JP2017218876A - 浴室ユニット - Google Patents

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徳彦 長瀬
Norihiko Nagase
徳彦 長瀬
朋位 小川
Tomonori Ogawa
朋位 小川
彰人 早川
Akihito Hayakawa
彰人 早川
裕基 谷口
Yuki Taniguchi
裕基 谷口
草 末安
So Sueyasu
草 末安
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Abstract

【課題】浴槽本体側および浴槽前床側を暖気することができ、利便性の良い浴室ユニットを提供する。【解決手段】浴室ユニット100は、湯を溜める浴槽本体11と、浴槽前床50とを備える。浴室ユニット100は、浴槽本体11側の空間と浴槽前床50側の空間とが仕切られている。浴室ユニット100は、浴槽前床50側に暖房機71が設けられており、暖房機71によって空気を暖める。【選択図】図1

Description

本発明は、浴室ユニットに関する。
浴室ユニットは、湯を溜める浴槽本体と、浴槽本体の手前側に設けた浴槽前床を有する。浴室ユニットは、周囲を壁パネル、上方を天井パネルで覆われている。浴室ユニット内の空間には、浴槽本体のほか、洗面台やトイレが設けられることもあり、ユーザがより快適に浴室ユニットを利用するための工夫がなされている。
例えば、特許文献1には、浴槽本体と浴槽前床とを隔てる間仕切りを設けた浴室ユニットが開示されている。この浴室ユニットは、該間仕切りによって浴槽本体側から浴槽前床側への飛沫を防止している。また、特許文献2には、間仕切りの上方に換気扇を設けた浴室ユニットが開示されている。この浴室ユニットは、浴槽本体側と浴槽前床側との間における湿気および臭気の移動を抑制する。また、特許文献3には、間仕切りによって仕切られた浴槽本体側の上部に暖房機を配置した浴室ユニットが開示されている。この浴室ユニットは、浴槽本体側の空間を乾燥させている。
特開2002−089064号公報 特開平04−250270号公報 実公平07−027317号公報
特許文献1に記載の浴室ユニットは、間仕切りによって飛沫を防止するのみであり、浴槽本体側および浴槽前床側を暖めることについては検討されていない。また、特許文献2に記載の浴室ユニットも、浴槽本体側と浴槽前床側とを換気するのみであり浴室ユニット内の暖房については検討されていない。
特許文献3に記載の浴室ユニットは、浴槽本体側に暖房機を設置し、浴槽本体側を乾燥させるものであり、浴槽本体側を暖めることが考慮されているものではない。これらの浴室ユニットでは、ユーザが利用する際に、浴槽本体側および浴槽前床側の温度によって寒さを感じることがあり、利便性に欠けるという問題点があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、浴槽本体側および浴槽前床側を暖気することができ、利便性の良い浴室ユニットを提供することにある。
本発明に係る浴室ユニットは、湯を溜める浴槽本体と、浴槽前床とを備え、前記浴槽本体側の空間と前記浴槽前床側の空間とが仕切られている浴室ユニットであって、前記浴槽前床側に空気を暖める第1暖房機を設けたことを特徴とする。
本発明にあっては、浴室ユニットは、湯を溜める浴槽本体と、浴槽前床とを備え、前記浴槽本体側の空間と前記浴槽前床側の空間とが仕切られている。浴室ユニットは、浴槽前床側に設けた第1暖房機によって空気を暖める。これにより、浴槽前床側の空間が暖められ、浴槽本体側の空間に熱が伝わって浴槽本体側の空間も暖められるので、浴室ユニットの利便性が良くなる。
本発明によれば、浴室ユニットは、湯を溜める浴槽本体と、浴槽前床とを備え、前記浴槽本体側の空間と前記浴槽前床側の空間とが仕切られている。浴室ユニットは、浴槽前床側に設けた第1暖房機によって空気を暖めるので、浴槽前床側の空間が暖められ、浴槽本体側の空間に熱が伝わって浴槽本体側の空間も暖められ、浴室ユニットの利便性が良くなる。
