JP2017213252A - カードスイッチおよびそのカードスイッチを備えた変形玩具 - Google Patents

カードスイッチおよびそのカードスイッチを備えた変形玩具 Download PDF

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Abstract

【課題】 カードスイッチ、変形玩具を提供することにある。【解決手段】 この発明は、カードC1の直線運動Xにより、スイッチ機構S1を介して、係合部材5の係合状態が解除されて、閉状態の開閉部材2が開状態となる。この結果、この発明は、カードの直線運動により、ロックを解除することができるカードスイッチを提供することができる。また、この発明は、カードC2Cの直線運動Xにより、スイッチ機構S1Cを介して、係合部材5Cの係合状態が解除されて、閉状態の主翼部2CL、2CRが弾性部材4C。4CRの弾性力で自動的に開状態となる。この結果、この発明は、カードの直線運動により、玩具を変形させる面白みがある変形玩具を提供することができる。【選択図】 図1

Description

この発明は、カードがキーで、そのカードを直線運動(スラッシュ)させることにより、ロックが解除されるカードスイッチに関するものである。このカードスイッチは、玩具やアクセサリーなどに使用される。
また、この発明は、前記のカードスイッチを備えた変形玩具に関するものである。
カードを使用して変形する変形玩具は、従来からある(たとえば、特許文献1)。以下、従来の変形玩具について説明する。
従来の変形玩具は、カー玩具であって、カーの下部に任意のカードが付着されると、分離可能に結合されたカーの胴体の一部が分離され、分離されたカーの胴体の一部が床面を加圧してカーを直立させまたは転覆させ、付着されたカードの裏面を露出させるものである。
すなわち、従来の変形玩具は、カーの走行過程において、任意のカードが付着されると、そのカードを裏返して見せるように、カーの形態が自動で変形するものである。
特表2015−504758号公報
ところが、従来の変形玩具は、カーの走行過程において、カーにカードが付着されると、カーが変形するものであるから、カーを変形させる際に、カードを直線運動(スラッシュ)などのアクションを行う必要がない。
このために、従来の変形玩具は、カードの直線運動(スラッシュ)などのアクションにより、カーを変形させる面白みがない。
また、従来の変形玩具を、玩具やアクセサリーなどに使用されるカードスイッチに適用した場合においても、カードの直線運動(スラッシュ)などのアクションにより、ロックを解除するようなことができない。
この発明が解決しようとする課題は、カードの直線運動(スラッシュ)などのアクション(以下、単に「直線運動」と称する)により、ロックを解除することができるカードスイッチを提供することにある。
また、この発明が解決しようとする課題は、カードの直線運動により、玩具を変形させる面白みがある変形玩具を提供することにある。
この発明のカードスイッチは、カードと、基部材と、基部材に開閉可能に取り付けられている開閉部材と、基部材に設けられているスイッチ機構と、を備え、スイッチ機構が、閉状態の開閉部材に係合する係合部材と、カードの直線運動を回転運動に変換して回転運動を伝達する運動変換伝達部材と、運動変換伝達部材から伝達された回転運動により、係合部材の係合状態を解除して閉状態の開閉部材を開状態とする解除部材と、を有し、カードには、係合部が直線方向に複数個設けられていて、運動変換伝達部材には、カードの係合部に係合する係合部が、回転方向に複数個設けられている、ことを特徴とする。
この発明は、カードの係合部の個数と運動変換伝達部材の係合部の個数との比が、任意である。
この発明は、カードの係合部が、カードの平面方向に凹凸形状に設けられていて、運動変換伝達部材の係合部が、カードの平面に対して垂直もしくはほぼ垂直である回転中心線から径方向に凹凸形状に設けられている。
この発明は、カードの係合部が、カードの平面に対して垂直方向に凹凸形状に設けられていて、運動変換伝達部材の係合部が、カードの平面に対して平行もしくはほぼ平行でありかつカードの直線運動の方向に対して垂直もしくはほぼ垂直である回転中心線から径方向に凹凸形状に設けられている。
この発明は、カードの係合部が、カードの平面に対して垂直方向に透孔形状に開設されていて、運動変換伝達部材の係合部が、カードの平面に対して平行もしくはほぼ平行でありかつカードの直線運動の方向に対して垂直もしくはほぼ垂直である回転中心線から径方向に凹凸形状に設けられている。
この発明は、運動変換伝達部材と解除部材との間には、運動変換伝達部材からの回転運動を一方向に解除部材に伝達する回転運動一方向伝達部材が、設けられている。
この発明の変形玩具は、前記の請求項1〜6のいずれか1項に記載のカードスイッチを備えた変形玩具において、基部材に開閉部材を開閉可能に取り付ける取付部材と、開閉部材を閉状態から開状態に付勢させる弾性部材と、を備え、係合部材が、閉状態の開閉部材に係合して開閉部材を弾性部材の弾性力に抗して閉状態に維持し、運動変換伝達部材が、カードの直線運動を回転運動に変換して回転運動を伝達し、解除部材が、運動変換伝達部材から伝達された回転運動により、係合部材の係合状態を解除して、閉状態の開閉部材を弾性部材の弾性力で開状態とする、ことを特徴とする。
この発明は、補助開閉部材と、基部材もしくは開閉部材のうち少なくともいずれか一方に補助開閉部材を開閉可能に取り付ける補助取付部材と、補助開閉部材を閉状態から開状態に付勢させる補助弾性部材と、開閉部材が閉状態のときには補助開閉部材を補助弾性部材の弾性力に抗して閉状態に維持し、開閉部材が開状態のときには閉状態の補助開閉部材を補助弾性部材の弾性力で開状態とする係止部と、を備える。
この発明は、カードの直線運動により、スイッチ機構を介して、係合部材の係合状態が解除されて、閉状態の開閉部材が開状態となる。この結果、この発明は、カードの直線運動により、ロックを解除することができるカードスイッチを提供することができる。
また、この発明は、カードの直線運動により、スイッチ機構を介して、係合部材の係合状態が解除されて、閉状態の開閉部材が弾性部材の弾性力で自動的に開状態となる。この結果、この発明は、カードの直線運動により、玩具を変形させる面白みがある変形玩具を提供することができる。
特に、この発明は、カードの直線方向に設けられている係合部と、運動変換伝達部材の回転方向に設けられている係合部と、が相互に係合するので、カードの直線運動が運動変換伝達部材の回転運動として確実に変換される。このために、この発明は、確実に変換された回転運動により、ロックを確実に解除することができ、また、玩具を確実に変形させることができる。
図1は、この発明にかかるカードスイッチおよびそのカードスイッチを備えた変形玩具(以下、単に、「カードスイッチ、変形玩具」と称する)の実施形態1を示す説明斜視図である。(A)は、閉状態(ロック状態)の説明斜視図である。(B)は、開状態(解除状態)の説明斜視図である。 図2は、カードスイッチ、変形玩具の説明縦断面図である。(A)は、閉状態(ロック状態)の説明縦断面図(図1(A)におけるIIA−IIA線断面図)である。(B)は、開状態(解除状態)の説明縦断面図(図1(B)におけるIIB−IIB線断面図)である。 図3は、カードの直線運動と運動変換伝達部材の回転運動とを示す説明横断面図(図2におけるIII−III線断面図)である。 図4は、係合部材の説明横断面図である。(A)は、係合状態の説明横断面図(図2におけるIV−IV線断面図)である。(B)は、解除状態の説明横断面図(図2におけるIV−IV線断面図)である。 図5は、カードの係合部と運動変換伝達部材の係合部との変形例1を示す説明面図である。(A)は、斜視図である。(B)は、断面図である。 図6は、カードの係合部と運動変換伝達部材の係合部との変形例2を示す説明面図である。(A)は、斜視図である。(B)は、断面図である。 図7は、この発明にかかるカードスイッチ、変形玩具の実施形態2を示す閉状態(ロック状態、変形前の状態)の説明斜視図である。 図8は、開状態(解除状態、変形後の状態)を示す説明斜視図である。 図9は、構成部品を示す説明分解斜視図である。 図10は、基部材とスイッチ機構とを示す説明図(他の部材を除いた状態の図8におけるX10矢視図)である。 図11は、回転運動一方向伝達部材を示す説明図である。(A)は、回転部材の説明底面図(図9におけるXIA矢視図)である。(B)は、第3ギアの説明底面図(図9におけるXIB矢視図)である。(C)は、回転部材と第3ギアとが組み立てられた状態の説明底面図である。 図12は、開閉部材と係合部材とを示す説明図(他の部材を除いた状態の図7におけるXII矢視図)である。 図13は、基部材と開閉部材と補助開閉部材とを示す説明図(一部の部材を除いた状態の図7におけるXIII矢視図)である。 図14は、基部材と開閉部材と補助開閉部材とを示す説明図(一部の部材を除いた状態の図7におけるXIV矢視図)である。 図15は、この発明にかかるカードスイッチ、変形玩具の実施形態3を示す閉状態(ロック状態、変形前の状態)の説明斜視図である。 図16は、開状態(解除状態、変形後の状態)を示す説明斜視図である。 図17は、構成部品を示す説明分解斜視図である。 図18は、この発明にかかるカードスイッチ、変形玩具の実施形態4を示す閉状態(ロック状態、変形前の状態)の説明斜視図である。 図19は、開状態(解除状態、変形後の状態)を示す説明斜視図である。 図20は、構成部品を示す説明分解斜視図である。
以下、この発明にかかるカードスイッチ、変形玩具の実施形態(実施例)の4例を図面に基づいて詳細に説明する。図において、符号「F」は「前」、「B」は「後」、「U」は上、「D」は「下」、「L」は「左」、「R」は「右」である。
(実施形態1の構成の説明)
図1〜図6は、この発明にかかるカードスイッチ、変形玩具の実施形態1を示す。以下、この実施形態1の構成について説明する。なお、図5(B)、図6(B)において、ハッチングを省略する。
この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、カードC1と、基部材1と、開閉部材2と、スイッチ機構S1と、取付部材3と、弾性部材4と、を備えるものである。
(カードC1の説明)
カードC1は、この例では、樹脂製のほぼ長方形の板形状をなす。カードC1の1長辺の一端部には、係合部C10が直線方向に複数個、この例では、5個設けられている。カードC1の係合部C10は、カードC1の平面方向にほぼ三角形の凹凸形状に設けられている。この凸が5個ある。この例のカードC1は、いわゆる、ギザギザタイプである。
(基部材1、開閉部材2の説明)
基部材1は、この例では、樹脂製の箱形状をなす。基部材1は、一面(上面)が開口し、五面(下面、前面、後面、左面、右面)が閉塞した中空形状をなす。
開閉部材2は、この例では、樹脂製の蓋形状をなす。開閉部材2は、基部材1の上面開口部を覆い得る大きさ形状をなす。開閉部材2の一面(下面)には、浅い凹部が設けられている。
基部材1の上面開口部の1辺(後辺)には、開閉部材2の下面開口部の1辺(後辺)が、取付部材3(この例では、ヒンジ)により、開閉(回転)可能に取り付けられている。基部材1の上面開口部の前辺と開閉部材2の下面開口部の前辺との間には、カードC1が直線運動X(図1(A)(B)、図3中の矢印を参照)できる程度の隙間Kが左右方向に設けられている。
