JP2017213252A - カードスイッチおよびそのカードスイッチを備えた変形玩具 - Google Patents
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Abstract
Description
また、この発明は、前記のカードスイッチを備えた変形玩具に関するものである。
従来の変形玩具は、カー玩具であって、カーの下部に任意のカードが付着されると、分離可能に結合されたカーの胴体の一部が分離され、分離されたカーの胴体の一部が床面を加圧してカーを直立させまたは転覆させ、付着されたカードの裏面を露出させるものである。
すなわち、従来の変形玩具は、カーの走行過程において、任意のカードが付着されると、そのカードを裏返して見せるように、カーの形態が自動で変形するものである。
このために、従来の変形玩具は、カードの直線運動(スラッシュ)などのアクションにより、カーを変形させる面白みがない。
また、従来の変形玩具を、玩具やアクセサリーなどに使用されるカードスイッチに適用した場合においても、カードの直線運動(スラッシュ)などのアクションにより、ロックを解除するようなことができない。
また、この発明が解決しようとする課題は、カードの直線運動により、玩具を変形させる面白みがある変形玩具を提供することにある。
図1〜図6は、この発明にかかるカードスイッチ、変形玩具の実施形態1を示す。以下、この実施形態1の構成について説明する。なお、図5(B)、図6(B)において、ハッチングを省略する。
カードC1は、この例では、樹脂製のほぼ長方形の板形状をなす。カードC1の1長辺の一端部には、係合部C10が直線方向に複数個、この例では、5個設けられている。カードC1の係合部C10は、カードC1の平面方向にほぼ三角形の凹凸形状に設けられている。この凸が5個ある。この例のカードC1は、いわゆる、ギザギザタイプである。
基部材1は、この例では、樹脂製の箱形状をなす。基部材1は、一面(上面)が開口し、五面(下面、前面、後面、左面、右面)が閉塞した中空形状をなす。
スイッチ機構S1は、基部材1の上面開口部の1辺(前辺)のほぼ中央部に設けられている。スイッチ機構S1は、ケーシングあるいはハウジング(以下、単に「ケーシング」と称する)S10と、係合部材5と、運動変換伝達部材6と、解除部材7と、を有するものである。
係合部材5は、この例では、樹脂製の凸形状もしくは爪形状をなす。開閉部材2には、係合凹部20が設けられている。係合部材5は、図2(A)、図4(A)に示すように、閉状態の開閉部材2の係合凹部20の縁に係合して開閉部材2を弾性部材4の弾性力に抗して閉状態に維持するものである。
運動変換伝達部材6は、回転軸60と、回転軸60に固定されているギア(歯車)61と、からなる。回転軸60の両端(上下両端)は、ケーシングS10に軸受など(図示せず)を介して回転可能に軸支されている。回転軸60の回転中心線(以下、「軸心」と称する)Oは、上下方向をなし、左右方向の隙間Kに対して垂直もしくはほぼ垂直である。
解除部材7は、この例では、円板形状をなしている。解除部材7は、運動変換伝達部材6の回転軸60に一体に固定されている。解除部材7には、係合部材5が一体に固定されている。
この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
図5は、この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具の変形例1を示す説明面図である。図5中、図1〜図4と同符号は、同一の物を示す。
図6は、この実施形態1にかかるカードスイッチ、変形玩具の変形例2を示す説明面図である。図6中、図1〜図5と同符号は、同一の物を示す。
実施形態1のカードC1の係合部C10は、変形例1のギア61の歯62および変形例2のギア61の歯62には、係合できない。
図7〜図14は、この発明にかかるカードスイッチ、変形玩具の実施形態2を示す。図7〜図14中、図1〜図6と同符号は、同一の物を示す。以下、この実施形態2の構成について説明する。
カードC2Cは、図7〜図9に示すように、前記の実施形態1の変形例1のラックタイプのカードC2を基本とするものである。すなわち、カードC2Cは、ラック形状の係合部C20がカードC2Cの1長辺全体に亘って複数個設けられている。
基部材1CL、1CRは、図7〜図9に示すように、この例では、翼竜ロボットの胴部を模した左右の胴部である。左右の胴部(以下、単に「胴部」と称する)1CL、1CRは、スクリュ10Cにより相互に一体に固定されている。胴部1CL、1CRの内部中には、収納用の空間11Cが形成されている。
