JP2017215866A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】指示体による入力操作が容易な入力装置を提供することを目的とする。
【解決手段】画像を表示するディスプレイを備え、複数の指示体による入力操作によってディスプレイ上の表示の変更を行う入力装置であって、指示体検出部21、距離検出部22、画面切替部23及び画面確定部24を備える。指示体検出部21は、指示体の数を検出するように構成される。距離検出部22は、指示体の入力装置に対する距離である操作距離を検出するように構成される。画面切替部23は、距離検出部22により検出される操作距離に応じて、ディスプレイに表示される表示画面を切り替えるように構成される。画面確定部24は、指示体検出部21により検出される指示体の数の変化に応じて、表示画面を確定画面として設定するように構成される。
【選択図】図2

Description

本開示は、画像を表示するディスプレイを備え、複数の指示体による入力操作によってディスプレイ上の表示の変更を行う入力装置に関する。
従来、指示体とタッチパネルとの距離を検出することでタッチパネルのパネル面に指示体を触れさせることなく操作が可能な静電容量方式のタッチパネルが知られている。特許文献1には、この種のタッチパネルにおいて、指示体が所定時間継続して所定範囲内の高さに留まっていることを契機とし、それ以降の指示体の動きによって操作を確定させる技術が開示されている。
特開2014−81733号公報
しかしながら、目印となるものが存在しない空間において、所定の範囲の高さに指示体を所定時間維持することは難しいため、文献1に記載の従来技術では、操作者による適切な操作が困難であったり、誤操作を行う可能性があった。本開示は、指示体による入力操作が容易な入力装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様は、画像を表示するディスプレイ(30)を備え、複数の指示体による入力操作によってディスプレイ上の表示の変更を行う入力装置(1)であって、指示体検出部(21,S101,S103)、距離検出部(22,S105)、画面切替部(23)及び画面確定部(24,S104)を備える。指示体検出部は、指示体の数を検出するように構成される。距離検出部は、指示体の入力装置に対する距離である操作距離を検出するように構成される。画面切替部は、距離検出部により検出される操作距離に応じて、ディスプレイに表示される表示画面を切り替えるように構成される。画面確定部は、指示体検出部により検出される指示体の数の変化に応じて、表示画面を確定画面として設定するように構成される。
このような構成によれば、指示体の数の変化に応じて表示画面を確定画面として設定する。これにより、指示体を操作する操作者が指示体の高さを所定時間維持する必要がなく、操作者による適切な操作がより容易になり、誤操作を行う可能性を低減することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
入力装置の構成を示すブロック図である。 制御ユニット20の機能的な構成を示す機能ブロック図である。 画面切り替え部による操作距離に応じた表示画面の切り替えを示す図である。 距離表示部による操作距離及び閾値距離に対応した半径を有する同心円の表示を用いた距離表示を示す図である。 入力処理を示すフローチャートである。 変形例での入力装置の構成を示すブロック図である。 距離表示部による操作距離及び閾値距離を数値により表示する距離表示を示す図である。 距離表示部による操作距離及び閾値距離に対応した長さを有するバーの表示を用いた距離表示を示す図である。 距離表示部による操作距離に対応した半径を有する同心円の表示を用いた距離表示を示す図である。
以下、本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す入力装置1はタッチパネル10、制御ユニット20及びディスプレイ30を備える。すなわち、入力装置1は操作者が視認可能な状態で情報を表示するためのディスプレイ30の表示画面上に、操作者が用いる指示体による操作が可能なタッチパネル10が一体に設けられたものである。また、制御ユニット20は、操作者によるタッチパネル10の操作面に対する指示体を用いたタッチ操作に応じてディスプレイ30の表示を制御する。なお本実施形態では、指示体として操作者の指を用いるものとする。
