JP2017211039A - 自在継手 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自在継手は、一対の側板とこれら側板の上面に設けられる天板とを備えた配管カバーに接続される。この自在継手は、布地からなり、水平方向及び垂直方向に屈曲自在な布製本体20を備える。布製本体20は、天板及び側板の延長上に位置する天面布部21a及び一対の側面上布部21bと、自在継手が屈曲された状態において、垂直方向に沿った平面で布製本体20を切った断面形状が天面布部21a及び一対の側面上布部21bにより形成される逆U字状から変形することを抑制するための第1形状維持手段としての第1軸芯体25とを備える。
【選択図】 図5
Description
この構成によれば、第1形状維持手段が布製本体に1個のみ設けられる場合に比べ、布製本体を屈曲させたときに布製本体が湾曲状に変形し易くなる。このため、自在継手内の冷媒配管を配置するための空間を確保し易くなる。
この構成によれば、布製本体の布地が第1軸芯体の形状に沿って折り曲げられることにより逆U字状に形成されるため、逆U字状の布製本体を容易に形成することができるとともに布製本体が逆U字の形状を容易に維持することができる。
図1に示すように、ビル屋上には、複数台の室外ユニット1が並べて設置されている。ビル屋上において室外ユニット1から離れた箇所には、室外ユニット1からビル内へ冷媒配管を導入する所謂ハト小屋2が建てられている。カバーユニットは、複数台の室外ユニット1とハト小屋2との間の冷媒配管をカバーしている。カバーユニットは、複数台の室外ユニット1からの冷媒配管を集合させながらカバーするように複数の直線状の配管カバー3が配置されたものである。これら配管カバー3は、所定の間隔で設置した橋棚上の架台4上に取り付けられている。またカバーユニットは、ハト小屋2にウォールプレート5を介して取り付けられた鋼板製の立面エルボ45°セット6を含む。
図2(a)〜(c)に示すように、配管カバー3は、一対の側板11と、これら側板11の上面に取り付けられる天板12とを備える。配管カバー3は、水平方向のうちの配管カバー3の幅方向に直交する方向が長手方向となる。配管カバー3内には、冷媒配管が配管カバー3の長手方向に沿って敷設されている。
次に、第1の自在継手7及び第2の自在継手8の構成について説明する。第1の自在継手7及び第2の自在継手8は上述のとおり同一構造であり、屈曲形態が異なるのみである。このため、以下では第1の自在継手7について説明し、第2の自在継手8については第1の自在継手7と同一構成要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
図8に示すように、第1布製本体21においては、まずシート状の布地の両端部に第1先端板28が取り付けられる。なお、布地には、ハトメ23を取り付けるための孔が予め形成されている。次に、図5に示すように、予め逆U字状に形成された複数の第1軸芯体25が布地に所定の間隔をあけて配置されるとともに支持部材26により固定される。これにより、布地が第1軸芯体25に沿った形状を取る。すなわち、天面布部21a、一対の側面上布部21b及び一対の上角部21cが形成される。最後に、側面上布部21bの下端部を上側に折り曲げられた状態でハトメ23を取り付けられる。
次に、図1〜図3、図9及び図10を参照して、本実施形態の自在継手の作用について説明する。なお、図9では、自在継手の作用を顕著に示すため、自在継手を水平方向及び垂直方向に45°に亘り屈曲した構成を示す。図10では、比較例の自在継手(以下、「比較自在継手」)を水平方向及び垂直方向に45°に亘り屈曲した構成を示す。なお、比較自在継手は、布製本体20から第1軸芯体25、第2軸芯体27及び支持部材26を省略した構成である。このため、以下の比較自在継手の説明においては、布製本体20と共通の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態の自在継手は、次のような効果を奏することができる。
