JP6602251B2 - ワイヤハーネスの検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、製造ラインを経たワイヤハーネスに対して一連の複数の検査を行うワイヤハーネスの検査装置に関する。
従来から、車両等に用いられるワイヤハーネスは、一般に、電線を所定長さに切断してその端末に端子を圧着した後、コネクタへの端子の挿入、複数の電線の結束、並びに、防水用グロメット及びプロテクタ等の取り付け等の処理を行ってサブハーネスを形成し、複数のサブハーネスを一纏めに組み付けることによって製造されるようになっている。更に、このように製造されたワイヤハーネスに対し、電線の導通検査および外観検査などの各種の検査が行われる。
例えば、従来のワイヤハーネスの検査装置の一つ(以下「従来装置」という。)は、ワイヤハーネスを製造するための作業台(いわゆる治具板)上にある製造途中のワイヤハーネスに対し、電線の導通検査用コネクタを直接接続し、電線の導通検査を行うようになっている。更に、従来装置は、製造が完了したワイヤハーネスに対し、作業台上にて外観検査を行うようになっている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2001−001221号公報
ところで、従来装置では、ワイヤハーネスを製造する作業台において、各種の検査が行われるようになっている。一方、より厳密かつ確実な検査を行う等の観点から、製造ラインを経たワイヤハーネスを、専用の検査装置(検査台)に移動させ、一連の複数の検査(例えば、導通検査、付属部材の有無の検査、及び、外観検査など)を行う場合がある。この場合、一般に、それぞれの検査を行う専用の検査台を複数準備し、一つの検査台での検査が終わる毎に、次の検査台にワイヤハーネスを順に受け渡すようになっている。
しかし、製造ラインを経た(最終製品としてほぼ完成した状態にある)ワイヤハーネスは、多数の電線に多数の付属部材が装着された状態となっているため、一般に非常に重い。そのため、検査を担当する作業者が検査台の間においてワイヤハーネスを受け渡す際、作業者への負担が大きく、作業効率を向上させ難い。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、製造ラインを経たワイヤハーネスの検査を出来る限り効率良く行うことが可能なワイヤハーネスの検査装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスの検査装置は、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1)
製造ラインを経たワイヤハーネスに対して一連の複数の検査を行うワイヤハーネスの検査装置であって、
前記一連の複数の検査に対応した順序に並ぶ少なくとも3つの作業台と、隣り合う前記作業台の間において前記ワイヤハーネスを搬送するための搬送路と、隣り合う前記作業台の間ごとに設けられ且つ前記搬送路に沿って往復移動する複数の搬送箱と、を備え、
前記複数の搬送箱の各々は、
前記搬送路に沿って移動可能な第1状態と、前記搬送路から前記作業台の作業領域内に向けて移動した第2状態と、を切り替え可能である、
ワイヤハーネスの検査装置であること。
(2)
上記(1)に記載の検査装置において、
前記複数の搬送路の各々が、
前記作業台の上部を通過するように設けられ、
前記搬送箱が、
前記第1状態から前記第2状態に状態を切り替えるとき、前記搬送路から前記作業領域の上方に向けてオフセットするように移動した後、前記作業領域に近付くように回動する、ように構成された、
ワイヤハーネスの検査装置であること。
(3)
上記(1)又は上記(2)に記載の検査装置であって、
前記作業台の少なくとも1つが、
前記ワイヤハーネスに装着された付属部材を保持する第1保持具を有し、
前記第1保持具が、
前記付属部材を保持する際には前記付属部材に干渉しないように格納され且つ前記付属部材を取り外す際には前記付属部材を押し出すように移動する保持解除部、を有する、
ワイヤハーネスの検査装置であること。
(4)
上記(1)〜上記(3)の何れか一つに記載の検査装置において、
前記ワイヤハーネスが、
複数のヒューズが格納されたヒューズボックスを含み、
前記作業台のうちの1つが、
前記複数のヒューズの有無を光学的に検査する第1検査器と、前記複数のヒューズの電気的な導通状態を検査する第2検査器と、前記ヒューズボックスを保持する第2保持具と、を有し、