基部材1と開閉部材2との間には、弾性部材4(この例では、トーションスプリング、ねじりばね、ねじりコイルばね)が介在されている。この結果、開閉部材2は、基部材1に対して、閉状態(図1(A)、図2(A)に示す状態)から開状態(図1(B)、図2(B)に示す状態)に付勢されている。すなわち、開閉部材2は、図1(B)中の矢印Z方向に付勢されている。
(スイッチ機構S1の説明)
スイッチ機構S1は、基部材1の上面開口部の1辺(前辺)のほぼ中央部に設けられている。スイッチ機構S1は、ケーシングあるいはハウジング(以下、単に「ケーシング」と称する)S10と、係合部材5と、運動変換伝達部材6と、解除部材7と、を有するものである。
ケーシングS10中には、係合部材5、運動変換伝達部材6、解除部材7が収納されている。ケーシングS10は、基部材1に固定されている。
(係合部材5の説明)
係合部材5は、この例では、樹脂製の凸形状もしくは爪形状をなす。開閉部材2には、係合凹部20が設けられている。係合部材5は、図2(A)、図4(A)に示すように、閉状態の開閉部材2の係合凹部20の縁に係合して開閉部材2を弾性部材4の弾性力に抗して閉状態に維持するものである。
(運動変換伝達部材6の説明)
運動変換伝達部材6は、回転軸60と、回転軸60に固定されているギア(歯車)61と、からなる。回転軸60の両端(上下両端)は、ケーシングS10に軸受など(図示せず)を介して回転可能に軸支されている。回転軸60の回転中心線(以下、「軸心」と称する)Oは、上下方向をなし、左右方向の隙間Kに対して垂直もしくはほぼ垂直である。
ギア61には、カードC1の係合部C10に係合する係合部としての歯62が、回転方向(軸心Oを中心とする円周方向)に複数個、この例では、12個設けられている。運動変換伝達部材6の係合部、すなわち、ギア61の歯62は、カードC1の平面に対して垂直もしくはほぼ垂直である軸心Oから径方向に凹凸形状に設けられている。
運動変換伝達部材6の回転軸60およびギア61は、カードC1の直線運動Xを回転運動Y(図3、図4(A)中の矢印を参照)に変換する。また、運動変換伝達部材6の回転軸60およびギア61は、回転運動Yを解除部材7に伝達する。
カードC1の係合部C10の個数と運動変換伝達部材6の係合部すなわちギア61の歯62の個数との比は、任意である。なお、この例では、カードC1の係合部C10の個数が5個であり、ギア61の歯62の個数が12個であり、その比は、5対12(5:12)である。
これにより、カードC1の直線運動Xを2回と5分の2(2/5)行うことにより、運動変換伝達部材6のギア61の回転運動Yを1回転させることとなる。すなわち、カードC1の1個の係合部C10の直線運動Xにより、運動変換伝達部材6のギア61が約30°の回転運動Yをする。
(解除部材7の説明)
解除部材7は、この例では、円板形状をなしている。解除部材7は、運動変換伝達部材6の回転軸60に一体に固定されている。解除部材7には、係合部材5が一体に固定されている。
解除部材7は、運動変換伝達部材6の回転軸60から伝達された回転運動Yにより、係合部材5の係合状態(開閉部材2の係合凹部20の縁との係合状態)を、図4(B)に示すように、解除して、閉状態の開閉部材2を弾性部材4の弾性力で開状態とする。
ここで、運動変換伝達部材6の回転軸60およびギア61と解除部材7との間に、回転軸60およびギア61からの回転運動Yを一方向に解除部材7に伝達する回転運動一方向伝達部材を、設けても良い。
(実施形態1の作用の説明)
この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
図1(A)、図2(A)、図4(A)に示すように、開閉部材2が基部材1に対して閉状態のときは、開閉部材2が基部材1の上面開口部を覆っている。このとき、係合部材5は、閉状態の開閉部材2の係合凹部20の縁に係合していて、開閉部材2は、弾性部材4の弾性力に抗して閉状態が維持されている。
次に、閉状態の開閉部材2と基部材1との間の隙間Kに、カードC1の係合部C10側の辺を、基部材1、開閉部材2の左側から右側に直線運動Xさせる。すると、カードC1の係合部C10が運動変換伝達部材6のギア61の歯62に係合する(図2(A)、図3を参照)。
この係合により、カードC1の直線運動Xが運動変換伝達部材6のギア61および回転軸60の回転運動Yに変換される。この回転運動Yは、運動変換伝達部材6の回転軸60に一体に固定されている解除部材7に伝達される。これにより、解除部材7は、軸心O回りに回転する。
この解除部材7の回転に伴って、解除部材7に一体に固定されている係合部材5も、同様に、軸心O回りに回転する(図4(A)を参照)。この結果、図4(B)に示すように、係合部材5は、開閉部材2の係合凹部20の縁から外れて、係合部材5の係合状態は、解除される。
そして、閉状態の開閉部材2は、弾性部材4の弾性力により、図1(B)、図2(B)に示すように、開状態となる。これにより、基部材1の上面開口部は、開放される。
開状態の開閉部材2を基部材1に対して弾性部材4の弾性力に抗して閉じて、係合部材5を開閉部材2の係合凹部20の縁に係合させる。これにより、開閉部材2は、基部材1に対して弾性部材4の弾性力に抗して閉状態となる。
なお、係合部材5を開閉部材2の係合凹部20の縁に係合させる手段としては、手動でも良いし、自動でも良い。自動の場合は、たとえば、係合部材5を開閉部材2の係合凹部20の縁に係合させる方向に常時付勢させる係合用の弾性部材を設ける。
そして、自動の場合において、開閉部材2を開けるときは、カードC1の直線運動Xにより、解除部材7が係合用の弾性部材の弾性力に抗して係合部材5を開閉部材2の係合凹部20の縁から外して係合部材5の係合状態を解除するものである。
(実施形態1の効果の説明)
この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、カードC1の直線運動Xにより、スイッチ機構S1を介して、係合部材5の係合状態が解除されて、閉状態の開閉部材2が開状態となる。この結果、この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、カードC1の直線運動Xにより、ロックを解除することができるカードスイッチを提供することができる。
また、この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、カードC1の直線運動Xにより、スイッチ機構S1を介して、係合部材5の係合状態が解除されて、閉状態の開閉部材2が弾性部材4の弾性力で自動的に開状態となる。この結果、この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、カードC1の直線運動X1により、玩具を変形させる面白みがある変形玩具を提供することができる。
特に、この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、カードC1の直線方向に設けられている係合部C10と、運動変換伝達部材6のギア61の回転方向に設けられている係合部としての歯62と、が相互に係合するので、カードC1の直線運動Xが運動変換伝達部材6のギア61の回転運動Yとして確実に変換される。このために、この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、確実に変換された回転運動Yにより、ロックを確実に解除することができ、また、玩具を確実に変形させることができる。
この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、カードC1の係合部C10の個数とギア61の歯62の個数との比を、任意に変更することができる。この結果、この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、カードC1の直線運動X量による運動変換伝達部材6のギア61の回転運動Y量(回転角度)を、任意に設定することができる。これにより、この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、カードC1の直線運動Xによる係合部材5の係合状態の解除の難易度を、調整することができ、さらに面白みが増す。
例えば、カードC1の1回もしくは1回未満の直線運動Xにより、ギア61の所定の回転角度の回転運動Yを介して、係合部材5の係合状態が解除される場合と、カードC1の複数回の直線運動Xにより、ギア61の所定の回転角度の回転運動Yを介して、係合部材5の係合状態が解除される場合と、を比較してみる。1回もしくは1回未満の直線運動Xによる係合状態の解除は、複数回の直線運動Xによる係合状態の解除と比較して、容易である。逆に、複数回の直線運動Xによる係合状態の解除は、1回もしくは1回未満の直線運動Xによる係合状態の解除と比較して、難しい。
この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、カードC1の係合部C10がカードC1の平面方向に凹凸形状に設けられていて、一方、ギア61の歯62がカードC1の平面に対して垂直もしくはほぼ垂直である軸心Oから径方向に凹凸形状に設けられている。この結果、この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、カードC1の係合部C10の方向性とギア61の歯62の方向性とが一致しなければ、カードC1の直線運動Xがギア61の回転運動Yに変換されない。
このために、この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、カードC1と異なるカードを使用した場合ギア61を回転させることができず、また、カードC1を異なるギアに使用した場合異なるギアを回転させることができない。このように、この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、専用のカードC1と専用のギア61とを使用するものである。これにより、この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、十分なスイッチ機能を備えることとなり、この実施形態1にかかるカードスイッチを使用する玩具やアクセサリーなど、また、この実施形態1にかかる変形玩具は、十分なセキュリティ(保護性)を保持することができる。
(実施形態1の変形例1の説明)
図5は、この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具の変形例1を示す説明面図である。図5中、図1〜図4と同符号は、同一の物を示す。
前記の実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具の基部材1および開閉部材2は、箱形状および蓋形状をなすものである。これに対して、この変形例1の基部材1Aおよび開閉部材2Aは、それぞれ、半球形状をなすものである。
前記の実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具のカードC1は、いわゆる、ギザギザタイプである。これに対して、この変形例1のカードC2は、いわゆる、ラックタイプである。カードC2の係合部C20は、カードC2の平面に対して垂直方向にほぼ三角形の凹凸形状に複数個設けられている。
