JP2017212027A - 端子検査装置及び端子検査方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型の端子金具に適した端子検査装置を提供する。【解決手段】端子検査装置20は、雌コネクタハウジング(コネクタハウジング)12の端子収容室15内に挿入された雌端子金具(端子金具)11における異なる箇所に接触可能な一対の端子接触部27であって、少なくともいずれか一方の端子接触部27が、端子収容室15内に挿入されて正規深さに達しない雌端子金具11とは非接触とされるものの、正規深さに達した雌端子金具11には接触される一対の端子接触部27と、一対の端子接触部27に接続される一対の回路端部23aを有する検査用電気回路部23と、を備える。【選択図】図6
Description
本明細書に開示される技術は、端子検査装置及び端子検査方法に関する。
従来、コネクタの端子収容室に挿入される端子金具の挿入状態を検査する端子検査装置の一例として下記特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された端子検査装置は、端子金具挿入前のコネクタハウジングが挿入される検査室と、コネクタハウジングの端子収容室に挿入される端子金具により押し込まれて後退される可動ピンと、可動ピンを付勢するバネと、端子金具が係止位置に達すると可動ピンに接触する固定ピンと、可動ピンと固定ピンとの接触に伴って通電する検査用電気回路と、を備える。
上記した特許文献1に記載された端子検査装置は、可動ピンを付勢するバネを要するため、例えば信号を扱う端子金具のような小型の端子金具を取り扱う場合には、各ピン及びバネの小型化が必要となるが、そのような小型化が困難な場合があり、仮に小型化できたとしても誤検出が生じるおそれがある。
本明細書に開示される技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、小型の端子金具に適した端子検査装置を提供することを目的とする。
本明細書に開示される技術の端子検査装置は、コネクタハウジングの端子収容室内に挿入された端子金具における異なる箇所に接触可能な一対の端子接触部であって、少なくともいずれか一方の前記端子接触部が、前記端子収容室内に挿入されて正規深さに達しない前記端子金具とは非接触とされるものの、前記正規深さに達した前記端子金具には接触される一対の端子接触部と、一対の前記端子接触部に接続される一対の回路端部を有する検査用電気回路部と、を備える。
このようにすれば、コネクタハウジングの端子収容室内に挿入された端子金具が正規深さに達しない場合には、少なくともいずれか一方の端子接触部が端子金具とは非接触とされるので、検査用電気回路部が開回路となる。一方、コネクタハウジングの端子収容室内に挿入された端子金具が正規深さに達している場合には、一対の端子接触部が端子金具における異なる箇所に接触されるので、検査用電気回路部が端子金具を介して閉回路となる。このように、コネクタハウジングの端子収容室内に挿入された端子金具が正規深さに達したか否か、を検査用電気回路部によって電気的に検知することができる。
ここで、従来では、端子金具により押し込まれて後退する可動ピンが固定ピンに接触するか否かに基づいて端子金具の挿入深さを電気的に検知していたが、可動ピンを付勢するためのバネを要していた。その点、上記のように端子金具が正規深さに達していると、一対の端子接触部が端子金具における異なる箇所に接触されることで検査用電気回路部が閉回路となる構成とされているので、従来のように可動ピンを付勢するバネが不要となる。これにより、小型の端子金具を取り扱う場合にも十分に高い検出精度を容易に得ることができる。
本明細書に開示される技術の端子検査装置の実施態様として、次の構成が好ましい。
(1)少なくとも前記検査用電気回路部を有する検査装置本体と、一対の前記端子接触部が設けられ前記検査装置本体に着脱可能な形で取り付けられる着脱可能部と、を備える。このようにすれば、検査対象である端子金具に直接接触する一対の端子接触部に摩耗などの経年劣化が生じた場合であっても、着脱可能部のみを交換すればよく、検査装置本体については引き続き使用することができるから、ランニングコストを低減する上で好適となる。それに加えて、検査対象となる端子金具に係る構造が例えば雄型や雌型などのように異なる場合であっても、着脱可能部のみを検査対象となる端子金具の構造に適したものに交換することで対応可能となるので、汎用性が高いものとなる。
(1)少なくとも前記検査用電気回路部を有する検査装置本体と、一対の前記端子接触部が設けられ前記検査装置本体に着脱可能な形で取り付けられる着脱可能部と、を備える。このようにすれば、検査対象である端子金具に直接接触する一対の端子接触部に摩耗などの経年劣化が生じた場合であっても、着脱可能部のみを交換すればよく、検査装置本体については引き続き使用することができるから、ランニングコストを低減する上で好適となる。それに加えて、検査対象となる端子金具に係る構造が例えば雄型や雌型などのように異なる場合であっても、着脱可能部のみを検査対象となる端子金具の構造に適したものに交換することで対応可能となるので、汎用性が高いものとなる。
(2)前記着脱可能部には、前記コネクタハウジングを収容するハウジング収容部が設けられており、前記検査装置本体には、一対の前記回路端部を構成する一対の接続端子と、前記着脱可能部を収容する着脱可能部収容部と、前記着脱可能部収容部に隣り合う形で配されて一対の前記接続端子が配される接続端子配置部と、が設けられている。このようにすれば、検査装置本体の着脱可能部収容部に着脱可能部が収容されると、着脱可能部収容部に隣り合う接続端子配置部に配された一対の接続端子に対して一対の端子接触部が接続される。着脱可能部のハウジング収容部にコネクタハウジングが収容されると、端子収容室内に挿入された端子金具に対して一対の端子接触部が共に接触するか否かに基づいて、検査用電気回路部が開回路または閉回路となり、もって端子金具が正規深さに達したか否か、を電気的に検知することができる。
(3)一対の前記端子接触部の少なくともいずれか一方は、前記端子金具において接続対象となる相手端子との接点部に接触される接点接触部を有している。このようにすれば、端子金具における相手端子との接点部を利用して一対の端子接触部のいずれか一方と端子金具との接触を図ることができる。
(4)前記接点接触部は、前記接点部がタブとされる場合には前記タブに対して弾性接触する弾性接触片を有する。このようにすれば、接点部が弾性をほぼ有さないタブとされる場合であっても、接点接触部が弾性接触片を有することで、端子金具に対する接触状態が安定したものとなる。
(5)一対の前記端子接触部の少なくともいずれか一方は、前記端子金具のうち、前記正規深さに達したときに前記コネクタハウジングに設けられた端子係止部が係止される被係止部に接触される被係止部接触部を有している。このようにすれば、端子金具のうち、コネクタハウジングの端子係止部が係止される被係止部を利用して一対の端子接触部のいずれか一方と端子金具との接触を図ることができる。
