JP2006002992A - 浴室乾燥システム - Google Patents
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Abstract
【課題】浴室全体、特に洗い場を素早くしかも効率良く乾燥させるシステムの構築を目的とすする。
【解決手段】浴室5に吸気口9と排気口7とを備え、前記吸気口9に吸気ファン10を設け、前記吸気ファン10を浴室5の下方部に設置し、前記吸気ファンを運転することで空気を浴室内に取り込むことにより、浴室内の特に水分が多く存在する洗い場を含む下方部を素早く乾燥することが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】浴室5に吸気口9と排気口7とを備え、前記吸気口9に吸気ファン10を設け、前記吸気ファン10を浴室5の下方部に設置し、前記吸気ファンを運転することで空気を浴室内に取り込むことにより、浴室内の特に水分が多く存在する洗い場を含む下方部を素早く乾燥することが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は吸気ファンを利用した浴室乾燥システムに関するものである。
従来、この種の浴室乾燥システムは、浴室に換気扇を設置し換気扇を作動することでドアの吸気口より浴室外の空気を浴室内部に取り込んでいる。
図4は、従来の浴室乾燥システムを示すものである。図4において、1は浴室、2は換気扇、3はドア、4は吸気口である。
特開平8−158671号公報
しかしながら、前記従来の構成では、ドア吸気口から吸い込んだ空気が天井に設置した換気扇から排気されることで、洗い場面には風が当たりにくく、結果として、水分が多く存在する洗い場の乾きが悪いという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、浴室全体、特に洗い場を素早く、しかも効率良く乾燥させるシステムを構築するとした浴室乾燥システムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の浴室乾燥システムは、浴室に吸気口と排気口とを備え、前記吸気口に吸気ファンを設け、前記吸気ファンを浴室の下方部に設置し、前記吸気ファンを運転することで、乾燥した空気を浴室内の下部に取り込む浴室乾燥システムとしたものである。
これによって、浴室の下方部に設置した吸気ファンを運転することで、浴室内の特に水分が多く存在する下方部を素早く乾燥させることが可能となる。
以上のように、請求項1から8のいずれか一項記載の発明によれば、浴室全体特に洗い場を素早く乾燥することができる。
第1の発明は浴室に吸気口と排気口とを備え、前記吸気口に吸気ファンを設け、前記吸気ファンを浴室の下方部に設置し、前記吸気ファンを運転することで空気を浴室内に取り込む構成とすることにより、浴室内の下方部から乾燥した空気を取り込み、浴室内の湿気を含んだ空気を排気口から浴室外へ排気することとなり、浴室全体、特に水分が多く存在する洗い場を素早く乾燥させることができる。
第2の発明は浴室に吸気口と排気口とを備え、前記吸気口に除湿手段を有する吸気ファンを設け、前記吸気ファンを運転することで除湿した空気を浴室内に取り込む構成とすることにより、除湿された空気を浴室内に取り込み、浴室内の湿気を含んだ空気を排気口から浴室外へ排気するとなり、浴室全体、特に水分が多く存在する洗い場を素早く、しかも効率良く乾燥させることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の吸気ファンの吹出し方向を浴室の洗い場方向とするとすることにより、吸気ファンを運転することで、吸い込んだ空気が洗い場面に当たることとなり、特に洗い場を素早くしかも効率良く乾燥させることができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の排気口に換気扇を設置することにより、吸気ファンと換気扇を連動して作動させることにより、浴室内の空気の流れをよりよくすることができ、洗い場に加え、浴室全体を素早く、しかも効率良く乾燥させることができる。
第5の発明は、特に、第4の発明の換気扇を浴室外に排気させる排気部と浴室内に吹き出して循環させる循環部とを備えた循環型換気扇とすることにより、換気扇で吸い込んだ空気の一部を排気部を通して浴室外へ排気させ、残りの空気を循環部を通して浴室内部へ吹き出し循環させることで、浴室内を循環する空気の量を増やすことができ、浴室全体、特に浴室の隅部を素早く、しかも効率よく乾燥させることができる。
第6の発明は、特に、第2〜5のいずれか1つの発明の除湿手段を乾燥剤とすることにより、乾燥剤を空気が通過することにより、除湿した空気をつくりだし、浴室内部へ除湿した空気を取り込むこととなり、浴室内をより素早く乾燥することができ、しかも乾燥剤を入れ変えることで容易にメンテが可能になり、除湿性能を維持することができる。
第7の発明は、特に、第2〜5のいずれか1つの発明の除湿手段を加熱手段とするとすることにより、加熱手段を通過した空気は暖められ、浴室内部へ暖かい乾燥した空気を取り込むこととなり、暖かい空気により浴室内の暖房と乾燥が同時に可能となる。
第8の発明は、第1〜7のいずれか1つの発明における浴室の洗い場に加熱手段を設けたることにより、洗い場の加熱手段を運転することで洗い場の温度を上昇させるとともに浴室全体を暖房することとなり、浴室全体、特に洗い場を素早くしかも効率良く乾燥させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における浴室乾燥システムの断面図を示すものである。
図1は、本発明の第1の実施の形態における浴室乾燥システムの断面図を示すものである。
図1において、浴室5の天井6に屋外にダクトを介して連通する排気口7を設置し、浴室5の入口に開閉自在に設けたドア8の下方部には、浴室内外を連通する吸気口9が設置してあり、吸気口9には吸気ファン10を設置する構成にしている。
以上のように構成された浴室乾燥システムについて、以下その動作、作用を説明する。
まず、吸気ファン10を作動することで浴室外の乾燥した空気がドア8の吸気口9を通り浴室5の中に取り込まれ、浴室5の下方から上方へと空気が流れるときに浴室5の中の水分を含み、排気口7から湿気を含んだ空気として浴室外へ排気される。
以上のように、本実施の形態においては乾燥した空気が浴室5の下方から上方に向かって空気が流れるため、浴室全体特に洗い場を素早く乾燥させることができる。
