JP2017213057A - タッチパネルおよびシリンジポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性に優れたタッチパネルを得る。【解決手段】タッチパネル20は、円周方向のタッチ操作を受け付ける内周操作部および外周操作部と、凸部または段差から構成され、内周操作部と外周操作部との間に形成された区画部とを備える。内周操作部に対して円周方向における特定の角度分だけタッチ操作が行われた場合には設定値が第1変化量だけ変更され、外周操作部に対して円周方向における上記特定の角度分だけタッチ操作が行われた場合には設定値が第1変化量とは異なる第2変化量だけ変更される。【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルおよびシリンジポンプに関する。
シリンジポンプは、シリンジ内の薬液を高い精度で患者に投与(注入)することができ、薬液の流量制御等が他の形式のポンプに比べて容易であることから多用されている。
特開2004−024884号公報(特許文献1)に開示されているように、シリンジポンプは、設定値を変更するための手段として、設定ダイヤルを備えている。ユーザが設定ダイヤルを回すことで、シリンジから送り出される薬液の量に関する数値が設定される。
特開2004−024884号公報
特開2004−024884号公報(特許文献1)に開示された設定ダイヤルは、いわゆるジョグダイヤル式である。ユーザは、本体ユニットに対して設定ダイヤルを物理的に回転させることで、シリンジから送り出される薬液の量に関する数値を設定することができる。
数値を設定する際、現在設定されている(表示部に表示されている)数値から数値を大きく変更したい場合がある。この場合、ユーザは設定ダイヤルをたとえば高速で複数回回転させることで、迅速に数値を変更できる。数値を大きく変更したいような場合には、設定ダイヤルに入力される回転角度や回転速度に対して、数値の変化量(増減量)は大きい方が、操作性が高い。
逆に、現在設定されている(表示部に表示されている)数値から小さく数値を変更したい場合もある。この場合、ユーザは設定ダイヤルをたとえば低速でわずかに回転させることで、数値を小さく正確に変更できる。数値を小さく正確に変更したいような場合には、設定ダイヤルに入力される回転角度や回転速度に対して、数値の変化量(増減量)は小さい方が、操作性が高い。
特開2004−024884号公報(特許文献1)に開示されたジョグダイヤル式の設定ダイヤルでは、数値を大きく変更する場合と数値を小さく変更する場合との両方の要求に対して、十分に満足できる操作性をユーザに提供することは難しい。近年ではタッチパネルが各種の分野で用いられているが、このような要求に対してはタッチパネルも十分な操作性をユーザーに提供できていない。すなわち、迅速に数値設定を行なうことができるという操作性の点で、従来の設定手段には改良の余地が存在していた。
また、ジョグダイヤル式の設定ダイヤルを備えたシリンジポンプにおいては、シリンジ内の薬液が飛散したり漏洩したりした場合に、薬液が本体ユニット(ダイヤル配置孔)と設定ダイヤルとの間の隙間に入り込むことがある。薬液が隙間の中で固化したり硬化したりすると、設定ダイヤルを回転させるために必要な抵抗が増大し、ユーザは設定ダイヤルを操作しにくくなる。すなわち、ジョグダイヤル式の設定ダイヤルを備えた従来のシリンジポンプにおいては、ジョグダイヤル式の設定ダイヤルを本体から取り外し、清掃したり洗浄したりすることが定期的に必要となる場合があった。
本発明は、上記のような実情に鑑みて為されたものであって、設置値を変更させる際に従来のジョグダイヤル式の設定ダイヤルに比べて操作性に優れたタッチパネルを提供するとともに、操作性およびメンテンナンス性に優れたシリンジポンプを提供することを目的とする。
