JP2017219761A - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法 Download PDF

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理 安田
尾関 孝将
Takamasa Ozeki
孝将 尾関
睦貴 守永
Mutsuki Morinaga
睦貴 守永
山本 斉
Hitoshi Yamamoto
斉 山本
恵子 梶村
Keiko KAJIMURA
恵子 梶村
哲也 武藤
Tetsuya Muto
哲也 武藤
潤 一杉
Jun Ichisugi
潤 一杉
赤藤 昌彦
Masahiko Akafuji
昌彦 赤藤
大杉 友哉
Tomoya Osugi
友哉 大杉
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Abstract

【課題】印刷開始時の待ち時間を低減する。【解決手段】用紙を収容する給紙部13の用紙収容部131と、用紙に画像を形成する画像形成部(作像部12、転写部14)と、用紙上の画像を定着させる定着部15と、を備えた画像形成装置1において、用紙の種類と、該用紙に応じた定着部15での定着温度と、を関連付けて記憶する記憶部と、用紙収容部131に収容されている用紙の定着温度に応じて、定着部15の待機温度を変更制御する制御部10と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置および画像形成装置の制御方法に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置として、電子写真方式を利用した画像形成装置が種々考案されており公知技術となっている。その画像形成プロセスは、像担持体である感光ドラムの表面に静電潜像を形成し、感光ドラム上の静電潜像を現像剤であるトナー等によって現像して可視像化し、現像された画像を転写装置により記録媒体(記録材、用紙、記録紙ともいう)に転写して画像を担持させ、圧力と熱を用いる定着装置(定着部)によって記録媒体上の未定着トナー像を定着する過程により成立している。
定着装置としては、様々な方式のものが提案されており、定着ローラ(定着部材)と、定着ローラに圧接する加圧ローラとを備え、加圧ローラと定着ローラとの圧接によって形成された定着ニップ部(ニップ部ともいう)により、未定着トナー像を担持した記録媒体を挟持搬送しつつ加熱し、定着させるローラ定着方式が知られている。
また、加圧ローラに対向配置される定着ローラと、定着ローラと加熱ローラとの間に張架される無端状の定着ベルト(定着部材)とを備え、加圧ローラと定着ベルトとの圧接によって形成された定着ニップ部にて、定着ベルトを介して加熱ローラの熱を記録媒体に与えることで、未定着トナー像を記録媒体に加圧し、定着させるベルト定着方式が知られている。
定着装置では、記録媒体の種類(材質、厚み、表面状態、等)によって、必要な熱量が異なるため、記録媒体ごとに所定の定着動作時の温度(以下、定着温度)や、印刷速度の設定がなされている。
一方、印刷ジョブ間や画像形成動作を実行していない待機状態(印刷動作の開始前の状態)においては、定着装置は、所定の待機時の温度(以下、待機温度)に設定されており、印刷ジョブが投入された際に、使用される記録媒体に応じて、待機温度から定着温度への加熱または冷却が実行される。
定着温度および待機温度の設定に関し、例えば、特許文献1には、複数ある給紙部のうち定着装置への搬送時間が最も短くなる給紙部からの用紙の搬送時間を基準として、待機温度を設定することが開示されている。
しかしながら、近年、画像形成装置に用いられる記録媒体は、その種類が多種多様化し、使用する定着温度の幅が大きくなっている。このため、待機温度と使用される記録媒体の定着温度との温度差が大きい場合には、印刷開始(印刷ジョブの投入)がされてから印刷が実行されるまでに待ち時間が生じてしまっていた。特許文献1に記載の技術のように、搬送時間に応じて待機時間を設定することでは、十分に対応できず、待ち時間が生じてしまう場合があった。
そこで本発明は、印刷開始時の待ち時間を低減することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、記録媒体を収容する給紙部と、前記記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記記録媒体上の画像を定着させる定着部と、を備えた画像形成装置において、前記記録媒体の種類と、該記録媒体に応じた前記定着部での定着温度と、を関連付けて記憶する記憶部と、前記給紙部に収容されている前記記録媒体の定着温度に応じて、前記定着部の待機温度を変更制御する制御部と、を備えるものである。