前記第1検査器及び前記第2検査器が、
前記第2保持具に前記ヒューズボックスが保持されたまま、前記第1検査器が前記ヒューズボックスに隣接すると共に前記第2検査器が前記ヒューズボックスから離れる配置と、前記第1検査器が前記ヒューズボックスから離れると共に前記第2検査器が前記ヒューズボックスに隣接する配置と、を切り替え可能である、
ワイヤハーネスの検査装置であること。
上記(1)の構成のワイヤハーネスの検査装置によれば、隣り合う作業台の間を往復移動する搬送箱にワイヤハーネスを入れた状態にて搬送路上を走行させれば、ワイヤハーネスを搬送できる。そのため、作業者が手作業のみによってワイヤハーネスを受け渡す場合に比べ、作業効率が向上する。更に、隣り合う作業台の間ごとに複数の搬送箱が設けられているため、一連の複数の検査の全体を通じて搬送箱が1つだけ設けられる場合(1つの搬送箱からワイヤハーネスを出し入れしながら、順に検査を行う場合)に比べ、ある作業台の間でのワイヤハーネスの搬送に不具合が生じても(例えば、予定していた検査時間よりも遅れが生じても)、他の作業台の間でのワイヤハーネスの搬送には、その不具合の影響が及び難い。換言すると、この検査装置は、検査の作業に対するバッファ機能を有するため、ある作業台での検査が遅れても、全体として検査が遅れにくい。よって、1つの搬送箱だけが設けられる場合に比べ、作業効率が向上する。
したがって、本構成のワイヤハーネスの検査装置は、ワイヤハーネスの検査を出来る限り効率良く行うことが可能である。
上記(2)の構成のワイヤハーネスの検査装置によれば、搬送箱が作業台の上方の搬送路からオフセットするように移動と、搬送箱が作業者に近付くことになる。更に、オフセットの後に作業台の作業領域に近付くように回動するため、この回動がない場合も比べ、搬送箱の開口部(通常は搬送箱の上方・側方に設けられる)からワイヤハーネスを取り出し易くなる。よって、本構成のワイヤハーネスの検査装置は、ワイヤハーネスの検査を更に効率良く行うことが可能である。
上記(3)の構成のワイヤハーネスの検査装置よれば、作業台の保持具から付属部材を取り外す際、保持解除部によって付属部材が押し出されることになる。そのため、作業者の手作業のみによって付属部材を取り外す場合に比べ、作業者の負担を軽減でき、作業効率を向上できる。
上記(4)の構成のワイヤハーネスの検査装置よれば、ヒューズボックスを所定の位置(保持具の位置)に固定したまま、第1検査器による検査と、第2検査器による検査と、を行うことができる。ヒューズボックスは一般に重量が大きいため、第1検査器から第2検査器にヒューズボックスを移動させる場合に比べ、作業効率を向上できる。
本発明によれば、製造ラインを経たワイヤハーネスの検査を出来る限り効率良く行うことが可能なワイヤハーネスの検査装置、を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの検査装置の全体構成を説明する概略構成図である。 図2は、搬送箱の位置を移動させる状態切り替え機構を説明する図であって、図2(a)は第1状態の搬送箱の側面図であり、図2(b)は搬送路からオフセットされた状態の搬送箱の側面図であり、図2(c)は第2状態の搬送箱の側面図である。 図3は、ワイヤハーネスを保持した状態の作業台の斜視図である。 図4は、治具板に設けられた保持具の斜視図である。 図5は、保持具の構造及び動作を説明する図であって、図5(a)はプロテクタの保持前における保持具の断面図であり、図5(b)はプロテクタを保持した状態の保持具の断面図であり、図5(c)はプロテクタの保持を解除した際の保持具の断面図である。 図6は、ヒューズ検査機構を説明する図であって、図6(a)は治具板を断面視した検査前のヒューズ検査機構の側面図であり、図6(b)は治具板を断面視した第1検査器による検査時のヒューズ検査機構の側面図であり、図6(c)は治具板を断面視した第2検査器による検査時のヒューズ検査機構の側面図である。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るワイヤハーネスの検査装置(以下「検査装置10」という。)について説明する。
図1に示すように、検査装置10は、3つの作業台11A,11B,11Cと、搬送装置21(搬送路22及び2つの搬送箱23A,23B)と、を備えている。