(6)前記検査用電気回路部は、一端側が一対の前記端子接触部のうちの一方側に接続される電源部と、前記電源部からの電力の供給を受けると報知機能を発する報知部であって、一端側が前記電源部の他端側に、他端側が一対の前記端子接触部のうちの他方側にそれぞれ接続される報知部と、を備える。このようにすれば、コネクタハウジングの端子収容室内に挿入された端子金具が正規深さに達していなければ、少なくともいずれか一方の端子接触部が端子金具とは非接触とされるので、電源部の電力が報知部に供給されることがない。一方、コネクタハウジングの端子収容室内に挿入された端子金具が正規深さに達していれば、一対の端子接触部が端子金具の異なる箇所に接触されることで、電源部からの電力が報知部に供給される。すると、報知部が報知機能を発するので、作業者は端子金具が正規深さに達したことを知ることができる。以上により、報知部による報知の有無に基づいて端子金具が正規深さに達したか否か、を作業者が容易に知ることができる。
次に、本明細書に開示される技術の端子検査方法は、上記記載の端子検査装置を用いる。このような端子検査方法によれば、検査対象となる端子金具が小型化した場合であっても、十分に高い検出精度でもって端子金具が正規深さに達したか否かを容易に検査することができる。
本明細書に開示される技術によれば、小型の端子金具に適した端子検査装置を提供することができる。
<実施形態1>
実施形態1を図1から図6によって説明する。この実施形態1では、図示しない相手の雄コネクタ(相手コネクタ)に嵌合接続される雌コネクタ(コネクタ)10に備わる雌端子金具(端子金具)11を検査対象とした端子検査装置20について例示する。なお、各図面の一部にはX軸、Y軸及びZ軸を示しており、各軸方向が各図面で示した方向となるように描かれている。また、前後方向については、X軸方向に沿い且つ各図に示す左側を前方、右側を後方とする。
実施形態1を図1から図6によって説明する。この実施形態1では、図示しない相手の雄コネクタ(相手コネクタ)に嵌合接続される雌コネクタ(コネクタ)10に備わる雌端子金具(端子金具)11を検査対象とした端子検査装置20について例示する。なお、各図面の一部にはX軸、Y軸及びZ軸を示しており、各軸方向が各図面で示した方向となるように描かれている。また、前後方向については、X軸方向に沿い且つ各図に示す左側を前方、右側を後方とする。
端子検査装置20の説明に先んじて、検査対象となる雌端子金具11を備える雌コネクタ10について説明する。雌コネクタ10は、図1に示すように、電線Wの端末に接続された雌端子金具11と、雌端子金具11が収容される雌コネクタハウジング(コネクタハウジング)12と、を備える。
雌端子金具11は、導電性を有する金属製とされている。雌端子金具11は、図1に示すように、前後に開口した略箱型をなす雌端子本体(端子本体)11aと、電線Wの端末に接続される電線接続部11bと、を有している。このうちの電線接続部11bは、雌端子本体11aの後側に連なる形で設けられている。雌端子本体11aの内部には、雌端子本体11aの開口に臨む形で弾性接触片(接点部)13が設けられており、この弾性接触片13が図示しない相手の雄端子金具(相手端子)に対して弾性接触可能とされる。雌端子本体11aの外側面には、外向きに突出する被係止突部(被係止部)14が設けられており、ここに後述する雌コネクタハウジング12に備えられるランス16が係止可能とされる。この被係止突部14は、雌端子本体11aのうち、ランス16と対向する外側面(ランス対向面)の前端部付近に設けられている。
続いて、雌コネクタハウジング12の構成を説明する。雌コネクタハウジング12は、絶縁性を有する合成樹脂製とされている。雌コネクタハウジング12は、図1に示すように、略ブロック状をなしており、内部には雌端子金具11を収容可能な端子収容室15が設けられている。端子収容室15は、雌コネクタハウジング12において後方に向けて開口しており、後方から電線Wに接続された雌端子金具11が挿入可能とされる。雌コネクタハウジング12における端子収容室15の前壁12aには、端子収容室15及びそこに収容される雌端子本体11aの開口に連通する第1開口部(相手端子挿入口)12a1が形成されている。この第1開口部12a1には、相手の雄端子金具や端子検査装置20に備わる端子接触部27などが挿入可能とされる。
雌コネクタハウジング12において端子収容室15を構成する側壁には、図1に示すように、雌端子金具11を抜け止めするためのランス(端子係止部)16が設けられている。ランス16は、上記側壁から端子収容室15内に向けて突出する片持ち状をなしており、その先端部が端子収容室15内に正規深さまで挿入された雌端子金具11の被係止突部14に対して係止される。ランス16は、端子収容室15内に雌端子金具11を挿入する途中においては、雌端子本体11aの被係止突部14によって押圧されることで撓んだ状態となって撓み空間内に退避する(図4を参照)。雌コネクタハウジング12の前壁12aのうち、正面から視てランス16と重畳する部分には、端子収容室15に連通する第2開口部(解除治具挿入口)12a2が形成されている。第2開口部12a2には、雌端子金具11を雌コネクタハウジング12から取り外す際にランス16を強制的に撓み変形させるための解除治具(図示せず)や端子検査装置20に備わる端子接触部27などが挿入可能とされる。
続いて、端子検査装置20について説明する。端子検査装置20は、図2に示すように、検査装置本体21と、検査装置本体21に対して着脱可能な形で取り付けられる着脱可能部22と、を備える。検査装置本体21は、雌コネクタハウジング12に対する雌端子金具11の挿入状態を電気的に検知するための検査用電気回路部23を有している。検査装置本体21は、合成樹脂製とされており、検査用電気回路部23が設けられた本体部21aと、着脱可能部22が収容される着脱可能部収容部21bと、後述する一対の接続端子26が配される接続端子配置部21cと、からなる。本体部21aがブロック状をなしていているのに対し、着脱可能部収容部21b及び接続端子配置部21cは、共にX軸方向に沿って後方に向けて開口する略筒状をなしていて相互の開口が連通している。着脱可能部収容部21bにおける開口端部には、収容された着脱可能部22に係止してこれを抜け止めするための係止爪部21b1が設けられている。また、着脱可能部収容部21bの奥端部には、着脱可能部22を前止まりする前止まり壁部21b2が設けられている。接続端子配置部21cは、着脱可能部収容部21bに対して段付き状に内側に張り出しており、その内部空間に一対の接続端子26が本体部21aから突き出す形で配されている。