(1)布製本体20が水平方向及び垂直方向の両方向に屈曲自在であるので、図2に示すように、布製本体20を屈曲させることにより水平方向及び垂直方向に変形可能な状態で配管カバー3同士を接続することができる。このため、カバーユニットにおける水平方向における曲り部、垂直方向における曲り部、或いは水平及び垂直の両方向に対し曲がる曲り部において自在継手7,8を利用することができる。したがって、カバーユニットの施工において、継手の共用化を図り、これによりカバーユニットの設計施工コストを軽減し、併せて施工工事の短期化を図ることができる。
上記実施形態に関する説明は、本発明の自在継手が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明の自在継手は、例えば以下に示す上記実施形態の変形例、及び相互に矛盾しない少なくとも二つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。
・上記実施形態において、布製本体20から第2布製本体22を省略してもよい。この場合、布製本体20の一対の側面布部は、第1布製本体21の一対の側面上布部21bからなる。
7 第1の自在継手(自在継手)
8 第2の自在継手(自在継手)
11 一対の側板
12 天板
20 布製本体
21 第1布製本体
21a 天面布部
21b 一対の側面上布部(側面布部)
21c 一対の上角部
22 第2布製本体
22a 底面布部
22b 一対の側面下布部(側面布部)
22c 一対の下角部
25 第1軸芯体(第1形状維持手段)
25a 一対の上曲部
25b 上芯部
27 第2軸芯体(第2形状維持手段)
40 硬布部(第1形状維持手段)
41 軟布部
Claims (6)
- 一対の側板(11)とこれら側板(11)の上面に設けられる天板(12)とを備えた配管カバー(3)に接続される自在継手(7,8)であって、
布地からなり、水平方向及び垂直方向に屈曲自在な布製本体(20)を備え、
前記布製本体(20)は、前記天板(12)及び前記側板(11)の延長上に位置する天面布部(21a)及び一対の側面布部(21b,22b)と、前記自在継手(7,8)が屈曲された状態において、前記垂直方向に沿った平面で前記布製本体(20)を切った断面形状が前記天面布部(21a)及び前記一対の側面布部(21b,22b)により形成される逆U字状から変形することを抑制するための第1形状維持手段とを備える
ことを特徴とする自在継手。 - 前記第1形状維持手段は、前記自在継手(7,8)の長手方向において間隔をあけて複数設けられている
請求項1に記載の自在継手。 - 前記第1形状維持手段は、前記天面布部(21a)の幅方向の全体に架け渡されるとともに、前記布製本体(20)における前記天面布部(21a)及び前記一対の側面布部(21b,22b)により形成される一対の上角部(21c)の形状を規定する第1軸芯体(25)を備え、
前記第1軸芯体(25)は、前記一対の上角部(21c)を形成する一対の上曲部(25a)と、前記幅方向において前記一対の上曲部(25a)を繋ぐ上芯部(25b)とを備える
請求項1又は2に記載の自在継手。 - 前記第1形状維持手段は、前記第1軸芯体(25)が前記布製本体(20)に取り付けられてなる
請求項3に記載の自在継手。 - 前記布製本体(20)は、剛性が高い硬布部(40)と、剛性が低い軟布部(41)とからなり、
前記第1形状維持手段は、前記硬布部(40)から構成されている
請求項1又は2に記載の自在継手。 - 前記布製本体(20)は、上方部を構成する第1布製本体(21)と、下方部を構成する第2布製本体(22)とに分割され、
前記第1布製本体(21)は、前記天面布部(21a)と、前記側面布部(21b,22b)における少なくとも上方の布部を構成する側面上布部(21b)と、前記第1形状維持手段とを備え、
前記第2布製本体(22)は、前記垂直方向において前記天面布部(21a)と間隔をあけて対向する底面布部(22a)と、前記側面布部(21b,22b)における少なくとも下方の布部を構成する側面下布部(22b)と、前記自在継手(7,8)が屈曲された状態において、前記垂直方向に沿った平面で前記第2布製本体(22)を切った断面形状が前記底面布部(22a)及び前記一対の側面下布部(22b)により形成されるU字状から変形することを抑制するための第2形状維持手段とを備える
請求項1〜5のいずれか一項に記載の自在継手。
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