作業台11A,11B,11Cは、一列に並ぶように配置されている。各作業台11A,11B,11Cは、手前側が作業スペースSPとされており、作業者Sは、作業スペースSPにおいて、作業台11A,11B,11CのワイヤハーネスWに対する検査作業を行う。作業台11A,11B,11Cは、製造されたワイヤハーネスWに対する一連の検査に対応した順序に並べられている。本実施形態に係る検査装置10では、製造ラインを経たワイヤハーネスWは、作業台11Aに搬入され、作業台11Aにおいて導通検査が行われ、作業台11Bにおいて仕上げ検査が行われ、作業台11Cにおいて外観検査が行われる。これら検査の後、ワイヤハーネスWは、作業台11Cから搬出される。
作業台11Aにおける導通検査では、例えば、ワイヤハーネスWの電線の導通状態の有無などが検査される。更に、作業台11Aにおける導通検査では、ワイヤハーネスWに設けられたヒューズボックスFBに対し、ヒューズの装着状態および導通状態なども検査される。作業台11Bにおける仕上げ検査では、例えば、プロテクタやグロメット等の付属部材の組付け状態が検査される。なお、作業台11Bでは、必要に応じ、検査後のワイヤハーネスWに対してテープ巻き等が行われてもよい。更に、作業台11Cにおける外観検査では、例えば、ワイヤハーネスWに巻かれたテープの剥がれや付属部材などの傷の有無などが検査される。
搬送装置21は、作業台11A,11B,11Cの作業スペースSPとされた手前側と反対側の奥側(作業台11A,11B,11Cの上部)に設けられている。搬送装置21は、搬送路22と、2つの搬送箱23A,23Bと、を備えている。
搬送路22は、互いに水平方向に平行に配置された一対のレール24を有しており、これらレール24は、作業台11A,11B,11Cの並びに沿って延在されている。搬送路22は、隣り合う作業台11A,11B,11Cの間(即ち、作業台11Aと作業台11Bとの間、及び、作業台11Bと作業台11Cとの間)において、ワイヤハーネスWを搬送するために設けられている。搬送路22は、各作業台11A,11B,11Cに対応する領域ごとに分割され、3つの分割搬送路22A,22B,22Cを有している。
搬送箱23A,23Bは、ワイヤハーネスWを収容可能な箱体である。これら搬送箱23A,23Bは、搬送路22のレール24に支持されており、搬送路22に沿って往復移動可能とされている。搬送箱23Aは、作業台11Aと作業台11Bとの間において搬送路22に沿って往復移動され、分割搬送路22Aまたは分割搬送路22Bのいずれかにて停止される。搬送箱23Bは、作業台11Bと作業台11Cとの間において搬送路22に沿って往復移動され、分割搬送路22Bまたは分割搬送路22Cのいずれかにて停止される。
なお、搬送箱23A,23Bは、作業者Sによって往復移動されてもよく、搬送路22に設けた走行駆動部(電動駆動機構など。図示省略)によって往復移動されるように構成されてもよい。
図2(a)に示すように、作業台11A,11B,11Cは、手前側(作業者Sに近い側)が低くなるように傾斜されて支持されている。搬送装置21を構成する搬送路22は、作業台11A,11B,11Cの奥側の上部を通過するように設けられている。搬送路22に支持された搬送箱23A,23Bは、底面25と、底面25の周縁から上方へ立設された周壁26とを有し、上方側が開口部とされた箱型に形成されている。各搬送箱23A,23Bは、手前側からワイヤハーネスWの出し入れが容易となるように、周壁26が作業台11A,11B,11C側の前方側ほど低くなるように構成されている。
搬送装置21は、各分割搬送路22A,22B,22Cに、状態切り替え機構30を備えている。状態切り替え機構30は、レール24が固定されたスライダ31と、スライダ31をスライド可能に支持するスライドレール32と、スライドレール32に設けられたスライド用シリンダ33と、を有している。スライダ31は、作業台11A,11B,11C側の端部に、下方へ延びるステー35を有している。ステー35の下端には、緩衝部36が設けられている。スライド用シリンダ33は、空気圧によってロッド34を前進または後退させることが可能である。ロッド34は、ステー35に連結されている。なお、スライドレール32は、搬送装置21の架台Bに回動可能に支持されている。
更に、状態切り替え機構30は、搬送装置21の架台Bに連結された回動用シリンダ37を有している。回動用シリンダ37は、空気圧によってロッド38を前進または後退させることが可能である。ロッド38は、スライドレール32に連結されている。これにより、ロッド38が前後すると、スライドレール32が架台Bとの支持点を中心に回動することになる。