本発明によれば、印刷開始時の待ち時間を低減することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す概略構成図である。 画像形成装置の制御部のハードウェア構成図である。
以下、本発明に係る構成を図1から図2に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
本実施形態に係る画像形成装置は、記録媒体(用紙)を収容する給紙部(給紙部13の用紙収容部131)と、記録媒体に画像を形成する画像形成部(作像部12、転写部14等)と、記録媒体上の画像を定着させる定着部(定着部15)と、を備えた画像形成装置(画像形成装置1)において、記録媒体の種類と、該記録媒体に応じた定着部での定着温度と、を関連付けて記憶する記憶部(ROM1012aに記憶される定着温度設定テーブル)と、給紙部に収容されている記録媒体の定着温度に応じて、定着部の待機温度を変更制御する制御部(制御部10)と、を備えるものである。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
(画像形成装置)
本発明に係る画像形成装置の一実施形態について図1および図2を参照して説明する。
図1は画像形成装置の一実施形態を示す概略構成図、図2は画像形成装置の制御部のハードウェア構成図である。
画像形成装置1は、記録媒体の一例としての用紙にトナー像を定着させることにより画像を形成する。画像形成装置1は、図1に示すように制御部10、画像読取部11、作像部12、給紙部13、転写部14、定着部15、排紙部16、および表示・操作部17等を有している。
<制御部>
制御部10は、図2に示すようにCPU(Central Processing Unit)1011、メインメモリ(MEM−P)1012、ノースブリッジ(NB)1013、サウスブリッジ(SB)1014、AGP(Accelerated Graphics Port)バス1015、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)1016、ローカルメモリ(MEM−C)1017、HD(Hard Disk)1018、HDD(Hard Disk Drive)1019、ネットワークI/F102を有している。
CPU1011は、メインメモリ1012に記憶されたプログラムに従って、データを加工・演算したり、画像読取部11、作像部12、給紙部13、転写部14、定着部15、排紙部16の動作を制御したりするものである。
メインメモリ1012は制御部10の記憶領域であり、ROM(Read Only Memory)1012a、RAM(Random Access Memory)1012bを有している。
ROM1012aは、制御部10の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリである。ROM1012aには、後述する、記録媒体の種類と、それに応じた定着温度とを規定した情報テーブル(定着温度設定テーブルという)が記録されている。ROM1012aに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、FD、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。RAM1012bは、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いる。
ノースブリッジ1013は、CPU1011と、メインメモリ1012、サウスブリッジ1014、及びAGPバス1015とを接続するためのブリッジである。サウスブリッジ1014は、ノースブリッジ1013とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。AGPバス1015は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースである。
ASIC1016は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC1016の中核をなすアービタ(ARB)、MEM−C1017を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)からなる。ASIC1016は、PCIバスを介してUSB(Universal Serial Bus)のインターフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースに接続されている。
MEM−C1017は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD1018は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HDD1019は、CPU1011の制御にしたがってHD1018に対するデータの読み出し又は書き込みを制御する。