本発明の実施形態1に係る浴室ユニットの外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る浴室ユニットの縦断面図である。 図2のA−A線による断面図である。 図2のB−B線による断面図である。 浴室ユニットの内部を臨む模式図である。 換気扇および暖房機の動作状態を説明するための模式図である。 本発明の実施形態2に係る浴室ユニットの構成および動作状態を説明するための模式図である。 本発明の実施形態3に係る浴室ユニットの構成および動作状態を説明するための模式図である。 本発明の実施形態4に係る浴室ユニットの構成および動作状態を説明するための模式図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図1から図9を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は本発明の実施形態1に係る浴室ユニット100の外観を示す斜視図、図2は本発明の実施形態1に係る浴室ユニット100の縦断面図、図3は図2のA−A線による断面図である。図4は図2のB−B線による断面図である。尚、図1においては浴室ユニット100の手前側の壁パネルを省略した。浴室ユニット100は、浴槽装置1、引き戸40、浴槽前床50、換気扇70、暖房機71および壁パネル60等を有する。浴槽装置1は、湯を溜めることができる浴槽本体11および吐水装置3を有する。浴槽本体11と浴槽前床50とは、間仕切りである引き戸40によって仕切られており、周囲が壁パネル60によって覆われ、上方を天井パネル61aおよび61bによって覆われている。また、浴室ユニット100への入り口62には、引き戸63が設けられ、入り口62を開閉することができる。
ユーザは、浴槽装置1において、水を用いて、身体を洗い、シャワーを浴び、浴槽本体11に湯を溜めて入浴する。これに対し、浴槽前床50は、ユーザが脱衣や着衣等を行ったり、衣類を乾かしたりするための空間を提供する。浴槽前床50には洗面台などを配置しても良いが、浴槽前床50を水の受け皿として機能させるものではない。浴槽前床50の部分における壁パネル60bには、収納棚64などを配置し、衣類やタオルなどを収納する。尚、浴槽前床50は、水の受け皿となるものではないため、排水口を設ける必要はないが、床面の洗い流しのために排水口を設けてもよい。
浴槽装置1は、湯を溜める浴槽本体11、および入浴中のユーザが背中をもたせかけるためのバックレスト20を有する。浴槽本体11は、底部11bに排水栓12、および内側面にオーバーフロー栓13を有する。排水栓12を閉状態にして浴槽本体11に湯を溜めることができ、排水栓12を開状態にして浴槽本体11から湯を抜く。オーバーフロー栓13は、常時開状態にすることで、オーバーフロー栓13の排水ラインを超える湯が排水され、浴槽本体11から湯が溢れ出ないようにしてある。尚、オーバーフロー栓13は、常時開状態のみでなく、閉状態とすることも可能である。
浴槽本体11は、上端開口が平面視矩形状であり、長手方向の両端におけるフランジ部11aの幅が狭く、壁パネル60aに近い位置まで開口し、上端開口からやや内側に縮幅した底部11bの端部もフランジ部11aの幅が狭い分、壁パネル60aに近い位置にある。上端開口および底部11bが壁面に近い位置まで設けられていることによって、ユーザは、浴槽本体11内に立った姿勢で、壁パネル60aに設けた吐水装置3のシャワーヘッド33を使用し易くなる。シャワーヘッド33は、上下方向に延びる縦ガイドバーによって上下方向に移動させて保持することができる。尚、浴槽本体11の上端開口の形状は、平面視矩形状に限らず、楕円形状や、円弧状等に湾曲した辺を有する形状などであってもよい。