ギア61の歯62は、カードC2の平面に対して平行もしくはほぼ平行でありかつカードC2の直線運動Xの方向に対して垂直もしくはほぼ垂直である軸心Oから径方向に凹凸形状に設けられている。
この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具の変形例1は、前記の実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具と、ほぼ同様の作用効果を達成することができる。
(実施形態1の変形例2の説明)
図6は、この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具の変形例2を示す説明面図である。図6中、図1〜図5と同符号は、同一の物を示す。
前記の実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具の基部材1および開閉部材2は、箱形状および蓋形状をなすものである。これに対して、この変形例2の基部材1Bおよび開閉部材2Bは、それぞれ、前記の変形例1の基部材1Aおよび開閉部材2Aと、ほぼ同様に、半球形状をなすものである。
前記の実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具のカードC1は、いわゆる、ギザギザタイプであり、前記の変形例1のカードC2は、いわゆる、ラックタイプである。これに対して、この変形例2のカードC3は、いわゆる、フィルムタイプである。カードC3の係合部C30は、カードC2の平面に対して垂直方向にほぼ四角形の透孔形状に複数個開設されている。
この変形例2のカードC3の厚さは、前記の変形例1のカードC2の厚さよりも薄い。このために、この変形例2の基部材1Bと開閉部材2Bとの間の隙間Kは、前記の変形例1の基部材1Aと開閉部材2Aとの間の隙間Kよりも薄くすることができる。
ギア61の歯62は、カードC2の平面に対して平行もしくはほぼ平行でありかつカードC2の直線運動Xの方向に対して垂直もしくはほぼ垂直である軸心Oから径方向に凹凸形状に設けられている。
この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具の変形例2は、前記の実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具、および、変形例1と、ほぼ同様の作用効果を達成することができる。
(カードC1、C2、C3とギア61の説明)
実施形態1のカードC1の係合部C10は、変形例1のギア61の歯62および変形例2のギア61の歯62には、係合できない。
また、変形例1のカードC2の係合部C20は、実施形態1のギア61の歯62には、係合できない。しかも、変形例1のカードC2は、変形例2の基部材1Bと開閉部材2Bとの間の隙間Kに挿入できない。このために、変形例1のカードC2の係合部C20は、変形例2のギア61の歯62には、係合できない。
さらに、変形例2のカードC3の係合部C30は、実施形態1のギア61の歯62には、係合できない。しかも、変形例2のカードC3の厚さは、変形例1のカードC2の厚さよりも薄いので、変形例1の基部材1あと開閉部材2Aとの間の隙間Kに挿入できるが、変形例1のギア61の歯62には、確実に係合することができない。
このように、実施形態1のカードC1と実施形態1のギア61とは、また、変形例1のカードC2と変形例1のギア61とは、さらに、変形例2のカードC3と変形例1のギア61とは、それぞれ、専用である。これにより、カードC1、C2、C3とギア61とは、十分なスイッチ機能を備えることとなり、カードスイッチとして、また、玩具やアクセサリーなど、さらに、変形玩具において、十分なセキュリティ(保護性)を保持することができる。
(実施形態2の構成の説明)
図7〜図14は、この発明にかかるカードスイッチ、変形玩具の実施形態2を示す。図7〜図14中、図1〜図6と同符号は、同一の物を示す。以下、この実施形態2の構成について説明する。
この実施形態2にかかるカードスイッチ、変形玩具は、図7に示す球形形状の物体あるいは卵から、図8に示す翼竜などを模した翼竜ロボットに変形する例である。
この実施形態2にかかるカードスイッチ、変形玩具は、図9に示すように、カードC2Cと、基部材1CL、1CRと、開閉部材2CL、2CRと、スイッチ機構S1Cと、取付部材3CL、3CRと、弾性部材4CL、4CRと、補助開閉部材と、補助取付部材と、補助弾性部材と、係止部と、を備えるものである。
(カードC2Cの説明)
カードC2Cは、図7〜図9に示すように、前記の実施形態1の変形例1のラックタイプのカードC2を基本とするものである。すなわち、カードC2Cは、ラック形状の係合部C20がカードC2Cの1長辺全体に亘って複数個設けられている。
(基部材1CL、1CR、開閉部材2CL、2CRの説明)
基部材1CL、1CRは、図7〜図9に示すように、この例では、翼竜ロボットの胴部を模した左右の胴部である。左右の胴部(以下、単に「胴部」と称する)1CL、1CRは、スクリュ10Cにより相互に一体に固定されている。胴部1CL、1CRの内部中には、収納用の空間11Cが形成されている。
開閉部材2CL、2CRは、図7〜図9に示すように、この例では、翼竜ロボットの主翼部を模した左右の主翼部である。左右の主翼部(以下、単に「主翼部」と称する)2CL、2CRは、胴部1CL、1CRに、左右の取付部材(以下、単に「取付部材」と称する)3CL、3CR(この例では、回転軸もしくはピンなど)により、それぞれ、開閉(回転)可能に取り付けられている。胴部1CL、1CRおよび主翼部2CL、2CRの前部の中央部には、隙間KCが左右方向に設けられている。
胴部1CL、1CRと主翼部2CL、2CRとの間には、左右の弾性部材(以下、単に「弾性部材」と称する)4CL、4CR(この例では、トーションスプリング、ねじりばね、ねじりコイルばね)がそれぞれ介在されている。この結果、主翼部2CL、2CRは、胴部1CL、1CRに対して、閉状態(図7に示すロック状態、変形前の状態)から開状態(図8に示す解除状態、変形後の状態)に付勢されている。すなわち、主翼部2CL、2CRは、図12中の矢印Z方向にそれぞれ付勢されている。
胴部1CL、1CRの一部の背部や腹部の外面、および、主翼部2CL、2CRの外面は、それぞれ、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。
(スイッチ機構S1Cの説明)
スイッチ機構S1Cは、胴部1CL、1CRの空間11C中に収納されている。スイッチ機構S1Cは、図9に示すように、係合部材5Cと、運動変換伝達部材6Cと、解除部材7Cと、回転運動一方向伝達部材8C(図9には図示されていない)、80Cと、を有するものである。
(係合部材5Cの説明)
係合部材5Cは、図9、図10、図12に示すように、前板50Cと、底板51Cと、後板52Cと、から構成されている。係合部材5Cは、胴部1CL、1CRの空間11C中に前後方向に移動可能に収納されている。
係合部材5Cの後板52Cと胴部1CL、1CRとの間には、係合用弾性部材(この例では、圧縮コイルスプリング)12Cが介在されている。この結果、係合部材5Cは、胴部1CL、1CRに対して、後ろから前に図9、図10、図12中の矢印F1方向に常時付勢されている。
図12に示すように、係合部材5Cの前板50Cの左右には、係合爪53CL、53CRがそれぞれ設けられている。一方、主翼部2CL、2CRには、係合爪20CL、20CRがそれぞれ設けられている。
係合部材5Cの係合爪53CL、53CRは、主翼部2CL、2CRの係合爪20CL、20CRに、係合用弾性部材12Cの弾性力により、弾性係合している。これにより、係合部材5Cは、胴部1CL、1CRに対して、閉状態の主翼部2CL、2CRを、弾性部材4CL、4CRの弾性力に抗して閉状態に維持する。
(運動変換伝達部材6Cの説明)
運動変換伝達部材6Cは、図9、図10に示すように、第1ギア(歯車)61Cと、第2ギア(歯車)62Cと、第3ギア(歯車)63Cと、回転軸64Cと、からなる。
第1ギア61Cと第2ギア62Cとは、回転軸64Cの両端(前後両端)にそれぞれ固定されている。回転軸64Cの一端(前端)と中間部分とは、胴部1CL、1CRに軸受などを介して回転可能に軸支されている。回転軸64Cの回転中心線(以下、「軸心」と称する)OCは、前後方向をなし、左右方向の隙間KCに対して垂直もしくはほぼ垂直である。
第3ギア63Cは、解除部材7Cの回転体71Cに、支持軸70Cの回転中心線(以下、「軸心」と称する)O1C回りに回転可能に支持されている。第3ギア63Cは、一端(上端)にクラウン状(冠状)の歯を有するクラウンギア(冠歯車)である。第3ギア63Cは、スパーギア(平歯車)である第2ギア62Cと噛み合っている。第3ギア63Cの軸心O1Cと第2ギア62Cの軸心OCとは、直交もしくはほぼ直交する。
第1ギア61Cには、カードC2Cの係合部C20に係合する係合部としての歯60Cが、回転方向(軸心OCを中心とする円周方向)に複数個設けられている。運動変換伝達部材6Cの係合部、すなわち、第1ギア61Cの歯60Cは、カードC2Cの平面に対して平行もしくはほぼ平行でありかつカードC2Cの直線運動Xに対して垂直もしくはほぼ垂直である軸心OCから径方向に凹凸形状に設けられている。カードC2Cの係合部C20の個数と運動変換伝達部材6Cの係合部すなわち第1ギア61Cの歯60Cの個数との比は、任意である。
運動変換伝達部材6Cの回転軸64Cおよび第1ギア61Cは、カードC2Cの直線運動Xを回転運動Y(図9、図10中の矢印を参照)に変換する。また、運動変換伝達部材6Cの回転軸64Cおよび第1ギア61Cは、回転運動Yを、第2ギア62C、第3ギア63Cおよび回転運動一方向伝達部材8C、80Cを介して、解除部材7Cに伝達する。ここで、回転運動Yは、第2ギア62Cから第3ギア63Cに伝達される際に、第2ギア62Cの軸心OC回りの回転運動Yから第3ギア63Cの軸心O1C回りの回転運動Yに、直角もしくはほぼ直角に変更される。
(解除部材7Cの説明)
解除部材7Cは、図9、図10に示すように、支持軸70Cと、回転体71Cと、押圧用弾性部材(この例では、圧縮コイルスプリング)72Cと、からなる。回転体71Cは、円筒形状をなす。回転体71Cの一端(下端)の外周面の一部には、解除凸部73Cが一体に突設されている。
支持軸70Cの両端(上下両端)は、胴部1CL、1CRに固定されている。回転体71Cは、支持軸70Cに回転可能に外側から嵌合されている。押圧用弾性部材72Cは、支持軸70Cに外側から嵌合されていて、かつ、回転体71Cの一端面(上端面)と胴部1CL、1CRとの間において介在されている。これにより、回転体71Cは、胴部1CL、1CRに回転可能に支持されている。
回転体71Cには、第3ギア63Cが回転可能に支持されている。支持軸70Cの軸心O1Cは、上下方向をなす。このために、支持軸70Cの軸心O1Cと回転軸64Cの軸心OCとは、直交もしくはほぼ直交する。これにより、第3ギア63Cの軸心O1Cと第2ギア62Cの軸心OCとは、直交もしくはほぼ直交する。
