JP2016213039A - 熱収縮チューブの収縮加工用治具及び熱収縮チューブ付電線の製造方法 - Google Patents

熱収縮チューブの収縮加工用治具及び熱収縮チューブ付電線の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電線と端子との接続部分に、効率よく熱収縮チューブを装着することができるようにすることを目的とする。【解決手段】熱収縮チューブの収縮加工用治具50は、電線と端子との接続部分に熱収縮チューブを装着する際に用いられる。収縮加工用治具50は、一方側に電線が延出する態様で端子を保持すると共に、接続部分に外装された熱収縮前の熱収縮チューブを位置決めする端部保持部52と、端部保持部52から電線とは反対側に延出する延出部70とを備える。【選択図】図4

Description

この発明は、電線と端子との接続部分に熱収縮チューブを装着するための技術に関する。
特許文献1は、1の電線の中間部分において絶縁被覆を剥離して芯線を露出させ、この芯線部分に他の電線の芯線を接続してスプライス部を形成し、このスプライス部に、熱収縮チューブを熱収縮させる技術を開示している。
特許文献2及び3は、電線と端子との接続部分に熱収縮チューブを熱収縮させる技術を開示している。
特開2012−200110号公報 特開2006−261065号公報 特開2013−114936号公報
特許文献1に開示の技術では、スプライス部の両側に電線が延出している。このため、例えば、スプライス部の両側の電線をベルトコンベアで搬送しつつ、スプライス部に被せられた熱収縮チューブを加熱する工程を、連続的に効率よく行うことが可能である。
一方、特許文献2及び3では、電線と端子との接続部の一方側にのみ電線が延出している。接続部の一方側に延出する電線を支持することによっては、当該接続部を安定して保持することは困難である。このため、電線と端子との接続部分に、効率よく連続的に熱収縮チューブを熱収縮させることは困難である。
そこで、本発明は、電線と端子との接続部分に、効率よく熱収縮チューブを装着することができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係る熱収縮チューブの収縮加工用治具は、電線と端子との接続部分に熱収縮チューブを装着する際に用いられる熱収縮チューブの収縮加工用治具であって、一方側に前記電線が延出する態様で前記端子を保持すると共に、前記接続部分に外装された熱収縮前の熱収縮チューブを位置決めする端部保持部と、前記端部保持部から前記電線とは反対側に延出する延出部とを備える。
第2の態様は、第1の態様に係る熱収縮チューブの収縮加工用治具であって、前記延出部は偏平に形成されている。
第3の態様は、第1又は第2の態様に係る熱収縮チューブの収縮加工用治具であって、前記延出部の先端部に、樹脂製の把持部が設けられているものである。
第4の態様は、第1〜第3のいずれか1つの態様に係る熱収縮チューブの収縮加工用治具であって、前記端部保持部は、前記接続部分を前記一方側に延出させた状態で前記端子の先端部を位置決め保持する端子保持部と、前記端子保持部から前記接続部分が延出する側に設けられたチューブ位置決め部とを含み、前記チューブ位置決め部は、前記接続部分を両側から挟む位置に設けられた一対の側部と、前記一対の側部の少なくとも一方から内側に向けて突出するように設けられた位置決め凸部とを含み、前記位置決め凸部の突出寸法が、熱収縮前の熱収縮チューブの端部に当接し、熱収縮後の熱収縮チューブに対しては離れる程度の大きさに設定されているものである。
第5の態様は、第4の態様に係る熱収縮チューブの収縮加工用治具であって、前記位置決め凸部が前記接続部分の延在方向に位置調整可能に前記側部に支持されているものである。
第6の態様に係る熱収縮チューブ付電線の製造方法は、端子付電線の端子及びその接続部分に外装された熱収縮チューブを、第1〜第5のいずれか1つの態様に係る熱収縮チューブの収縮加工用治具の前記端部保持部で保持する工程と、前記電線及び前記延出部を搬送しつつ、前記熱収縮チューブを加熱して熱収縮させる工程とを備える。
第1〜第6の態様によると、端子付電線の端子が端部保持部によって保持されると共に熱収縮前の熱収縮チューブが端部保持部によって位置決めされている。そして、端部保持部の一方側に電線が延出し、これとは反対側に延出部が延出している。このため、電線及び延出部を搬送ベルト機構等で搬送しつつ、接続部分に外装された熱収縮チューブを加熱して熱収縮させることが可能であり、電線と端子との接続部分に、効率よく熱収縮チューブを装着することができる。
第2の態様によると、延出部は偏平であるため、延出部を挟むように保持することで、収縮加工用治具を安定して保持することができる。