検査用電気回路部23は、図2に示すように、一対の回路端部23a間が雌端子金具11によって短絡されるか否かに基づいて、雌コネクタハウジング12に対する雌端子金具11の挿入状態を電気的に検知するものとされる。具体的には、検査用電気回路部23は、電力の供給源である電源部24と、電源部24からの電力の供給を受けると報知機能を発揮する報知部25と、一対の回路端部23aを構成する一対の接続端子26と、を備えており、これらが配線によって相互に接続されている。配線による接続態様について詳しく説明すると、電源部24における正極側端部(他端側)が報知部25の一方の端部(一端側)に、負極側端部(一端側)が下段側(一方側)の接続端子26に、それぞれ接続されるとともに、報知部25における電源部24側とは反対側の端部(他端側)が上段側(他方側)の接続端子26に接続されている。電源部24は、直流電源とされる。報知部25は、電源部24から供給される直流電流を利用して点灯(発光)可能な報知光源からなる。一対の接続端子26は、金属製とされており、配線に接続される側の端部が検査装置本体21の本体部21aにインサートされ、残りの部分が本体部21aから接続端子配置部21cの内部空間に突き出している。各接続端子26は、接続対象である端子接触部27を挟み込む一対の片部26a,26bからなり、一方の片部26aが端子接触部27を受ける受け部として機能し、他方の片部26bが端子接触部27に対して弾性接触するばね部として機能する。
着脱可能部22は、図2に示すように、検査対象である雌端子金具11に対して接触可能な一対の端子接触部27を有している。詳しくは、着脱可能部22は、合成樹脂製とされており、一対の端子接触部27を保持する端子保持部22aと、雌コネクタハウジング12を収容するハウジング収容部22bと、からなる。端子保持部22aは、縦長のブロック状をなしており、一対の端子接触部27が前後に貫通する形でインサートされている。ハウジング収容部22bは、X軸方向に沿って後方に向けて開口する略筒状をなしており、その内部空間に雌コネクタハウジング12が後方から挿入可能とされている。
一対の端子接触部27は、金属製とされており、図2に示すように、端子保持部22aにおいて図2に示す上下に並ぶ形で保持されていて端子保持部22aから前後に突き出している。各端子接触部27のうち、端子保持部22aから後方(図2に示す右側)に突き出す部分は、ハウジング収容部22bの内部空間に配されており、ここが雌端子金具11に対して直接接触される雌端子金具側接触部27aとされる。一方、各端子接触部27のうち、端子保持部22aから前方(図2に示す左側)に突き出す部分は、着脱可能部22が着脱可能部収容部21bに収容されると、図3に示すように、接続端子配置部21cの内部空間に配されており、ここが接続端子26に対して直接接触される接続端子側接触部27bとされる。
そして、一対の端子接触部27は、図5に示すように、雌コネクタハウジング12の端子収容室15内に挿入された雌端子金具11が正規深さに達している場合には、雌端子金具11における異なる箇所に接触するものの、雌端子金具11が正規深さに達していない場合には、一方の端子接触部27(図5に示す上段側の端子接触部27)が雌端子金具11とは非接触とされるようになっている。具体的には、一対の端子接触部27のうち、図5に示す上段側の端子接触部27は、雌端子金具側接触部27aが雌端子金具11における被係止突部14に対して接触可能な被係止突部接触部(被係止部接触部)28とされるのに対し、図5に示す下段側の端子接触部27は、雌端子金具側接触部27aが雌端子金具11における弾性接触片13に対して接触可能な弾性接触片接触部(接点接触部)29とされる。被係止突部接触部28は、先端部がハウジング収容部22bの内部空間に配されるのに対し、弾性接触片接触部29は、先端部がハウジング収容部22bの内部空間を突き抜けて後方外部に達している。つまり、弾性接触片接触部29は、被係止突部接触部28よりも端子保持部22aからの突出長さが大きくなっている。被係止突部接触部28を有する端子接触部27は、「被係止突部用端子接触部(被係止部用端子接触部)」であり、弾性接触片接触部29を有する端子接触部27は、「弾性接触片用端子接触部(接点用端子接触部)」である、と言える。
本実施形態に係る端子検査装置20は以上のような構造であり、続いて端子検査装置20を用いた端子検査方法について説明する。なお、端子検査を実行するのに先立って、図2に示す状態から、検査装置本体21の着脱可能部収容部21b内に着脱可能部22を後方から挿入しておく。すると、図3に示すように、一対の端子接触部27における各接続端子側接触部27bが接続端子配置部21cの内部空間に配されるとともに、各接続端子26を構成する一対の片部26a,26bの間に挟み込まれることで、各接続端子26に対する各端子接触部27の接続が図られる。この状態では、一対の端子接触部27が相互に短絡されていないことから、検査用電気回路部23は開回路となっており、報知部25は非点灯(非発光)状態とされる。
端子検査方法は、雌端子金具11を雌コネクタハウジング12の端子収容室15内に挿入する端子挿入工程と、雌コネクタハウジング12を端子検査装置20のハウジング収容部22b内に収容して雌端子金具11の挿入状態を検知する検知工程(ハウジング収容工程)と、報知部25による報知の有無を確認する報知確認工程(検知確認工程)と、からなる。
端子挿入工程では、図1に示す状態から、電線Wの端末に接続された雌端子金具11を雌コネクタハウジング12の端子収容室15内に後方から挿入する。挿入途中では、被係止突部14によってランス16が外向きに押圧されることで、ランス16が撓み変形される。雌端子金具11が正規深さに達すると、図3に示すように、被係止突部14による押圧状態が解除されるとともにランス16が弾性復帰してその先端部が被係止突部14の後端部に対して係止され、それにより雌端子金具11の抜け止めが図られる。この状態では、被係止突部14は、その全域が弾性復帰したランス16の前方の空間に配され、第2開口部12a2を通して前方外部に露出する。一方、雌端子金具11の挿入深さが正規深さに達しない場合には、図4に示すように、ランス16が撓み変形した状態のまま被係止突部14に乗り上げており、被係止突部14は、正規深さに達した場合よりも後退した位置(詳しくはランス16と前後方向について重なり合う位置)に留め置かれている。