ネットワークI/F102は、通信ネットワークを介して情報処理装置等の外部機器と情報を送受信する。
<画像読取部>
画像読取部11は、用紙に記載されている画像を光学的に読み取ることにより、画像情報を生成するものである。具体的には、用紙に光を当てて、その反射光をCCD(Charge Coupled Devices)、または、CIS(Contact Image Sensor)等の読取センサで受光することによって画像情報を読み取る。なお、画像情報とは、用紙等の記録媒体に形成させる画像を表す情報であり、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色を示す電気的な色分解画像信号を用いて示されたものである。
画像読取部11は、図1に示すようにコンタクトガラス111、読取センサ112等を有している。コンタクトガラス111は、画像が記載されている用紙が載置されるものである。読取センサ112は、コンタクトガラス111に載置されている用紙に記載されている画像の画像情報を読み取るものである。
<作像部>
作像部12は、画像読取部11によって読み取られた画像情報、またはネットワークI/F102によって受信された画像情報に基づいて転写部14の中間転写ベルト143の表面にトナーを付着させて画像(トナー像)を形成するものである。
作像部12は、シアン(C)色のトナーを有する現像剤を用いてトナー像を形成する画像形成ユニット120C、マゼンタ(M)色のトナーを用いてトナー像を形成する画像形成ユニット120M、イエロー(Y)色のトナーを用いてトナー像を形成する画像形成ユニット120Y、ブラック(K)色のトナーを用いてトナー像を形成する画像形成ユニット120K、およびクリア(T)トナーを用いてトナー像を形成する画像形成ユニット120Tを備えている。
なお、以降ではC色トナー、M色トナー、Y色トナー、K色トナーのいずれか一以上のトナーを有色トナーという。それぞれの有色トナーは、顔料や染料等の色材を含有した帯電性をもった樹脂粒子である。
また、クリアトナーとは、無色透明のトナーであり、記録媒体に付着された有色トナーに付着されるとその有色トナーを視認できるように構成された樹脂粒子である。また、クリアトナーは記録媒体に付着されるとその記録媒体を視認できる樹脂粒子である。クリアトナーは、たとえば、低分子量のポリエステル樹脂に二酸化ケイ素(SiO)や二酸化チタン(TiO)を外添することによって生成される。なお、クリアトナーは記録媒体または記録媒体上に付着された有色トナーを視認できる程度の量であれば、色材を含んでいてもよい。
以降では、画像形成ユニット120C、画像形成ユニット120M、画像形成ユニット120Y、画像形成ユニット120K、画像形成ユニット120Tのうち任意の画像形成ユニットを「画像形成ユニット120」と表す。
画像形成ユニット120Cは、現像剤収容部121C、感光体ドラム122C、帯電部123C、露光部124C、現像部125C、除電部126C、清掃部127C、および感光体表面電位検知部128Cを備えている。
現像剤収容部121Cは、C色のトナーを収容しており、現像部125Cに対してC色のトナーを供給するものである。現像剤収容部121Cに収容されているトナーは、現像剤収容部121C内の搬送スクリューが駆動することによって所定の量だけ現像部125Cに供給される。
感光体ドラム122Cは、帯電部123Cにより表面が一様に帯電され、制御部10から受け取った画像情報に基づき、露光部124Cによって表面に静電潜像が形成されるものである。また、感光体ドラム122Cは、静電潜像が形成された表面に、現像部125Cがトナーを付着させることによってトナー像が形成される。また、感光体ドラム122Cは、中間転写ベルト143に接するように設けられ、中間転写ベルト143との接点で中間転写ベルト143の移動方向と同じ方向に回転するように設けられている。
帯電部123Cは、感光体ドラム122Cの表面を一様に帯電させる。露光部124Cは、帯電部123Cによって帯電された感光体ドラム122Cの表面に、制御部10によって決定されたC色の網点面積率に基づいて光を照射して静電潜像を形成する。現像部125Cは、露光部124Cによって感光体ドラム122Cの表面に形成された静電潜像に対して現像剤収容部121Cに収容されているC色のトナーを付着させることによって現像し、トナー像を形成する。
除電部126Cは、中間転写ベルト143に画像が転写された後の感光体ドラム122Cの表面を除電する。清掃部127Cは、除電部126Cによって除電された感光体ドラム122Cの表面に残った転写残トナーを除去する。
感光体表面電位検知部128Cは、感光体ドラム122Cに非接触で設けられ、露光後の感光体ドラム122Cの表面電位を検知する。