スイッチ機構S1Cは、胴部1CL、1CRの空間11C中に収納されている。スイッチ機構S1Cは、図9に示すように、係合部材5Cと、運動変換伝達部材6Cと、解除部材7Cと、回転運動一方向伝達部材8C(図9には図示されていない)、80Cと、を有するものである。
係合部材5Cは、図9、図10、図12に示すように、前板50Cと、底板51Cと、後板52Cと、から構成されている。係合部材5Cは、胴部1CL、1CRの空間11C中に前後方向に移動可能に収納されている。
運動変換伝達部材6Cは、図9、図10に示すように、第1ギア(歯車)61Cと、第2ギア(歯車)62Cと、第3ギア(歯車)63Cと、回転軸64Cと、からなる。
解除部材7Cは、図9、図10に示すように、支持軸70Cと、回転体71Cと、押圧用弾性部材(この例では、圧縮コイルスプリング)72Cと、からなる。回転体71Cは、円筒形状をなす。回転体71Cの一端(下端)の外周面の一部には、解除凸部73Cが一体に突設されている。
回転運動一方向伝達部材8C、80Cは、図9〜図11に示すように、ほぼ半円形状の複数個の凹凸8Cと、ほぼ弓形状の2本の弾性腕部80Cと、からなる。
第1補助開閉部材91Cは、図7〜図9、図13、図14に示すように、この例では、翼竜ロボットの首部を模した首部である。首部91Cは、一端部に対して、他端部が二股形状に分岐している。首部91Cの一端部は、胴部1CL、1CRに、第1補助取付部材910C(この例では、回転軸もしくはピンなど)により、開閉(回転)可能に取り付けられている。
首部91Cの中間部には、回転部90Cが回転軸部900Cにより回転可能に取り付けられている。回転部90Cは、円筒形状をなしている。回転部90Cの一端部(左端部)には、歯部(ギア部)901Cが設けられている。回転部90Cの他端部(右端部)には、印(マーク)902Cが設けられている。
第2補助開閉部材92Cは、図7〜図9、図13、図14に示すように、この例では、翼竜ロボットの頭部を模した頭部である。頭部92Cの一端部は、第1補助開閉部材としての首部91Cの他端部に、第2補助取付部材920C(この例では、回転軸もしくはピンなど)により、開閉(回転)可能に取り付けられている。
第3補助開閉部材93CL、93CRは、図7〜図9、図14に示すように、この例では、翼竜ロボットの補助翼部を模した左右の補助翼部である。左右の補助翼部(以下、単に「補助翼部」と称する)93CL、93CRは、それぞれ、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。補助翼部93CL、93CRの第1取付部933CL、933CRは、胴部1CL、1CRに、第3補助取付部材930CL、930CR(この例では、回転軸もしくはピンなど)により、開閉(回転)可能に取り付けられている。
第4補助開閉部材94CL、94CRは、図8、図9、図14に示すように、この例では、翼竜ロボットの足部を模した左右の足部である。左右の足部(以下、単に「足部」と称する)94CL、94CRは、第3補助開閉部材としての補助翼部93CL、93CRの第2取付部934CL、934CRに、第4補助取付部材940CL、940CR(この例では、回転軸もしくはピンなど)により、開閉(回転)可能に取り付けられている。
第5補助開閉部材95Cは、図9、図13に示すように、この例では、連結部である。連結部95Cの一端部は、胴部1CL、1CRに、第5補助取付部材950C(この例では、回転軸もしくはピンなど)により、開閉(回転)可能に取り付けられている。
第6補助開閉部材96Cは、図8、図9、図13に示すように、この例では、翼竜ロボットの尾翼部を模した尾翼部である。尾翼部96Cは、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。尾翼部96Cの一端部は、第5補助開閉部材としての連結部95Cの他端部に、第6補助取付部材960C(この例では、回転軸もしくはピンなど)により、開閉(回転)可能に取り付けられている。
この実施形態2にかかるカードスイッチ、変形玩具は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
この実施形態2にかかるカードスイッチ、変形玩具は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