ここで、浴槽装置1における浴槽本体11の深さに関して説明する。図4には浴槽本体11の底部11bに着座したユーザも表している。浴槽本体11の底部11bは、浴槽前床50の床面より低い位置にすることで、同じ浴槽本体の深さであっても、浴槽前床50側から浴槽本体11へのまたぎ高さが低くなり、移動が楽になる。例えば、底部11bは、浴槽前床50の床面よりも40mm程度低い位置に設ける。
浴槽本体11は、湯を浅く溜めることに適した深さとしている。浴槽本体11は、ユーザが胸から肩あたりまで湯に浸かって身体を十分に温めることができるよう深さ500mm程度まで湯を溜めることができるものが一般的である。これに対し、本発明に係る浴槽本体11は、着座位置において溜めることができる湯の最大深さを300mm以上、400mm以下としたものである。図4に示すように、着座位置は、浴槽本体11におけるバックレスト20側の底部11bとなるが、浴槽本体11の長手方向の両端部のいずれの側の底部であってもよい。また、浴槽本体11が底部11bより一段高い着座段部を有する場合には、該着座段部の上面が着座位置となる。
上述のように、浴槽本体11に設けたオーバーフロー栓13によって、浴槽本体11に溜めることができる湯の最大深さが決まる。例えば排水ラインが400mmとなる位置にオーバーフロー栓13を設けるとよい。オーバーフロー栓13のフランジ部11aまでの高低差を例えば80mmとすると、浴槽本体11のフランジ部11aから底部11bまでの深さは480mmとなる。またオーバーフロー栓13を設けず、浴槽本体11から湯が溢れ出ることを許容する場合には、浴槽本体11のフランジ部11aから底部11bまでの深さは例えば400mmとなる。
浴槽本体11は、着座位置において溜めることができる湯の最大深さを300mm以上、400mm以下とすることによって、半身浴に適したものとなる。半身浴は、心臓の位置まで湯を溜めずに入浴することで心臓への負担を減らして身体を温められることが大きな利点となっている。
換気扇70は、浴槽本体11の上方に設けた天井パネル61aの中央部に取り付けられている。また、暖房機71は、浴槽前床50の上方に設けた天井パネル61bに取り付けられている。換気扇70および暖房機71は、天井パネル部分に設けられているので、浴槽本体11側および浴槽前床50側の空間を狭めない。天井パネル61bの中央部には、点検口80が設けられている。暖房機71は、入り口62側から見て点検口80より奥側であって、入り口62から遠い壁パネル60b寄りの位置に取り付けられている。また、天井パネル61bの入り口62側には、照明器具81が取り付けられている。
換気扇70および暖房機71は、それぞれ独立に動作が可能としてある。すなわち、換気扇70のみを動作、暖房機71のみを動作、並びに、換気扇70および暖房機71の両方を動作させることができる。また、換気扇70および暖房機71の一方が動作中である状態で、他方の動作を開始することができるものとしてある。
換気扇70は、引き戸40で仕切られた浴槽本体11側の空間から空気を吸い出し、天井パネル61aおよび61bの裏側に設けた排気ダクト(図示略)へ排気する。暖房機71は、暖房機能、送風機能および換気機能を有する。暖房機71は、引き戸40で仕切られた浴槽前床50側の空間の空気を暖房機能によって暖め、乾燥させる。暖房機71は、暖房機能によって暖めた空気を送風機能によって送風することで、浴槽前床50側の空間の空気を循環せしめ、空気を暖め、乾燥させる。暖房機71は、換気機能によって浴槽前床50側の空間の空気を吸い出し排気ダクトへ排気することで、該空間から湿気を取り除く。このように暖房機71は、暖房機能、送風機能および換気機能を動作させることで空間内を乾燥させる乾燥機能を有する。また、暖房機71は、暖房機能を動作させずに、送風機能を動作させることで、送風のみを行い、浴槽前床50側の空間に気流を生じさせて涼風を起こすこともできる。また暖房機71は、湿気が多い場合には、換気機能を一定時間動作させて換気を行った後に、暖房機能および送風機能を追加動作させるようにしてもよい。