画像形成ユニット120Mは、現像剤収容部121M、感光体ドラム122M、帯電部123M、露光部124M、現像部125M、除電部126M、清掃部127Mおよび感光体表面電位検知部128Mを備えている。現像剤収容部121Mは、M色のトナーを収容している。感光体ドラム122M、帯電部123M、露光部124M、現像部125M、除電部126M、清掃部127M、感光体表面電位検知部128M、は、それぞれ感光体ドラム122C、帯電部123C、露光部124C、現像部125C、除電部126C、清掃部127C、感光体表面電位検知部128Cと同様の機能であるため、それらの説明を省略する。
画像形成ユニット120Yは、現像剤収容部121Y、感光体ドラム122Y、帯電部123Y、露光部124Y、現像部125Y、除電部126Y、清掃部127Yおよび感光体表面電位検知部128Yを備えている。現像剤収容部121Yは、Y色のトナーを収容している。感光体ドラム122Y、帯電部123Y、露光部124Y、現像部125Y、除電部126Y、清掃部127Y、感光体表面電位検知部128Y、は、それぞれ感光体ドラム122C、帯電部123C、露光部124C、現像部125C、除電部126C、清掃部127C、感光体表面電位検知部128Cと同様の機能であるため、それらの説明を省略する。
画像形成ユニット120Kは、現像剤収容部121K、感光体ドラム122K、帯電部123K、露光部124K、現像部125K、除電部126K、清掃部127Kおよび感光体表面電位検知部128Kを備えている。現像剤収容部121Kは、K色のトナーを収容している。感光体ドラム122K、帯電部123K、露光部124K、現像部125K、除電部126K、清掃部127K、感光体表面電位検知部128Kは、それぞれ感光体ドラム122C、帯電部123C、露光部124C、現像部125C、除電部126C、清掃部127C、感光体表面電位検知部128Cと同様の機能であるため、それらの説明を省略する。
画像形成ユニット120Tは、現像剤収容部121T、感光体ドラム122T、帯電部123T、露光部124T、現像部125T、除電部126T、清掃部127Tおよび感光体表面電位検知部128Tを備えている。現像剤収容部121Tは、クリアトナーを収容している。感光体ドラム122T、帯電部123T、露光部124T、現像部125T、除電部126T、清掃部127T、感光体表面電位検知部128Tは、それぞれ感光体ドラム122C、帯電部123C、露光部124C、現像部125C、除電部126C、清掃部127C、感光体表面電位検知部128Cと同様の機能であるため、それらの説明を省略する。
なお、以降では、現像剤収容部121C、現像剤収容部121M、現像剤収容部121Y、現像剤収容部121K、現像剤収容部121Tのうち任意の現像剤収容部を「現像剤収容部121」と表す。また、感光体ドラム122C、感光体ドラム122M、感光体ドラム122Y、感光体ドラム122K、感光体ドラム122Tのうち任意の感光体ドラムを「感光体ドラム122」と表す。また、帯電部123C、帯電部123M、帯電部123Y、帯電部123K、帯電部123Tのうち任意の帯電部を「帯電部123」と表す。また、露光部124C、露光部124M、露光部124Y、露光部124K、露光部124Tのうち任意の露光部を「露光部124」と表す。また、現像部125C、現像部125M、現像部125Y、現像部125K、現像部125Tのうち任意の現像部を「現像部125」と表す。また、除電部126C、除電部126M、除電部126Y、除電部126K、除電部126Tのうち任意の除電部を「除電部126」と表す。また、清掃部127C、清掃部127M、清掃部127Y、清掃部127K、清掃部127Tのうち任意の清掃部を「清掃部127」と表す。また、感光体表面電位検知部128C、感光体表面電位検知部128M、感光体表面電位検知部128Y、感光体表面電位検知部128K、感光体表面電位検知部128Tのうち任意の感光体表面電位検知部を「感光体表面電位検知部128」と表す。
<給紙部>
給紙部13は、転写部14に対して用紙を供給するものである。給紙部13は、用紙収容部131、給紙ローラ132、給紙ベルト133、およびレジストローラ134を備えている。
用紙収容部131は、記録媒体の一例である用紙を収容する給紙トレイである。給紙ローラ132は、用紙収容部131に収容されている用紙を給紙ベルトの方へ移動させるために回転するように設けられている。このように設けられている給紙ローラ132は、収容されている用紙のうち最上段にある用紙を一枚ずつ取り出し、給紙ベルトに載置する。
給紙ベルト133は、給紙ローラ132によって取り出された用紙を転写部14に搬送する。レジストローラ134は、後述する中間転写ベルト143のトナー像が形成されている部分が転写部14に到達されるタイミングで給紙ベルト133によって搬送された用紙を送り出すものである。
<転写部>