本発明に基づくタッチパネルは、ユーザによるタッチ操作を受け付けることにより設置値を変更させるタッチパネルであって、円周方向の上記タッチ操作を受け付ける内周操作部と、上記内周操作部の外側に設けられ、円周方向の上記タッチ操作を受け付ける外周操作部と、円周方向に沿って延在する凸部または段差から構成され、上記内周操作部と上記外周操作部との間に形成された区画部と、を備え、上記内周操作部に対して円周方向における特定の角度分だけ上記タッチ操作が行われた場合には上記設定値が第1変化量だけ変更され、上記外周操作部に対して円周方向における上記特定の角度分だけ上記タッチ操作が行われた場合には上記設定値が上記第1変化量とは異なる第2変化量だけ変更される。
上記の構成によれば、タッチパネルは、物理的に回転するような部位を有しておらず、表面を拭くだけで汚れを簡単に除去できる。また、タッチパネルの内周操作部に対してタッチ操作が行われた場合と、タッチパネルの外周操作部に対してタッチ操作が行われた場合とで、設定値の増減量(変化量)が異なるため、数値を大きく変更させたい場合と数値を小さく変更させたい場合との両方の要求に対して満足し得る操作性を得ることができる。
上記タッチパネルにおいて好ましくは、上記第1変化量は、上記第2変化量よりも小さい。
上記タッチパネルにおいて好ましくは、上記内周操作部、上記外周操作部および上記区画部は、円環状に延びる形状を有している。
上記タッチパネルは、好ましくは、上記タッチ操作を受け付けたことに応答して振動を発生させる振動発生部をさらに備える。
本発明に基づくシリンジポンプは、外筒および押子を有するシリンジから薬液を送り出すためのシリンジポンプであって、本発明に基づく上記のタッチパネルと、上記タッチパネルが設けられた本体ユニットと、上記本体ユニットに設けられ、上記シリンジの上記外筒を保持する保持部と、上記シリンジの上記外筒に対して上記押子を移動させる駆動部と、上記タッチパネルに入力された上記タッチ操作に基づき、上記シリンジから送り出される上記薬液の量に関する数値を上記設定値として設定する制御部と、を備える。
上記シリンジポンプにおいて好ましくは、上記本体ユニットは、上記押子の移動方向に対して平行となる長手方向に延びる形状を有しており、上記タッチパネルは、上記本体ユニットの上記長手方向に対して交差する側面上に設けられている。
上記の構成によれば、操作性に優れたタッチパネルと、そのようなタッチパネルを備えたメンテナンス性に優れるシリンジポンプを得ることができる。
実施の形態1におけるシリンジポンプ10の上面および左側面等を示す斜視図である。 実施の形態1におけるシリンジポンプ10の上面および右側面等を示す斜視図である。 実施の形態1におけるシリンジポンプ10に備えられるタッチパネル20をその正面から見た図である。 実施の形態1におけるシリンジポンプ10に備えられるタッチパネル20を示す斜視図である。 実施の形態1におけるシリンジポンプ10に備えられるタッチパネル20が操作されている様子を示す図である。 比較例におけるシリンジポンプに備えられるタッチパネル20Aをその正面から見た図である。 実施の形態2におけるシリンジポンプに備えられるタッチパネル20Bを示す斜視図である。 実施の形態3におけるシリンジポンプ10Cの上面および右側面等を示す斜視図である。 実施の形態4におけるシリンジポンプに備えられるタッチパネル20Dをその正面から見た図である。 他の実施の形態における輸液ポンプ10Tを示す斜視図である。
実施の形態におけるタッチパネルついて、以下、図面を参照しながら説明する。同一の部品および相当部品には同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。以下、シリンジポンプに適用されたタッチパネルに基づき各実施の形態を説明するが、以下に開示するタッチパネルに関する技術的思想は、シリンジポンプに限って適用できるというものではなく、たとえば輸液ポンプなどの各種の医療機器や、一般的な電気機器、産業機器にも適用可能である。
[実施の形態1]
(シリンジポンプ10)
図1〜図5を参照して、実施の形態1におけるシリンジポンプ10について説明する。シリンジポンプ10は、外筒2および押子3を有するシリンジ1(図1)から薬液を送り出すために使用される。