図15〜図17は、この発明にかかるカードスイッチ、変形玩具の実施形態3を示す。図15〜図17中、図1〜図14と同符号は、同一の物を示す。以下、この実施形態3の構成について説明する。なお、この実施形態3における補助取付部材、補助弾性部材、係止部の構成は、前記の実施形態2における補助取付部材、補助弾性部材、係止部の構成と、同等もしくはほぼ同等である。このために、この実施形態3において、補助取付部材、補助弾性部材、係止部の一部の図示を省略する。
カードC3Dは、図15〜図17に示すように、前記の実施形態1の変形例2のフィルムタイプのカードC3を基本とするものである。すなわち、カードC3Dは、透孔形状の係合部C30がカードC3Dの1長辺全体に亘って複数個設けられている。
基部材1DL、1DRは、図15〜図17に示すように、この例では、翼竜ロボットの胴部を模した左右の胴部である。左右の胴部(以下、単に「胴部」と称する)1DL、1DRは、スクリュなどにより相互に一体に固定されている。胴部1DL、1DRの内部中には、収納用の空間11Dが形成されている。
スイッチ機構S1Dは、胴部1DL、1DRの空間11D中に収納されている。スイッチ機構S1Dは、係合部材5Dと、運動変換伝達部材6Dと、解除部材7Dと、回転運動一方向伝達部材80Dと、を有するものである。
係合部材5Dは、図17に示すように、中央部50Dと、上部51Dと、左右の腕部52DL、52DRと、から構成されている。係合部材5Dは、胴部1DL、1DRの空間11D中に上下方向に移動可能に収納されている。
運動変換伝達部材6Dは、図17に示すように、第1ギア(歯車)61Dと、第2ギア(歯車)62Dと、第3ギア(歯車)63Dと、回転軸64Dと、からなる。回転軸64Dの回転中心線(以下、「軸心」と称する)ODは、上下方向をなし、左右方向の隙間KDに対して垂直もしくはほぼ垂直である。カードC3Dの係合部C30の個数と第1ギア61Dの歯60Dの個数との比は、任意である。
解除部材7Dは、図17に示すように、支持軸70Dと、回転体71Dと、押圧用弾性部材(この例では、圧縮コイルスプリング)72Dと、からなる。回転体71Dの一端(後ろ端)の外周面の一部には、解除凸部73Dが一体に突設されている。支持軸70Dの回転中心線(以下、「軸心」と称する)軸O1Dは、前後方向をなす。このために、支持軸70Dの軸O1Dと回転軸64Dの軸心ODとは、直交もしくはほぼ直交する。
回転運動一方向伝達部材80Dは、図17に示すように、ほぼ半円形状の複数個の凹凸と、ほぼ弓形状の2本の弾性腕部80Dと、からなる。複数個の凹凸は、第3ギア63Dの他端面(後端面)に設けられている。
胴部1DL、1DRには、回転部90Dが回転軸部により回転可能に取り付けられている。回転部90Dには、歯部(ギア部)901Dが設けられている。回転部90Dには、印(マーク)902Dが設けられている。
第1補助開閉部材91Dは、図15〜図17に示すように、この例では、翼竜ロボットの首部を模した首部である。首部91Dは、胴部1DL、1DRに、第1補助取付部材910Dにより、開閉(回転)可能に取り付けられている。胴部1DL、1DRと首部91Dとの間には、第1補助弾性部材911Dが介在されている。第1係止部912Dは、首部91Dに設けられていて、主翼部2DL、2DRに係止される。
第2補助開閉部材92Dは、図15〜図17に示すように、この例では、翼竜ロボットの頭部を模した頭部である。頭部92Dは、首部91Dに、第2補助取付部材により、開閉(回転)可能に取り付けられている。首部91Dと頭部92Dの間には、第2補助弾性部材921Dが介在されている。第2係止部922Dは、頭部92Dに設けられていて、胴部1CD、1CDに係止される。
第3補助開閉部材93Dは、図16、図17に示すように、この例では、翼竜ロボットの尾翼部を模した尾翼部である。尾翼部93Dは、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。尾翼部93Dは、胴部1DL、1DRに、第3補助取付部材により、開閉(回転)可能に取り付けられている。胴部1DL、1DRと尾翼部93Dとの間には、第3補助弾性部材が介在されている。第3係止部932Dは、尾翼部93Dに設けられていて、係合部材5Dに係止される。
第4補助開閉部材94DL、94DRは、図16、図17に示すように、この例では、翼竜ロボットの後脚部を模した左右の後脚部である。左右の後脚部(以下、単に「後脚部」と称する)94DL、94DRは、それぞれ、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。
