JP2017219683A - プラスチック光ファイバリボン - Google Patents

プラスチック光ファイバリボン Download PDF

Info

Publication number
JP2017219683A
JP2017219683A JP2016113630A JP2016113630A JP2017219683A JP 2017219683 A JP2017219683 A JP 2017219683A JP 2016113630 A JP2016113630 A JP 2016113630A JP 2016113630 A JP2016113630 A JP 2016113630A JP 2017219683 A JP2017219683 A JP 2017219683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
plastic
fiber ribbon
wire
plastic optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016113630A
Other languages
English (en)
Inventor
木元 長和
Nagakazu Kimoto
長和 木元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP2016113630A priority Critical patent/JP2017219683A/ja
Priority to KR1020170069124A priority patent/KR20170138349A/ko
Priority to US15/613,501 priority patent/US10268008B2/en
Publication of JP2017219683A publication Critical patent/JP2017219683A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4403Optical cables with ribbon structure
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/443Protective covering
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4479Manufacturing methods of optical cables
    • G02B6/448Ribbon cables
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/02033Core or cladding made from organic material, e.g. polymeric material

Abstract

【課題】プラスチック光ファイバを引張り強度が良好な状態で使用できる光ファイバリボンを提供する。
【解決手段】プラスチック光ファイバ心線1の1本以上と、ヤング率が3000MPa以上であるプラスチック線2の1本以上が、それぞれの中心軸が同一平面上で互いに平行となるように配され、一括被覆3により一体化されていることを特徴とするプラスチック光ファイバリボン10。
【選択図】 図1

