JP2012212306A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性を向上させる入力装置を提供する。
【解決手段】本実施の形態に係る入力装置1は、例えば、図1(a)および(b)に示すように、なされた操作を検出する第1の検出領域231を有する検出部2と、検出部2上に設けられ、第1の検出領域231よりも面積が小さい第2の検出領域232を規定する規定部としてのサイズ可変パネル3と、を備えて概略構成されている。この入力装置1によれば、サイズ可変パネル3を入力装置1に取り付けることにより、操作者に応じた検出領域を形成することができるので、操作者に応じた検出領域を形成することができない場合と比べて、操作性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力装置に関する。
従来の技術として、指による入力位置を検出する手指操作入力部と、手指操作入力部を操作する際に手を置く台となるパームレスト部と、を備えた操作入力装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この操作入力装置は、手指操作入力部とパームレスト部とは隣接して配置されるとともに、手指操作入力部の表面はパームレスト部の表面の前方への延長面より下方に傾斜して配置されている。従って、この操作入力装置は、指先が自然に曲がる位置に手指操作入力部があるので、操作性が高い。
特開2009−181423号公報
しかし、従来の操作入力装置は、操作者の指の長さや手のひらの大きさ等のような個人差があるので、パームレスト部に手を置いた状態では、手指操作入力部の隅々まで指が届かず、操作性が良くない問題がある。
従って、本発明の目的は、操作性を向上させる入力装置を提供することにある。
本発明の一態様は、なされた操作を検出する第1の検出領域を有する検出部と、検出部上に設けられ、第1の検出領域よりも面積が小さい第2の検出領域を規定する規定部と、を備えた入力装置を提供する。
本発明によれば、操作性を向上させることができる。
図1(a)は、第1の実施の形態に係る入力装置の上面図であり、(b)は、サイズ可変パネルが装着された入力装置の上面図である。 図2(a)は、第1の実施の形態に係る入力装置の側面図であり、(b)および(c)は、図1(b)のII(a)-II(a)線で入力装置を切断した断面を示す断面図であり、(d)は、図1(b)のII(b)-II(b)線で入力装置を切断した断面を示す断面図である。 図3(a)は、第2の実施の形態に係る入力装置が接続された表示装置の表示領域を示す概略図であり、(b)は、サイズ可変パネルを取り付けた入力装置の上面図であり、(c)は、入力装置のブロック図である。 図4(a)は、第3の実施の形態に係るサイズ可変パネルの側面図であり、(b)は、入力装置の要部断面図であり、(c)は、入力装置のブロック図である。 図5(a)は、第4の実施の形態に係る第1の検出領域の概略図であり、(b)は、サイズ可変パネルの概略図であり、(c)は、サイズ可変パネルの変形例1であり、(d)は、サイズ可変パネルの変形例2であり、(e)は、サイズ可変パネルの変形例3であり、(f)は、サイズ可変パネルの変形例4である。
[実施の形態]
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る入力装置は、なされた操作を検出する第1の検出領域を有する検出部と、検出部上に設けられ、第1の検出領域よりも面積が小さい第2の検出領域を規定する規定部と、を備える。
[第1の実施の形態]
(入力装置1の構成)
図1(a)は、第1の実施の形態に係る入力装置の上面図であり、(b)は、サイズ可変パネルが装着された入力装置の上面図である。この入力装置1は、例えば、車両の運転席と助手席との間に設けられ、車両に搭載された電子機器を操作するものである。この電子機器は、例えば、車両に搭載された表示装置と接続されている。なお、電子機器とは、例えば、カーナビゲーション装置、オーディオ装置、空調装置等である。
本実施の形態に係る入力装置1は、例えば、図1(a)および(b)に示すように、なされた操作を検出する第1の検出領域231を有する検出部2と、検出部2上に設けられ、第1の検出領域231よりも面積が小さい第2の検出領域232を規定する規定部としてのサイズ可変パネル3と、を備えて概略構成されている。
・本体10の構成
本体10は、例えば、箱形状を有し、その表面100には、開口11と、パームレスト12と、が設けられている。開口11には、例えば、検出部2が露出しており、この露出した検出部2により第1の検出領域231が形成されている。