検知工程では、図3及び図4に示す状態から、雌端子金具11が挿入された雌コネクタハウジング12を端子検査装置20における着脱可能部22のハウジング収容部22b内に後方から挿入する。ハウジング収容部22b内に雌コネクタハウジング12が挿入される過程では、上段側の端子接触部27(被係止突部用端子接触部)の被係止突部接触部28が第2開口部12a2を通して端子収容室15内に挿入されるとともに、下段側の端子接触部27(弾性接触片用端子接触部)の弾性接触片接触部29が第1開口部12a1を通して端子収容室15内に挿入される。ここで、雌端子金具11の挿入深さが正規深さに達していた場合には、図5に示すように、第2開口部12a2に通された被係止突部接触部28が雌端子金具11の被係止突部14に接触されるとともに、第1開口部12a1に通された弾性接触片接触部29が雌端子金具11の弾性接触片13に弾性接触される。これに伴い、一対の端子接触部27が雌端子金具11を介して短絡されるので、検査用電気回路部23が閉回路となる。すると、電源部24の電力が報知部25に供給されるので、報知部25が点灯状態となる。報知確認工程では、作業者が報知部25の点灯を確認することで、雌端子金具11が正規深さに達していた、との検査結果を知ることができる。
一方、雌端子金具11の挿入深さが正規深さに達していない場合には、図6に示すように、第1開口部12a1に通された弾性接触片接触部29については、被係止突部接触部28よりも突出長さが大きいことから、雌端子金具11の弾性接触片13に弾性接触されるものの、第2開口部12a2に通された被係止突部接触部28は、雌端子金具11の被係止突部14に接触されることがない。一対の端子接触部27は、雌端子金具11によって短絡されることがないので、検査用電気回路部23は開回路のままとなる。従って、電源部24の電力が報知部25に供給されることがないので、報知部25は非点灯状態のままとなる。報知確認工程では、作業者が報知部25の非点灯を確認することで、雌端子金具11が正規深さに達しておらず半挿入であった、との検査結果を知ることができる。以上のように、雌コネクタハウジング12の端子収容室15内に挿入された雌端子金具11が正規深さに達したか否か、を検査用電気回路部23によって電気的に検知することができる。
ここで、従来では、端子金具により押し込まれて後退する可動ピンが固定ピンに接触するか否かに基づいて端子金具の挿入深さを電気的に検知していたが、可動ピンを付勢するためのバネを要していた。その点、上記のように雌端子金具11が正規深さに達していると、一対の端子接触部27が雌端子金具11における異なる箇所に接触されることで検査用電気回路部23が閉回路となる構成とされているので、従来のように可動ピンを付勢するバネが不要となる。これにより、小型の雌端子金具11を取り扱う場合にも十分に高い検出精度を容易に得ることができる。しかも、従来のように固定ピンと可動ピンとが前後に並ぶ配置構成をとることがないので、前後方向について当該端子検査装置20を小型化することができて携帯性などに優れる。
さらには、検査装置本体21に対して一対の端子接触部27を有する着脱可能部22が着脱可能な形で取り付けられているから、検査対象である雌端子金具11に直接接触する一対の端子接触部27に摩耗などの経年劣化が生じた場合であっても、着脱可能部22のみを交換すればよく、検査装置本体21については引き続き使用することができ、もってランニングコストを低減する上で好適となる。それに加えて、検査対象となる雌端子金具11に係る構造が例えば雄型や雌型などのように異なる場合であっても、着脱可能部22のみを検査対象となる端子金具の構造に適したものに交換することで対応可能となるので、汎用性が高いものとなってコスト削減を図る上で好適となる。
以上説明したように本実施形態の端子検査装置20は、雌コネクタハウジング(コネクタハウジング)12の端子収容室15内に挿入された雌端子金具(端子金具)11における異なる箇所に接触可能な一対の端子接触部27であって、少なくともいずれか一方の端子接触部27が、端子収容室15内に挿入されて正規深さに達しない雌端子金具11とは非接触とされるものの、正規深さに達した雌端子金具11には接触される一対の端子接触部27と、一対の端子接触部27に接続される一対の回路端部23aを有する検査用電気回路部23と、を備える。
このようにすれば、雌コネクタハウジング12の端子収容室15内に挿入された雌端子金具11が正規深さに達しない場合には、少なくともいずれか一方の端子接触部27が雌端子金具11とは非接触とされるので、検査用電気回路部23が開回路となる。一方、雌コネクタハウジング12の端子収容室15内に挿入された雌端子金具11が正規深さに達している場合には、一対の端子接触部27が雌端子金具11における異なる箇所に接触されるので、検査用電気回路部23が雌端子金具11を介して閉回路となる。このように、雌コネクタハウジング12の端子収容室15内に挿入された雌端子金具11が正規深さに達したか否か、を検査用電気回路部23によって電気的に検知することができる。
ここで、従来では、端子金具により押し込まれて後退する可動ピンが固定ピンに接触するか否かに基づいて端子金具の挿入深さを電気的に検知していたが、可動ピンを付勢するためのバネを要していた。その点、上記のように雌端子金具11が正規深さに達していると、一対の端子接触部27が雌端子金具11における異なる箇所に接触されることで検査用電気回路部23が閉回路となる構成とされているので、従来のように可動ピンを付勢するバネが不要となる。これにより、小型の雌端子金具11を取り扱う場合にも十分に高い検出精度を容易に得ることができる。
また、少なくとも検査用電気回路部23を有する検査装置本体21と、一対の端子接触部27が設けられ検査装置本体21に着脱可能な形で取り付けられる着脱可能部22と、を備える。このようにすれば、検査対象である雌端子金具11に直接接触する一対の端子接触部27に摩耗などの経年劣化が生じた場合であっても、着脱可能部22のみを交換すればよく、検査装置本体21については引き続き使用することができるから、ランニングコストを低減する上で好適となる。それに加えて、検査対象となる雌端子金具11に係る構造が例えば雄型や雌型などのように異なる場合であっても、着脱可能部22のみを検査対象となる雌端子金具11の構造に適したものに交換することで対応可能となるので、汎用性が高いものとなる。
また、着脱可能部22には、雌コネクタハウジング12を収容するハウジング収容部22bが設けられており、検査装置本体21には、一対の回路端部23aを構成する一対の接続端子26と、着脱可能部22を収容する着脱可能部収容部21bと、着脱可能部収容部21bに隣り合う形で配されて一対の接続端子26が配される接続端子配置部21cと、が設けられている。このようにすれば、検査装置本体21の着脱可能部収容部21bに着脱可能部22が収容されると、着脱可能部収容部21bに隣り合う接続端子配置部21cに配された一対の接続端子26に対して一対の端子接触部27が接続される。着脱可能部22のハウジング収容部22bに雌コネクタハウジング12が収容されると、端子収容室15内に挿入された雌端子金具11に対して一対の端子接触部27が共に接触するか否かに基づいて、検査用電気回路部23が開回路または閉回路となり、もって雌端子金具11が正規深さに達したか否か、を電気的に検知することができる。