Description

本発明はプラスチック光ファイバリボンに関する。
プラスチック光ファイバの使用形態として、特許文献1には図4に示す構造の光ファイバケーブルが開示されている。この光ファイバケーブルは、プラスチック光ファイバ51を補強層52で被覆し、さらにカラーコート層などの樹脂層53で被覆してプラスチック光ファイバ心線54とし、これを4本平行に配置して一括被覆55を施して光ファイバリボン56とし、さらに最外被覆層57で被覆したものである。
光ファイバケーブルの強度を向上させるために、最外被覆層57内にテンションメンバー(図示せず)などの補強材を含有させてもよいことが記載されている。
このような光ファイバケーブルを機器等に接続する際には、先端部分の最外被覆層57を除去して光ファイバリボン56およびテンションメンバーをそれぞれ取り出し、光ファイバリボン56を機器等と接続させて固定するとともに、テンションメンバーを適当な部位に固定することが必要である。
特開2014−205780号公報
プラスチック光ファイバは、ガラス製の光ファイバに比べて引張り強度が弱いため、引張り強度の向上は重要な課題である。従来の構造では接続後、使用中の引張り強度が必ずしも十分とは言えず、さらなる改善が求められる。
本発明の目的は、プラスチック光ファイバを引張り強度が良好な状態で使用できる光ファイバリボンを提供することにある。
本発明は以下のプラスチック光ファイバリボンを提供する。
[1]プラスチック光ファイバ心線の1本以上と、ヤング率が3000MPa以上であるプラスチック線の1本以上が、それぞれの中心軸が同一平面上で互いに平行となるように配され、一括被覆により一体化されていることを特徴とするプラスチック光ファイバリボン。
[2]前記プラスチック光ファイバ心線のヤング率が750〜2500MPaである、[1]のプラスチック光ファイバリボン。
[3]前記プラスチック線の外径が、前記プラスチック光ファイバ心線の外径より大きく、その差が10〜110μmである、[1]または[2]のプラスチック光ファイバリボン。
[4]前記プラスチック光ファイバ心線を2本以上有し、該プラスチック光ファイバ心線の外面が互いに接している、[1]〜[3]のいずれかのプラスチック光ファイバリボン。
本発明のプラスチック光ファイバリボンによれば、プラスチック光ファイバを引張り強度が良好な状態で使用できる。
本発明のプラスチック光ファイバリボンの一実施形態を示す断面図である。 側圧による損失増加量の測定方法を説明するための概略構成図である。 プラスチック光ファイバリボンの伸び量の測定結果を示すグラフである。 従来の光ファイバケーブルの例を示す断面図である。
本明細書において、プラスチック線のヤング率、および光ファイバ心線のヤング率は以下の方法で得られる値である。
JIS−C6837に準じ、島津製作所製の引張試験機オートグラフAG−IS(製品名)を用い、試料長100mm、引張速度100mm/min、測定数n=5にて測定を実施し、応力−ひずみ曲線を得る。得られた応力−ひずみ曲線のひずみ量ε1=0.1%及びε2=1%の2点間に対応する応力−ひずみ曲線の傾きからヤング率を算出する。
本明細書において、一括被覆のヤング率は以下の方法で得られる値である。
JIS−K7161に準じ、試験片はJIS−K7127タイプ5に準拠したものを使用してヤング率を測定する。試験片は、一括被覆を形成する材料を所定の形状に成形し、硬化させて作製する。硬化条件は0.3J/cm、空気中硬化で、膜厚は250μmとする。
図1は本発明のプラスチック光ファイバリボンの一実施形態を示したものである。符号1はプラスチック光ファイバ心線(以下、光ファイバ心線ともいう。)、符号2はプラスチック線、符号3は一括被覆、符号10はプラスチック光ファイバリボン(以下、光ファイバリボンともいう。)を示す。
本実施形態の光ファイバリボン10は、2本の光ファイバ心線1と、2本のプラスチック線2を平行かつ一列に配し、これらの外周に一括被覆3を施して一体化したものである。光ファイバ心線1およびプラスチック線2の中心軸は同一平面上に存在し、互いに平行である。
図1において、光ファイバ心線1の長さ方向をZ方向(図示せず)、Z方向に垂直な断面において光ファイバ心線1およびプラスチック線2の中心を結ぶ直線方向をX方向、Z方向およびX方向に垂直な方向をY方向とする。X方向を光ファイバリボン10の幅方向、Y方向を光ファイバリボン10の厚さ方向ともいう。
2本の光ファイバ心線1は隣接して配置されており外面が互いに接している。これら2本の光ファイバ心線1を挟むように、2本のプラスチック線2が外側に配されている。隣接する光ファイバ心線1とプラスチック線2とは外面が互いに接している。
本発明において光ファイバ心線またはプラスチック線の外面が互いに接しているとは、製造誤差の許容範囲として、隣接する光ファイバ心線またはプラスチック線の外面間の最短距離が5μm以下であることを意味する。
本実施形態において、一括被覆3は光ファイバ心線1およびプラスチック線2の外面に追従する形状に形成されており、光ファイバリボン10の厚さ方向(Y方向)の両側の外面に凹溝11が形成されている。
本実施形態の光ファイバ心線1は、1本のプラスチック光ファイバ1aと、その外周を被覆する補強層1bとからなる。必要に応じて、補強層1bの周囲にさらに他の被覆層を設けてもよい。
プラスチック光ファイバ1aはコア−クラッドから構成されるもので、公知のものを使用できる。屈折率分布型(GI型)光ファイバ、段階屈折率型(SI型)光ファイバのいずれでもよい。シングルモード光ファイバ、マルチコア光ファイバのいずれでもよい。