次に浴室ユニット100の作用について説明する。図5は浴室ユニット100内を臨む模式図であり、図6は換気扇70および暖房機71の動作状態を説明するための模式図である。図5に示すように、換気扇70および暖房機71は、それぞれ引き戸40で仕切られた浴槽本体11側の空間および浴槽前床50側の空間に開口している。
換気扇70は、動作することによって図6に矢印で示す気流P1を発生させ、浴槽本体11側の空間から空気を吸い出し、排気する。浴槽本体11側では、ユーザが水を使って入浴するため、空気中に湿気を多く含む。換気扇70は、浴槽本体11側の空間から空気とともに湿気を排出する。
換気扇70が動作しているとき、気流P1による排気に伴って、浴槽前床50側から浴槽本体11側へ気流R1が生じる。引き戸40が開状態であるときは、開口部分で気流R1が生じ、引き戸40が閉状態であるときは、引き戸40の隙間部分や、図示しない引き戸40の通気孔に気流R1が生じ、浴槽前床50側の空気が浴槽本体11側へ流れ込む。浴槽前床50側の空間を暖房機71によって暖めて乾燥させると、気流R1によって浴槽本体11側も暖まり乾燥させることができる。また、浴槽前床50側の暖められた空間と浴槽本体11側の空間とは、間に引き戸40(例えばガラス戸など)が介在しているだけであるので、熱平衡の原理からも浴槽本体11側の空間が暖められる。尚、浴室ユニット100に対しては、引き戸63のすきま等を通して外部から空気が流れ込むように気流R2が生じる。
暖房機71は、暖房機能によって浴槽前床50側の空間の空気を暖め、乾燥させる。暖房機71は、暖房機能の動作とともに送風機能を動作させることによって気流Q2を発生させ、浴槽前床50側の空間の空気を循環させて暖気および乾燥を促進する。また、暖房機71は、換気機能によって気流Q1を発生し、浴槽前床50側の空間から空気を吸い出し、排気する。
浴槽前床50側の空間は、暖房機71の動作によって暖められるので、ユーザは暖まった浴槽前床50側の空間で着替えを行うことができる。浴槽前床50側の空間を暖めることで、浴槽本体11側の空間にも熱が伝わり、浴槽本体11側を入浴前に暖めておくこともできる。換気扇70の動作によって気流R1が生じるので、より早く浴槽本体11側の空間を暖めることができる。
また、暖房機71の動作によって浴槽前床50側の空間を乾燥状態にすることができるので、衣類を乾燥させることができる。浴槽本体11側で水が使われていない場合には、引き戸40の開閉状態に関わらず、暖房機71の動作によって浴槽前床50側の空間が乾燥状態になる。浴槽本体11側で水を使用し、更には浴槽本体11に湯を溜めた状態でも、引き戸40を閉状態とすることで、浴槽本体11側から浴槽前床50側への湿気の侵入を抑制し、暖房機71の動作によって浴槽前床50側を乾燥状態にすることができる。この状態で換気扇70を動作させることで、浴槽本体11側から浴槽前床50側への湿気の侵入を更に抑制することができ、浴槽前床50側を効果的に乾燥させることができる。
次に、実施形態1の浴室ユニット100の特徴を説明する。
本発明の実施形態1の浴室ユニット100は、湯を溜める浴槽本体11と、浴槽前床50とを備え、浴槽本体11側の空間と浴槽前床50側の空間とが仕切られている。浴槽前床50側に空気を暖める第1暖房機である暖房機71を設けた。浴槽前床50側の空間が暖められ、浴槽本体11側の空間に熱が伝わって浴槽本体11側の空間も暖められるので、浴室ユニット100の利便性が良くなる。
また暖房機71は、浴槽前床50側の天井部分に設けられているので、浴槽前床50側の空間を狭めない。
また暖房機71は、暖めた空気を浴槽前床50側の空間に送風し、浴槽前床50側の空間から空気を吸い出して換気する。これにより、浴槽前床50側の空間を早く暖めることができる。
また浴室ユニット100は、浴槽本体11側に換気扇70が設けられている。換気扇70の動作により、浴槽前床50側の空間から浴槽本体11側の空間への気流が生じ、浴槽本体11側の空間を早く暖めることができる。