また、一対の端子接触部27の少なくともいずれか一方は、雌端子金具11において接続対象となる相手の雄端子金具(相手端子)との接点部である弾性接触片13に接触される接点接触部を有している。このようにすれば、雌端子金具11における相手の雄端子金具との接点部である弾性接触片13を利用して一対の端子接触部27のいずれか一方と雌端子金具11との接触を図ることができる。
また、一対の端子接触部27の少なくともいずれか一方は、雌端子金具11のうち、正規深さに達したときに雌コネクタハウジング12に設けられたランス(端子係止部)16が係止される被係止突部(被係止部)14に接触される被係止部接触部を有している。このようにすれば、雌端子金具11のうち、雌コネクタハウジング12のランス16が係止される被係止突部14を利用して一対の端子接触部27のいずれか一方と雌端子金具11との接触を図ることができる。
また、検査用電気回路部23は、一端側が一対の端子接触部27のうちの一方側に接続される電源部24と、電源部24からの電力の供給を受けると報知機能を発する報知部25であって、一端側が電源部24の他端側に、他端側が一対の端子接触部27のうちの他方側にそれぞれ接続される報知部25と、を備える。このようにすれば、雌コネクタハウジング12の端子収容室15内に挿入された雌端子金具11が正規深さに達していなければ、少なくともいずれか一方の端子接触部27が雌端子金具11とは非接触とされるので、電源部24の電力が報知部25に供給されることがない。一方、雌コネクタハウジング12の端子収容室15内に挿入された雌端子金具11が正規深さに達していれば、一対の端子接触部27が雌端子金具11の異なる箇所に接触されることで、電源部24からの電力が報知部25に供給される。すると、報知部25が報知機能を発するので、作業者は雌端子金具11が正規深さに達したことを知ることができる。以上により、報知部25による報知の有無に基づいて雌端子金具11が正規深さに達したか否か、を作業者が容易に知ることができる。
また、本実施形態に係る端子検査方法は、上記記載の端子検査装置20を用いる。このような端子検査方法によれば、検査対象となる雌端子金具11が小型化した場合であっても、十分に高い検出精度でもって雌端子金具11が正規深さに達したか否かを容易に検査することができる。
<実施形態2>
実施形態2を図7から図12によって説明する。この実施形態2では、雄コネクタ30に備わる雄端子金具31を検査する端子検査装置120を示す。なお、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
実施形態2を図7から図12によって説明する。この実施形態2では、雄コネクタ30に備わる雄端子金具31を検査する端子検査装置120を示す。なお、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
端子検査装置120の説明に先んじて、検査対象となる雄端子金具(端子金具)31を備える雄コネクタ(コネクタ)30について説明する。雄コネクタ30は、図7に示すように、電線Wの端末に接続された雄端子金具31と、雄端子金具31が収容される雄コネクタハウジング(コネクタハウジング)32と、を備える。
雄端子金具31は、導電性を有する金属製とされている。雄端子金具31は、図7に示すように、前後に開口した略箱型をなす雄端子本体(端子本体)31aと、電線Wの端末に接続される電線接続部31bと、を有している。このうちの電線接続部31bは、雄端子本体31aの後側に連なる形で設けられている。雄端子本体31aには、前方に向けて突出する形でタブ(接点部)33が設けられており、このタブ33が図示しない相手の雌端子金具(相手端子)に対して接触可能とされる。雄端子本体31aの外側面には、外向きに突出する被係止突部(被係止部)34が設けられており、ここに後述する雄コネクタハウジング32に備えられるランス36が係止可能とされる。この被係止突部34は、雄端子本体31aのうち、ランス36と対向する外側面(ランス対向面)の前端部付近に設けられている。
続いて、雄コネクタハウジング32の構成を説明する。雄コネクタハウジング32は、絶縁性を有する合成樹脂製とされている。雄コネクタハウジング32は、図7に示すように、略ブロック状をなすハウジング本体37と、ハウジング本体37から前方に向けて突出するフード部38と、から構成される。フード部38は、前方に開口する略筒状をなしており、その内部空間に前方から相手の雌コネクタ(相手コネクタ)が嵌合可能とされる。ハウジング本体37には、雄端子金具31を収容可能な端子収容室35が設けられている。端子収容室35は、雄コネクタハウジング32において後方に向けて開口しており、後方から電線Wに接続された雄端子金具31が挿入可能とされる。ハウジング本体37における端子収容室35の前壁37aには、端子収容室35に連通してタブ33が挿入可能とされる第1開口部(タブ挿入口)37a1が形成されている。端子収容室35内に雄端子金具31が収容された状態では、タブ33は、第1開口部37a1に挿入され、前壁37aから前方のフード部38の内部空間に突き出す形で配される(図9を参照)。
雄コネクタハウジング32において端子収容室35を構成する側壁には、図1に示すように、雄端子金具31を抜け止めするためのランス36が設けられている。ランス36は、上記側壁から端子収容室35内に向けて突出する片持ち状をなしており、その先端部が端子収容室35内に正規深さまで挿入された雄端子金具31の被係止突部34に対して係止される。ランス36は、端子収容室35内に雄端子金具31を挿入する途中においては、雄端子本体31aの被係止突部34によって押圧されることで撓んだ状態となって撓み空間内に退避する(図10を参照)。雄コネクタハウジング32のハウジング本体37の前壁37aのうち、正面から視てランス36と重畳する部分には、端子収容室35に連通する第2開口部(解除治具挿入口)37a2が形成されている。第2開口部37a2には、雄端子金具31を雄コネクタハウジング32から取り外す際にランス36を強制的に撓み変形させるための解除治具(図示せず)や端子検査装置120に備わる端子接触部127などが挿入可能とされる。
続いて、端子検査装置120について説明する。本実施形態に係る端子検査装置120は、着脱可能部122及び一対の端子接触部127の構造が上記した実施形態1に記載されたものから変更されているものの、検査装置本体21及び検査用電気回路部23に関しては、上記した実施形態1に記載されたものと同様となっている。従って、以下では、専ら着脱可能部122及び一対の端子接触部127の構成の変更点について説明を行い、検査装置本体21及び検査用電気回路部23の構成に関しては説明を省略するとともに、上記した実施形態1と同一の符号を付すものとする。
本実施形態に係る端子検査装置120に備わる着脱可能部122は、図8に示すように、端子保持部122aがハウジング収容部122bよりも後方に突出する構成とされる。詳しくは、端子保持部122aは、ハウジング収容部122bの内部空間に突き出しており、その周りが略筒状をなすハウジング収容部122bによって取り囲まれている。ハウジング収容部122bと端子保持部122aとの間に空けられた空間は、後方に開口していてここに後方から雄コネクタハウジング32のフード部38が挿入可能とされている(図11を参照)。