搬送箱23Aは、分割搬送路22Aまたは分割搬送路22Bに配置されて搬送路22に沿って移動可能な状態が第1状態(図2(a)の状態)とされ、状態切り替え機構30によって作業台11Aまたは作業台11Bの上部近傍位置に配置された第2状態(図2(c)の状態)に切り替えられる。同様に、搬送箱23Bは、分割搬送路22Bまたは分割搬送路22Cに配置されて搬送路22に沿って移動可能な状態が第1状態(図2(a)の状態)とされ、状態切り替え機構30によって作業台11Bまたは作業台11Cの上部近傍位置に配置された第2状態(図2(c)の状態)に切り替えられる。
より詳細に述べると、作業台11Aでは、搬送路22の分割搬送路22Aに搬送箱23Aが配置された第1状態(図2(a)の状態)において、状態切り替え機構30のスライド用シリンダ33が作動されてロッド34が伸びると、図2(b)に示すように、スライダ31が作業台11Aの上方位置に向けて水平にスライドされる。これにより、搬送箱23Aは、搬送路22の軌道上から作業台11Aの上方に向けてオフセットするように移動する。
次いで、状態切り替え機構30の回動用シリンダ37が作動されてロッド38が縮むと、図2(c)に示すように、スライドレール32が、架台Bにおける支持箇所を中心に、作業台11Aの上面に近付くように回動する。これにより、搬送箱23Aは、作業台11Aの上部の作業領域SRに近付くように回動し、ステー35の緩衝部36が作業台11Aの上面に当接して作業台11Aの上部近傍に配置された第2状態(図2(c)の状態)となる。第2状態では、搬送箱23Aが作業台11Aの上部近傍に配置されることにより、作業台11Aの手前側の作業スペースSPに存在する作業者Sによる搬送箱23Aに対するワイヤハーネスWの出し入れが容易となる。
逆に、第2状態から回動用シリンダ37のロッド38が伸びると、スライドレール32が逆方向へ回動し、搬送箱23Aが持ち上げられて水平位置に配置される(図2(b)の状態)。その後、スライド用シリンダ33のロッド34が引き込まれると、スライダ31が作業台11Aの後方へスライドされ、搬送箱23Aが搬送路22の軌道上に配置されて搬送路22に沿って移動可能な第1状態(図2(a)の状態)に戻される。
なお、作業台11Bにおける搬送箱23Aまたは搬送箱23Bの第1状態と第2状態との切り替え、及び、作業台11Cにおける搬送箱23Bの第1状態と第2状態との切り替えは、上記の作業台11Aにおける搬送箱23Aの第1状態と第2状態との切り替えと同様である。そこで、これらについての詳細な説明を省略する。
このように、作業台11Aでは、状態切り替え機構30により、搬送箱23Aが、搬送路22の分割搬送路22Aに配置された第1状態と、作業台11Aの上部近傍位置に配置された第2状態と、に切り替え可能とされている。同様に、作業台11Bでは、状態切り替え機構30により、搬送箱23Aまたは搬送箱23Bが、搬送路22の分割搬送路22Aに配置された第1状態と、作業台11Bの上部近傍位置に配置された第2状態と、に切り替え可能とされている。更に、同様に、作業台11Cでは、状態切り替え機構30により、搬送箱23Bが、搬送路22の分割搬送路22Cに配置された第1状態と、作業台11Cの上部近傍位置に配置された第2状態と、に切り替え可能とされている。
図3に示すように、作業台11A,11B,11Cは、治具板41を有しており、治具板41上にワイヤハーネスWが保持される。
治具板41に保持されるワイヤハーネスWは、電線を束ねた電線束Dと電線束Dに取り付けられたコネクタ等の部品Cとを有している。電線束Dは、例えば、コルゲートチューブ等の外装部材が装着されて保護されている。更に、電線束Dは、テープが巻き付けられて保護されている。電線束Dには、所定位置に付属部材であるプロテクタP(付属部材)が設けられている。更に、ワイヤハーネスWは、複数のヒューズを格納するヒューズボックスFBを有している。
治具板41は、プロテクタ保持具42(第1保持具)を有している。プロテクタ保持具42は、ワイヤハーネスWのプロテクタPを保持可能であり、治具板41上に複数設けられている。更に、導通検査が行われる作業台11Aの治具板41は、ヒューズボックスFBを検査するヒューズ検査機構61を備えている。
図4及び図5(a)に示すように、プロテクタ保持具42は、底壁部45と、底壁部45の両縁部から立設された側壁部46とを有している。プロテクタ保持具42は、底壁部45と側壁部46とによって囲われた部分が断面において凹形状を有する嵌合部47となっている。嵌合部47は、ワイヤハーネスWのプロテクタPを保持可能となっている。