解除部材7Cは、運動変換伝達部材6Cの回転軸64Cから回転運動一方向伝達部材8C、80Cを介して伝達された回転運動Yにより、係合部材5Cの係合状態(係合爪53CL、53CRと主翼部2CL、2CRの係合爪20CL、20CRとの係合状態)を解除して、閉状態の主翼部2CL、2CRを弾性部材4CL、4CRの弾性力で開状態とする。
(回転運動一方向伝達部材8C、80Cの説明)
回転運動一方向伝達部材8C、80Cは、図9〜図11に示すように、ほぼ半円形状の複数個の凹凸8Cと、ほぼ弓形状の2本の弾性腕部80Cと、からなる。
複数個の凹凸8Cは、第3ギア63Cの他端面(下端面)に軸心O1Cを中心とする円周方向に連続して設けられている。2本の弾性腕部80Cの一端は、回転体71Cの中間部の外周面に一体に固定されている。2本の弾性腕部80Cの他端は、ほぼ円形形状をなし、複数個の凹凸8Cのうち、相対向する2個の凹部にそれぞれ弾性嵌合する。
凹凸8Cと弾性腕部80Cとの弾性嵌合は、第3ギア63の回転方向により、脱着する。すなわち、第3ギア63が図11(C)に示す時計方向に回転する(回転運動Y)ときは、凹凸8Cと弾性腕部80Cとの弾性嵌合は、外れない。このために、回転体71Cは、第3ギア63と共に、図11(C)に示す時計方向に回転する(回転運動Y)。これにより、運動変換伝達部材6Cの回転運動Yが、回転運動一方向伝達部材8C、80Cを介して、解除部材7Cに伝達される。
一方、第3ギア63が図11(C)に示す反時計方向(矢印Yと逆方向)に回転するときは、凹凸8Cと弾性腕部80Cとの弾性嵌合は、外れる。このために、第3ギア63のみが反時計方向に回転し、回転体71Cは、回転せずに停止した状態(空回りの状態)である。
(第1補助開閉部材91C、第1補助取付部材910C、第1補助弾性部材911C、第1係止部912Cの説明)
第1補助開閉部材91Cは、図7〜図9、図13、図14に示すように、この例では、翼竜ロボットの首部を模した首部である。首部91Cは、一端部に対して、他端部が二股形状に分岐している。首部91Cの一端部は、胴部1CL、1CRに、第1補助取付部材910C(この例では、回転軸もしくはピンなど)により、開閉(回転)可能に取り付けられている。
胴部1CL、1CRと首部91Cとの間には、第1補助弾性部材911C(この例では、トーションスプリング、ねじりばね、ねじりコイルばね)が介在されている。この結果、首部91Cは、胴部1CL、1CRに対して、閉状態(図7、図13、図14に示すロック状態、変形前の状態)から開状態(図8に示す解除状態、変形後の状態)に付勢されている。
第1係止部912Cは、首部91Cの左右に設けられている。第1係止部912Cは、主翼部2CL、2CRが閉状態のときには、主翼部2CL、2CRに係止されていて、首部91Cを第1補助弾性部材911Cの弾性力に抗して閉状態に維持する。第1係止部912Cは、主翼部2CL、2CRが開状態のときには、主翼部2CL、2CRとの係止状態が解除されて、閉状態の首部91Cを第1補助弾性部材911Cの弾性力で開状態とする。
(回転部90Cの説明)
首部91Cの中間部には、回転部90Cが回転軸部900Cにより回転可能に取り付けられている。回転部90Cは、円筒形状をなしている。回転部90Cの一端部(左端部)には、歯部(ギア部)901Cが設けられている。回転部90Cの他端部(右端部)には、印(マーク)902Cが設けられている。
(第2補助開閉部材92C、第2補助取付部材920C、第2補助弾性部材921C、第2係止部922Cの説明)
第2補助開閉部材92Cは、図7〜図9、図13、図14に示すように、この例では、翼竜ロボットの頭部を模した頭部である。頭部92Cの一端部は、第1補助開閉部材としての首部91Cの他端部に、第2補助取付部材920C(この例では、回転軸もしくはピンなど)により、開閉(回転)可能に取り付けられている。
首部91Cと頭部92Cの間には、第2補助弾性部材921C(この例では、トーションスプリング、ねじりばね、ねじりコイルばね)が介在されている。この結果、頭部92Cは、首部91Cに対して、閉状態(図7、図13、図14に示すロック状態、変形前の状態)から開状態(図8に示す解除状態、変形後の状態)に付勢されている。
第2係止部922Cは、頭部92Cの一端面(上端面)に設けられている。第2係止部922Cは、主翼部2CL、2CRが閉状態のときには、胴部1CL、1CRに係止されていて、頭部92Cを第2補助弾性部材921Cの弾性力に抗して閉状態に維持する。第2係止部922Cは、主翼部2CL、2CRが開状態のときには、胴部1CL、1CRとの係止状態が解除されて、閉状態の頭部92Cを第2補助弾性部材921Cの弾性力で開状態とする。
頭部92Cの他端面(下端面)には、小凸部(図示せず)が一体に設けられている。小凸部は、頭部92Cが閉状態のときに、回転部90Cの歯部901Cに係合している。小凸部は、頭部92Cが閉状態から開状態に移動(回転)するときに、歯部901Cを介して、回転部90Cを回転させるものである。このとき、回転部90Cの印902Cが首部91Cの二股形状の他端部の開口部に表れたり、開口部から隠れたりする。
(第3補助開閉部材93CL、93CR、第3補助取付部材930CL、930CR、第3補助弾性部材931CL、931CR、第3係止部932CL、932CRの説明)
第3補助開閉部材93CL、93CRは、図7〜図9、図14に示すように、この例では、翼竜ロボットの補助翼部を模した左右の補助翼部である。左右の補助翼部(以下、単に「補助翼部」と称する)93CL、93CRは、それぞれ、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。補助翼部93CL、93CRの第1取付部933CL、933CRは、胴部1CL、1CRに、第3補助取付部材930CL、930CR(この例では、回転軸もしくはピンなど)により、開閉(回転)可能に取り付けられている。
胴部1CL、1CRと補助翼部93CL、93CRとの間には、第3補助弾性部材931CL、931CR(この例では、トーションスプリング、ねじりばね、ねじりコイルばね)が介在されている。この結果、補助翼部93CL、93CRは、胴部1CL、1CRに対して、閉状態(図7、図14に示すロック状態、変形前の状態)から開状態(図8に示す解除状態、変形後の状態)に付勢されている。
第3係止部932CL、932CRは、補助翼部93CL、93CRにそれぞれ設けられている。第3係止部932CL、932CRは、主翼部2CL、2CRが閉状態のときには、主翼部2CL、2CRに係止されていて、補助翼部93CL、93CRを第3補助弾性部材931CL、931CRの弾性力に抗して閉状態に維持する。第3係止部932CL、932CRは、主翼部2CL、2CRが開状態のときには、主翼部2CL、2CRとの係止状態が解除されて、閉状態の補助翼部93CL、93CRを第3補助弾性部材931CL、931CRの弾性力で開状態とする。
(第4補助開閉部材94CL、94CR、第4補助取付部材940CL、940CR、第4補助弾性部材941CL、941CR、第4係止部942CL、942CRの説明)
第4補助開閉部材94CL、94CRは、図8、図9、図14に示すように、この例では、翼竜ロボットの足部を模した左右の足部である。左右の足部(以下、単に「足部」と称する)94CL、94CRは、第3補助開閉部材としての補助翼部93CL、93CRの第2取付部934CL、934CRに、第4補助取付部材940CL、940CR(この例では、回転軸もしくはピンなど)により、開閉(回転)可能に取り付けられている。
補助翼部93CL、93CRと足部94CL、94CRの間には、第4補助弾性部材941CL、941CR(この例では、トーションスプリング、ねじりばね、ねじりコイルばね)が介在されている。この結果、足部94CL、94CRは、補助翼部93CL、93CRに対して、閉状態(図14に示すロック状態、変形前の状態)から開状態(図8に示す解除状態、変形後の状態)に付勢されている。
第4係止部942CL、942CRは、足部94CL、94CRに設けられている。第4係止部942CL、942CRは、主翼部2CL、2CRが閉状態のときには、胴部1CL、1CRに係止されていて、足部94CL、94CRを第4補助弾性部材941CL、941CRの弾性力に抗して閉状態に維持する。第4係止部942CL、942CRは、主翼部2CL、2CRが開状態のときには、胴部1CL、1CRとの係止状態が解除されて、閉状態の足部94CL、94CRを第4補助弾性部材941CL、941CRの弾性力で開状態とする。
(第5補助開閉部材95C、第5補助取付部材950C、第5補助弾性部材951C、第5係止部952Cの説明)
第5補助開閉部材95Cは、図9、図13に示すように、この例では、連結部である。連結部95Cの一端部は、胴部1CL、1CRに、第5補助取付部材950C(この例では、回転軸もしくはピンなど)により、開閉(回転)可能に取り付けられている。
胴部1CL、1CRと連結部95Cとの間には、第5補助弾性部材951C(この例では、トーションスプリング、ねじりばね、ねじりコイルばね)が介在されている。この結果、連結部95Cは、胴部1CL、1CRに対して、図13中の矢印F2方向に、すなわち、閉状態(図13に示すロック状態、変形前の状態)から開状態(図示せず)に付勢されている。
第5係止部952Cは、連結部95Cに設けられている。第5係止部952Cは、主翼部2CL、2CRが開状態のときに、胴部1CL、1CRに係止されていて、連結部95Cを開状態に維持する。
(第6補助開閉部材96C、第6補助取付部材960C、第6補助弾性部材961C、第6係止部962Cの説明)
第6補助開閉部材96Cは、図8、図9、図13に示すように、この例では、翼竜ロボットの尾翼部を模した尾翼部である。尾翼部96Cは、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。尾翼部96Cの一端部は、第5補助開閉部材としての連結部95Cの他端部に、第6補助取付部材960C(この例では、回転軸もしくはピンなど)により、開閉(回転)可能に取り付けられている。
連結部95Cと尾翼部96Cとの間には、第6補助弾性部材961C(この例では、トーションスプリング、ねじりばね、ねじりコイルばね)が介在されている。この結果、尾翼部96Cは、連結部95Cに対して、閉状態(図13に示すロック状態、変形前の状態)から開状態(図8に示す解除状態、変形後の状態)に付勢されている。
第6係止部962Cは、尾翼部96Cに設けられている。第6係止部962Cは、主翼部2CL、2CRが閉状態のときには、補助翼部93CL、93CRに係止されていて、尾翼部96Cを第6補助弾性部材961Cの弾性力に抗して閉状態に維持し、かつ、連結部95Cを第5補助弾性部材951Cの弾性力に抗して閉状態に維持する。第6係止部962Cは、主翼部2CL、2CRが開状態のときには、補助翼部93CL、93CRとの係止状態が解除されて、閉状態の尾翼部96Cを第6補助弾性部材961Cの弾性力で開状態とし、かつ、連結部95Cを第5補助弾性部材951Cの弾性力で開状態とする。
(実施形態2の作用の説明)
この実施形態2にかかるカードスイッチ、変形玩具は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
この実施形態2にかかるカードスイッチ、変形玩具は、図7、図12〜図14に示すように、閉状態のとき、球形状すなわち卵形状をなしている。