第3の態様によると、延出部の先端部に、樹脂製の把持部が設けられている。熱収縮チューブを加熱した場合でも、樹脂製の把持部には熱が伝わり難い。このため、熱収縮チューブを熱収縮させた後、把持部を容易に手等で掴むことができる。
第4の態様によると、位置決め凸部によって熱収縮前の熱収縮チューブを位置決めできる。熱収縮チューブが熱収縮すると、熱収縮チューブと位置決め凸部とが離れるので、それらがくっついてしまうことを抑制できる。
第5の態様によると、各種位置又は長さの熱収縮チューブを位置決めしつつ熱収縮することができる。
熱収縮チューブ付電線を示す平面図である。 熱収縮チューブ付電線を示す側面図である。 熱収縮装置を示す概略斜視図である。 収縮加工用治具を示す概略斜視図である。 収縮加工用治具を示す概略平面図である。 収縮加工用治具を示す概略平面図である。 収縮加工用治具を示す概略平面図である。 収縮加工用治具を示す概略平面図である。 熱収縮チューブ付電線の製造方法を示す説明図である。
以下、実施形態に係る熱収縮チューブの収縮加工用治具及び熱収縮チューブ付電線の製造方法について説明する。
<熱収縮チューブ付電線について>
図1は製造対象となる熱収縮チューブ付電線10を示す平面図であり、図2は同熱収縮チューブ付電線10を示す側面図である。
熱収縮チューブ付電線10は、電線12と、端子20と、熱収縮チューブ18とを備える。
電線12は、芯線部14と、芯線部14の周囲に形成された被覆部16とを備える。芯線部14は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の導電性材料によって線状に形成されている。ここでは、芯線部14は、複数の素線が撚り合わされた構成とされている。もっとも、芯線部は、単線によって構成されていてもよい。被覆部16は、絶縁性樹脂材料が押出装置等により芯線部14の周りに押し出されることによって形成される。この電線12の先端部には、芯線部14が露出しており、所定長の露出芯線部14aが形成されている。
端子20は、例えば、銅又は銅合金等によって形成された板材をプレス加工等することによって形成された部材である。端子20の表面には、錫メッキ等が施されていてもよい。
この端子20は、相手側接続部22と、電線接続部24と、連結部28とを備える。相手側接続部22と電線接続部24とが連結部28を介して直線状に連なっている。
相手側接続部22は、板状に形成されている。ここでは、相手側接続部22は、長円板状に形成されている。相手側接続部22は、円形板状、四角板状等に形成されていてもよい。相手側接続部22には、孔22hが形成されている。孔22hには、接続対象となる箇所に立設されたボルトが挿通される。孔22hは円形に形成されているが、必ずしもその必要はない。ここでは、端子20として、アース端子が想定される。
相手側接続部22の一側部には、その一方主面側に突出する回転止凸部22pが突設されている。回転止凸部は、接続対象となる箇所に形成された凹部に嵌め込まれる。これにより、相手側接続部22の回転止がなされる。
電線接続部24は、芯線圧着部25と、被覆圧着部26とを備える。芯線圧着部25に対して相手側接続部22とは反対側に被覆圧着部26が形成されている。芯線圧着部25は、底部25aの両側部に一対の圧着片25bが延出形成された構成とされている。そして、底部25a上に露出芯線部14aを配設した状態で、一対の圧着片25bが露出芯線部14aにかしめられる。また、被覆圧着部26は、底部26aの両側部に一対の圧着片26bが延出形成された構成とされている。底部26aは、底部25aと連なっている。そして、底部26a上に被覆部16の端部を配設した状態で、一対の圧着片26bが被覆部16にかしめられる。これにより、電線12の端部が端子20の電線接続部24に接続される。なお、端子20に電線12が接続されたものを、端子付電線10Bと称する。
なお、被覆圧着部26は省略されてもよい。また、露出芯線部が電線接続部24に対して超音波溶接、抵抗溶接、半田付等によって接続されてもよい。
連結部28は、板状に形成されており、相手側接続部22と電線接続部24の底部25aとを繋いでいる。相手側接続部22と連結部28とは、同一面状に延在している。ここでは、連結部28は、相手側接続部22よりも細く形成されているが、これは必須ではない。
熱収縮チューブ18は、端子20と電線12との接続部分11を覆う部材である。ここでは、熱収縮前の熱収縮チューブが接続部分11を覆った状態で熱収縮することによって、熱収縮チューブ18が形成されている。なお、熱収縮前の熱収縮チューブは、押出成形により管状に成形された樹脂部材が、加熱された状態で太い管状へ引き伸ばされた後に冷却されることによって得られる。このようにして得られた熱収縮チューブは、加熱された場合、引き伸ばされる前の細い管状まで収縮する形状記憶特性を有する。