プロテクタ保持具42は、図5(a)に示すように、底壁部45の下部に設けられた支柱48によって治具板41上に支持されている。プロテクタ保持具42は、底壁部45の下方に、保持解除部51を有している。保持解除部51は、保持解除用シリンダ52を有している。保持解除用シリンダ52は、空気圧によってロッド53を前進または後退させることが可能である。ロッド53の先端には、弾性材料からなるクッション材54が取り付けられている。保持解除用シリンダ52は、ロッド53を上方へ向けた状態に支持されており、クッション材54が設けられたロッド53の先端部分が、底壁部45に形成された孔部45a内に配置されている。このように、プロテクタ保持具42は、嵌合部47にプロテクタPを嵌め込んで保持させる際には、嵌合部47に嵌め込まれるプロテクタPに干渉しないように、孔部45a内に配置されて格納された状態となっている。
図5(b)に示すように、プロテクタ保持具42は、嵌合部47にワイヤハーネスWのプロテクタPを嵌め込むことでプロテクタPを保持する。これにより、ワイヤハーネスWが治具板41上に保持される。この状態から、保持解除部51が作動されて保持解除用シリンダ52のロッド53が突出されると、図5(c)に示すように、嵌合部47に嵌め込まれていたプロテクタPがクッション材54を有するロッド53によって押し上げられる。これにより、プロテクタPがプロテクタ保持具42の嵌合部47から押し出されて取り外され、プロテクタ保持具42による保持が解除される。その結果、ワイヤハーネスWが治具板41から取り外される。
図6(a)に示すように、ヒューズ検査機構61は、第1検査器62と、第2検査器63と、ヒューズボックス保持具64(第2保持具)と、を有しており、治具板41に形成された窓部65に設けられている(図3を参照)。第1検査器62は、所定の検査位置に配置されたヒューズボックスFBの複数のヒューズの有無を、内部に設けられたカメラ62aによって撮影して光学的に検査するようになっている。第2検査器63は、所定の検査位置に配置されたヒューズボックスFBの端子に、上部に設けられた接触子63aを接触させて複数のヒューズの電気的な導通状態を検査するようになっている。
第1検査器62は、その下部に、昇降用シリンダ71が設けられている。昇降用シリンダ71は、エアーによってロッド72を前進または進退させることにより、第1検査器62を昇降させる。これにより、第1検査器62は、ヒューズボックス保持具64によって所定の検査位置に保持されたヒューズボックスFBに隣接してヒューズボックスFBに対する検査が可能な検査可能位置と、ヒューズボックスFBから下方に離れた退避位置と、の間で昇降される。
第2検査器63は、窓部65の縁部に設けられたレール(図示省略)に支持されており、このレールに沿って駆動モータ(図示省略)によってスライドされる。第2検査器63は、レールに沿ってスライドされることにより、ヒューズボックス保持具64によって所定の検査位置に保持されたヒューズボックスFBに隣接してヒューズボックスFBに対する検査が可能な検査可能位置と、ヒューズボックスFBから側方に離れた退避位置と、の間で移動される。
ヒューズ検査機構61は、ヒューズボックス保持具64にヒューズボックスFBが保持されたまま、図6(b)に示すように、第1検査器62がヒューズボックスFBに隣接した検査可能位置に配置されると共に第2検査器63がヒューズボックスFBから離れた退避位置に配置される光学的検査状態と、図6(c)に示すように、第1検査器62がヒューズボックスFBから離れた退避位置に配置されると共に第2検査器63がヒューズボックスFBに隣接した検査可能位置に配置される電気的検査状態と、に切り替え可能とされている。
ヒューズ検査機構61では、ヒューズボックス保持具64にヒューズボックスFBを保持させた状態で、ヒューズ検査機構61が作動されると、第1検査器62が上昇してヒューズボックスFBに隣接した検査可能位置に配置された光学的検査状態とされ、ヒューズボックスFBに対する検査が行われる(図6(b)参照)。そして、第1検査器62による検査が終了すると、第1検査器62が下降して退避位置へ移動し、第2検査器63がスライドしてヒューズボックスFBに隣接した検査可能位置に配置された電気的検査状態とされ、ヒューズボックスFBに対する検査が行われる(図6(c)参照)。
