JP6774323B2 - カバー付き電線の製造装置 - Google Patents
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Description
(1)
電線及び前記電線に取り付けられた筒状のカバー部材を有するカバー付き電線の製造装置であって、
熱収縮性を有する筒状体の中空部に前記電線を挿通させた状態にて前記筒状体及び前記電線を保持する治具と、
前記治具を治具入口から治具出口まで移動させながら前記筒状体を加熱することにより、熱収縮した前記筒状体である前記カバー部材を前記電線に取り付けて前記カバー付き電線を製造する加熱処理を行う、加熱器と、
前記治具入口から離れて前記治具出口に近付くように延びる往路レールと、前記治具出口から離れて前記治具入口に近付くように延びる復路レールであって該復路レールの始点よりも終点が該製造装置の高さ方向において低い位置にある復路レールと、を含む、環形状を有する、環状レールと、
前記環状レール上を移動可能なスライダと、
前記スライダと前記治具とを連結する連結具と、を備え、
前記治具は、
前記加熱処理の際、前記治具入口に導入され、前記治具入口から前記治具出口まで移動しながら前記連結具を介して前記スライダを前記往路レールに沿って牽引し、
前記加熱処理の後、前記治具出口から排出され、前記始点から前記終点への前記スライダの移動に伴って前記復路レールに沿って移動する、
カバー付き電線の製造装置であること。
(2)
上記(1)に記載の製造装置であって、
前記復路レールの前記始点の近傍に配置され、前記治具出口から排出された前記治具を受け止めて前記治具の移動速度を低減させる第1案内壁と、
前記復路レールの前記始点と前記終点との間に配置され、前記第1案内壁を経た前記治具に当接した状態を維持しながら前記治具を前記復路レールに沿って案内する第2案内壁と、
を更に備えた、
カバー付き電線の製造装置であること。
(3)
上記(1)又は上記(2)に記載の製造装置において、
前記環状レールが、
前記往路レールよりも前記復路レールが前記高さ方向に直交する横方向において前記加熱器から離れた位置にある、ように構成された、
カバー付き電線の製造装置であること。
(4)
上記(1)〜上記(3)の何れか一つに記載の製造装置において、
前記連結具が、
前記スライダと前記治具とを弾性的に連結し、前記加熱処理を経て前記治具出口から排出された前記治具を前記環状レールに向けて引き寄せる、ように構成された、
カバー付き電線の製造装置であること。
以下、上述したカバー付き電線10を製造するために使用される、本発明の第1実施形態に係るカバー付き電線の製造装置(以下「製造装置1」という。)について、図2〜図7を参照しながら説明する。
次いで、本発明の第2実施形態に係るカバー付き電線の製造装置(以下「製造装置2」という。)について、図8及び図9を参照しながら説明する。図2と、図8及び図9と、の比較から理解できるように、第2実施形態の製造装置2は、環状レール30の形状が異なる点、及び、第1、第2案内壁70,80を追加した点においてのみ、第1実施形態の製造装置1と異なる。以下、これらの相違点を中心に説明する。なお、製造装置2において、製造装置1と同様の構成については、製造装置1にて付された符号と同じ符号を付し、それらの説明を省略する。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
(1)
電線(11)及び前記電線に取り付けられた筒状のカバー部材(13)を有するカバー付き電線(10)の製造装置であって、
熱収縮性を有する筒状体(熱収縮前の13)の中空部に前記電線を挿通させた状態にて前記筒状体及び前記電線を保持する治具(40)と、
前記治具を治具入口(21)から治具出口(27)まで移動させながら前記筒状体を加熱することにより、熱収縮した前記筒状体である前記カバー部材(13)を前記電線(11)に取り付けて前記カバー付き電線(10)を製造する加熱処理を行う、加熱器(20)と、
前記治具入口から離れて前記治具出口に近付くように延びる往路レール(31)と、前記治具出口から離れて前記治具入口に近付くように延びる復路レール(32,33)であって該復路レールの始点(P1)よりも終点(P2)が該製造装置の高さ方向において低い位置にある復路レール(32,33)と、を含み、且つ、環形状を有する、環状レール(30)と、
前記環状レール上を移動可能なスライダ(50)と、
前記スライダと前記治具とを連結する連結具(60)と、を備え、
前記治具(40)は、
前記加熱処理の際、前記治具入口(21)に導入され、前記治具入口から前記治具出口まで移動しながら前記連結具(60)を介して前記スライダ(50)を前記往路レール(31)に沿って牽引し、
前記加熱処理の後、前記治具出口(27)から排出され、前記始点(P1)から前記終点(P2)への前記スライダの移動に伴って前記復路レール(32,33)に沿って移動する、
カバー付き電線の製造装置。
(2)
上記(1)に記載の製造装置であって、
前記復路レールの前記始点(P1)の近傍に配置され、前記治具出口から排出された前記治具(40)を受け止めて前記治具の移動速度を低減させる第1案内壁(70)と、
前記復路レールの前記始点(P1)と前記終点(P2)との間に配置され、前記第1案内壁(70)を経た前記治具(40)に当接した状態を維持しながら前記治具を前記復路レール(33)に沿って案内する第2案内壁(80)と、
を更に備えた、
カバー付き電線の製造装置。
(3)
上記(1)又は上記(2)に記載の製造装置において、
前記環状レール(30)が、
前記往路レール(31)よりも前記復路レール(32,33)が前記高さ方向に直交する横方向において前記加熱器(20)から離れた位置にある、ように構成された、