第5補助開閉部材95DL、95DRは、図16、図17に示すように、この例では、翼竜ロボットの前脚部を模した左右の前脚部である。左右の前脚部(以下、単に「前脚部」と称する)95DL、95DRは、それぞれ、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。
この実施形態3にかかるカードスイッチ、変形玩具は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
この実施形態3にかかるカードスイッチ、変形玩具は、以上のごとき構成および作用からなるので、前記の実施形態1、2にかかるカードスイッチ、変形玩具の効果とほぼ同様の効果を達成することができる。
図18〜図20は、この発明にかかるカードスイッチ、変形玩具の実施形態4を示す。図18〜図20中、図1〜図17と同符号は、同一の物を示す。以下、この実施形態4の構成について説明する。なお、この実施形態4における補助取付部材、補助弾性部材、係止部の構成は、前記の実施形態2、3における補助取付部材、補助弾性部材、係止部の構成と、同等もしくはほぼ同等である。このために、この実施形態4において、補助取付部材、補助弾性部材、係止部の一部の図示を省略する。
カードC1Eは、図18〜図20に示すように、前記の実施形態1のギザギザタイプのカードC1を基本とするものである。すなわち、カードC1Eは、三角形の凹凸形状の係合部C10がカードC1Eの1長辺全体に亘って複数個設けられている。
基部材1EL、1ERは、図18〜図20に示すように、この例では、翼竜ロボットの胴部を模した左右の胴部である。左右の胴部(以下、単に「胴部」と称する)1EL、1ERは、スクリュなどにより相互に一体に固定されている。胴部1EL、1ERの内部中には、収納用の空間11Eが形成されている。
スイッチ機構S1Eは、胴部1EL、1ERの空間11D中に収納されている。スイッチ機構S1Eは、係合部材5Eと、運動変換伝達部材6Eと、解除部材7Eと、を有するものである。
係合部材5Eは、図20に示すように、中央部50Eと、上部51Eと、左右の腕部52EL、52ERと、から構成されている。係合部材5Eは、胴部1EL、1ERの空間11E中に上下方向に移動可能に収納されている。
運動変換伝達部材6Eは、図20に示すように、第1ギア(歯車)61Eと、第2ギア(歯車)62Eと、第1回転軸63Eと、第2回転軸64Eと、からなる。第1ギア61Eは、第1回転軸63Eに固定されている。第2ギア62Eは、第2回転軸64Eに固定されている。第1回転軸63Eの両端と第2回転軸64Eの両端とは、胴部1EL、1ERにそれぞれ固定されている。第1ギア61Eと第2ギア62Eとは、相互に噛み合っている。
解除部材7Eは、図20に示すように、凸部形状をなす。解除部材7Eは、第2ギア62Eのボス部に軸心O1Eから径方向に一体に突設されている。このために、解除部材7Eは、第2ギア62Eと一体に回転する。
胴部1EL、1ERには、回転部90Eが回転軸部により回転可能に取り付けられている。回転部90Eには、歯部(ギア部)901Eが設けられている。回転部90Eには、印(マーク)902Eが設けられている。
第1補助開閉部材91EF、91EBは、図18〜図20に示すように、この例では、翼竜ロボットの頭部、首部を模した頭部、首部である。頭部91EF、首部91EBは、胴部1DL、1DRに一体に設けられている第1補助取付部材910Eにより、開閉(回転)可能に取り付けられている。胴部1DL、1DRと首部91EBとの間には、第1補助弾性部材が介在されている。第1係止部912Eは、首部91EBに設けられていて、主翼部2EL、2ERに係止される。
第2補助開閉部材92Eは、図18〜図20に示すように、この例では、翼竜ロボットの角部を模した角部である。角部92Eは、頭部91EF、首部91EBに、角部92Eに一体に設けられている第2補助取付部材920Eにより、開閉(回転)可能に取り付けられている。頭部91EF、首部91EBと角部92Eの間には、第2補助弾性部材が介在されている。第2係止部922Eは、角部92Eに設けられていて、主翼部2EL、2ERに係止される。
第3補助開閉部材93Eは、図19、図20に示すように、この例では、翼竜ロボットの尾翼元部を模した尾翼元部である。尾翼元部93Eは、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。尾翼元部93Eは、胴部1DL、1DRに、第3補助取付部材により、開閉(回転)可能に取り付けられている。胴部1DL、1DRと尾翼元部93Eとの間には、第3補助弾性部材が介在されている。第3係止部932Eは、尾翼元部93Eに設けられていて、係合部材5Eの係止爪54Eに係止される。