図1は、シリンジポンプ10の上面および左側面等を示す斜視図である。図2は、シリンジポンプ10の上面および右側面等を示す斜視図であり、図1中の矢印II方向から見たシリンジポンプ10を表している。図3は、シリンジポンプ10に備えられるタッチパネル20をその正面から見た図であり、図2中の矢印III方向から見たタッチパネル20を表している。図4は、タッチパネル20を示す(図2中のタッチパネル20を拡大して示す)斜視図である。
図1〜図4(主として図1)を参照して、シリンジポンプ10は、本体ユニット11、保持部12、駆動部15、制御部17(図2)、タッチパネル20を備えている。本体ユニット11は、シリンジ1の押子3の移動方向に対して平行となる長手方向に延びる形状を有している。
本体ユニット11は、上面11Tおよび側面11Sを有しており、側面11Sは、本体ユニット11の長手方向に対して交差する位置に設けられている。本体ユニット11の上面11Tには、表示部18および各種の操作ボタン19が設けられている。詳細は後述するが、タッチパネル20は、本体ユニット11の側面11S(右側面)上に設けられている。
保持部12は、本体ユニット11に設けられ、シリンジ1の外筒2を保持することができる。保持部12は、載置部13およびクランプ部14を含む。シリンジ1の外筒2を載置部13上に載置した後、クランプ部14を回動させる。シリンジ1の外筒2が載置部13とクランプ部14とにより挟持されることで、シリンジ1の外筒2は本体ユニット11に固定される。
駆動部15は、保持部12から見て側面11Sに近い側に設けられる。駆動部15は、差込部16を有しており、シリンジ1(押子3)の端部5は、この差込部16に差し込まれる。駆動部15は、制御部17(図2)によって駆動され、所定の設定条件に従って、シリンジ1の外筒2に対して押子3を移動させることができる。
シリンジ1の外筒2内には、図示しない薬液が充填されている。チューブの一端は、外筒2の先端ポート4に接続され、チューブの他端は、図示しない留置針等に接続される。駆動部15の駆動により押子3が移動することで、シリンジ1内の薬液は、チューブを通して患者に投与されることとなる。
(タッチパネル20)
図2〜図4を参照して、タッチパネル20は、ユーザによるタッチ操作を受け付けることができる。上述のとおり、タッチパネル20は、本体ユニット11の側面11S(右側面)上に設けられている。タッチパネル20は、本体ユニット11の左側面や、本体ユニット11の上面11T上に設けられていても構わない。
本体ユニット11の側面11Sには、タッチパネル20の大きさと略同一の大きさを有する開口が設けられており、タッチパネル20の表面はその開口の内側から露出している。タッチパネル20の外周部分と開口の内周部分との間には、パッキンなどによって、防滴、防水、防沫等の構造が構成されている。
タッチパネル20は、インターフェースユニット21(図2)を介して制御部17に接続されている。タッチパネル20に入力されたタッチ操作によって発生した信号は、インターフェースユニット21を介して制御部17に出力される。
制御部17は、インターフェースユニット21からの信号(タッチパネル20に入力されたタッチ操作)に基づき、シリンジ1から送り出される薬液の量に関する数値を設定値として設定し、その設定値を表示部18に表示させたり、表示部18に表示されている数値をその設定値に変更したりする。ここで言う「シリンジ1から送り出される薬液の量に関する数値」とは、薬液の流量、予定量、積算量など、薬液の投与量に直接的に関係する数値に限られず、各種の時間や、患者の身長、体重、年齢など、薬液の投与量に間接的に関係する数値も含まれている。
図3および図4に示すように、タッチパネル20の表面には、内周操作部22、外周操作部23、区画部24が設けられている。内周操作部22は、円周方向に沿って延びる形状を有しており、本実施の形態では、内周操作部22は1つの連続した円環形状を呈している。内周操作部22は、円周方向に沿って並ぶように配置された複数の検知部22S(図3)を有しており、タッチパネル20上における円周方向のタッチ操作を受け付けることができる。
なお、内周操作部22が複数の検知部22Sを有しているという構成は必須ではく、タッチパネル20上における円周方向のタッチ操作を受け付けることが可能であれば、内周操作部22の動作原理としては、抵抗薄膜方式、表面弾性波方式、静電容量方式など、いずれの方式が採用されても構わない。