また換気扇70は、浴槽本体11側の天井部分に設けられているので、浴槽本体11側の空間を狭めない。
(実施形態2)
図7は本発明の実施形態2に係る浴室ユニット100の構成および動作状態を説明するための模式図である。実施形態2に係る浴室ユニット100は、暖房機71および暖房機72を備える。暖房機71は、実施形態1と同様に、浴槽前床50の上方に設けた天井パネル61bに取り付けられている。暖房機72は、実施形態1の換気扇70の代わりに、浴槽本体11の上方に設けた天井パネル61aの中央部に取り付けられている。暖房機71および72は、実施形態1と同様に、暖房機能、送風機能、換気機能および乾燥機能を有し、各機能は実施形態1と同等である。
暖房機71の動作については、暖房機72の換気機能により実施形態1の換気扇70を代替えできるので、実施形態1で説明したとおりである。暖房機72は、暖房機能によって浴槽本体11側の空間の空気を暖め、乾燥させる。暖房機72は、暖房機能の動作とともに送風機能を動作させることによって気流P2を発生させ、浴槽本体11側の空間の空気を循環させて暖気および乾燥を促進する。また、暖房機72は、換気機能によって気流P1を発生し、浴槽前床50側の空間から空気を吸い出し、排気する。尚、暖房機72の換気機能の動作に伴い、実施形態1と同様に気流R1およびR2が生じる。
浴槽本体11側の空間は、暖房機72の動作によって空気を暖め、乾燥状態にすることができる。ユーザは、入浴前に暖房機72を動作させて、浴槽本体11側の空間をより早く暖めておくことができる。また、暖房機72を暖房機能、送風機能および換気機能を動作させることで、入浴後の浴槽本体11側の除湿を促進することができる。
暖房機72において暖房機能、送風機能および換気機能を動作させているとき、暖房機71は、暖房機能のみを動作させてもよいし、暖房機能および送風機能を動作させるようにしてもよい。また、引き戸40は開状態であっても閉状態であってもよいが、入浴後にしばらく引き戸40を閉状態として暖房機72を運転した後、引き戸40を開状態とすれば、浴槽前床50側の空間へ湿気が侵入することを抑制できる。
次に、実施形態2の浴室ユニット100の特徴を説明する。
本発明の実施形態2の浴室ユニット100は、浴槽本体11側に空気を暖める第2暖房機である暖房機72が設けられている。暖房機72は、暖めた空気を浴槽本体11側の空間に送風し、浴槽本体11側の空間から空気を吸い出して換気する。これにより、浴槽本体11側を暖房機72によってより早く暖めることができる。
また暖房機72は、浴槽本体11側の天井部分に設けられているので、浴槽本体11側の空間を狭めない。
(実施形態3)
図8は本発明の実施形態3に係る浴室ユニット100の構成および動作状態を説明するための模式図である。実施形態3に係る浴室ユニット100は、暖房機71および換気口73を備える。暖房機71は、実施形態1と同様に、浴槽前床50の上方に設けた天井パネル61bに取り付けられている。換気口73は、浴槽本体11の上方に設けた天井パネル61aの中央部に設けられている。
換気口73は、暖房機71にダクト74によって接続されている。暖房機71は、実施形態1と同様に、暖房機能、送風機能、換気機能および乾燥機能を有し、各機能は実施形態1と同等である。但し、実施形態3の暖房機71における換気機能は、ダクト74を通して換気口73から浴槽本体11側の空間の空気を吸い込み、排気する。
暖房機71は、換気機能を動作させることによって気流P1およびQ1を発生し、浴槽本体11側および浴槽前床50側の両方の空間を換気する。暖房機71は、暖房機能によって浴槽前床50側の空間の空気を暖め、乾燥させる。暖房機71は、暖房機能の動作とともに送風機能を動作させることによって気流Q2を発生させ、浴槽前床50側の空間の空気を循環させて暖気および乾燥を促進する。尚、暖房機71の換気機能の動作に伴い、実施形態1と同様に気流R1およびR2が生じる。