プラスチック光ファイバ1aの材料として、例えばフッ素系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、シクロオレフィン系樹脂が挙げられる。
補強層1bの材料は公知のものを使用できる。例えばアクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、フッ化ビニリデン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、紫外線硬化型ウレタンアクリレート系樹脂、シクロオレフィン系樹脂が挙げられる。
光ファイバ心線1が補強層1bの周囲に他の被覆層を有する場合、他の被覆層の材料は公知のものを使用できる。例えば紫外線硬化型エポキシアクリレート系樹脂や電子線硬化型エポキシアクリレート樹脂が挙げられる。
光ファイバ心線1の外径は特に限定されない。例えば200〜750μmが好ましく、245〜400μmがより好ましい。
光ファイバ心線1のヤング率は、750〜2500MPaであることが好ましく、1000〜2500MPaがより好ましく、1200〜2500MPaがさらに好ましく、1400〜2000MPaが特に好ましい。光ファイバ心線1のヤング率が上記範囲の下限値以上であると、光ファイバリボンの取扱い時に損失増加などの問題が発生し難く、上限値以下であると光ファイバ心線の伝送損失の増加を抑えられる。
プラスチック線2はプラスチック材料からなる。プラスチック線2のヤング率は3000MPa以上であり、4000MPa以上が好ましく、6000MPa以上がより好ましく、8000MPa以上が特に好ましい。
プラスチック線2のヤング率が上記下限値以上であると、光ファイバリボン10が長さ方向の引張り力を受けたときの損失増加を抑える効果に優れる。
プラスチック線2のヤング率の上限値は特に限定されないが、リボン製造時の被覆安定性の点からは15000MPa以下が好ましく、12000MPa以下がより好ましい。
プラスチック線2の外径は200〜800μmが好ましく、250〜450μmがより好ましい。
光ファイバ心線1の外径とプラスチック線2の外径との差の絶対値は0〜110μmが好ましく、0〜100μmがより好ましく、10〜50μmがさらに好ましい。
特に、プラスチック線2の外径が、プラスチック光ファイバ心線1の外径より大きいと、光ファイバリボン10の厚さ方向から側圧が加わったときに、光ファイバ心線1へ伝わる応力を緩和する効果に優れる点で好ましい。この場合のプラスチック線2とプラスチック光ファイバ心線1との外径の差は10μm以上が好ましく、20μm以上がより好ましく、50μm以上がさらに好ましい。該外径の差の上限値は、リボン加工時の被覆安定性の点からは110μm以下が好ましく、100μm以下がより好ましく、50μm以下がさらに好ましく、10μm以下が特に好ましい。
プラスチック線2は光伝送機能を有さない。均一なプラスチック材料で構成されることが好ましい。例えばプラスチック材料の延伸体が好ましい。プラスチック線2を構成するプラスチック材料は硬化後のヤング率が上記の範囲内であればよく、延伸可能であるものが好ましい。
例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート等が好ましく用いられる。
プラスチック線2に透明性が要求される場合には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネートが好ましい。
一括被覆3の材料としては、例えばウレタンアクリレート等の紫外線硬化型樹脂、電子線硬化型樹脂、エポキシアクリレート等の紫外線硬化型樹脂、電子線硬化型樹脂が好ましい。
一括被覆3に透明性が要求される場合には、ウレタンアクリレート系の樹脂が好ましい。
一括被覆3のヤング率は400〜1000MPaが好ましく、500〜800がより好ましい。一括被覆3のヤング率が上記範囲の下限値以上であるとリボン取扱い時に分離などの問題が発生し難く、上限値以下であると光ファイバ心線のリボン化後の伝送損失の増加を抑えられる。
一括被覆3の厚みは、光ファイバ心線1の中心を通るY方向における一括被覆3の厚さをy1、プラスチック線2の中心を通るY方向における一括被覆3の厚さをy2、光ファイバ心線1およびプラスチック線2の中心を通るX方向における一括被覆3の厚さをx1とすると、y1およびy2は3〜50μmが好ましく、5〜20μmがより好ましく、5〜10μmがさらに好ましい。y1とy2は同じであってもよく、異なっていてもよい。x1は3〜50μmが好ましく、5〜20μmがより好ましく、5〜10μmがさらに好ましい。
光ファイバリボン10は、光ファイバ心線1とプラスチック線2を平行かつ一列に整列させた状態で、これらの外周に樹脂を塗布し硬化させて一括被覆3を形成することで製造できる。樹脂の塗布は、コーティングダイに光ファイバ心線1およびプラスチック線2を入線して走行させる方法で行うことができる。コーティングダイの出口の金型形状によって、光ファイバリボン10の断面形状を制御できる。
本実施形態の光ファイバリボン10は、光ファイバ心線1と高ヤング率のプラスチック線2とが一体化されているため、引張り強度に優れる。また光ファイバ心線1とプラスチック線2とを分離することなく、光ファイバリボン10の状態で機器等との接続に使用できるため、接続後、使用中の引張り強度にも優れる。
プラスチック線2を透明性が高いプラスチックを用いて構成することにより、透明性の高い光ファイバリボン10を実現できる。あるいは、必要に応じて、プラスチック線2を所望の色調に着色することも容易である。
