - 前記昇降機構が、前記布線用治具板を移動させるコンベアの動きに連動して駆動されることを特徴とする請求項1に記載の電線配索用装置。
- 複数の電線保持具が立設された布線用治具板の少なくとも一部の上方に重ねて配置され、前記電線保持具が貫通する貫通穴を備えた補助プレートを前記電線保持具の保持部位置まで上昇させた状態で、複数の電線が組付けられたハーネスアッセンブリを前記布線用治具板に配索する配索工程と、
前記補助プレートを前記電線保持具の基部側位置まで下降させた状態で、前記電線に外装品を取り付ける外装取付け工程と、
を含むことを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
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CN110011226A (zh) * | 2019-03-29 | 2019-07-12 | 北京理工大学 | 布线装置 |
JP2020011541A (ja) * | 2018-07-13 | 2020-01-23 | ホリゾン・インターナショナル株式会社 | ハーネスボード用台車、ハーネスボード収納ラックおよびハーネスボード運用支援システム |
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