JP2007008664A - スタッカクレーンのケーブル取付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁石を用いずにケーブル部材の垂れ下がり部分の干渉による不具合を防止することができるスタッカクレーンのケーブル取付け構造を提供することを課題とする。
【解決手段】昇降装置4の上昇時には、その上昇に伴って昇降装置4の係合部材11が第1支持部材6から第1ブラケット9を、第2支持部材7から第2ブラケット10を順次受け取って昇降装置4と一緒に上昇させる。これにより、昇降装置4の係合部材11が第1支持部材6及び第2支持部材7の高さに到達するごとにそれぞれ第1のケーブル収容部12及び第2のケーブル収容部13の所定の長さの垂れ下がり部分が形成され、各垂れ下がり部分はそのまま昇降装置4と一緒に上昇する。さらに、昇降装置4がそのまま上昇して、固定部8の高さに到達すると第3のケーブル収容部14の所定長さの垂れ下がりが形成される。
【選択図】図2

Description

この発明は、スタッカクレーンのケーブル取付け構造に関する。
従来より、倉庫等に形成された走行路を走行すると共にそのマストに沿って昇降装置を昇降させて荷物の入出庫動作を行うスタッカクレーンが用いられている。このスタッカクレーンでは、一般に、マストの所定の高さに位置する固定部と昇降装置との間にケーブル収容体が掛け渡されており、このケーブル収容体の内部に、スタッカクレーンの制御部と昇降装置との間を電気的に接続するための配線ケーブルが収容されている。
ところで、マストの固定部と昇降装置との間に掛け渡されたケーブル収容体は、昇降装置の昇降高さに応じて、これらマストの固定部と昇降装置との間にU字状に垂れ下がり、この垂れ下がり部分がスタッカクレーンの走行動作や昇降装置の昇降動作に伴って揺れることがある。
ここで、マストの固定部から昇降装置の最上昇位置または最下降位置までの長さが大きいスタッカクレーンの場合、長いケーブル収容体を用いる必要があるため、ケーブル収容体の垂れ下がり長さが大きくなる。その結果、垂れ下がり部分の揺れ幅が大きくなり、この垂れ下がり部分がスタッカクレーン上のマストやその他の部品、あるいは走行路に隣接して配置された棚等の設備に干渉することにより騒音や破損等の不具合を生じるおそれがあった。
そこで、例えば特許文献1に開示されているスタッカクレーンのケーブル振れ防止構造では、マスト及びケーブル収容体の互いに対応する位置にそれぞれ複数の磁石を取り付け、これらの磁石によりケーブル収容体の垂れ下がり部分をマストに吸着することにより垂れ下がり部分の揺れを防止している。
特許第2809083号公報
しかしながら、上述のように磁石により吸着してケーブル収容体の垂れ下がり部分の揺れを防止する場合、吸着力の大きい多数の磁石を用いる必要があるだけでなく、磁石によりケーブル収容体の垂れ下がり部分がマストに吸着される際に騒音が発生すると共に、スタッカクレーンにより運ばれる荷物が電子部品等の場合には磁力による悪影響を受けてしまうおそれがあった。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、磁石を用いずにケーブル部材の垂れ下がり部分の干渉による不具合を防止することができるスタッカクレーンのケーブル取付け構造を提供することを目的とする。
この発明に係るスタッカクレーンのケーブル取付け構造は、スタッカクレーンのマストに沿って昇降する昇降装置とマストの所定の高さに位置する固定部との間にケーブル部材が掛け渡されたスタッカクレーンのケーブル取付け構造において、ケーブル部材にブラケットを取り付け、ブラケットがその上部に載置されることによりこのブラケットを支持する支持部材をマストの固定部よりも下方の設置高さに設置し、昇降装置の上昇時にブラケットに下方から係合することによりこのブラケットを支持部材から受け取るための係合部材を昇降装置に固定し、昇降装置の上昇時には支持部材の設置高さで係合部材によりブラケットが受け取られて昇降装置と一緒に上昇されることにより昇降装置からブラケットまでの間のケーブル部材が所定の長さで垂れ下がり、昇降装置の下降時には係合部材に受け取られていたブラケットが支持部材の設置高さで支持部材の上部に載置されることにより係合部材から離れるものである。