転写部14は、作像部12によって感光体ドラム122に形成された画像を中間転写ベルト143に転写し(一次転写)、中間転写ベルト143に転写された画像を用紙に転写する(二次転写)ものである。
転写部14は、駆動ローラ141、従動ローラ142、中間転写ベルト143、一次転写ローラ144C、144M、144Y、144K、144T、二次転写ローラ145、二次対向ローラ146、画像濃度検知部147を備えている。
駆動ローラ141は、従動ローラ142とともに中間転写ベルト143を掛け渡すものである。駆動ローラ141が駆動し回転することによって、掛け渡されている中間転写ベルト143が移動する。従動ローラ142は、駆動ローラ141とともに中間転写ベルト143を掛け渡すものである。従動ローラ142は、駆動ローラ141が回転し、中間転写ベルト143が移動するとともに回転する。
中間転写ベルト143は、駆動ローラ141および従動ローラ142を含む複数のローラに掛け渡され、駆動ローラ141の回転とともに感光体ドラム122に接しながら移動するものである。中間転写ベルト143が感光体ドラム122に接しながら移動することによって、感光体ドラム122に形成された画像が中間転写ベルト143の表面に転写される。
一次転写ローラ144C、144M、144Y、144K、144Tは、中間転写ベルト143を挟んで、それぞれ感光体ドラム122C、122M、122Y、122K、122Tと対向して備えられ、中間転写ベルト143を移動させるように回転する。二次転写ローラ145は、二次対向ローラ146との間に中間転写ベルト143と用紙を挟みこんで回転する。二次対向ローラ146は、二次転写ローラ145との間に中間転写ベルト143と用紙を挟みこんで回転する。画像濃度検知部147は、例えば、フォトセンサからなり、中間転写ベルト143上の各色のトナー付着量を検知する。
<定着部>
定着部15は、転写部14によって用紙に転写されたトナーを定着させる。定着とは、トナーに熱と圧力を同時に加えることによってトナーの樹脂成分を用紙に溶着させることである。転写部14によって用紙に転写されたトナーに定着処理が行われることによって、用紙上のトナーの状態は安定したものとなる。
定着部15は、搬送ベルト151、定着ベルト152、定着ローラ153、定着ベルト搬送ローラ154、加圧ローラ155、発熱部156、温度センサ157を有している。
搬送ベルト151は、転写部14によってトナーが転写された用紙を定着ローラ153、加圧ローラ155に向けて搬送する。定着ベルト152は、定着ローラ153と定着ベルト搬送ローラ154とに掛け渡され、それらのローラが回転することによって移動する。定着ローラ153は、対向して設置されている加圧ローラ155との間で、搬送ベルト151に搬送された用紙を挟みこんで、用紙を加熱・加圧する。
定着ベルト搬送ローラ154は、定着ローラ153とともに定着ベルト152を掛け渡すものであり、定着ベルト搬送ローラ154が回転することによって定着ベルト152の移動させる。加圧ローラ155は、定着ローラ153に対向して設置されるものであり、定着ローラ153との間のニップ部に搬送された用紙を挟みこむ。
発熱部156は、定着ローラ153の内部に設置され、制御部10により出力制御されて発熱する。定着動作時には、定着温度となるように、発熱部156の出力制御がなされ、定着ローラ153を介して用紙を加熱する。発熱部156としては、例えば、ハロゲンヒータやカーボンヒータ等を用いることができる。また、発熱部156として、誘導加熱手段(IH加熱手段)を用いることもできる。
制御部10による発熱部156の出力制御は、定着ベルト152の表面に対向する位置に設けられるサーモパイル等の温度センサ157によるベルト表面温度の検出結果に基づいてなされる。すなわち、温度センサ157の検出結果が制御部10に入力され、制御部10では、これに基づいて、発熱部156の出力を制御する。なお、温度センサ157の設置位置および設置数は、図1の例に限られるものではなく、加圧ローラ155の温度を検出する温度センサや、定着ローラ153の温度を検出する温度センサ等を設けるとともに、これに基づいて発熱部156の制御をしてもよい。
また、図1に示す定着部15の構成は一例であって、例えば、図1のようなベルト定着方式において、定着ベルト搬送ローラ154内に発熱部を設けて、定着ベルト搬送ローラ154を加熱ローラとする構成や、定着ベルト152を有さずに定着ローラ153と加圧ローラ155でニップ部を形成するローラ方式の定着部15など、種々の構成の定着部15を適用することができる。
<排紙部>
排紙部16は、定着部15でトナーが定着された用紙を画像形成装置1から排出するものであり、排紙ベルト161、排紙ローラ162、排紙口163、および用紙収容部164を有している。