次いで、検査装置10によってワイヤハーネスWの各種検査を行う場合の全体的な流れについて説明する。
製造ラインを経て製造されたワイヤハーネスWが作業台11Aに搬入されると、作業者Sは、ワイヤハーネスWを、作業台11Aの治具板41に保持させ、ワイヤハーネスWに対する導通検査を行う。
導通検査が終了すると、作業者Sは、作業台11Aの状態切り替え機構30を作動させ、分割搬送路22Aに配置された第1状態の空の搬送箱23Aを第2状態に切り替え、搬送箱23Aを作業台11Aの上部近傍位置に配置する。
そして、作業者Sは、作業台11Aの治具板41から取り外したワイヤハーネスWを、第2状態の搬送箱23Aに収容する。
第2状態の搬送箱23AにワイヤハーネスWを収容させた後、作業者Sは、作業台11Aの状態切り替え機構30を作動させ、搬送箱23Aが搬送路22に沿って移動可能な第1状態に戻される。
次いで、搬送箱23Aが作業者Sによって(又は、走行駆動部によって)搬送路22上を作業台11B方向へ移動され、分割搬送路22Bに配置される。このとき、搬送箱23Bは、作業台11Cの分割搬送路22Cに配置されている。そのため、分割搬送路22Bへ向かって移動する搬送箱23Aが搬送箱23Bに衝突することはない。
搬送箱23Aが分割搬送路22Bに配置されると、作業者Sは、作業台11Bの状態切り替え機構30を作動させ、分割搬送路22Bに配置された第1状態の搬送箱23Aを第2状態に切り替え、作業台11Bの上部近傍位置に配置する。
そして、作業者Sは、第2状態の搬送箱23AからワイヤハーネスWを取り出し、ワイヤハーネスWを、作業台11Bの治具板41に保持させ、ワイヤハーネスWに対する仕上げ検査を行う。
作業台11Bでの仕上げ検査の作業中、第2状態の空の搬送箱23Aは、状態切り替え機構30によって第1状態に戻され、作業台11A側へ戻されて分割搬送路22Aに配置される。更に、作業台11C側の分割搬送路22Cに配置されていた空の搬送箱23Bが、作業台11Bの分割搬送路22Bに移動される。
仕上げ検査が終了すると、作業者Sは、作業台11Bの状態切り替え機構30を作動させ、分割搬送路22Bに配置された第1状態の空の搬送箱23Bを第2状態に切り替え、作業台11Bの上部近傍位置に配置する。
そして、作業者Sは、作業台11Bの治具板41から取り外したワイヤハーネスWを第2状態の搬送箱23Bに収容する。
第2状態の搬送箱23BにワイヤハーネスWを収容させた後、作業者Sは、作業台11Bの状態切り替え機構30を作動させ、搬送箱23Bが搬送路22に沿って移動可能な第1状態に戻す。
次いで、搬送箱23Bが作業者Sによって(又は、走行駆動部によって)搬送路22上を作業台11C方向へ移動され、分割搬送路22Cに配置される。このとき、作業台11Aでの導通検査後のワイヤハーネスWが収容された搬送箱23Aが作業台11B方向へ移動され、分割搬送路22Bに配置される。
搬送箱23Bが分割搬送路22Cに配置されると、作業者Sは、作業台11Cの状態切り替え機構30を作動させ、分割搬送路22Cに配置された第1状態の搬送箱23Bを第2状態に切り替え、作業台11Cの上部近傍位置に配置する。
そして、作業者Sは、第2状態の搬送箱23BからワイヤハーネスWを取り出し、ワイヤハーネスWを、作業台11Cの治具板41に保持させ、ワイヤハーネスWに対する外観検査を行う。
作業台11Cでの外観検査の作業中、第2状態の空の搬送箱23Bは、状態切り替え機構30によって第1状態に戻され、作業台11B側へ戻されて分割搬送路22Bに配置される。このとき、搬送箱23Aは、作業台11Aの分割搬送路22Aに配置されている。そのため、分割搬送路22Bへ向かって移動する搬送箱23Bが搬送箱23Aに衝突することはない。
作業者Sは、作業台11Cでの外観検査の終了後、作業台11Cの治具板41からワイヤハーネスWを取り外して搬出する。
以上、説明したように、本実施形態に係るワイヤハーネスの検査装置10によれば、隣り合う作業台11A,11Bの間または隣り合う作業台11B,11Cの間を往復移動する搬送箱23A,23BにワイヤハーネスWを入れて搬送路22上を走行させて搬送できるため、ワイヤハーネスWを作業者Sが手で運ぶ場合等に比べ、作業効率が向上する。