タッチパネル10は、制御ユニット20と接続され、制御ユニット20はディスプレイ30と接続される。また、本実施形態でのタッチパネル10は、容量を検出することで指示体を認識する周知の静電容量方式のタッチパネルである。具体的には、タッチパネル10の操作面に対して指示体を近づけると、タッチパネル10の操作面に2次元的に配置された電極と指示体との間に容量が形成され、タッチパネル10は当該形成される容量を検出することで、指示体を認識する。すなわち、電極と指示体との間で形成される容量の大きさを検出することで、指示体の位置や形状に応じた2次元的な容量分布が取得される。なお、各電極で検出される容量は、各電極と指示体との距離が近いほど大きくなり、距離が遠いほど小さくなる。このため、検出される容量分布がピークとなる位置が、タッチパネル10の操作面に平行な平面内での指示体の位置を表すことになる。また、指示体の形状が太いほど、容量分布のピーク部分の広がりも大きくなる。
制御ユニット20は、CPUと、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリとを有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。制御ユニット20の各種機能は、CPUが非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、半導体メモリが、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。なお、制御ユニット20を構成するマイクロコンピュータの数は1つでも複数でもよい。制御ユニット20は、CPUがプログラムを実行することで実現される機能の構成として、図2に示すように、指示体検出部21、距離検出部22、画面切替部23及び画面確定部24を備える。制御ユニット20を構成するこれらの要素を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の要素を、論理回路やアナログ回路等を組み合わせたハードウェアを用いて実現してもよい。
指示体検出部21は、操作者が操作に用いる指示体の数、即ち操作者が操作に用いる指の本数を検出する。具体的には、指示体検出部21は、タッチパネル10により検出された容量分布におけるピーク部分の広がり具合から指示体の数を判断する。すなわち、容量があらかじめ設定された値よりも大きくなる部分をピーク部分とし、このピーク部分の広がり具合と指示体の本数との関係をあらかじめ求めた対応情報を用いて指示体の本数を判定する。なお、指示体の数の検出は公知の技術である。
距離検出部22は、タッチパネル10により検出された容量の大きさから操作距離及び操作位置を検出する。ここでいう操作距離は、操作を行う指示体のタッチパネル10に対する距離であり、操作位置は操作者の操作に使う指示体のタッチパネル10の操作面内での位置である。なお、操作距離の検出は公知の技術である。
画面切替部23は、指示体検出部21により検出された操作者の操作に使う指示体の数が複数の場合に、距離検出部22により検出される操作距離に応じて、ディスプレイ30に表示される表示画面を切り替える。なお、ここでいう操作距離は、複数の指示体のうち、最もタッチパネル10に近い指示体とタッチパネル10との距離をいう。具体的には、あらかじめタッチパネル10からの距離に応じて領域が複数設定され、その領域に対応してディスプレイ30に表示する表示画面が割り当てられる。画面切替部23は、指示体検出部21により検出された操作者の操作に使う指示体の数が複数の場合に、距離検出部22により検出された操作距離があらかじめ設定された複数の領域のうち、どの領域に属するかを判定し、判定された領域に対応する表示画面をディスプレイに表示するように表示を切り替える。例えば、図3に示すように、タッチパネル10から距離に応じた領域をA1、A2及びA3というように設定する。指示体がA1にあるときはA1に対応する表示画面、指示体がA2にあるときはA2に対応する表示画面、指示体がA3にあるときはA3に対応する表示画面というように表示を切り替える。
画面確定部24は、指示体検出部21により検出される指示体の数の変化に応じて、表示画面を確定画面として設定する。具体的には、指示体検出部21により検出される指示体の数が2本検出されている場合に、検出される指示体の数が1本に変わった場合に表示画面を確定画面として設定する。
操作確定部25は、画面確定部24により設定された確定画面に対して、距離検出部22により検出される操作距離に応じて、確定画面に対する操作を確定する。具体的には、入力確定部25a及び設定解除部25bを備える。操作確定部25は、確定画面が設定された際に検出される操作距離を基準距離とし基準距離から一定の値だけ小さい値を下限閾値とし、基準距離から一定の値だけ大きい値を上限閾値として設定する。この上限閾値から下限閾値までの間を許容距離範囲とする。