パームレスト12は、例えば、本体10の表面100から盛り上がった形状を有し、弾力性のある材料を用いて形成されている。このパームレスト12は、例えば、操作者が、手の付け根部分を載せることにより、検出部2に対する操作を容易にする目的で設けられている。このパームレスト12は、例えば、標準的な大きさの手を基準として、第1の検出領域231の隅々まで操作が可能となるように構成されている。
図2(a)は、第1の実施の形態に係る入力装置の側面図であり、(b)および(c)は、図1(b)のII(a)-II(a)線で入力装置を切断した断面を示す断面図であり、(d)は、図1(b)のII(b)-II(b)線で入力装置を切断した断面を示す断面図である。
本体10は、例えば、図2(a)に示すように、図1(b)の紙面右の側面102にスロット14を有する。このスロット14は、例えば、サイズ可変パネル3が挿入されるように構成されている。
本体10には、例えば、図2(b)に示すように、裏面101側に複数のねじ孔103が形成されている。このねじ孔103には、例えば、ねじ104に対応した溝が形成され、それぞれにねじ104が取り付けられる。このねじ104がねじ込まれることにより、図2(b)の紙面の上方に、後述する基板23およびスペーサ105を介して検出部2を移動させ、検出部2が本体10に取り付けられる。なお、この検出部2の取り付け方法は、上記の方法に限定されず、モータ等のアクチュエータによる方法、キャッチロック等の蓋止金具を利用した方法等の周知の方法を用いても良い。
本体10は、例えば、図2(b)に示ように、表面100の裏側で、かつ、開口11の周囲に沿って弾性部材106が取り付けられている。この弾性部材は、例えば、合成樹脂等から形成され、検出部2が取り付けられた際には、本体10と検出部2との間に介在するものである。
・検出部2の構成
検出部2は、例えば、タッチセンサ20と、基板23と、スイッチ24と、を備えて概略構成されている。
タッチセンサ20は、例えば、電極21と、電極21を保護する保護膜22と、を備えて概略構成されている。このタッチセンサ20は、例えば、操作者と電極21とにより形成されるコンデンサの静電容量の変化を検出するタッチセンサである。
この電極21は、第1の検出領域231になされた操作を検出可能な程度に複数設けられているものとする。
スイッチ24は、例えば、タッチセンサ20になされたプッシュ操作を検出する目的で、タッチセンサ20の4つの角に接触するように設けられている。つまり、本実施の形態に係る入力装置1は、4つである。なお、プッシュ操作とは、例えば、図2(b)の紙面の下方向にタッチセンサ20を押し下げる操作である。
タッチセンサ20と基板23との間には、例えば、複数のスペーサ105が設けられている。このスペーサ105は、例えば、検出部2を本体10に取り付けることにより、スイッチ24が押されたままの状態となるのを防止するために設けられている。従って、本実施の形態に係るスペーサ105は、例えば、4つのスイッチ24の近くに設けられている。
・サイズ可変パネル3の構成
サイズ可変パネル3は、パームレスト12により、入力装置1に対する操作者の手の位置が決められた際、手の大きさの個人差による操作性の低下を防止するために設けられるものである。
具体的には、例えば、操作者の手が、標準的な手の大きさよりも小さい場合、図1(a)に示すように、第1の検出領域231のパームレスト12から比較的遠い領域11aを、パームレスト12に手を置いた状態で操作することが難しくなり、操作性が低下する。また、操作者の手が、例えば、標準的な手の大きさよりも大きい場合、図1(a)に示すように、第1の検出領域231のパームレスト12から比較的近い領域11bを、パームレスト12に手を置いた状態で操作することが難しくなり、操作性が低下する。サイズ可変パネル3は、例えば、パームレスト12に手を置いた状態で、操作できる領域を規定するために設けられるものである。従って、操作者は、サイズ可変パネル3により操作可能な領域を触覚で感じることができる。
本実施の形態におけるサイズ可変パネル3は、操作者の手が、標準的な手の大きさよりも小さいとして、入力装置1に取り付けられたものである。従って、操作者が操作できる領域、すなわち、第2の検出領域232は、パームレスト12側に位置する。なお、操作者の手が、標準的な手の大きさよりも大きい場合は、一例として、図1(b)に示すサイズ可変パネル3を180°回転させ、第2の検出領域232が、パームレスト12から離れるようにする。