このとき、図12に示すように、係合部材5Cは、係合用弾性部材12Cにより、常時矢印F1方向に付勢されている。係合部材5Cの係合爪53CL、53CRは、閉状態の主翼部2CL、2CRの係合爪20CL、20CRに係合している。これにより、主翼部2CL、2CRは、弾性部材4CL、4CRの弾性力に抗して閉状態が維持されている。
また、図13、図14に示すように、閉状態の首部91Cの第1係止部912Cは、閉状態の主翼部2CL、2CRに係止している。これにより、首部91Cは、第1補助弾性部材911Cの弾性力に抗して閉状態が維持されている。
さらに、図13、図14に示すように、閉状態の頭部92Cの第2係止部922Cは、胴部1CL、1CRに係止している。これにより、頭部92Cは、第2補助弾性部材921Cの弾性力に抗して閉状態が維持されている。
さらにまた、図14に示すように、閉状態の補助翼部93CL、93CRの第3係止部932CL、932CRは、閉状態の主翼部2CL、2CRに係止している。これにより、補助翼部93CL、93CRは、第3補助弾性部材931CL、931CRの弾性力に抗して閉状態が維持されている。
さらにまた、図14に示すように、閉状態の足部94CL、94CRの第4係止部942CL、942CRは、胴部1CL、1CRに係止している。これにより、足部94CL、94CRは、第4補助弾性部材941CL、941CRの弾性力に抗して閉状態が維持されている。
さらにまた、図13に示すように、閉状態の尾翼部96Cの第6係止部962Cは、閉状態の補助翼部93CL、93CRに係止している。これにより、尾翼部96Cは、第6補助弾性部材961Cの弾性力に抗して閉状態が維持されている。同じく、連結部95Cは、第5補助弾性部材951Cの弾性力に抗して閉状態が維持されている。
前記のようにして、この実施形態2にかかるカードスイッチ、変形玩具は、図7、図12〜図14に示すように、閉状態である球形状すなわち卵形状を維持している。
次に、図7に示すように、胴部1CL、1CRおよび閉状態の主翼部2CL、2CRの隙間KCに、カードC2Cの係合部C20側の辺を、位置させる。また、カードC2Cの係合部C20を運動変換伝達部材6Cの第1ギア61Cの歯60Cに係合させる。この状態で、カードC2Cを、閉状態の胴部1CL、1CRおよび主翼CL、2CRの右側から左側に直線運動Xさせる。
すると、カードC2Cの直線運動Xが運動変換伝達部材6Cの第1ギア61C、回転軸64C、第2ギア62C、および、第3ギア63Cの回転運動Yに変換される。このために、第3ギア63Cは、図11(C)中の矢印Y方向に回転する。
同時に、解除部材7Cの回転体71Cも、回転運動一方向伝達部材の凹凸8Cと弾性腕部80Cとの弾性嵌合を介して、図11(C)中の矢印Y方向に回転する。なお、第3ギア63Cが矢印Yと逆方向に回転するときは、凹凸8Cと弾性腕部80Cとの弾性嵌合が外れて、回転体71Cは、回転しない。すなわち、第3ギア63Cのみが矢印Yと逆方向に回転(空回り)する。
回転体71Cの回転に伴って、回転体71Cと一体の解除凸部73Cが回転して、係合部材5Cの後板52Cに当たる。さらに、解除凸部73Cが回転することにより、係合部材5Cが、係合用弾性部材12Cの弾性力に抗して、図9、図12中の矢印F1と逆方向に移動する。
これにより、係合部材5Cの係合爪53CL、53CRと閉状態の主翼部2CL、2CRの係合爪20CL、20CRとの係合状態が解除される。この解除がトリガーとなって、閉状態の主翼部2CL、2CRは、弾性部材4CL、4CRの弾性力により、開状態となる。
それに伴って、閉状態の首部91Cの第1係止部912Cと閉状態の主翼部2CL、2CRと係止状態が解除される。これにより、首部91Cは、第1補助弾性部材911Cの弾性力により、開状態となる。
また、閉状態の頭部92Cの第2係止部922Cと胴部1CL、1CRとの係止状態が解除される。これにより、頭部92Cは、第2補助弾性部材921Cの弾性力により、開状態となる。
さらに、閉状態の補助翼部93CL、93CRの第3係止部932CL、932CRと閉状態の主翼部2CL、2CRとの係止状態が解除される。これにより、補助翼部93CL、93CRは、第3補助弾性部材931CL、931CRの弾性力により、開状態となる。
さらにまた、閉状態の足部94CL、94CRの第4係止部942CL、942CRと胴部1CL、1CRとの係止状態が解除される。これにより、足部94CL、94CRは、第4補助弾性部材941CL、941CRの弾性力により、開状態となる。
さらにまた、閉状態の尾翼部96Cの第6係止部962Cと閉状態の補助翼部93CL、93CRとの係止状態が解除される。これにより、尾翼部96Cは、第6補助弾性部材961Cの弾性力により、開状態となる。同じく、連結部95Cは、第5補助弾性部材951Cの弾性力により、開状態となる。
このようにして、この実施形態2にかかるカードスイッチ、変形玩具は、図7、図12〜図14に示す閉状態である球形状すなわち卵形状から、図8に示す開状態である翼竜のロボットに変形する。
(実施形態2の効果の説明)
この実施形態2にかかるカードスイッチ、変形玩具は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態2にかかるカードスイッチ、変形玩具は、前記の実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具の効果とほぼ同様の効果を達成することができる。特に、この実施形態2にかかるカードスイッチ、変形玩具は、球形状すなわち卵形状から翼竜のロボットに変形するので、面白みがさらに倍増される。
この実施形態2にかかるカードスイッチ、変形玩具は、運動変換伝達部材6Cの第3ギア63Cと解除部材7Cの回転体71Cとの間に、回転運動一方向伝達部材8C、80Cの凹凸8Cおよび弾性腕部80Cを、設けるものである。このために、この実施形態2にかかるカードスイッチ、変形玩具は、カードC2Cの右側から左側への直線運動Xにより、閉状態から開状態となるが、カードC2Cの左側から右側への直線運動Xでは、閉状態から開状態とはならない。このように、この実施形態2にかかるカードスイッチ、変形玩具は、カードC2Cの直線運動Xの方向により、開状態となったりならなかったりするので、面白みがさらに倍増される。
(実施形態3の構成の説明)
図15〜図17は、この発明にかかるカードスイッチ、変形玩具の実施形態3を示す。図15〜図17中、図1〜図14と同符号は、同一の物を示す。以下、この実施形態3の構成について説明する。なお、この実施形態3における補助取付部材、補助弾性部材、係止部の構成は、前記の実施形態2における補助取付部材、補助弾性部材、係止部の構成と、同等もしくはほぼ同等である。このために、この実施形態3において、補助取付部材、補助弾性部材、係止部の一部の図示を省略する。
この実施形態3にかかるカードスイッチ、変形玩具は、前記の実施形態2にかかるカードスイッチ、変形玩具と同様に、図15に示す球形形状の物体あるいは卵から、図16に示す翼竜などを模した翼竜ロボットに変形する例である。
この実施形態3にかかるカードスイッチ、変形玩具は、図17に示すように、カードC3Dと、基部材1DL、1DRと、開閉部材2DL、2DRと、スイッチ機構S1Dと、取付部材3DL、3DRと、弾性部材4DL、4DRと、補助開閉部材と、補助取付部材と、補助弾性部材と、係止部と、を備えるものである。
(カードC3DCの説明)
カードC3Dは、図15〜図17に示すように、前記の実施形態1の変形例2のフィルムタイプのカードC3を基本とするものである。すなわち、カードC3Dは、透孔形状の係合部C30がカードC3Dの1長辺全体に亘って複数個設けられている。
(基部材1DL、1DR、開閉部材2DL、2DRの説明)
基部材1DL、1DRは、図15〜図17に示すように、この例では、翼竜ロボットの胴部を模した左右の胴部である。左右の胴部(以下、単に「胴部」と称する)1DL、1DRは、スクリュなどにより相互に一体に固定されている。胴部1DL、1DRの内部中には、収納用の空間11Dが形成されている。
開閉部材2DL、2DRは、図15〜図17に示すように、この例では、翼竜ロボットの主翼部を模した左右の主翼部である。左右の主翼部(以下、単に「主翼部」と称する)2DL、2DRは、胴部1DL、1DRに、左右の取付部材(以下、単に「取付部材」と称する)3DL、3DR(この例では、回転軸もしくはピンなど)により、それぞれ、開閉(回転)可能に取り付けられている。胴部1DL、1DRおよび主翼部2DL、2DRには、隙間KDが左右方向に設けられている。
胴部1DL、1DRと主翼部2DL、2DRとの間には、左右の弾性部材(以下、単に「弾性部材」と称する)4DL、4DR(この例では、トーションスプリング、ねじりばね、ねじりコイルばね)がそれぞれ介在されている。この結果、主翼部2DL、2DRは、胴部1DL、1DRに対して、閉状態(図15に示すロック状態、変形前の状態)から開状態(図16に示す解除状態、変形後の状態)に付勢されている。
胴部1DL、1DRの一部の外面、および、主翼部2DL、2DRの外面は、それぞれ、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。
(スイッチ機構S1Dの説明)
スイッチ機構S1Dは、胴部1DL、1DRの空間11D中に収納されている。スイッチ機構S1Dは、係合部材5Dと、運動変換伝達部材6Dと、解除部材7Dと、回転運動一方向伝達部材80Dと、を有するものである。
(係合部材5Dの説明)
係合部材5Dは、図17に示すように、中央部50Dと、上部51Dと、左右の腕部52DL、52DRと、から構成されている。係合部材5Dは、胴部1DL、1DRの空間11D中に上下方向に移動可能に収納されている。
係合部材5Dの中央部50Dと胴部1DL、1DRとの間には、係合用弾性部材(この例では、圧縮コイルスプリング)12Dが介在されている。この結果、係合部材5Dは、胴部1DL、1DRに対して、下ろから上に図9中の矢印F3方向に常時付勢されている。
図17に示すように、係合部材5Dの左右の腕部52DL、52DRの先端には、係合爪53DL、53DRがそれぞれ設けられている。一方、主翼部2DL、2DRには、係合爪20DL(左側を図示し、右側の図示を省略する)がそれぞれ設けられている。
係合部材5Dの係合爪53DL、53DRは、主翼部2DL、2DRの係合爪20DLに、係合用弾性部材12Dの弾性力により、弾性係合している。これにより、係合部材5Dは、胴部1DL、1DRに対して、閉状態の主翼部2DL、2DRを、弾性部材4DL、4DRの弾性力に抗して閉状態に維持する。
(運動変換伝達部材6Dの説明)
運動変換伝達部材6Dは、図17に示すように、第1ギア(歯車)61Dと、第2ギア(歯車)62Dと、第3ギア(歯車)63Dと、回転軸64Dと、からなる。回転軸64Dの回転中心線(以下、「軸心」と称する)ODは、上下方向をなし、左右方向の隙間KDに対して垂直もしくはほぼ垂直である。カードC3Dの係合部C30の個数と第1ギア61Dの歯60Dの個数との比は、任意である。
なお、この実施形態3にかかる運動変換伝達部材6Dは、前記の実施形態2にかかる運動変換伝達部材6Cとほぼ同様の構成、作用をなすものであるから、その具体的な構成、作用の説明は、省略する。