なお、本実施形態の光ファイバリボンは、2本の光ファイバ心線と、2本のプラスチック線を備えるが、光ファイバ心線は1本でもよく3本以上でもよい。光ファイバ心線を2本以上備えると、多芯一括接続が可能な光ファイバリボンが得られる。光ファイバ心線を2本以上備える場合に、これらの光ファイバ心線の外面が互いに接していると、多芯一括接続における軸合せが容易な点で好ましい。光ファイバリボンを構成する光ファイバ心線の数の上限は特に限定されないが、ケーブル細径化の点からは8本以下が好ましく、4本以下がより好ましい。
プラスチック線は1本でもよく3本以上でもよい。本実施形態においてプラスチック線は、光ファイバ心線の外側に配置されているが、光ファイバ心線と光ファイバ心線との間にプラスチック線が配置されていてもよい。光ファイバリボンを構成するプラスチック線の数の上限は特に限定されないが、リボン化時の被覆安定性の点からは5本以下が好ましく、3本以下がより好ましい。プラスチック線の外面は、これに隣接する光ファイバ心線またはプラスチック線の外面と接していてもよく、接していなくてもよい。
本実施形態の光ファイバリボンは、光ファイバリボンの厚さ方向の両側の外面に凹溝11が形成されているが、厚さ方向の両側の外面の一方または両方が、凹溝11を有しない平坦面であってもよい。少なくとも一方の外面に凹溝11が形成されていると、V溝を有する固定部材を用いる場合に該V溝への位置合わせが容易である。
以下に実施例を用いて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
<測定方法>
[引張力による損失増加量]
島津製作所製の引張試験機オートグラフAG−IS(製品名)を用い、JIS−C6823に準じて引張力による損失増加量を測定した。まず、測定対象の光ファイバリボン(以下、被測定サンプルという。)を6mの長さに切断したものを用意し、その両端をそれぞれ引張試験機のマンドレル(直径150mm)に3周巻いて固定した。両マンドレル間の距離は1mである。被測定サンプルの一方の末端は、励振装置を介して波長850nmのLED光源に接続し、他方の末端は受光器に接続した。初期パワーP0、および所定の引張り力を加えた際の光パワーP1を測定し、その差から、引張り力を負荷した際の光損失を算出した。
[伸び量]
JIS−C6837に準じ、上記引張力による損失増加量の測定時における応力/ひずみ曲線を得た。得られた応力/ひずみ曲線から被測定サンプルの伸び量を算出した。
[側圧による損失増加量]
図2に示す装置を用い、JIS−C6821に準じて側圧負荷による損失増加量を測定した。まず、被測定サンプル40を3mの長さに切断したものを用意し、その中央部を一対のプレート41、42で挟むとともに、一方のプレート41の外面に沿って被測定サンプル40をU字状に曲げた。被測定サンプル40の長さ方向における、プレート41、42の平坦面の長さは100mm、プレート両端の曲面41aの曲率半径は5mmとした。すなわち被測定サンプル40の曲げ半径は5mmとした。被測定サンプル40の一方の末端は、励振装置(図示略)を介して波長850nmのLED光源43に接続し、他方の末端は受光器44に接続した。まず初期パワーP0を測定し、次いでプレート41、42によって50N/100mmの荷重(側圧)を加えた際の光パワーP1を測定し、その差から、側圧を負荷した際の光損失を算出した。
(実施例1)
光ファイバ心線を2本と、プラスチック線(材質:PET)を2本用いて、図1に示す構造の光ファイバリボンを製造した。光ファイバ心線およびプラスチック線の外径とヤング率は表1の通りである(以下、同様。)。
一括被覆の材質は紫外線硬化型ウレタンアクリレート系樹脂、ヤング率は560MPaである。一括被覆の厚さは、凹溝以外の部分はほぼ均一であり5μmとした。
得られた光ファイバリボンについて、上記の方法で引張り力による損失増加量を測定した結果を表1に示す(以下、同様。)。
また、上記の方法で伸び量を測定した結果を図3のグラフに示す(以下、同様。)。
(実施例2)
実施例1においてプラスチック線を、表1に示すプラスチック線(材質:ナイロン)に変更した。それ以外は実施例1と同様である。
(比較例1)
実施例1においてプラスチック線を、表1に示すプラスチック線(材質:ポリカーボネート)に変更した。それ以外は実施例1と同様である。
(比較例2)
実施例1においてプラスチック線2本を使用せず、その代わりに光ファイバ心線の数を4本とした。それ以外は実施例1と同様である。
Figure 2017219683
表1および図3の結果より、ヤング率が3000MPa以上であるプラスチック線を光ファイバ心線と一括被覆した実施例1、2は、引張り力が負荷されたときの伸びが抑えられ、引張り応力による損失増加も充分に小さく抑えられた。特に実施例1は引張り力が15Nであるときも伸び量が3%以下に抑えられ、引張り強度に優れる。
これに対して、プラスチック線のヤング率が2000MPaである比較例1は、伸び量を抑える効果が小さく、引張り応力による損失増加を抑える効果も小さい。
(実施例3〜5)
実施例1においてプラスチック線の外径を表2に示す通りに変更した。それ以外は実施例1と同様である。
得られた光ファイバリボンについて、上記の方法で側圧による損失増加量を測定した結果を表2に示す。
Figure 2017219683
表2の結果に示されるように、プラスチック線の外径がプラスチック光ファイバ心線の外径より大きい実施例4、5は、側圧による損失増加を抑える効果に優れる。
1 プラスチック光ファイバ心線
1a プラスチック光ファイバ
1b 補強層
2 プラスチック線
3 一括被覆
10 プラスチック光ファイバリボン
11 凹溝