熱収縮チューブ18は、接続部分11の外形状に応じた形状で熱収縮しており、当該接続部分11の表面に可及的に密着している。また、熱収縮チューブ18と接続部分11との間には、止水剤としてホットメルトが介在していることが好ましい。ホットメルトは、例えば、熱収縮前の熱収縮チューブ18Bの内周面全体に形成されている。この熱収縮チューブが熱収縮する際に、本ホットメルトが軟化又は溶融して接続部分11の表面と熱収縮チューブ18の内面との隙間を可及的に埋める。
なお、止水剤としては、ホットメルトの他、熱硬化性の止水剤、湿気硬化性の止水剤等が用いられてもよい。これらの場合には、接続部分11に事前に止水剤を塗布しておくとよい。
<熱収縮装置について>
図3は、熱収縮チューブを熱収縮させるための装置の一例を示す概略斜視図である。
この熱収縮装置30は、下側装置部31と、上側装置部41とを備える。
下側装置部31は、下側筐体部32と、一対の搬送ベルト機構34と、加熱部38とを備える。
下側筐体部32は、金属等によって細長い筺状に形成されている。下側筐体部32は上側に開口している。また、下側筐体部32の一端部よりの位置に、下側に凹む回収用凹部33が形成されている。
一対の搬送ベルト機構34は、下側筐体部32の上側開口部内の両側部に設けられている。
搬送ベルト機構34は、一対のプーリー34aと、環状ベルト34bとを備える。
一方のプーリー34aは、下側筐体部32の他端部よりの位置に設けられており、他方のプーリー34aは、回収用凹部33の隣の位置に設けられている。一対のプーリー34aの少なくとも一方は、モータ等を含む回転駆動部によって回転駆動可能に構成されている。
環状ベルト34bは、一対のプーリー34aに巻掛けられている。環状ベルト34bのうち一対のプーリー34aの上側を走行する部分は、下側筐体部32の上側開口部の両側部よりも上方の位置で、下側筐体部32の他端部から回収用凹部33に向うように配設される。
なお、環状ベルト34bの外周側表面に、その延在方向に沿って一定間隔で保持溝が形成されていてもよい。この保持溝は、電線12を位置決めした状態で搬送する役割を果す。中間スプライス部に対する熱収縮チューブの熱収縮を想定した装置では、左右一方の環状ベルト34bに保持溝が形成され、他方の環状ベルト34bに保持溝が形成されていないことが考えられる。中間スプライス部の一方側には1本の電線が延出し、他方に複数の電線が延出することが多く、当該他方では、数が未定な複数の電線を安定して搬送できるようにするためである。
そして、それぞれの搬送ベルト機構34において、回転駆動部によって環状ベルト34bが循環回転駆動されることによって、環状ベルト34bのうち一対のプーリー34aの上側を走行する部分が下側筐体部32の他端部から回収用凹部33に向うように移動する。
加熱部38は、ヒータ等であり、下側筐体部32内において、一対の搬送ベルト機構34間の位置に設けられている。
上側装置部41は、上側筐体部42と、一対の搬送ベルト機構44と、加熱部48とを備える。
上側筐体部42は、金属等によって細長い筺状に形成されている。上側筐体部42の一端部は、下側筐体部32の一端部に対して開閉可能に連結されている。下側筐体部32に対して上側筐体部42を開くことで、本熱収縮装置30に対するメンテナンス等を実施できる。この上側筐体部42は下側に開口している。
一対の搬送ベルト機構44は、上側筐体部42の下側開口部内の両側部に設けられている。
搬送ベルト機構44自体は、上記搬送ベルト機構34と同様に、一対のプーリー44aと、環状ベルト44bとを備える。
一方のプーリー44aは、上側筐体部42の他端部よりの位置で一方のプーリー34aに対向するに設けられており、他方のプーリー44aは、上側筐体部42の延在方向中間部で他方のプーリー34aに対向する位置に設けられている。一対のプーリー44aの少なくとも一方は、モータ等を含む回転駆動部によって回転駆動可能に構成されている。
環状ベルト44bは、一対のプーリー44aに巻掛けられている。環状ベルト44bのうち一対のプーリー44aの下側を走行する部分は、上側筐体部42の下側開口部の両側部よりも下方の位置で、下側筐体部32の他端部から他端部側へ向うように配設される。
そして、それぞれの搬送ベルト機構44において、回転駆動部によって環状ベルト44bが循環回転駆動されることによって、環状ベルト44bのうち一対のプーリー44aの下側を走行する部分が上側筐体部42の他端部から他端部側へ向うように移動する。なお、環状ベルト34bと環状ベルト44bとの回転速度は、同じに設定される。