更に、隣り合う作業台11A,11Bの間または隣り合う作業台11B,11Cの間ごとに複数の搬送箱23A,23Bが設けられるため、一連の複数の検査の全体を通じて1つの搬送箱だけが設けられる場合(一つの搬送箱からワイヤハーネスを出し入れしながら、順次、検査を行う場合)に比べ、ある作業台の間でのワイヤハーネスの搬送に不具合(例えば、予定していた検査時間よりも遅れ)が生じても、他の作業台の間でのワイヤハーネスの搬送には、影響が及び難い。即ち、この検査装置10は、検査の作業に対するバッファ機能を有するため、ある作業台での検査が遅れても、全体として検査が遅れにくい。そのため、1つの搬送箱だけが設けられる場合に比べ、作業効率が向上する。よって、ワイヤハーネスWの検査を出来る限り効率良く行うことが可能である。
更に、搬送箱23A,23Bが作業台11A,11B,11Cの上方の搬送路22からオフセットするため、搬送箱23A,23Bが作業者Sに近付く。更に、オフセットの後に作業台11A,11B,11Cの作業領域に近付くように回動するため、この回動がない場合比べ、搬送箱23A,23Bの上方側の開口部からワイヤハーネスWを取り出し易くなる。よって、本構成のワイヤハーネスの検査装置10は、ワイヤハーネスWの検査を更に効率良く行うことが可能である。
更に、作業台11A,11B,11Cのプロテクタ保持具42からプロテクタPを取り外す際、保持解除部51によってプロテクタPが押し出されるため、作業者Sの手作業によってプロテクタPを取り外す場合に比べ、作業者Sの負担が小さく、作業効率を向上できる。
更に、ヒューズボックスFBを所定の位置(ヒューズボックス保持具64の位置)に固定したまま、第1検査器62による検査と、第2検査器63による検査と、を行うことができる。ヒューズボックスFBは一般に重量が大きいため、第1検査器62から第2検査器63にヒューズボックスFBを移動させる場合に比べ、作業効率を向上できる。
<他の態様>
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、ワイヤハーネスWに対する導通検査、仕上げ検査及び外観検査を、それぞれ作業台11A,11B,11Cで行う場合を例示したが、作業台に対して一対一に対応するように検査を行うことなく、例えば、一つの作業台において複数の検査を行っても良い。
更に、仕上げ検査におけるワイヤハーネスWに対する付属部材の装着状態の検査に合わせ、他の作業(例えば、ワイヤハーネスWを構成する電線束Dにテープを巻き付ける巻き付け作業)を行っても良い。換言すると、本実施形態に係る検査装置10は、検査だけでなく、検査後または検査に合わせてワイヤハーネスWに対して付属部材(テープ等)の装着等を行っても良い。
更に、検査用の複数の作業台11A,11B,11Cとは別に、テープ巻き等の作業を行う専用の作業台(検査は一切行わない作業台)を設けてもよい。この場合、検査用の作業台11A,11B,11Cと、テープ巻き等用の作業台と、を搬送路で繋いで搬送箱を行き交わせてもよい。
更に、検査を行う作業台は、3つに限らず4つ以上であっても良く、4つ以上の作業台を搬送路によって繋いで隣接する作業台同士の間で搬送箱を行き交わせてもよい。
ここで、上述した本発明に係るワイヤハーネスの検査装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下(1)〜(4)に簡潔に纏めて列記する。
(1)
製造ラインを経たワイヤハーネス(W)に対して一連の複数の検査を行うワイヤハーネスの検査装置(10)であって、
前記一連の複数の検査に対応した順序に並ぶ少なくとも3つの作業台(11A,11B,11C)と、隣り合う前記作業台の間において前記ワイヤハーネス(W)を搬送するための搬送路(22)と、隣り合う前記作業台の間ごとに設けられ且つ前記搬送路(22)に沿って往復移動する複数の搬送箱(23A,23B)と、を備え、
前記複数の搬送箱(23A,23B)の各々は、
前記搬送路(22)に沿って移動可能な第1状態(図2a)と、前記搬送路(22)から前記作業台(11A,11B,11C)の作業領域内に向けて移動した第2状態(図2c)と、を切り替え可能である、
ワイヤハーネスの検査装置(10)。
(2)
上記(1)に記載の検査装置において、
前記搬送路(22)が、
前記作業台(11A,11B,11C)の上部を通過するように設けられ、
前記複数の搬送箱(23A,23B)の各々が、
前記第1状態(図2a)から前記第2状態(図2c)に状態を切り替えるとき、前記搬送路(22)から前記作業領域の上方に向けてオフセットするように移動した後(図2b)、前記作業領域に近付くように回動する(図2c)、ように構成された、
ワイヤハーネスの検査装置(10)。
(3)
上記(1)又は上記(2)に記載の検査装置(10)であって、