複数のブラケットをケーブル部材の長さ方向に沿ってそれぞれ互いに間隔を隔てて配置し、複数の支持部材をマストの固定部よりも下方にて複数のブラケットにそれぞれ対応してマストの高さ方向に沿って互いに間隔をあけて設置すると共にこれら複数の支持部材によりそれぞれ対応するブラケットを支持し、昇降装置の上昇時には下方から上方に向かって各支持部材の設置高さでその支持部材に支持されていたブラケットが係合部材により順次受け取られて昇降装置と一緒に上昇することにより各ブラケットが受け取られるごとにケーブル部材の所定の長さ以下の垂れ下がりが順次形成され、昇降装置の下降時には係合部材に受け取られていた各ブラケットが順次対応する支持部材の上部に載置されて係合部材から離れるように構成することもできる。
この場合、固定部及び複数の支持部材が、昇降装置と一緒に昇降する係合部材とこの係合部材に受け取られ且つ下側の支持部材に支持されていたブラケットに干渉しないように、これら固定部及び複数の支持部材を互いにマストの側面方向にずらして配置することが好ましい。
ケーブル部材として、スタッカクレーンの制御部と昇降装置との間を電気的に接続するための配線ケーブルがその内部に収容されるケーブル収容体を用いることができる。この場合、ケーブル収容体は、その長さ方向に沿って複数のケーブル収容部に分割され、複数のケーブル収容部がブラケットを介して互いに接続されるように構成することもできる。
また、ケーブル部材として、スタッカクレーンの制御部と昇降装置との間を接続するための配線ケーブルを用いることもできる。
この発明によれば、磁石を用いずにケーブル部材の垂れ下がり部分の干渉による不具合を防止することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に、この発明の実施の形態に係るケーブル取付け構造を有するスタッカクレーンを示す。このスタッカクレーンは、荷物収容のための図示しない棚の前に敷設された走行路1に沿って走行して荷物の入出庫動作を行うものである。スタッカクレーンは、一対のマスト2及び3と、これら一対のマスト2及び3に沿って昇降する昇降装置4とを有し、昇降装置4上に、図示しない棚等との間で荷物の移載を行うための移載装置が配置されている。また、スタッカクレーンには、このクレーンの走行、昇降装置4の昇降及び移載装置による移載等の動作を制御するための制御部5が、一方のマスト2の下部に隣接して配置されている。
また、制御部5が隣接する一方のマスト2の側面には、第1支持部材6及び第2支持部材7がマスト2の高さ方向に沿って互いに間隔を隔てて設置されると共に、第1支持部材6及び第2支持部材7よりも上方に固定部8が設置されている。
なお、これら第1支持部材6、第2支持部材7及び固定部8は、昇降装置4の昇降動作を妨げない位置に配置されている。
図2に示されるように、第1支持部材6、第2支持部材7及び固定部8はそれぞれマスト2からその側方へ向かって水平に突出するように設置されると共に、第1支持部材6及び第2支持部材7上にはそれぞれ対応する第1ブラケット9及び第2ブラケット10が載置されて支持されている。また、昇降装置4には、マスト2の近傍に位置するように係合部材11が固定されている。この係合部材11と第1ブラケット9とに第1のケーブル収容部12の両端部がそれぞれ連結されると共に、第1ブラケット9と第2ブラケット10とに第2のケーブル収容部13の両端部がそれぞれ連結され、さらに第2ブラケット10と固定部8とに第3のケーブル収容部14の両端部がそれぞれ連結されている。すなわち、これら第1のケーブル収容部12、第2のケーブル収容部13及び第3のケーブル収容部14が第1ブラケット9及び第2ブラケット10を介して互いに連結されることにより、昇降装置4とマスト2の固定部8との間に掛け渡される1本のケーブル収容体を構成している。
なお、第1のケーブル収容部12、第2のケーブル収容部13及び第3のケーブル収容部14はそれぞれ樹脂等から形成されて可撓性を有する構造を有すると共に、ほぼ同じ長さに形成されている。ここで、それぞれその一端部が昇降装置4に電気的に接続された複数の配線ケーブルが、第1のケーブル収容部12、第2のケーブル収容部13及び第3のケーブル収容部14にそれぞれ収容されて固定部8まで取り回されると共に固定部8からマスト2に沿って制御部5まで取り回され、これら複数の配線ケーブルの他端部がそれぞれ制御部5に電気的に接続されている。
また、図1及び2では、昇降装置4が最下降位置付近まで下降した状態を示している。
なお、第1支持部材6、第2支持部材7及び固定部8は、マスト2の側面方向に互いにずらして配置されており、昇降装置4及びこの昇降装置4に固定された係合部材11をスムーズに昇降させることができる。
図3に示されるように、係合部材11は、昇降装置4に水平に突出するように固定された平坦部15とこの平坦部15から上方に向かって突出するように形成された一対の突出部16とを有している。この平坦部15の下面に、第1のケーブル収容部12の一端部12aが連結されている。