一対の端子接触部127は、図8に示すように、上記した実施形態1に記載されたものと同様の接続端子側接触部127bと、雄端子金具31に対して直接接触される雄端子金具側接触部40と、をそれぞれ有している。そして、各端子接触部27のうち、図8に示す上段側の端子接触部127は、雄端子金具側接触部40が雄端子金具31における被係止突部34に対して接触可能な被係止突部接触部(被係止部接触部)128とされるのに対し、図8に示す下段側の端子接触部127は、雄端子金具側接触部40が雄端子金具31におけるタブ33に対して接触可能なタブ接触部(接点接触部)41とされる。これにより、一対の端子接触部127は、雄コネクタハウジング32の端子収容室35内に挿入された雄端子金具31が正規深さに達している場合には、雄端子金具31における異なる箇所に接触するものの、雄端子金具31が正規深さに達していない場合には、一方の端子接触部127(図8に示す上段側の端子接触部127)が雄端子金具31とは非接触とされるようになっている。
詳しくは、一対の端子接触部127のうち、図8に示す上段側の端子接触部127は、図8に示すように、接続端子側接触部127b及び被係止突部接触部128が端子保持部122aに対して前後に突き出す形で設けられている。端子保持部122aから後方に突き出す被係止突部接触部128は、着脱可能部122が着脱可能部収容部21bに収容された状態では、図9に示すように、端子保持部122aと共に着脱可能部収容部21bから後方に突き出している。一方、図8に示す下段側の端子接触部127は、タブ接触部41が端子保持部122a内に収まる形で設けられている。タブ接触部41には、その後端部から立ち上がって自由端が前方へ向けて延在する形で片持ち状をなす弾性接触片42が設けられており、この弾性接触片42がタブ33に対して弾性接触可能とされる。端子保持部122aには、タブ接触部41及び弾性接触片42を収容する開口部43が後方へ開口する形で設けられている。この開口部43には、ハウジング収容部122bに雄コネクタハウジング32が収容されるのに伴って後方からタブ33が挿入可能とされる(図11を参照)。なお、タブ接触部41を有する端子接触部127は、「タブ用端子接触部(接点用端子接触部)」である、と言える。
本実施形態に係る端子検査装置120は以上のような構造であり、続いて端子検査装置120を用いた端子検査方法について説明する。なお、上記した実施形態1と同様に、端子検査を実行するのに先立って、図8に示す状態から、検査装置本体21の着脱可能部収容部21b内に着脱可能部122を後方から挿入し、図9に示す状態としておく。この状態では、各接続端子26に対する各端子接触部127の接続が図られるものの、一対の端子接触部127が相互に短絡されていないことから、検査用電気回路部23は開回路となっており、報知部25は非点灯(非発光)状態とされる。ここで使用される着脱可能部122は、雄コネクタ30用のものであり、上記した実施形態1に記載された雌コネクタ10用の着脱可能部22(図3を参照)ものとは異なっている。これに対し、検査装置本体21は、上記した実施形態1に記載されたものと同一のものである。つまり、この端子検査装置120によれば、着脱可能部22,122のみを交換すれば、検査対象の変更に柔軟に且つ低コストでもって対応することができる。
端子検査方法は、雄端子金具31を雄コネクタハウジング32の端子収容室35内に挿入する端子挿入工程と、雄コネクタハウジング32を端子検査装置120のハウジング収容部122b内に収容して雄端子金具31の挿入状態を検知する検知工程(ハウジング収容工程)と、報知部25による報知の有無を確認する報知確認工程(検知確認工程)と、からなる。
端子挿入工程では、図7に示す状態から、電線Wの端末に接続された雄端子金具31を雄コネクタハウジング32の端子収容室35内に後方から挿入する。挿入途中では、被係止突部34によってランス36が外向きに押圧されることで、ランス36が撓み変形される。雄端子金具31が正規深さに達すると、図9に示すように、被係止突部34による押圧状態が解除されるとともにランス36が弾性復帰してその先端部が被係止突部34の後端部に対して係止され、それにより雄端子金具31の抜け止めが図られる。この状態では、被係止突部34は、その全域が弾性復帰したランス36の前方の空間に配され、第2開口部37a2を通して前方外部に露出する。一方、雄端子金具31の挿入深さが正規深さに達しない場合には、図10に示すように、ランス36が撓み変形した状態のまま被係止突部34に乗り上げており、被係止突部34は、正規深さに達した場合よりも後退した位置(詳しくはランス36と前後方向について重なり合う位置)に留め置かれている。
検知工程では、図9及び図10に示す状態から、雄端子金具31が挿入された雄コネクタハウジング32のフード部38を端子検査装置120における着脱可能部122のハウジング収容部122b内に後方から挿入する。このとき、ハウジング収容部122bよりも後方に突出する端子保持部122aが、フード部38の内部空間内に前方から嵌合される。端子保持部122aがフード部38の内部空間内に嵌合される過程では、上段側の端子接触部127(被係止突部用端子接触部)の被係止突部接触部128が第2開口部37a2を通して端子収容室35内に前方から挿入されるとともに、雄端子金具31のタブ33が端子保持部122aの開口部43内に後方から挿入される。ここで、雄端子金具31の挿入深さが正規深さに達していた場合には、図11に示すように、第2開口部37a2に通された被係止突部接触部128が雄端子金具31の被係止突部34に接触されるとともに、端子保持部122aの開口部43内に挿入されたタブ33がタブ接触部41の弾性接触片42に弾性接触される。これに伴い、一対の端子接触部127が雄端子金具31を介して短絡されるので、検査用電気回路部23が閉回路となる。すると、電源部24の電力が報知部25に供給されるので、報知部25が点灯状態となる。報知確認工程では、作業者が報知部25の点灯を確認することで、雄端子金具31が正規深さに達していた、との検査結果を知ることができる。