(解除部材7Dの説明)
解除部材7Dは、図17に示すように、支持軸70Dと、回転体71Dと、押圧用弾性部材(この例では、圧縮コイルスプリング)72Dと、からなる。回転体71Dの一端(後ろ端)の外周面の一部には、解除凸部73Dが一体に突設されている。支持軸70Dの回転中心線(以下、「軸心」と称する)軸O1Dは、前後方向をなす。このために、支持軸70Dの軸O1Dと回転軸64Dの軸心ODとは、直交もしくはほぼ直交する。
なお、この実施形態3にかかる解除部材7Dは、前記実施形態2にかかる解除部材7Cとほぼ同様の構成、作用をなすものであるから、その具体的な構成、作用の説明は、省略する。
(回転運動一方向伝達部材80Dの説明)
回転運動一方向伝達部材80Dは、図17に示すように、ほぼ半円形状の複数個の凹凸と、ほぼ弓形状の2本の弾性腕部80Dと、からなる。複数個の凹凸は、第3ギア63Dの他端面(後端面)に設けられている。
なお、この実施形態3にかかる凹凸および弾性腕部80Dは、前記の実施形態2にかかる凹凸8Cおよび弾性腕部80Cとほぼ同様の構成、作用をなすものであるから、その具体的な構成、作用の説明は、省略する。
(回転部90Dの説明)
胴部1DL、1DRには、回転部90Dが回転軸部により回転可能に取り付けられている。回転部90Dには、歯部(ギア部)901Dが設けられている。回転部90Dには、印(マーク)902Dが設けられている。
(第1補助開閉部材91D、第1補助取付部材910D、第1補助弾性部材911D、第1係止部912Dの説明)
第1補助開閉部材91Dは、図15〜図17に示すように、この例では、翼竜ロボットの首部を模した首部である。首部91Dは、胴部1DL、1DRに、第1補助取付部材910Dにより、開閉(回転)可能に取り付けられている。胴部1DL、1DRと首部91Dとの間には、第1補助弾性部材911Dが介在されている。第1係止部912Dは、首部91Dに設けられていて、主翼部2DL、2DRに係止される。
なお、この実施形態3にかかる首部91D、第1補助取付部材910D、第1補助弾性部材911D、第1係止部912Dは、前記の実施形態2にかかる首部91C、第1補助取付部材910C、第1補助弾性部材911C、第1係止部912Cとほぼ同様の構成、作用をなすものであるから、その具体的な構成、作用の説明は、省略する。
(第2補助開閉部材92D、第2補助取付部材、第2補助弾性部材921D、第2係止部922Dの説明)
第2補助開閉部材92Dは、図15〜図17に示すように、この例では、翼竜ロボットの頭部を模した頭部である。頭部92Dは、首部91Dに、第2補助取付部材により、開閉(回転)可能に取り付けられている。首部91Dと頭部92Dの間には、第2補助弾性部材921Dが介在されている。第2係止部922Dは、頭部92Dに設けられていて、胴部1CD、1CDに係止される。
なお、この実施形態3にかかる頭部92D、第2補助取付部材、第2補助弾性部材921D、第2係止部922Dは、前記の実施形態2にかかる頭部92C、第2補助取付部材920C、第2補助弾性部材921C、第2係止部922Cとほぼ同様の構成、作用をなすものであるから、その具体的な構成、作用の説明は、省略する。
(第3補助開閉部材93D、第3補助取付部材、第3補助弾性部材、第3係止部932Dの説明)
第3補助開閉部材93Dは、図16、図17に示すように、この例では、翼竜ロボットの尾翼部を模した尾翼部である。尾翼部93Dは、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。尾翼部93Dは、胴部1DL、1DRに、第3補助取付部材により、開閉(回転)可能に取り付けられている。胴部1DL、1DRと尾翼部93Dとの間には、第3補助弾性部材が介在されている。第3係止部932Dは、尾翼部93Dに設けられていて、係合部材5Dに係止される。
なお、この実施形態3にかかる尾翼部93D、第3補助取付部材、第3補助弾性部材、第3係止部932Dは、前記の実施形態2にかかる尾翼部96C、第6補助取付部材960C、第6補助弾性部材961C、第6係止部962Cとほぼ同様の構成、作用をなすものであるから、その具体的な構成、作用の説明は、省略する。
(第4補助開閉部材94DL、94DR、第4補助取付部材、第4補助弾性部材941DL、941DR、第4係止部の説明)
第4補助開閉部材94DL、94DRは、図16、図17に示すように、この例では、翼竜ロボットの後脚部を模した左右の後脚部である。左右の後脚部(以下、単に「後脚部」と称する)94DL、94DRは、それぞれ、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。
後脚部94DL、94DRは、胴部1DL、1DRに、第4補助取付部材により、開閉(回転)可能に取り付けられている。胴部1DL、1DRと後脚部94DL、94DRとの間には、第4補助弾性部材941DL、941DRが介在されている。第4係止部は、後脚部94DL、94DRにそれぞれ設けられていて、尾翼部93Dに係止される。
なお、この実施形態3にかかる後脚部94DL、94DR、第4補助取付部材、第4補助弾性部材941DL、941DR、第4係止部は、前記の実施形態2にかかる補助翼部93CL、93CR、第3補助取付部材930CL、930CR、第3補助弾性部材931CL、931CR、第3係止部932CL、932CRとほぼ同様の構成、作用をなすものであるから、その具体的な構成、作用の説明は、省略する。
(第5補助開閉部材95DL、95DR、第5補助取付部材、第5補助弾性部材951DL、951DR、第5係止部の説明)
第5補助開閉部材95DL、95DRは、図16、図17に示すように、この例では、翼竜ロボットの前脚部を模した左右の前脚部である。左右の前脚部(以下、単に「前脚部」と称する)95DL、95DRは、それぞれ、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。
前脚部95DL、95DRは、胴部1DL、1DRに、第5補助取付部材により、開閉(回転)可能に取り付けられている。胴部1DL、1DRと前脚部95DL、95DRとの間には、第5補助弾性部材951DL、951DRが介在されている。第5係止部は、前脚部95DL、95DRにそれぞれ設けられていて、後脚部94DL、94DRに係止される。
なお、この実施形態3にかかる前脚部95DL、95DR、第5補助取付部材、第5補助弾性部材951DL、951DR、第5係止部は、前記の実施形態2にかかる補助翼部93CL、93CR、第3補助取付部材930CL、930CR、第3補助弾性部材931CL、931CR、第3係止部932CL、932CRとほぼ同様の構成、作用をなすものであるから、その具体的な構成、作用の説明は、省略する。
(実施形態3の作用の説明)
この実施形態3にかかるカードスイッチ、変形玩具は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
この実施形態3にかかるカードスイッチ、変形玩具は、図15に示すように、閉状態のとき、球形状すなわち卵形状をなしている。
このとき、係合部材5Dは、係合用弾性部材12Dにより、常時矢印F3方向に付勢されている。係合部材5Dの係合爪53DL、53DRは、閉状態の主翼部2DL、2DRの係合爪に係合している。これにより、主翼部2DL、2DRは、弾性部材4DL、4DRの弾性力に抗して閉状態が維持されている。
また、閉状態の各補助開閉部材(91D、92D、93D、94DL、94DR、95DL、95DR)の係止部(912D、922D、932D)は、それぞれ、所定の部材に係止している。これにより、閉状態の各補助開閉部材は、補助弾性部材(911D、921D、941DL、941DR、951DL、951DR)の弾性力に抗して閉状態が維持されている。
次に、図15に示すように、胴部1DL、1DRおよび閉状態の主翼部2DL、2DRの隙間KDに、カードC3Dの係合部C30側の辺を、位置させる。また、カードC3Dの係合部C30を運動変換伝達部材6Dの第1ギア61Dの歯60Dに係合させる。この状態で、カードC3Dを右側から左側に直線運動Xさせる。
すると、カードC3Dの直線運動Xは、運動変換伝達部材6Dを介して、回転運動Yに変換される。これにより、解除部材7Dの回転体71Dが回転する。回転体71Dと一体の解除凸部73Dが、係合部材5Dの上部51Dに当たって、係合部材5Dを、係合用弾性部材12Dの弾性力に抗して、矢印F3と逆方向に押し下げる。
これにより、係合部材5Dの係合爪53DL、53DRと閉状態の主翼部2DL、2DRの係合爪との係合状態が解除される。この解除がトリガーとなって、閉状態の主翼部2DL、2DRは、弾性部材4DL、4DRの弾性力により、開状態となる。
また、閉状態の各補助開閉部材(91D、92D、93D、94DL、94DR、95DL、95DR)の係止部(912D、922D、932D)の係止状態が解除される。これにより、閉状態の各補助開閉部材は、補助弾性部材(911D、921D、941DL、941DR、951DL、951DR)の弾性力により、開状態となる。
このようにして、この実施形態3にかかるカードスイッチ、変形玩具は、図15に示す閉状態である球形状すなわち卵形状から、図16に示す開状態である翼竜のロボットに変形する。
(実施形態3の効果の説明)
この実施形態3にかかるカードスイッチ、変形玩具は、以上のごとき構成および作用からなるので、前記の実施形態1、2にかかるカードスイッチ、変形玩具の効果とほぼ同様の効果を達成することができる。
(実施形態4の構成の説明)
図18〜図20は、この発明にかかるカードスイッチ、変形玩具の実施形態4を示す。図18〜図20中、図1〜図17と同符号は、同一の物を示す。以下、この実施形態4の構成について説明する。なお、この実施形態4における補助取付部材、補助弾性部材、係止部の構成は、前記の実施形態2、3における補助取付部材、補助弾性部材、係止部の構成と、同等もしくはほぼ同等である。このために、この実施形態4において、補助取付部材、補助弾性部材、係止部の一部の図示を省略する。
この実施形態4にかかるカードスイッチ、変形玩具は、前記の実施形態2、3にかかるカードスイッチ、変形玩具と同様に、図18に示す球形形状の物体あるいは卵から、図19に示す翼竜などを模した翼竜ロボットに変形する例である。
この実施形態4にかかるカードスイッチ、変形玩具は、図20に示すように、カードC1Eと、基部材1EL、1ERと、開閉部材2EL、2ERと、スイッチ機構S1Eと、取付部材3EL、3ERと、弾性部材4EL、4ERと、補助開閉部材と、補助取付部材と、補助弾性部材と、係止部と、付属部材96EL、96ERを備えるものである。
(カードC1ECの説明)
カードC1Eは、図18〜図20に示すように、前記の実施形態1のギザギザタイプのカードC1を基本とするものである。すなわち、カードC1Eは、三角形の凹凸形状の係合部C10がカードC1Eの1長辺全体に亘って複数個設けられている。
(基部材1EL、1ER、開閉部材2EL、2ERの説明)
基部材1EL、1ERは、図18〜図20に示すように、この例では、翼竜ロボットの胴部を模した左右の胴部である。左右の胴部(以下、単に「胴部」と称する)1EL、1ERは、スクリュなどにより相互に一体に固定されている。胴部1EL、1ERの内部中には、収納用の空間11Eが形成されている。