入力確定部25aは、距離検出部22により検出される操作距離が、許容距離範囲を超えて小さくなった場合に、画面確定部24により設定された確定画面に対する入力操作を確定する。具体的には、操作者が指示体をディスプレイ30に近づけると検出される操作距離は小さくなり、距離検出部22により検出される操作距離が下限閾値より小さくなった場合には、入力確定部25aは操作者により指示体をディスプレイ30に近づける動作を操作者による確定画面に対する入力操作として認識する。
設定解除部25bは、距離検出部22により検出される操作距離が、許容距離範囲を超えて大きくなった場合に、画面確定部24により設定された確定画面の設定を解除する。具体的には、操作者が指示体をディスプレイ30から遠ざけると検出される操作距離は大きくなり、距離検出部22により検出される操作距離が上限閾値より大きくなった場合には、設定解除部25bは操作者により指示体をディスプレイ30から遠ざける動作を操作者による確定画面の設定を解除する操作として認識し、画面確定部24による確定画面の設定は解除される。
距離表示部26は、距離検出部22により検出される操作距離を表す距離表示を、ディスプレイ30の操作位置に表示する。ここでいう操作位置は、タッチパネル10により検出される容量の形成される位置であり、指示体のタッチパネル10に対する操作面上の位置を表す。具体的には、距離表示は操作距離に応じた半径の円をディスプレイ30の操作位置に表示することで行われる。また、上限閾値から下限閾値までの許容距離範囲を表す円をディスプレイ30に表示する。具体的な表示について、図4を用いて説明する。操作距離Dを大、中及び小と変更した際の、タッチパネル10及びディスプレイ30を横から見た図を図4の上欄に、操作距離に対応したディスプレイ30の表示を上から見た図を図4の下欄に示す。例えば、操作距離Dが中の状態で操作者により表示画面が確定したとする。この場合、操作距離Dを基準距離とし下限閾値D1及び上限閾値D2が求められる。ここで距離表示部26は、操作距離D、下限閾値D1及び上限閾値D2それぞれに応じた半径R、半径R1及び半径R2の円をディスプレイ30に表示する。次に、指示体をタッチパネル10から遠ざけた場合には、距離表示部26は、図4の左欄に示すように操作距離Dの増加に応じて、円の半径Rを増加させ表示する。また反対に、指示体をタッチパネル10に近づけた場合には、距離表示部26は、図4の右欄に示すように操作距離Dの増加に応じて円の半径Rは減少させ表示する。
ディスプレイ30は、操作者に対して情報を表示する。ここでいう表示には、制御ユニット20により制御される情報が含まれる。
[1−2.処理]
次に制御ユニット20が実行する画面切替処理について図5のフローチャートを用いて説明する。ここで、画面切替処理は、タッチパネル10が操作者の指示体を検知した場合に実行される。
S101で、制御ユニット20は操作者の操作に使う指示体の数を検出し、本数が1本であるか否かを判定する。操作者の操作に使う指示体の数が1本であると判定された場合には、S102で通常の入力装置に対する操作として認識し、入力処理を終了する。操作者の操作に使う指示体の数が1本ではないと判定された場合にはS103に処理が移行する。
S103で、制御ユニット20は操作距離に応じて画面の切替を行う。
S104で、制御ユニット20は指示体の本数の変化があるか否かを判定する。指示体の本数変化が無いと判定された場合には、S103に戻り操作距離に応じた画面の切替が行われる。指示体の本数変化があると判定された場合には、S105に移行する。
S105で、制御ユニット20は画面の確定する。
S106で、制御ユニット20は操作距離の測定を行う。
S107で、制御ユニット20は操作距離及び許容距離範囲の表示を行う。
S108で、制御ユニット20は操作距離が上限閾値以上であるか否かを判定する。操作距離が上限閾値以上の場合には、制御ユニット20は操作者が解除操作を行ったと認識し、S109で確定された画面の解除を行い、S101に戻り、以降の処理を再度行う。操作距離が上限閾値より小さい場合には、制御ユニット20はS110に処理を移行する。
S110で、制御ユニット20は操作距離が下限閾値より小さいか否かを判定する。制御ユニット20により下限閾値より大きいと判定された場合には、S106に戻り、制御ユニット20は操作距離の測定を行う。制御ユニット20により下限閾値以下であると判定された場合には、制御ユニット20は操作者が決定操作を行ったと認識して、S111で確定画面における操作者の操作を確定し、処理を終了する。
なお、制御ユニット20は、S101及びS103の処理を実行することで指示体検出部21として機能し、S104の処理を実行することで画面確定部24として機能し、S105の処理を実行することで距離検出部22として機能し、S106の処理を実行することで距離表示部26として機能し、S107の処理を実行することで操作確定部25として機能する。
[1−3.効果]