このサイズ可変パネル3は、例えば、合成樹脂により形成される。サイズ可変パネル3は、一例として、図1(b)に示すように、3つの矩形部30〜矩形部32によって、略コ字形状となるように形成されている。言い換えるなら、矩形部30の一方端部には、矩形部31の端部が、矩形部30と矩形部31とにより形成される角度がおよそ90°となるように形成され、矩形部30の他方端部には、矩形部32の端部が、矩形部30と矩形部32とにより形成される角度がおよそ90°となるように形成されている。このサイズ可変パネル3は、例えば、矩形部30〜矩形部32が一体となって成形されている。また、サイズ可変パネル3は、例えば、図1(b)に示すように、開口11の周囲と接触する部分であるラップ部33を有する。このラップ部33は、例えば、入力装置1にサイズ可変パネル3を取り付ける際、入力装置1の本体10に設けられた後述する弾性部材106と接触する部分である。
なお、サイズ可変パネル3は、本実施の形態に係る略コ字形状に限定されるものではなく、操作者の手の大きさや、入力装置1の用途に応じて形状は変更される。
ここで、入力装置1を用いた入力方法として、例えば、相対座標または絶対座標を用いた入力方法がある。液晶ディスプレイ等の表示装置の表示領域に表示されたカーソルを移動させる場合、相対座標を用いた入力方法では、例えば、第1の検出領域231になされたスライド操作の移動量に応じてカーソルを移動させる。一方、絶対座標を用いた入力方法では、例えば、第1の検出領域231と表示領域とが1:1対応となり、スライド操作の移動量と、スライド操作がなされた座標と、に応じてカーソルを移動させる方法である。従って、相対座標を用いた入力の場合、第2の検出領域232は、表示装置の表示領域と相似である必要はないが、絶対座標を用いた入力の場合は、第2の検出領域232と表示領域は相似であることが好ましい。なお、本実施の形態では、入力装置1は、一例として、相対座標を用いた入力を行うものとする。
第2の検出領域232は、このサイズ可変パネル3の開口34と、本体10の開口11と、により開口200が形成され、この開口200に露出して形成されている。サイズ可変パネル3は、例えば、第1の検出領域231と第2の検出領域232が相似の関係となるように構成されている。
以下に、サイズ可変パネル3の取り付け方法について説明する。
(サイズ可変パネル3の取り付け方法)
まず、図2(b)に示すように、入力装置1のねじ104を緩め、図2(c)の下方向に検出部2を移動させてタッチセンサ20と弾性部材106との間に、サイズ可変パネル3が挿入可能な隙間を形成する。
次に、スロット14からサイズ可変パネル3を挿入して検出部2上に配置する。続いて、ねじ104を締め込んで、検出部2を本体10の表面100方向に移動させてサイズ可変パネル3と弾性部材106とを接触させ、サイズ可変パネル3の取り付けを終了する。
ここで、入力装置1が、絶対座標を用いて入力する入力装置である場合、表示装置の表示領域と第2の検出領域232とを1:1対応とするキャリブレーションを行う。
このキャリブレーションは、一例として、予めサイズ可変パネル3の種類に応じたキャリブレーションの情報を電子機器側に記憶させ、操作者が表示領域に表示された設定メニューを見ながら、該当するサイズ可変パネル3を選択することで行う。このキャリブレーションの情報とは、挿入したサイズ可変パネル3により形成される第2の検出領域232に関する情報である。なお、当該電子機器は、例えば、キャリブレーションの機能を備えているものとし、表示装置に表示されたメニューから選択決定することにより、実行されるものとする。この選択決定とは、例えば、表示領域に表示されたカーソルを入力装置1で操作し、キャリブレーションを行うことができるアイコン上にカーソルを合わせ(選択)、入力装置1にプッシュ操作を行う(決定)ことである。
(第1の実施の形態の効果)
本実施の形態に係る入力装置1は、サイズ可変パネル3を入力装置1に取り付けることにより、操作者に応じた検出領域を形成することができるので、操作者に応じた検出領域を形成することができない場合と比べて、操作性を向上させることができる。
従って、操作者は、サイズ可変パネル3により操作可能な領域を触覚で感じることができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態は、なされた操作に基づいて表示を行う表示装置の表示領域に対応させた第1の座標系と、第2の検出領域232に対応する第2の座標系と、が対応するように補正を行う補正部を備えた点で異なっている。なお、以下に示す各実施の形態において、第1の実施の形態と共通する機能および部分については、第1の実施の形態と共通の符号を付し、その説明は省略するものとする。
(入力装置1の構成)