加熱部48は、上側筐体部42内において、一対の搬送ベルト機構44間の位置に設けられている。
なお、上記熱収縮装置30には、必要に応じて、熱を外部に放出するための冷却ファン等が設けられる。
このような熱収縮装置30は、複数の電線の長手方向中間部の芯線部同士を接続した中間スプライス部に、熱収縮チューブを被せ、この熱収縮チューブを熱収縮させる装置として用いることもできる。
この場合、中間スプライス部の両側に延出する電線のそれぞれを、上下一対の環状ベルト34b、44bで挟んだ状態で、各環状ベルト34b、44bを回転させると、中間スプライス部が一対の搬送ベルト機構34の間(一対の搬送ベルト機構44の間でもある)を通って、熱収縮装置30の他端部から回収用凹部33に向けて搬送される。この搬送途中で、中間スプライス部が加熱部38、48によって加熱され、熱収縮前の熱収縮チューブが熱収縮する。これにより、中間スプライス部に熱収縮チューブが装着される。
このため、中間スプライス部に対する熱収縮チューブの装着については、上記熱収縮装置30を用いることで、連続的に効率よく実施できる。
一方、熱収縮チューブ付電線10では、熱収縮チューブ18の装着箇所である接続部分11に対して一方側にのみ電線12が延出している。接続部分11からは相手側接続部22も延出しているが、その寸法は短い。このため、電線12を一方の上下の搬送ベルト機構34、44によって搬送し、相手側接続部22を他方の上下の搬送ベルト機構34、44によって搬送することは困難である。とすると、電線12のみを一方の上下の搬送ベルト機構34、44によって搬送すると、接続部分11の姿勢が不安定となり、安定した態様で熱収縮チューブを熱収縮させることは困難である。
以下では、上記のような熱収縮装置30を用いて、電線12と端子20との接続部分11に効率よく熱収縮チューブ18を装着できるようにするための収縮加工用治具を説明する。
<収縮加工用治具について>
図4は収縮加工用治具50を示す概略斜視図であり、図5〜図8は収縮加工用治具50を示す概略平面図である。図5〜図8では、収縮加工用治具50に端子付電線10B及び熱収縮前の熱収縮チューブ18Bがセットされた状態を示している。図5、図6及び図8では熱収縮前の熱収縮チューブ18Bが示され、熱収縮後の熱収縮チューブ18が示されている。また、図5、図7及び図8では、保持板58が省略されている。図8では図5及び図6の熱収縮チューブ18Bとは異なる長さ寸法の熱収縮チューブ18Bが外装された状態が示されている。
収縮加工用治具50は、電線12と端子20との接続部分11に熱収縮チューブ18を装着する際に用いられるものであり、端部保持部52と、延出部70とを備える。
端部保持部52は、一方側に電線12が延出する態様で端子20を保持可能に構成されると共に、接続部分11に外装された熱収縮チューブ18Bを位置決め可能に構成されている。
より具体的には、端部保持部52は、端子保持部54と、チューブ位置決め部60とを備える。
端子保持部54は、端子保持本体部55と、保持板58とを備える。
端子保持本体部55は、金属等によって形成された方形板状の部分であり、その一方主面に端子収容凹部55aが形成されている。端子収容凹部55aは、端子保持本体部55の一方主面側及び一方端面側(チューブ位置決め部60が延出する側の端面)に開口している。端子収容凹部55aの幅寸法は、相手側接続部22の幅寸法と同じ又はこれよりも大きく(僅かに大きく)設定されている。また、端子収容凹部55aの深さ寸法は、相手側接続部22の厚み寸法と同じ又はこれよりも大きく(僅かに大きく)設定されている。これにより、相手側接続部22の先端部を、端子収容凹部55a内に収容できるようになっている。
また、端子収容凹部55aの底部から突出するようにして位置決めピン55bが突設されている。位置決めピン55bは、相手側接続部22の孔22hに挿通可能な太さに設定されている。そして、相手側接続部22の先端部を端子収容凹部55a内に収容した状態で、位置決めピン55bを孔22hに挿通できるようになっている。
保持板58は、端子収容凹部55aよりも大きい広がりの板状に形成されている。保持板58の少なくとも一方の側部(ここでは両側部)には、ネジ挿通孔58aが形成されている。そして、端子保持本体部55の開口を塞ぐように、保持板58を端子保持本体部55に重ね合せた状態で、ネジSをネジ挿通孔58aに挿通させて、端子収容凹部55aの周囲に形成されたネジ孔59に螺合締結することで、保持板58が端子収容凹部55a内の相手側接続部22の先端部を当該端子収容凹部55a内に押え込んだ状態に保持する。