外周操作部23は、内周操作部22の外側に位置する。外周操作部23も、円周方向に沿って延びる形状を有しており、本実施の形態では、外周操作部23も1つの連続した円環形状を呈している。外周操作部23は、円周方向に沿って並ぶように配置された複数の検知部23S(図3)を有しており、タッチパネル20上における円周方向のタッチ操作を受け付けることができる。
外周操作部23が複数の検知部23Sを有しているという構成も必須ではく、タッチパネル20上における円周方向のタッチ操作を受け付けることが可能であれば、外周操作部23の動作原理としては、抵抗薄膜方式、表面弾性波方式、静電容量方式など、いずれの方式が採用されても構わない。内周操作部22と外周操作部23とで異なる方式が採用されても構わない。
区画部24は、内周操作部22と外周操作部23との間に形成され、円周方向に沿って延在する凸部から構成されている。内周操作部22および外周操作部23は、同一平面上に設けられているが、区画部24は、当該平面から外方に向かって突出している(図4)。ユーザがタッチパネル20を見なくても、区画部24の存在によって、ユーザは内周操作部22に触れているか外周操作部23に触れているかを容易に認識することができる。
図5は、タッチパネル20が操作されている様子を示す図である。上述のとおり、シリンジ1(図1)から送り出される薬液の量に関する数値(設定値)は、ユーザがタッチパネル20に入力したタッチ操作に基づいて変更される。具体的には、制御部17(図2)がタッチパネル20に入力されたタッチ操作に基づいて上記設定値(たとえば、表示部18に表示される数値)を変更する際、制御部17は、内周操作部22に対して円周方向における特定の角度θ(図5)の分だけタッチ操作が行われた場合には(矢印AR1)、上記設定値を第1変化量だけ変更する。
一方で、制御部17(図2)がタッチパネル20に入力されたタッチ操作に基づいて上記設定値を変更する際、制御部17は、外周操作部23に対して円周方向における特定の角度θの分だけタッチ操作が行われた場合には(矢印AR2)、上記設定値を第1変化量とは異なる第2変化量だけ変更する。好適には、第1変化量は、第2変化量よりも小さくなるように構成される。
たとえば、内周操作部22に対し、円周方向における150°(特定の角度θ)の分だけタッチ操作が行われた場合には、換言すると、内周操作部22の表面を円周方向に150°分だけなぞるようなスクロール操作が行われた場合には、制御部17は、上記設定値(表示部18に表示されている数値)のうち、一の桁の値を変更する。内周操作部22に対するタッチ操作のスクロール方向に応じて、設定値は、たとえば、15、16、17のように増加したり、17、16、15のように減少したりする。
外周操作部23に対し、円周方向における150°(特定の角度θ)の分だけタッチ操作が行われた場合には、換言すると、外周操作部23の表面を円周方向に150°分だけなぞるようなスクロール操作が行われた場合には、制御部17は、上記設定値(表示部18に表示されている数値)のうち、十の桁の値を変更する。外周操作部23に対するタッチ操作のスクロール方向に応じて、設定値は、たとえば、15、25、35のように増加したり、35、25、15のように減少したりする。
(作用および効果)
冒頭で述べたとおり、ユーザが設定値を設定する際、現在設定されている(表示部18に表示されている)数値から数値を大きく変更したい場合もあるし、現在設定されている数値から数値をわずかに変更したい場合もある。
本実施の形態のシリンジポンプ10においては、ユーザがタッチパネル20の外周操作部23に対して円周方向のタッチ操作(スクロール操作)を行なうことで、現在設定されている数値から設定値を大きく変更することができる。一方、ユーザがタッチパネル20の内周操作部22に対して円周方向のタッチ操作(スクロール操作)を行なうことで、現在設定されている数値から設定値をわずかに変更することができる。