一方、雄端子金具31の挿入深さが正規深さに達していない場合には、図12に示すように、端子保持部122aの開口部43内に挿入されたタブ33については、タブ接触部41の弾性接触片42にに弾性接触されるものの、第2開口部37a2に通された被係止突部接触部128は、雄端子金具31の被係止突部34に接触されることがない。一対の端子接触部127は、雄端子金具31によって短絡されることがないので、検査用電気回路部23は開回路のままとなる。従って、電源部24の電力が報知部25に供給されることがないので、報知部25は非点灯状態のままとなる。報知確認工程では、作業者が報知部25の非点灯を確認することで、雄端子金具31が正規深さに達しておらず半挿入であった、との検査結果を知ることができる。以上のように、雄コネクタハウジング32の端子収容室35内に挿入された雄端子金具31が正規深さに達したか否か、を検査用電気回路部23によって電気的に検知することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、タブ接触部(接点接触部)41は、接点部がタブ33とされる場合にはタブ33に対して弾性接触する弾性接触片42を有する。このようにすれば、接点部が弾性をほぼ有さないタブ33とされる場合であっても、タブ接触部41が弾性接触片42を有することで、雌端子金具11に対する接触状態が安定したものとなる。
<他の実施形態>
本明細書に開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書に開示される技術に含まれる。
(1)上記した各実施形態では、コネクタハウジング(雌コネクタハウジングまたは雄コネクタハウジング)の端子収容室内に端子金具(雌端子金具または雄端子金具)を挿入した後で、コネクタハウジングを端子検査装置のハウジング収容部内に収容する、といった手順で検査を行う場合を示したが、コネクタハウジングを端子検査装置のハウジング収容部内に収容した後に、コネクタハウジングの端子収容室内に端子金具を挿入する、といった手順で検査を行っても構わない。その場合は、端子金具を端子収容室内に挿入する際に端子金具の挿入深さが検知されることになる(端子挿入工程が検知工程となる)。
(2)上記した各実施形態では、端子金具(雌端子金具または雄端子金具)が正規深さに達しない場合には、接点部(弾性接触片またはタブ)に接点接触部(弾性接触片接触部またはタブ接触部)が接触するものの、被係止突部に被係止突部接触部が非接触とされる構成を示したが、端子金具が正規深さに達しない場合には、被係止突部に被係止突部接触部が接触されるものの、接点部に接点接触部が非接触とされる構成であっても構わない。また、端子金具が正規深さに達しない場合には、接点部に接点接触部が非接触とされ且つ被係止突部に被係止突部接触部が非接触とされる構成であっても構わない。
(3)上記した各実施形態では、一対の端子接触部が端子金具(雌端子金具または雄端子金具)の接点部(弾性接触片またはタブ)と被係止突部とに接触される場合を示したが、端子金具において端子接触部が接触される具体的な箇所は、接点部や被係止突部以外にも適宜に変更可能である。具体的には、例えば端子金具がコネクタハウジングの係止溝部に係止可能な金属ランスを備えた構成においては、端子接触部が金属ランスに対して接触される構成を採ることも可能である。さらには、端子金具が上記のような金属ランスを一対有する構成の場合には、一対の端子接触部が一対の金属ランスに対して接触される構成を採ることも可能であり、その場合は端子接触部が端子金具の接点部とは接触することがないものとされる。
(4)上記した各実施形態以外にも、端子検査装置の具体的な構成は適宜に変更可能である。例えば、検査用電気回路部における一対の回路端部として一対のプローブを備えるテスターを端子検査装置として用いるようにし、当該テスターによって一対の端子接触部間の導通検査や抵抗値の測定を行うことで、端子金具が正規深さに達したか否かを検査するようにしても構わない。
(5)上記した各実施形態では、報知部が通電に伴って点灯する報知光源とされる場合を示したが、例えば報知部が通電に伴って音を発する報知音源とされてもよい。それ以外にも、報知部が通電に伴って振動する報知振動源とされてもよい。さらには、通電に伴って上記の中から複数を同時に発現する報知部を用いることも可能である。
(6)上記した各実施形態では、検査装置本体において接続端子配置部の内部空間に接続端子が配置される場合を示したが、接続端子の大部分(例えば、端子接触部との接触箇所を除く部分)が接続端子配置部に埋設されていても構わない。
(7)上記した各実施形態では、検査装置本体に対して着脱可能な形で着脱可能部が取り付けられる構成の端子検査装置を例示したが、着脱可能部が省略されて検査装置本体に一対の端子接触部が取り外し不能な状態で設けられる構成の端子検査装置であっても構わない。
(8)上記した各実施形態では、説明の都合上、検査対象となる端子金具(雌端子金具または雄端子金具)のみを図示しているが、コネクタ(雌コネクタまたは雄コネクタ)に複数の端子金具が備えられる場合には、複数の端子金具の一部を検査対象とし、複数の端子金具に検査対象外となる端子金具(検査されない端子金具)が含まれていても構わない。なお、コネクタに備えられる複数の端子金具を全て検査するようにしても勿論構わない。
(9)上記した各実施形態以外にも、端子金具(雌端子金具または雄端子金具)の端子本体(雌端子本体または雄端子本体)における被係止突部の設置側面は適宜に変更可能であり、その場合には、被係止突部の配置に応じてランスの配置についても変更される。
(10)上記した各実施形態では、「被係止部」が、端子金具(雌端子金具または雄端子金具)の端子本体(雌端子本体または雄端子本体)から突出する被係止突部とされる場合を示したが、例えば端子金具の端子本体にランスが進入可能な開口部を形成し、その開口部のうちランスが係止される開口縁を「被係止部」とされる場合であってもよい。
(11)上記した各実施形態以外にも、端子金具のうちランスによる係止箇所以外の箇所に係止するリテーナを備えた二重係止コネクタを検査対象とすることも可能である。
本明細書に開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書に開示される技術に含まれる。
(1)上記した各実施形態では、コネクタハウジング(雌コネクタハウジングまたは雄コネクタハウジング)の端子収容室内に端子金具(雌端子金具または雄端子金具)を挿入した後で、コネクタハウジングを端子検査装置のハウジング収容部内に収容する、といった手順で検査を行う場合を示したが、コネクタハウジングを端子検査装置のハウジング収容部内に収容した後に、コネクタハウジングの端子収容室内に端子金具を挿入する、といった手順で検査を行っても構わない。その場合は、端子金具を端子収容室内に挿入する際に端子金具の挿入深さが検知されることになる(端子挿入工程が検知工程となる)。
(2)上記した各実施形態では、端子金具(雌端子金具または雄端子金具)が正規深さに達しない場合には、接点部(弾性接触片またはタブ)に接点接触部(弾性接触片接触部またはタブ接触部)が接触するものの、被係止突部に被係止突部接触部が非接触とされる構成を示したが、端子金具が正規深さに達しない場合には、被係止突部に被係止突部接触部が接触されるものの、接点部に接点接触部が非接触とされる構成であっても構わない。また、端子金具が正規深さに達しない場合には、接点部に接点接触部が非接触とされ且つ被係止突部に被係止突部接触部が非接触とされる構成であっても構わない。