ここでは、ネジ孔59は、端子保持本体部55の両側に連結された側部62に形成されている。ネジ孔は、端子保持本体部55に形成されていてもよい。
また、保持板58には、位置決めピン55bを挿通可能な孔58bが形成されている。そして、上記のように保持板58を端子保持本体部55に取付けた状態で、位置決めピン55bが孔58bに挿通される。
なお、位置決めピン55bが端子収容凹部55aから突出しない程度の高さ寸法である場合には、上記孔58bが形成されていることは必須ではない。
また、保持板58には、端子20の回転止凸部22pを挿通可能な孔58cが形成されている。そして、上記のように保持板58を端子保持本体部55に取付けると、端子収容凹部55a内に収容された相手側接続部22の回転止凸部22pが当該孔58cに挿通される。
なお、端子20に回転止凸部22pが形成されていない場合等には、孔58cが形成されていることは必須ではない。
そして、上記位置決めピン55bを孔22hに挿通させるようにして、相手側接続部22の先端部を端子収容凹部55a内に収容し、この上に保持板58を重ね合せる。そして、ネジSをネジ挿通孔58aに挿通させてネジ孔59に螺合締結させる。これにより、端子20が端子保持部54によって位置決め保持される。この状態で、端子20に接続された電線12は、端子収容凹部55aの端面側開口外方に向けて延出する。
なお、端子20を位置決め保持する構成は上記例に限られない。例えば、相手側接続部22の先端部の両面を挟込んで位置決め保持する構成であってもよいし、相手側接続部22の外周形状に対応する凹部に、相手側接続部22を嵌め込んで位置決め保持する構成等であってもよい。相手側接続部22の先端部を嵌め込み可能な凹部内に、ボールプランジャーの球体を進退可能に配設し、球体を相手側接続部22の孔22hに嵌め込んで位置決め保持する構成であってもよい。端子保持部54の構成は、保持対象となる端子の形状に応じて各種構成を採用することができる。
なお、端子の形状が大きく変った場合等には、共通して用いられるチューブ位置決め部60に対して、端子保持部54(ここでは、延出部70も一体化されているので延出部70も共に)を交換することで、対応することができる。
チューブ位置決め部60は、端子保持部54から接続部分11が延出する側に設けられており、接続部分11に外装された熱収縮チューブ18Bを接続部分11の延在方向において一定位置に位置決め可能に構成されている。
より具体的には、チューブ位置決め部60は、一対の側部62と、位置決め凸部66とを備える。
一対の側部62は、金属等で形成された部材であり、長尺状部材に形成されており、端子保持本体部55の両側部に固定されている。固定は、ネジ止等によりなされる。一対の側部62は、端子保持本体部55に対して、端子保持部54によって保持される端子20に接続された接続部分11及び電線12の延出方向に沿って延在している。一対の側部62の間には、熱収縮前の熱収縮チューブ18Bを配設可能な程度の間隔が設けられている。
上記側部62に対して、ピン状の位置決め凸部66が内側に向けて突出するように設けられている。ここでは、一対の側部62のそれぞれに対して、2つの位置決め凸部66が設けられている。2つの位置決め凸部66のうちの一方は、端子20側から熱収縮チューブ18Bの端部に当接し、他方は、端子20とは反対側から熱収縮チューブ18Bの端部に当接する。これにより、接続部分11の延在方向において両側から熱収縮チューブ18Bを位置決めできるようになる。
位置決め凸部66の突出寸法は、熱収縮前の熱収縮チューブ18Bの端部に対して当接し、熱収縮後の熱収縮チューブ18に対しては離れる程度の大きさに設定されている。
すなわち、一対の側部62の内面間の間隔寸法W、熱収縮前の熱収縮チューブ18Bの直径寸法φ1とすると、側部62の内面からの位置決め凸部66の突出寸法Pは、((W−φ1)/2)よりも大きく設定されている。また、熱収縮後の熱収縮チューブ18の最大直径寸法φ2とする。なお、φ2は、通常、接続部分11の最大外径に熱収縮チューブ18の厚み寸法の2倍を付加した値とすることができる。この場合、側部62の内面からの位置決め凸部66の突出寸法Pは、((W−φ2)/2)よりも小さく設定されている。
このため、接続部分11が一対の側部62の中央に保持され、当該接続部分11に熱収縮チューブ18Bが外装されている場合、位置決め凸部66の先端部は、熱収縮チューブ18Bの端部に当接し、当該熱収縮チューブ18Bを位置決めすることができる(図5及び図6参照)。また、熱収縮した熱収縮チューブ18は、縮径変形しているため、位置決め凸部66の先端部は、熱収縮チューブ18には当接しないようになっている(図7参照)。