排紙ベルト161は、定着部15によって定着処理された用紙を排紙口163に向けて搬送する。排紙ローラ162は、排紙ベルト161によって搬送された用紙を排紙口163から排出し、用紙収容部164に収容する。用紙収容部164は、排紙ローラ162によって排出された用紙を収容する。
<表示・操作部>
表示・操作部17は、パネル表示部171および操作部172を有している。パネル表示部171には設定値や選択画面等が表示される。また、パネル表示部171は、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等である。操作部172は、画像形成にかかる諸条件を受け付けるテンキー、複写開始指示を受け付けるスタートキー等のユーザが入力をするために操作を行うものである。
(待機温度制御)
次に、本実施形態に係る画像形成装置1による定着部15の待機温度の制御について説明する。
先ず、ユーザは、給紙部13の用紙収容部131に用紙を新たにセットした際や、使用する用紙の種類を変更した際に、表示・操作部17の操作部172から用紙種類の選択処理を行う。用紙種類の選択処理は、例えば、パネル表示部171にメニュー画面が表示された状態から、操作部172を操作して、用紙種類の選択処理を選択するものである。用紙の種類とは、例えば、用紙の銘柄である。
そして、ユーザは、パネル表示部171に表示された用紙種類の選択画面から、使用する用紙を選択する。そして、操作部172にて用紙が選択されると、制御部10は、ROM1012aに記憶されている定着温度設定テーブルを読み出して、選択された用紙に応じた定着温度を読み取り、該定着温度に応じた待機温度となるように、定着部15の発熱部156の出力を制御する。
例えば、定着温度が150℃の用紙がセットされた場合、待機温度を変更し、150℃に制御する。なお、ここでは、待機温度が定着温度と同一になるように目標温度を設定しているが、必ずしも目標温度を定着温度に一致させる必要はなく、定着温度の近傍の値としてもよいのは勿論である。
このように、用紙収容部131に用紙が収容されて、用紙が選択された際に、待機温度を、収容された用紙の定着温度と同じ温度に変更しておくことで、印刷開始時に定着温度まで温度調整をするため時間(待ち時間)を短縮することができる。
ここで、定着温度は、印刷開始時から、その用紙について設定された定着温度となるように温度制御がなされるものである。このため、印刷開始時の待機温度が定着温度よりも低い場合は、発熱部156の出力を上げることで、温度を高くする制御がなされる。温度を高くすることは、比較的容易であり、時間もかからない。
一方で、例えば、定着温度の高い厚紙を通紙した後に定着温度の低い薄紙を通紙する場合のように、印刷開始時の待機温度が定着温度よりも高い場合であって、定着部15が冷却機構を有していない場合、定着部15の冷却は、発熱部156による加熱を停止または出力を下げることで冷却がなされるものであるため、温度を下げるのは時間がかかる。
そこで、本実施形態に係る画像形成装置1では、印刷開始時から定着温度まで温度を下げるのではなく、用紙がセットされた段階で、待機温度を定着温度と同等まで下げておくことで、印刷開始時からの待ち時間を短縮することが可能となる。
表1に、用紙収容部131に定着温度150℃の用紙が収容された場合において、印刷前の待機温度(待機温度150℃)を用紙の定着温度と同一となるように制御した場合(待機温度制御あり)と、印刷前の待機温度(待機温度170℃)を制御していない場合(待機温度制御なし)における、印刷開始から印刷終了までの所要時間(1回目〜5回目、単位:秒[sec])についての実施結果を示す。
表1より、待機温度制御ありの場合の方が、印刷の所要時間を短縮できることがわかる。これは、冷却のための待機時間を削減しているからである。本制御方法は、特に、用紙収容部131にセットされた用紙の定着温度が低い場合に、有効である。
なお、定着部15が冷却機構を備える場合は、用紙のセット時に、冷却機構により、待機温度を定着温度まで下げる制御をすればよい。
また、図1では、給紙部13が1つの用紙収容部131を備える例を示しているが、画像形成装置1が複数の用紙収容部131を備え、複数種類の用紙を収容可能である場合、収容される用紙ごとに定着温度が異なることとなる。なお、複数の異なる用紙が収容される際も、トレイごとに、どの種類の用紙が収容されているかの用紙種類の選択処理がなされる。
複数の用紙収容部131を備える場合は、収容されている複数の用紙のうち、最も定着温度が低い用紙の定着温度に併せて、待機温度を変更しておくことが好ましい。上記のように、印刷開始後に温度を上昇させることは容易であるが、温度を下げるためには時間がかかるため、予め最も低いものに応じた待機温度としておくことで、待ち時間を短縮可能となるためである。