Claims (4)

  1. プラスチック光ファイバ心線の1本以上と、ヤング率が3000MPa以上であるプラスチック線の1本以上が、それぞれの中心軸が同一平面上で互いに平行となるように配され、一括被覆により一体化されていることを特徴とするプラスチック光ファイバリボン。
  2. 前記プラスチック光ファイバ心線のヤング率が750〜2500MPaである、請求項1に記載のプラスチック光ファイバリボン。
  3. 前記プラスチック線の外径が、前記プラスチック光ファイバ心線の外径より大きく、その差が10〜110μmである、請求項1または2に記載のプラスチック光ファイバリボン。
  4. 前記プラスチック光ファイバ心線を2本以上有し、該プラスチック光ファイバ心線の外面が互いに接している、請求項1〜3のいずれか一項に記載のプラスチック光ファイバリボン。
JP2016113630A 2016-06-07 2016-06-07 プラスチック光ファイバリボン Pending JP2017219683A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016113630A JP2017219683A (ja) 2016-06-07 2016-06-07 プラスチック光ファイバリボン
KR1020170069124A KR20170138349A (ko) 2016-06-07 2017-06-02 플라스틱 광파이버 리본
US15/613,501 US10268008B2 (en) 2016-06-07 2017-06-05 Plastic optical fiber ribbon

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016113630A JP2017219683A (ja) 2016-06-07 2016-06-07 プラスチック光ファイバリボン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017219683A true JP2017219683A (ja) 2017-12-14

Family

ID=60482751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016113630A Pending JP2017219683A (ja) 2016-06-07 2016-06-07 プラスチック光ファイバリボン