浴槽前床50側の空間は、暖房機71の動作によって暖められるので、ユーザは暖まった浴槽前床50側の空間で着替えを行うことができる。浴槽前床50側の空間を暖めることで、浴槽本体11側の空間にも熱が伝わり、浴槽本体11側を入浴前に暖めておくこともできる。また換気機能の動作によって気流R1が生じるので、より早く浴槽本体11側の空間を暖めることができる。
また、暖房機71の動作によって浴槽前床50側の空間を乾燥状態にすることができるので、衣類を乾燥させることできる。浴槽本体11側で水が使われていない場合には、引き戸40の開閉状態に関わらず、暖房機71の動作によって浴槽前床50側の空間が乾燥状態になる。浴槽本体11側で水を使用し、更には浴槽本体11に湯を溜めた状態でも、引き戸40を閉状態とすることで、浴槽本体11側から浴槽前床50側への湿気の侵入を抑制し、暖房機71の動作によって浴槽前床50側を乾燥状態にすることができる。この状態で暖房機71の換気機能を動作させることで、気流P1およびQ1が発生し、浴槽本体11側から浴槽前床50側への湿気の侵入を更に抑制することができ、浴槽前床50側を効果的に乾燥させることができる。また、浴槽本体11側は換気口73を設ければよく、動力を必要としないので省電力化を図ることができる。
次に、実施形態3の浴室ユニット100の特徴を説明する。
本発明の実施形態3の浴室ユニット100は、浴槽本体11側に換気口73が設けられている。換気口73は、ダクト74によって暖房機71に接続されている。暖房機71は、ダクト74を通して浴槽本体11側の空間から空気を吸い出して換気する。これにより、浴槽本体11側に換気扇を設ける必要がないので、省電力化を図ることができる。
(実施形態4)
図9は本発明の実施形態4に係る浴室ユニット100の構成および動作状態を説明するための模式図である。実施形態4に係る浴室ユニット100は、暖房機71および換気装置75を備える。暖房機71は、実施形態1と同様に、浴槽前床50の上方に設けた天井パネル61bに取り付けられている。換気装置75は、浴槽本体11の上方に設けた天井パネル61aの中央部に設けられている。
換気装置75は、暖房機71にダクト74によって接続されている。暖房機71は、実施形態1と同様に、暖房機能、送風機能、換気機能および乾燥機能を有し、各機能は実施形態1と同等である。但し、実施形態4の暖房機71は、暖房機能によりダクト74を通して換気装置75から吸い込んだ浴槽本体11側の空間の空気を暖め、送風機能により、ダクト74を通して換気装置75から浴槽本体11側の空間へ空気を送出する。また、実施形態4の暖房機71は、換気機能によって、ダクト74を通して換気装置75から浴槽本体11側の空間の空気を吸い込み、排気する。換気装置75は、暖房機71が浴槽本体11側の空間の空気を吸い込む際には、単に換気口として機能する。換気装置75は、送風機能を有しており、暖房機71が浴槽本体11側の空間へ空気を送出する際には、自ら送風機能を動作させて浴槽本体11側の空間へ暖房機71からの空気を送出する。
暖房機71は、換気機能を動作させることによって気流P1およびQ1を発生し、浴槽本体11側および浴槽前床50側の両方の空間を換気する。暖房機71は、暖房機能によって浴槽前床50側の空間の空気を暖め、乾燥させる。暖房機71は、暖房機能の動作とともに送風機能を動作させることによって、換気装置75による送風機能を伴って気流P2およびQ2を発生させ、浴槽本体11側および浴槽前床50側の空間の空気を循環させて暖気および乾燥を促進する。尚、暖房機71の換気機能の動作に伴い、実施形態1と同様に気流R1およびR2が生じる。
浴槽本体11側および浴槽前床50側の両方の空間は、暖房機71の動作によって暖められるので、ユーザは暖まった浴槽前床50側の空間で着替えを行うことができ、浴槽本体11側を入浴前に暖めておくこともできる。