第4補助開閉部材94Eは、図19、図20に示すように、この例では、翼竜ロボットの尾翼先部を模した尾翼先部である。尾翼先部94Eは、それぞれ、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。
第5補助開閉部材95EL、95ERは、図19、図20に示すように、この例では、翼竜ロボットの脚部を模した左右の脚部である。左右の脚部(以下、単に「脚部」と称する)95EL、95ERは、それぞれ、球形の一部、すなわち、卵の殻の一部の形状をなす。
付属部材96EL、96ERは、図19、図20に示すように、この例では、翼竜ロボットの左右の腕部を模した左右の腕部である。左右の腕部(以下、単に「腕部」と称する)96EL、96ERは、それぞれ、胴部1EL、1ERに固定されている。腕部96EL、96ERは、それぞれ、閉状態の主翼部2EL、2ERにより覆い隠されていて、主翼部2EL、2ERが開状態となると、現れる。
この実施形態4にかかるカードスイッチ、変形玩具は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
この実施形態4にかかるカードスイッチ、変形玩具は、以上のごとき構成および作用からなるので、前記の実施形態1、2、3にかかるカードスイッチ、変形玩具の効果とほぼ同様の効果を達成することができる。
なお、この実施形態2、3、4においては、球形形状の物体あるいは卵から翼竜などを模した翼竜ロボットに変形する例である。ところが、この発明においては、閉状態の形状が、球形形状の物体あるいは卵形状以外の形状であっても良いし、また、開状態の形状が、翼竜ロボット以外に、ヘリコプタ、自動車、などの形状であっても良い。
2、2A、2B 開閉部材
20 係合凹部
3 取付部材
4 弾性部材
5 係合部材
6 運動変換伝達部材
60 回転軸
61 ギア
62 歯(係合部)
7 解除部材
B 後
C1、C2、C3 カード
C10、C20、C30 係合部
D 下
F 前
K 隙間
L 左
O 軸心(回転中心線)
R 右
S1 スイッチ機構
S10 ケーシング
U 上
X 直線運動
Y 回転運動
Z 付勢の方向
1CL、1CR 基部材(胴部)
10C スクリュ
11C 空間
12C 係合用弾性部材
2CL、2CR 開閉部材(主翼部)
20CL、20CR 係合爪
3CL、3CR 取付部材
4CL、4CR 弾性部材
5C 係合部材
50C 前板
51C 底板
52C 後板
53CL、53CR 係合爪
6C 運動変換伝達部材
60C 歯
61C 第1ギア
62C 第2ギア
63C 第3ギア
64C 回転軸
7C 解除部材
70C 支持軸
71C 回転体
72C 押圧用弾性部材
73C 解除凸部
8C、80C 回転運動一方向伝達部材
90C 回転部
900C 回転軸部
901C 歯部
902C 印
91C、92C、93CL、93CR、94CL、94CR、95C、96C、 補助開閉部材
910C、920C、930CL、930CR、940CL、940CR、950C、960C 補助取付部材
911C、921C、931CL、931CR、941CL、941CR、951C、961C 補助弾性部材
912C、922C、932CL、932CR、942CL、942CR、952C、962C 係止部
C2C カード
F1、F2 付勢の方向
KC 隙間
OC、O1C 軸心(回転中心線)
S1C スイッチ機構
1DL、1DR 基部材(胴部)
11D 空間
12D 係合用弾性部材
2DL、2DR 開閉部材(主翼部)
20DL 係合爪
3DL、3DR 取付部材
4DL、4DR 弾性部材
5D 係合部材
50D 中央部
51D 上部
52DL、52DR 腕部
53DL、53DR 係合爪
6D 運動変換伝達部材
60D 歯
61D 第1ギア
62D 第2ギア
63D 第3ギア
64D 回転軸
7D 解除部材
70D 支持軸
71D 回転体
72D 押圧用弾性部材
73D 解除凸部
80D 回転運動一方向伝達部材
90D 回転部
901D 歯部
902D 印
91D、92D、93D、94DL、94DR、95DL、95DR 補助開閉部材
910D 補助取付部材
911D、921D、941DL、941DR、951DL、951DR 補助弾性部材
912D、922D、932D 係止部
C3D カード
F3 付勢の方向
KD 隙間
OD、O1D 軸心(回転中心線)
S1D スイッチ機構
1EL、1ER 基部材(胴部)
11E 空間
12E 係合用弾性部材
2EL、2ER 開閉部材(主翼部)
20EL 係合爪
3EL、3ER 取付部材
4EL、4ER 弾性部材