開閉部材2EL、2ERは、図18〜図20に示すように、この例では、翼竜ロボットの主翼部を模した左右の主翼部である。左右の主翼部(以下、単に「主翼部」と称する)2EL、2ERは、胴部1EL、1ERに、左右の取付部材(以下、単に「取付部材」と称する)3EL、3ER(この例では、回転軸もしくはピンなど)により、それぞれ、開閉(回転)可能に取り付けられている。胴部1EL、1ERには、隙間KEが前方斜め上から後方斜め下にかけて設けられている。
胴部1EL、1ERと主翼部2EL、2ERとの間には、左右の弾性部材(以下、単に「弾性部材」と称する)4EL、4ER(この例では、トーションスプリング、ねじりばね、ねじりコイルばね)がそれぞれ介在されている。この結果、主翼部2EL、2ERは、胴部1EL、1ERに対して、閉状態(図18に示すロック状態、変形前の状態)から開状態(図19に示す解除状態、変形後の状態)に付勢されている。
胴部1EL、1ERの一部の外面、および、主翼部2EL、2ERの外面は、それぞれ、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。
(スイッチ機構S1Eの説明)
スイッチ機構S1Eは、胴部1EL、1ERの空間11D中に収納されている。スイッチ機構S1Eは、係合部材5Eと、運動変換伝達部材6Eと、解除部材7Eと、を有するものである。
(係合部材5Eの説明)
係合部材5Eは、図20に示すように、中央部50Eと、上部51Eと、左右の腕部52EL、52ERと、から構成されている。係合部材5Eは、胴部1EL、1ERの空間11E中に上下方向に移動可能に収納されている。
係合部材5Eの中央部50Eと胴部1EL、1ERとの間には、係合用弾性部材12Eが介在されている。この結果、係合部材5Eは、胴部1EL、1ERに対して、下ろから上に図9中の矢印F4方向に常時付勢されている。
図20に示すように、係合部材5Eの左右の腕部52EL、52ERの先端には、係合爪53EL、53ERがそれぞれ設けられている。一方、主翼部2EL、2ERには、係合爪20EL(左側を図示し、右側の図示を省略する)がそれぞれ設けられている。また、中央部50Eの一端(後端)には、係止爪54Eが設けられている。
係合部材5Eの係合爪53EL、53ERは、主翼部2EL、2ERの係合爪20ELに、係合用弾性部材の弾性力により、弾性係合している。これにより、係合部材5Eは、胴部1EL、1ERに対して、閉状態の主翼部2EL、2ERを、弾性部材4EL、4ERの弾性力に抗して閉状態に維持する。
(運動変換伝達部材6Eの説明)
運動変換伝達部材6Eは、図20に示すように、第1ギア(歯車)61Eと、第2ギア(歯車)62Eと、第1回転軸63Eと、第2回転軸64Eと、からなる。第1ギア61Eは、第1回転軸63Eに固定されている。第2ギア62Eは、第2回転軸64Eに固定されている。第1回転軸63Eの両端と第2回転軸64Eの両端とは、胴部1EL、1ERにそれぞれ固定されている。第1ギア61Eと第2ギア62Eとは、相互に噛み合っている。
第1回転軸63Eの回転中心線(以下、「軸心」と称する)OEは、左右方向をなし、隙間KEの方向に対して垂直もしくはほぼ垂直である。第2回転軸64Eの回転中心線(以下、「軸心」と称する)O1Eも、左右方向をなす。このために、第1回転軸63Eの軸心OEと第2回転軸64Eの軸心とは、平行もしくはほぼ平行である。カードC1Eの係合部C10の個数と第1ギア61Eの歯60Eの個数との比は、任意である。
なお、この実施形態4にかかる運動変換伝達部材6Eは、前記の実施形態2、3にかかる運動変換伝達部材6C、6Dとほぼ同様の構成、作用をなすものであるから、その具体的な構成、作用の説明は、省略する。
(解除部材7Eの説明)
解除部材7Eは、図20に示すように、凸部形状をなす。解除部材7Eは、第2ギア62Eのボス部に軸心O1Eから径方向に一体に突設されている。このために、解除部材7Eは、第2ギア62Eと一体に回転する。
(回転部90Eの説明)
胴部1EL、1ERには、回転部90Eが回転軸部により回転可能に取り付けられている。回転部90Eには、歯部(ギア部)901Eが設けられている。回転部90Eには、印(マーク)902Eが設けられている。
(第1補助開閉部材91EF、91EB、第1補助取付部材910E、第1補助弾性部材、第1係止部912Eの説明)
第1補助開閉部材91EF、91EBは、図18〜図20に示すように、この例では、翼竜ロボットの頭部、首部を模した頭部、首部である。頭部91EF、首部91EBは、胴部1DL、1DRに一体に設けられている第1補助取付部材910Eにより、開閉(回転)可能に取り付けられている。胴部1DL、1DRと首部91EBとの間には、第1補助弾性部材が介在されている。第1係止部912Eは、首部91EBに設けられていて、主翼部2EL、2ERに係止される。
なお、この実施形態4にかかる頭部91EF、首部91EB、第1補助取付部材910E、第1補助弾性部材、第1係止部912Eは、前記の実施形態2、3にかかる首部91C、91D、第1補助取付部材910C、910D、第1補助弾性部材911C、911D、第1係止部912C、912Dとほぼ同様の構成、作用をなすものであるから、その具体的な構成、作用の説明は、省略する。
(第2補助開閉部材92E、第2補助取付部材920E、第2補助弾性部材、第2係止部922Eの説明)
第2補助開閉部材92Eは、図18〜図20に示すように、この例では、翼竜ロボットの角部を模した角部である。角部92Eは、頭部91EF、首部91EBに、角部92Eに一体に設けられている第2補助取付部材920Eにより、開閉(回転)可能に取り付けられている。頭部91EF、首部91EBと角部92Eの間には、第2補助弾性部材が介在されている。第2係止部922Eは、角部92Eに設けられていて、主翼部2EL、2ERに係止される。
なお、この実施形態4にかかる角部92E、第2補助取付部材920E、第2補助弾性部材、第2係止部922Eは、前記の実施形態2、3にかかる頭部92C、92D、第2補助取付部材920C、第2補助弾性部材921C、921D、第2係止部922C、922Dとほぼ同様の構成、作用をなすものであるから、その具体的な構成、作用の説明は、省略する。
(第3補助開閉部材93E、第3補助取付部材、第3補助弾性部材、第3係止部932Eの説明)
第3補助開閉部材93Eは、図19、図20に示すように、この例では、翼竜ロボットの尾翼元部を模した尾翼元部である。尾翼元部93Eは、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。尾翼元部93Eは、胴部1DL、1DRに、第3補助取付部材により、開閉(回転)可能に取り付けられている。胴部1DL、1DRと尾翼元部93Eとの間には、第3補助弾性部材が介在されている。第3係止部932Eは、尾翼元部93Eに設けられていて、係合部材5Eの係止爪54Eに係止される。
なお、この実施形態4にかかる尾翼元部93E、第3補助取付部材、第3補助弾性部材、第3係止部932Eは、前記の実施形態2にかかる尾翼部96C、第6補助取付部材960C、第6補助弾性部材961C、第6係止部962C、あるいは、前記の実施形態3にかかる尾翼部93D、第3補助取付部材、第3補助弾性部材、第3係止部932Dとほぼ同様の構成、作用をなすものであるから、その具体的な構成、作用の説明は、省略する。
(第4補助開閉部材94E、第4補助取付部材、第4補助弾性部材、第4係止部の説明)
第4補助開閉部材94Eは、図19、図20に示すように、この例では、翼竜ロボットの尾翼先部を模した尾翼先部である。尾翼先部94Eは、それぞれ、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。
尾翼先部94Eは、尾翼元部93Eに、第4補助取付部材により、開閉(回転)可能に取り付けられている。尾翼元部93Eと尾翼先部94Eとの間には、第4補助弾性部材が介在されている。第4係止部は、尾翼先部94Eに設けられていて、胴部1EL、1ERもしくは主翼部2EL、2ERの少なくともいずれか一方に係止される。尾翼先部94Eには、スリット943Eが隙間KEに対応するように設けられている。
なお、この実施形態4にかかる尾翼先部94E、第4補助取付部材、第4補助弾性部材、第4係止部は、前記の実施形態2、3にかかる頭部92C、92D、第2補助取付部材920C、第2補助弾性部材921C、921D、第2係止部922C、922Dとほぼ同様の構成、作用をなすものであるから、その具体的な構成、作用の説明は、省略する。
(第5補助開閉部材95EL、95ER、第5補助取付部材950EL、950ER、第5補助弾性部材、第5係止部952EL、952ERの説明)
第5補助開閉部材95EL、95ERは、図19、図20に示すように、この例では、翼竜ロボットの脚部を模した左右の脚部である。左右の脚部(以下、単に「脚部」と称する)95EL、95ERは、それぞれ、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。
脚部95EL、95ERは、胴部1EL、1ERに、第5補助取付部材950EL、950ERにより、開閉(回転)可能に取り付けられている。胴部1EL、1ERと前部95EL、95ERとの間には、第5補助弾性部材が介在されている。第5係止部952EL、952ERは、前脚部95EL、95ERにそれぞれ設けられていて、尾翼元部93Eに係止される。
なお、この実施形態4にかかる脚部95EL、95ER、第5補助取付部材950EL、950ER、第5補助弾性部材、第5係止部952EL、952ERは、前記の実施形態2にかかる補助翼部93CL、93CR、第3補助取付部材930CL、930CR、第3補助弾性部材931CL、931CR、第3係止部932CL、932CRとほぼ同様の構成、作用をなすものであるから、その具体的な構成、作用の説明は、省略する。
(付属部材96EL、96ERの説明)
付属部材96EL、96ERは、図19、図20に示すように、この例では、翼竜ロボットの左右の腕部を模した左右の腕部である。左右の腕部(以下、単に「腕部」と称する)96EL、96ERは、それぞれ、胴部1EL、1ERに固定されている。腕部96EL、96ERは、それぞれ、閉状態の主翼部2EL、2ERにより覆い隠されていて、主翼部2EL、2ERが開状態となると、現れる。
(実施形態4の作用の説明)
この実施形態4にかかるカードスイッチ、変形玩具は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
この実施形態4にかかるカードスイッチ、変形玩具は、図18に示すように、閉状態のとき、球形状すなわち卵形状をなしている。
このとき、係合部材5Eは、係合用弾性部材12Eにより、常時矢印F4方向に付勢されている。係合部材5Eの係合爪53EL、53ERは、閉状態の主翼部2EL、2ERの係合爪に係合している。係合部材5Eの係止爪54Eは、閉状態の尾翼元部93Eの第3係止部932Eに係止している。これにより、主翼部2EL、2ERは、弾性部材4EL、4ERの弾性力に抗して閉状態が維持されている。また、尾翼元部93Eも、第3補助弾性部材の弾性力に抗して閉状態が維持されている。