また、暖房機71および換気装置75の動作によって浴槽本体11側および浴槽前床50側の両方の空間乾燥状態にすることができるので、衣類を乾燥させることできる。浴槽本体11側で水が使われていない場合には、引き戸40の開閉状態に関わらず、暖房機71および換気装置75の動作によって浴槽本体11側および浴槽前床50側の空間が乾燥状態になる。浴槽本体11側で水を使用し、更には浴槽本体11に湯を溜めた状態でも、引き戸40を閉状態とすることで、浴槽本体11側から浴槽前床50側への湿気の侵入を抑制し、暖房機71および換気装置75の動作によって浴槽前床50側を乾燥状態にすることができる。この状態で暖房機71の換気機能を動作させることで、浴槽本体11側から浴槽前床50側への湿気の侵入を更に抑制することができ、浴槽前床50側を効果的に乾燥させることができる。また、浴槽本体11側の換気装置75は、送風機能のみを有していればよいので、小型化することができる。
次に、実施形態4の浴室ユニット100の特徴を説明する。
本発明の実施形態4の浴室ユニット100は、浴槽本体11側に換気装置75が設けられている。換気装置75は、ダクト74によって暖房機71に接続されている。暖房機71は、暖めた空気をダクト74を通して浴槽本体11側の空間に送風するので、より早く浴槽本体11側の空間を暖めることができる。浴槽本体11側の換気装置75は、送風機能のみを有していればよいので、小型化することができる。
以上、本発明の実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
11 浴槽本体、 50 浴槽前床、 70 換気扇、
71 暖房機(第1暖房機)、 72 暖房機(第2暖房機)、
73 換気口、 74 ダクト、 100 浴室ユニット。

Claims (9)

  1. 湯を溜める浴槽本体と、浴槽前床とを備え、前記浴槽本体側の空間と前記浴槽前床側の空間とが仕切られている浴室ユニットであって、
    前記浴槽前床側に空気を暖める第1暖房機を設けたことを特徴とする浴室ユニット。
  2. 前記第1暖房機は、前記浴槽前床側の天井部分に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の浴室ユニット。
  3. 前記第1暖房機は、暖めた空気を前記浴槽前床側の空間に送風し、前記浴槽前床側の空間から空気を吸い出して換気することを特徴とする請求項1または2に記載の浴室ユニット。
  4. 前記浴槽本体側に換気扇を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の浴室ユニット。
  5. 前記換気扇は、前記浴槽本体側の天井部分に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の浴室ユニット。
  6. 前記浴槽本体側に空気を暖める第2暖房機が設けられており、
    前記第2暖房機は、暖めた空気を前記浴槽本体側の空間に送風し、前記浴槽本体側の空間から空気を吸い出して換気することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の浴室ユニット。
  7. 前記第2暖房機は、前記浴槽本体側の天井部分に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の浴室ユニット。
  8. 前記浴槽本体側に換気口が設けられており、
    前記換気口は、ダクトによって前記第1暖房機に接続されており、
    前記第1暖房機は、前記ダクトを通して前記浴槽本体側の空間から空気を吸い出して換気することを特徴とする請求項3に記載の浴室ユニット。
  9. 前記第1暖房機は、暖めた空気を前記ダクトを通して前記浴槽本体側の空間に送風することを特徴とする請求項8に記載の浴室ユニット。
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