図3(a)は、第2の実施の形態に係る入力装置が接続された表示装置の表示領域を示す概略図であり、(b)は、サイズ可変パネルを取り付けた入力装置の上面図であり、(c)は、入力装置のブロック図である。図3(a)に示すX軸は、表示領域40の長手方向に沿った軸(横軸)であり、Y軸は、短手方向に沿った軸(縦軸)である。このX−Y座標系は、例えば、表示領域40の左上を座標の原点としている。また、図3(b)に示すx軸は、第2の検出領域232の長手方向に沿った軸(横軸)であり、y軸は、短手方向に沿った軸(縦軸)である。さらに、このx−y座標系は、例えば、第2の検出領域232の左上を座標の原点としている。
なお、本実施の形態に係る入力装置1は、例えば、絶対座標を用いた入力装置であるものとする。
本実施の形態に係る入力装置1は、例えば、図3(c)に示すように、なされた操作に基づいて表示を行う表示装置4の表示領域40に対応させた第1の座標系としてのX−Y座標系と、第2の検出領域232に対応する第2の座標系としてのx−y座標系と、が対応するように補正を行う補正部としての制御部10aを備えている。
また、入力装置1は、例えば、サイズ可変パネル3の取り付けを検出し、検出信号を出力するパネル検出部2aを備えている。
制御部10aは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)等を含むマイクロコンピュータである。
制御部10aは、例えば、キャリブレーション情報10bを格納している。このキャリブレーション情報10bは、例えば、表示装置4の表示領域40と入力装置1の第2の検出領域232とを対応させるための情報である。
なお、サイズ可変パネル3を取り付けられた入力装置1は、その検出領域が、第1の検出領域231から第2の検出領域232へと変化する。つまり、入力装置1の第1の検出領域231は、表示装置4の表示領域40と1:1対応ではなくなるので、第2の検出領域231と表示領域40とを1:1対応となるようにキャリブレーションを行う必要がある。従って、以下に、本実施の形態のキャリブレーションの方法について説明する。
(キャリブレーションの方法)
まず、図1(b)に示すように、入力装置1にサイズ可変パネル3を取り付ける。このサイズ可変パネル3の取り付け方法は、例えば、第1の実施の形態と同じである。入力装置1のパネル検出部2aは、検出信号を出力する。
次に、制御部10aは、検出信号を取得すると、電子機器に接続された表示装置4の表示領域40の情報である表示領域情報を取得するとともにキャリブレーションの開始を示すキャリブレーション開始信号を電子機器に出力する。この表示領域情報とは、例えば、図3(a)に示す表示領域40のX−Y座標系に関する情報である。キャリブレーション開始信号とは、例えば、キャリブレーションを行うために表示装置4の表示領域40に表示される画像の情報等を含むものである。
電子機器は、例えば、キャリブレーション開始情報に基づいて、表示装置4の表示領域40に点(A)に該当する入力装置1の第2の検出領域232の位置に対してタッチ操作を行うように指示する画像を表示させる。
操作者は、表示領域40に表示された画像に従って、第2の検出領域232の点(a)の位置にタッチ操作を行う。操作者は、この操作を表示領域40の点(B)〜点(D)、それに対応する第2の検出領域232の点(b)〜点(d)と繰り返す。
制御部10aは、このキャリブレーションに基づいて、点(a)を点(A)に、点(b)を点(B)に、点(c)を点(C)に、点(d)を点(D)に対応させたキャリブレーション情報10bを生成し、キャリブレーションを終了する。
キャリブレーションの終了後、操作者が、例えば、点(a)に対して操作をした場合、制御部10aは、キャリブレーション情報10bに基づいて点(a)を点(A)とする補正操作情報を生成して表示装置4に出力する。表示装置4は、例えば、この補正操作情報に基づいてカーソルを移動させる。
(本実施の形態の効果)
本実施の形態に係る入力装置1は、絶対座標を用いて入力する場合であっても、キャリブレーションを行うことにより、操作者に応じた検出領域を形成することができるので、操作者に応じた検出領域を形成することができない場合と比べて、操作性を向上させることができる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態は、サイズ可変パネル3が、一方の面側に導電性を有する材料を含んで形成される導電部材を有する点で、上記の実施の形態と異なっている。なお、本実施の形態に係る入力装置1は、絶対座標を用いた入力装置であるものとする。
図4(a)は、第3の実施の形態に係るサイズ可変パネルの側面図であり、(b)は、入力装置の要部断面図であり、(c)は、入力装置のブロック図である。
本実施の形態に係る入力装置1のサイズ可変パネル3は、図4(a)に示すように、矩形部30〜矩形部32の検出部2側の面に導電部材5が設けられている。この導電部材5は、例えば、導電性を有する材料を用いて形成される。この材料は、例えば、銅である。