前記作業台(11A,11B,11C)の少なくとも1つが、
前記ワイヤハーネス(W)に装着された付属部材(P)を保持する第1保持具(42)を有し、
前記第1保持具(42)が、
前記付属部材を保持する際には前記付属部材に干渉しないように格納され(図5b)且つ前記付属部材を取り外す際には前記付属部材を押し出すように移動する(図5c)保持解除部(51)、を有する、
ワイヤハーネス(W)の検査装置(10)。
(4)
上記(1)〜上記(3)の何れか一つに記載の検査装置(10)において、
前記ワイヤハーネス(W)が、
複数のヒューズが格納されたヒューズボックス(FB)を含み、
前記作業台(11A,11B,11C)のうちの1つが、
前記複数のヒューズの有無を光学的に検査する第1検査器(62)と、前記複数のヒューズの電気的な導通状態を検査する第2検査器(63)と、前記ヒューズボックス(FB)を保持する第2保持具(64)と、を有し、
前記第1検査器(62)及び前記第2検査器(63)が、
前記第2保持具(64)に前記ヒューズボックスが保持されたまま、前記第1検査器(62)が前記ヒューズボックスに隣接すると共に前記第2検査器(63)が前記ヒューズボックスから離れる配置と、前記第1検査器(62)が前記ヒューズボックスから離れると共に前記第2検査器(63)が前記ヒューズボックス(FB)に隣接する配置と、を切り替え可能である、
ワイヤハーネスの検査装置。
10 検査装置
11A,11B,11C 作業台
22 搬送路
23A,23B 搬送箱
42 プロテクタ保持具(第1保持具)
51 保持解除部
62 第1検査器
63 第2検査器
64 ヒューズボックス保持具(第2保持具)
FB ヒューズボックス
P プロテクタ(付属部材)
SR 作業領域
W ワイヤハーネス

Claims (4)

  1. 製造ラインを経たワイヤハーネスに対して一連の複数の検査を行うワイヤハーネスの検査装置であって、
    前記一連の複数の検査に対応した順序に並ぶ少なくとも3つの作業台と、隣り合う前記作業台の間において前記ワイヤハーネスを搬送するための搬送路と、隣り合う前記作業台の間ごとに設けられ且つ前記搬送路に沿って往復移動する複数の搬送箱と、を備え、
    前記複数の搬送箱の各々は、
    前記搬送路に沿って移動可能な第1状態と、前記搬送路から前記作業台の作業領域内に向けて移動した第2状態と、を切り替え可能である、
    ワイヤハーネスの検査装置。
  2. 請求項1に記載の検査装置において、
    前記搬送路が、
    前記作業台の上部を通過するように設けられ、
    前記複数の搬送箱の各々が、
    前記第1状態から前記第2状態に状態を切り替えるとき、前記搬送路から前記作業領域の上方に向けてオフセットするように移動した後、前記作業領域に近付くように回動する、ように構成された、
    ワイヤハーネスの検査装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の検査装置であって、
    前記作業台の少なくとも1つが、
    前記ワイヤハーネスに装着された付属部材を保持する第1保持具を有し、
    前記第1保持具が、
    前記付属部材を保持する際には前記付属部材に干渉しないように格納され且つ前記付属部材を取り外す際には前記付属部材を押し出すように移動する保持解除部、を有する、
    ワイヤハーネスの検査装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の検査装置において、
    前記ワイヤハーネスが、
    複数のヒューズが格納されたヒューズボックスを含み、
    前記作業台のうちの1つが、
    前記複数のヒューズの有無を光学的に検査する第1検査器と、前記複数のヒューズの電気的な導通状態を検査する第2検査器と、前記ヒューズボックスを保持する第2保持具と、を有し、
    前記第1検査器及び前記第2検査器が、
    前記第2保持具に前記ヒューズボックスが保持されたまま、前記第1検査器が前記ヒューズボックスに隣接すると共に前記第2検査器が前記ヒューズボックスから離れる配置と、前記第1検査器が前記ヒューズボックスから離れると共に前記第2検査器が前記ヒューズボックスに隣接する配置と、を切り替え可能である、
    ワイヤハーネスの検査装置。
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