また、閉状態の各補助開閉部材(91EB、91EF、92E、93E、94E、95EL、95ER)の係止部(912E、922E、932E、952EL、952ER)は、それぞれ、所定の部材に係止している。これにより、閉状態の各補助開閉部材は、補助弾性部材の弾性力に抗して閉状態が維持されている。
次に、図19に示すように、閉状態の尾翼先部94Eのスリット943Eを通して、胴部1EL、1ERの隙間KEに、カードC1Eの係合部C10側の辺を、位置させる。また、カードC1EDの係合部C10を運動変換伝達部材6Eの第1ギア61Eの歯60Eに係合させる。この状態で、カードC1Eを前方斜め上から後方斜め下に直線運動Xさせる。
すると、カードC1Eの直線運動Xは、運動変換伝達部材6Eを介して、回転運動Yに変換される。これにより、解除部材7Eが第2ギア62Eと一体に回転する。解除部材7Eが、係合部材5Eの上部51Eに当たって、係合部材5Eを、係合用弾性部材12Eの弾性力に抗して、矢印F4と逆方向に押し下げる。
ここで、この実施形態4は、前記の実施形態2、3の回転運動一方向伝達部材8C、80C、80Dを設けなかったので、カードC1Eを、図19、図20中の矢印Xと反対方向に、カードC1Eを後方斜め下から前方斜め上に直線運動Xさせても良い。この場合、第1ギア61Eが図20中の矢印Yと反対方向に回転し、それに伴って、解除部材7Eが第2ギア62Eと一体に回転して、係合部材5Eを矢印F4と逆方向に押し下げる。
このように、カードC1Eの両方向の直線運動Xが第1ギア61Eの両方向の回転運動Yに変換される。この回転運動Yにより係合部材5Eが矢印F4と逆方向に押し下げられる。
これにより、係合部材5Eの係合爪53EL、53ERと閉状態の主翼部2EL、2ERの係合爪20ELとの係合状態が解除される。また、係合部材5Eの係止爪54Eと閉状態の尾翼元部93Eの第3係止部932Eとの係合状態が解除される。この解除がトリガーとなって、閉状態の主翼部2EL、2ERは、弾性部材4EL、4ERの弾性力により、開状態となる。また、閉状態の尾翼元部93Eは、第3補助弾性部材の弾性力により、開状態となる。
また、閉状態の各補助開閉部材(91EB、91EF、92E、93E、94E、95EL、95ER)の係止部(912E、922E、932E、952EL、952ER)の係止状態が解除される。これにより、閉状態の各補助開閉部材は、補助弾性部材の弾性力により、開状態となる。
このようにして、この実施形態4にかかるカードスイッチ、変形玩具は、図18に示す閉状態である球形状すなわち卵形状から、図19に示す開状態である翼竜のロボットに変形する。
(実施形態4の効果の説明)
この実施形態4にかかるカードスイッチ、変形玩具は、以上のごとき構成および作用からなるので、前記の実施形態1、2、3にかかるカードスイッチ、変形玩具の効果とほぼ同様の効果を達成することができる。
(実施形態1〜4以外の例の説明)
なお、この実施形態2、3、4においては、球形形状の物体あるいは卵から翼竜などを模した翼竜ロボットに変形する例である。ところが、この発明においては、閉状態の形状が、球形形状の物体あるいは卵形状以外の形状であっても良いし、また、開状態の形状が、翼竜ロボット以外に、ヘリコプタ、自動車、などの形状であっても良い。
また、この実施形態2、3、4においては、基部材および補助開閉部材に補助開閉部材を取り付けるものである。ところが、この発明においては、基部材に、開閉部材に、開閉部材および補助開閉部材に、あるいは、基部材および開閉部材および補助開閉部材に、補助開閉部材を取り付けるものであっても良い。
なお、この発明は、前記の実施形態1〜4により限定されるものではない。
1、1A、1B 基部材
2、2A、2B 開閉部材
20 係合凹部
3 取付部材
4 弾性部材
5 係合部材
6 運動変換伝達部材
60 回転軸
61 ギア
62 歯(係合部)
7 解除部材
B 後
C1、C2、C3 カード
C10、C20、C30 係合部
D 下
F 前
K 隙間
L 左
O 軸心(回転中心線)
R 右
S1 スイッチ機構
S10 ケーシング
U 上
X 直線運動
Y 回転運動
Z 付勢の方向
1CL、1CR 基部材(胴部)
10C スクリュ
11C 空間
12C 係合用弾性部材
2CL、2CR 開閉部材(主翼部)
20CL、20CR 係合爪
3CL、3CR 取付部材
4CL、4CR 弾性部材
5C 係合部材
50C 前板
51C 底板
52C 後板
53CL、53CR 係合爪
6C 運動変換伝達部材
60C 歯
61C 第1ギア
62C 第2ギア
63C 第3ギア
64C 回転軸
7C 解除部材
70C 支持軸
71C 回転体
72C 押圧用弾性部材
73C 解除凸部
8C、80C 回転運動一方向伝達部材
90C 回転部
900C 回転軸部
901C 歯部
902C 印
91C、92C、93CL、93CR、94CL、94CR、95C、96C、 補助開閉部材
910C、920C、930CL、930CR、940CL、940CR、950C、960C 補助取付部材
911C、921C、931CL、931CR、941CL、941CR、951C、961C 補助弾性部材
912C、922C、932CL、932CR、942CL、942CR、952C、962C 係止部
C2C カード
F1、F2 付勢の方向
KC 隙間
OC、O1C 軸心(回転中心線)
S1C スイッチ機構
1DL、1DR 基部材(胴部)
11D 空間
12D 係合用弾性部材
2DL、2DR 開閉部材(主翼部)
20DL 係合爪
3DL、3DR 取付部材
4DL、4DR 弾性部材
5D 係合部材
50D 中央部
51D 上部
52DL、52DR 腕部
53DL、53DR 係合爪
6D 運動変換伝達部材
60D 歯
61D 第1ギア
62D 第2ギア
63D 第3ギア
64D 回転軸
7D 解除部材
70D 支持軸
71D 回転体
72D 押圧用弾性部材
73D 解除凸部
80D 回転運動一方向伝達部材
90D 回転部
901D 歯部
902D 印
91D、92D、93D、94DL、94DR、95DL、95DR 補助開閉部材
910D 補助取付部材
911D、921D、941DL、941DR、951DL、951DR 補助弾性部材
912D、922D、932D 係止部
C3D カード
F3 付勢の方向
KD 隙間
OD、O1D 軸心(回転中心線)
S1D スイッチ機構
1EL、1ER 基部材(胴部)
11E 空間
12E 係合用弾性部材
2EL、2ER 開閉部材(主翼部)
20EL 係合爪
3EL、3ER 取付部材
4EL、4ER 弾性部材
5E 係合部材
50E 中央部
51E 上部
52EL、52ER 腕部
53EL、53ER 係合爪
54E 係止爪
6E 運動変換伝達部材
60E 歯
61E 第1ギア
62E 第2ギア
63E 第1回転軸
64E 第2回転軸
7E 解除部材
90E 回転部
901E 歯部
902E 印
91EB、91EF、92E、93E、94E、95EL、95ER 補助開閉部材
910E、920E、950EL、950ER 補助取付部材
912E、922E、932E、952EL、952ER 係止部
943E スリット
96EL、96ER 付属部材
C1E カード
F4 付勢の方向
KE 隙間
OE,O1E 軸心(回転中心線)
S1E スイッチ機構

Claims (8)

  1. カードと、
    基部材と、
    前記基部材に開閉可能に取り付けられている開閉部材と、
    前記基部材に設けられているスイッチ機構と、
    を備え、
    前記スイッチ機構は、
    閉状態の前記開閉部材に係合する係合部材と、
    前記カードの直線運動を回転運動に変換して回転運動を伝達する運動変換伝達部材と、
    前記運動変換伝達部材から伝達された回転運動により、前記係合部材の係合状態を解除して閉状態の前記開閉部材を開状態とする解除部材と、
    を有し、
    前記カードには、係合部が直線方向に複数個設けられていて、
    前記運動変換伝達部材には、前記カードの前記係合部に係合する係合部が、回転方向に複数個設けられている、
    ことを特徴とするカードスイッチ。
  2. 前記カードの前記係合部の個数と前記運動変換伝達部材の前記係合部の個数との比は、任意である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカードスイッチ。
  3. 前記カードの前記係合部は、前記カードの平面方向に凹凸形状に設けられていて、
    前記運動変換伝達部材の前記係合部は、前記カードの平面に対して垂直もしくはほぼ垂直である回転中心線から径方向に凹凸形状に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のカードスイッチ。
  4. 前記カードの前記係合部は、前記カードの平面に対して垂直方向に凹凸形状に設けられていて、
    前記運動変換伝達部材の前記係合部は、前記カードの平面に対して平行もしくはほぼ平行でありかつ前記カードの直線運動の方向に対して垂直もしくはほぼ垂直である回転中心線から径方向に凹凸形状に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のカードスイッチ。
  5. 前記カードの前記係合部は、前記カードの平面に対して垂直方向に透孔形状に開設されていて、
    前記運動変換伝達部材の前記係合部は、前記カードの平面に対して平行もしくはほぼ平行でありかつ前記カードの直線運動の方向に対して垂直もしくはほぼ垂直である回転中心線から径方向に凹凸形状に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のカードスイッチ。
  6. 前記運動変換伝達部材と前記解除部材との間には、前記運動変換伝達部材からの回転運動を一方向に前記解除部材に伝達する回転運動一方向伝達部材が、設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のカードスイッチ。
  7. 前記の請求項1〜6のいずれか1項に記載のカードスイッチを備えた変形玩具において、
    前記基部材に前記開閉部材を開閉可能に取り付ける取付部材と、
    前記開閉部材を閉状態から開状態に付勢させる弾性部材と、
    を備え、
    前記係合部材は、閉状態の前記開閉部材に係合して前記開閉部材を前記弾性部材の弾性力に抗して閉状態に維持し、
    前記運動変換伝達部材は、前記カードの直線運動を回転運動に変換して回転運動を伝達し、
    前記解除部材は、前記運動変換伝達部材から伝達された回転運動により、前記係合部材の係合状態を解除して、閉状態の前記開閉部材を前記弾性部材の弾性力で開状態とする、
    ことを特徴とする変形玩具。
  8. 補助開閉部材と、
    前記基部材もしくは前記開閉部材のうち少なくともいずれか一方に前記補助開閉部材を開閉可能に取り付ける補助取付部材と、
    前記補助開閉部材を閉状態から開状態に付勢させる補助弾性部材と、
    前記開閉部材が閉状態のときには前記補助開閉部材を前記補助弾性部材の弾性力に抗して閉状態に維持し、前記開閉部材が開状態のときには閉状態の前記補助開閉部材を前記補助弾性部材の弾性力で開状態とする係止部と、
    を備える、
    ことを特徴とする請求項7に記載の変形玩具。

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