なお、変形例として、導電部材5は、例えば、サイズ可変パネル3の一部に設けられても良い。この導電部材5は、例えば、サイズ可変パネル3の大きさに応じて複数の種類があり、検出部2に検出される。制御部10aは、この検出された導電部材5の大きさに基づいて予め記憶されたサイズ可変パネル3の大きさごとの情報を抽出し、その情報に基づいてキャリブレーション情報10bを生成するように構成されても良い。また、導電部材5の大きさは、共通とし、サイズ可変パネル3の大きさに応じた位置に設けられることで、サイズ可変パネル3を識別するように構成されても良い。
本実施の形態に係る入力装置1は、例えば、図4(c)に示すように、タッチセンサ20および4つのスイッチ24を含んで構成される検出部2と、制御部10aと、を備えて概略構成されている。
検出部2は、例えば、サイズ可変パネル3の取り付けにより変化した静電容量に基づいてサイズ可変パネル3の取り付けを検出するものとする。具体的には、検出部2は、例えば、図4(b)に示すように、サイズ可変パネル3の導電部材5と検出部2のタッチセンサ20とが接する領域を検出し、タッチセンサ20は、この領域を示す領域検出情報を制御部10aに出力するように構成されている。
制御部10aは、例えば、取得した領域検出情報に基づいてキャリブレーションを行い、検出領域を第1の検出領域231から第2の検出領域232に切り替え、キャリブレーション情報10bを生成する。以下に、本実施の形態に係る入力装置1のキャリブレーションの方法について説明する。
(キャリブレーションの方法)
まず、入力装置1にサイズ可変パネル3を取り付ける。このサイズ可変パネル3の取り付け方法は、例えば、第1の実施の形態と同じ方法で行われる。
入力装置1の検出部2のタッチセンサ20は、検出部2のタッチセンサ20とサイズ可変パネル3の導電部材5とが接触することによる静電容量の変化に基づいて接触する領域を示す領域検出情報を出力する。
制御部10aは、例えば、取得した領域検出情報に基づいてキャリブレーションを行う。具体的には、制御部10aは、領域検出情報に基づいてサイズ可変パネル3が取り付けられたことにより形成される第2の検出領域232を算出する。続いて、制御部10aは、表示装置4の表示領域40と、第2の検出領域232と、が1:1対応となるように、キャリブレーションを行ってキャリブレーション情報10bを生成し、キャリブレーションを終了する。
(本実施の形態の効果)
本実施の形態に係る入力装置1は、サイズ可変パネル3の取り付けに基づいてキャリブレーションを行うので、操作者がキャリブレーションを行う場合と比べて、操作者への負担が軽減される。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態は、検出領域に表示装置の表示領域に表示される画像に対応する画像が形成されている点で、上記の各実施の形態と異なっている。
図5(a)は、第4の実施の形態に係る第1の検出領域の概略図であり、(b)は、サイズ可変パネルの概略図である。
本実施の形態に係る入力装置1は、例えば、検出部2上にシート25が設けられている。このシート25には、例えば、表示装置4の表示領域40に表示される画像に応じた画像が形成されている。本実施の形態では、表示領域40に表示される画像は、50音画像と、50音入力を補助する補助画像である。従って、シート25には、例えば、図5(a)に示すように、50音画像および補助画像に応じて操作画像231aが形成されている。操作者は、この操作画像231aの何れかにタッチ操作を行うことにより、50音入力を行うことができる。
本実施の形態に係るサイズ可変パネル3は、例えば、図5(b)に示すように、第2の検出領域232にシート26が設けられている。このシート26上には、例えば、シート25の画像を縮小した画像が形成されている。従って、シート26は、例えば、図5(b)に示すように、50音画像および補助画像に応じて操作画像232aが形成されている。操作者は、この操作画像232aの何れかにタッチ操作を行うことにより、50音入力を行うことができる。サイズ可変パネル3の取り付けは、第1の実施の形態と同じ方法で行われる。なお、キャリブレーションの方法は、例えば、第2の実施の形態および第3の実施の形態の何れかのキャリブレーションの方法を用いて行われるが、これに限定されない。
(本実施の形態の効果)
本実施の形態に係る入力装置1は、サイズ可変パネル3を取り付けても、検出部2上に設けられたシート25に設けられた操作画像231aを縮小した操作画像232aが、サイズ可変パネル3のシート26に設けられているので、サイズ可変パネル3にシート26がない場合と比べて、操作者が認識し易い。
以下では、サイズ可変パネル3の形状や取り付け方向に関する変形例の一部を記載する。
・変形例1