図4に示されるように、第1支持部材6は、その先端部に上方に向かって突出するブラケット支持部17を有している。図5に示されるように、第1ブラケット9は、平坦部18とこの平坦部18の第1支持部材6に対向する位置に形成された嵌合部19とを有し、第1ブラケット9の嵌合部19が第1支持部材6のブラケット支持部17に上方から嵌合されることにより、第1ブラケット9はその平坦部18が水平になるように第1支持部材6により支持される。また、第1ブラケット9の平坦部18には、係合部材11の一対の突出部16にそれぞれ対応する一対の貫通孔20が形成されると共に、この平坦部18から上方に向かって突出する一対の突出部21が一対の貫通孔20に隣接して形成されている。なお、第1ブラケット9の平坦部18の下面に、第1のケーブル収容部12の他端部12b及び第2のケーブル収容部13の一端部13aがそれぞれ連結されている。
また、図6に示されるように、第2支持部材7は、その先端部に上方に向かって突出するブラケット支持部22を有している。図7に示されるように、第2ブラケット10は、平坦部23とこの平坦部23の第2支持部材7に対向する位置に形成された嵌合部24とを有しており、第2ブラケット10の嵌合部24が第2支持部材7のブラケット支持部22に上方から嵌合されることにより、第2ブラケット10はその平坦部23が水平になるように第2支持部材7により支持される。また、第2ブラケット10の平坦部23には、第1ブラケット9の一対の突出部21にそれぞれ対応する一対の貫通孔25が形成されている。なお、第2ブラケット10の平坦部23の下面に、第2のケーブル収容部13の他端部13b及び第3のケーブル収容部14の一端部14aがそれぞれ連結されている。
さらに、図8に示されるように、マスト2から水平方向に突出した固定部8の先端部に第3のケーブル収容部14の他端部14bが連結されている。
次に、この実施の形態に係るスタッカクレーンのケーブル取付け構造の作用について説明する。昇降装置4を図2に示される最下降位置付近から上昇させると、図9に示されるように、その上昇に伴って徐々に第1のケーブル収容部12がU字状に垂れ下がり、昇降装置4の係合部材11が第1支持部材6の設置高さにまで上昇すると、図10に示されるように、第1ブラケット9の一対の貫通孔20に下方から係合部材11の一対の突出部16が嵌合すると共に第1ブラケット9の平坦部18の下面に係合部材11の平坦部15が重なる。これにより、係合部材11と第1ブラケット9とが一体になって第1ブラケット9が係合部材11上に受け取られ、図11に示されるように、係合部材11及び第1ブラケット9の下部に第1のケーブル収容部12の所定の長さの垂れ下がり部分12Aが形成される。さらに、昇降装置4の上昇に伴って、第1ブラケット9の嵌合部19が第1支持部材6のブラケット支持部17から外れて第1ブラケット9が昇降装置4と一緒に上昇することにより、第1のケーブル収容部12の垂れ下がり部分12Aもそのまま昇降装置4と一緒に上昇する。
次に、昇降装置4の係合部材11及び第1ブラケット9が第2支持部材7の設置高さにまで上昇すると、図12に示されるように、第2ブラケット10の一対の貫通孔25に下方から第1ブラケット9の一対の突出部21が嵌合すると共に第2ブラケット10の平坦部23の下面に第1ブラケット9の平坦部18が重なる。これにより、第1ブラケット9と第2ブラケット10とが一体になって第2ブラケット10が係合部材11及び第1ブラケット9上に受け取られ、図13に示されるように、第1ブラケット9及び第2ブラケット10の下部に第2のケーブル収容部13の所定の長さの垂れ下がり部分13Aが第1のケーブル収容部12の垂れ下がり部分12Aに隣接して形成される。さらに、昇降装置4の上昇に伴って、第2ブラケット10の嵌合部24が第2支持部材7のブラケット支持部22から外れて第2ブラケット9が昇降装置4と一緒に上昇することにより、第2のケーブル収容部13の垂れ下がり部分13Aもそのまま昇降装置4と一緒に上昇する。
さらに、昇降装置4の係合部材11、第1ブラケット9及び第2ブラケット10が固定部8の設置高さにまで上昇すると、図14に示されるように、第3のケーブル収容部14の所定の長さの垂れ下がり部分14Aが第1のケーブル収容部12の垂れ下がり部分12A及び第2のケーブル収容部13の垂れ下がり部分13Aに隣接して形成される。
なお、昇降装置4は、固定部8を超えてさらに第3のケーブル収容部14の長さにほぼ相当する高さ分だけ上昇することができる。