上記例では、側部62に2つの位置決め凸部66が設けられ、熱収縮チューブ18Bの両側に端部に当接する構成となっているが、必ずしもその必要はない。側部に1つの位置決め凸部のみが設けられ、熱収縮チューブ18Bの一方側の端部のみに当接して、その一方側への位置決めを図る構成であってもよい。
また、上記例では、一対の側部62のそれぞれに位置決め凸部66が設けられているが、一方の側部のみに位置決め凸部が設けられていてもよい。この場合でも、一対の側部62の中央に接続部分11が保持されていれば、上記と同様に、位置決め凸部66は、熱収縮前の熱収縮チューブ18Bの端部に対して当接し、熱収縮後の熱収縮チューブ18に対しては離れることができる。
もっとも、一対の側部62間における接続部分11の保持位置に応じて、位置決め凸部66の突出寸法を調整することが好ましい。
また、位置決め凸部66は、接続部分11の延在方向に位置調整可能に側部62に支持されている。
ここでは、側部62の両端部は、角柱状に形成されている。また、側部62の延在方向中間部は、細長い板状部分63を含む形状に形成されている。ここでは、当該板状部分63の一側部に補助板状部分63aが突設され、板状部分63と補助板状部分63aとがL字状をなすように繋がっている。
板状部分63には、その延在方向に沿って延びる長孔63hが形成されている。板状部分63の一方の主面側には、可動体64が配設されている。可動体64は金属等によって形成されており、直方体状に形成されている。また、可動体64には、ネジ孔が形成されている。可動体64のうちネジ孔が形成された側の面を、板状部分63の一方の主面に当接させた状態で、可動体64が板状部分63の一方の主面に向けた姿勢で配設されている。そして、ネジSを長孔63hに挿通させて、その頭部Saを板状部分63の他方の主面に当接させた状態で、ネジSを可動体64のネジ孔に螺合締付けすると、可動体64が板状部分63の一方主面に引寄せられるように当接する。これにより、可動体64が板状部分63の延在方向において一定位置に固定される。また、上記状態でネジSを緩めることで、可動体64が板状部分63の延在方向に沿って移動できる状態となる。そして、可動体64を板状部分63の延在方向の所定位置に移動させた状態で、ネジSを締付けると、当該可動体64をその位置で固定することができる。
上記可動体64のうち一対の側部62の間を向く面に、上記位置決め凸部66が突設されている。このため、上記のように板状部分63の延在方向において可動体64の位置を調整して固定することで、側部62の延在方向における位置決め凸部66の位置を調整することができる。これにより、接続部分11に外装される熱収縮チューブ18Bの位置又は長さ寸法が異なる場合等において、その位置又は長さ寸法に応じて位置決め凸部66の位置を調整することが可能となる。熱収縮チューブ18Bの長さ寸法が比較的短い場合が図6に示され、熱収縮チューブ18Bの長さ寸法が比較的長い場合が図7に示されている。
なお、一対の側部62のうち端子保持部54とは反対側の端部の間に、電線保持部68が設けられている。電線保持部68は、樹脂等によって形成された部材であり、一対の側部62の端部間にネジ止等によって固定されている。電線保持部68の中央部には、電線12を保持可能な電線保持凹部69が形成されている。電線保持凹部69は、電線保持部68の一方主面側に開口するU字溝状に形成されている。そして、端子20の相手側接続部22の先端部を端子保持部54で保持した状態で、当該接続部分11及び電線12が一対の側部62の間を通って延出し、上記電線保持凹部69内に嵌め込まれる。これにより、接続部分11及び電線12が一対の側部62の間においてなるべく一定位置に保持される。
延出部70は、端部保持部52から電線12が延出する向きとは反対側に延出するように設けられている。
延出部70は、金属等によって形成されている。ここでは、延出部70は、偏平な形状、より具体的には、偏平な方形板状に形成されている。ここでは、延出部70は、端子保持本体部55と一体形成された部分であり、端子保持本体部55よりも幅広でかつ薄い板状に形成されている。
延出部70は、丸棒状、角柱状等に形成されていてもよい。もっとも、延出部70が偏平な形状に形成されることによって、一対の環状ベルト34b、44b間において安定した姿勢で保持することができる。また、延出部70は、端子保持本体部55とは別体に形成され、ネジ止等で端子保持本体部等に固定されてもよい。
延出部70の先端部には、樹脂製の把持部74が設けられている。上記延出部70が一対の環状ベルト34b、44bの間に保持された状態で、把持部74は上記熱収縮装置30の外側に飛出すように配設される。ここでは、把持部74の一端部に、延出部70を嵌め込み可能な溝74gが形成されており、当該溝74gに延出部70の側部を嵌め込むことで、延出部70に対して把持部74が固定されている。好ましくは、延出部70と把持部74とがネジ止固定されている。