図5(c)は、サイズ可変パネルの変形例1である。この変形例1は、例えば、図5(c)に示すように、上記の各実施の形態のサイズ可変パネル3を180°回転させ、開口201により規定される第2の検出領域232が、パームレスト12から離れるよう入力装置1に取り付けたものである。
・変形例2
図5(d)は、サイズ可変パネルの変形例2である。この変形例2のサイズ可変パネル3は、例えば、図5(d)に示すように、中央に開口202が形成されている。第2の検出領域232は、この開口202により規定されている。
・変形例3
図5(e)は、サイズ可変パネルの変形例3である。この変形例3は、例えば、図5(e)に示すように、運転席側(図5(e)の紙面右側)から操作する際、図5(e)の紙面右側に開口203が形成されるように、サイズ可変パネル3が略L字形状となっている。この開口203により規定される第2の検出領域232は、操作者の手が、標準的な大きさよりも小さいとして、パームレスト12側に形成されている。
・変形例4
図5(f)は、サイズ可変パネルの変形例4である。この変形例4は、例えば、図5(f)に示すように、運転席側(図5(f)の紙面右側)から操作する際、図5(f)の紙面右側に開口204が形成されるように、サイズ可変パネル3が略L字形状となっている。この開口204により規定される第2の検出領域232は、操作者の手が、標準的な大きさよりも大きいとして、パームレスト12から離れて形成されている。
上記の変形例1〜変形例4は、一例であって、サイズ可変パネル3の形状および取り付け方法を限定するものではない。上記の変形例1〜変形例4によれば、操作者の手の大きさ、入力装置1に対する操作者の位置等に応じて、第2の検出領域232の大きさ、形状、入力装置1に対する位置等を変更することができるので、変更できない場合と比べて、操作が容易となる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態および変形例を説明したが、これらの実施の形態および変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態および変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態および変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態および変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…入力装置、2…検出部、2a…パネル検出部、3…サイズ可変パネル、4…表示装置、5…導電部材、10…本体、10a…制御部、10b…キャリブレーション情報、11…開口、11a、11b…領域、12…パームレスト、14…スロット、20…タッチセンサ、21…電極、22…保護膜、23…基板、24…スイッチ、25、26…シート、30〜32…矩形部、33…ラップ部、34…開口、40…表示領域、100…表面、101…裏面、102…側面、103…ねじ孔、104…ねじ、105…スペーサ、106…弾性部材、200〜204…開口、231…第1の検出領域、231a…操作画像、232…第2の検出領域、232a…操作画像

Claims (3)

  1. なされた操作を検出する第1の検出領域を有する検出部と、
    前記検出部上に設けられ、前記第1の検出領域よりも面積が小さい第2の検出領域を規定する規定部と、
    を備えた入力装置。
  2. 前記なされた操作に基づいて表示を行う表示装置の表示領域に対応させた第1の座標系と、前記第2の検出領域に対応する第2の座標系と、が対応するように補正を行う補正部を備えた請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記検出部は、静電容量の変化を検出するセンサであり、
    前記規定部は、一方の面側に導電性を有する材料を含んで形成される導電部材を有し、
    前記補正部は、前記規定部の前記導電部材に基づいた静電容量の変化に応じて前記補正を行う請求項2に記載の入力装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015125518A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 アルプス電気株式会社 タッチパッド入力装置
JP2015144345A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 パイオニア株式会社 情報処理装置および押しボタン

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