従来のシリンジポンプに備えられたジョグダイヤル式の設定ダイヤルでは、数値を大きく変更する場合と数値を小さく変更する場合との両方の要求に対して、十分に満足できる操作性をユーザに提供することは難しかった。ジョグダイヤル式の設定ダイヤルを本体ユニットに2つ設けて、一方を変化量が大きくなるように構成し、他方を変化量が小さくなるように構成することで、そのような要求を満足することも可能であるが、この場合には装置が大きくなりやすい。本体ユニットの側面内に2つの設定ダイヤルを配置することも考えられるが、この場合には、各々の設定ダイヤルの大きさを大きくすることが難しく、十分な操作性を得ることも難しい。
これに対して本実施の形態のシリンジポンプ10によれば、タッチパネル20が、計2つの内周操作部22および外周操作部23を有している。区画部24を挟んで隣接配置された内周操作部22と外周操作部23とを必要に応じて使い分けることによって、ユーザは迅速に数値設定を行なうことができるため、優れた操作性を実現することが可能である。また、ユーザがタッチパネル20を見なくても、区画部24の存在によって、ユーザは内周操作部22に触れているか外周操作部23に触れているかを容易に認識することが可能である。
すなわち、本体ユニット11の正面には保持部12や駆動部15が設けられており、本体ユニット11の上面11Tには表示部18および各種の操作ボタン19が設けられている。本体ユニット11の正面や上面11Tにタッチパネル20を設けた場合には、本体ユニット11を小型化することが難しくなる。その場合に比べて、本体ユニット11の側面11Sにタッチパネル20を設ける方が、本体ユニット11を小型化しやすい。
ただし、タッチパネル20を本体ユニット11の側面11Sに設けた場合には、ユーザがタッチパネル20を視認しにくくなる。これに対して本実施の形態のシリンジポンプ10においては、区画部24の存在によって、ユーザは内周操作部22に触れているか外周操作部23に触れているかを容易に認識することが可能であり、小型化と良好な操作性との両立を図ることが可能となっている。
上述のとおり、内周操作部22、外周操作部23および区画部24の各々は、1つの連続した円環形状を呈している(円環状に延びる形状を有している)。当該構成によれば、ユーザは内周操作部22や外周操作部23に触れたままで、円周方向に連続したタッチ操作(スクロール操作)を行なうことが可能となる。
上述のとおり、ユーザが内周操作部22に対して円周方向のタッチ操作(スクロール操作)を行った場合に比べて、ユーザが外周操作部23に対して円周方向のタッチ操作(スクロール操作)を行った場合の方が、設定値の変化量を大きくするとよい。外周操作部23の方が内周操作部22に比べてストローク可能範囲を大きく確保することができるため、この場合には設定値の大まかな調整を迅速かつ容易に行なうことが可能となる。
これとは逆に構成されてもよい。すなわち、ユーザが内周操作部22に対して円周方向のタッチ操作(スクロール操作)を行った場合に比べて、ユーザが外周操作部23に対して円周方向のタッチ操作(スクロール操作)を行った場合の方が、設定値の変化量を小さくしてもよい。外周操作部23の方が内周操作部22に比べてストローク可能範囲を大きく確保することができるため、この場合には設定値の細かな調整を迅速かつ容易に行なうことが可能となる。
冒頭で述べたとおり、シリンジ1内の薬液は、飛散したりシリンジポンプ10上に漏洩したりする可能性がある。本実施の形態においては、タッチパネル20が、ジョグダイヤル式の設定ダイヤルとは異なり物理的に回転するようには構成されていない。本体ユニット11とタッチパネル20との間には、ほとんど隙間が存在しておらず、好適には、パッキンなどによって、防滴、防水、防沫等の構造がこの隙間内に構成されている。
従来のシリンジポンプにおいては、本体ユニット(ダイヤル配置孔)と設定ダイヤルとの間の隙間に薬液が入り込むことがあったが、本実施の形態のシリンジポンプ10においてはそのようなことはほとんどない。薬液が隙間の中で仮に固化したり硬化したりしたとしても、タッチパネル20のスクロール操作に必要な抵抗が増大することはなく、ユーザが設定値を変更しにくくなることもない。タッチパネル20は、本体ユニット11に対して物理的に回転するような部位を有していないため、表面を拭くだけで汚れを簡単に除去することができる。