一方、昇降装置4を下降させる時には、昇降装置4の係合部材11、第1ブラケット9及び第2ブラケット10が第2支持部材7の設置高さに到達すると、U字状の垂れ下がり部分14Aを形成していた第3のケーブル収容部14が直線状に延びると共に、第2支持部材7のブラケット支持部22に上方から第2ブラケット10の嵌合部24が嵌合することにより第2支持部材7により第2ブラケット10が支持される。さらに、昇降装置4の下降に伴って、第2ブラケット10の一対の貫通孔25から第1ブラケット9の一対の突出部21が外れて第2ブラケット10から係合部材11及び第1ブラケット9が離れると共に、U字状の垂れ下がり部分13Aを形成していた第2のケーブル収容部13が昇降装置4の下降と共に徐々に直線状に延びる。
同様に、昇降装置4の係合部材11、第1ブラケット9が第1支持部材6の設置高さに到達すると、第1支持部材6のブラケット支持部17に上方から第1ブラケット9の嵌合部19が嵌合することにより第1支持部材6により第1ブラケット9が支持される。さらに、昇降装置4の下降に伴って、第1ブラケット9の一対の貫通孔20から係合部材11の一対の突出部16が外れて第1ブラケット9から係合部材11が離れると共に、U字状の垂れ下がり部分12Aを形成していた第1のケーブル収容部12が昇降装置4の下降と共に徐々に直線状に延びる。
以上のように、昇降装置4の上昇時に昇降装置4が第1支持部材6、第2支持部材7及び固定部8に到達するごとにそれぞれ所定の長さを有する第1のケーブル収容部12の垂れ下がり部分12A、第2のケーブル収容部13の垂れ下がり部分13A及び第3のケーブル収容部14の垂れ下がり部分14Aが形成されるため、これらの垂れ下がり部分12A及び13A及び14Aの揺れ幅を小さく抑えることができる。したがって、これらの垂れ下がり部分12A及び13A及び14Aがスタッカクレーン上のマスト2やその他の部品、あるいは走行路1に隣接して配置された棚等の設備に干渉して騒音や破損等の不具合を生じることを防止することが可能となる。
このように各垂れ下がり部分12A及び13A及び14Aの揺れ幅が小さく抑えられるため、これら垂れ下がり部分12A及び13A及び14Aの揺れ防止対策としてガイドの設置やケーブル収容部自体の強化等を行う必要がなく、これにより各ケーブル収容部12及び13及び14のねじれ及びふくらみの発生や、各ケーブル収容部12及び13及び14がガイドに引っ掛かる等の二次的な不具合も防止することができる。
また、従来は、揺れ防止対策としてスタッカクレーンの発進及び停止時の加減速度を制約することも1つの方法として考えることができたが、この実施の形態のケーブル取付け構造では、加減速度を制約しなくても、各垂れ下がり部分12A及び13A及び14Aの揺れ幅を小さく抑えることができ、そのためサイクルタイムダウン等のシステム能力の低下を招くこともない。
なお、上述の実施の形態では、第1のケーブル収容部12、第2のケーブル収容部13及び第3のケーブル収容部14がそれぞれほぼ同じ長さを有していたが、これら第1のケーブル収容部12、第2のケーブル収容部13及び第3のケーブル収容部14はそれぞれ互いに異なる長さを有していてもよい。
また、上述の実施の形態では、1本のケーブル収容体を2つのブラケット9及び10を介して3つのケーブル収容部12及び13及び14に分割していたが、その代わりに、1本のケーブル収容体を1つのブラケットを介して2つのケーブル収容部に分割する、あるいは3つ以上のブラケットを介して4つ以上のケーブル収容部に分割することもできる。このとき、ケーブル収容体を分割する数を増やせば、各ケーブル収容部により形成される垂れ下がり部分の長さを短くすることができる。
また、この発明のケーブル取付け構造は、配線ケーブルを収容するためのケーブル収容体だけではなく、スタッカクレーンの制御部5と昇降装置4との間を接続するフラットケーブル及びロボットケーブル等の配線ケーブルや、その他各種のケーブル部材にも適用することができる。例えば、配線ケーブルの中間部に直接に1つ以上のブラケットを取り付けて配線ケーブルを複数の部分に分けることにより複数の垂れ下がり部分を形成することができる。