また、収容されている用紙(1つの場合も複数の場合も含む)の定着温度が高い場合、待機温度として、その高い温度の値としておくと、消費電力が大きくなってしまうことが考えられる。そこで、待機温度には、所定の上限値を設けておくことが好ましい。上限値よりも高い値の定着温度の用紙を使用する場合には、印刷開始後に不足している温度分を上昇させるようにすればよい。これにより、消費電力の増大を抑えることができる。
以上説明した本実施形態に係る画像形成装置1によれば、用紙がセットされた際に、定着部15の待機温度を、セットされた用紙の定着温度に応じた温度に予め制御しておくことにより、印刷開始時の待ち時間を低減することができる。
なお、用紙種類の選択処理は、画像形成装置1と接続された他の装置から選択するようにしてもよいのは勿論であり、また、ユーザやメンテナンス事業者に新たな用紙の種類と、その定着温度を追加可能としてもよいのは勿論である。追加された用紙とその定着温度は、定着温度設定テーブルに追加される。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
1 画像形成装置
10 制御部
11 画像読取部
12 作像部
13 給紙部
14 転写部
15 定着部
16 排紙部
17 表示・操作部
102 ネットワークI/F
111 コンタクトガラス
112 読取センサ
120 画像形成ユニット
121 現像剤収容部
122 感光体ドラム
123 帯電部
124 露光部
125 現像部
126 除電部
127 清掃部
128 感光体表面電位検知部
131 用紙収容部
132 給紙ローラ
133 給紙ベルト
134 レジストローラ
141 駆動ローラ
142 従動ローラ
143 中間転写ベルト
144 一次転写ローラ
145 二次転写ローラ
146 二次対向ローラ
147 画像濃度検知部
151 搬送ベルト
152 定着ベルト
153 定着ローラ
154 定着ベルト搬送ローラ
155 加圧ローラ
156 発熱部
157 温度センサ
161 排紙ベルト
162 排紙ローラ
163 排紙口
164 用紙収容部
171 パネル表示部
172 操作部
1011 CPU
1012 メインメモリ
1012a ROM
1012b RAM
1013 ノースブリッジ
1014 サウスブリッジ
1015 AGPバス
1016 ASIC
1017 ローカルメモリ
1018 HD
1019 HDD
特開2012−141451号公報

Claims (6)

  1. 記録媒体を収容する給紙部と、
    前記記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記記録媒体上の画像を定着させる定着部と、を備えた画像形成装置において、
    前記記録媒体の種類と、該記録媒体に応じた前記定着部での定着温度と、を関連付けて記憶する記憶部と、
    前記給紙部に収容されている前記記録媒体の定着温度に応じて、前記定着部の待機温度を変更制御する制御部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記給紙部を複数有しており、
    前記制御部は、複数の前記給紙部に収容された記録媒体のうち、最も定着温度の低い記録媒体の定着温度に応じて、前記定着部の待機温度を変更制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 各種の操作を受け付ける操作部を備え、
    前記制御部は、前記操作部から前記給紙部に収容された記録媒体についての情報が入力された際に、前記記録媒体の定着温度に応じて、前記定着部の待機温度を変更制御することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記定着部の待機温度に上限値を設け、前記給紙部に収容されている前記記録媒体の定着温度が、前記上限値を超える場合でも、前記上限値を前記定着部の待機温度とすることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記給紙部に収容されている前記記録媒体の定着温度と同一温度に、前記定着部の待機温度を変更制御することを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 記録媒体を収容する給紙部と、
    前記記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記記録媒体上の画像を定着させる定着部と、を備えた画像形成装置の制御方法において、
    前記記録媒体の種類と、該記録媒体に応じた前記定着部での定着温度と、を関連付けて記憶するとともに、
    前記給紙部に収容されている前記記録媒体の定着温度に応じて、前記定着部の待機温度を変更制御することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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