(3)上記した各実施形態では、一対の端子接触部が端子金具(雌端子金具または雄端子金具)の接点部(弾性接触片またはタブ)と被係止突部とに接触される場合を示したが、端子金具において端子接触部が接触される具体的な箇所は、接点部や被係止突部以外にも適宜に変更可能である。具体的には、例えば端子金具がコネクタハウジングの係止溝部に係止可能な金属ランスを備えた構成においては、端子接触部が金属ランスに対して接触される構成を採ることも可能である。さらには、端子金具が上記のような金属ランスを一対有する構成の場合には、一対の端子接触部が一対の金属ランスに対して接触される構成を採ることも可能であり、その場合は端子接触部が端子金具の接点部とは接触することがないものとされる。
(4)上記した各実施形態以外にも、端子検査装置の具体的な構成は適宜に変更可能である。例えば、検査用電気回路部における一対の回路端部として一対のプローブを備えるテスターを端子検査装置として用いるようにし、当該テスターによって一対の端子接触部間の導通検査や抵抗値の測定を行うことで、端子金具が正規深さに達したか否かを検査するようにしても構わない。
(5)上記した各実施形態では、報知部が通電に伴って点灯する報知光源とされる場合を示したが、例えば報知部が通電に伴って音を発する報知音源とされてもよい。それ以外にも、報知部が通電に伴って振動する報知振動源とされてもよい。さらには、通電に伴って上記の中から複数を同時に発現する報知部を用いることも可能である。
(6)上記した各実施形態では、検査装置本体において接続端子配置部の内部空間に接続端子が配置される場合を示したが、接続端子の大部分(例えば、端子接触部との接触箇所を除く部分)が接続端子配置部に埋設されていても構わない。
(7)上記した各実施形態では、検査装置本体に対して着脱可能な形で着脱可能部が取り付けられる構成の端子検査装置を例示したが、着脱可能部が省略されて検査装置本体に一対の端子接触部が取り外し不能な状態で設けられる構成の端子検査装置であっても構わない。
(8)上記した各実施形態では、説明の都合上、検査対象となる端子金具(雌端子金具または雄端子金具)のみを図示しているが、コネクタ(雌コネクタまたは雄コネクタ)に複数の端子金具が備えられる場合には、複数の端子金具の一部を検査対象とし、複数の端子金具に検査対象外となる端子金具(検査されない端子金具)が含まれていても構わない。なお、コネクタに備えられる複数の端子金具を全て検査するようにしても勿論構わない。
(9)上記した各実施形態以外にも、端子金具(雌端子金具または雄端子金具)の端子本体(雌端子本体または雄端子本体)における被係止突部の設置側面は適宜に変更可能であり、その場合には、被係止突部の配置に応じてランスの配置についても変更される。
(10)上記した各実施形態では、「被係止部」が、端子金具(雌端子金具または雄端子金具)の端子本体(雌端子本体または雄端子本体)から突出する被係止突部とされる場合を示したが、例えば端子金具の端子本体にランスが進入可能な開口部を形成し、その開口部のうちランスが係止される開口縁を「被係止部」とされる場合であってもよい。
(11)上記した各実施形態以外にも、端子金具のうちランスによる係止箇所以外の箇所に係止するリテーナを備えた二重係止コネクタを検査対象とすることも可能である。
11:雌端子金具(端子金具)、12:雌コネクタハウジング(コネクタハウジング)、13:弾性接触片(接点部)、14:被係止突部(被係止部)、15:端子収容室、16:ランス(端子係止部)、20,120:端子検査装置、21:検査装置本体、21b:着脱可能部収容部、21c:接続端子配置部、22,122:着脱可能部、22b,122b:ハウジング収容部、23:検査用電気回路部、23a:回路端部、24:電源部、25:報知部、26:接続端子、27,127:端子接触部、28,128:被係止突部接触部(被係止部接触部)、29:弾性接触片接触部(接点接触部)、31:雄端子金具(端子金具)、32:雄コネクタハウジング(コネクタハウジング)、33:タブ(接点部)、34:被係止突部(被係止部)、35:端子収容室、36:ランス(端子係止部)、41:タブ接触部(接点接触部)、42:弾性接触片
Claims (8)
- コネクタハウジングの端子収容室内に挿入された端子金具における異なる箇所に接触可能な一対の端子接触部であって、少なくともいずれか一方の前記端子接触部が、前記端子収容室内に挿入されて正規深さに達しない前記端子金具とは非接触とされるものの、前記正規深さに達した前記端子金具には接触される一対の端子接触部と、
一対の前記端子接触部に接続される一対の回路端部を有する検査用電気回路部と、を備える端子検査装置。 - 少なくとも前記検査用電気回路部を有する検査装置本体と、
一対の前記端子接触部が設けられ前記検査装置本体に着脱可能な形で取り付けられる着脱可能部と、を備える請求項1記載の端子検査装置。 - 前記着脱可能部には、前記コネクタハウジングを収容するハウジング収容部が設けられており、
前記検査装置本体には、一対の前記回路端部を構成する一対の接続端子と、前記着脱可能部を収容する着脱可能部収容部と、前記着脱可能部収容部に隣り合う形で配されて一対の前記接続端子が配される接続端子配置部と、が設けられている請求項2記載の端子検査装置。 - 一対の前記端子接触部の少なくともいずれか一方は、前記端子金具において接続対象となる相手端子との接点部に接触される接点接触部を有している請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の端子検査装置。
- 前記接点接触部は、前記接点部がタブとされる場合には前記タブに対して弾性接触する弾性接触片を有する請求項4記載の端子検査装置。
- 一対の前記端子接触部の少なくともいずれか一方は、前記端子金具のうち、前記正規深さに達したときに前記コネクタハウジングに設けられた端子係止部が係止される被係止部に接触される被係止部接触部を有している請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の端子検査装置。
- 前記検査用電気回路部は、
一端側が一対の前記端子接触部のうちの一方側に接続される電源部と、
前記電源部からの電力の供給を受けると報知機能を発する報知部であって、一端側が前記電源部の他端側に、他端側が一対の前記端子接触部のうちの他方側にそれぞれ接続される報知部と、を備える請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の端子検査装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の端子検査装置を用いた端子検査方法。
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