なお、本実施の形態では吸気ファン10をドア8の吸気口9に設置し、排気口7を天井6に設置するとしたが、浴室の中央部より下であれば、浴室5の壁の下方部に吸気口9を設け吸気ファン10を設置してもよく、また排気口7は浴室の中央部より上部の壁に設置する構成としてもよい。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における浴室乾燥システムの断面図を示すものである。
図2は、本発明の第2の実施の形態における浴室乾燥システムの断面図を示すものである。
図2において、浴室5の天井6に換気扇11を設置し、ドア8の下方部にある吸気口9に吸気ファン10とその外側にホルダー12の中に入った除湿手段としての乾燥剤13を設置している。吸気ファン10は洗い場14に空気が直接当たる向きに調整して設置し、洗い場14の内部には加熱手段としての電気ヒータ15を設置し、吸気ファン10、換気扇11、電気ヒータ15をそれぞれ単独、あるいは前記2機能または3機能を連動して作動できる構成にしている。
以上のように構成された浴室乾燥システムについて、以下その動作、作用を説明する。
まず、吸気ファン10と換気扇11を作動することで浴室外の空気が乾燥剤13を通過する際に除湿され、除湿された空気が浴室5の中に取り込まれ、洗い場14の表面に当たったあと、浴室5の下方から上方へと空気が流れるときに浴室5の中の水分を含み、天井6に設置した換気扇11により浴室外へ排気される。
以上のように、本実施の形態においては浴室内に吸い込まれる空気が常に乾燥剤13によって除湿され、その除湿された空気を洗い場14面に当てた後、浴室5の隅々まで空気が行渡り、排気するため、浴室全体、特に洗い場を素早くしかも効率良く乾燥させることができる。
また、吸気ファン10と換気扇11を作動中に、電気ヒータ15を同時に作動させることにより、浴室内で一番水分が多い洗い場14を素早く効果的に乾燥させることができるとともに、電気ヒータ15から発生した熱は浴室全体の温度を上昇させることとなり、洗い場に加え、浴室全体を素早く乾燥させることができる。
また、本実施の形態の乾燥剤13の代わりに除湿手段としての電気ヒータを設置することにより、浴室内部へ取り込む空気を暖房することで浴室内の暖房と乾燥を同時に行なうことが可能となり、洗い場を素早くしかも効率良く乾燥させることができ、浴室の寒さを解消させることができる。
なお、本実施の形態における換気扇として、 図3示すような循環型換気扇16を設置することもできる。循環型換気扇16には換気扇吸気口19と循環部としての換気扇循環吹出口21を設けたルーバー18と換気扇ファン17と排気部としての換気扇排気口20を備えており、浴室5の天井6設置した循環型換気扇16の換気扇ファン17を駆動させると、ルーバー18に設けた換気扇吸気口19から空気が吸い込まれ、吸い込まれた空気の一部がルーバー18に設けた換気扇循環吹出口21から浴室内へ吹き出され、残りが換気扇排気口20から浴室外へ排気される。
以上のように、循環型換気扇を使用すると、浴室内を循環する空気の量が増加するため、浴室の隅々まで空気を送れるため、浴室全体を素早くしかも効率良く乾燥させることができる。
以上のように、本発明にかかる浴室乾燥システムは浴室内部全体を素早くしかも効率良く乾燥させることが可能となるため、洗面空間、脱衣室空間、トイレ空間の乾燥等の用途にも適用できる。
5 浴室
7 排気口
9 吸気口
10 吸気ファン
11 換気扇
13 乾燥剤(除湿手段)
14 洗い場
15 電気ヒータ(加熱手段)
7 排気口
9 吸気口
10 吸気ファン
11 換気扇
13 乾燥剤(除湿手段)
14 洗い場
15 電気ヒータ(加熱手段)
Claims (8)
- 浴室に吸気口と排気口とを備え、前記吸気口に吸気ファンを設け、前記吸気ファンを浴室の下方部に設置し、前記吸気ファンを運転することで空気を浴室内に取り込む浴室乾燥システム。
- 浴室に吸気口と排気口とを備え、前記吸気口に除湿手段を有する吸気ファンを設け、前記吸気ファンを運転することで除湿した空気を浴室内に取り込む浴室乾燥システム。
- 前記吸気ファンの吹出し方向を浴室の洗い場方向とする請求項1または2に記載の浴室乾燥システム。
- 前記排気口に換気扇を設置した請求項1〜3のいずれか1項に記載の浴室乾燥システム。
- 前記換気扇を浴室外に排気させる排気部と浴室内に吹き出して循環させる循環部とを備えた循環型換気扇とする請求項4に記載の浴室乾燥システム。
- 前記除湿手段を乾燥剤とする請求項2〜5記載の浴室乾燥システム。
- 前記除湿手段を加熱手段とする請求項2〜5記載の浴室乾燥システム。
- 浴室の洗い場に加熱手段を設けた請求項1〜7記載の浴室乾燥システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004179252A JP2006002992A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 浴室乾燥システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004179252A JP2006002992A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 浴室乾燥システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006002992A true JP2006002992A (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=35771531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004179252A Pending JP2006002992A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 浴室乾燥システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006002992A (ja) |
-
2004
- 2004-06-17 JP JP2004179252A patent/JP2006002992A/ja active Pending
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