延出部70は、熱収縮装置30内において加熱部38、48の近くを通るため、耐熱性に優れることが好ましい。このため、上記のように、端子保持本体部55、側部62等と同様に、金属等によって形成される。一方、把持部74は、熱収縮装置30外を通るため、高い耐熱性は要求されない。また、樹脂は、金属と比べて熱伝導性が低い。そこで、樹脂製の把持部74を設けることで、熱収縮加工後、作業者が比較的温度が低い把持部74を容易に把持することができる。
<熱収縮チューブ付電線の製造方法について>
上記収縮加工用治具50を用いた熱収縮チューブ付電線10の製造方法について説明する。
まず、加工対象となる端子付電線10Bに外装される熱収縮チューブ18Bの位置及び長さに応じて、位置決めピン55bの位置が調整された収縮加工用治具50を準備する。そして、図5に示すように、作業者が、端子付電線10B及びその接続部分11に外装された熱収縮チューブ18Bを収縮加工用治具50にセットする。より具体的には、位置決めピン55bを相手側接続部22の孔22hに挿通させつつ、相手側接続部22の先端部を端子収容凹部55a内に嵌め込む。また、接続部分11及び電線12を一対の側部62間に配設し、電線12を電線保持凹部69内に配設する。
この後、図6に示すように、作業者が、保持板58を端子保持本体部55上に重ね、ネジSによって保持板58を端子保持本体部55に固定する。これにより、端子付電線10B及び熱収縮チューブ18Bが収縮加工用治具50にセットされる。この状態では、接続部分11に外装された熱収縮チューブ18Bの両端部は、位置決めピン55bに当接しており、これにより、熱収縮チューブ18Bは一定位置に位置決めされている。
そして、図9に示すように、作業者が、熱収縮装置30の他端側において、延出部70を熱収縮装置30の一側の上下の環状ベルト34b、44b間に挟むと共に、収縮加工用治具50から延出する電線12を熱収縮装置30の他側の上下の環状ベルト34b、44b間に挟む(図6参照)。
そして、両側の環状ベルト34b、44bが循環回転すると、電線12及び延出部70が搬送され、熱収縮チューブ18Bが両側の搬送ベルト機構34間に配設された状態で、熱収縮チューブ18B及び端子付電線10Bが、収縮加工用治具50と共に、熱収縮装置30の他端から一端側の回収用凹部33に向けて搬送される。この際、熱収縮チューブ18Bがその上下から加熱部38、48によって加熱される。これにより、熱収縮チューブ18Bが熱収縮し、接続部分11及びその前後の部分に密着し、端子付電線10Bに熱収縮チューブ18が装着される。
なお、延出部70が上下の環状ベルト34b、44b間で挟まれて搬送される際、延出部70は偏平な板状であるため、その姿勢は安定している。このため、端子付電線10Bの姿勢も安定しており、熱収縮チューブ18Bの加熱状態も安定する。
この熱収縮チューブ付電線10は、回収用凹部33に搬送される。作業者は、把持部74を持って収縮加工用治具50及び熱収縮チューブ付電線10を取出す。そして、ネジSを緩めて保持板58を端子保持本体部55から取外し、熱収縮チューブ付電線10を収縮加工用治具50から取出す。これにより、熱収縮チューブ付電線10を製造することができる。
複数の収縮加工用治具50を準備しておき、上記を連続して行うことで、熱収縮チューブ付電線10を連続的に効率よく製造することができる。
<効果等>
以上のように構成された熱収縮チューブ18Bの収縮加工用治具50及び熱収縮チューブ付電線10の製造方法によると、端子付電線10Bの端子20が端部保持部52によって保持され、熱収縮チューブ18Bが端部保持部52によって位置決めされている。そして、端部保持部52の一方側に電線12が延出し、これとは反対側に延出部70が延出している。
このため、電線12及び延出部70を搬送ベルト機構34、44等で搬送しつつ、接続部分11に外装された熱収縮チューブ18Bを加熱して熱収縮させることが可能であり、電線12と端子20との接続部分11に効率よく熱収縮チューブ18を装着することができる。なお、熱収縮を行う装置は、上記熱収縮装置30に限られない、例えば、2つのチャック部によって、上記延出部70及び電線12を把持し、当該チャック部を移動させることによって、熱収縮チューブ18Bを、加熱部の近くを通過させるような装置を用いることもできる。
また、延出部70は、偏平であるため、延出部70を挟むように保持することで、収縮加工用治具50を安定して保持することが可能となる。これにより、熱収縮チューブ18Bを熱収縮させる際の端子付電線10Bの姿勢が安定し、熱収縮チューブ18Bを安定した態様で熱収縮させることが可能となり、熱収縮チューブ付電線10の品質が安定化する。