[比較例]
図6は、比較例におけるシリンジポンプに備えられるタッチパネル20Aをその正面から見た図である。タッチパネル20Aの表面には、操作部25のみが設けられている。操作部25は、円周方向に沿って並ぶように配置された複数の検知部25Sを有しており、タッチパネル20A上における円周方向のタッチ操作(矢印AR3)を受け付けることができる。
タッチパネル20Aの場合、シリンジポンプの小型化、メンテナンス性という点においては一定程度の優位性を発揮できる。しかし、タッチパネル20Aには1つの操作部25のみが設けられているため、数値を大きく変更する場合と数値を小さく変更する場合との両方の要求に対して、十分に満足できる操作性をユーザに提供することは難しい。
[実施の形態2]
図7は、実施の形態2におけるシリンジポンプに備えられるタッチパネル20Bを示す斜視図である。上述の実施の形態1においては(図4)、タッチパネル20の表面に設けられた区画部24が、円周方向に沿って延在する凸部から構成されている。実施の形態1においては、内周操作部22および外周操作部23が同一平面上に設けられており、区画部24は当該平面から外方に向かって突出している。
これに対して本実施の形態においては、タッチパネル20Bの表面に、区画部24の代わりに区画部24Aが設けられている。区画部24Aは、円周方向に沿って延在する段差から構成されている。内周操作部22および外周操作部23は、同一平面上には設けられておらず、内周操作部22は、外周操作部23に比べて凹んだ位置に設けられている。当該構成であっても、ユーザは、タッチパネル20Bを見ることなく、区画部24Aの存在によって、内周操作部22に触れているか外周操作部23に触れているかを容易に認識することができる。
外周操作部23が内周操作部22に比べて凹んだ位置に設けられていても構わない。この場合、内周操作部22が、外周操作部23から外方に向かって突出するように配置される。当該構成であっても、ユーザは、タッチパネル20Bを見ることなく、区画部24Aの存在によって、内周操作部22に触れているか外周操作部23に触れているかを容易に認識することができる。
[実施の形態3]
図8は、実施の形態3におけるシリンジポンプ10Cの上面および右側面等を示す斜視図である。実施の形態1と実施の形態3とは、以下の点において相違している。すなわち、実施の形態3におけるシリンジポンプ10Cにおいては、タッチパネル20が、振動発生部27をさらに備えている。
振動発生部27は、たとえば本体ユニット11の内部に配置され、タッチパネル20がタッチ操作を受け付けたことに応答して振動を発生させ、タッチパネル20の表面を振動させることができる。たとえば、円周方向のタッチ操作(スクロール操作)が一定の距離だけ行われる(進行する)たびに、振動発生部27はユーザの指先に振動を与える。ユーザは、各種の数値を設定しているという感覚をより強く抱くことが可能となる。
薬液の流量、予定量、積算量など、薬液の投与量に直接的に関係する数値を設定している際にのみ振動を発生させ、各種の時間や、患者の身長、体重、年齢など、薬液の投与量に間接的に関係する数値を設定している際には振動を発生させないように構成することもできる。
[実施の形態4]
図9は、実施の形態4におけるシリンジポンプに備えられるタッチパネル20Dをその正面から見た図である。実施の形態1と実施の形態4とは、以下の点において相違している。すなわち、実施の形態4のタッチパネル20Dにおいては、内周操作部22、外周操作部23および区画部24の各々が、半円弧の形状を有している。
当該構成によれば、実施の形態1におけるタッチパネル20に比べて、本体ユニット11の側面11Sに対する占有範囲を小さくすることができる。空いているスペースを活用して、側面11Sには、タッチパネル20Dとは異なるタッチパネルや、他の操作手段を設けても構わない。タッチパネル20Dの形状については、180°の半円弧形状に限られず、90°、120°、150°、240°などの他の円弧形状であってもよい。