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)本実施形態の入力装置1によれば、指示体の位置に応じて表示画面を変化させ、入力装置1が指示体の数の変化を検出すると、入力装置1は、その時の表示画面を確定画面として設定する。これにより、振動する車内などのタッチパネル10と指示体となる操作者の指との相対的な位置関係を一定に保持することが困難な場所においても、操作者は表示画面を確定させる操作を容易に行うことができ、誤操作を抑制することができる。
(1b)本実施形態の入力装置1によれば、ディスプレイ30に指示体の操作距離及び距離許容範囲が表示され、この表示によって操作者は、指示体の位置を確認しながら指示体を移動させることができる。その結果、操作距離及び距離許容範囲の表示がない場合と比較して、操作者に所望の操作をより的確に実行させることができる。
(1c)本実施形態の入力装置1によれば、確定画面が設定された時の操作距離を基準距離とし、この基準距離に基づいて許容距離範囲が設定される。このため、確定画面に対する操作を入力する際の指示体の操作量を、一定にすることができ、操作者に違和感を与えることのない快適な操作感を表現することができる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2a)上記実施形態では、タッチパネル10はディスプレイ30と一体に設けられたものであるとしたが、タッチパネル10とディスプレイ30との構成は、これに限定されるものではない。例えば、タッチパネル10とディスプレイ30が別々に設けられる構成であってもよい。
(2b)上記実施形態では、タッチパネル10は静電容量方式のタッチパネルであるとしたがタッチパネルの方式は、これに限定されるものではない。例えば、抵抗膜方式などの方式のタッチパネルであってもよい。この際、タッチパネル10と指示体との距離を測定するために、図6に示すように近接センサ50を更に設けた構成としてもよい。ここでいう近接センサ50は、操作距離及び指示体の数の変化を検出する構成としてもよい。
(2c)上記実施形態では、指示体検出部21は、タッチパネル10により検出された容量分布におけるピーク部分の広がり具合から指示体の数を判断するとしたが、指示体の数を判断する方法はこれに限定されるものではない。すなわち、容量分布において、検出される容量が極大となる点を指示体の先端が存在する点として検出し、指示体が存在する点の先端の数に基づいて指示体の数と判断してもよい。
(2d)上記実施形態では、割り当てられる表示画面の内容について限定しなかったが、例えば、操作距離に応じて表示画面に表示されるアイコンの大きさが変更されるものであってもよい。この場合、操作者の指が遠いなど操作者が細かい操作が困難な場合であっても操作者の所望の操作を適切に行うことができる。
(2e)上記実施形態では、指示体検出部21により検出される指示体の数が2本検出されている場合に、検出される指示体の数が1本に変わった場合に表示画面を確定画面として設定するとしたが、表示画面を確定画面として設定する際に、検出される指示体の数の変化は2本から1本に限定されるものではない。例えば、3本から1本の変化を検出するという構成でもよく、また、1本から複数等の変化を検出する構成であってもよい。
(2f)上記実施形態では、画面切替部23は、指示体検出部21により検出された操作者の操作に使う指示体の数が複数の場合に、距離検出部22により検出される操作距離に応じて、ディスプレイ30に表示される表示画面を切り替える。この際、操作距離は、複数の指示体のうち、最もタッチパネル10に近い指示体とタッチパネル10との距離であるが、画面切替部23により表示画面を切り替えるために検出される操作距離は、最もタッチパネル10に近い指示体とタッチパネル10との距離に限定されるものではない。例えば、複数の指示体それぞれの操作距離の平均値を表示画面を切り替えるための操作距離としてもよい。また、画面切替部23は、指示体検出部21により検出された操作者の操作に使う指示体の数が複数の場合に、距離検出部22により検出される操作距離に応じて、ディスプレイ30に表示される表示画面を切り替えるとしたが、指示体検出部21により検出される指示体の数に応じて表示画面が変更される構成であってもよい。例えば、検出される指示体の数が2本の場合と3本の場合とで表示される表示画面を変更し、指示体の数が1本になった場合に、表示画面が確定される構成であってもよい。この場合、指示体の数と操作距離との組み合わせで表示画面が変更される構成であってもよい。