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10268008B2 (ja)
JP (1) JP2017219683A (ja)
KR (1) KR20170138349A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113189725A (zh) * 2021-05-10 2021-07-30 信达科创(唐山)石油设备有限公司 带有彩色识别带的封装管缆及其制备方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0519150A (ja) * 1991-07-11 1993-01-29 Fujikura Ltd 光フアイバテープ心線およびこれを用いた光ケーブル
JPH08211236A (ja) * 1995-02-06 1996-08-20 Fujikura Ltd 光ファイバテープ心線の製法
US20020168156A1 (en) * 2001-05-09 2002-11-14 David Quiroz Optical fiber ribbon assembly with strain relief
JP2004199072A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Samsung Electronics Co Ltd 引張り部材を含むリボン光ファイバ
JP2006208650A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Fujikura Ltd 光ファイバテープ心線
JP2007163651A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Fujikura Ltd プラスチック光ファイバテープ心線
JP2010128168A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバケーブル

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5457762A (en) * 1994-06-13 1995-10-10 Siecor Corporation Fiber optic ribbon
US9475239B2 (en) * 2011-11-01 2016-10-25 Corning Cable Systems Llc Cables with extruded access features and methods of making thereof
JP2014205780A (ja) 2013-04-12 2014-10-30 旭硝子株式会社 透明難燃性樹脂組成物ならびにそれを用いた透明難燃光ファイバリボンおよび透明難燃光ファイバケーブル

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0519150A (ja) * 1991-07-11 1993-01-29 Fujikura Ltd 光フアイバテープ心線およびこれを用いた光ケーブル
JPH08211236A (ja) * 1995-02-06 1996-08-20 Fujikura Ltd 光ファイバテープ心線の製法
US20020168156A1 (en) * 2001-05-09 2002-11-14 David Quiroz Optical fiber ribbon assembly with strain relief
JP2004199072A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Samsung Electronics Co Ltd 引張り部材を含むリボン光ファイバ
JP2006208650A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Fujikura Ltd 光ファイバテープ心線
JP2007163651A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Fujikura Ltd プラスチック光ファイバテープ心線
JP2010128168A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバケーブル

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
尾川 元 他: "8.透明フッ素樹脂「サイトップ」−基本特性とパーフルオロジエンの重合速度に関する研究−", 旭硝子研究報告, vol. 55, JPN7019003847, 2005, JP, pages 47 - 51, ISSN: 0004399568 *

Also Published As

Publication number Publication date
US10268008B2 (en) 2019-04-23
US20170351045A1 (en) 2017-12-07
KR20170138349A (ko) 2017-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10782495B2 (en) Flexible optical-fiber ribbon
US10310202B2 (en) Rollable optical fiber ribbon
US10007078B2 (en) Optical fiber ribbon
KR102534060B1 (ko) 가요성 광섬유 리본
US11256051B2 (en) Flexible optical-fiber ribbon
US9453979B2 (en) Multi-core optical fiber tape
JP2007272060A (ja) 光ファイバリボン芯線及び光ファイバケーブル
WO2013051481A1 (ja) 光ファイバ
CN104777568A (zh) 光缆
JP2017219683A (ja) プラスチック光ファイバリボン
WO2012036031A1 (ja) プラスチック光ファイバユニット、およびそれを用いたプラスチック光ファイバケーブル
US9977179B2 (en) Plastic optical fiber ribbon
WO2022131099A1 (ja) 光ファイバテープ心線
JP5140561B2 (ja) 光ファイバテープ心線の製造方法
JP2005222080A (ja) 光ファイバテープ心線及び光ファイバテープ心線の製造方法
WO2023234355A1 (ja) 光ファイバリボン
JP2023146629A (ja) 光ファイバ素線のスクリーニング方法および製造方法
JP2006208650A (ja) 光ファイバテープ心線
JP2002189154A (ja) 光ファイバテープ心線

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160608

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200526

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20201208