5E 係合部材
50E 中央部
51E 上部
52EL、52ER 腕部
53EL、53ER 係合爪
54E 係止爪
6E 運動変換伝達部材
60E 歯
61E 第1ギア
62E 第2ギア
63E 第1回転軸
64E 第2回転軸
7E 解除部材
90E 回転部
901E 歯部
902E 印
91EB、91EF、92E、93E、94E、95EL、95ER 補助開閉部材
910E、920E、950EL、950ER 補助取付部材
912E、922E、932E、952EL、952ER 係止部
943E スリット
96EL、96ER 付属部材
C1E カード
F4 付勢の方向
KE 隙間
OE,O1E 軸心(回転中心線)
S1E スイッチ機構
Claims (8)
- カードと、
基部材と、
前記基部材に開閉可能に取り付けられている開閉部材と、
前記基部材に設けられているスイッチ機構と、
を備え、
前記スイッチ機構は、
閉状態の前記開閉部材に係合する係合部材と、
前記カードの直線運動を回転運動に変換して回転運動を伝達する運動変換伝達部材と、
前記運動変換伝達部材から伝達された回転運動により、前記係合部材の係合状態を解除して閉状態の前記開閉部材を開状態とする解除部材と、
を有し、
前記カードには、係合部が直線方向に複数個設けられていて、
前記運動変換伝達部材には、前記カードの前記係合部に係合する係合部が、回転方向に複数個設けられている、
ことを特徴とするカードスイッチ。 - 前記カードの前記係合部の個数と前記運動変換伝達部材の前記係合部の個数との比は、任意である、
ことを特徴とする請求項1に記載のカードスイッチ。 - 前記カードの前記係合部は、前記カードの平面方向に凹凸形状に設けられていて、
前記運動変換伝達部材の前記係合部は、前記カードの平面に対して垂直もしくはほぼ垂直である回転中心線から径方向に凹凸形状に設けられている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のカードスイッチ。 - 前記カードの前記係合部は、前記カードの平面に対して垂直方向に凹凸形状に設けられていて、
前記運動変換伝達部材の前記係合部は、前記カードの平面に対して平行もしくはほぼ平行でありかつ前記カードの直線運動の方向に対して垂直もしくはほぼ垂直である回転中心線から径方向に凹凸形状に設けられている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のカードスイッチ。 - 前記カードの前記係合部は、前記カードの平面に対して垂直方向に透孔形状に開設されていて、
前記運動変換伝達部材の前記係合部は、前記カードの平面に対して平行もしくはほぼ平行でありかつ前記カードの直線運動の方向に対して垂直もしくはほぼ垂直である回転中心線から径方向に凹凸形状に設けられている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のカードスイッチ。 - 前記運動変換伝達部材と前記解除部材との間には、前記運動変換伝達部材からの回転運動を一方向に前記解除部材に伝達する回転運動一方向伝達部材が、設けられている、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のカードスイッチ。 - 前記の請求項1〜6のいずれか1項に記載のカードスイッチを備えた変形玩具において、
前記基部材に前記開閉部材を開閉可能に取り付ける取付部材と、
前記開閉部材を閉状態から開状態に付勢させる弾性部材と、
を備え、
前記係合部材は、閉状態の前記開閉部材に係合して前記開閉部材を前記弾性部材の弾性力に抗して閉状態に維持し、
前記運動変換伝達部材は、前記カードの直線運動を回転運動に変換して回転運動を伝達し、
前記解除部材は、前記運動変換伝達部材から伝達された回転運動により、前記係合部材の係合状態を解除して、閉状態の前記開閉部材を前記弾性部材の弾性力で開状態とする、
ことを特徴とする変形玩具。 - 補助開閉部材と、
前記基部材もしくは前記開閉部材のうち少なくともいずれか一方に前記補助開閉部材を開閉可能に取り付ける補助取付部材と、
前記補助開閉部材を閉状態から開状態に付勢させる補助弾性部材と、
前記開閉部材が閉状態のときには前記補助開閉部材を前記補助弾性部材の弾性力に抗して閉状態に維持し、前記開閉部材が開状態のときには閉状態の前記補助開閉部材を前記補助弾性部材の弾性力で開状態とする係止部と、
を備える、
ことを特徴とする請求項7に記載の変形玩具。
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