(2g)上記実施形態では、操作確定部25は、確定画面が設定された際に検出される操作距離を基準距離とし基準距離から一定の値だけ小さい値を下限閾値とし、基準距離から一定の値だけ大きい値を上限閾値として設定するとしたが、上限閾値及び下限閾値の設定方法は、これに限定されるものではない。例えば、あらかじめタッチパネル10からの距離を上限閾値及び下限閾値として設定する構成であってもよい。
(2h)上記実施形態では、距離表示部26は操作距離、下限閾値及び上限閾値それぞれに応じた半径の円をディスプレイ30の操作位置に表示するが、距離表示部26による距離表示の態様はこれに限定されるものではない。例えば、図7に示すように距離表示は操作距離、下限閾値及び上限閾値そのものを数値で表示するものでもよい。また、図8に示すように操作距離、下限閾値及び上限閾値に応じた長さのバーを用いて表示するものでもよい。また、距離表示は、画面の少なくとも一部分に操作距離、下限閾値及び上限閾値に応じた色を表示してもよい。また、距離表示は、数値や長さといった距離を表すものを表示する表示に限定されない。例えば、操作距離に応じて表示画面の表示態様が変化する表示であってもよい。例えば、表示画面全体の表示のボケ具合を変化させて操作距離を表すような表示態様であってもよい。ここでいう表示のボケ具合を変化させた表示態様とは、例えば、操作距離が大きい場合には画面表示のピントをボケさせ、操作距離が小さい場合には、画面表示のピントを合わせるような、画面全体のフォーカスの合い具合を表現した表示態様であってもよい。また、距離表示は画面の少なくとも一部分の明るさを操作距離に応じて変化させるような表示態様であってもよい。
さらに、前述した表示のうち複数の表示態様を組み合わせて表示してもよい。例えば、操作距離に応じて、数値及び表示の色が変化するような表示態様であってもよい。また、表示する位置は、操作位置に限定されるものではなく、例えばディスプレイの端に表示するような方法であってもよい。
また、これらの表示の変化は、操作距離、下限閾値及び上限閾値の表示のうち、一部のみ変化させてもよい。例えば、図9に示すように、操作距離Dのみを表示するものとしてもよい。操作距離Dを大、中及び小と変更した際の、タッチパネル10及びディスプレイ30を横から見た図を図9の上欄に、操作距離に対応したディスプレイ30の表示を上から見た図を図9の下欄に示す。例えば、距離表示部26は、操作距離D、に応じた半径Rの円をディスプレイ30に表示する。次に、指示体をタッチパネル10から遠ざけた場合には、距離表示部26は、図9の左欄に示すように操作距離Dの増加に応じて、円の半径Rを増加させ表示する。また反対に、指示体をタッチパネル10に近づけた場合には、距離表示部26は、図9の右欄に示すように操作距離Dの増加に応じて円の半径Rは減少させ表示する。つまり、上記実施形態の図4に示した表示と異なり、上限閾値又は下限閾値を表示せず、操作距離Dに対応する半径Rの円を表示するものとしてもよい。この場合でも、距離表示部26は、同様に円による表示だけでなく前述したとおりの数値による表示、バーでの表示又は色の変化による表示やこれらの組み合わせによる表示などの態様で表示してもよい。なお、上述した距離表示部26による表示は、操作者が任意に表示方法を選択できるものとしてもよい。
(2i)上記実施形態では、制御ユニット20は、CPUがプログラムを実行することで実現される機能の構成として、指示体検出部21、距離検出部22、画面切替部23及び画面確定部24を備えるが、制御ユニット20の備える構成としてはこれらのみに限定されるものではない。例えば、ディスプレイ30の表示面に沿った平面上の位置を平面位置として、指示体の平面位置を検出するように構成された位置検出部を更に備え、操作確定部は、位置検出部により検出された平面位置である指示位置に対応する確定画面上の領域を指定領域として、指定領域に対応づけられたコマンドの入力操作を確定させてもよい。すなわち、タッチパネル10は、上記実施形態に記載した機能に加えて、一般的なタッチパネル10の有する操作者がタッチパネル10に触れることで入力操作を行う機能を備えるものでもよい。また、当該平面位置は、ディスプレイ30の表示面に沿った平面上の位置に限定されるものではない。例えば、タッチパネル10の表示面に沿った平面上の位置でもよい。
(2j)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(2k)本開示は、前述した入力装置1の他、当該入力装置1を構成要素とするシステム、当該入力装置1としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、入力方法など、種々の形態で実現することができる。
(2l)なお、本開示は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。
1…入力装置、10…タッチパネル、20…制御ユニット、21…指示体検出部、22…距離検出部、23…画面切替部、24…画面確定部、30…ディスプレイ。