この発明の実施の形態に係るケーブル取付け構造を有するスタッカクレーンを示す側面図である。 この発明の実施の形態に係るケーブル取付け構造を示す斜視図である。 実施の形態における係合部材近傍の構造を示す拡大斜視図である。 実施の形態における第1支持部材の構造を示す拡大斜視図である。 実施の形態における第1支持部材に第1ブラケットが支持された状態を示す拡大斜視図である。 実施の形態における第2支持部材の構造を示す拡大斜視図である。 実施の形態における第2支持部材に第2ブラケットが支持された状態を示す拡大斜視図である。 実施の形態における固定部近傍の構造を示す拡大斜視図である。 図2の昇降装置を少し上昇させた状態のケーブル取付け構造を示す斜視図である。 実施の形態における係合部材及び第1ブラケットが一体になった状態を示す拡大斜視図である。 昇降装置を第1支持部材の高さにまで上昇させた状態のケーブル取付け構造を示す斜視図である。 実施の形態における係合部材及び第1ブラケット及び第2ブラケットが一体になった様子を示す拡大斜視図である。 昇降装置を第2支持部材の高さにまで上昇させた状態のケーブル取付け構造を示す斜視図である。 昇降装置を固定部の高さにまで上昇させた状態のケーブル取付け構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 走行路、2,3 マスト、4 昇降装置、5 制御部、6 第1支持部材、7 第2支持部材、8 固定部、9 第1ブラケット、10 第2ブラケット、11 係合部材、12 第1のケーブル収容部、12a,13a,14a 一端部、12b,13b,14b 他端部、12A,13A,14A 垂れ下がり部分、13 第2のケーブル収容部、14 第3のケーブル収容部、15,18,23 平坦部、16,21 突出部、17,22 ブラケット支持部、19,24 嵌合部、20,25 貫通孔。

Claims (6)

  1. スタッカクレーンのマストに沿って昇降する昇降装置とマストの所定の高さに位置する固定部との間にケーブル部材が掛け渡されたスタッカクレーンのケーブル取付け構造において、
    前記ケーブル部材に取り付けられるブラケットと、
    前記マストの固定部よりも下方の設置高さに設置されると共に前記ブラケットがその上部に載置されることにより前記ブラケットを支持する支持部材と、
    前記昇降装置に固定され且つ前記昇降装置の上昇時に前記ブラケットに下方から係合することにより前記ブラケットを前記支持部材から受け取る係合部材と
    を備え、
    前記昇降装置の上昇時には前記支持部材の設置高さで前記ブラケットが前記係合部材により受け取られて前記昇降装置と一緒に上昇することにより前記昇降装置から前記ブラケットまでの間の前記ケーブル部材が所定の長さで垂れ下がり、前記昇降装置の下降時には前記係合部材に受け取られていた前記ブラケットが前記支持部材の設置高さで前記支持部材の上部に載置されることにより前記係合部材から離れることを特徴とするスタッカクレーンのケーブル取付け構造。
  2. 前記ケーブル部材の長さ方向に沿ってそれぞれ互いに間隔を隔てて配置される複数のブラケットと、前記マストの固定部よりも下方にて前記複数のブラケットにそれぞれ対応して前記マストの高さ方向に沿って互いに間隔をあけて設置されると共にそれぞれ対応する前記ブラケットを支持する複数の支持部材とを備え、前記昇降装置の上昇時には下方から上方に向かって各支持部材の設置高さでその支持部材に支持されていた前記ブラケットが前記係合部材により順次受け取られて前記昇降装置と一緒に上昇することにより各ブラケットが受け取られるごとに前記ケーブル部材の所定の長さ以下の垂れ下がりが順次形成され、前記昇降装置の下降時には前記係合部材に受け取られていた各ブラケットが順次対応する前記支持部材の上部に載置されて前記係合部材から離れる請求項1に記載のスタッカクレーンのケーブル取付け構造。
  3. 前記固定部及び前記複数の支持部材は、前記昇降装置と一緒に昇降する前記係合部材とこの係合部材に受け取られ且つ下側の前記支持部材に支持されていた前記ブラケットに干渉しないように互いに前記マストの側面方向にずれて配置されている請求項2に記載のスタッカクレーンのケーブル取付け構造。
  4. 前記ケーブル部材は、スタッカクレーンの制御部と前記昇降装置との間を電気的に接続するための配線ケーブルがその内部に収容されるケーブル収容体からなる請求項1〜3のいずれか一項に記載のスタッカクレーンのケーブル取付け構造。
  5. 前記ケーブル収容体は、その長さ方向に沿って複数のケーブル収容部に分割され、前記複数のケーブル収容部が前記ブラケットを介して互いに接続されている請求項4に記載のスタッカクレーンのケーブル取付け構造。
  6. 前記ケーブル部材は、スタッカクレーンの制御部と昇降装置との間を接続するための配線ケーブルからなる請求項1〜3のいずれか一項に記載のスタッカクレーンのケーブル取付け構造。
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