また、延出部70の先端部に、樹脂製の把持部74が設けられているため、熱収縮後、比較的早期に、作業者が把持部74を容易に手で持って収縮加工用治具50及び熱収縮チューブ付電線10を取出すことが可能となる。
また、位置決めピン55bによって熱収縮前の熱収縮チューブ18Bを位置決めして熱収縮チューブ18を熱収縮させることが可能である。また、熱収縮後の熱収縮チューブ18からは位置決めピン55bが離れるため、ホットメルト等の止水剤等によって、位置決めピン55bと熱収縮チューブ18とがくっついたり、止水剤等が位置決めピン55bに付着したりすることが抑制される。
また、位置決めピン55bを側部62の延在方向に沿って位置調整することができるため、熱収縮チューブ18Bの位置、長さ等に応じて、位置決めピン55bの位置を調整できる。これにより、各種位置及び長さの熱収縮チューブ18Bを位置決めして、熱収縮作業を行うことが可能であり、汎用性に優れる。
{変形例}
なお、上記実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組合わせることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 熱収縮チューブ付電線
10B 端子付電線
11 接続部分
12 電線
20 端子
30 熱収縮装置
38、48 加熱部
34、44 搬送ベルト機構
50 収縮加工用治具
52 端部保持部
54 端子保持部
55 端子保持本体部
55a 端子収容凹部
55b 位置決めピン
58 保持板
60 チューブ位置決め部
62 側部
63 板状部分
63h 長孔
64 可動体
66 位置決め凸部
70 延出部
74 把持部
P 突出寸法
S ネジ
Sa 頭部

Claims (6)

  1. 電線と端子との接続部分に熱収縮チューブを装着する際に用いられる熱収縮チューブの収縮加工用治具であって、
    一方側に前記電線が延出する態様で前記端子を保持すると共に、前記接続部分に外装された熱収縮前の熱収縮チューブを位置決めする端部保持部と、
    前記端部保持部から前記電線とは反対側に延出する延出部と、
    を備える熱収縮チューブの収縮加工用治具。
  2. 請求項1に記載の熱収縮チューブの収縮加工用治具であって、
    前記延出部は偏平である、熱収縮チューブの収縮加工用治具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の熱収縮チューブの収縮加工用治具であって、
    前記延出部の先端部に、樹脂製の把持部が設けられている、熱収縮チューブの収縮加工用治具。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の熱収縮チューブの収縮加工用治具であって、
    前記端部保持部は、
    前記接続部分を前記一方側に延出させた状態で前記端子の先端部を位置決め保持する端子保持部と、
    前記端子保持部から前記接続部分が延出する側に設けられたチューブ位置決め部と、
    を含み、
    前記チューブ位置決め部は、前記接続部分を両側から挟む位置に設けられた一対の側部と、前記一対の側部の少なくとも一方から内側に向けて突出するように設けられた位置決め凸部とを含み、前記位置決め凸部の突出寸法が、熱収縮前の熱収縮チューブの端部に当接し、熱収縮後の熱収縮チューブに対しては離れる程度の大きさに設定されている、熱収縮チューブの収縮加工用治具。
  5. 請求項4に記載の熱収縮チューブの収縮加工用治具であって、
    前記位置決め凸部が前記接続部分の延在方向に位置調整可能に前記側部に支持されている、熱収縮チューブの収縮加工用治具。
  6. 端子付電線の端子及びその接続部分に外装された熱収縮チューブを、請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の熱収縮チューブの収縮加工用治具の前記端部保持部で保持する工程と、
    前記電線及び前記延出部を搬送しつつ、熱収縮チューブを加熱して熱収縮させる工程と、
    を備える熱収縮チューブ付電線の製造方法。
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JP2021039885A (ja) * 2019-09-03 2021-03-11 矢崎総業株式会社 電線付き端子及びその製造方法

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