Claims (12)

  1. 画像を表示するディスプレイ(30)を備え、複数の指示体による入力操作によって前記ディスプレイ上の表示の変更を行う入力装置(1)であって、
    前記指示体の数を検出するように構成された指示体検出部(21,S101,S103)と、
    前記指示体の前記入力装置に対する距離である操作距離を検出するように構成された距離検出部(22,S105)と、
    前記距離検出部により検出される前記操作距離に応じて、前記ディスプレイに表示される表示画面を切り替えるように構成された画面切替部(23)と、
    前記指示体検出部により検出される前記指示体の数の変化に応じて、前記表示画面を確定画面として設定するように構成された画面確定部(24,S104)と、
    を備える入力装置。
  2. 請求項1に記載の入力装置であって、
    前記画面確定部により設定された確定画面に対して、前記距離検出部により検出される操作距離に応じて、前記確定画面に対する操作を確定するように構成された操作確定部(25,S107)を更に備える、入力装置。
  3. 請求項2に記載の入力装置であって、
    前記操作確定部は、
    前記確定画面が設定された時に検出される前記操作距離を基準距離とし、前記距離検出部により検出される前記操作距離が、前記基準距離を含むように設定された許容距離範囲を超えて小さくなった場合に、前記確定画面に対する入力操作を確定するように構成された入力確定部(25a)を更に備える、入力装置。
  4. 請求項3に記載の入力装置であって、
    前記操作確定部は、
    前記距離検出部にて検出される前記操作距離が、前記許容距離範囲を超えて大きくなった場合に、前記画面確定部により設定された前記確定画面の設定を解除するように構成された設定解除部(25b)を更に備える、入力装置。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の入力装置であって、
    前記距離検出部により検出される前記操作距離を表す距離表示を、前記ディスプレイに表示するように構成された距離表示部(26,S106)を更に備える、入力装置。
  6. 請求項5に記載の入力装置であって、
    前記距離表示部は、前記距離表示として、前記操作距離に対応した半径を有する円の表示を用いる、入力装置。
  7. 請求項5に記載の入力装置であって、
    前記距離表示部は、前記距離表示として、前記操作距離に対応した長さを有するバーの表示を用いる、入力装置。
  8. 請求項3又は請求項4に記載の入力装置であって、
    前記距離検出部により検出される前記操作距離と、前記許容距離範囲の上限及び下限をそれぞれ表す上限閾値と下限閾値とのうち少なくとも1つを表す表示である距離表示を、前記ディスプレイに表示するように構成された距離表示部を更に備える、入力装置。
  9. 請求項8に記載の入力装置であって、
    前記距離表示部は、前記距離表示として、前記操作距離、前記上限閾値及び前記下限閾値に対応した半径を有する同心円の表示を用いる、入力装置。
  10. 請求項8に記載の入力装置であって、
    前記距離表示部は、前記距離表示として、前記操作距離、前記上限閾値及び前記下限閾値に対応した長さを有するバーの表示を用いる、入力装置。
  11. 請求項2から請求項10までのいずれか1項に記載の入力装置であって、
    前記ディスプレイの表示面に沿った平面上の位置を平面位置として、前記指示体の平面位置を検出するように構成された位置検出部を更に備え、
    前記操作確定部は、
    前記位置検出部により検出された平面位置である指示位置に対応する前記確定画面上の領域を指定領域として、前記指定領域に対応づけられたコマンドの入力操作を確定させるように構成された、入力装置。
  12. 請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の入力装置であって、
    前記操作距離を検出する近接センサ(50)を更に備え、
    前記距離検出部は、前記近接センサを用いて前記操作距離を検出するように構成された、入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109388285A (zh) * 2018-09-25 2019-02-26 Oppo广东移动通信有限公司 接近检测模式切换方法、装置、电子设备及存储介质
JP2021114075A (ja) * 2020-01-17 2021-08-05 アルパイン株式会社 入力装置

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