[他の実施の形態]
上述の各実施の形態においては、タッチパネルが、内周操作部22および外周操作部23の2つを有している。タッチパネルは、内周操作部22の内側に、円周方向のタッチ操作を受け付けることが可能な他の操作部を有していてもよい。タッチパネルは、外周操作部23の外側に、円周方向のタッチ操作を受け付けることが可能なさらに他の操作部を有していてもよい。
図10を参照して、実施の形態の説明の冒頭箇所で述べたとおり、タッチパネル20は、輸液ポンプ10Tにも適用可能である。輸液ポンプ10Tは、医療用の薬液を体内に注入する場合などに用いられる。タッチパネル20は、輸液ポンプ10Tのポンプ本体(ケーシング)の側面11Sに設けられていてもよいし(図10に示す構成)、ポンプ本体の前面11Fに設けられていてもよい。タッチパネル20が輸液ポンプ10Tに設けられる場合であっても、上記の各実施の形態と略同様の作用および効果を得ることができる。
以上、実施の形態について説明したが、上記の開示内容はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 シリンジ、2 外筒、3 押子、4 先端ポート、5 端部、10,10C シリンジポンプ、10T 輸液ポンプ、11 本体ユニット、11S 側面、11F 前面、11T 上面、12 保持部、13 載置部、14 クランプ部、15 駆動部、16 差込部、17 制御部、18 表示部、19 操作ボタン、20,20A,20B,20D タッチパネル、21 インターフェースユニット、22 内周操作部、22S,23S,25S 検知部、23 外周操作部、24,24A 区画部、25 操作部、27 振動発生部、AR1,AR2,AR3 矢印。

Claims (6)

  1. ユーザによるタッチ操作を受け付けることにより設置値を変更させるタッチパネルであって、
    円周方向の前記タッチ操作を受け付ける内周操作部と、
    前記内周操作部の外側に設けられ、円周方向の前記タッチ操作を受け付ける外周操作部と、
    円周方向に沿って延在する凸部または段差から構成され、前記内周操作部と前記外周操作部との間に形成された区画部と、を備え、
    前記内周操作部に対して円周方向における特定の角度分だけ前記タッチ操作が行われた場合には前記設定値が第1変化量だけ変更され、
    前記外周操作部に対して円周方向における前記特定の角度分だけ前記タッチ操作が行われた場合には前記設定値が前記第1変化量とは異なる第2変化量だけ変更される、
    タッチパネル。
  2. 前記第1変化量は、前記第2変化量よりも小さい、
    請求項1に記載のタッチパネル。
  3. 前記内周操作部、前記外周操作部および前記区画部は、円環状に延びる形状を有している、
    請求項1または2に記載のタッチパネル。
  4. 前記タッチ操作を受け付けたことに応答して振動を発生させる振動発生部をさらに備える、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のタッチパネル。
  5. 外筒および押子を有するシリンジから薬液を送り出すためのシリンジポンプであって、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のタッチパネルと、
    前記タッチパネルが設けられた本体ユニットと、
    前記本体ユニットに設けられ、前記シリンジの前記外筒を保持する保持部と、
    前記シリンジの前記外筒に対して前記押子を移動させる駆動部と、
    前記タッチパネルに入力された前記タッチ操作に基づき、前記シリンジから送り出される前記薬液の量に関する数値を前記設定値として設定する制御部と、を備える、
    シリンジポンプ。
  6. 前記本体ユニットは、前記押子の移動方向に対して平行となる長手方向に延びる形状を有しており、
    前記タッチパネルは、前記本体ユニットの前記長手方向に対して交差する側面上に設けられている、
    請求項5に記載のシリンジポンプ。
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