カバー付き電線の製造装置。
(4)
上記(1)〜上記(3)の何れか一つに記載の製造装置において、
前記連結具(60)が、
前記スライダ(50)と前記治具(40)とを弾性的に連結し、前記加熱処理を経て前記治具出口(27)から排出された前記治具(40)を前記環状レール(30)に向けて引き寄せる、ように構成された、
カバー付き電線の製造装置。
10 カバー付き電線
11 電線
13 カバー部材(筒状体)
20 加熱器
21 治具入口
27 治具出口
28 端子載置部
30 環状レール
31 第1部分(往路レール)
32 第2部分(復路レール)
33 第3部分(復路レール)
40 治具
50 スライダ
60 紐(連結具)
70 第1案内壁
80 第2案内壁
P1 復路レールの始点
P2 復路レールの終点
Claims (4)
- 電線及び前記電線に取り付けられた筒状のカバー部材を有するカバー付き電線の製造装置であって、
熱収縮性を有する筒状体の中空部に前記電線を挿通させた状態にて前記筒状体及び前記電線を保持する治具と、
前記治具を治具入口から治具出口まで移動させながら前記筒状体を加熱することにより、熱収縮した前記筒状体である前記カバー部材を前記電線に取り付けて前記カバー付き電線を製造する加熱処理を行う、加熱器と、
前記治具入口から離れて前記治具出口に近付くように延びる往路レールと、前記治具出口から離れて前記治具入口に近付くように延びる復路レールであって該復路レールの始点よりも終点が該製造装置の高さ方向において低い位置にある復路レールと、を含む、環形状を有する、環状レールと、
前記環状レール上を移動可能なスライダと、
前記スライダと前記治具とを連結する連結具と、を備え、
前記治具は、
前記加熱処理の際、前記治具入口に導入され、前記治具入口から前記治具出口まで移動しながら前記連結具を介して前記スライダを前記往路レールに沿って牽引し、
前記加熱処理の後、前記治具出口から排出され、前記始点から前記終点への前記スライダの移動に伴って前記復路レールに沿って移動する、
カバー付き電線の製造装置。 - 請求項1に記載の製造装置であって、
前記復路レールの前記始点の近傍に配置され、前記治具出口から排出された前記治具を受け止めて前記治具の移動速度を低減させる第1案内壁と、
前記復路レールの前記始点と前記終点との間に配置され、前記第1案内壁を経た前記治具に当接した状態を維持しながら前記治具を前記復路レールに沿って案内する第2案内壁と、
を更に備えた、
カバー付き電線の製造装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の製造装置において、
前記環状レールが、
前記往路レールよりも前記復路レールが前記高さ方向に直交する横方向において前記加熱器から離れた位置にある、ように構成された、
カバー付き電線の製造装置。 - 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の製造装置において、
前記連結具が、
前記スライダと前記治具とを弾性的に連結し、前記加熱処理を経て前記治具出口から排出された前記治具を前記環状レールに向けて引き寄せる、ように構成された、
カバー付き電線の製造装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016236733A JP6774323B2 (ja) | 2016-12-06 | 2016-12-06 | カバー付き電線の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016236733A JP6774323B2 (ja) | 2016-12-06 | 2016-12-06 | カバー付き電線の製造装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2018092835A JP2018092835A (ja) | 2018-06-14 |
JP6774323B2 true JP6774323B2 (ja) | 2020-10-21 |
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ID=62564772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016236733A Active JP6774323B2 (ja) | 2016-12-06 | 2016-12-06 | カバー付き電線の製造装置 |
Country Status (1)
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JP2016213039A (ja) * | 2015-05-08 | 2016-12-15 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 熱収縮チューブの収縮加工用治具及び熱収縮チューブ付電線の製造方法 |
JP2016213089A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 熱収縮チューブ取付治具、熱収縮チューブ付電線の製造方法及び熱収縮チューブ付電線 |
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2016
- 2016-12-06 JP JP2016236733A patent/JP6774323B2/ja active Active
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